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はてなキーワード: 漫画原作とは

2024-04-13

anond:20240413090444

原作原作メディア最適化されて作られてるわけで

例えば漫画原作なら漫画が一番輝くように漫画家が作ってる

それをアニメ化するなら解体・再構築が必要なのは必然なのに

原作通りにしろ!って単なる劣化漫画通りのアニメ化されたものみたいか

だったら漫画読めばよくね?とは思うね

2024-04-11

原作者絶対」はどこまで通用するのか

近年、原作者自殺という最悪な結末を迎えた「セクシー田中さん」や、つい先日にも「スナックバス江」がアニメ放送中にあてつけるように原作者による自主制作アニメが公開されるなど、原作者制作サイドの関係性の問題が取り沙汰されています

これらの問題により「原作を改変してはならない」「原作者の意にそぐわない映像化はしてはならない」という声も大きくなっています

ジョージ森川先生も「原作者の声は絶対だ」と主張しています


以下は、はるか昔にあった漫画原作によるアニメ制作時に起こった実話です。

作品名スタジオ名は伏せさせていただきます

もう何十年も前、当時のある人気漫画OVAとして制作されました。

その漫画は今でも根強いカルト的人気を誇るSFコメディ漫画でした。

その漫画原作アニメ化するスタジオは、長い下積みを重ねてこれが初の元請け作品になりました。

原作者SFマインドに造詣が深く、絵も非常に達者で女の子の絵柄も可愛く、今もなお高い評価を獲得している有り体に言えば「天才漫画家でした。

そして、天才ゆえに性格もまた非常に難のある人間でした。

酔った勢いで気に入らない関係者に殴りかかったという話もある武闘派な人でした。

新旧のアニメーションにも造詣が深く、アニメ雑誌にもコラム連載を持っていました。

そんな原作者作品アニメするにあたって、やはり原作者アニメ制作にも介入してきました。

監督は◯◯◯◯(巨匠クラス)にしろアニメ化のテイストはこういうふうにしろ、ああしろ、こうしろ・・・

かなりの我儘とも言える多大な注文をスタジオに強いてきたのです。

スタジオもせっかくの初元請けなので強く出ることもできず、原作者の我儘な数多いの要望を聞き入れながら、なんとかアニメは完成させました。

関係者による完成試写会原作者も出席し、上映開始。

上映中、原作者はまだ途中にも関わらず退席し、そのまま帰ってしまいました。

後日、アニメ誌の連載の中で自作アニメ化を徹底的にこき下ろしました。


そんな作品が売れるはずもなく、失敗作の烙印を押されてスタジオも大打撃を受けました。

誤解の無いように言いますと、そのアニメは決して出来が悪いわけでもなく、単体として見ればとても丁寧に作られた良作でした。

しか原作ファンからしてみれば「?」と疑問符がでるようなものであったのも確かです。

原作の魅力であったシニカルで毒のあるユーモアは鳴りを潜め、低年齢層が見るような童話テイストに仕上がっていました。

しかしこれは原作者要求通りに作った結果であって、アニメ制作側には原作者に恨まれる筋合いはまったくありません。

にも関わらず原作者は何が気に食わなかったのか公の場でアニメ化を糾弾したのです。

スタジオ原作レイプの汚名を着せられ、次に元請け制作のチャンスが巡ってくるまで実に20もの時間を要しました。

ここで重要なのは原作者要望」はアニメ制作サイドは全て叶えてきたにも関わらず、その原作者被害者ムーブかました事です。

原作者絶対」なら、こういう横暴にも制作側は耐えなければならないのでしょうか。

原作者絶対」にも、限度というものがあるのではないでしょうか。

今後、原作者権限ますます強まる風潮になってなるでしょうが、こういう無限定な我儘までをも許してよいとはとても思えません。

今一度、原作者制作サイドの関係性を考えて、このような原作者制作サイドを奴隷玩具のように扱うような事が今後起こらないことを祈ります


後日談として、

そのアニメを作ったスタジオは今ではクオリティ定評のある中堅スタジオに成長し、アニメファンからの支持も厚いスタジオになりました。

制作したアニメ社会現象的なヒットを飛ばし、去年の紅白では主題歌が歌われていました。


原作者は今でも現役で活動していますが、これ以降二度とその原作者作品アニメ化される事はありませんでした。

2024-04-05

anond:20240405173116

そりゃ描く人が丸ごと変わるんだから、変わる

漫画原作の絵に近くなったんじゃないか

2024-03-09

ドラゴンボールアニメってそんな評価されてたか

漫画原作はもちろん良いんだけど、アニメドラゴンボールってそんなよかったか

アニメで引き伸ばし演出を作った元凶作品じゃない?

