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2016-07-12

海外の人のKINGSGLAIVE感想レポを訳すよ 2

その1はこちら

原文(http://www.novacrystallis.com/2016/07/we-watched-the-first-10-minutes-of-kingsglaive-final-fantasy-xv/

We watched the first 10 minutes of Kingsglaive: Final Fantasy XV

By André Mackowiak on July 11, 2016

こちらは、最初10分間のみの映像を観た人のレポートですが、ネタバレが含まれます

↓↓引用コカラ↓↓

先週フランスで行われたJapan Expoで大きな出来事となったのが、Final Fantasy XVだ。イベント中、ファンは「KINGSGLAIVE FINAL FANTASY XV」(以下キングレ)の最初10分のワールドプレミア特別上映などの新しいコンテンツに触れる栄誉に浴した。ちょっとしたサプライズとして、映画監督した野末武志氏による90分にもおよぶ講演もあった。

壇上で野末氏は、キングレの開発について一歩踏み込んだ解説を行い、アドベントチルドレンFF7ACC)よりも格段に大きな役割をどのように果たしたかを語ってくれた。

以下のレポートには、ちょっとしたネタバレや、記憶を頼りにプロットを要約したために起きる矛盾が含まれ可能性がある。というのも、最初10分間にはかなりたくさんの情報が詰まっているからだ。

どうぞその点をご理解の上お読みいただきたい。

映画は、いくつかのフラッシュバックからまり、観客は、ルシス王国を守り続けてきた最後クリスタルの魔力の概要を知ることができる。

しかし、このクリスタル敵対するニフルハイム嫉妬を生むこととなるのである

開始後すぐ、ニフルハイム兵によるルナフレーナ・ノックス・フルーレ故郷であるテネブラエ自治区侵攻が描かれる。

ここで我々は、幼いノクティスが重篤なケガから回復中であり、車いす生活を余儀なくされていることを知る。

敵兵たちが空から雨のように降下してきたとき、ノクトとルーナは2人とも森におり、周りを取り囲まれしまう。

強力な相手に二人は追い詰められ、あわや斬り殺されようかというところで、レギス国王が現れ、剣をふるい強力な炎の呪文で敵を蹴散らして彼らを救う。

レギスは素早く意思を固めるとノクトを肩に担ぎあげて、ルナフレーナと共に逃げる。

呪文による炎に逃げ道を塞がれたルーナの兄レイヴスは、倒れた母を救ってくれるようレギスに懇願するが、敵兵が背後に迫っているレギスには届かない。

このままでは逃げ切れないと判断したルーナは突然立ち止まり、引き返して自らニフルハイムに捕らわれ、友人たちが逃亡するための時間を稼ぐ。

それから月日が経過し、物語の時点ではニフルハイム軍勢はルシス王国首都インソムニアのすぐそばに展開している。

この「王都」はクリスタルによって維持される強力な魔法障壁によって保護されているが、どれだけそのバリア攻撃をしのげるのかはわからない。

都市を取り囲むエリアは、すでに帝国軍制圧されており、城壁部分は空から攻撃さらされている。

ニフルハイムの揚陸艇が兵士を降下させ、戦場では銃弾が飛び交い、廃墟と化した建物の周りに死体の山が築き上げられていく。

敵軍は機械や魔導アーマーだけではなく、FFシリーズでおなじみのモンスターさえも操ってルシス攻撃を仕掛けてくる。

混沌の中をべヒモスが突進すれば、通り過ぎた場所にはルシス兵士たちが斃れる道が残る。

そうかと思えば別の場所では、巨大な蟲の大群が戦場を横切っていく。

巨大なファイアストームが地平線のかなたに出現し、インソムニアに向かってゆっくりと近づいてくる。

壁の上では、王の剣(Kingsglaive)の魔導マスターであるロウ・アルティウスが仲間たちと共に町を覆うバリアを維持しようと必死努力を続けている。

しかし、魔導士たちは疲れ果て、膝からくずおれていく……。

主役であるニックス親友リベルト・オスティウムは、敵に奇襲をかけようとしている。身につけた制服や装飾品は、FFシリーズジョブ忍者」を思わせる。

リベルトは、隠れて相手に知覚されずに複数の敵を倒す術を使う。

空襲が激しさを増すと、地面が打ち震え、建物が崩れ、足元にひびが走る。

嵐が近づく中、我々は敵軍の飛空艇さらに増え、ケルベロスなどのより危険な敵が出現したことを知る。

ニフルハイムの高官が命令を下す。「シ骸を放て!」

嵐の向こう側には、まだ奥の手が隠されていたようである。鎖につながれ、煙に包まれた巨大なモンスター飛空艇によってインソムニアに向かって引きずってこられる。

モンスターは暴れだし、いくつかの飛空艇破壊すると、鎖を引きちぎって地上の兵のもとへと落ちてくる。

リベルトは、突進してくるべヒモスの首もとに強烈な一撃を放つことに成功する。一方クロウ最後の力をふりしぼっているが、もはやこれ以上バリアを維持することができそうにない。

王の剣を率いるドラット将軍は敗北を悟り撤退命令を下す。リベルトは炎を吐くケルベロスと遭遇し、呪文を使って気をそらそうとするが失敗に終わり、崩れたガレキに挟まれ、刃も手の届かないところに転がるというピンチに陥る。

ニックスは、ドラットーの命令に背き、倒れたリベルトを救うために走り出す。ニックスは、投げた刀のところにワープ魔法を使って移動することができる。

ケルベロスを警戒しつつ、ニックス戦闘区域外へとワープできるようにリベルトの剣を拾う。

後方に戻った王の剣の隊員は無事を喜び合うが、ドラット将軍ニックス命令違反を咎め、彼の力はレギス国王から借りたものであると諫める。

ここでプレビュー映像は終わった。

たった10分間の映像だったが、おそらく何時間でもいかキングレの映像が素晴らしかたかを語り続けられるだろう。それぐらい圧倒的な映像美だった。

何年もの昔、初めて「Final Fantasy: The Spirits Within」を劇場鑑賞したときですら、スクウェア・エニックスCG業界トップクラスの才能を揃えており、あの映画写実的表現への彼らの最初の一歩となったことは明らかだった。その数年後、アクション満載のFF7ACCでその路線さらに深まり、ついにこのキングレですべてが結実した。信じられないほどの視覚的なクォリティを実現するために、スクウェア・エニックス内のチームであるビジュアルワークスは、「アサシンクリード」、「ジュラシックワールド」、「ゲームオブスローンズ」などで知られるDigic PicturesやImage Engineなどの欧米スタジオにも協力を仰いだという。

映画に登場するキャラクターは、あまりにも人間らしいため、うっかりするとコンピューターで生成されているのだということを忘れてしまう。

このまとまりの良さがあるからこそ、合成用のグリーンバックの前で俳優が演技をする従来の映画に比べて映画世界説得力が増しているのだ。

ヒモス、ケルベロス呪文効果などの見慣れたFFの要素の取り入れられ方も素晴らしい。

個人的には、特にワープエフェクトが気に入った。ゲーム本編のものと似ているが、人物のまわりに火花が散り、効果音も非常にマッチしているのでとにかくスタイリッシュなのだ

キングレは、「現実に基づくファンタジー」というコンセプトを驚くほどうまく体現している。

建造物衣服技術車などの中には現実世界を思わせるものもあるが、呪文や魔導アーマー、モンスターとの親和性もある。

2つの世界の融合が、FFXVを単にゲームとしてではなく、より広い観客を対象とした映画として非常に魅力的な存在にしている。

始めのうち、John R. Grahamが下村陽子とのコラボレーション制作したというサウンドトラックについては不安を覚えていた。

プレビュー映像では、音楽が少し単調で陰鬱すぎるように思われたのだが、最初10分のBGMは、控えめに言って非常に堅実な出来だった。

ほんの短い時間のうちに、キングレで展開されるストーリーが複雑でワクワクするものになることがわかった。

アクションシーンは「ゴジラ」のように素晴らしく、徐々にモンスター召喚獣が明らかにされていく手法も良かった。

キャラクター物語のカギを握るようなので、ニックスルーナが映画アニメゲームの中でどのように関わっていくのかが楽しみだ。

これだけのプロジェクトである映画館で観るのが正しいというのは明らかだ。

↑↑引用コマデ↑↑

10分間見ただけでこの把握力。

訳者は実際に映画を観たので、ちょっと解釈が違うところもあるのですが、あえて訳注はつけないでおきます

フランスではまだ上映館未定なようなので、彼らにも映画館で楽しんでもらえるように日本でも動員数を増やしませんか。

本文には映像からキャプチャ写真もあるので、よろしければ冒頭のリンクから観てみてください。

2016-07-04

はてなってもしかしてネットリテラシー社会ではトップクラスなのか?

2ちゃんねるツイッターでのはてなの扱いが丁重なんだよな。

大手まとめブログやらおん!やはちま起稿ですらはてなを一目置いた記事が見られるし

おお、何だかんだ言ってはてなって理系ユーザーも多いからそんなところがオサレだし

話題ミニマリスト達も一定地位を占めてるといって良い。

はてなってホントしゅごいサイトだなーって思うよ

社員の人優しいし!

2016-07-02

映画館普通CM見せられるの納得いかない

お金払ってるのになんでCM見せられなきゃならないの?

いや他作品予告編ならわかるよ。

でもセブンイレブンとか派遣会社とかJTとかプライダル会社とか、

映画関係ないCM劇場暗くされて半強制的に見せるなんてどういう了見だよ。

世界トップクラスの鑑賞料金支払ってるんだぞこっちは。

2016-06-30

好かれる、気に入られる事は大事だと思う。

でも、目的ではないはずだよね。

好かれる為にやってるわけじゃないんじゃない?

気に入られる為にやってるわけじゃないんじゃない?

から、気に入らなければ仕方ないよね。

きじゃなければ仕方ないよね。

媚を売ってまでやりたくはないっ!

ようは何の為に今、ここでやってるかじゃない?

目的意識をしっかり持たなきゃね。

芯がブレちゃいけないと思う。

楽しければいいわけじゃないし・・・

何でもありなわけでもないし・・・

オレらはシッカリ

目的意識を持って動いてるからね。

当然、オレらは売れる為にやってる。

活動継続する為にやってるわけじゃない。

続けられればいいわけじゃない。

売れなければ何の意味もない。

オレらはそういう意識の中でやってる。

から時には非情決断もする。

売れなければそりゃ終わるよね。

売れるという目的

終わるという覚悟

常に頭の中にはそれがある。

から一回のステージ無駄にはできない。

変わらない変化をし続ける。

パフォーマンスレベル意識レベルを上げつつ

目的意識は変わらない!

変わらない変化が大事になると俺は思う。 <h3>o- *</h3>

ケミカリが凄いとは思はない。 <h3>o- ***が売れてるとは思わない。</h3>

ただ他と比べても全国でもトップクラス練習量と

意識レベルを高める努力をしてると思ってる。

あとは運だと思う。

運を掴んだ時にその運を活かす為の今なんだ。

努力せずに掴んだ運は

その運を活かす事はできない。 <h3>o- *</h3>

努力は裏切らない。

悔しがっていいのは努力をした人間だけだ。

努力もしてない奴が、悔しがるなっ!

まずは努力しろっ。

そして・・・

人の覚悟努力を笑うな。

って昔、先生に怒られた記憶

今も鮮明にある。

笑ってた俺が・・・

今はきっと笑われる方になってるんだろうな。

2016-06-27

やまぐちりこ三上悠亜も話題としてはすごかったんだろうけどやはりたかしょーだ。現役グラビアアイドルでも脱いだらしょぼいんじゃないかと思われたがたかしょーは間違いなく今のアイドル化したAV女優の中でもトップクラスの可愛さ。体より顔が完璧すぎてぶるった。今は権威はないとはい日テレジェニックグランプリを獲得した直後の現役級グラドル凄さを思い知った。篠○愛とかなら間違いなく株価動くだろう。

室伏選手引退は残念だけど

なんで、ああいうすごいアスリートスポーツマンって

試合に満足できる結果が出せなかったからって

かんしゃく起こして

当日か次の日に、もう辞める!って言うわけ?

せっかちすぎない?

すねてるの?

それとも辞めないで!ってアスリート全般に構ってちゃんなわけ?

そういうトップクラスアスリートって精神的にも達観してるだろうから

一旦落ち着いて、

またトレーニングして練習して、

次の試合とかで頑張ればいいんじゃないのかな?

