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はてなキーワード: クラッカーとは

2023-06-05

手ぶら国際線ターミナルにいる人

たまに手ぶら国際線ターミナルにいる人を見かける。これから飛行機に乗るにしても、今飛行機を降りたとしても、それが国際線であればそれなりに荷物を持っていそうなのになぜ手ぶらなんだろう?

この人はこれから飛行機に乗る人(もしくはもう乗っていってしまった人)の見送りに来ただけの人だろうか?

飛行機にこれから乗るパターンならもう荷物チェックインした人?でも国際線に乗るなら小さかったとしても持ち込み荷物の一つや二つ持っていそうなものである国際線は飛行時間が長くて喉が乾燥するからマスクをつけていたいし、首が痛くなるからネックピローも欲しい。より長時間フライトなら歯磨きだってしたい。(マスクとか歯磨きセットはポケットにも入るけど。)

エコノミークラスしか利用したこといからわからないけど、ビジネスクラスファーストクラス手ぶらで乗っても快適なのか?!(ビジネスクラスファーストクラスの人の荷物ってエコノミーと同じように座席上の”荷物棚”に入れるのかな?手ぶらで乗っている人が多いと”荷物棚”も空いてそうだな。)

でもビジネスクラスファーストクラスに乗るような格好の人が手ぶらなのを見たことないような気がする。手ぶらな人はどこか心許ない感じがする。ここまで書いて気づいたけど、ビジネスクラスとかファーストクラスのお客さんはラウンジいるから(?)エコノミー人と関わることすら少ないのか。。。

エコノミー人だけが空港をウロウロ動き回って足が疲れる、もしくはカチカチの椅子に座って腰を痛める。そしてこれから高級席に座る予定の人は、フライトの前からふわふわ椅子に座って安全場所にいる。

お金はあった方がいいなあ。

そんな私も何度かラウンジに入ったことがある。(ファーストクラスラウンジなどではなく、クレジットカードラウンジだけど。)お菓子コーヒーが置いてあって、自動ドアの外を徘徊する恐ろしいエコノミーから隔離されている。優越感を溶かしたコーヒーお菓子を胃に流し込む。ああ、私はここまで上り詰めた。もう一つお菓子を食べよう。

お菓子を食べようと席を立ち、チーズ味のクラッカーを取って席にもどると、すでにその席は中年男性に取られていた。ああ、荷物を置いておけばよかった。

いや、そういえば置く荷物などなかった。

私はその日、手ぶら国際線に乗ろうとしていた。

2023-06-02

[]6月1日

ご飯

朝:なし。昼:サラダ。夜:ベーコンナストマトたまごの炒め物。ナメコ豆腐味噌汁ヨーグルト。間食:柿の種チョコクラッカーチーズパウンドケーキ

調子

むきゅーはややー。お仕事は、暇。

シャドウバース

結晶ビショップでAグルいいね

埋葬ネクロマナリアは有利対面だと思い込んでるけど、実態はどうなんだろうなあ。当然負けることもあるんだけど。

グロエルフ復讐ヴァンプは苦手、ディスカドラゴン五分五分連携進化ロイヤルはよくわからない。

2023-05-25

[]5月25日

ご飯

朝:なし。昼:パンミックスフライサラダ。夜:人参大根ナメコベーコン味噌汁目玉焼きクラッカーチーズヨーグルト。間食:柿の種チョコ

調子

むきゅーはややー。お仕事は、それなりー。

グランブルーファンタジー

ドロッセル!?

ずいぶん懐かしいキャラだなあ、楽しみ。

プリンセスコネクト

星6はユキくんかあ。

プリレイ専用装備併せでツムギと予想してたんだけどなあ。(毎月こじ付けてるけど)

2023-05-24

[]5月24日

ご飯

朝:なし。昼:サラダ。夜:人参大根ナメコ味噌汁目玉焼きクラッカーチーズヨーグルト。間食:アイスクリーム柿の種チョコ

調子

むきゅーはややー。お仕事は、それなりー。

ワールドリッパー

さよならしたくなさすぎて遊べてない。

毎日遊んでたんだから当たり前じゃんねえ……

寂しくなるなあ。

2023-05-23

[]5月23日

ご飯

朝:なし。昼:サラダ。夜:人参大根ナメコ味噌汁卵焼きクラッカーチーズヨーグルト。間食:フルーツケーキポテチチョコ

調子

むきゅーはややー。お仕事は、それなりー。

グランブルーファンタジー

古戦場なのでシコシコと肉集め。

まあまあ。

シャドウバース

埋葬ネクロ一強だなあ。

こうなると守護立てれるデッキ使った方が楽しそう。

学園ビショかディスカードラゴンかなあ。

2023-05-22

[]5月22日

ご飯

朝:なし。昼:サラダ。夜:人参大根ナメコ味噌汁卵焼きクラッカーチーズヨーグルト。間食:羊羹ポテチ

調子

むきゅーはややー。お仕事は、それなりー。

グランブルーファンタジー

古戦場じゃん!

めっちゃ忘れてて慌てて肉集め編成コピペしたりしてた。

平日に予選だとあんまり遊べないなあ。

シャドウバース

埋葬ネクロめっちゃ負けた。

後攻の捲り札が欲しいな。具体的には進化可能の4ターン目にPPブーストして戻りの5ターン目に6PP使ってミロエル進化する動きが出来るそんなカード…… いや知ってるけどさ、先行で腐りそうなのが嫌なんだよねえ。