2024-03-05

anond:20240305145320

攻殻機動隊SAC

2ndもそれなりに面白いけど粗がなくて平坦な印象

と思ったけど改めて元増田の鑑賞歴を見てみたら超絶カジュアルアニメしか見れないタイプっぽいな

ネトフリにあるのか知らんけどガンダムSEEDとか良いんじゃね?映画もやってるし

まあなんとなく元増田は女っぽいし漫画原作アニメ見とけばいいと思うよ

2024-02-14

推し活」現象に対する疑問

前々から推し活」というものにうっすらと疑問や違和感を持ってきたが、最近少しずつ言語化できるようになった気がするので、ここでまとめておきたい。

第1に、「推し活」においてはドラマ映画などの作品の内容や質が軽視されていることである

昔ながらの映画ファンは、宮崎駿の「ナウシカ」「ラピュタ」は素晴らしいけど「ハウル」は意味からないとか、黒澤明の「七人の侍」「椿三十郎」は凄いけど「影武者」はスケールが大きいだけで内容はつまらないとか、三船敏郎は黒澤映画では神だけどそれ以外では大根役者でむさ苦しいだけだとか、そういう話を当たり前のようにしてきた。

しかし「推し活」をしている人たちは、その当たり前のことを許さない。「推し」が出演している映画ドラマについて、「あれは出来がよくなかったね」と言ってはいけない雰囲気が強く存在する。事実、近年の日本ドラマレベルが高くて面白いという話は全く聞かないし、「個人の感想」で言えば5分と見続けられないレベルだと思うが、Tverの視聴回数はドラマが上位を独占しているという。これは、ドラマ映画が「推し」を鑑賞するための舞台背景でしかなくなり、その内容や質が軽視されていることを意味している。

最悪の結果になった「セクシー田中さん騒動について、その背景には間違いなく「推し活」がある。つまり現在ドラマ作りは、優れた原作脚本を土台にして配役を決めるという当たり前の順番ではなく、まず「推されている」人気の俳優アイドルキャスティングが先にあり、その後に適当な(人気と知名度がありそうな)漫画原作を探す、という逆の順番になっているのだという。そのように、日本ドラマ制作現場は、主要な視聴者顧客である俳優アイドル推し活をしている人々の期待に応えることを優先してしまっており、当然ながら原作者の意図や想いなどはほとんど重視されない結果になる。

第2に、「推し」に不祥事があった場合精神的なリスクが大きすぎることである

普通映画ファンなら、たとえ宮崎駿セクハラ疑惑文春砲を浴びたとしても、当たり前の話、「ラピュタ」の面白さまで否定されたとは感じないだろう。しかし「推し活」をしている人たちは、「推し」の全人格・全人生にわたって推しているので、「推し」が不祥事文春砲を浴びてメディアから消え去ってしまった場合、「推し」の出演作を鑑賞するのもつらくなり、精神的に病んでしまうことになる。当人だけのことな自己責任だが、大抵の場合は友人や家族を巻き込んで、周りも疲弊させることになる。

第3に、最終的に犯罪行為人権侵害擁護してしまうことである

昔ながらのプロ野球ファンなどは、例えば巨人選手経営陣に何らかの不祥事があった場合巨人ファンが真っ先にそれを批判することも普通だった。しかし近年の「推し活」の場合、旧ジャニーズ宝塚問題で露見したように、「推し」の不祥事パワハラや性加害のような事案にあたる場合でも、完全に無視スルーする人はまだましなほうで、それを全力で擁護したり、報道を虚偽と決めつけたり、被害告発者をバッシングする人たちが目立った。当然外野には全く理解されないし、犯罪行為肯定にもなるので、SNSでは大炎上するし、やはり精神的に疲弊して病んでしまうことになる。「推し活」の内部からパワハラや性加害を反省してなくそうという主張や運動は、残念ながらほとんど皆無に近かった。

逆に原作に忠実な映画ドラマ

映画ドラマで、原作に忠実で評価が高い作品ってある?