なんで、あんなに怒ってもう辞める!!!ってなるんだろうって思った。

落ち着けよ!って思う。

2016-06-25

買い専腐女子人生ふりかえり

年齢27

タイトルのわりに薄っぺら自分語りです。

中学時代

から祖母少女漫画雑誌を買ってくれていたこともあり、アニメ漫画は好きでした。

姉がいたので、姉がりぼん、私がなかよしを買ってもらって回し読み。

腐女子BLも知っていたし、男同士のやりとりにキュンとすることはありましたが、仲良くしてる男性アイドルを見てる気持ちだと思ってました。

高校生になって

クラス女子からおもしろいよ」と借りた漫画おもしろくて一瞬でハマりました。

その日の帰りにコンビニで連載雑誌立ち読みしそのとき出ていたキャラに衝撃が走り、完全に腐女子として覚醒しました。理屈じゃないんです。

当時はすでに携帯電話パケット使いたい放題プランはありましたので、携帯電話サイトを巡りました。携帯サイト主流の時代ですね。

しか腐女子として目覚めたことは誰にも言いませんでした。

漫画を貸してくれた子も、クラス女子オープン腐女子でしたが黙ってました。

今でこそスクールカーストという言葉がありますが、私は自分容姿に自信がなく当時で言う「イケてるグループ」「派手なグループの子達とつるむわけじゃないけれど、挨拶をしたり雑談はする中間位置キープしたかったのです。

ここでオープン腐女子と一緒に騒いでしまっては「普通の子グループから転落するのではと思ったのです。

そんな思いで隠れ腐女子としての人生が始まります

漫画を借りてから1ヶ月後にはサイトを作ってました。日記萌えを語り大好きなカップリング作品をたくさん上げました。

イベント同人誌即売会ですね。

もちろん興味はありましたが右も左もわからず一緒に行く人もおりませんし、なにより笑ってしまう話ですがイベント会場でクラス女子に遭遇したらどうしようという恐怖が一番にあり縁のない別世界のことのように思っておりました。

ありがたいことにサイトでは毎日のように感想がもらえるようになりました。

匿名web拍手が主流だったので気軽にメッセージをくださってたんだと思います

サイト運営されてる方からメッセージをいただけ、相互リンクバトンなどして交流しておりました。

しかしこれも笑ってしまう話ですが、交流が続いて会おう、オフ会しようとなったらどうしようと、身バレしたりブスだと思われたらどうしようという思いが強くなり苦痛になりました。

高校生でしたので、日記では少し「イケてるグループ」を気取っていたのです。

交流苦痛になったのでサイトは閉鎖しました。しか萌えを吐き出せないのはもっと苦痛でした。

性懲りも無くまたサイトを開設しました。休止や閉鎖を繰り返しました。

ちなみに、最初にハマったジャンル意外にもハマり、ほぼよろずサイトとしてやっておりました。

今ほど注意書きもなく好き勝手にしてましたね。

気付けば高校卒業です

わたし就職しました。当時の日記では萌えを語ることな愚痴日常のみだったような気がします。

当たり前ですが更新のペースが落ちました。時間感覚も変わりましたので自分はいいペースで更新してると思っても更新履歴を見たら2ヶ月が経過してたり。

そのうちなにも生み出せなくなりました。19歳の頃すっぱりサイトをやめて萌えを吐き出すことなく過ごしました。

変わらず漫画アニメは好きでしたが、このまま腐女子卒業かなと思っておりました。

しかし、22歳だったでしょうか、アニメを見て急激にハマる作品出会いました。即サイト開設。

マイナージャンルだったのでカウンターの回りや感想の数など寂しいものでしたがその作品が好きでただただ楽しかったです。

そんなときアンソロジーお話いただきました。オフ経験はありませんので悩みましたがお誘いいただけたことが嬉しくて参加させていただきました。

満足のいく作品が出来ましたが、なんといいますか、発行後の主催者様の対応に疑問を感じました。本は何ヶ月待っても届かず、お礼としてお菓子を同梱してくださってましたが賞味期限が届いた日の翌日だったり。

から気づいたことですが主催者様は熱しやすく冷めやすタイプの方ようで発行のときにはすでに別のジャンルのことで頭がいっぱいだったようです。

アンソロジーといえど初めてのオフ活動、がんばった作品結構なショックでジャンルに罪はありませんがもうそジャンルは見れなくなってしまいました。

集めたグッズなどはすべて売りました。

そして、今まで家族共有のパソコンが1台しかなかったのですが、自分パソコンを購入しました。たくさんのサイトを巡りました。pixivというものも知りました。

この頃すでに携帯サイトは下火だったと思います

大好きなサイトではイベントしかった!とよく綴られておりました。

アンソロジーの件は被害者のような気分でいましたが、オフのことを分かっていない自分にも問題があるのではと思いました。

初めてイベントデビューしました。

昔のように怯えることもなくパンフレットの注意事項もしっかり読み向かいました。

結果、とても楽しかったです。

ただ本を買うだけでしたがこんなにも楽しいのかと感動しました。よくわから一般のお店のように本を取ってこれくださいと渡したりしてしまいましたが。

それからよくイベントに行きました。

最初にハマったジャンル、もう誰も活動していないあの頃ハマったジャンル、大好きだったサイトの方は今このジャンルにいるのか。いろんな思いがありました。楽しくて楽しくてしょうがなかったです。

腐女子友達は相変わらずおりませんので、本を読むことで萌えを語り合ってるような気になったのでしょう。

少しでも萌えるジャンル出会うとすぐ同人誌を購入するようになりました。自分では創作しようという気は一切なくなっておりました。

25歳で衝撃的なジャンル出会いました。ジャンル自体は大きいものでしたがハマったカップリングマイナーでした。新幹線に乗ってイベントに行くようにもなりました。

このカップリングで久しぶりに自分で書きたいという思いが生まれました。しかし何年も遠ざかっておりましたのでうまくいきませんでした。買うことに慣れてしまったのでしょうね。

うまくいかなくても18歳のころより更に時間感覚が変わっています。あっと言う間に日だけが過ぎます

そして急に最近の話になりますが、某ソーシャルゲームに大きな動きがありました。

とても大きなジャンルなので私も例に漏れずハマり先ほどの衝撃的なジャンルほどではありませんでしたが、いかんせん少しでも萌えると際限なく買うようになっていたので、ジャンル内でもトップクラスの人気カップリングを大量に購入してました。

そうです。そのトップクラスの人気カップリングに大きな動きがありました。

急いでゲームを立ち上げわくわくしながら見ました。しかし私は首を傾げてしまったのです。

今まで受けだと思っていたあの子は攻めだった、こんな関係性なのか、まったく萌えませんでした。

このジャンル特殊なのは承知です。燃料になった方も逆燃料になった方もいらっしゃると思います

ふと、家にある1500冊を超える同人誌の山を見ました。

このジャンルアニメは見てたけど原作読んでないな。そんなものばかりでした。

最初にハマったジャンル、同時期にハマったジャンルほとんど同人誌を持っておりません。高校生でしたしね。

19歳まで二次創作していたジャンルは今でも大好きです。25歳で出会った衝撃的なジャンルも大好きです。どちらも原作を読むときはいい年してお恥ずかしながらドキドときめきます

しか同人誌を買っていただけのジャンルは本当に好きなのか分からなくなりました。

絵が好きだから買う、作家が好きだから買う、文の組み立て方が好きだから買う、皆さんいろいろな理由同人誌を買われるでしょう。

もちろん義理買いという言葉も存じております

私は買うことだけがしかっただけなのかもしれません。何度も読み返す本は一部です。

コレクター気質なのでサークルさんの本はすべて揃えたい気分になります

買ってるだけのジャンルの、原作はもうあまりわくわくしません。読んでないものもあります

イベントデビューしてからたくさんのジャンルにハマりました。たくさん同人誌を買いました。

ソーシャルゲームの件で気付きました。あまり二次創作は読まないほうがいい、と。

もちろん二次創作は最高です。大好きです。しかし私は二次創作だけを追うようになって原作を捨ててしまっておりました。

アンソロジー主催者様を熱しやすく冷めやすいと少々批判してしまいましたが、私がずっと創作を続けていたらそうなっていたのだろうか。それとも今でも最初ジャンル二次創作をしていただろうか。

後悔はしておりません。

1500冊の同人誌には楽しい思いをさせていただきました。手放したものもあるので、実際は倍は読んでいる気もしますが。

今、女性向けのジャンルはとても目まぐるしく動いております。サイクルがとても早いです。同人誌は時期を逃すと手に入りません。

しかし、今一度しっかり自分萌え原作への愛を確認することが大切だと気付きました。

最後に、これは某ソーシャルゲームへの批判愚痴ではありません。

腐女子としての自分愚痴です。

長くなりましたがお付き合いくださりありがとうございました。

2016-06-22

進学校辞めたい

 結論から言うと、学校の造りと、教師のつくりが合う気がしないことだ。 

これがばれて何か処分が下っても結果として目的は達成できるのでフェイクを入れずに書いていく。

 中学時代、私は運良く勉強に恵まれ、第一志望としていた県でもトップクラスと呼ばれている進学校(といっても偏差値は70弱)の公立高校へと進学することができた。都内に住んでる人からすると公立高校は滑り止めの印象があるかもしれないが、地方中枢都市であるこの県では、中学受験をしなければ基本的に逆の立場であると考えてもらいたい。当然その結果を報告すると、周りの大人達はほめた。「親孝行だ」という人もいたはずだ。私は当然満足した。文化祭学校説明会に訪れ、親の勧めとはい自分自身で決定した行動だ。さらにその高校には美しい校舎、ハイレベルな進学実績、なんと公立高校であるにも関わらずエスカレーターまで完備されていた。ここまで書くとその県に住んでいる人は特定できたかもしれない。おそらくそ高校で合っている。わからない方はのんびりとした高校生のやりとりが特徴の春アニメの校舎を参考にしてもらいたい

 入学してから私は気づいた。この高校設備の劣悪さ、そして学校に漂う嫌な空気である

 まず、デザイナーがこだわった「美しい校舎」と「素敵な設備」のひどさである。端的にいうと、高校使用する造りではないのだ。第一に、通気性が悪いのである高校特定した方々は驚くかもしれない。教室の片側はほぼガラスの窓であるにも関わらず、その殆どが開閉もできないのである。そして、開いても微々たるものである。その空間高校生がひしめき合うのである地獄だ。次に、本校の大きな魅力であるエスカレーターに甘えきった造りである。なぜか上りのみのそれによって、階段が少なく、そして狭い造りとなっている。普通の校舎の造りであれば問題はさほどないかもしれない。しかし、なぜか校舎の最上階にすべての普通教室がまとまっているのだ。下校時の混雑は苦痛と呼べるそれがある。

 ……と、校舎の造りのひどさについて語ってきたが、こんなものは大きな理由ではない。大きな理由は、その学校に漂う空気である

 この高校対外的には進学校と呼ばれている。しかし、当の生徒たちからは、「浪人工場」と呼ばれているのである。どれだけ浪人が多いのかというと、地元国公立大学(高学歴芸人として地元芸人が出られるレベル)の合格者の3分の1が浪人である東大合格者もほとんどが浪人である

 浪人が多いだけでは、辞めたいと思わない。最大の問題浪人をあたか美徳であるかのように考えている教師たちである。第一志望を貫くのはいいことであるかのような考え方だ。そして異常なまでの国公立信者である最初から私大を選ぶなといった空気を醸し出している。校内にはられている大学関係の掲示物もかなりの割合を国公立が占めている。あの見えない圧力気持ち悪い。まるで浪人予備校のようだ。

 こうやって書いてきたが、当然他の生徒が嫌なわけではない。むしろ人間関係で言えば中学時代のほうが苦しかった。ただひたすらに、この学校があるのとそこで働く人間の考え方が気持ち悪いと感じただけである。拙い文章でで申し訳ない。

追記…拙いって言ってるだろ!文章についての批評をするなクソワナビ

2016-06-18

MLB】盟友グリフィーJr.氏 イチロー日米通算記録に「“世界記録”は名案」(Full-Count)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160617-00010007-fullcount-base


日米の記録と世界記録

多くが忘れてるが張本も日米通算で記録を抜かれた際、NPB記録はあくまで私ですからイチローを認めていない。

あとご存じの通り彼はMLBNPBよりクソだと思ってるから来年にはMLB単独でもイチロー安打数抜かれそうだけど、それも認めなそう。

実際問題それぞれリーグが違うのだからNPB記録は張本、MLB記録はピートローズというしかないというのが正しいかもしれない。

から世界記録イチローというのが最も正しいだろう。

それにMLBシーズン中に違うリーグ移籍すると年間成績が別々に取り扱われるくらいに記録の集計にデリケートから

国もリーグも違うものは尚更同じ記録扱いにされることを簡単に納得しにくいだろう。


日米のレベルの差と記録の難易度は必ずしも関係しない

賛否両論あれどイチローが日米両リーグに跨がって活躍したことはどちらか単独で記録を作ったのは良かったことだと思う。

イチローのようにそれぞれの国で5年から10年以上にかけて長年プレーしながら通算で記録を達成することはNPBだけもしくはMLBだけで記録を達成するより難しいことだと思われる。

日米のリーグ差の問題はあるが率や安打数においてはリーグとの相性も加味されるし、試合数の差も考えると同等程度か、レギュラーをとれる一流選手であればMLBの方が安打数は多く積み重ねやすいのではないかと思う。

イチローも言っていたがNPBだけで4256安打打つことが一番難しいかもしれない。

NPB記録保持者の張本勲が唯一の3000本以上で通算3085安打王貞治世界記録の868本塁打を打ったが2786安打

755本塁打ハンク・アーロンは通算3771安打。714本塁打ベーブ・ルースは2873安打

そのデータを見るとNPBの方が当時はより球場も狭く投手レベルも低いのでMLbより本塁打数を重ねやすいというのは分かるものの、その点からいうと安打数においてアーロンルースより王の方が少ないというのは少し違和感があるし、20世紀前半以前のMLB記録を抜いて考えるにしてもMLBでは3000安打達成者は最近でもジーターらを始め何人か生まれている。

MLBでは4~6番が主で、イチローのように打席が多く回りやすい1~3番の打順試合に出ることが少なかった松井秀喜でもMLB打率.305を記録した2005年には200本に迫る192安打を記録している。

松井日本ではシーズン167安打が最高だったが、MLBで怪我するまでの1~3年目は全試合出場していることもあり、安打数は日本時代キャリアハイより多い170本以上を毎年記録している。

したがって、それなりに打率を残して試合に出続けられる選手ならばMLBの方が安打数は積み重ねやすいのではないかという可能性が考えられる。


日米のリーグレベルの差の疑問点

日米の単純な野球レベル差というのも議論余地が多少残る。本塁打は明らかに日本の方が打ちやすいことが通算上位の安打数における本塁打率の差からも分かる。

ただそれもトップ中のトップになると四球責めになりやすNPBよりは同じ四球責めを喰らうにしてもやはり試合数が多いMLBの方が有利となるが。ソーサマグワイアボンズ日本でやったら毎年のように60本打てたかというと四球責めで減っていただろう。

