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2024-09-18

エレメンタリートポスによるモデル

エレメンタリートポスの枠組みを用いることで、情報存在関係数学的にモデル化できる。このモデルでは、存在トポス対象として、情報をその間の射や、内部論理における命題として表現する。

定義1(圏)

- 対象クラスOb(𝓔)。

- 射の集合:任意対象 A, B ∈ Ob(𝓔) に対し、射の集合 Hom𝓔(A, B)。

- 合成写像:∘ : Hom𝓔(B, C) × Hom𝓔(A, B) → Hom𝓔(A, C)。

- 恒等射:各対象 A に対し、idA ∈ Hom𝓔(A, A)。

- 合成の結合律:f ∘ (g ∘ h) = (f ∘ g) ∘ h。

- 恒等射の単位性:idB ∘ f = f、f ∘ idA = f。

定義2(エレメンタリートポス)

  • 圏 𝓔 がエレメンタリートポスであるとは、以下の条件を満たすことを指す。

1. 有限極限の存在:𝓔 は有限極限(特に、積と等化子)を持つ完備な圏である

2. 指数対象存在任意対象 A, B ∈ 𝓔 に対し、指数対象 BA存在し、以下の自然同型が成り立つ。

Hom𝓔(C × A, B) ≅ Hom𝓔(C, BA)

3. 部分対象分類子の存在特別対象 Ω ∈ 𝓔 と単射 true: 1 → Ω が存在し、任意のモノ射(単射) m: U ↪ A に対し、一意的な射(特性射) χU: A → Ω が存在して以下の可換図式を満たす。

U ↪ A

↓ ↓

1 → Ω

ここで、! は終対象 1 から U への唯一の射である

存在モデル

情報モデル

1. 射としての情報存在間の関係や変換を表す射 f: A → B は、存在 A から存在 B への情報の伝達や変換をモデル化する。

2. 部分対象としての情報対象 A の部分対象 m: U ↪ A は、存在 A の特定性質や部分構造情報)を表す。これはモノ射として表現される。

3. 特性射と命題:部分対象 m: U ↪ A に対応する特性射 χU: A → Ω は、存在 A の要素が部分対象 U に属するかどうかを示す情報提供する。

内部論理による情報論理構造

トポス 𝓔 の内部では、高階直観主義論理が展開される。ここで、以下の対応が成立する。

- 論理積(AND):P ∧ Q は積対象を用いて、χP∧Q = ⟨χP, χQ⟩ : A → Ω × Ω → Ω。

- 論理和(OR):P ∨ Q は余積(和)を用いて表現される。

- 含意(IMPLIES):P ⇒ Q は指数対象を用いて、χP⇒Q: A → ΩΩ。

- 否定(NOT):¬P は、χ¬P = χP⇒⊥ として表され、⊥ は偽を表す部分対象である

ヨネダの補題による存在情報の同一視

ヨネダの補題

シーブと層による情報の集約

  • シーブ(sheaf):圏 𝓔 上の前層 F: 𝓔opSet であり、貼り合わせ可能性と一致性の条件を満たすもの
  • 層の条件:

1. 一致性:開被覆 { fi: Ui → U } に対し、各 F(Ui) の要素が F(Ui ×U Uj) 上で一致するなら、それらは F(U) の要素から誘導される。

2. 貼り合わせ可能性:F(U) の要素は、その制限が各 F(Ui) の要素に一致する。

統一的なモデルの構築

以上の構造を組み合わせることで、情報存在関係統一的にモデル化できる。

- 射 f: A → B は存在間の情報の伝達や変換を示す。

- 部分対象 m: U ↪ A は存在部分的情報性質を示す。

- 特性射 χU: A → Ω は存在に関する命題情報)を表す。

[] 補償原理の導出

定義仮定:

経済主体の集合 I と財の集合 L を考える。各主体 i ∈ I は以下を持つ:

  • 消費集合 Xᵢ ⊆ ℝ₊ᴸ
  • 完備的、推移的、連続的、凸的、局所的非飽和性を満たす選好関係 ≽ᵢ
  • 初期保有 ωᵢ ∈ Xᵢ

市場価格ベクトル p ∈ ℝ₊ᴸ が与えられると、各主体は以下の予算集合を持つ:

Bᵢ(p) = { x ∈ Xᵢ | p · x ≤ p · ωᵢ }

第1基本定理(厚生経済学の第1基本定理):

仮定の下で、競争均衡はパレート効率である

証明:

競争均衡 (p*, x*) を考える。ここで、x* = (xᵢ*)ᵢ∈I は各主体の最適選択であり、市場均衡条件を満たす:

1. 最適性条件:

xᵢ* ∈ arg max{x∈Bᵢ(p*)} { x | x ≽ᵢ xᵢ }

2. 市場均衡条件:

Σᵢ∈I xᵢ* = Σᵢ∈I ωᵢ

仮に x* がパレート効率的でないとすると、ある実現可能な配分 y = (yᵢ)ᵢ∈I が存在して:

  • yᵢ ≽ᵢ xᵢ* (全員が現状以上)
  • 少なくとも一人について yᵢ ≻ᵢ xᵢ*
  • Σᵢ∈I yᵢ ≤ Σᵢ∈I ωᵢ

zᵢ = yᵢ - xᵢ* と定義すると:

Σᵢ∈I zᵢ ≤ 0

主体の最適性より:

p* · yᵢ ≥ p* · xᵢ*

従って:

p* · zᵢ ≥ 0

しかし、少なくとも一人について p* · zᵢ > 0。すると:

Σᵢ∈I p* · zᵢ > 0

しかし:

Σᵢ∈I p* · zᵢ = p* · Σᵢ∈I zᵢ ≤ 0

これは矛盾である。従って、x* はパレート効率である

第2基本定理(厚生経済学の第2基本定理):

仮定の下で、任意パレート効率的配分は、適切な初期保有の再分配後、競争均衡として実現可能である

証明:

任意パレート効率的配分 x* = (xᵢ*)ᵢ∈I を考える。社会的に望ましい配分として、適切な価格ベクトル p* ∈ ℝ₊ᴸ を構築する。

1. ハイパープレーンの分離定理適用:

パレート効率性より、以下の集合は交わらない:

これらの凸集合を分離するハイパープレーン存在し、その法線ベクトルとして価格 p* を得る。

2. 各主体最適化問題:

再分配された初期保有 ω̃ᵢ を考える(Σᵢ∈I ω̃ᵢ = Σᵢ∈I ωᵢ)。各主体は以下を最大化する:

max{x∈Xᵢ} { x | x ≽ᵢ xᵢ, p* · x ≤ p* · ω̃ᵢ }

適切な ω̃ᵢ を選ぶことで、xᵢ* が各主体の最適解となる。

補償原理:

ある政策変更により得られる利得者の利得が、損失者の損失を完全に補償できる場合、その政策潜在的パレート改善である

証明:

経済内の二つの状態 A と B を考える。状態 B への移行で利得者と損失者が存在する。

1. カルドア基準:

利得者の余剰 G と損失者の損失 L を計測し、G > L であれば、利得者から損失者への補償可能である

2. ヒックス基準:

損失者が利得者に支払ってでも状態 A を維持したい額を W とすると、G > W であれば、状態 B への移行が望ましい。

3. 潜在的パレート改善:

補償が実際に行われなくとも、理論可能であれば、社会的に望ましいと判断される。

2024-09-17

anond:20240917144927

ピルを飲むのは向こうが任意でやっていること

自分の身は自分で守れ(コンドーム

2024-09-16

anond:20240916122038

ちゃん「(任意サブカル作品)は好き。でも初期のやつに限るな〜」

実際にはCランクぐらいの文系大学が一番「不要」なんだよな

https://anond.hatelabo.jp/20240915210019

Fラン学問の場としてはあんまり機能してないけど

就職し最低限やっていくための処理能力常識をもった大卒効率的供給している

これは受験に全く労力がかからないことを考えると十分ペイしていると思われるし

最近ブルーカラー労働現場仕事だけしていればいい層は少なく

マネージャー事務員兼業やらせていたり

最初ブルーカラーだけでもすぐ次の職位(チームリーダークラス)でホワイトカラー能力要求する構造になっているので

そこでわざわざリスキリングするより最低限の4大卒をとったほうが生産性が高いので

Fランだろうが普通に就職できている

Fラン大卒社会必要とされている


一方、むしろ今余っているのはCランクぐらいの、非専門職プライム市場上場文系総合職を狙うも

新卒就職でそこに行けず、かといって専門知識もないのでFラン4大と同じレベル就職しかできない層だ

この層はそれなりの大学に入ってしまたことで妙なプライドがつき、適正な就職先を選べなくなり

待遇中小事務職公的セクターなどを非正規転々とする羽目になることが多い

もちろんこういうところを出ても本人のソフトスキルコミュ力、顔、やる気、体力など)が高ければ

普通に新卒でそういったところの総合職に入れたり、歩合制の営業で成り上がれたりするが

問題はそういった能力大学教育で後から身につく可能性が低いということだ

部活体育会任意参加で、もともと能力ややる気がある人間を選別しているだけだし

ソフトスキルが低い人間は4年後変わらないどころか、モラトリアムでサボってもっと低くなることも珍しくない

逆に、こういう大学自力勉強して入れる層は処理能力常識はすでに高卒時点で備えている

から大学「教育」効果ははっきり言って低い

もちろん、これらの層にとっても自発的学問や専門能力を伸ばしたりする方向なら大学意味があるといえるが

専門職文系総合職新卒就職としてやっていくためには価値の低いスキルセットだ

単純に本人の将来のためになっていない

文系総合職のうちこれらの中間層がつけた職種は明らかに減少しておりこれからも増えることはない

ソフトスキル学力、どちらも兼ね備えたトップ層を除いたら、学力に偏った能力を持つ層は

エンジニアIT医療法曹学者、といった専門職につくほうが社会のためでも本人のためでもある

からFランではなくこれらのCランク専門性のつかない文系大学をつぶしてリスキリングと専門性獲得のために

作り変えるほうがよほど理にかなっているんだよな

情報存在関係

情報存在関係を数理化するために、高次圏論ホモトピー型理論、および量子場の理論統合した形式化を提案する。

まず、(∞,∞)-圏 C を考える。この圏の n-射は n 次元情報構造表現し、これらの間の高次の関係性を捉える。存在表現するために、この (∞,∞)-圏上の (∞,∞)-シーフを考える。

(∞,∞)-シーフ F: C^op → (∞,∞)-Cat を定義し、これを「存在の超シーフ」と呼ぶ。ここで、(∞,∞)-Cat は (∞,∞)-圏の (∞,∞)-圏であるF(X)対象 X に関連付けられた存在可能性の (∞,∞)-圏を表す。

このシーフ F は以下の超層条件を満たす:

任意対象 X と X 上の ∞-被覆 {U_i → X}_i に対して、以下の ∞-極限図式が (∞,∞)-圏の同値となる:

F(X) ≃ lim[∏_i F(U_i) ⇉ ∏_{i,j} F(U_i ×_X U_j) ⇛ ... ]

ここで、多重矢印は無限次元コホモロジー操作を表す。

次に、ホモトピー型理論 (HoTT) の拡張として、∞-累積階層理論 (∞-CUT) を導入する。これにより、以下の型構成子を定義する:

1. Π^∞(x:A)B(x): 無限次元依存積型

2. Σ^∞(x:A)B(x): 無限次元依存和型

3. Id^∞_A(a,b): 無限次元同一性

さらに、高次 univalence 公理採用し、以下を仮定する:

(A ≃^n B) ≃^(n+1) (A =^n B)

ここで、≃^n は n 次の同値関係を、=^n は n 次の同一性型を表す。

量子場理論概念を取り入れるために、圏値場の理論拡張し、(∞,∞)-圏値場 Φ: Bord^(∞,∞) → (∞,∞)-Cat を導入する。ここで、Bord^(∞,∞) は無限次元ボルディズム圏である。この場は以下の公理的場論の条件を満たす:

Φ(M ∐ N) ≃ Φ(M) ⊗ Φ(N)

Φ(∅) ≃ 1

Φ(M^op) ≃ Φ(M)^*

ここで、⊗ は (∞,∞)-圏の対称モノイダ構造を、* は双対を表す。

情報存在の動的な相互作用を捉えるために、導来高次代数概念を用いる。C の導来 (∞,∞)-圏 D(C) を考え、F の導来関手 LF: D(C)^op → D((∞,∞)-Cat) を定義する。情報の流れに沿った存在進化は、以下の超越的余極限として表現される:

hocolim^∞_i LF(X_i)

ここで {X_i} は D(C) 内の無限次元図式である

最後に、情報存在の根源的な関係を捉えるために、トポス理論無限次元拡張した ∞-トポス概念を導入する。∞-トポス E = Sh^∞(C) 内で、存在を表す対象 Ω^∞ を定義し、これを無限次元部分対象分類子とする。

2024-09-15

[] 無限次元確率動的一般均衡モデル

1. 確率基底と関数空間

完備確率空間 (Ω, ℱ, ℙ) 上で、右連続増大フィルレーション {ℱₜ}ₜ≥₀ を考える。

状態空間として、実可分ヒルベルト空間 ℋ を導入し、その上のトレース作用素なす空間を 𝓛₁(ℋ) とする。

2. 無限次元確率微分方程式

システムダイナミクスを以下の無限次元確率微分方程式記述する:

dXₜ = [AXₜ + F(Xₜ, uₜ)]dt + G(Xₜ)dW

ここで、Xₜ ∈ ℋ は状態変数、A は無限次元線形作用素、F, G は非線形作用素、uₜ は制御変数、Wₜ は Q-Wiener プロセスである

3. 一般化された経済主体問題

経済主体最適化問題を、以下の抽象的な確率最適制御問題として定式化する:

max𝔼[∫₀^∞ e⁻ᵖᵗ L(Xₜ, uₜ) dt]

ここで、𝓤 は許容制御の集合、L: ℋ × 𝓤 → ℝ は汎関数である

4. 無限次元HJB方程式

価値汎関数 V: ℋ → ℝ に対する無限次元Hamilton-Jacobi-Bellman方程式

ρV(x) = sup{L(x, u) + ⟨AX + F(x, u), DV(x)⟩ℋ + ½Tr[G(x)QG*(x)D²V(x)]}

ここで、DV と D²V はそれぞれFréchet微分と2次Fréchet微分を表す。

5. 無限次元Fokker-Planck方程式

システム確率分布時間発展を記述する無限次元Fokker-Planck方程式

∂p/∂t = -divℋ[(Ax + F(x, u))p] + ½Tr[G(x)QG*(x)D²p]

ここで、p: ℋ × [0, ∞) → ℝ は確率密度汎関数、divℋ はヒルベルト空間上の発散作用素である

6. 無限次元随伴方程式

最適制御問題随伴方程式

dλₜ = -[A*λₜ + DₓF*(Xₜ, uₜ)λₜ + DₓL(Xₜ, uₜ)]dt + νₜ dW

ここで、λₜ は無限次元随伴過程、A* は A の共役作用素である

7. 無限次元マルチンゲール問題

価格過程一般的な表現を、以下の無限次元マルチンゲール問題として定式化する:

Mₜ = 𝔼[M_T | ℱₜ] = M₀ + ∫₀ᵗ Φₛ dW

ここで、Mₜ は ℋ 値マルチンゲール、Φₜ は予測可能な 𝓛₂(ℋ) 値過程である

8. 関数空間上の測度変換

Girsanovの定理無限次元拡張を用いて、以下の測度変換を考える:

dℚ/dℙ|ℱₜ = exp(∫₀ᵗ ⟨θₛ, dWₛ⟩ℋ - ½∫₀ᵗ ‖θₛ‖²ℋ ds)

ここで、θₜ は ℋ 値適合過程である

9. 無限次元確率偏微分方程式

インフレーション動学を、以下の無限次元確率偏微分方程式記述する:

dπₜ = [Δπₜ + f(πₜ, iₜ, Yₜ)]dt + σ(πₜ)dW

ここで、Δ はラプラシアン、f と σ は非線形作用素、iₜ は金利、Yₜ は総産出である

10. 関数空間上の漸近展開

さなパラメータ ε に関して、解を以下のように関数空間上で展開する:

Xₜ = X₀ + εX₁ + ε²X₂ + O(ε³)

ここで、各 Xᵢ は ℋ 値確率過程である

11. 実質賃金への影響分析

実質賃金過程無限次元確率微分方程式として定式化する:

dwₜ = [Bwₜ + H(wₜ, πₜ, iₜ, Yₜ)]dt + K(wₜ)dW

ここで、B は線形作用素、H と K は非線形作用素である

金利上昇の実質賃金への影響は、以下の汎関数微分評価できる:

δ𝔼[wₜ]/δiₜ = lim(ε→0) (𝔼[wₜ(iₜ + εh) - wₜ(iₜ)]/ε)