海外ものより日本のを知りたい。特に漫画原作

2024-02-13

anond:20240213102902

ちゃんと書かなかったけど、こういった単に企業という大枠でとらえた批判の声があがること、加えて「ひとつ企業全体に向けた」形の批判日テレの数倍から十倍小学館に向けられていることを懸念してる

これから日テレ漫画原作ドラマを見かけるたびに、ここは漫画ドラマ化に失敗して原作者を死に追い詰めたところだって思うけどね

小学館被害者」とは言わないが、小学館は「被害者側にいて被害者保護する立場」にあったと考えている

そのうえで(あまりこういう整理の仕方は良くないが)攻守で言えば日本テレビないしドラマ制作チーム側から攻勢があったのに、事後の判断において「防衛が不足していた!」という意見が最も多いというのは目に余るものがある

anond:20240213102357

そうなんかねえ

これから日テレ漫画原作ドラマを見かけるたびに、ここは漫画ドラマ化に失敗して原作者を死に追い詰めたところだって思うけどね

2024-02-11

anond:20240211193348

喧嘩した結果として、最後の二話を原作者が自ら書くことにできて

ドラマに関わる全ての人が素人の書いた脚本を元に一流の俳優さんが一生懸命演じて、監督さんが、音響さんが、演出さん、その他たくさんの人が

素人脚本実写映像に直して、編集して、国民の共有資産である地上波にのってお茶の間に届けてもらえるんだから

他と比べたらセクシー田中さんは断然恵まれ漫画原作ドラマだと思うよ

セクシー田中さんは他より恵まれ漫画原作ドラマだったはず

映像業界の片隅から見た感想

原作者ブログから分かる事実として

原作者が毎話の脚本をチェックできていた

原作者修正がほぼ反映されていた

脚本執筆経験のない原作者自分脚本を書くという要望が通った

原作者と直接の打ち合わせが行われていない

ってのは確実っぽいけど、このように原作者の注文を通してもらえるのはマジで珍しい現場最後のは特に

まず大前提として、ドラマ脚本って作品ではなくて設計図なのよ。

作品あくまで完成した映像ね。

家を立てるとき設計図がないと必要な資材や施工期間が割り出せないように、

脚本がないと必要キャストロケ地撮影プランが考えられない。

からとにかく早く脚本を上げることが重視されるし、

ちゃんとしたルールもあるのでそれを知らない未経験者に書かせることも普通はない。

んで第一稿上がってきてもそれが一発OKになることはまずありえない。

Pや監督による意見を反映したり各所の事情配慮したりと色んな手を加えて決定稿になる。

脚本家も基本はフリーランス案件単位の受注してるだけの立場からそれらに逆らう権限はないからね。

その一環で原作者チェックも入るわけだけど、

第一稿の時点で可能範囲スケジュールの抑えなんかは動き出してるから大きくちゃぶ台返しがあると困ってしまう。

でも原作者の口出しはなんだかんだ出版社との関係もあって局Pですら容易に拒否できないので、なるべくそういう事態は避けたい。

そこでどうするか?というと、原作者と同席での打ち合わせを行うのだ!

大勢人間しかスーツ姿の偉い人や疲弊した現場スタッフを前に「こういう事情でここをこうしたくて…」と言われてはっきり否定できる人間はそうはいない。

文面でのやり取りではいくらでも要望を書き出すこともできるが、

リアルでの打ち合わせの時間内に出せる意見ならある程度数が限られる。

こうして一回打ち合わせをしてしまばもう「作者の了解を得たもの」にできてしまうので、

後はもういちいち相談せずに一気に完成まで作り切ってしまう。

なんなら立ち上げのときの打ち合わせだけ呼んで「じゃ、後はこっちでやりますんで!」ってこともなくはない。

完全な憶測にはなるけど、今回の場合漫画家出版社テレビ局脚本家も全員経験豊富なので、

間に入る誰かしらが原作の内容を守るために良かれと思って直接の打ち合わせをさせなかったのかもしれない。

ただその結果として作者が最初提示していたまず原作通りに書いてくれという条件も正確に伝わら無かったとか。

まあ間に入る各社で決定権握ってるのはベテランだけど窓口業務経験の浅い若手がやってたりするんで、

ただでさえ複雑な工程曖昧基準物事が進めなきゃいけないこの業界だと、その手の連絡ミスや行き違いは日常茶飯事だ。

とにかくかなり特殊な事例かつ微妙コミュニケーション問題があったんだろうなというのはなんとなく伝わってくるので、

影響力のある漫画家映像関係者が個人経験を元にいろいろ言うのはなんだかなーと思うところではある。

から日テレは「セクシー田中さん」を改変した…なぜか原作通りにはならない「テレビドラマジレンマテレビが越えられなかった「4項目」とは | PRESIDENT Online(プレジデントオンライン