実際ボンズは476打数で73本塁打の翌年から勝負を避けられて400前後打数で40本台に減っている。

日本だと試合数が少ないしさら勝負を避けられて250打数で40本とかになっていたかもしれない。


通用しやす選手と当たり外れ激しい選手

また、MLBトップなら誰でも日本MLB時代と同等以上に成功するかというとそれも難しい所がある。

オールラウンドに打てる巧打力があればどのリーグでもそれなりの率を残せるが、得意なコースや球種に偏りがあると日本ではあまり打てないということがありうる。

現役メジャーリーガーでもパワーヒッター系よりミート力の高い中距離打者の方が日本では成功率が高い印象がある。

彼らは信じられないほどの成績を残したりもしないが失敗例は少ない。フリオ・フランコシェーン・マック、元西武フェルナンデスなど。

1980~90年代は日米の年俸が近かったせいもあって意外と今よりもMLBの本当のレギュラークラスが多数来日している。

彼らは十分に日本でもレギュラーとして通用した選手が多いものの、センセーショナル活躍をしたかというと、そういう例は少ない。

特にフランコMLB首位打者獲得を経験しており、全盛時に来日したMLBでもトップクラス選手だが日本での2シーズンは.305 10本、.290 18本とさほど目立つ成績ではなかった。

本拠地千葉マリンロッテ所属したせいで本塁打が少なくなった影響はあるかもしれないが、ほぼMLB時代と同じくらいの成績になっている。

シェーン・マック来日前までのMLB通算打率が.2994というバリバリの一流レギュラー選手だったが、日本では2年間で通算.284と打率を落としている。本塁打数と長打率は増やしており安定して活躍したが、NPBMLBそれぞれの通算長打率OPSを見てもあまり差がない。

それらの成績を見るとNPBMLBよりレベルが遥かに劣るとは考えにくい。

また、マックは彼以外の日本成功する外国人選手共通点でもあるが、野球に取り組む姿勢に非常に優れていたらしい。

野球に取り組む姿勢の良さは、日本からMLBに行く日本人選手成功と失敗を分ける要因にもなっていることがいえるように思う。

その姿勢問題でよくネタにされるグリーンウェルバランスのいいタイプの中距離打者だったはずだから、真面目に取り組めばNPBでも通用したと思う。


投手やパワーヒッター系は当たり外れが激しい

日米でも、それぞれ何故か片方で通用しながら片方では通用した選手というのがいる。

日本から帰国後にMLB最多勝を獲ったガリクソン帰国後にMLB本塁打王を獲ったフィルダーなど日本で何かを掴んで覚醒して両国活躍した選手もいたが、その逆は比較的少ない。

井口城島福留西岡などは故障や衰え、メンタル問題などでMLBを去った後も日本活躍したといえるのだが、しか日本での全盛時に比べると物足りない。

岡島五十嵐などはMLBで一皮剥けて何かを掴んで帰ってきて日本でも活躍したが、大家マック鈴木などは結局日本では殆ど活躍できなかった。

日本に出戻りではないが韓国パク・チャンホも衰えていたとはい日本では通用しなかった。その後韓国でも通用しなかったようである

あとは中島松坂などを見ても、今はもはやアメリカ帰りが日本簡単活躍できる時代でもないし、MLBで1.5流程度にやれたら日本韓国では1流以上というわけでもないようである


レベルよりも適性と相性

今までで最も日本に衝撃を与えた外国人選手は多分ホーナーなのだろう。

マイナー経験なしでメジャーデビューしたエリートで、そのまま主軸で活躍していたメジャーリーガー来日し、その肩書き通りに凄まじい成績を残した。

恐らく最もNPBレベル相対的に高かった1990~2000年前後よりさらに日米のレベル差が激しかったと目される当時(1987年)で.327 31本。

故障離脱があり93試合での成績だからかなり凄いのだが、当初は4割60本くらい打たれてしまうのではというほどの期待と恐怖があっただろうに結局はその程度の人間らしい成績に収まったともいえる。

バースマートンペタジーニカブレララミレスロバートタフィ・ローズなどMLBでは大した成績を残していないながら日本レジェンド級の成績を残した選手が多いので日米のレベル差は激しいと考える人も多いが、

逆にMLBで彼らを遥かに上回る成績を残して日本にやってきながら日本では彼らに全く及ばない成績に終わっているメジャーリーガーも上述の打者達のように多く存在するため、レベル差というより相性の問題もかなり大きい気がする。

日本でいえばMLBでも通用した田口壮新庄は、アメリカでさっぱりだった中村紀洋中島裕之以上の打者といえるのか…など。

歴代最強助っ人バースは速球が苦手で変化球が得意だったらしく、そのおかげでMLBより速球投手の少ない日本適応して史上最高の助っ人と呼ばれるような成績を残すことになった。

一方、当時そんなバースに速球で真っ向勝負を挑んだ津田江川勇気と度胸が賞賛されていたみたいだが、そういう事情を考えるとむしろ速球が持ち味の投手が速球が苦手な打者に速球で挑んだのだからただのセオリー通りなのでは…という気もする。

打者に速球は怖いという先入観から変化球勝負で逃げたつもりが逆にバースにとっては都合が良かったというのが活躍の要因かもしれない。

もっとも、日本ではバースが苦にするほどの速球を投げる投手も限られているので速球勝負でも打たれていたのだろうが。


俺流の慧眼

落合はその当時ですらMLBで4番を打っていたホーナーよりMLBで実績のないバースの方がNPBにおいては成績を残せる打者だと評していたらしいが、そのあたりの本質を突ける度胸と観察眼は凄いものがある。

MLB移籍前に日本で圧倒的な成績を残していたイチローだったが、当時は日本専門家の話でもMLBでは打率3割を打つことすら難しいとの声が多かった。

そのMLB移籍前のイチローとの対談において、落合メジャーに行ったらどの打順を打ちたいかという話題を振ったことがあった。

その際、イチローが「メジャー自分より凄い奴がいたら7~9番を打つ」と謙遜することを言ったのに対して、

落合は「(イチローより凄い奴はメジャーにも)いない」と突っ込んでいたのだった。


アジア人選手可能

日本人韓国人選手も今よりももっと多くの選手を輸出すれば、日本韓国では大したことなくてもMLB成功する打者が現れるのではないか

既に投手はそういう例が多数あるし、打者においても韓国チェ・ヒソプMLBレギュラー半でいながら2年連続15本塁打と健闘する成績を残した上でKBO(韓国)のチームに入団したが、韓国では期待に近い成績を残したのは1~2年だけで他はパッとしない成績しか残せないまま引退してしまった。MLBと比べたNPBよりもさらレベルが低いと目されるKBOですらMLBの実績の割にKBOでパッとしない例が散見することからも、少なくとも日米韓数字の見かけ上のレベル差はここ数十年でかなり縮まっていると思われる。

もちろん、主に内野守備球場など、総合的なプレーのスケール文化レベルにおいては向こう三十年以上埋まることがないと思えるほどの差があるが。


韓国レベル簡単には決めつけられない

韓国人選手NPBで通用しなくてもMLBで通用しそうなタイプ打者が多いように感じる。

イ・スンヨプキム・テギュンNPBよりMLBでの方が安定して成績を残せそうなタイプに感じていた。起用してもらえたらというのと、テギュンの場合環境への適応課題だが。

実際に今年は韓国人野手が何人もMLB移籍して打率の面で物足りなさはあるが長打の面では驚くくらいのレベルで健闘している。パク・ビョンホは打率は2割前後ながら既に11本塁打イ・デホは起用が少ないながら10本塁打打率も3割近い。怪我から復帰したカン・ジョンホも打率2割後半で9本塁打

あとはNPBでも活躍したとはいえ、信頼感抜群のクローザーだったとまでは言い難かったオ・スンファンMLB奪三振率が12以上で防御率も1点台で十分通用しているのを見ても、もはや日米のレベルの差は相性と調子が一番大きな要素になる程度なのではとすら感じる。

日本でも落合清原など外角を得意にして速球を得意にしていた打者MLBでやっても面白かったのではないかと思う。両者の日米野球での成績は散々だが、実は松井秀喜日米野球ではあまり打っていないながら通用したので、さほど直接的には関係しないように思う。

また、両者は飛び抜けた才能と技術の塊だから対応力があったのではないかとも思われる。特に体格的にもMLBの強打者に引けを取らない清原は何かの拍子によっては、むしろNPBで才能だけで適当に続けてしまった後の現状より成績的にも素行的にも好転していた可能性すら考えられる。実際清原が若かった頃はMLBからも注目されていたらしい。

しか関西出身野手アメリカ挑戦惨敗率の高さを考えると、清原メンタル的に微妙だったかもしれない。


イチローの唯一無二の偉大さ

つまるところ、全てのリーグ活躍した選手こそ最も優れている選手といえるのであって、MLBナンバーワンになった選手NPBでも必ずナンバーワンかというと怪しいのである

しかしたらマグワイアソーサボンズらはNPBでは松井中村紀、カブレラローズらより打てなかったかもしれないし、松井中村小笠原松中らはKBOではイ・スンヨプイ・デホよりも打てなかったかもしれない。

最近キューバトップクラス打者が何人かNPBに来たがさほど凄まじい活躍をしたといえるほどでもない。

グリエルは62試合で.305 11本、デスパイネも1年目は45試合で.311 12本だから凄さを見せたといえるが、2年目は103試合で.258 18本。十分通用はしているものの目を見張るような成績ではなく、単純にこのレベルの成績の選手MLBに行くと簡単に主軸を打てそうという想像はつかない。セペダに関しては逆に何故あそこまで打てなかったのか意味が分からないが…。

じゃあキューバ打者が大したことないのかというと、彼らとキューバ時代は同等程度の成績だったセスペデスやアブレイユらが亡命して、MLBの主軸として活躍できている。

グリエルデスパイネの成績から考えるとキューバ日本投手の相性があまり良くないのではないかと考えられる。つまりMLBで3割30本近い成績を残しているセスペデスやアブレイユでも、NPBではより成績を落とす可能性が低くないと思われるし、したがって、MLBの超一流なら高確率で、NPBで同程度から同等以上の活躍ができるとは決めつけられないのではないかと考えられる。

ピート・ローズだって試合数が少ないNPBで仮にやっていたらその期間はMLBと同等以上の安打数を稼げなかったことは間違いないし、それどころか、仮に1~2年間NPBにいたとして、通用しなかったりレギュラー争いで他の選手に敗れたりして100本も打てないまま日本を去っていたかもしれない。

推測や期待はロマンがあって面白いが、実際にやって証明した例に比べてしまうと、やってない以上はやってみなければ分からない要素がかなり大きい。

からこそ、NPBMLB両方のリーグで実際に何年もプレーした上で、両方で歴代最高峰の実績と印象的なプレーの記憶を残したイチロー現代野球では歴史上唯一といっていいくらケチの付け所のない世界歴代最高の選手だといえる。

また、それこそがNPB単独通算でもMLB単独通算でもない日米通算最多安打というイチローが残した実績の唯一無二の偉大さを表しているのである

2016-06-13

元増田のための最近2010年代)の3Dアニメ映画がわかる11

http://anond.hatelabo.jp/20160613091056


つってまあ、そんだけ見てりゃピクサーディズニーの新作追ってりゃいいと思うけれど。

とはいっても2010年代アメリカアニメスタジオ群雄割拠。これにストップモーションアニメ勢や日本やフランスの伝統的な2Dアニメ勢が絡んできて大乱闘スマッシュブラザーズだし、中国や韓国の新興スタジオも力を伸ばしつつあるわ。

もしかしたら、今が世界的にみて一番アニメが豊潤な時期なのかももしれない。


そんな混沌としたアニメ勢力図を一スタジオ一作品で把握できる、ステキリスト元増田にプ・レ・ゼ・ン・トよ♥



1. ドリームワークス:『ヒックとドラゴン』(クリスサンダースディーン・デュボア監督、2010年

 『リロ・アンド・スティッチ』の監督(とスティッチの声)を務めながら、ドリームワークスに移籍したクリスサンダース。名監督、会心の復活作よ。

 人間不信ドラゴンドラゴン使いの一族のおちこぼれ少年が育む純粋無垢な友情の物語に涙しないものはいないわ。

 監督が変わった『2』もDVD/ブルーレイリリース済み。評価は分かれてるけど、1を楽しめたら是非観てもらいたいわね。


 ドリームワークスディズニー/ピクサーの昔からのライバルよ。

 創業者の一人であるカッツェンバーグ氏は元ディズニーの幹部。低迷していたディズニーに『トイ・ストーリー』以前のピクサーと手を結ばせた功労者だったけれど、ディズニーお家騒動に巻き込まれて会社から追い出されちゃったの。

 それだけにディズニーピクサーに対する恨みは深くて、自分が退社する直前に挙がっていたピクサーの『バグズ・ライフ』の企画をパクって『アンツ』を作ってほぼ同時公開し、ラセターをブチ切れさせた逸話もあるわ。

 ディズニーとの最大の違いはその量産ペース。たまにハズレもあるけれども、成功した作品はめざとくシリーズ化して貪欲に稼ぐわ。

 『シュレック』、『カンフー・パンダ』、『マダガスカル』がそうね。元増田は『マダガスカル』がお肌に合わなかったみたいだけど、『シュレック』は『カンフー・パンダ』並に観といて損はないわ。『マダガスカル』は作品ごとに評価の波が激しいけれど、この二作のシリーズは一貫して高評価を受けていて安心して観られるわよ。

 単発作品では、『ガーディアンズ 伝説の勇者たち』たちなんか玄人好みの作品ね。



2. ワーナー・ブラザーズ:『LEGOムービー』(クリストファーミラーフィルロード監督、2014年

 『シュガー・ラッシュ』以降の現代的なウェルメイド作劇に感動した元増田なら、『LEGOムービー』は外せないわ。

 チャーミングなテクスチャの質感、とぼけたオフビートキャラクター、意外に王道な感動ストーリー、アッと言わせる伏線やオマージュネタの数々……

 クオリティだけでいえば近年の3Dアニメのなかでもトップクラスと言ってもいいわ。たかがLEGO、とあなどるなかれ。あなたの涙腺をしぼりとる大傑作よ。


 WBは元々バックスバニーなどで知られるアニメ業界の最大手。テレビでは「カートゥーン・ネットワーク」を系列に抱えてるわね。けれども映画ではディズニーに遅れをとってきたわ。

 散発的に『アイアン・ジャイアント』や『ルーニートゥーンズ:バック・イン・ザ・タイム』といった良作を自前で生み出してきたけれども、基本はポケモンや他社製作のアニメの配給が中心。ようやく自社制作で気合入れだしたのはそれこそ2014年の『LEGOムービー』からよ。

 これからは豊富なキャラクターコンテンツを利用して『原始家族フリントストーン』や『宇宙家族ジェットソン』、『スクゥービードゥー』といった作品を映画化するみたい。


 ちなみにワーナー傘下にはヴィレッジロードショー・ピクチャーズっていうオーストラリアの映画製作会社があるんだけれど、

 そこで『マッドマックス』のジョージ・ミラーふわふわペンギンヒップホップダンスマッドマックスミュージカル映画ハッピーフィート』、

 『ウォッチメン』や『300』ザック・スナイダーふわふわフクロウガチ殺し合い300映画『ガフールの伝説』と、

 ヤバい映画の監督に見た目かわいい内容ハーコーな動物3Dアニメやらせててどれも最高よ!



