はてなキーワード: スニーカーとは
世界にあなたと私ふたりだけならいいなあ、なんて思うような瞬間がめっきり減ってきたような感じがある。二十歳の、夏の足音。夏の始まりの水たまりにスニーカーを飛ばしてみようとしたけれど、強く結ばれた靴紐が私の毛先と軸足をかすかに揺さぶるだけだった。
誰かの甘さを思慕することができなくなった。熱くて脆くてぬるく気だるく溶けるような、8gのガムシロップを3つ入れたカフェオレみたいな、甘さ。あんなの子供が入れるものだよな。喫茶店のガムシロップなんて全部取り払ってしまえばいいと思う。あのチープなプラスチックの容器はシックな空間にそぐわない。コメダ珈琲は別だけどね。あの人もきっとそう言うだろう。
甘さも度を過ぎれば不味くなるわけだけれど、今では過ぎる度の適切な位置さえ分からないほどに、甘味を受け付けなくなってしまった。十歳の頃は甘ければ甘いほどに美味しく感じた。明治のコーヒー牛乳が大好きだった。コーヒーの味も牛乳の味もしない、蠱毒のような砂糖水。あの人の存在もそれに代わるものだった。私にとってあの人の物理的存在は、甘味が具現したものと同義だった。だからどこが好きだとか、どんな時に嬉しくなるとか、そういうのは全然わからず、ただ甘く甘く甘く、ぬるりと注がれるガムシロップ。そして私はあの甘さの全てを受け入れられた。拒絶する術を知らなかっただけかもしれないが、私はただそれに飲まれ、喉を震わせながら嚥下するよりほかはなかったのだ。
洗濯機に放り込まれたバスタオル。朝に浴びた水滴を拭ったそれは、夜が街灯に染まるまで眠っていた。そして始まる1時間足らずの旋回を、私は脱衣所の湿った床に立ち尽くしたままずっと、ずっと見ていた。
・ヒロインが活を入れるために自分のケツを掴むように叩く癖がある
・その際スクリーンいっぱいにそのケツが映る。毎回。
・ヒロインは同僚女性のケツも叩いてる。知り合ってそんなに経ってない
・主人公がコーヒーをいれるとついでに自分のコーヒーも淹れろ気が利かないと文句を言うヒロイン。なお知り合ってそんなに経ってない
・あんたバカァ?とか言いそうなヒロイン(近いことを言っている)
・とくに主人公とじっくり会話したこともなにかを成し遂げてきたわけでもないんだけど主人公のやらかし?と思うような場所であたかも心配したようなノリでビンタする
・なんかよくわからん机の下に設置したカメラでスカートの中を盗撮するようなショットがある
・あまりにもそういうシーンが多いので有岡の又の間に置かれたであろうカメラアングルにも「またか…」と思ってしまう。多分違う
・スニーカー通勤してヒールに履き替える(官公庁の体質の古さの表現という意味ではなく気合を入れるという表現だと思うがヒールを履かなければ気合が入ってないともとれるような…)
・タイトスカートでウルトラマンに放り投げられるのでふとした時に太もも丸見えになってる
・タイトスカートのまま巨大化する(なお元ネタウルトラマンではパンツスタイル)
・市民に撮影され性的な消費(ネットの性的なおもちゃになる行為)をされ世界中のSNSで拡散される
・そのシーンでヒロインの全身を性的な目線で撮影した画像がスクリーンにたくさん表示される(監督が嬉々としてとったんだろうと思えてしまう)
・巨大化がとけたヒロインはその後全身くまなくチェックされた。なお政府描写でモブに一人も女性がいないので邪推
・こういう行為が愚かだと敵が言うことが人間は愚かだと表現するために大事らしい。熱心な庵野ファンが解説してくれた。ふーんって言った
・仲間で良き上司はビューティーガリバーだかなんだか言ってたな。ヒロイン巨大化して気を失ってるのにな
・数日風呂に入れない
・女性の臭いを嗅ぐなんて主人公は紳士的じゃないと敵は言うけど正義は主人公ってことだよね?
