「パート」を含む日記 RSS

はてなキーワード: パートとは

2023-01-04

村上春樹ヒロイン登場人物たちのつながり

「鼠」は「風の歌を聴け」に始まる「鼠四部作」に登場する。主人公の友人であるが、ある日突然行方くらまし、「羊をめぐる冒険」では自ら死を選ぶ。語り手と主人公の仲は深く、あたかも語り手の半身のようである。己の半身が半ば死の世界にいるというモチーフはこの後に何度も繰り返される。

この半身のように親しい友人は「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」のなかでは幻想パートの「影」に姿を変える。彼は語り手の半身であり、語り手の記憶を保持している。壁の中に閉じ込められた世界脱出するためには二人がそろっていなければならないが、土壇場で語り手は壁の内側にとどまることを選び、影は死ぬことになる。

ノルウェイの森」では彼は「キズキ」になる。物語の序盤で排気ガスによる死を選んだことが語られ、交際相手であった直子の死の遠因となる。

また、直接の半身ではないにせよ親しい友人で自ら死を選ぶ点で共通しているのは、「ダンス・ダンス・ダンス」の「五反田君」だ。彼は連続殺人犯であったことを明かして死ぬ。このあたりのくだりは恐らくチャンドラーの影響が深い。

このように、半身はしばらくのあいだ無力な存在だったが、「海辺のカフカ」以降では様子が変わる。「カラスと呼ばれる少年」は、「カフカ少年」のもう一つの人格のように見えるが、彼は「カフカ少年」を客観視し、適切なアドバイスを与える。一貫してサポートしてくれる存在だ。半身が異界の住人であるというモチーフであり、「鼠」の系譜に属しているが、そこに自ら死を選ぶような面は見られない。「海辺のカフカ」は主人公がとても若い点でも特異だ。

ただし、佐伯さんが現実感を失った生活をするきっかけとなった、東京大学紛争で殺された友人は、佐伯さんがノルウェイの森の「直子」の系譜に属するとすれば、「キズキ」のもう一人の子孫だ。

キズキと直子が、そして佐伯さんとその恋人は幼い頃から自然性交をしていたが、まるで思春期完璧さを求める性向現実によって打ち砕かれるかのように、その関係が死によって断たれる点でも、この二つのカップル類似している。

直子

村上春樹小説には一貫して何らかの精神疾患を患った、少なくとも感情的不安的な女性が出てくる。

デビュー作の「風の歌を聴け」の時点から、「小指のない女の子」として出てくる。彼女は話している途中に突然泣き出してしまう。また、周囲の人々がひどいことを言うとも語るが、これが事実なのか、精神疾患ゆえの妄想なのかどうかは判然としない。

この系譜が「1973年のピンボール」の中ですでに亡くなっているかつての恋人「直子」につながり、さらに「羊をめぐる冒険」の「誰とでも寝る女の子」につながっているかどうかはわからない。ただ、「ノルウェイの森」の「直子」には直接つながっているだろう。語り手の過ちによって感情を失った「国境の南、太陽の西」の「大原イズミ」も、彼女の裏面だ。「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」の「白根柚木」もその子孫だ。

また、恋人または妻の一つのアーキタイプとして、「ねじまき鳥クロニクル」の「クミコ」「加納クレタ」や「スプートニクの恋人」の「にんじん」の母にも発展しているようにも思える。

より明確な形としては、「海辺のカフカ」の「佐伯さん」が子孫のようだ。前述のように恋人の死をきっかけに精神を病む、少なくともある種の現実感を失ってしまう点が共通している。ただし、佐伯さんは後述の老女の系譜もつながっている。ピアノができたことを考えると、「スプートニクの恋人」の「ミュウ」も「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」の「白根柚木」も同じカテゴリに入れていい。

そもそもこのキャラクターの流れについての記述は、誰が後の作品の誰に直接発展したかを明確に追うことではない。おそらくはいくつも混ざり合っている。むしろ、これは村上春樹作品解釈するための補助線として見るのが適切だろう。

彼女がやたらとタフになったのが「1Q84」の「青豆」かもしれない。あるいは、生命力にあふれている点では後述の「ミドリ」だろうか。

ミドリ

直子とは対照的な心身が比較健康タイプ女性系譜もある。

性に対する好奇心の強い「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」の「太った娘」もそうだが、彼女は後述する「少女」の系譜につながる面もある。

同じく制に対して罪悪感を持たない「ノルウェイの森」の「ミドリ」、「国境の南、太陽の西」の「島本さん」、「スプートニクの恋人」の「すみれ」、「海辺のカフカ」の「さくら」(どうでもいいがこのキャラのせいでおねショタに目覚めた)、「1Q84」の安田恭子へとつながっている。

少女たち

村上春樹作品時系列順に読み返すと、ある時点で突然新しい属性を持ったキャラクター群が登場する。それは、どことな巫女的な力を持った若い女性である

前兆としてあらわれるのが、「羊をめぐる冒険」では耳専門のモデルをしている21歳の女性だ。彼女不思議な力で主人公を羊へと導くが、物語の終盤を前に姿を消してしまうので、いくばくか影が薄い。しかし、「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」に出てくる肥満17歳女の子は語り手を「やみくろ」の支配する東京の地下世界にいざなう

より少女性が強まるというか、単純に年齢が幼くなるのが「ダンス・ダンス・ダンス」に登場する13歳のユキで、彼女五反田君の殺人痕跡巫女のように感じ取ることができた。

ねじまき鳥クロニクル」での「笠原メイ」は、映画ロリータ」を思わせる登場の仕方をするし、終盤では主人公を救う力の源であるかのように描写されている。月光の下で裸身をさらす姿は、今までの村上春樹にはなかった描写である。確かにノルウェイの森」で「直子」がそうするシーンはあるが、彼女は成人した女性だ。

海辺のカフカ」では夢の中に現れる十五歳の佐伯さんの姿を取る、ここでは少女との性交が初めて描かれる。

巫女的な少女系譜がより明確になるのが「1Q84」に出てくる17歳カルト教団育ちである「ふかえり」だ。彼女は何らかの学習障害を患っていて独特の話し方をするが、彼女との性交異世界との経路となる。

村上春樹が歳を重ねて少女との性交を書くのをためらわなくなっていったのは面白い(【追記】「ふかえり」にいたっては巨乳文学少女という属性!)。というのも、「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」では肥満女の子から私と寝ないかと誘われて断っているからだ。

老人

大学の先輩がこう述べていた。ある種の作家自分が生まれる十年ほど前の出来事テーマにすることがある。なぜなら、自分が参加できなかった「祭り」だからだ。これが事実かどうかはわからないが、村上春樹は古くから第二次世界大戦中国テーマに含まれている。「鼠」の父親戦争とその後の混乱で金持ちになった人間だ。興味深いことに村上春樹の父は中国従軍している。

(余談だけれどもこの先輩は村上春樹作品にしばしば出てくる井戸「イド」まり無意識示唆しているのではないかと言っていた)

さて、老人がキャラクターとして物語信仰に深くかかわるようになったのは、「羊をめぐる冒険」の「羊博士からだろう。彼はいるかホテルにこもったきりで、外に出ようとしない。しかし、探し求めている羊がどこにいるかという重大な情報を指し示す。

世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」でも、現実パートには「老博士」が出てくるし、幻想パートには退役した「大佐」がいる。

軍人という属性が前面に出てくるのが「ねじまき鳥クロニクル」の間宮老人だ。彼はノモンハンにて過酷体験をするし、そこである種の悪しき力に取りつかれる。

海辺のカフカ」には「中田老人」が出てくる。彼もまたある種の不可解な力(後述の闇の力?)の犠牲になり、記憶や知性の多くを奪われてしまう。一方で、彼は「カフカ少年」に代わって父殺しを遂行する半身でもある。

1Q84」では少し特殊で、これは近過去SFであり、戦争経験者やその前後に生まれた人々が相対的若い。それゆえ今までのパターンを単純に当てはめるのが適切かはわからない。

天吾の父がこの系譜に属するだろうか。「1Q84」では善悪が入れ替わることが多い。幼い天吾を無理やりNHKの集金に連れまわす点でネガティブに描かれていたにもかかわらず(村上春樹はこうした巨大組織一般に「システム」と呼んであまり肯定的に扱わない)、後半では声だけの存在になった彼が助けに来るのだ。

なお、戦場に行っていたという点を考慮すると、これらの老人たちは村上春樹父親世代に当たるだろう。

米軍基地にいたという点でジェイもここに属しているかもしれない。

老女とその息子

一世代上の女性が出てきたのは「ノルウェイの森」の「レイコさん」だ。彼女は心を病んではいものの、主人公たちを導いてくれる。「直子」のルームメイトとして、彼女の心身の安定に寄与している。

それがおそらく「ねじまき鳥クロニクル」の「赤坂ナツメグ」になるし、「海辺のカフカ」の「佐伯さん」を経て「1Q84」の「緒方静恵」になる。

彼女たちの多くは戦争をはじめとした暴力の中で深く傷つき、その中でもある種のコミュニティ安全地帯運営し続けている。「レイコさん」は精神病院の患者たちのまとめ役だし、「赤坂ナツメグ」は女性向け風俗(?)で女性性的空想現実にし、「佐伯さん」は図書館という静謐環境守護し、「緒形静恵」は性暴力を受けた女性避難所運営して、しばしば法を破ってでも報復を行う。年齢的にはかけ離れるが、「スプートニクの恋人」の「ミュウ」もこの老女の系譜に属するか。

彼女の息子たち(血縁があるかどうかはともかく)の系譜は、「赤坂ナツメグ」の息子「シナモン」、「佐伯さん」の図書館司書を務める「大島さん」、それから緒方静恵」の柳屋敷セキュリティ担当するタマルだ。セクマイであることが多い。

対となる存在

1973年のピンボール」の双子女の子を除いて、概して二人組の登場人物は不吉な前兆だ。体格は対照的なことが多い。

世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」では「大男」・「ちび」の二人組が語り手に刺客差し向け、第三勢力になって儲けようとだましに来る。「ダンス・ダンス・ダンス」ではまるで「長いお別れ」みたいな嫌がらせをしてくる「文学」「漁師」と語り手があだ名をつけた警官が出てくる。「海辺のカフカ」に出てくる二人組は、軽率発言から大島さん」を傷つけてしま自称フェミニスト二人組だ。「1Q84」には「さきがけ」のリーダーの警備をする坊主頭ポニーテールの二人組がいる。

ただし、何度か繰り返すが善悪シンボル意図的に逆転させることが多いのが村上春樹作品で、おなじ「海辺のカフカ」でも「カフカ少年」を森の奥に導くのは同じように体格が対照的な二人組の日本兵だ。

また、よくよく考えてみれば、「風の歌を聴け」の時点でも、「小指のない女の子」には双子の妹がいたのである。直接姿を見せず言及されるだけだが、このモチーフの萌芽とみていいだろう。

村上春樹はある時点で純粋な悪の起源はなんであるかについて語ろうとしている。

それは悪しき登場人物の姿だけでなく、クトゥルフ神話的な怪物としても姿を見せる。

現に「風の歌を聴け」に出てくるデレク・ハートフィールドの伝記は、ラブクラフトバロウズをはじめとしたパルプフィクション作家たちを混ぜ合わせたものだ。

「鼠四部作」のなかでは「羊」がそれに該当する。不可解な暴力権力の中心に存在し、人間に憑りつくことで現実的な力をふるう。あるいは、「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」の現実パートの「やみくろ」たち、幻想パートの「門番」。「ねじまき鳥クロニクル」の「ねじまき鳥」や、綿谷昇の属する政治世界。そして「海辺のカフカ」に登場する「ジョニー・ウォーカー」や、「中田老人」の口の中から出てくる不可解な物体

非人間的な力ではないが、「ノルウェイの森」の「レイコさん」の精神悪化させる原因となった少女も、この系譜に属していると見なしていいかもしれない。

だが、「1Q84」のリトルピープルの存在解釈が難しい。今までとは異なり、単純な悪ではないようだ。初読時には「これは人が複雑な現実物語化する能力の具現化で、善にも悪にもなりうる、ある種の単純化する力ではないか」と思ったが、再読したら違う印象を受けるやも知れない。また、「牛河」も悪しき力の手先のように見えるが、離婚した妻子がおり、生きた人間であって化け物ではない。

