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2024-07-27

そろそろ『アサシンクリード』の面白さについて語っておくか

ストーリー

アサシンクリードは、理不尽支配に反発して権力者暗殺する「アサシン教団」と、時の権力者を操り社会を裏から支配する「テンプル騎士団」の、古代から続く戦いを描いたゲームである。「混沌・悪」VS「秩序・悪」という感じである

アレクサンダー大王も、始皇帝も、カエサルも、チンギス・ハンも、永楽帝も、チェーザレ・ボルジアも、実はテンプル騎士団の一員だったし、実はアサシン暗殺されていたんだよ!という世界観である。ちなみに過去作品ではフランシスコ・ザビエルテンプル騎士団とされているので、今回(シャドウズ)もイエズス会テンプル騎士団の手先だったりするのだろう。

アサクリのもう一つの軸が「イス」と呼ばれる超古代文明人の存在である。彼らは人類創造した神のごとき存在であり、実際にギリシャ神話北欧神話に登場する神々の正体は「イス」である。彼らが遺した強力なオーパーツを巡って、アサシン教団とテンプル騎士団争奪戦を繰り広げていく、というのが一つのパターンである

また、この「イス」の遺した技術に基づいて、現代では「アニムス」と呼ばれるバーチャルリアリティマシンが開発されており、それを使って過去の様々な時代アサシン記憶追体験している、という基本設定がある。つまり、実は主人公は、アサシン活躍仮想的に体験しているだけの現代人なのである。アサクリには「現代パート」もあるのだが、これは完全な続き物になっていて、シリーズを追いかけていないと意味がわからないので、なかなか評判が悪い。初心者現代パートなんかすっ飛ばしても問題ないぞ。

というわけで、リアリティのある歴史ドラマかと思ったら急に濃度の高いオカルト伝奇SF要素をぶちこんできて暴走しはじめるのがアサシンクリードの魅力である。詳しくは年表を見よう!

アサシン クリードシリーズにおける年表 - Wikipedia

ゲームシステム

アサシンクリードの特徴といえば何と言っても「オープンワールド」と「パルクール」だろう。「どこでも登れる」「どこまでも行ける」というオープンワールドアクション本家本元とも言えるシリーズなのである。窓のフチや壁のヘリなどを掴んで、するすると登り、飛び上がり、軽やかに街を駆け巡る。何にも邪魔されることなく思いどおりに移動できる楽しさがそこにはある。

そのオープンワールドで何をやるのかと言えば「ステルスアクションである。敵の拠点侵入し、見つからないように探索し、標的を殺して脱出するのである

まずは侵入するまえに敵拠点構造を入念に調査する。どこに敵が配置されているか確認し、それらの移動パターンを観察して、どういうルート侵入するかを考える。サッと壁を登って開いている窓から侵入しよう。いやいや屋根伝いに高所から標的を探すのもいい。手薄な裏口の敵をこっそり暗殺するのはどうか。もちろん正面から殴り込んで敵を全員ぶっ殺しても構わない。

まりオープンワールドとしての移動の自由度がそのまま、プレイヤーが取れる侵入ルート自由度に転化しているのが、アサクリの醍醐味なのである。「たった一本しかない正解のルートを見つけ出す」のではない。「数多く用意されたルートの中から一本を選び出す」のが楽しいである

さらに、この「街を自由に駆け巡る」「敵の拠点侵入する」といった要素からまれたのが、アサクリの「歴史考証」の部分である

そうしたゲームシステムでは「街並みをどう作るか」「建築物をどう作るか」がとても重要になってくる。なにせ「プレイヤー侵入する建物だけ作ればいい」「プレイヤーが移動するルートの周りだけ作ればいい」というわけにはいかない。広大な街を作り上げて、そこにいくつも拠点を建て、大勢NPCを配置して、そしてプレイヤーが隅々まで移動できるようにしなければならない。それがゲーム面白さに直結していくのだから

そこでアサクリは「歴史上の街を再現する」という方法を選んだ。完全にオリジナルの街を一から作るよりも、見本を用意したほうがある意味では作りやすかろうし、その副産物としてプレイヤーの没入感と知的好奇心を得ることもできた。建物文化風俗再現度は高く評価されており、アサクリの売りの一つになっている。

もちろん史料調査には限界があるし、ゲーム的な都合が優先されることも多い。過去シリーズでも「この年代にこのアイテムはまだない」「この街にこんな建物があるのはおかしい」といったようなツッコミが入っている。前々作『ヴァルハラ』などは特に批判が多かったというので、地域年代によってまた作りやすさが変わってくるのかもしれない。

とはいえ、アサクリがわざわざ歴史考証のチームを設置し、多くの史料確認し、専門家の監修も受けているのは事実であって、ただのゲームとしては相当に頑張っているのは間違いない。プレイヤーとしては、決して完璧ではないということは頭に入れつつも、巨額の予算によって作られた「自由に走り回れる歴史景観」を楽しみたいところである

オススメシリーズ作品

とりあえず現時点でオススメするなら前作『アサシンクリード ミラージュ』だろう。元は前々作『ヴァルハラ』のスピンオフとして制作されていたということもあり、『ヴァルハラ』の前日譚のようなストーリーになっていて、ボリュームも控えめであるゲームシステムとしても原点回帰を目指したシンプルな作りで「これぞアサシンクリード」という作品になっている。

