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2023-01-01

初詣

って今まで行ったことなかったんだけど今日初めてユーチューブで参拝方法調べて近所の神社に行ってみたんだけど

境内には数人人がいて、なんか恥ずかしかたから素通りして帰ってきちゃった

やっぱこういうのは誰か一緒に行ってくれる人がいないと無理だわと思った20023年元旦だった

2023年明けましておめでとうの増田スマ脳とで明尾手島ケアンね3202(回文

どんどんひゅーひゅーぱふぱふ

わーい!

明けましておめでとうございます

そして

おはようございます

と言うかもう新年明けての午後中の午後よね。

新年早々、

私は午前零時の神社初詣ダッシュを決め込もうと思ったんだけど、

今年はさすがにちょっとコロナ明けてきたので緩んできているのかな?と

本当は初詣ダッシュより神社境内でやってる焚き火目当てなの。

だけど

今年もやってなくて意気消沈とか新年早々そんなションテンが下がることは言いたくないので、

一回りお散歩して帰ってきたわ。

年越しの蕎麦の食べるタイミングを逃したか

あれはいつ結局食べたら良いのかしら?と

年末に無理矢理美味しいお蕎麦もいただいた手前の一回りの深夜のお散歩ってわけよ。

そんで、

一眠りして朝起きて、

どちらかというと新年初詣より、

今年一番の初風呂

銭湯キメる方が重要かな!

近所の銭湯元旦から気合い入ってオープンしてっとこあるから

柚子湯よろしく

柚子どころか芋を洗うような感じだったので、

気持ちよく飛び込み前転で湯船に飛び込めなかったのは1人だったら出来たのにーと思いつつ

最近銭湯本当に行けてなかったって事もあって、

この期間はゆっくりお湯につかれるってもんじゃない。

銭湯の湯量と熱い温度の迫力は家のお風呂とは圧倒的違うわよね!

久しぶりだといいわね~。

やっぱり元旦初っぱなの初風呂目当ての人が多いので、

私はもう朝起きてまだ顔も最低限洗ったままで、

タオル1本持って行ってってそんなまぁ休みからいっかーって感じで気軽に銭湯キメてきて

パパッと上がってきて午前中はそんな仕上がりってところね。

新年うそ気持ちが良いじゃない~柚子湯の朝初風呂

比較時間あるかなーと思って気分のまま自由気ままに流れるまま、

今やってるアニメのグッズがたくさん置いてある

ノイタミナショップのある東京行ってみようかな?って思ったけど、

ほらー

ペット飼ってる人は急に旅に出掛けられないとかってあるじゃない!

私もそうなのよ。

おでん育ててっから時間家を空けられないわ!

それに気付いちゃったから、

どっか遠くへ出掛けることは諦めたけれども、

別にそれはそれで一旦はいいことにして、

久しぶりに銭湯に行った帰り

ひんやりとした年末の夜風に晒されながら思ったの

急にスプラトゥーン3熱がちょっと冷めたというか落ち着いたというか、

私がスプラトゥーン3ハマってる間に

いろいろと街の景色や世の中が変わってきている事に気付いたの。

まるで、

SF巨匠アーサー・C・クラークの読んだこともない『都市と星』を思い出して、

その中の住人は「サーガ」と呼ばれる仮想ゲームに興じ10億年もの間閉鎖空間で変化のない生活を送るの。

マトリックスとかでも

もしかしてこれは仮想空間の中で本当の世界があるんじゃないか?って『都市と星』もそうだけど

その外の世界に気付く人が出てくるのよ。

私もそれと一緒でスプラトゥーン3の外には現実があるんじゃないか?って

もう本当に10億年「サーガ」で遊んでる住人と一緒じゃん!って

そう思うとスプラトゥーン3ばっかりやってるのもって気が付いて世界に出てきて今事務所にいるわけなのよ。

なんか

SFみのある発見じゃない?

私このままだったらずっと10億年スプラトゥーン3やってるところだったわ!

もっと違うことにも時間費やした方がいいのかも知れないわってこと。

だけどおでんが育ってるので、

なかなか外にも長い時間お出掛けも出来ないところが

もう本当にスプラトゥーン3じゃなくておでん10億年煮込み続けて育てて、

しかしたら、

世界おでんの鍋の中じゃなくて

もっと違う外の世界があるのかも!って

実際リリーフランキーさんの絵本の『おでんくん』もそう言った鍋の外の外の世界に憧れる描写ってあるのよね。

そんでお客さんに選ばれてお皿に盛られて美味しく食べられてもまたすぐ戻ってくる設定みたいだけど。

なんか『おでんくん』にもSFみを感じてしまって、

そう言う外の世界に憧れる物語ってあるわよね。

私もスプラトゥーン3とおでんばかりに夢中になってなくて

他のことにも今年は目を向けて均等に色々なものゲッツ吸収できたらな!って

急に本当に冷静になったわ。

これもなんか久しく銭湯に行って

帰りの深夜の夜風に吹かれたことが原因なのよ。

なんだか不思議体験だわ。

まあスプラトゥーン3お正月結局やっけど!ヨビ祭中だしさー

以前みたいに1日の半分をそれに費やすのは、

まりにも『都市と星』の「サーガ」なのよ。

私はそんな真剣なことを

2023を模したパーティーサングラスを掛けながらこれを書いているところにもSFみがあると思うわ。

これ今年この瞬間しかもう売れないしあとの在庫どうなんのよ?って

まあそれを私が気にしていたら仕方ないので、

私はこれを書き終えるまで真顔で2023を模したパーティーサングラスを掛けながら新年を静かに迎えお祝いしたいところだわ。

うふふ。


今日朝ご飯とかはまだよー

お腹空いたわー

どうせスプラトゥーン3しながらルービーとおでんでってオチなので、

夜まで事務所の誰もいないところで雑用を済ませてさっさと帰るわ。

デトックスウォーター

昨日の晩お湯でちゃんと煮だして

水出しルイボスティーウォーラーじゃない煮出したルイボスティーウォーラー

煮出すとちゃんと濃いくて香りもよりいっそういいわ。

違いの分かるダバダーの曲って感じだわ。

少しの間はゆっくり時間優雅に過ごしたいわよね。


すいすいすいようび~

今日も頑張りましょう!

今年もどうぞよろしくお願いします!

2022-12-31

例のバス

初詣の日は神社境内から移動させたほうがいいと思う。毎年たくさん参拝者くるんだよね。

2022-12-26

[][] 2022年に観た作品まとめ

30作品強。(前後編に分かれてたり「2作で1作」みたいなのがあるので、はっきり「全○作」と書きにくい…)

BanG Dream! ぽっぴん'どりーむ!(1/1公開)

いつものバンドリ。通常パートには若干の人形劇感はあるが、ライブパートはすごい。

地球少年少女(前編・1/28公開 / 後編・2/11公開)

映画じゃなくてOVA連続上映では…?みたいなフォーマットだったが気にしない。

YouTuberSNSアノニマス(※増田ではない)、陰謀論AI…と今っぽい要素がてんこ盛り。美衣奈たんかわいいよ美衣奈たん。

密室となった宇宙ステーションから脱出できるのか…?という前編はワクワク感がすごい。

後編はセカイ系というか、ちょっと観念的な結末だったので面食らってしまったが、まあアリ。

鹿の王 ユナ約束の旅(2/4公開)

治療が困難な伝染病蔓延している」という世界観作品だが、前年の9月に公開予定だったのがコロナで大幅に延期。

因果を感じますね(適当)。

グッバイドングリーズ!(2/18公開)

序盤に主人公たちが女装して、詰め物をブルンブルンさせながら歩くシーンがあってちょっと引いてしまった。

なくても良かったんじゃないかな、あれ…。

フルーツバスケット -prelude-(2/18公開)

原作未読・TVシリーズも(新・旧ともに)未見。

本編主人公母親若い頃がメインの話だけど、こんなハード作品だったのか…。

劇場版 DEEMO サクラノオト(2/25公開)

原作プレイ原作の設定から独自に膨らませたストーリーなのかな?となんとなく思ってたが、いま調べたらわりと原作に忠実な内容だったのね。

ブルーサーマル(3/4公開)

主人公女の子声優が上手い。今作が声優初挑戦とのことだが、全然遜色なかった。

不可抗力事故責任を取らされる形で大学の航空部に入部させられ、部の先輩には強く当たられ、再会した生き別れの姉からも強く当たられ…と理不尽な目に遭い続ける主人公だが、天才的なグライダーの操縦センスで切り抜けていくのであった…。

永遠831(3/18公開)

物語の冒頭、主人公バイト先の新聞配達店の客の家で時間を止める能力を使って、滞納してる新聞代をこっそり回収するのであった。……いやもっとかに使い道あるやろ、その能力…。

3DCGアニメだけど、映像がすごいチープで「神山健治大丈夫か…?」ってなった。

映画 オッドタクシー イン・ザ・ウッズ(4/1公開)

観に行く前にTVシリーズを予習したらめちゃめちゃハマった。

…が、そういうときに限って映画TVシリーズの総集編なのであった。

追加シーンはあるけど、そのためだけに観に行く価値があるかというと…。

アマプラに来てるようなので、気になる人はどうぞ)

劇場版 RE:cycle of the PENGUINDRUM(前編・4/29公開 / 後編・7/22公開)

TVシリーズはなんとなく観てなかったんだけど、こんなにガッツリ「あの事件」を題材にしてたのか…。

バブル(5/13公開)

さんざん言われてるけど、水没してほとんど廃墟になった東京パルクールとかしてる場合か…?