ここで、h は ℋ の任意の要素である

12. 抽象考察

1. 非可換確率論:

量子確率論の枠組みを導入し、不確実性のより一般的な記述を行う。

2. 圏論アプローチ

経済モデルを圏として捉え、関手自然変換を用いて分析する。

3. ホモトピー型理論

経済均衡の位相構造分析し、均衡の安定性を高次ホモトピー群で特徴付ける。

4. 超準解析:

無限小解析を用いて、極限的な経済現象を厳密に扱う。

結論

無限次元確率動的一般均衡モデルは、金利インフレーション実質賃金相互作用一般的な形で記述している。

モデルの複雑性により、具体的な解を得ることは不可能に近いが、この理論的枠組みは経済現象本質的構造を捉えることを目指している。

このアプローチは、金利上昇がインフレ抑制を通じて実質賃金に与える影響を、無限次元確率過程観点から分析することを可能にする。

しかし、モデル抽象性と現実経済の複雑性を考慮すると、具体的な政策提言への直接的な適用不適切である

このモデルは、経済学の理論的基礎を数学的に提供するものであり、実際の経済分析政策決定には、この抽象的枠組みから導かれる洞察を、より具体的なモデル実証研究と慎重に組み合わせて解釈する必要がある。

このレベル抽象化は、現代経済研究最前線はるかに超えており、純粋理論的な探求としての意義を持つものであることを付記する。

2024-09-13

図書館司書非正規問題(9/14追記)

 図書館司書非正規問題について昨今取り沙汰されているのを見る。

 ざっと見た感じの問題点は、優秀な専門職が安月給で酷使されているということと、技術継承が行われないということ。

 私は先日、正規図書館司書職を退職した。理由は、専門的な業務従事したいという当初の動機と実際の現場が異なっていたところ。つまり現場職員専門性の低さに絶望して辞めた。


簡単自己紹介

・元 都道府県図書館正規司書職員

・30代


 「優秀な専門職」と言うのは、何も知らない外野自分たちを大きく見せたい現職だけ。図書館司書なんて単位を取ったら誰でも資格を取れるので、その資格一つで医師教員のような実務実習を伴う国家資格と並べると思っているのが恥ずかしい。(課程の図書館実習は任意なことが多いし、たかだか一週間程度で比較にならない)

 そして、専門職専門性が発揮できる分野としてレファレンスが挙げられるが、これはレファレンス難易度による。例えば、地域の「◯◯という地名の由来が知りたい」というレファレンスを受けたとして、まず地名辞典を見る。地名辞典になければ地方が発行してる地誌を見る。どちらかにはだいたい載っている。これの何が専門性だというのか。こういう定型化されたレファレンス対応について、口を大きくして専門性だの専門職だの言っていることが多い。逆に、人名辞典に載ってない郷土人物などを、辞典地誌など基本的資料以外から記憶や所蔵資料目録などをヒントに見つけることが専門的なレファレンスだと思う。このような真の専門的なレファレンスをできる人物がどれほどいるのか。私が勤務していたところでは、非正規職員は誰もできなかった。正規職員も半分以上できてない。

 能力によって給与が異なるのはどの世界でも一緒で、非正規職員非正規待遇であるのは相対的能力不足から当たり前のことであると思う。正規職員でもできてないのだから、そんな大きな声で「専門職待遇改善をー!」なんて言える状況じゃない。そして、優秀な人間、例えば某国図書館では正当な待遇が与えられていると思うし(ちなみに某国図書館の応募資格司書資格必要ない。この点から司書資格不安定さが伺える)、地方の優秀な人間は現状に見切りをつけて出て行く。

 何度も職員意識を変えようとしたけど凝り固まった40代後半以上の頭は変わらないし、上司層が変わらなければどれだけ下から頑張っても現場は変われないし、疲れた非正規職員も、正規職員ですらも、基本的コミュニケーションすらできない人がいるし(聞かれたことに答えられない、処理能力が低いなど)、現状維持ばかりで新しいことはせず、ただ自分世代円満に終わることばかりを考えている。こんなの一般企業事務職ですら無能扱いだろう。一般企業で使い物にならないレベル職員でも、一度公務員になってしまったら解雇はできない。そんな人たちがただの肩書きだけで「専門職ー!」と叫んでると思うと悲しいものがある。図書館司書知識は年々新しいことが増え司書課程の内容も更新されていくが、大昔に司書資格をとった現状維持ばかりのおじさんおばさんたちは自分の頭を更新しようとしないので、なおさら「専門資格とは?」と思う。

 図書館司書世界では、募集の少なさもしばしば取り上げられる。募集もたくさんあるし、優秀な人は普通に就職できる。(気になる人はJLA採用情報ページを見てみてね)40歳まで受けられるところも多く、年齢制限がないところもあり、他の公務員よりだいぶ応募資格が緩くなっている。それで若手をとろうが経験豊富人材をとろうが、それはその館の方針によるので知ったことではない。挑戦し続けて正規職員合格する人もたくさんいる。つまり、機会は開かれているのに挑戦しないことに問題があるし、たくさんチャレンジして受からないのであれば本人の能力問題であろう。能力が足りなくて受からないなんてことは他の業種でも同じで、何も図書館司書に限った話ではない。それを何でそんなに特別に大々的にアピールできるの?と思う。他の業種でも、能力が足りないけど続けたいなら待遇を落とすしかないし、諦めて他の業種に行くだろう。それと同じ。


 思いつくまま殴り書きしたので読みにくくてすみません。私が言いたいことは、周りが言うほど図書館専門職価値はないこと、専門職の中でも専門性グラデーションがあること、能力に応じて待遇が変わるのはどの世界でも当たり前で現状に違和感はないこと(非正規職員のこと)、待遇を変えたところで職員あるいは職員意識を変えないと半永久的な技術継承不可能なこと、です。40代後半以上の人たちを見て、ここにいたらこうなってしまうと思って辞めた。



2024年9月14日追記

こんなに読んでもらえるなんて思ってなかった。たくさんの反応ありがとうございました。いろんな意見があって面白かった。


タイトルと内容が違う。非正規職員雇い止め等はどうなのか。正規職員にとって非正規職員はどうでもいいように見える。

 どうでもいいです。非正規待遇が嫌なら正規になればいいし辞めたらいい。いわゆる氷河期世代など新卒時の社会状況に言及する人もいるが、正規職員の多くは中途採用(非正規職員経験者)です。社会のせいじゃない。昨今の非正規図書館員の話題を見てると、現状を変える気力や能力がないくせに空っぽの「専門性」を笠に着て「かわいそうな私たち」を演出しているだけのように思う。元職場でも組合から非正規雇用の待遇改善の署名がよく回ってきてたけど、バカだなって思ってたし一回も署名してない。私が見ていた世界では、前述の通り非正規職員専門性なんていうのはまったくなかったので、辞めても職場社会にとって問題ないと感じた。

 私の元職場管理職上司は、個人能力如何ではなく「図書館司書資格があること」を重要視し、「図書館司書資格保有者の職員数を確保すること」に専心していた。無能でも資格さえあればいいみたいな。私は資格なんていらないから優秀な人間と働きたかった。今は転職して、求めていた環境に身を置けて嬉しい。

 タイトルと内容は少し違っていたかもしれません。すみません。私が図書館司書非正規問題に触れる時、その前提にある専門性の具体的な話が出てこないように見えたので、こういう話になりました。


郷土資料収集って必要AIロボットでいいのでは?