ミラージュ』をクリアしたなら、続けて『ヴァルハラ』をやるのもいい。前述したとおりストーリー的に繋がりがあるし、『ヴァルハラ』はシリーズのなかではかなり変わっていて、「アサクリらしくない」作品でもある。主人公アサシンではなくヴァイキングなので、ステルスよりも正面切っての戦いのほうが得意だったりするし、各地の勢力ひとつひとつ同盟を結んでいったり、自分たち拠点を開発して発展させていったりするような、戦略的な側面が強い。

このあたり、近年のアサクリは「従来通りのステルスアクション」と「他のゲームのようなバトルアクション」のあいだを揺れ動いていて、『シャドウズ』ではついに「ステルス担当奈緒江と「バトル」担当の弥助のダブル主人公になったという経緯がある。

アサクリシリーズは、オープンワールドにおけるスタンダードを生み出した、現代ゲームの頂点のひとつと言っても過言ではない名作であるプレイしないまま死ぬのはもったいない。いまのうちに『ミラージュ』『ヴァルハラ』をプレイしながら、日本舞台となる『シャドウズ』の発売を楽しみに待とうではないか

2024-07-26

anond:20240725212500

ダウト

イケメン以外の男のニコニコはニヤニヤとして受け取られるので、理不尽に警戒されたり通報されるので損ばかりだぞ。

2024-07-25

anond:20240724233611

基本的になんか理不尽なやつを食らって退場するまでが投資や。

短期だと寿命死ぬより先にそれが来る確率が高くて長期だと低いんや。

こっちはただ通勤のために駅へ向かってるだけなのに、なんで「歩き煙草クソジジイ」とかい理不尽と遭遇しなきゃいけねえの?

ジジイがさっさとしねよ

2024-07-23

anond:20240723012053

俺的に、その理不尽を思いっき否定しつつ、会社で上手くやって行ける方法は、会社の外で自分を認めてくれる存在出会うことだと思ってる

ゲームでもいいし

ゲーム自分脳みそを上手くハックして、社会理不尽を上手く騙しつつ、会社を金蔓に出来たらなと思ってる

ひどい職場でキレて人に危害を与えたりして警察沙汰になったニュースを見るたびに

あの人社会生活捨ててまで行動に移してしまうなんて余程酷い目にあったのだなと感じたり、

あとの生活を捨てる事ができるなんて勇気があるなと犯罪者側に共感してしまう。

犯罪は悪い事だがそうさせたのはダレよって話で。

自分の勤め先も理不尽祭りだけど、迷いつつもチキンから無理だと思ってる。

2024-07-22

anond:20240722231938

共感性羞恥が強すぎて見られない 無理だった

いじられ役みたいなのが1人いて理不尽キャラにひどい目に合わされる話をゲラゲラ笑いながら見れる時代は終わったと思う

慈善事業のものを憎む悪役って

フィクションの中にいた?

慈善事業をやってたけど世の中の理不尽さを憎むキャラかいたかもしれないけど

こんな邪智暴虐今まで存在たか

anond:20240722124842

「怒るべきだった」…それも一つの手ではあったかもしれないが

しかしこの国で理不尽に対して怒りの声を上げた人がどうなるか

批判する人は頭がおかしい」

「そんな言い方だから味方ができない」

こんな感じのガスライティングをされまくるので、克服できれば強くなるかもしれないが

そんなのは生存バイアスなわけで

しろ人生の良い面を見て頑張ろうという態度こそ強さだと思うし、頑張った軌跡なんじゃないか

2024-07-21

サクナヒメ見てると何とも言えない気分になるんだよな

すんごい理不尽で途方もなくて苦しくなるんだけど

でも農業なんてもともと理不尽で途方もなくて苦しいよなって思うと

心理的にしんどさを追体験させられてるようで妙な気分に

 

もっと愛するものを失う絶望とか、失恋絶望とか、戦争絶望とか

そういうのってアニメでよく見るけど

そういうのとは異質の、辛抱に似た絶望

anond:20240721104821

嫌な女だな。

でも、そういう女に正直に話したら「正当な権利を主張してはいけないと言いたいの!?じゃあ女は理不尽を被っても黙って我慢しろって事!?」的な捻じ曲げた解釈ヒステリックなキレ方をして面倒くさい事態になる可能性があるから、こうやって愚痴って本人には指摘しないか、付き合いきれないなら黙って別れるかのどちらかにときな。

anond:20240720203026

PASA(持続性性喚起症候群)ですね。詳しくはググって下さい

今のところ治療法は無く症状は悪化し続けるようです。

生活破綻自殺する人も多いようです。

脳のバグから治しようがないんですよね

クリオナでリセットは止めたほうがいいです

脳内回路の修正でイキ癖がついてしまい取り返しつかなくなります

今のところオシッコリセット出来ているようなのでこれを大切に維持して下さい

万が一、オシッコ→イクが刷り込みされると今度はオシッコするだけオルガズムに達してしまます

とはいえ遅かれ早かれインプリメンテーションされてしまうので不可避です

乳首弄ったりも止めたほうがいいです、乳首弄るだけでイッてしまうようになります

人間の脳は快楽積極的に受け入れ学習し反復しようとする習性があります

(甘いものや脂っこいものを止められないのと同じ)