3. ソニー・ピクチャーズ:『モンスターホテル』(ゲンディ・タルタコフスキー監督、2012年

 それまでディズニーの独占市場だったアニメ映画界に風穴を開けた90年代ピクサー2000年代のドリワの活躍を見て大手映画会社はこう考えたわ。

 「3Dアニメは儲かる!」。

 ソニー・ピクチャーズアニメーションはそうやって便乗的に2006年ごろから作品を継続的に発表しつづけてきて、それなりに稼いではいるけれど、他と比べてあまり元気がないわね。特に日本だとほとんど知られてないんじゃないかしら? アニメ映画界で重要なプレイヤーとは言いがたいわね。


 ここは『レゴムービー』の監督のデビューであるくもりときどきミートボール』を挙げときたいところだけれど、『レゴムービー』を観たなら薦めなくても観るでしょう?

 あえて『モンスターホテル』を推しとくわ。

 監督のタルタコフスキータルコフスキーパクリみたいな名前だけど、アニメ業界ではレジェンド級のアニメーターよ。『デクスターズ・ラボ』や『サムライ・ジャック』を作った男、いえばすごさが伝わるかしら。

 『モンスターホテル』は雇われ仕事で、お世辞にも脚本は最高の出来とは言えないけれど、彼が担当したキャラデザや動きはとても艶やか。特に主人公ドラキュラ娘のキュートさといったら! 3Dアニメが実は2Dアニメと地続きだということがよくわかるわ。



 

4. イルミネーションエンターテインメントユニバーサル):『怪盗グルーの月泥棒』(ピエール・コフィン&クリスルノー監督、2010年

 『怪盗グルー』シリーズの大ヒットで一躍アニメ業界を席巻したのがイルミネーションスタジオね。

 大手のユニバーサル後ろ盾にいるだけあって、よく広告なんかでも観るんじゃないかしら。「バナナバナナ」と喋る、サスペンダーを来た黄色い丸っこい謎生物のキャラ、あれがイルミネーションが誇る人気マスコットミニオン」よ。そのミニオンたちのデビュー作がこの『怪盗グルーの月泥棒』。

 偏狭な中年大泥棒がいきなり現れた三姉妹の世話に追われててんやわんやになる、といった筋は『モンスターズ・インク』を思わせるけれど、堅実なアニメーション表現とドギツいスラップスティックさでピクサーとの差別化が成功しているわ。

 特にスピンオフであるミニオンズ』はイルミネーションスタジオの「ヤバさ」が最もよく出ている作品なので、『怪盗グルーの月泥棒』『怪盗グルーのミニオン危機一髪』を観た上で是非ごらんになってほしいわね。


 しかし、イルミネーションの本領が発揮されるのは今年からだと言ってもいいわ。

 2016年に発表されるオリジナルタイトル二作品――『ペット』と『Sing』(邦題未定)。このふたつを注視していきたいわね。


5. ブルースカイスタジオ20世紀FOX):『I LOVE スヌーピー THE PEANUTS MOVIE』(スティーブマルティーノ監督2015年

 20世紀FOXは自前のスタジオもあるんだけど、まあせいぜい作ってるのはシンプソンズ映画くらいだし、3D作品は基本ブルースカイ作品と言っていいわね。

 2000年代の仁義なきアニメ戦争の最初期に反応したスタジオひとつで『アイス・エイジ』は観た人も多いんじゃないかしら? あまり印象に残る作品はないし、批評家筋の評価は芳しいとは言いづらいけれど、ソニーなんかと比べると安定して高収益を叩き出してきたブランドね。


 そういうわけであまり過大な期待を持たずに『スヌーピー』も観に行ったんだけれど、これが思わぬ収穫だったわ。

 原作の感じそのまま活かそうとした2Dと3Dの中間めいた微妙な表現は賛否両論あるだろうけれど、88分でチャーリー・ブラウン恋物語うまく落とし込んだ良作よ。

 『スタンド・バイ・ミー ドラえもん』がやろうとして大失敗したことをうまくやるとこうなる、という感じで、見比べてみると作劇の勉強になるわよ。



6. ウォルト・ディズニーアニメーションスタジオ:『塔の上のラプンツェル』(バイロンハワード監督、2010年

 ディズニー映画は2008年の『ボルト』以前と以後で大分変わってくるわ。簡単にいえば、元増田が昔観たであろうオールドグッドな2Dディズニー映画が以前、元増田が大好きだっていうウェルメイドな作劇の3D作品が以降。このラインを意識すると効率良くディズニー映画を愉しめるわ。

 もっと元増田は08年以降のディズニー3Dアニメ映画をだいたいチェック済のようね。


 でも『ラプンツェル』を見逃しているのはいただけないわね!

 90年以降生まれの女子にとってはマイルストーンといってもいい、新しいディズニープリンセス物語の決定版よ!!

 女子にモテたければ是非観るべきだし、女子になりたければ絶対観るべき、現代女子力のパワーソース(力の淵源)よ!



7. ピクサー・アニメーションスタジオ:『インサイド・ヘッド』(ピートドクター監督、2015年

 シュガー・ラッシュ以降のピクサーを観た元増田なら当然鑑賞済みかしら?

 現代アメリカアニメを支配するピクサーの作劇の極致ともいえるのがこの『インサイド・ヘッド』よ。

 物語自体の面白さもさることながら、「私たちはいつ、どのように成長していくのか」についてここまで丁寧に描いたフィクションは稀有だと思うわ。



8. オン・アニメーションスタディオズ(メソッドアニメーション):『リトル・プリンス 星の王子さま』(マークオズボーン監督、2015年

 フランスは日本とおなじく2Dアニメーション映画が主流だけど、日本にも白組があるように、フランスなかにも3Dに情熱をそそぐスタジオがあるわ。

 それが、オン・アニメーションスタディオズ。

 まだまだ知られるとはいえないスタジオだけど、『カンフー・パンダ』のマークオズボーンが監督した『リトル・プリンス』で一躍名を上げたわね。

 アメリカの大手がかかわっているスタジオでは見られないようなヨーロッパ的な叙情が特徴よ。

 今後はこういう小スタジオの3D作品もバンバン出てくるんじゃないかしら?


 


9. ライカ:『コララインとボタンの魔女』(ヘンリー・セリック監督、2009年

 ここからはちょっと趣向を変えて同じ立体アニメでもストップモーションアニメを紹介するわ。

 元増田は『ナイトメア・ビフォア・クリスマス』という映画をご存知かしら? 

 ああいう人形を使ったアニメストップモーション(コマ撮り)アニメと呼ばれてファンも多いわ。一番有名なのはウォレスとグルミット』かしらね

 『ナイトメア・ビフォア・クリスマス』はティム・バートンの監督作だと勘違いしている人も多いけれど、実は監督を担当したのはこのヘンリー・セリック

 彼が自分のスタジオであるライカ」を立ち上げての第一作目が、この『コララインとボタンの魔女』なのよ。

 ストップモーション特有の質感を保ちつつも3DCGと見まごうばかりのなめらかなアニメーションは、気が遠くなるような数の人形パーツによって実現したもの。

 セリック独特のゴシックな美意識が溢れる画面は観ているだけでため息が出るわ。

 この『コララインとボタンの魔女』の成功によって、ライカイギリスアードマン・アニメーションズと並ぶストップモーションスタジオとして一躍地位を確立したわけ。

 ライカはこれまで三作しか発表しておらず、日本に入っているのは『コラライン』含めて二作だけだけれど、二作目の『パラノーマン』もすばらしい出来なので是非見てね。



10. アードマン・アニメーションズ:『映画 ひつじのショーン 〜バック・トゥ・ザ・ホーム〜』(マークバードン&リチャード・スターザック監督、2015年

 で、ストップモーションアニメの老舗であり、ストップモーションといえばアードマンと言われるほど有名なアードマン・アニメーションズ

 配給会社はそのときどきによって変わるけれど、一貫して温かみのあるゆるさと精緻な細部へのこだわりをふせもった上質なストップモーションアニメを世界に供給しつづけているわ。

 もちろん、去年発表された『ひつじのショーン』も最高だったわね。

 『ウォレスとグルミット』とおなじく、テレビシリーズの劇場映画化だけれど、TV版をみてなくとも十全に楽しめるわ。むしろ、テレビシリーズの入り口としてちょうどいいくらい。

 アードマンの作品はそのルックを一目見れば即座にわかるので、公開されたらとりあえずチェックしときたいわね。



11. スターバーンズインダスリーズ:『アノマリサ』(チャーリー・カウフマンデュークジョンソン監督、2015年

 スターバーンズインダスリーズテレビドラマで活躍するダン・ハーモンが立ち上げたストップモーションアニメ会社

 その第一作目に『マルコヴィッチの穴』などで知られる個性派脚本家チャーリー・カウフマンを監督に迎えて作ったのが、この『アノマリサ』。

 アードマンにしろライカにしろ「子どもも大人も愉しめる」映画が信条のストップモーションだけれど、この『アノマリサ』は完全にオトナ向けよ。

 カウフマン特有の奥行きある哲学的ストーリーもそうだけれども、一番子どもに見せちゃいけないのはセックスシーン。

 なんと精巧に作られた人形同士(男女ともにくたびれた中年)がヤッてる姿をえんえん見せつけられるの! クンニから挿入、絶頂、事後まで全部よ!

 ちょっと変わったアニメ映画を観たい、と思ったら今すぐこれを借りにレンタル屋に向かうべきね。 

2016-06-11

http://anond.hatelabo.jp/20160611073946

確かにガルパンは良作だけどこれがトップクラスになってしま日本アニメの現状は悲しいものがある。

俺としてはガルパン以上に細田守作品があれだけ売れてしまう事の方が残念でならない。

完全に駄目ではないけど、ジブリ過去の名作群と比べると粗が多すぎて見るに耐えない。

ガルパンが良かったこと

http://anond.hatelabo.jp/20160604234004

http://anond.hatelabo.jp/20160604210038

ガルパンは確かにそんな大層な作品じゃないから、ただ「いいぞ」「凄いぞ」と聞いて見ると言うほどの作品か?と思える所はあると思う。

ただ、そんなガルパンが何故そんなに評価を高められたのかというと、

昨今の映画化や続編商法を多用する流行作品がぼかしたり疎かにしたりすることが多い王道的なことや基本的なことを気を遣いながら堂々描ききった作品からだと思う。

悪くいえば脚本的には児童向けの作品に近い単純さがあるが、雑にやったからそうなったのではなく元からそれを100%やりきるつもりで描ききったため特別価値として高められているのが貴重。


結果的には続いたが、一期だけで作品内容は完結されていて、続きがいらないくらいにまとまっている。

唯一足りなかったアンツィオ戦もOVAで補完されたし、続編となる映画を作るのは難しかっただろう。

そこで基本に忠実に、ファンサービスに重点を置いたオールスターお祭り映画形式にした所もいい選択だった。

主人公の姉をはじめとした本編で敵として戦った連中との共闘王道ながら(だから?)萌えたし燃えた。

一方でストーリー的な導入は取って付けた廃校危機再びで賛否両論で仕方ないなと思うのだが、結果的お祭りを盛大にやりきったことで終盤のカタルシスを生む要因にすることもできた。

まあ、でも同時に結局一期はなんだったんだと作中の大洗女子学園の連中同様に怒りが沸くような導入設定でもあるので、やはりどうかとは思う所ではあるが、

元々完結して満ち足りている作品で続きやおまけを生み出すために仕方なく負った傷ともいえる。


同様に基本的ファンサービスのための取って付けた続編映画を作ったのが劇場版けいおん!だった。

基本的ファンサービスのための内容でありながら、初見でも楽しめる内容で、そんなにけいおん!ファンというわけではなくあまり期待しないで観に行ったのに面白くて感心した。

日常系作品長編映画を作るなんて大丈夫なのかという不安があったのだが、結果的には、日常系からこそ初見でも見やすく、ファンサービスとしての魅力も両立させられているという内容だった。


ガルパンけいおん特別凄まじいことをしたかといえば、音楽面や戦闘シーンの面以外の根本的なストーリー等の面では特にないと思う。

しかし、しっかりと期待されたことをやりきった点が昨今においては残念ながらとても尊く価値があることだった。

他の映画化された流行作品ファンの予想の範囲に収まることを避けて何かと奇を衒いたがることが多い。

大筋で予想を裏切ろうとして期待も裏切った半端な拙い内容に仕上がることばかり。

それに加えて大筋から離れた部分ではファンの想定より陳腐劣化二次創作のような描写を入れてしまい、ファンにも初見にも微妙なちぐはぐな作品が多かった。

そんなものを無理に奇を衒って絶賛したがる箸が転んでも転ばなくても笑うような訓練された信者も増えているが…。

ガルパンはそれらと違って不可解な空回りがなく完全燃焼させているので評価やすい。


少なくとも全体的に好感が持てる作品であることも大きい。

敵となるキャラクターは当然多数いたのだが見終わって悪印象を持つキャラ殆どいないことがキャラ描写や扱い方が絶妙だと感じる要素。

そういう面で、キャラクターコンテンツとしても高いレベルで完成されていると思う。

記号的だのどうのという批判もあるし、確かに記号的な面はかなりあるため、キャラコンテンツに慣れてないとクセを感じてしまうとは思う。

だがそういう同系統作品の中ではキャラも多い中で上手くやっている方という印象が強い。


そのような意味ガルパンを見て色々と合わずに70~75点、偏差値でいえば55程度の評価になる人は仕方ない所があるし理解できる。

しかし65点前後偏差値でいえば50前半やそれ以下の評価をつけてしまう人は何か過度な装飾や奇を衒った誤魔化しに塗れた作品でないとハイになれない人だろうと思う。

自分信者とまではいかないのだが、悲しいがガルパンが頂点に来てしまうというより、この中ならガルパンが頂点に立つべきだというくらいの状態現在業界現実としてある。

ガルパン以外の昨今の興行収入や人気がトップクラス日本アニメ映画を見たら最もその人気や地位に見合っているのがガルパンけいおん!