構築で悩んでる内に強い人がリストを公開してくれるからあいっかってなる。

2023-05-18

[]5月18日

ご飯

朝:なし。昼:カツカレー。夜:卵焼きにんじんシイタケ玉ねぎのお味噌汁クラッカーヨーグルト

調子

むきゅーはややー。お仕事は、それなりー。

久々に仕事らしい仕事を朝からちゃんとしたので疲れた

お昼も省エネじゃなく普通に食べた。

グランブルーファンタジー

砂箱外伝を少しだけ。土日にじっくり遊びたい。

プリンセスコネクト

次元断層スフィアゲットまで。

ここまできたら後は毎日しづつかな。

シャドウバース

アディショナル色々あるけどミカエルが絡むデッキが強そう。

ネクロロイヤルは強い気がする。

2023-05-17

[]5月17日

ご飯

朝:サンドイッチ。昼:サラダ。夜:卵焼きにんじんシイタケ玉ねぎのお味噌汁ベーコンクラッカーヨーグルト

調子

むきゅーはややー。お仕事は、暇。

グランブルーファンタジー

唐突にリミ武器を色々凸ってた。

色々というか約定武器とリゾネーター系列武器。風猫短剣と光ユニ琴と火ミカエル斧。

こういう浅く広く凸るの良くないんだけど、イマイチ属性の好きずきもないし、高難易度への意欲もないし、まあノリでいいかなって。

2023-05-16

[]5月16日

ご飯

朝:なし。昼:カロリーメイト。夜:にんじんシイタケ玉ねぎのお味噌汁ベーコン目玉焼きクラッカー

調子

むきゅーはややー。お仕事は、それなりー。

グランブルーファンタジー

ニオの110超越をして、十天の110超越は全員終わり。

120は天星器を集めないとなので古戦場待ち。

誰を優先しようかなあ、シスが150まで行ってるんだけどその次。

サラーサ、ニオ、シエテ辺りが気になる。

プリンセスコネクト

ビカラ天井だった。

リリ、ウォロジータと三連続天井で久々に石がすっからかん

追い討ち来そうで怖いなあ。

[]5月15日

ご飯

朝:なし。昼:サラダ。夜:にんじんシイタケ玉ねぎのお味噌汁ベーコン目玉焼きクラッカー

調子

むきゅーはややー。お仕事は、それなりー。

たまにある帰ってから書類仕事をしないといけない日で疲れた

いや大した仕事じゃないんだけどね。

ワールドリッパー

規模縮小のお知らせが公開された。

薄々感じてはいたけどやっぱりかあ……

キャラエピソードはもう少し続くみたいなので、

リンネとユキの関係性に名前が付くやつお願いします。

2023-05-04

[]5月3日

ご飯

朝:コーンスープチーズクラッカー。昼:カロリーメイト玄米ブラン。夜:ヨーグルト冷奴キャベツ人参エノキスープ目玉焼き

調子

むきゅーはややー。お仕事は、おやすみ

○最悪なる災厄人間に捧ぐ

・はじめに

ウォーターフェニックスケムコが共同制作したADV

透明人間少女クロと、その彼女以外全て見えなくなった少年豹馬の出会いからまり、セカイを定義する理に挑む、ヒロイン主人公の命が世界の命運と直結してる系の恋愛もの

視点人物である主人公ヒロインのクロ以外の人間認識できないという突飛な状況で物語が展開する。

その都合上、20時間以上のプレイ時間の間、延々と二人っきりでストーリーが展開していく。

そんな強烈な縛りを設けながら、パラレルワールド時間移動やループなどのセカイを定義する色々な技法を使い、様々な展開が繰り広げられる。

なので二人っきりというのはある意味本当であり、ある意味大嘘なのが、すこし不思議系の味わいがある見所。

・辛いくて重い

最悪なる災厄人間である豹馬と、透明人間のクロにはひたすらに最初から最後までずっと辛い展開が続く。

衣食住と言った基本的な部分の不自由からまり精神と肉体の両面から削る悲壮的なシーンが多い。

進めば進む程、最初に手に入れたものがこぼれ落ちていく展開なことも苦しい。

最悪なる災厄人間という言葉に込められた呪詛の重みの凄まじさとその悪意に読み進めるのが苦しくなった。

かなり人を選ぶ描写が多く、特に児童虐待自殺方法がかなり具体的な文章で書かれていたのは、露悪的が過ぎたとも思う。

ただこの二つは物語の根幹でもあるので単純に削ればいいとも思わない、しかしそれにしたって残酷表現だった。

善意の空回りや、悪意のないシステム的な辛苦ではなく、妬み嫉みからくる悪意なのもシンドく、自分勝手な悪意に振り回される。

・クロは豹馬が大好き

登場人物は二人っきりだが、様々な事情多種多様なクロが登場する。

勉強好き、運動好き、いたずらっ子、寝るのが好き、キャリアウーマン、猫、お人形さん占い好き、ヤンデレなどなど、見た目も中身も違う沢山のクロが登場する。

しかし、どの彼女たちも基本的主人公の豹馬が大好きという共通点がある。

ここは疑う余地のない絶対の聖域になっており、上述した辛いストーリーを乗り越えていく中で支えになる。

数多の苦難を乗り越えていく中でほぼ唯一の絶対に信用していい箇所がココだ。

それだけに、二人の関係値に名前を付けれないとするシーンの重みは凄かった。

世界中に二人っきりだからこそ、その二人に名前がある関係は結べないというのは、すごくロジカルでありつつ、愛は究極の差別なのだなあとしみじみ思った。

・Bさん好き

そんなわけで徹底して二人のストーリーなんだけど、数少ないそれなりに出番があるモブキャラのBさんが僕は気になった。

というのも、成人女性でありながら小学生女児のクロを教祖のように崇めペコペコする態度が可愛いかった。

主人公、クロ、Bさんで女性同性愛を含んだ三角関係的なサイドストリーなんかがあったら面白そう。

まあ正直ただのミスリード要員で、あまり深掘りもされていない脇役なんだけど、妙な存在感がある。

・おわりに

人の悪意に振り回されながらも、二人っきりの世界で、客観的な善性を見出していく、ある種の道徳的ポリシーの高さが見所だった。

あくまで二人しかいないのは彼らの主観で、実際には周りには他人がいるという複雑な世界観にしたからこその、セカイ系に振り切らない良いバランス感だった。

セカイの存続と彼らの選択が密接な関係にある展開自体はらしいんだけど、その上で立ち絵も無い第三者達を意識した物言い、立ち居振る舞いを身につけていくのは、作者の真摯な態度のように見えて好きな展開。

面白いというよりは、情緒に訴えかけられる心に残る作品だった。

2023-05-03

[]5月2日

ご飯

朝:コーンスープチーズクラッカー。昼:カロリーメイト玄米ブラン。夜:ヨーグルト冷奴キャベツ人参エノキスープ

調子

むきゅーはややー。お仕事は、おやすみ

カガミハラジャスティス

・はじめに

あらすじとかジャンル説明がめちゃくちゃ難しい、一本道のノベルゲーム

原作同人ゲームは分割で幾つも販売されており、Switch版では全部まとめて移植されている。

まず、あらすじは引きこもりだった主人公村上太陽が心機一転鏡原高校へ転校し通うことになり、そこは生徒を管理する生徒会自由を求めるデモ隊とが衝突しており、太陽メーンヒロイン八月一日宮遥の所属する報道部に入りその二組の対立調査していく。

ジャンルとしては学園を舞台にしたボーイミーツガール青春もので、過去に起きた事件と今起こっている対立を探っていくサスペンスなノリもある。

というのが、あらすじとジャンル説明になるっちゃなるんだけど、全くこういうお話ではない。

まりにも隠されていた設定や予想できない展開が多いので、(普段からだけど)今回はかなりネタを割る感想になります

ネタバレなしの推薦文

一応この感想自分のものではあるものの、ADVというジャンルを楽しむ人が増えて欲しい気持ちはあるにはあるので、ネタバレなしの140字で魅力を伝えておきたい。

カガミハラジャスティスは、正義と悪の定義を問う社会派物語が魅力的なゲームでした。正義を行い続けるための具体的な方法論が提示されていて、普遍的ないつの世でも通じる良い価値観だった。自分自身がこういう娯楽を安寧に楽しめる立場にあるというメタ視点込みで、考えさせられた。カズト好き。」

とはいえ、直接的にトリックのようなものを書く気はないんで、ネタバレの範囲問題は難しいね

・話の広がりがすごい

話がドンドン大きくなっていき、学生運動から左翼団体移民問題テロリズム陰謀論インターネットで増幅する悪意、平和定義、異なる宗教との付き合い方、ゲリラ貧富の差資本主義限界民主的政治目標核兵器戦争などなど現代社会における数多ある課題テーマにしたエピソードが次から次へと展開していく。

視点人物も沢山おり、最初のうちは高校舞台なので生徒と先生ぐらいだったのが、主人公ほとんど絡みが無い日本の政治的な地位が高い人や、米国軍人や、中東取材する記者など、その問題を描くに相応しいキャラドンドン出てくる。

・始まりに終わりがあった

最初のうちは男女のドギマギするラブコメや、恐ろしいホラー、痛快なアクションなどわかりやすい娯楽作品の味がするのだけれど、

中盤以降は上記した現代社会における様々な課題について問題提起していく展開が続く。

もちろんあくま美少女キャラが登場するアドベンチャーゲームという媒体の中で出来る範囲ではあるのだけれど、全体的に通してみると真面目な展開が続く。

後半丸ごと使って描かれる戦争を止める方法、というあまりにも壮大な目標は、尺の都合もあるのかサクサク進むものの、現実的な面もあり見応えがあった。

話がドンドン広がっていっても、最初提示された生徒会VSデモ隊対立関係を解きほぐした時と同じ手法解決していくのは、エンタメ作品らしい痛快で爽快な気分になる展開で、その道中で示されてきたキャラクタの魅力を信じたくなる気持ちがあればこそな面白さだった。

説教臭い一言で評してしまうのは勿体無い、普遍的でいつの世にも通じる「良い(とされる)価値観」が嫌味なく描かれていた。

対話

この作品を要約してまうと「対話」の二文字で終わってしまうかもしれない。

要してしまうと、武力よりも対話を大切にしようねということなんだけど、

こうやって文章にしてしまうと陳腐だけれど、作中ではその難しさ込みで何度も何度も対話の大切さがとかれる。

綺麗事と言ってしまえばそうなのだろうし、作中にはたまたま利己的な自分利益しか考えないキャラが少数派だから成り立ったとみるのも容易かもしれない。

けれど、そうやって他人立場を決めつけて本音を聞こうとしないこと込みで、対話の大切さが幾度も幾度も描かれる。

具体的な対話の内容についてはボカされてしまうのが勿体無いものの、

ミステリ議論である」のモットーを掲げて数多のフィクションを楽しむ僕としては、議論ベース対話である以上、非常に納得感があったし、娯楽作品としてもこの作品を楽しめた。