https://l.pg1x.com/Yumfu6JEY2qoNHnC9


多忙で金が無いからってのは同情も同意もされないのがジャップランド価値観なので。


ドラマの3要素「ラブ」「サスペンス」「ヒューマン」、誰も否定なんかせん。

漫画原作に足りなくなるのは「ラブ」だけだよ。

「ラブ」が入る余地がない(原作否定)だったらそもそもそれを週間映像化しようとすんな。サブスクでやれ。向いてないから。


要するに「プロデューサーが1から100まで手を抜いた結果」だけ。

脚本家自死しなくていいけど、Pは腹を切るべきだろ。マジで

仕事してないのに。

座組を維持し、連絡し、問題を先送りにするんだったら、四年生大学卒業であるオメーじゃなくて、その辺のニートだってできるぞ。

動いているものを維持し続けるのは、指示さえあれば誰でもできる。

プロデューサーってのは「決断」「決定」「実行」が仕事だよ。

ちゃんと伝わってるか、プロデューサー? SNS削除してようが、オマエの部下や同僚や友人たちの目に止まってるぞ、俺のこのテキストも。

仕事をしないプロデューサーぐらいゴミはねぇんだよ。無駄金使いが。

2024-02-10

セクシー田中さん問題について考えたこ

色んな切り口があり議論錯綜するので自身の整理のために考えたことをまとめます

ネット民醜悪であり反省しない

今回の件では、本来外野であるはずのネット民攻撃しかけて炎上させることがなければ、原作者が追い詰められて自死を選ぶことはなかったでしょう。

にも関わらず「日テレが悪い」「小学館が悪い」「プロデューサーが悪い」と主張しているのは、自信の罪を自覚しながら、それを認めたくがないために、罪を押し付ける先を探しているようにさえ見えます。彼らは自信の振る舞いを反省する気はないのか。

誰がなんと言おうが、一番悪いのはお前らだよ。

原作ファンは何様なのか問題

漫画改悪されて実写化されると「原作レイプだ!」と騒ぐ方々が現れます

実写化により、原作に改変が加えられるのであれば「原作レイプ」という主張も分かります

でも、原作は、原作のままなんじゃないですか。原作実写化された作品は別物なのでは。

自分の愛しているものが陵辱されたら許せない」という気持ち理解できます

更に、原作をそこまでのレベルにしたのは、原作者および出版社努力なのでは。あなたたちは、その創作活動に対して何をしたんでしょうか。

その方たちが「自分たちの異議には正当な根拠がある」というのは無理があるでしょう。

実写化にたいする違和感を表明する権利侵害されないので、「原作レイプだ!」と述べるのは全く問題がありませんが、その主張に正当性はないです。

感情の昂ぶりは一時的もの

ネット民攻撃を仕掛けるのも、原作ファンが「原作レイプだ!」と叫ぶのも、感情に起因するものなので、止めようはありません。

そこに対して、理屈でさとすのも愚かなことでしょう。

ただ感情の昂ぶりは長続きしません。

海猿》《金色のジャッシュ》の問題について、長期にわたって主張をし続けた方がどれだけいるんでしょうか。

事態改善したいなら、一時の感情で叫ぶのではなく、問題の真因はどこにあり、どのような再発防止を打つことができるのか考えるべきでしょう。

第三者委員会を設置してどうするのか

何がおきたかを明らかにするために第三者委員会を設置して経緯を明らかにして欲しいという声があります

それして、どうするんでしょう。

経緯を明らかにしたいというよりは「どうせテレビの奴らは漫画を下にみて酷いことしたんだろう。それを認めて土下座しろよ」という主張が多いように見えます

醜悪テレビの奴らを土下座させて溜飲を下げたい以上の意味があるんでしょうか。

再発防止をどうするのか

実は簡単な再発防止策があります。「お好きなように改変して下さい」と言わない原作者作品実写化しないことです。

原作者の望まない実写化は公開しない」でもいいんですが、これだと、実写化作品が完成した後で原作者が「私はこの脚色は不満です」と述べると公開できなくなります。このリスクは流石に実写化サイドは呑めないでしょう。