善悪曖昧と言えば、「海辺のカフカ」では「圧倒的な偏見でもって強固に抹殺するんだ」が主人公サイドと敵役サイドのいずれでも使われる。

こんな風に、村上春樹はある時期から善悪意図的にぼかし、単純化を避けるようになった。

追記アフターダーク暴力を振るった深夜残業してたサラリーマンもここにいれていいかも。

そのほか

村上春樹後半期のテーマの一つをまとめるとしたら「どれほど不適切な養育環境で育ったとしても、その現実を受け入れてスタートするしかないし、ときとしてそこで学んだことに結果的に心が支えられてしまうケースがある」だろう。言い換えると「歴史過去を消し去ることはできない」だ。

あと、「国境の南、太陽の西」の「にんじん」はうまくしゃべれないけど、「海辺のカフカ」の「カフカ少年」の造形に影響を与えたかもしれない。

別に結論はない。ただ、こういう順で発展していったのだなと考えながら読むと楽しいだけである

もう一つ興味深いのは、親が亡くなるかそれくらいの年齢に近づくと、ちゃんと親と向き合ったような小説を、みんな書き始めることだなあ。

こっそり追記。「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」のロックを流して走るタクシー運転手星野青年っぽいな。

更に追記。不吉な二人組といえば、「ノルウェイの森」で日の丸を掲げる寮長と付き添いの右翼学生を思い出した。

Colabo騒動で暇空茜さんが「ナニカグループ」と言ってるのは、中央省庁知ってるひとには思い当たるやつ。陰謀論とかじゃなく。

厚生労働に限らず、中央省庁行政やってたら、どうやっても既存施策の手が届かない社会の不全に気がつき、何とかしなくちゃと思うことがある。が、既存団体はもう手一杯でとても間に合わないし、基盤が民間にあると算盤あわなくて乗り出してきてくれない。

これを共に見てしまって、意気投合してしまった官僚社会福祉家とは「なんか新しい団体必要だ」となり、社会福祉家は思いきってリスクとって新しい団体をつくる。思いを同じくするカウンターパートリスクとってくれたのだから、なるべくそこに付けられるような事業をつくるのは、官僚の意気だし腕の見せ所。

という話の流れで、新しい団体できたり、新しい事業できたりすることは、あるといえばある。特に官僚は異動する存在なので、意義ある事業を維持するために、外部の団体とうまく呼応して動いて、そこにきちんと事業ホールドしてもらうのはちょっとしたtipsでもある。

行政は実績ないことはできないので、全く新しい課題に手を入れるには、誰かがリスクとって実績築いてくれないといけない。若年女性保護に限らず、みなさんのちょっとした日々の生活改善にもこういう枠組みが寄与してることがあるので、必要であるーーーというつもりはないが、なんか行政組織の不全をうまくハックする手法ではあるんだよなあ。でも、初めてみたら、陰謀論に見えるかもね。確かに

あと、普通、こういう経緯でできた団体だと、界隈の人がみんな経緯を知ってるので、カウンターパート官僚迷惑かけてはいけない、と、帳簿は必要以上にしっかりしたりするものだとは思う。この点、なんだかなとは思う。他方、「頼まれてやってあげてる」と思うので、団体側が攻撃に対して被害者意識を持つのはわかる。

まあ、しいていえば、この問題根本霞ヶ関官僚のある種のパターナリズムだと思いますよ。行政支援してあげなければいけない、みたいな。

2023-01-03

リコリス・リコイルいまいち没入できなかった理由を考えてる

年末に今更ながらリコリス・リコイルを一気見した

ちさたき可愛かったしアクション作画最後まで崩れないし真島も嫌いじゃないし完成度はものすごく高いアニメだったけど

それはそれとして結局最後まで喉越しの悪さが解決できなくてその理由を考えてた

 

女子高生制服は都会の迷彩服」という根幹のコンセプトが個人的最後までノイズのままだった

過去ガルパンスト魔女最近だとアキバ冥土戦争みたいなのは制服女の子戦争いたことしててもそういう世界観だとちゃんリアリティラインぶっ下げて見れたから、余計にリコリコだけ没入できなかった原因が自分でも謎

傾いてる電波塔存在からしてこれは問答無用フィクションですよ~と親切に描写してくれてるのは分かるんだが

千束があっさり失態犯すことが結構多くて最強リコリスという設定に違和感あった

たきなは分かりやす不器用で上には行けない説得力あるから違和感はなかった

昼行灯っぽいが実は戦闘能力最強な先輩と無愛想という訳じゃないが仕事以外にあまり興味のない後輩という関係からしてなんとなく平成っぽい

千束がもし男だったらおそらくcv森久保祥太郎

出てくるだいたいのリコリスがいい性格してるんだが吐く嫌味が結構ハードメンタルに来た

カフェのお客さんのお悩みを解決する話とかでもないのに謎に客の人数と出番が多い

このモブ群に時間割く分もう少し敵対勢力解像度上げてほしかった。真島と姫蒲忙しすぎやろ

高校生高校生殺させようとさせる大人たちやっぱあたまおかしいよ

 

漫画力の高さで読めてしまうんだけど冷静になるほど不気味さが上書きできなくて脳がバグ起こすバクマンの読後感に一番近いアニメだった

科研費が削られるのは女が大学を出て上方婚してパートをするから

大学教育改革が止まらない理由がこれ。

女は高等教育価値婚活の道具くらいにしか思っておらず、大学に使われる税金を自ら捨てているので、

大学教育無意味であると、大学運動世代権力者には映るわけです。

から大学はこれから改革されて、解体されていきます

オタク弱者男性表現の自由戦士、暇アノン

昨年7月参院選赤松当選したじゃないっすか

選挙の時に増田共産党非実在児童ポルノ云々の記事が湧いてきて…と記憶してたんだけど、調べたらそっちは前年10月衆院選っぽいね

山田太郎の『規制派と目されてた平井卓也さんに「マンガアニメゲーム表現の自由を守る」と約束をもらいました。』も10月か…

人の記憶ってのは当てにならないわね…

いずれにしろ表現の自由戦士支持層に取り込もう、って動きが自民党から出てきて、戦士もそれを歓迎するって動きがあって

赤松アニメ現場への支援策が「補助金削減して競争力を高める」だし、金もからんで結構ですわ


そんで、たしか表現の自由関連の増田に「アニメ漫画けが生きがいだからそれを奪わないでくれ」みたいなブコメ付いてたんよ

どの記事のどのブコメかは覚えてない。誰か見つけたら教えて…

表自は権威付けか知らんが表現の自由弾圧だ難しい言葉並べてるけど、こっちが実感なんじゃねーかなって

生活が良くなることより娯楽に逃避していたい、みたいな


んで、ネトウヨって昔いたじゃないすか

アレ、日本は素晴らしい国なのに反日在日)のせいで不当に貶められてるって主張で

結局、自分ダメ理由在日とかの他人のせいにしてるだけじゃんって

アノンとかがフェミを目の敵にしてるのも、在日とかの仮想的がすり替わっただけじゃねーの?と思っちゃうのよね

ほんで…

ちょっと違う話すると、2022年で一番デカ事件安倍晋三暗殺だろうけど

個人的には知床観光沈没阪神矢野色紙事件ある意味象徴的なニュースだと思うんよね

知床コンサルタント会社が噛んでて、その会社記事消したり解雇には関知してませんとか言って逃げたやつ

矢野は、半コンサルみたいな宗教団体にハマって、予祝つって試合前に胴上げしたり、連敗ストップのヒロイン宗教関係者ヤバい色紙公開してドン引きされたやつ

悪徳コンサルが云々、というより、そういうのがすでに社会に深く入り込んでて、ついに影響が表に出てきたって感じの

コンサル利益を上げるためのアドバイスするんやけど、本業については素人から専門的な提案なんかできんわけよ

で、どうするかっつーとコストカットね。人件費とかのコスト削減。あとは精神論。そこの領域宗教と相性がよくて、感謝することで生産性が上がります、みたいな。上がるわけねーだろバカ

まぁ経営者の味方で従業員や客の敵なんだけど、経営者から金貰ってるんでそうなるわな。

成果型報酬への見直しなんてのもあって、そっちは国から助成金も出たり…そういう専門的なことやるのはある意味ちゃんとしたコンサルタントなんだけど、

目的コストカットから目指すとこは一緒やね。


あと、解雇規制撤廃で高給取り解雇すれば給料上がるみたいな話

解雇された高給取りを安い給料で雇い直せば人件費浮くけど、その分今いる奴に上乗せする必要もないっつーか

今でも給与上げるために転職はできるわけで、解雇自由化したら転職もできないようなのは切られるリスクがあるだけじゃねーの?とか…

給与が上がらない結果専業主婦が減ってパート増えるみたいなよくわからん因果もあるが


無関係な話は思いついたから書いてみたってだけだが、弱者男性弱者たる所以には社会的な要因も含まれるんじゃねえかって思うのよね

給与が上がっていくどころか終身雇用すら怪しい状況だし

その中で投資NISAiDeCoだ…また違う話だけども、年金は駄目だけどNISAなら老後も安心っつーじゃん

20年後にはNISAは駄目だけどナントカなら老後も安心みたいなのが出てきてるんじゃねーの?って…

ま、安心できない時代にはなってるよね~世の中ジジババばっかだし。若い人らも半分くらい外人じゃね?

そんなだから勝ち馬に乗るとかで精神的安定を求めるのもわかるにょ~

なんか感情的な長文で自己正当化必死な感じもさもありなん

でもさー、なんか最近、それって俺らが選択したんだからしゃーないジャン、とも思うのよね

自己責任論は好きじゃないけど、自己無責任論も好きじゃないし…

の子世代には申し訳ないけども、まーどうしようもないよね~

暇空さんのいう「ナニカグループ」の実態

暇空茜さんが「ナニカグループ」とか言い始めた時は、ヒェッてなって、しばらく追うの躊躇うくらいにキショかったが、その後も追った結果、なるほど、あれか、とわかってきた。

なので、たぶん、あれはある。

が、そんな緻密な陰謀とかそういう話ではない。

厚生労働に限らず、中央省庁行政やってたら、どうやっても既存施策の手が届かない社会の不全に気がつき、何とかしなくちゃと思うことがある。が、既存団体はもう手一杯でとても間に合わないし、基盤が民間にあると算盤あわなくて乗り出してきてくれない、というような極まってる局面に出くわす。

これを共に見てしまって、意気投合してしまった官僚社会福祉家とは「なんか新しい団体必要だ」となり、社会福祉家は思いきってリスクとって新しい団体をつくるのである。それに対して、思いを同じくするカウンターパートリスクとってくれたのだから、なるべくそこに付けられるような事業をつくるのは、官僚の意気だし腕の見せ所でもある。

こういう話の流れで、新しい団体できたり、新しい事業できたりすることは、あるといえばある。特に官僚は異動する存在なので、意義ある事業を維持するために、外部の団体とうまく呼応して動いて、そこにきちんと事業ホールドしてもらうのはちょっとしたtipsでもある。

行政は実績ないことはできないので、全く新しい課題に手を入れるには、誰かがリスクとって実績築いてくれないといけない。若年女性保護に限らず、みなさんのちょっとした日々の生活改善にもこういう枠組みが寄与してることがあるので、必要であるーーーというつもりはないが、なんか行政組織の不全をうまくハックする手法ではあるんだよなあ。でも、初めてみたら、陰謀論に見えるかもね。確かに

あと、普通、こういう経緯でできた団体だと、界隈の人がみんな経緯を知ってるので、カウンターパート官僚迷惑かけてはいけない、と、帳簿は必要以上にしっかりしたりするものだとは思う。この点、なんか変だなとは思う。

まあ、しいていえば、この問題根本霞ヶ関官僚のある種のパターナリズムだと思いますよ。行政支援してあげなければいけない、みたいな。

anond:20230103144448

こんなしょうもないことでもめてるの

60代50代以上では?