・ちなみに主人公は綾波みたいな感じだから臭いをかいでもセクハラでもなんでもないんだってファンが解説してた。つまりヒロインが一人で勝手にドキドキしてるだけだね
・そういえばもうひとりの女性キャラの見せ場、ストレスに弱くてお菓子を食いまくるシーンだけだったかも
・ちなみにコーヒーはあとで西島秀俊がヒロインのいないところで別の部下にいれてくれるシーンがある(主人公下げなのかヒロイン主張の正しさを表現したのか…)
あー覚えてるのこんくらい
こういうの無かった場合の映画の批判もくっそあるけど、このような描写は確実に作品をフラットで楽しむにあたってのノイズっす。先に書かないと整理がつかんわ。
一体シン・ウルトラマンとはなんだったのか。
彼が25歳のとき、週末になるたびに青山の実家(彼の家から30分)に帰ってこないかとLINEが来ていた。
彼は毎週断りきれず、仕方なく隔週で実家に帰っていた。
彼が32歳のとき、彼の母の意向により、実家から徒歩10分の新築のマンションに住むことになった。
彼の家が彼の実家に近くなってからは、週4回を目安に実家で夕飯をとるようになった。
彼は「そろそろ行っておかないと」となかば義務のように通っている。
彼の母はゴルフが好きだ。
彼はゴルフが好きではない。彼は、自分が入会したわけではないスクールに、彼の母と週1で通っている。
ある日、彼の母はデパートの外商をつけたくなった。友達から聞いて羨ましくなり、自分も呼べると考えたようだ。
ところが、デパートに断られた。
「うちの息子はこんなに立派なのよ!」とごねたところ、息子の名刺を持ってくればOKという話になったそうだ。
「だから名刺ちょうだい」と言われた彼は呆れていたが、彼の母に名刺を渡した。
彼は最近スニーカーを集めることに夢中だ。忙しい中で珍しく続いている趣味だ。
彼は、彼の母があまり良い顔をしないだろうと分かっていたから、ずっと隠していた。
ある日、バレた。22足が飾られた棚を見て、彼の母は大きな声で言った。
ちょうど先日、彼の母を担当している美容師もスニーカーが趣味と言っていたらしく、そのことを引き合いに出して罵った。
今すぐ処分しろと言われ、彼は大事にケアしていたスニーカーを少しずつ売りに出している。
新商品の話題で盛り上がる彼と彼の父。それを遮って彼の母は強く言った。
「そういう新商品だいっきらいなの私。レギュラーメニュー頼まないなんて信じられない!!邪道!!」
彼と彼の父は新商品を諦めた。
彼の両親は2人で旅行に行く事になった。
行き先は毎年行っている軽井沢の別荘で、2泊の通常の滞在だ。彼の母は彼の予定が空いているものとして命令した。
ちなみに、車で送るわけではない。そして、彼の両親の足腰は健康だ。
「人月工数の水増し作業」が究極のゴールなのだからそのとおり。
最も手間で時間がかかる仕事を、下請けにやらせるのはビジネスとして当然。
A地点とB地点をどうやって両手両足を使って運んだか、記録が取れればいいのだ。
もし賢い下請けがいて、軍手やスニーカーや工具でスピードアップするような作業員がいれば、それは必ず脱いでもらう。
当時の私は、深夜アニメに興味をもち、そこでオタク文化の存在を知った。
もともと日本サンライズのロボットアニメを見て育った世代だから、オタク文化を嫌だとは思わなかった。
インターネットエクスプローラーの検索窓にオタクと入力した。
何がでてくるかなとリターンキーを押した。
いくつかある候補の中で目を引いたのが、オタクの教養というサイトで、これがはてなのサイトだった。
オタク黎明期から、現在(当時)に至るまでのオタク文化史が詳細に綴られていたのを覚えている。
私は、高校生くらいに脱オタして、大学時代はサブカル好きをメインにしていた。
忘れられない言葉がある。
「あのセンス、信じられない。」
通学中に聞いた言葉で、手前を歩くオタク風男子学生に向かって、後ろにいた今どき風男子学生が言った言葉だ。
オタク風学生は小太りで、髪は無造作な七三分け。チェックシャツを安っぽいスラックスにインして、白いスニーカーで歩いていた。
今どき風学生はMA1ジャケットにリーバイスの細身ジーンズ。足元はナイキだったと思う。
相手を完全に見下したその言葉に、一応ラングラーのデニムパンツを履いていた自分は、胸を撫で下ろした。
ダサい側ではなくて良かったと。
時代は流れ、流行は変わり、MA1デザインはいっとき街では見かけなくなったが、近年はまたオシャレ女子の間で好む子がいるようだ。
男子の細身ジーンズは女子ウケが悪く、デートで彼氏が着てきたら嫌なアイテムとして、ときおり槍玉に上がっている。
さて、オシャレさんたちはこの様に日々新しいスタイルを追いかけているわけだが、オタク諸氏の方々はどうだろう。
電車男が流行った際も、チェックシャツのインは継承されていた。
そのため、令和の今になっても、昭和の頃と同じようなスタイリングが生きているのではないだろうか。
現在はオタクも多様化して、オシャレでスタイルも良くて楽器も弾けて、ゲームも上手くてイケメンで、だけどオタクなんです。
でも、オタクの持つ本質的な、身なりへの関心の無さは、コアなオタ層にはしっかりと受け継がれている様に思う。
今日もボサボサの七三分けで、チェックシャツをスラックスにインして、無名のスニーカーをはいてアニメショップを巡っている男がいるはずだ。
それでいい。
それでいいと思う。
ファッション命!恋愛命!の方たちには理解できない存在かもだけど。
少なくともスタイリングに関しては、自分が着たい服を着るという基本を守っている。
興味があるか無いかの違いはあるが。
ただ、その状態で異性に関心を持ちだすと、オサレの壁という難しい問題がでてくるが。
そこはおわかりいただけると思う。
オタク諸氏の皆さん。
皆さんが無意識に着こなしているスタイルこそが文化であり、一つのアイコンなのです。
さぁ、チェックシャツをインして街に出かけましょう!