 郷土資料必要で、各地域図書館郷土資料収集することで全国的郷土資料収集保存できる仕組みがある。それは大事だなと思う。場所予算は限られているのでその限られた状況でどういう資料収集するかといった選書にも、職員専門性が不可欠。専門性ほとんどが属人化するから、それを半永久的に継承していくべき。実際に働いてみて、この辺はロボットAIには難しいと感じた。

 郷土資料を含む図書館資料必要性で言えば、例えば陰謀論とか根拠のない噂話が力を持った時など、正しい情報情報比較検討に役立つ。図書館では全ての人がその機会を得られる。ググれば簡単情報は出てくるけど、やっぱり紙の資料の量や質とは比にならない。少しでも調査研究したことがある人はわかると思うけど。

 図書館国民県民市民ユーザーなので、ユーザーから図書館なんて必要ない、AIロボットでいい」と言わしめてるこの状況を、図書館司書図書館制度が変えていかなければいけないと思う。

 私は前述のような現実辟易していたので、一部の優秀な人間のみ残して専門性を保持し、あとの無能正規職員と全ての非正規職員指定管理に変えたらいいと思ってる。元職場でも一部指定管理が入っていたが、図書館業務ほとんどを占める定型化された業務なんて誰がやっても同じだし、むしろ公務員的な頭のかたさがなく新しい視点物事を考えられるところはこれから図書館運営必要なのではと思った。無能は切り捨てられそうだし。図書館正規職員(公務員)の働かないおじさんおばさんや無能も切り捨てられたらいいのに。そしたら現場モチベーションも上がるし優秀な人間も集まるかもね。


都道府県図書館市町村図書館では非正規職員職務が違う。(=後者では正規職員と同じような仕事をしている。)

 市町村図書館ならなおのこと、誰でもできる仕事ばかりです。図書館のあり方に関われるのは多くが館長レベルで、日常的な貸出、返却、選書(都道府県立と違って保存より利用を重視した選書)、目録(市町村ではほとんどがTRC流用)など、逆にどこに専門性があるか教えてほしい。

 現職の人はこんなチラ裏に青筋を立ててないで、「図書館なんかいらない」って言わせないように頑張ってください。図書館司書存在意義評価するのは仲間内じゃなくてユーザーですよ。内輪でヨシヨシしあってても意味ない。


コメントより抜粋図書館司書は今の情報社会に負けないよう専門性や職域を高めないと相対的価値は低くなる」「専門性定量化し、カテゴライズレベリングを行うのは、業界スキルアップだけでなく、権威づけや地位向上に必要

 私は図書館司書専門性のなさと図々しさに嘆いてたばかりだけど、本当にその通りだと思った。現状に即してよりよくする方向に考えられるのがすごいと思った。

anond:20230630201241

無限貨幣を刷ったら、日本国内のすべてのものがタダになるので、海外日本を売るようなもの

1)日本国内無限紙幣を使っても何も買えない。

2)アメリカから見ると、日本のすべてのものが0ドル=無限円。超円安任意のmについてm円は0ドル価値

よって無限貨幣を刷るのは売国証明完了

2024-09-12

[] 無差別曲線分析の基礎

定義 1 (消費集合)

消費集合 X を局所位相線形空間の凸錐部分集合とする。

定義 2 (選好関係)

X 上の二項関係 ≿ を選好関係とする。

公理 1 (完備性)

∀x, y ∈ X, x ≿ y ∨ y ≿ x

公理 2 (推移性)

∀x, y, z ∈ X, (x ≿ y ∧ y ≿ z) ⇒ x ≿ z

公理 3 (連続性)

∀x ∈ X, {y ∈ X | y ≿ x} と {y ∈ X | x ≿ y} は X において閉集合

公理 4 (凸性)

∀x, y, z ∈ X, ∀α ∈ (0, 1), (x ≿ z ∧ y ≿ z) ⇒ αx + (1-α)y ≿ z

定義 3 (効用関数)

関数 u: X → ℝ が以下を満たすとき、u を選好関係 ≿ の効用関数と呼ぶ:

∀x, y ∈ X, x ≿ y ⇔ u(x) ≥ u(y)

定義 4 (無差別集合)

効用関数 u: X → ℝ に対して、任意の r ∈ ℝ に対する無差別集合 I_r を以下で定義する:

I_r = {x ∈ X | u(x) = r}

定理 1 (無差別集合の位相性質)

公理 1-4 を満たす選好関係 ≿ に対応する効用関数 u が連続であるとき任意の r ∈ ℝ に対して、I_r は X の閉集合である

証明

u の連続性より、I_r = u^(-1)({r}) は X の閉集合である

定理 2 (無差別集合の凸性)

公理 1-4 を満たす選好関係 ≿ に対応する効用関数 u が準凹であるとき任意の r ∈ ℝ に対して、I_r は凸集合である

証明

x, y ∈ I_r, α ∈ (0, 1) とする。u の準凹性より、

u(αx + (1-α)y) ≥ min{u(x), u(y)} = r

一方、u(αx + (1-α)y) > r とすると、公理 4 に矛盾する。

よって、u(αx + (1-α)y) = r となり、αx + (1-α)y ∈ I_r が示される。

定義 5 (Gâteaux 微分可能性)

X が Banach 空間とき関数 f: X → ℝ が点 x ∈ X で Gâteaux 微分可能であるとは、任意の h ∈ X に対して以下の極限が存在することをいう:

δf(x; h) = lim_{t→0} (f(x + th) - f(x)) / t

定義 6 (限界代替率)

効用関数 u: X → ℝ が Gâteaux 微分可能であるとき、点 x ∈ X における財 i と財 j の間の限界代替率 MRS_{ij}(x) を以下で定義する:

MRS_{ij}(x) = -δu(x; e_i) / δu(x; e_j)

ただし、e_i, e_j は i 番目、j 番目の基底ベクトルとする。

定理 3 (限界代替率逓減の一般化)

X が Hilbert 空間で、効用関数 u: X → ℝ が二回連続 Fréchet 微分可能かつ強凹であるとき任意の x ∈ X と任意の i ≠ j に対して、

∂MRS_{ij}(x) / ∂x_i < 0

証明

u の強凹性より、任意の h ≠ 0 に対して、

⟨D²u(x)h, h⟩ < 0

これを用いて、MRS の偏導関数符号評価することで証明完了する。

定理 4 (効用最大化問題の解の特徴付け)

X が局所位相線形空間、p ∈ X* (X の双対空間)、w ∈ ℝ とする。

効用関数 u: X → ℝ が連続かつ準凹で、以下の問題の解 x* が存在するとき

max u(x) subject to ⟨p, x⟩ ≤ w, x ∈ X

ある λ ≥ 0 が存在して、以下が成り立つ:

1. ⟨p, x*⟩ = w

2. ∀y ∈ X, u(y) > u(x*) ⇒ ⟨p, y⟩ > w

3. δu(x*; h) ≤ λ⟨p, h⟩, ∀h ∈ X

証明

超平面分離定理を用いて、{y ∈ X | u(y) > u(x*)} と {y ∈ X | ⟨p, y⟩ ≤ w} が分離可能であることを示し、そこから条件を導出する。

オレはバカからよく分かんねえけどよォ

バカなりに飲み込めねェこともあるんだよな

マイナンバー制度がその一つなんだけどよ

制度のものメリットもよく分かってねえんだが、「強制じゃない」って言うし、ただお上から勝手に番号が振られるだけだっつーから、ほんならまあ好きにしとくれや、くらいに思ってたんだ

これまではな

どんだけ「今マイナンバーカード作ればポイント還元!」って言われてもよォ、バカからカード作ったところで何に使うんだと思って作らなかったし、必要な場面がなかったからずっと個人番号通知書のまま放置してた

そしたらよ、健康保険廃止だっつーじゃねーか。おいおい、話がちげーよって!

任意だっつーから、これまでほっといたんだぜ。でも、健康保険証にまで食い込んできやがったら、そんなん、マイナンバーカードを持ってない人間が明確に”不合理”になるじゃねーか

そりゃよ?カードがなくても、資格なんちゃら証とかいうので、これまで通り病院にかかれるって言うけどよ。オレぁ昔、病院事務バイトをしてたことがあってよう。”イレギュラー”の患者の処理がどれだけ面倒か、そこそこ分かってるつもりでさあ。今、マイナンバー所持率って7割くらいだろ。ほんで、これからそれが当たり前になるわけだろ。”持ってない”患者、スゲー迷惑になるじゃん。オレぁバカだけど、他人迷惑かけてまでデケー顔はできねーんだ

そいでここにきて、免許証一体化?おいおい、勘弁してくれよ。しかもしれっと現行免許証更新料が上がってんじゃねーか。これまた持ってない人間が”不合理”、っつーより不利になる話だよな

オレぁ納得がいかねえんだ。「任意」「強制じゃない」って話だったろ?なんでいつの間にか、生活の基盤にまで侵食してきてんだ?

