はてなキーワード: 金田一とは
パルワールドの件について「パクりパクられでゲームは発達してきた」とか「〇〇も××のパクリだろ」とか「この世の中に真にオリジナルのものなんてない」とかそういう擁護(?)が目立つが、それって今問題にしてることと違うじゃん。
パルワールドは、ビジュアルをパクってるから問題になってんだよ。意図的なのか本気で理解できていないのかわからんが、システムのパクリの話にすり替えるのはやめろ。
システムってのはパクってもいいんだよ。パテントでプロテクトしている部分以外はな。だから将棋を元に俺がボードゲーム考案してもなんの問題ない。俺がドラえもんみたいな漫画を描いても問題ない。
でもビジュアルはパクったら駄目なんだよ。
ドラクエはウィザードリィのパクリだ。でもそれはシステムのパクリだから別にかまわないんだ。逆にほかのゲーム会社がドラクエのシステムをパクったゲームを作っても問題ない。でもそのゲームにドラクエそっくりの絵柄でそっくりのキャラが出てきたらそれはダメだろ。
名探偵コナンは金田一少年の事件簿の二番煎じだが、「推理漫画」というシステムのパクリだから問題ないんだよ。でもコナンの絵柄が金田一そっくりで、金田一のキャラと同じ見た目のキャラがでてくる漫画だったならそれはアウトだ。
俺は「ドラえもんに構造が似ている漫画」を描く自由はあるが「ドラえもんやのび太が出てくる漫画」とか「ドラえもんやのび太そっくりのキャラが出てくる漫画」を描く自由はない。
しっかし2時間半のなかでよくもまあこんだけ詰め込んで最後そのネタ晴らしまでやったなあというのがまずある
そういうときって実はそいつ関係ないってパターンのほうがよく見るイメージあったけど
逆にもろかかわってたってのも新鮮だった
ねたばらししたあと犯人が自殺すんのもこれが最初だったりすんのかね?さすがにそれはないんかな
未然に防いだら事件としてつまんないとはいえ、金田一はほんまなんもせん無能だなーと
本人もラストで、ぼくがもっと早く気づいてたらみたいなこと言ってたけど
でもまあ2時間半!?なげーわ!!と思ったけど見始めたらあっという間だったから、
50年前の映画で長時間退屈せず見させられたってことは自分にとってはそれなりにおもろい映画だったんだと思う
https://anond.hatelabo.jp/20230725215629
これ書いてる増田はミステリ全然読まないのね。で、知人から「まずは『十角館の殺人』とか『殺戮に至る病』読め」って言われて読んだのよ。
正直言うがこの2つ面白いか? キャラクター観が激古くて読むに堪えないって感想がかなりでかい。
もちろん、大ネタのトリックはそこそこ驚いたので悪くはなかった。でもそれにしたって描写がかなり厳しいと思っちゃったんだよ。
まあ本音を言えばタイトルはアオリよ。自分がどうやら小説を読むときにキャラクター描写やストーリーを偏重しすぎるきらいがあるので、例にあげた2つのおもしろさがわからないのは当たり前というか、どちらもそういうのを狙ってる作品じゃないよね。だからおもしろく思えないのは単にnot for meってのはわかる。
でもなお思っちゃうのはさ、世間的になんであんなにこの2作品が褒められてるのかが逆にわかんなかったんだよ。
この辺でアドバイスあったら教えてくれないか? 世間的に褒められてる作品が理解できないの、多分自分のレセプターが歪んでる可能性があるのでラーニングしたいんすよ。でもミステリに関する知識がマジでないからとっかかりがなくてすごく困ってる。
めっちゃコメントきてるありがとう!めちゃくちゃたくさん反応もらって追いきれてないけどすげえ助かる!整理するんで少し待ってくれ!
追記2
いきなり訂正なんだけど俺めっちゃミステリ読んでたわ! みんなが挙げてくれてた作品だとこんな感じだわ!
でも上に挙げた奴あんまりミステリミステリって気持ちで読んでなかったわ!