それ以下は当然の常識として

パートーナーが嫌がることは、しない

ってのが前提で結婚するから

心配しなくても古い考えの連中は死に

存在しなくなるし

 

若い人は60代50代と結婚したりしないし

気にしなくていいことだよ

 

醜い老人どもが勝手に争っってるなー、ぐらいの認識いるか

2023-01-02

[]1月2日

ご飯

朝:おせち。昼:なし。夜:人参大根煮たやつ。

調子

むきゅーはややー。お仕事は十連休7日目。

もう終わりが近いね寂しいね

○ バディミッション BOND

・はじめに

亡き父に憧れヒーローを目指す警官ルークが、相棒となる怪盗のアーロン出会い、色々な人との絆で本物になっていく熱くて激るADV

乙女ゲームの祖コーエールビーパーティーニンテンドー共同開発

とは言っても女性向け恋愛ゲームではない。

事件捜査を通じて家族や人との絆の掛け替えの無さの気づいていく、特にユーザー層を特定しないシナリオだと僕は感じた。

ルークアーロンの熱さが面白い

主人公ルークは真っ直ぐで他人を疑わない性格で、ヒーローを目指して弛まぬ努力を続ける、とても良い子。

しかし、開幕から最後最後までとにかく彼の心を抉る展開が続く。

物理的な肉体へのダメージだけでなく、親しい人の死と裏切りが何度も繰り返される。

ルークの心が折れてしまうんじゃないかと思う展開が延々と続く。

流石にココからはもう這い上がるだけでしょ、と思わせておいてまだ下がる、と思ってからまだ下がる、といった具合。

ところが、ルーク何度でも立ち上がる。

特に辛いのが、常にその前に再起できた理由を踏まえて心を折ってくる。

そのため、話が進むにつれてどんどんとルーク最初に持っていったものがこぼれ落ちていく。

最早何もかも失ってもなお、ルークは立ち上がり続ける。

コレがたまらなく熱かった。

凝った言い回しではないが、再起するときに毎回ビシッと格好いいセリフを言って立ち上がるのも素敵。

そんなルークも一人だと非常に弱くナヨっとしているところがある。

毎回毎回再起出来るのは、バディミッションタイトル通り、バディとなるアーロン存在がある。

アーロンは、優しいルークとは対照的乱暴者で、職業ルーク警察官に対して、怪盗という犯罪者

ルークとは何度も何度も衝突しながら事件を追っていく。

しかし彼も彼で熱いヒーローへの思いがあり、二人がバディとなり物語が進んでいく。

アーロンルークを支える展開はもちろん、ルークアーロンを支える展開も豊富にあり、物語が進めば進むほど二人が分かちがたい相棒になっていく様は熱くてたまらない。

本当に全てを失ってなおヒーロー目指し続けるルークと、それを支えながら自分もそれを目指していくアーロンのバディは、熱血で、燃えて、激る、熱い二人だった。

湿度高めのモクマとチェズレイ面白い

もう一組の主人公となる、オジさん忍者のモクマと、容姿端麗な詐欺師チェズレイのバディも面白い

ルークアーロンがとにかく熱くて火傷しそうなバディなのに対して、こちらはねっとりした展開で溺れてしまいそうなバディだった。

クマもチェズレイ過去に縛られ続けており、その過去を乗り越えるために互いが互いを利用する奇妙な依存関係を結ぶ。

クマ自身に相応しい死に場所を見つけるため、チェズレイはそんなモクマの本性が綺麗な自己犠牲ではなく、下衆で身勝手な行いであることを見抜くため、二人は協力しつつ、殺し合いつつ、友好を深めていく。

相棒と言いながらも空きあらば粘質な悪口の言い合いや、暴力の振り合いをしつつ、好きな気持ちも同時に共有しあう。

先のルークアーロン相棒を頼る気持ちを真っ直ぐ伝えるのに対して、この二人は婉曲的な表現や展開を好む上に、本音を晒そうとしない。

非常に言語化が難しく作品のあらすじをそのまま書き下すぐらいしか、二人の関係性を上手く説明できない。

そんなどこに着地するかわからない二人の関係が、偽物が本物になっていく全体のストーリーを踏まえながら少しづつ進行していく。

・偽物が本物になる

そんな4人がチームを組んで、巨大犯罪組織が起こす様々な事件に挑んでいく。

ボリュームたっぷりで、メインシナリオが19章、サブシナリオが無数に用意されている。

割合としては少な目だがコメディ色の強い回もありつつ、基本的にはシリアスに4人の主人公たちは事件捜査する。

一言でまとめるのは良くないのだけど、全体を通じて、本物と偽物の対比が繰り返されていたように感じた。

本物は善きこと、偽物は悪いという単純な軸の話じゃなく、偽物かもしれないけど善きものを目指していけば本物に近づけるみたいな、苦難への向き合い方のエピソードが多かった。

特に4人の主人公の中でも一番目立っているルークに関しては、全てが偽物でありながら、ヒーローを目指すという原初の願いだけで最後最後まで駆け抜けて、それが色々な人の気持ちを動かしていく展開がたまらなく熱くて面白かった。

・島の人たちの成長も面白い

ここまで4人の主人公たちについて書いてきたけど、それ以外のサブキャラたちも熱いキャラが多い。

ミカグラ島という島国舞台なのだけど、この島の住人たちも熱い。

物語の当初はただのモブ、ただのシナリオ歯車的なあまり物語の無いキャラに思えるのだけど、サブキャラたちもメインストリーを通じて何度も何度も登場してくれる。

僕としてはむしろ彼らの活躍こそ、楽しかったし見所だったと感じた。

成長して、最後には彼らとの絆が主人公たちを救う王道シナリオも本当に激って燃えた。

数えきれないほどにたくさんキャラがいて、公式サイトで紹介されていないぐらいの立ち位置なのに大活躍するキャラが多い。

僕が好きなキャラネタバレ抑え目で紹介すると、

側近その2ぐらいの立ち位置で登場しながら最後最後まで活躍するタンゾウ、

カラクリ技術専門家で好きな女と駆け落ちした男に頭を下げて謝罪できる度量の広さを見せこの行為がかなり大きな契機になる重要人物のガコン、

不良の弟に対してヘタレビビりな兄という立場ながら巨悪に立ち向かったりとあるピンチを救うことになる成長率No1のヤサオ、

所謂マスゴミ」的な登場しながら徐々にジャーナリズムに目覚めていくネラーエ・トクダ、

ヒーローショーの司会のお姉さんで作中数少ない恋愛描写を担いつつ苦難な恋の道を歩むことになるココ・デ・オドレイ

機械義肢整備のプロ双子の妹王美腕に重たい感情を向けられながらも男遊びをやめようとしない王美脚

などなど魅力的なサブキャラてんこ盛りだった。

・さいごに

ボリュームの熱いADVだった。

30時間ほどのゲームプレイで、事件捜査主題作品ながら、このボリュームの大半が4人の主人公関係性と豊富なサブキャラたちとの交流に割かれていた。

何かのトリックを暴いたり、証言を集めたりすることに文章が割かれていないため、舞台であるミカグラ島で本当に暮らしていたかのような読後感あった。

ご飯スイーツ描写が多いこともあってプレイしていてお腹が空くのも良き。

乙女ゲーム文脈からまれたからこそなのか、美少女ゲーム(※ここでいう美少女ゲーム所謂漫才パート」の繰り返しで構成されているそれを指している)やミステリゲーム文脈かた生まれゲームばかりしている僕にはかなり新鮮だった。

街とか428をより広くして浅くした感じかも……?(ここ適当書いてる)

ゲーム本編はミカグラ島を巡るストーリーとしては完結しているものの、主人公4人がまた別の土地事件捜査を行えばどれだけでも成立するタイプだと思うので、延々と続編が出続けてほしい。

どうも、ドラマCDで展開が続いているらしいのでそこも要チェックしたい。

熱くて手に汗握るたぎりが止まらない熱血さが、キャラクタの関係性に豊富な文量を差すことで実感を持って味わえる面白い作品だった。

2022-12-31

anond:20221231070820

マジレスすると同意しがたい

家事全般なすくらいならできるとしても

母性的な優しさをパートナーに注げるわけじゃないしその気もなさそう

単純にジェンダー的な女性パート男性パートを逆転させるだけだと

他に特大級の付加価値がないと女性側にメリットなさそう

2022-12-30

中島みゆき団塊ジュニア演歌

50代の団塊ジュニア

中島みゆきライブヒストリー2の初回を観に行ってきた。

最初スタジオライブパートイマイチだったんだけど、会場が変わって音も良くなってから世界に没入したよ。

中島みゆきの歌は歳を重ねる毎に深みを感じて聴けるようになるのは何なんだろうね?

蕎麦屋なんかちょっと笑いながら、ほろっとくる。

美男美女キラキラしたファンタジーじゃなくて、さえないおっさんとくたびれたおばさんの姿が浮かぶんだけど深い愛情があるのがわかる。

ラスト誕生なんかは亡くなった母を思い出して涙が止まらなかった。

最後の方で中島みゆきさんの年相応のしかし優しそうなすっぴんの姿が出てくるんだけど、自分ももうそういう年齢なんだと切なくなってくる。

80年代ニューミュージックなんて言われていたけど、今やすっかり演歌だよね。

今の若い世代にはどう聴こえているのかな?

願わくばまたライブをやって欲しい。

チケット高くても一生の思い出に体験しておきたい。

[]12月29日

ご飯

朝:クラッカーチーズ。昼:ドリトス。夜:ウインナーニンジン大根茄子おでん。天かす梅干しうどん

調子

むきゅーはややー。じゅうれんきゅうーの3日目。

朝までゲームを遊んでクリアしたので感想書くぜ。

この世の果てで恋を唄う少女YU-NO

・はじめに

亡くなった父親からの奇妙な手紙を受け取ったこから恋愛SF歴史、バトルなどなどの様々な展開が繰り広げられる大作ADV

言わずと知れた名作中の名作で、本歌取り的な作品も数多いる。その中でも売れに売れたシュタインズゲートで有名なMAGES.がフルリメイクをしたニンテンドースイッチバージョンプレイした。

すごかった。

ものすごい大ボリュームな上に、恋愛ものSFもの歴史もの、バトルものなどなどジャンル根底から違う作風に変わっていくので、読んでて飽きない。

それでいて家族愛というわかりやすテーマが常にビシッと筋を通しているため、物語が散漫になっていないのがすごく良かった。

・A.D.M.Sが楽しい

物語の進捗と選択肢による分岐可視化したフローチャート

そこにセーブポイント配置(ゲームの進行で増加するが極めて少ない)の仕組みと、

物語の筋と一切関係のない独立したアイテムスロットが融合したゲームシステム

あるアイテムスロットを埋めた状態で、フローチャートを巻き戻すと、そのアイテムを持ち越してその場面を遊ぶことができる。

ヒロインAを攻略していくとあるアイテム必要で先に進めないので一旦セーブポイントを作り、別のヒロインBを攻略してそのアイテムを入手、そしてセーブポイントへ巻き戻るとそのアイテムが手元にあるのでヒロインAの物語が先に進み。

大体こんな感じのゲームプレイを繰り返していく。

クリアした今になってはこうやって端的に説明できるのだが、正直かなりの時間苦戦させられた。

というのも、ゲームシステム的にはそうかもしれないけど、物語的にはセーブポイントへの巻き戻りは肉体的移動というよりは精神的な移動だと解釈していた。

(作中、時系列では未来の肉体的痛みを、その加害者が加害を加える前に言及するくだりがいくつかあるが、これは洒落言い回し的なもの実体は伴っていないと僕は解釈していた)

そのため、セーブポイントロードした際にアイテムが持ち越せると言うのが全くピンと来ておらず、あくま主人公意識けが過去へ巻き戻るないしは未来へ進む以上、その主人公意識の中で立てられたフラグを持ち越して攻略するものと思い込んでいた。

