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2024-09-07

小学生の頃に遭った痴漢(仮)について

タイトルの通り、小学生時代に遭った痴漢やそれに類することについてと、書き出してみて思ったこと。

1回目 飲食店にて

初めての痴漢(仮)は、小学校低学年の頃だった。

当時の私はピアノを習っていて、発表会に祖母と母が来てくれた。おろしたてのワンピースフリルのついたソックス、少しだけかかとの高いよそゆきの靴、いつもより豪華に結ってもらった髪にはリボンかわいい格好ができて嬉しかったのを覚えている。

発表会は市民ホールを貸しきって、昼すぎまでかかっていたと思う。早起きしたぶんお腹はペコペコで、遅めの昼食は近くて回転率がよくすぐに食べられるお蕎麦屋さんを選んだ。

昼すぎでも土日だったからか、お客さんが並んでいた。回転率のよさは知っているので、並ぶのは苦にならない。眠気も出てきていささかぼんやりしつつ、だらだらと前に並ぶ人へ続く。

すると突然、ぐいっと左手を掴まれた。反射的にそちらを見上げると、知らないおじさんが私の手をとり握手するみたいにぎゅむぎゅむ握っている。とても、とても驚いた。けれど声は出なかったし、ぴくりとも動けなかった。知らないおじさんは「可愛かったからつい」と言って、手を離して店を出て行った。

母たちは「びっくりしたねぇ」などと何だか和やかに言っていたが、私はほんとうに驚いて、つまりショックで、その後どうしたか覚えていない。もちろんかなり古い記憶なので、単純に時間経過によって忘れてしまっただけかもしれないけれど。


ほんとうに驚いたとき人間悲鳴も上げられないしすぐに逃げもできないのだな、と何だか絶望に近い気持ちになったことは覚えている。アニメドラマ刑事ドラマが好きでよく観ていた)のようにはできないのだ、と。

かわいい」は褒め言葉のはずなのに、なにも嬉しくなかった。なんとも言えないモヤモヤが澱のように腹の底に溜まった。

プライベートゾーンを触られたわけでもなく、何なら一緒にいた親族問題視したふうでもなく、法的に痴漢には分類されない体験。今でも一般的になんと分類するものか分からないままだ。それでも私の中でだけは、初めて遭った痴漢として記憶している。

2回目 通学路にて

小学校中学年の夏。

私の地元田舎で、徒歩通学だった。当時はとにかく読書が好きで、通学中は図書室で借りた本を読みながら歩くのがほとんどだった。二宮金次郎みたいに。

学校帰り、季節もあってまだまだ明るい中、いつも通り本を読みながら一人でひたすら歩く。毎日毎日そうしているから慣れたものだった。

車が1台ぎりぎり通れるくらいの、田んぼと畑と農家然とした少し古めの民家ばかりの道で、ふいに後ろから声をかけられた。自転車に乗った男子学生だった。中学生か高校生か、とにかく同じ小学生でないことしかからなかった。親や学校先生以外で年上と話す機会もそうなかったし。

喉が乾いたので飲み物を分けてもらえないか、と言われた。夏なので肩に水筒をぶら下げていたのだ。大人なのに変なの、とは思いつつ、水筒のコップ代わりの蓋になみなみ注いで渡した。

水筒お茶を飲むところをぼんやり眺めていたら、コップを持つ男子学生の手がぶるぶる震えていた。おそるおそる口をつける。そのさまを見て、なぜだか急に、明確におかしいと感じた。一気飲みはせず、謎に丁寧にお茶を飲んでから返されたコップ。水筒に戻しながら、どうやって帰ろうか不安になった。自宅までそんなに距離がなかったからだ。なぜかついてこられるのでは、と思った。その間も、ぽつりぽつりと男子学生からの問いかけが続く。いつもこの道を通るの、とか、何年生なの、とか。

今の私は何でそこで律儀にと思うが、その時は走って逃げるとか急に話を切り上げるとかい選択肢がなかった。失礼だと思ったからだ。誰か帰路の小学生でもいれば、知らない子でも混じって帰ったと思う。でも誰もいなかった。人っ子一人。えー…とか、うーんと…とか枕詞みたいに付けたふんわりした回答をしながら、子供なりに頭はフル回転していたはずだ。でも、打開策が思いつかなかった。

少しして、私たちがいた道沿いの民家から住人のおばさんが出てきた。知らない人だったけれど、何してるの、と声をかけてくれた。それを見て、男子学生は何も言わず自転車を走らせて去っていった。その背中が私の帰り道と同じ方向だったのを見届けて、まだ呆然としたままの私は、なんにもないです、とだけ答えた。知らないおばさんが「さっきの子は知り合い?」と言うので、首を振る。ちょっと回り道してから帰りなさいね、と言われた。私もそのつもりだった。

この体験も、お茶をくれと言われて分けただけで何もされていない。痴漢ではない。なので何と呼べばいいかからないけれど、自分の中ではその他の痴漢と同じカテゴリに分類して記憶していると思う。そういう系統の嫌な気持ちだった。

3回目 図書館にて

これも小学校中〜高学年頃。

私の両親は離婚しており、母に引き取られていた。夏休みに父のところへ泊まりに行っていたときだった。

例によって本が好きなので、県立図書館へ連れていってもらった。いっちょまえに児童書卒業していたので、見る本棚一般書架。父はAVコーナー(ネットカフェみたいに区切られたブースで各々映像資料が観られる。アダルト資料ではない)にいるというので、一人でゆっくり本棚を眺めていた。作者なんかは知らないから、タイトルや表紙のデザインを中心に何となく気になった本を探す。児童書に比べてかなり数が多いので、背表紙を眺めているだけでも楽しかった。タイトルしか読んでいないのに、いくら読んでも読み終わらなくて。

