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はてなキーワード: 殿下とは

2020-07-13

anond:20200711005458

様変わりしていると思えてしまうのは、なろうにずっぷり浸かって、読み続けてきているからというのもあると思うんだよね。

増田と同じように読み続けてきて、増田よりは悪役令嬢とか女性向けやSFも読んできていると思うけど、

まったくなろうを知らない人に説明するには、「主人公異世界で力を手に入れて英雄譚をやる話が大半です」と説明している。

(まったく知らない人=「悠仁親王殿下お気に入りなんだって?」とか聞いてくる高齢者など)

もちろん現実世界恋愛〕とか、その枠に入らないのもあるし、そこにも佳作はたくさんあって、ブクマして楽しく読ませてもらっているけど、

サイトの色としては相変わらず「なろう=異世界」だよねえ、と思う。

で、おそらくそれは今後も変わらないし、たぶん変える必要もないんだと思う。

最近ハイファンで気になってる作品があって、それには『ゲド戦記』のような独特の世界を感じる。

中人物の持っている意識概念も含めてハイファンなのがいい。

2020-06-05

anond:20200605204037

増田殿の瓦版大層な伸びと見受けられる!寺子屋ではしめじの如く湿っておるようだが増田では殿下のような煌めきであるな笑 また寺子屋に来られよ‼️✊ 拙者達と戯れようぞ

2020-03-30

anond:20200330141617

日本には物理隔離に適したロケーションが沢山あるし、中二病殿下に関しては八丈島にでも島流しにしておけばよかろう。

anond:20200330122130

秋篠宮殿下長男が逝っちゃったら大変な騒ぎになるんじゃねー?