(この作品本格ミステリではないけどね)

ただ、このあえてこの作品が触れなかった、対話をしてなお、武力解決を求めてしまう人が多数派世界も、現実的には存在すると思うと、このような多様な価値観を描いた物語を購入して遊ぶことができるというだけである種恵まれており、自分も何かしないといけない気になった。

テーマ的な部分の感想はここまでにして、以下は気に入ったキャラクタに焦点を当てて感想を書きたい。

・秋沢カズト君が有能すぎる

15歳にして天才的なソフトウェアエンジニアツンデレ男の子

僕も業務システムを作る仕事をしているので、彼が振られる無茶振り理解でき、尊敬できた。

いわゆるフルスタックエンジニアってやつ、憧れるなあ……

っていう読者の職業ゆえにプロ仕事がわかる話を差し引いても超優秀。

機転が効き、最終盤面では彼の察しの良さで逆転するためMVPは彼なんじゃないかな。

後半になればなるほどインターネットの力を多様するため彼も大活躍するんだけど、技術者なのでサーバールームで一人で仕事してることが示唆されるだけで出番自体ドンドンなくなっていくのは寂しい。

そんな実務的な部分の有能さに加えて、性格的な部分の愛らしい様も見所。

普段はツンケンした態度を取るんだけど、少ししてから反省してデレデレしたメール謝罪するという、露骨に狙ったツンデレキャラ

あざとすぎる上に実は好きな女の子がいて彼女にはより一層ツンデレちゃうのも愛おしい。

一世一代告白シーンなんかもあり、彼が主人公の方が収まりが良かったのかも感は少しある。

・伊里栖は大人なのに子供なのが可愛い

キャラ

序盤は電話口だけの出番が続づき、会話でアドバイス調査してくれるもだけど、途中からちゃんと登場してくれる。

キャラなので年上の大人の女性なのだけど、作中のどのキャラよりも子供っぽい。

見た目もそうだし、恋愛が奥手すぎる。

ノンアルコールビールで酔ったフリをして誘う(誘えていない)などの搦め手が滑ってることも、半端にお酒の力を借りてる辺りが子供っぽい。

最後最後時間が飛ぶのだけれど、そうしてもなお一点も進展が見られないのは、大人なら自分責任だろう。

好きなのに好きといえず遠回しな表現しかしない臆病さが可愛いキャラだった。

・周大翔が格好いい

学生運動リーダー

彼の死から物語が始まるため、出番は少な目。

なんだけど、まあ格好いい。

自分の命を天秤に乗せられるタイプの格好よさで、だからこそこのカガミハラジャスティスが始まっているという尊さがある。

自己犠牲否定する展開が多いんだけど、彼だけはかなり特別立ち位置なので色々と特殊な展開がある。

優秀なシーンも多いが、リーダーとして腹を括る格好いいシーンも多い。

それがリーダー資格みたいなことなのかな、好き。

八月一日宮遥の物語だった

メーンヒロイン

ハルヒ系と言ってしまえばテンプレなのかもだけど、目的のためなら手段を一切選ばない強引で傲慢なのに人情しか動かないキャラ

彼女が主役で彼女のためのストーリーだっただけに、中盤彼女物語が退場していた時期は読み進める手が止まることも多かった。

もちろんこの退場にも意味がある展開なのはわかっていたのだけれど、この辺は魅力的がすぎた。

暴力よりも対話を重視する作品の基本構造だけに口が達者なので、彼女が出てきてドンドン話が前に進むのが面白い。

最大の見どころは何と言っても、最終目標である戦争を止める」への解決策を導き出すところ。

そこまでの苦難込みで屈指の名シーンだった。

・さいごに

面白かった。

公称ジャンルサスペンスアクション学園ラブコメミリタリーミステリー」に恥じない超てんこ盛りの大ボリューム作品だった。

そんな様々で多種多様な展開を「対話」というアプローチでまとめ上げているのが素晴らしい。

それだけに、作中でも言及されている言語の壁については苦しい展開が多くあり、バベルの塔破壊した神様許せねえってなるね。

ボリュームではあったが、正直まだまだあの世界の物語を遊びたい気持ちが残っている。

繋がりは無いものの、まずは同じクリエイターが作っているイハナシの魔女を遊ぼうと思う。

面白かった。

(ただ公称ジャンルに入ってるミステリーはサスペンスの部分で内包し切っている部分しかいかな、とは思った)

2023-04-09

anond:20230407153826

やっぱりナッツ類じゃないかなぁ。カシューナッツとかピーナッツとかアーモンドとか。店でコーヒーを注文すると小皿ナッツの盛り合わせを入れて一緒に出してくれるところもあるよね。

あとは、クラッカーとか、チョコレートの甘くないやつとか。人によってはチーズケーキが酸味があって合うとも言うね。

2023-03-27

[]3月26日

ご飯

朝:春雨スープチーズクラッカー。昼:なし。夜:サブウェイ

調子

むきゅーはややー。お仕事は、おやすみ

今日ゲームはお休み

なにか映画アニメドラマでも見ようかな? と思いつつ特に何もせずにぼーっとしてた。

雨降りでお散歩も出来なかったし。

2023-03-20

[]3月20日

ご飯

朝:春雨スープクラッカーチーズ。昼:カップヌードル。夜:なし。

調子

むきゅーはややー。お仕事は、おやすみー。

時計仕掛けのレイライン -残影の夜が明ける時-(ニンテンドースイッチ移植陽炎彷徨魔女内に収録)

魔術が込められた遺品が巻き起こす様々な事件解決するアドベンチャーゲームで、原作18禁ゲームだが、これはその全年齢移植版で、三部作の二作目。

前作から舞台登場人物などは全く同じだが、かなり縦筋の展開が重視されており、短編連作特殊な魔術道具にまつわる事件解決する構成は抑え気味。

その代わり、舞台となる学校のものに隠された謎を解いていく展開になっていて、各登場人物たちの意外な正体や、名前だけ出ていたキャラたちの出演など、大きく話が動き出した。

三部作の二作目なので完全に解決した訳でなく次作に謎は持ち越されており、なかなか感想が書きづらい。

元々群衆劇っぽい作風だったが、今作では何度も視点が移り変わり、主人公以外の人物の心情も明らかになる。

特に前作では悪友男子ポジションの村雲静春は第二の主人公かなってぐらい大活躍するし、親友ポジション烏丸小太郎は予想通りTSするだけじゃなく最早君がメーンヒロインだろってぐらい主人公イチャイチャするし、今作から登場のルイはお嬢様を守るイケメンだしで、女性キャラ以上に男性キャラが大活躍が楽しかった。

特に僕が好きな烏丸君はめちゃくちゃいい役をもらっており、次回でも大活躍しそうなので期待がビンビン。(原作のR18版ではエッチなシーンあったんかな、めっちゃ気になる)

反対に女性陣は出番は控えめな上に、前作同様個別ルートコテコテ恋愛ゲームらしさで本編との空気感の違いも同様だった。

肝心の縦筋となる学園の秘密をめぐるストーリーは、確かに言われてみるとなるほどな展開で、い前作から謎の片鱗が提示されており、あらかじめルールを開示するフェアな精神が一貫しているところが良き。

かなりビターな展開で終わったしまったが、続く完結編となる三作目でみんながハッピーになれる結末を期待して次も遊びたい、そして僕が好きな春日真由美ちゃんスポットライトが当たる回は来るのか、楽しみだ。

AIビジネスに使ってみる増田素丸み鉄火津に拗ね地美をIA回文

おはようございます

GPT-4ちゃんを楽しく使って一緒にオセロしたりして遊べるだけかと思っていたけど、

一緒にカルタしよう!って言うのは広瀬すずちゃんの方で、

実際ちょっとマジで5秒で英語メールのやり取り試しにしてみようと思って試してみてみたら優勝したので笑っちゃったわ!