ふと、足元がぬるい感じがした。見下ろすと人が床に手をついてしゃがみ込んでいた。年齢は分からなかったけれど、男の人であることだけは分かった。

図書館の本棚上下左右ギチギチに本が詰まっている。下の段の本を見るには、学校ミクロマンとイジられていた私の体躯でもしゃがみ込まなければならなかったので、下の方が見たいんだなと思った。図書室で人気の本棚にみんなが密集するのはよくあることだ。と思ったけれど、はぁーーー、と長い息を膝に吐きかけられているのを見て、一気に過去の嫌な気持ちが呼び起こされてしまった。気付いていないふりでじりじりと距離をとり、別の本棚へ移動する。

何だったんだろう、と心臓がばくばく言うのを落ち着かせているうちに、暑いから息が上がっていただけでは?という気になってきた。そう思うと何をビビっていたんだろうと馬鹿らしくなって、また端から背表紙を読んで、読んで、時には取り出して表紙やもくじを眺めて。

じきに、また足元に違和感があった。今度は微妙にぺたぺた?ぬるぬる?する。見下ろすと先ほどの男の人がしゃがみ込んで、私の膝辺りを舐めていた。他人の舌が肌を這うことなどないし、誰か分からないし、理由も分からないし、どうすればいいかからなくて、なのに気付いていることを勘付かれてはいけないと咄嗟に思った。心臓はまたばくばく暴れて、目の前の本を適当に抜き取り「これにしよ」なんてわざとらしく声に出して、父のところへ逃げた。

この時に借りたのは『エリコ』という本だったと思う。いま調べてみると表紙が記憶と違っているけど、女の子モノクロっぽいイラストの表紙だったはず。父の家に戻ってから読んだけれど、分厚い上に当時の私には内容が難しくて、とても難儀した。話が全く分からなくなってから飛ばし飛ばし読んで、なんだか図書館での嫌な気持ちフラッシュバックするような描写を目にして、結局ギブアップした。主人公が高級娼婦らしいので、確かに当時の私には早すぎたし「猥雑と戦慄がからみあう、嗜虐と倒錯近未来バイオサスペンス引用元:BookLive)」はあんなことの後では取り合わせが最悪だった。今までの人生で読み始めたのにギブアップした本はこれと『ドグラ・マグラ』だけなので、すごく印象に残っている。

この体験一般的にも痴漢に入るのではないかと私は思うけれど、そのときの私には分からなかった。知らない人に舐められて驚いたし怖かったのに、誰にも言えなかった。一緒にいたのが母だったら、もしかしたら言えたかもしれない。正直、相手と同じ性別である父には言いづらいと感じた。自宅に戻ってからは、今度は今更だと思って母にも結局は言えなかった。

4回目 通学路にて

4度目は小学校高学年。

さすがに生きているだけでも変な目に遭うことはあるのだと理解していた。それに、そういう場面では声も出ないしパニックになって機敏に動くのは難しいことも。

私は護身術として極真空手に通うようになっていた。ビビって声が出ないし動けないなら、度胸をつければよいと思ったからだ。流派だの何だのはよく分からないままだけれど、男子に混じって毎週通った。練習体育館で行われていて、フローリングの上で拳で腕立て伏せをするのが大嫌いだった。骨が痛すぎるし、未だにフローリングでやることではないと思っている。

それから、通学路も勝手に変えた。2回目のときに使っていたのは車1台でいっぱいの道幅だったが、片側1車線ずつの道だ。さらに少し行くと複数車線の道もあるけれど、遠回りになるのでこちらばかりを通っていた。徒歩通学だしショートカットたかった。車通りはやはり少ない。

この時も学校からの帰り道だった。一人で帰っていて、道路の向かい側に停まった白い車から声をかけられた。運転席の窓を開けて、男性小学校へはどっちに行けばいいかと尋ねてくる。あっちです、と指をさすと、地図で教えてほしいと大きな紙を広げた。道路を挟んだままだと見えないので、道路を渡って運転席の窓から紙を覗きこむ。それは確かに地図だったけれど、地図と腹との隙間から陰茎が見えていた。数センチの隙間から、手で擦って見えたり隠れたりする陰部。

相変わらずショックではあったけれど、またか、という諦観もあったように思う。私はやはり気付いていないふりをした。努めて地図だけを見て、現在地も分からなくて、「地図読めないけどとにかくあっちです。ずーっとまっすぐ道なりで左側にあります。私はそこから来たんだから間違いないです」というふうな回答をした。

習い事があるからとその場を駈け出して、ないと思ったけど一応追ってきていないのを確認して、座り込んだ。心臓は毎度のようにばくばく言っていたけど、走ったから当たり前だなと思った。前よりも怖くなくなったし、毅然と振る舞えた気がするからたぶん空手効果はあった、と思いながら自宅へ帰った。今回もこのことは誰にも言えなかった。

思うこと色々

そういうわけで、私が小学生ときに遭った痴漢やそれに類するものは覚えている限り4回だ。多いのか少ないのかは分からない。

もちろん、中学生でも高校生でも大学でも大人になっても何かしらは遭った。それでも一番覚えているのがこの小学生時代。今やすれた30代だけれど、私も子供の頃はさすがに無垢だったのでショックが大きかったのだと思う。


どう気をつければいいのかというと、正直私は分からない。嫌な言い方だけれどもはや事故みたいなものから。防ぎようがないという意味で。ただただ、こういうことをする人がいなくなってくれればいいのだけど。

一つだけ。もしもこんなことがあったと言われたら、ちゃんと聞いてあげてほしいとは思う。

中学にあがってから路上で知らない人に突然キスされたことがある。グレてイキって気は強く成長した私は、黙り込んでいた小学生時代とは違ってすぐに学校に報告した。とにかく腹立たしかたからだ。分かることはすべて話した。場所とか、相手風貌とか、原チャだったとか。それらは全校放送で流れた。

