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はてなキーワード: 採掘とは

2020-06-14

リカン、宝石ブランド物も欲しくない、男の学歴収入身長にこだわらない、って女は一見すると理想の女だが……

最近できた彼女なんだけど、ワリカ主義宝石ブランド結婚式別に興味ない、俺より高学歴高収入で背が高い。何より、なかなかに整った顔をしている。

こう書くと、金かからんし、いい女だって思うじゃん。でも、でもっていうと変だが、彼女フェミニストで、いわゆるリベラルである。この情報込みでワリカンや男のスペックにこだわらないというのをみると、「面倒くさそう」と思う諸氏は多いだろう。ちなみに宝石がほしくないないのは、ダイヤモンドなどの採掘に反対しているからだそうだ。

ネットでは金のかからん、男のスペックを見ない女が天使みたいに言われてるが、それフェミニストリベラルやぞ、覚悟はあるのか、と言いたい

2020-05-02

anond:20200502020648

バイエルン州銀行レポートで、ビットコインが「限られた量しか採掘できない」点で金と共通していると主張。

逆に、無間採掘できるものってこの世に何があるの?

2020-04-21

anond:20200421060914

ここ2、30年で海底から吸い上げる技術とかオイルサンドから石油抽出する技術

それに付随してまだ意外といっぱいあると判明したりしたんだ

30年前の時点じゃ嘘じゃ無いんだけどね

基本的石油ダイヤモンド価値ないよ

あるのは採掘費用マネーゲームだけ

2020-04-19

原油価格マイナスになるかもって話を見た

備蓄しきれないくれい在庫がだぶついてるけど、採掘施設は止められないから、産油国は金を払って引き取ってもらうことになるかもって説。

どんなに下がってもゼロにはならないって言われたけど、マイナスもありえるんだ。

すごい世界になってきた。

2020-04-03

国と企業個人が今やらなきゃいけないこと

東日本大震災とき毎日原発の動向にヒリヒリしてたのと同じ以上に毎日ヒリヒリしてる。

そんな状況で自分が何を考えていたかの記録を残しておきたくて自分なりに整理してみた。

行政(国、自治体

重症患者用病床・リソース確保

どれだけの数を揃えれば十分という予測も難しいとは思うけど、仮設でも数を揃えないといけないのは

イタリアスペインアメリカの状況を考慮すると察せられる。

リソースは人工呼吸器と医療スタッフスタッフ使用するマスク、防護服。

これは足りないのであれば、国内製造工場を持ってるメーカーに依頼してすぐに増産しなきゃいけない。

もし余ったなら、日本より遅れて感染が始まる国に提供すればいい。

医療スタッフに関しては通常医療との兼ね合いにしかならないのが怖い。

海外では引退したスタッフ現場復帰させるとかの手を打ってるけど、そうしてでも数を増やしてローテーションして疲労を抑えていかないと破綻する。

無症状orごく軽症で服薬で済むなら、診断と処方自動化できないかなーとは強く思う。

処置自動化はまだ当分先だろうけど、CT画像診断なんかはかなりの精度で診断できるはずだから今後のためにそういった技術開発も必要

軽症、無症状患者隔離施設確保

重症用の病床もだけどもっと不足してるのがおそらくこっち。

ここが間に合わないと結果的キャリアーを放置することになって感染が止まらなくなる。

この施設には医療スタッフは最低限で良いはずだから、無症状患者自身による施設管理を考えても良いと思う。

ポストコロナ世界では未感染者と既感染者(免疫保持者)で違う生活を送る、物語の中の階層世界が来るのかななんぼんやり思ったりもする。

ただ、免疫保持者がある程度動かないと国全体の完全な機能停止はできないから、相応のインセンティブをつけて活動してもらうべき。

食料の確保と配給手段検討・準備

封じ込めのためのロックダウンを行うのであれば、最も"不要ではない"外出は食料品の購入。

そこでの感染拡大を防ぐのであれば、食料配給の検討もしなきゃいけないと思う。

ただ、汚染されていないことの担保をしながらの全国的な配給って現実的ではない気もしてしまう。

ぶっちゃけ景気刺激のバラマキより、国主導で生活ができる準備のほうが優先順位圧倒的に高いと思ってる。

電気、ガス、水道事業者への資金投入

引き落としの人は良いけどコンビニとか銀行振込にしてる人は、支払にいけなくなると滞納でライフラインが止まる可能性がある。

幸い凍死しる時期では無いけど、夏まで伸びてエアコン使えないとかはかなりまずい。

その時は自宅待機で出社せず全家庭がエアコン使うとなると消費電力もかなり膨大になりそう。

企業店舗が稼働しない分でトントンになればいいんだけど・・・

あと、原油の輸入が減ったり止まったりするとそもそもの発電量がガクッと落ちることの対策必要。(そんな対策あるのか?)

