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はてなキーワード: 所謂とは

2023-06-04

我が子と合わない

同じクラスにいたら友達にならなかったタイプだと思う。

とことん気が合わないというか生活する上で大事にしてる部分が違うというか、何故こんなことも伝わらない?!と毎日しんどい

どう働きかけたらいいのか教えて欲しい。

◾︎自分◾︎

小さい時から1度注意されたら同じことは繰り返さない子だった。

お願いしたことは守り続ける(ドアを閉める際はゆっくりかに閉めて等の当たり前のこと)

何も言わなくても宿題、お風呂学校の準備、習い事練習をやる子。

好き嫌い一切無し。

学校先生から1度も悪い所を言われたことがない。

大学受験の時以外塾に行ってないが学年10位以内には入っていたのでほとんど勉強で苦労したことがない。

学校代表、送辞答辞系全て打診される(答辞だけやった)。

自分世界に入り込んでいて本を読んでいる時に話し掛けても聞こえていない。(上記全て親の談)

よく言えばもの静か、悪く言えば根暗。(高校から改善され友達と話すようになる)

融通が効かないのでどれだけ忙しい日でも自分で決めたルーティンはやる→過労で熱を出す

オシャレに目覚めたのは高校生。それまでは親が買ってきた服を適当に着ていた。

羞恥心が強く、他人からどう思われるか気にしすぎて失敗した発言のことを何年も繰り返し思い出したりする。

◾︎子供◾︎

したらダメだと言われたことは、その場でもう1回やらないと気が済まないし次の日には繰り返す。

お願いしたことで守られたことの方が少ない(ドアはバンと閉めない、食事中肘をつかない等その都度注意するが全く治らない)

何も言わなければ永遠に宿題等の当たり前のことをやらない。

好き嫌い多い。

学校先生から勉強クラスの真ん中より下くらい」「人を待たせても平気らしく好き勝手の子と話してて友達を困らせています」と言われた。

自主学習が出来ないので塾に通わせているがあまり意味が無さそう。

小さい頃から毎日読み聞かせしていたが自分では全く本を読まない。

常に喋っている。誰かがトイレに入ったりお風呂に入っててもついてきて外でしゃべり続ける。ちょっと黙って、とかなり強く言っても5分と黙っていられない。

すぐ学校習い事休みたがる。

小学校低学年からオシャレに目覚め、着るものに強いこだわりがある。

全く羞恥心がなく人前で突然踊ったり歌ったり、こちらが(そんなこと言ったら友達いなくなる!)と思うようなことも平気で言う。そしてそれを覚えていない。

⋆┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈⋆

そんな感じで本当に自分の子か??と思うくらい全然性格が違う。私は静かに本を読んだり手芸をするのが趣味だが子供がいる日中にそんなことをしようものなら今がチャンスとばかりに喋り倒される。今は集中したいから黙って、とお願いしても5分も経てば話し掛けられしたいことを達成できた日がない。

小学校低学年の時、ほかの親子に雨の日の家での過ごし方を聞いた際「𓏸𓏸がゲームしてる横で私は本読んでるかなあ」と言われ、そんな穏やかな時間があるのか!と衝撃を受けた。子供ゲームをしている時も常に話し掛けられ、ゲームやってる間に𓏸𓏸しちゃうね!と離れてもゲームをやめてついてくる。

子供友達も多く、私から見たら強すぎる発言もするがとても人気者で所謂パリピになりそうな人種だ。

外では常に喋ることはないようで、でも発言権はかなり強く中心人物だとは思う。

先生からは注意されることもあるが、いじめられっ子も仲間にしたりとクラス問題解決するそうで、そういう面ではクラスにいてくれて有難いと言われた。

たぶん楽観的な性格的にも人生を楽しく生きられるのは子供の方だが、その人生が安定したものになるかは不明だ。

できれば我が子には不幸な目に遭わないで欲しいが不安しかない。

日々の当たり前の暮らしについて毎日毎日散々注意しても守られず、かなり強く叱っても(もはや怒鳴るレベル)その一瞬は直るが次回には同じことが繰り返される。

一度実母に「どうやって子供を育てればいいのか教えて欲しい」と聞いたら「ガミガミ言いすぎなのかもよ?何も言わずに見守ってみたら?」と言われ1週間見守った結果、宿題は全くやらず次の日学校で友だちに写させてもらい、忘れ物多々で学校に届けに行く日々、唯一お風呂はオシャレのためか入っていたがいつもの時間より3時間ほど遅い入浴時間だった。

このままでは本当に危ういと思ってまた注意する生活に戻ってしまった。

紙に書いて貼ったり、アレクサに時間になったら通知してもらうようにしても何も改善されない。

小学校低学年の頃になにか発達に問題があるのかと検査にも行ったが引っかからなかった。

毎日子供が帰ってくる時間休日苦痛で仕方がない。パリピなので土日のどちらかは遊びに行ってくれるが、自分で言うのはなんだが親のことも好いてくれていて一緒に過ごす日も必ず取りたいらしい。

でも私のことが好きなら、最低限のことを守って欲しいと考えてしまう。毎日注意されまくりなのに一緒にいたいと思える気持ちがわからない。こっちは、今日もいっぱい注意してしまった……と凹むのでしんどい

なんかまとまりがないけど書き疲れたので終わる。

子供が家を出ていくまでこの状況に耐えるしかないんだろうか。

2023-06-03

街中の狂人を陰ながら応援する

俺の地元私鉄や最寄り駅には、よく狂人が現れた。

電車の中で大声で独り言を叫んだり、セルフ車掌したり、すごい勢いで車両間を移動してるアレだ。

それも一人ではなく数人いた。というのは、養護学校作業所が近くにあったからだ。

部活とかで少し早めに駅に着くと、大体同じ時間鉢合わせしていた。帰りの時間にも、スーパーマーケットなどに大勢いた。

彼らは知的障害だったり精神障害だったり強迫性障害だったりいろいろ背景があるはずだが、ここでは狂人とよぶ。世間はそうとしか見なしてないのだから

そして同時に俺はその時期、いじめを受けていた。

俺は彼らを応援していた。

電車の中で狂人が行動を始めると、車両から次々と人がいなくなる。大声で広告を一つ一つ読み上げたり、虚空に向かって何か漫画?の台詞を叫んだりする。

下手すると、十数人いたはずの車両からみるみる人がいなくなり(すっと隣の車両に移動したり、駅で一旦降りて別の車両に小走りで移動したり)、隅っこに座る俺と大声で単調に話す狂人の二人だけになることもあった。

また、所謂汚言癖というのか、有名人名前卑猥言葉を叫ぶおばさんと鉢合わせることもあった。一見そうとは見えないただの主婦みたいな女性が「○○、ちんぽなんだろ!」みたいなことを叫ぶ。ますます周囲から人がいなくなるが、それを自覚しているらしく、「目を逸らすんじゃない!」と叫んでいた。その叫びを聞いたのは俺だけだ。

この二人は、叫ぶほかに身体的な他害性はなかった。二人きりになっても、俺にかかってくることは無かった。

ジャージを着た、丸刈りの二十代くらいの男性がいた。丁寧かつ単調な口調でいろいろな人に「○○ですか?」「○○(アニメキャラ?)っていいですよね」と話しかけたり、大声で独り言を発する。もちろん狂っている。たまに介護者?が横にいることもあったが、その時はずっと介護者に話し続けている。

観察していてわかったのだが、彼が話しかけるのは、女性が多かった。

ある時、このジャージ男が駅のホームに現れ、私立女子高生に話しかけ続けていた。執拗かつ、延々と。女子高生は移動できない理由があるのかそれとも逃げちゃダメだと思ってるのか、白線の内側のレーンから動かず、微妙しかし鬱陶しそうにうなずいたりしていた。誰も助けに来ない。俺も、時刻表の後ろにいて助けない。そして電車が来て、やっと女子高生解放されるかと思ったら、ジャージ男も同じ電車に乗っていった。