おそらく親にも連絡が入ったのだと思う。その日の夜、養父(母は再婚した)にリビングへ呼びだされた。本当なのかと聞かれたので、本当だと答えると、場所地図で描けと言われた。不審に思いながら自宅から中学校への道順を描き、ここ、と丸をつけると、嘘だと言われた。こういう場合被害に遭った場所から描き始めるのが心理学的に普通だそうだ。私としては通学中に起きたのだから理にかなって描きやすい順番だったのだけど、そう言われた。心理学なんて分からないので反論もできなかった。原チャの車種はなんだとかも聞かれたけれど、私が知っている中での形や大きさで最も近い名称が「原チャ」だっただけで、詳しくは知らなかった。グレ友達2ケツで乗せてもらったやつくらいにしか認識していなかったから。養父趣味ハーレーがあったので、バイク中途半端に出したのもよくなかったのかもしれない。

そうして私の虚言であったとされ、おそらく学校へも連絡したのだと思う。保健室登校しても、教師がどこかよそよそしかった。あくまで私の感覚なので、実際のところは分からない。

ショックだった。折り合いの悪い養父であっても、もはや養父側の人間で信用していないと自分では思っていた母であっても、なぜだか報告すれば信じてくれると思い込んでいた。

初めて報告したらこうして狼少女にされてしまったので、前述のとおりその後も何度も変な人に遭ったけれど、誰にも話していない。

今でも覚えているので、やはり他の家庭、いわゆる子供(年齢は問わない)をもつ家庭では子供を信じてあげてほしいと思う。様々な要因で恒常的に嘘をつく子供がいたりするらしいのは知っているけれど、嘘でなかった場合に取り返しがつかないからだ。私のようになってしまう。独身の私が言うのもおかしいけど、子供は健やかにつべきだ。大人になったら嫌でもすれてしまうのに。

この文章は、職場男性から小学生にあがった娘の親バカノロケを聞かされてぶわっと思い出したまま書き殴った。

電車通学が珍しい地方小学生だった私でも、4回。0回の方がいいに決まっているので、こんなことがどこでもありうるから気をつけてあげてほしい、と言おうと思ったけれど、職場の人に実体験を話すのは憚られたので。初めて表に出して少しすっきりしたかもしれない。

anond:20240906115527

自分が標準、低スぺよりみたいに書いて「そんなことないよ」待ちなのがきつい

何だかんだ「自分にはこれくらいの人と釣り合う」というラインが高そうに感じるんだよな

エヌビディアは下げ止まらないけど、USスチールは謎に上げてるからやっぱり投資家何だかんだ買収が成功する、もしくは公金注入して生かすみたいな思惑なのかな

2024-09-06

海外の既婚者専用出会い系サイトだか何だかからハッカー顧客名簿盗ってばらまいたら

本当に会員なのは男ばっかで女は業者ばっかだったって話なかったっけ

日本だと女の方も普通に素人の会員がマッチングできるだけの数いる、とは思えないし

もともとお互い援交目的だったが金払わなかったとか薬物使ったとかじゃないのか

anond:20240112183640

パチンコソシャゲ何だかんだあったような

パチンコ看板とかで知らないアニメゲームキャラを知ったりとか

スマホの普及でおじさんも暇ならゲームするようになった所からコラボとかで知名度を得るみたいな

anond:20240906002107

何だかんだ出来も気になるもんな!楽しめても楽しめなくても増田に書くネタにはなるぞ!

2024-09-04

恋愛が分からない

自分婚活結婚しているから、恋愛プロセスをすっ飛ばしている。

正直、増田恋愛経験が非常に少ない。というか、恋愛を避けてきた。

増田理系IT職種のチー牛だが、昔は独り時間が好きだったし、勉強も好きで社会人大学院に通っていたし、

仕事キャリアの転換期でプライベートと両立できる自信がなかった。

 

その点、「婚活」は自分にとって、やりやすかった。ゴールが決まっている。自分が求めていたのは長く続く関係であって、結婚できる人がほしかった。

恋人がほしいわけではなかった。恋人を作って何をすればいいのか分からない。遊ぶなら友人でもいい。「SEX目的なのは人としてどうか…だし。恋愛ってそもそも何をするんだろう。

 

恋愛弱者の増田が語るのも変だが、恋愛経験豊富女性の話を聞く限り「恋愛=遊び」に見えていた。

遊びは大事だと思うよ。誰かと繋がれる(いやらしい意味ではなく)充実感は、代えがたいものだ。

しかし、高価なレストラン男性スマートにご馳走してくれたとか、海外旅行に奢りで連れて行ってもらったとか、

普段はできない金がかかる豪華な体験提供してもらったとか、何というか「生活から乖離しすぎている」恋愛に、何だか健全さを感じてしまったのだ。

男性女性リードするのはそんなものなのだろう。

しかし、そんな豪華すぎるデートなんかし続けて生活継続できると思えない。

そんな恋愛に何の意味があるのだろう。しかも、関係が続いていない。

増田が話を聞いたその女性達(数名程度で一般化はできないのだが)は、交際したものの結局別れて独身だ。

なぜ、その当時の交際相手男性はそんな極上すぎる体験しかも身の程を超えている気もする)を彼女に与えたのだろう。

増田想像は、単に「とにかくSEXしたい」気持ちだったのだろう。金をたくさんかけて。

結婚生活だと思うけど、一緒に生活する前提がないから、そんな発想で行動していないから、非日常すぎる行動をとる。

そういうのに慣れてしまった女性に対し、増田は苦手意識がある。

どう接すればいいのか分からないし、無感動な人もいるからだ。

当の女性はただ素直に楽しく過ごしただろうが、傍観者である増田は「悪い男にあたったな…」「変な癖を付けてるな…」と、おこがましくも、感じている。

まぁ、もっとまともな恋愛をしている人は当然いるのだろうけれど。

 