企業への雇用維持資金の投入

これしないと企業経済活動止められないか、大量解雇して自殺者だらけになる。

あらゆる手段を使って資金調達して行うべき。

同様に個人事業主フリー労働者に対しての保障も。

WEBでの各種申請の仕組み構築

どんな保護政策を打ち出したって「窓口にお越しください」じゃ意味ない局面が実際に訪れた。

必要な届け出をWEBで完結するための仕組みは必須。ついでに選挙WEBでできるようにしてほしい。

これを言うと、WEBが分からない人はどうするんだって言う人もいるけど、

じゃあ窓口に書類出したり選挙投票者名前書くときに識字できない人はどうするのって話。

そういった意味では、ただでさえ遅れてるIT教育のより一層の強化は必要だと思う。

企業

経済活動の停止

インフラ系の事業者を除いた企業はできるだけ早く活動の停止or完全在宅勤務にするべき。

仮に従業員から感染者を出したとき従業員健康ももちろん大事だけど、

活動自粛をせずに病気を広めた企業として認知されたら、実質もう終わりでしょ。

従業員管理評価方法見直し

コロナ間中だけじゃなくて、終わったあとにこそBCP観点から最優先で取り組まなきゃいけなくなる。

東日本大震災のあとには拠点サプライチェーンへの対応としては対策がある程度なされただろうけど、

全国的な人の移動を止めなきゃいけないことへの対応はまだ全然できてなかった。

紙とハンコの決裁フローとかもマジで害悪

リモート環境の構築

従業員に任せるな。ちゃん企業で用意しないとだめ。暫定的ものでもいいから。

必要性が高く不足する物の増産

国で強制的やらせるわけにもいかないことがほとんどだからこそ、

企業自発的国民を助けるための活動をするべきだし、

その内容は大いに広報PRとして活用すべき。

国の、人の命と生活を助ける。これ以上のブランディングはない。

個人

適切な医療機関へのアプローチ

国が出している「疑いの条件」「その際の連絡先」をしっかり守って、可能な限り医療現場の圧迫を避ける。

また、ロックダウン前までは可能な限りの行動自粛と、きちんとした自分の行動の記録。

もし感染が判明したとき、経路をきちんと医療機関や行政に伝えられるようにしておく。

あとは隠さない、うそつかない。

買い占め禁止

言わずもがな。外出の必要性がほぼ無く、すでにマスク溜め込んでるのにまだ買おうとしてるやつとか○ねばいいのに。

状況が進めば食料の買い占めは心情的にどうしても発生してしまうと思うから

なるだけ早い段階で国が準備して援助がある旨を通達できるようにしてほしい。

インドアでの楽しみの発見

謹慎生活でのストレス緩和のために多分めちゃくちゃ大事

特に子供がいる家庭で、子供ストレスが高まっていくと親の負荷も一気に高まるからそこのケア方法

各家庭で考え実践してシェアできるようにすることを進めていかなきゃいけない。

情報リテラシーの強化

最終的な行動と判断はそれぞれ異なってくるのは当然だけど、

せめてその前に正しい情報の集め方、入ってくる情報の正誤の判断はある程度できるようにならないと。

また、リテラシーは発信することに関しても必須デマとかもってのほか

恐怖のコントロール他者への寛容さ

例えば相応の住人がいるマンションだったりすると、もし誰か感染者出たら十中八九白い目で見られる。

ほとんどの人がなりたくてなってるわけじゃないんだから、できるだけ寛容になるべき。

そのための一番のハードルが恐怖。怖いから警戒するし、危険タネとなる人に厳しくなる。

恐怖はできる限り慎重さとできうる準備に変換して、心の片隅に置いておけるように。

楽観さ

行動を楽観的に行うのではなく、できる限りの準備をしたうえでの先行きに対する楽観性は必要

ずっと悲観的にいても心がつらくなってしまうから、できることをした上で自分や周りの人や将来を信じる。

情報リソース提供

自分が知っている身の回り情報を発信したり、逆に行政からの発信を周りの人に教えてあげたり。

あとはビットコイン採掘で一時期流行ったけどPCリソース演算に貸すような仕組みが、

今回のウイルス解析やワクチン開発とかでも一部使われてるからよかったら参加してみる。

3Dプリンターで人工呼吸器のパーツ製作みたいな話もあるみたい、すごいね


もっといろんな情報知ってる人とか賢い人は、もっともっと有効なこととかも考えられるんだろうけど、今の所これくらいが精一杯かな。

1年後とかに見たら気付けてないこと、勘違いしてることだらけなんだろうけど、考えることってやっぱり大事から

今時分が何を考えて、どう思ってたのかはちゃんと振り替えれるようにしておきたい。

2020-02-29

[][]ノルウェーのご様子

【感 想】
北欧とはどこの北欧だよ?ノルウェーじゃないよね?
職種別の月収からし上級労働者じゃないと生活キツそうだけど?なお、大学進学率はスイス同様に低い

スイスのご様子 anond:20200219124935

ノルウェー

・男女平均月収・・・43300 NOK2016年)約55万円


職種別 (2016年/NOK)

 石油・ガス採掘  104360

 工学士      56800

 IT        56250

 政治家      65160

 医師       73880

 看護師      42100

 理学療法士    39100

 教員       42800

 弁護士       65290

 林業技術者    42000

 ホテルの受付   28100

 ショップスタッフ 30100

 ホームヘルパー  32000

 大工        33700

 自動車整備士   34600



ビッグマック指数・・・2018年 世界2位(日本23位)

2018年オスロ家賃相場・・・13.6万くらい (ここは意外と安い?)

シングル生活相場・・・20万くらい

・年間可処分所得・・・440万くらい

失業率4.0% (若年層10%)

2020-02-12

anond:20200211125801

ん?できない、使いこなせない、のを他人のせいにしてる?

それとも「個人で」高性能なPC有効に使えていないことを問題視してる?

個人活用することなんて、そんなあるわけないじゃん。

3D系(ゲームCG)

動画音楽作成

ビットコイン採掘機械学習

くらいで個人インドア趣味としては全部制覇してないか

2020-02-11

anond:20200210091314

どちらの採掘時も問題はありますよ。しかし程度問題として、テスラリチウムイオン電池は550kg(容器含んでいる)として、そのなかのリチウムは55kg以下。それに対して、ICEライフサイクル中がぶ飲みするガソリンを作るため、原油は一体何トン必要なんですかね?

そもそもリチウム採掘懸念されている理由を知っていますか?最も大きな問題は水(真水)を大量に消費することです。対して、原油採掘の際には随伴ガス(最近は軽減されていますが)が出て、CO2が必ず出ます

また海洋油田ではプラットフォーム廃棄物問題など(OSPAR条約)があります。MARPOL条約があってもタンカー事故はたびたび起こります採掘、精製、輸送使用のどこにおいても環境破壊が必ず伴います

繰り返しますが、問題は初期コストとしてこれら環境破壊が起こるわけではなく、内燃機関を使っていく以上かならず起きるわけです。

リチウムイオン電池採掘こそ水を消費しますが、そのあとの製造プロセスではリニューアブルエナジーを使えば環境破壊の程度は抑えられ、使用の際はそれ単体では環境破壊を伴いません。

なお、リチウムは廃棄リチウムイオン電池からリサイクルできます原油は燃やしたらできませんよね?

2020-02-10

Coinhive広告代替って本当に?