読んでもらえればわかると思うが、俺は何か清い心とか、福祉的な精神狂人を見守ってるわけではない。最近、「公共の場で大声を出す人がいます。見守りましょう」みたいな啓発ポスターがあるが、そんな心ではない。

ただ、彼らのような存在が、好き放題する。既存コミュニケーション破壊する。自分が健常で正常で普通だと思い込んでいる連中に突撃する。そういったことでしか既存の、閉塞し続ける社会破壊できない、と思っていた。

卑猥言葉を吐き続けるおばさんや、女子高生に絡み続けるジャージ男を見て、俺は興奮していた。彼らの様に一線でも百線でも超えて社会撹乱する行動はとらず、ただ応援する俺は卑怯かも知れない。ただ、ずっと彼らを邪魔せず、社会普通の人たちの人生意識しようがしまいが攻撃し続ける彼らを、応援していた。

最近会社に馴染めず、相談しに行った心療内科で、WAIS3などを受けたりしたところ、俺は発達障害一種らしいことがわかった。まだ最終診断や手続きはしていないが、そう認定してもらう方向でやっている。

はいよいよ彼らの同類に近くなる。(発達障害障害ではない、という人もいるが)

俺は、狂人応援し続けた自分を、自分なりに誇りに思っている。

会社の別部署の後輩に、俺よりもコミュニケーションがやばそうな人がいる。彼は周囲を疲弊させてるが、俺は彼も応援している。なんで、所謂健常者の決めたコミュニケーションに、障害者が従わされ続けなければならないのか。なんで、自分排除する社会を愛さなければいけないのか。

みんな、社会への果敢な攻撃、がんばれよ。

anond:20230601212818

ああ、所謂母校実習したのね。

自分あんまり教員になるつもりはなかったが、"試験受けます!頑張ります!"って言って、実習を受けてた。まあ、万に一つ受かったら考えてもいいくらいだったな。

ちなみに、ちゃん教員採用試験は受けに行ったが、上の方の判定で不合格だった記憶がある。

別にガチ勢じゃないので試験勉強は全くしてなかったけど、俺的には理想論を語らず現実迎合した回答をしたために面接で落とされたと思ってる。

閑話休題

まず、実習生と言う時点で新人より下の雑魚扱いなのは予想がつく。

企業インターンとかならこの学生さん出身大学インターンの時の経験を悪く言うと、その大学からの応募者が減るかもしれないと思うので、結構気を使う。

教員はなりたい人多数だし、別にその大学から人が来なくても少なくとも現場は全く困らないので、雑魚扱いは必然

まあ、でも若い子はかわいいという扱いはしてもらえるかもしれない。

数週間だけ来る雑魚と、長年一緒にいる先生と、どちらの立場を守るかと言えば、明らかに後者だろ。

「〇〇先生指導が悪かった」という話はたとえ事実でも、身内の恥なので見せてはいけない。

指導教諭はそういう論理が働いたし、そういう論理微塵も理解していない実習生小馬鹿にして身内の笑いもとった。

ただそれだけの話では?

その後は、身内の恥を書かれないか単に監視たかっただけでしょ。

> 貴方に初めて添削された時のことがトラウマになってて他の先生の話書けなかったんですけど……

は言い方を変えて、指導教諭に話せるようになった方がよかったと思う。

対立するにしても、なんで元増田が納得がいっていないか説明したうえで対立したほうがいいよね。

夢と希望のある20代若者と言っちゃなんだがすでに教員としての人生は終わりかけの先生とだと、まあ、価値観が違いすぎるだろうけれど、この状態だと元増田指導したらよくわからない反発をしたみたいにしか見えないので。

アサーティブコミュニケーションを学ぶといいかもしれない。

2023-06-02

スペルミスと友人と狂気

アノニマスダイアリー登録したのはひとえにこれを書きたいがためだったので、ユーザーネームのことは何も考えていなかった。

頭痛に悩まされる頭から聖書のナオミ(彼女は苦難の中で自らを苦味を意味する「マラ」と呼ぶように言った)の姿が思い出された。

なんとなくそのまま苦い塩という名前にしようとしたが、なぜだか塩の簡単綴りを間違えた。

英語は数十年やっているはずなのに、我ながら情けない。

思い返すまでもなく、今日は朝から台風に振り回されてばかりである

頭に漬物石を括りつけ、それを引きずって歩いているのような気分だ。

ここ数時間で胃の不快感も加わった。

体の調子が悪いと人間思考は悪い方向へとどんどん傾いていく。

鬱々とベッドの中でスマホを弄っていると、円の切れた相手最近ツイート何となく見に行く、というあまり良いとは言えない行為にも走る。

手始めに友人のツイッターアカウントを見た。

友人は複雑な家庭で育ち、発達障害故の躁鬱に日々苦しんでいた。

時折夜中に電話がかかって来ては「自殺しないように見張っていてくれ」と言い、所謂寝落ち通話を求められたりもした。

せん妄状態なのか、訳の分からないことを言いながら私に泣き縋ったり、幻覚の状況を仔細にこちらに伝えてくることもしばしばあった。

友人にいま現在そういった普通でない状態自分を任せられる相手がいるのかどうかは知らない。

が、ともかく私が友人の呟きに見たのは狂気であった。

この「狂気」といった表現は決して障がい者への差別的意味意図したものではないことを断っておこう。

ここ数日間の友人の呟きはほとんどが今敏パプリカに出てくる台詞そっくりであった。

以前、ツイッターにて「狂人文章は稀に凄まじい美を帯びることがある」といった呟きを見かけたことがあるが、私は友人の言葉でそれを深く実感した。

内容を書くことはしないが、そこには(恐らく幻覚の)誰かに向けた必死懇願めいた内容から悟りの気配さえする穏やかな詩文雰囲気を漂わせるもの意味をなさなひとつ単語、一文一文は理解出来るが繋げて読むと全く支離滅裂な長文など、大量の呟きが残されていた。

友人の健康を祈るかたわら、綴られた言葉はとても美しく思えた。

「私は穏やかです。海のようです。波打つ畳が私の頭を、白い兎、飛び越えて、ああああ」

こういった混沌とした内容が数十ツイート分、ツリーで続いていることもあった。

自分精神状態的にも敢えて深く読み込むことはせず、一度ざっと目を通しただけで閉じてしまったが、その海のくだりだけは鮮明に覚えている。

友人と縁が切れたのは数年前のことで、理由は私が編集者として働きたいがために引越しを決意した時のことだったと思う。

まり覚えていない。

時が経ち過ぎたのか、今の私が友人に無関心なのか、それすら判然としない。

台風は、今どの辺りにいるのだろうか。

明日病院の予約はキャンセルした方が良いだろうか。

私の意識にはそればかりがある。

anond:20230602124951

昭和初期ってそもそも戦前だし今とは社会が違いすぎるんだが

所謂サラリーマンなんかほとんどいなかっただろその頃

2023-06-01

anond:20230531144711

単に英語力と思慮、注意力の欠落です。

 

サービス入り口

Introducing ChatGPT

We’ve trained a model called ChatGPT which interacts in a conversational way. The dialogue format makes it possible for ChatGPT to answer followup questions, admit its mistakes, challenge incorrect premises, and reject inappropriate requests.