映画 五等分の花嫁(5/20公開)

原作未読・TVシリーズも未見。

文化祭でそれぞれのヒロインルートが描かれたのは Ifルートを描いたのか、それとも単に「○○の視点だと…」を繰り返したのか、未だによくわかってない…。

犬王(5/28公開)

体感だと尺の半分くらいはライブシーンだった(実時間は違うかも)けど、個人的にはあんまり魅力を感じなかった…。ストーリー自体面白い

機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島(6/3公開)

ガンダムはそれなりに知ってるけど、ファーストちゃんと観たことはなかった(ありがち)。

TVシリーズ1話映画にしてるので、物語の展開はかなり遅い。

モブが棒立ちのシーンがほとんど無くてすごい。「古き良きアニメ」という感じ。

劇場版 異世界かるてっと ~あなざーわーるど~(6/10公開)

元になった作品幼女戦記とこのすばを少し知ってるくらいだが、予想外に面白かった。

登場人物めっちゃ多いのに、ちゃんと満遍なく活躍してる。スパロボみがある。

劇場版 からかい上手の高木さん(6/10公開)

原作未読・TVシリーズも未見。

神社境内でこっそり世話してた子猫里親がなかなか見つからず『自分たちの家で飼おう』と決心した途端、良くしてくれそうな親子に拾われてしまい…」という展開……うーん…。

劇場版 IDOL舞SHOW(6/24公開)

前半は3DCGの(なんか世界観が独特な)アイドルアニメで、後半はキャストMVという変な構成

公開直前までコンテンツ存在自体を知らなかったんだけど、2019年秋に楽曲を軸にしたアイドルコンテンツを立ち上げたらコロナ禍とバッチリ被ってしまって、ライブも開催できず、CDも2年間リリースできず…ということらしい。

映画の出来はともかく、曲は好きだったので既発売のCDを買い集めてしまった。

映画 ゆるキャン△(7/1公開)

観に行く前にTVシリーズを予習しようとしたけど、1期の7話くらいまでしか観られなかった…。

全員ちゃんとした社会人になってて、御都合主義にせず誠実に作ろうとしてるのはわかるけど、やっぱり高校生の頃のキラキラ感は薄くなってるかな…。

神々の山嶺(7/8公開)

原作未読。制作フランス会社だけど、日本風景文化に関する解像度が高くて驚いた。

舞台は50年前~30年前くらいだけど、時代考証もほぼ完璧だったのでは。

ただ、(パンフレットの対談で原作者の夢枕獏も言ってたが)ヒロイン(?)の岸 涼子が「欧米人イメージする、ステレオタイプアジア人女性」みたいな造形だったのは…。

参考リンク

夏へのトンネルさよならの出口(9/9公開)

原作未読。制作発表当時に公開された、原作イラスト使用したキービジュアルからキャラデザがかなり変更されてたんで「大丈夫か…?」ってなったが、杞憂だった。面白い

「中に入ると自分が望むものが手に入るが、外界よりも早く時間が進んでしまう」というトンネル、設定はSFっぽいけど、劇中でトンネル原理存在理由は解明されないので、どちらかというとファンタジーだと思った。

主人公の妹を「若おかみは小学生!」の小林星蘭が演じてるんだけど、すごく上達してる…!(もともと上手かったけど、「子役の声」から声優の声」になった感じ)

あと、2005年頃のガラケーに関する描写がめちゃくちゃ解像度高い。

雨を告げる漂流団地(9/16公開)

団地建物ごと友人たちと迷い込んだ世界は周りが一面の海で、流れに身を任せるしかできず、食べ物はなくなっていくし、メンバー怪我をしてこのままでは…みたいな展開が続いて、結構フラストレーションが溜まる。

「夏だ!冒険だ!」みたいな爽快感がある作品かと思ってんだが…。丁寧に作られてるし、キャラは魅力的なだけに残念。

四畳半タイムマシンブルース(9/30公開)

原作未読・TVシリーズも未見。(『サマータイムマシンブルース』も)

未来から来たタイムマシンに乗って過去に行ったが、現地で軽率な行動を取ってしまって、このままだとタイムパラドックスが起きて宇宙ヤバイ

過去自分に気付かれないようになんとかしないと…という王道タイムトラベルもの脚本破綻なくまとまってて面白い

僕が愛したすべての君へ / 君を愛したひとりの僕へ(10/7公開)

「2作あわせて1つの作品」的な映画だけど、2作のクオリティの違いが大きすぎない…?

劇場スケジュールの都合で『君愛』の方から先に観たけど、「これが2022年の劇場アニメか…?」ってなった。

その後に観た『僕愛』は、『君愛』に比べて作画美術も頑張ってるな…と思った。

…が、こっちも他の劇場アニメや高クオリティ深夜アニメに比べるとけっこう厳しい…。

私に天使が舞い降りた! プレシャスフレンズ10/14公開)

TVシリーズは何回かチラ見した程度だけど、わりと面白く観た。夏だ!旅行だ!という、王道劇場版

恋愛関係まではいかない、シスターフッド的な百合関係の数十年後が描かれている点が興味深かった。

ラストホラー

ぼくらのよあけ(10/21公開)

(珍しく)原作既読。(コミックDAYS無料公開されたときに読んで、その後単行本も購入した)

これも原作からキャラデザが大きく変わってて「大丈夫か…?」ってなったが、こちらも杞憂だった。最初は若干違和感あったが、観てるうちに気にならなくなる。

原作ではSFなメインストリーと並行して小学生女子の間でのいじめがかなりの解像度で描かれてて「どっちが本題だ…?」ってなったけど、

映画では(完全にオミットされたわけではないが)この要素は控えめになってて(具体的にはコンビニで仕返しするシーンがカットされてたり)、ストーリーの本筋が明確になって観やすかった。

尺の都合でやむなく整理しただけかもしれないが、正解だったと思う。

ソードアート・オンライン -プログレッシブ- 冥き夕闇のスケルツォ10/22公開)

前作のラストにチラッと出てきたアルゴが今作では最初から仲間になってて「えっ、いつの間に…?」ってなった。

前作ではあったエンドロール後の続編予告がなかったし、とりあえずこれで終わり…?

(「プログレッシブ」とは違う完全新作の劇場版制作が発表されたようだし)

花の詩女 ゴティックメード11/1公開)

FSSは未履修。「ソフト化はしない」とか、監督は相当こだわりがある作品のようだが、エンドロール楽器表記が「Base」「Electric base」とかになってるのは直さないのか…?と思ってしまった。

すずめの戸締まり11/11公開)

公開初日に観に行ったら、客ガチャで大ハズレを引いてしまった。(最前列に座ってた60代くらいの夫婦が、変なタイミングで大声で笑う。ずっと喋ってるとかじゃないから「マナー違反」とまでは言えないし…)

それが気になって内容に集中できず、作品自体第一印象までよろしくなくなってしまった…。

その後2回観に行ったけど、前作ほど面白く感じなかったのは作品のせいなのか、それとも第一印象払拭できないせいなのかが切り分けられないので、自分はこの作品についての良し悪しについて語らない方がいい気がする…。

劇場版 転生したらスライムだった件 -紅蓮の絆編-(11/25公開)

原作未読・TVシリーズも未見。

中盤に「①かつては鉱物採掘で豊かだったが現在経済的に厳しい小国。これから農業基幹産業にしてなんとかなりそうです! 体調が優れなかった女王も快方に向かいそうです!」→「②いかにもな小悪党女王がそそのかされて…」という展開があるが、劇中でいちばんカタルシスがあったのが①の時点だったので、それ以降は観ててしんどかった…。

かぐや様は告らせたい -ファーストキッスは終わらない-(12/17公開)

原作未読・TVシリーズも未見。

テレビだと放送コード的に難しそうなセ○クス連呼から始まって笑った。

かがみの孤城12/23公開)

1年の最後にすごいのが来た…。めっっっちゃくちゃ面白かった…。

原作未読で、予告を見た段階では「子供たちが謎の孤城に集められて…」くらいの情報しかなかったんで「よくあるジュブナイル小説アニメ化かな?」くらいにしか思ってなかった。

この作品は、不登校経験があるかどうかによって感想が違ってくるのかもしれない。ない人が観てもつまらないということは決してないと思うけど、経験がある自分主人公こころにめちゃくちゃ感情移入してしまった。

こころを演じた當真あみの演技は、(『アニメ声優』的な意味では)必ずしも上手くはないかもしれない。でも、その若干のたどたどしさも含めて、すごく良くこころという人物表現できてると思う。

この作品は「静と動」で言えば「静」の方の作品だと思う。それほど激しいアクションシーンがあるわけでもないし、音楽が流れていないシーンも多い。

作画カット割り、セリフ、演技、どれも控えめなのに、主人公が行動するたびに(ただ家の外に出たり、学校に行ったりするだけなのに)「この後、どうなるんだろう…大丈夫かな…」とずっとハラハラしてた(そのせいか、劇中で1箇所だけあるくだらないネタに不意を突かれてめちゃめちゃウケてしまった)。

特にこころがある手紙を読むシーン。たった一文の、ものすごく短い手紙なのに泣きそうになってしまった。

ミステリ的な要素もあって、伏線もあちこちに張られてるので「あのセリフはそういうことだったのか…!」と複数回の鑑賞にも耐える造り。

でもまだ1回しか観れてないので、もう1回は絶対に行く。円盤も買います

2022-12-14

anond:20221214132437

83歳で播磨で天寿を全う。

https://akoinfo.com/akogisi/gisikojin/terasakakitiemon.html

逃亡説は誤り

昭和になり立証される!