1分か2分の滞在採掘できるような代物だったのかしら

動画漫画などのコンテンツ配信ゲームのような長時間滞在が見込まれる分野では機能しそうですが

Coinhiveが生まれた当初はそこまでの収益力はなかったと記憶しています

代替を名乗るのであれば、広告と同程度の収益力とキャッシュフローの速さがないといけませんが現在改善されたのでしょうか

もし収益力が改善されていたとしても併用すれば収益が2倍になるだけで広告掲載しない理由は少ないはずです

anond:20200210000327

原油採掘時の環境破壊無視でしょうか。フラッキング(水圧破砕)やしばしば原油を漏出させるタンカー事故で多数が犠牲になることもある海上プラットフォーム事故なども問題でしょう。

それを差し置いてリチウムの(それも製造時のみ)問題をあげつらうのはなかなかに滑稽ですね。

anond:20200209170643

ICE効率の点ではEVに遥かに及ばないよ。印象だけでは語るとデマになるので、少し計算した方が良い。

エンジン (ICE: internal combustion engine) 効率

追記: 過小評価していたので熱効率を上げました)

原油⇒精製(90%)⇒輸送(98%)⇒エンジン(30-40%)⇒変速機(80-90%)

=20%-35%程度

効率向上の限界

一番の問題は、熱機関は最良でもカルノーサイクルの壁を超えられないこと。つまり入力と出力の温度差による限界が来るわけ。

エンジンの素材は金属なので、良くても数百度かにしかできないわけで、予算度外視でどんなに効率をよくしても量産車で60%に至ることはありえない。

エンジンアルミか鉄なわけで、そこまで高温にできない。それで30-40%止まりと言うわけ。最近50%近いエンジンができたーとか言うニュースもあるが、もう熱力学上、天井は見え始めている。これは物理学なので、どうしようもならない。

(ちなみに、燃焼温度を上げると今度はNOxなどの問題顕在化してくる。そのため、むしろEGRなどにより温度を下げるのがトレンドエンジン開発はいろいろなトレードオフなのだ。)

ディーゼルエンジン効率比較的高く、CO2排出ガソリンエンジンよりも少ないとされるが、NOx/PMなどの排出が多い問題がある。NOxについてはマツダが頑張って尿素SCRなしのエンジン作ったけど、結局、PMについては、DPFを用いて微粒子を捕獲している。そのDPFの煤焼き運転必要だったりするので、その分の燃料は無駄になるわけだよね。

で、エンジン車の問題として、トルクバンドが上のほうにあるので、クラッチトルクコンバーター等と変速機が必ず必要となる。その際にロスが出てしまう。AT/MT/DCTは段数が少ないとパワーバンドを生かしきれない。段数が多いと重い。CVT滑るし、CVTルードは温まるまで粘度が高くてロスになる(ダイハツCVTサーモコントローラーとかで頑張ってるけど)。

エンジン効率への批判について

エンジンの熱効率50%に達したという記事JSTの「革新的燃焼技術」)で反論する方がいらっしゃるが、そのエンジン実験室の563cc単気筒エンジンだ。もちろん単気筒なんて自動車では振動などで使い物にならないから、最低でも3気筒からとなる。そうしたときに、気筒が増えて動弁系などのフリクションの発生によって効率は下がるはずなので、そのまま量産車に適用することは難しい。実用車では気筒数増加による動弁系の負荷、オルタネーターなど補機系の負荷などもかかってくることも頭に入れておきたい。

日産が45%のエンジンを開発しているとの記事もあるが、これはe-Powerの「発電専用」エンジンだ。ハイブリッドなので、こういう芸当が可能だ。

45%からは数%上げるだけでも相当血のにじみ出るような開発の労力がいるだろう。

燃焼温度についての批判

燃焼温度アルミや鋳鉄の融点よりも遥かに高いと言う指摘があった。その通りです。

しかし、熱力学説明たかっただけで、例えば入口・出口の温度差を数万度にしたならば、熱効率はかなりのものとなるが、そんなものは物性的不可能ということを示したかった。

なので、燃焼温度は限られるという意味

BEV (Battery EV) 効率

原油火力発電(超臨界発電) 50-60%⇒送電 (95%) ⇒バッテリへ充電(90%)⇒変換(96%)⇒モーター(95%)

=39-45%

効率アップの方法

PHEV, BEV場合、上に示したうちで一番効率の悪い「火力発電」の部分を再生エネルギーや水力に転嫁することで、CO2削減を目指せる。もちろん、原発にしてもCO2は減らせる。

なお日本火力発電所のSOx/NOx排出海外に比べてもとても少なく、優秀である

発電所の部分では、現状でも50-60%の効率は稼げる。なぜ熱機関なのにここまで効率が出せるかと言うと、巨大なプラントで高温に耐えるコストの高いタービンを回してるから

それによって熱機関効率が高められるから。車のエンジンは小さくてスケールメリットが働かないよね。でも発電所レベルなら巨大で、コストも充分かけられるのでこう言う芸当ができる。

で、電気輸送に関しては送電線なので一度つなげたらしばらくはCO2を出さない。送電効率も超高圧送電(100万ボルト以上)によって高まっている。

また、インバーターとかモーターに電気を流す部分はパワーデバイス(GaN等)の発展によってどんどん効率が上がっている。

なお、モーターのトルク特性としてエンジン車のように変速不要のため、クラッチトルコン変速機などによるロスはない。将来、インホイールモーターが実用化されれば、モーター→タイヤへの伝達効率さらに上昇する。

回生

ちなみに、xEV回生充電もできるために、ブレーキ時に運動エネルギーICEほど熱に変わらない。

(一方ICEエンジンブレーキを使ったとしてもエネルギーに変えているわけではないので(多少オルタネータの充電制御は入るが)、ブレーキ時には運動エネルギーを熱にしてしまう。せっかく石油を燃やして運動エネルギーを得たのに、そのエネルギーを回収しないで熱に変えるわけ。)

まあxEV回生できるとはいえ回生時にパワーデバイスとかの充電ロスがあるから、実はコースティング回生も何もしない)で空走した方が距離を稼げる。なので、前の信号が赤にかわったときEVに関していえば、ブレーキも何も踏まないで空走状態を維持し、空気抵抗だけで0kmにするのが一番効率が高い。まあ、そんなことしていたらノロノロすぎてウザがられるので、妥協点として回生ブレーキを使ってちょっとはロスするけど、エネルギーを回収しながら止まるってことだね。

ICEだと、エンジンブレーキ積極的に使って、ブレーキを踏まない運転を心がければ良い。やってはいけないのは、Nに入れて空走すること。Nに入れるとエンジンアイドリングを維持するために燃料を消費する。ギアを入れたままエンジンブレーキをかけると、その間は燃料噴射をやめても回転が維持できるので、エンジンは燃料噴射をやめて、実質消費はゼロとなる。)

BEV製造時の負荷は?