重要な根幹にしたいんだったら、最初から言ってくれたらよかったんだ。「全国民共に共通カード持たせたい」ってよ。そしたらバカなオレは「まあお上が言うなら…」って飲み込んで、カードでもなんでも作ってたってもんよ

けどよォ、現状って詐欺みたいなもんじゃねえかい

オレは納得いかねえよ。どうしても

2024-09-08

創作って普通に男性もやってるよね

「○○(任意ソシャゲの女キャラ)と同棲した自分(を投影する男性か白ハゲかそのソシャゲ特定呼称を持つ存在)」「○○と結婚して産まれた娘が○○にそっくり、その娘を可愛がっていたら○○が嫉妬してその夜はセックスが盛り上がる」みたいなイラストガンガン流れてくるけど、それ全部「夢創作」だよね

なんでこれらが夢創作にならないと思うのか

これは受容されて女ヲタの夢は攻撃ネタにしていいと思うのか

本当に謎で仕方ない。

2024-09-06

anond:20240906170410

加入が任意民間保険ではなく、強制で加入義務がある公的年金の話ですよ。

公的制度男女差別受給額は女性が多いのに、負担は男女同額)があるなんて許されませんよね。

メンタル診断書もらうには医師の診察を受けないといけなくて、それは本当にうつ病になってなければ無理だよ。

 

なのでお勧めは、いちどギリギリ懲戒免職にならないくらいの大きなやらかしをして、停職以下の懲戒処分を食らうこと。

そうすると人事記録に「こいつやらかし過去あり」となって、重要責任のある部署ポジションにはまわされなくなる。

公務員が減点主義なのを逆手にとって、減点くらって楽(責任を負わされにくい)ポジションに行くの。

出先の庶務担当とかね。

自分が壊れたり自殺するよりは、周りに迷惑かけたほうがマシだと割り切るんだ。経験からアドバイスだ。

 

俺のやらかしは、ほんらい決裁が必要文書を決裁なしで発出してしまたこと。

まり業務が多くて忙しくて手が回りきらず、でも上司も周りも自分以上に忙しいので助けを求めることもできず、文書発出が遅れると相手迷惑をかけるので遅らせることもできず、育児があるので夜中までの残業もできず、

自分の手持ち業務範囲内で省ける時間を省こうとしたら、文書作成したら起案せずにすぐ出してしまうことだった。

当時は公印審査もゆるゆる(形だけはあったが、実質ノーチェックで自分で押せた)だったのでそれができた。(俺がやらかしから厳格化されて勝手に押せなくなったが)

そういう処理が何件と積み重なって、翌年の内部監査で当然発覚して大問題になって懲戒処分となった。

 

うちは夫婦フルタイム共働きで、懲戒処分されて次の異動からは俺の残業は無くなって妻のほうが帰宅が遅いので、俺は毎日5時15分で退勤して保育園に迎えに行って、自宅で子供と遊んで晩御飯作って一緒に食べてる。

俺がやらかしてなかったら育児が立ちいかなくなって詰んでただろうから結果的にはよかったと思ってる。

 

追記

毎年「意向調査」というのがあって、異動希望も書くことができるので、やらかし部署に配属される前年に第三希望まで出先を書いて、任意記述欄にも「もうすぐ子供が産まれて、妻は自分より忙しい職種自分育児主体になるだろうから残業の少ない出先を希望します」と書いてあったのに、本庁のクソ忙しい課に配属されたので

「俺が悪いんじゃないわ、人事課が悪いわ」と半ば開き直ってたところもあった…

さすがに監査でその書類見られて無起案が判明した瞬間は、バレるにきまってるとわかってたのに血の気が引いて頭クラクラしたし、その後に上司が同僚が後始末で苦労してるとしきは申し訳なさすぎて退職も考えたけどな!

「俺がやめたら子供の将来の教育費はどうする、妻が一馬力で苦労するぞ」と思ってしがみついた。

 

追記追記

ブコメ「 有印文書偽造でクビにならないのってさすが公務員だなーって感じ」

ほんらい出してはいけない文書自分意志で創出したのなら偽造なんだろうけど、

俺の場合は「受けるべき内部決済を受けてないだけで、文書自体法律上さなければいけないものを、基準に沿った内容でちゃん審査して作って出した」状態だったので、偽造にはあたらなかったみたい。

(部の主管課が顧問弁護士相談して得た回答をもとに、三役まで判断を仰いでの結論。いやほんと大ごとだった。)

なので「年度を越えた事後決裁」という特例措置をすることになって、上司をかけずりまわさせることになってしまった。

anond:20240906005552

メンタル診断書もらうには医師の診察を受けないといけなくて、それは本当にうつ病になってなければ無理だよ。

 

なのでお勧めは、いちどギリギリ懲戒免職にならないくらいの大きなやらかしをして、停職以下の懲戒処分を食らうこと。

そうすると人事記録に「こいつやらかし過去あり」となって、重要責任のある部署ポジションにはまわされなくなる。

公務員が減点主義なのを逆手にとって、減点くらって楽(責任を負わされにくい)ポジションに行くの。

出先の庶務担当とかね。

自分が壊れたり自殺するよりは、周りに迷惑かけたほうがマシだと割り切るんだ。経験からアドバイスだ。

 

俺のやらかしは、ほんらい決裁が必要文書を決裁なしで発出してしまたこと。

まり業務が多くて忙しくて手が回りきらず、でも上司も周りも自分以上に忙しいので助けを求めることもできず、文書発出が遅れると相手迷惑をかけるので遅らせることもできず、育児があるので夜中までの残業もできず、

自分の手持ち業務範囲内で省ける時間を省こうとしたら、文書作成したら起案せずにすぐ出してしまうことだった。

当時は公印審査もゆるゆる(形だけはあったが、実質ノーチェックで自分で押せた)だったのでそれができた。(俺がやらかしから厳格化されて勝手に押せなくなったが)

そういう処理が何件と積み重なって、翌年の内部監査で当然発覚して大問題になって懲戒処分となった。

 

うちは夫婦フルタイム共働きで、懲戒処分されて次の異動からは俺の残業は無くなって妻のほうが帰宅が遅いので、俺は毎日5時15分で退勤して保育園に迎えに行って、自宅で子供と遊んで晩御飯作って一緒に食べてる。

俺がやらかしてなかったら育児が立ちいかなくなって詰んでただろうから結果的にはよかったと思ってる。

 

追記

毎年「意向調査」というのがあって、異動希望も書くことができるので、やらかし部署に配属される前年に第三希望まで出先を書いて、任意記述欄にも「もうすぐ子供が産まれて、妻は自分より忙しい職種自分育児主体になるだろうから残業の少ない出先を希望します」と書いてあったのに、本庁のクソ忙しい課に配属されたので

「俺が悪いんじゃないわ、人事課が悪いわ」と半ば開き直ってたところもあった…

さすがに監査でその書類見られて無起案が判明した瞬間は、バレるにきまってるとわかってたのに血の気が引いて頭クラクラしたし、その後に上司が同僚が後始末で苦労してるとしきは申し訳なさすぎて退職も考えたけどな!

「俺がやめたら子供の将来の教育費はどうする、妻が一馬力で苦労するぞ」と思ってしがみついた。

 

追記追記

ブコメ「 有印文書偽造でクビにならないのってさすが公務員だなーって感じ」

ほんらい出してはいけない文書自分意志で創出したのなら偽造なんだろうけど、

俺の場合は「受けるべき内部決済を受けてないだけで、文書自体法律上さなければいけないものを、基準に沿った内容でちゃん審査して作って出した」状態だったので、偽造にはあたらなかったみたい。

(部の主管課が顧問弁護士相談して得た回答をもとに、三役まで判断を仰いでの結論。いやほんと大ごとだった。)

なので「年度を越えた事後決裁」という特例措置をすることになって、上司をかけずりまわさせることになってしまった。

2024-09-05

anond:20240905180330

任意入力任意の出力に変換するのが人民役割であり、頑張りどころであるはずだ。

常にリーダー大目標を示し、人民はどうすれば大目標を達成できるのか、それこそ一億総火の玉となって考えるのだ。

無論、達成できなければ、原因となった人物責任をとることになる。つまり、究極的には首をくくる。ゆえに達成できないなどということは考えること自体自殺的で、許されず、また不自然力学でもある。文字通り死ぬ気でしゃにむにやるだけである

上記普遍的原理は、洋の東西を問わず常に真理であった。

ところがこのところの日本男児は情けない者が増えた。大目標のために体を張ろうという気概のあるものは随分珍しくなった。豊かさの反動とでもいうべきか、これはこれとして喜べる点もあろうかと思うが、リーダーとしてはいただけない。弾丸が不足すれば、戦の行方など望むべくもない。

そこで女子から気概のあるものを取り立てることとする。大変画期的先進的な考え方を導入するのである。考えてみれば総人口のおよそ半数は女子であるから、優秀な男子が足りなければ、自然、優秀な女子を求めることとなる。