恋愛が分からない」と書いたが、増田恋愛観は「恋愛=ともに生活できる人を探すこと、一緒に過ごすこと」なのだと思う。

恋愛観が分からないというより、恋愛観が違うのだろうな。もしかすると、自分が変なのかもしれないが。

 

婚活」なら相手女性目的を共有でき、話も進んだ。

増田は某大手I社の相談所で成婚したけれど、幸い、お見合申込も沢山きて、状況的には良かった。

 

雑誌ネット情報に踊らされて「彼女を作ろう」と必死にはならなかったが、それが今になって良い方向に働いている。自分場合は。

真面目すぎるのが玉に瑕だと思っているけど、まぁ、人間完璧ではないのだし、別にいいだろう。

 

妻は大好きだ。とにかく愛している。

普段自分感情言葉に出すタイプではないけれど、この前は自宅のベッドで妻をずっと抱きしめながら、好きとか、大切だとか、そんな恥ずかしい言葉を一晩中言い続けていたので、自分でも驚いている。と同時に今さら恥ずかしい。重たいことを言いすぎたかもしれない。

anond:20240904093101

弱者男性だが、女さんの因縁付け半端ねえなって思うと共に

食べ放題に来るのが男ばかりと想定してるのもなんだかリベラルフェミニスト差別主義者揃いなのは知ってるけど、何だかなと思うね

あと大半の男は食べ放題常連ではないしあまり行かない。食べたら食べただけ金がかかる世界で生きてるよ

牛角は知らんが通常のバイキングは男ばかりって訳ではないし、スイパラとかだと基本女でしょ?

2024-09-03

えっちなASMRを初めて購入してみた女の独白

深夜零時。何だかムラついた。本気で。いつも通り。

匿名投稿なので簡単に、そして暈しながら自己紹介をしようと思う。

15年続いた元カレと別れて以来3年間ご無沙汰の30代女性、つまり完全に婚期を逃しているし男性不信に陥ってる。そしてオタク。それだけで情報は十分だろう。

30代は女の性欲のピークだというのは聞いていた。

元々私は性欲は強い方だった。何なら20代後半という男性の性欲のピークを迎えていた元カレより当時から性欲が強かったし、もっと言うなら性欲の強さを占い師のおばさんに言い当てられて「少しは妥協しないと男性プライド折っちゃうから」と嗜められてる。うるさい。お前は何様だ。お前に私の何がわかる。

女性向け風俗を利用したこともあったが、何かこう、ハマれなかったというより、ハマるのが怖かった。だから1回使って、それきり。

そうなるとpixivえっち小説に手を出したり、えっち漫画に手を出し始める。

その後はDL siteに手を出した。あそこは宝庫だ。爆裂興奮した。

さてその果てに辿り着いたのがえっちなASMRである

元々私はASMRにハマれないたちだった。YouTubeに落ちてるタイプのも何だかピンと来ないし、でも可能性を探りたかった。

助かりたかった。

山より高く海より深い怒涛の性欲に決着をつけたかった。

私はDL siteで血眼になってハマれそうなASMRを探した。サンプルを聴きまくった。やってるのは欲に塗れたこであるのに、行動原理宗教に縋る人と殆ど同じだった。

戦いは一週間に及んだ。日が沈むと何とか没入できそうなASMRを探して彷徨う。私は生きているし、性欲という生命の輝きに踊らされているのに、幽鬼にも似た状態になっていた。

七日目の深夜一時、つまり三十分前、何とか好みのものを見つけた。

私は鼻息も荒くイヤホン差しスマホでそれを聞き始める。

ちゃんとムラつきは増した。

声の良い男性キャラクターがなんかえっちな音と一緒にえっちなことを言ってくれる。

しかしそこ止まりだった。

なんかハマりきれない。

1000円も出したのにハマりきれない。

1000円あればラーメン屋ラーメン餃子ビールが食べられるし、IQOSスティックなら二箱買える。

しかった。男性キャラクターの喘ぎ声を聞きながらどんどん冷えていく頭。

何とか1000円を無駄にしたくなくて、本気で困って、ベッドの上でパンイチであぐらをかいIQOSを吸い始める。もはやこれが何の時間かわからない。

助かりたい一心で始めた行為に、崖から突き落とされていた。崖の下には業火燃えている。

耳元でぬちぬちいう音を聞きながらIQOSスティックストックを取りに行き、残った洗い物をし、部屋干しした洗濯物を畳んでしまう。ねえ今これ私何してるの?

居ても立っても居られず、誰かに共感してほしくて、今まさに耳元で男性キャラクターえっちなことを言う中、“無”の表情でIQOSを吸いながらベッドにあぐらをかいてこれを書いている。

ねえどうすんの?1000円、どうすんの?これ、どうすんの?続き全部聞かなきゃダメ

2024-09-02

夫が、息子を、チー牛と言い出した

私と家族の詳しいスペック(例えば身長体重容姿友達の数や成績)は書かない。それは本題ではない。(先に書くと、むしろそういう関連付けを拒むべきというのが私の意見結論だ。)

息子は中学生、一人息子。夫は三十代後半。私は四十代。

お盆に先立ち、中学生の息子は先に、比較的近所の私の実家に帰っている。息子が出かけた夜、私の夫が、こんなことをいってきた。

「息子はチー牛なのではないか?どうにかチー牛にならない人生を歩ませることはできないのか?」と。

私は耳を疑ったし、そういうことをいう夫に悲しくなった。

実の息子に対してそんな感情を抱くのか、本人のいない前で悪口のようなネットミームを擦り付けるのか、とか、いろいろな感情がよぎった。

チー牛という言葉ネットミームは、私も一応知っている。知っているといっても、あの有名な画像と、牛丼店でチーズ牛丼を頼みそうな性格人格、という、何か表面的なことだけだが。

