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はてなキーワード: エンドロールとは

2023-05-28

『THE WITCH 魔女-増殖-』

前作『魔女』(2018)

”改造され超能力を身につけた主人公秘密研究所から抜け出し、追手と戦う”という『ファイヤースターター』に源流を持つお約束物語。 『サルまん』でお馴染みの”嫌ボーンものにも連なる系譜で、日本漫画でもかなりたくさんあり(『サイボーグ009』もそうだ)五十嵐浩一槇村さとるも描いていたりする。

ふつうは「抜け出す」と「追手が現れる」の前に「普通生活をする」の描写が入るが、短編だといきなり追われている超能力者と戦うシーンからまったりする。)

魔女』(2018)はお約束をひっくり返す大きなネタがあって、これが人々に愛される作品足り得た最大の理由だと思われる。

いわゆる韓流スターも出ておらず公開館数も少ない映画だった。

で、続編『THE WITCH 魔女-増殖-』

今回は製作費も大変増加し、それに伴いリクープのために宣伝も大規模。必然的に起こるのが、「前作を知らずに観に行く観客」、そして、まだ続きがあると知らせない宣伝のおかげでエンドロールが始まって「決着ついてないと気づく観客」の大量発生可哀想・・・




前作のアバンの、実在ナチス時代人体実験や脳手術の白黒ストックフォトや実際の生物学実験写真の小刻みカットバックに、秘密研究写真を白黒加工して混ぜ込んで虚実皮膜の間をあいまいにして「伝奇モノ」を刺激する手法を今回もやっているが、今回のは画像のチョイスがいまいちなんで(銅版画の魔女とか、下手くそな原始人のイラスト)初手からテンションが上がらない。


出てくる車がBMWダッジピックアップシボレーハリウッド映画で悪役が必ず乗ってるアレ)、ボルボ…とほぼ全部韓国車以外になってた。予算が上がった分そこに行くのか、と。

で、今回のストーリー、前作の最大の魅力であった「意外性」がない。(今作で終わらせる気がないのでテンポも悪い)

その分、お約束クリシェに振られていて

・「ほぼミュウツー」みたいな意見もあるほか

主人公AKIRA in 綾波(無口無感情常識

超能力描写はわりと童夢

研究所育ちなので「こんな美味しいもの初めて食べましたわ~」ムーブ(無言)

・(鯨飲)馬食の食いしん坊キャラ

改造人間ズは超再生能力(鬼滅)※日光も平気

改造人間(一部?)はヘッドショットされても死なないで再生(鬼滅)

一般人ヤクザ)の命は改造人間の前に鴻毛よりも軽くて弱い

一般人ヤクザ)がドーピング超能力で参戦するも結局ホンモノ同士の争いの前にちいかわ並みに「アァァ…」





「こんな美味しいもの初めて~」の描写ちょっと新味があるけど、そこに高評価するのは一部の人だけだろう

あとは韓国の観客が見れば上海改造人間ズは「中国語外国語」をしゃべっているってすぐわかるけれど、日本人観客にとってはどっちも「外国語」なんでね…(前作は韓国語と英語まじりのキャラーー米国から帰ってきた敵ーーだったのでそこまで混乱しなかった)同じ黒ずくめ同士だから区別つかんのよ(同じ会社の別派閥から、同じような服装しているのは必然なので、ハイローみたいにコスチュームでチームが瞭然てわけにはいかなかった)

黒服と言えば、クライマックスバトルも闇夜(+花火大会)なんでそこもちょっと

血がドバドバ出ても黒服が濡れてるようにしか見えなくて、白日の下でいかにも絵具っぽい血糊が、というよりはいいのかもしれないが


で、ストーリーの話に戻るともっと大きな問題があって主人公に軸がない。

主人公が何も求めていない」「主人公が何も(悩んで)選択しない」

生き残りたい、逃げのびたい、追手を倒したい、自分の出生の謎を知りたい、家族を守りたい、復讐したい、敵組織を壊滅させたい…

そういうのがないの

から追手側のキャラクターや主人公を助ける牧場ファミリー感情移入するしかない


自動車を使ったバトルとか、アクションはいいので、流血が苦手でなくて仮面ライダー好きな人は見に行くといいと思います

2023-05-22

昨日気が付いたこ

映画エンドロール見て「たくさんの人が関わっているんだなー」って思っていたけど、よく見ると同じ名前が何回も出てくる。

多いのには変わりないけど。

2023-05-07

anond:20230507131415

元増田の拘りや考えには理解できないが、昨日の消された増田やこの増田ブクマカについても同様に

相手のために別れるべき

→拘りを持ち、或いは全てを受け入れられない元増田と別れることが元増田彼女にとって利になる根拠は?