映画だけで見てもまどかラブライブエヴァは金儲けのためのファンサービスならぬファン搾取映画としての面が強すぎて現在業界の中ですら上から数えた方が早い作品と堂々とは言い難い。

描ききらずにぼかして終わる美学蔓延しているので内容的にしっくりとハマりきらない作品が多い。

それならそのまま終わっていればいいのに下手に言及しようとするおまけを金儲けのためか追加して作ってしまって、でもやっぱり描ききらないので空回りするものが多い。

そんな中でけいおんガルパンは元々の本編もノルマを超えている出来で、映画もちゃんと作りきったという感じがして高く評価してあげたくなる。


※余談

映画カチューシャとノンナらが別れるシーンのしつこさは実際の戦争でなく生死の関係がない前提の設定なので余計というか茶番に感じたが元々茶番前提で小ネタエピソードをつけてくる作品なので不快には思わなかった。

しかしあれを感動したとか賛美してしまうのは自分ちょっと正気を疑ってしまうがカチューシャを一人で何かする勇気がなかった幼児くらいに思ってるのであれば分からなくもない。


さら追記

・もしかしたら王道・基本の意味自分と違う捉え方をしている気がしました。自分は娯楽作品としての基本、つまり大勢の観客の視聴に耐え得るストーリーのしっかりした手の込んだ作品を考えていますTVアニメ劇場版はいえ、最低限のストーリーの質を要求するのもこの点からです

・他の続編商法といわれる劇場アニメを観ていないので正確な比較はできませんが、ストーリーの酷さやエピソードの薄さなど、ガルパンはそういった王道基本的な部分に気を使えていないことも気にしています

王道にしても基本的部分にしても捉え方が違うでしょうが、それを抜きにして考えても、そもそも「最低限のストーリーの質」「基本」をどの程度に考えているかというハードルが高すぎるのでは。こちらとしては仮にガルパンがそのハードルを越えていないとしても同類作品の中では最もハードルに近づいている作品であるため、評価が高まったということを述べているので、その指摘は少し的外れです。

・ただ、Twitterなどを見た個人的感想ですが、ガルパン艦これに近い受け入れられ方をしている印象を受けました。ガワだけを用意し、観客は本編の物語より二次創作的なキャラクターや背景・関係性を膨らませる楽しみ方です。確かにガルパン戦闘艦これとは比べものにならないですし、こういった楽しみ方をするなら作中のドラマエピソード希薄な方が受け手想像やすいと思います。もちろんこれらはただの自分の印象とその感想です

・また、そのガワの出来がよくないことを今まで批判してきましたが、ただ艦これゲームの出来はよくないしイラスト玉石混交ですので、もしかしてこれくらいのバランスの方がいいのか…?大量の新キャラ投入も疑問だったのですが、それなら納得がいく気はしま

・これって昔大塚英志の言ってたビックリマン的な大きな物語的なこと???

希薄キャラクター性とストーリー性で釣って、二次創作妄想を膨らませる誘いを設けることで人気を得る…というのは残念ながら最近流行作品の特徴ですね。

しかし、その中でもガルパンストーリー的に説明が行き渡っている所と気を衒っただけというわけではない意外性もあり、まとまっている所が優れているわけです。

また、艦これガルパンは少し違うと思いますアニメ艦これ評価基本的に悪いですし、自分も高評価は難しい出来だと思います

コンテンツ全体としての艦これを言ってるのであれば、似て無くもないでしょうが似てるとも言い難いかと思います

そもそもそういったガワだけ作る…という作品形式艦これに限らず昨今流行キャラクターソーシャルゲームに多いものですから、似てるとしたらそれらの作品であって、取り立ててガルパン艦これやそれらの形式に似通っていると言うのは違和感を覚えます

ソーシャルゲーム以外でも、ラブライブを筆頭とするアイドルアニメの方がまさにガワだけ用意して釣る形式で、二次創作的な味付け抜きにしては現在の人気や設定が成り立たないほどに作品自体の出来は劣悪です。

そういった昨今流行作品群と比べると、ガルパン普通のことをちょっと頑張ってやった程度なのに、目を見張るほど素晴らしい作品のように感じられてしまうのです。

8~9割くらいキャラや設定のガワで釣ろうとしているのが艦これその他だとしたら、ガルパンはそこまでは比重が傾いていません。5~7割程度です。あくま戦車戦をテーマとしたストーリーを土台にした上で主人公達のキャラを活かすというのが主題としてあり、万人にとってとっつきにくいネタでありつつも、一般向けにも親しみやすいようにアレンジが施されているという様々なキャラストーリー・各要素の調和キャラの掘り下げの物足りなさもあまり不満と感じさせません。

ただ一方で廃校とか主人公過去などの前提的な設定以外、ほとんど痛みを感じさせない作品で、敵のキャラ達も最終的には不快感を抱かない程度に描くようなフォローが行き届いていますから、それが物足りなさ、子供向けの茶番っぽさを強めているかもしれません。

しかし、その点も、敵でなく主人公格のキャラすら魅力的に描けず、何か落とす脚本を入れて、大してフォローすらできてないまま終わってしまったという作品がありふれている昨今では、よっぽどマシで、救いに感じられてしまうともいえます

キャラ作品としては艦これストライクウィッチーズなどの他、主人公姉妹関係、家庭事情描写を用いている点から咲-Saki-との比較もできますが、咲-Saki-がその点においてストーリー的に停滞している中でガルパンは端的に王道の回答を公式で見せつけてしまったことも高評価の要因の一つになっている気がします。

2016-05-28

スポーツって徹底的に不公平だよね?

だってさ、バレーボールとかバスケットなんか背の高い奴の勝ちじゃん。

テニスだって世界トップクラスは物凄く恵まれトレーニングスクールみたいなところの出身者ばっかなわけだし。

フィギュアスケートとかに至っては金持ちしか出来ないわけでしょ?

何処が公平なんだよ?

パラリンピックとかやって、如何にもスポーツは公平だってことを必死で装ってるけど、全然嘘だよそんなの。

はっきり言ってスポーツ偽善ぶりには反吐が出るわ。

2016-05-17

40代後半以上のプログラマは糞

CTO含む

人によるとは思うけど、俺が関わった会社プログラマの年齢の傾向から言うと全員あてはまる。


理由

過去の栄光を引きずり過ぎ

過去にそれで納品したか、褒められたかしらないけど、遺物を自慢しすぎ

今の時代にそぐわないプロダクトや、フローを自慢気に話されても何の得にもならない

自動化とか意味ないでしょ、ドキュメントありゃ誰でもできるよ、DBマイグレーション?めんどくせえ、スキーマダンプ管理しろよ」

はあ?どんだけ時代に逆行してるんですか?CTOがそれいっちゃオシマイでしょ。時代の流れ読めないの?

そう言ってるヤツのおかげでどんだけチームが苦労してきたと思ってんだよ


PHPとか誰でもできんだからフレームワークかいらないでしょ、そんなの使わずにスピーディに仕事しろよ」

はあ?ひとりでやってろよ

口は達者だけど、svngit 使えない。svn も使いたくないけど。

誰かの書いた独りよがりコードのせいで、リリースはだいぶ辛かったりする。

それが最近自動化や、フレームワークのおかげで、リリースの負荷は軽減されてる。それを全然鑑みないのはマジでクソ。


技術力はひと昔前のトップクラスなのかもしれない(多分そうではないと思っているが)が、マジで迷惑

属人的な要素を排除しようと、自動化CIヒューマンエラーを極力抑えても、俺様一言でまたプロジェクトが壊れる

マジでお前それでどんだけ金もらってんだよ、邪魔しかねーし、口だけは達者だから金ももらってんだろうな

ほんと個人攻撃したくないけど、老害死ねばいいのに

2016-05-15

会社を辞めた27歳のおっさん自分が将来どうなりたいかを考えてみた

退職

2014年新卒入社してから満2年働いて、会社をやめた。

自由時間が大量に発生した。自分時間自分意志で使える。

自由時間有意義に使うのはとても難しい。

日々自分のしていることが最終目標につながっているのか

自分できちんと整理することにした。しておかないと、あとで後悔しそうなので。

(今までは真面目に考えていなかったということになる。。。。)

どんな風に生きたいか

自分がどうなりたいかを考えたところ、以下の結論に達した。

クールプロセスで、人々がクールだと思う価値クール人達と、創造したい。

問題は、クールってのが何なのかかがいまいちはっきりしない点。

とりあえず(日本の中では)トップクラスにでかい会社レガシー的な物や人と一緒に金を稼ぐのは全然クールじゃなかった。

でもなんとなくAlphabetのmoonshotsはクールそうな感じする。そんなのが今のクール認識

学生時代のつながりで研究職に就いている人たちが、クールに見えたので、とりあえず会社やめて海外ラボPh.D取りに来た。

ラボメンバは優秀。今自分は、クール人達クール価値創造しようとしていると思えるので、満足している。

おそらくクール基準は年齢とか環境で変わると思うので、それに合わせられる人間にならなきゃいけない気がしている。

皆がそれぞれに思うクールな物ってなんなんですかね。やっぱお金が一番多数派かな。

2016-05-13

高校生から見た自称進学校での教育について

自分北海道のある程度(だいぶ広い)範囲で1番できる高校に通っています

ここで話したいのは先生の質が悪すぎることについてです

例を出すと、英語先生野球部顧問)は生徒に暴言吐きまくり

「おまえこんなんもできねえのか!!」「生きてく能力足りねえぞ!!」「(問題が答えられなかった生徒に寿司を握るふりをしながら)おまえこれにでもなったほうがいいんじゃねえか?!笑」など笑、文面だとひどく聞こえませんが実際に聞くと言い方も相まってひどいです…笑

それで英語トップクラスに出来て、教え方も神がかってるっていうならいくらでも受け入れます

ですが実際その先生発音英語が得意なだけの生徒である自分より発音が悪かったり、出来ない生徒にばっかり当てて罵倒したり、教え方もただ押し付けるだけで教えるという行為がどういうことなのかを全く理解していないようにしか感じません

自分は将来教職につこうと考えているのですが、その上で見ると授業で生徒にわからせようという努力を全くしていない、そんな先生進学校で威張り散らしてるようでは日本教育がうまくいかないのも当然だと思います

あの先生エビングハウス忘却曲線というのをしっているのかとといつめたくなります、一回授業で話に出しただけなのにしばらくして聞かれて「前やったろうが!!こんなんもわかんねえのかよ、このクラスやべえな」とか言われてもそんなもん当然だろって言いたくなります

愚痴のような話になってしまいましたが、タイプは違っても似たような先生はいっぱいいます、もちろんいい先生もいるんですけどね

ただなんにせよ日本教育はまずいぞと、今の高校生を通して、みなさまに思ってもらえたら幸いです

2016-05-02

うちの妻は日本一

トイレットペーパー使用量が世界を狙えるレベルだ。トイレ事情日本よりも進んでいない国が多そうだから、もしかしたら世界一を狙えるかもしれない。

妻は専業主婦で一日中家にいるんだが、トイレットペーパーが一日1ロールなくなり、生理前後は一日2ロールなくなる。俺は自宅でほとんど使わないので、妻一人で使っている計算であるトイレットペーパーの芯を紙ゴミとして回収に出すときに、いつもあまりに多いので数えてみたら、概ねこんな感じの使用量だった。ちなみに、トイレ清掃シートもティッシュペーパーも週に一箱から二箱なくなるので、掃除や鼻かみなど別用途に使っているわけではない。

http://matome.naver.jp/odai/2141739905610185401

この辺りからしても、うちの妻がトップクラスであろうことはほぼ確実である

一日1ロールといってもイメージがつかみにくいと思うので、1回あたりの長さに計算してみた。

以上の前提から、夜3回昼6回だとすると、一回の使用量は6.6mとなる。

まだイメージがつかめない人もいるだろうから、一回あたりの量まで落とし込んでみる。薄いトイレットペーパーといえども、拭く用途には折りたたんで6枚重ね程度が限界だろうし、畳んだ長さが長すぎても使いにくいので20cmくらいとすると、一回拭くには1.2m、使用量6.6mから逆算して五回拭くことになる。大小関わらず、毎回6枚重ねの厚いペーパーで5回拭くのはかなりの覚悟がいりそうだ(皮膚的に)。逆に、拭くのを毎回3回に抑えると、1回の使用量は2.2mとなり、8枚重ね10枚重ねにするなどの工夫が生じるようになる。