昭和一年伊藤家(伊藤十郎太夫末裔から多数の資料発見されたことや伊藤武雄著「赤穂義士寺坂雪冤録」、渡辺世祐博士の「義士講寅寺坂吉右衛門信行」で逃亡説は誤りであることが立証される。

伊藤十郎太夫の書置には

泉岳寺門前で「寺坂吉右衛門泉岳寺境内に入ろうとした所、寺内に入ってしまうと外に出れないのでかねて吉田忠左衛門が申し含めておいたことが無駄になる。とのことで★十二月十五日午前十時ごろ一同と別れ、十二月二十九日には播州亀山に帰り着いた」とある

吉田忠左衛門の暇乞い状には

二月三日、忠左衛門切腹の前日に十郎太夫に送った暇乞い状には「・・・吉右衛門のことはよろしくお願いいたします。うかつなことはしゃべらないようにお願いいたします」とあり、討ち入り前に逃亡した不忠の士への言葉ではないことが分かる。

2022-10-30

anond:20221030135233

浅間苦楽祭!それは浅間神社境内で何千人の老若男女が一昼夜苦楽を共にし一年の無病息災を祈る祭りである

2022-10-01

素麺の産地と風土記記述の話

素麺といえば、個人的には島原半島のものということになっている。これは単に、同地に私の知己の人がいるので、贈答品として頂戴して食べる機会が多いからに過ぎず、別に他の産地のもの品質的に劣ると思っている訳では無い。なお、頂くだけでなく、ちゃんと自腹で買うこともある。

最近では、女優満島ひかり南島原市公式PR動画に出演したことが、彼女の怪演技の甲斐もあって、ネットでも話題になっていた。ひょっとしたら、それを観たことがきっかけで島原手延べそうめんのことを知ったという人も、世の中には存在するかもしれない。

島原半島素麺作り産業については、以前に聞いた話だが、島原の乱によって人口が減少した際、江戸幕府肥前の国の外部から移住者を募り、その中に瀬戸内小豆島出身の人々がいたこから、彼らが島原半島素麺作りの技術を伝えたとのことであった。しかし、それはあくまでも民間伝承であって、確固とした史料が有る訳では無いとも聞いた。

史料の有無や民間伝承真実性は、専門家ではないか判断する由もないが、この小豆島由来説を何とは無しに信じている。それは、小豆島由来説が語られる際に、同時に「島原半島は、瀬戸内海と気候が似ているために、素麺作りに適している」と語られることにも一因があると思う。

中央部にある雲仙普賢岳高岩山(たかいわさん)、島原市のすぐそばに在る眉山(まゆやま)、これらを除けば開けた土地半島の大部分を占めるように見える。そのために、気候がカラリとしているように感じられる。これで「島原半島瀬戸内海に気候が似ている」と言われれば、一定説得力を感じて小豆島由来説も信じられる気持ちになる。特に海岸線の近くではそうである

この島原半島南部を訪れた時、島原鉄道を利用したのは、ずいぶん前のことになる。これは、諫早市半島北部東部南部を結ぶ、左右反転のC字形半島の外周沿いを走るローカル鉄道路線である。あった、と言うべきか。現在は、半島東部島原市までしか列車が走っておらず、島原市よりも南の地域は部分廃線となっている模様である

現在市町村合併によって南島原市の一部となっているが、旧名西有家町という町が半島南部には存在する。この町で島原鉄道の駅に私が降り立ったのは、別に観光などが目的という訳ではなく、不覚にも乗り物酔いになり、気分が悪くなって一休みしたかたかである

そうめんの町」という文字建物の壁に掲げられた無人駅舎のベンチに少し横になり、冷たいジュースを飲んで落ち着いたは良かったのだが、あいにく、次に乗り直す列車を一時間は待たねばならなかった。手持無沙汰の時間をつぶすため、駅の直ぐ傍にある神社へと行ってみることにした。境内へと登る階段は、文字通り駅舎の目と鼻の先にあり、その長さは数十メートル程と短かったが、勾配はかなり急であった。島原半島南側地帯には、海の近くで小高丘陵や崖になっているような場所が、幾つもある。この神社があるのも、そうした丘陵の一つであった。

別に有名な神社とかではなく、少し田舎ならば何処にでもあるような、何の変哲もないさな神社である境内へ登る階段を跨ぐ鳥居は、その神額に「天満宮」の文字があったから、主たる祭神菅原道真公で間違い無い。これは、グーグルストリートビューでも確認可能である確認した。技術革新、すごい。

よほど小さなところでない限り、神社は大抵、主祭神だけでなく配祀神も同居している。その天満宮で私は、時間だけはたっぷりあったので、主祭神配祀神のいずれの社殿にも平等に五円玉のお賽銭を捧げて「この後、乗り物酔いが酷くなりませんように」とゴニョゴニョ唱えながら参拝した。それを済ませると暇つぶしに、私以外には人の姿も無い境内を、気ままにぶらぶらしながら鳥居などを観察したりして過ごした。どの鳥居も、冠木・貫・木鼻に沢山の小石が降り積もっていた。素朴な民間習俗を今でも伝える地元民が、願い事の成就のために投げ上げたものであろう。

配祀神は、鳥居の神額に「大神」という文字があったと記憶している。「大神」は「オオミワ」と読むのであろうと思った。残念ながら、天下のグーグルストリートビューでも、この天満宮境内の中までは確認が出来ない。「大神」の社殿は、主祭神との差を感じさせない程度の大きさはあったように思う。

神社でオオミワといえば、その大元へ遡れば無論、奈良県三輪山であるが、その地は素麺との縁が有る。素麺祖先は、奈良時代に唐から伝来した食物・索餅(さくべい、見た目はチュロスに似ている)とする説が一般的である。これを模倣して作ることが、最初我が国で始められた場所が、他ならぬ三輪山の麓周辺なのだと言われている。「すべての道はローマに通ず」ならぬ、「全ての素麺三輪山へ通ず」といったところか。

それらのことを知った影響で「移住者から素麺作りの技術島原半島に伝えられたのに伴い、我が国内における素麺発祥の地・三輪山から神も一緒に来たりて、分祀されたものであろう」と考え、小豆島由来説を信じる気持ちも補強されたわけである

しかし、素麺伝来の機会や小豆島経由以外の理由でも、この地に「大神神社」が分祀される何らかの歴史的な要因があったような気がしてならなかった。結論から先に言えば、これは単なる私の勘違いだったのだが、兎も角そのような気がして記憶を手繰り寄せたところ、風土記の一つである肥前風土記』にある、次のような記述を思い出した。

景行天皇が、現在熊本県玉名の辺りに行幸した時、そこから有明海を挟んで島原半島の方を見て『あれは島か、それとも陸続きの地か』と疑問に思い、使いを送って調べさせた。すると、土着の神が、天皇の使いを出迎えて歓迎し、天皇に服属する意志を示したという。

この時に派遣された使いの名前を「大神宿禰」と、私は誤って記憶していた。この覚え間違いが、大神神社島原半島分祀される歴史的な要因があったような気になった原因であった。しか最近自分記憶を頼りに人魚の話やら南斗北斗の話やらを書き散らしたところ、ブコメ等で鋭い突っ込みを受けて大恥をかいたため、今回は手持ちの岩波書店日本古典文学大系版『風土記』を参照した。その結果、私の記憶違いに過ぎなかったことが判明したというわけである確認大事

残念ながら、天皇の使いの名前は「神大野宿禰」とあり、読み仮名も「かむおほののすくね」としてある。しかも「他に見えず系譜不明。ミワ(神)氏の支族ではあるまい」とまで注釈が付けられている。これでは、妄想を膨らませる余地も無い。

もしも「大神宿禰」という記述だったならば、その時は大変であった。きっと私は「もしかしたら、三輪山祭祀を司るミワの支族に連なる者が、古代島原半島を訪れていたのかもしれない。この縁によって、大神神社島原半島分祀されたのではないか」とか何とか、思う存分に妄想力を発揮していたことであろう。間違いを防止できたか安心しても良いはずなのだが、その気持ちよりもむしろ残念な気持ちが強い。それほど、自由妄想とは魅力的なものということである

さて、私は雲仙岳には登っていないが、その直ぐ近くの高岩山には、地元の人の案内で登ったことがある(この時は、まだ火砕流などの火山活動が沈静化したと認められておらず、雲仙岳登山が再開されていなかった)。登山ルートの途中にある樹林の中や山肌には、家屋ほどの大きさがある巨大な岩石がゴロゴロと有った。これほどの大きさの岩石群であれば、それらを見た昔の人々が、信仰の念を山や岩石に対して抱いても不思議は無いと実感した。その時の私は、或る種の神秘体験に近い精神状態にあったのかもしれない。高岩山に登って同じ光景を見た人にならば、私の実感にも同意してもらえるものと信じる。

件の神大野宿禰を出迎えたという土着の神は「高来津座(タカクツクラ)」と名乗ったと『肥前風土記』には記されている。日本古典文学大系注釈には「高来の峰(雲仙岳)を居所(座)とする神の意であろう」とある。この「クラ」というのは「イワクラ」などと同じく「カミの宿る座・場所」という意味であることに疑いは無いが、何が「クラ」であるかまでは断言されていない。しかし、高岩山への登山で巨大な岩石を見た経験から、おそらくは岩石もしくは山頂・山体そのものが、高来津座と名乗るカミの依代御神体だったのではないかと私は思う。もしそうであれば、三輪山神体山信仰類似しているので、面白いである。「タカク」に「高来」という字を当てたのは、単に高さを表現しただけでなく、天空の高みから山頂に降り来る垂直移動型のカミであったことの顕れであろうか。

このカミの名は、高来郡(たかきのこほり、たかくのこほり)の由来となり、市町村合併以前は、島原半島地名南高来郡(みなみたかきぐん)」として名残を留めていた。しかし、島原半島島原市雲仙市南島原市へと統合され、旧来の地名が無くなったことで、熱心な郷土史研究家などを除けば、いずれ遠からず名を忘れられるのかもしれない。

しかし、名は失われても、島原半島中央部の山に登山する人が絶えない限りは、高岩山に登った時の私が俄に古き神の気配を覚えたように、雲仙岳一帯の山岳や巨岩に対する素朴な信仰のものは、これからも人々の精神地下水脈として生き残っていくのではないだろうか。