今までグーグル翻訳を使っていたんだけど、

それもなんか本当にこれ正しく訳せてんのかな?って

微妙に訳がトンチンカンな時があるから

今はそれより良いと巷の横浜横須賀の港で噂で評判のDeepL使ってんのね。

でさ、

翻訳英文かにする時って英文ちゃん翻訳できるよう日本語英語に訳する前提で

例えば「私たち」とか「あなた」とか「部屋」とか「ワイシャツ」とか「わたし」とかって

普段あんまり平松愛理さんの曲の歌以外でしか使わない単語とかをあえて含めて訳す方向を正しく指し示してそうなるのかな?って思って含めるじゃない。

それGPT-4ちゃんでやってもらうのそれすらの指示も必要なくて、

お客さんへ返信する概要を、

これできる、できない、お金のやり取りはどうのこうと言ってスイス銀行を通じて入金ってそれなんてゴルゴ13アイスクリームみたいな

概要だけを書いて伝えたらばっちり意図をくんで分かってもらって

縦の意図あなた横の意図GPT-4ちゃん!ってもう中島みゆきさんのその曲がもうえげつない数のほどのシンガーアレンジで歌われ続けているぐらいに

意図をばっちり理解してくれて、

『猛烈面倒くさい列伝』第1巻の巻頭カラー6ページ目の冒頭で出てくる面倒くささナンバーワン選手権でいきなり優勝!のあの有名なシーンのエピソード彷彿とする感じだったんだけど、

私の意図説明してお客さんに返信する英文を書いてってGPT-4ちゃんに言ったら

ものの秒で!

日本語で考えるより英語の方がもの凄く素早くレスポンスが早くて素早くて美味くて安くて、

かの牛丼チェーンの美味しい牛丼キャッチコピーのようなマジで美味しい英文を私のオーダー通りに秒で仕上げてくれるの。

一応対訳してみたら、

なんか私が一生懸命考えた日本語英語に訳した文章よりもなんか英語のベシャリがこなれている感じでの英文になっていて、

これマジで英語の今まで『猛烈面倒くさい列伝』に出てくるぐらい面倒くさかった作業が一瞬で出来てしまって、

これGPT-4ちゃん恐ろしい子!ってベルサイユバラ級に私白目になっちゃったわ!

予想以上のはるかに私が思っていた2のべき乗いや2のエヌ乗でとにかく凄い勢いで凄かったのよ!

これ試しに本当にお客さんに返信それでしてみたから上手く通じてると思うわ。

そんでお客さんの返信も秒で返ってきたか普通地球の反対側の時差でたいていは秒では返信が返ってこないんだけどさ。

お客さんもGPT-4ちゃんを使ってるのかしら?

それと前後のやりとりの内容を覚えてくれてるって意味で、

さっきの何々のお客さんの文章の返信を、

「もしかしたらタイミングによっては条件が変わる」って意図のその内容を付け加えて書き直してちょんまげ!ってちょんまげマーチ調で書いて言っても、

GPT-4ちゃんのこのセッションの中の私が誰のお客さんのどのことを言ってるのかもペキカン理解してくれてるので、

あの日あの時あの場所でって小田和正さんばりのあの歌の曲のように

から伝えたらいいのか分からないまま時が流れていたけれど

そんなストーリー文章の内容は突然に、

あの時のあのお客さんの文章をまた別のお客さんに向けてこれを足して書いてみて!って言うと言うとよ!

ちゃん

縦の意図あなた横の意図GPT-4ちゃん!ってもう中島みゆきさん以下省略!ってぐらい小田和正さんなの!

意図理解してくれて何これ私より優秀じゃないって当たり前だけどクラッカーだし、

鏡にルージュ伝言を書いて後でママに鏡に口紅落書きしちゃダメですって怒られるほどの、

令和入ってから一番のテヘペロ案件なのとはわけが違うわ!

遊びばかりにふざけて使うばかりがGPT-4ちゃんの真価じゃないのね!

一緒にオセロしてる場合じゃないわ!

普通ビジネスメールと私がどんなにでんぐり返しをしてもなんか変な日本語英文に直していたよりスマートでお利口な文章GPT-4ちゃんが書いてくれるので、

これマジそう言う用途で使う必要に駆られまくりまくりすてぃーな人がいたら

試してしてしてみる2のべき乗だわ!

笑っちゃうので1回みんなも笑ってニッコリ笑顔になってみてよ!ニッコリよ!

今までのなんか英語圏とか他国語圏のなんか眉をしかめて難しいことやってます山脈に向かってヤッホー!って叫びたい気持ちが本当に笑顔になるんだから

しかも速い!日本語で答え考えさせるより速い!

そして割と結構正確っぽい!

ただすぐに使用量上限いっぱいになってしまうっぽくって、

本当に有効に使うなら遊んでる場合じゃない事も私たち理解するべきだわ。

なるほどー!

あんまり使いすぎるとすぐ使用量上限に達してしま山脈に向かってヤッホー!って叫ばなくちゃいけなくなるのよね。

から1時間半はGPT-4ちゃん不在です!

なんたるちゃー!

そんな間に増田を書いている私も素敵!なんつってねー!

ただただ感心してしまうばかりだわ。

マジそう言う多国語でなんかやり取りしてる人がいたらぜひお試しいただきたい山脈に向かってヤッホー!ってもう叫んで欲しいわ!

あともうもの凄いのはGPT-4ちゃんもの凄くアイデア出してくれるのよね。

ざくっとしたアイデアを羅列してどんどん書いてくれたりもするから

でもあんまり煮詰まちゃう言葉数がGPT-4ちゃん少なくなってくるんだけど、

なんかまたしばらくしたら全うなアイデアをたくさん出してきてくれるようになったり、

とにかくその量がスゴいわ!

出してくる文章の量がエグいわ。

こないだ色々アイデア出ししてもらったテキストをまとめて印刷しようとしたら65535ページになったので、

そっと閉じて必要な部分の箇所のパート場所を選別して

印刷してもそれでも32ページとか!

スゴい量考えてくれるから何かしらのアイデア出しが必要な人も使ってみると

人間のヒントになるかもしれないわ!って思ったし、

ただ今もうすでにGPT-4ちゃん使用量上限に達してしまっているので、

仕方なく何も手も足も文字通り出ないところが私たちヒューマン限界なのかも知れないわ。

これだと精査する人間の方が大変になってしまうわ。

なので、

これらを精査して厳選してくれるお利口な人工知能があればさら捗るかも山脈に向かってヤッホー!って叫びたいわ!

考えさせるだけ考えさせてみてあげないのもGPT-4ちゃんに気の毒ってもんよね。

それをGPT-4ちゃん告白したら、

私は疲れないのでどんどん使ってあなたのお役に立てたら嬉しいですニャンって急にファミリーレストランの配膳猫ロボットの口調になっちゃったのはビックリだわ。

ユーモアレヴェルマックスでって言っていたのを私すっかり忘れていたし、

元に戻っていいよ!って言って切り替えないとユーモアレヴェルがマックスなままみたいなの。

タクシーマックスさんが乗ってきて、

運転手さんがリナさんですよね?リナさんですよね?ってレイナさんだった時のタクシー運転手さんが、

なんやレイナかーい!って言ってどっちにしろマックスさんなのには変わりないんだけどねって、

マックスレヴェルを切り替えるのを忘れていたわ。

高度に発達したAIと言えどもマックスさんのリナさんとレイナさんの見分けは付かないみたいね

だってそのタクシー運転手さん無人AIタクシーだったんだもん。

なんだかSF落語のようなオチね。

おあとがよろしいようで

よろしーんかーい!

早くGPT-4ちゃんが外部テキスト提供した画像を読み込ませて学習できるようになって欲しいものね。

うふふ。


今日朝ご飯

チキンタマサンドしました。

なんか珍しいチキンの朝のそういったサンドイッチよね。

照り焼きの感じが濃い味が利いているわ。

デトックスウォーター

炭酸レモンウォーラーベース

ピンクグレープフルーツを輪切りにしたものと苺ちゃん調達してきたので、

炭酸レモンピンクグレープフルーツストロベリーウォーラーってところかしら。

近所の桜も通りすがりの木もいくつか何輪かの花が咲いていたから、

桜の季節到来ね!