それから外国人にはまだまだ気概のある若者が多い。かつての我が国のように、未来を見据えて意気揚々と取り組む若者外国には滅法多い。こうした新たな血を取り入れることで、国力の底上げを図るわけである

これらの労働力というのは、情けない今日日本男児のけつを拭く役回りではあるものの、絶対数として切れる首の数は確保しなければ、やはり回る首も回らないというのが現実である

私の要点は、つまりあなた論理は自らの役割放棄した全く無責任絵空事であるということだ。自らが何をすべきか?それはつまり大目標に向けてひたすら前進することである。何が大目であるべきか、などと考えを巡らせる必要はないし、越権的思い上がりと言うべき代物である大目標に意見を持つということは、つまり体制に対する反逆を企図していることに他ならない。もしも真に述べるべき価値のある意見があると信じるならば、相応しい立場に上るその日まで口を閉ざすのが賢明である。相応しい立場にない者が意見を持っても、所詮床屋談義の域を出ないのである。そのことを自身で弁えているからこそ、力を求めて刻苦勉励を重ねるよりは、安易言論じみた同化を演じてしまうわけでもある。

もしもあなた若いならば、考えを改めるチャンスがある。与えられた役割を全うせず、遠き天の彼方に唾を吐くのか、それとも国家安寧のために微力を尽くすのか、選ぶことができる。真剣に考えてみてもらいたい。それこそ、命をかけて黙考されたい。

anond:20240905030945

実際のところ、この状況で離婚要求した場合、どっちに親権がいくんだろう?

で、ワクチン接種を強行しろという意見が多いけど、仮に強行した後で、それを理由離婚だと妻側に言われた場合裁判所はどう判断するんだろう?(特に任意ワクチン場合

行政相談しながら(問題解決しようとしていた、と第三者からわかる形で)進めるしかいかなぁ

仕事も忙しいだろうけど、頑張れ!パパ

死ぬ日を自分で決めれる制度が欲しい

安楽死を拡大して、任意の日を個人できめて使えるようにならないだろうか。(病気とかの要件無しで)

下記のようなことがメリットがはず

個人として

・日が決まっているので丁度資金を使い切れる

・日付を早めに設定すれば健康なうちに資金を使えるので生きている間のQoLが上がる(fireに近いことを享受できる)

長生きのリスク担保するための過剰な備えが不要になることによる資金有効活用可能になる(保険であったり、資産運用の取り崩しペースであったり)

社会として

生活保護に頼りたくないが、リスク取ってチャレンジしたいという人のセーフティネットになり得る

・いわゆる無敵の人が減る(無敵になる理由が緩和される)

・過剰な延命医療がかなり減る

いざその日が近くなって嫌なら伸ばせばいいという緩めの運用であれば個人にとってはデメリットはあまりないと思うのだけどいかがだろうか

社会デメリットは当然あるが個人権利を妨げるのは違うのではと思っている。

もし既にこういう制度になっている国があったら教えて下さい

河野太郎国民確定申告制は昔から理想的税制とされてきた

河野太郎が、「年末調整廃止して全納税者確定申告する税制にする」とXで宣言して炎上賛同やらされている問題。これはずっと以前から理想的税制として語られてきたもので、別に太郎が急に閃いた事ではない。

https://x.com/konotarogomame/status/1830737429361504665/photo/1

https://nordot.app/1203999108206085074

 

シャウプ勧告

元々はGHQ戦前日本旧弊で反民主的税制是正せんとした税制改造(シャウプ勧告)に端を発する。つまり民主的税制である

戦前日本では納税単位がイエ単位であったり、戦時増税として物品税が多く設定されている為に市場じゃなくて個人売買した方がお得とか、税務署自体もやたら威張っているなどの問題があった。イエ単位納税個人がイエに縛られている事を前提とするので反自由、反民主的であり、会社員世帯が税額の面で不利になる。戦前資本主義が未発達で会社員は限られたエリート的な身分だったが、これが大衆化して給与も下がったら不公平は看過しえないものになる。また地方自治体の税収源が少なすぎる為にを国家中央が握る地方交付金依存しすぎているのがファシズムの浸透の原因にもなった。

 

こういう判断アメリカ型の税制の更に理想的な形を日本施行して、根幹から民主的資本主義国家の骨格を持たせようとした。

それで導入されたのが、法人税青色申告複式簿記固定資産税などだ。戦前では土地税金地租家屋税金家屋税で、共に国税であった。これを廃止して地方税の固定資産税として納税先は自治体となった。

 

で、問題源泉徴収年末調整だが、これも廃止して個人確定申告にする事がシャウプ勧告に入っていた。だが困難という事で見送りされてしまったのである

それはまず取りっぱぐれの問題税務署会社を押さえておけば効率的所得税は見逃しなく徴税出来るが、社員個人確定申告のみとしたらバックれる奴が出てくるに決まってるし確認作業も大変だ。

もう一つは社員確定申告に来るのが大変だという問題確定申告の為には一日休まなきゃならない。そして税務署で延々並んで…というのをやらないといけない。当時産業殆ど吹っ飛んでしまって生きるのも大変な時期に金を払う為に一日休めるか、会社社員がごっそり来ないという状態是認できるか。

こういう反対意見に押し切られて天引き源泉徴収年末調整のままになってしまった。

 

確定申告理想

シャウプ勧告には有ったのに見送られてしまった総確定申告制だが、その後も理想的税制として導入を訴える声はあった。

それはまず、太郎も言っているが税の仕組みが判るようになり、使われ方にも分解能が上がるだろうという事。

ブクマページなどでは「この機会に簡素化して控除も無くそう」みたいな事言ってる人がいるが、逆だよ逆。どういう行動の支出に控除があるのか、自分はどの控除が掛かっているのかという事を知る事が出来る。「控除も無くそう」というのは天引き以外の納税を知らない意見だ。「所得税」の欄の数字所得から単純に出てると思ってる。だがこの数字会社が控除額を計算して算出しているのだ。

控除がどこに掛かるかを知れば、現在の国が不公平是正する為に会社員のどこの負担を認めて差っ引いているかが判るようになる。

もう一つは利害の誘導。国がどのような行動をして欲しいか、というのが控除に現れる。マイホームを買ってローンを組んで欲しいか(見かけ上通流通量の増加→インフレ)、子供を産み育てて欲しいかなどだ。これは法人税青色申告だともっと鮮明に意図が見える。

 

納税者意識は確実に高まるしその使われ方にも興味が行き易い。

今までは確定申告の為に一日休んで税務署に行くというのが負担だった。年度内で転職したのに確定申告に行かない(行けば取り過ぎ分還付されるのに)人も多かった。

でも電子納税なら夜でも出来るし時間も掛からない。税務署で並ぶ必要もない。負担にならないのだ。テック万歳である

 

という事は増田太郎意見賛同していると思うじゃん?残念だが反対なのだ

 

ネオリベラリズム残滓問題

太郎意見ではこの施策

所得情報を迅速に把握できるので、必要な人にピンポイントでプッシュ型支援を行うことができる

としている。だが「所得情報を迅速に把握」と「ピンポイントでプッシュ型支援」は繋がるのだろうか?

この二つは別の問題じゃないのか?

更に現在でも源泉徴収の為に社員マイナンバー必須となっている。総確定申告化で何か変化があるのか?何もない。

因みに自治体によっては低所得者向けに交通チケット給付金、買い物券などの支援をやっている。現在でも納税額を見てプッシュ型でそれら申込書を送ったりしている。「ピンポイントでプッシュ型支援」されているのだ。

但し地方自治体所得額を把握するには、国税所得税確定→それを基に自治体住民税確定と段階を踏むので、時期は6月辺りになる。太郎はそれを前提に「所得情報を迅速に把握」としたのだろうが、白色申告時期の3月から3か月程度でしかない。この文章を読んで「たった3か月じゃん」と思えないのはダメである

 

だが問題は何故こういう力点作用点が違う事象を言っているのに通ってしまうかという事である

それは2000年代前半の日本ネオリベ流行した為なのだ

 

日本でのネオリベ流行には特徴があり、支持者に経済音痴が大変多い。商取引での慣行法制度、更には経済事件は非破廉恥罪で社会善悪感情と異なるという常識すらない者が多い。

また「メンバーシップ会社から自由な」個人を謳っているくせに経済事象給与所得者の延長で考える事が多い。多いというか専らだ。つまりB層問題だ。

賛同する政策というのは何かを壊す(入力)というものが多く、その結果は任意の好ましいものになる(出力)という根拠がないものだ。

例えば郵便局株式会社化して上場させるという入力に、サービス向上という出力が発生すると素朴に考える。だが普通に考えれば配当が欲しい株主離島過疎地でのユニバーサルサービス継続に賛成する筈がないよなぁ。