元増田が別れたことによって、元増田彼女と別の男性幸せになった

→⁇⁇

という点があり理解できない。

根拠のない拘りや主義は持たない方が人生楽になることに間違いはないが、拘りや主義に基づく選択をしたからと言って、相対的不幸・幸福バランスが決定されるわけではない。

映画アニメにおいて、主人公対立或いは敵対していたキャラクターエンドロールで不幸になっている図を見せることによって観客にルサンチマンを解消させるという歪んだ演出に通じるものを感じる。

もちろんそう捉えること自体自由なんだが、インターネットSNSテレビなどにおいて、「自分幸福の最大化」よりも「自分と相容れない人間或いは自分不利益をもたらした人間の不幸の最大化」を願う傾向が見られていて薄気味悪い。我々は全て父なる主の愛すべき創造物なんだから、お互いに全てを愛さなければならないはずなのに。

もちろん処女厨非処女を愛さなければならない。処女厨嫌悪者も処女厨を愛さなければならない。例え愛すことはできなくても、お互いに憎んだり相手の不幸を願うことは最も唾棄すべきものである

2023-05-05

マリオ映画感想ネタバレないと思う

キャラクタ作画違和感、あっちのCGアニメに馴染みあったらそうでもないの?

後半のピーチのお尻がエッチで内容入ってこない

クライマックスあたりから眠くなってきた、エンドロールほとんど寝てた

あの星のやつ、謎の存在

お子様が多い上映だった

2023-04-15

anond:20230414134641

「チ。」が如何に優れていたのかを改めて感じた。

悪いけどこれが俺の第一印象だ。

まず最も違うのが主人公キャラクター造形だ。

チ。の主人公は嫌な奴だ。聡明で物分りが良いいが故に他人を見下しがちだが、同時に自分の頭で納得したものに対して半端な曲げ方をしない暑苦しいエゴイズムを持っている男だ。合理的に嘘を付いて暮らしてきたくせに、合理的でないと分かった上で自分には嘘をつけないと人生直感に捧げてしまう。物語主人公として求められるある種の異常さを納得感のある形で作り上げている。ぶっちゃけ漫画キャラクターなんて多少嫌な奴であっても、行動に納得が出来れば許されてしまう。むしろ変に良い奴すぎると読者が期待するような善行を常に取らなければいけない縛りが邪魔になる。嫌な奴かどうかよりも、行動に納得ができるかが重要なのだ

アナトミアの主人公は良い奴だ。だがそれだけで終わっている。医学に対する熱意は善人だから現状を変えたいと思っているというただそれだけで終わりだ。善人のテンプレートだ。薄い。奥行きがない。癖がなさ過ぎて自分物語が動かせないから、ダ・ヴィンチに付き従うだけの従者のようになってしまっている。

もう一人の主人公としてのダ・ヴィンチだが……こちらもよくある「奇行の目立つ天才」というキャラクターテンプレートそのまますぎる。この漫画ダ・ヴィンチしか出せないものがないんだ。強いて個性をあげるならBLムーブを乱発することだが、それもまたBLテンプレをなぞるばかりで個性が見えてこない。

総じてキャラクター個性がなく、同時に行動に対して信念が見えてこない。描きたい物語BL的な見せ場の都合ばかりが優先されてしまっていて、作品全体に流れる登場人物精神エネルギーを全く感じ取れない。

既製品台本をそのまま読み上げているだけの学芸会のような、どう転がっているのかが分かりきった物語棒読み再生するだけの光景は実に退屈だ。

扱っている題材は珍しいが、それ以外の強みがない。

娯楽漫画キモキャラクターだ。キャラクター内面にある感情機微だ。恋愛漫画で描かれているのはキス告白のものではなく、その瞬間に湧き上がる感情であり、そこに至るまでの気持ちの流れだ。バトル漫画頭脳戦が盛り上がるのは、知恵を絞ってこの状況を打破しようとする生存本能や執念にこそ共感するからだ。題材は本質ではない。

もちろん、勉強についての漫画であるなら題材こそが本質になることはある。たとえばマンガでわかる◯◯なんかだと、キャラクター内面の動きなんてものは実際には重要ではなく、題材となるものが実際に用いられるシチュエーション等を上手く想定させてくれればよい。(最近読んだ菊水電子マンガでわかる 直流安定化電源を例として貼っておきますオタクはこういうの好きそうだよね https://kikusui.co.jp/comics/

この漫画解剖学歴史を学ぶための勉強漫画なのか?それとも物語を楽しむ娯楽漫画なのか?おそらくは娯楽漫画の方だろう。それならばもっとキャラクターを描かなければいけない。テンプレBLムーブをする変人×善人のお医者さんごっこを求めている読者はBL本コーナーに来る客であり、この漫画想定読者は違うんじゃないのか?

なにも「海が走るエンドロールからすべての顧客を引っ剥がしてこのマン1位取ります!」程の気合を入れろとまでは言わないが、自分がどういった相手に向けて漫画を描きたいのかはちゃんと想定した方がいい。

テンプレBLイチャイチャ漫画を書きたくて解剖学を題材にしただけだとしても、それならもっと解剖学というシチュエーションを助平な妄想へと昇華させていくべきだ。中途半端ものを出して生き残れる時代ではないぞ。

2023-04-07

[][] プリンセス・プリンシパル Crown Handler 第3章


(2023/04/17 追記)

2023-04-03

anond:20230403133655

令和4(ネ)10024  映画上映禁止及び損害賠償請求控訴事件  著作権  民事訴訟

令和4年9月28日  知的財産高等裁判所  東京地方裁判所

https://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/472/091472_hanrei.pdf

主文

1 本件控訴をいずれも棄却する。

控訴費用控訴人らの負担とする。

3 この判決に対する上告及び上告受理申立てのための付加期間を30日と定める。


控訴趣旨

1 原判決を取り消す。

2 被控訴人らは、被控訴人Y監督、B・プロダクション製作、被控訴合同会社東風配給に係るドキュメンタリー映画「主戦場」を上映し、又は、第三者に売却、引渡し、賃貸譲渡頒布、配給その他一切の処分をしてはならない。