なお、6.6mを引き出そうとすると、一回に大きく引き出す派の人は壁まで引っ張るのを約八回、両手の平を前後に回転させて巻き取る派の人は約33回転分、という計算なので、ぜひ挑戦者募集したい。

ネットでは265cm×4回を使うという強敵動画も見つかったが、あくまで大のみの場合であり、大小関わらずコンスタントに記録を伸ばせるウチの妻には敵うまい

http://portal.nifty.com/2010/09/28/c/

2016-04-23

趣味読書」じゃダメですか。

読書」は無趣味な人が履歴書趣味欄に書くもの代表その1のように扱われる。読書趣味はそんなにダメか。

就活をする上で、趣味欄に読書と書くなと何度も就職課の人間に言われた。

改めて自分生活を振り返ってみるが、完全に読書生活の主軸になっているように思う。

本屋アルバイトをしているし、そのバイト代ほとんどを本屋還元している。大学図書館の蔵書もかなりの数を読んだ。

古い本より最近の本のほうが肌にあうので古本屋にはほとんど行かないが、絶版本が読みたくて足を運んだことも少なからずある。

蒐集癖はないので読んだそばから売っている。もういちど読みたくなったら、新しく買いなおすか図書館で借りるかする。

どのくらい読んだかを競うゲームではないので自分がどのくらいの本を読んだのか正確にはわからないが、同年代ではトップクラスじゃないかと思う。

金銭多寡けが偉さを決める数値ではないと思うが、趣味にこれだけのお金をつぎ込む人もそう多くはないだろう。

から胸を張って「読書趣味です」と書くわけだ。

ところが面接に行くとまず鼻で笑われる。本を読むしかすることがないのかとバカにされる。たくさん読むことがエラいわけじゃないんだよと諭される。

ここで冷静に、「いえ、そうではないんです、私は本当に本を読むことが好きで、、、」と、上述のようなことを説明したとしても、

趣味読書」にマイナスバイアスがかかっているせいか、きちんと聞いてくれる人事の人間はあまり多くない。

(ちゃんと聞いてくれたわずかばかりの面接官の方、ありがとうございます

趣味読書」は立派な趣味だと思う。「趣味読書」にマイナスイメージを持っている人間全員滅びてくれ。

2016-04-17

大食い

テレ東世界一決定戦のやつで近年いつも日本アメリカに負けていて、小林尊の影響もあって向こうではもうしっかりと競技化されて久しく、すっかりレベル成熟してしまったんだなぁと思った。

気になって調べてみたら、その日米のフードバトル火付け役となった小林がその番組内容について冷静な見解ブログで述べているのを見て、尚のこと今の日本トップアメリカトップではレベル差があるんだなと思った。

件の番組にも出てたらしいパットという人が現在アメリカでもトップクラス選手で、番組で最強として扱われているモリー女子最強選手という所か。双方とも日本の歴代男女トップクラスでもようやく勝負できるかどうかという程度のようだ。

正直ちょっとショックを受けてしまった。


ショックを受けつつも、そういえばそんなことを言ってる小林そいつらと比べてどうなんだろう?と思って調べてみたら、そのアメリカトップ怪物連中と一緒に出た大会では大差をつけて勝っていて逆に呆れて笑ってしまった。

かつて日本テレビ局と色々あったこともあり、日本大食いメインの番組に出ることはもうなさそうであるが、彼が出た所でレベルが一人だけ違いすぎてデモンストレーター的なゲスト枠以外では機能しなそうだ。

関係ないけど写真見ていたら今でも髪をしょっちゅう派手な色にしているみたい。それなのに髪の量は十分なようで羨ましい。

2016-04-10

「好きなことで生きている」ようにみえないYouTuberの皆さん

YouTuberとして「好きなことで、生きていく」なんて現実的な夢ではないという話はまぁあるとして、それより、既に食えている(と思われる)トップクラスYouTuberたちが、果たして「好きなこと」で食ってるのかってのが気になる。

 

なんか、佐々木あさひとかバイリンガールとかは、まだネタが一貫してるから分かるんだよね。

よくわからないのが、瀬戸弘司とかKAZUとかはじめしゃちょーとか、まあ他にも色々いるけど、総じて「昔はすごく個性的面白いチャンネルだったのに、気付いたらみんなマイクラスプラトゥーンの実況で再生数稼ぎをやってる」みたいなのがすごい残念に思える。

シバターも、以前は「YouTuberってのはしょうもない存在で、結局みんな商品レビューやってるだけ」みたいな冷水を浴びせる役をやってたわけだけど、結局お前もパズドラ実況とかやっとるやんけ。

 

彼らが彼らなりに商売成功しているとすれば、それはそれで凄いと思うし、逆にイマイチ儲かって無かったとしても「じつは大して儲かってなくて安定もしてなくてヤバイらしいぜざまぁwww」みたな気持ちにもならない(そういうのを言いたくなる人も多いみたいなので一応断っておく)。

UUUMが悪いとかいう話もあまり関心はない。

俺は単に、チャンネルから個性が失われて行ってるのをみて、なんか寂しいなぁと思うだけ。

 

「知る人ぞ知る、ネット上の有名人」みたいな人が、無償または小遣い稼ぎ程度でネットに上げているコンテンツに魅了されるという経験は、90年代の終りからずっとあった。

昔(YouTubeとか出てくるよりも前)はネット上のコンテンツ広告収益が流れる仕組みとかあまりなかったから、長続きするわけでもすごく有名になるわけでもなく、しばらくすると忘れられるって感じだった。それが最近は、カネが流れる仕組みが確立されてきた結果だと思うけど、忘れられるというよりは「ある程度以上有名になって、みんな同じことをやるようになる」というパターンになったんだなと実感した。

 

俺が初めて「YouTube有名人」みたいな人がけっこういることを知ったのは2012年ぐらいかなと思う。あまり正確に覚えてないけど、遅いほうだろうな。それまではYouTubeってもっとカオス場所だと思ってたんだけど、企業有名人チャンネル以外にも「みんなが見てる有名なチャンネル」ってのがあるのを知って、へぇ〜と思った。

その頃俺が面白いなと思って見てた動画も、結局は「デジカメとかパソコン商品レビュー」が多くて(上に挙げた人たち以外では、例えばジェットダイスケとか秋葉仁とかな)、これもまぁ、海外の人気YouTuberたちが確立した「手軽に稼げる、パターン化したコンテンツ」ではあったんだけど、それでも今よりは面白かったんだよね。

瀬戸とかKazuとかも、昔の動画はけっこうガジェオタっぽくて良かったんだよ。それが「商品レビュー」というお手軽パターン化の一種であったとしても、ある程度のヲタ臭があることがギリギリ面白さを支えていた。

それがマイクラ実況とかやりだすとね、なんかもう、「いやお前らべつにそれそんなに興味ないっしょ?」感がハンパない

スプラトゥーン実況とか流されても「お前らぜんぜん上手くねーし」って感じで、存在意義がない。

 

ちなみにHIKAKINは、俺がその存在を知った頃にはすでに小学生向けの今の路線だったので、最初から面白いと思ったことがなく、変化はあまりからない。

そういう意味では、なんだかんだでHIKAKINが「手軽に稼げる、パターン化した動画」の日本におけるパイオニアで、他のYouTuber追随したって感じなのかな?でもHIKAKINだってもともとは、ヒューマンビートボックス動画で有名になった人だよね。それらいつのまにやら、お菓子を食べた感想とかゲームプレイ映像で食う人になってるわけだ。

あ、そういえばビートボックスで思い出したけど、HIKAKINと違ってビートボックス動画を一途に継続していて好感を持っていたdaichiも、いつの間にかゲーム実況チャンネルを開設して、マイクラとスプラの実況やってたわ。なんなんだよほんとに・・・

 

とにかく最近YouTuber活動をみてると、「ヲタヲタじゃなくなっていく」過程しかなく、それって「好きなことで生きていく」とは真逆なのではないのかと。

ありがちなことだと分かってはいるけど、寂しいなと。

 

 

以下追記。

ブコメの論評がけっこう面白いので、みなさんあわせて読んでみてね。「文句あるなら見るな」みたいな不毛コメはなく、みんなけっこうネット上の草の根コンテンツを愛しているんだなということが分かってよかった。

http://b.hatena.ne.jp/entry/anond.hatelabo.jp/20160410104626

 

 

ニコ生みればいいじゃん

http://b.hatena.ne.jp/entry/284732020/comment/algot

 

それ真理。

 

 

固有名詞全然からない。そんなにみんなyoutuber見てんのか。

http://b.hatena.ne.jp/entry/284732020/comment/aoi_tomoyuki

 

実際そんなにみてないと思う。俺は社会人だけど、ビジネスマンYouTuber名前出して分かる人ってほとんどいないわ。

渋谷看板出したりテレビCMもやったりしてる割には、「YouTuber」という人種世間一般にはまだ知られておらず、そういう意味では「知る人ぞ知るネット上の有名人」みたいな位置づけは変わってないとも言える。

ただ、UUUM所属YouTuber典型だけど、ここ2年ぐらいで急激にチャンネル登録者数が伸びてはいるね。あと、ゲーム実況者に関しては、小学生はけっこう知ってたりするな。子供はけっこう、親のスマホをいじったりニンテンドー3DSとかWii UとかでYouTubeみてるので。

 

 

テキストサイト管理人ライターになれた時代があったように、ああいうのって先にパイ占有できた人たちの早い者勝ちなところあるよな。

http://b.hatena.ne.jp/entry/284732020/comment/natu3kan

先行者利益で食える一部の層がいるにすぎないからなぁ。そういう意味では最初に飛び込んだ人らは動画作成趣味みたいな人々だったのだろうから好きな事で生きていくってのはあながち間違いではなさそう。

http://b.hatena.ne.jp/entry/284732020/comment/kirifuu

 

早い段階からやってたってこと自体は、凄いことだと思う。

俺の印象では、2010年以前のYouTubeって、テレビなどの著作物の無断アップロード動画を探すとき典型だけど、話題検索してひっかかった動画をみていくってのが基本だったと思うんだよね。そういう時代から自分が登場する企画動画(昔は「ビデオブログ」なんていい方もされてた)を定期的に撮り続けて自分チャンネルを育て、登録者を増やしてきたのは立派なことだと思う。

あと、成長したチャンネルをみてて一様に言えるのは、とにかく継続力が凄いってこと。毎日とか週に数本アップし続けるのって、やっぱ大変だと思うんだけど、それがないと登録者数は伸びない。

 

 

テレビが辿った道そのままなんだな。深夜で尖ったことして人気出てゴールデンでつまらなくなるアレ。

http://b.hatena.ne.jp/entry/284732020/comment/htnmiki

 

まさにそれ。

 

 

瀬戸弘司は「動画撮って編集してみんなに見てもらうこと」が好きな人だと思うので、ゲーム実況も分かるかな。Kazuは視聴回数が上がりそうなことを試行錯誤してるんだろう。

http://b.hatena.ne.jp/entry/284732020/comment/Desperado

 

瀬戸編集はすごいよね。あれがあるから、まだ職人芸的な見どころを感じる。

ゲーム実況disるようなことを書いたけど、瀬戸マイクラ実況は演出がきいてて(劇団員だしな)、面白い部類であると認めざるをえない。子供がよく見てるから俺もたまにみてる。

 

 

セイキンだけは時々見てしまう。生存確認のために。

http://b.hatena.ne.jp/entry/284732020/comment/kasanova10

 

ワロタwしかセイキンもいまやチャンネル登録者160万人だぜ。

バイリンガールがあのクオリティ登録者50万人しかおらず、セイキンはあのクオリティで160万人もいる。これが今のYouTubeだ。

 

>PDRさんを見なさいPDRさんはシバターみたいに毒舌だけじゃないし編集凝ってるし一人コント面白い英語勉強にもなるしイケメンだし面白いアンチuuumからみんなPDRさんを見なさいPDRさんを見なさい(洗脳

http://b.hatena.ne.jp/entry/anond.hatelabo.jp/20160410104626

 

PDRさんはPDSとも違って、クオリティにこだわりあるし、時流に媚びない姿勢がよい。

しかしなんというか、ネタがあまり個人的に興味ない感じのが多いから、頻繁にチェックはしてないな。

去年ぐらいにあった、「バイリンガールが教えてくれない英語」みたいなタイトルでFuck!の言い方を何通りも紹介してたやつとかは、10回ぐらい再生した。

 

 

>この人はyoutuberが好きなんだな

http://b.hatena.ne.jp/entry/anond.hatelabo.jp/20160410104626

 

ええ、好きですね。

 

 

youtuberさん は好きなことで生きて行ってないかもしれないけど エンジニアさんは好きなことで生きていけてる人が多い印象

http://b.hatena.ne.jp/entry/284732020/comment/kuxumarin

 

悪いがそれは幻想だ。

2016-03-30

最近オタクとして生きるのがつらい

いや、金がないとか暇がないとかモテないとか、そういうことじゃなくて。

女子高生痴漢絵師とか、女子中学生監禁学生とか、ああいイカれた犯罪者がたまに出現しちゃうのは防ぎようがないことだとは思うんだけど、連中を持て囃したりネタとして消費したり犯罪者擁護したりするオタクがかなりの数出現してきていてつらい。もちろん一般人男性にもかなりそういう連中はいるだろうからオタクだけ取り出してそう言われるのは心外だと言えるかもしれない。でもネット上で目立ってるのは、明らかにオタク二次加害者だよね。二次元三次元関係ないとか、架空児童より実在児童人権をとか、そういう旗印がどんどん汚れていくのが見えるのがそれらを未だに掲げ続けようと思っている人間にとってはつらすぎる。