製造CO2

バッテリーの製造時の負荷は確かに高い。しかし、製造には電気を使っているので、電力構成によりCO2排出は変わる。つまりグリーンエネルギーを使えば問題なくCO2を減らせると言うこと。

なお id:poko_penマツダのWell-to-Wheel理論を持ち出しているが、あれば古い時代バッテリ製造時のCO2データを使っていて、CO2排出過大評価している。最近テスラLi-ion電池工場では、再エネを利用して製造しているのでCO2は少なくできる。こうした、製造時のCO2排出問題工場や電源構成アップデートしていけば減らせる問題だ。

マツダはBEVよりもICE派で、SPCCI(圧縮着火)とかで頑張ってるからバイアスがかかってるのは仕方ないと思うね。私は内燃機関デザイン周りで頑張るマツダは大好きだけど、SKYACTIV-Xが思ったよりも微妙だったから株売っちゃったわ。)

リチウム採掘

Li-ion電池10%含まれリチウムは、採掘時に水を大量に使ったりする問題はある。ただ、これは「製造時」に限った話であり、内燃機関を使うたび、原油のために油田をあちこち掘り返したり、オイルタンカー座礁して原油を撒き散らしたりするのに比べれば遥かにマシというものだろう。

あと、専門外だけど、海水から抽出する技術研究中とか。

コバルト貴金属

xEVには必要となる貴金属類には依然として供給リスクとか採掘時の「児童労働」とかの問題を孕んでいる。ここら辺は全世界的に解決するしかなさそう。需要が増えれば、世界の目がこう言う問題に向くはずなので、我々技術者はそれを期待するしかない。

地域によるCO2排出量の差

例えば沖縄石炭火力の比率が高いため、EV効率を持ってしてもCO2排出HVとかより高くなる。しかし、それ以外の都道府県ではICEよりBEVの方がCO2が低い。原発が動いていない現時点でもね。

その他xEVとBEVとの比較

HV, PHEV

PHEVはもちろんICEより遥かにCO2を出さないが、BEVには勝てない。ただ、電力構成によっては逆転もありうるが、ほとんどの都道府県ではBEVの方がCO2を出さない。

燃料電池車 (FCEV)

(追記: anond:20200211034316 に FCEV vs BEV効率比較を書いた)

燃料電池車に関していえば、無用の長物と言える。水素製造する場合にも電力が必要だが、まあこれを再エネで行ったとしても、水素輸送タンクに注入する際の水素圧縮時のロスは非常に大きい。その圧縮の際に再エネを使ったとしても、結局そのエネルギーでBEVを充電した方が効率がいいのだ。

そもそもBEVならば、送電線さえあればいいわけで、わざわざ水素のように輸送する必要がない。

また燃料電池化学反応なので、アクセルレスポンスが遅いと言う欠点があり、反応のラグを補うために燃料電池車には結局バッテリーが積まれている。

ただ、航続距離は長いために、俺は現代におけるタクシーとかのLPG車みたいに細々と残るとは思う。航続距離重要トラックバスタクシーなどには燃料電池が使われるかもしれない。

効率以外にも、めんどくさい高圧タンクの法定点検とか、割と問題は多い。水素ステーションは可燃性の水素を貯蔵するわけだからEV充電スタンドよりも法的なめんどくささがあるのも確か。

水素ロータリー

これは燃料電池車より論外。カルノーサイクルに縛られてしまうので、電気分解よりも効率が悪くなる。水素の使い方としては燃料電池よりも悪い。

PHEV, BEVと再エネ

再エネは不安定と言われる。確かに自然相手なので、予測も難しい。しかし将来的にEVが普及すれば、EVバッファとして利用することで、不安定さを吸収しグリッドを安定させられる。

これは再エネを導入する動機にもなる。職場に着いたらEVCHAdeMOを挿しておいて、電力の需給バランスに応じて充電開始、とかが普通になるかもね。

気候

寒さ

BEVは寒さに弱い。リチウムイオン電池特性上、寒くなると容量が可逆的ではあるが減る。そのためテスラにはバッテリーヒーターが搭載されている。(ちなみに、寒いノルウェーでもテスラが爆売れしているし、なんと新車の半分くらいの売り上げがBEVという。もはや寒さは問題ではないのかも?(まぁ優遇政策があるからだけどね))

FCEV寒いと反応が弱まって出力が減るので、そこらへんは考慮されている。

一方ICEも、冬になると燃費悪化するとされる。US DoEによると、理由は、オイルの粘度低下、温度上昇までの暖機、ガソリンの配合が夏と違う(日本でも同じかは謎)など。他には空気密度によるエアロダイナミクス悪化とかがあるがこれはEVでも同じだ。オイルなどが原因となって燃費悪化するのはICE特有だろう。

暑さ

BEVはまた暑さにも弱い。Li-ionは熱によって不可逆的なダメージを受けて、寿命が縮む。そのためテスラにはエアコンを利用する水冷バッテリクーラーが搭載されている。リーフは空冷で、これが問題だったのか、劣化問題でざわついていたリーフオーナーも多かった。今は改善されているらしい。

用語

ソース

URLを多く貼るとスパム認定されるから貼れないけど、US DoEとかCARB、日本だと日本自動車研究所あたりの公開資料を見ればソースに当たれる。

一つだけ、EV vs ICE効率について、13分程度で詳説してある動画URLを貼っておく。英語字幕もないが、割と平易なので、見てみてほしい。論文ソース動画の中でよく書かれている。

製造時の負荷」「化石燃料の発電でEVを使うのは利点あるのか?」「リチウム採掘の負荷」の3つで説明されている。簡単に箇条書きにすると:

https://www.youtube.com/watch?v=6RhtiPefVzM

おまけ&追記

マツダLCAについて

前述のようにマツダEVと自社のICEについて、Well-to-Wheelでライフサイクルアセスメント比較している。その比較におけるLi-ion製造時のCO2排出量のデータだが、2010年〜2013年のデータとなっており古い。しかも、Li-ion製造時のCO2排出量は研究によってばらつきが大きく、いろいろな見方があり正確性があまりないのが現状。また現状を反映していないと考えられる。例えばテスラギガファクトリー」のように太陽電池をのせた自社工場場合などについては考慮されていないのが問題だ(写真を見ると良い、広大な敷地ほとんど太陽光で埋まっている)。

また、マツダ研究バッテリ寿命を短く見積りすぎている点で、EVライフサイクルコストが大きく見える原因となっている。テスラのようにバッテリマネジメントシステムBMS)がしっかりとしたEV寿命が長く、またLi-ionの発展によって将来は寿命を伸ばすことは可能だろう。事実、今まで電極や電解質改善によってサイクル寿命は伸びてきた。