3 被控訴人らは、控訴人X₁及び控訴人X₂それぞれに対し、連帯して、各500万円及びこれに対する令和元年8月1日から支払済みまで年5分の割合による金員を支払え。

4 被控訴人らは、控訴人X₃、控訴人X₄及び控訴人X₅それぞれに対し、連帯して、各100万円及びこれに対する令和元年8月1日から支払済みまで年5分の割合による金員を支払え。

5 被控訴人Yは、アマゾンドットコムインクアメリカ合衆国(省略)所在)に対し、「Shusenjo: Comfort Women and Japan’s War on History」という表題映画の上映、頒布譲渡及び貸与)、複製、公衆送信及び送信可能化をしてはならない旨の意思表示をせよ。

各争点に関する結論

ア 被控訴人らが本件各映像を利用して本件映画1を製作、上映することは、控訴人らの著作権肖像権侵害し、また、控訴人X₁のパブリシティ権侵害するか(争点①)について

本件各映像使用につき本件各許諾がされたところ、

本件各許諾は詐欺により取り消され又は錯誤により無効であるものとは認められず(争点①-3)、

本件各許諾が本件規定に従い撤回されたとも認められないため(争点①-4)、

本件各許諾がされたという被控訴人らの主張(抗弁)が認められる。

したがって、控訴人らが本件各映像著作権であるか(争点①-1)、

本件予告動画控訴人X₁の肖像顧客吸引力を利用しているものか(争点①-2)にかかわらず、

控訴人らが本各映像を利用して本件映画1を製作、上映することは、控訴人らの著作権肖像権侵害するとは認められず、

また、控訴人X₁のパブリシティ権侵害するとは認められない。

イ 被控訴人らが本件各映像を利用して本件映画1を製作、上映することは、控訴人らの名誉権(声望)を侵害し、また、著作者人格権(みなし著作者人格権)を侵害するか(争点②)について

本件各映像を利用した本件映画1の製作、上映により、控訴人らの社会的評価が低下したとは認められず(争点②-1)、

本件各表現違法性を欠くものであり(争点②-2)、

著作者である控訴人らの名誉、声望を害する方法により本件各映像を利用するものとも認められない(争点②-4)。

したがって、控訴人らが本件各映像著作者であるかどうか(争点②-3)にかかわらず、

控訴人らが本件各映像を利用して本件映画1を製作、上映することは、控訴人らの名誉権(声望)を侵害するとは認められず、

また、著作者人格権(みなし著作者人格権)を侵害するとは認められない。

ウ 被控訴人らが本件各利用映像等を利用して本件映画1を製作、上映することは、控訴人X₂及び控訴人X₄の著作権侵害するか(争点③)について

本件各利用映像等の利用は引用として適法であると認められる(争点③-2)ため、

控訴人らが本件各利用映像等を利用して本件映画1を製作、上映することは、控訴人X₂及び控訴人X₄の著作権侵害するとは認められない。

エ 被控訴人らが本件利用映像等5、6を利用して本件映画1を製作、上映することは、控訴人X₂の著作者人格権同一性保持権、みなし著作者人格権)を侵害するか(争点④)について

控訴人らが本件利用映像等5、6を利用して本件映画1を製作、上映することは、控訴人X₂の名誉又は声望を害する方法による利用であるとは認められず、

「やむを得ないと認められる改変」(著作権法20条2項4号)に該当すると認められるから

控訴人X₂の著作者人格権同一性保持権、みなし著作者人格権)を侵害するとは認められない。

オ 被控訴人Yに、控訴人X₃及び控訴人X₄との間の本件事前確認条項違反した債務不履行があるか(争点⑤)について

控訴人Yにそのような債務不履行があるとは認められない。

カ 被控訴人Yが、控訴人らを欺罔して取材に応じるという役務提供をさせたか(争点⑦)について

控訴人Yが、控訴人らを欺罔して取材に応じるという役務提供をさせたとは認められない。

キ 本件映画2の譲渡、貸与等により控訴人らの肖像権名誉権(声望)が侵害され、控訴人らはこれにより被控訴人Yにアマゾンに対する意思表示をすることを請求できるか(争点⑨)について

本件映画2の譲渡、貸与等により控訴人らの肖像権名誉権(声望)が侵害されたとは認められないから、

控訴人らは、被控訴人Yに対し、アマゾンに対する意思表示をすることを請求することはできない。

エンドロールが削除された本件映画1のお正月韓国SBS放送版及び予告編韓国版)による本件各利用映像等の利用が本件各利用映像等の著作権侵害することにつき、被控訴人らは責任を負うか(争点⑩)について

控訴人らがそのような責任を負うとは認められない。

以上のとおり、控訴人らの請求はいずれも理由がない。

結論

よって、控訴人らの請求をいずれも棄却した原判決は相当であり、本件控訴

理由がないからいずれも棄却することとし、主文のとおり判決する。

映画 「主戦場https://www.amazon.co.jp/dp/B0B8V1CNQT/

2023-04-01

anond:20230401212344

90年代00年代10年代それぞれの年代で、日本でヒットした洋画の上位50作品(計150作品)を対象にすると、エンドロール後にオマケのある確率は27.7%だってさ。

今はあんまりないのかもな。

エンドロール後におまけ映像が出る映画なんてあるか?