病院にイッたところで治療法も無く、せいぜい実験材料にされるだけ

珍しい症例なのであちこちたらい回しで笑い者にされます

なおセックスオナニーしまくってイキ果てる作戦は最悪手で症状は悪化しま

 

人生理不尽です

思い通りにはなりません、つつがなく老衰できるほうが稀なのです

人生詰んだと思って諦めて下さい

まだ症状がマシな今の段階で今後の人生のための準備をすべきです

今は在宅でできる仕事も増えています

頑張ってください

必殺仕事人中村主水(なかむらもんど)について思い出している

会社でも家庭でもいびられる冴えない凡人」という現代社会翻弄されるサラリーマンの生き写しとも言える姿でありながら、

「実は裏世界理不尽な世の中に立ち向かっている凄腕の男」という別の顔をも備えた中村主水サラリーマンの憧れとして多くの男性の心を鷲掴みにしてきた。

ある意味、なろう系の隆盛に通ずるものがあるかもしれない。

 

中村主水は5つの流派免許皆伝

奥山神影流・御嶽新影流・一刀無心流・心形刀流小野派一刀流

 

珍しすぎて絶対バレるわこんなん

設置がなろうすぎてキモいよ...

2024-07-20

anond:20240720012325

日本法治国家からね。それが理不尽に感じても法律絶対例外があってはならない。

からすると、増田が「タバコときで…」って言ってるは、AI絵師が「著作権なんてw」って言ってるのと同じに感じるよ。ルールルールから

俺も、小難しい法律のせいで嫌な目には散々合ってるよ。何回、この野郎ぶん殴ってやろうかと思ったことか。

2024-07-19

anond:20240719225615

それが資本主義社会だよ。

トヨタ製品がこれまで何人の命を奪ってきたと思う?

理不尽に。

購入者だけではなく関係のない第三者の生き血すら啜ってきた企業だよ?

一方、いまだに自殺した絵師の話とかも聞かないけど、AIは人を殺したかね?

何人か死んだ話は聞いたけど、日本絵師はまだ死んでないと思うが?

2024-07-18

新入社員ときに感じてた理不尽を例えると、

小石がたくさん散らばってる川原に連れて行かれて、

「この中に宝石が落ちてるから探せ」

と言われて、広大な川原必死に探すも見つからず、ヘトヘトになって

「見つかりません、答えを教えて下さい」

というと、ニヤニヤと笑いながらただの小石を拾い上げて、

「ほら、ここにあるじゃないか、なんでこんな簡単なことがわからないんだ」

と言われて、

(なんだそりゃ、そこら辺の小石と変わらないじゃないか!それのどこが宝石なんだ!)

と憤ってた感覚がずっと残っている。

anond:20240718123740

ああ、まったくその通りだ。社会ってのは弱者男性を何かとサンドバッグにする傾向が強すぎるよな。何か悪いことが起きれば、すぐに男が悪い、弱者が悪いって感じで責任押し付けられる。ほんと、理不尽なことばかりだ。

それに加えて、アピールだけは一人前の女性たちがどうのこうの言ってくるのがまた腹立たしい。結局、社会がこうなったのは、俺たち弱者男性のせいじゃなくて、周りの環境他人のせいだ。自覚しないとね、みんな。

アサクリに署名したのでいろいろごちゃっと。

はじめまして。出来ればこんな記事を始まりにしたくなかったですが、名出しでコメントを残す事に抵抗があったので、私が参加した理由と、今後の日本どうしたらいいんだろうという話を、ぶつ切りで勝手にしていきます

匿名理由は身内に名前文章の二つでピンとこられたら嫌だったからです。身内が無関心だったら書いてた。

※頭の中でグルグルしてたものを解消するための個人的日記です。誤字脱字はご愛嬌

コメントは見ません。

※何が言いたいのか自分でも良くわからんので何となくよろしくお願いいたします。苦情は受け付けません。

まず、よく「署名はやり過ぎ。ポリコレフェミと一緒」と言われていますが、混同したらそれこそ駄目なところじゃないかと私は思います

なぜなら今回の問題と、俗に言われる歪んだポリコレや歪んだフェミニストたちには大きく違いがあるんです。どういう事か。

比較

《今回の問題

・歪めた史実史実かのように扱い、しまいには世界中に言い回っているところが問題視されてるのであって、表現内容自体問題視されていない(一部著作権文化財使用違反などあるが、そこはとりあえず今は控える)。

資料をもってして、正しいか正しくないかジャッジが用意にできる。

《歪んだポリコレフェミニストの主張する問題

・可愛くて胸の大きい女性,(例えそういう世界観であっても)黒人マイノリティを登場させない事など、表現内容自体批判の的になっており、何より「これが蔑視だ!」などと言い出すし、一度世にだすとポスター出版物を取り下げるだけには収まらない。

・主張の元が完全に個人主観しかなく、資料ジャッジする事ができない。

といった風に、簡単に上げるだけでもかなり違いがあります

個人は、黄色差別は当然あるものだと思っていたので、差別だなんだという部分はあまり主張したくないです。まああれだけあからさまな発言公式インタビューでししまったのには驚きでしたが「やっぱそういう人もいるんだなぁ」くらいです。