 

英語話者であればこれを斜め読みしただけでアトム的な質問回答機としては使わない、

ページ翻訳ではニュアンスが伝わりにくいんだよね、普段から英文仕事してたり慣れてる人間じゃないとこの説明文で言わんとする所はピンと来ないだろう。

かつ、まともな思慮と注意力がある人間なら、GPTてなんじゃ?ってところは使う前に調べる、

グレート?ジェネレート?プロ?プレ?プロフェッショナル?プロダクト?テキストトランザクション

まぁ頭の中でなんか思い浮かべながら(この段階でもブランディング誘導は始まってる、日本人にはこれが効かない)

で、横線ページをスクロールさせる、SAMPLEだのMethodsだのまぁこ日本人の大半は読んでないんだろう。

ここまで英語話者が読んだらよもやChatGPT検索タスクとして使おうとは思わんよ。

で、Generative Pre-trained Transformerを見つける、はいはい

トランスフォマーだよ、車がロボットに変形したり、電柱の上にぶら下がってるやつ、アメリカだと路上だが

ともかく、変換器ねと理解解釈して使い出すんだからそりゃ検索タスクには使わん。

 

で、と、増田はChatGPTを生成AIだと言うてる、世間一般でもそのように呼称されてはいるのだけど

OpenAI社のドキュメント類、ChatGPT説明文を調べてご覧、このプロダクトを人工知能だとはどこにも書いてない。

ドキュメントコントロール部署検閲し注意深く表現配慮している様子が伺える

これは重要な点で

同社の画像AIダル(DALL·E 2)は明瞭にAI標榜しているのと対象

  

AI国際的な規格は無い、どういう基準AIを名乗れるか、法的なしばりは無い、冷蔵庫だってAI内蔵を名乗りたけりゃ名乗れる、技術要素の裏付け不要

だがOpenAI社はあえてChatGPTAIだと呼ばない。

理由邪推すると2点

1、AI規制世論方向性を見極めてからでも遅くない(ユーザーメディア勝手AIブランディングしてくれるし)

2、事実AIと呼べる代物ではない

 

説明する、

AI法規制議論真っ只中、どっちに転ぶかわからん、最悪ガチガチ規制もありえる、できたばかりの法や規制に対してノーアクションレターは通りにくい

何れにせよ商売はやりにくくなる

関係者は頻繁に公聴会やらに呼ばれている状況、ここら温度感日本またまた周回遅れなんだが

企業戦略としてChatGPTAIと自らは名乗らないのは正解なの、AIの法的定義すらない段階で、先々AI指定回避する一つのキーになりかねない

訴訟になったときに「え?ワイらそもそもChatGPTAIだと言うたことはありませんが?」これが主張できる

自分から「これはグレートなAIでっせ」と標榜していたらもはや逃れられない。

ともかく、笑えるくらい慎重に彼らはChatGPT人工知能だとは宣伝しない、生成AIではないんです。

そもそも技術ドキュメントを読んでも古典的AI技術は使われてない。

所謂ニューラルネットワークパーセプトロン、脳機能模倣をどのような手法計算再現するか

Pre-trainedの部分では使ってるが、応答エンジンの部分では実装されてない、たぶん、しらんけど

 

で、ChatGPTが嘘デタラメを混ぜるのは故意です、俺は確信してる

いろんなプロンプト、少しずつ字句を変えたり、応答の考察をしたんだけど、わざと信頼精度を下げてるとしか思えない。

これパラメーターの調整でいかようにもできるはずなんだが、かなり意図的に嘘捏造が混ざるようにチューニングされてる。

ようはこれもAI議論方向性誘導するための戦略だろう「しょせんこの程度っすよ」と

 

ともかく、そーゆープロダクトである理解して使うと、捗る

好きだったソシャゲユーザーへの呪い

 好きだったソシャゲが死んだ。

 死んだとは言っても、サ終したという訳ではない。「好きだった」部分が死んだのだ。かなり時間を使ってやりこんだし、過去に6万円程度のガチャ天井を4回しているので課金額もかなりのものだ。4年間ほど、いや今思えば楽しく遊んでいたのは3年間ほどだが、それでもかなり長い間楽しませてもらった訳だし時間と金を注ぎ込んだこと自体は後悔していない。ゲーム内でもゲーム外でもたくさんの出会いと喜びをくれたことには感謝している。だが、もう好きだったものはそこにはない。そう確信してしまった。

 ここからはかなり具体的な話になるので、やり込んでいる人が読めばどのゲームか一発で分かってしまうだろう。こんなタイトルURLを開いている時点で大丈夫だとは思うが、好きなゲーム悪口を言われたら気分が悪くなるような人は今のうちに引き返して欲しい。

●好きだったところ

 そのゲームの特徴を聞かれた時、自分なら独自システムによる戦略性の高い戦闘を挙げる。場にランダムに出現するコマンドを敵と奪い合い、自分のやりたいことを通しつつ相手の行動を妨害しつつ戦う。運要素は完全に排除することができない程度には強いものの、一定ターンごとに任意コマンド使用して特殊コマンド使用することができたり、編成のリーダーのみが編成全体に与えることができる特殊効果がかなり強かったりするため、編成や立ち回りの方が重要度は高い。

 自分も敵も様々な戦略で戦うことができ、使いやすさや汎用性にこそ差はあれどユニットレアリティ存在せず、完全な上位互換下位互換というものは一応ない。様々なユニットおよび戦略を使うことを推奨され、難易度現在実装されているメインストリーの半分を読むだけでもかなり高いとされている。だが、様々な戦略の軸となるユニットを全てガチャで引き当てなければならないというわけではない。基本的に配布のユニットがかなり強いことと、実はやろうと思えば工夫次第で任意ユニットを軸にゴリ押すこともできなくはないこと、また実装されたのは最近のことではあるがそのステージクリア編成とその編成での攻略の様子をゲーム内で見ることのできる機能もあることから、意外となんとかなってしまう。この「意外となんとかなる」がユーザーごとに全く違うゲーム体験を生み出しているのだ。他のユーザーの話を聞いたり公式サイトなどで未所持のユニットの性能を確認したりしていると、新しいユニットを手に入れることでゲームが更に広がるのだろうと感じられた。だからこそ、ガチャ産のユニットが無くてもクリア自体にそこまで支障のないゲーム性ながらも、遊びの幅をもっと広げるためにガチャ産のユニットで遊ぶために課金をしたものである

 このユニーク戦闘システム面白さはよくカードゲームに例えられていた気がするが、リアルタイムPvPも楽しむことができる。正直に言うと野良はかなり過疎っているが、特定ユニットリーダーにして一定回数PvPイベント勝利すると称号を貰うことができると知ってPvPイベントに参入して以来、趣味パで定期的に楽しんでいた。

 また、グラフィックストーリー音楽ゲームの没入感を深めるにあたってとても貢献していた。イラストストーリーは少し癖が強く万人受けするものではないのだが、良い意味ソシャゲらしくない重厚長大シリアスファンタジーだ。加えて戦闘中のキャラクターモデルBGMはどこに出しても恥ずかしくないハイクオリティである。他のゲームでは中々お目にかかれないような癖の強いキャラクターたちにも、愛着が湧くというものだ。

 また、ソシャゲありがちなギルド機能やフレンド機能もなく自分のペースで気楽に遊べるのも特徴だ。通常のイベントは低難易度ストーリークエストクリアすれば誰でも確定で配布のユニットや装備を入手でき、ランキングなどはない。レイイベントはあるが、育成が進んでいないユニット個人で得られる報酬の量が減る代わりに育成済みの状態で使うことができ、さらに弱かろうとどんどん救援に入ってもらったほうが上級者も得をするシステムなので寄生はむしろ歓迎されている。システムさえ理解すればレイイベントさえも気楽に遊べる。

 新感覚戦闘システム!色んなキャラクター活躍できる!美麗グラフィック!壮大なストーリー個性豊かで魅力的なキャラクター達!と聞くと、有象無象ソシャゲで見たキャッチコピーみたいになるが、少なくとも自分の中ではこれらを真の意味体現しているゲームであった。