宮内庁は何やってたんだーってなるだろうな。

でも安倍の首は飛ばねーよな。飛べばいーのに。

2020-03-03

本拠地大坂城で迎えた徳川戦。

先鋒・後藤又兵衛大敗、援軍も勢いを見せず惨敗だった。

城内に響く浪人のため息、どこからか聞こえる「今日落城だな」の声。

無言で逃げ始める兵士達の中、日本一の兵・真田信繁は独り曲輪で泣いていた。

上田合戦で手にした栄冠、喜び、感動、そして何より信頼できる仲間たち・・・

それを今の大坂城で得ることは殆ど不可能と言ってよかった。

「どうすりゃいいんだ・・・」信繁は悔し涙を流し続けた。

どれくらい経ったろうか、信繁ははっと目覚めた。

どうやら泣き疲れて眠ってしまったようだ、冷たい甲冑感覚現実に引き戻した。

やれやれ、帰って調練をしなくちゃな」信繁は苦笑しながら呟いた。

立ち上がって伸びをした時、信繁はふと気付いた

「あれ・・・兵士がいる・・・?」

曲輪から飛び出した信繁が目にしたのは、大坂平野まで埋めつくさんばかりの大軍だった。

千切れそうなほどに旗が振られ、地鳴りのように鬨の声が響いていた。

どういうことか分からずに呆然とする信繁の背中に、聞き覚えのある声が聞こえてきた。

「源二郎、出陣だ、早く行くぞ」声の方に振り返った信繁は目を疑った。

「ち・・・父上?」「真田の小倅、居眠りでもしてたのか?」

「た・・・太閤殿下?」「なんだ信繁、かってに関白殿下隠居させやがって」

「三成殿・・・」 信繁は半狂乱になりながら陣立てを見渡した。

一番備:福島正則

二番備:加藤清正

三番備:堀秀政

四番備:前田利家

五番備:小早川隆景

六番備:真田昌幸

七番備:大谷吉継

八番備:石田三成

九番備:豊臣秀吉

暫時唖然としていた信繁だったが、全てを理解した時、もはや彼の心には雲ひとつ無かった。

「勝てる・・・勝てるんだ!」

猿飛佐助から兜を受け取り、戦場へ全力疾走する信繁、その目に光る涙は悔しさとは無縁のものだった・・・

翌日、真田丸で冷たくなっている信繁が発見され、吉村村田は陣中で静かに息を引き取った。

2020-01-18

アニメ化したとき古参ぶりたい人のためのライトノベルガイド2020

本命 ○対抗 △穴 ×大穴

電撃文庫

◎「86-エイティシックス-

◎「幼なじみ絶対に負けないラブコメ

◎「七つの魔剣支配する」

○「錆喰いビスコ

△「三角距離は限りないゼロ

MF文庫J

○「聖剣学院魔剣使い」

○「教え子に脅迫されるのは犯罪ですか?」

×「探偵はもう死んでいる」

GA文庫

◎「友達の妹が俺にだけウザい」

◎「お隣の天使様がいつの間にか駄目人間にされていた件」

○「処刑少女の生きる道」

富士見ファンタジア文庫

○「史上最強大魔王、村人Aに転生する」

○「豚公爵に転生したから、今度は君に好きと言いたい」

△「公女殿下家庭教師

角川スニーカー文庫

◎「世界最高の暗殺者異世界貴族に転生する」

◎「真の仲間じゃないと勇者パーティーを追い出されたので、辺境スローライフすることにしました」

○「マジカル★エクスプローラー

ガガガ文庫

△「千歳くんはラムネ瓶のなか」

ダッシュエックス文庫

○「魔弾の王の戦姫」

(補足)「魔弾」シリーズ集英社パラレルスピンオフスタートし、KADOKAWA版は絶版になりました。

続編ですが、DX文庫では新規、というカウントです。(DX文庫は挙げるものもないので)

ファミ通文庫エンターブレイン単行本

◎「影の実力者になりたくて」

HJ文庫

×「精霊幻想記」

×「魔王の俺が奴隷エルフを嫁にしたんだが、どう愛でればいい?」

オーバーラップ文庫オーバーラップノベルス

△「とんでもスキル異世界放浪メシ」

追記(もう決定済みかと思ってた)

ヒーロー文庫

◎「薬屋のひとりごと

本稿はライトノベルアニメになったら原作を読むか、程度にライトノベルに親しんでいる方に向けて書いているものであり、毎月新作を買っているような方向けのものではありません。

ラノベアニメになったときに、「俺この原作から読んでるぜ」という顔をするための参考としてご覧ください。

個々の作品面白さについては論じません。売上や刊行タイミングレーベルの体力などからアニメになりそうなものを挙げました。

なろう系の単行本にはあまり詳しくないので、売上が明らかに突出しているとわかるものだけ選びました。

2019-10-25

anond:20191025101524

出、出~。殿下の宝刀「ブラジャーは抑圧」だ!

次は可愛いブラジャーいいよね、と喋ってる女性名誉男性扱いするところまでセットだ!

2019-10-24

皇室典範には天皇の人数に関する規定が無いという事実

どうにかして第二次南北朝時代が到来して欲しすぎる

候補としては悠仁殿下系統小室系統の2つ

2019-10-22

即位礼の儀に飯塚宮幸三殿下の姿がお見うけしないのですが、何かあったのでしょうか?

よもや嫉妬した下級国民に道を通せんぼされたとかじゃないでしょうね、プリウスはそんなことで負けるほどヤワでないと信じていますが…

なぜ関白宣言は笑い飛ばせるのに女が男に要求を突きつけると荒れるのか

関白宣言は夫が妻に対して一方的要求する男尊女卑の歌だと思ってたんだけど、弱い旦那の精一杯の強がりなんだろうと解釈することもできる。

それで関白殿下必死すぎワロタネタとして消費できる。

逆もやってみたら?かかあ厳しすぎワロタみたいにさ。

2019-10-04

愛子様

秋篠宮一家不手際女性天皇待望論が人気だが、愛子天皇の次の天皇どうすんのよ。

悠仁殿下すっとばしておいてご子息立てれんのか。

女系天皇にするのか。

冷静になろうぜ。

2019-09-04

anond:20190904152233

クロトワ「物事は腰を据えてゆっくりやるべきだと思いますぜ、殿下

クシャナ殿下貴様、私がイクのが早過ぎだと申すか……?」

2019-07-06

anond:20190706163151

秋篠宮殿下はひどいよね。

二人をみとめてあげてほしい。

2019-06-21

小和田雅子殿下祖父チッソでやった事をいつ謝罪するの?