また、賃貸家賃を安くする(出力)為に土地建物相続廃止入力)して不動産会社が取得すべきという意見も見られた。これは既得権益者の地主などにも諭されていたが、物件取得費を家賃で回収する必要があるから安い物件なんて無くなるわなぁ。

太郎が今言ってる解雇自由化(入力)で雇用流動性という出力が得られる論も同じで、入力と出力が結びついていない。それを結びつけるのにはどうするか?という設問が出ない言論空間をアテにしているのだな。

 

こういうややこしい社会制度を解体したら望ましく自分が得する結果になる筈!というのは90年代まではリベラルがやっていた。自分が抑圧されているのは社会のせいだ、と。また海外出羽守も同じことを言っていた。

2000年以後になるとリベラルは退潮し、代わりにネオリベ流行した。これは市場を喰われたって事である

だが実際に導入されてみるとこんな考えだったB層達は解放されず、勝者はノウハウを集積出来る法人であった。

また単に市場シュリンクさせ余剰を無くして全体の賃金を縮小させデフレを進行させただけだった。日本からはGAFAMは現れず、Ankerも現れず、3Dプリンタなどの新しい技術を売る会社日本企業の名はない。成長してLGサムソンになる会社もいなかった。

これらが出来なくなる基盤だけを提供したのである日本ネオリベ米韓のそれは性質が違うのだ。

 

ところがそんな入力と出力の間を繋げる努力も無しに任意入力すれば任意の出力が得られると言って憚らない連中は残存している。彼らが持つ社会へのルサンチマン入力と出力の必然性を彼等の中で担保しているのである

そんな連中に向けた言葉を語っているのが太郎なのだ

今回の太郎の表明に「複雑な税制が無くなって控除が廃止される事」を望んでいる意見が寄せられているのがその証拠である天引きサラリーマンから見たら控除の必要性なんて判らない。それでそれを敷延して判り易い世界が来る事を期待してしまうのだ。もうこういう支持のされ方をする政治家は落とした方がいいだろう。

 

太郎アカンみ

太郎はかなり面白い来歴の人物だ。Wikipediaにもあるがアメリカ大学政治学を学んでいるしその途中でポーランド留学している。その間に後に初代ポーランド大統領になったワレサ連帯議長を訪ねている。当時はまだゴルバチョフペレストロイアの前で、連帯反体制運動と見做されていて太郎公安警察にしょっ引かれている。

連帯自由主義寄りだったユーゴスラビア自主労組のような組織で、共産党独裁が前提のソ連勢力圏では「修正主義」と見なされて弾圧されていた。だが後の東欧自由化の先陣を切った運動であった。

その連帯ワレサ議長に、ゴルバチョフ以前に会いに行くというのはすごい行動力だ。筋金入りのリベラルといっていい。

 

だがこういうリベラル保守側に転向した際に最悪となるエピソードというのは多い。一番判り易いのがアメリカネオコンサバティブで、その中心人物スターリン左翼偏向と詰られたトロツキストだった。

国益』誌でソ連崩壊アメリカ民主体制勝利歴史の終わり)とする一派を押しのけて軍拡競争の為と総括した連中が911の衝撃に乗じて共和党内の穏健派を追い出し、宗教右派と手を組んで共和党ジャックしてしまった。その結果イラク戦争を起こし、イラク国内を平定出来ずにISIS活動を許し、中東を戦乱の渦に巻き込んでしまった。責任を問われて失脚し、穏健派パージしていたので今の共和党宗教右派陰謀論のトランピアンに乗っ取られた、アメリカ覇権の内なる脅威みたいなもんになっている。

太郎場合実効性や結果のフィードバックを取り込んで行動していない。設計→実行→修正行政組織の行動葎を取り込まずに、設計しっぱなしなのだ。イージス・アショア配備で断念する旨の報道が出たのに「自分は知らないか誤報」と言って後で泣き言言っていたのを覚えているだろうか?防衛省内の報連相サイクルからパージされていたという事だ。

ワクチン担当でも残数ショート産業医接種を突然停止させ、その余波で通常の大規模接種も長く停止してしまったのに、それは外部の問題だと言って憚らなかった。自分の行動が及ぼす影響を考えず、自分設計は正しいと言うだけだった。

どうも安倍時代に初入閣してそれが通ると覚えたようである

 

Xのブロック問題も初めは「変なネトウヨ」(本人談)をブロックしていただけだった。紅の傭兵の息子だから中国スパイだろお前は、的なもの相手にする必要はない。だが入閣後は自分行為評価している人全てブロックになって、マスコミ質問ブロック、となるとただ設計があるだけで、それが適切な出力となって社会作用するか?という事を問われる環境に居た事が無い。

 

そうすると源泉徴収年末調整廃止と総確定申告化が如何にシャウプ勧告に基づき、ずっと議論されてきた理がある方策だとしても反対するしかない。

しかもこれが「ピンポイントのプッシュ型支援に繋がる」と、入力とまるで関係がない出力が得られる、と言っていれば猶更だ。これは20年遅れのB層設計しっぱなしの政治家が語っているというだけの下らん話である。それは騙しがデフォルトコミュニケーションをしているだけに過ぎないのである

妻が陰謀論にはまって離婚しそう

2024/09/05 追記

ブクマみた

自分なら離婚を考える前にまず子どもワクチン打たせる方法から考えると思うんだ。だからこの増田、嘘っぽいなって感じた。

まさか嘘松認定してくる人いると思わなかった。

ワクチンって新型コロナ一本だけじゃないんだよ。

こそっと打とうかとか、無理矢理でも打とうなんてとっくに考えたよ。

でもそれが逆に離婚の決定打になる可能性もあるでしょ?

目先のワクチンだけ打てたとしても、離婚後それ以降のワクチン接種で妻に抵抗されたら本当におしまいなんだよ。

こっちは子どもの命がかかってんだよ。

離婚しそうとは書いたけど、こちらとしてはなんとか打つ方向で妻との落とし所を見出せないか必死なんだよ。

他のブコメもみた。心配してくれてる人ありがとう

ワクチン任意から、接種拒否だけでネグレクト認定から親権奪取はなかなか難しいみたいだ。

自分ワクチン拒否を伝えられてブチ切れして対話できてなかったし、結論を急ぎすぎてしまたかもしれない。

少し、時間をかけて妻と対話してみようと思う。

まず時間をかけて共感するところからはじめてみる。

---

妻が突然こどもにワクチンを打たせないと言い出した。

ネットワクチンを打つとがんになりやすくなる、シェディングで予期せぬ感染が怒る、ワクチン政府自分たちの目標実現のため打たせてる、と言い出した。

新型コロナワクチンはおろか、必須ワクチンも全て打たせないと言い出してしまった。

まさか身内が反ワクになると思っても見なかった。

絶望がすごい。ここ数年でいちばん絶望

こどもにワクチンを打たせないことで、将来重篤病気になったら?死んでしまったら?