【2022/10/10】続きを書いた。anond:20221010212603

2022-09-24

神奈川県警山手警察署(横浜市中区)の交通取り締まり

点数稼ぎと思われるセコい取り締まりが増えてきた。

時間制の駐車禁止区間である本牧通りで、切り替わり時刻の15時頃(だけ)に駐車違反取り締まり

本牧せせらぎ公園を見下ろす丘の上(天徳境内)から一時停止違反監視

・市立本牧中学校近くの見通しの悪い路地で一時停止違反監視

など

anond:20220924185806

続き↓

 この日だけは生理にならないで欲しいと念じ、部活に励んでカロリーを消費しまくった時に限って、予定でもなかったのに生理になる。それがぼくのあるある事象で、修学旅行でも、ぼくは三日前から生理になった。荷物の半分が生理用品になる。トイレにやたら時間がかかり、ただでさえ移動中に立ち寄るトイレはとても混雑するのに、ぼくはそわそわとして落ち着けない。レイジとは同じ班になったが、レイジは相変わらず女としての煩い事には無関係の人だから、どこへ行っても楽しそうだ。

 自由行動の日、レイジはぼくがトイレに行ったきり中々戻って来ない間、もっぱら寺社境内で鳩とたわむれて時間を潰していた。ぼくが貧血と歩きすぎとでふらふらの状態トイレを出ると、レイジの周りをうろうろしていた鳩達が一斉に飛び立つ。背の高いセーラー服少女と鳩という、ミラクル光景レイジがつくりだしている。眩しくて目眩がした。観覧した寺社の事なんかろくに覚えていやしないが、その景色だけは今でもよく覚えている。

 夜、泊まった宿では大浴場が貸し切りで使えたが、生理の生徒は部屋の内風呂を使ってよいとされていた。ぼくは当然内風呂に入ることになったが、大浴場を使える女子達はひとの気も知らずに一緒に入ろうよと誘って来る。ぼくはうっすらと屈辱を感じつつ断る。相部屋にも何人か内風呂を使う人はいたが、ぼくは「先に入る?」という気遣いを全部断って一番最後に入った。

 せっかく広いお風呂に入れるはずが、見たことのないほど狭い風呂我慢しなければならないのは惨めだが、レイジの裸を見ないで済んだのは良かった。小学5年生で行った臨海学校風呂を思い出した。あれがぼくが集団で大浴場に入った最後の機会だったが、当時既に同級生には女らしい体型の女子が何人もいて、あれはかなり気まずかった。どこを見ても生々しい女体が視界に入るのが嫌でずっと俯いていたし、落ち着いて湯船に浸かっていられなかった。あの頃は成人女性のような体つきの女子ほとんどは薄手の子供用の肌着を着て、その上に体操着を着ていたのだから、思えば気持ち悪くクレイジー文化を生きていた。それを許していた大人達の気が知れない。

 修学旅行の夜は恋ばなで盛り上がるのは定番だが、同室に奇跡的にオタクばかり集結してしまったので、ぼく達は漫画アニメの話ばかりをしていた。だがみんなそれぞれ好きなものが違うので、話が全く噛み合わない。なのに何故か会話は成立しているように見えた。

 23時を回る頃には話のネタも尽き、昼間の疲れも出てきて、皆口数が減ってきた。ついにここにはいない他人の恋ばなくらいしか話す事がなくなってきた時、レイジがぼくに言った。

「なあ、お前は男同士って、どう思うの?」

 誰にも聴こえるような大声でいうから、同室の極めてお喋りな女子が、

「きゃー、レイジさんったら急に何を言い出すのーー!?

 と盛り上げてくる。レイジのご指名はぼくだったから、全員が興味津々でぼくの答えを待っている。

「うーん、」

 そういえばレイジって「やおい」が好きなんだったなと思いつつ、ぼくは答えた。

「男同士も、ぼくはいいと思う。ただし、美しいのに限る」

 皆はぼくの答えにキャーキャーと黄色い声をあげた。ぼくは半ばレイジに当て付けて言った。いつもぼくを驚かせてばかりいるんだから、たまには君もぼくの言うことにびっくりしろと思った。レイジにはぼくの意図が伝わったらしく、

「ああそうかよ、つまんねーな」

 といい、さっさと布団を被って寝てしまった。

 同室の女子達はカマトトぶっていたが皆「やおい」が大好きだった。学校までエロ同人誌を持って来て回し読みをしている連中(そういう奴らに限って本当はオタクではない)は他の部屋だったにしろ、みんな男同士の禁断の関係性に興味があった。禁断だからこそいいという価値観の共有されているところへぼくが堂々と「いいと思う」と言ったのはかなりウケた。隠すべきとされているものを隠さなくていいと言ってのけるのは、その時はまだ新しすぎる考えだったのだ。

 実はレイジは「やおい」の愛好者で、そうとうの数のやおい同人誌を持っているらしかった。一年生の頃、ぼくの家にレイジが遊びに来たことがあるのだが、その時レイジ同人誌を何冊か持って来た。二人で格ゲーで遊ぶのに飽きた頃に、レイジが鞄からそれらを取り出して見せてくれた。それは幽遊白書同人誌で、レイジが開いて見せてくれたページには、いやにリアルな筆致で描かれた幽助と蔵馬があられもない姿でぼくには理解不能なことを行っていた。ぼくは気持ち悪くて無理だと言った。ついでにいうとぼくの一番好きなキャラクターは軀だから、軀が出てこない時点でかなりがっかりだとも言った。するとレイジ

まだ子供のお前には早かったな」

 と言って本を仕舞い、代わりにもっぱらギャグ漫画ばかり載っている同人誌を出して、ぼくに貸してくれた。たぶん、レイジは「やおい」というものの中でもぼくが「気持ち悪い」と切って捨てた部分こそが好きだったのだと思う。

 やおいというもの自体はわりと好きだとぼくは思った。でもぼくはそれを男同士というよりは人と人同士だと思って読んだ。女でなければ無性別性別が無いというのは人として完璧なのではないかと、あの頃のぼくは思っていた。今となって思えば、そんな考えは母親譲りの潔癖症的な考え方であまり良いとは言えないのかもしれない。

 修学旅行から帰った後、ぼくはレイジとは違う高校に進学しようと決めた。レイジは市内にある名門女子高を受けるといっていたので、ぼくは電車で何駅もある遠くの共学を受けることにした。レイジの行きたい女子高はぼくの母親の母校だったから、そこを目指すのは母親の思うつぼにはまったようで嫌だったのもある。

 レイジと二人でつるむのは楽しいが、いつまでもそしているとぼくの世界は広がらないのではないかと思った。ぼくは一人で新天地を目指したい。だがそれは大きな間違いだと知ったのはそれから何年も先のことだ。現実には、一人でいるとずっと独りぼっちになりやすい。二人で楽しそうにしていると、それを見て何人もの人が集まってくる。友達が増えれば世界が広がる。独りきりで見える世界は、とても狭苦しくて窮屈だ。

 だが、誤った道を選んだおかげでぼくの今の暮らしがあると思えば、それはそれで良かったのかもしれない。

 レイジとは別々の高校に進学して以降は二度くらいしか会っていない。いつだったか、一緒にどこか遊びに行こうと約束して待ち合わせたら、レイジはまるでデキる女の休日ファッションみたいなスタイリッシュ服装に薄化粧までして現れた。ぼくはといえば、男ものの服を着れば男の子のようになれると信じた結果、ただの引きこもりみたいなダサい格好をしていた。どっちに合わせても相手が浮くし、そもそもお互いに学チャリで来て一体どこに行けるのかということで、近場の公園のベンチに座り、レイジがわざわざぼくに食べさせようと作ってくれた焼き菓子を食べながら雑談をした。

 最後に会ったときはぼくはもう結婚していて、久しぶりに実家帰省した際にレイジの家に遊びに行った。中学時代レイジがぼくの家に遊びに来たことは何度かあったが、ぼくがレイジの家に行ったのはそれが最初最後だ。

 レイジの部屋はすっきりと片付いていた。オタクらしいのは座卓の上を立派なデスクトップパソコンとその周辺機器占拠している事くらいだったが、それだって配線がごみごみと見えないよう置き方が工夫されていた。オタクの部屋というよりは仕事でよくパソコンを使う人の部屋といった感じだ。

漫画同人誌をいっぱい持ってるって昔言ってたけど、もう全部捨てたのか?」

 ぼくが問うと、レイジは「いや、」と言い立ち上がって部屋の奥の襖を開けた。

「さあ見れ!」

 その時ぼくは初めて、筋金入りのオタクは押し入れを改造して大量の蔵書を隠し持つのだと知った。

「だが、お前の読むようなものは何もないけどな」

 レイジお子ちゃまはそんなもんよりもこれでも見てろと言い、パソコンを起動させて秘蔵の面白動画を見せてくれた。ぼくらは中学時代のようにくっついてそれを見て、腹がよじれるほど笑い、床を転がった。

「お前ほんとに中学の頃から変わらないよなぁ」

 と、レイジは言った。

レイジだって服装以外は大して変わっていないだろ」

 ぼくはそう言い返した。

「そうかもな」

「でもぼくはもう結婚した。だからけっこう変わったと思う。ところで、レイジはぼくが結婚なんかするなんて変だと思わないの?」

 ぼくはレイジに聞いてみた。ぼくの家族特に母親はぼくの結婚をついに人生に敗北したと言って馬鹿にするし、昔の同級生からも祝われるよりも先に引かれがちだった。

「変だとは思わねーな。だいたいお前、中学の時だってなんだかんだ好きな男いただろ。案外普通女子なんだなと思ってたよ俺は。ずっとふらふらしてるより早々に結婚ちゃう方が良かったんだろ、実際」

「確かに……。ぼくはかなりモテいから、夫と結婚しなかったら永遠に独身だという自信がある。けど、ぼくだってぼくなりに頑張って、何人かと付き合ってはみたんだが、まあ色々と、無理だったかもしれない」