昔は楽しく観れていた小説アニメ漫画を見直すとたまに地雷にぶち当たってつらい。『涼宮ハルヒの憂鬱』のどぎついセクハラは流石に読んでた当時でもドン引きできたけど、『A君(17)の戦争』や『桐原家の人々』といったコミカル作品に充満するホモフォビア、女に家事労働押し付け男が世界危機と戦う『サマーウォーズ』、同性愛者の尊厳を高らかに謳いあげるその手で異性装者をオモチャにする『ささめきこと』、『銀河英雄伝説』のひどさはもはや説明するまでもないし(あれだけの未来理念的には民主制のはずで女性大勢従軍している設定の同盟内閣にひとりかふたりしかいない女性政治家に男ばかりの軍首脳部に妻に家事をさせてのうのうとしている退役元帥サマ)、それになんといっても『おおきく振りかぶって』の女子マネと女性蔑視特に花井梓くん! かなりひどいよ君!)と「部活動」という枠組みでの児童虐待保護者の動員というロイヤルストレートフラッシュ感あふれる組み合わせ、これらが全部スルーされるか美談として話を盛り上げるネタになってるのがつらいし何よりめちゃくちゃおもしろくて今でも好きな作品なのがつらい。桐青戦とか何度見ても胸が熱くなる。つらい。

オタク社会蔓延差別存在がつらい。「腐女子」にばかり「自重」が求められ男性向けはそんなルールを気にせずのびのびと楽しめているという非対称がつらい。同じオタク仲間のはずなのに腐女子を叩く男オタク存在がつらい。男ばかりがメインキャラで出てきて色々絡む作品に向けられる同性愛差別発言の数々と、何よりそういう作品をこれまでなんとなく避けてきて嫌悪感を持ってきた自分の中のホモフォビアに気づいてしまうのがつらい。女性蔑視発言を垂れ流すオタク一定数いるのがつらい。オタクの中に根付いてしまった外国へのステレオタイプ差別感情がつらい。フルメタアナザーで「うるせえ便衣兵!」ってセリフが出てきたときは本当に残念だった。好きな作家さんのtwitterなんて知りたくなかったと思ったことは一度や二度ではない。男性同性愛者向けAVを「ネタ」として使って出演者名前を出して遊びまくる文化がつらい。

差別ではないけど残念な言動をするオタクが多いのもつらい。政治傾向は人それぞれで、別に自民党支持者だろうが共産党支持者だろうが公明党支持者だろうがそこに文句を言う気はないけれど、敵対する陣営レッテル張りをして大きな主語批判して炎上芸してる人がオタク代表面してることがあって見ていて残念すぎるし同じ口で“オタク差別”を糾弾してたりするのほんと勘弁してほしい。アニメ聖地巡礼流行る以前からその周辺ではトップクラス観光地だった場所をつかまえて俺らのおかげで繁栄してるんだぜ的なドヤ顔する連中がいるのがつらい。自分の好きな作品ジャンル絶対視して他の作品ジャンルを無根拠蔑視する人、自分のかつての姿と重なって色々な意味でつらい(筋道立てて作品どうしを比較することが悪いと言っているのではない、念のため)。やめろ。やめてくれ。「最近ファンタジー」を殴るために『十二国記』を持ち出すな。

でまあこれらを「最近つらい」とか言っちゃえるのも俺が「普通ヘテロ男性オタク」だからで、女性オタクとか男性でも性的あるいは民族的マイノリティに属するオタクとかはこういう理不尽にずっとずっと僕らが呑気にしてるあいだにも耐えていたんだろうなって思うとほんと自分の鈍感さがつらい。本気で怒っている人を見るまで「ラノベ」を小馬鹿にした感じで語ってもいいものだと思っていた自分の醜さがつらい。そしてなによりも、油断しているとここまで批判してきたような認識がぽろっと口をついて出そうになるし咄嗟に「どこが悪いの?」とか思っちゃいそうだし実際ちょっと思ったりしてる自分感覚麻痺っぷりが、一番つらい。

オタクであることは恥じるべきことじゃないし、オタクコンテンツは素晴らしい。でもオタクの一部は、オタクコンテンツの一部は明らかにクソだし、そのクソさは切り離してはいさようならできるものじゃなくてグラデーションになって存在していて、多くのオタクは多かれ少なかれそのクソさに染まってる。全身か指先だけかの違いはあれど。もちろんそれはオタクだけの責任じゃない。オタクは同時に社会に生きる人間でもあって、このクソな社会には既に性差別インプットされている。けれど少なくとも、そのインプットされた性差別を増幅してきたのは、オタク自身責任だよね。

自浄作用? オタクあいだに序列なんてない。ネットでクソなオタクをブッ叩くことはできるけどそこに強制力はないし自浄作用は期待できない。そして、自浄作用がないなら、論理的帰結として何らかの公的強制力でもって規制されるほかなくなってしまう。ああそうか、やっと気づいた、腐女子のやってた意味不明で抑圧的な自主規制ルールってコミュニティ防衛のためだったんだな。アンチスパイラルから螺旋族を守ってた螺旋王だったんだな。それにやっと気づいたときにはもう遅くて、10万人の宮崎勤が地上に満ちてアンチスパイラルに色々蹂躙されることになるんだな。俺は嫌だ。犯罪者扱いされずにコミックLOを読みたい。別に俺は『ろりともだち』の内容を実現しようとも羨ましいことだとも思ってない。俺たちの欲望を放っておいてくれればそれでいいんだ。ああでもなんで、お前らはそんな規制を呼びこむようなことを言うんだい。

ネットなんて見ないで作品だけ見ていれば、このつらさも少しは減るかもしれない。でもネットで得られるものは大きい。新しいカップリングの可能性。作品を愛好しながらそれを冷徹眼差し批評する視座。楽しい同好の士との会話。まだ知らなかった作品情報。そしてなによりも、素晴らしい二次創作。どれもネットから得られる果実だ。それがないとオタクはやっていられない。けれど果実の横には常に、横たわるクソの山がある。

そういうものばっかり見てるからそういうものばっかり見えるんじゃないかって? 確かにその通りだ。見ないようにすれば見ないでいることもできただろうし、実際そうやって過ごしてる人もいる。でもここは地獄インターネット。見えてしまう。目に、入ってきてしまう。みんなどうやってやり過ごしてるんだ。教えてくれ。多分今一番求められているのはそのライフハックだ。俺がいくらつらくなったって世の中のクソさは変わらない。それともみんなこんなつらさを押し殺して日常ツイートしてるのか。ブコメ大喜利してるのか。にゃーんとか言ってるのか。

オタクじゃなければ、別にそれでもよかった。うわーオタクキモいなー、で済ませられるからあいつらには関わらんどこ、ちゃんちゃん、でおしまい何が悪いの? みんな「マスゴミ」や「ヤンキー」に対してはそうしてるじゃん! でも残念ながら、俺はオタクだ。オタクの不始末も、それによって落ちるオタクの評判も、他人事じゃない。それが根拠のない迫害ならまだよかった。俺たちは被害者だと、迫害してくる奴らは敵だ、いずれ革命を起こしてひっくり返してやると、そう思えたから。でも、性犯罪擁護差別他者への攻撃、これって全部身から出た錆じゃないか。こんな状況で一方的被害者面なんてできるわけない。俺はそんなことやってないのに。そう思う。でも一方で、自分アイデンティティはそっち側に置かれてしまっていて、叩かれるのがたとえ自分所為じゃなくても自分やらかしたことのように思えてこたえるんだ。

から最近オタクとして生きるのがつらい。

2016-03-29

http://kanasoku.info/articles/82480.html

http://kanasoku.info/articles/82480.html自己責任論一色のコメントむちゃくちゃ腹が立ったので向こうの掲示板に書こうとしたら不適切ワードで弾かれたのでこっちに書く。

受験前の1,2年間夫婦不和問題絶頂の家で過ごした俺は最後の8ヶ月で学年トップクラス(まあ5位以内、県内模試なら8千人中200位前後から順位が二桁中盤まで転がり落ちて、無事別居・引越ランク落とした高校にはTOP3で入ったが、おとなしかった弟はヤンキー化。中学卒業ごろには族の勧誘が強くて入れられそうになってたぐらい。

俺も無事卒業までにはケツから3位。予備校はおろか参考書も買えない、先生の質も低くひたすら板書と暗記しろというクソ授業。聞けども聞けども解説しない。反抗的とすらレッテルを貼られる。

ちなみに俺はノート一切取らずに90点代をキープしてたタイプ。良い授業ならその授業だけで大体頭に入るタイプ

あー点数で思い出した。満点のハズのテストに限って1 が 7 に見えるとか7がクに見えるとか5が"ち”に見えるとかい理由で何回100点を取らせて貰えなかったとか。あれでもう学校教育先生絶望したね。あー正解しても意味ねーんだ、頑張って考えて正解出しても意味ねーんだだっていう。

それにたまに学年トップ取ると先生悪態ついてくるんだぞ?ノートも取らない不真面目な奴がトップ取ったら、他の真面目な奴(必死に板書写して授業聞いてないけど予備校通ってる馬鹿ども)が順位とれなくて可哀想だろ?と。授業聞いて努力して点取れねぇ方が馬鹿だっつの。それ以来卒業まで赤点ギリギリしか取らないようにして過ごしてた。

別居先の借家には自分の部屋はないしエアコンもない、弟の先輩ヤンキーが家のなかをうろつく。別居先の近所は族のたまり場と県内No2ヤクザ屋敷の近くで発砲事件東京キー局TVニュース報道されるほどで、碌に眠れない。

担任にはおまえは絶対大学進学はおろか就職絶対出来ないぞ!と脅されて学校サボって適当私立受けて合格した報告した時のツラと言って見たらww

お前の数学教師のクセに公式公理の暗記ばかりで証明過程、応用すっ飛ばし杉なんだよ。だからお前の授業は聞いてなかったんだよ。教科書見れば書いておあるレベルから意味ねーんだよ。

んでそんな環境を作った愛のない両親を見て10代のうちに結婚なんかするかと決めて30年。俺の誓いは果たした。ざまあみろクソ親ども。俺は長男だがお前らはかってに一人で死ね。俺ら兄弟人生をぶっ壊した責任をとれ。

話がずれた。おまえらこの環境中学高校と過ごして国公立宮廷クラスいける勉強精神モラルが育つと思ってるのか?

俺の実話だぞ。おれも孤独死するだろうがな。こんな人生だったから未だになんで結婚して家庭持ちたいと思うのかが全く分からん

あと、正直言うと弟の方が俺より不幸だったと思う。学力発揮する前にグレざるを得なかったからな。地頭は悪くないんだ。ただ環境価値観をひねくれさせてしまった。

俺は大学進学とともに家を離れてしまって弟をサポートできなかったからな。少しは罪悪感を持っている。

2016-03-26

数年ぶりにエロ本を拾った話

時間は昼の14時頃,雲のほとんど見られない快晴青空の下,立ち並ぶアパートゴミ収集場所として機能しているであろうラックの一番上,天板部に僕は「それ」を見つけた。

僕は上背がある方だが,そんな僕の鎖骨くらいでやや高いラックなので,普段であればさして気に留めないようなスペースだ。

そのラックの前を通り過ぎるとき,視界の端が「何か」を捉えた。

1秒もないような時間の中で情報として飛び込んできたのは,XJAPANのギタリストだった故人HIDE氏を思わせるビビッドなイエローホットピンク,そして巨乳ロリという文字,いや,記号だった。

ここで文字でなく記号であると改めたのには理由がある。

それは,頭が状況を処理しきれていなかったかである

嘘偽りなく,横を通り過ぎたその瞬間には僕は「それ」が何かを認識できていなかった。

から,強烈な配色も,そこに書いてあった文字も,果てはそれが本であったかすらきちんとわかっていたかは定かでない。

ただ「何か」があるということを僕の本能が感じ取ったことは真実であり,しかして10メートルほど歩いて脳内の処理が終わった僕は足を止めた。

頭の中にあったのは「それ」に対するwhatではなくhowであった。

3つほど理由を挙げて自己弁護をさせていただきたい。

まず,一つ目の理由であるが,稀有シチュエーションであることそれ自体が僕を高揚させた。

今はインターネット全盛の時代である

助平なコンテンツ摂取せんと思えば電子の海にROCKET DIVEして有料なり無料なりのものを存分に堪能し,己が欲望が具象化した白い恋人限界破裂させれば良いのだ。

そんな時代に,「その種の本が落ちている」という場面に遭遇することの衝撃を考えてみてほしい。

さながらポケベルを使って連絡を取る人とすれ違ったような感覚である

どこかノスタルジー喚起するような出会いに僕の心は震えた。

媒体が本であるということも僕を魅了してやまなかった。

既に述べたようにデジタル時代を迎えているわけだから,この領域で最も勢いのある表示形式動画であると言っても過言ではないだろう。

そうした世相において本に出会うという現実は,既に非日常である今この瞬間を一層特別ものにした。

しかに動きや息づかいを知覚できる動画は簡単に臨場感や興奮を与えてくれるだろう。

しかし,静止画からこそ得られる視聴覚を超えた別次元感覚シックスセンスイマジネーションと呼ばれるような扉の向こう側の感覚は,男をイージートゥワッチ・イージードゥダンスな易きに流れた存在から,一皮剥けた存在へと押し上げてくれるはずなのである

そう,「あれ」には可能性がある。

歴史を振り返ればいつだって流行は最新技術アナログものとが行ったり来たりしているように,動画ではなく,パソコンの画面でもない,本との出会いはかつて読書家だった幼いころの僕を,今も電子書籍にはどこか馴染めないでいる幼い頃の僕の名残を呼び覚ましてしまった。