 本当に、好きなゲームだった。

●少しモヤモヤし始めた頃

 最初にこのゲームに対して引っ掛かりを覚えたのは、あるイベントで配布されたユニットとそのイベントで顔見せがなされ半月ほど後に実装されたユニットにまつわる騒動であった(実は以前にもここに無関係ではないと思われる優良誤認騒動からの大規模な返金がなされているが、関連性の説明憶測の域を出ないのでここでは割愛する)。どちらも既存キャラクター衣装違いのユニットであったが、前者のキャラクターの方はインストールして間もない頃にガチャで入手していてそれなりに愛着が湧いており、後者キャラクターのことは元から少し苦手であった。

 問題イベントは、自分が色眼鏡で見ている部分もあることを否定はしないが、ストーリーでの後者キャラクターに対する贔屓があからさま過ぎて酷いと感じてしまったのだ。これまでのイベントで配布されるユニットはいずれもストーリーの軸となるキャラクターで、配布としてそのまま主人公一行に定着する流れを一応描写しており、一方でガチャ産になるユニットに関しても顔見せから一時的使用できない期間が生まれ理由けが一応というレベルではあるがなされていた。初期のイベントはかなり雑な部分が目立っておりこの限りではないが、方針が定まった頃からは2年くらいずっとこの傾向であった。だから、配布キャラとしてバナーに載っている時点で、そのキャラクターが主役のイベントになると少なくとも自分は思っていた。しかし実際は半月後のガチャの方のキャラクターがずっとヨシヨシされるもので、イベントで配布されたキャラクターも、なんなら同時実装の方のガチャ産のキャラクター(半月後に実装されたキャラクターとは別)もイベント本編では完全におまけ、ヨイショ要員であった。イベントの内容に関しては賛否両論ではあったが、少なくとも自分は最低最悪だと思った。

 性能面バランスも酷いものであった。基本的に配布が強く、上位互換下位互換概念ほとんどないゲームだったのだが、配布の方のユニット採用する理由を考える方が難しいというレベルで扱いづらく、ほとんどの場面で初期に配布された別のユニットの方が扱いやすいとされるものだった。そして、半月後にガチャ実装された方のユニットはピン刺しでも当時実装されていたほとんどのステージ簡単攻略できる、所謂「ぶっ壊れ」であった。しかも一緒に編成するユニットの行動に制限がかかるタイプの性能であったために、特定ユニットを除けば他のメンバー特殊コマンドを発動させ、敵の攻撃分散させて庇うだけの係である。編成や動きを工夫する楽しさが台無しである。余談だがこのユニットによってPvP環境崩壊し、ただでさえ少ないPvPの住人は更に減ったらしい。当時の自分は極たまに強いと聞いた編成で潜るくらいでやり込んではいなかったが、未だにトップメタで大暴れしている。

 しかしここで一つ加えたいのは、自分ストーリーにも性能の調整にも怒ったが、個人的に一番嫌だったのはこの二つではない。大炎上し、直後の公式配信コメントは全て荒れに荒れ、中の人レイボスに挑む配信にて配信部屋に運営に対する暴言ネームで入室したユーザーが出るとんでもない放送事故も発生した。荒らし行為をしないユーザー自分を含めてたくさんの人が意見を送ったのだが、それを受けてのプロデューサーレターにざっくりこう書いてあったのだ。

「配布されたユニットは扱いやす初心者向けの性能である半月後のガチャ実装されたユニットは扱いづらい代わりに爆発力のある玄人向けの性能である、と認識している」

そう、ユーザー認識とは真逆なのであった。テストプレイをした時に何も思わなかったのか。元々そう認識していたにしても、ここまで色々直接送られて尚そう言えるのか。言いたいことは山ほどあったが、それまでまめに良かったところも直して欲しいところも意見として送っていたが呆れて何も書く気にならなかった。

 半月後のガチャの方のキャラクターは人気であったから、人気のキャラクターを目立たせてからガチャに入れて儲けようという姿勢否定しない。ソシャゲとして運営している以上インフレ否定しない。使いやすかったり汎用性が高かったりするユニットと、そうでないピーキーユニットが出るのも仕方のないことであるしかし、性能に対する感覚のズレが顕になってしまった。これまで信頼していた運営バランス調整の感覚に初めて明確な不信感を覚えた出来事となってしまった。

ユーザー層の変化

 先述した炎上したイベント賛否両論ではあったが、ストーリーの質はおしなべて良かったためユーザーによってその方向での布教がなされていた。メインストリーが進むと主人公とメインストリーでの配布キャラクターが中心の冒険からガチャ産やイベント配布のキャラクターもほぼ全てが出演する群像劇へとシフトし、様々なキャラクターフォーカスして個人ストーリー描写されてきた伏線が回収されるようになった。好きなキャラクター世界観の深掘りのなされるメインストリーに大きく絡むと嬉しいものではあるが、同時にある歪みにも繋がっていった。

 特定キャラクターに関する掘り下げだけを目当てにメインストリーを読もうとすると、戦闘が難し過ぎるのである

 布教する側はもちろん新感覚システムによる歯応えのある戦闘ストーリーキャラクターとともにプッシュするのだが、いかんせんこの謳い文句有象無象ソシャゲと同程度に捉えられがちであるキャラクターレアリティがなく誰でも活躍できると言われても、しっかり考えて立ち回らなければ全く勝てないし、育成やレベリングによるゴリ押しはあっという間に効かなくなる。なんなら育成もストーリーをある程度進めないとドロップ素材の関係ストッパーがかかる。フレンドやギルドがなく自分のペースで遊べるが、裏を返せばフレンドの強いユニットギルド機能等を使った育成素材の提供にも頼れないということでもある。

 そこで布教した側が勧めたのが先述した炎上イベント半月後のガチャ実装されたユニットであった。

 当時実装されていたストリーを読むだけであれば、ほぼ全て中途半端な育成状況でも簡単な立ち回りで可能にしてしまう性能で実質的戦闘スキップ権となったのである半年に1回のペースでガチャ産のユニットや装備を指名する権利を3000円ほどで購入する機会が訪れるため、とりあえずストーリーだけ読みたいならこのユニット!と言われていた。

 だが、そのユニットだけで全てクリアできるというのも戦闘を楽しみたいユーザーにとって面白いはずがない。その声に応えようと、その後実装されるステージではそれだけでは絶対クリアできないように敵の性能が調整されていった。「ぶっ壊れ」のユニットクリアできないような搦手調整を行えば巻き添えで他のユニットが使いづらくなり、シンプルに「ぶっ壊れ」火力を耐えるHP盛る調整が成されれば瞬間火力が出ないがどんな相手も固定値で削る等のユニットが使いづらくなってしまった。まあそれでも当の「ぶっ壊れ」はしれっとゴリ押せてるんだから笑える話であるが。ストーリーだけを読みたいユーザーにとっては3000円で購入した戦闘スキップ権が機能しなくなり、「戦闘が難し過ぎる」という声が大きくなっていった。

 メインストリーストーリーだけを楽しみたい層と戦闘を楽しみたい層の両方を満足させることは難しいと考えたのか、次に開発は住み分けを試みようとしたようだった。ストーリーイベントとは別にランダムに現れるボスミッションに合わせて様々な編成を組んで攻略していくエンドコンテンツや、PvPをやり込みたいユーザーのためにPvPイベントを開催したりした。しかし、ここでも同志を増やしたくて一生懸命布教を行ったことが仇になってしまう。というのも、イベント産のユニットを入手するだけなら簡単で、フレンドやギルドがなくランキングイベントもないため自分のペースで気楽に遊べるという触れ込みでユーザー布教を進めた結果、対人コンテンツやエンドコンテンツアレルギーを持つユーザーが増えてしまったのである。エンドコンテンツ報酬暇人向けの作成コストの重い装備の素材、PvPイベント報酬は各種称号であった。自己満足であることを前提に自分はどちらもかなりやりこんだが、特に後者特定ユニット一定回数勝利することで対応したユニットに関する称号を得られるということが、キャラクター目当てかつ対人コンテンツが嫌いなユーザーを刺激してしまったのだ。前者も好きなキャラクターを極限まで強化したいのであれば作成コストが重かろうと作りたいものであり、こちらはエンドコンテンツが嫌いなユーザーを刺激してしまった。そうしてキャラクター目当てのユーザーからはどちらも不評となってしまたからなのか、エンドコンテンツの内容に関しては1年近く更新されておらず、PvPイベントは1度きりの開催となってしまった。当初はこれらで楽しんでいた戦闘が好きなユーザーもあっという間に離れていった。

