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はてなキーワード: ミステリとは

2018-02-22

ミステリってバカでも読める文学だよね

褒めてます

純文学なんかを読むと、自分の頭の悪さ、察しの悪さを痛感する

読み終わっても自分なりの評価が下せないということが多々ある

面白かったのかどうかすらはっきりしない、感想を聞かれても「なんかよかった、ような気がする」くらいしか言えないこともある

それに比べて、ミステリは「謎がある」→「探偵解決する」というテンプレートがあり、意味がわからなかったと思うことはほとんどない

トリックがどうこう、動機がどうだ、ロジック(僕はこの言葉が大嫌いですがそれは別の話)が良い悪いなど、誰にでも意見を言う余地がある

やっぱりミステリってすごいわ。そう思いました。

2018-02-21

anond:20180221194400

二次元限定だって前提を付けたけど、それもだめなるの?

ミステリアクションなんかの犯罪行為が出て来る創作物との差異はどこにあるの?

2018-02-20

anond:20180220114402

どういう読書も何もただ読むだけじゃん?

強いて言語化するなら、特殊な設定を持つ人物特殊な設定を持つ世界に放り込んだときに何が起きるかを楽しむ、ってくらいか

で、その「特殊な設定」を細かくチューニングしていってバリエーションを楽しみましょう、というあたり。

ただまあ基本的に、異世界だろうが現代だろうが時代劇だろうがミステリだろうがSFだろうが、読み方は変わらんでしょ。

単に面白いものを見て面白いなあと思うだけだよ。

おまえは自分人生創作物投影してんのかもしれんが(笑)

2018-02-12

今日も女は男叩き

パーマイケメンコピペのごとき無表情で男を説教しまくる少女漫画界のクロエこと「ミステリと言う勿れ(田村由美)」第一巻絶賛発売中です

anond:20180211143325

女の子定番ひとつ赤毛のアンと思うが挙げる者は目立たず。

ミステリSFを外すと男子定番には三国志も入る気もするが、腐女子の萌芽がある小学生女子が好んだ男主人公英雄歴史物ってあるんか?

2018-02-06

腐女子羊の木を見て思ったこ

ネタバレしまくると思うのでまだ観てない、観ようと思ってる、という方は回れ右

TLにたまたま流れてきた羊の木の予告を見てこれは面白そうなサスペンスミステリだ!と感じ、観に行った。

観に行く前は、6人の受刑者を受け入れた過疎の町で殺人事件が起こる、全員怪しい!全員互いに面識ないみたいだけど実は…!?同時期に帰ってきた元同級生もついでに怪しい!北村一輝めっちゃ濃い!どうする錦戸君!みたいな内容だと思っていた。

話の筋全然違うけど、シャッターアイランドみたいな、閉鎖的な空間で起こるサスペンススリラーミステリー!かと。

勉強不足でこの監督のほかの作品を観た事なかったんだけど、予告で観る限り、画作りは私が大好きな黒沢清っぽい!不穏!好み!という感じだったし、もうハードル上がりまくってた。

なのでそういう意味ではとてもとても期待はずれだった。

画作りはよかった。不穏な感じ、好き。

天候までもちゃんと考察できるような作りになってた。謎がなくなったときに初めて青空が見せる、みたいな憎い作り方してた。(と思う)

北村一輝も濃かった。一人濃かった。

ただ思っていたような内容ではなかった。

まずミステリ要素スリラー要素はほぼなかった。

6人の受刑者全員登場時は怪しかったけど、そのうち4人くらいは割とすぐに蚊帳の外になった。

事件も起きたけど、割とすぐにただの事故だって分かった。

途中で、一番品行方正な感じの松田龍平くんを探しに来た怪しいおっさんがいて、その時点で、松田龍平くんがなんか嘘ついてるか話してない事があるんだなということがわかった。

北村一輝、怪しい行動するけど、割とすぐにこの人一人じゃなんもできないチンピラなんだな、そして結構ちゃんと働いてるし、なんだよ濃いだけかよ、ってなった。

話の半分もいってない内に、怪しい人が松田龍平くんだけになり、そこで期待してたミステリ要素は消えた。

そもそも事件らしい事件最初の死人だけで、後はもう松田龍平くんが殺している場面を観客は見せられるわけで、ミステリも何もあったもんじゃない。

行く前、TLで「怖かった!」という声を見かけたんだけど、えっと、どこが怖かったんだろう?

松田龍平くんの気持ちが読めないところ?優香ちゃんが出会ってすぐにトップギア錦戸くんのお父さんにアプローチかけたこと?それとも北村一輝の濃さ?のろろ?

画面から漂うよくわからな不穏さかな?それは本当に上手かったけども。

優香ちゃんが錦戸くんのお父さんと恋仲になり、やくざおっさんクリーニング屋の女将に許されたあたりで思った。

「あ、これミステリじゃないわ、ヒューマンドラマだわ」

それまではあれ?あれ?ってなってた。謎が浅い!話が浅い!ってなってた。

でもヒューマンドラマだと考えればなかなかに上質なのではないか

わかりやすいのは床屋の親父とクリーニング店女将さん。

受刑者気持ちがわかる親父さんはともかく、黙っていればいいのにちゃんと自分の経歴を話しけじめをつける元やくざの老人と人殺しである事を知っても自分感覚を信じて老人を受け入れる女将さんはこの話の一番の希望だなと思った。仲良くやって欲しい。

優香ちゃんもトップギアに持ってくのが早すぎてアレだけど、錦戸くんのお父さんに出会って新しい一歩を踏み出せたようだし幸せになって欲しい。あと若いお母さんがきたことで介護分担できるようになってよかったね錦戸くん。

市川美和子ちゃんはあんまり描かれてなくてよくわからないな・・・。でも子供交流もしてるみたいだし、埋めた何かから芽は出たし、心癒されてほしい。

北村一輝もなんだかんだ受け入れてくれた漁師さんとは上手くやってたんじゃないだろうか。じゃなきゃあん短期間で船を一人で使わしてもらえないよね。ただ結局悪い事をしようとしてたので不幸になったから、そこにこの映画ちょっとした説教くささを感じた。イソップ童話的な。

で、松田龍平くんだけども、彼は自分が得た穏やかな日常をあからさまに壊す人だけを殺してた。

仕事も上手くいってたんだろうな。刑務所入る前友達いなさそうな感じだったか錦戸くんが友達になってくれて嬉しかったんだろうな。

少年院も入ってたってことな青春時代も平凡ではなかっただろうし、錦戸くんという友達を得て、趣味もできて、彼女もできて、青春時代をやり直したかったんだろうな。

それを脅かす人間は即殺すってなるのがまあサイコなんだけども、逆に松田龍平くんを探すおっさんが現れなければ穏やかに過ごせたんだろうな。あのまま。

私、腐女子なので、松田龍平くんの中の優先度がどうしても錦戸くん>>>(越えられない壁)>>>木村文乃ちゃんにしか思えなくて。

「月末くんが文の事好きだって知ってたら文と付き合わなかったよ」っていうのは本心だと思うし、木村文乃ちゃんは青春をやり直すためのパーツでしかなかったんだろうなって。だって付き合うまでがマッハじゃなかった?

どっちの女も手ぇ早えな!って思ったもん。

話逸れるけど木村文乃ちゃんが錦戸くんから好意を感じ取りながらもちょっと面倒くさそうにしてたのはなんとなくわかる。ちょっとうざいよね。好意駄々漏れアピールしてくるのに決定的なこと言わない人。錦戸くん顔めっちゃいいのにそこらへんのうざさ出すの上手かったね。木村文乃ちゃんを前にした錦戸くんは最初から最後までうざかったわ。

からといってじゃあ松田龍平くんに!となるのがわからない。好みのタイプだったのかな?小さな町で色々自分の事詮索される中自分過去を知らないそういうこと詮索しない松田龍平くんに癒しを求めたのかな?んーそれにしてもマッハ過ぎた。

松田龍平くんに前科がある事を知って態度変えちゃうとこ見るとそこまで好きでもなかったのかなーって思うし、正直木村文乃ちゃんが一番謎だった。

話を戻して、前科を知った木村文乃ちゃんが態度変えたことで彼女を切り捨てて錦戸くんの元へ行った松田龍平くん。

この時彼には自分前科ものだと知ってても「友達」だと言ってくれる錦戸くんしかいなくなってしまったのかなと思うと、そして救いを求めて錦戸くんの元へ行ったのかと思うと可哀想だなって思うし、なんていうか、尊いよね。尊いわ~。

たこの後がね、前科を知ってても、そして少年院の事を知っても、自分の前で無防備に眠っちゃう錦戸くんをどういう気持ち松田龍平くんは見つめていたのかと思うとね。

無防備に寝てるってことは錦戸くんが松田龍平くんのことを、自分を脅かさな存在だと信じているからで、木村文乃ちゃんに怯えられた直後の松田龍平くんからしたらそれは本当に友達ができたと実感できる瞬間だったのではないかなあと。

うわー尊い尊いね!

そんなこんなでのろろ審判錦戸くんを誘う松田龍平くんなんだけども、沈むのはどっちだと思ってたんだろう?

沈むのは自分だと思ってたのかな。それとも自分が浮かぶと思ってたのかな。。

のろろの裁きで浮かんだなら自分は救われるだろうし、友達錦戸くんが浮かんだならそれはそれでいいし、のろろ裁きなど迷信で2人とも沈んだのならまたそれもいい、みたいな感じだったのかな。

いやもうただ無理心中たかっただけなのでは・・・。

そもそも自首して!俺待ってるから!」なんていじらしい事言う錦戸くんに対し「死刑になるだけだから」って返してたから、生き残っても生きる道がないことは分かってたみたいだし、木村文乃ちゃんに「月末くんは俺の隣で寝てるよ」って言ったりもしてたから(言ってない)、俺月末くんと死にます!って言外に宣言してたのかなとか、そう思うと一緒に死のうとしたのかなあと思った。じゃなきゃあのまま首絞めて終わるよね。

そして最後のアレね・・・。

最後に突飛過ぎてびっくりしてそれしか覚えてない映画不動の第一位模倣犯なんだけども、あれに通じるラストで、アレなかったらな~って思ったけどなかったらなかったで松田龍平くんが捕まって寂しい事になりそうだったのでまあいいのか・・・。いいのか?

(どうでもいい事だけどキングスマンの首飛ぶのとこでわ~模倣犯だ~って思ったんだけど同じように思った人他にもいるよね?)

そういえばのろろ審判の話を錦戸くんから聞いた時一緒に落ちてみない?って腕を取ったら錦戸くん冗談やめて~みたいにキャッキャしてたけど、あれにも救われたのかなあって今これ書きながら思い出した。尊い

エンドロール、海面から視点ぽかったけど、あれ誰の視点なんだろうって思うと、それだけちょっと怖かったかな。

そんなこんなで上質のヒューマンドラマでした。

予告のせいで途中まで別方向に期待してあれ?あれ?となってたので、もう一度ヒューマンドラマ、そして古き良きJUNE作品として観たいと思う。

あ、あと感想書くために思い出してると「もしかして錦戸くんが一番のサイコなんじゃ・・・」と思えてきたのでそれを確かめるためにも観たい。

これ読んで観に行こう!ってなった腐女子は、私ほとんどネタバレしちゃっているので錦戸くんと松田龍平くんの交流を事細かに見るために行って下さい。多分そうじゃないとネタバレのせいで何の新鮮味もないと思うので・・・。

逆に萌えるシーンについてはネタバレせずに置いているところもあるよ!気遣い

もっとちゃんと考察して感想書かれている方がいます

http://www.club-typhoon.com/archives/21955747.html

(勝手すみません、とてもいい記事だったので)

なるほどな!って思った。

まり錦戸くんは羊で松田龍平くんは狼だったんだな!羊と!狼!だったんだな!!って思った。

2018-01-31

anond:20180131212606

歌野晶午『葉桜の季節に君を想うということ』

テンポの良さだけで生きてるミステリだよ

2018-01-30

予告編感想

今日映画見てきた。その時に流れた予告編感想を覚えてるだけ書く。

マジで予告編しか見てないのでゆるふわ感想です。

※見に行った映画本編(新参者 加賀恭一郎 祈りの幕が落ちる時)の感想ではないです。

ラプラスの魔

原作未読だけど、東野圭吾だったら話はそこそこ面白いのかな。

でも、予告編だけで既に櫻井くんは演技きつい。学者感が全然感じられない。

櫻井くん主演の謎ディナ完走は結構苦行だったし、広瀬すずもあまり興味ないし、見ないだろうなあ…

羊の木

今回の予告編では一番面白そうだった。

増田試写会感想書いてる人もいたし気になる。見るかも。

錦戸くんはどこかバイオレンスな感じのする作品でよく見かけるな。アイドルなのに。

原作未読だけど読んどいたほうがいいのかな。

ポスタールックが愚行録とか怒りっぽい。

いぬやしき

原作未読なので面白不明だけど評判いいんだろうか。

木梨憲武さんはあまり興味わかない。佐藤健高校生はもうきついのでないか

面白そうだったらレンタルとか配信で見そう

不能犯

ミステリサスペンス好きだし、サイコ犯罪者は大好きだけどあまり面白くなさそうだぞ?

なんか…ちゃっちい感じがする。勘違いだったら申し訳ないけど

空海―KU-KAI―

今回の予告編で気になったその2。原作未読。

染谷くんに興味が無いのであまり気にしてなかったが、予告編見ると結構楽しそうなので見るかも。

日本人以外の役者中国の人なんだろうか、台湾香港韓国の人なんかもいるんだろうか

女優さんみんな美人やったなあ…

阿倍仲麻呂阿部寛がやるのはちょっとダジャレ感ある

◇のみとり侍

というか阿部寛仕事しすぎじゃない?

◇北の桜守

また阿部寛出てる…

坂道のアポロン

アニメ結構評判よさげだった記憶(見てない)

ということは内容はそんな悪くないんだろうけど…

(予告だけだけど)知念くんの演技はちょっと滑舌の怪しいジャニーズ注意報出ましたよ。大丈夫か。

なんか撮影中に事故とかあったやつだよね?大丈夫だったんだろうか。

リメンバー・ミー

国立民族学博物館でみたメキシコのカラベラ人形思い出した。あの人形可愛かったなあ。

いや、多分それがモデルなんだろうけど。

カラベラ人形モデルで言うと、グリム・ファンダンゴという海外アドベンチャーゲームおすすめです。

ペンタゴン・ペーパーズ

こういう海外の実話モデル系の映画めっちゃ見たいともならないけど作業中に見るのに結構いいので

配信にきてくれたら見る気がする

以上。また映画見たら書くかも。

2018-01-27

anond:20180125235301

ティプトリーヒューストンヒューストン聞こえるか」とか?

あとコニー・ウィリスあたりも書いてた気がするけどタイトルが思い出せない

男性死滅した地球に外宇宙から男性が戻ってきてってタイプの話だけど筋とオチが違うやつ

ライフル持ち出すのが気合入ってる感じで好きだった

少ないだけで男性存在しているけど「ようこそ女たちの国へ」も女性が作った国の話でめっちゃ面白い

ほぼハーレムラノベみたいに読める

あとはミステリだし男性も出てくるけど、妊婦だけの住む街「バルーンタウン」シリーズ元増田の案に近いかもと思った

2018-01-26

anond:20180126140834

ミステリ界隈の人がミステリばっかり書いたり、時代小説界隈の人が時代小説ばっかり書くようなもん。

2018-01-24

[]ハティ最期舞台

ティ最期舞台を読んだ。解説犯人当のミステリとしては簡単な部類かもしれないって書いてあってびびった。結構わかんなかったよ。思い返せばずばり犯人その人を描き表している部分があったけども。

大概のミステリがそうなんだけど、作中で犯人名前が確定するまで作者の手の内で踊らされる糞雑魚読者です。

さておき、本作の内容について。最近の実社会の諸問題にも結構当てはまるけど、意図しない邪悪さが大概の悲劇根底にはあるんだなあって思い知らされた。

殺されるハティは顕著だけれど、他の登場人物もそれぞれ罪深い我欲を持っている。とんでもない高校教師ピーターは言うまでもないけど、その妻のメアリにしたってもうちょっと夫婦間の接し方ってのがあるんだろうって思った。まあ介護やら仕事やらで大変なのはわかるんだけど。

この小説に登場する人物がみんな有してる罪深さって、ある種どうしようもないところに根差しているところがあるからしんみり来る。不倫問題もそうだけど、他社への無理解とか、周りを無自覚馬鹿にしているところとか、一本芯が通り過ぎている性格をしていたりとか、読んでいるとそうならざるを得ないよなあとか、そうなってしまうのもわかるわあって思わされてしまうから、一概にみんなを批判できないんだよね。

よく言えば主要人物はみんな肉付けがしっかりしているってことで、そういったどうしようもないところが人物人間らしさな人間臭さを与えているんだけど、それ故に軋轢が生じて問題に至ってしまうってのはさみしいなって思う。仕方がないことなのかもしれないし、そもそも軋轢の一切ない社会ななんてどんなデストピアだよって話なんだけど。

ただこの作品は、犯人殺人さえ犯さなければ悲劇の度合いが幾分か軽くなっていたのかもしれない。人殺しはやっぱり駄目だからね。でもなあ、ハティがとんでもない怪物から、こんな最期になるのも必然だったのかもしれない。

田舎町では異彩を放つとても賢い高校生で、他人が求めている反応をコミュニケーション最中に読み取り活用できる天性の女優なんだけど、ものすごく邪悪なんだよね。愚かだといってもいい。

自分が被っている仮面がどれだけ罪深いか最後までわかってなかったんじゃないかと思う。自覚はしていたけど、認識ちょっと甘かったんちゃうんかな。

そういったところを学べなかったこともまた悲劇なんですよねえ。デル保安官最期にいい切れ味を演出してくれました。

総じて登場人物が誰も幸せにならないミステリだった。なんて世知辛い物語なんだ。

2018-01-18

anond:20180118142653

現代ミステリしょっちゅう古典ミステリを引き合いに出すからドイルやらクリスティ作品は相当引用されてると思う

そして誰もいなくなった、とかどこにでも出てくるし

ミステリ以外の物語なら、シェイクスピアが最強。

もうちょい新しいのだと星の王子様とか、コメントにあるロボット三原則とかだな。あとハルヒか?

あと、詩集とか俳句集を書物定義に入れるならそっちも相当強そうだな

ただ最強は数学とか学術系の専門書だと思う

(追記)

読み直したら小説って書いてたか詩集以下は取り消すわ

とりあえずハムレットに一票

「ベイカー街の亡霊」ほんと大嫌い

出来のよさは確か。コナン歴代映画で、クオリティの高低でどちらといわれれば間違いなく高い。

…なんだけどそれでも言いたい。大嫌い。いっそ憎い。

「鈍感になってはいけないところで鈍感」なのと「父なる存在に裏切られた」から嫌い。


何が嫌いって…放映当時、映画館に見に行ったらそばで見ていた明らか小学生子供たちが

「あれって(親指を下に向けながら)…ってことだよなw」って言い合ってたんだけど、そこ。そういうとこだよ。あそこ。

コナンって作品自称殺人ラブコメ漫画で、

犯人が辛い動機に泣き崩れた直後に能天気ラブコメが始まったりする「鈍感力」を武器大衆向けエンタメとして上り詰めたんだけど、

その鈍感力ってのは「死の匂い」と日常を完全に切り離せる柔軟さ、及びそれによるしんどさからの開放。スーパー主人公神格を貶めない。

…って利点があるわけなんですよ。まあ狂ってるけど。

でも、良く言えば【(鈍感なまでに)超前向き】だからこそ、

殺人なんてしんどい要素を脇においたままキャラクターも魅力的に映るわけよ。


で、ベイカーなんだけど。

野沢尚先生、っていう推理小説家/脚本家さんを起用しての作品がベイカー。

仮想ゲーム体験できる「コクーン」が「ノアズ・アーク」と名乗る人工知能に占拠され、ゲームの中で子供たちは一人、また一人と倒れ…。

っていうのがまあ、あらすじ。

//推理小説家の方に関わってもらえるのが初めてで、濃厚なミステリを期待したら犯人動機部分に派手なツッコミ所があって悲しかった…のはさておき。

//「コナンは泣かない」という青山先生の決めていた不文律にあえて「諦めさせたい」と捻じ込まれたことも大分アレ。なのもさておき。


前述の、あそこ。

なんで諦めちゃうの?いやクライマックスじゃなくて!その後のあのへん。そしてあそこがあるが故に、どうしても全体に死の匂いがしみつく。

もちろん、「鈍感力」が採用されずに後味悪い話は、原作にもある。あるんだけど、あるからこそ。もう物語があったんだ。あの映画時点ですでに。

「成美さんを助けられなかった」スーパー主人公唯一の敗北のシーン。

からの、それがあるが故に「犯人を死なせてはいけない」っていうきつい主義/諦めない理由だって既にあった。

そういうコナンが。そういう主義理由を既に抱えているスーパー主人公が、あっさりバイバイってお前。

ほんと、解釈違い。ないわ~。そこ、鈍感になっちゃいけないところだから

クライマックスに関しては異論はない。そういう解釈もあるね、だ。だけどあれはない。何であれ通したの監督…!誰か止めてよあそこ!


あともういっこ。

「父なる存在に裏切られた」は野沢先生があの映画の父だったからです。

コナンは息子も見ている。だから父として書いた」って先生自身も語っていたから。

からコナンには、諦めてほしくなかった。だから訃報に「助けられなかった」って思ってしまった。

鈍感なコナン世界に死の匂いを持ち込み、物語を持っているコナン自分物語押し付け

あげくスーパー主人公コナンが、その死の匂いを鑑賞当時から嫌った私が、助けられなかった。それってぜんぜん、息子さんのためなんかじゃなかった。

から大嫌いです。

クオリティがどんなに高かろうが。子供向けとは思えない面白さだろうが。

その名前をみるたびに毎回、その痛みと腹立たしさを抱えながら先生黙祷を捧げています。大好きな名探偵コナンという作品なのに。本当に嫌い。


※そんな「名探偵コナン ベイカー街の亡霊」は2/9金曜ロードショー放送らしいです。

みんな見るがいいよ!クオリティは間違いなく高いから見ている間は絶対面白いと思うよ!

※※(追記)トレンドワードを目にして、好意的ツイートの多さから反射的においおい待てよと長文つづってしまったけど、

初期担当こだま監督への敬意と20年来のコナンファン心理故に「見てほしい」って気持ちも少なからずあるのでその意味では宣伝ですよ。

こじらせたオタクである私はあれを嫌いだけどコナンは好きだし、面白いし。私はそうでも貴方が嫌いになるとも思えないから。ぜひ見てね。

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◆2/9追記。


放送終わったようなので書き足します。

なお、これはこじらせたオタクである個人の感想で、具体的に作品否定をするものではありません。作品自体はよい作品だし、こだま監督演出大好きです。青山先生発案の哀ちゃんが消えるシーンの台詞や、同じく青山先生発案のラスト近くの優作さんとコナンの分かり合ってる姿を見せる(原作本来に近いマイクロフト&ホームズ関係を思わせる)会話も大好きです。あとあの頃のキャラデザも好き。

以下、「ベイカー街の亡霊」ネタバレ



前述の「あそこ」とは物語の終わり近くにノアズ・アークが姿を現して、コナンと語るシーンです。

ノアズ・アークが役目を終えたと語ったのをコナンが見送ってしまうのが、私は嫌でした。スーパー主人公で自らを省みず誰かを救い続けてきたコナンが、いわばその死を選ぶ姿をすんなりと認めてしまうのが、大嫌いです。上ではぐだぐだと理由つけましたがそれだけの話です。

ロキくんの生み出した電子プログラムであっても。役目を終えたと語るだけで、誰に消去されるわけでもないのに。しか本来未来を持つはずの子供(の姿)なのに。流れとしてはさらりとしていても、見逃すかたちになっているのが嫌です。

冒頭で子供自殺することに関しては、きついし名探偵コナンらしくはないけど今回はそういう物語なんだなと思えても。そこは私の中で受け入れられませんでした。

推理小説家にコナンを描いてもらった」という、今までにない外部の介入を語る当時の宣伝が後押しした部分もあります


あとは極めて個人的な話です。

映画を見た後、当時私はその嫌いであることを二次創作にして自分の中で消化させようとしました。

探偵団の活躍も入れたいだとか。本物の諸星くんも参加させたいとか。せっかくバーチャルなんだから遺伝子情報で調べた新一の姿への変身あってもよかったよねとか。色々妄想も入っていましたが一番描きたかったのは「ノアズ・アークコナンと仲間に諭されて、(ラストの状況からさらに)生きることを選ぶ物語」でした。

映画の展開を嫌いだと思えばこそ熱意をこめて書きました。が、結局未完成のままでどこにも公開はしませんでした。

そして、映画から二年後。脚本を書いた野沢尚先生がお亡くなりになりました。

自殺だと報じられました。


未完成二次創作を読みかえしながら、私は泣きました。ばかばかしい話ですが、野沢先生と共にもう二度と、映画の中のノアズ・アークのことも救えなくなったと感じました。

そして「息子と父親関係性を描きたい」「自分にも子供いるから」というパンフレットでの野沢先生言葉を思い出して恨み、怒りました。

青山先生の「コナンは泣かないんです」という設定と交渉して、クライマックスに「コナンがあきらめたとき、現れる父親」を描写し。私が嫌った「主人公があっさりと死を選ぶことを認める」描写を描いたそのひとは。子がいるのに自殺した親になってしまった。

作者と作品を過剰に結びつけるのも、たった一作品を見て作者のパーソナルな面を診断するのも傲慢だとはわかっています

でも脚本家のそのひとの死は映画自体関係のない話であっても、私が嫌悪した部分を濃厚に想起させられて、ひどく納得もして、だからこそ悔しかったし、そのとき私はひどく嫌悪しました。

喪失感のある作品だと気づいていて、書こうとしていたのにそのまま失った。今でも「ベイカー」の名前を聞くたびにあふれる喪失感を思い出すし、「コナン」という作品が大好きな分、苛立ちが沸きます

あの映画を好きな話に推してる方、気を悪くしたらごめんなさい。映画関係のない部分のしかも関係のない否定でごめんなさい。

なお、嫌いが高じて私はおよそ十年ぐらいベイカー自体、見ていません。今日も見ていません。実際のシーンが思うものと違っていて全く喪失を感じさせない可能性も高いです。そうだったら笑ってください。むしろ元気に旅立っていたと言ってほしいです。


ただまあ今回、吐き出しをほかの方に見て頂いて考えました。

…これ自体、割と二次創作じゃないか電子の海にこの気持ちを放り投げるのは、まるで物語にも沿っていて、少なくとも当時の私の悔恨ぐらいは完結できるのかもしれないなと。


なのでこの場をお借りして、改めてお悔やみを申し上げます

今に通じる最先端を見通した慧眼をもった方が亡くなられたことを。ひとりの親である方が死を選んだことを。諦めを知る主人公を描くことのできる、生きる苦しみも知っている方を。面白い作品を私の好きな作品書き下ろしてくれた野沢尚先生を、失ったことを悔やみ、悲しく思います

貴方に生きていてほしかった。同列に並べて失礼ですが、未来への船と名づけられたはずのノアズ・アークにも、ヒロキくんにも生きていてほしかった。死を選ばずにいてほしかった。本当に。

こんな私の個人の恨みに関係なく、野沢先生が安らかにあることをお祈りします。


R.I.P.


※ググったらこんな駄文より千倍読むべきな、ご本人様を知る方のプロ文章による語りが出てきたのでついでに貼っておきます

ほぼ日新聞】『ぼくは見ておこう』松原耕二の、ライフライブラリーhttps://www.1101.com/watch/2005-02-08.html

anond:20180118142653

小説から慣用句になった言葉が一番多いのは?って設問ならどっかにまとめられていそうだが。

 

小説引用されてる小説で一番多いのは?というジャンルかと思った。ミステリの章ごとの扉ページにある謎のオサレ引用文に使われた小説ランキングとか

anond:20180117163500

ああー。返信含め全文読んでなんとなくわかったような気がするけど、自分の中の「面白い」の定義が狭くて、相手もその定義で使ってると考えていて、だから必要以上にバイアスがかかっちゃうってこと?なの?

例えば増田自身ストーリーに興味があるタイプで、これ面白いよってすすめられたら(大体ひとが面白いと思うストーリーがわかるから)台無しだって思うってこと?

でも、実際は面白いって言葉もっと広い意味で使われてて、逆に増田のようなバイアスがかかるものじゃないと思うけどなあ。

例えばジャニ好きのひとが言う面白い映画って、推しメンがたくさん映ってたとかそういう意味だったりするし、ミリオタとか鉄道オタとかもそうだし、特にオタクじゃない普通の人でも結局は個人の好みなので同じ。

普通自分の好きなものを「面白い」と表現するだけで、別にストーリーがとか描写がとか言わないから、逆に増田的にはノーカンなんじゃないかなあって気がするけど。他人面白いと思うもの増田面白いものなわけじゃないんだし。

ホラー映画ファンなら、ロメゾンビ絶望感とか悪魔のいけにえ狂気とか、人体破壊とか不快感とか暴力描写とか、一般的にはネガティヴしかないものを「面白い」と言うし。具体的な箇所を言うとネタバレになるから、ただ面白いよって勧める場合もある。

で、つまらない作品オススメしろって話になってくると、それはオススメ大前提が崩れるので意味がない気がする。それはもう目隠しして探せば?って感じでは。

オススメって、結局勧めてくれた人との交流が前提とか目的にあるわけで、だから面白いよ(自分が好きだと思ったものを友人と共有したい)」という文句になる。だけど、増田文章を読んでると作品自分との関係を一番に考えてるからオススメ文化のものが向いてないってこともあると思うんだけど。

それでも交流もしたいんなら、面白さとかじゃなくて今月読んだ作品友達に聞くとか。

「「何か面白いやつ教えて」と聞いてくるやつには自分面白いと思うものを教えてやればいい」って書いてるように、逆に面白い不明ものオススメされたいなら、自分からそうやって工夫して聞くしかない。果たしてそれに意味があるのかわからないけど。。

またあえて「面白くない作品」を聞いた方が、面白い面白くないかの期待と不安のドキドキ感は逆に高まる気がする。あんまそういうことしてると友達減りそうだけど。

あとは、当たり外れも欲しいけどなるべく質を高めて外れの確率を小さくしたいなら、機械的に名作を選べばいい気がする。

名作とされる作品って時代遅れだったり難しかったり逆に簡単だったり皆が見て面白いわけじゃないし、名作である理由も技巧とか思想とか時代性とか歴史とか、ちゃんと勉強しないとわからない面倒くさい部分も多いから、当たり外れはよくある。でも読んでる人口とか話題に上る確率は高いから、他人と共有もしやすいと思う。

でも名作だと「以前にどこかで話題になっていたことがすでにバイアス」とまで考えるなら、やっぱりランダムに探すしかない。

そうなってくると「自分名前を知っている作品は全て内容に対して余計なバイアスがかかっている」から未知の作品しか読まない、とかいうことになりそうだけど。

あと、結局作品との関わりを何が何でも大事にするなら、友人とかとそのジャンルについて話すのはやめた方がいいよ。うっかりネタバレとか変な対抗意識が生まれたりとかは絶対あるし。

終わりにとりあえず、あえてミステリオススメ

13階段高野和明

ミスターメルセデススティーブン・キング

「折れた竜骨米澤穂信

「死の接吻アイラ・レヴィン

五色沼黄緑館藍紫館多重殺人倉阪鬼一郎

星を継ぐもの」J・P・ホーガン

本陣殺人事件横溝正史

エジプト十字架秘密エラリー・クイーン

「葉桜の季節に君を想うということ」歌野晶午

「その女アレックスピエールルメートル

小説の話かと思ったけど映画の話もしてるっぽいので

最後まで行く」

羅生門

「L.A. コンフィデンシャル」

アフタースクール

情婦

八つ墓村

トールマン

告白

手紙は憶えている

双生児

2017-12-25

決算2017年ソシャゲ課金について

977,880円

お分りいただけるだろうか。

これは、2017年1月1日から同年12月24日までの期間、わたしが『Fate/Grand Order』『あんさんぶるスターズ!』『メルクストーリア』に課金した総額です。

……しめて、きゅうじゅうななまんななせんはっぴゃくはちじゅうえん……!!!

最近、100万円あってもなにしたらいいかからない若者〜の話題タイムラインを過ぎった気がしましたが、わたしは既にほぼ使い果たしていました。

残額22,120円でなにができるかな?(貯金してください)

先ほど3タイトルゲームを挙げましたが、各ゲームへの課金内訳は以下のとおりです。

Fate/Grand Order(以下FGO)

498,580円

あんさんぶるスターズ!(以下あんスタ)

399,060円

メルクストーリア(以下メルスト )

80,240円

メルストを始めたのは9月のあんスタとのコラボ期間なので、額としては抑えられています。抑えられて……、いるのか……?(比較問題です)

続いて、最高課金月について見ていきます

FGOは8月の104,200円。これは『シャーロック・ホームズピックアップ召喚』で宝具MAXしたせいです。シャーロキアンシャーロック・ホームズの由緒正しきファンのこと)ではないのですが、一介のミステリ読みなので引かずにはいられませんでした。

あんスタは2月の86,640円。復刻された『対決!華麗なる怪盗vs.探偵団』のストーリーを読んで沼に足を取られ5日で全ボーナス分走りきるという謎の行為をしたあげく、勢いで節分祭を走ったのが原因。なぜそんなことをしたのか(復刻イベントは15日間かけて走ることのできるシステムです)。それに加えて育成もままなっていないユニットであの地獄ボーダー節分祭に挑んでいたのも理由かと。

メルストは9月の34,000円。すべてはKnightsを勢揃いさせたかったがため……。瀬名泉が全ッ然出なかったんですよ……!!(最後には来ました)

かにも課金額の高い月があるので補足していきますと、FGOについては2-3月にかけての『新宿アーチャーピックアップ召喚』(新茶は来ました)に合わせて74,000円、5月の『Fate/EXTRA CCCスペシャルイベントピックアップ』(メルトリリスは来ませんでした)に40,600円、7月中旬にあったFGO THE STAGE公演記念(ランスロットが来ました)に91,100円つぎ込んでぶん回したようです。あとは9月の『1000万DL記念ピックアップ』(マーリンが来ました!!!)に77,160円……マーリン目当てでした。出るまで回せばピックアップ確率100%を地でいくのはそろそろやめようね……?

続いてあんスタについて。5月に50,400円と多いのは推し・真白友也くんの星5ランキングボーナスイベント『なりきれ!灰かぶりの大舞台』を走ったせいですね。9月の44,800円は『スカウト!ショウタイム』のせいです。日々樹渉が欲しかったんだもの……。そして12月の32,800円は『スカウト!ウィンターサンタ』のせいです。友也サンタが……、なかなか出てくれなくて……。

メルクストーリアで11月にまたドカンと32,720円課金しているのは、アロロアさんがほしかったせいです。西部Ⅱ、初めて月初から参加したイベントだったし……! ほしくて……! 毎月イベント星5ほしがってたら課金がとまりませんよ! 来月は気をつけます。

ざっとこんなものでしょうか。

2016年までは微課金ユーザーだったと記憶にあります。というかほぼしてなかったはず……。ソシャゲ自体、たまにデレステを叩いたりあんスタの推しスカウトチャレンジしてみたりする程度でした。

きっかけはやっぱりあんスタの探偵怪盗復刻で友也くんと渉にハマり、現役プロデューサーと化してしまたことと、2016年末にFGOの最終章で盛り上がっているのに興味を持ってアプリダウンロードたことでしょうか。

ほんと……、同時にやることじゃないんですよね! しかし今では三足の草鞋なので何とも言えない……。メルストもあんタコラボだけフワッとやるつもりが、順調にズブズブハマっているところです。

課金の方法について、初夏の灰かぶりイベントのあとに反省し、課金の際の指紋認証をやめにしてパスワード入力式に切り替えたのですが、パスワードを入れる間に頭が冷えるようになるかと思いきや、パスワード入力速度が上がっただけでした。

さらに夏のホームズピックアップ大規模課金のあとにやってきたクレジットカードの明細を見たときに、また一度反省して今度はiTunes Storeクレカ連携を切ったのですが、たしか秋のマーリンピックアップときに、iTunesカードなんか買いに走っていられるか! 何回回せばマーリンが来るのかわからないのに! とまた連携を復活させてしまって今もそのままです(現状)。指紋認証までは解禁してません。しかしそれが一体どれだけの抑止力になるというのか……。

さて――、ここから反省研究ですが、先ほどの「何回回せばマーリンが来るのかわからないのに!(だから前もってコンビニで予測を立ててiTunesカードなんか買っていられない!)」という叫びは、ここまで課金をしてしまった一つの心理を表していると思います

召喚スカウトに限らずガチャを回すとき、「特定金額の課金の中でほしいものが手に入るか」ではなく「ほしいものが手に入るまでいくら課金すればよいか」という認識の中に自分を置いているということです。この違いは大きい……。

特定金額の課金が前提の場合、課金額抑制がききますが、ほしいものを手に入れることが前提の場合、ひたすら課金額は増えていきます。当然なんですけどね。

※追記a ただし生計に圧迫のない程度、というストッパーはかかるので、5月にメルトリリスが出なかったように課金の上限はあります

クレカ決済という目の行き届かないところでの支出であるというのもまた、この後者認識を助けている気がします。ほしいものが出なければ、またゲーム内のショップに行きパスワード入力すればよい、というその気軽さが課金を容易にし、ひたすらガチャを回させてしまう……。コンビニに行き現金を出しiTunesカードを買うという手間が全くないので、それはとてもお手軽なわけです。

そしてそして、がらっと巻いて結論として、私はこの1年間のソシャゲへの課金をやや反省するところはあれど肯定したいと思います

だってどのイベントも楽しかったし、どのキャラクターも素敵だった!!! あらゆるストーリーにわくわくして、ひとつひとつ感情エピソードに心を動かされました。

FGO運営、あんスタ運営、メルスト運営の皆さん本当にありがとうございました。私の課金は微々たるものなのかそれなりのものなのかいまいちよくわかりませんが(だってあんスタ 課金」で検索すると400万って出てくるんですよ)どんな額であれ、無課金ユーザーであれ、今プレイしているということで、プレイヤーの誰もがそのゲームに関われていると思うので、運営側の人たちには、2018年以降も面白く素敵なゲームを作っていってほしいなと心から思っています

来年抱負として、私は電子書籍をのびのび読むためのタブレット端末と、あと一眼レフがほしいので(あと海外旅行に行きたいので!)そのへん考慮して今年の課金より少なめに課金してソシャゲは楽しんで行きたいと思います!!!

さて、長々としたものをお読みいただきまことありがとうございました。

それでは皆さま、楽しく無理のない課金・無課金ライフ!!!

※追記b この記事を書いた25日の深夜にFGO新章プロローグが始まり、ほくほくしています。最高ですね! FateシリーズにはFate/Zeroから入った人間かつ、リアタイでメインストリーに乗れるのが初めてなマスターなので、気が狂いそうにわくわくしています

※追記c 決算が出たからはてな匿名ダイアリーにでも投げておくか、すぐに流れて消え去るだろうな、くらいの気持ちで書いた記事だったので、こんなにさまざまに言及されて驚いています賛否両論ですね(エゴサーチしていたらはちま起稿にも流れていてさらに驚きました。原稿料くださいな)

コメントブコメざっと読んで、気になった箇所について以下に書きました。ふーんと眺めていただければ幸いです。

・「年収によると思います」おっしゃる通りですね。あからさまに書きたくないのでふわっと書くと、去年までの貯金を崩すには至りませんでしたが、今年はあんまり貯金できませんでした。という程度の影響でした。

・「課金額を記録できる人でもこんなに課金するんですね」記録というよりは、ファイリングしてあったクレカ明細からゲームの課金単価をピックアップしました。なので、記事では月間額で大雑把にみていますが、エクセル上では日にちごとのデータがあります

・「課金して入手した鯖を育成できてる?」ホームズには聖杯をあげています新茶は最終再臨で、マーリンは素材不足のため最終再臨にはまだ至らず。その後に呼んだアビゲイルが先に最終に行ってしまいました。どの鯖もスキルマは遠いです。ランスロットはごめんなさい、両儀式セイバーが好きで使ってしまうあまりセイバー枠がほとんど育成できてないのです(FGO舞台観た後にベディヴィエールは金枠にしました)

・「Fate原作やってるの?」Zeroアニメ小説以外はUBWアニメしか見ていません。先述のように両儀式さんにお世話になっているので、まず何か手を出すなら『空の境界』を読みたいです。それから三田先生事件簿も気になる……。積み本を消化しつつ入手のタイミングを探ります

・「結城先生ストのときの課金が多いですね」まずコメントにあるように、探偵怪盗とダンスフロア日日日先生なので置いておきますね。灰かぶりに関しては結城先生ストでほぼコメディだったのですが、演劇部日常が見られたのと、渉と友也の探偵怪盗に至る文脈に則った雰囲気の会話が楽しめたので満足していますコメディの中のわずかなシリアス結構いいんじゃないでしょうか。ただ推しシリアスストは日日日先生で読みたい気持ちはわかりますチェックメイトは最高でしたね……。あとそういえば今年は復刻エレメントも走ったのでそれに課金を底上げされていると思います

・「サンタ友也無課金で二枚きました」うらやましい! おめでとうございました!

・「100万円使おうと思って使ったならいいんだけど、実際には「払えた」金額たまたま100万円だったんでしょ?」その通りですね。毎月使える額の雰囲気を探りつつ使っていたらこの合計になっていたという感じです。

・「ソシャゲしてなかったら何に使ってた?」もう少し自重せず、週末旅行の回数を増やしてたかも。あと今は積み本があるから本を買うのを抑えめにしていますが、ソシャゲしてなかったら抑制なく本を買いまくっていたかもしれません。それで差額がもし出たら貯金してたかな……。

・「ゲームに費やす時間は?」イベント時でなければ1日1時間程度。あんスタの推しイベなら期間中平日1日4時間くらいでしょうか。メルストのレイイベントは土日に家事の片手間に走り切りました。FGOはクリスマスイベントときやっぱり平日1日4時間くらいかな……。

・「手元に残らない趣味ですね。旅行とか食事みたいな」そうですね。旅行も食事も好きですが、ソシャゲもそうなのかな……。体験型といえばそうなのかも? 趣味の一つに同人誌製作があるので、ソシャゲプレイするのは資料という側面もあります

・「友也くんかわいいよね」かわいいですね! 薔薇十字も灰かぶりも、女装してるとき笑ってないのが好きです。

・「ブログに書いてアフィで稼げばよかったのに」書き捨ての気持ちで書いたので、こんなに読まれるとは思っていなかったんですよね……。

・「わたしは無課金で公式設定集などにお金を落としていますあんスタもメルストも、OVWが充実していて嬉しいですよね。わたしも持ってます

・「わたしもFGOイベントリアタイ初めてです」やったー! 楽しみですよね。大晦日が待ち遠しい!

以上、気になったコメントについて相槌を打ってみました。お読みいただきありがとうございます。それではおやすみなさい。

2017-12-22

anond:20171222005318

ちょっと面白いぞ!!

その調子ミステリこしらえてくれ!!

でもきっと岸を自爆に追い込むために、公開しようと思ってるんですなよよよ~~んって思わせぶりなこと言って、ミスリードした!!みたいなこともあるかもしれない

2017-12-10

何書いたのかと思ったら別に問題ないじゃん?

https://anond.hatelabo.jp/20171210071848

ミステリしろ漫画しろ、毎年出てるすごいシリーズ自分の好みとことごとく合わなくて、結局本屋での出会いガチャ運に頼りつつ地道に読み漁って自分の好みに合うものを見つけるしかないというふつう結論に達した。

ネット界隈で声の大きい人たちに人気のものも好みに合わないことが多いけど、うっかり自分には合わないみたいなこと言うと、あの面白さがわからないおまえはバカだのクズだの脈絡のない人格攻撃を何度もされた経験から、こういうのが好き、と自分好き嫌いを具体的にいうのも避けるようになったなあ。

ぼっちからリアルで話す人はいないし、感想を溜め込んだまま死ぬ

おまえ、まだ生きてるだろ?ってことは殺されたわけじゃないだろ?口で何言われてもピンピン=平気だろ?

他人の戯言なんて気にすんな。自分存在価値自分が決めればいい。他人価値観に合わせて生きる必要はないさ。

2017-12-01

[]12月1日

○朝食:おにぎりカニカマベーコン、シャケいくら

○昼食:おにぎりカニカマベーコンベーコン)、唐揚げ

○夕食:ご飯、納豆(一つ)、卵、大根水菜サラダ、しゅうまい

○間食:みかん二つ、サプリメントマルチビタミンミネラル)二粒

調子

はややー。

今週は仕事が割と忙しくて大変だったので、ヘトヘトです。

そのせいか今日ゲームよりも、小説の気分でした。

今日読んだのは、今村昌弘の「屍人荘の殺人」というミステリ

とある特殊な設定のシチュエーションでの殺人事件を描いていて、

こういうミステリなのに、現実世界準拠していない設定が出てくる作品大好きなんですよね。


3DS

ポケとる

月初チャレンジ最後までと、イベントニャース攻略

うーむ、飽きてきた。

また少し距離を置こうかなあ。

iPhone

コマスター

タイムトレボを開ける程度にはプレイ

ジムMP3スイクン蹂躙されるだけの簡単ゲームなので諦めた。

2017-11-28

愚者あほ)が出てくる、村外(とかい)‪が見える

愚者あほ)が出てくる、村外(とかい)が見える――『屍人荘の殺人批判に答える

28鮎川哲也賞を受賞した今村昌弘『屍人荘の殺人』が話題になっている。私も読んだ。

夏休み大学生たちが山荘を訪れて、その場が閉鎖状況となって連続殺人に発展するという、設定だけなら片手で数えられる以上の似た作品諳んじることができよう。

しかし、本作はその閉鎖状況の構成要因が変わっている。それが閉鎖状況下で発生する第一の(一見平凡な)密室殺人や第二の殺人を、この状況下「だからこそ」の、より不可解な謎を生じさせている。

(余談になるが、この構成要素に関して、小説の興趣を削ぐから箝口令を敷く空気が流れているが、要素そのもの真相でもなく、そこから推理小説としての面白みに繋がるわけだから、過敏になる心証がよくわからない。だって、みんな有栖川有栖月光ゲーム』の内容紹介に火山噴火のことが書いてあるからって怒らないでしょう?)

そして、謎解きの段に於いても、用意された設定が存分に活かされたうえで意外性のある真相へ導かれていくのだから新人デビュー作としては文句のない出来だ。

選考委員の一人である北村薫氏が選評でも書いているように、年末ミステリランキングにもランクインすることだろう。江戸川乱歩賞受賞作が出なかった2017年に至っては最大の新人である。票が集まる可能性は高い。

なお、これより先の文章は『屍人荘の殺人』の結末に言及することになる。よって未読の方は注意されたい。そうは言うもの作品分析とは違うので、そういうものをお望みの方には本文章無用である。ほかの小説評論を読んでいるほうが、よほど有意義時間の使い方というものだろう。本格的な『屍人荘の殺人』論は私も読みたいので、その仕事はほかの方にお任せしたい。

それでは本題にはいろうと思う。

あらゆる作品に言えることだが、普段そのジャンルの読者を標榜する輩が仲間内で褒めているうちは、実際の読者数はそんなに多くないというのが常だ(そういう輩は自分の村の外には碌に目を向けられない田舎者で、声だけは無駄におおきい)。

一方そういったジャンル読者のなかから以下のような記事(詳細はリンク参照)を書く者が現れ始めると事態は変わってくる。田舎者批判するのは他所者と相場で決まっている。つまり、彼らの仲間以外の人々がその作品について(読んで)語っていて、その感想へのカウンターとして下記のような記事は生まれてくる。これはより多くの読者を獲得しつつある、要は売れる兆しと言える。


藍川陸里「『屍人荘の殺人』を読んで16の疑問」(補遺の坂)

http://rikuriaikawa.blog.fc2.com/blog-entry-28.html


本人のtwitterを拝見する限り、文学フリマでは200頁超のミステリ評論頒布したらしい。熱心な書き手である。残念なことに自分ミステリ評論のほうは手に入れていないのだが、それほどの分量なのだから、すくなくとも労作であることは間違いないだろう。

もし、そのミステリ評論も先に紹介した記事と同程度の読みの確度であるなら、物を書くことに徒に時間を浪費するより、余生は別の趣味を見付けることをお勧めしたい。

読者の疑問に対して、作者が答えられる機会はそう多くない。作者一人に対して読者は数千数万といるわけだし、アホな質問にいちいち答えられるほど作者も暇ではない。

なので、ここでは氏の疑問に対して僭越ながら自分が答えたいと思う。

もちろん私は『屍人荘の殺人』の作者ではない。ましてや作者の知人でも、インタビューして伺ったわけでもないので、あくまで氏と同じ読者の立場から作者の意図を拾って回答するかたちとなる。ここでの回答が作者の望むものとは同じでないことは(こんなこと本来は言うまでもないことだが)留意してほしい。

「『屍人荘の殺人』を読んで16の疑問」という記事を書いた藍川陸里氏は、冒頭を読む限りでは、まず『屍人荘の殺人』が「過剰に絶賛されて」いる状況に疑問を持っている。本作が完成度以上の賛辞を得ている点には、私も反論はしない(とはいえ、その現象に対して私が差し挟む疑問や意見もない)。氏は本作に関して「さすがに不備が多すぎるんじゃないか」と、本人曰く「辛口レビュー」を展開している。

しかし「レビュー」とは言ったものの、「手落ち感のあった16の箇所」を列挙しているだけなので、いわゆる書評体裁からは程遠い。「手落ち感」という予防線を張った書き方も気になるが(明確に「手落ち」と言えるのであれば手落ちと書けばいい。取って付けたようにオブラートに包むことで批判を「雰囲気」に回収して最初から退路を用意する書き方は、物を書く(それによって批判する)者のスタンスとしては最低である)、ここは氏のやり方に倣って自分も箇条書きにて回答したい。

念のためもう一度注意を促すが、これより先の文章は明確に『屍人荘の殺人』の結末に言及することになる。よって未読の方は、このくだらない文章を読む前に、興味があるなら作品を読むことをお勧めする。世評や他人感想ばかり集めて読んだ気になるのは、読書於いて最大の愚行である


1.登場人物ゾンビへの対応

……登場人物のひとりが話す(映画における)ゾンビの特徴を実際に発生したゾンビに当て嵌めて話を進めるのは納得いかない、と氏は批判している。しかし、謎解きの道具である特殊設定(現実では有り得ない設定)の説明に筆を割けば割くほど、物語における主従が逆転して本末転倒になっていく。氏の指摘は尤もだが、これは特殊設定を活かしたミステリ全般が孕む問題であり、本作に限ったものではない。ほかにもそういう作品があるから本作でも問題にならないというわけでは勿論ない(こういった問題クリアしている作品もちゃんとある)。本作はミステリ研究会の会員が作中でミステリについて言及するなど「お約束」を踏まえた舞台づくりになっていて、更にそこに加えられた異常な状況を、ゾンビ映画の「お約束」で説明している構図になっている。自己言及的なこういう遊びは、すれっからしのマニアもにやりとさせるためのサービスなのだと考える方が多少は面白く読めるというものだ。読書はすこしでも楽しい方がいい。

当該記事のなかでは数少ないまともな指摘なので、あまり長くなっても仕方ない。ここで止めておこう。

2.推理をせずに自白に頼るのはミステリとしてどうか

……記事から引用しよう。「‪第一殺人ではゾンビがなぜ部屋から消えたのかは犯人から自白によって落下したということが明らかになるけれども、さすがにそこは落下したという証拠を元に推理をして探偵が独力で辿りついて欲しかった‬」

端的に言って、この指摘は誤りである。まず、犯人指摘より前の段階、第一殺人真相が明かされた直後に探偵役は「詳しい状況はわかりませんが」という留保のうえで、「星川さんは進藤さんと揉み合いになり、手すりを越えて下へと転落したのでしょう」と推理している(267頁2-3行目)。この推理は厳密には真相と異なるが、星川麗花(ゾンビ)の落下に関しては自白の前に既に推理が為されている。何より、第一殺人直後の現場検証於いてベランダの窓は外に向かって開け放たれ、足跡というほど明確な形ではないが何者かが歩いたような血の跡がベランダの外へと続き、手すりにもべったりと付いていた」と手掛かりまで書かれている。

また、この項目のなかでは「最後犯人を指摘する際、葉山か静原のどちらかが犯人だというところまで来て、結局しズはら自白により犯人が決定したのも手落ち感があります。この腐対rのどちらが犯人なのかという所はちゃんと推理で絞って欲しかったです」と指摘が続く(誤字まで原文ママ)。

かに解決編では犯人が自ら名乗り出る。

しかし、これに関しても、用心深い読者なら頁を遡って「彼女に見送られて俺は部屋に戻り」(191頁8行目)という記述を見付けたことだろう。この記述から最後に自室に戻った人物(=犯人)が静原美冬であることは明白である。語り手の意図によって一部欠落した記述はあるが、彼は嘘はついていないので、上記の箇所も手掛かりとしては有効だ。ここまで親切に手掛かりが用意されてあるにも関わらず、確認もせずに批判する人間がいるとは思えない。もし確認したうえで上記のような批判を出しているのであれば、氏は真に恐ろしい書き手である

3.ホワイダニット真相

‪……探偵役が提示した「全員が死ぬか生きるかという追い詰められた状況で、わざわざ密室の中の進藤さんを殺す必要があるのか」(142頁6-7行目)という謎の提示に対して、氏は「その真相が「こんな状況じゃなくても元から殺す予定だった」っていうのはさすがにしょぼすぎる」と批判しているが、これも正しくはない。‬

‪まず、第一殺人(進藤殺し)の犯人は「元から殺すつもりだった」(290頁16行目)静原ではなく、ゾンビとなった星川である。よって静原の動機は、ここでは本来関係ない。‬

‪また、第一殺人における眼目は「なぜ殺したのか?」に見せかけた「誰が殺したのか?」である犯人人間ではないという真相が明かされることによって「なぜ殺したのか?」も明らかになる。明かされる事件の構図から考えても、「動機がしょぼい」という批判的外れしか言いようがない。‬

4.1つめの殺人推理ロジック

……「‪推理根拠となったのがただ1つ「布団の裏側に血がついていた」というものだけ」とのことだが、2.の回答でも書いた通り、そんなわけがない。‬

そもそも、この疑問自体ほとんど2.の重複で、さして意味のないものである。きっとこの項の手前で氏は一度記事を書くのを中断したのだろう。途中まで書いた内容を忘れて、同じ疑問を書いてしまったに違いない。‬

5.1つめの殺人の顔が食べられた謎‬

‪……このあたりから、箇条書きの見出し日本語が怪しくなってくる(係りが不明である)。‬

‪進藤の顔がゾンビとなった星川に「噛みちぎられた」理由解決編で犯人が話している通り「星川さんに口づけをした」からである(292頁14-15行目)。氏は本当に解決編を読んだのだろうか。‬

6.推理が始まってから証拠が出てくる

……この項にいたっては、該当頁の典拠さえ誤っている。他人文章をあげつらう労力の何割かを自分文章に向けることをお勧めする。

7.登場人物名前をゴロ合わせで覚えやすくしているけれども意味がない。

……難癖以上のものではない。

8.キャラの書き方が雑すぎる

……言い方を変えてはいるが、新本格に対する「人間が描けていない」という批判と何が違うのか。ここで繰り返すのも馬鹿らしいことではあるが、謎解きを主軸に据えたパズルストーリイに対して、心理描写多寡をあげつらうのは的外れも甚だしい。こういう時に出てくる「深み」という言葉は、どうしてこれほどまでに浅薄に聞こえるのだろう。

9.音楽伏線の回収は面白かったけれども、伝聞であるのが良くない。

……このあたりから作品評を離れて、遂に難癖をつけること自体目的となってくる。氏によれば、探偵役とワトソン役が体験した以外に集めた手掛かりはぜんぶ信憑性はないそうだ。それでは、探偵役が証言を集める事自体意味はなく、安楽椅子探偵は頭から存在否定されることとなる。

10.最初ワトソン役の推理ものすごく適当推理をする意味が分からない‬

‪……氏曰く「偽の推理をさせる場合は最低限納得できるものにしてほしい」とのことだが、こういうのは可能性の消去であって、推理於いては当たり前の手順である。‬

11.犯人メタ読みできる

……だから、どうしたというのだろう。

読者を驚かせることが推理小説第一義でない以上、犯人の予想がつくことは瑕疵とはなり得ない。

何よりメタ読みは推理でもなんでもないので、それで犯人がわかることを殊更に主張する真意がわからない。

12.叙述トリックが地味すぎる

……叙述トリックが本筋でないことは誰が読んでも明らかだ。これもまた的外れ批判である

13.探偵心理が異常

……「――あげない」

強い口調。

「彼は、私のワトソンだ」(302頁15-18行目)

この箇所にすべてが書かれてある。氏が、こういうロマンティシズムに感興の湧かないひとなのだと思うだけである

14.‪3つめの殺人の毒の入手方法面白かった。けれども、毒を仕掛ける部分の描写がさすがに不足している‬

‪……これ程までに作者に説明強要する理由がわからない。‬

から十まで書かれていないと理解できないのだろうか。書いてあることも理解できていないのだから、仕方ないのかもしれない。

15.屋上まで逃げた時に、丁度ヘリコプターが来るのはさすがにずるい‬

……「救助のヘリが現れたのはそれから時間後」である(303頁18行目)。

何がずるいのかさっぱりわからない。

それでは、何時間後にヘリコプターが現れるのが現実的だというのかご教示いただきたい。

16.文章は読みやすいけれども、引っ張ってくれない‬

……読みやすさは、ひとつ美徳である。「引っ張ってくれない」と作者の「もてなし」を求めるのは、「お客様神様だ」と宣うことと何が違うのか。こういう考えを抱く読者が改心することを願って已まない。


ここまで氏が指摘した「手落ち感のあった16の箇所」に対して回答したが、その後も熱心に指摘が書き連ねられている。

それらのひとつひとつに付き合う程私も暇ではないが、看過できない指摘もある。

例えば、以下のようなものである

‪「選評で北村薫が「奇想と本格ミステリの融合」と評しているのだけれども、ただゾンビを出しているだけだと思います。化け物が出てくれば何でも奇想とするのはさすがにどうかとは思いました」‬

‪……恐ろしい。とうとう選考委員北村薫氏まで批判対象となるのである。‬

推理小説於いて「奇想」という言葉が謎の不可解さや意外な真相形容する語として用いられることは、多少推理小説を読み慣れている者には周知のことだろう。もちろん北村氏も、ここではゾンビ存在を踏まえたうえで事件不可能趣味真相の意外性を以て「奇想」と評して、それが本格ミステリ作法に則って書かれているから「融合」と賛している。‬

‪決して「ゾンビ」が出てくる事自体を「奇想」と評しているわけではないことは、前後文章を読めば大半の読者にはおわかりのことと思う。文脈が読めない読者というのは、作者にとっては脅威以外の何物でもないだろう。‬


田舎者も村の外を一歩でれば、自分価値観や考えが偏ったものと知ることとなる。‬

‪そこで考えを改めるか、それともこれまでの考えに固執するかで人間は分かれる。‬

‪すくなくとも、村の外に出ることなく、出ていった者や訪れてきた者を思い込み批判する人間は、内と外どちらにとっても害悪以外の何物でもない。

‬まずは卑小な自意識を捨てて、村の外に出ることを勧める。(WY)

2017-11-07

anond:20171107124715

長編ミステリの導入部のようだ。

他人事だとめっちゃ面白い

この後、増田はその手紙を手に卒業した小学校を訪ねるんだ。

そしたら、その先生10年前に学校トイレ自殺していたことが判明する。

そのトイレは今も開かずのトイレになっている。

先生が自ら命を絶ったそのトイレの個室のドアを開けた増田は、そこに先生最後に書き残した言葉を見つける。

一方、その頃、当時同じクラスだった増田初恋男子は、自宅で謎の便意をもよおしていて……。

2017-11-06

もうトンチキ壁投げミステリ文脈だけで語ることのできない作家なのはわかるが、トンチキ壁投げミステリ人間賛歌をやる舞城王太郎が俺は好きだったんだ

2017-10-26

ミステリー禁止にしてほしいトリック

先日、録画していた某テレビドラマを一気に観た。

主人公の周囲で次々と不可解な出来事が起こる。

しかし、身の回りの怪しい人物にはアリバイがあり、一人ずつ容疑者から外れていく。

…で、結局のところ、主人公多重人格だったというオチだ。

(当然といえば当然だが)主人公には自覚がないので、それまでの劇中では人格が入れ替わっているシーンは皆無であった。

よくできたミステリであれば、そうだと分かってから思い返してみると、伏線だったと分かる描写がいくつかあるものだ。

しかし、今回のドラマは、それが全く無かった。(もしかすると俺が見逃していただけかもしれないが)

それどころか、素人の俺が考えても矛盾点が出てくる。

ながら見はいえ数時間無駄に過ごしてしまった気分だ。

もっと文句を書き連ねたいところだが、これ以上あのドラマ無駄時間を使いたくないので、もう書かない。

最後に、企画とか脚本が気に入らなかっただけで、役者はみんな上手でした。

おしまい

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