祖父水銀で稼いだ金で育ったんだから同罪だろ

2019-05-14

残念ですが、小室圭氏と秋篠宮家の結婚は成立します。

自民党政権意向

政権支持基盤保守的女系天皇への布石になりかねない女性宮家を望んでいない為、どのような形であれ女性宮家容認される事態は避けたいはずです。

しかし、現状何もしなければ世論は賛成のままです。皇位継承問題一般に広く理解されているとは言い難い上、フェミニズム男女共同参画など女性が関わる問題議論一般的に「面倒くさい」ことから男性消極的賛成、または反対しづらい空気感を何らかの形で自己利益誘導するために賛成し、女性はただ賛成するだけで得なので盲目的に賛成する。産経FNN合同世論調査の女性宮家「賛成」64%はこのような世相を反映したものかと思います

政治的理由で反対するような層は絶対数が少ないので世論を反対へと傾ける為には、極端に言えば女性が関わる議題に女性自身が盲目的に反対する、不自然状態必要です。

その試みの一つが今話題になっている「圭殿下」「圭さま」に関する報道ではないでしょうか。

小室氏の兵器

メディア営利企業なので数字が取れない、売れない記事番組は作りません。小室氏に関わる連日の報道から小室氏は稼げる美味しいネタである事は確かで、これらの報道には昼の情報バラエティ番組女性週刊誌等、「女性視聴者層を重視している傾向が見られます。そしてメディアの大多数は小室氏を否定的に扱い、秋篠宮家が納采の儀は行えないと発言した程度に女性を含めた一般大衆にこの結婚に反対する世論が既に形成されているのが現状と言えるかと思います

このような状況の中で小室氏は女性宮家問題単純化する為の鍵で、既に形成された世論を「結婚反対」から女性宮家反対」へと変質させる、触媒としての影響力があるのではないでしょうか?

「あの小室が『圭殿下』『圭さま』になる」という切り口で女性宮家問題を世に問えば女性を含めた一般大衆の世論女性宮家反対へと傾ける、現政権意向は達成できます

世論追い風政権と足並みが揃っていればメディア皇室タブー瀬戸際まで収益化でき、利害も一致しています

異能力者「KK」

小室氏が試験に落ちるなど更に悪材料が増えるケースなども想定できますが、ここでは小室氏がメディア上で得た特殊立ち位置が彼に有利に働きます

これまでの事例から宮内庁財閥や旧華族家系華族企業後ろ盾がある守谷慧氏のような人物に、その後ろ盾皇室タブーを最大限活かした清廉潔白な「無菌室」路線の、よく言えば特化、悪く言えば一辺倒のメディア戦略を用いる組織と言えるかと思います

後ろ盾が無い小室氏のような厳密な意味での一般人はただでさえ扱い慣れていない「異例」で、身辺調査などを減らした秋篠宮家のリベラル方針とも相容れず、早々にメディア対策崩壊しました。

が、「異例」であるがゆえに幸か不幸か、彼は現在トランプ大統領と同じく醜聞のしきい値がない、いわばヒール役のような立ち位置を獲得した特殊状態にあります

そこで問題となるのはこのしきい値を最終的に決めるのが他の誰でもない秋篠宮家のみである事です。

秋篠宮家と小魚

仮に秋篠宮家がしきい値を、司法試験当落に設定したとしましょう。

この期に及んで長女の結婚問題撤回する事は皇位継承順に関わる子息の教育方針、ひいては秋篠宮の「家の在り方」の間違いを公式に表明することを意味します。

そこまで直接・確定・破滅的な選択肢を「試験に落ちた」程度で採る可能性はどれほどでしょうか?

チリが積もるとは言っても、メディアが血眼になってようやく見つけた「国立音大附属小時代同級生が受けたいじめの話」程度ならいくらあっても今更問題になりません。

秋篠宮家にとって小室氏を切り離すことは小魚を三枚におろそうとするような自殺行為で、彼は既に秋篠宮家の一員と言っても過言ではないのが実情です。

彼が犯罪など破滅的な事態を自ら引き起こさない限り、「撤回」は選択肢にすら挙がらないのではないでしょうか。

そして結婚

報道を追っていると、一見納采の儀は行えない」「経済的自立」「国民の祝福」など様々な意向や条件が示されているかように見えますが、これらはどれ一つとして秋篠宮家が公式に表明した事ではなく、何者かを経由した二次的なソース、伝聞の類でしかありません。

試験に落ちた程度なら「再試験を待ちつつ日系企業法務部に籍をおいて働く」ではどうでしょうか?