映画エンドロール話題になると必ずこれを言う奴がいるけど、そんなの「MCUで大流行りしてた時代ですら」、一部のポップコーンムービーしか存在しなかったんだが?

割合で言ったら余裕で0.01%以下だろ。

これって普通に映画を見てればわかる話で、要はこれを言ってるやつは映画なんて全っ然見てないし興味もなくて、イメージだけで適当こいてるんだよな。

なんでそんな奴が知ったかぶりコメントして、星が大量につくんだ?

2023-03-29

シン・仮面ライダーストーリーが腑に落ちないので中二妄想した

<緒戦>

都市に夕暮れが落ちる、風もなく穏やかで、待ちゆく人々は皆一様に笑顔で街を歩いている。人々の顔や体にところどころ羽虫が這いまわっているが誰も気にしていない。同じ街の商店街を一人の男が血相を変えて走っていく。クモオーグが後ろ手を組みながら歩いて追いかけている。異様な光景だが人々は気にもかけず談笑を続けている。まるで視界に入っていないような素振りだ。「あなたは選ばれた個体なのですよ」とクモオーグが呼びかけるが男は聞こうとしない、そのうちに壁際に追い詰められ、クモオーグはゆっくりと男に近寄ると首を追って殺す。「Be Happy」とクモオーグは呟く。

「ブウン」という機械の電源が切れたような音がした後、夕暮れの町並みは徐々に暗転する。周囲の街並みがモザイク状に散らばり、やがてその裏から廃墟のような建物露出する。注意深く見ると小さな昆虫型の機械廃墟に張り付くことで街並みを再現していたようだ。クモオーグが呟く。「サーバーが落ちたのか…?まさか…?」、すると遠くの暗がりにバイクが停車し、乗っていた男が下りヘルメットかぶったままゆっくりと近づいてくる。ぼおっとピンク色の複眼が浮かび上がる。「お前は・・・!」クモオーグが憤る。「バッターオーグ!・・・完成していたのか!」「違う」男が言う。

仮面ライダー」「今からそう名乗らせてもらう」男は両手を左斜め上に掲げポーズをする(ここでタイトルが出る)

「またやってる・・・双眼鏡ポーズを決める仮面ライダーの姿を覗くルリ子、ため息をついてPCを開き索敵を開始する。

「裏切者に死を。殺せ!」クモオーグが叫ぶと、Shockerのマスクが張り付いた市民がぞろぞろと集まりクモオーグの横に一列をなす。次のカットでは全員がマシンガン拳銃を所持した、黒スーツ戦闘員の姿に変わり、仮面ライダー銃口を向ける。「この世界から武器存在は抹消したはずでは?」ルリ子が遠くのビル屋上から双眼鏡越しに呟くと、クモオーグがその声を聞き取り双眼鏡スコープを見据えながら言い返す「緑川ルリ子…あなた黒幕ですね。我々は用意周到なのですよ。バッタオーグの次に殺すのは貴様だ」

武器を構える戦闘員を前にした仮面ライダー戦闘員を前に威嚇するように大きく両腕を広げた後、真下に一気に手を下ろす。すると強烈な突風戦闘員の頭上から足下にかけて吹きおろし携帯していた重火器が全て地面に叩き落とされる。「その力は!?」とクモオーグが叫ぶと、仮面ライダーは右ひじをぐっと引き「ライダー・・・・!」「パンチ!」と叫ぶ。右ストレートと共に強烈な突風が吹き、戦闘員たちは吹き飛び、壁にぶつかって血しぶきを上げ全員が死滅クモオーグは自ら足に吐いた糸により風圧に耐えている。クモオーグは感嘆の声を上げる「プラーナの風力への転用…?その逆か?」「オーグメンテーション技術の新たな進化ではないか?私にもその力を!」クモオーグが糸を吐きかけると、一旦しゃがみこんだ仮面ライダーはそのまま垂直に跳躍して糸を躱し15mの高さに飛び上がる。

ライダーキック!」その掛け声で空中に飛んだ仮面ライダーの背面から爆風が起き、クモオーグ目掛けて蹴りこむ態勢のままミサイルのように空を切る。慌てて糸を吐いて飛び上がったクモオーグであったが、仮面ライダーの足は彼の体を捉え、そのまま地面に着弾して血しぶきが上がり、クモオーグは絶命する。直後、クモオーグの死骸を見下ろし、本郷猛マスク外してその死骸を見つめる。

「ひどいわね」近づいてきたルリ子がクモオーグの死骸を一瞥して言う。「死んでも泡にならない」と本郷が問うと、ルリ子はあきれたような顔で言う「このエリアの町の擬態が解けたのよ。死体死体のまま、いずれ野犬に食われバクテリアに溶かされる、これが生命本来の姿なの」本郷呆然としながら言う「人を殺した…だけど…全く躊躇いを感じなかった」「ところであれ何なの?」「何が」「あのへんなポーズ」「あれは、体が自然と動いて…なんだか気合いが入るんだ」「プラーナをより有効に使うためのプラシーボ効果のようなものしらねゆっくり近づいて本郷首に赤いスカーフを巻く。「ヒーローの証。似合っているじゃない」「僕はどうすればいい」「気にすることないわ。あんなのただの害虫よ」立ちすくむ本郷