テスラは現時点で最も売れているわけだし、このことを考慮しないのは少々ズルいと言える。

なぜ水素エンジン効率が悪いか ( id:greenT )

"Why Hydrogen Engines Are A Bad Idea" でYouTube検索したらわかりやすいが、噛み砕くと

あと補足すると「エンジン」は爆発によるエネルギーを使っているが、全てを使い切れていないこと。十分に長いシリンダーを使って、大気圧まで膨張させるならエネルギーをかなり取り出せるが、そんなもの実用存在できないので、爆発の「圧力」を内包したまま、排気バルブを開けることになる。この圧力ターボチャージャーで利用することも可能ではあるが、全て使い切れるわけではない。

あーでも、水素エンジンメリットが1つあった。燃料電池(PEFC)は白金必要とするため Permalink | 記事への反応(7) | 01:34

2020-02-09

https://anond.hatelabo.jp/20200208092447

包丁研ぎとは話がズレるが、外国人のほうが趣味人口として多いらしいが、髭剃りという趣味がある。

砥石で剃刀を研いで髭を剃る。それだけ。

包丁に比べると剃刀の形はシンプルだ。

アールほとんど無く、要するにただ薄い鉄の板と言っていい。

剃刀の『面』と砥石の『面』をすり合わせて、究極の平面を目指す。

剃刀の裏の『面』と表の『面』が完全に一致すると、合わさったところに究極に細く真っ直ぐな『線』つまり刃が出来る。

そして、髭を剃る。

淀みなく精密な作業を通じて、砥石の手入れを通じて、心を落ち着かせる趣味と言っていい。

髭を剃るという行為儀式の一部で、目的ではない。

あえていうと座禅に近い。

また少し脇道に逸れるが砥石沼というのは恐ろしい。

天然砥石というのは採掘するものなので、質がいいもので無傷で大きいとなると値段が跳ね上がる。

高いものだと一千万円を超えてしまう。

ただの石ころが宝石より高いことが理解されないことが多いが、ルビーダイヤ価値があるのは、ルビーダイヤ採掘量より欲しがる人が多いからであって、砥石が高いのも同じ理屈しかない。

砥石マニアから言わせると、砥石は美しいだけじゃなく実用性もあると反論される。

髭剃り沼から砥石沼、包丁研ぎから砥石沼、鉋がけから砥石沼といった感じで砥石沼への入り口はそこら中にあるのだが、髭剃りだけに限定すると、砥石にハマってもそう高い出費はない。

包丁や鉋に比べると、小さな砥石でいいからだ。

さなカケラでよければ、質が最高級の砥石でも百万円することはまずない。

10万円も出せば一生物の相当な砥石を手に入れられる。

砥石の質は日本産他国産追随を許さないので、外国人砥石を買い漁って国外流出していて、それが悔しい。

10万円の砥石と2万円の剃刀で一生楽しめる。

安上がりないい趣味なんだけどなあ。

趣味包丁も研ぐ。

剃刀用の砥石は小さいし、歪めたくないか包丁には使ってない。

ぜひぜひ包丁研ぎから髭剃り沼へ。

2020-02-07

仮想通貨の無断採掘Web広告混同してる人たちについて

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO55368280X00C20A2CE0000/

PC機能提供されていることを知る機会や実行を拒絶する機会も保障されていない

Googleなどの主要なWeb広告には、広告掲載するサイト上に、広告掲載している事を明記するルールがある。このルールを守っているサイトであれば「PC機能提供されていることを知る機会」は保障されていると言えると思う。

さらに、GoogleWeb広告は、広告の右上についているアイコン(Ads byとかAboutとか書いてある)をクリックする事で、広告掲載拒否する設定ページに移動できる。「実行を拒絶する機会」も保障されていると言えると思う。

そういう意味で、仮想通貨の無断採掘Web広告は明らかに違う。

また、日経記事に書かれている範囲では、「事前に知る機会」「事前に実行を拒絶する機会」のような表現はない。つまり、機会が提供されていれば、事前かどうかは関係ないのではないかと思う。

から広告を表示する事について事前に同意を得ずに表示される広告違法」のような論調筋違い

2020-02-04

anond:20200204155913

1まず木を切って作業台をクラフトする

2そして次に石を採掘して作業台でかまどをクラフト

3そこらへんにいる牛豚鶏羊を倒して生肉を手に入れる

4かまどで手に入れた生肉を焼く(燃料は木)

5焼いた肉を食べる

2020-01-17

anond:20200117182917

ヒソ・・ヒソ・・・

 

鉱山って銀と一緒にヒソなど毒物採掘されてしまうので中毒やすいので犯罪者入れ墨いれて強制労働させてた。江戸時代

石見銀山産のネズミ毒エサにはヒソがはいってて「おまえまさかあいつに石見銀山を盛ったのか」みたいな毒の一般名詞として通じるくらいになってた

2020-01-06

anond:20200106230731

その鉄はどこから採ってくるんや。まずは採掘業の時給だろ。

2019-12-30

anond:20191228034713

最近ゲームに音声がついたんだけどその一つに「採掘にレッツラゴー」とある日本版に関わってるのがクソキモいおっさんなんだと思うよ。

2019-12-21

ビットコインが値上がりする(とされる理由)

勘違いしている人がいるかも知れないけど、まずビットコンは仮想通貨ではなく暗号資産です。

資産」って言うと「ビットコンに資産価値なんてないだおおお!」って怒るかもしれないけどちょっとまってください。

これは単に「通貨として機能しないけどそこそこ価値はあるよね」ってことで「資産」に区分されてるだけです。

ここでの価値があるってのは「0円より高い」くらいの意味です。0.1円のものでも1兆個あれば1000億円ぶんの資産になるだろ?