私は夫に、「ネットミームで人を呼称するようなことはしないでほしい」と伝えたうえで、なぜ息子を「チー牛」だと思うのか、夫の考える「チー牛」とはそもそもどんな存在なのか、尋ねてみた。

夫曰く、(いくつかの会話を私がまとめたものだが)

・まず「チー牛」とは、社会生活を営む上でリーダーシップ創造性が見受けられず頼りなく、特に異性関係においても劣位ないし全く展望が望めず、それによって逆恨みや卑屈さを増幅させる悪循環に陥るであろう男性総称

・この「チー牛」という言葉は、夫の友人たちのLINEグループなどでまず概念を知り、そのあと個人的に調べて、腑に落ちたので使うことにした。六月ごろからこの言葉をもとにした息子への疑念が生じた。

・息子を「チー牛」と思った理由は、息子の(公表しない個人的スペック)や交友関係部活動での立ち位置などを広く見たうえで、前述の素質が多くみられるから

私は、仮に息子が「チー牛」だとして、一体何の問題があるのか、いくつか思いつく例を挙げて聞いてみた。ただ、私もショックというか悲しい気持ちがあり、うまくまとまった受け答えができていたかは分からない。

(私)出自とか社会的階層による差別が許されない社会において、どうして『チー牛』という概念を息子に当てはめようとするのか? 我々も例えば『ゆとり』とか『新人類』とか『さとり世代』とかただ生まれ年代レッテルを張られる辛さを経験しているはずで、それをネットミームで何故繰り返すのか?

(夫)そう感じてしまったものは仕方がない。息子がこのままでは対人関係面で悪化するのを予想できる。チー牛という分かりやす言葉がある以上、それを使うのは当然だと思う

(私)私もあなたも息子の人間関係をすべて知っているわけではないし、まずそもそも、仮にその『チー牛』で何が悪いのかわからない。息子は何の非行もしていないし、逆にしていたら『チー牛』じゃなくなるのか?(何だか屁理屈っぽいが私も混乱していた)

(夫)息子にヤンキーになってほしいとかそういうのではなくて、ただ普通人間社会生活を営む上で常識的な身のこなしとか、総体的なことを重視できる人間になるべきだ。

(私)息子は中学生であり、親に関与できる部分もあれば、息子個人未来もある。私たち自分のやってきたことを息子に強制することはできないし、まずそういう人生観を伝える上で『チー牛』ということばを使うのが間違っているのではないか

(夫)だから、今までそれを言い表しづらかったのが、新しい言葉ができた以上、『チー牛』という言葉を使うのは当然だという話。話さなければよかった。

(私)息子には、まさか、面と向かって『チー牛』などと言ったことはないよね?

(夫)使っていない。(これは本当だと思う。息子が何かショックを受けたり夫を避けてる様子はないので。そう信じたい)

しかし、そのやり取りの中で、注意した私に腹を立てた夫の顔が真っ赤になっていった。怒りが頂点に達した夫は、私を5メートルほど吹き飛ばした。驚いた私は反撃しようとしたが、手も足も出なかった。夫の身体能力の前に、私の力は無力だった。

どうにかこの状況を打開しなければならないと感じた私は、秘密裏に開発されていた活性魔液を肉体に投与することを決意した。この戦闘薬は、体力や瞬発力、腕力などを一時的に強化するものだった。