「次はハチオーグよ」


世界真相

人類地球温暖化による異常気象で、文明を維持することが出来ず絶滅の一途にあったのだが、外星人の力により、過酷環境に耐えうる昆虫の力を全ての人類に組み込むことで、人類判断能力を低下させ、昆虫ホログラム擬態した架空都市に人々をつなぎ止め、外星人の用意した管理システム(Shocker)を核に人類社会を再形成するに至っていた。尚、統制された人類共同体に属しているという強烈な多幸感を感じている。(※尚、外星人は超常の存在として存在しているため、あえて人類を救済した意図は描かない)

ほとんどの人類がそのシステムに飲み込まれたが、まれプラーナ保有量が多く洗脳を受け付けない個体が発生するため、そうした個体オーグメンテーション手術により強化された個体として生まれ変わり、Shockerのシステムエラーを防ぐ警備兵として存在することになる。

尚、人類の首脳がその権限を外星人に託す際、人類最後テクノロジーによって生まれた、外世界観測用ロボット「K」を仮初めの人類社会の行く末を見守る存在としてShockerに預けている。


真相を知った仮面ライダー

ルリ子の衝撃の告白絶望に打ちひしがれ言葉を無くす一文字自分が無く、何故戦うのかもわからず、どうしてもいいかからない本郷は泣き笑いのような顔を浮かべ、顔を見られたくないのでマスクを被る。


<最終決戦>

飼われた人類永遠幸福を与えることを決意した緑川イチロー本郷・一文字の最終決戦。一文字人類洗脳を説くことが本当に幸福なのかまだ迷っている。

「どうするつもりだ本郷」(一文字

大丈夫、僕の心と体が皆を取り戻すはずだ」(本郷

「いったい何を…」「奴を引き付けておいてくれ」と言うや否や、本郷サイクロン号に飛び乗り、イチローの有する巨大なスキャナ装置の光線を受ける。「本郷!」一文字が叫ぶ。本郷が一文字をまっすぐ見据えてかすかに笑う。途端に本郷の全身が泡となって消えてしまう。

直後、仮初めの人類社会異変が起こる。ショッカー戦闘員が「イー!」と叫んで平和な町を破壊し、人々は個々の生存を守るため、希望を求めて逃げまどう。仮初めの世界人類感情が戻ったかのようだ。「馬鹿な!本郷、いや仮面ライダー存在をShockerのプログラムに書き込んだのか!?」狼狽するイチロー、遠くで傍観する「K」に向かって叫ぶ「この事態人類の行く道ではない!想定外だ、プログラムひとつ前に戻せ、K!」Kが言う。「私はShockerを抜けたルリ子と本郷の姿を興味深いと思った。人は孤独で、自分感情がわからないほど矛盾していても幸せだと知った」「馬鹿な、ついに人類の究極の幸福見出したというのに!」「この寂しい世界を受け入れようイチロー

「そんな…馬鹿な…!」(イチロー

「そういうことかよ本郷勝手な奴だな」(一文字

Shockerのサーバーが異常値に耐え切れずヒートダウンする。最終決戦の空間もこれまでの戦闘に耐え切れず瓦解し全てが暗転する。



ラストシーン

「聞こえるか本郷

「ああ」

「生きていたんだな」

文字は新型のサイクロン号に乗り、廃墟と化した現実地球を疾駆する。

一方、再起動したShockerプログラムの中、仮初めの人類社会の中に怪人が現れ、仮面ライダー1号がサイクロン号に乗ってやってくる

人々はヒーロー存在を信じている。

「僕はこの世界で風を起こすよ、人々の平和のために」

「ああ、いい風だ、共に力を合わせてShockerを倒そう!」

つのバイクエンジン音が高まる

ジャーン!!


エンドロール

2023-03-19

すずめの戸締まり24周目+シン・仮面ライダー感想(ネタバレあり)

すずめ(午前)

券売機で小銭をぶちまける。店員さんに助けてもらう。誠にごめんなさい。

シネコンは予告が長いのは嫌だけどスクリーンが大きくていい。見慣れた東京MERの予告でなんか安心する。コナン最近スピッツ版になったからまだ新鮮

・序盤は画力で押し切ってるところもあり、大スクリーン高画質でないとキツさが出るのかも。真水の質感がいい。

・港のシーン、走るすずめの腕がループなのに気付く。ここは違和感ないのに、学校の戸締まりだと腕の振りが一定なのがなんか気になる

なんJ民と突然興奮する患者役KOUSHIROUさんが銀幕で共演しているという事実

・相変わらず面白かった


シン・仮面ライダー(午後)

子供の頃、偶然初代の再放送を見たことがあって、改造シーンとかでホラー映画だと思い込んで怖がってた。これまで昭和ライダー見たのはその一回だけ。戦闘シーンとか切り抜きはあるけど。平成アクションとかCGが洗練されてて、昭和爆薬とか無茶なスタントが凄いという認識