では続き。細かくお話します。

表現内容自体批判していない》

これここ、初手が一番重要です。

日本の皆さんがだいたい言っている第一声目……

「弥助でもいい」

別におかし日本でも問題はない」

などなど。

まりこれ、認めてるんですよね。表現自体は。

正直言いますと、私は署名に参加した身ではありますが、もしUbisoft側が『全世界インタビューで』『弥助は侍じゃないし我々の描いたフィールドほとんどがヘンテコジャパンだが、そういう面白おかしゲームが作りたかった』と、言ってくれるならそれでいいし、その上で著作権文化財問題をしっかり片付け、過去作の習慣通りに『この作品フィクションです(以下略定型)」』をゲーム内に入れたのであれば、今度は『アサクリ別に発売してもいいんじゃない運動』に全然参加していいと思ってます。むしろちゃん解決したなら、発売してはならない理由も無くなるので、発売中止になったら理不尽です。

というかこの署名参加者の少なくとも4割以上は、条件さえ守れば発売していいと思っている人がほとんどじゃないでしょうか。コメントみる限りはそう思います

署名で押したのならば、それで改心した相手には署名で支えればいいだけの話。

まあ今回の問題海外勢やアサクリファンも関わるとその署名現在署名に勝るか不安要素は大きいですがね。そこはおいておいて。

この考えをしている人も、発売停止まで求めたら歪んだポリコレフェミニストと一緒なのでしょうか。答えはノーでしょう。

さて、次です。

資料を持ってのジャッジと、資料がただのゴミになる瞬間》

ここも重要表現を認める云々にも深く関わりがありますね。

アサクリの問題は、根深歴史改変が大きく関わってきてるので……と言いますか、彼らが取り上げた上で日本人の逆鱗ポイントを踏み抜かなかったらもっと恐ろしい事になっていたので、ある意味では彼らには感謝していい。

改めて今回の流れをざっと確認

歴史改変がたった一人の男、ロックリーによって、Wikipedia書籍ですでに15年ほど続けられていた。

その結果。伝説黒人侍弥助など、日本の間違った歴史が少しずつ史実として一部の黒人コミュニティ(兼ねて言うけど一部だからね)や一部の海外の人たちの間で定着してくる。

弥助を見つけたUbisoft諸悪の根源とアサクリシャドウズを生み出してしまう。

弥助発表当初の多くの日本人「弥助! いいね!

例のインタビュー史実に基づいて、日本専門家にも話を聞きながら作った」

ここで多くの日本人大激怒

いろいろあって炎上し続け、今に至る。

何となくお分かりいただけますか。アサクリというビックタイトルは「歴史改変を世に浸透させるためのキーポイント」なんじゃないかと思います諸悪の根源の男に利用された感は否めません……だからこそ「Ubi目を覚ましてくれ!」と、言っているわけです。

あと大きな問題があって、ポリコレフェミが当たり前になっても、嫌だけど、嫌だから嫌って反論してるんだけど…常識(モラル)が変わるだけです。しかし今回のこの所業を許してしまったら「日本の間違った歴史常識になる」わけです。

これが『資料ゴミになる瞬間』です。

「真に黒人差別をしていたのは日本で、イエズス会はむしろ救済者」とか「日本人には黒人の血が流れてる」とか……あげたらきりがないそれら、反論しても聞き入れてもらえない現象が起きます。こういった面倒臭いパターン日本人ならよく知ってると思うのですが、慰安婦(に、限らず植民地時代の状況)とか。ここら辺持ち出すと変な人に噛みつかれそうですが、インフラ整備したのは日本だし、ハングル確立日本の功績大きいし、慰安婦自分からお金を貰うため売春した人たちで無理やりはしてないし、当時を知る人ほど親日の人多いし……と、いうわけ何ですがご存知でしょうか。

少し脱線しましたが、簡潔に言うと、黒人差別問題における被害者加害者それぞれの自慰に付き合わされるようになりかねないという話。

資料という証拠は完全にはゴミになりませんし、例として慰安婦問題ですが、アメリカ仲介者として「これ以上賠償金を求めません」という約束事がとりつけられるまでになりました。ですが、どうでしょうヨーロッパを巻き込んで支持者を集めるやり口を続けています。これが、真に資料ゴミになるという事。

わかりますかね。

あと、海外では歴史モラルは専攻でもしない限りは親が教えるものという国も少なくないので、個人的危惧する大きいポイントです。世代を重ねてどんどんヤバいものになってしま可能性が大きい。

と、言うのもあって。

打てる手は早めに強いものを打った方がいいですよね。今はそれです。

そして署名は暗に「協力か戦犯か、どっちを選ぶ」と訊いている趣旨が強いと思います

問題を受けて日本が取った方がいい行動】

《アサクリ問題主題じゃない。問題もっと先》

アサクリ問題はもう既に、ただの1ステップですね。もはやこれは国一つの歴史を守るためのネット戦争です。毎日のようにレスバが繰り広げられる地獄絵図に、風刺芸術まで出てきたので本当にすごい事になった。

アサクリシャドウズが取り下げられるか、開発が日本人の味方として手のひらを返すか……どちらのコースになっても、それで収まる問題じゃない事はもうお分かりいただけたでしょう。おそらく勘違いしている人がいる度に指摘しなくてはならない、そんな長期戦になると思います

日本国内の問題国学としての見直し

さて、

問1.大阪冬,夏の陣にて活躍した武将を答えよ。

この問い、正しく、史実通りに答えられますか。

自信満々のその解答、あってますでしょうか。

答えは……真田……

信繁です。

大正解の人はガッツポーズして誇ってください。とりあえず「誰だよ信繁って。幸村だろ?」とかって思った人はそこになおって話聞いてください。マジでしらない人はこの際知識を持とう。