俺らの派遣契約の作業内容はテスト仕様書作成とテスト実施だから。テスト仕様書レビューは正社員がやるし。
新人テスターは「テスト実施だけやりたいです」と言ったけど、テスト実施って自分で作ったテスト仕様書でやるんだし、テスト仕様書なしでテスト実施なんて認められるわけない。
「人月工数の水増し作業」が究極のゴールなのだからそのとおり。
最も手間で時間がかかる仕事を、下請けにやらせるのはビジネスとして当然。
A地点とB地点をどうやって両手両足を使って運んだか、記録が取れればいいのだ。
もし賢い下請けがいて、軍手やスニーカーや工具でスピードアップするような作業員がいれば、それは必ず脱いでもらう。
昨日今日でイベントやったホロライブだけでなく、にじさんじや774、その他企業勢や個人勢全部に言えることなんだけどさぁ。
俺の家の近所に住んでる、生活保護で朝からパチンコ打ってるジジイの方がまだシャンとしたカッコしてるよ。
いくらファッションに興味ないです、無頓着ですと言っても、ああはならないだろ。
あんなんが集まってしまうと、VTuberのファンでもなんでもない人が見たら、
「VTuberというのは、マトモな判断力がない可哀想な人達を騙してスパチャで大金を巻き上げる極悪人に違いない」
って思われちゃうだろ。
お前らが外歩くだけで立派なネガティブキャンペーンだよ。
そりゃ中にはちゃんとした人もいるけど、圧倒的に少数派なわけ。
別にオシャレしろとまでは言わないけどさ、最低でもイベントに顔出す時のYAGOOと同レベルの服装はしてくれよ。
適当にユニクロでシャツだのパーカーだのとジーンズ買って着て、ニューバランスのスニーカー履けばそれっぽくなるし、それぐらいなら誰でもできるだろ?
YAGOOが履いてるスニーカーは3万円超えの高いやつだけど、そこまでしなくてもいいよ。
ABCマートで1万円台で買えるやつでも履いておけばいいじゃん。
こういうこと言われるとオタクは決まって、「人を見た目で判断してはいけない」とか言うんだけど、それも限度があるからな?
お前らの服装はお前らが思っているより何倍もひどいし、そういう言葉はお前らが何も考えず怠惰に暮らすことを肯定するための魔法の言葉じゃないからな?
本当にVTuberが好きだから、ああいうイベントに集まってるんだろ?
だったら頼むよ、お願いだから。
良くも悪くもスニーカーの似合う女だ。
そしてそのスニーカー女は私に会うと2回に1回は転んだフリをして飲み物をかけてくる。
クリームは拭いても拭いてもなんとなくべたっとするし。
会話をした時間はこの一年で3分以下なのに、私が虐めている事になっている。
陰キャだから親しくない人と話したくなくて黙ってるだけなのに、あの人に威圧されていると泣くスニーカー女が憎い。
ハイヒールをやめて、アクセサリーをつけるのをやめれば?と言われたが、それがないと人前に出る勇気が出ない。
「それ本物ですかぁ?」と言ってブレスレットのチェーンを引っ張ってきたことがある。
チェーンがちぎれると思って怖くて振り払えなかった。
なぜか相手が転んだ。
かけられた紅茶はとても熱かった。
彼は流石に私を心配した。
「同じの欲しくて」と言ってペアリングそっくりのデザインを買ってきた。
三人でお揃いになった。
その日も私は黙っていた。
腹が立ったので、その日はかけられそうになったホットコーヒーを相手に押しやって相手がずぶ濡れになった。
一ヶ月後には私がスニーカー女にした虐めエピソードの一つになった。
彼氏は能天気だし、皆もわざと耳に入れないようにしているので私がスニーカー女を虐めているという噂を知らない。
スニーカー女をよく転ぶ友達だと思っているし、私にはもっと地味な服を着て人と仲良くなってほしいと思っている。
そんなちょっとアホな彼氏がかわいくて仕方ないが、彼女が飲み物をかけられているのに相手を疑わないのはちょっと嫌だ。
まんぼうが終わったらまた集まりがある。