はてなキーワード: マザコンとは
これからお前達が出会う女性は、どんなにブスでもデブでも地味な格好でも歳を食っててもその身の中に「女の子」を宿している。
お前が想像している以上に現代を生きる全ての女性は、5、6歳になるまでは家族や親戚から「世界一のプリンセス」扱いされて育つ。
そして実際にこの時期位までの女の子は親にとっては死ぬほど可愛い。
この世界一可愛がられた経験を経て、義務教育からその先の人生で様々な現実と折り合いをつけながら20年とか30年とか経ったのがお前らの身近にいる女性だ。
想像してみろ。
大半の女性は、生まれてからまだ数年の間にその先どれだけ努力してもそこまでのものは絶対に手に入らない「かわいい」を一方的にプレゼントされ本人の自覚もなしに消費してしまっているんだ。
これはとても残酷な事だ。
勉強とかスポーツの経験値を積むだけで他はおまけ要素でしかない男とは違い、女性は人生の序盤にもう2度と出会えない「女の子」を植え付けられる。
おまけに思春期になると強制的に身体から血が出て、定期的に体調が悪くなる女性限定イベントが巻き起こる。
女の子を宿した女性は、今までお前らが一番身近に接してきた女性である「母ちゃん」とは根本的に違う生き物である。
お前の母ちゃんは、血を流しながらお前を産んだ時に自分の中の「女の子」を自らの意思でぶっ殺す事でお前の母ちゃんになった。
一番頭がキレて、手先も器用に動き、体力もある人生で最も色々やれた時期をお前を育てる事に20年近く身を捧げてきた、この世に一人しかいないお前の本物の恩人だ。
お前の周りにいる女性は、母ちゃんと違って心の中に「女の子」がいる事を。
心の中の女の子をバキバキにされながら生きてきた女性がどんな意味で化粧をし、アクセサリーをつけ、その服装をしているか。
それがわかれば全然違うぞ。
アラサーになって、ぶっちゃけ焦り始めてアプリで婚活始めた実家暮らし俺。前の彼女とは社会人になって割とすぐ別れたのでもう4年以上ご無沙汰だ。
ほんで3月にマッチして茶して1回デートして、まー次にデートするときにボチボチ1回セックス希望出してみて、良ければ付き合っても良いかなと思ってた感じの女がいたわけよ。
そいつ、聞いてもいない母親の話をやけにしてきたのは当初から気になっていた。母親が今日何したみたいな。まあでも会話のフックっぽく母親のネタを使う癖があんのかな、くらいに思っていたわけよ。今にして思えば自分をそう納得させたかったのかもしれん。
ある時、そいつの母親が風邪を引いたそうで、やたら詳細な看病記録的なのが送られてきた。大変だなという感じで、もし何かして欲しいことや助けて欲しいことがあれば言ってくれと答えた。
なんというか、だから俺としては「母親の話をするのはその女的にOK」なんだと認識していたんだよね。
そして先月末のことだ。俺の母親が風邪引いた。親父もいるが役に立たないので、俺が主に看病することになった。つっても精々食べ物の用意とか市販薬買ってくるくらいのことだ。
そんで女とのLINEのやり取りの時に「実は自分の母親も風邪引いてこんな感じで看病してるわ」みたいな感じで送ったんだよね。俺としてはいっつも向こうの母親の話を聞かされてたから、「そうなんだー大変だねー」くらいの返答があることを内心予想していたわけよ。
いやちょっと待てよと。
流石にかなりイラっとしてさ、これまでの経緯とかを送り付けたわけ。そもそも普段から母親の話してるのはお前じゃねえかみたいなところから。
「実は前に付き合ってた男が極度のマザコンで、最終的にそのマザーの介入があって別れることになった。なので男性が母親の面倒を見た的な話を聞くと、またマザコンかと思ってしまい過敏に反応してしまう」
そうですか。
「前の彼氏と何があったかは自分には関係ないことだ。俺は別にマザコンではない。同居の親の体調不良時にちょっと面倒見るくらいでマザコン呼ばわりされるのは心外だし無礼である。そういう暴言を吐いたことに対しての謝罪は無いのか。そもそもそれでマザコン扱いならお前の方がよっぽどマザコンだろうが」
「増田さんは今後私とどうなりたいんですか?」
「この前までは付き合いたいと思っていたが、マザコン呼ばわりしてきて謝罪もできないマザコン女と付き合う気は無い」
男のマザコンは問題視されやすいが、女のマザコンも度が過ぎるとやばいと思う。
妹がマザコンなんだが、アラサーになっても母親にベタベタしている。友達と遊びに出かける時の服も母親に選んでもらってる。自分の買い物は母親と行くし、母親の買い物にはくっついていく。体格が同じくらいだから服も共有してるようだ。母親がやるなと言ったことはやらないし、全てにおいて母親の意見を優先している。
妹は母親が好きすぎるせいか他人にほとんど興味がない。恋愛も結婚もする気がない。友達の結婚式に行っても変わらなかった。友人はいるけど、究極母親以外はいなくても別に関係が切れても大丈夫だと思ってるタイプ。こういう女のマザコン、他にもいるんじゃないか?
竿役がヒロインに幼児に向かって話しかけるかのように濡れ場で接するパターンが多いのはなんなんだろう。
「ちゃんとキモチくなれたね。えらい、えらい」「きもちーねえ、きもちーねえ」みたいな。
前々からFGOのマスターを幼児化させたりするタイプの二次創作(ショタ化とは別。山の翁を「じぃじ」とか呼ばせるようなやつ)も不思議に思っていたんだよなー。
女性同人作家に特有のあのノリがどこから来るのか、よくわからん。
歪んだファザコンなのかなぁ。
男性作家のマザコンっぽいところ、処女と痴女の要素を同時に持つ存在としての理想の母親みたいなものを求めるのって批判されがちだけど、女性作家のキモいファザコンぶりってあんま批判されてない気がする。
いや、別にされなくてもいいっちゃあ、いいけど。
ちなみに直近で読んだのは『雛鳥の夢想』ってやつ。