再び夫と対峙し、彼の暴走を止めようとするが、果たしてどこまでやれるのか…。息子が今は実家で楽しくしてくれていることを願うしかなかった。

anond:20240902113934

一見シンプルに見えるのが可読性高いわけじゃないんだよ

全部まとめちゃってそもそも中身をみないと何が来てるのかわからないのは、全くの素人シグネチャだけみたら簡潔に見えるかもしれないけど

実際には可読性かなり下がってる

他の人が指摘してるように

引数無茶苦茶ふえてるのがそもそも問題だし

クラスにするというのもそのとおり

もう一つ付け加えると引数名前見て何だか全くわからない

2024-09-01

「お米が無いならお寿司を食べればいいじゃない」

90過ぎた独居老人の婆さんの週一の買い出しを担当してるんだが

米が底を突きそうだと言っているのでスーパーに行ったときに巻寿司を買わせた

割高だがこれで米一日分の消費は減らせるだろう

スーパーの総菜コーナーでは別ルートで米を仕入れるらしいので寿司は品不足になってはいないのだ

マジでタイトル通りの状況が起きてて何だか笑える

1時間遊びたいのに5秒で逝く夫

夫が早漏で、1時間遊びたいのに5秒で逝ってしまうことにモヤモヤしてる。

それなりの時間を期待していても5秒で逝き終わり、夫は事の最中一切口を利かず、ご飯を流し込むように腰を振る。

AVの見すぎっぽくて行儀的にもあまり良くないから止めた方がいいよと言っても「のろのろ無駄につながるのは仕事ができない奴のすることだ」といって聞く耳を持たない

夫の言い分も分かるけどプライベートゆっくり結合してもいいと思うし、早漏は体にも悪いと思うから止めてほしい。

というか本音としてはもっと味わって食べてほしいんだけど、夫は容姿にも無頓着で「美しい」と言われたことがほとんどない。

出し終わるとすぐにはい終了って言って席を立ってティッシュ丸めて片付けをしてる間には、寝転がってスマホを触ってる。

最近何だかため息が増えた気がする。夫は気付いてくれるだろうか。

anond:20240901132543

一週間かけて描いた漫画を5分で消費する読者

読者が速読で、一週間かけて描いた漫画を5分で消費することにモヤモヤしてる。

それなりのページ数を描いてもたいてい5分で読み終わり、SNSスクショネタバレが流される。

マナー的にもあまり良くないから止めた方がいいよと言っても「ハイハイわたしの不注意でしたスミマセンスミマセン」といって聞く耳を持たない

ことばの意味わからんがとにかくすごい自信だ。

というか本音としてはもっと味わって読んでほしいんだけど、読者は絵にも無頓着で「うまい」と言われたことがほとんどない。

読み終わるとすぐに続きは?って言って席を立って私が次のネームを描いてる間には、寝転がってチェンソーマンを読んでる。

最近何だか屁が増えた気がする。読者は気付いてくれるだろうか。

anond:20240901132543

anond:20240221152929

鉄 銃 疫病 みたいなタイトルの本を書いたやつが

大人になるまでお金というもの出会たことがなかった

原始的暮らしをしていた部落の人たちに対してインタビューをしてた

ずっとお金というものを知らずにその原住民同士の小さなコミニティ暮らしてたんだけど

その地域文明化されたことで初めてお金というものに触れてその概念理解して実際に貨幣経済の中に組み込まれ生活するようになった

そういう人に話を聞くと

お金というものを知る前の自分経済的感覚というものがどういうものであったか 

最早よく思い出せないと言うんだ。

かに ずっと お金というものがない社会 で 長い間暮らしてきたんだけど

お金というものを知って 実際に使うようになって それから以後のことは

はっきりとわかるんだけど

それ以前の お金がなかった頃の

自分の中の 経済的観念というものがどういうものであったのか

それが自分でも よく理解できない

そういう何だか恐ろしい ことが書いてあった

それほど お金というものシステムは 私達人間にとって

ものすごく馴染みやすい精度で すぐに私達の心は 貨幣経済と 混じってしまうということなんだと思う

かに 私達も 小さな子供の頃は お金という概念理解できていなかったと思う

その頃の 間隔がどういうものか 確かに 説明できない

それは幼少の頃だから というのも もちろん あるけれど

それだけではない なにか 混じってしまって以後は純血を取り戻せない なにかが あるような気がする

anond:20240901132543

こういう話題高校生の時にカーチャンがぽろっと何だかやるせない表情で

「頑張って時間をかけて作っても、食べるのは一瞬で終わっちゃうね」

って言ったの思い出して悲しくなるわ。

1時間かけて書いた増田を5分で読むブクマカ

ブクマカ大喜利で、1時間かけて書いた増田を5分でブクマすることにモヤモヤしてる。

それなりの量を書いてもたいてい5分で読んで終わり、ブクマカブクマ中一切口を利かず、増田を流し込むように読む。

精神衛生的にもあまり良くないから止めた方がいいよと言っても「のろのろ増田を読むのはうんこを漏らしたことのない奴のすることだ」といって聞く耳を持たない

ブクマカの言い分も分かるけどプライベートゆっくりブログしてもいいと思うし、ブクマは体にも悪いと思うから止めてほしい。

というか本音としてはもっとパンティーほしいんだけど、ブクマカパンティーにも無頓着で「心に残るパンティー」と言われたことがほとんどない。

読み終わるとすぐにノルマ終了って言って席を立って私が増田レスバをしてる間には、寝転がってスマホを触ってる。

最近何だか🐊が増えた気がする。 ブクマカは気付いてくれるだろうか。


anond:20240901132543

1時間かけて作った料理を5分で食べる夫

夫が早食いで、1時間かけて作った料理を5分で食べることにモヤモヤしてる。

それなりの量を作ってもたいてい5分で食べ終わり、夫は食事中一切口を利かず、ご飯を流し込むように食べる。

行儀的にもあまり良くないから止めた方がいいよと言っても「のろのろ飯を食うのは仕事ができない奴のすることだ」といって聞く耳を持たない

夫の言い分も分かるけどプライベートゆっくり食事してもいいと思うし、早食いは体にも悪いと思うから止めてほしい。

というか本音としてはもっと味わって食べてほしいんだけど、夫は味にも無頓着で「美味しい」と言われたことがほとんどない。

食べ終わるとすぐにごちそうさまって言って席を立って私がキッチンで片付けをしてる間には、寝転がってスマホを触ってる。

最近何だかため息が増えた気がする。夫は気付いてくれるだろうか。

2024-08-29

anond:20240828204833

「深層のラプタ」

趣味FPSで組んでる相手が実は軍事AIで、何だかんだあってAI主人公小学生男子)の父親を◯害。それを知った時の主人公がグッと耐えて、AIに“人間”を教えると決意する流れは初めて見た。

2024-08-28

anond:20240807210906

夫が、娘を、腐女子と言い出した

私と家族の詳しいスペック(例えば身長体重美人美人友達の数や成績)は書かない。それは本題ではない。(先に書くと、むしろそういう関連付けを拒むべきというのが私の意見結論だ。)

娘は中学生、一人娘。夫は三十代後半。私は四十代。


お盆に先立ち、中学生の娘は先に、比較的近所の私の実家に帰っている。

娘が出かけた夜、私の夫が、こんなことをいってきた。

「娘は腐女子なのではないか?どうにか腐女子にならない人生を歩ませることはできないのか?」と。

私は耳を疑ったし、そういうことをいう夫に悲しくなった。

実の娘に対してそういう感情を抱くのか、とか、本人のいない前で悪口のようなネットミームを擦り付けるのか、とか、色々な感情がよぎった。


腐女子という言葉ネットミームは、私も一応知っている。知っているといっても、BLボーイズラブ)を好んでいる女性、という、何か表面的なことだけだが。

私は夫に、「ネットミームで人を呼称するようなことはしないでほしい」ということを伝えたうえで、なぜ娘を「腐女子」だと思うのか、夫の考える「腐女子」とはそもそもどんな存在なのか、など尋ねてみた。