これを間違えるのむりもないんですよね。

だって教科書が間違えてる』からです。

幸村という名前は本人は名乗っておらず、後世、江戸時代小説家勝手につけたものです。徳川幕府を誤魔化し世に出すためのカモフラージュ説が有力なので、リスペクトが欠けているわけじゃないです。ただし、小説が有名になってしまったために、史実ねじ曲げられてしまった。

教科書も幸村、歴史番組も幸村。一応「(信繁)」ってあるけど、幸村は創作名前で本人と関係がないというコラムもない。これで間違って覚えないはずがない。

なんというか、こういった事例は日本にもいくらでもあります。まあ大きな違いは、指摘されたら「へーそうなんだ」って思える人が日本人はほとんどで、今歴史改変を行っている人やそれを信じている人はそうはならないところで、全然違うんですけど、なんでこの話が持ち出されたのか。

個人的に、日本にとって不利な部分だと感じるからです。間違いなく弱みとして持ち出されて足枷となる。

そこで国学

古事記など日本の昔の書物は、実は江戸時代にはかなり存続が危うかった存在でした。しかし、本居宜長という人が記述研究し、今に残されています最高神が引きこもったり、尻毛や胸毛から木が生えたりするような面白い話が消えていたかと思うと、それだけで悲しいですね。

今回の問題だけでなく、移民など、国際化による問題というのは沢山あり、全て無関係ではなく、地続きだと思います。そんな中、国とは何なのか、民族とは何なのかが問われているんじゃないでしょうか。

《私の本当に個人的な考え方》

私の思う日本人は、日本の伝統を決して軽んじず、歴史文化を守りたいと思う心が持てる人です。例え出身国が違っても、その心を持てる人であれば、もう日本人でしょう。逆に、文化財を傷つけたり、余所の国への配慮が圧倒的に欠ける人は、日本人であっても恥さらしだと感じます

特に日本は、世界有数の古い国です。貴重な自分の国を守るためにも歴史を知ることの大切さを、改めて痛感します。

と、いったことをごちゃごちゃと書き連ねる日記でした。最後に、署名文としてコメントする気満々だった英文を置いて終わりにしたいと思います

ネイティブの方からすればおかしいところも多いでしょうが自身知識ネット情報を擦り合わせて、近い表現を選ぶように尽力いたしました。私ごときの文で恐縮ではございますが、ご自由にお使いいただければと思います



I like yasuke but I don't like this game.

Because,This game isn't understanding Japanese history and culture.

However,it say "This game is faithful to history".

What's worse it say "If you don't agree this game,it's proof of racist you".We thinking The biggest issue is this points.

everyone don't say"This is faithful to history",tuly understand the history and culture of Japan,we think…then it's ok,make it entertaining funny Japan.We will be fun and LMAO instead of angry.

For example,Many stupid Sengoku period games from Japan.

Japan have a"apologize anyway"culture.

You apologize anyway,say"This game isn't faithful to history,Funny Japan fiction make willfully by us"and"Yasuke isn't SAMURAI, but we really want to SAMURAI Yasuke appear our game.So we twisted the Japanese history"in all country interview.

If you inform correct information,A lot of Japanese will be convinced.

If you break a little courtesy,We stop sales all our might.

I hope perceiving mistakes you.

上記の文の日本語】

私は弥助が好きですが、このゲームは好きではありません。

このゲーム日本歴史文化理解していないからです。

だというのに「このゲーム史実に忠実です」と言っていますもっと酷い事に「このゲーム賛同しないのは差別主義者である証拠だ」とまで言われてしまっている。私たちが思う大きな問題はこの点です。

史実に忠実などと言わなければ、日本理解した上で面白可笑しく娯楽を作る事は構いません。私たちは怒るどころか、大笑いしながら楽しむでしょう。

(事実)例として、日本作品でも、戦国時代面白可笑しく描写した作品はたくさんあります

日本には、とりあえず謝罪をするという文化があります。まずは謝罪をし、全ての国のインタビューで「このゲームの内容は全てフィクションで、我々が勝手面白可笑しく描いた日本だ」「弥助は本来侍ではないが、どうしても侍として描きたかったので日本歴史ねじ曲げた」と言い、正しい情報を伝えれば、多くの日本人は納得する事でしょう。

これを聞いても、たった少しの礼儀を欠くようであれば、私たちは発売を全力で阻止します。

あなたたちの行動は明らかな歴史改変への加担です。あなた方が間違いに気づく事を願います

2024-07-15

夫に、今日何もしていないって言われた

今日は、夏祭りから帰ったあと、異常に眠くてきつかったから、もうむり、って言ったら、部屋の片付けと食洗機から皿を片付けていた夫から今日は何もしていない」とため息つかれた。

自分だって寝ているときあるじゃん、と理不尽に思ったんだけど。

よく考えたら、今日は朝昼の食事作ったし、娘のオムツ替えや出かける準備だって私がして夫はその間寝てたし、私が何もしていないってわけじゃないじゃん!ってあとで思った。

2位じゃだめなのか発言批判している人達は未だに現実直視できないでいるが、結論から言えば、それは1位でもだめだった。

今はAI話題になっているが、その前段階のディープラーニングや、イーサのマイニングの時点でCPUは既に「オンボード」だった。

決められた箱の中で金だけ遣って1位を取っても意味がない。箱を突き破ってでも新しい世界創造しようという気概がなければ、人を惹きつけることはできない。

先輩方は、自分達が若い頃は体罰に耐えた、パワハラに耐えた、これだけ我慢したのに報われないのは理不尽だ、最近の若者は甘やかされているとのたまうが、

それだけ頑張ったのに報われなかったのなら、やはりそれは何かが間違っていたんだと思う。例えば暴力を振るわれたのなら、なぜ殴り返さなかったんだ?