そう尋ねても治療すればいいの一点張り

治療必要をなくすためのワクチン、と説明しても聴く耳をもってくれない。

医療機関厚労省データを見せてもそこから何かを判断しようとせず、SNSのほうは鵜呑みにしようとする。

もはや会話が成立しなくなってる。

このまま反ワク方針を突き進まれると、もう会話するのも嫌になってくる。

正直陰謀論者と同じ空間生活送るのも怖い気持ちがある。

離婚するしかないのか。

親権は向こうになるだろうけれど、ワクチン打たせない判断自分が関わってないだけマシなのか。

でも娘はそれでワクチンを打たず、重篤病気になる可能性がある。

それは辛すぎる。なんとかできないのか。

2024-09-03

エンジニアに学ぶダイエット

昨年、一念発起して100kgの大台から70kgまで、30kgの減量に成功した。

それをもっぱら食事改善によって果たした。

やたらと知見を共有したがるのはエンジニアの美点の一つだが、私もその例にならい、ここにダイエット中に学んだことを共有しようと筆を執っている。


ダイエットとはそもそも日常食事のことを指し、それが転じて食習慣の適正化意味するようになった。

減量の本質もそこにある。

人は食べたものからできている。食習慣を適正化すれば、自然健康的になる。

そこで、ここでは食習慣の適正化に焦点を当てて解説する。


30kgもの減量に成功した最大の要因は、自分エンジニアであったことだと思う。

そもそもプログラミングとは、入力されたデータに対して任意の出力データを得るために加工する、その計算方法設計し、実装することを指す。

料理もまた同じで、食材という入力に対して、調理実施し、料理という出力を得る。

そのため、体重と食習慣の適正化というプロジェクトに対して、プロジェクトマネジメント手法が応用可能なのだ


環境投資する

環境への投資重要だ。

メモリ4GBのオンボロPC抱えてパイプ椅子で開発すすめても、ろくに進捗しないのと同じだ。

ただし、闇雲に金をかければよいというものでもない。投資すべきものというのは、だいたい決まっている。



どれも無くても減量自体可能ものばかりだが、あったほうが効率が良い。

そもそも減量はモチベーション管理ゲームなので、自動化、簡易化できるところはやったほうがいい。

金を払って健康を買っていると考えればよい。


アーキテクチャを固め、規約を定める

まったくアーキテクチャを考えず、行き当たりばったりでファイルごとに違う設計プロジェクト悲惨な結果を招く。

最初にこのアーキテクチャで行くと決め、ひとまずはそれを続けることが大事だ。

減量で言えば、ローファットでいくかローカーボでいくかということだ。

日によって低脂質でいったり低糖質でいったりするのは全く良くない。

自分は低脂質でいくことにした。そのほうが筋肉量の減少を抑えられるし、コレステロール値の改善にも効果的だからだ。


また、コード規約重要だ。

金融プロジェクトありがちな細かすぎるコード規約有害無益時間と金無駄だが、余りにフリーダムなのも混乱のもとである

減量でいえば、目標カロリー量とPFCバランスだ。ここがいい加減だと、到底うまくいかない。

カロリー量はハリスベネディクト方程式から出される基礎代謝の1.5倍とかに設定すればよいだろう

そのうえで、低脂質ならP:30%, F:20%, C:50%のように割り振ろう。

たとえば1600kcal目標なら、P: 480kcal = 120g, F: 320kcal = 35g, C: 800kcal = 200g、といった感じだ。

この規約を守るためにも、あすげん/カロミルがあれば、計算が楽だったというわけだ。


コンピュテーションタイミングをずらす

プログラミングでは、実行時に行うと重すぎる計算ビルド時など事前に行ったりすることがある。

初代スーパーマリオブラザーズジャンプは、1フレームごとに重力係数をかけて計算しているわけではなく、加速度ハードコードされている。

ブロック崩しでさえ物理演算するような現代においても、似たようなことをすることはある。

ダイエットで言えば、時間的余裕のあるタイミングで、できることをしておけということになる。

キャベツを千切りにしたり、きゅうりトマトを切ったり、オートミール材料混ぜておくことは事前にできることなのだ。

夜寝る前などにやっておき、明日調理工数を最低限にしておくことが大事だ。

処理したものジップロックコンテナにでも入れて、冷蔵庫しまっておこう。

よく食べる鶏むね肉や牛もも肉なんかもキロ単位で大量買いして、1食量ごとに切り分け、ジップロックバッグに入れて冷凍庫に入れておこう。

次の日に食べるものを、前日に冷蔵庫に移せばいい。


キャッシュする

適切なキャッシュがもたらす実行速度の向上効果は非常に大きい。

これは料理についても言える。

毎食ごとに献立を考え、材料を揃え、包丁で切ったり、コンロで焼いたり…などの調理を行うのは非常に効率である

冷蔵庫の中身をレンジで温めるだけなら、5分で終わる。

いわば冷蔵庫メモリキャッシュであり、冷凍庫ディスクキャッシュのようなものである

よく1人分作るのも3人分作るのも変わらないよ〜などと言うが、同じ理屈で1食分作るのも、3食分作るのも、手間としてはたいして変わらない。

から10食分まとめて作って、保存しておけばよいのだ。

大きなジップロックコンテナを用意するのはこのためだ。


ライブラリ活用する

エンジニア車輪の再発明を嫌う。

すでに広く使われ、実績のあるライブラリがあるのに、なぜ一から作らなければならないのか。

これはダイエットについても言える。

安価で大量に手に入るカット野菜などは、買ってしまえばいいのだ。

たとえばきんぴらごぼう。作ると面倒なきんぴらごぼうだけど、その面倒さの9割はごぼうを千切りするところにある。

千切りして水にさらし終わったら、きんぴらごぼう調理工程の9割は終わっている。

しかもこの部分は、工数が量に依存しているため、大量作成恩恵を受けづらい部分だ。O(n)である

一方でカットごぼうを大量買いすれば、あとは炒めるだけなので量に依存せず、大量作成が容易になる。O(1)にすることができる。


他にも、オイコスヨーグルトとか、サラダチキンとか、Baseブレッドなどの外部サービスを使うのも良い。

オンプレミスにこだわる必要はないのだ。

挫折して健康を害することに比べれば、安いものだ。


コピペマンに徹する

プロジェクトの初期段階、リードエンジニア重要クラス群とサンプルとなるクラスをいくつか作った後は、それをひらすらに横展開していくことになる。

この段階では天才エンジニアなど必要なく、コピペマンでじゅうぶんになる。むしろ下手に独自の考えを持たず従順に開発してくれるぶん、そのほうが良いことさえある。

ダイエットについても同じことが言える。

なぜ毎食毎食、独自健康メニューを考え出さないといけないのか。食事の都度、栄養成分を計算し、調整しなければならないのか。

あすけんで一度100点をとったらあとは、ひたすらそれをこすり続ければいいだろう。

例えば以下は、ある日の自分食事である


オートミールきのこ

オイコスヨーグルト

納豆キムチ、卵を混ぜたもの

きんぴらごぼう

しかぼちゃ

キャベツトマトきゅうりサラダ

ふかしたさつまいも

低温調理したささみ

きんぴらごぼう

しかぼちゃ

キャベツトマトきゅうりサラダ

オートミールきのこ

りんご(皮ごと)

わかめ味噌汁

もも肉を焼いたもの

きんぴらごぼう

しかぼちゃ

キャベツトマトきゅうりサラダ


毎食似たようなものを食べていることがわかるだろう。

これは日単位でも同じで、別の日は牛もも肉が刺し身になったり、さつまいも蕎麦になったりはするが、その程度の差だ。

それで痩せるのだから、それでよいのである

どうしても違うものが食べたくなったら、そのときに改めて計算すれば良いのだ。

そうすれば手持ちのカードが増えていく。


インシデントで人を責めない

インシデントが発生したとき必要なのはリカバリーであって、そんな時に人を責めても何の役にも立たない。時間無駄だし、士気も下がるだけだ

ダイエットにおいてもインシデントは時折発生する。

ラーメン我慢できずに食べてしまう、アイスが、飲み会が…。

こうしたとき自分を責めても仕方がない。自分をクビにはできないし、ダイエットは長期戦なのだ

ある日に食べすぎたからと言って、次の日にその分を減らすと、必要糖質や脂質が不足して代謝が落ちてしまったり、だるさが抜けなくなったりするため、そういう方向でのリカバリーはやめよう。

しっかりと痩せる食事スタイル確立しているなら、それを続ければ良いだけだ。

どうせ1食程度ではそんなに太ることはできない。


計測する

計測は減量期間中だけでなく、むしろ減量終了後にこそ必要になる。

観測監視運用フェーズにこそ必要なのだ

そもそも、減量前の食事が減量前の体重を作り上げてきたのだから、減量前の食事に戻せば、体重も戻るのは当然のこと。

もとの体重に戻りたくないなら、新たな食習慣を作り上げる必要がある。

ダイエットは一生続くとはそういう意味だ。

プロダクトリリース後、つまり減量後の運用フェーズうつったら、減量飯でもデブ飯でもない、心にも体にも良い食習慣へと移っていこう。

急激なUI変更がユーザーの反発を招くように、急激な食事変更は体重の反発(リバウンド)を招く。

そこで、オートミールだったところを玄米ごはんにするとか、ささみだったところを蒸し鶏にするとか、ちょっとずつ維持するためのご飯へと変えていき、どのくらいの量なら大丈夫なのかを見つつ、ソフトランディングしていこう。

2024-09-02

anond:20240902121938

任意の数なのにたくさーん引数でいいでしょを**にしたから偉いでしょって

お前のコード本当に任意の数ハンドルできてるか?

あげてみなさい、特別にタダで見てあげるから

anond:20240902121529

まさか任意の数なのにたくさん引数作ればええやろ!でたくさんabcとかやってたの?

仕事でやってる方ではないよね?

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