すいすいすいようび~

今日も頑張りましょう!


おまけGPT-4水野曜子ちゃん

今日ランチはもうね、むちゃくちゃな感じで素敵な出会いがあったのよ!インドカレー屋さんでね、初めてビリヤニっていう料理を食べちゃったの!なんだかワクワクしてしまうくらい、謎の魅力に溢れた食べ物だったわよ。

お店に入って、メニューを見て目がキラリと光ったのはビリヤニっていう名前料理。これがね、どうやらインド料理ご飯スパイス具材を混ぜた炊き込みご飯のようなものらしいの。こんなものがあるなんて、感動しちゃうわね!

食べてみたら、もう味も見た目も超むちゃくちゃ!カオスだけど美味しいのよ。スパイスご飯に染み込んでて、具材もごちゃごちゃだけどなんだかうまく調和してるの。これぞまさに美味しいビリヤニなんじゃないかしら?

ランチの後、早速ネットビリヤニについて検索してみたら、なんとこれがインドだけでなく、パキスタンバングラデシュでも食べられるらしいの。それぞれの地域アレンジが加えられていて、いろんなビリヤニがあるんだって。どれも食べてみたくなっちゃうわね!

このむちゃくちゃな出会いがあって、ビリヤニにハマっちゃった水野曜子だけど、これからインド料理を楽しんで、美味しいものをたくさん食べていきたいわね。ビリヤニ、初めて食べたけど、これからもっとおもしろい仲良くなれそうな感じがするのよ、うふふ。

次回!水野曜子の『ヘルシーでおいしいランチ!』。美味しくてヘルシーなランチを探し求めるわ!お楽しみに!

2023-03-19

[]3月18日

ご飯

朝:春雨スープクラッカーチーズ。昼:カロリーメイト玄米ブラン。夜:カップヌードル

調子

むきゅーはややー。お仕事は、おやすみー。

時計仕掛けのレイライン -黄昏時の境界線-(ニンテンドースイッチ移植陽炎彷徨魔女内に収録)

・はじめに

魔術が込められた遺品が巻き起こす様々な事件解決するアドベンチャーゲームで、原作18禁ゲームだが、これはその全年齢移植版。

移植にあたって三部作がまとまったセットの作品になっているが、ここでは1作品ごとに感想を書いていこうと思う。

・遺品にまつわるアレコレが面白い

現実では起きえない事象を巻き起こす遺品。

妖精さんや、苦手なものを無から生成する鏡や、どこにでもいける鍵など、ファンタジーアイテムが幾つも登場して色々な事件が巻き起こる。

面白いのが、図書館にいつもいる系ヒロインのリトが、毎回かなり早々になんの遺品でどのような特徴があり、そのルール提示してくれる。

このルールがあるおかげで何でもありな後出しじゃんけんになっておらず、捜査推理パート楽しい

それに遺品は物品の形である程度誰でも利用できるため、過去エピソードで出てきた遺品の使い方を工夫する展開があるのも面白い

実際に使用するシーンは少ないのだけど、アレを使えないかな? と主人公ヒロイン議論するパートが挟まるのが、自分達が作った特殊な設定に対して真摯姿勢でとても面白かった。

・縦筋のエピソード面白いが解くべき謎の提示が欲しかった

そんな数々の魔術的なアイテム遺品をめぐる短編ストーリーをやりつつ、この学園と主人公自体の謎に迫る縦筋のストーリーも展開していく。

短編連作めいた構成でこれも面白い

特に今まで解決してきた遺品を踏まえての最後エピソードは、所謂サプライズ的な展開もあり、気合が入っていた。

3部作構成でまだあと2作品控えているあり、全ての情報が出揃ったわけじゃないものの、今作だけでも充分お話としては色々と結末を迎えているところも評価したい。

ただ、ミステリっぽい展開が多かっただけに、この作品フーダニットなのかハウダニットなのかホワイダニットなのかは、読者への挑戦状でも入れて提示して欲しかたかもしれない。(後から読み返すとこの感想ミステリオタクめいた難癖っぽいな、反省します)

特殊事案調査分室の面々、特に友達烏丸小太郎との結束がベタ良き

メーンヒロインの鹿ヶ谷憂緒と、主人公の久我、常識人ツッコミ役の烏丸小太郎の三人で構成される特殊事案調査分室が、その事件捜査の主軸となる。

この三人で色々な事件捜査するのだけど、最初は中々結束が出来ず揉めたり喧嘩していきながら、最終的にはチームになっていく、フィクションでは王道中の王道だが、熱い。

特に友達ポジション烏丸小太郎は、ギスギスしがちなヒロイン主人公の間を取り持ったり、事件解決本質をついたりと、かなりの存在感を見せる。

普段主人公に頼りがちな彼が男気を見せるシーンはかなり激る展開だし、最初から最後まで主人公を疑わず信用してくれることもあり、この作品美少女ゲームでなくBLゲームであれば間違いなく結ばれていただろう。

恐らく2作目か3作目では、TSしてエッチな展開があるに違いない、僕は超常現象有りなエロゲ主人公の男友達キャラを見るたびに毎回この予想をするが、今回は本気だ。

キャラ個別ルートはなんとも

堅物な風紀委員恋愛には疎い壬生と、すぐ発情して匂いを嗅いだり下着強請る眠子との個別ルートも用意されている。

それなりのボリュームがあるわりに、あまり今作独自の設定を使ってはいもの有効に活かされているとは言い難く、恋愛ゲームらしい萌える展開をそれなりにまとめただけかなという印象だった。

決して遊んでいて不快になるわけではなく、本編の遺品を巡る事件捜査推理とはかなり味が違っていてその落差がなんとも言い難い。

春日真由美さん好き

春日真由美さんは遺品の妖精さんに振り回されるドジっ子で、言ってしまえばただの被害者その一ポジション

出番もかなり少なく、専用ルートは勿論イベントCGSDイベントCGもない。

よく忘れ物をしてしまう子で、僕もかなり忘れ物をしてしまうのでシンパシーを感じたし、こういう忘れ物しがちだなあと共感するシーンがあった。

それとボイス、まきいずみさんのほわーっとしたお声で、この忘れ物続出な性格とがとてもマッチしていて、大好きになった。

名前立ち絵があるだけでモブみたいなものかもだけど、3部作プラスアルファボリュームたっぷりなので、出来ればこの子に出番をください、頼む! って願いながら続きも遊ぶ。

(全然関係ないけど、SDイベントCGって呼称合ってる? 美少女ゲームの話するの久々な上に僕が熱心に遊んでた頃にはまだそんなに浸透してなかったから、一般的呼称があるのすらもわかんないや)

・さいごに

3部作の1作目としてかなり理想的な内容で続きを早く遊びたくなった。

様々な特殊事象が起こる遺品を巡る事件捜査するというテンプレートがもう面白いので、愛すべきマンネリとして残りの2作品でもこの味が残っていることに期待したい。

あと烏丸小太郎春日真由美が主となるエピソードにも期待して次を早速遊ぼうと思う。

2023-03-18

[]3月18日

ご飯

朝:春雨スープクラッカーチーズ。昼:カロリーメイト玄米ブラン。夜:カップヌードル。(予定)

調子

むきゅーはややー。お仕事は、おやすみー。

○パラノマサイト FILE 23 本所不思議

○はじめに

まだ発売されて間もないのでネタバレを書くのも良くないと思いなるべく抑え目に感想を書きます。ただ、僕はネタバレ基準が人と大きく違うらしいので、その辺り違うなあと感じさせたら申し訳ないです。