「色々っちゃなんだよ」

「言っても引かない?」

別に引かない。俺は自分に話す事が何もないぶん聴き手に回り易いから、ダチの恋ばなを聞き慣れてるんでね。だからさら何が飛び出しても驚かないぜ」

「じゃあいうけど、夜のあれがつまらなくて……別に苦手な訳ではないのだが……」

あはははははははは!」

「笑うな! 何が飛び出しても驚かないって言ったじゃないか

「いやいや驚きゃあしないって。むしろお前らしくて笑うわ。お前、本当にいつまで経ってもお子ちゃまなー」

「うー、うるさい。でも、否定は出来ない……。ぼくはもっとこう、セックスとは楽しいものかと思ったけど、全然そうならないんだ。しか十中八九、ぼくのせいで盛り下がっているという、自覚がある」

「なぁ、膝出してみ?」

「膝? はい

 いぶかしみつつもぼくは素直に片膝を立てた。そこへレイジが指をさわさわと這わせた。

「ひゃあ! くすぐった! しか気持ち悪いっ!」

「それだからお前はなー。じゃ、今度は俺に真似してやってみ?」

 ぼくはレイジの膝を擽った。だがレイジはぞくぞくするどころか擽ったさも感じないと言う。

「まぁまぁ。毎日部活に出て稽古に励んでも全然強くならなかったほど、運動神経のないぶきっちょさんのお前さんがさ、セックスの時だけ上手い事やれるなんて、その方がおかしいだろ? 女だからやれて当然じゃないんだ。才能のないもんはどうしようもない。諦めろ」

「そういうもんかな」

「おー。そういうもんだと俺は思うぜ。でもまあ結婚はしたんだからよかったじゃん。婚姻届出しゃあもう、お前のエロさが足りないなんて理由簡単に別れる事なんか出来ないんだぞ」

「だといいけど」

浮気されたら愚痴でもなんでも聴いてやらぁ。そういうの聴かされるのは慣れてるからよ」

レイジ何気にひどい事いうよね」

「ははは。それより、子供が出来たらちゃんと連絡くれよ。そしたらお祝い包んでやるからさ」

「そういうのはいいよ。友達なんだし、変に気を遣わなくても」

「単に俺がそうしたいだけなの。うちは兄貴結婚しそうにないし俺はこんなだから、がきんちょにお小遣いくれてやる機会があまりなくてな。ダチの子供にお年玉やると、俺も大人になったなーって思えるし、気分がいいんだ」

 そんな事をレイジは言った。

 確かに子供のためにお金を遣うと大人になったという感じがする。一度に三万円は痛いが、それで子供達が喜んでくれたのだから、大した事のない出費に思える。しかしぼくは今やただの大人じゃなくて親だから子供にしてやらなきゃいけないことは、他にも沢山あるけれど。

2022-09-09

anond:20220909121750

千本氏(せんぼんし)は、那須七騎に列せられる日本氏族ひとつ

千本北(せんぼんきた)は、大阪府大阪市西成区にある町名

千本中(せんぼんなか)は、大阪府大阪市西成区にある町名

千本南(せんぼんみなみ)は、大阪府大阪市西成区にある町名

千本松原(せんぼんまつばら)は、松が植樹された水辺に付けられた名称で、静岡県岐阜県などにある。

千本引き - 紐の先に色々な景品が結び付けられており全ての紐を一ヶ所に束ねている為、何が当たるか判らないという工夫をした、紐を使ったくじ引き。

千本浜(せんぼんはま)は、静岡県沼津市海岸

千本山(せんぼんやま)は、高知県安芸郡馬路村にあり、海部山地西部にある標高1,084.5mの山である

加蘇山の千本かつら(かそさんのせんぼんかつら)は、栃木県鹿沼市にある加蘇山神社の奥の宮への参道に並んでいる、樹高約30メートル推定樹齢1000年と700年の2本からなる県内最大の桂の古木である

千本イチョウ(せんぼんイチョウ)は、千葉県市川市八幡葛飾八幡宮境内にある国の天然記念物指定されたイチョウの巨樹である

最上川千本だんご(もがみがわせんぼんだんご)は、山形県北村山郡大石田町にある和菓子店舗

菊池千本槍(きくちせんぼんやり)は、太刀洗と共に、九州豪族菊池氏の勇猛さ、及び武士精神を表す言葉である

千本城 (せんぼんじょう)

2022-07-10

anond:20220710182910

墓場とか境内地の固定資産税とか、最低賃金労働時間分の賃金くらいはまぁ非課税扱いでもいいけど、

バチクソべらぼうな額のお布施はもう贈与税としてガッツリかけていいだろ。

神社サイレントに喪に服していた

近所に、境内じゅうにお賽銭箱を設置して、インスタ映えするイベントしょっちゅうやってSNSでもガツガツ広報してるがめつい神社があるんだが、

媒体で見かけたイベントに、子ども連れて行こうと詳細を調べようとしたら、普段あんだけアピールしてるアカウント沈黙している。

なんでだ?と思ったんだが、どうやらお仲間の神社のつながりの手前、イベントやりますと大々的に発信できないようだった。

しか子連れお金は欲しいようで、現地はしっかり盛り上がっていた。

こういう神社に金はおとしたくないなと思い、賽銭は投げずに参拝だけして、子に屋台で遊ばせ、帰ってきた。

やっぱ神社ってキモいわ。

2022-07-05

anond:20220705220847

アナル嵌杉之命を祀る神社

三重県伊勢市には、アナル嵌杉之命を主祭神とする結穴神社(けつあなじんじゃ)がある。

結穴神社境内にある祠にはアナル嵌杉之命が祀られており、御神体として翡翠アナルプラグが安置されている。

境内では肛門性交許可されており、アナルセックスを行うカップルの姿も多く見られる。

また、参拝客たちが奉納した大量のアナルプラグアナルビーズは結穴神社名物となっている。これらは、拝殿の前に並べられ、自由に手に取って使うことができるようになっている。

2022-05-08

丈六様ってなんやねん。

この年寄りばかりの地区引っ越して5年。今年自治会長に任命されてから色々とやっているのだが、昔から惰性でやってることが多くて辟易する。

特に地域にある神社祭事だ。

神社一角にある石室に丈六様というのが祀られていて、何の神様かもわからないまま例年自治会から一括で一世帯300円を納めていた。

周辺地域自治会からも同様に貰っているとするならば、1世帯300円とは言え、そこそこの金額神社に入金されている。

返礼としてその神社から紙のお札と人型を頂戴するのだが、丈六様とやらの祭事特に大きな告知も無く、神主自治会長数名が参加するのみで正直お粗末な感じだ。

「丈六様」と検索をかけて引っかかるのは仏教系の事ばかり。

本殿での祭事ならいざ知らず、境内の麓にある小さな祠のイベント

せめて由緒とか具体的にして回覧でもすればいいのに。

神主とかが神社拠点地域を盛り上げようとやる気があるんなら派手なイベントにするんだろうけど、供物も準備も自治会持ちで、ただの集金イベントから細々適当にやって身銭を稼いでいるようにしか感じられない。

少し離れた地域神社なんか結構インスタ映えとかも取り込んで)地域を巻き込んだイベントを派手にやっているのを見て尚更そう思ってしまう。

そういった神社ほど境内も綺麗だし参拝客も多い。周辺自治体のパワーもあるんかな?

じゃあ、自治会長が太鼓持ちで派手にやれよって言われるのかもしれない。

よそ者若者馬鹿者ではないけどさ、せめてどんな由緒があってどんなことを祭事するのか神主に効いて調べて、回覧板にして人集めしてみるつもりではあるけど。

なんか、SNSとかで一発当てればいいんだろうけど。

正直個人的には辞めてもさしあたって問題ないんじゃないかとも想ってる。

地元のジジババに愚痴ったら、『罰当たりな新参者』とか言われそうなのでここで吐き出した。

そのジジババもろくに由緒なんか知る由もないだろうけど。

2022-04-05

毎日お花見

寺でお花見

 お寺の境内花見子供達と私の両親と弟と私で行った。七分咲きくらいだった。早咲きの品種の桜ばかりある山桜は葉が出始めで、花はまだたった。

 去年までは無かった立札があった。桜の枝を折らないでとか根を踏まないでとか、書いてあった。花見に沢山の人達が来るのは今に始まったことではないのだが、去年に何か悪質な悪戯でもあったのか、それともつもり積もった我慢がついに爆発したのか。

 お花見ついでにお賽銭箱に賽銭を入れて行く人が幾人か。アラサーくらいのカップルで、女性の方がお賽銭を放り込んだら、男性の方が女性の袖を引いて、なんか文句を言い、それで二人は揃って姿勢を正し、一礼二拍手をしてからまた賽銭を入れた。

 境内には桜の他にも花をつけた木が植わっている。細い花弁4枚の、黄色い花をたわわに着けた、枝の細い木があった。それを父が見て、「これはミツマタ」だと孫達に教えていたが完全に間違っている。ミツマタはその花とは似ても似つかない。沈丁花にならちょっと似ている。名前の通り、三つ又に別れた枝の先に花を咲かせる。何でそれを私が知っているのかといえば、うちの庭に生えているからだ。

 ミツマタでなければなんなんだ? と問われたが、知らないので答えられないでいると、父は「じゃあやっぱりミツマタじゃないか!」と怒り出し、勝手にそういうことにしてしまった。昔から癖の強い人だったが、歳を取るにつれて、いよいよ悪化していっている。今はなき母方の祖母が庭に植えた芙蓉のことも葵だと言ってきかない。父は祖母のことが嫌いなのでなおさらだ。母は父の言う事を何でも肯定するので、芙蓉と葵どっちだ問題でも父の方を持った。そもそも芙蓉と葵は紛らわしい見た目の花だが、苗木を買った人(祖母)が芙蓉って言ったんだからそうなんじゃねえのかな、知らんけど。