映画館方針か知らんが、予告編アニメからホラーから洋画から何でもあり。ホラー予告はあまり見ないから驚いた。あっPG12から

ネタバレ回避してきたのにコラボCMクモ怪人が出てきて怒。まぁ最初の敵がクモってのはお決まりからいいけど。

・序盤は説明抜きで畳みかけてる感じ。CGかと思ったがミニチュア

クモ怪人がメフィラスっぽい

アマゾンズみたいな血飛沫。延髄ぶっこ抜く方のシン?か

仮面脱ぐと崖っぷちマクスウェルしか見えない

・クソ博士、割とすぐ死ぬグロ死かと身構えたがそんなことはなかった。

クモの隠し腕かっこいい。

・おーバイクかっけー、変形かっけー、なんじゃこの超カッコいい変身は!!?個人的に今までで一番カッコいい変身だった

クモ人間態見れるかと思ったがそうでめなかった。

自動運転サイクロンくんかわいい

コウモリ、闘技場シーンでパラロスじゃん!と思ったら違った。究極の選択かと思ったら違った。線路いいよね…

サソリケレン味が強すぎる!人間が頑張るのはいいけど勝てるのか!?……あれ、勝ったの?

ハチ戦、さっきのサソリなんだったんだ…という気持ちを抱えながら見る。キャンプ道具急いで片付けるとこ、ギャグわからんが好き。サソリ伏線回収されたけど、まぁそれで泣くパターンだよね…アララァ…

ルリルリポスターで見た時はコスプレっぽいなって印象だったがすげー可愛い片桐はいり擬人化みたいな髪型しやがって…老けたチビノリダーみたいな本郷もカッコいいし、後で出てくる2号も藤井隆の出来損ないみたいな印象だったが終盤はカッコいいし。

イチロー兄さん、それって人類保管…

・2号、いいキャラしてるし洗脳じゃなくて素だと思ってた。

・ウォズが梯子下りてきた場所か?違うか…

クモ先輩の後輩、ここで来るんか…

プラーナ移すとかで治せるでしょ?あっ…

遺言バーニィ思い出したが黒波か。あっちは生だけど

ライダー軍団、偽ライダーかパラロスか、ちょっとギャグになってない?共闘とか名前呼び合うの好き

・お前が変身言うのか…Vスリャー!とか名乗ったらどうしようかと。

・正直、弱体化か洗脳のためのマスク剥がしかと思ったらなるほどそう使うのか…

プラーナ体で残るのはいいけど、それって何とか計画あんまり違わないんじゃ…と少し思う

・お前死ぬ!?

・なるほど主役交代…

・ダディーヤナザン!?

ラスト好き。ルリルリも入れてワチャワチャしてほしいとこもあり。

・あのロボが敵ボスなんかね?

エンドロールラブ守永、お前すずめにも出てただろ!

結論、ずっとニヤニヤして見てた。楽しかった。

シンウルトラマンはそうそウルトラマンってこんなんだったよなー、って楽しさがあったが、こっちは自分昭和ライダー詳しくないだけかもだが、仮面ライダー本郷猛の物語として予測不能面白さがあった。

ライダーも怪人つーか、怪人もライダーっぽいというか、ショッカー方針世界征服じゃなくて世界幸福だったりするとこによるかもだが、怪人としての悲哀というより社会不適合者の哀しみみたいなとこはあり。ちょっと極道っぽい。

やたらいい発音英語ギャグでやってないか

そういやマスター役いなかった?警察の人がその枠なんだろうか(追記:他の人の感想読んでて気付いた。橘じゃなくて立花か!滝つっても君の名はの方が…ってかニワカなんで滝の存在知らなかった。あとウルトラマンなのも気付かなかった)

で、テーマコミュニケーションだったり対話なんよね。

シンエヴァの第三村パートみたいな、他者との関わりについて。本郷コミュ障無職だし、緑川家も家族コミュニケーションがアレだし。それでも信頼しあうことは出来るっつー、ミスチルの掌みたいな。

[][] 【推しの子Mother and Children

2023-03-08

NHK党にNHKを潰して欲しかっただけだったんだけどな…

最初は期待してたんだ

途中からよくわからん人が加入しはじめてサーカス団みたいになり始め

最期ドラマ最終回じみた最高潮から無常感への落差

エンドロールの後のエピローグ立花辞任…

まるで夏の終わりの花火のような儚い出来事だったな

2023-03-05

すずめの戸締まり21周目感想

スーパー面白かった…


昨日はつまんなかったのになんでェ~?