いからか?怖いからか?戦うことから逃げて敗者になったのに、なぜそれが努力したことになるんだ?なぜそれが報われると信じる?

日本人は未だゆりかごの中にいる。日本政府がその価値保障してくれるという日本円価値が下がり続けているが、政府保障も何もないビットコインは上がり続けている。

国民年金があれば老後もなんとかなるだろうと皆が思っているが、支給開始年齢も金額変幻自在のこの制度は、絶対破綻しないことにより相当タチが悪くなっている。

国民皆保険日本世界に誇る素晴らしい制度だと皆は言うが、税負担は重くなる一方だ。

思い出してほしいが、日本民主主義の国だ。すべての物事民主的に決定されるのなら、優秀な政治家なんてもの必要がないはずだ。

もしそんなのが存在するのなら、それは独裁者であり、専制君主であり、絶対権力者ということになる。

この国のかたちは、ほとんどの国民にとって理想的ものだ。夏休みの宿題は最終日にやればいい。そう思っているから世の中にしっかりと反映されている。

政治家が悪いとか、作戦が悪いとか、色々な言い訳が思い付くだろうが、結局は実力が一番大事だ。怠けた事への報いは、身を以って知るといい。

10年化粧勉強して整形もしてデパコスに金かけてる私より最近メンズメイク始めた男友達の方がかわいい

理不尽だな

「これとこれどっちが良いと思う?」ってコスメされても元がいいから大差ないよ

「化粧始めてから気付いたけど、この芸能人ってすごい二重綺麗だね」って言われてもあなたも生まれつきそんな感じでしょうよ 私は整形で作った上にもう取れかかってるけど

「目指すべき顔の方向性がわからない」じゃないよ男版浜辺美波みたいな顔してる癖に

マスカラうまくできない」自まつ毛が十二分に濃いからだよ ていうか多分マスカラ必要ないよ

せめて同性だったら女の敵は女とか言えたのに、異性だから感情の持っていきどころがないよ……

男はよく、「『清潔』と『清潔感』は違うから、清潔にしたところで無駄」とか言って被害者面してるけど

そんな事言ったら女なんて「清潔感」よりも遥か上の「透明感」を求められてるんだが?って言いたくなる

透明感ってなんだよ透明感って!人間が透明になれる訳ねーだろーがよ!あまり理不尽さに怒りたくなる

まあ要は色白で肌が綺麗で華奢って事なんだけど、生まれつきの問題なのでどんなに努力してもどうしようもないんだよね

整形でも無理。

自分らは女に対してとてつもなく高度な美の基準を当たり前のように求めているくせに

たかだか清潔感くらいでガタガタ言うなよ

anond:20240714124321

 元増田の言い方がモヤモヤしていて、無責任な感じにイラッとくる、という気持ちはわからないでもないが、この増田の方がはるか攻撃的な印象を受けるし不快だ。

 元増田は夫との暮らし基本的には満足していて仲も良く、ステーキを食べるのも自分にご馳走したい気持ちがあるのかもしれない、感謝もしている、と明言している。だけれども週4ステーキちょっとやり過ぎではないか?というフワッとした気持ち不安を綴ってみたに過ぎない。

 そのフワッとした感じが増田には不快なのだろう。

 あるいは「普通は週4もステーキを食べない」といった「普通」の押し付けに反感を覚えたのかもしれない(別に元増田は「普通」を強く主張しているわけではなく、自分気持ちをなんとか表現しようとしているだけだと思うが)。

 確かに世の中には、言及対象一義的明確化し、明瞭な論旨と責任をもって語ることが期待・要求される分野というのはある。医療軍事などは最たるものだろうが、もう少し広く取ってビジネス科学領域でも、言いたいことが明瞭で誰にでもわかるとか、責任所在がはっきりしているとかは、少なくとも好ましいことで、場合によっては強く求められると思う。

 しかしこれらを全部合わせたとしても、人類史的に積み上げられてきた広く複雑で豊穣な生活の極々一部に過ぎず、圧倒的大部分の人間的(動物的)コミュニケーション井戸端会議とか時候挨拶とか全然内容のない雑談とか芸能人の噂とか家庭の愚痴とか、フワフワして何も生み出さなものでできている。そちらの方が元々の土台で、科学軍事医療的な厳格さなどポッと出で出てきた上澄みの部分に過ぎない。

 この上澄みの部分が現代生活の中でそれなりに重要位置を占めており、だからこそ教育で叩き込まれるのは間違いないし、決してどうでもいいなどと言うつもりはないが、逆に言えば教育で頑張らないと身につかない「不自然」な能力だと割り切った方がよい。