もちろん通貨にしようって思って作られましたけど、現実には通貨としては機能しないことがわかっているので、2020年にもなろって時期にビットコイン通貨として機能しないか暴落するとか、将来通貨になるから高騰するとか言ってる人の意見はさすがに頭悪すぎです。



そんなビットコインですけど、定期的に値段が上がるように設計されています

これはビットコインブロックチェーンを維持するための仕組みとして組み込まれていて、かなりビットコインのコアを形成する仕組みです。

ビットコインは発行枚数料が2100万枚と上限が決まっていて(なんで発行上限があるかと言うと、インフレ経済へのアンチテーゼからで、おもしろ思想あんだけど、適宜調べてください)一気に全部採掘されないように、約4年ごとに採掘量(報酬額)が減るように設計されています

いわゆる「半減期」というやつで、「半減期」になるとビットコイン採掘量が1/2になります

まり半減期」に差しかると採掘にかかる計算量が2倍になるので、その採掘コストコイン販売価格にも反映されてコイン価値が2倍になるという理屈です。


ここまでは良いでしょうか。ビットコインは「定期的に採掘量が減る」

「でもコストが2倍になるからって2倍の値段で買うやつがいるとは限らないだろ?」

ということでネックはそこです。そのとおり、コストが上がっても2倍で買うやつがでなければ売れない。じゃあ過去はどうだったかと言うと、その都度その都度値上がりしてきた実績があります

似たように採掘難易度価格に反映されるもの現実にも存在していてオイルゴールドなんかの価格採掘量に左右されます

金(ゴールド)が値段が高いのも希少価値があるからだ、ってのは直感にわかると思います。同じ理屈ビットコインも希少価値が年々上がっていくので、価格が上がると考えられます

もちろんこの半減期によるビットコイン価格上昇が今後も再現される保証は無いけれど、今ビットコインを買ってる人たちはこの理論を信じています

この理論しらないのに売買してるひとはヤバい人です。


なのでビットコインには採掘にかかる費用っていう目安があって、それを基軸に考えて損益分岐点があります

なのでビットコインを買いたいな〜って思った人は、その損益分岐点を下回ったときに買えばいいだけです。

そういう時期はみんな恐怖にかられて暴落している最中だとおもうので相当な精神力必要そうですけど、多分お買い得です。


かにマイナーの数によっても採掘難易度は調整されるので、半減期なので絶対難易度があがるか?というと、音を上げて他の採掘業者が脱落すると、残った採掘業者は楽に採掘出来るようになって、採掘を続けられたりするので、

半減期のせいで採掘業者自体がなくなるってこともまず無いと考えられています

あと値段にかかわることといえば、クジラと言われる大量ホルダーが市場ビットコインを流して価格が下がるとか、色々心配されるけどそれって株とかゴールドでもおなじで、でもそういうホルダーって値下がりするのわかってて資産を大量に売ったりとか普通しないし、個人的にはやっぱり長期の視点で見たら値上がりしていく確率のほうが全然高いと思っていますけどね。

もっと詳しい人の意見を聞いていみたいところです。

2019-11-24

キメラって…

新しいポケモン化石ポケモン話題になっていて、ずばりギリシャ神話キマイラのことではなくて、普段からよく話題になる想像上の生き物で「複数動物の特徴を掛け合わせているやつがいたなぁ」って思ったりしてたんですよ。

そいつドラゴン」とか「龍」とかい呼び名でよばれているんですけど。

個人的な分類なのでそれが常識ということは全然ないので構えずに聞いていただければ幸いなんですが、ドラゴンって呼ぶ時は西洋伝承の竜、「龍」って呼ぶ時は東洋伝承リュウ意識しています西洋伝承との比較話題ときにはわざわざ東洋龍をドラゴンとかよんだりして自分からルールを破るので、本当にそこは私事ですよね。

ちょっと前にNHK特集ドラゴン伝説に関する番組があったりしたんです。

テロップに「人類学者」「歴史学者」「宗教学者」って表示される人の他には、古生物学者さんとか比較生物学者さん、気象学者さんなんかもコメントしていたのが印象に残ってます。あと世間話ドラゴンって話題に出すときには、地理学勉強している知人と話していることが個人的に多かったりもしますね。結構、色んな分野からドラゴン伝承というもの話題にすることができるってのは面白いなと思います

生物学的な知見から語るドラゴンとはずばり恐竜化石の話でした。僕たちの世代ともなると人間何人ぶんくらいの恐竜化石が見つかったとして、それは人類が成立する前の時代の、大昔の生き物の痕跡であって「こんな生き物がいまも生きて闊歩している」とは咄嗟にも思わない訳ですが、それは今日に至るまでの研究成果とそれを知識として普及できる教育の賜物であって、それがなかった時代の人たちはそうは思えなかったって話です。

番組ではルーマニアで有名な翼竜化石が見つかっていると言及されていましたが、ルーマニアドラキュラ伝承の元になったヴラド・ドラクル公の故郷ですよね。「ドラクル」という別名は彼の自称で「悪魔の子」って意味だとよく言われますが、本当は「竜の子」とかそういう自称だそうです。言語には明るくないのでもっと正確な意訳ができず恐縮でありますが、無知身上なので「音が似てますもんね」とか言います。どうしてそれが「悪魔の子」だなんて受け取られ方をしたかと言えば後述したいと思いますが「ドラゴンは当時の人々にとっておそろしい敵役で、悪魔に連なるキャラクター」だったからです。竜の子なんて自称するのはその宗教的事情考慮するならば自ら悪魔敵役を名乗る型破りなことだった訳ですね。かなり話が脱線しましたが、竜の子ヴラドの伝説的な話が根付ルーマニアで、空を飛ぶ恐竜化石が見つかっているという話がなんだか面白いなと僕は思う訳です。「無関係とは言えないだろう」とか僕なら思っちゃうし言いたいですし、当時の文献記録に化石の発掘らしき出来事記述とかあるならそれは想像捗るので素敵な話だと思います

比較生物学的な見地からはいまも生きている生き物、特に蛇が槍玉に挙がっていました。ずばりって感じがします。番組では「何故ドラゴンは火を吐く?」という疑問に対して、蛇がちろちろと舌を出す様子に触れつつ、この蛇の習性が「誤った情報伝達の仕方をして」ドラゴンに火を吐かせるようにしたのではないかという話をしていたのでこれが面白かったですね。

まずドラゴンという想像上の生き物が成立する。次に「ドラゴン想像上の生き物で、実物を人前に持ってきて伝えることができないから」人間想像を絵に描いて伝えようとします。この間に、ドラゴンというのは実在しない生物なので、かわりに実在する他の生き物の特徴を取り込んでイラストとして出力されてしまう訳です。無いものを描くことはできないので、かわりに実際に有るものの特徴を代用して想像を膨らませていく。会話で比喩表現を使うようなもんですよね、「奴は蛇のようにずる賢い性格なんだ」とか「鳩が鉄砲で撃たれたような顔してるぜ」とか。

それで番組に出てきた絵なんですけど、たぶん火を吐いてなかったんですよ。イラストの横に難しいラテン語でびっしり説明文書かれていましたが、「これは火を吐いている絵ではなく、蛇のように舌をちろちろさせているドラゴンイラストです」って言われたら僕はそれで納得してしまます。そんな絵でした。