結婚撤回」で負けを認める、ただこれさえしなければ現実はいくらでも根回しが可能です。菊の御紋で照らせば黒は白になります

長くなりましたが今後の予想としては、「女性宮家反対」世論を強化・維持したい意向忖度したメディアが「悪感情を抱かせつつも致命的ではない」内容で好感度一定以上上がらないような報道を定期的に続けて、現政権小室氏の弁護士試験結果が出るまで2年程度の期間で皇位継承に関わる問題解決全般に当たるものと思われます

何らかの形で女性宮家不成立が確実視された暁に副次的な結果として「圭殿下よりマシ」な皇籍離脱から結婚、辺りになるんじゃないかと思います

どうでもいい話

小室氏がメディアにもたらし続ける経済効果も実績に含めれば、SPの警備費用程度は既に社会に貢献していると言えるのではないでしょうか。持参金分もカバーできているかもしれません。誰か暇な人居たら数字を出してください。

2019-05-11

文系学問における注と参考文献の話、補遺

文系学問において資料実在証明するものとは何か」(anond:20190510230425)についたブコメに応答&補足説明します。

参考文献と注は違うよ!

Wikipediaですら参考文献を求められるので、参考文献(ここで言っている注)のない本はある意味Wikipedia以下の信頼性と考えられても仕方がないことを多くの人に知らせるべきだと思う。

参考文献と注は違います! ぜんぜん別です! 参考にした本を並べてあるのが参考文献(厳密にはこの場合「参考文献一覧」)で、本文中の記述の出典を直接明らかにするのが注です!

参考文献と注については、以下の4つの組み合わせが考えられます

  • a)参考文献も注も揃っている
  • b)参考文献はあるが、注はない
  • c)参考文献はないが、注はある
  • d)参考文献も注もない

このうち、研究書として許されるのはaとcだけです。ここで問題にしているのはbとdで、多くの学術的な新書はbであり(中公新書とかでよくあるやつ)、ごくまれにdみたいな本があります最近だと、岩波新書の『ロシア革命』)。

えっ、cも許されるの? はい、許されます。なぜなら、個々の注でしっかりと典拠を示してある場合は、参考文献リスト存在せずとも出典の表示に不自由はないからです。

これだとわかりづらいかもしれないので、架空の例で説明してみます(わかりづらいかと思ったので書き直しました)。

a)増田うんこを漏らした(注1)。一方、同人作家おしっこを描いた(注2)。

(注1)はてな太郎増田研究Hatelabo2019年、819頁。

(注2)Y. Arim, Oshikko Collection (Tokyo: Press of Institute for Shonben Studies, 2019), p.8107.

参考文献リスト

Arim, Y. Oshikko Collection. Tokyo: Press of Institute for Shonben Studies, 2019.

はてな太郎増田研究Hatelabo2019年

b)増田うんこを漏らした。一方、同人作家おしっこを描いた。

参考文献リスト

Arim, Y. Oshikko Collection. Tokyo: Press of Institute for Shonben Studies, 2019.

はてな太郎増田研究Hatelabo2019年

c)増田うんこを漏らした(注1)。一方、同人作家おしっこを描いた(注2)。

(注1)はてな太郎増田研究Hatelabo2019年、819頁。

(注2)Y. Arim, Oshikko Collection (Tokyo: Press of Institute for Shonben Studies, 2019), p.8107.

d)増田うんこを漏らした。一方、同人作家おしっこを描いた。

cでも十分に出典表示として問題のないことはご理解いただけるでしょうか? 実際、英語圏でもcのような本はたまにあります。そして、著書ではなく論文レベルだと、cのようなやり方を採用している雑誌はとても多いのです(日本語圏でも英語圏でも)。いや、もちろん理想を言えばaみたいな本であるべきなんです。でも、紙幅の都合というものがあり、印刷費が嵩むからどこかを削りたい、となった場合には、真っ先に参考文献が削られてしまうのは致し方ないと思います

日本出版問題は、そこで「参考文献ではなく、注を削ろう!」という話になってしまうことです。違います注か参考文献、ページ数の関係上どちらかを削らないといけないのなら参考文献を削るべきなんです。

もし注がしっかりとつけられていれば、参考文献の欠如は「どんな文献があるかひと目でわかりづらい」程度の問題しかなりません。しかいくら参考文献があったところで、注がなければ「ではこの記述典拠はいったい何なのか」という根本的な問題惹起します(bの例から正しい出典を復元できるでしょうか?)。参考文献は省いても構いません。しかし注を省いてはダメなのです!(学術的な新規性のある本ではなく、学界の定説初心者向けにわかやす纏める本でなら、読みやすさを優先して逆の判断になっても構わないのですが)

もちろん、これはauthor-date方式やMLA styleの注をつける場合には適用できません。どういう方式かというと、次のような方式です。

author-date方式

増田うんこを漏らした(はてな 2019: 819)。一方、同人作家おしっこを描いた(Arim 2019: 8107)。

参考文献リスト

Arim, Y. 2019. Oshikko Collection. Tokyo: Press of Institute for Shonben Studies.