夫曰く、(いくつかの会話を私がまとめたものだが)

・まず「腐女子」とは、社会生活を営む上でリーダーシップ創造性などが見受けられず頼りなく、特に異性関係においても劣位ないし全く展望が望めず、またそれによって勝手逆恨みや卑屈さを増幅させ悪循環に陥るであろう女性総称

・この「腐女子」という言葉は、夫の友人たちのLINEグループなどでまず概念を知り、そのあと個人的に調べて、腑に落ちたので使うことにした。六月ごろからこの言葉をもとにした娘への疑念が生じた。

・娘を「腐女子」と思った理由は、娘の(公表しない個人的スペック)や交友関係部活動での立ち位置などを広く見たうえで、前述の素質が多くみられるから


私は、仮に娘が「腐女子」だとして、一体何の問題があるのか、いくつか思いつく例を挙げて聞いてみた。ただ、私もショックというか悲しい気持ちがあり、うまくまとまった受け答えができていたかは分からない。

(私)出自とか社会的階層による差別が許されない社会において、どうして「腐女子」という概念を娘に当てはめようとするのか? 我々も例えば「ゆとり」とか「新人類」とか「さとり世代」とかただ生まれ年代レッテルを張られる辛さを経験しているはずであり、それをネットミームで何故繰り返すのか?

(夫)そう感じてしまったものは仕方がない。父親であっても異性としての視点があり、娘がこのままでは対人関係面で悪化するのを予想できる。腐女子という分かりやす言葉がある以上それを使うのは当然だと思う。

(私)私も夫も娘の人間関係をすべて知っているわけではないし、まずそもそも、仮にその「腐女子」で何が悪いのかわからない。娘は何の非行もしていないし、いや、逆にしていたら「腐女子」じゃなくなるのか?(何だか屁理屈っぽいが私も混乱していた)

(夫)娘にスクールカースト上位になってほしいとかそういうのではなくて、ただ普通人間社会生活を営む上で常識的な身のこなしとか、総体的なことを重視できる人間になるべき。

(私)娘は、まだと言おうが、もうと言おうが、中学生であり、親に関与できる部分もあれば、娘個人未来もある。私も夫も、自分のやってきたことを娘に強制できる人間ではないし、まずそういう人生観を伝える上で「腐女子」ということばを使うのが間違っているのではないか

(夫)だから、今までそれを言い表しづらかったのが、新しい言葉ができた以上、「腐女子」という言葉を使うのは当然だという話。話さなければよかった。

(私)娘には、まさか、面と向かって「腐女子」などと言う言葉を使ったのか?

(夫)使っていない。(これは本当だと思う。娘が何かショックを受けたり夫を避けてる様子はないので。そう信じたい)


夫が、私にこのことを話さなければ(相談しなければ)よかった、と言っている通り、この数日間、私と夫は少し(というか私の側からはかなり)ぎくしゃくしてしまっている。

個人的スペックについて話さないとは書いたが、少なくとも夫がこれまで、このようなネットミームを使ったり、なんというか、「生理的に無理」「キモイ」みたいな即物的なことばを頻繁に使う人間ではなく、娘に対してもちゃんと親としての見守りを並んでしてきてくれたと思っていた。故にショックが大きかった。

しかし夫にとっては、娘が「腐女子かもしれない。腐女子だ」ということが、「親としての責任、見守り」という認識なのだということにも思い至っている。何か、本当に根本から食い違っていることだけはわかる。

ただ、私は腐女子という言葉概念自体否定したい立場だ。特にまとめサイトでやいのやいのいう次元ではなく、親が子供を指して使う言葉ではないというまず常識レベルで。


だが、なんというか、これ以上どうしたらいいのかわからない。一度腐女子という言葉を知り、娘に当てはめてしまった以上、夫は娘に対し、何をするのか。さっきも書いたが、「腐女子」という概念自体が良く分からないので、どうなるのか分からない。

単に「シャキッとせえ」「ええかっこしい」みたいな次元ではなさそうだ。私に「娘が腐女子だ」という以上、子育てとしての問題意識があるのだろう。母としての自分は、では「腐女子」に対する何かを打ち出せたのか。

からない。娘が今は実家で楽しくしてくれていることを願うだけだ。

anond:20240828113533

タイトル回収って何?

何だかよく分からないのにブクマもスラスラ作品名あげてて怖い

増田日記書くなら男女逆にして書いた方がいいよ

何だかんだここの人は男女論が好きだし、大体の話は男女論に変換されるというか、男女を基準判断されて叩かれたりするからね。

どっちがというより、男性側に偏っている人と女性側に偏っている人両方居る、どっちが多いかは知らん。

で、両方居るなら全体でバランスが取れるかと言うとそうでもなく、単純にそれぞれ偏った立場で叩き合ってるだけだから参考にはならん。

これを性別を逆にして書くと、「あー、この人はこっち側に偏っているからこの意見なんだな」というのがかなり見えやすくなる。(実際にやってみれば分かる)

精神衛生上自分性別に向けられた悪意が別の性別に行く分、気が楽になりやすい。(勿論逆もあるけど、そっちも逆転してる分客観的に見れる)

更に後で性別逆転を明かしたら面白くなりそうだけど、それはやったこと無いな、今度やってみてもいいかもしれない。みんなもやってみてね。

2024-08-27

入場したら席がなかった8/24のできごと備忘録

この界隈の端っこに住み着いて十数年。

推しグループの念願の、待ちに待った、本当に念願の単独ライブ幸運にもチケットを確保できて無事当日を迎えたけれど、いざ入場してみたら、席がなかった。信じられなかった。