から二列目右端のベストポジションに座れたからだろうか

なんか、つまんない回の次はめちゃくちゃ面白いんだよな

最序盤の廃墟ガラス飛び越えるとこから面白

楽しいなぁ幸せだなぁしか考えられない

昨日は気合い入れて、開場前に来て前列に座るために整理券も貰ったんだよな

でも今日ギリギリだったし、なんなら間に合わなきゃいいやみたいな、義務感だけで期待値0だったんよね

うーん、複雑でメンドクサイのかギャップでコロッとやられてしまう単純人間なだけなのか

いずれにせよ観る側の問題なんだよな


その他

最近活字ダメになったか小説はいいやと思ってたけど、特典小説がいけたので買ってみた

ジンジャーエール乾杯とかカット(改変かもだけど)されてたとこも補完できて、楽しめた

要石抜くとこ、皮膚がやられてるだけかと思ったら結構深刻だったり

ここが綺麗?のシーンは驚いただけで不快感はない?のかな。トラウマには触れてる感じだが

地の文全部すずめ視点なのはちょい無理出てるとこも感じたり

あん関係ないけど、予告のしちゃん映画で、しゅびっち違和感ないやんとか

エンドロール男と女のラブゲーム魔界小路先生作曲なんかとか

2023-02-25

10年ぶりくらいにゲームで、さめざめと泣いた

エンディングを迎えたけど、本当に凄いゲームだった。エンディングを聞きながら、涙が止まらなかったよ。

もう俺も大人なので、子供の時の様にゲームで感動した話を誰かとするような事も殆どないのだけれど、風化しないうちに増田に残して、いつか自分で振り返りたい。


ペルソナ5ザ・ロイヤルクリアした。

エンディングテーマの「僕らの光」の歌詞は、明智に対する主人公からの追悼なんだろう。


統制の神ヤルダバオトに選ばれた、同じ資質を持った二人のトリックスター、一方が主人公で、もう一方が明智

神がしかけたゲームの中で戦う事を宿命づけられて、ともに大人に裏切られた過去を持つ、その絆は悲しい。


父に捨てられ、幼い頃に母を失い、「誰にも望まれない子」として父に復讐を誓った少年が、その目的の為に多くの命を手にかけた事や

主人公と仲間たちと数年前に出会えていたら、もっと違う道があったんじゃないかって、現在に対する後悔を抱えて

それでも尚、父に復讐するという信念に対する揺らがぬ決意を支えに戦って、一度は死んだのが明智だ。

極限の状況で、自分の代わりに父を討つ取引を、自身の命と引き換えに敵を引き受ける事を条件に主人公に持ちかけて、その約束を絆として最後主人公たちと繋がれた気がしたのに、

「クソな自分人生最後にしては悪くない」そんな満足した最後を汚すように不幸な過去を何もかも消して、夢想した幸せと仮初の命を与えてくれる丸喜の作った夢の世界は決して認めず、