ところで遠い土地に住んでいる人に自分の描いた絵はこういうものだと事細かく説明できますか? 僕はそういうのが得意ではないので、しばしば伝言ゲームみたいになっちゃうんですよ。これが誰もが当たり前にまだラテン語を読めなかった時代で、聖書記述すら読み書きの技術を持つ教会神父様に読み聞かせていただかなればならなかった時代となると、もっと大変だったと思います。もちろん、そういう誤解が広がらない為にバチカンの偉い司祭様たちは色んな対策を立てたと思いますが、果たして悪魔の姿形まで全員の意見を一致させようと手を回す余裕があったのか」はわかりません。イラストというのは文字言葉より強烈です、写真の無かった時代ならそれは写真の代わりすらつとまったほどに。それでもやはり限界はありますよね。実際にあるものを観察して正確に描いたものなら兎も角、空想風景自分が見たことのある風景に喩えながら暗中模索で描きあげたらしいドラゴンイラストですから尚更。もちろんそれを見せる相手が目の前にいたなら言葉にして説明できたでしょうが、その絵が本に載って遠い土地にいる人たちの手に渡った時、そして彼らが字を読み書きできないとかそもそも違う言葉を喋っている人たちだったりしたら、蛇の舌の絵が火を吐いているように受け取られたりしても即座に訂正したりできないのでそのまま広がってしまますよね。

ここでちょっと本旨に触れていますが、空想上の生き物は実際にはいないのでそれが絵や銅像といった形にされる際、実在する動物の特徴をつぎはぎにして成立する時がある、というのが比較生物学的な知見で言いたかたこであるように思います

恐竜化石にしたって、伝説に語られるファブニールヒドラのものしか見えない代物が発掘されている訳じゃありませんからそもそも恐竜化石から想定した想像図が最近すこしずつ変わっているらしくて、僕が映画で見たティラノサウルスコモドドラゴンじみた堅そうなウロコに覆われた姿でしたが、いまは鳥のように羽毛が生えていたのではないかと言われているそうです。ここはもう少し言及すると、恐竜末裔はいまも空を飛んでいる鳥、特に渡り鳥である、なんて話にも波及していきそうですが、僕はそのへん浅学なので触るだけで容赦していただきたく思います

最後歴史学人類学宗教学、あとすごく恐縮なんですが地理学から見たドラゴンの話をしたいな、と思います。ここがすごく自分が興味ある分野になるので話が長くなりそうなんですが、そのほとんどが他の人から受け売り知識・聞きかじりの知識であることを先に明言してから話したいと思います。この話を僕にしてくださった皆様に限りない御礼と尊敬を。

まず、先程までドラゴンが火を吐くのは、蛇の舌の特徴を取り込んで描いた想像図を見た別の人が、その絵の様子を「火を吐いている」と誤解して広がったからではないのか、と話題にしていました。さらにここを掘り下げて「何故火を吐いている姿に見えた(誤解した)んだろう?」という話をしようかと思います

ラクル公の話にも戻りますが、西洋ドラゴン悪魔に連なる存在であり、人々にとっておそろしい敵役だったと言います。これは特に難しい理由がある訳ではなくて、人間より大きく、翼を持っていたり、人間の頭を咥え込める大きな口にずらりと牙が並んでいたり、ずばり「人間に噛みついて攻撃してくる蛇という生き物が人間よりでかかったら食べられそうで怖い」という恐怖心が、当時の宗教的道徳観で形成されている独特の恐怖心とつよく結びついた結果だと思います恐竜人間を食べそうだから怖い、ドラゴン人間を食べるから怖い、悪魔地獄にいて人間に悪いことをするから怖い、というのが全部同じ話になってしまった時、「ドラゴン悪魔の手先である」という話になるんですね。そこにバチカン神父様まで話を合わせはじめるともう誰も待ったをかける人間がいなくなる。恐怖とは使い方があるのです。「食べ物を粗末にすると目が潰れるからしてはいけない」なんて言い回し日本にはありますが、本当にそうなのか?といえば絶対にそんなことないですよね。それが本当の話になってしまうと、目が見えない障がいと向き合って生きている人たちはみんな「食べ物を粗末にした」罰でそうなったという理屈が通じてしまうので大変失礼な話になりますぶっちゃけこの言い回し、嘘か本当かで言えば嘘の話ですよね。でもいま食卓に並んでいる食べ物を、少なくないお金を支払い、少なくない労力を駆使して調理し、なんとか苦労して食卓提供し続けている親からすれば、それを子供台無しにされるのはひどくつらいことであるしその悪癖を矯正しないまま大人になっても子供のためにはならないからなんとかやめさせたいと思うのは当然なわけです。しかし、突然の家不景気に陥れば金銭交換ままならず明日にでもご飯が食べられなくなるという話を、お金単位すら知らない無知の子供に納得してもらうまで言い聞かせるのは大変な交渉スキル言語センス必要とされます。これが「何故人が人を殺してはいけないのか?」「何故人が人から物を強奪してはいけないのか?」というレベルから説明しなければならないとなれば途方もない気分になってきますよね。なのでそれを説明する側は、悪いことをしてはならないという理由として「悪いことをすれば怖い目に遭う」と方便…つまり一種の嘘を用いるという苦肉の策を導入することにしました。これが日本で言えば「目が潰れる」とか「人攫いにあう」とかで、キリスト教国教である場所では「悪いことをすれば悪魔のいる地獄に落ちるぞ」とか言われるようになる訳です。ドラゴンに食べられるのは誰だって嫌ですよね、僕はジュラシックパークティラノサウルスに食べられるレベルから嫌ですしサメだって怖いですから、悪行に対する応報としての悪魔地獄で罪人を責め苛む悪魔ドラゴンを操るなら当時の人たちにとって2倍の怖さになる訳で、時の宗教家たちはおそろしいドラゴン悪魔に与えることでみんなが神の御言葉もっと信じて慎ましく穏やかに生活する世界(=悪人悪魔ドラゴンをおそれて悪行を思いとどまったり、間違えてからでもそれを悪いことだったと反省して償いをする世界)が形成されることを期待したわけです。なので実は違う種類の複数の恐怖が、宗教道徳という枠組みの中で融合するのは全然難しい話ではないってことですね。ドラゴン英雄に退治される話が多いのも似たような理由です。人間勇者が悪いドラゴンを退治して財宝と美しい伴侶を獲得して幸せに暮らす…というのは敵が強いぶん本当にそれを乗り越えられるならば素晴らしい成功であるように思える訳ですね。実際に、ドラゴン退治の伝説宗教に組み込まれた結果、聖ジョージドラゴン退治など、有名な宗教説話としてたくさんの人々に親しまれています。強いドラゴンが悪であったほうが都合がよかった時代場所があったということです。