はてな太郎.2019.『増田研究Hatelabo

MLA style:

増田うんこを漏らした(はてな 819)。一方、同人作家おしっこを描いた(Arim 8107)。

参考文献リスト

Arim, Y. Oshikko Collection. Tokyo: Press of Institute for Shonben Studies, 2019.

はてな太郎増田研究Hatelabo2019年

こういう方式の注をつける場合には参考文献が絶対必要です。当たり前ですね(author-date方式についてはanond:20190511230117も参照)。

2種類の「参考文献」

自分実験室の試験管”イメージ偏ってるなー(´・_・`)理系論文での引用たことないんかな。普通に出典書いてるし、それを叩き台に積み上げたり、否定したりするんだが。博士論文なんか引用文献沢山乗るしね

理系学問についてのイメージが偏っている点についてはごめんなさい。でも引用については、申し訳ないけれどそちらが勘違いされていると思います(もちろん私は理系論文ちょっとしか読んだことないので、私に事実誤認があれば教えてほしいのですが)。

文系学問において、参考文献には2種類あります

このうち、理系論文で文献として挙げられるのは「先行研究」だけですよね? でも、文系では「一次文献」も参考文献に含まれ、そこへの参照が論文重要な核を占めているのです。

たとえば上皇陛下が書かれた論文(※1)を見てみると、確かに末尾にずらずらっと先行研究が並んでいますが、論文の核となる部分はあくまハゼ遺伝子を解析した部分にあって、それは当然ながら実験室で採られたデータであり、何らかの文献によって引証される類のものではないわけです。

しかし、皇族つながりで天皇陛下が書かれた論文(※2)を例に出すと、この論文において著者の主張の裏付けとなっているのは古文書における記述であって、その原本研究施設が所蔵していたり史料集として公刊されていたりするわけです(史料集って何ぞや、という点については後述)。

私が最初増田で言ったのは、この「一次文献」の問題です。多くの場合理系ではこういう資料引用しないですよね(最近だと古天文学歴史的史料引用するとかあるのかな?)。しかし今回の研究不正がなされたような分野においては、そのような資料こそが研究の核心にあるという話です。

もちろん、慌てて言いますが「なにをデータにするか」は研究対象によって異なります文化人類学のような分野では、ヨソの土地まで出かけていって住人たちとの会話を書き取ったもの資料です(この分野だと「インタビュー」とかいう生易しいものじゃなくて、ヨソの土地に住み込んでその土地言語習得して日常生活を過ごす中で遭遇した会話や出来事を持ち歩いてるノートに書き付ける、という調査方法が採られます。これを参与観察というわけですが、私にゃ無理ですわ)。記述言語学だと研究対象の言語話者にその言語を口に出してもらって記録する(「これを○○語でなんといいますか?」と聞くこともあれば、話者どうしで会話してもらってそれを横で聞くパターンもあり)、というやり方になるんだろうと思います。なので私が言っているのは、あくまでも近現代史やその隣接領域での話だと思ってください。

一次史料からといって信憑性が高いとは限らない

文系生データは出典となる書籍だったり、原典資料がある場所と。原典原典って、どんどん辿っていけるブロックチェーンみたいな形式理想ってわけか。一時情報当事者証言なら信憑性高いって判断にはなるし

違います! 当事者証言からといって必ずしも信憑性が高いわけではありません! たとえば戦争犯罪裁判にかけられた人の証言のことを考えてみてください。彼もしくは彼女証言をそのまま「信憑性が高い」として扱ってしまってよいか? そんなわけはない。

歴史学において一次史料が重視されるのは、それが「生データ」だからです。それはひょっとしたら当事者の保身によって捻じ曲げられているかもしれないし、当事者が間違えているかもしれないし、当事者が見ても聞いてもいないことは書かれていないかもしれない(たとえば「沖縄返還をめぐる日米交渉」を研究しようと思ったとき日本側の史料は「日本側の政策決定過程」を教えてはくれますが、アメリカ外交官たちがどういう考えを持って交渉に臨んでいたかを教えてはくれないのです。それを知りたければアメリカ側の史料を見るしかありません)。けれども新しい研究は必ず一次史料から出発する必要があるのです。何故ならそれは昔の人によって直接書き記されたものから