 気がついたら、戦闘を楽しみたいユーザーの方が少数派になってしまっていた。

キャラゲー化

 ストーリーキャラクターだけを目当てにするユーザーが増え、戦闘を楽しみたいユーザーが減っていくと、必然的にこのゲームキャラゲー路線を歩んでいくことになった。

 まず、メインストリー戦闘なしである程度のところまで読むことができるというキャンペーンを定期的にやるようになった。ゲームなのにゲームをやらなくても良いって時点でもう意味が分からない。ゲームを楽しめないユーザーに楽しんでもらうための施策をして欲しいし、ゲームをやらないでストーリーを読みたいなんて言うユーザー迎合しないで欲しい。

 このゲームでは定期的に既存ユニットに渡せる専用の装備が実装される。専用の装備により、スキルテキストが変わり使用感が改善されるのだ。実装したユニットスキル効果を直接いじる形の調整はほぼしないため、実質的テコ入れである。また、キャラクターごとに衣装違いの別ユニット存在する場合、現時点では片方だけを開発が選んで実装することになっている。この装備もはじめは使いづらいユニットから実装されていたが、徐々に元の使用感に関係なく直近のストーリーに登場したキャラクターなどから選定されるようになり、そのキャラクターの中でもより使いづらい方から手を入れるかと思えばそうでもなくなっていったた。ただ、先述の炎上イベントで開発の性能のバランス面に対する感覚が信用ならないことが判明してしまっているので、もしかしたら開発的には使いづらそうな方から実装しているのかもしれない。

 次に、レベルキャップ解放実装された。一見すると戦闘の幅が広がりそうな機能だが、これが大違いである。このレベルキャップ解放にはとんでもないコストがかかる。新しいキャラクター10人ほど既存の最大レベルまで育成するよりもコストがかかる。だが、レベルキャップ解放により増えるステータス雀の涙かつ全キャラ共通の固定値で、スキルテキストも全く変わらない。つPermalink | 記事への反応(2) | 07:36

2023-05-30

""を理解できない人たち

ここに書き込むときは""とか「」ってカギカッコをよく使うんだけど、誰もその意味理解しないというか。

まり、どうも便宜上とか所謂とかそういう言い回しがわからないらしい。

もっとわかりやすく書く必要があるなと思う。

anond:20230530132852

博多で喰ったこと有るのは元祖長浜ラーメンで確かに関東で喰った博多ラーメンとは違ったけど、

 長浜ラーメン所謂博多ラーメンとはちょっと違うんじゃなかったっけ?

 ということで、ほんとの博多ラーメンを知らないっぽいな。


大阪で二度たこ焼きを喰った事が有る。そのうちの一度は戎橋の袂に有ったたこ焼き屋。

 どろどろで熱くて喰うのに苦労した。それが本物のだとしたら、銀だこはちょと違うかもね。

 でも、銀だこ、好きです。


香川うどんを喰ったことが無いどころか、香川に行ったことが無い。どこに有るんだ?

 六本木讃岐冷たいうどんを喰ったこと有った。コシが強くて飲み込むのに苦労したけど旨かった。

 本物の讃岐うどんってそれだったのかな?

 本場の人は噛まずに飲み込むとか言ってたような気がするが、あの麺じゃ無理じゃね?


ということで、俺は本物を知らないっぽいんだが、それは俺が悪いわけじゃないよな?

現地民に怒られてもどーにも...

2023-05-29

夫婦は男が弱いのが普通なのかね

妻は「私を大事にしてくれるかどうか」みたいなことばかり言うが、

ぶっちゃけ、夫である僕を大事にしてくれない。

病気の時でも「薬飲んだら」で終わりやもんな。

 

職場の既婚男性の友人に、そいつの家庭のことを聞いてみたら、

子供がいるけど、お父さんよりペットのほうが大事にされてる」って。

てか、よく耐えられるね。

俺、無理だわ…。

俺、結婚向いてないのかな?

 

妻の実家所謂かかあ天下で、

妻は夫婦生活を、そんなものだと思ってるっぽい。

 

にしても、病気の夫を放置するものか…。

悲しいというか寂しさを感じて、「家族に対する態度じゃないと思う」と妻に一度怒ったのだけど、

怒った僕に妻はショックを受けたらしい。

それが貴方の本性だと言われて、離婚するとか言い出した。

うん、まぁ本性かと言われたら、本性だね。

本性が出るに至った原因を作ったのは、他ならぬ妻なんだけど。

 

やっていける気がしねえ。

俺、見る目なかったわ。

追記その5】結婚難易度高すぎ・・。

増田は30歳(今年31歳)で、マッチングアプリで知り合った付き合って半年の1つ年下の29歳(今年30歳)の彼氏がいる。

7年程付き合って結婚も考えてた元彼が〇〇活してたのがわかってやけくそになって登録したマッチングアプリで、趣味が合って、好きになれる人居た。

元彼のことを勿論引きづったり色々あったけど、付き合って3ヶ月で母親を亡くした増田に寄り添ってくれて、増田のことを本気で考えて、寄り添えるのは俺以上に居ないと自負するとまでいってくれた彼のことを好きになるのは時間がかからなかった。

絶望的にライフプランが合わない。

現状増田は、給料は少ないけど育休・産休が取れる会社正社員として働いてる。

32歳までに結婚、35歳までに1人子供が欲しい。そんな風に私は思っている。

一方彼の方は、この春に博士号を取得し、出身大学任期付き(任期3年)の助教として就職。彼の希望もあって、院生時代と違う研究室に配属されたらしく。

将来的には、現研究室でのポストを目指して、教授になりたいとのこと。

もちろん、私は全力で応援したいと思っている。

教授に、論文を1つ書いたら、海外留学の話を持ち出されているそう。ほぼ強制で断ると、ポストに影響がでるから、彼も留学する気でいる。彼の大学教職員留学は、最低半年~最大2年(2年目は休職扱いらしい。)

ここで問題があって、彼の留学開始時期が何年後になるか不明で、なんなら期間も半年かもしれないし、2年かもしれない。なにひとつからない。とのこと。

留学先も提携大学になるだろうけど、いくつかあってどこの国になるかわからない。

私としては、年齢的なことも考えて、早めに一緒に暮らして、籍を入れ、助教任期妊娠出産、彼が留学に出発するまでに乳児期間を終えて、単身赴任という形で留学するのが理想形だと思っているんだけども。

少なくとも、彼の留学までには結婚したい。

彼の方は、まずは仕事第一で、1年目で金銭的に不安があるから、すぐ結婚は考えていない。32歳までに結婚したいという増田理想は叶えられないと思ってて

と言われている。

留学まで籍を入れるかどうかも正直怪しいと思ってと言われてる。(遠距離恋愛したことがないから考え方が変わって、増田のことが好きでいられるか不安とのこと。)結婚やこどものことは、留学からかえってきてから(彼の想定では留学から帰国は36歳~38歳)が理想と言われてしまった。

彼は、20代前半の頃、彼女とも将来性の不一致で別れたらしく

元彼女は30歳までに必ず結婚したい。彼は30歳になる年に、社会人1年目(博士号取得→助教着任)が決まっていたため、30歳までの結婚は考えられない。

元彼女と同じ道をたどりそうで・・。

将来が不安すぎて、このまま付き合い続けていいかわかんない。

将来の不安を彼にぶつけてしま自分もいやだわ。

彼と別れて、新しい人探すべき・・?