最初書かなかった事情を書くとさ、こないだたまたま見かけたおすすめミステリ100冊みたいな文章の冒頭に「『十角館の殺人』読んでないならまず読め。こんな文章読んでる場合じゃないんよ」って書かれてたから『十角館の殺人』読んだらピンと来なくて困ってたんだよ。「ミステリとは一体なんなんだ……?」みたいな気持ちですよ。でも全然読んでた! ごめん! 俺が間違ってた!
これはみんなが色々教えてくれて少しわかったと思う。そもそも「本格ミステリ」と「新本格ミステリ」というジャンルの間に「社会派ミステリ」ってのがあったんだな。その反動で新本格が出てきた。なんか「『本格って単語がついてるミステリ』がわからないならミステリのことがわかってない」みたいな気持ちになってたけどそんなことなかったんだな……。
十角館の殺人とかも、描写がちょい厳しいなってのも時代的なこと考えたら理解はできる。こないだヤマシタトモコの古い作品読んだら「ホモ」って言葉連呼されまくってて「マジで?」ってなったの思い出した。10年程度で感覚は全然かわるし30年あれば言わずもがななんだよな。
いやさ「本格ミステリ」とか言われてる作品がピンとこなかったらちょいビビっちゃったんですよ。だって「本格」がわかんないなら「ミステリ」って何? って感じじゃん? でもあんまり気にしなくてよさそうだな。いろいろなミステリがあっていい! そういうことか!
自分が好きなSFとかが「SFとは認めん!」みたいなこと言ってる作家多かった経験からすげえジャンルに対して身構えていたんだけど、当たり前だがいろいろな楽しみ方があるんだな……。ありがとう。そこマジでわかってなかった。ミステリファンは全員「本格ミステリがわからんやつはミステリのことなんもわかってない」くらいに白眼視されると思ってた(冗談じゃなく本気で思ってた)。これは俺の偏見だったわ。本当にすまん。
どうやら世間的には日常ミステリとかキャラが経ってる新本格とかたくさんあるっぽい。みんなが面白いって言ってくれた作品追っかけてみる。ありがとう!!!
多いわ!!!
lady_joker 100文字では書けないのでこっちに書いた。推敲していないので、チビを迎えに行ってから直すかも https://anond.hatelabo.jp/20230726161801
fushigishiatsu 増田と友達になりたい、という文章を書きました。https://twitter.com/3216/status/1684044848628916224
フレンド!!!
bokmal 子供の頃親の本棚のエラリー・クイーンを読んだらおもしろすぎて、小遣いで古本買い集めたけど、大人になってから読むと「おもしろいけどそこまでか…?」てなった。子供はゲームブックと小説区別しないしなー。
プリキュア見てる時にそれが割り込んできてキツいって気持ちはわかるよ
じゃあ別の例で
単行本の雑談コーナーに幸福の科学のちゃんぽん仏教用語出てきたりさ
何よりそんなルールはねえとか自由が優先だとかはもちろんそうだけどね
あとさあ
民主主義の建前では政治的な発言の自由は勿論めっちゃ大事なんだけど
何党支持でも黙っとけって思っちゃうよ俺は
芸能人や漫画買って「一般人レベルかそれ以下の見識しかねーのに影響力ばっかでかい人」じゃね?