なので歴史学では「史料批判」というものを重視します。これは説明すると長くなるので詳しくは歴史学入門書とかを読んでほしいんですが、要するに史料に書かれていることはどのくらい信用できるのか、みたいなことを分析するわけですね。あれれ~? おっかしいぞ~? この人、自分は後方にいたか虐殺行為に関わってなかったって言ってるけど、部隊の記録では後方にいたなんてどこにも書いてないよ~?

(「なにが一次史料か」というのも研究対象によって変わります特に科学史史学史といった分野では「他の研究において先行研究とされている文献が一次史料である」という状況がしばしば発生するのですが、この理屈はわかっていただけますよね)

デジタルアーカイブ史料

図書館ScanSnap SV600を完備し研究する皆の熱意でデジタルライブラリが出来るといいな… P2Pで共有されればノード消滅にも耐えられる。しか日本ではプリウスミサイル上級国民は不逮捕で、P2Pプログラマ逮捕なので

出来るといいな、じゃなくて、既にあります

たとえば国立国会図書館デジタルライブラリーには幕末以降の古書が多く登録されていて、PDFで落とすことができます。archive.orgや、フランス国立図書館デジタルライブラリー「Gallica」も有名ですね。こういうところに所蔵されている文献については、わざわざ現地の図書館まで行かなくともPDFダウンロードすればそれでよいわけです。デジタル化によって歴史学者の仕事は格段にやりやすくなりました。18世紀ドイツ語の本をコタツに入ったままで入手できるんだもんなぁ。

しかし、当たり前ですが全ての史料電子化されているわけではありません。国によってデジタルライブラリーの整備状況に違いがありますし、そもそも現代以降に出版された印刷物の数を考えたら全部をデジタル化するなんて人手も時間も足りない、という場合もあるでしょうし、身も蓋もない話をすれば著作権問題もあるでしょう(とある国では、その国の図書館に直接行かないとデジタル化された史料アクセスできなかったりします。てっきりPDFはないと思っていたのですが、著作権上の問題で館内からしかアクセスできないようになっているだけだそうです)。

また、多くの国では、公文書館史料まではデジタル化は及んでいません。元増田でも書きましたが、お役所ちょっとした書き付けなんかも史料になるわけで、それ全部デジタル化しようとしたらとんでもない数になります(これについて、日本戦前外交文書のかなりの数をウェブで読めるので恵まれていますね……アジア歴史資料センター様には足を向けて寝られません)。なので未だに、現地に行って史料を直接見てくる、というのが重要になるわけです。

さらに言うと、史料が必ずしも公的機関によって保存されているとは限らず、貴族武士の子孫のおうちに保管されていて、読みたい人はご当主様の許可を得て読ませてもらう、という場合もあり、当然デジタル化の波は及んでいません。イギリスだと由緒ある大貴族屋敷には私設の文書館付属している場合もあり、日本歴史学者でもソールズベリ侯爵のお屋敷であるハットフィールドハウスに赴いて史料収集している人もいます。謝辞で「史料を閲覧させてくれた当代のソールズベリ侯に感謝する」みたいなこと書いてあって「すごい……」って思いました)

ただ、「みんなが読みたがる重要史料」については、史料をまとめた本を出すとか、史料を集めたマイクロフィルムを作るとか、そういう形で広く公開されている場合があります(たとえば第一次世界大戦の勃発に関しては、イギリスオーストリアなどの当事国が何十巻にも及ぶ史料集を出版していて、東京大学などの国内研究機関にも所蔵されています)。けれどそういうのを購入するのはお金がかかるし、何より発行から何十年も経ってしまうと入手自体が難しくなってしまう(でも著作権は残っているためデジタル化も遅々として進まない)ので、あんまりお金がなかったり新設されたばかりだったりする大学研究者は結局それらを所蔵している大学図書館に行く必要が……

「注があると読者に嫌われる」は本当か?