でも、彼と結婚したいんだよな。

追記

こんなに反応をもらえるとは思ってませんでした。

ありがとうございます

私自身、”結婚して王道人生を歩みたいという希望が強いところに長年付き合った彼氏と別れてしまたことで、とにかく早く結婚したいという焦りに引っ張られて”いるのは、事実だと思います

母を急に亡くしたことから父親には結婚して安心させたいという思いが強いです。

(母が亡くなるまで、結婚願望がこんなに強いことに気づきませんでした。)

彼曰く、大学から特別学生として奨学金をもらっているので、大学卒業後(つまり2023年から)5年は大学職員として働かないといけないらしいです。

大学側としては将来的にポストが空くことが確定しており、助教講師→准教と順当に彼を育てていきたいと思っているらしく、海外留学もその一環とのことです。

私はキャリアにこだわりはなく、海外留学もできるのであればついていきたいです。(彼曰く、付いていくのは無理。どうやって生活していくのとのこと)

子供に関しては、授かりものなので、欲しいと思ったタイミングでできるものではないので、そこはまぁ。35歳までに子供理想ですが、彼と一緒にいる以上、皆さんのおっしゃる通り、子供は・・。

なので、彼が海外留学までに結婚出来ればと思うのですが、彼はそれをあまり望んでおらず、

絶望的にキャリアプランが合わないと思って、どうしたものかと悩んでます

追記その2】

みなさんから意見全部目を通してます

ネットで同様の研究者旦那に持つ人の意見男性研究者のなどの意見をみたら、海外留学に妻として帯同してる人やしてほしいと思ってる人も多く、なんとかならないかなぁ。と思うばかりです。

しがない中小企業会社員でしかない増田ですが、世間一般企業では海外赴任や、転勤は、ライフプランをある程度の考慮して貰えるものだと思ってます

から結婚して籍を入れてしまえば、彼の大学もある程度の考慮はしてもらえるんじゃないかと思ってます。(妻帯同なり、留学期間なり、留学先がアジア圏なり)

彼のポストについて疑問がでてますが、

増田大学に行ってないので、詳しいこととはわかりませんが、6年生学部卒業大学院→3月卒業の29歳で、大学HPの彼の研究室紹介に“助教”として掲載されてるので間違いありません。

あーー、結婚ハードルがたけぇ

追記3】

そうですね。増田理想ライフプラン前提で考えてました。

増田は、“彼と結婚したい”が強いと思ってたんですけど、本音結婚がしたいだけなのかもしれません。

将来が不安不透明で、彼にプレッシャーかけてしまうのもそのせいかも。。。

“彼に人生掛けてもいいかな”と思えるので、博打するのもありかもなぁとか思いました。

私は増田中学生くらいから入り浸ってる喪女アラサーで、彼は増田が8年振りの彼女だし、チー牛は当たってるかと。。。

恋愛的な意味で見るとお互い弱者です。

増田スペック地方高専卒で、首都圏中小企業でReactとかTs書いてる遊んでるエンジニアです。

追記その4】

気がついたら、ホットエントリ入り。

ありがとうございます

7年付き合っていたら彼とは、同棲結婚の話が出た頃に〇女〇際が判明し(1アウトじゃなくて、5アウトぐらい)、これは無理だと思ってお別れしました。

私は地方出身(飛行機2時間程度です)のため母が亡くなったことによる精神負担や、親族一同からかかるUターンの圧で参ってたところ、元彼から再構築の話を出され、所謂流されて、結婚しようと思ってました。。

彼に全てを話、お別れを決意したのですが、そのときに、【だったらオレと結婚して~】文中にでてくる【オレ以上に~】といっていただいて、舞い上がってるのはあるかもしれません。

理想ライフプランはありますが、こういった場所で吐き出すことで、理想ライフプランは彼とは厳しいことを再認識しました。

好きな人結婚したいという気持ちはあるので、ライフプラン云々は置いといて話し合って見ようと思います

恋愛の先に結婚がある人生あゆみたい。。

ありがとうございます

あ、彼は6年生学部卒の博士号持ちですが、医学部ではありません。。。

追記5】

まだ話し合いはできていませんが、追記その5です。

ご指摘のように増田自分勝手に"増田の都合"で彼に"理想"を押し付けていました。

また増田が"適齢期で結婚に対して焦ってる"という意見や、彼は不誠実じゃない?という意見も大変参考になりました。

彼の海外留学が確定になったのは、増田と付き合って、実際に現場配属されたこの春(4月)です。

今年度から彼の所属研究室ボスが代わり、そのボス海外志向だったためで、彼にとっては想定外で、院生時代ボス海外留学別に行かなくて良いという考え方だったため、マッチングアプリで知り合い、付き合う前は2~3年のうちに結婚を考えているといっていました。。。。

それを踏まえて、付き合い始めたので、なんだか煙に巻かれたような気分ですが、増田が彼に沼っているのは事実なので・・・

別れる覚悟で彼と話し合おうと思います

2023-05-27

仁藤夢乃ジャニーズ被害問題に出てきている理由は「ホスト業界への貢献」

理由は2つある。

1.「辞めジャニ」(辞めジュ大量発生によるホストの質アップ

ホスト世界で「辞めジャニ」(または「辞めジュ」)という用語がある。ジャニーズ(主にジャニーズJr.)を辞めてホストに転身した人のことだ。

こんな用語が出来るくらいなので辞めジャニホストの人数は結構いる。これは一例。

https://chamchill.jp/host/host-column/ex-johneys-jr/

もしジャニーズ性被害問題もっと炎上して、今ジャニーズに居るジュニアや若手達が立ちいかなくなったら、ホスト業界に流れ込むことが容易に予想される。

ホスト業界に肩入れしている仁藤夢乃にとってはぜひそうなって欲しいだろう。

2.「ホス狂」増加によるColabo需要のアップ

辞めジャニホスト転身急増により、所謂「ホス狂」(ホスト狂い)にクラスチェンジするジャニオタが多数発生することが予想される。

ジャニオタがホス狂になる可能性は現時点ではあまり高くないのだが(バンギャからのホス狂転身のほうがはるか確率が高い)、辞めジャニホスト転身が急増すると話は変わってくる。

そして、辞めジャニを追っかけてホス狂になった女子は、漏れなく体を売ってホスト資金を稼ぐようになる。

こうなればもうホスト業界ハウハだし、Colaboの需要も爆上がりだ。あとは説明を省く。

まとめ

ジャニーズ性加害問題とColaboは一見無関係そうに見えても、利害関係を紐解くといろいろ見えてくる。仁藤が顔出してきてもおかしくないのである

2023-05-26

犬王が竜頭蛇尾っぽかった

女王蜂ボーカルのアヴちゃん声優をしてる映画の犬王がアマゾンに来てたから見た

なんかの呪い失明して琵琶法師になった主人公が、これまたなんかの呪いで化け物として生まれたアヴちゃんキャラクターである犬王と出会って

主人公演奏して歌って犬王が歌って踊る感じのアニメ映画で、なんとなく全体の構成ディズニーっぽいけどアニメ四畳半神話大系とかピンポンとかやった湯浅監督かいう人の絵なんでディズニーみたいな華やかさは無い

武士とか将軍が居た時代日本舞台から基本汚らしいけどアニメ映画からめっちゃ動く

そして歌もめっちゃ上手い、主人公も歌うけどアヴちゃんが歌ってる犬王のパートマジで上手い

歌詞意味平家関連の奴らしいけど歌詞も表示されないから基本何言ってんのか分からん

犬王はその平家亡霊に呪われて化け物になってるんで、歌って踊ったら平家の亡霊が成仏して呪いが解けていくっていう所謂どろろ的な感じ

で、最後顔以外が全部人間に戻って最後の大舞台将軍の前で歌って踊って顔も人間に戻る

はいめでたしめでたしって感じで終わるかと思ったら将軍が俺が定めた平家以外の物語は歌うな、とか言って主人公の一座を唐突弾圧していく

最終的に主人公は首切られて亡霊になり、何百年後にこれまた亡霊になった犬王と出会って互いの名前を呼びながらエンド

いや、最後の取ってつけたようなバッドエンド居るかこれ?