何かにかぶれてからの発言は大体きっつくて痛々しいとしか思えない
別にプリキュア先生の発言がそうだってんじゃなくて一般論的にはね
芸能人で自民支持のやつでもアンチ自民のやつでも発言をよく見てみろよ
どう見てもただの考え浅いむきになったバカだぜ
彼等には一票の権利を与えればそれで十分なんだよ
漫画の実写化作品というのは、いつの時代もしょっちゅう作られている。
その発表を聞いて、原作ファンはどう思うだろうか。「好きな漫画が実写化される!やったー!」となる人はどれだけいるのだろう。
大抵の人は、「うわー、マジかよ」と内心げんなりするんじゃなかろうか。少なくとも、自分がリアルやインターネットで多く聞くのはそういう反応である。
なぜそんな反応をされるのかと言えば、実写化作品の多くが原作を忠実に再現したものではなく、原作の設定や要素を無視し、大幅な改変などを行ったものだからだろう。
原作のビジュアルやイメージとかけ離れた流行りの俳優やジャニーズの起用、ストーリーの変更や短縮、まるで本編と合わない主題歌・・・。
こうしたステレオタイプな実写化作品は「原作レイプ」などと揶揄されている。
ではなぜ、こうも世間から歓迎されていないにも関わらず実写化は何度も繰り返されるのか。その理由は至ってシンプル、「儲かるから」。それだけである。
ただし、儲かるのは決して原作者ではない。基本的に原作と全く無関係の人間たちである。
まず、実写化が具体的にどれだけ儲かっているのかという点だが、2017年のあるニュース番組で出されたフリップによると同年に公開された邦画は合計581本。
そのうち漫画の実写化が32本、その他が549本である。そしてそれらの内、興行収入が10億円を超えたのは実写化が13本、その他が25本である。そして10億円超えを果たした13本の実写化は同年の邦画興行収入全体の40%を占めているのに対し、その他の25本は全体の4%でしかない。
実写化は爆死している作品が多いイメージだが、それでもオリジナルの邦画よりははるかに儲かっている現実がある。
では、このうち原作者の利益はどれくらいなのか。人気漫画『銀魂』の作者・空知英秋氏によると「どれだけ観客が入ろうと、どれだけ興収をあげようと」原作者には最初に原作使用料が支払われるのみだという。この金額について、空知氏は「全体の興収からいえばハナクソみたいな額」と皮肉っている。
実際、これは事実である。例えば映画『テルマエ・ロマエ』(12年)は興行収入58億円を記録しているが、原作者に支払われた使用料はわずか100万円である。『海猿』(04年)も興行収入70億円を記録しているが、作者への使用料は250万円のみである。これらはすべて映画の話だが、恐らくドラマの場合も契約形態は同様であろう。
つまり、実写化作品がどれだけ大きな利益を生み出そうが、原作者の収入はほんの僅かばかりなのだ。作品の生みの親に支払われる報酬が、下手をすれば出演俳優のギャラよりも安いのである。
ここまでで、実写化が原作者にもたらすメリットは非常に少ないことが分かった。では、ファンにとってはどうなのかという話だが、最初に書いた通り多くの原作ファンは実写化を決して快くは思っていない。
そりゃそうだ。だって男臭い主人公がただの爽やかイケメンになってたり、大事なシーンがカットされてたり、その代わりに原作にはない女性キャラとの恋愛展開が謎に追加されていたり…。
原作に対する思い入れが強ければ強いほど、原作を侮辱されているようにしか思えないだろう。不快な思いをしないよう実写化作品に関する情報をシャットアウトしようにも、テレビやネットでバンバン広告が打たれ記者会見や本編の映像が流れまくるため嫌でも被弾する。そしてそのたびにやるせない気持ちにさせられる。
では、誰が実写化を望んでいるのかといえば、配給会社や広告代理店、出演者の所属する芸能事務所など、原作に関わっていない連中だ。
この「出演俳優のファン」たちが原作コミックを買うことで原作者の利益になるのではないか?という指摘もあるが、それはどうだろうか。例えば、『金田一少年の事件簿』はジャニーズ主演でドラマ化されているが、原作の金田一はイケメンではなく長髪に太眉で中肉中背の冴えないキャラクターである。ジャニオタが好きなのはあくまで「そのジャニタレが演じている金田一」であり、主人公がイケメンではない原作に惹かれるとは全く思えない。同じことは多くの実写化作品でいえるだろう。
つまり、漫画の実写化とは原作と無関係の連中が原作を安く買い叩いて好き勝手に作り変え、大儲けをするという非常に歪なもので原作サイドのことなど1ミリも考えられていない。
私は漫画ファンとして、この卑劣な「原作レイプ」のさらなる犠牲者が出ることを食い止めるにはどうしたらよいか常々考える。エンタメ業界にはびこる腐った根性を撲滅するのは視聴者側からは不可能なので、一番現実的なのは「実写化より儲かる別のコンテンツ」が誕生することだろう。『鬼滅の刃 無限列車編』が日本歴代トップの興行収入を上げたように、アニメの劇場版がますます盛り上がれば「とりあえず実写化」の悪しき流れは変わるかも知れない。