恥ずかしながら、総プレイ時間30数時間中、最初の5〜6時間はその勘違いをしていた。

それに気づいてからは、アイテム入手ポイントの手前にセーブポイントを設置する癖を付けることで効率的プレイが出来るようになり楽しめた。

自由に巻き戻れず自分が設置した任意セーブポイントしか使えない仕組み、ロードするとそのセーブポイントが消える仕組み、セーブポイントが数個しか作れないなか四苦八苦する感覚は、今までADVで感じたことのない「やりくり」感が楽しめた。

ゲームシステムゲームシナリオが融合している、みたいな表現をしている人もいるようだけど、残念ながら僕は肉体的移動なのか精神的移動なのかという点で躓いてしまったせいで、システムシナリオが分離していると感じてしまった。

(アイテムスロット因果の影響を受けない、的な説明があれば違ったのかなあ)

僕が個人的に躓いたことを差っ引けば、やりくりする楽しさが味わえた楽しいシステムだった。

・年上ヒロインが沢山いる

マザコンと他称される主人公操作キャラ故なのか、年上のキャラがやたらと多い。

メインヒロイン5人中4人が年上で、1人は同い年。年下が1人もいない構造は責めてるなあ。

一条美月さんが可哀想可愛い

5人(プラスアルファ)いるヒロインの中で、僕が気に入ったのは美月さん。

物語開始前に主人公童貞を食っており、開始時点では少し疎遠になっているものの、お互いまだ好きの気持ちがあり、未練たらたら羽賀健二と言う微妙関係

基本的ヒロインたちには性的には積極的に攻める主人公だが、彼女に対しては童貞卒業相手だったこともあるのか、わりとタジタジな上に、エッチ先制攻撃を喰らう場面もあったりする。

勿論、エッチなだけでなく、悲恋を内に抱えながら主人公に逃げの恋愛をするという複雑な心境も見どころ。

主人公のことが好きなことと同時に、別の好きになってはいけない人を好きになっている複雑さ。

悲恋相手ラスボスってのがまた話をややこしくさせ、そりゃまあこんな設定なので、割とことあるごとに裏切る。

そして、とにかく悲劇が多い。

物語の設定的にも彼女は死が強く運命付けられているという設定で、自身ルートで死が不可避な悲劇だけでなく、サブキャラとして他のヒロインルートで登場した時も散々な扱いを受ける。

更に5人いるヒロインの内、3人にはゲームクリア後のおまけラブラブパートがある。

ラブラブパートがない美月さん以外のもう1人は恋愛まで発展しない打算と駆け引きキャラであることを考慮すると、何故にこうも不憫なのか。

そしてどうして僕は今日不憫キャラを好きになり、やれファンディスクで補完はよ! だのと、のたまい続けるのか。もう2022年も終わるのに。

(あと原作者死んでるからもうファンディスクとかも無いよ)

・波多乃神奈ちゃんエッチ可愛い

所謂綾波レイ的な無口でありつつ、所謂カヲル君的な意味深言動もする転校生キャラ神奈ちゃん

「ふむふむ、発表の年代的にも綾波レイカヲル君を意識たにしては結構早…… 見た目と第一印象だけだな!」と心の内で手のひら返しをしてしまった。

というのも、神奈ちゃんは無口で大人しい子なのだけど、実は実年齢が相当上(40代後半?)で、それでいながらお金を稼ぐ手段売春しか知らず、それを見かねた主人公父親から資金援助を受けている、にも関わらず肉体的精神的な寂しさから売春をやめられないのだ。

やめられないのだ、って言われても、お、おう、ってなるね。

そんな設定が、ぶっちゃけ特に物語大事な要素になっていないのも中々。

どうも彼女ストーリーは若干尻ギレとんぼなところがあり、実は彼女主人公関係はこうでないか? と推測できるいくつかの伏線や、だからこそああいうシーンがある、みたいな部分が多い。

しかすると、この売春をやめれない設定も、その辺りの未回収伏線と密接な…… いやないな。

なんにしろ文章だけでサラッとこういう設定が開示され、主人公も割と気にしていないのが面白い

・父と子の物語

ヒロインたちの魅力を書いたが、この作品根底にあり、何度も繰り返されるのは家族愛

特に父と子の関係こそが、この作品の一番の見どころ。

このゲームは二部構成になっており、一部である現代編では主人公父親関係が主になっている。

ヒロインたちを攻略する中で何度も何度も死んだ父親との回想シーンが挟まり、そこで得た教訓が救いになる。

そして第二部では主人公父親立場になって物語が進行する。

長大ボリュームで様々なシチュエーションで繰り返される主人公の苦難は、逆説的に一部での主人公父親が見せる飄々とした態度の裏側を感じさせ、親もただの人、と言ってしまうと陳腐だろうか。

そして、最後最後には娘と力を合わせることで、偉大な父の背中を越えるという、世代を追うことで進歩していく様も良かった。

・エグいシーン多め

今の倫理規定でも大丈夫なんだ…… と驚く程度にはエグいシーンがあり、数も多い。

特に人語を介し見た目も人に羽が生えただけの生物を人と見做さず獣とし、食べるところはエグかった。

作中の設定的にカニバリズムなのかどうかは解釈余地があるのだけど、見た目的には完全に人肉を食べるシーン。

そうしないとならない理由葛藤もかなり多めに描かれているため、ただただエグいシーンを入れた訳ではないと思いたいが、ある種唐突でもあったため辛かった。

このキャラこのためだけに居たのか…… と思うとやるせない……

ギャグ寸評をやめてほしい

三十数時間と、ADVにしてはかなりボリュームのある作品だった。

しかし、なんというか、言葉を選ばずに言うと、しょうもないギャグシーンがちょっと僕には多く感じた。

しょうもないギャグシーンが嫌いなわけではないし、別に僕がしょうもないと思っているわけでもない。

作中のキャラたちがギャグに対して寸評をするくだりが、くどいのだ。

その中でもとくにギャグ面白くない面白い云々んというやりとりが多すぎた。

会話の入り口で毎回毎回、駄洒落下ネタから入ること自体は全く気にならないのだが、このギャグについて、面白い面白くないを議論するくだりが辛かった。

これが作中で重要事柄起きている時でも容赦なく始まる。

こうなると会話のキャッチボールがどうなろうと、作品の中においてなんの情報も発生しないし、なんなら駄洒落下ネタ普通にクスッと笑えているのに、延々とこのギャグ面白くなかったという旨のやりとりをされると不毛だし、別にそのキャラがそのギャグをどう受け止めててもいいよ…… と辛かった。

起きている事象面白くて先が気になるところでも、このやりとりが始まると眠くなってしまい、数度寝落ちしてしまうこともあった。

ラストシーンが素晴らしい

未回収の伏線が無いとは言わないけれど、大枠としては綺麗にまとまっている。

この手の物語は「最初」と「最後」が上手く繋がってこそなんだけど、そこがもうバッチリと決まっていて、読んでてそこに辿り着いた時には万感の思いだった。

悲しくもあり、嬉しくもある、一方に偏らない感情を抱きながら最後に至れるのは本当に素晴らしい。

所謂「ここまでの試行錯誤も込みで大事だったのだ」みたいな展開を期待してたんだけど、そこまでの風呂敷は畳まれなかった、ある種狭く閉じたエンディング

なんだけど、ファンサービスとして、エッチオマケシナリオが読めるのも、余韻がぶち壊しな気もするが良き。

特に神奈ちゃん売春を辞めたはいいけど、今度は公園でお外でにノリノリになって準備を始めるくだりは、なんらかの依存症を疑ってしまう気もした。

・さいごに

フォロワーが多くいるのも納得の名作だった。

時間を巻き戻って困難に立ち向かう、という主題ゲーム化することで、繰り返し遊べるゲームシステム物語を融合させている。

勿論、このゲームがそれの初出というわけではないだろうし、これより後のよりブラッシュアップされた作品も多くあると思う。

けれど、そういった歴史的な意義以上に、

ADMSのセーブポイントをやりくりして攻略していく部分、

年上ヒロインたちの魅力、

不変的な家族愛の素晴らしさ、

エグいシーンだからこそ生まれる辛さとそれが昇華していくラストシーンなど、

このゲーム個別に良さが遊んでいて実感できた。

壮大で大河的な物語プレイし終えた後の余韻が素晴らしく、当分の間、寝るときに彼らのことに思いを馳せることになりそうだ。

これで菅野ひろゆきさんのゲームで現行機で遊べるのは全部遊んだと思う。(デザイア、EVEバーストエラー、コレ)

探偵紳士の発売も楽しみだし、ほかの作品リメイクして欲しいなあ。具体的には悦楽の学園。

まずは何にしても、探偵紳士の復活、浅田さんがんばれ!

2022-12-29

anond:20221228011907

俺の経験から言う

「誰のための豊胸だ?」

少なくとも俺の元嫁にとっては当時のパート先(最初パーマ先」と書き違えていた)の社長のためだったな

元嫁はそれから不倫相手に困ることはなくチヤホヤされているようだが、こちらの取り分はあくまで『おこぼれ』に過ぎなかったようだ

なお出展調停から

anond:20221227200039

ヤマハエレクトーンコース田中まゆ美先生が恩師なんだけど

ほんっとうにすごいカリキュラム

あの人の教え子、毎年出るコンクールで賞とりまくりだった。もちろん自分も。

毎週、聞く、弾く、作る、歌う、片手だけ、書く、全部やらされた。

一人で5人以上のパートについて、手書きで割り振ったスコアをつくってオーケストラアンサンブルを教えられる人だった。

毎週丁寧に宿題リスト作ってくれて

御本人はおおらか、ほがらか、豪快な性格で生徒にも親にも愛されまくり

増田読んで急に思い出した。

今どこでなにされてるんだろうな

会社に定められた以上というか300倍くらいの内容を使命感でやってくれた人だった。

異常独身男性 or 生き地獄

結婚後、週3パートの妻に夕食にカップラーメンを出されるなどあまりにもぞんざいに扱われたので

一度だけ怒鳴ってブチ切れたんだけど、反省したように見えて直後からLINE友達と俺の悪口合戦が繰り広げられてた

モラハラクソ夫だから子供育ったら離婚するとか草生やしながら会話してたよ

普段から譲って、我慢して、どうしても我慢できないときも努めて冷静に、客観的に伝えるようにしてきたのに

そんな俺が初めて激昂したんだから少しは堪えてるかと思ったらハイハイメンドクセーとしか思ってなかった


なんで気づいたかって、妻がいないときLINEの通知がきた妻のスマホを、喋れもしない子供が持ってきたんだよ

今まで他人スマホ覗き見なんて一度もしなかったけど

妻友人と妻家族から俺への罵詈雑言ポンポン通知で出てくるから見てしまった

見たときは罪悪感でいっぱいだったけど、すぐに罪悪感は消えた

あーこんな奴らと誠実に向き合って損したな……って


妻が俺のことを本心では全く尊重してないし、お互い支え合うとかいう考えも全然なくて

あんまり口うるさく言わない、人並みには稼いでくるから大きい不満もないんで夫婦やってるだけなんだと気づいてから

妻と誠実に向き合うのはやめて、のんべんだらりと夫婦やっていくことにしたよ

あっちがこっちを小馬鹿にしてるならこっちも小馬鹿にしてやればいい

そしてアイツがもっとも困るタイミング離婚してやる事にしてコツコツ証拠めしてるわ


異常独身男性になるのと、俺みたいに陰で馬鹿にされてるのを知ってしまった不毛人生送るのと、どちらが良いんだろうな?