しろ最後の注を見て次の本を決めたりするので、注があると読まなくなる人というのがいるのにびっくり…

注なんて読みたくなければ飛ばせばいいのに注があると売れない……? やべえな世の中。/ みんな本当に自己防衛意識が弱いよね。優しい世界生きてるんだろうな

注があると読まない人が居るという話、ただ気持ちよくなるために情報摂取してる層には、正確性の担保なんてむしろ邪魔なんだろね。ワイドショー視聴者と同質。

これ、実際に「注があるから読まない」読者が本当にいるのか、と疑ってみるべき案件だと思うんですよね……。「編集から言われて注を外した」という話は学者あいから漏れ聞こえてきますが、「注があるから読んでいて苦痛だった」という話ってなかなか聞かなくないです? いやもちろん編集者のところにはそういう苦情のお便りが届いているのかもしれませんが……。「注があると売れない」という都市伝説が生き長らえているだけのような……(一般読者からしてみれば、注の存在に気づいてなかった、とか、なんか数字が振ってあるけど気にしてなかった、という場合も多いでしょうし)

注は別に読まなくてもいいです

ちゃんと注まで読んでるのね。今まで気にしたことも無かった…我ながら知的レベル低い…

注がついている本を読んでいる段階で十分かと思いますので安心してください。注は、もし興味がないならさらっと読み飛ばしても別に大丈夫ですよ。というか、注で典拠が示されていても、アラビア語とかギリシャ語とか朝鮮語とかロシア語とかで書かれている場合も多々あるわけで、そんなの普通の読者さんにチェックできるわけないですし。ただ、注を見てみると、おっ、ここはちゃんと原史料を読んで書いてるのか、なーんだ、ここは英語二次文献に頼って書いてるんだ、みたいなことがわかっちゃったりするので、学者仕事の裏側を垣間見ることができて面白いですし、どんな情報源を使って書かれているのか? をチェックしてみることは学術書だけでなく普通ニュースとかを読むときにも重要なことだと思いますよ。

ブコメ

物理分野では「参考文献」の意味増田とは異なる。参考文献は本文記述の直接の引用を表す。あとあまり明確に決まってないけど、注は捕捉説明を指す。「参考にした文献一覧」は存在しない。読書案内なら見かける。

誰がReferences(Bibliography)を参考文献と訳したのか。"refer"した文献のリストであって、本文の著述に紐づけられるものだけリストアップすればよく、逆に、何でもかんでも列挙して博識をひけらかすところではない。

や、まあ、文系でもたいていの場合は「引用文献」ってことですよ。それを「参考文献」と呼んでるだけ。参考にはなったけど言及してない文献は、私なら入れない(でも入れる人もいるかも)。

いま史学科にいる人間全員読んでリアルブクマしとけ。懇切丁寧な論文の"文法書"だぞ。

あなたがこの増田に感心してくれたことは嬉しいけれど、史学科の学生上から目線アドバイスしないでください。こんなの初歩の初歩で、史学科の学生さんならとっくに理解してます史学出身じゃない人たちが「そうだったのか~!」って言ってるだけ。別に史学科の常識を知らないのは悪いことじゃないけれど(私も他学科常識とかわかんないし)、自分が知らなかったある分野の初歩の初歩を解説されて、そこで聞きかじった内容をその分野を学んでいる人の前で「お前らこういうのよく読んどけよ~」って言えちゃうの、ちょっと傲慢すぎません?

ナルヒト殿下に○○予告をするのも表現の自由なんかな

増田検閲されてるから↑の文言じたいが勝手に削除されるかも知れんけど

2019-05-03

俺が望む理想皇族Youtuber

https://anond.hatelabo.jp/20190502112218


上皇陛下

天皇陛下


秋篠宮殿下

2019-05-01

anond:20190501110851

とにかく今議論を起こすと、どちらを次の天皇にするかでおおもめになる。

から秋篠宮殿下が次の天皇になる意思がない以上、悠仁様が次の天皇というのはもう確定で、悠仁様が即位したときか、悠仁様に何かあった時に考えるべきこと。

anond:20190501095824

女性天皇女系天皇を認めるとなると、その配偶者男性には皇室に入って「皇族」となってもらうことになる。

そうなった場合、その人達をどう扱えばいいのかという新たな問題が生じる。

陛下」「殿下」と言えばいいのかな。

まあ現在皇室典範では一般女性皇族になれるけど、一般男性皇族になれないのは男性差別であるという意見も聞かれるけどね。

その意味では一般男性に対しても皇族になれる権利を与えるべきだと考える。

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