はてなキーワード: 豊富とは
前回
https://anond.hatelabo.jp/20240722123310
こんばんわ。
補足があるから書くよ。
どうも脂質をずっと控え続けるように思ってる人がいるが安心しろ。
15日に1回は、唐揚げやラーメン、ミスタードーナツなど、好きなものを食っても良い。
サッカーを知らない人には申し訳ないが、脂質を抑えてバキバキの体を作った男のロールモデルとしてセルヒオ・ラモス(38歳)がいる。
https://www.instagram.com/p/CCqxHiShEc5/?utm_source=ig_web_copy_link
何にでもマヨネーズをつける男として有名で、特にマクドナルドのハンバーガーにマヨネーズをつけるのが彼のお気に入りだったようだ。
セルヒオ・ラモスはマヨネーズをはじめ、マクドナルドやピザなどが大好きだったが、そのような脂質の多い食品を制限して体をつくりはじめる。
https://www.youtube.com/watch?v=dG8N5M-omGw
この頃は右SBとしてプレイすることが多いから、このようなシャープな体だったが、後にCBにコンバートされると、セルヒオ・ラモスは屈強な体を作ることになる。
https://youtu.be/4ldXtYLkulU?si=KFtZ4EQSJu7i51Gr
脂質を抑えることに加え、より高い負荷のトレーニングを取り入れ、今ではバキバキのバイキングのようなカッコイイ体になったのだ。
近代のラ・リーガ(スペインリーグ)では、速くて強く豊富なスタミナのあるDFが求められる。
セルヒオ・ラモスが184センチと、けして高いわけではない身長でも、世界最高峰のDFとして戦えたのは、この「速さ、強さ、豊富なスタミナ」があったからだ。
ボールがFWに収まる前に、高速でインターセプトしたり、高速タックルで潰せるから味方は高い位置でポジションを取り、有利にゴールを狙えたのだ。
実はセルヒオ・ラモスも脂質制限解除のルールを15日に設定してる。
CBとして屈強な体を作らないといけないわけだが、そんなセルヒオ・ラモスでも15日に1回は友人と好きなものを食べているわけだ。
これを読んでいる、はてなデブーのあなたも、15日ルールを採用してみると良い。
唐揚げやラーメン、ミスタードーナツを控え、刺身や蒸し鶏などの脂質を控えた食事を心がけるのだ。
バターを使うパンを米に変えるなど、日本人らしく米中心の生活をすれば良い。
米の量もこれまで通りで良い。
頑張れるなら「いつもよりも50g減らしてみる」とか、きつくならない範囲内でチャレンジして欲しい。
そして、15日がきたら「唐揚げやラーメン、ミスタードーナツ」など、なんだって良い。
好きなものを食べて、また15日間、脂質を抑えて頑張るのだ。
https://anond.hatelabo.jp/20240721230541
ジジェクは道を誤った / メラニー・ゼルMelanie Zelle [スワースモア大学の学内新聞『スワースモア・フェニックス』の編集者] ※削除済
ttps://web.archive.org/web/20230303073524/https://swarthmorephoenix.com/2023/03/02/zizek-has-lost-the-plot/
私が哲学に興味を持つようになったのはスラヴォイ・ジジェクのおかげである。
彼の著書『終焉の時代に生きる』と『パララックス・ヴュー』に偶然出会い、中学2年生の私が苦労して読み進めたこの本が、
ジジェクの文章は、彼が即興でする賛美のすべてにおいて、素晴らしく説得力があると私は感じた。
本棚に積まれた1000ページにも及ぶ矛盾の山に憤慨しながら『Less Than Nothing』を読み通したのは、高校時代に果たした偉業だった。
私は、ジジェクの長編作品の論旨を理解できるかどうかで、自分の知的価値を測るようになった(現在はほとんど理解できないが、以前はまったく理解できなかった)。
それだけに、現代の政治文化に関する最近の記事で、ジジェクを非難するのは心苦しい。
しかしある意味で、ジジェクと私の関係は、彼が何について間違っているのかだけでなく、
なぜこのような著名人が、あのように明らかな知的陥落にはまることができたのかを理解しようとする上で、
有利なポジションに私を置いていると感じている。
私の怒りの主な対象は、先週発表されたばかりのジジェクのエッセイである。
そのタイトル「Wokeness Is Here To Stay」は、たぶん私がそれほど警戒するものではなかったと思う。
ジジェクの哲学は、ヘーゲル、ラカン(そしてフロイトも)、そしてもちろんマルクスへの愛着から、オーソドックスな、ほとんど伝統主義的なものと特徴づけうる。
他方で世間一般におけるジジェクのペルソナは、意図的に培われたものだと私は主張したいが、ディオゲネス的挑発者であり、象徴破壊者であるが、自分勝手なものではない。
ジジェクのこうした面が、彼の論文や公開講演会、そして彼の知的活動への、より親しみやすい影響を及ぼしているようだ。
したがってジジェクが、クリックした人々が眉をひそめるようなタイトルを選んだことを読んでも、私は驚かなかった。
私は、ジジェクのお気に入りのトリックのひとつである、正式な哲学的分析の範囲外と考えられている文化の側面を選び出し、
喜びを感じながらそれを切り裂くことに慣れてしまっていた。
(ある講義では、カンフー・パンダについて論じており、また別の講義では、ヨーロッパ各地のトイレの特殊な構造が、
ポストイデオロギー的なポストモダニズム世界の概念に対する究極の反論となっている)。
ほとんどの場合、ジジェクの指摘は最終的に重要であり、さらに重要なのは、彼の広範な哲学のいくつかの要素について、面白おかしく、
しかし(おそらく結果的に)効果的に紹介者の役割を果たすことである;
そして一見したところ、"Wokeness Is Here To Stay は同じ公式に従っている。
トランスジェンダーの権利をめぐるスコットランドの政治的混乱から始まり、他の現代政治問題にも触れ、最終的にはフロイトとラカンへの言及で締めくくる。
表面下に潜む構造的な違いを無視しても(これについてはまた述べる)、この作品には、ジジェクのいつものトーンとは正比例しがたい苦渋が感じられる。
これは、私の最大の関心事である彼の議論の内容については言うまでもない;
ジジェクは、スコットランドにおけるトランスジェンダーの権利をめぐる、最近の政治論争をめぐる議論について、記号論的な分析を行っているわけでもなければ、
正確に他の多くのことと結びつけているわけでもない。
結局のところ、ジジェクは皮相な哲学的手法とともにただ単に政策論争に参加しているだけであり、遺憾ながら完全に間違っている。
ジジェクは、過去10年間にリベラルな知識人全体に伝染した観を呈するトランス医療をめぐるパニックに陥っている。
ジジェクのいつもの懐疑論は、ここではいつもの懸念荒らしconcern trollingの再現に留まる。 ジジェクはこう書いている:
「思春期ブロッカーは、タヴィストックでの診察に送られたほぼすべての子供に投与された。
その中には、性的指向がはっきりしないという誤診を受けた可能性のある自閉症の若者や、問題を抱えた若者も含まれていた。
言い換えれば、医学的な性別移行を望むかどうか判断できる年齢に達していない脆弱な子供たちに、人生を変えるような治療が行われていたのだ。
批評家の一人が言ったように、『性別の悩みを抱える子供には時間とサポートが必要である。あとになって後悔するかもしれない医療措置に進むよう仕向けられるべきではない』 」。
この一節は疑問を投げかける。ジジェクは、その知的能力において、思春期ブロッカーが何であるかさえ知っているのだろうか?
ジジェクの引用の使い方は、この作品の中で頻繁に行われていることから特に明らかであり、すでに示唆されていることを裏付けている。
実際、彼が引用したガーディアンの記事を読んでいれば、上で引用した段落を修正できたかもしれない。
ジジェクが引用した記事の上の行には、"異性間ホルモンは16歳からしか処方されず、専門家によれば思春期ブロッカーは不妊の原因にはならない "と書かれている。
したがって、このスロベニア人に知的怠惰の恩赦を与えることもできない。 これは純粋で単純な不誠実さであり、危険な形態である;
さらにひどいのは、ジジェクが記事の冒頭で取り上げた最初の文化的分析対象である。
『コンパクト』編集部がありがたいことに、ページをスクロールすると引用文が表示されるようになっているのだ(まだ彼の論調を十分に理解していない人のために)。
それはこうだ: "女性だと自認する人物が、ペニスを使って2人の女性をレイプしたことを我々は知っている"
“We have a person who identifies itself as a woman using its penis to rape two women.”
ジジェクが言及しているのは、アイラ・ブライソンの事件である。
この有罪判決は、スコットランドにおいてレイプで有罪判決を受けた史上初のトランス女性となり、
トランスの人々に対する「懸念」を持つすべての人々にとってのロールシャッハ・テストとなった。
ここでジジェクは、基本的な事実認識が間違っている。ブライソンの性別移行の時系列を誤って伝えているからだ。
さらに問題なのは、読者を煽動するために、本質化するような言葉を使い、さらに誇張していることである
(「ペニスを持ったレイプ犯が、囚われの女性たちと刑務所にいる」という表現が思い浮かぶ)。
ブライソンを「彼he」、そしてさらに厄介なことに「それit」と、ジジェクが性別を間違えて表現することに固執するのは、
ジジェクがトランスのアイデンティティを尊重することを、裁量に任された、善行次第のものだと考えていることを示唆している。
ジジェクはこの論文で、控えめに言ってもトランスフォビックtransphobicだ。
しかしそれ以上に、ジジェクは退屈で、独創性がなく、不誠実で、怠惰である。
彼はトランスの人々について、『ガーディアン』紙や『ニューヨーク・タイムズ』紙の同様の記事からは得られないようなことを何も書いていない;
この時点でようやくジジェクが哲学について語るかもしれないと思うのも無理はないが、残念ながらそれは間違いである。
記事の次の部分はさらに長く、さらに面白くない。『コンパクト』誌に掲載された別の記事の宣伝である。
(中略)
で、どういうこと? なぜジジェクはこんなことを書くようになったのか?
その答えは、対立的でありたいという彼の誤った願望にある。
彼は、この作品の中で他者が陥っていると彼が非難する事柄に陥っている。すなわち、自分を悩ませる他者を、自分自身の中で勝手に思い描く罪を犯しているのだ。
The answer lies in his misplaced desire to be oppositional. Ironically, he is guilty of the thing he accuses others of falling prey to within the piece, that of envisioning for himself an Other that haunts him.
[ジジェク]「要するに、ここにあるのは、政治的に正しい突き上げと、金銭的利益の残酷な計算との最悪のコンビネーションなのだ。 」
思春期ブロッカーの使用は、[ジジェクによると]"目覚めた資本主義 "のもうひとつの事例であるとされる。
ここでジジェクは、ジャニス・レイモンドの1979年の『トランスセクシュアルの帝国』に端を発する、トランスジェンダーの人々が選択する様々な処置や療法は、
製薬企業にとって重要な経済的利益をもたらすものであるという、一見したところ長年にわたる議論に訴えかけている。
そうすることで、救命医療へのアクセスを容易にするべきだと主張する人々を、自分たちの身体をめぐる現実の物質的な対立のために戦うのではなく、
資本の側、つまり極悪非道な個人の側にいる人々として捉え直すことができる。
バトラーやフーコーを読んだことのある人物が、このように書くことができるのは、こうした運動が誰のためになるのかという、権力についての混乱がジジェクを盲目にさせているのだ:
[ジジェク] 「性的混乱に「異常」なことは何もない。「性的成熟」と呼ばれるものは、長く複雑で、ほとんど無意識のプロセスである。
それは激しい緊張と逆転に満ちている。自分の心の奥底にある「本当の自分」を発見するプロセスではない」。
作品全体と同様、これはジジェク特有の哲学的プロセスといううわべに包まれたいつもの本質主義と、トランスフォビアtransphobiaである。
この最終的な帰結は、英米でトランスジェンダーの物質的な生活にすでにダメージを与えているヒステリーhysteriaの波に、ジジェクがお墨付きのスタンプを押したということだ。
ジジェクは、社会の変化に懐疑的なジャーナリストや知識人の瘴気miasmaの中に紛れ込んでしまったかのようだ。
これはポストモダンの懐疑主義に非常に批判的な人物から出た究極の皮肉である。
過去の思想家からの豊かな引用を悪しき議論の隠れ蓑に変え、気まぐれさを苦味に変えてしまう。
私たちにとって悲しい日であり、多くの意味でジジェクにとっても悲しい日である。
ジジェクは豊富な理論的な著作の中で最高のパフォーマンスを発揮し、ここでは最悪のパフォーマンスを発揮している。
このエッセイを読むと、あなたは感じ取るだろう。少なくとも少しは彼がそれを自覚していることを。
[終]
お金、知識、エネルギー、時間。これらは全部「善悪両方に使える」タイプのものなので、善人であれば「あればあるほど良い」ということになる。
ところが悪人がお金や時間を持て余したり、悪人が高度な知識を持ったりすると、犯罪は深刻なものになるのではないか。
悪人が悪たる所以は、お金、知識、エネルギー、時間を行動に配分する方法が問題なのである。
「暇人(時間をたくさん持つ人)は悪いことをする」といった言い方は適切ではない。あるいは「金持ちは悪いやつが多い」という言い方も間違っている。
例えば
むしろ、その時間を建設的に活用するか破壊的に使うかは個人の選択と価値観に依存する。
一方で、善人がこれらのリソースを豊富に持つことで、より大きな正の影響を社会に与えられる可能性も高まる。
もう一度言うと、リソースの量よりも、それらをどのように活用するかという個人の選択と行動が、善悪を決定する重要な要因となる。
先生のお話を読んで我慢できず「SONYって良いぞ」と喋りに来ました!
「お前ズルいぞ!」と他党の者が言うのならお前も書くんだな!
SONYはオートフォーカスなのは間違いない!どんなに下手っぴでもシャッター半押しでピシッと決まる安心感
今のSONYの被写体認識は人間だけでなく動物や自動車(鉄道車両含む)、飛行機、昆虫が優先認識するので更に精度を高めることが出来ます
子供の運動会を動画撮影したときは「テレビのCMみたい!」と本気で思ったくらい我が子のばっちりオートフォーカスが追従していて最高でした
カメラファンの皆様!SONYもついに色味が統一されました!w
知らない人は「えっどういうこと?」と思うかも知れないけれど、SONYカメラってモデル毎の色味の差異があったんですよねw
そういうのが無くなるようにクリエイティブルックとして色味統一がなされ、この色味統一はSONYスマホXperiaにまで及ぶんですよ!
まぁ早い話が富士フイルムのフィルムシミュレーション的なことをSONYもやり始めた
SONYのレンズ交換式カメラαって今3つのラインがあるんですよ
1つ目がα7シリーズやα6000シリーズなどのスタンダードなライン、2つ目がSNS動画などカジュアルな動画撮影に特化したVLOGCAMライン、3つ目が映像広告や映画撮影まで視野に入ったプロユースのCinema Line
先生は動画撮影ならPanasonicを買えと仰ったが、いやいやSONYにもあるんですよ動画機!もちろんSONYのオートフォーカスなわけだから被写体から食いついて離さないわけですわ!
Cinema Lineは業務用過ぎて観測範囲外ですけれどもYoutubeやTiktokやってる子に売れてるらしいっすよVLOGCAM
バリエーションの豊富さの他の面としては小型フルサイズのα7Cシリーズがあり、SONYカメラの高機能性をまるでAPS-C機のようなサイズ感の小型ボディへ収めた素晴らしいカメラで、先生もα7CRを使ってらっしゃる
他の党の人たちもそうだろうとは思いますが、自分としては先生のあまりにも達観された使用機材ラインアップを読んでいて「M型ライカにα7CRですか!?」と笑いが止まらなかったわけですが、十中八九α7CRはLeica M11と同じくマニュアルフォーカスで使ってますよね?だからこそSONYのマニュアルフォーカス使いにくいって言ってますよね?Canonを見習えよとw
最近は中華レンズも大量に供給されていて何だかんだでEマウントは歴史が長くなりましたから高価で高性能なモノから安価で謎性能なものまでレンズの選択肢が豊富なんですよ
そしてマウントアダプターを介してオールドレンズを付けて遊べるわけですから本当に楽しい。他社だとコレに比肩できるのはXマウントのFujifilmくらいですね
オートフォーカスだけとか言ってるヤツ!SONYにはバリチルがあるだろう!
横に開くのがバリアングル液晶、縦に開くのがチルト液晶、SONYはα7RⅤにその両方が可能な液晶モニターを搭載した!これ最強でしょ!
ボディに付属のズームレンズだけで満足ならニコンでもいいし、金がいくらでもあるならキヤノンにすればいいけど、普通の所得の人がカメラレンズをそろえていこうと思ったならソニー(FEマウント)一択となる。
キヤノンはタムロンやシグマといった安くて性能のいいサードパーティレンズメーカーを、マウント(カメラとレンズの接合部)の特許でフルサイズから締め出してて純正しか選択肢がないうえに、その純正の性能のいいレンズがソニーよりも高いのよ…キヤノン純正で安いレンズは入門用のレンズばかり。
ニコンもつい最近までキヤノンと同じ状況で、一昨年あたりからマウント規格をシグマタムロンに開放したが、出遅れたせいでほとんどレンズを出してもらえてない。
ソニーは最初からマウントをオープン規格にしてたので、シグマ・タムロンといった国内サードパーティから性能が良くて安いレンズが多数出てて選択しが多く懐にやさしく、さらにサムヤンといった外国メーカーからも面白い安いレンズがたくさん出てる。
パナソニックのフルサイズは物自体が最近なので、レンズの品ぞろえは純正・サード含め壊滅的。マイクロフォーサーズは死に体。(個人的に軽さ小ささが好きで10本くらい持ってるけど)
俺は95年生まれだが、中学時代前後の自分のネット環境を振り返ると、まだまだ制約が多かったように思う。
これは大いに個人差があると思うが、俺の場合、高2で自分のパソコンを貰えるまでネットは親と共用だった。
学校の友達の影響で中2でオタク文化に触れるようになったものの、そのような環境では厳しいものがあった。
ちなみに自分の部屋にテレビもなく深夜アニメは共用のレコーダーで録画するしかなかった(結構恥ずかしかった)。
制約された環境のなかで何を見ていたかというと、アニメの公式サイトや2chまとめサイト、youtubeやエロサイトだ。
2chまとめはアニメ系の「今日もやられやく」、youtubeは東方の音MADやおもしろフラッシュ系(スネ夫探偵事務所とか)。エロサイトは外人のヌードサイトや「裏アゲサゲ」とか見てたかな。親のいない昼間~夕方にかけてこっそり見るのが楽しみだった。
本家2chは怖いイメージがあったから近寄らなかったし、ニコニコも登録が必要だったから見なかった。エロサイトも深くは入り込まなかった。そんなだから割れやゲーム改造もやらなかった。親のパソコンということもあって、割と無難な感じのサイトしか見てなかったと思う。
俺は兄貴もいなかったし学校の友達も少なかったから同世代のオタクと比べて知識は乏しかったはずだ。
のちに自分のネット環境を手に入れて、同世代のオタクたちの姿が見えてくると、自分との情報環境の差にびっくりする。
中学生、早けりゃ小学生から2chに書き込んだり、ニコニコに動画上げたり生主やったり、割れや改造をしたりと、明らかに文化資本の差を感じた。
こういう奴らは上に兄弟がいたり、子供のころからパソコンや携帯を買い与えられていたのだろう。
今でこそ、ネットは万人が当たり前のように使っているが、俺の時代ではまだ居間や学校でしか使えない連中もいたのだ。
豊かな情報環境にいる今の小中学生たちは昔よりもオタク文化資本が豊富だと思う。
ただ、俺は制約の多かった環境で不自由をしたから今の若い奴らが羨ましく思う一方で、ネットとリアルの境界が取り払われ、常にネットの世界に身を置いていなければならない「逃げ場のない」社会で人格形成期を過ごさずに済んでよかったとも思う。
俺よりもう2,3個下になると小中学生でネットに触れるのが当たり前の世代だろうから、95年生まれの子供時代はインターネットが世界を覆う過渡期だったんじゃないか。
調味料何買ったら良いんだ?という増田が定期的に出るので2024年版の初心者向けの調味料ティアリスト作ってみた(異論は認める)。
一応、料理研究家業で食っててメニュー開発案件とかで貰うの含めると、年間100種類以上はいろんな調味料触ってます。マニアックなオススメブランドとかも色々あるけど、とりあえずはスーパー(オオゼキ)で買えるベースで書いていこうと思う。
<判断基準>
まずは先に判断基準書いておくと、
・使うメニューの対応範囲が広いものが高ランク。メニュー限定みたいなのは評価下げる
・調味難易度が低いのは、ルーキー帯なので加点評価。ネットで調べてレシピ通りに作れるゴールド帯以降の人達に向けては書いてない。手なりで、かける、混ぜる、ぶちこんで炒めるが成立するものは高評価。
・一応スト6勢用語使ってるのでわからない人向けに書くと(未経験→ルーキー→ブロンズ→シルバー—(中級者の壁)→ゴールド→プラチナ→ダイヤモンド—(上級者の壁)→マスター→レジェンド(プロレベル)となってます。今回はシルバー帯までの人向け。
・上にも書いたけど、レシピ調べて調味料を揃えてちゃんと分量計測して作れる人はゴールド帯だと思うんだ。君たちは十分中級者以上だよ!!
・濃口醤油
刺身やヤッコから煮物まで絶対に必要。塩や砂糖よりそのままぶっかけて使えるので優先度は高い。ルーキーが最初に買うべきは「真空容器」の500cc以下のサイズの醤油。醤油は香りの劣化が早いので冷蔵庫保管が基本。使い切る速度も早めておくと良い味が保てる。
・黒胡椒
ほぼ全ての肉料理、洋食にかけるだけで美味くなる。テイクアウトの牛丼やコンビニパスタに胡椒追加でかけてもクオリティがあがる。風味がめちゃくちゃ大事なので絶対にミル付きを買おう。挽きたては全然香りが違う。詰め替えできるミルタイプを選ぶと買い足す時リーズナブルだぞ。
・米油
炒め物や焼き物、などで必要となる香りのない油。その中でも初心者にオススメは圧倒的に米油。サラダ油と比べて断然酸化しにくく、使い切りが遅くても比較的劣化しにくい。ただ若干値段が高いので、揚げ物とかでドパドパ使いきるならキャノーラ油でよい。
・万能タイプ濃縮麺つゆ
中級者帯までは、めちゃくちゃ使える。煮物、炒め物、和えもの、これ一本で大体全部いける。麺つゆで味付けする、お手軽レシピも死ぬほどネットに転がってるので料理のバリエーションを増やすのも簡単。甘さがブランドで結構違うので自分の好みを探し当てるまでは色々と試すと良い。個人的には甘味少なめの創味のつゆが好き。
・鶏がらスープの素
これも初心者向けとして非常に優秀。純粋な味の素と違い、塩と鶏の味が入ってるので味付けが簡単。お湯に溶かすだけでスープとして飲める。そこに溶き卵と刻み葱いれてごま油たらせば、ほぼ店の味。自炊でなんか美味くないなぁってときは、大体これ入れればオッケーにしてくれるリカバリー力も魅力。ウェイパーとか創味シャンタンとかの中華出汁タイプも便利。時々意識高い人向けに成城石井とかで化学調味料無添加のもあるけど、酵母エキスが入ってるので無理に選ぶ必要はないぞ。
・焼肉のタレ
甘しょっぱい系の炒め物は全部これで完結。肉+ネギ+焼肉のタレで作る炒め物は5分で作れる限界メニューとして、押さえておくと良い。注意点としては、焼肉のタレ系はバリエーションが豊富でパッケージも魅力的なので買い集めたくなるが、大体同じ方向性の味なので複数は買う必要がない。実家と同じブランドにすると一人暮らししても実家飯に近い味が作れる。味研の焼肉のタレが上手いけど賞味期限が短いのがネック。
・ほんだし
味噌汁作りたい時や煮物系の出汁として使う。あとは和風パスタとかにも使える。ペットボトルの緑茶やほうじ茶に本出汁溶かせば、限界冷やし茶漬けとかも作れる。ゴーヤチャンプルーみたいな炒め物を本だし使うと味付けが楽。これベースが鰹節系なので実は味噌汁で使う場合は味の素を追加で入れると一気に美味くなる。注意点としては、開封後半分残した時は冷蔵庫保存すること。常温で適当に放置するとゴキブリが湧く。
・塩
塩は最も基本にして最重要な調味料であるが、かなりの料理上手でも扱うのが難しい調味料なので、この位置。ただ中級者以上を目指すのであれば塩決めは避けて通れないので頑張ろう。まずは肉を焼くときに肉の重量の1%塩を振るところから塩加減を学ぶと良い。塩は色々種類あるけど、まずはサラサラした精製塩or焼き塩が振りやすいのでオススメ。とりあえずは伯方の塩(誤字なおしたんゴ。ごめんやで。許して)の焼き塩を買おう。
・ごま油
中華系の料理に使うだけでなく、やみつきほにゃららみたいなレシピには大体使う。シンプルに香りある油の中でもゴマ油はそのまま使って美味い。掛けタレ、ドレッシング、炒め物と応用範囲は広い。太白とかではなく普通の黄金色のやつを買う事。これもまぁまぁ酸化しやすいので、小さめの容量推奨。
パスタをはじめ洋食系の油はほぼコレ一択でOK。円安とオリーブの不作で値段やばい事になってるけど、やはり欲しい。オリーブオイル風オイルでも代用できないかなとつかってみたけど、味的にちと厳しかった。あとオリーブオイルは酸化しやすく、酸化したらくっそ不味くなるので少量で買って早めに使い切りたい。冷蔵庫入れると固まるので使いにくくなる。
フライパンで油を温めるスタートの料理には全部入れて良い万能選手。そして入れるだけで味がグレードアップする。もちろんチューブでも良いのだけど、自炊にある程度慣れてきたら生の生姜、ニンニクを使って欲しい。香りが全然変わるので自炊の味が爆上がりする。刻みニンニクの瓶詰めも悪くないのだけどチューブと比べても応用範囲が狭くてお勧めしにくい。両方あったほうが良いけど、どちらか一つ選ぶならニンニクかな。
酸味つける系で何か1つであれば、ポッカレモンをおすすめ。葉冷蔵なのが減点要素ではあるものの、お酢よりも幅広く対応可能。とりあえず酸っぱくしたければ、全部一旦はこれで良い。味の素+ごま油+ポッカレモン+塩+ニンニクおろしで旨塩タレの味付けができる。酒のつまみにも最適なので覚えておくと便利。
・味塩コショウ(追加)
ゴールド帯以降ではほとんど見かけないので、すっかり記憶から欠落してたよ。かけて炒めるだけで味決まるのが良い。ホリニシのスパイス塩とか、ろくの塩とかもココね。塩分濃度が食塩より低いので雑にかけても失敗リスク低いのが良いよね。とは言え、個人的には鶏ガラスープの素やウェイパーで代用可能で応用範囲が狭いのでと少し下。
・味ポン
最強の万能かけダレ。とりあえず豚肉薄切りを茹でてポン酢かければ食える。鍋のつけダレとしてももちろん優秀。ただし、他の調味料と違って酸味がベースで入ってしまうので、味のバリエーションがつけにくいのが減点。何に使っても全部ポン酢味になる。白い透き通った色の「ポン酢」という味付けされてない柑橘と酢を混ぜただけの調味料もあるので、そちらを間違えて買わないように注意。少し高くてもよければ、おすすめは馬路村か旭ポン酢が美味い。
特定メニュー専用機。中華に手を出したくなったら、まずはこれから始めよう。豆板醤やら甜麺醤やら紹興酒に手を出すのは、冷蔵庫の肥やしになるだけだからプラチナ帯以降にしよう。中華料理を1回2回作りたいだけなら、こちらの方が圧倒的なコスパだし失敗も少ない。味もしっかり研究されてるので、下手にクックパッドや動画を参考に自作するよりずっと美味しくできる。
・鍋つゆ
鍋専用。当然冬の時期は出番が多い。大体が使い切りで置き場所圧迫しないのも評価高い。麺つゆやほんだし、鶏がらスープなどを使えば実は買わなくても行けるんだけど、味バリエーションつけること考えると買っちゃった方が楽。1人鍋用のプチッと鍋シリーズが優秀。
野菜を食べるのに便利。とりあえずなんでも野菜を茹でただけで一品になる。切り身に乗っけてホイル焼きにしたりも良い。裏技的に油切らした時とか炒め油の代替として使うこともできる。他の調味料と混ぜるのも良くて、ポン酢マヨ、醤油マヨなどクリーミーさ欲しい時に使えたりもする。キューピーや味の素でもいいけど、松田のマヨネーズ(甘口)が美味いので、見つけたら手に入れておくと良い。
・味の素
令和になってきてから、見直されてきた日本が誇る旨味の素。プロでもこれを蛇蝎の如く嫌う人もいるので、宗派的な寛容さは必要。大体何に入れても旨味が上がるが、鶏がらスープなどと違い単体では美味しくないので使い方にコツが必要。まずは少量を塩と一緒に肉や魚介に軽く下味として振るのがおすすめ。あまりの万能さ故に慣れすぎると、何でもかんでも手なりで入れたくなるので注意。そういう意味でも個人的には上級者向けの調味料だと思う。
<Tier C>ちゃんと料理に目覚めた人向け。初心者は必要になるまで揃えなくても良い。
・砂糖
主に料理に使うならきび砂糖が便利。上白糖よりも味が複雑でコクのある感じに作れる。ただ正直、種類はグラニュー糖でも上白糖でもなんでも良いっちゃ良い。甘い調味料なら代替可能なので、はちみつや味醂なんかでも頑張ればどうにかなる。洋食ではほぼ使うことはないが、和食を作りたいのであれば欲しい。
・酒
料理酒ではなく清酒。料理酒は酒税がかからないようにするために塩が入ってる。これがとにかく料理に使いにくい。パックの菊正宗とかで良いので普通の酒を買おう。酒は煮物、炊き込みご飯、炒め物などなど使うシーンは多いが、麺つゆで代用できるケースが多いのでこの位置。自分で出汁を引いたり、調味タレを合わせるようになると必須。
・味醂
これも酒と同じタイミングで揃えたい。ちゃんと和食作るなら必須だけど、適当自炊なら麺つゆで十分。みりんも、本みりんとみりん風調味料の二種類あって、香りも味も本みりんの方がずっと良い。もっと言うと三河みりんを買いたい。
・米酢
酢の物など限定的に必要。ラーメンや焼きそばにかけるほど酢が好きな人は、もっと高評価になりそう。りんご酢、ワインビネガーとか色々あるけど、結局応用範囲広いのは米酢かな。他のは風味が和食向きじゃ無いのよね。ほんだしと合わせて作る簡易酢の物が便利。茗荷やきゅうりの夏野菜にぶっかけるだけで美味い。
・味噌
ほぼ味噌汁専用。そして味噌汁を毎日乱発しないなら、即席のインスタント味噌汁で十分。まぁ保存は効くしマヨネーズと混ぜてディップとかもできるけど、そんなのは上級者以降のプレイ。(追加)味噌焼きも美味いよね。ただ調味料の合わせが必須になるから少し難易度高めな印象
・片栗粉(追加)
粉系で何か一つ揃えるなら、片栗粉。小麦粉よりもとろみ付けに使えるので応用範囲が広い。表面に小麦粉まぶして焼くようなものも、だいたい片栗粉で代用可能。適当に作る料理だと使用頻度は大して多くない。レシピ見て作るようになると、まあまあ使う。
<Tier D>ここからは趣味の領域。冷蔵庫の肥やしにする可能性が高いので買わない方が無難。解説なし。個人的にはめちゃくちゃ使ってる調味料も多いのだけど料理ハマるまでは、ピンポイントでその味が好きとかでは無ければ、買い揃えなくて良いかな。
・豆板醤
・甜麺醤
・紹興酒
・バター
・白胡椒
・タバスコ
・淡口醤油(これ使いこなせたら中級以上)
・白だし(麺つゆ味飽きたらあとで手を出す)
<追加>
結構物議をかもすかなーと思ってたので、色々とツッコミありがとう。味塩コショウとかコンソメとか漏れてたのあとで入れるわ。
あくまでルーキー帯の話に絞ってるからね。普通に自炊できる人は自分の好きな調味料使ってください。自分もこんな感じで書いてるけど、正直プロになってからは鶏ガラスープも麺つゆも本出汁も焼肉のタレも、料理の調味料としてはほとんど使わない。ただ最初に自炊始めたころは便利に使ってたので入れてる。
>塩と砂糖のTier低すぎるんだわ。
料理教えてると、塩使えない料理下手を死ぬほど見るのよ。下味入れる概念や塩決めるができるようになったらゴールド帯かなー。砂糖もコク出しで使えるのは100も承知なんだけど、これもうまく使えるようになるのは結構後だと思う。
(追加2)みんな沢山ブクマありがとう!!反応あって嬉しい。調子乗って、ゴールド帯〜ダイヤモンド/マスター下位帯編も書き始めたよ。塩SSS勢の皆さん納得のランキングになる予定なので、できたら見てねー。
オフィス街からちょっと外れれば、意外と家賃も物価も安いんだ。
俺はそんな東京の場末みたいな場所に住んでて、そこには小さなメイドカフェがある。
俺はそこの常連で、仕事終わりなんかによく寄るんだ。やることない週末なんかにも通ってる。
今日は祝日だけど予定も何もない。だから今日も行ってきたんだ。
彼女は胸が小さいけど、脚は長くて美脚で、スタイルも良くて、なにより顔が可愛い。
メイドちゃんは俺が入店するとすぐに気づいてくれて、笑顔で手を振ってくれた。嬉しくて、すぐに彼女を指名した。
彼女が俺に飲み物を持ってきてくれて、いつものようにちょっとしたお話タイムになる。
といっても話題が豊富にあるわけでもないので最近あったことを基本的には話すんだ。
そういえば最近、愛用してるヘッドホンのイヤーパッドがボロボロになっちゃって困ってるんだよねって。
そしたらメイドちゃんが「靴下を半分に切ってイヤホンのところにかぶせればカバーになるよ」って教えてくれたんだ。
へぇ~、そうなんだって返事しつつ、でも新しい靴下買うの面倒だなぁ・・・なんて思ってたら、彼女が「そうだ」ってつぶやいて、俺に顔を寄せてきたんだ。
心臓バクバクしてる俺に「皆には内緒だよ」って言いながら「ふふっ」って小悪魔的に微笑んで、周りに目を向けてキョロキョロして、俺と目が合うと唇に指をあてる。
それから自分の履いてるニーソを脱ぎ出して、スラっと長い御御足を露わにした。
脱ぎたてのニーソを俺に渡して、「これでカバー作ってね」と、笑顔で言ってくれた。
彼女の笑顔を見るためなら、どんなに疲れてても足を運んでしまう。
彼女が優しく話しかけてくれるだけで、一日の疲れが吹っ飛ぶ気がする。
だから仕事が終わってから、そのメイドカフェに行くのが毎日の楽しみになってる。
実際に、彼女がニーソを脱いでくれた時のことを思い出すたびに、俺は嬉しくてたまらない。
このメイドカフェが、俺の唯一の癒しの場所なんだなぁって、しみじみ思う。
毎日通ってるけど、彼女の笑顔を見るたびに幸せな気持ちになる。
今の俺にとって、これ以上の幸せはないんだよね。
海自のトップである酒井海幕場が一連の不祥事で19日に引責辞任するが、会見の中で言及があった
「組織文化に大きな問題がある。不正に気付いていたにも関わらず、見て見ぬふりをする体制が一部まだ残っている 」
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA125E30S4A710C2000000/
について、本当に一部なのか?という思いがあり、筆を執った。
ニュースのことを知らない人も増田を閲覧していると思うので、ここで海上自衛隊の一連の不祥事についてまとめていく
こちらのニュース動画が一連の不祥事を網羅的まとめていたので紹介する。
https://youtu.be/trZdMdzSs8w?si=JAt9pznKU4TPYBI8
適正評価未実施の隊員を特定秘密を知りえる状態に置いていることが艦艇部隊で常態化していた問題である。
特定秘密とは、「その漏えいが我が国の安全保障に著しく支障を与えるおそれがあるため、特に秘匿することが必要であるもの」を指す。
海上自衛隊でいえば、艦艇が「どんな任務をしているか」や「どこにいるのか」などの情報がある。
適正評価とは、この特定秘密を扱うに値する人間かどうかのお墨付きを与える制度だ。国籍や犯罪者歴、所得状況などをもとに総合的な判断が下される。
といった虚偽申請を行い、実際もらうべき手当よりも多く潜水手当をもらっていた問題である。
営内者や勤務上必要で指定されている隊員以外は、有料で喫食することになっている隊員食堂の食事を、申請を行わずに喫食していたという問題である。
「部下の行為を黙認しながら自分も手続きなしに飲食を繰り返していた幹部については、一階級、降任の処分が行われた」
とする報道もあるので、部隊の一部では常習的に行われていたことが伺える。
潜水艦の新造や修繕を行っている川崎重工が取引先との架空取引を原資として海自隊員に対し、金品の贈与などを行っていた問題である。
こちらについてはまだ全容が明らかになっていないが、十数億円規模の裏金が作られている模様である。
潜水艦については長年、三菱重工と川崎重工の寡占となっており、海自隊員とのコミュニケーションは密接で、癒着が起こりやすい環境であった。
「忙しい」のは当たり前だろと思われるかもしれないが、昨今の国際情勢の厳しさは増田読者の皆様にとっても多かれ少なかれ耳にしていることであろう。
米中対立の激化、地政学的に最前線に当たる海上自衛隊はその矢面に立たされている状況である。
通常任務に苛烈さが増す一方で、多国間協力を推し進めるために共同訓練も数を増している。
https://www.yomiuri.co.jp/national/20240302-OYT1T50167/
一部の部隊では、通常業務ですら手一杯で、休日も問わず出勤するような有様である。
このような状態で、ガバナンス違反の疑いがあるからといって調査に乗り出すリソースがあるのだろうか。
「後ろ向き」の作業は、隊員への聞き取り、過去にさかのぼった記録の確認、調書の作成などが発生し、解決するまで長期間を要する。
通常業務と並行して取り組む必要があるため、「休めない」どころか「寝れない」事態になりかねず、問題を指摘して是正を行うような余裕は私がいた当時にはすでになかったように感じている。
自衛隊の採用のキャッチコピーは、「国家を守る、公務員」である。
https://www.mod.go.jp/gsdf/jieikanbosyu/details/pamphlet/r5sougouannai.pdf
任期制隊員を除き、曹以上の隊員は定年まで勤めあげることが約束されている。
人生の大半を、自衛隊で過ごすのであれば周りに波風を立てずに、公務員という立場にしがみついておく方が楽だと考えないだろうか。
また、幹部自衛官であれば、候補生学校修業後、幹部名簿をみれば自分の序列がどのくらいで、最終階級はどのくらいか目算が付き、それが覆ることはほとんどない。
だが、多くの幹部は3佐、防衛大出身者や一般大出身者であれば2佐には就くことができる。これは勤務成績はほとんどかかわらず、時期が来れば自動的に昇任するのだ。
3佐であれば、副長や航海長などや艦艇の規模が小さければ艇長を任せられる階級だ。2佐といえば、艦長の重責を担う階級である。
黙って過ごせば自動的に昇進するのに、火中の栗を拾うような真似を誰が行うのだろうか。
海上自衛隊の司令部があるのは横須賀だ。陸自・空自は東京に拠点を設けている。
東京にある司令部は、20%、15%の地域手当がつき、横須賀は10%である。
このように、自衛隊の給与ベースは、「どんな勤務」をしているかよりも「どこで勤務」をしているかの比重が大きい。
また、自衛隊は残業代が出ない。激務であろうが、それを受け入れて残業をする。
地方の基地に転勤したほうが配置によっては激務となるのに、賃金が低下するなどといったことは当たり前の状態である。
これに多少なりとも不満を思っているひとはいないだろうか(私は思ったので退職したが)
ただ批判ばかりしていては建設的でないので、お世話になった海上自衛隊にささやかながらいくつか提言をしたいと思う。
奨学金制度や募集対象年齢の拡大など、自衛隊の間口を広げようとする努力は大変結構なことだと思う。
だが、中途採用はあまり活用されていない。自衛隊の採用年齢は拡大された一方で、技術職である技術曹や技術幹部の採用枠は資格の種類や人数はあまり間口は広がっておらず、待遇も民間と同等かそれ以下である。
民間人が転身しようとなると相当な覚悟が必要な状況は変わっていない。
また、実際に退職をしようとなるとかなり大変で曹士の場合は各地方総監、幹部の場合は海上幕僚長宛ての書類作成が必要である。
また、退職を切り出すとなると引き止めもかなり長く、数時間に及ぶ面談を数回実施があったり、中には
「辞めるというなら部隊の敷居は跨がせない」
逆に言うと、そういった側面が「自衛隊でも」活躍できる人材が集まるのではなくて、「自衛隊でしか」働くことができない人材を集めてしまう一因となっているのではないだろうか。
また、自衛隊では一般の資格が多数取れる一方、それ以上に自衛隊内でしか通用しない資格が存在する。
定年を終えて、退職することには自衛隊のドメイン知識のみしか持たず、自衛隊内では高給取りであった人材が、民間では使い物にならず投棄されるような実態もそこにはある。
一定の再就職のための教育はあるが、任期満了か、定年退職者に向けたもので、依願退職者向けの物はない。また、再就職教育のカリキュラムが豊富か、世相にあったものなのかは疑問が残る。
時代のニーズに合った再就職のための教育を行うとともに、素養教育としても、民間人としても生きていけるようなカリキュラムを組むべきだ。
自衛隊を「いつ辞めても大丈夫」、「戻ってきたくなったら戻ってこい」といえるような風通しのよさが必要ではないだろうか。
理由2及び理由3で述べたが、多くの幹部は年数が立てば自動的に昇任する。これは勤務に対する意欲を削ぐ大きな原因ではないだろうか。
勤務成績もさることながら、昇任の際にはその幹部が、果たして階級に値する人間かどうか、厳しくチェックをおこなうべきではないだろうか。
上記に合わせて、この基準を満たせなかった人間には早期に次の道に進む覚悟を求めていくことも大切だ。
民間のものでエビデンスが弱いが、防衛大学校・一般大卒で3佐の年齢は中央値で35才である。
https://hyakublog.net/nennrei-kaikyuu/
3佐以下の定年を45歳程度まで早めることによって、自衛隊で腐る前に優秀な人材のまま民間に還流したほうが、日本国家のためになるのではないだろうか。
特殊な技能をもったり、慢性的に激務が予想される配置にはきちんとそれに見合った給与体系をとるべきである。
業務にかかわらず特定の地域勤務者に一律で与えるような地域手当が果たして自衛隊員の働きに報いるものなのだろうか。
艦艇部隊ならば海上が主な職場である。なぜ母基地の違いが給与に反映されるのか甚だ疑問である。
十数年間務めた古巣に関することを増田に投稿することは、塩を撒くようなことであり、大変申し訳ないと思っている。
この増田を発端に、何か議論が起こればよいし、起きなければそれまでなのだとも思っている。
海上自衛隊に必要なのは伝統墨守に偏重してきた過去の文化と決別するという強い覚悟である。
海自幹部には潮気が必要とよく言われるが、今回の一件で世間の厳しい潮風をしっかりと受けながらも倒れずにしっかりと復原し、海上自衛隊が風通しのよい組織になることを切に願っている。
いわしが安いので食べてたらEPAとDHAが豊富ってのでタンパク質もとれるしいいかと思ったらプリン体めっちゃはいってるって言うし
じゃあ豚肉とか安いのどうかと思った他LDLコレステロールと中性脂肪がいっぱいあるのでダメじゃんって思ったら