どちらも極端だろうということであれば、

  1. ドラマ化するなら「必ず漫画に忠実に」
  2. 漫画に忠実でない場合はしっかりと加筆修正させていただく
  3. ドラマオリジナルの部分も「原作者があらすじからセリフまで」用意する
  4. 場合によっては、原作者脚本執筆する可能性もある

ということを事前に約束して進めるのも良いと思います

1.を約束しても醜悪テレビの奴らは「これが我々の考えた漫画に忠実な脚本です」と全く忠実でない脚本を出してくることは考えられるので、2., 3., 4.などは有効な策といえるでしょう。

誰か困る人がいるのか

「お好きなように改変して下さい」と言わない原作者作品実写化しないというのが、実は、現実的であり有効な策だと考えています

これで困る人がいるのかですが、原作者も、原作ファンも、困らないでしょう。

テレビ局は困るんじゃないか?」は、困ると思います。ただテレビ局は、漫画原作に頼らず、オリジナルで魅力的な作品が書ける脚本家を育てるという道があります

そしてそれが、本来テレビ局が進むべき道でしょう。

困るのは、出版社です。メディアミックス戦略が使えなくなります

しかしここは、原作者を守るために、「お好きなように改変して下さい」と言わない漫画家の作品実写化提供してはダメです。

それにより、メディアミックス戦略が使えなくなり、出版社収益は減るでしょう。いくつかの漫画雑誌も廃刊に追い込まれ、世の中に出ていたはずの作品が日の目を見ることがなくなるかも知れません。

でもそれが、漫画ファンが望んだことなんです。甘んじて引き受けましょうよ。

脚色は、そんなに簡単じゃない

漫画実写化するのは、そう簡単ではないです。

仮に原作者が脚色を担当したとしても「素人の私が見よう見まねで書かせて頂いたので、私の力不足が露呈する形となり反省しきりです」という状況に陥ることは充分にあり得ます

原作レイプはリスペクトがないから起きるのか

漫画に対するリスペクトがないから、こんな酷いことが起きるんだ」という主張がありますが、そうなんでしょうか。

実写化しようと思った時点で、原作に魅力があると感じているはずなのに、それでも原作蔑ろにしてるんでしょうか。

尺が合わない等で原作エピソードを取捨選択したり、逆に原作エピソードを足さなきゃいけないこともあるでしょう。

このときに、原作エッセンスを汲んで適切な取捨選択ができたり、原作エッセンスを活かしてエピソードを足せる脚本家もいるでしょう。

野木亜紀子さんは、それがうまくできる一人です。「全ての漫画原作実写化は、脚本野木亜紀子担当する」とすれば、今回のような事象は発生しないでしょう。

ただそれは非現実的です。野木亜紀子ほど技量が高くない脚本家も、実写化のための脚本を書きます

そのとき、うまく捌けずに、余計な恋愛要素を入れてしま脚本家もいるでしょう。

それは、リスペクトがないのではなく、技量の低さに起因しています。憎むべきは「リスペクトがない」といった心理的な要因ではなく、「脚本家の技量が低い」という問題なんじゃないでしょうか。

最後

色々と書いてきて結局なんなのという話ですが、最初に戻って、ネット民が悪いよ。反省しようって。

2024-02-08

自殺したらいのち相談ダイヤルってのが短絡的すぎる

今回の漫画原作ドラマ化についての話はかなり特殊だろ

漫画家が「原作に忠実にってお願いしてるのにTV局が守ってくれない出版社ものらりくらりでスルーする」って相談したところでなんの解決にもならない

仮に「みんな同じ悩みを持って生きてるの」なんて言われた日には「んな訳ねーだろ!!」って電話ガチャ切りよ

ジョジョミュ

女さんが、「私が見れないなら全公演中止しろ!移動代からホテル代まで全額保証しろ!できないなら訴えてやる!」って息巻いてて、怖っ…近寄らんとこと思いました。やっぱりいい大人になって漫画原作ミュージカルとか追いかけてる奴らは頭のネジが全部外れたキチガイばっかりですね。