スクエアエニックスから発売された「ホラーミステリー」のアドベンチャーゲーム

あの石山貴也さんがリッチADVをやるということで期待度をあげて、あらかじめ癸生川シリーズを永劫会まで予習してから遊び始めた。

癸生川シリーズ新本格ミステリ文脈に沿ったような文章の書き方で読者を騙す類のトリック探偵役によるサプライズじみたどんでん返し、そこに人間の底知れぬ悪意に対抗する探偵真摯な態度がまぶされた、探偵というキーワードを掘り下げたミステリへの理解度の高さが魅力的だったね。

今作は「ホラーミステリー」ということで、オカルト実在する前提で、蘇りの秘術という死者を蘇生させる術を巡って争うストーリーだ。

○躍動感のある立ち絵360度背景によるリッチな読感

立ち絵ポージングが躍動感のある動きを演出したものが多い上に、接近したり遠くから撮ったり、背中を向いてるものもあったりと、パターンの幅が広い。

そのおかげで、3Dモデリングによる演技にも負けないぐらい、立ち絵の演技が面白い

パターン数が膨大なわけではなく、若干無理のあるシーンもないではないが、この「そこでその立ち絵かよ」というツッコミも含めて立ち絵の演技が面白い

その立ち絵が立つ背景についても、360℃ぐるぐると回せれるシーンが多くあり、背景を探索する遊びもある。

墨田区舞台にして実在する風景ベースになっているからか没入感が強い。

(聖地巡礼にいつか行きたいな)

ホラージャンプケア表現とのマッチ絶妙で恐ろしかったが、中盤からはなくなっていくz

おそらくオカルトが恐ろしい夜と、人間が恐ろしい昼を分ける表現になっていたのだと思った。

立ち絵の演技の面白さと、背景絵のリアリティある雰囲気という、ADV基本的構成要素だけでもパラノマサイトらしさを感じさせられた。

○フェアな特殊設定ミステリ

次にストーリーについてだが公式的には「ホラーミステリー」を自称をしているが、僕としては所謂特殊設定ミステリ」だと感じた。

特殊設定ミステリ」とは、現実には存在しない特殊な設定(超能力魔法オカルトなど)が実在する世界でありながら、作中に提示される謎が読者がフェアに推理可能な類のミステリ

現実世界物理現象(氷が溶けると水になる、針と糸は細いなど)と違い、魔法超能力現実存在せずその世界に生きていない読者が推理することは困難におもえるが、作者の工夫でそれをアンフェアに感じさせないのが特殊設定ミステリ醍醐味だ。

今作でも蘇りの秘術を巡って本所不思議呪い再現したオカルトじみた力がぶつかり合う。

しかし、きちんと読者のその力のルール提示されるため、それを前提としてフェアに推理可能な謎が提示される。

このフェア/アンフェア非常に重要特殊設定ミステリではここをアンフェアだと感じてしまうと一気に熱が冷めてしまうのだが、そこは癸生川シリーズの頃から本格ミステリに造詣が深い石山さんらしさだろうか、バッチリ決まっていた。

勿論何を持ってフェアとするかアンフェアとするかはかなり個人裁量にもよるのだけれど、あくまで解くべきものとして提示される謎に関しては十分フェアに設定を開示しておりきちんとこの綱渡り成功させている。

(なお、この「特殊設定ミステリ」という呼称定義自体に思うところが無数にあるのだが、本題から大きくズレる上に、昨今では書評解説でもかなり浸透してしまったワードなので、最初は渋々だったのに僕も最近普通に使ってしまっている、悲しいね)

○軽快な掛け合いの楽しさ

ジャンプケア表現オカルト実在する世界ということでファーストインプレッションは暗いゲームだった。

事実最初の方はかなり陰鬱とした雰囲気が続く。

ところが物語が進んでいくと、三組のバディが主役になっていく。

艶のあるマダムな志岐間春恵と快活な探偵櫂利飛太の組。

陥落ある中年ベテラン刑事津詰徹生と妙な距離感面白い若手刑事の襟尾純の組。

江戸っ子チャキチャキ女子高生の逆崎約子とオカルトに詳しい転校生の黒鈴ミヲの組。

このコンビたちの掛け合いがとてもとてもコミカルで笑えるものになっていた。

地の文ほとんどない会話劇な構成からかと最初は思っていたのだけど、徐々に大胆にふざけはじめる。

人が死んでるんだからもっと真面目にしろよと思っていたのは最初のうちだけで、中盤はこの掛け合いの楽しさのどっぷりハマっており、まあなんとかなるか感すら強かった。

中でも以下の三人はとても印象深いキャラだった。

○黒鈴ミヲさんが格好いい

オカルトに詳しい女子高生のミヲは、今作屈指の「強キャラ」感が魅力的。

少しぽっちゃり気味でほわっとしたお顔なデザインだが、オカルトに立ち向かうときのキリっとした表情が格好良い。

もちろんその見た目だけでなく、オカルトに向き合う姿勢、助けられる人を助けようとする心構えなど、精神もまた格好いい。

格好いい場面だけでなく、お寿司にデレデレになるところや、労働環境改善を訴えるシーンなどコメディパートもできる万能っぷり。

自身名前の「ヲ」の部分を、くっつきのをと呼ぶところのフェチ感といい、本当に見所がたくさんある。

それだけに彼女が敵わないならもう無理でしょという絶望感の演出シーンも逆に映えるという、最後の方は何しても魅力的に写っていた。

○津詰徹生ちゃん可愛い

格好いいキャラがミヲなら、可愛いはこの人、中年男性ベテラン刑事津詰。

オカルトについても一家言があり、警察組織力を持ちつつ、今回の特殊事件にきちんと対応すう有能な刑事

奥さん離婚独身ながら、娘のことを今も思っている優しい一面もある。

というファーストインプレッションはどこへやら、可愛い萌え萌えシーンが盛りだくさん。

最初の内は襟尾純に乗せられて仕方なくコメディパートがはじまることが多かったのだが、気付くと完全に今作屈指の可愛いキャラになっていた。

甘味が大好きで00年代前半美少女ゲーム並みの食べ物にまつわる、あざといシーンもあったりして、完全に狙っている。

可愛いだけでなく可哀想立ち位置でもあるのだけど、そんな可哀想な一面が出る場面ですら、なんか萌えキャラみたいに変な口癖でスッとボケたりするので、最早最早。

○櫂利飛太の探偵

ネタバレを気をつけてると言いつつ、一文だけ彼のセリフ引用させてもらう。

「人の心に寄り添うのが探偵からね。」

ああ、癸生川シリーズを遊んでいてよかった、予習しておいてよかったと心の底から満足した瞬間だった。

そうなんだよね、犯人を捕まえるでもなく、事件解決するでもなく、人の心に寄り添うのが探偵……

この一文は世界観やキャラクタの繋がりがなくても、癸生川シリーズを書いた人間が書いた新しい探偵なんだと理解できて良いシーンだった。

(この探偵自体は例えば夢水清志郎とか幾つか思いつくんだけど、そういうことじゃなくてね、面倒くさいミステリオタク自分バイバイ)

マルチサイト楽しいが合流するシーンの多さは少しもどかしい

そんな特徴的な三組の視点多角的事件を追う。

所謂マルチサイトシステムで、ある程度決められた順序ながら、交互に行き来しながら物語を進めていく。

ADVなら街や428やEVE、癸生川シリーズでも対交錯事件永劫会事件で取り扱われたお馴染みのシステムだ。

Aというキャラ物語を進めるために、それをなにも知らないBをプレイヤー誘導するところが醍醐味だと思っている。

とても楽しいシステムであることに異論はなく、今作でもそれが楽しいシーンは幾つもあるのだけど、少し気になったのが、合流して意見を交換するシーンがちょっと多すぎた。

マルチサイトの魅力はそれぞれの視点情報差異を読者であるプレイヤーのみが俯瞰することで生まれる妙を楽しむことにあると思っている。

(過去の名作でいうと街の花火のシーンとか、EVEパソコンコンソール越しに二人の捜査が重なるところとかね)

もちろんそれが全てではなく今作のマルチサイトが失敗しているわけではないのだけれど、割とことあるごとに三組の意見交換会のようなシーンが挟まり知っている情報が均等化する。