2022-12-28

anond:20221227021526

主人と義兄がもろそれだけどアプリ遠くの都市部でやってるパーティ使って見事に他県出身転勤OKの女と結婚した

マッチングアプリ結婚相談所でその事込みで登録したらそれなりに集まるんじゃないの

あと二人とも子供できるまではパートで生まれた後は専業になったのでその生活水準でも妥協してくれるならって感じです

バリバリ働いてほしいなら地元組数打ってみてね

一歩引いた女

職場のおばちゃん新入社員が常に一歩引いた女なので困っている。

いつまで経っても言われたことをやるだけ。

終わりましたの報告もなければ

ここで引っかかっているので困ってます相談もない

取引先の対応スケジュールが変わったこともみんなに伝えない。「聞かれなかったのでみんな知ってると思った」だそうだ。

 

いつまでも一人で処理完結できる業務しか手を出さないけど、

そういう仕事しかできないならAIでいいしアウトソーシングでいいしパートやらせればいいんだよな。

 

早くチームの一員として働いてくれ。

堺市中区ひき逃げ事件の道

あの道は堺市堺区から南区までつながっていて、時間帯によっては並走してる幹線道路より便利かな。バス道にもなっている。

たぶん府道61の旧道なのか。ほとんどの区間歩道なしの生活道路だ。

府道34とか36はたまーに検問やってるのは見たことあるがあの道では見たことない。


現場すり鉢状になっていて、下りスピードを出して、上りで勢いを殺さず、できたらその先の信号で止まりたくない。そんな道。

事故ポイントはちょうど上りパートだった。


左右に無数に小道があって、いつ子供自転車が飛び出してくるか分からないので通るときは気をつかう道だ。

セーフティライトも反射素材もない格好で歩行者が横切る。

ほとんどのドライバーは気を使って運転してるが、たまに雑な運転するやつもいる。


堺市中区には新しく警察署ができたのだがキッチリ仕事してもらいたい。

anond:20221227021526

その地域に、女性正社員で就ける仕事はどれくらいあるんだろう。

パートをしながら夫と子供の世話をするより、

共働き正社員の方が楽しいよ〜

妻のパート先を探しているのだけど

よさげなの無いなぁ

お勧め有りますか?ちなみに東京23区

2022-12-27

増田非公認!500円以下で買える Steam ウィンターセールインディー名?作

anond:20221226063629

便乗・・・というわけではないが自分おすすめを。

Broforce / 340円

いろんな映画っぽいアニキキャラドンパチするドット絵スク2Dシューティングキャラは一撃で死ぬ。戦いとは常に死と隣り合わせなのだということを感じさせるバカゲーワークショップユーザが作ったマップがあるので無限に遊べる。

Door Kickers: Action Squad / 400円

人質救出部隊の隊員になって敵アジトに潜入するドット絵スクアクション侵入ルートを考えたり、スモークフラッシュバン使って敵を無力化したりとけっこう頭も使う。

One Finger Death Punch / 100円

棒人間マウスの左右ボタンだけを使って戦う格闘アクション。単純に見えてけっこう奥深く、謎な集中力必要とする。2も出てて205円。

Rogue Legacy / 296

近接武器魔法で戦うローグライクな横スク2Dアクション。入るたびに構造が変わるお城で戦って死んで拾ったお金スキルや装備を買って次世代に引き継いでいく。キャラに様々な奇抜な長所短所がつく。2も出てるがまだ高いのでお試ししてみたい方は1からどうぞ。

Spelunky / 370円

謎の遺跡を探索するローグライクな横スク2Dアクションジャンプは1マス、鞭攻撃も1マス、自分が投げた石が壁に跳ね返ってダメージを受け、ちょっと高いところから落ちると足をくじく。そんな感じで気を抜くとあっという間にダメージを受けて死んでしまう死に戻りゲー。これも2も出てるがゲームルール基本的に同じなのでお試ししたい人は1からどうぞ。

Terraria / 490円

言わずもがなの有名作品。横スク2Dマイクラサンドボックス。木や土を掘って素材とし、いろんなものを組み合わせて武器を作ったり建築したり。地上よりも地下が広大に広がる。アクションも本格的。

CRYPTARK / 370円

エイリアン占拠された無重力の廃棄船内を探索する全方位シューティング+ローグライク。各船のコアにある脳みそ破壊すればクリアだが、バリアアラームなど様々なエイリアン設備があるので順次撃破する必要がある。また船内にはランダムで様々な武器が落ちているので、それを回収して自身を強化していく。弾数制限シビアめ。

Immortal Redneck / 495円

ピラミッドを探索するローグライクFPSランダム構造ダンジョンで、ランダムドロップする武器や、ランダム効果のあるカードを入手しながら上部を目指す。カードは拾うまで効果がわからず、良い効果2:悪い効果1ぐらいの割合で、たまに絶望的に悪い効果カードが出る。弾薬数がわりとシビアなのでトリガーハッピーはできず、弾薬管理大事

Red Faction Guerrilla / 396円

火星地球軍に楯突くレジスタンスになって戦うTPS建物ハンマー爆弾ロケランでぶっ壊せるのが楽しい。いちおうオープンワールドだが、シナリオによって行ける範囲限定されている。とにかくぶっ壊すのが楽しい。壊したらスクラップ(お金)が入るしでとにかくぶっ壊すのが楽しい

Hand of Fate / 396円

カードゲーム+アクションカードゲームと言ってもカードバトルではなく、武器シナリオカードデッキを組み、めくったカードによってゲームが進行する。アクション部分はちょっとどうさ重たいけど、回避パリイをしっかりとしていく系のしっかりアクション。2も出ているが500円越えているのでここでは1を紹介。2の方がいろいろ進化していて遊びやすい。

Titan Quest / 495円

ギリシャ部隊にしたディアブロハクスラあんまり派手さはないがディアブロ系としてはしっかりしている部類かと。スキルリーは2つのクラスハイブリッド選択できる。

Torchlight II / 495円

同じくディアブロ系だが、こちらはどっちかというとポップ派手派手ざっくりファンタジー系。後半どうしても召喚頼りになりがち。MOD豊富。3まで出ているが2までしか遊んでない。

Curious Expedition / 296

ヘックス状のマップを開きながら未開の地を探検していくアドベンチャーRPG。行動するごとに「狂気度」があがっていき、マックスになるとさまざまなペナルティが発生する。食事をしたり休息することで狂気度は下がるが、休息してるとまたトラブル・・・。とにかくリソース管理大事、というか、シビア、というか、地獄。2も出ていてまだちょっと高いがだいぶ遊びやすくなっている。

Renowned Explorers: International Society

こっちも未開の地を探索していく系だが、どちらかというとゲームブック風。マスごとにイベントが発生して、選択肢に応じてダイス値に各キャラステータスをのっけて成功判定をする。戦闘はマス目移動だが、物理攻撃、脅す、褒める、というちょっと変わったもの。これもそこそこシビア

Hard West / 297円

いわゆるXCOM系のタクティカルシミュレーション部隊西部劇ぽい時代。物陰に隠れながら射撃するのがセオリーだが、お互い隠れていると全然当たらない。でも相手の裏を取るのは難しい。そんなゲーム戦闘以外のマップパートは人によってはちょっとだるいかも。

Invisible, Inc. / 495円

企業に忍び込んでミッションをこなしていくターン制タクティカル。1~4人のエージェントと、ハッキング能力のあるAI操作する。基本的には見つかってはダメなので、監視カメラ兵士視線を逃れ目的遂行する。敵の視野や移動ルードが見えるので、最適ルートを考えながら進む。ハッキングカメラデバイス無効化したり、気づいた敵を気絶させたりと選択肢は豊富時間制限があるので常に追い立てられる感じがある。

SteamWorld Heist / 228円

ロボット宇宙海賊?が他の船に侵入して銃で撃ち合う横スクロールタクティカル一見アクションに見えるがアクション性は皆無。ターン制で移動し、銃で狙いをつけ、跳弾などをうまく使って敵と銃撃戦をしていく。物陰や地形をうまく利用して戦うことが大事になってくる。SteamWorldという一連のシリーズひとつ

Militia / 299円

シンプル将棋のようなパズルゲーム。3つの味方兵士を使って、敵にやられないように☆マークの敵を倒していく。敵の動きは種類ごとに決まっているので、それにやられないように位置取りをしながら敵を倒していく。詰将棋のような感じ? とにかく「注意力」が必要とされるゲーム

Craft The World / 376円

ドワーフたちに指示を出して、採掘したり建築したりしていく横スクシミュレーション。Terarriaっぽいがアクション性はなく、指示を出すシミュレーション。そのうちドワーフめっちゃ増えて頭パニックになる。

Turmoil / 294円

石油採掘シミュレーション。地面にパイプを通して石油を掘る。石油の売却価格は常に変動するので、安いときにためて高いときに売るなどの戦略必要。売ったお金設備などをグレードアップしていく。

Train Valley / 490円

から駅に線路を通し、列車目的地に走らせるパズルゲームちょっとmini metroにも似てる?

Bionic Dues / 252円

ロボット操作するトルネコローグライク。4台のロボットを切り替え、局面に合わせたロボットを使いながらマップ攻略していく。ロボットなので武器は基本遠距離。でも敵も遠距離攻撃してくるので物陰にかくれたり射程を考えて戦ったりする必要がある。入手する装備の種類、パラメータが多彩で、そのうちゲームしているよりもアイテム整理や装備の組み合わせを考えている時間の方が長くなるんじゃないかとさえ思う。

Crypt of the NecroDancer / 296

リズムに合わせて操作するロトネコローグライクリズムに合わせて敵も動くのでゆっくり考えている暇がない。難しそうだけどやっていくうちにけっこうなんとかなる? 好きな曲でプレイすることもできる。

One Way Heroics / 片道勇者 / 105円

国産トルネコローグライク体当たり攻撃するオーソドックスローグライクだが、画面の左端から世界崩壊していくので、常に右に右にと移動を強いられる。Chun Softが「不思議のクロニクル 振リ返リマセン勝ツマデハ」というタイトルリメイクしてる。98円。

The Flame in the Flood / 444円

少女が筏で川を下りながら、島や陸地に立ち寄って物資を集め、素材を合成していろいろ作っていくサバイバルアクションアドベンチャー物資管理重要なのはもちろん、水や寒さなどの体調管理大事クマよりも敗血症が怖い。

NEOVERSE / 318円

SFぽいSlay the Spire系カードバトル。カード攻撃や防御して敵と戦い、ランダムで入手したカードスキル自身を強化していく。提示された種類順でカードを使って繰り出すコンボ、敵の攻撃をぴったりのシールドで受け止めるパリイなど、カードの強さだけではなく選び方が戦略となる。敵も味方も3Dグラフィックス主人公女性キャラが美麗で際どい衣装はあるけどエッチ要素はないです。

Alice: Madness Returns / 475円

不思議の国のアリスモチーフにした3Dアクション。ダークで大人アリスの心の中のワンダーランドが何者かに侵食され、その世界アリス自身が旅をするというお話。ヴォーパルナイフぶんぶん振り回すがっつりアクションマップごとにがらりと雰囲気の変わる狂気世界観も良い。

NOT A HERO / 460円

スクドット絵殺し屋シューティングアクションドット絵のくせにロール回避したり物陰に隠れたりする。特徴的な能力を持った複数プレイヤーキャラがいる。カオスおバカ世界観。

Saints Row: The Third / 490円

GTAギャングオープンワールドTPSギャングボスになってあれやこれややっていく。イベントミニゲームをこなしていくと支配力が上がり地域支配する感じ。衣装やらイベントやら、良い意味で全体的にギャグっぽい。下ネタへの許容力が必要

Cargo Commander / 310円

セールじゃないのにこの値段! 宇宙重力場を使って廃棄されたカーゴを呼び集め、その中を探索して貴重品を集めていく横2Dアクション。壁や床はドリルで穴あけ可能カーゴは個々に重力方向が違っていて、入るとその重力方向へ落下する。カーゴ内にはエイリアンが巣食っていて戦闘になるが、弾薬には限りがあるので注意。

2022-12-26

[][] 2022年に観た作品まとめ

30作品強。(前後編に分かれてたり「2作で1作」みたいなのがあるので、はっきり「全○作」と書きにくい…)

BanG Dream! ぽっぴん'どりーむ!(1/1公開)

いつものバンドリ。通常パートには若干の人形劇感はあるが、ライブパートはすごい。

地球少年少女(前編・1/28公開 / 後編・2/11公開)

映画じゃなくてOVA連続上映では…?みたいなフォーマットだったが気にしない。

YouTuberSNSアノニマス(※増田ではない)、陰謀論AI…と今っぽい要素がてんこ盛り。美衣奈たんかわいいよ美衣奈たん。

密室となった宇宙ステーションから脱出できるのか…?という前編はワクワク感がすごい。

後編はセカイ系というか、ちょっと観念的な結末だったので面食らってしまったが、まあアリ。

鹿の王 ユナ約束の旅(2/4公開)