 両親と弟が一緒じゃない日にも何度か寺に花見に行った。

桜並木お花見

 ドライブスルーなだけのお花見。二十年以上前、私がこの街引っ越して来た翌日か翌々日に、この桜並木の桜が満開で、しかも桜祭りが開催されていた。それは絢爛豪華な感じだった。

 あれから二十年。当たり前だが桜はとても大きくなり、枝が電線に触れるほどの丈となった。すると近隣住民からの苦情が入るようになったらしく、桜の花や落ち葉路上に落ちないよう枝を剪定することになった。ところが、それを自治体から依頼された業者下請けに丸投げし、更に孫請の建設会社押し付けられたため、単なる素人作業となった。今の桜並木は目も当てられない有様で、何本か枯死した。でも一応はソメイヨシノらしく、沢山の花を咲かせる。あまり見映えはよくないにしろ。桜祭りは、私が見た華やかな歳が開催日に桜が咲いていた、最初最後の年だったらしい。毎年桜の開花と祭りの日程が合わずしかも決まって当日に雨の降る冬日となるので、十数年前に祭り廃止になった。

運動公園お花見

 運動公園の外周には立派な桜の木が何本も植わっている。いつか見に行こうと思っていたのだが、子供達が運動公園を怖がるので、いけないでいた。何故怖がるのかというと、運動公園には地元少年野球チームやサッカーチーム練習試合をしにやって来るからだ。

 広い公園の半分ほどは小さな子供達のためのスペースと散歩者のための遊歩道や憩いの場で、半分がサッカー場野球場なのだが、練習試合のある時は選手達が広場まで侵出してきてウォームアップをしたり、暇と体力をもて余して走り回っている。彼らは余所見をしながら全力疾走で、幼児たちがよちよち遊ぶ広場を突っ切り、順番待ちをする親子を押し退けて滑り台を駆け上がり、お年寄りの歩く遊歩道をジグザグに走ってゆく。

 ある時、子供達を連れて遊んでいたらそこへ野球チームが練習にやって来て広場しっちゃかめっちゃかになったことがあった。その時子供達は小さかったのだが、よほど恐ろしかったのだろう。いまだにその時の事を覚えているのだ。

 コロナのご時世のため、スポーツをしている人達は誰もいなかった。もしかするとグラウンド団体に貸していないのかもしれない。公園の中をぐるりと一周し、子供達を遊具で遊ばせた。広場の端に、「ここは子どものための広場です。危険ですので野球サッカーチーム侵入禁止します。練習ウォームアップ等に使用しないでください」という立札があるのを発見。見たところ、比較的新しい立札だった。

 桜の木の下を通ると、ヒヨドリ金切声を上げて飛び立つ。すると、ヒヨドリのいた枝から私達の頭上に、桜の花が花柄ごと降ってきた。地面は鳥に啄まれて落ちた花がびっしり敷き詰められていた。

 公園事務所ラウンジから死角となる場所桜の木の下で、お爺さん達のグループ酒盛りをしていた。

市民体育館お花見

 毎年花見に来るスポット子供達は、桜の花よりも、芝生を侵食しているクローバーに夢中。四つ葉が欲しいらしい。

 昼時から少し外れた時間に来ると、近隣の老人ホームデイサービスの車が何台も、車椅子に乗ったお年寄りを運んで来る。毎年の光景だ。うちの子供達が赤ん坊の頃から既に恒例行事で、お年寄りを乗せて来る車も毎年同じ施設の名が入っている。しかし毎年ここに花見に来ているお年寄りいるかどうかは知らない。

公民館お花見

 家から徒歩で行けるが、住宅街の真ん中でうちから見えるところではないため、何となく行かないまま終わる年もよくある。

 満開の花が風に煽られてはらはらと散っているところだった。子供達が花びらを追いかけて、犬みたいに走り回る。風が吹くたびに強い芳香がたつ。どこか近所の家で桜餅手作りしているのかと思って周囲を見回したら、匂いは桜の樹の下から漂って来るようだった。木根の辺りからひこばえがぼうぼうに生えていて、葉っぱと花を同時に着けている。それが匂うのだ。桜の木の上の部分はソメイヨシノで、枝に着いているのは花だけなのだが、根の部分は大島なのだ。つまり挿し木の土台だった部分がまだ大島桜の性質を遺している。

 たぶん、今は公民館の桜を管理している人は誰もいない。数年前までは公民館のすぐそばにある小さな一軒家に住んでいたお爺さんが公民館とその近くの 小さな公園植物の面倒を見ていた。だが、今はお爺さんの家は空家で、お爺さんの姿はもう長いこと見かけていない。昔はうちの前の通りを散歩して、うちの庭の桜を綺麗だとほめてくれたりした。

2022-03-30

たまにはオフィスに出社するのも悪くないなって話

今日、かなり久々にオフィスに出社した。

テレワークが出来なくなったとかじゃなくて、物を会社から発送しなきゃいけなかったので、午前だけオフィスに出社したって感じ。

基本的テレワークで月に1、2回現地作業のために出ることはあっても、オフィスに朝から出社してPCを開くのは久々。

出社すると半年ぶりくらいに対面で会う上司がいて、4月から体制関連での雑談だのなんだのしながら仕事

ずーっと家にいると話す(会議除く)相手家族しかいないので、改めて「他人」と話すことはいものだな、とか思いつつ。

荷物を発送する用事も終わって、オフィスを出てからの帰り道、ちょっと二駅くらい?遠回りしてみた。

ちょうど東京では桜が満開でいろんなところできれいな並木道を歩く。ちょっと汗ばむくらいの暖かさ。

歩いていて、Googleマップを見ると有名な神社があることを知る。

ついでに参拝していこう、仕事中だからサッとだけ、と。

賽銭箱にお金を投げ入れ手を合わせる。境内を少し歩くと白い猫が毛繕いをしていた。

その後は電車に乗って家に帰ってテレワーク

午前、仕事の移動のついでに桜と神社

午後はしっかり仕事

なんとなく、今日はいい1日だった気がする。

2022-01-10

毎年恒例の、吹く男の開幕ダッシュ好きだったんだけど今年も中止か・

コロナで残念なことのひとつである


約5000人が境内を走る 西宮神社平成最後福男

https://www.youtube.com/watch?v=WlspuVsdki4

2021-11-10

anond:20211109135002

どこもかしこもそれが正しいみたいになったのは、ここ十年くらいなんじゃないかなと思う。

そして、境内の出入口にある大鳥居に向かって一礼するのはもっと最近。やらないで通過しようとする赤の他人に口出しする人までいる模様。暇をもて余した団塊の老人とかがやってる。

夏祭り浴衣を着る女性に「浴衣で出歩くなんて下品」って絡む人が出て来たのもここ十年ばかり。甚平着て行くともっと言われるらしい。

2021-11-07

まれど、汚物の森

Twitterをみていたら、高校時代によく遊んでいた友達グループの5人が、なんとなく同じくらいのタイミング帰省企図している雰囲気があった。

こんな機会を捉えなきゃ、たぶん二度と会わず死ぬことになるよな、と思ったので、俺はあまり社交的なタイプではないんだが、エイヤっとばかりにみんなに声をかけてみた。「今度集まらない?」

意外とみんな乗り気で、なんと5人とも集まることになった。

場所は、森だ。町のハズレに神社があって、境内が鬱蒼としているので、なんとなくみんな「森」と呼んでいた。神主が常駐する感じでもなく、参拝客は全然おらず、人気がないのがよくて、ときどきみんなで行っていた。

青春の思い出に浸ろうぜ、っていうことだ。

当日、森にきた俺たちを出迎えたのは、ゲロだった。

ゲロが吐かれていた。

森はゲロでいっぱいだった、というと言い過ぎだが、まあ目立つ位置に、イヤな感じにそれはあった。

汚物だった。汚物の森だった。

俺たちは集まった。久しぶりに集まった。

まれどーー

 汚物の、森だった。

2021-09-16

anond:20210915201122

北鎌倉駅前みたいに神社境内をぶったぎって線路が敷かれてるのは好き

三原駅みたいに城郭の真上に敷かれてるのは微妙

高松築港みたいにうまく共存してるのが1番好き

2021-09-12

靖国神社境内で勢いよくシコってたら

ものすごい右翼ものすごい左翼のどっちかだと思われるだろうな

2021-09-11

川崎のかなまら祭の危機

川崎奇祭、かなまら祭をご存じだろう。あのピンクチンコ神輿が有名なやつだ。

あのピンクちんこ奉納した会社が潰れてしまった。日本の伝統危機だ。

 

女装クラブエリザベス奉納した神輿だった

あのピンクちんこ神輿は、実は浅草橋新宿にあった女装クラブエリザベス奉納したものだった。神輿だけじゃない、それ以外の玉串料奉納して金山神社を支えていたと思われる。

このエリザベスはアント商事という会社運営していたのだがこの会社が去年廃業してしまった。

 

下着商社だった

アント商事は元々女性下着商社だったのが、どうも通販下着を買う客の中に男性が多いという事に気が付いた。つまり女装需要である。店で買うのが憚れるので通販を使っているのだと。

 

商事はこれはニッチ需要だと見抜いた。ニッチって隙間産業みたいな意味じゃないよ。生態学安定的生存圏って意味だよ。

しかもこのニッチ下着市場だけじゃない、「ドリルを求める客は穴が欲しい」のアレだ。「女装市場」を作り出す事が出来る。

そういう判断1979年エリザベス会館をオープンした。会員制で衣装を預かるロッカーを置き、女装を手ほどき、同じ趣味のお友達とも交流できるってサービスだ。そこで販売するのは当然自社の下着や服。地産地消みたいな商売やね。

 

ここはそのスジでは有名だったが、会員が年齢層結構高め。だから言っちゃ悪いがちょっと汚装っぽい方に寄っていて綺麗系じゃない(綺麗な人もちゃんといた為念)。でも年齢層高めって事は結構お金持ってる。会社で偉い人も多い訳だしな。

 