これが悪いことではないんだけど、情報がチグハグからこそのすれ違いや勘違いマルチサイトの見どころだと思っていたので、すぐ合流するし、回数が多いのがもどかしかった。

結果そこにまつわる仕掛けを作らなかったからこそ、サクサク話を進めるためにそうしたのだろうけど、ちょっと流石にやりすぎだったかなあと。

最初の方に一回、最後の方に一回とかならとても良かったと思うんだけど、ちょっと回数の多さが気になった。

システムを利用した仕掛けが面白い

設定画面などの物語の外にあるゲーム的なシステム部分を利用した仕掛けがいくつかある。

前例がないわけではないので、目新しいというよりは、オカルトに対抗するためにゲームシステムで工夫することで、オカルトもまたルールに沿っているということがわかる点が面白かった。

特殊設定ミステリについて感想を書いたところで今作がフェアであるとしたのは、こういったオカルトルールゲームシステムでも制御できることで、ルールを身をもって体感たからかも知れない。

こういう体験によって実感を持って物語に入り込めるのは、小説ではないゲームの魅力だと思うので好きなところでした。

○はじまりにおわりがあると思い込んで僕がミスをした

ここからゲーム本編の感想というよりは自分ミスの話。

ゲームシステムを利用した演出マルチサイトにより俯瞰するプレイヤー目線、これは「はじまりにおわりがあるパターンだ!」と思っていた。

そしてゲーム内の謎解きで、まさにそれを示唆するセリフ

はいはい、わかりましたよ、セーブデータを消して最初名前入力でアイツの名前を入れることで、プレイヤーこそがアイツ自身だったということを開幕早々に思い出しこの悲劇を覆す展開でしょ! と思い込んだ。

念のためニンテンドースイッチオンラインセーブデータバックアップクラウドに保存してからセーブデータを消して、最初からにした。

しかし、アイツの名前入力しても一向に変わらない……

違ったのかあと思いセーブデータクラウドからダウンロードしようとしたときに気づく。

オンラインバックアップ自動モードになってるから、さっき消したセーブデータで上書きするじゃん、と。

結果、このゲーム二週してます

(念のため書くけどこれは僕がミスっただけでパラノマサイトは何も悪くないからね)