治療が困難な伝染病蔓延している」という世界観作品だが、前年の9月に公開予定だったのがコロナで大幅に延期。

因果を感じますね(適当)。

グッバイドングリーズ!(2/18公開)

序盤に主人公たちが女装して、詰め物をブルンブルンさせながら歩くシーンがあってちょっと引いてしまった。

なくても良かったんじゃないかな、あれ…。

フルーツバスケット -prelude-(2/18公開)

原作未読・TVシリーズも(新・旧ともに)未見。

本編主人公母親若い頃がメインの話だけど、こんなハード作品だったのか…。

劇場版 DEEMO サクラノオト(2/25公開)

原作プレイ原作の設定から独自に膨らませたストーリーなのかな?となんとなく思ってたが、いま調べたらわりと原作に忠実な内容だったのね。

ブルーサーマル(3/4公開)

主人公女の子声優が上手い。今作が声優初挑戦とのことだが、全然遜色なかった。

不可抗力事故責任を取らされる形で大学の航空部に入部させられ、部の先輩には強く当たられ、再会した生き別れの姉からも強く当たられ…と理不尽な目に遭い続ける主人公だが、天才的なグライダーの操縦センスで切り抜けていくのであった…。

永遠831(3/18公開)

物語の冒頭、主人公バイト先の新聞配達店の客の家で時間を止める能力を使って、滞納してる新聞代をこっそり回収するのであった。……いやもっとかに使い道あるやろ、その能力…。

3DCGアニメだけど、映像がすごいチープで「神山健治大丈夫か…?」ってなった。

映画 オッドタクシー イン・ザ・ウッズ(4/1公開)

観に行く前にTVシリーズを予習したらめちゃめちゃハマった。

…が、そういうときに限って映画TVシリーズの総集編なのであった。

追加シーンはあるけど、そのためだけに観に行く価値があるかというと…。

アマプラに来てるようなので、気になる人はどうぞ)

劇場版 RE:cycle of the PENGUINDRUM(前編・4/29公開 / 後編・7/22公開)

TVシリーズはなんとなく観てなかったんだけど、こんなにガッツリ「あの事件」を題材にしてたのか…。

バブル(5/13公開)

さんざん言われてるけど、水没してほとんど廃墟になった東京パルクールとかしてる場合か…?

映画 五等分の花嫁(5/20公開)

原作未読・TVシリーズも未見。

文化祭でそれぞれのヒロインルートが描かれたのは Ifルートを描いたのか、それとも単に「○○の視点だと…」を繰り返したのか、未だによくわかってない…。

犬王(5/28公開)

体感だと尺の半分くらいはライブシーンだった(実時間は違うかも)けど、個人的にはあんまり魅力を感じなかった…。ストーリー自体面白い

機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島(6/3公開)

ガンダムはそれなりに知ってるけど、ファーストちゃんと観たことはなかった(ありがち)。

TVシリーズ1話映画にしてるので、物語の展開はかなり遅い。

モブが棒立ちのシーンがほとんど無くてすごい。「古き良きアニメ」という感じ。

劇場版 異世界かるてっと ~あなざーわーるど~(6/10公開)

元になった作品幼女戦記とこのすばを少し知ってるくらいだが、予想外に面白かった。

登場人物めっちゃ多いのに、ちゃんと満遍なく活躍してる。スパロボみがある。

劇場版 からかい上手の高木さん(6/10公開)

原作未読・TVシリーズも未見。

神社境内でこっそり世話してた子猫里親がなかなか見つからず『自分たちの家で飼おう』と決心した途端、良くしてくれそうな親子に拾われてしまい…」という展開……うーん…。

劇場版 IDOL舞SHOW(6/24公開)

前半は3DCGの(なんか世界観が独特な)アイドルアニメで、後半はキャストMVという変な構成

公開直前までコンテンツ存在自体を知らなかったんだけど、2019年秋に楽曲を軸にしたアイドルコンテンツを立ち上げたらコロナ禍とバッチリ被ってしまって、ライブも開催できず、CDも2年間リリースできず…ということらしい。

映画の出来はともかく、曲は好きだったので既発売のCDを買い集めてしまった。

映画 ゆるキャン△(7/1公開)

観に行く前にTVシリーズを予習しようとしたけど、1期の7話くらいまでしか観られなかった…。

全員ちゃんとした社会人になってて、御都合主義にせず誠実に作ろうとしてるのはわかるけど、やっぱり高校生の頃のキラキラ感は薄くなってるかな…。

神々の山嶺(7/8公開)

原作未読。制作フランス会社だけど、日本風景文化に関する解像度が高くて驚いた。

舞台は50年前~30年前くらいだけど、時代考証もほぼ完璧だったのでは。

ただ、(パンフレットの対談で原作者の夢枕獏も言ってたが)ヒロイン(?)の岸 涼子が「欧米人イメージする、ステレオタイプアジア人女性」みたいな造形だったのは…。

参考リンク

夏へのトンネルさよならの出口(9/9公開)

原作未読。制作発表当時に公開された、原作イラスト使用したキービジュアルからキャラデザがかなり変更されてたんで「大丈夫か…?」ってなったが、杞憂だった。面白い

「中に入ると自分が望むものが手に入るが、外界よりも早く時間が進んでしまう」というトンネル、設定はSFっぽいけど、劇中でトンネル原理存在理由は解明されないので、どちらかというとファンタジーだと思った。

主人公の妹を「若おかみは小学生!」の小林星蘭が演じてるんだけど、すごく上達してる…!(もともと上手かったけど、「子役の声」から声優の声」になった感じ)

あと、2005年頃のガラケーに関する描写がめちゃくちゃ解像度高い。

雨を告げる漂流団地(9/16公開)

団地建物ごと友人たちと迷い込んだ世界は周りが一面の海で、流れに身を任せるしかできず、食べ物はなくなっていくし、メンバー怪我をしてこのままでは…みたいな展開が続いて、結構フラストレーションが溜まる。

「夏だ!冒険だ!」みたいな爽快感がある作品かと思ってんだが…。丁寧に作られてるし、キャラは魅力的なだけに残念。

四畳半タイムマシンブルース(9/30公開)

原作未読・TVシリーズも未見。(『サマータイムマシンブルース』も)

未来から来たタイムマシンに乗って過去に行ったが、現地で軽率な行動を取ってしまって、このままだとタイムパラドックスが起きて宇宙ヤバイ

過去自分に気付かれないようになんとかしないと…という王道タイムトラベルもの脚本破綻なくまとまってて面白い

僕が愛したすべての君へ / 君を愛したひとりの僕へ(10/7公開)

「2作あわせて1つの作品」的な映画だけど、2作のクオリティの違いが大きすぎない…?

劇場スケジュールの都合で『君愛』の方から先に観たけど、「これが2022年の劇場アニメか…?」ってなった。

その後に観た『僕愛』は、『君愛』に比べて作画美術も頑張ってるな…と思った。

…が、こっちも他の劇場アニメや高クオリティ深夜アニメに比べるとけっこう厳しい…。

私に天使が舞い降りた! プレシャスフレンズ10/14公開)

TVシリーズは何回かチラ見した程度だけど、わりと面白く観た。夏だ!旅行だ!という、王道劇場版

恋愛関係まではいかない、シスターフッド的な百合関係の数十年後が描かれている点が興味深かった。

ラストホラー

ぼくらのよあけ(10/21公開)

(珍しく)原作既読。(コミックDAYS無料公開されたときに読んで、その後単行本も購入した)

これも原作からキャラデザが大きく変わってて「大丈夫か…?」ってなったが、こちらも杞憂だった。最初は若干違和感あったが、観てるうちに気にならなくなる。

原作ではSFなメインストリーと並行して小学生女子の間でのいじめがかなりの解像度で描かれてて「どっちが本題だ…?」ってなったけど、

映画では(完全にオミットされたわけではないが)この要素は控えめになってて(具体的にはコンビニで仕返しするシーンがカットされてたり)、ストーリーの本筋が明確になって観やすかった。

尺の都合でやむなく整理しただけかもしれないが、正解だったと思う。

ソードアート・オンライン -プログレッシブ- 冥き夕闇のスケルツォ10/22公開)

前作のラストにチラッと出てきたアルゴが今作では最初から仲間になってて「えっ、いつの間に…?」ってなった。

前作ではあったエンドロール後の続編予告がなかったし、とりあえずこれで終わり…?

(「プログレッシブ」とは違う完全新作の劇場版制作が発表されたようだし)

花の詩女 ゴティックメード11/1公開)

FSSは未履修。「ソフト化はしない」とか、監督は相当こだわりがある作品のようだが、エンドロール楽器表記が「Base」「Electric base」とかになってるのは直さないのか…?と思ってしまった。

すずめの戸締まり11/11公開)

公開初日に観に行ったら、客ガチャで大ハズレを引いてしまった。(最前列に座ってた60代くらいの夫婦が、変なタイミングで大声で笑う。ずっと喋ってるとかじゃないから「マナー違反」とまでは言えないし…)

それが気になって内容に集中できず、作品自体第一印象までよろしくなくなってしまった…。

その後2回観に行ったけど、前作ほど面白く感じなかったのは作品のせいなのか、それとも第一印象払拭できないせいなのかが切り分けられないので、自分はこの作品についての良し悪しについて語らない方がいい気がする…。

劇場版 転生したらスライムだった件 -紅蓮の絆編-(11/25公開)

原作未読・TVシリーズも未見。

中盤に「①かつては鉱物採掘で豊かだったが現在経済的に厳しい小国。これから農業基幹産業にしてなんとかなりそうです! 体調が優れなかった女王も快方に向かいそうです!」→「②いかにもな小悪党女王がそそのかされて…」という展開があるが、劇中でいちばんカタルシスがあったのが①の時点だったので、それ以降は観ててしんどかった…。

かぐや様は告らせたい -ファーストキッスは終わらない-(12/17公開)

原作未読・TVシリーズも未見。

テレビだと放送コード的に難しそうなセ○クス連呼から始まって笑った。

かがみの孤城12/23公開)

1年の最後にすごいのが来た…。めっっっちゃくちゃ面白かった…。

原作未読で、予告を見た段階では「子供たちが謎の孤城に集められて…」くらいの情報しかなかったんで「よくあるジュブナイル小説アニメ化かな?」くらいにしか思ってなかった。

この作品は、不登校経験があるかどうかによって感想が違ってくるのかもしれない。ない人が観てもつまらないということは決してないと思うけど、経験がある自分主人公こころにめちゃくちゃ感情移入してしまった。

こころを演じた當真あみの演技は、(『アニメ声優』的な意味では)必ずしも上手くはないかもしれない。でも、その若干のたどたどしさも含めて、すごく良くこころという人物表現できてると思う。

この作品は「静と動」で言えば「静」の方の作品だと思う。それほど激しいアクションシーンがあるわけでもないし、音楽が流れていないシーンも多い。

作画カット割り、セリフ、演技、どれも控えめなのに、主人公が行動するたびに(ただ家の外に出たり、学校に行ったりするだけなのに)「この後、どうなるんだろう…大丈夫かな…」とずっとハラハラしてた(そのせいか、劇中で1箇所だけあるくだらないネタに不意を突かれてめちゃめちゃウケてしまった)。

特にこころがある手紙を読むシーン。たった一文の、ものすごく短い手紙なのに泣きそうになってしまった。

ミステリ的な要素もあって、伏線もあちこちに張られてるので「あのセリフはそういうことだったのか…!」と複数回の鑑賞にも耐える造り。

でもまだ1回しか観れてないので、もう1回は絶対に行く。円盤も買います

中野正彦の昭和九十二年』を読まなくていい理由と回収理由(追記有)

前置き

前もって断っておくと、この文章自分が読んだ本をあしざまに貶すために書かれている。信じてもらえないかもしれないが、自分普段ならフィクション特に小説に対するネガティブ感想は書かないようにしている。新刊だとネガティブ感想が売上=作家収入ダイレクトに響きかねないかである他人収入に影響を与える覚悟はない。ただ、本作はもう書店に並ぶことがないのが確定しているので、その点は心配しなくていいだろうと判断したので、放流させてもらうことにした。