学生運動70年代から民俗学の隆盛

金山神社の方は性信仰がある神社ではあったのだが、かなり廃れてしまっていた。

んで、日本では1969年に盛り上がった学生運動が消沈した後、70年代中頃から民俗学が盛んになる。大きな物語マルクス主義が萎んだあとに小さな物語日本伝承を探求するのが流行ったわけ。自分探しの旅とか国鉄いい日旅立ちキャンペーンとかもこれに繋がるものだよ。

当時の金山神社宮司民俗学インスパイアされ、自身神社の昔の姿、江戸時代伝統的な祭り再現しようとした。特に性的信仰っていうのは明治以降国家神道の下に抑圧され、その後も恥ずかしいものとして人々から忌避されてきた。でも民俗学的にはそんな忌避ナンセンスだ。

それで大根男性器、女性器、いやそんな言葉忌避はしちゃいけないな。ちんこまんこに削ったご神体を崇め練り歩く祭を毎年開いていた。この表現民俗学表現からあしからず

 

エイズ疫病退散としてのスポンサーリング

1980年代中頃にエイズ禍が起こると、当時は同性愛者の病気と思われていたのでエリザベス界隈は肩身が狭い。客足も遠のいて経営的にも辛い。

そこで景気づけ&疫病退散の願掛けとしてこのお祭にドーンと奉納して盛り上げて来たのだな。そのスジじゃ有名なあの店が裏スジが通ったちんこ神輿寄付ってわけやね。

あの屹立するピンク怪物がいつ作られたかは良く知らない。でもあの神輿オフザケが多分に入ってるのね。どうしても客層におっさんが多かったりして綺麗でお高くとまってる感じにはなり難い。世間に言えない秘密趣味っていう暗さもある。

んだったらぶっちゃけちゃえって感じ。んだから江戸時代習俗復刻みたいな文脈からもぶっとんだピンクちんこを作ってしまった。そしたらそのぶっ飛び具合が群を抜いていて人気が出てしまった。

因みに写真見るとピンクちんこ神輿担いでるのって女装したおっさんたちじゃん。あれがエリザベス関係者です。お客ですな。

 

男の娘ブームに押される

15年ぐらい前から男の娘ブームがあるけど、そうするとメイクルームとかもあちこちに出来てくる。エリザベスの競合ですな。

しか男の娘ブームの方はレベルが高い。そうするとどうしてもエリザの方は汚装っぽく見えて見劣りがしてしまう。

因みにそういうお店の経営者にはエリザ出身者も居る。昔はエリザぐらいしか無かった訳でな。

 

そういう情況エリザベス運営会社のアント商事2020年2月廃業してしまった。コロナ最初期だ。

祭もコロナ自粛

一方、かなまら祭の方は毎年3月開催だがコロナのせいで去年から練り歩きは行われていない。境内での神事で終わりだ。警察道路使用許可出してくれないからな。

 

なので同社廃業ピンクちんこ神輿がどうなるかとか女装おっさんズ担ぎ手はどうなるかとかは不明なままなのだ。まぁ、いきなりピンクちんこが萎れたり無くなったりは無いだろうが、大手の後援者が居なくなるのは痛いかもしれん。

 

って事で、あのピンクちんこが有名な祭の外形は実は日本の伝統じゃなくてスポンサーによって作られた復刻&アレンジされた姿だったのだな。最初に言ってる事と違うな、あとでまとめて謝る。でも中身は民俗学的に線を繋いだもんで偽ものじゃない。

あと、他の男根神輿は健在だからちんこ消失に悲しまなくてもいい。是非来年は祭に来て出店のちんこキャンディーとかを頬張って欲しい。

 

最後にお詫び

なんで女装界隈詳しいのかっていえばワイがニューハーフ崩れだからだ。

最後に、はてな事務局諸兄には民俗学必要とはいえちんこ連呼した事を、またちんこ連呼で男女同権的に偏りがある文章となった事を、表題クリックバイトになった事をお詫びしたい。

どうもすいまんこ

2021-08-06

オリンピック女子ロードレースで2位だったオランダ選手解説する

7月25日の13時から行われた東京オリンピック 女子ロードレースで起こった奇跡について書いた前回の記事(https://anond.hatelabo.jp/20210727115101)が思いがけず多くの人に読んでいただけたようなので、その時に2位となったオランダ選手についても解説してみました。

そう、前にいたキーゼンホファー選手を見落として自分が1位だと思ったまま、2位でゴールしてしまった彼女物語です。

(前の記事を読まれているのを前提で書いてます)

彼女はどんな人なのか

名前はアネミーク・ファンルーテン、1982年まれの38歳です。

38歳という年齢は選手として決して若いとは言えませんが、現在でもスペインプロチーム「モビスター」に所属し、エースを務めています

エース」というのはそのチームで1番の実力者であり、チーム全員が力を合わせて1位を取らせる人です。

他の選手は「アシスト」となりエースの前を走って風よけとなったりしながら、エースの脚を温存させてゴール前まで送り届けるのです。

そんな彼女自転車競技を始めたきっかけは、2007年オランダのワーゲニンゲン大学疫学修士号を取得した頃に、同時に楽しんでいたサッカーを膝のケガのために止めることになり、自転車競技に参加するようになったそうです。

スタートは遅かったですが、その後順調に自転車選手としてのキャリアを積み上げ、2009年にはプロチーム契約し、2012年ロンドン五輪では4人のオランダ チームの一員として女子ロードレースに参加して、オランダ選手金メダルを獲得するのに貢献しました。

そして、2016年リオ五輪にもオランダ チームの一員として参加しました。

しかし、ここで今回の東京オリンピックで何としても金メダルを獲得したい理由が生まれしまったのです。

リオ五輪で何があったのか

リオ五輪女子ロードレース全長137kmのコースで行われ、彼女はゴールまで残り約10㎞という地点で2位に差をつけて単独1位となっており、金メダルをほぼ手中にしていました。

しかし、そこは前日の男子ロードレース複数選手が転倒して鎖骨や骨盤肩甲骨骨折するという事故が発生していた魔の下り坂だったのです。

そして、ファンルーテン選手も右カーブを曲がる際に一瞬後輪がスリップしてコントロールを失い、かなりの速度で落車して頭から地面に叩きつけられてしまいました。

その結果、重度の脳震盪腰椎の3か所を骨折し、直ちに集中治療室搬送されるという大ケガを負ってしまったのです。

レースは当然、リタイアDNF(Did Not Finish:ゴール出来ず)扱いとなり、同じオランダ選手金メダルを獲得しましたが、彼女自身メダルを手にすることは出来ませんでした。

そんな経験をしている彼女が今回の東京オリンピックでの金メダル獲得に並々ならぬ意欲を抱いていたことは想像に難くありません。

そして東京オリンピック

リオ五輪で大ケガをした彼女はその後、事故から10日目には自転車に乗り始め、その年のベルギー ツアーというステージレース総合優勝を果たすというとんでもなく順調な回復を示しました。

ステージレースというのはオリンピックロードレースのように1日で終わるワンデーレースではなく、様々なステージ(コース)を舞台として何回もレースを行い、その総合成績で勝者を決めるという形式レースです。

2016年ベルギー ツアーは全4ステージ、4日間というものでしたが、有名なツール・ド・フランスというような大きな大会になると、今年は全21ステージ、2度の休憩日をはさんで全23日間で3,383kmを走破するという過酷ものになります

彼女はその後の4年間も様々なレース勝利を重ねており、万全な体制東京オリンピックに乗り込んできたものと思われます

またチームとしても、パレード スタート後あまりの暑さに冷たいボトルを無理やり背中に突っ込んでいる選手もいる中、オランダ チームの4人はオレンジジャージの上に揃いの白いアイスベストを着ていたこから準備万端整えてきたことが伺い知れました。

ちなみにパレード スタートというのは、今回のコース全長147kmのうち最初10㎞は観客への顔見せのため、選手全員が先導車の後についてゆっくりパレード走行するというものです。

TVニュースネット自転車集団神社境内突入していく映像を見た人もいるかもしれませんが、あれはパレード走行中の映像です。

さすがに多くがプロ選手とはいえ、本気で走っている時にあそこを集団で走り抜けるのは無理があるでしょう。

また、パレード走行中も選手同士は集団の中でどの位置を確保するか戦略を巡らせています

オランダ チームは4人並んで集団の先頭を堂々と走り、キーゼンホファー選手スタート直後から最後尾を単独でずっと走っているのが確認できます

そして、10㎞を走ってアクチュアル スタート地点の是政橋を過ぎたところから、本当の戦いに雪崩れ込んでいったのです。

悪夢再び

レースは前回の記事説明したように、スタート直後にキーゼンホファー選手を含む5人が飛び出して逃げ集団形成し、しばらくは何事もなく進んでいきました。

ところで、逃げ集団最後にはほとんどの場合、メイン集団に追いつかれてしまうのになぜ良くつくられるのでしょうか。

理由の一つは、万が一にでも勝てる確率があるからです。逆にメイン集団に残った場合、ゴール前までついていけたとしても「ゴール スプリント」と言われるゴール前数十メートルから数百メートルで行われる最後ラストスパート争いに「スプリンター」でないと勝てないからです。

スプリンターというのは長距離は苦手だが、短距離を爆発的な加速力で速く走るのが得意という選手のことです。

特に今回のオリンピック場合、国毎に参加人数が違うので単独で参加している選手スプリンターであっても、他の国がスプリンターアシストを付けている場合ほとんど勝てる可能性は無かったでしょう。

もう一つの理由は「目立つため」です。

メイン集団にいると先頭付近にいないとカメラに映ってもほぼ分かりませんが、逃げ集団であれば必ずカメラに映れます

目立ちたい理由選手によって「家族に見てほしい」や「より良いチームにスカウトされたい」というものがあるようです。

さらに、有力チームが逃げ集団選手を送り込んでおくというのもあります

万が一、逃げ集団が逃げ切ってしまった場合でも勝利可能性を残しておくという目的もありますが、逆に逃げ集団のペースをわざと遅くさせて、確実にメイン集団が追いつけるようにするという目的場合もあります