2024-02-05

anond:20240205232037

みんながなぜドラマ制作者が原作に対するリスペクトを持っていないことについて不満を持っているかというと、漫画原作ドラマ面白くないからだ

けど、それって面白くないっていう不満に後からつけた理屈なのよね

魔女宅なんて原作者はアニメ版に不満があったらしいけど、それを理由ジブリを叩く奴はいない

アニメ版面白かったか

いや、面白かったというか、いま脚本家を叩いているような連中に不満を持たせなかったか

これ

実はこれがドラマ化で失敗しないために一番大事なんじゃないかという気がする

anond:20240205123108

すでに人気が保証されている漫画原作保険として起用する事が習慣となっています

このせいで脚本家オリジナルを書きたがっても上層部が失敗を恐れて会議で通してくれないのです。

かと言って原作のまま出しては脚本家の腕を見せられず「実績を積んでいつかはオリジナルを」というコースもたどれません。

そうなれば起きるのが「原作改悪」です。

(中略)

その結果待っているのは視聴率爆死…

から見れば、身の程知らずが勝手にやってまわりを巻き込んで爆死をしているだけで、ひとり脚本家けが悪いようにしか読めないのだが。

anond:20240205123108

実際に壇上で発したという発言と、後にそれについて「真意を語った」的な発言を比べたら、そらニュアンス変わるよ。

  

>いじる事前提になってしま漫画原作追放したいというパッと見過激とも取れる発言

  

撲滅も追放もここでは似たような意味から、実際このような発言はしたんだろうな。

anond:20240205123108

この知恵袋中園ミホ意図を汲めているかは怪しいけど、

脚本家がいずれオリジナル企画を通したいから実績が必要」って理屈で「漫画原作はいじることが前提になる」はおかしいでしょ

anond:20240205123108

漫画原作ドラマを撲滅したら、漫画家自分作品が改変されて悲しむことも無くなるし、脚本家オリジナルが書けるし、今まで楽してたプロデューサーとそれで儲けてた出版社が損するだけの話で、原作者脚本家は守られるんだから何一つ悪いことないような

てか原作改変するな!て言う声がマジョリティなんだからみんなが望んでる話と同じなんでは??

anond:20240205123108

漫画原作ドラマをやめてという話であって漫画のものを敵視しているわけではない。

さちみりほ過剰反応しすぎでは?

その場にいたら居心地が悪いのはわかるので配慮がないとは思うが

日本ドラマ構造って結局、

推しを見るためのコンテンツなんだよね。

視聴者が見たい推し俳優アイドルタレント第一でそこにストーリーがついてるのはオマケ

個別にがんばってる制作者がいるのは分かる。

たまにがんばってるドラマもある。

でも全体的な構造としてはそのようになってる。

から手っ取り早く数字が最低保証される漫画原作がいる。

脚本家はそれを視聴者が見たい推し中心に書き換えなきゃいけない。

それが健全か不健全かは分からない。

無名演者だったら誰が見るのだろうとも思うし。

ただその構造自殺者を出したことは確か。

ドラマ西郷どん」「ハケンの品格脚本家中園ミホさんが「日本ドラマをつまらなくしてるのは漫画原作TVから漫画原作追放を!漫画撲滅運動を‼︎」と言ったという話について

https://togetter.com/li/650711

https://togetter.com/li/2308179

全然ニュアンスが違うんだが…

https://jhosakkyo.exblog.jp/6963216/

https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13127218613

日本ドラマキャスティングありきで作るところがありますので

人気俳優の顔を立てるためにも間違っても大コケは許されず、

そのため、すでに人気が保証されている漫画原作

保険として起用する事が習慣となっています

このせいで脚本家オリジナルを書きたがっても

上層部が失敗を恐れて会議で通してくれないのです。

かと言って原作のまま出しては脚本家の腕を見せられず

「実績を積んでいつかはオリジナルを」というコースもたどれません。

そうなれば起きるのが「原作改悪」です。

原作ではロングヘアの清楚美人だったのがショートの元気少女に変えられたり、

男が主人公だったのが女に変えられたり、

原作にいないオリキャラをメインに据えたりと

脚本家自分の腕を見せるために必死脚本をいじり、

気づけばタイトルと設定を間借りしただけの別物に仕上がって

その結果待っているのは視聴率爆死…

この、誰も幸せになれない状況を

中園さんは悪習として大変嘆いていました。

なので最初から1クールドラマを想定して作られる話が書ける

オリジナル脚本にこだわり、

いじる事前提になってしま漫画原作追放したいという

パッと見過激とも取れる発言になったのです。

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