樋口毅宏が書いた『中野正彦の昭和九十二年』という小説がある。この本、本来なら12月19日発売だったのだけれど、イースト・プレスが発売日前に回収を決定したこと話題になった。以下、その際の回収理由である

https://www.eastpress.co.jp/information/detail/2034

その内容の表現手法個性から出版にあたりしっかりとした社内議論必要であると考えますしかし、今回刊行に至るプロセスにおいて社内で確認すべき法的見解の精査や社の最終判断を得ることを行っておりませんでした。同時に刊行時においても契約書の締結が終了しておらず、刊行における責任所在曖昧だということが発覚しましたので、社内協議の上、回収対応といたしました。

この回収理由、一読して意味がよくわからないと思う。法的見解の精査とはなんぞや? 契約書の締結とは? そういう疑問がわいたので、この記事を書いている増田書籍回収の報が出てすぐ書店に駆け込み、回収前に購入することができた。で、いざ読んでみて、「あーそういう意味ね……」と朧気ながら理由らしきものも推測することができたのだが……。

本題

先に言っておくと、回収騒ぎの責任100%版元にあり、その点において樋口毅宏氏に責任はない認識であるフィクションはなんでも書いていいかフィクションなのであって、版元はフィクション書き手である作家を守らなければならない立場だろう。誰が悪いにしろ、配本が始まってる段階で回収することに対して版元は作家に対して極めて不誠実である。というか回収の原因と思しききっかけがTwitterイースト・プレス社員が騒いだことっぽいのも最悪だ。最低限コンプライアンスは整えろ。大体フィクション記述ヘイトって騒ぐんじゃねえ。

編集者が抗議した件は→https://togetter.com/li/2008033

……が、そもそもこの本は絶対買わなくていい。作品記述ヘイトからではなく、単に小説として苦痛からである小説読んで「小説のていをなしていない」って感想が出てしまったの10年振りくらいだぞ。それくらいきつい。

正直、自分と同じ被害を誰にも受けてほしくないので、以下にきつい理由苦痛度・ドン引き度を添えて列挙しておく。

理由1. 純粋に、読んでいて苦痛である面白くない。(苦痛100、ドン引き度0)

中野正彦の昭和九十二年』は、安倍晋三を「お父様」と仰ぐネトウヨ青年主人公が、昭和92年=2017年2月11月にかけての日々を語るという構成になっている。

いきなりネタバレになるが、本文の殆どブログに書かれた内容を引用しているという体裁である(終盤で判明する)。なので、「実際にあったニュースに対して主人公意見開陳する」という構成になっているのだが、そのパートが長すぎて苦痛なのである。たとえば、連載時の本文を引用すると、以下のようなものである

https://twitter.com/byezoushigaya/status/1275385842286997505

6月8日 「驕るな! 安倍首相」現職文科幹部が本誌に激白 「不満を持っている人は大勢いる」

【緊急特集政権批判で“更迭釜山総領事私的会 話をご注進したのは誰だ? 読者調査では「前川喚問」 賛成 86% 内閣支持率2 2% (週刊文春)

青天の霹靂とはこのことか。

文春はいから反日に寝返ったのか。

これまで無条件で寄せてきた信頼がすべて音を立てて崩れ落ちた。記事を読むまでもない。まさか中韓による見えざる言論弾圧がここにも......?

わかった、編集長ハニートラップに嵌められてゲス不倫をしたネタで脅されているに違いない。

一刻も早く会社ごと共謀罪逮捕→お取り潰し。芥川賞直木賞安倍お父様と昵懇の見城徹譲渡すべき。幻冬舎で二大文学賞運営していけばいい。直木賞選考委員長はもちろん百田尚樹大先生選考委員長就任と同時にこれまでの全作品対象直木賞を獲得。芥川賞も同時受賞されるといい。

夢が広がる。希望が出てきた。

それよりきょうの菅官房長官定例会見で気になるところがあった。

東京新聞望月衣塑子とかい記者が、「前川さんだけでなく、複数告発が出ています。もう一度真摯にお考えになって、文書の公開、第三者による調査という考えはないですか」「(文科省再調査をしないのは)安倍総理や官房長官菅さんたちが判断しているのではないのか」「(文科省再調査をしないのは)安倍総理や官房長官菅さんたちが判査という考えはないですか」「(文科省再調査をしないのは)安倍総理や官房長官菅さんたちが判断しているのではないのか」「(文科省再調査をしないのは)安倍総理や官房長官菅さんたちが判断しているのではないのか」などと執拗質問を重ねていったのだ。事務方が何度も「同じ趣旨質問はやめて下さい」と頼んでいるにもかかわらず、「きちんとした回答をいただけていると思わないので繰り返し聞いています」と返した。

おかげで通常十分程度の会見は四〇分に及んだ。菅官房長官はおまえのようにヒマではないのだ。

もしこの間に北朝鮮からミサイルが飛んできたらどうするのだ?おまえひとりのアピールタイムのせいで日本崩壊したらどう責任を取るつもりなのか。

もっと空気を読め。他の新聞社テレビ局政治記者を見習え。一流大学卒業して、難関と呼ばれる大手マスコミに入り、自分意見は一切絡めず、官邸発言を一語一句正確に国民に届けることを至上としているではないか

ひとりだけジャーナリズムを発揮したつもりになって目立とう精神はやめろ。共謀罪が成立したら東京新聞は取り潰し。女だてらに記者をやる生意気な奴

これ自体ネトウヨ文章のよくできたパロディで、個人的にはそんなに違和感がない。

ただ、作中では毎日~2日置きにブログ更新している体裁になっているので、上記のような文章が約8ヶ月分、延々と続くのである。2-3ページとか4-50ページならまだいい。300ページある分のうち200ページだぞ。正直、きつい。きつすぎる。

あと、前述のとおり本文がブログ記載であることを終盤で明かしてるのは小説技法として失敗してると思う。事前に知っていた方が読者も読むときスタンスの置き所が安定する筈。自分は少なくとも知っていた方がすんなり読めたと思う。

理由2.主人公物語がない(苦痛度60、ドン引き度0)

引用したような文章が続くのはまだいい。ただ、個人的にきついと思った理由がもう一つある。主人公の人となりがほとんど開陳されないのである

主人公中野正彦は、ピザ屋のバイトをして糊口をしのぐ男である。近所の既婚者女性不倫関係にある一方で限られた金で風俗通いをする日々を送っていたが、作品の冒頭で彼は沖縄基地運動をする男を暗殺する。ネットで知り合った「会長」に心酔し、彼から命じられたのだ。中野正彦は国を救うための次の指令を待って日々を過ごしている……。

こう書き出してみると、それなりに設定は盛られている。ただ、前半200ページのうち、その辺りの記述に費やされるのはおそらく30ページに満たない。そして、その描写があまりにも「薄い」。不倫風俗パートは実質タダのサービスシーン以上の意味が見いだせない。

何より、一番気になる「どうして彼がそのようなネトウヨにハマったのか」という部分が殆ど説明されないのである。たとえば、どんな生い立ちで、どういう家庭環境で、どういう趣味嗜好でどういう性格人物か、それが200ページかけてほとんど開陳されない。されたとしてもあまりにも薄っぺらい。

個人的趣味の話になるが、この手の「嫌悪されるような人物主人公にした小説」は、その人物共感させてこそそのグロテスクネトウヨ描写効果が生まれると思うんだよ。その「共感」がない。結果、「ただきつい文章を読まされる」だけになっている。せめてそこは「きつい文章を書いているような人物共感してしまう」くらいのことはしてほしかった。

理由3. 最低限の設定考証ができてない(苦痛度80、ドン引き度80)

正直、この本は200ページくらいから話が動くので読むなら終盤100ページでいいよ……と言いたいのだが、こっちはこっちできついのである。終盤の展開は以下のようなものである

せめて設定考証をしろ!!マグニチュード11.3は荒唐無稽だがまだいい、高さ50メートル津波千葉神奈川沿岸全滅もまだ許す。東京沿岸から20キロメートル地点まで津波が来たら中野も壊滅しとるわ!!!Googleマップをみろ!!!!! 

そこから先の被災生活描写はそれなりに読ませるものがあるのだが、この時点で小説としては〇〇の判定を下した。ググれば、あるいは校閲に出せばツッコミの入る内容を残すな。

理由4. 実名人物処刑される(苦痛10ドン引き20

ここまでが「小説として」きびしい理由である。ただ、それ以外にも、ここから個人的感覚で「ちょっとどうかなー」って思った部分を書いておく。この辺は多分回収理由にも関わってくるのでそこそこ大事話題でもある。

東京震災が起きたことで東京大パニックになって、大久保とかでは外国人、というか朝鮮人虐殺などの暴動が起きたりする。で、左派的な人達暴動によって処刑されたりするのね。その際に殺される人の名前実在人物なんですよ。「江川紹子」「タマガワトオル」「青木理」の3人は確実、それ以外にもいたかもしれないが読み飛ばしてるかもしれん。

これ自体別にやっちゃ駄目とか言うつもりはない。朝鮮人虐殺するような人は左派も吊す。それはそう。ただ、実在人物名出して作中で処刑させちゃうのには結構ビビった。政治思想がどうとかそういう話じゃなく、実在人物やぞ。それができるのがフィクションのいいところだけど、マジで殺したぞおいってなる。

理由5. なぜか一人だけ仮名になってる(苦痛度50、ドン引き100)

上記でわかるとおり、本作の特徴は実在人物名をガンガン出してくるところにある。安倍晋三をはじめとして、先に引用したところでも見城徹とか望月衣塑子とか出してるしね。

でも、本作の中で1人だけ仮名にされている人物がいる。田永クリニックを運営する田永克哉という人物である高須克弥やんけ! 実在人物名出して殺すまでやっといてそこは仮名にするのなんなんだよ!!!!!

実在人物を出して酷い展開を描く」が徹底されているなら好き嫌い作品の是非は置いといてその心意気は買ってやろうという気持ちにもなれたよ。でも高須克弥日和るのは流石になしだろ。いい加減にしろよ。

まとめと、推測される回収理由

これ以上続けると血管がキレそうなのでそろそろまとめるが、つまり中野正彦の昭和九十二年』には「①全体の2/3近くが薄っぺらく、読んでいて苦痛」「②ググればわかるレベルの設定考証ができてない」「③実名を出す態度が一貫してない」という3つの欠点があるわけである

正直、本件を問題にしたイースト・プレス編集者は失敗だったと思うよ。こんな小説として苦痛作品、つまらなさから世間から黙殺されて仕方ないレベルで、話題にするような対応にさせたのが良くない。単につまらないよ。というか話題になったから買って読んだの失敗だった。金の無駄。金返せ。あと作品自体ヘイトではない。作品の中にヘイト描写がたくさんあるのはたしかだけど、「フィクション描写としてのヘイト」と「作品の主張としてのヘイト」はわけて考えなきゃ駄目でしょ。

……で、ここまで整理したところで、あらためて回収理由の件に戻る。

「社内で確認すべき法的見解の精査や社の最終判断」「契約書の締結が終了しておらず、刊行における責任所在曖昧」ってあるけど、これ多分実在ニュースをめちゃくちゃ引用してること、実在人物が作中で殺されたり、ネトウヨ男の語りであしざまに貶されたり(例えば、山口敬之事件被害者の方とか)することへの法的リスクを精査できてなかったんじゃないかなと思う。

1箇所2箇所とかならまだいいけど、前述のとおり「ネトウヨ男の語り」って体裁実在人物をあしざまに書くパート200ページくらいあるんよ。これは推測だけど、

みたいな展開があったんじゃないかな……と勝手妄想してしまった。

なんというか、この本は回収されたことで本文にアクセスできずキャンセルカルチャー云々の話に回収されそうになっているのが結構つらいなと思うところで、プレスリリースのとおり実名人物出してフィクション書く時の炎上リスク全然精査してなかったって話だと思ったのである。信じるかしんじいかあなたしだいですが……。