仮に自らの命を失う事になってもいいと、丸喜を拒絶し、戦って、そうして消えてしまった明智に対する主人公の想いが「僕らの光」なんだよな。。。

甘い甘いおとぎの国 君と会えた歪んだ世界

偽りの幸せでもいいと告げる口 君がそっと塞ぐ

戦って勝てばお前は死ぬ、それでいいのか?と問う主人公明智は言う

「君が迷う事は、僕に対する裏切りだ」

この言葉、この場面を思い出して、さめざめと泣いた。



「僕に対する裏切りだ」、この言葉を思うと、どうにも胸が締め付けられてしまう。

そもそも明智は、主人公をも躊躇いなく殺そうとしたし、主人公の仲間の家族を、父の命令で二人殺してもいる。

どうやったって許せない犯罪者だし、こいつだけは絶対に殺す、そんな思いをプレイヤーは持ってしま存在でもあった。

一方で、彼にも権力者父親に幼少から人生翻弄された過去があった。父に、誰かに、認められ望まれたかった。ただ、それだけ。

「何でお前なんかが、俺にないものを持ってるんだ」「いいよな、お前は。仲間に囲まれ、認められてさ」と主人公に対する強烈な嫉妬と敵意を向けつつも

その上で、「数年前に出会えてれば・・・」って、自分が選べなかった未来への憧れを口にしてもいた。

丸喜が作った現実は、その数年前に出会った後の幸せを与えてくれる。それを受け入れれば、皆から認められ望まれて、笑っていられる。

だが、その丸喜が作った夢の様な世界明智を呼び出したのは「明智と決着をつけるという約束を果たしたい」、そう望んだ主人公自身だった。

その思いを丸喜が形にした事で明智には仮初の命を与えられたのだ。主人公が望んだものは、数年前に明智出会った現実ではなく、敵として絆を結んだ現実だ。

からこそ、明智は丸喜が作った世界の中で、初めから覚めていたんだろう。

認知を歪められた世界で何もわだかまりのない友人としてではなく、主人公の命を狙い、仲間の親を殺しながらも、最後取引を交わした敵であることを望まれ明智が、

自身の父に疎まれ捨てられた過去を受け入て背負い、嘘っぱちだけど幸せ現実を受け入れず、自らの存在が消える事を分かっても戦うと決めたのは

主人公にとって決着をつけるべきライバルとして、悪として存在する事を、そうして結んだ絆を、主人公と同じく明智もまた望んだからではなかったかと思う。

明智が望んだのは、丸喜から与えられた夢にまで見た甘い現実ではなく、血を流し苦痛の末に交わした主人公との対等な約束の方ではなかったか

その決断は、悲しく、そして苦しい。

にもかかわらず、主人公から「消えてしまっても良いのか?」と、友として問われる事は「僕に対する裏切り」でしかなかっただろう。

とても不器用で切なくて、悲しい奴だ。

悲しい現実を作り出した丸喜も、また悲しい男だ。家族を失って心を壊してしまった彼女の作りあげた嘘っぱちの幸せを守り、

同じ様に悲しみを抱えた人たちからも、不幸を消して、死んだはずの家族が生きてる世界の中に主人公と仲間たちを招き入れた。

「この現実を受け入れてくれ」

そうすれば、誰も不幸にならないじゃないか?君は皆の幸せを奪うって言うのか?そう問いかける丸喜に対して、

だけど、その先には絶望を受け入れて乗り越えた成長も、それを支えあった仲間たちとの絆も残らない。

から、それを受け入れる事は出来ない、お前の作った魂の牢獄では生きていけない、そうして主人公たちは丸喜を否定する。

戦い破れた後に、「大人になってからでもやり直せる、その見本になる…それが僕が君にしてあげられる…仕返しかな」と丸喜は主人公に言った。

間違った選択したこと理解した丸喜もまた不器用だ。

父親を殺した明智に向かって「あなたがした事を許せない、だけど、あなたの事は分かる」、そう言った春も、暴走する父や周囲の大人に振り回された少女だ。

母親を殺した明智に向かって「どこからやり直したっていいんだ」、そう言った双葉も、大人によって傷つけられ社会から心を閉ざした少女だ。

そんな彼女たちが、大人に歪められた明智を受け入れようとする、その強さが、また悲しい。

なんというか、全体的に悲しい物語だったな、そんな事を思いつつ、エンドロールを眺めて泣いてたよ。

最後ムービーに映っていた明智制服姿の通行人、あれが明智なのかどうか?

正直、それが気になる。まぁ、どっちでもいい、プレイヤーの思うように受け取ってくれって事なんかな。

俺は明智は死んだんだと思いたい、あれは最後に消えゆく主人公ペルソナが見せた幻だと思う。


粗も沢山あるけれど、このゲームは名作だった。約150時間たっぷり楽しめました。

2023-02-23

まれた時から映画は小綺麗なシネコンで観るものだった。お行儀よく観るのが当たり前だった。

少し前までは、ニューシネマパラダイスみたいに自由席、立ち見OK、持ち込んだ軽食を食べるもタバコを吸うも自由、退場するまで何回でも観られたなんて知らなかった。割と最近まで。

コロナにかこつけてか、最近名画座指定席入れ替え制になっているそう。

ネットエンドロール中に立つなだの立たせろだの、スマホをいじるなだの、映画館のためにスナックを買ってやれだのでバチギレする人がいるし、その気持ち分からんでもない。でもそういうのを見てると、昔の大らかさへのオリエンタリズム的憧れを抱いてしまう。

私はタバコの煙を全く不快に思わないし、何なら吸いたいとすら思う。気分が塞いだ日にチケット一枚で映画館に籠もれたらどれだけ良いだろう。

しかし、ガキが騒いでいれば不快にも思うだろう。私と真逆の事を思う人だって(今どきその方が)多いはず。

各々が程々に我慢する、せざるを得ない状況であればこそ、平等映画に入り込めるのだと思う。

懐古もほどほどに、今を愛するのが良いとミッドナイト・イン・パリは教えてくれた。

2023-02-18

anond:20230216094243

字幕吹替派論争と同じで、わかる言語なら字幕だしエンドロール見るし、知らん言語なら吹替だしエンドロール見ないし、家でながら見なら吹替だしエンドロール見ないし

変に玄人面するやつらキモい

ちょっと前に映画エンドロールについての話題があったけど

あれ映画の冒頭と終わった後に分割して表示したらどうだろう

TVアニメみたいに

そしたらエンドロール時間短くできて諸問題解決するのでは

2023-02-16

anond:20230216182211

そうだよね

エンドロール見るなら細かく見ないとね

この会社VFXやってるんだとか、こんな職種があるんだとか知れるのが楽しい

anond:20230216094243

昔の映画はせいぜい数分だったけど、今のCG多用の映画エンドロールって尋常じゃなく長い。平気で10分以上ある。15分とかは「余韻」てレベルじゃないと思う。

しかも内容が、スペシャルサンクスとか制作間中に産まれ子供の一覧とか、撮影中に手配した保険ブローカーまで流れてくるんよ。はっきり言ってブローカーマーシュエーオンかなんて映画関係ないよね。これをtoo muchだと思わずに「映画の余韻だから途中で立つのは無粋」とか言ってるやつはちょっと思考停止してるんじゃないかと思うんだよね

anond:20230216094243

エンドロールとかクソどうでもいいけどわざわざ座ってる人をかき分けてまで早く帰りたくもないので

通路まで席が空いてなきゃ終わるまで座ってる空いてたら帰る

anond:20230216094243

エンドロールの後におまけ映像はない」と分かっていればエンドロールを見ないので、なんか事前情報として教えて欲しい。

しかもそれがネタバレだと困る。

この微妙な感じね。

anond:20230216094243

エンドロール見る派の人に

・家で映画見る時もエンドロールが終わるまで見てるのか

ゲームエンドロール最後まで見てるのか

聞いてみたい

anond:20230216094243

バーバリエンドロールを見たときビックリしたんだけど滅茶苦茶スクロールが早い。

インド映画は全部ああなんだろうか?2分くらいで終わったと思う。

エンドロール論争の結論はコレだと思う。

見ない派が我慢して見れる時間スクロールを終える。

anond:20230216094243

あらかじめエンドロールのどこかに予告みたいなカット入ってるって知ってたらそこ目当てに見るけどそうじゃなかったら帰るな

エンドロール映画好きがあの人も加わってるんだ!とかあの人も!とかあの演出やっぱりあの人か!とかちらっと見えたあの人はやっぱりあの人だったのかって

そういう気持ち悪い見方するためのものだろう

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