この世界の亡霊っつーか呪い結構の力持ってるみたいで、なんか刀抜いたらビームみたいな奴が360度に飛んでいって真っ二つにするし(これで主人公失明した)

犬王の親父は呪い仮面みたいな奴との契約破ったか気に入らないこと言ったか衝撃波的なやつでバラバラになる

から将軍弾圧するぞーみたいな事言い出した時にこういう超パワーでなんとかすんのかと思ったら何もしない

主人公がやられるだけやられて終わり、いやいやここで出てこいよ超パワー、何だったんだよこの数十分って感じ

後味悪すぎんだろ普通に

これじゃアヴちゃんの歌が超美味かった、犬王のダンス超動いたって印象しか無いわ

これアヴちゃんを売り出したいだけのアニメだったらまだ分かるが既にアヴちゃん売れてるし、なんでここまで爽快感無い終わりになったんだよ

歌って踊ってるシーンが夢と希望に溢れてて出来が良いだけに救いようが無さすぎるオチの落差でトラウマになるわこんなもん

あとラスト主人公の恩人みたいな人が主人公かばって死ぬんだけど、結局主人公もとっ捕まって殺されてるし意味無さ過ぎだろ、なんだあれマジで

やるなら最後までちゃんエンタメやれよ、ぶん投げエンドにしか見えんてあれ

所謂JTCで働いているけど、課長とか役職を持ってる人はズバ抜けて優秀だなと感じる

anond:20230526011612

横なんだけど、所謂トランスジェンダー」と「トランスセクシャル」が混同されてるよね

両方ひっくるめて「トランスジェンダー」と言ってる人多すぎ

ジェンダー社会的な性)とセックス身体的な性)は違うもんだろと

ジェンダー文化によって変わるもんだしそれに馴染めない人が出てくるのは分かるけど

セックスは(性分化疾患とかを除けば)男/女で二分される事はいつの文化でも変わらんし

それと脳内の性が不一致ってのはいまいち理解(というか「共感」というべきか)はできない

2023-05-25

今年東京進出した大阪吉本芸人3組があちこちオードリーに出ていた

(ニッポンの社長エルフマユリカ)

やっぱりマユリカが一番面白い。芸歴長いのもあるけど

机上の空論城ではクズ扱いだけど(マユリカのおかげでツートライブさや香等の真摯仕事っぷりが際立つ)

マユリカ東京成功すると良いね

というか3組とも進出から有名な芸人という認識だけれども

東京成功」っていうと、千鳥かまいたちレベルのことを言うんだろうから…大変

アインシュタイン見取り図ダイアンその他、近年進出組はすごく有名だけど「成功」と捉えるには足りてないのかもしれない

(「家賃が高い」東京に住んでで食っていければ十分「成功」なのかもしれないけど)

しかし、千鳥かまいたちレギュラー本数に追いつける芸人が一体どれだけ居るだろうか?

所謂成功」が、賞レースで良い結果を残したり面白いネタをやったりといった芸人の芯の部分とはあんまり関係無いところがツライとこ

「どれだけ巧く番組を作れるか(視聴者受けするか)」が勝負から

平場に強くても「プレイヤーとして面白い」じゃ番組持てないってのもあるし(番組内でプレイヤーを動かす側でないと駄目)

武芸に秀でてないし軍師ほど頭も良くないけどやたらリーダーシップがある武将タイプかな?

でもやっぱり何より「平民に何故か慕われている武将」ってのが一番

AI絵師犯罪者予備軍

皆さーんAI絵師犯罪予備軍でーす。

こいつらは所謂無敵の人で近々日本の各地でテロや○人をするのでよく警戒してくださーぃ。

2023-05-24

生理のたびに、剥がれ落ちた子宮内膜を観察してる

当方25歳女。

生理が来る度に、剥がれ落ちた子宮内膜を観察してる。

経血に紛れて排出される、所謂レバー状の塊を洗って目を凝らすと結構血管が見えるんだよね。くらげとか、ミトコンドリアとか、なんかあんな感じ。着床を夢見て子宮内膜に張り巡らされたシステムの残渣だよ。まあ排出された時点で死んでるんだけどさ。

精子顕微鏡で眺めるのとは訳が違う、流れ出した自分自身組織構造。精液は自分で生成はしたものの別個の存在だけど、子宮内膜は内臓の一部だから数週間は共に過ごした同士でもある。

そんな、自らの組織構造システムによって無情にも排出されていく、そのたびに自分動物なんだって再確認できて不思議気持ちになる。

ちなみに自分の子宮内膜食べてみたこともある。全体的には、血の味じゃなくて、なんか独特の女の子匂いがするんだよね、あれ。経血って、体液に数%の血液が混ざって赤色を呈してるだけで、ほとんど女の子の分泌液だとわたしは思ってるんだよ。わたし香りの強い系生理用品とか使ってるわけじゃないから(一通り試して海綿に落ち着いた)、たぶんあのいい香り女の子特有の煮詰めたフェロモンだと思う。母乳とか赤ちゃんの薫りにも似たような、優しい匂い。でも、よく洗って味わうと苦い。普通に生のレバーみたいな苦味がある。精液の尖った苦さじゃなくて、分子量重めの苦さ。伝わるかな。

とにかく、性別に関わらず、一回見て見れるなら見てみるといいよ、経血。

色々発見があって面白いから

anond:20230524153317

所謂国立大学所属する自然科学分野の学者だけど、大学への提出書類のために教授から命ぜられるままわかりきった結果から逆算した実験延々とやって論文作ってるぞ。

みんなそんなもんだろ。

2023-05-23

anond:20230416175200

元増田の主張は全体的にふんわりしているせいで日本オタク文化に潜むネトウヨ要素に付いて全否定までする輩が湧いてんな

もう少し具体例を挙げて主張をするべきだわ

例えば「ゲート 自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり」という作品は、明らかに作者のネトウヨ的な思想トレースされた作品だったし