この長い前提があって、ドラゴンが火を吐く話が続きます。まず多くの宗教において死者の国・地獄とは地下世界に想定されます。そして程度の差はあれど、地獄とは炎の世界で、罪をおかして死んだ者はその炎に焼かれてずっと苦しむと説かれます。これはキリスト教例外ではないというか、悪魔が住む地獄とはその典型であるように思いますね。何故地獄燃えいるかと言えば、人間が火に焼かれる痛みを強烈に忌避する話の他に、古い時代の街並みが火災に弱いというのが挙げられます日本でも江戸時代の平屋づくりなんか想像してくだされば分かりますが、木材を含む家屋が道の両脇にずらりと並んでいるのは火災脆弱なんですよ。火災の真の恐ろしさとは「燃え移る」「燃え広がる」ことです。デマゴーグが人々の間であっという間に拡散して個人名誉毀損の度合いがもう取り返しがつかなくなってしまう様子を「燎原の火」などと喩えますが、あれは草原に火を放つと一瞬で更地になるほどの規模の火災になることのようだと言っています。この草が家に置き換わったようなことが頻発しやす都市計画というのが密集した家屋群にあたります。隣の家同士の距離が近ければ近いほど深刻だという認識で間違いないと言えます対岸の火事なんて言い回しもあるんですが、実は一つの川を挟んだ対岸で火事が起こっているとしても、風向きと風速次第では火の粉が飛び火してきて火事になることも珍しくないらしいです。キリスト教地獄の話をしているのでその圏内にある国の歴史話題にするなら、ロンドンテムズ川を挟んだ両岸の街々が飛び火が原因の大火事被害に見舞われたことがあるそうです(これはNHKドラゴン特集受け売りです)。時代が昔に遡れば遡るほど消火技術というのが未熟なので、燃え盛る地獄イメージが成立したほどの大昔となると一度家に火がつけば街一つ灰になるのも特に珍しくなくて、それが冬越し前ともなれば家の壁と屋根なしで厳しいヨーロッパの冬を耐えなければなりません。みじめなんてものではなくて、死にます火事から助かったとしても家も財産食べ物燃えしまっていて、最悪の場合助けてくれる隣人の家まで飛び火で火事になってて誰も助ける余裕なんかないとなれば、そういうのを「地獄のような風景だ」と言うのでしょう。これを避ける為に毎晩高台に見張りを立てるなどの習慣が根づいたそうです。ファンタジーでやぐらに立つ見張りといえば敵国の侵略者瀬戸際発見するだとか怪物が村や街に侵入しないようにする為だとかいイメージで、もちろんそういう意味での見張りもありますが、一番怖かったのは火事だそうです。というか、敵国の兵士に火付けされることだってあります火攻めとか言われる戦法で、この場合侵略者火事が同時にやってきます侵略者は火で街の財産がすべて灰になる前に大急ぎで火事場泥棒をはたらくので容赦する時間的余裕はありませんし、火をつけられた街の住人だって火に焼かれるか人に殺されるかの極限状態ですから狂乱しています。ただの火事より、もっと大勢死ぬでしょう。侵略者はまさに地獄からやってきた悪魔や化け物に見えたでしょうね。そうやって実際にあった大火災惨事記憶が、架空風景である地獄イメージを補強して、いまの地獄絵図というものがあるそうです。だから悪魔の手先であるドラゴンが火を吐く(操る)のは当然だ。地獄からやってきたのだから」と言われれば、なんだかすごく話の筋が通っているように思いませんかね?

その上で更に別の解釈を交えます地獄は地下世界にあると先述しましたが、地下にあると言えば何を想像するでしょうか。道具や芸術品の材料や貴重品そのものとして今でも生活の身近にある鉱石宝石も地面の下から採掘される資源です。しばしばドラゴンは財宝と関連づけられることを思い出させられますね。化石も地下から現れることが多いです。ドラゴン地獄に住まう悪魔ペットであることと、ドラゴンイメージ形成するのにひと役買ったらしい恐竜化石とがつよく関連づけられるような気がしますね。それで、マグマも地下には流れていますね? マグマによる火災被害、つまり火山噴火というのはそれほど頻繁に起こる訳ではありません。少なくとも、毎日地球のどこでも火山噴火しているともなれば人間生存圏はもっと狭くて、地球人間には住みづらい星だったでしょう。将来的にそうなるかもしれませんけどね。それはそれとして、噴火は頻繁に起こらないので毎日人間マグマに殺されているというほどではないと思いますが、それ故に今でも予測して対策が立てづらく一度起こってしまえばおそろしい被害規模となる天災でもある。邦画にもなった漫画テルマエロマエ舞台くらい昔のローマにおいては、伝説的な火山噴火によって当時の大国が大打撃を受けたらしい…そしてそれはただの伝説という訳ではなく、地質学考古学的な研究からも実際に大災害が起こっているという史実的な話だそうです。ところでテルマエロマエという作品に触れましたが、これはお風呂テーマにした漫画です。日本でも観光地各地が抱える温泉施設というのは間欠泉という自然現象を利用したお風呂であることは周知ですね。この間欠泉温泉というのが、地下の水源がマグマによってあたためられて地表に噴き出す現象で、多くの温泉はそのまま人間が入浴するには適さないほど高熱だったりします、死ぬような大火傷を負うほど熱いこともあります(程度の差はあり、中には最適な Permalink | 記事への反応(1) | 14:56

2019-10-29

anond:20191029165107

(連投すまん)被ってなかったわ。マイナー採掘マイナーか。お前ら、頭いいな。

anond:20191029164523

横だけど石油マイナーという言葉違和感あるな。メジャーと言えば石油系の巨大企業を指すこともあるからな。まぁ石油のものマイナーということに同感だが

はいはい採掘ね、ビットコイナーかよお前ら)

2019-10-07

アマゾン火災永久凍土の融解も

全部燃えたり、融けたりすれば、そこで終わるじゃないか

そうか、石油も(石炭も)全部採掘してしまえばそこでCO2発生は終わんだ。

そんなに長く続くことじゃない。

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