そしてレースに戻ると、ゴールまで残り約80km弱の地点に近づいた時にそれは起こりました。

ファンルーテン選手の前を走っていた選手が突然、転倒したのです。

実は前日の男子ロードレースでもまったく同じ場所で5人が落車するという事故が起こっていました。

道路に横たわった選手自転車を前に彼女ブレーキを掛けますが止まり切れず、相手自転車に突っ込んで前に投げ出される形となりました。

映像を見ると分かるのですが、2車線道路中央部分に細い溝のような部分があるのが見て取れます

どうやら、この部分でタイヤを取られて転倒してしまったようです。

バイク乗用車タイヤの太さな問題ないのでしょうがロードバイクの細いタイヤにとっては危険構造になっていると思われます

今後もし、同じコースロードレースが開催されることがあれば何らかの対策が欲しい所です。

幸い速度が落ちていたため大きなダメージは無かったようで、彼女は直ぐに起き上がりました。

しかし、2台の自転車は知恵の輪のように絡み合ってしまってはずれません。

すると、サポートカーから降りてきた男性が2台を引き離してくれ、転倒した選手自転車は交換となりましたが、ファンルーテン選手はそのまま自転車に乗り、再び走り始めました。

しかし、落車した瞬間はリオ五輪悪夢脳裏をよぎったことでしょう。

追走

ロードレースでは暗黙の了解として、落車した選手がいた場合などは集団スピードを上げずに、その選手集団に復帰してくるのを待つという慣習があります

また、サポートカーを風よけにして後ろを走るのは普段は許されませんが、こういう時は暗黙の了解で許されたりします。

結局、彼女10分弱でメイン集団に復帰しました。

そうして、メイン集団に復帰してしばらくすると、ゴールまで約60kmの山伏トンネルの手前でアタックを掛けて先行し、一時はメイン集団から1分以上先行しました。

しかし、それでも逃げ集団との差は5分以下には縮められず、ゴールまで約30㎞ぐらいの地点でメイン集団に戻ってきてしまいました。

さすがに5分以上先行している逃げ集団に一人で追いつこうというのは無茶だったようです。

レース後のインタビューで3位になったイタリア選手が「逃げ集団を追う責任オランダにあった」と言っていますが、これもロードレース暗黙の了解ひとつで、そのレースで一番強いと思われているチームはメイン集団コントロールし、レース終盤に確実に逃げ集団に追いつくよう集団のペースを調整する責任があるという考え方が下敷きにあります

今回オランダ チームはその責任を果たすことが出来なかったわけです。

ファンルーテン選手山伏トンネルの手前で逃げ集団を追うべく先行したのはタイミングとしては正しかったと思いますが、さすがに一人で追いつくのは無理なので他のオランダ チームの選手同調して動くべきだったと思います

これは単に無線が使えなかったからというよりは、誰がエースで誰がアシストをするかというチームとしての戦略が徹底されていなかったか、あるいは最初からそんな戦略が無かったように見えました。

オランダ チームの4人はそれぞれがすごい人ばかりなので、調整がつかなかったのかもしれません。

ゴール

終盤はメイン集団の先頭をオランダ チームの4人が並んで引っ張るシーンもありましたが、時すでに遅しで富士スピードウェイに入ってから2位と3位のイスラエルポーランド選手には追いつくことが出来ましたが、キーゼンホファー選手背中を見ることは最後までありませんでした。

そうして前にキーゼンホファー選手がいることに気がつくことなく、彼女自分が1位と信じてガッツポーズをしながら2位でゴールラインを越えたのです。

ゴール時のガッツポーズ暗黙の了解として1位の選手のみがするものとなっているため、彼女自身を1位だと思っていたのは明らかでした。

ゴール後に自分が2位だったことを知らされ、レース後のインタビューで「銀メダルでも美しい」と答えたファンルーテン選手の胸中はどのようなものだったのでしょうか。

仮に現国試験で「この時の選手の心境を説明しなさい」という問題があったら、いくらでも書けそうな気がします。

こうして彼女東京オリンピックは終わりま……せんでした。

その後の彼女

女子ロードレースが行われた3日後の7月28日彼女富士スピードウェイスターティング グリッド自転車に乗って立っていました。

個人タイムトライアル競技に出場するためです。

個人タイムトライアルというのは、ロードレースと違い数分間隔で選手が一人ずつスタートし、単独走行でゴールするまでのタイムを競うという競技です。

今回は富士スピードウェイとその周辺道路全長22.1kmのコースが設定され男子は2周、女子は1周します。

そして、今度こそ彼女は本当に金メダルを獲得したのです。

それも22.1kmを30分13.49秒というタイムで走り切り、2位に約56秒差という圧倒的大差をつけての1位でした。

この差がどれだけ圧倒的かというと、2位と3位は4秒差、3位と4位は7秒差、4位と5位は4秒差でしたので、どれだけ彼女が頭抜けた選手なのかが良く分かります

最後の走者がゴールして金メダルが確定してから表彰式が終わるまで、ずうっと嬉しさ爆発という感じで喜びの表情だったのが印象的でした。

歓喜の様子はNHKの見逃し配信(https://sports.nhk.or.jp/olympic/highlights/list/sport/cycling/)で「女子個人タイムトライアル」とタイトルに入っている動画の1:12ぐらいから見られます

しいて言えば、タイムトライアル競技コースというのは普通、平地が主体コースとなるのが通例なのですが、今回は富士裾野にある富士スピードウェイとその周辺道路コースとなったため、タイムトライアル競技としては珍しく上り下りの多いコースとなっていました。

そのため、タイムトライアル競技に特化した選手は記録があまり伸びなかったものと思われます

それでも彼女と同じオールラウンダー型の選手大勢参加していたので、彼女のすごさは変わらないでしょう。

しかレース後のインタビューによると、タイムトライアル用の自転車にはDHバーという肘を載せるパッドがついた前に2本の棒が突き出した形の部品ハンドルの上に付けられているのですが、棒の先っぽにギヤ変速(シフト操作と言います)を行うためのレバースイッチが付いています

このスイッチが本番で機能しなくなり、ハンドルブレーキバーについている本来シフトレバーを使うしかなくなってしまっていたそうです。

シフト操作自体は出来るとはいえタイムへの影響は避けられなかったでしょう。

それでもこの圧倒的大差です。

また、件のスイッチレース後は正常に動作して、レース前の確認でも正常だったため、これは仕方がないということで整備したメカニックが怒られることは無かったそうです。

ちなみに、キーゼンホファー選手個人タイムトライアル競技には出場していませんでした。

もし、この競技を得意とするキーゼンホファー選手も出場していたら、ものすごく興味深い対決となっていたことでしょう。


こうして彼女東京オリンピックは今度こそ本当に終わったのです。


その後、彼女オランダには帰国せず直接スペインに飛び、7月31日に行われた「クラシカ・サンセバスティアン」という全長約140kmのワンデーレースに出場して、最後は独走で優勝したそうです。

東京オリンピックロードレース金メダルを逃した影響の心配はいらないようです。

最後

ロードレースの基礎知識を盛り込んだら随分と長文になってしまいました。

今後も機会があったらロードレース観戦を楽しんでいただければと思います

それでは、またいつの日か。

2021-07-12

実家を出た今でもアニメ観てると母に審査されてる気分になる

母親所謂萌え」系アニメに強い嫌悪感を抱いていることはうすぼんやりと気付いていたが、自分学生の頃にそれが確信に変わった。

ある冬の事、NHKニュース鷲宮神社が取り上げられたことがあった。若者に人気のアニメらき☆すた」の舞台の一つとして、大勢ファンが参拝しているという話だった。

オタク聖地巡礼スポットだっただけに、境内に飾られていた絵馬イラスト付きで推し(当時の言葉で言えば嫁)への愛を訴えるものが多くあった。

その映像が流れたのはほんの数秒だった。しかしたったそれだけで、お茶の間が凍り付いた。冷気の発信源はまぎれもなく母だった。

その時に、母にも地雷があることを知った。

幼いころからジブリディズニーを見せられて育ち、食事中のアニメ鑑賞なども割と寛容だった母だっただけに、あの凍り付きっぷりは印象的だった。

その数年後も、初音ミクライブ成功したというニュースを観て大量の冷気を放っていた。ミクちゃんライブ成功報道に内心喜んでいた私には結構ショックだった。

冷気は重い圧の様にのしかかって、初音ミク話題を出すことを避けさせた。

そのせいか、十数年の月日が経ち、一人暮らしをするようになった今になってもアニメを観ていると母に品定めをされているような気持ちになってしまう。

このアニメは母に受け入れられるアニメなのか、そうでないのか。そんな目でアニメを観てしまう時がある。

今期もメイドラゴンSの作画クオリティ演出などにテンション爆上がりしながらも、脳内の母に散々言い訳をしている自分がいた。

いや、違うんだお母さん。イルルの体型は精神的な幼さに反してドラゴンとしての実力を十分に持っているというアンバランスさを表した姿であって決して原作者フェチからという理由だけでは語れないものがあって……

そんなことを頭で反芻していると、アニメを一話観ただけでもドッと疲れてしまう。

ここまで散々脳内の母に言い訳をしてきた私でも、母に理解を求めているわけではない。理解よりも共生を望んでいたんだと思う。

仮に母の嗜好にそぐわない作品が紹介されても、それが好きな人達もいるよね、と話せる間柄でありたかった。

母の冷気のように噴射する圧は私にはとても居心地が悪く、何よりそれが無性にしかった。圧で沈黙させるのではなく、対話で互いの落としどころを見つけたかった。

メイドラSの終盤のシーンを思い返しながら、何故だかそんなことを思った。

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