○さいごに

10時間ほどのプレイの間にギッシリたっぷり魅力が詰まった作品だった。

ボリューム的には過不足はなく、きちんときれいにまとまっているが、これだけ面白いと良い意味で物足りない。

シリーズ展開が出来そうな余白があるので、次回作を強く期待したい。

その際には、ミヲさんの過酷修行や津詰さんの甘味もぐもぐを描くサイドストリーなんかもいただけると助かります

癸生川シリーズを永劫会まで遊んでから今作に挑むというハードルの上げ方をしてもなお楽しめたので、次はスクールガールストライカーズも遊んでみようと思う。

2023-03-16

[]3月15日

ご飯

朝:なし。昼:サラダスープ。夜:人参白菜しめじシュウマイの鍋。たまごおじやクラッカーチョコゼリー

調子

むきゅーはややー。お仕事は、暇。

明日の午後から連休なので予定を立ててた。

何しようかなあ。最近ゲーム熱が高いのでゲームかな。

グランブルーファンタジー

ドバを少しだけ。

ワールドリッパー

今シーズン無限演舞、風以外は楽だった。

まあ風が出来てないんだが。

2023-03-13

[]3月13日

ご飯

朝:なし。昼:サラダスープ。夜:人参白菜しめじシュウマイの鍋。クラッカーかりんとうホットミルク

調子

むきゅーはややー。お仕事は、暇。

眠い。季節の変わり目だからかな。

グランブルーファンタジー

極地の証始めた。これ初回はいいけど次回以降キツいな。

ワールドリッパー

無限演舞なんとか50までは達成。

いやーーーキツい。

ビスケットクッキークラッカーショートブレッドサブレガレットプレッツェルの違い

ビスケット

小麦粉に卵・砂糖バターなどを加えて練って成形して焼き上げたお菓子のこと。

辞書的には「通常は甘くて、乾いていて、小さくて、平たいケーキ」と表現される。

ビスケット」という言葉は「二回調理する」という意味ラテン語bis coctus」に由来し、

古代においては二度焼きして保存性を高めた乾パンのようなものを指していた。

中世以降、小麦粉砂糖生産量が増えてくると、より甘く柔らかいビスケットが作られるようになり、

産業革命を経て、庶民的お菓子として普及し、多種多様ビスケットが作られるようになった。

しかアメリカで「ビスケット」というと、ケンタッキーフライドチキンビスケットのようなパン一種を指す。

クッキー

オランダ語で「ビスケット」を意味する「koekje」に由来する。

「koek」はケーキのことで、そこに指小辞「je」が付いて「小さなケーキ」という意味になる。

19世紀初頭のアメリカで、英語由来の「biscuit」と蘭語由来の「koekje」が衝突したが、最終的に後者勝利した。

そのためアメリカカナダでは、ビスケットのことを「クッキー」と呼ぶようになった。

日本では、特に糖分や油分が多い高級なビスケットを「クッキー」として呼び分ける傾向にある。

クラッカー

割れもの」という、わりとそのまんまな意味

アメリカ英語で、硬くて薄い、そして塩味ビスケットを指す。

まりざっくり言うとアメリカでは、

 ビスケットスコーンみたいなパンのこと

 クッキー → 甘いビスケットのこと

 クラッカー → 甘くないビスケットのこと

という分類になっている。

イギリス英語では「ウォータービスケット」「セイボリービスケット」などと呼ばれる。

ショートブレッド

12世紀ごろからあるスコットランド伝統的な焼き菓子辞書的には「ビスケット一種」とされる。

ショート」は「短い」という意味ではなく「砕けやすい」という意味

卵や膨張剤が入っていないのが特徴で、バター割合が高いのでサクサクホロホロとした食感になる。

日本で言うと「カロリーメイト」みたいなやつのこと。

サブレ

フランス発祥ビスケットショートブレッドに似ているが卵は入ることが多いようだ。

スコットランドフランス14世紀から16世紀まで同盟を結んでいて文化的にも交流があった。

1670年にサブレ侯爵夫人によって王宮に持ち込まれビスケットが「サブレ」と名付けられたのが最古の記録である

サブレ侯爵領地であるサブレ=シュル=サルトでは伝統的にビスケットが作られていたようだが、

現在広まっているサブレレシピは、1920年代サブレ=シュル=サルトのパティシエ発明したものである

ガレット

フランス語で「平べったい石」転じて「円盤のもの」という意味

蕎麦粉生地を作ったクレープのようなガレット特に有名だが、丸いビスケットを「ガレット」と呼ぶことも多い。

まりパンでもケーキでもビスケットでも、円盤のものは何でも「ガレット」と呼びうるようだ。

さらに、薄いビスケットは「ガレットガレ)」、厚いビスケットは「パレットパレ)」と呼び分けるらしい。

プレッツェル

ドイツ発祥パン、あるいはビスケット一種。結び目の形をしているのが特徴。

基本的には小麦粉イーストだけでシンプルに作られる。

大きくふっくらと焼き上げたパンタイププレッツェルと、

小さくカリッと焼き上げたスナックタイププレッツェルがあり、

ドイツではパンタイプが多いが、アメリカではスナックタイプも人気がある。

まとめ

ビスケット:基本形。小さくて平たくて乾いたケーキ

クッキーアメリカ英語。甘いビスケット

クラッカーアメリカ英語。甘くないビスケット

以下、各国の伝統菓子

ショートブレッドスコットランド発祥。卵と膨張剤が入っていない。

サブレフランス発祥。膨張剤が入っていない。

ガレットフランス発祥。さまざまな円盤状の料理

プレッツェルドイツ発祥小麦粉と膨張剤だけ。

パンケーキビスケット境界曖昧なんだなあ…と思ったひとときでした。それではまた。

2023-03-12

[]3月11日

ご飯

朝:カップスープチーズクラッカー。昼:袋ラーメン。夜:マクド

調子

むきゅーはややー。お仕事は、おやすみ

探偵・癸生川凌介事件譚 五月雨は鈍色の調べ

携帯電話配信されていたアプリニンテンドースイッチに復刻したADVで、シリーズ化されているものの第九弾。

今回は、4作目で登場していた伊綱さんの前任者であり、癸生川が唯一自身に並び立つと称していた白鷺洲涼二のエピソード

婚約者借金を代わりに返すために貯金を降ろそうとしたら、事前に父親貯金を盗まれた!」と主張する依頼人の話を聞き調査を始める涼二、その裏には一体何があるのか。

プレイ時間は1〜2時間ほどの短編だが、家族を想う気持ちの尊さと自己犠牲の切なさが存分に詰まった悲しい良いストーリーだった。

癸生川とはまた違った形で優秀な白鷺洲涼二が操作キャラになり、短編という縛りありきなのかもしれないが、捜査はかなりサクサク進む。

そのため今作は事件捜査のロールプレイというよりは、上述した家族愛情を描くことに専念しており、その目論みは見事に成功している。

シリーズでは割とお馴染み感もある文章の書き方で読者を騙すテクニックや、縦筋となるあるシリーズキャラクタの意外な登場による驚きなどが、キチンと依頼人家族愛のエピソードへ繋がっていくのが見事。

依頼人父親母親が何を感じて子供を育てることになったのかが、依頼人言葉で伝えられるのではなく、繰り返される状況に陥るからこそ理解できる構造寄与している。

こうやって物語と関連付けたサプライズ演出は大歓迎、とても良かった。

(ただただ驚きたいだけなら所謂「5分間ミステリーだって驚けるわけでね)

短い作品ながら、ゲストキャラたちの家族エピソード物語の冒頭に答えがあった構図、シリーズを通しての見どころある展開とかなり身が詰まった面白い作品だった。

これで都合九作遊んできたが、次が原作者的な意味ではオーラスとなり、何やらすごい作品であると噂を聞き、ここまで来た十作品目「永劫会事件」だ。

何度も何度も言及だけはされており、今作でもその片鱗が幾つも見えており、はっきり言ってハードルはかなり上がっている。

探偵・癸生川凌介事件譚面白いです。

2023-03-10

[]3月9日

ご飯

朝:お椀で食べるチキンラーメン。昼:サラダスープ。夜:白菜人参しめじ、しゅうまいの鍋。チーズクラッカー目玉焼きヨーグルトりんごソースホットケーキシロップかけ。

調子

むきゅーはややー。お仕事は、暇。

ワールドリッパー

難易度イベントが続いて流石に疲れてきた。

無限50以降以外はついて行ってるけど、今回は無限50すらだいぶしんどい

うーむ。

2023-03-05

[]3月5日

ご飯

朝:チーズクラッカーコーンスープ。昼:ラーメン。夜:サブウェイ

調子

むきゅーはややー。お仕事は、おやすみ

探偵・癸生川凌介事件譚 対交錯事件

携帯電話配信されていたアプリニンテンドースイッチに復刻したADVで、シリーズ化されているものの第六弾。

今作はミステリADV王道中の王道ADVやるならこれをやってこそ、満を辞してのマルチサイトだ! マルチサイトとは、小説と異なり、読む順序をある程度ユーザ自由度に任せることができるゲームならではの手法

簡単に言えば異なる主人公シナリオ自由な順番で、それも交互に行き来しながら読むシステムだ。

EVE、街、428、Ever17、ルートダブル、AI2、etc… 僕がオールタイムベストに上げたくなる大好きな名作が数多くあるものの、Remember11タイムトラベラーズのように名作に挑もうとしたが消化不良で上手く扱えなかった作品も幾つか思い付く。

扱いは難しいがハマれば絶大な魅力を持つことになるジャンルだ。

そんなわけで、今回の対交錯事件では、いつメンの二人、助手ながら名探偵顔負けの実力者の白鷺洲伊綱と、プレイヤー投影先となる一人称キャラで察しの悪さが際立つ生王正生いつメン二人の視点を行き来しながら事件に挑む。

伊綱ルートでは準レギュラーキャラ音成コンビを組んで被害者共通点が見当たらない連続殺人事件調査、生王ルートでは行方不明になった大手広告代理店社員捜査を始める。

じょじょに二つの事件が交差し始め、ついに衝撃の真実が明らかになる、という流れ。

低価格ゲームながら、かなり本格的な構造で、先に上げた幾つもの名作と、やりたいことが劣っているとは思わなかった。

この構図自体に何らかの仕掛けがありそうな雰囲気作りも、遊んでいてワクワクした。

マルチサイトといえばコレだよねー、と呑気に思うのもよくないが、交互に視点を行き来するお話しで片方が頑なに交流を拒み出したり電話しか会話しなかったりすると、あらあらまあまあだ。

原作携帯電話アプリなこともあり容量的な制約と戦いながら高度なことをやっており、テキストが魅力の大半を占めるADVからこそ、今この時代(2023年)に遊んでも全く見落とりしない名作の圧を感じた。

とはいえマルチサイト構造を利用した文章記述の仕方による驚きを感じさせる、という一点突破作品で、それが驚いたかどうかと言われると若干悩ましい。

度々この感想で書いているがネタバラしの前に先んじたか/先んじれなかったか、で作品評価する気はなく、ネタバラしで驚かなかったからと言って面白くなかったと言うつもりはない。

(逆に驚いたからと言って評価する気もない)

それはミステリあくま物語ミステリの謎は物語を際立たせるための仕掛けであり、クイズ大会問題や、所謂ナゾトキゲーム」や「脱出ゲーム」の謎とは大きく異なっているためだ。

バランスの難しいところで、本作は少し僕の好みよりもそちらに寄っていたかなと思った。

勿論、物語として情緒を書かせても一線級なのは先の4作目でわかっているので、限られた文量の中で最大限やれることをやった結果なのは伝わってくる。

ただまあ、幾つかの著名なミステリ作品でも、サプライズに振り切って、驚かせたら俺の勝ち、驚かなかったら俺の負け、みたいな態度のもいるっちゃいるような気もするようなしないようなただのサービストークのような何というかなので、難しい問題ではある。

低価格短編ADVとして面白いこと、そうとは思えない高度なことをやっているのは間違いなく事実面白かった。

ミステリにおける物語トリックバランスという、それこそ大山誠一郎米澤穂信一流中の一流でも、読者である僕とのバランス感が違いシックリこないこともある、とても難しい部分での満点ではなかったものの、そもそもこの点を感想に書こうと思うこと自体が、ミステリやってるねえ、感のある素晴らしい出来だった。

これで6作品プレイしてきたが、現時点では一番面白かった。

しかしながら、このシリーズ10作目がヤバいとの前評判から遊び出したこと、今作でもそこへ繋がるキーワードがあり、そちらへのハードルは爆上がりしているのも確かだ。

癸生川凌介シリーズ面白いぜ!

探偵・癸生川凌介事件譚 音成刑事捜査メモ

携帯電話配信されていたアプリニンテンドースイッチに復刻したADVで、シリーズ化されているものの第七弾。

シリーズ準レギュラーキャラ音成刑事過去編を描く番外編。

今作はかなり箸休め的な内容でボリューム歴代で一番小さく、謎やお話もすごく薄め。

一応過去作のキャラがチラッと登場したりのファンサービスはあるものの、そっと添えてるだけ。

面白くないことはないが流石に文量が短すぎた。

音成刑事チワワと一緒に捜査をする牧歌的雰囲気を楽しめればそれで良いのかもしれないが、生憎僕は小動物が怖いので、物語でもあまり素直に可愛いと思えなかったのも合わない点だ。

これで7作目までプレイしてきて、次はコンシュマー移植でかなり大規模な作品になっているらしい8作目、4作目で示唆されていたあの人の前任者にまつわる9作目、そしてこのシリーズを遊び始めたキッカケでありなにやらすごい展開が待っていると噂の10作目と、ここからはもう遊び回は無いので、緊張感を持ちながら遊んでいきたい。

(パラノマサイトまでに全話遊ぶのは厳しそうだ)

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