 そして遥かにアホでフワフワしたコミュニケーションの方で何千年何万年人類はやってきたのだから一見して理不尽で不合理に見たとしても、それはそれで結構「うまくいく」のだと受け取るべきではないか。フワフワしている方がずっと「枯れた」技術だ。

 人(動物)の生活の多くはなんとも不合理で言語化しにくいモヤモヤとしたものでできていて、それを明晰判明な言葉だけで切り出そうとすると、豊穣な大部分を無情に切り捨て単調化してしまうことにもなる。

 元増田には夫への感謝や今の生活への満足がありつつ、「でも…」といううまく言えない部分があり、矛盾と知りながらそれをうまく言葉にできないか表現できないか、奮闘している。うまく言葉にできているかと言えば、あまりできていないと思うが、重要なのは言葉にできてしまうことではなく、しようとしてもがくことだ。なぜなら端的に言いきれてしまったら、その瞬間に肝心のモヤモヤした大部分ははじめからなかったかのように捨てられてしまうからで、言葉というのは「射当てる」ことより「その周りを回る」ことに重要性がある。

 ズバリ一言で言えてしまうような簡単ことなら、わざわざ文章にしてダラダラ語る必要などない。何なら記号や数式で表した方が合理的だし、実際、どんどんそうやってスリム化している領域だってある。

 しかし、何度も同じことを繰り返して恐縮だが、人の生の圧倒的大部分はそんなにスパッと言えないことで、多くの(おそらく増田ほど頭の良くない)人々がスパッと言わない暮らしを何千年も続けているのは、それはそれで大局的には一つの合理があり、恒常性があるからだと思う。

 そうした風習(のようなもの)に気に食わないものがあったとしても、「人間のクズ」などと強い言葉で人を非難するのはどうなのか。

 不快な点、納得のいかない点があったとしても、増田元増田個人的攻撃したわけではないのだから、読むのをやめて放っておけば済む話で、さらに譲って何か一言言うにしても(もちろん言ってもよい)、言葉を選ぶということができないのだろうか。こんな言い方しかできないのだとしたら、増田の方が元増田よりかなり深刻にコミュニケーション能力が欠けているように見える。もし能力に不足がないのだとしたら、事態はより深刻で、人間性として攻撃的で危険人物だということになりはしないか

anond:20240714124321

 元増田の言い方がモヤモヤしていて、無責任な感じにイラッとくる、という気持ちはわからないでもないが、この増田の方がはるか攻撃的な印象を受けるし不快だ。

 元増田は夫との暮らし基本的には満足していて仲も良く、ステーキを食べるのも自分にご馳走したい気持ちがあるのかもしれない、感謝もしている、と明言している。だけれども週4ステーキちょっとやり過ぎではないか?というフワッとした気持ち不安を綴ってみたに過ぎない。

 そのフワッとした感じが増田には不快なのだろう。

 あるいは「普通は週4もステーキを食べない」といった「普通」の押し付けに反感を覚えたのかもしれない(別に元増田は「普通」を強く主張しているわけではなく、自分気持ちをなんとか表現しようとしているだけだと思うが)。

 確かに世の中には、言及対象一義的明確化し、明瞭な論旨と責任をもって語ることが期待・要求される分野というのはある。医療軍事などは最たるものだろうが、もう少し広く取ってビジネス科学領域でも、言いたいことが明瞭で誰にでもわかるとか、責任所在がはっきりしているとかは、少なくとも好ましいことで、場合によっては強く求められると思う。

 しかしこれらを全部合わせたとしても、人類史的に積み上げられてきた広く複雑で豊穣な生活の極々一部に過ぎず、圧倒的大部分の人間的(動物的)コミュニケーション井戸端会議とか時候挨拶とか全然内容のない雑談とか芸能人の噂とか家庭の愚痴とか、フワフワして何も生み出さなものでできている。そちらの方が元々の土台で、科学軍事医療的な厳格さなどポッと出で出てきた上澄みの部分に過ぎない。

 この上澄みの部分が現代生活の中でそれなりに重要位置を占めており、だからこそ教育で叩き込まれるのは間違いないし、決してどうでもいいなどと言うつもりはないが、逆に言えば教育で頑張らないと身につかない「不自然」な能力だと割り切った方がよい。

 そして遥かにアホでフワフワしたコミュニケーションの方で何千年何万年人類はやってきたのだから一見して理不尽で不合理に見たとしても、それはそれで結構「うまくいく」のだと受け取るべきではないか。フワフワしている方がずっと「枯れた」技術だ。

 人(動物)の生活の多くはなんとも不合理で言語化しにくいモヤモヤとしたものでできていて、それを明晰判明な言葉だけで切り出そうとすると、豊穣な大部分を無情に切り捨て単調化してしまうことにもなる。

 元増田には夫への感謝や今の生活への満足がありつつ、「でも…」といううまく言えない部分があり、矛盾と知りながらそれをうまく言葉にできないか表現できないか、奮闘している。うまく言葉にできているかと言えば、あまりできていないと思うが、重要なのは言葉にできてしまうことではなく、しようとしてもがくことだ。なぜなら端的に言いきれてしまったら、その瞬間に肝心のモヤモヤした大部分ははじめからなかったかのように捨てられてしまうからで、言葉というのは「射当てる」ことより「その周りを回る」ことに重要性がある。