同様に「真剣で私に恋しなさい!」も作者が所謂俺たちの麻生ローゼン閣下」の影響を受けた事が明らかなシーンが存在する

これら作品はその評価は兎も角どちらもアニメ化までされてるし、メインストリームと言える程ビッグ存在になることは無かったけどそれなりに受け入れられてた

あと昔大人サイトだったニコニコ動画過激レイシズムを含んだネトウヨ動画が大量に投稿されて受けてた事は当時のサイトを知っている人間からすれば既知だし

もっと言えば当時最盛期を誇ったまとめサイトでも同様の傾向があったか

少なくとも日本オタク文化現代レベルまで成熟される過程の一部においてネトウヨ文化の影響はそれなりにあった事と、そこでネトウヨになった人間が居た事は事実なんよ

それを踏まえて、元増田が言うように本当に「日本アニメオタクネトウヨ化しやすい」とまで言えるかについては議論があるだろうな

オタク推し燃ゆを読んだ

なんか朝起きたらとんでもなくめんどくさい仕事の連絡がきていて、ああ、って思った。

からミーティングがあったのでそれだけこなして、今日はもう仕事はせず、PCの画面すら見たくないと思った。

出かけようかとも思ったけど雨だし、お金もないのでずっと積んでいた本を読むことにした。

買うだけ買って、ビニールすら剥がしていない本がいくつもある。

とりあえず、以前数ページだけ読んだまま放置していた「推し燃ゆ」という作品に手を伸ばした。

推し炎上から始まる、1人の女の子人生の話だった。

私は女性地下アイドルオタクだ。コロナ流行って現場が無くなった頃からVtuberも見ている。

から、というわけではないが、界隈の特色もあって私自推し炎上するいう経験は何回かある。

ここから先は本編のネタバレを含む内容。

感想を率直に述べるとすれば、「私はまだ大丈夫な方だ」だった。

主人公はおそらく、ADHDの診断を受けているのだと思う。

作中で明確な病名が明かされているわけではないが、病院で言われた、人と同じようにできない、という描写からそのように解釈した。

じゃあどうして私がそのような感想に至ったかというと、自身も似たような境遇にあるからだ。

数年前、躁鬱の診断を受けた。

ADHDも躁鬱も、レントゲンを撮ったり、血液検査をして明確なエビデンスの元下される診断ではない。言って仕舞えば、患者気持ち問題だ。

実際、病的なまでに人と違う点があるのだから病気”とされているが、気持ち問題が含まれるために世間から理解も乏しくなってしまうのだと思う。

重要になってくるのは、その病気に対してどう向き合うかだ。

この作品主人公は、どうも病気に甘えているような印象を受けた。

わたし病気から仕方ない。そういったニュアンスの心情描写が何度も見受けられる。

かに病気から仕方ないところはある。努力してもどうにもならないことはある。

けれど、そこで「私は病気から」何もしなくていいというわけではないのだ。理解を得たいのであれば努力をしなければならない。

最近、心の病気に対する世間認識は徐々に変わってきているように思う。少しずつではあるが、確実に、理解を得られるようになってきている。

しかし、日本社会は甘くない。

世間から認めて欲しいのであれば、病気だろうがなんだろうが努力するしかないのだ。

趣味を全うしたいのであれば、それ相応の働きをしなければならないのだ。

好きなことだけやって、やりたくないことはやらない、なんてことは現代日本社会ではまず許されることではない。たとえ病気だったとしても。

努力なんていうものは、尺度ベクトルも人それぞれだ。

自分がどんなに自分なりに努力していたって、世間から認められないのであればしていないのと同じになってしまう。

では、努力を人に認めてもらうにはどうすれば良いのか。

回答は明快だ。「世間尺度に合わせれば良い。」

作品の後半で、主人公高校中退してしまう。

この作品だけ読めば、まるで推し炎上きっかけに人生が壊れていくさまを描いているようにも思うが、登場人物人生だって地続きだ。推し炎上してもしなくても、同じ結果だったのではないかと思う。炎上は時期を早めただけだ。

中退した後、主人公家族から就職をするように言われる。

それを言われた主人公は、数ヶ月の間で数社の応募をしたのだという。

数ヶ月の間で数社、というのは世間尺度で見れば到底努力しているとは言えない数だ。もしその状況を正当化させたいのであれば、相応の理由がなければならない。

だって人間だし、親だって生きるのに金がかかる。無償の愛などこの世には存在しない。

この本の帯に、このようなコメントが添えられている。

未来考古学者に見つけてほしい。時代を見事に活写した傑作。」/朝井リョウ

この感想を得た朝井さんがどの部分に「時代」見出したのかは定かではないが、私はこのコメントを見て酷く納得した。

かに推し炎上」という題材はこの令和ならではだと思うが、この作品が打ち出す「時代」というのは、今回つらつらと書いた精神疾患の方にあるのではないかと思う。炎上は、そのテーマを引き立てるためのものしかない。

からあった病気ではあるのだろうが、その存在が明るみになり頻繁にメディアで取り上げられるようになったのはここ数年のことだと思う。

世間から理解を得難い病気を患ってしまった自分が、どのように世間と接していけばいいのか。そういった教訓が、この本に描かれているのだと私は解釈した。

私は今日仕事からの逃避をするためにこの本を手に取った。間違いではなかったと思う。

このあとまた、とんでもなくめんどくさい連絡と向き合わなければならない。

しかしそれは給料を得るためだけではなく、己の信用獲得にも繋がるのだと、この記事を書きながら痛感している。

躁鬱というハンデを伝えた上で採用された会社だ。恩がある。

ぜひ、所謂オタクよりも自身ハンディキャップに苦しむ人に読んでほしい。そんな本だった。

anond:20230523012141

オタクブツブツ単独アンチしがちだけど

オタクは「みんなもそう思ってますよ!消させましょう!」でアンチ達で集まりがちな傾向はまああるよな

行動原理所謂ネットミサンドリスト女に似てる

2023-05-21

[]5月20日

ご飯

朝:なし。昼:ナポリタン。夜:ネギ人参玉ねぎカニカマと餅の鍋焼きうどん梅干し

調子

むきゅーはややー。お仕事は、おやすみ

○ 一緒に行きましょう逝きましょう生きましょう

ウォーターフェニックス開発で販売ケムコからになる、短編ノベルゲーム

プレイ時間的には2〜3時間程度と短いが壮大なストーリーが楽しめる面白い作品だった。

主な登場人物は二人きりという割り切った構成

目覚めると何故か身体感覚が一才無くなってしま食事をせずとも生き続けているが身動き一つとれない主人公と、突然死んでは生き返り死んでは生き返りを延々と繰り返す少女との出会い交流が描かれる。

人類が行った愚かな行為によって地球は荒れ果て、生き残りは彼ら二名だけで、もうすでに文明と呼べるものは何一つない世界になっている。

少女が死を繰り返している理由は、なんと人間の愚かな行いによる哺乳類の死を再体験することでその罪を神に許して貰うためという設定が冒頭から開示される。

以降も神から与えられた贖罪の使命をこなす少女と、それをただ眺めて会話することしかできない主人公との価値観のすれ違いが物語を動かしていく。

この時点でかなりスケールの大きい話になるが、何分メイン登場人物の二人ともが死なない身体を持つため時間という意味でのスケールも壮大になっていく。

全ての哺乳類の死を体験するという膨大な使命を少しづつこなしていく内に、何故全ての生命が死に絶えたはずの世界に神と関係ない主人公がいるのか、本当に人間は誰一人いないのか、少女の使命はどんな結末を迎えるのかと、気になる要素の設定開示がハイテンポに行われていき、短いプレイ時間の中で大河的な壮大な価値観にふれることができる。

人の身では想像するのも難しいようで、ある意味では人の身だからこそ考えなければいけない、生きるということの根源的な意味、神との向き合い方、絶対に死が訪れるのにどうして生きるのかなどの問題に、死が訪れない二人故の答えが例え話でなく、こねくり回した表現でもなく、良い意味で伝わりやすシンプルものなのも印象深く面白かった。

そして、タイトルの「一緒に行きましょう逝きましょう生きましょう」が万感の思いが込められたいろいろな感情が詰まったもので、所謂タイトル回収シーンは深く染み入る良きものだった。

そんな価値観を問う壮大なストーリーに魅力的な補助線を引いてくれるのがヒロイン少女の可愛さ。

こんな過酷な状況ながら無垢で愛らしいシーンが多く、彼女が少しずつ知識を身につけていき、感情名前を付けていく。

この無知少女人間らしさを身に付けていくという筋道があり、このヒロイン可愛いからこそ、軸がブレずかつ娯楽作品としての楽しさも担保していた。

何も知らないただ神に命じられるままに使命をこなしていた彼女自身意思を少しずつ作っていくからこそ、神との対峙が魅力的になっていく。

短編だったけど大ボリューム作品遊んだ後のような心地よい余韻もあって、大満足。

2023-05-20

anond:20230520140813

普通人間は数ヶ月も前にした自分書き込みって時点でその時の議論の流れ思い出すのも面倒だし

増田ではかなりに長文を伴う討論(笑)をしている人がいるんですがね・・・

まりそれだけの記憶容量がある人が普通にいることが大前提担っているのでは?

にもかかわらず、なぜかせいぜい2行程度の文章×500程度もさくっと読めない人がいるはずがないという仮定を持ち出す。

所謂詭弁のなんちゃらですな。

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