これらの理由から,僕は今臨んでいるこのあまりにもアナログで古き良き光景に魅せられきっていて,趣さえ感じている。

これが一つ目の理由である

二つ目理由,それは僕がオナ禁26日目だということだ。

極力性的ものを近づけないようにと努めてきたが,作用には必ず反作用があるもので,そう,有り体に言えばムラムラしていた。

三つ目の理由はそう,春の日差しが心地よかった,ただそれだけである

とにかく,僕の頭は落ちていたブツが何かを理解すると同時に,どのようにミッションを達成するかに切り替わっていた。

とりあえずということで一度地図アプリなりなんなりで調べものをしている風を装って後退し,目標物が本当に僕の認識したとおりのものであったのかを再確認する。

横を通り過ぎがてら目視し,間違いなく想像通りのもの,それも2冊あることを確認して一度道を大きく引き返す。

近くの個人商店少年ジャンプフライングゲットできるのでまずは購入,もちろん手提げ袋をお願いして,だ。

今日の鞄は最低限のものしか入らない小ぶりのもの,したがってターゲット収納することは能わない。

もしジャンプを買うことでもらえるビニール袋が十分に大きければ収納は可能であり,小さくともジャンプを買うことができるということで,最初作戦はローリスクハイリターンだ。

結果として袋が小さく作戦は失敗に終わったが,回収のチャンスが人目のないほんの一瞬であることを考えるとすぐに次の作戦に移る必要があるだろう。

春の日差しと回転する頭が僕の身体をヒートアップさせる。

わず上着を脱いだところで,これだ,という閃きが訪れた。

上着の中に包み込んでしまうのだ。

今日着ていたのは薄手ではあるがダウンなので内容物の輪郭カモフラージュやすい,古典的ではあるもの効果的な方法だと言える。

これで準備は整った。

あとは人通りのなくなった瞬間を見計らって,計画を実行に移すだけである

ドクン,ドクン,と胸が高鳴った。

かつて多くの漢たちが同じ死線をときにくぐり抜け,ときに散っていったのだろう。

昂る感情とは裏腹に,頭の中は静かにフル回転し,スパイエージェントのような気分になる。

最高に,スリリングだ。

かくして雷光の如き手さばきで勝負を制した僕は,興奮冷めやらぬままにしばし歩いた。

アドレナリンが大量に出ているのを感じる。

周囲の音や普段目につかないものがよく見える,今,間違いなく僕の脳は活性化しているのだと断言できる。

さぁ青少年よ,エロ本を拾おう。

中身がどうという話ではない,「道端のエロ本を拾う」という体験を楽しむのだ。

心臓は早鐘を打ち,頭は冴えわたり,いろいろな感情が弾ける。

法の範囲内で得られるスリル快感の中でもトップクラスだ。

よもや20代中盤にもなりこのようなイベントでここまでテンションが上がるとは思ってもみなかったが,「エロ本を拾う」という事象は男を童心に返し,心身ともに研ぎ澄ませ,スリル提供してくれ,そして獲物はどんなものだったろうと心を躍らせる,そんな狩猟本能を呼び覚ますはたらきがあるのかもしれない。

ひとしきり歩いて人目を忍べる場所を見つけてから,ついに報酬とご対面である

上着の包みを丁寧に開き,逸る気持ちを制しながら手に取ったその本。

なんと,2冊ともダイジェストDVDがついているタイプの本であった。

趣とは何だったのだろうか。

やけにハッキリと聞こえるウグイスの鳴き声を聞きながら,僕は家路についてオナ禁日数をまた1日増やすのであった。

2016-03-23

ウルフ・オブ・ウォールストリートWow)見たら、うつがこじれたわ〜

まりにもお下劣すぎてGoogle AdSenseでは語れないからしょうがかなく増田に書くで。

昨晩、時間ができたかWowを見たんだけど…何やあれ?

なんというか、酷いヤリサ文化

恋愛工学の人と同じく、(社会的ではなく)金銭的に成功しちゃったやつが当たり前のようにゲスイことして人を見下して、女をおもちゃのようにセックスして、最後に女にしっぺ返しされるという…成金が好きそうな(というか、成金薄っぺら人生ありがちな描写)をヒーロイズム出しながら書いちゃった映画

アメリカではこういうタブーゲスく笑い飛ばすジャンルを「ブラックコメディ」として市民権を得てるようだけど…日本人から見ると、もう悪趣味一言

一応、「ウォール街」とタイトルにあるぐらいだから経済映画っぽく見えるかもしれないけど…いやいや、Z級セックス映画ですよ。

映画の大多数がセックス描写と、乳首丸出しの女。

セックス描写どころか、フェラ描写とか、薬物吸引描写だけで何回あったことやら…。(清原ギロッポンライフ再現かよ。死にたいぐらいに憧れた東京バカヤローってか?灰皿テキーラますぞ!コンチクショーめ!!)

セックスに関する映画でもなく、あくまで女をオナホ扱いする映画からセックス描写薄っぺらい。

しかも、アメリカ人全裸から少女趣味日本人から見ると馬ヅラすぎるわ、体がスレンダーすぎるわで…抜けない。

抜けないどころか、ゲスすぎて映画見てる間は立ちもしなかった。

下手な乱交AVや、総集編AVよりも全裸が一杯出てきたし、セックスシーンも山のように出てきたけど、不感症を疑うレベルに俺のアソコが反応しなかった。

いや、映像としてのインパクトはすごいんだよ?邦画とかドラマならもう30年間あんな風に乳首出してない。(しかも、大半をセックス描写にするような映画は出てこない)

しかもだ!80年代映画に出てくる女の人の裸って、「脱ぐための体」じゃないから映像としてのエロさは弱いんだよな。

現在AVのそれと比べたら、貧相でゴツゴツしてて、乳首の形・色・尖り具合もなんかこう…美しくはないんだよ。

からWowは「ストーリーがある映画」の中では僕が見た中でもトップクラスポルノ的なインパクトが強い。

そこがすげー迷惑で、いつもオナニーオカズにしている、脳内嫁の妄想に割って入ったりするから、すげー不愉快で、深夜に二次エロ本をひっぱりだしてきて、自分の好きなセックスシーンが焼き付くまで読んでから寝た。

Wowに出てくるようなスレンダーじゃなくて…極端に痩せてる(「大人の」幼児体型)か、巨乳巨尻がキッチリしてる体が好きでそういうエロ本をきっちり読んで寝た。乳首は大きめ派。

何百人の大衆の前ですっぽんぽんになる女の子じゃなくて、泣きそうになりながらプレイとしてしょうがなくバイブつけて歩いたり、隠れてエッチしてる状況を見られそうになった状況に嫌がりながらグッチョリしたり、その気になかったのになし崩しで…みたいな「背徳感ありあり」なのが好きなんだよ。

ジャパニーズHENTAIとは、「性は隠すもの」という日本的禁欲主義・建前と本音文化・そこに過剰なまでにきっちりと順応することを自らに課しつつ期待値も感じ取ってる若い女性がいてこそ成り立つんですよ!!HENTAIとは女性自律心・自戒という洋服の下にある本性を掘り起こさんとする恥・背徳感・罪悪感がエロスに絡まって生じた文化なんだよ。

その感覚を上書きして寝ないと…と思って、深夜2時にエロ本をぐるぐる読んだ。…それでも完全に拭い去ることができなかった。

恋愛工学もそうだし、Wowもそうなんだけど…ゲスいし、共感しがたい酷いものだし、仮にそういう状況になれるとしても丁重お断りしたいんだけど…抗体がないから、脳裏にこびりついて、認知感覚を歪めて行くんだよな。

そこにすごく苦しんだ。映画を見ながら内容のゲスさと救われなさに病み、1度寝る時に抜こうとした時にまた病んだ。(僕の脳内嫁の体がスレンダーだったり、劇中で種が切れた男にチンコをせがむシーンと同じ動きをした時に「昨日まで、そんなことしなかったのに」という気持ちになった。彼女にこっそり自分エロ本見られて、合わせられて「らめぇ〜」とか言われちゃうぐらいらめぇ〜ですよ)

口をそろえて映画を見た人が言うのは「ディカプリオの演技が、神がかかってる」という話をする。

ヤク中同士がろれつの回らないまま会話をするシーンからゲスすぎて僕を病ませるほどのキャラ(役)作りはみごとだった。

だけど、そのことが僕を病ませた。

そして、トドメは「いくらなんでもやり過ぎだよね?」と思ってたこの映画がなんと、実話を元にしてる(ヤク中から暴君ぶりから犯罪からだいたい実話)だと知って愕然とした。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%83%A7%E3%83%BC%E3%83%80%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%95%E3%82%A9%E3%83%BC%E3%83%88




あー、酷いもの見た。

2016-03-20

物事の上達が遅く不器用な人

僕は不器用で上達が遅くていつも劣等感に浸り死にたくなるんだけど

安易不器用タイプトップを取れる!とか温くて気休めな記事を見るとぶっとばしたくなります

こういうのは努力は必ず報われる的な成功者理由付け的なものを感じる。

大前提にまず人の能力は同じ努力で同じだけ伸びるもんじゃない。これはもうある程度人生経験すりゃわかることだとは思う。

(というかむしろ同じ努力で同じだけ伸びるっていう風潮どっから来たんだろうか・・・

分野にもよるが、確かに不器用タイプトップクラスになることはあるけども、それは不器用のなかの選ばれしもののごくごく一部なわけで、さらトップクラスの中でもごく一部でしょう。

どんな分野でも飛びぬけた才能な人、飛び抜けてダメタイプだけでなく、ほどほどに器用なタイプちょっと向いてなさそうで中々ダメだなぁこいつはってなタイプがいるよね。

不器用人の壁

多分普通の人以上に不器用タイプをチェックして観察し続けてるとは思うけど、上達が伸びないままか諦めるかがほぼほぼ7割8割ほど。

上級者になれるタイプはある種の性格的適正がないと上手くいかなぁとつくづく思う。

不器用な人は普通の人よりもいくつかの精神的壁があって継続邪魔をするし、

物事がその物事従事している中で時間をかけて人並みになったところで自分自信に信用をなくしているわけ

だいたい以下にあるような精神的な壁だと思う


1.下手であることの劣等感の壁

2.他の人に比べた上達感のなさの壁

3.上記二つから来る自尊心の低下の壁

4.上記三つによる自己効力感低下の壁


これらを無視出来る鋼のメンタル(ある種別の才能)を持ちつつ冷静にダメなところを直し上達させられるタイプじゃないと

不器用マントップクラスになれないんだと思うのよ。

耐えられるタイプ性格特性

ある種性格特性というか、感情に鈍感なタイプで、傍から見ているとなんか抜けてる楽観的な人間だったり

うその結果であっけらかんとしてるようなぁみたいなタイプで。

それがどんなタイプか調べてたら

参考になりそうな不器用マンのためのページを見つけたので参照にしていただきたい。

http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail02_3486_all.html

“折れない心”の育て方 ~「レジリエンス」を知っていますか?~

ここで面白いのが以下記述


"20分ほどで諦めてしまう、心が折れやすい人たち。

共通した特徴が見いだされました。

男性

「うわ~っ!」

その1つが、感情の起伏が激しい事です。

小玉教授が注目した20代の男性です。"


感情の起伏が激しいタイプは長続きしないっという

やはりあっけらかんと感情の起伏自体がないタイプが長続きしているなぁという勝手な僕のイメージと一致してました。

そんなわけで性格特性不器用タイプで上手く活かせるためには必要なのかなと。

不器用じゃなくてもやはり必要だとは思うけどね。不器用タイプ特に

リンクしたPを実践すれば心が折れにくくなるかどうかは果たしてからないが、

このような性格特性はある種の別の才ともいえるでしょ。

諦める必要

よく言われるのが、才能がある、ないを言えるのは本当に努力した人だけだ。

とか言うけど、正直これ害悪だと思う。

仕事にもいるでしょ。ダメな奴ははじめからダメだし、使えるやつははじめの方から使える。

※稀にぱっとしなかった人がめきめきと上達して頭角を表す場合もあるけど

パッとしなかっただけで、本当に問題児のようにダメタイプではなかったことが多いかな。

個人的経験申し訳ないが、

音楽作曲をやっていたがコレは自分にはセンスがあった。はじめて直ぐに褒められたし、2年もやってればお金ももらえる仕事も入れた。

まわりが上げるもんだから今までの自分人生ではあまり信じられず、2ch投稿したら、2chですら褒められた。

自分人生でこんなにも簡単に結果が出るものがあるのかと思ったくらいだ。

一方ここ3年くらい自分アジ釣りが本当に好きだが正直センスがない。

はじめて3ヶ月してわかってたことだが、なんか周りよりも釣れてないと気がつく。

釣りに行く回数、読む雑誌、調べる時間なんかもトップクラスだが、3年目にした今も未だ友人のなかじゃぁいつも釣れてない。

友人がはじめて2回目で専門に狙ってる俺よりもアジつった数をゆうに超えたときなんかをもうメンタルが持たなかった。

好きという原動力はあるが、正直センスの無さを超えられるかはまさに神のみぞ知る状態だ。

やっていて後悔はないが、自分なら練習すればイケるっていう期待は早めに捨てればよかったという悔いはあった。

なぜならやればやるほど自尊心が削られていくのがわかるから

このようにはじめて3ヶ月もすれば大体向き不向きってのがわかってくるものだともうんだよね。(少なくともその環境下においては)

向かないタイプを使えるようにするには環境を整える必要時間をかける必要もあるので、つまりが労力もコスト精神的にも負荷がかかるんだよな。

からはじめて向かないなって思う時はとっとと諦めてもいいと思う。

じゃないと他の分野で努力するために必要自尊心や楽観性というものが損なわれますよといいたい。

あなたが輝ける場所はそこ以外にもあるかもしれないしね。

自分不器用さを痛感することがあり今ここに書きなぐりました。

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