 ズバリ一言で言えてしまうような簡単ことなら、わざわざ文章にしてダラダラ語る必要などない。何なら記号や数式で表した方が合理的だし、実際、どんどんそうやってスリム化している領域だってある。

 しかし、何度も同じことを繰り返して恐縮だが、人の生の圧倒的大部分はそんなにスパッと言えないことで、多くの(おそらく増田ほど頭の良くない)人々がスパッと言わない暮らしを何千年も続けているのは、それはそれで大局的には一つの合理があり、恒常性があるからだと思う。

 そうした風習(のようなもの)に気に食わないものがあったとしても、「人間のクズ」などと強い言葉で人を非難するのはどうなのか。

 不快な点、納得のいかない点があったとしても、増田元増田個人的攻撃したわけではないのだから、読むのをやめて放っておけば済む話で、さらに譲って何か一言言うにしても(もちろん言ってもよい)、言葉を選ぶということができないのだろうか。こんな言い方しかできないのだとしたら、増田の方が元増田よりかなり深刻にコミュニケーション能力が欠けているように見える。もし能力に不足がないのだとしたら、事態はより深刻で、人間性として攻撃的で危険人物だということになりはしないか

anond:20240714124321

 元増田の言い方がモヤモヤしていて、無責任な感じにイラッとくる、という気持ちはわからないでもないが、この増田の方がはるか攻撃的な印象を受けるし不快だ。

 元増田は夫との暮らし基本的には満足していて仲も良く、ステーキを食べるのも自分にご馳走したい気持ちがあるのかもしれない、感謝もしている、と明言している。だけれども週4ステーキちょっとやり過ぎではないか?というフワッとした気持ち不安を綴ってみたに過ぎない。

 そのフワッとした感じが増田には不快なのだろう。

 あるいは「普通は週4もステーキを食べない」といった「普通」の押し付けに反感を覚えたのかもしれない(別に元増田は「普通」を強く主張しているわけではなく、自分気持ちをなんとか表現しようとしているだけだと思うが)。

 確かに世の中には、言及対象一義的明確化し、明瞭な論旨と責任をもって語ることが期待・要求される分野というのはある。医療軍事などは最たるものだろうが、もう少し広く取ってビジネス科学領域でも、言いたいことが明瞭で誰にでもわかるとか、責任所在がはっきりしているとかは、少なくとも好ましいことで、場合によっては強く求められると思う。

 しかしこれらを全部合わせたとしても、人類史的に積み上げられてきた広く複雑で豊穣な生活の極々一部に過ぎず、圧倒的大部分の人間的(動物的)コミュニケーション井戸端会議とか時候挨拶とか全然内容のない雑談とか芸能人の噂とか家庭の愚痴とか、フワフワして何も生み出さなものでできている。そちらの方が元々の土台で、科学軍事医療的な厳格さなどポッと出で出てきた上澄みの部分に過ぎない。

 この上澄みの部分が現代生活の中でそれなりに重要位置を占めており、だからこそ教育で叩き込まれるのは間違いないし、決してどうでもいいなどと言うつもりはないが、逆に言えば教育で頑張らないと身につかない「不自然」な能力だと割り切った方がよい。

 そして遥かにアホでフワフワしたコミュニケーションの方で何千年何万年人類はやってきたのだから一見して理不尽で不合理に見たとしても、それはそれで結構「うまくいく」のだと受け取るべきではないか。フワフワしている方がずっと「枯れた」技術だ。

 人(動物)の生活の多くはなんとも不合理で言語化しにくいモヤモヤとしたものでできていて、それを明晰判明な言葉だけで切り出そうとすると、豊穣な大部分を無情に切り捨て単調化してしまうことにもなる。

 元増田には夫への感謝や今の生活への満足がありつつ、「でも…」といううまく言えない部分があり、矛盾と知りながらそれをうまく言葉にできないか表現できないか、奮闘している。うまく言葉にできているかと言えば、あまりできていないと思うが、重要なのは言葉にできてしまうことではなく、しようとしてもがくことだ。なぜなら端的に言いきれてしまったら、その瞬間に肝心のモヤモヤした大部分ははじめからなかったかのように捨てられてしまうからで、言葉というのは「射当てる」ことより「その周りを回る」ことに重要性がある。

 ズバリ一言で言えてしまうような簡単ことなら、わざわざ文章にしてダラダラ語る必要などない。何なら記号や数式で表した方が合理的だし、実際、どんどんそうやってスリム化している領域だってある。

 しかし、何度も同じことを繰り返して恐縮だが、人の生の圧倒的大部分はそんなにスパッと言えないことで、多くの(おそらく増田ほど頭の良くない)人々がスパッと言わない暮らしを何千年も続けているのは、それはそれで大局的には一つの合理があり、恒常性があるからだと思う。

 そうした風習(のようなもの)に気に食わないものがあったとしても、「人間のクズ」などと強い言葉で人を非難するのはどうなのか。

 不快な点、納得のいかない点があったとしても、増田元増田個人的攻撃したわけではないのだから、読むのをやめて放っておけば済む話で、さらに譲って何か一言言うにしても(もちろん言ってもよい)、言葉を選ぶということができないのだろうか。こんな言い方しかできないのだとしたら、増田の方が元増田よりかなり深刻にコミュニケーション能力が欠けているように見える。もし能力に不足がないのだとしたら、事態はより深刻で、人間性として攻撃的で危険人物だということになりはしないか

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