あと、それはそれとして作品は本当につまらいから変に神格化されないでほしい。この増田は「2200円が本当に無駄だった、金返せ」「メルカリで数千円単位転売されているのが本当に勿体ない、100円でいい」という二つの気持ちから執筆されました。

ただ、本作は続編として「橋下徹首相になった二〇三九年の日本舞台に、弁護士主人公小林大助が、死刑囚中野正彦の再審弁護人として奮闘する」という展開の『小林大助の昭和一一四年』という構想が存在するらしい。本作の出来からするとあまり期待はできないのだが、気になるは気になるので出たら買って読んでみようかなとは思う。この増田は「読まずに批判をするな」のモットーの元運営されています

追記したら文字数オーバーたから分離https://anond.hatelabo.jp/20221226211607

今期のアニメ面白すぎだろ!!(2022年秋)

と、最終回を迎える作品がポツポツ出てきた今急にこんな日記を書きたくなった。

基本的にどのクールも何かしら面白いアニメがあってそれを自分は楽しんでるんだけど、そんな自分からしても今期は何故か特に面白いと感じた。

という訳で自分面白かった!と思ったアニメを書いていく事にする。

悪役令嬢なのでラスボスを飼ってみました

そんなに滅茶苦茶大好きって訳でもないけど、逞しい女主人公イケメン達を助け助けられる展開が中々痛快だった。

同じ今期の女性向けアニメでも虫かぶり姫よりこっちの方が自分には合ってたかな。

宇崎ちゃんは遊びたい!ω

お前ら早くくっ付け!早くくっ付けよ!と思いながら見てたけど、今期も先輩と宇崎ちゃんがお互い好きだと自覚しただけでまだ付き合うには至らなかった。

宇崎ちゃんのお父さん(CV石川英郎さん)がめっちゃ好き。というか宇崎家のキャラ皆好き。多分三期もあると思うけどどうなるかなぁ

うたわれるもの 二人の白皇

今になってうたわれるものの続編ってマジかよ?って思ってたけど、毎週楽しんでみてる。まだ最終回は迎えていない。

藤原啓治さんの後を引き継いだ利根健太郎さんの演じるハクがマジで藤原さんのハクにしか聴こえなくて、それだけで評価の鰻上りが止まらない…

機動戦士ガンダム 水星魔女

ビルドシリーズ除くと鉄血のオルフェンズ以来5年振りの完全新作ガンダム。総集編とか隔週とかで焦らされるのはテンポ悪いなぁと思うけど、それを差し引いても滅茶苦茶楽しんでるアニメ。多分ここ数年で一番。

後宮の烏

OPミステエエエエリアスが癖になる。今期の女性向けアニメで一番好きだったと思う。まだ最終回は見てない。主人公の寿雪が受け身じゃなくて自分から動いて情報収集するアクティブタイプなのが良いなあって感じた。

これも最終回はまだ見てない。

ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン

やっぱりジョジョ面白いネット配信だと最終回まで一挙公開済みらしいけど、こっちはTVで後三ヶ月楽しむ事にする。

新米錬金術師店舗経営

きらら系?のアニメかと思ったらファンタジア文庫原作だった。RPG不動産を見た時も思ったけど、自分はこういうファンタジー+きらら系みたいな作品が好きなんだろうなって思う。

チェンソーマン

原作ファンから大不評みたいだけど、OPがスッゲー好きで本編の雰囲気も嫌いじゃないんで自分は好きな奴。正直アクションシーンは爽快感無いなと思うけど、作画綺麗で好きなんだよね。最終回まだだっけ。

転生したら剣でした

転生したらスライムだった件とか蜘蛛ですが何か?の二番煎じかと思ったら、所謂なろう系の作品の中でも一二を争うくらい好きだった奴。最終回はまだ見てない。

多分転生者である師匠じゃなくてフランって現地人の女の子主人公なのが良いんだろうなって思ってる。昔の角川スニーカーラグナロクってラノベみたいな感じで。

Do It Yourself!! -どぅー・いっと・ゆあせるふ-

ゆるーい雰囲気女子部活物。声優さんが被ってるのもあってこれと水星魔女で今期はダブル百合アニメか!と思った。キャラが皆やんわり好感持てて、見てると癒される感じの作品だった。

ヒューマンバグ大学

一話を見た段階だと全く期待してなかったのに、途中から毎回楽しみになってた奴。

作画的には紙芝居アニメ?みたいな感じなんだけど、先が気になるストーリー面白かったし主人公佐竹さんが好感持てるお人好しで見易かった。

夫婦以上、恋人未満。

これも一話を見た段階だと全く期待してなかったのに、結果的に今期の恋愛アニメで一番好きだったかも。まさか不徳のギルド恋愛フロップスよりエロいとは思わなかった。

これだけ言うとエロアニメみたいだけど、EDがしっとりお洒落で良い感じだった。キャラクターが全員善人で悪人が居らず、嫌な感じにならずに見る事が出来るのも良かった。俺達の戦いはこれからだエンドだったけど。

不滅のあなたへ Season2

一年振りの続編。一期の段階で面白かったんだけど、二期も変わらず面白い

ヴィンランドサガや進撃の巨人もそうだけど、NHKのちょいグロ要素がある漫画原作アニメって本当どれも面白い不滅のあなたへはほぼ主人公視点からこの世界どうなってんの?って疑問はあるけど。

BLEACH 千年血戦篇

ブリーチアニメ見るのはこれが初めてなんだけど、滅茶苦茶力入ってるな…って初見でも分かる。確か監督はブラクロの人だったっけ。

やっぱり久保帯人師匠センスは唯一無二だな~と見ていてヒシヒシ感じる。スタジオぴえろって本気出したらこんな作画良いアニメ作れるのね。

ブルーロック

また女性向けサッカーアニメ?ってキャラデザと声優陣を見た段階だと思ってたけど、内容的にはサバイバルというかギャンブル物みたいな必死さがあるサッカーアニメだった。これも面白い

僕のヒーローアカデミア第6期

ヒロアカは一期からずっと見てるけどやっぱずっと好き。まだ原作は未完だからこれからも続くんだろうな。

惑星のさみだれ

作画とか演出クオリティでずーっとネタにされてたけど、原作面白いからか話は中々面白かった。原作読んでなくてもこれ絶対原作面白い奴だろ!ってあの最終回確信した。

アニメとしてのクオリティプラネットウィズの足元にも及ばないだろうけど、個人的にはこっちの方がプラネットウィズより好きだったかな。2クール目のED曲がスゲー良かった。

https://www.youtube.com/watch?v=kQeeCjPdD3A

勇者パーティー追放されたビーストテイマー、最強種の猫耳少女出会

内容的な意味ではそこまで飛び抜けてるとは思わないけど、キャラデザがとにかく良い。特にメインヒロインのカナデはここ数年のアニメで一番可愛いと思ってる。

TV放送版『羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来

元々は一本の映画だった作品を五本に分割した作品だとか何とか。最近中華アニメ結構好きになってたんだけど、これも良かった。戦闘シーンはアニメで見るマトリックスレボリューションみたいな感じだった。

ここからはその他アニメ

不徳のギルド

→まだ最終回見てないけど中々好きな感じのアニメ。お色気全振りかと思ったらシリアスパート魔物とのガチバトルが中々面白い

アキバ冥途戦争

→嫌いじゃないけどPAWORKSのアニメならパリピ孔明の方が好きだったなあ。ヤクザ物の良さがよく分からいから、キャラデザは好きだけどハマりきれなかった。嵐子さんVSソーヤの格闘描写めっちゃ良かった。

異世界おじさん

最終回まだだっけ?終わったら一気見しようかなって思ってる。7話までが面白かった分、一気に1クールかけ抜けたら熱量落ちずに楽しめたんだろうなって思った。

うちの師匠はしっぽがない

一見百合作品に見せかけて、実際はらくだとか文鳥師匠とか歌緑師匠とか女性向け作品っぽいイケメン描きてえんだろうなぁ…って凄い伝わってきた。まめだは可愛いけど…アンバランスに感じた。

うる星やつら

→4クールやるって本当だろうか?とりあえずうる星やつらという作品に対するスタッフの愛が凄いんだろうなって事はアニメ原作漫画もよく知らない自分にも伝わってきた。

陰の実力者になりたくて!

マイルドなオバロって聞いてたけど、確かにマイルドなオバロっぽい作品だなーと思った。

ゴールデンカムイ 第四期

ゴールデンカムイアニメ見るのはこれが初めてだけど、クオリティ高くて面白い分途中でスタッフさんが無くなって放送休止になったのは残念だなあ…と思った。

SPY×FAMILY

→一期は全話見たけど二期は録画ミスったせいで一回も見てない。一期好きだったのに悔しい。再放送して欲しい。

聖剣伝説 Legend of Mana -The Teardrop Crystal-

→まだ最終回見てない。全く期待してなかったけど、可愛いキャラデザに反して内容エグくない…?って驚いた。音楽が良いなあって思った。

農民関連のスキルばっか上げてたら何故か強くなった。

主人公最強物かと思ったら主人公より強い奴が結構居たり、主人公の主な攻撃手段パンチだったり、コメディかと思ったら主人公過去が凄いシリアスだった。多分二期無いのに俺達の戦いはこれからだエンド…

ポケットモンスター

→ここ数年金銀編20年ぶりくらいにポケモン見てるんだけど、サトシついにチャンピオンになったね。今となっては知らないキャラポケモンの方が多かった。ミュウに会いたいゴウはあんまり報われてない感じがしてる。

ぼっち・ざ・ろっく!

→まだ最終回見てない。きららアニメなのにめっちゃ話題になってるなこれ…って思ってる。ぼっちちゃんアイシールド21みたいに自分ギターヒーローである事がバレるんだろうか?

マブラヴ オルタネイティヴ 第二期

→録画したけど全然見てない。一期は一年前に全話見たけど、駆け足だったけど結構楽しめた。今期数少ないロボアニメだし楽しみにしてる。

かぶり

女性向けアニメ勘違いラブファンタジーというキャッチコピー通りに主人公が「本当に自分殿下に愛されてるんだろうか…?」と基本的にうじうじ悩んでるアニメだった。敵役不愉快ゲスばかりで見てて嫌だった。

名探偵コナン 犯人の犯沢さん

→まだ最終回見てない。放送前は期待してなかったけど意外と面白かったなって奴。犯沢さん、一人称私だしもしかして女性なんだろうか?

メガトン級ムサシ シーズン2

→これもまだ全然見てない。というか一期も途中で止まってる。ゲッターロボっぽくて面白そうだしいつかは見なくちゃいけないと思ってるけど、見れるかな。

遊☆戯☆王ゴーラッシュ!!

セブンスと比べてもデュエルしない回多くない?って思ってる。前作と似た容姿キャラが悪役になるのは嫌だなあって感じてる。ニャンデスターキャラデザも声も凄い好き。

4人はそれぞれウソをつく

→これもまだ最終回見てない。あそびあそばせっぽい感じかな?放送前に期待値上げすぎちゃったなって自分で思った。

恋愛フロップス

→確かまだ最終回放送してなかったと思う。途中まで変なラブコメアニメだなあ…と思ってたけど、終盤急に面白くなってきた。個人的に今一番最終回が気になるアニメかもしれない。

以上。こうやってざっと感想書くと結構本数見てるなって思ったけど、こういう日記を書きたくなるくらい今期のアニメ個人的にスッゲー面白かった!

来年アニメもまた楽しめたら良いな。

誤字を直したよ。

追記

さみだれみたいな糞アニメを楽しんだとかお前正気か?あたまおかしいのか?」みたいなブコメ結構来たけど俺的には悪い所込みでも好きだよさみだれ

バジリスク桜花忍法帖〜ってアニメ自分がこれまで見た2クールアニメの中だと一番面白くなかったんで

あれと比べたら惑星のさみだれはまだストーリーや設定が面白かったし、大空直美さん演じる姫が可愛いし、主題歌も良かったし真っ当な大団円だったんで好きだよ

追記2】

「何であれ(続き物)見てないの?」ってトラバブコメが幾つか来たけど基本的に続き物は以前から追ってる物じゃないとあんまり見ない

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん