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はてなキーワード: 校閲とは

2023-09-07

anond:20230907013538

なんか二重投稿になったから消したら跡が残ってやがる。めったに書かねえから増田よく分からん

本当にそれが校正者としての正しい姿勢だろうか。校正者は「間違いを正す」存在ではなく、「間違いの可能性がある部分を指摘する」だけの存在じゃなかろうか。

当該部分を直すかどうかは筆者が決める。デスクが決める。編集部が決める。その判断校正者は担わない、自分はそう考えながら校正仕事をしている。

疑問出しへの温度感現場ごとで違うんじゃねえかなあ。

もちろん「俺の赤は絶対正義!」なんて思っちゃいないけどよ。

俺は社員じゃなく孫請けの弱小フリーからさ(ブコメ大手正社員様だと勘違いされてるのは笑った)、そもそも信頼されてねえんだ。「明らかな誤脱以外は極力入れるな」ってな。

決定権を持ってるのは大前提として、著者や編集が言いたいのは「余計な仕事を作るな」って訳だよ。

別にそいつらが傲慢な訳じゃねえ。ちょいと特殊現場で、俺も校正者の指摘を採用するかどうかの判断を任せられたことがあるけど、ありゃあ結構精神的にクるぜ。

決断には脳のリソース必要って話だが、それをずーーっと一日中、どっちでもいい言い回しの変更やクソどうでもいい指摘を見せられては赤字で消してると、イライライライラしてくる。

うそう。「指摘を入れない美学」と「入れる美学」はベテランの間でも結構対立しててよ。酒の席で喧嘩になってんのを見たことがあるぜ。

俺か? 俺は……怒られなきゃどっちでもいいな。ただ、「自分はこんな細かいことに気づけたぜ」ってオナニーにはならないようにはしてえな。

この仕事はいだって、誰のためにやってるのか分かりゃしねえ。著者の側に立つのか、読者の側に立つのか、作品の側に立つのか……人が嫌いでこの仕事を始めたのに、どうしてこんな三つ巴の中間管理職みたいなことしなきゃなんねえんだ。

指摘される=自分自身を否定される、ではないはずなのに、それを担う校正者は何かと悪者にされがちだ。

そうかな。俺はアホだから意見否定人間性否定だと受け取りがちだぜ。

そうでなくたって、魂込めて書かれたものに「こうするともっと良くなりませんか?」って鉛筆入れるのは結構怖いことだし、そこは肝に銘じなきゃいけないと思う。

ただこれは、俺がその昔あるライターに「お前、その指摘本気で書いたのか?」って詰められたのをまだ引きずってるだけかもな。この文章は口が悪いが、よく吠える犬はビビってるだけなんだよ。情けない話だな。

ああそうだ、指摘はバンバンやってくれ、多けりゃ多いほど助かるって現場ももちろんあるけどな。どっちが良いって話じゃねえが、こっちの方が気はラクだ。

校正校閲は、今日知ったこと、ずっと前に少し聞いただけのこと、何の役にも立たないと思っていたこと、それらのすべてが無駄にならない仕事だと思う。

それは本当に俺もそう思う。生涯勉強だよな。テニスプレイヤーの話も良かったぜ、聞かせてくれてありがとな。

俺がこの仕事に就こうとした理由ひとつに、「一生勉強せざるを得ないから」ってのがある。別に勉強が嫌いって訳じゃねえんだが、俺は怠惰人間から、学ばなきゃ飯が食えない状況したかったんだ。

でも結局、今も休みの日はずっと布団から起き上がれねえ。脳が腐っていく音がする。そのうち飯も食えなくなるんだろうさ。

からないことでも「これって本当に正しいのかな?」と検索するだけでも違ってくる。

公式で「徒歩10分」の表記を見ても、GoogleMapできちんと確認する元増田絶対に良い校正者だ。

自分YouTubeで鳥の鳴き声を調べたり、何十年前のその日が本当に雨だったかどうかを気象庁HPで調べたりしてる。

冥福をお祈りする」との表記があれば、その故人が仏教信仰していたかどうか、できる限り確かめたり……

まあこういうのは、校閲の“楽しい部分”なんだろうけどさ。あとのほとんどは元増田の言うように“シャーペンの先っぽで一字一字ゲラ文字をぷちぷち押さえたりするだけの仕事”だったりするけど。

GoogleMapの件はたまたまだ。近くにある別の店の情報を調べてたら、前の店は調べ済みだけどどうにも食い違ってそうだぞ、って気づけただけだ。いちいち調べるほど、俺は殊勝な人間じゃない。

「こんな単価で真面目に調べしてるんじゃねえ」「時間かけていいなら良い仕事なんて誰でもできるんだ」、よく言われたよ。

増田のとこは、校正に金と人をかけられる、いいとこなんだろうな。

この仕事の質は、自分時間と気力や、会社の金とトレードオフだ。まあ、どんな仕事でもそうなのかもしれんが、あいにく俺は校正しか知らねえ。

雨の話で思い出したが、あったじゃねえか。「小説のウン年前のその日は月が出ていたか」って指摘がネットでバズったこと。

あれは周りでもちょっと話題になってよ。

業界入ったばかりの俺はキャッキャ喜びながら「この指摘すごいっすね!」って先輩に言ったんだよ。そしたら難しい顔されてな。先輩に言わせりゃよ、「こんなの、たまたまOKだったか美談になってるだけだ」ってさ。

もしその日が大雨だったとしたら? 新月だったら? そんな指摘を著者に入れてどうなるんだ。

「俺の世界じゃその日は月が出ているんだ」って突き返されるか、その美しい描写がまるまる消えるか。いったいこの指摘、誰が得するんだ?

増田さんアンタは、ニュースノンフィクション現場なのかい? だったら細かい指摘は大事だ、厳密であれば厳密であるほど良い。

俺は一応どっちもやるけど、文芸は何が地雷になるか分からん分からん程度の腕しかいから、俺にはあんまり依頼が来ねえ。憧れの作家うんぬんは、本当にたまたまだ。

冥福仏教信仰の話はまるで発想になかった。毎回調べることは俺にはできないが、覚えとけばいつか役に立ちそうな視点だ。ありがとう勉強になった。

とにかく、AIに取って代わられるその日が来るまで、このへんてこな仕事を楽しみたいよ。誰にも求められてないと感じる日があっても、意味のない仕事だと嘲笑されることがあっても、校正仕事がこの世界にずっとあるといいな。

そうだな。

別に俺もこの仕事が嫌いじゃねえ、というかこの仕事以外で食える気がしねえ。賎業とは書いたし実際本気でそう思ってるが、校正がなければ俺は野垂れ死んでる。

お互い、何とかやってこうぜ。

anond:20230905212435

「私はあなたあなた作品を信頼しています。だからこの表現には何も指摘を入れません」

そういう仕事をしてえよな。

本当にそれが校正者としての正しい姿勢だろうか。校正者は「間違いを正す」存在ではなく、「間違いの可能性がある部分を指摘する」だけの存在じゃなかろうか。

当該部分を直すかどうかは筆者が決める。デスクが決める。編集部が決める。その判断校正者は担わない、自分はそう考えながら校正仕事をしている。

元増田投稿をうんうんと頷きながら読んだ。でもどうしてもここだけが気になった。

この間『プロフェッショナル 仕事の流儀』の大西寿男さんの回で、「(校正は)報われない仕事だ」と嘆くのを観た。正直、そう思う。

良いフィードバックなんてまずもらえない。間違いがあったときだけ一斉送信での連絡が届く。

指摘される=自分自身を否定される、ではないはずなのに、それを担う校正者は何かと悪者にされがちだ。

筆者や編集者にそう認識されていると感じることは少ないけれど、校正者も「良いものをつくりたい」という同じ目標を心にもっている。

先輩校正者から校正段階の記事で、あるテニスプレイヤー写真が反転していたことがあった、という話を聞いたことがある。

もともとその選手左利きだという知識があって、写真を見て校正時に気がついたそうだ。

今ではスマートフォン写真は左右反転になることも多いし、そんなことどうだっていいじゃないかと感じる人もいると思う。

それでも写真の反転は基本的には禁忌とされることだ。自分はその話を聞いたとき、夢のある仕事だ!と本当に感動した。

校正校閲は、今日知ったこと、ずっと前に少し聞いただけのこと、何の役にも立たないと思っていたこと、それらのすべてが無駄にならない仕事だと思う。

からないことでも「これって本当に正しいのかな?」と検索するだけでも違ってくる。

公式で「徒歩10分」の表記を見ても、GoogleMapできちんと確認する元増田絶対に良い校正者だ。

自分YouTubeで鳥の鳴き声を調べたり、何十年前のその日が本当に雨だったかどうかを気象庁HPで調べたりしてる。

冥福をお祈りする」との表記があれば、その故人が仏教信仰していたかどうか、できる限り確かめたり……

まあこういうのは、校閲の“楽しい部分”なんだろうけどさ。あとのほとんどは元増田の言うように“シャーペンの先っぽで一字一字ゲラ文字をぷちぷち押さえたりするだけの仕事”だったりするけど。

とにかく、AIに取って代わられるその日が来るまで、このへんてこな仕事を楽しみたいよ。誰にも求められてないと感じる日があっても、意味のない仕事だと嘲笑されることがあっても、校正仕事がこの世界にずっとあるといいな。

2023-09-06

anond:20230905212435

某最大手クラスの版元の校閲貴族って感じしたけどなあ

ノウハウなんもない新卒をなぜかわざわざ校閲枠で採用やってる

記者編集者と違って定時上がりで35歳年収800万

2023-09-05

文章力を劇的にあげる裏技

読み返してセルフ校閲する

読み返してセルフ校正する

あと一つは?

校正なんて賎業だろ

追記

「俺は今でも、あの41話をチェックした人のことを思っている」の末尾に句点なし。「一番最後」は口語表現OKなのかな。

ありがとう、助かる。

どっか落としてるだろうとは思ってたが、仕事終わりに自分文章なんかマトモに読めねえんだよな。

句点イレル。同じ現場だった70過ぎの爺さん校正者もよくやらかしてた。俺もあの歳まで働くんだろうか。元気してるだろうか。

「一番最後」はママで。副詞用法だと「ぶっちぎり」みたいなニュアンスを感じるから、おっしゃる通り強調表現範囲内として個人的には違和感いかな。もちろん要指摘事項だが。

“?”の後ろに文章が続けばスペースあり、後ろが “」”の記号ならスペースなし、“これはいったい何年前の学説なんだ?って” と促音でもスペースなし、が校正ルールってことかなーと思いながら読んだ。

だいたいそう。最後場合はスペース入れる表記ルールも多いけど、俺は一文としてつながりがあるならアキなしの方が好き。

校正って、文章体裁を整えるだけじゃなくて、内容のチェックも求められるじゃん。

科学的に間違ってるとか、事実関係が間違ってないかとか。

そこまで求めるのかって思うわ。

この前もゲーム歴史みたいな本が、事実と違うって炎上して回収騒ぎになって、校正は何をしてるんだって出版社文句言われてたけど、こそまで調べられるなら著者に書かせないで出版社自分で書くだろっていつも思うわ。

文章体裁を整えるのは校正で、事実関係確認や内容に踏み込んだ指摘をするのが校閲であり、それぞれ別の仕事である……ってのは大昔の話。

写植がなくなり、ネットが普及した今じゃどっちもやるのが当たり前になった。

校正しろって言われても最低限の事実確認はするし、校閲しろって言われても行頭二分アキ折り返し天ツキー、だ。

現代じゃ校正校閲業務自体ラクになったんだろうが、そのぶん求められることが増えた。どっちの方がマシなんだろうな。

ゲーム歴史も、あんだけミスがありゃ業界素人校正者でも1個や2個ぐらいは事実との齟齬を見つけてたかもな。でも「校閲は何をしているのか」って増田にも書かれてるように、校閲者のひと声で進行がストップするなんてまずありえない。

「じゃあAIでいいじゃん」ってブコメがあったが、全くその通りだと思うぜ。




(本文)

なんか一瞬だけ校正話題になったらしいがな、あんなんロクな仕事じゃねえ。

俺はこの業界に入った直後の飲み会で「この仕事20年くらいで頭おかしくなって失踪ちゃう人多いから気をつけてね」って笑いながら言われたぞ。

俺はあと何年もつんだろうな。もう壊れてるかもな。

だいたい、どこのどいつがしょーもない誤字脱字を見つけられて感謝するんだ。

自分ミスをほじくり返されてイラつかない奴はいないだろ。

から嫌われるのが仕事なんだよ、校正は。

「いやいや、自分感謝している」ってか? 嘘つけ、とんちんかんな指摘が来たら逆上してSNSにアップするんだろどうせ。指摘がとんちんかんかどうかも出版社や著者によって変わってくるんだからな、まったくやってられねえ。

ある案件鉛筆を入れれば烈火のごとく怒られ、ある案件では鉛筆を入れなかったことにねちねち詰められた。

あの時の判断はどっちも間違ってなかったって、俺は今でも思ってるけどな。

一番クソなのは表記統一だな。あんなの気にする奴なんかいるか?

「つながる」だろーと「繋がる」だろーと、混在してようがどっちでもいいだろ。

一文中の漢字仮名バランスガーとかそんな高尚なもんじゃなく、単純に気にして読んでる奴なんて誰もいねえんだよ。

いるとしたら、そいつ校正者だ。話を聞く価値もねえ。

「繋」は俗字だから直せだと? うるせーな、てめえは校正者か?

今どき「繫」を使ってるメディアなんかねえだろ、たぶん。

まったくもって、誰のためにもならない仕事だ。

著者をキレさせて、読者にそっぽを向いて、出版の奴らしか気にしないようなエセルールを厳守して満足してるわけだ。

ダーシや3点リーダがひとつだろうとふたつだろうと、どうでもいいんだよ。

誤脱拾わせるのなんてWordにでも任せとけ。

とっととAIにとって代わればいいんだよ、こんな仕事

「非常に複雑な判断が求められるからAIには無理」とか言う奴も多いから聞かせてもらうけどよ、人間脳みそって本当にAIより出来がいいのか?

俺にはとてもそうとは思えねえ。あと5年か10年もすりゃ余裕で超えるだろ。

だいいち、人間サマの書いてる文章がそこまで上等じゃねえ。

AIのほうがよっぽどマトモな文章を書くぞ。

うさんくせえアフィ記事段落ひとつをまるまるコピペして、ちょろっと表現変えただけでファクトチェックは全部ぶん投げるクソライター

専門分野より先に日本語を学べってレベルで主述関係メチャクチャで、挙げ句の果てに自分とこの専門用語さえ間違えてるクソ学者

そんなものにセコセコ鉛筆入れてるこの仕事も、ロクなもんじゃないに決まってる。

AIファクトチェックができないって? なるほど、どうなんだろうな。

それならもしかしたら人間も、生き残れるかもな。

だが、専門家でもない俺らのファクトチェックなんざ、たかが知れてるだろ。

どうせパソコンたかたやって、ネットのマトモっぽいサイト見つけて「うーん……これはたぶん公式!」って適当認定して、そこから情報がきちんとコピペされてるかチラッと見る……やっぱもう5年か10年もありゃ、普通にAIでもできそうじゃねえか?

そもそも公式サイトだって平気で間違ってるしな。

「××駅から徒歩10分!」とか書いといて、GoogleMap見たら30分はかかりやがる。

俺ら御用達コトバンクだって、これはいったい何年前の学説なんだ?ってのがザラにあるじゃねえか。

ああ? もっと真面目に仕事をやれってか。

だが校正ってのはとにかく時間がねえ。出版ルートにおける一番最後、要するに下水道だ。

著者がなかなか書きやがらねえ。編集がなかなか回してこねえ。そのくせ締め切りは動かねえ。ならどうするか? 校正時間を削るんだよ。

まり一番どうでもいい工程なんだってことは、出版業界共通認識なんだろ?

とにかくこの仕事は、必要のないことをやって金を得ている。

ブルシット・ジョブよりタチが悪い。

役に立たないどころか、人をイラつかせてるんだからな。

若者台詞なのに「これはら抜き! い抜き!」とか鉛筆入れてる初校を見ると「バカかテメェは?」とか言いたくなるんだよ。

そんときばかしは著者に同情するな。「あの校正者をクビにしろ!」とかクレーム電話の1本や2本入れるかもしれねえ。

仕方ねえから初校フィードバックすると、すげえ不満そうな顔されんだよな。

正しい日本語ってなんだ? それは著者の表現したいものより大切なのか?

俺もさ、はじめはさ、希望を持ってこの仕事を選んだんだよ。

著者の頭の中にある世界を、誤字脱字なんか余計なノイズなしに、そのまま100%伝えるんだって

気づけば俺は、「十年と一〇年で表記がユレてます」なんてクソどうでもいいことばかり憧れの作家に抜かしてるわけだ。

でも仕方ねえじゃねえか。

木っ葉校正者地位なんてカスみたいなもんだから、身を守るには野暮な指摘を入れるしかねえんだよ。

「私はちゃんとここに気付いてますけど、あえてママにしているんですよね?」ってアピールをしとくんだ。

だって入れたくねえよ、こんな鉛筆。でもそうしなきゃ、いつ契約を切られるか分かりやしねえ。

正直な話、俺は小説より漫画が好きだからよ、いつもジャンプのことを考えてるんだ。

暗殺教室知ってるか。あれに有名な誤字があるんだ。

「転んだ」が「殺んだ」になってるってやつな。

俺は今でも、あの41話をチェックした人のことを思っている。

主人公の才能がついに開花したっていう超激熱エピソードでよ。

そんなクソ盛り上がるシーンなんだから松井先生もそりゃお得意の言葉遊びをするだろうさ。

俺がもし「(念)この『殺んだ』は『転んだ』の誤表記ではありませんね?」なんてお伺いを立ててる奴を見かけたら、もう絶叫しちまうよ。

当たり前だろ。マジで冷めるから鉛筆だろうと死んでも入れるなよ、そんな指摘。

ところがどうだ、実際はマジの誤植で、編集からお詫びまで出た。

いったいどうするのが正しかったんだろうな。

やっぱり指摘をしとけば、防げるミスだったんだろうよ。

でもな、答えを知っちまった今でも、俺はやっぱり「殺んだ」をスルーするのが一番だと思うんだ。

たとえ校正者として間違った態度だとしても。

「私はあなたあなた作品を信頼しています。だからこの表現には何も指摘を入れません」

そういう仕事をしてえよな。

ただまあ、もう一つだけ欲を言えば、俺が恐縮しながら入れた鉛筆が、作品世界ちょっとだけ広げることにつなげられたなら……。

いいや、それは下心がありすぎだ。何様だよ、お前は。

校正者が前に出ても、いいことなんか何一つねえ。

から俺は明日も結局、ホームページ代わりにインスタを使ってるオシャレ飯屋に悪態をついたり、聞いたこともねえ企業が前株なのか後株なのかを必死こいて調べたり、シャーペンの先っぽで一字一字ゲラ文字をぷちぷち押さえたりするだけなんだ。

誰にも求められてない仕事のためにな。

ああ、クソッタレ

anond:20230905002502

なるほどー、増田の中では小説新聞記事も同じ基準校正校閲するんだね

君には校正校閲やってほしくないなぁ

オモコロ校正する』の校正ルール校閲する

オモコロを校正する|しゅかるか

[B! 校正] オモコロを校正する|しゅかるか

はてブのみなさんのなかに複数、「記事の指摘内容」自体は正しいもの鵜呑みにされている人がいることにやや危機感を覚えたので、逐一検証していきます

準拠する用字用語ルールブックは、記事内では残念ながら指定されていないので、現物を所持しているという点で増田に都合の良い、2016年3月24日発行の『記者ハンドブック 第13版第1刷』を使用します。

なお、2022年3月に「記者ハンドブック」は第14版が出ているのですが、スタイルガイド別に新しいもの日本語として正しいといった性質のものではなく、またたかが6年で様変わりするようなものでもないので、気にしないことにします。

厳密な話をするなら、増刷のたびに微妙改訂があったりしますしね。

なお敬語文法等の指摘は、表記である記者ハンドブックの範囲外だと思われるので無視します。

また、面倒なので「【誤字】_カテゴリ別」のシートのみを対象します。

追記】この増田が書かれた動機結論の要約

  1. 日本語スタイルガイドといえば定番は「記者ハンドブック」だが、校正ルールに「オモコロ校正する」とかなり相違があることを以下に示す。
  2. この相違点の数は、細かな正誤判ルールとは特定スタイルガイド世界の下でしか成立しえないことを表している。
  3. 現状「オモコロ校正する」では準拠したスタイルガイドが明示されていないので、採用されたルール集は著者のオレオレスタイルしか解釈できない。まるで日本語の正誤判ルールであるかのように理解するのは二重に不適当である

1. 偽ルール: 比喩表現として用いるときは『喩え/譬え』 仮定意味で用いるときは『仮令/縦令』 『例』を使うのは『例えば』のみ

誤用第1位として挙げられていますが、1位になるのも当然で偽ルールです。記者ハンドブックでは「比喩表現には「例え」、仮定表現には「たとえ」、「喩え/譬え/仮令/縦令」は常用漢字表外のため使用禁止」です。

2. 書き分け困難ルール: まぜても個々の判別がつく場合は『交じる』 溶けてほぼ1つになる場合は『混じる』

これは正しいルールですが一方で記者ハンドブックには「「まぜご飯」など書き分けが難しい場合には平仮名書き」とあります。必ずしも正誤判定を行えるルールではありません。

例えば

などは、「調べて区別を付ける」ことは可能だが、調べるまでは「混ざっていて区別のつかない」状態描写しています

判定は難しいですが、記者ハンドブックは「混じる」の用例に「異物が混じる」を挙げていることも踏まえると、誤りとは言えません。

3. 常用漢字ルール: 時間範囲が及ぶときに使うのは『亘る』 『渡る』は移動するときに使う

書き分け基準は正しいですが、『亘る』は常用漢字表外なので『わたる』と平仮名で書きます

4. 常用漢字ルール: 靴をはくときは『履く』 ズボンパンツをはくときは『穿く

同上。『穿く』は常用漢字表外なので『はく』と平仮名で書きます

5. 常用漢字ルール: 目上の人に意見を聞いたり訪問するときは『伺う』 感じ取ったり、様子を確認するときは『窺う』

同上。『窺う』は常用漢字表外なので『うかがう』と平仮名で書きます

6. 書き分け困難ルール: 自発的にの場合は『乗る』 積載、掲載する場合は『載せる』

記者ハンドブックには「「料理を皿にのせる」など使い分けに迷う場合平仮名書き」とあります。用例を見ても「猫を膝に乗せる」/ 「家畜列車に載せる」などは違いがわかりにくいです。

記者ハンドブックを超えて増田独自解釈を述べると、

  • 「のせるもの人格がある:猫には人格があるが、料理家畜にはない」
  • 「のせられるものに接する面がある:膝・皿には接する面があるが、列車にはない(接するのは床)」

の2点が揃えば「乗る」、2点に反すれば「載る」、片方だけ満たせば書き分け困難として「のる」とするのが妥当に思えます

そうすると、

は「載る」ではなく「のる」に校正するのが正しいでしょう。

7. 不正ルール: 物理的に圧迫する場合は『押さえる』 抑制などの物理的ではない場合は『抑える』

「押さえる」は「物理的圧迫」だけでなく、「確保する」「つかむ」も含みます。そうしないと「要点を押さえる」などが説明できません。

また「物理的圧迫」でも例外として柔道用語では「抑え込み」です。

要約すれば、「抑圧・弾圧柔道」が「抑える」、それ以外が「押さえる」とするのが正確でしょう。

また、

は「抑制」なので間違っていません。

8. 書き分け困難ルール機能する意味ときは『利く』 効果ある意味ときは『効く』

これも記者ハンドブックに「使い分けに迷う場合平仮名書き」とあるようにはっきりとは分けられません。

ただし、少なくとも誤用指摘をされている

等に関しては記者ハンドブック中に「冷・暖房が効いている」があることから誤用指摘のほうが間違っていると言えるでしょう。

9.ルール: 液体が浸透する場合は『染みる』 体や心に影響を与える場合は『沁みる』

「沁」は常用漢字表外であり使用禁止。すべて「染みる」で問題ないのが記者ハンドブックルールです。

10. 偽ルール:『お眼鏡に適う』の誤字で『敵う』と書かれている

記者ハンドブックルールでは「敵う」/「適う」を区別しませんが、そもそもどちらも常用漢字表内の読み方に「かなう」がありません。平仮名書きが正しいです。

11. 偽ルール『散りばめる』は誤字 正しくは『鏤める』

記者ハンドブックルールでは「散りばめる」/「鏤める」はどちらも誤用ではありませんが、「鏤」は常用漢字外なので使用禁止です。

表記統一ルールとしてひらがなで「ちりばめる」と書くのが正しいルールになっています

後書き

牡蠣」/「柿」は同音異義語です。牡蠣を柿と書いたら誤りです。しかし「かく」ならば、絵に対しても書に対しても両方に使える、ただの多義語です。「書く」「描く」という2単語があるわけではありません。

多義語も書き分けを行うことで、意味確定が楽になり読みやす文章にはなりますしかし、「絵を書く」と書いたところで日本語として間違いにはなりません。あくまプラスワンの基準と考えるのが妥当でしょう。

また、「書く / 描く」の書き分けルールくらい、多くの現代日本人の共通認識になっていれば、強い理由がない限り逸脱しないほうが良いといえるでしょうが

でも「湧く / 沸く」の違いならどうでしょうか。そんなもの日本人ほとんどは意識していませんし、言語感覚は人それぞれで多様です。何かしらの書き分けを行うことによる読みやすさの向上は、仮にあっても微々たるものしかありません。

共同通信配信文などはその性質個性を抑えた画一の文体が好まれますからルールを極めて細かいところまで定めることに意味が出てきます

一方でオモコロのような個性が売りの媒体では、時にはルールから逸脱することもあるライター言語感覚を反映させて、自由に書き分けることの方がよっぽど重要です。

記事の冒頭、

オモコロ記事もっとこうだと読みやすくなるんだけどな……」と

マジレスすると「メディアの違いを理解せよ」ってやつですね。

そして、フォーマルな画一文の校正として見ても、『オモコロ校正する』は、準拠するスタイルガイド用字用語集・辞書文法書が指定されていないこと、および常用漢字表外の漢字使用について明らかに無頓着であることがかなり気にかかります

記事の著者は「普段仕事小説を読んでいます」と主張していますが、この人に仕事校正してほしくないな……というのが本音です。

2023-07-22

[]ゲーム内の変な英語表記英語圏ゲーマーにバズったやつwww

All your base are belong to us

All your base are belong to us.」は、2001年から2002年にかけてインターネット流行した言葉の一つであり、インターネット上で起こった現象ミーム)の中で最も有名なものの一つである[1]。短縮して「All Your Base」、「AYBABTU」または「AYB」とも呼ばれる。

この文は、「君達の基地は、全て我々がいただいた。」という日本語の文の稚拙英訳からきている。原典日本東亜プランによって1989年に作られたコンピュータゲームゼロウィング』の、1992年に発売されたヨーロッパ向けのメガドライブ版のオープニングデモである。なお、元々のアーケード版やPCエンジン版にはこの語句はない。また、北米ではアーケード版はウィリアムスより発売されていたが、家庭版はリリースされていない。

東亜プランゲーム開発者だった弓削雅稔は、当時同社の貿易担当営業員にかなり英語力が怪しい人物がおり、その人が考えた文かもしれないと語っている[2]。

All your base are belong to us.”という英文は、英語母語とする人にとっては片言であり、シリアスな画面との対比のおかしさ、企業がこんな間違った英語校閲せずに載せたものを売ってしまうという意外性、あるいはその文章自体インパクトによって一気に流行することになった。一部では「その言葉は間違っているよ」という意味合いを込めて使われる。

https://ja.wikipedia.org/wiki/All_your_base_are_belong_to_us

YOU'RE WINNER!

2003年PC向けに発売されたカーアクションゲームBig Rigs: Over the Road Racing』で表示される文言文法的には「You're the Winner」または「You're a Winner」と冠詞を付けるのが正しい。『Big Rigs』は史上最悪のクソゲーとして名高いタイトルであり、ネット上のレビューでも、最低点、もしくは皮肉を込めて最高点(嫌いな知人への贈り物に最適、など)を付けられているものが大半である。この英語も本作のクオリティーの低さが垣間見えるテキストとして頻繁にネタにされている。開発を手がけたStellar Stone社(2006年に閉鎖)はカリフォルニア所在であったが、ロシアの開発会社外注したためにこのような Engrish が生まれたといわれている。

http://wearebottoms.blog53.fc2.com/blog-entry-481.html

https://w.atwiki.jp/gcmatome/pages/2738.html

2023-07-11

情報研究者だけど、chatGPTの新機能、code interpreterでまた能率上がった

増田は、chatGPTでプログラム書いたり、論文書いたりして、無茶苦茶能率上がった情報系の研究者です。

最近、新機能のcode interpreterなるものが出て、本日使ってみました。

  

これまでは、プログラムをchatGPTに作ってもらっても、信用性がイマイチで、結局自分デバッグすることが多かったのですが。

今回は、あっさり正しいプログラムが出てきやすい、なぜなら、プログラムをchatGPTが実行して、その結果をchatGPTも知ることができるから、正しさがわかりやすい。

グラフとかも、いちいち自分で実行してたのが、chatGPT上でささっとグラフが書かれると、なるほどなあと速攻で納得できる。

  

いやあ、こりゃすごいわ。プログラミング能力に関して、今までデバッグで煩わしいから、chatGPTまだまだだなとか思ってたけど。こりゃすごい。

  

これ、自分が知らないだけで、もっとすごい使い方で便利になるんだろうね。

  

え〜っと、PDFも読めるらしいから、自分論文査読とかもやってもらえるのかね。

なんなら、chatGPTくんが、リライトとかしてくれるのかな。

今までは、chatGPTの字数制限とかあって、論文全体を提示できないから、部分ごとにchatGPTに投げて文章校閲してもらってたけど、

PDFを渡して、chatGPTが全体を読んだ上で、部分部分の文章表現を訂正してくれるわけだから、全体に統一感とかまで出ちゃうのかな。

凄すぎやろ。。。

論文書くのがこんな楽しみになるとは思わなかった。

2023-07-02

エヴァ田植えシーンが公開された途端に「転んだ時の為に後ろ向きに植えていくから植えた苗が背中側にあるのはあり得ない」と指摘されていて、そりゃ庵野さんも鬱になるわなと思ってしまった。エヴァまでいくとアニメ映画であっても校閲係が必要なのか

2023-06-03

anond:20230603171943

あんまり参考にならないかも知れないけど、校閲バイトでその欲を発散させてる

2023-06-02

anond:20230531223314

雑誌出版広告収入モデルで儲かってた1980~90年代がむしろ特例

当時と同じ感覚で維持できるわけはない

当方元増田と逆に単行本仕事書き下ろし歴史雑学系)がメインで

一冊の仕事に数ヶ月かかる方が気が楽だが

ここ2、3年の原稿料単価の下落は劇的だ

同じ分量書いても10年前の6~7割しかギャラが入らない

カメラマンわず良いカメラも使わず編集者みずからスマホ撮影も多い

かといってWebメディア校閲責任感が低そうで信用できない

紙の出版ならこんな間違い途中で誰か絶対気づく記事もよく目にする

AI普及の初期から言われていたことだが

文章書く仕事でも一部にはなかなか機械化しにくい分野もある

スポーツライターなんかはいい例だと思う

喋るのは苦手な選手内面とか上手に言語化できてる人も多い

でも今後は紙の本の市場需要自体が小さくなるのは必然だろな

うちの近所の大型書店セルフレジを導入したが

キャッシュレス専用なので誰も並んでないwww

今や紙の本は年寄りしか買わんのだ

もう自分より若手の商売候補が入って来ないのは気が楽だが

逆にいうと俺は70代になっても学生アルバイトみたいな

インタビュー記事構成とかやることになるのか……

――まあこれも写真植字が普及して鉛活字職人が消え

DTPが普及して写真植字職人が消えたようにくり返されてきた道だ

2023-05-11

「斉」「斎」は同じ字ではない

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.taro.org/2023/05/%E6%96%87%E5%AD%97%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%83%89.php

このブコメ異体字は「斉斎などの異体字統合すべきだ」というようなブコメがいくつかある。異体字への認識根本的に欠けていると言わざるをえない。

この日経新聞校閲アカウント説明が簡潔にまとまっているが、「斉」「斎」ともに常用漢字表にある別字なのだから斎を斉にしろという主張はめちゃくちゃなのである

「『希ガス』が『貴ガス』に変更されたし『貴重品』も『希少品』も似たようなものから貴族』を『希族』と書き換えても問題ないだろう」とか主張したらめちゃくちゃ言うなと思うだろう。「斎の字を斉に統合しろ」というのはそのくらい無茶苦茶な主張だ。

同じにするべきだと主張するならば、ひとまず「斎場」「書斎」を「斉場」「書斉」などと表記するようにして広く一般に同じ字だとみなされる状況を作るところから始めるべきだ。

anond:20230510190826

問題文を読む事しかできない子供たち

設問の彼女について考察したり想像したり妄想したりと、そういう事をする彼女以外の関係者全員についての関係性を考察するのは意義があると思う

コミュニケーション実態効果を向上させたりする期待もできる

しかしそれだけでしょう

まず会話ができる関係性にある登場人物の外にあるのが問題の核心である彼女

これについて直接関係性を持つことが出来るのは議題を上げた人物だけ

それ以外の人間がどう想像しようと結果は同じ

差別主義者で舐め切っていてふざけて傷つけようとしているとか、心の底からやり直したいと願い続けているけどそのために取れる手段選択肢を知らないだけとか

その情報を取得できるのは直接に関係性をもっていける人間だけ

その人間フィルタを通してしか問題に触れることができない

第三者が直接的に問題の核心に触れるということ自体無意味で無理な話

そうしようとすることで問題のもの意味が瓦解する

みんなが当事者意識でその確信彼女について触れようとすることで無限の広がりになる選択肢を得たとしてどうするのか

かたっぱしか否定していくだけでもできるし全部肯定もできる

結局裾野を広げる事で発言者がとくにどの方面やだれかに利益をもたらすわけでも被害を及ぼすわけでもなく自身の楽しみのためだけに利用ができる

問題点はそこだっただろうか

核心の彼女について気になっている人間気持ちの持ちよう それが問題点だったのではないか

彼女がどういう人間であるという想像や どうしたいと思っていると考えられるという予測など そういったものを用意することで悩んでいる人間精神状態をどうするか

どういう方向だとその質問者がよりよい体験ができるのだろうか ということが問題の追及すべき結果であったり先であったりするのではないか

途中にある彼女状態にについて伝聞から推測をあげていることについては無意味ではないだろう

前提があってもなくても というかあるかないか確認できない状態で一つのフィルタから通された情報でなにをどう判断するのかは問題の核心ではなく行動の選択だろう

狭い場所で極限的な状況で選択肢が限られている場合、状況の判断問題点の様子の正確さを求める事が一番必要だろうか

それが危機的状況から脱出するようなものであった場合自分の命をねらっているそれの詳細を求め情報を整理したり想像したりすることが最も重要だろうか

まず安全にできれば被害を最小限に、目的地へ到達することがまず優先されるべきなのではないか

問題文が読めたところでそれが必要と気が付かなければただ文章校閲するだけのGPTと変わらんだろう

2023-04-17

専門書の編集者として生きてきた懺悔

さて、世の中には専門的な内容が書かれた書籍雑誌が数多く存在するが、その制作者までもが専門家だと思われているようなきらいがある。

増田は非専門家かつ専門書の編集者です。

増田が作ってきた専門書は法律関係ですが、増田自身は今まで法律勉強したこともなく、編集者になった当初、最高裁では事実認定を争えないのような法曹関係の基本のキも知らないような存在でした。

そんな増田が生み出してきた専門書は数多あり、そんな増田の浅学で校正校閲された書籍が今もなお、弁護士裁判官などの手に届いています

まり、間接的ながらも人の人生を左右しかねない情報が非専門家の手によって、第三者専門家の目を通すことな出版されているのが現状です。

多分こんな話をすると、大抵の人は専門の校正校閲部署があったり、サービスがあったりするんじゃないの? なんて思うかもしれませんが、中小出版社でそんな大層なものを持てるはずもなく、専門的な校閲サービスともなれば初版全部が捌けてようやく黒字のような状態になりかねません。今もなお著者の先生に書いていただいた内容を非専門家編集者の目のみを経て、出版されています

印象的だったは新米編集者の頃、法学理論(人によって見解の分かれる法律適用方法などの論文の内容)がどうしても分からず先輩編集者に「これってどういう意味ですか?」って聞いた時、「自分たちが分からないのはしょうがいから著者を信じよう、でも理解する努力はして、それでも分からなければ通しましょう」と言われたことです。

この言葉は前向きに見えるかもしれませんが、内実としては、内容を理解せず進めるということです。こんなのでよく事故が起きてこなかったなぁと思いつつ、その後は私も先輩編集者の教え通りに過ごしてきてしまいました。

内容が不確かにもかかわらず、会社に声をあげず、ただ昔からそうだったからと、やり過ごし不安定情報を与え続けてきた増田仕事について、増田懺悔たかったのです。

近日で増田退職し全く違った道を歩み始めています。こんな懺悔現実でできるはずもなく、誰もが誰かになれるこんな所で、呟くのみです。

2023-03-28

タイポ

作成して先週金曜日に提出した資料をさっきふと見返していたら、しっかりタイポ見落としててがっかりした(契約期間→解約機関になってた、なんで?)

自分が作った資料自分で見直すとき目が節穴なってるとしか思えない word校閲機能はこの手のタイポは拾ってくれないし

直そうと思ってももう上の人がデータベース上で加筆修正してるし、私が今更いじっても編集記録ついちゃうしな、、、という気持ち

2023-03-27

理系のみなさん。助けてくれ。

初めての増田不手際があったら申し訳ない。

健康オタクの知人が最近某SNSでその知識披露したところ、なかなか好評だったこから有料で情報を売ろうとしている。

しかし知人の情報は偏っていて、正しい側面もあるが間違っている側面もあるように感じる。

例えばこのような話をしていた。

 ・一日16時間断食するべき、朝ごはんは食うな

 ・化粧水は肌に浸透しないか無意味ワセリンだけ塗れ

 ・生理が重いならチーズは食うな、アロマを嗅げ

何とかして止めたい。

だが仲違いは避けたい。

そこで、情報を売る前に自分校閲させてくれないかと申し出てみたところ快諾された。

ここで問題だ。

自分には、情報が正しいか誤っているかを、正確に指摘することができない。

知人は文系なので、一応理系である自分の方が知った顔をしているが、知人も論文引用して情報を出してくる。

自分理系出身といえど理系から離れて久しい。

論文の読み方も忘れてしまった。

前置きが長くなった。

情報の正確性を担保するには確かな論文から引用必須であると考えるが、「確かな論文」の選び方を教えてくれ。

知人の誤りを論破するための知識が欲しい。

引用論文の数こそ正義

掲載されている論文雑誌によって信用性が上がる」

等ふんわりはなんとなく覚えているが、もっとこう、具体的な話が欲しい。

ちなみに知人の得意分野は「健康食事ライフスタイル」。

断定的に話すから知識がない人はなるほど!となってしまうのかもしれない。

知人のやり方が合う人もいるだろうが、合わない人もいるだろう。

知人をフォローしている人の中には十代の若者も少なくない。

正直、生理が重いなら病気の恐れもあるからそんなの試さず病院に行ってほしい。

しかし知人は自分知識が正しいと信じ、良いことをしていると信じている。

何とか止めたい。

君が間違っている、という言い方ではなく、君が参考にしているものが間違っている、という言い方が良い。

詳しくは聞いていないが、FDAアメリカ食品医薬品局)やciniiを読んでいるといっていたが、もっとマイナーなところから情報を入れいているといっていた。

国内医療者や研究者よりも海外研究結果を妄信しているような印象を受けた。

論文なんて珠玉混合だと思うのだが。

だれか、些細なことでも構わないから助けてほしい。

頼む。

2023-03-23

anond:20230322211236

病気不安は十分理解できたが「車を時速34キロ飛ばしていた」という文章はまともな校閲がいたら修正されるはず

2023-03-07

校閲は何をしてる?っていうじゃん

検閲と間違えてるでしょ多分

校閲普通とかなりちかう解釈とか見せられても数字の間違いがなくて話の一貫性があればスルーするしかないでしょ

校閲やったことないかわからん

2023-03-04

anond:20230301211730

編集だけど最近出版点数も書店が減って電子書店メインになってきたせいでガンガン増えてて、

(その分担当数も爆増するし)

そもそもガッツリ1冊1冊読んでる時間ねえんだわ。(読むことは読むけど、大御所作家の本とか一々内容の正誤とか気にしない)

売れるか売れないかに、内容の正しさなんてもの関係ないと思っている。需要がある本は売れて、需要がない本は売れない。それだけ。

というか、最近校閲チェックとかぶっちゃけ回さないやつもある。編集校閲もどこも出版点数増えまくりで手が回ってないのよね。

校閲部持って行ったら、「あっ今忙しいんで回さないでくれる?」とか言われてギャグかと思ったわ。

どこの会社もみんな担当数5倍~10倍になってるからマジで1冊あたりに割くコストがねえ。

あと、「校閲はチェックをするけど修正するかどうかは編集と著者に委ねられる」ってことと、

「誤字脱字は編集部に責任がある」っていう構造も書いた方がいいんじゃねえかな。

2023-03-03

anond:20230301211730

講談社会社説明会抽選当たったて行ったことあるけど、出てきた人が校閲コース採用されたというすげえ美人

基本的に定時退社です」

って言ってて貴族だなあと思った

anond:20230301211730

内容の誤りに関知しないなら校閲マジでAI代替出来そうだな 将来的にとかじゃなく今すぐGPT-3で

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