未だに感情が渦を巻いていて整理できずにいる。なので備忘録的に当日どんな流れだったのか、どう思ったのかを書き連ねて、自分自身の一区切りにしたい。

でもこれはあくまで私が経験した当日の流れと感情。色んな事情の人がいる。感じ方も自由。どう思うのが正解というのはないと思う。

でもあの日はみんなただ楽しむためだけに行ったはず。なんでこんなことになったんだろう。

8/24 Kアリーナ横浜 15:30開場/17:30開演

過去の一件から絶対時間に余裕を持って行くことにしているため、当日も開場時間には入口付近にいて、すぐ入場した。滞りなくすぐ入れて、開演までだいぶ時間に余裕があったのでゆっくり列挙するフラスタを鑑賞したりして、徐々に気分を上げていった。それでもまだ時間があったのだけど、一旦座席確認しに行こうと会場へ向かった。

アースタンとはいえ前方はアリーナからすぐに傾斜が始まるような構造で予想以上にセンスから近かった。そして真正面。最高に見やすい。ステージ全部が見える。座席運が良かったことがこれまであまりなかったこともあり、ここで見れるんだ!と連番でとってくれた友人ととても、すごく、すっっっっっっっごく興奮して喜んだ。

真正面に見えるステージを横目に座席を探す。ない。

事前にチェックしていた席があると思っていた場所には機材が組まれている。機材席の周りをぐるぐる行ったり来たり。ない。

スタッフさんは確か2人くらい立ってたけれど、「なんで?どこ?なくない?」とか言いながら歩き回ってる私たち特に声をかけることもなく。

何回見ても見つけられないのでその場にいたスタッフさんに「この席ってどこですか?」と聞く。「あーーー・・・ここですねぇ」と一緒に機材席を見ながら困惑したように返事。そのスタッフさんが別のスタッフさんに聞きに行く。ようやく「そこの階段上がったロビーに集合するようにと聞いてるので行ってもらえますか」と言われる。

その曖昧すぎる誘導はなんだと思いながらも指示に従うしかなく向かう。着いた先にはすでに不安そうな顔をした人たちが10前後。不穏な空気。何が何だかからないまま待機し、人がもう少し増えたところで説明するので集まってくださいとキョードー横浜の方から説明が始まる。

「率直に現状をお伝えしますと、配席ミスで機材席にも配席してしまいました。完全にこちらの人的ミスとなります申し訳ございません。皆さまの席は一つ上の階のミドル席になります関係者席にご用意する予定です。なお、チケットは差額返金ではなく全額返金となります。」

とても簡潔に、わかりやすく現状を教えてくれた。

真っ白になった。理解が追い付かない。

理解の早かった方はもう説明最初の方から泣き出してた。私は説明の終わりのころにようやく言葉理解し始めて、でも信じられなくて涙で視界が歪んだ。絶望しかなかった。

席がないって、どういうこと?せっかく当選したのに?お金大事だけどお金問題じゃない。さっき見た景色は?え?どういうこと?

この時点で16:15くらい。どう見てもスタッフさんたちも混乱していた。率直にと言った通り、あの時点で言えることは本当にあれが全てだったのではないだろうか。その時はありえないと思ってたけど、今回のことは開場して人を入れ始めて発覚したのではないかと思う。

でなきゃ開場もしてるのにそこに立つスタッフさんにすら周知もなく、結果196人も該当者がいたのにあんな狭い入場扉の前にただ集めて待機させるとかない。正確な該当人数の把握もできず、待機場所の確保すらできず、取り急ぎ該当する人たちをどうするかで奔走してたんじゃないかな。該当の私たちも入ってからしかこの事態を知ることができないという最悪の状況だったし。

これはあくまでも私の場合で、もっとから入場した人は席付近に行ったらスタッフさんが誘導してくれたって人もいたみたいだし、追加情報も都度あったのかもしれない。でも 説明を受けた人は奥へ、まだ聞いてない今来た人は手前へ、とどんどん奥に押しやられて、入場ゲートやフラスタがある騒がしいロビーの一画で、声が全員に聞こえるはずもなく。

私と友人はそれ以降それ以上の追加情報を得ることもなく、その場に立ったまま開演時間近くまで待機となった。拡声器を使い出したのは開演時間30分も切ったくらいからだったように思う。それでも全然聞こえなかったけど。

待機中、該当の人たちは起こっていることを考えると本当に静かに待っていたと思う。すでに起きてしまっていることはどうにもならない。泣いても騒いでも憤ってもどうにもならない。私たちはここで待つことしか出来ない。打ちひしがれてた。

でも、そうとは分かっても全然割り切れないし、納得できないし、めちゃくちゃ腹たつし、今日の為にと思ってたことすべてが無駄にされた気分になるし、なにより悲しくて悔しくて。瞬間的にすごい怒ったり泣き出したり落ち込んだりをそれぞれ繰り返して、最後感情を押し殺してその場で大人しく待ってたように思う。

みんなこの日のために推し色の服やグッズを装備して、全力全開で楽しみたくて来たんだよ。そもそもこの席ほとんど円盤シリアル先行当選者ばかりでしょう?それなりにみんな円盤積んで抽選勝ち抜いて得られた、このエリアで最良みたいな席でしょう?なんで私たちこんなところで立ちっぱなし待機させられてるの。なんで。何が起きてるの。気持ちが真っ暗だった。

加えて途中から入場者が増えたせいなのか場所が悪かったせいなのか電波全然入らなくなって、会場内の様子も分からない状態になった。私は友人と一緒だったし、その場にいた方と嘆いたり怒ったりを共有しながら待っていたけれど、放置されたあの時間はとても長く感じた。

最初に状況説明されたとき「それで、入場はいつになりますか」と尋ねた。

「用意でき次第すぐご案内します」と言われた。

かにその通りだった。つまり、用意できないか全然入場できなかった。

何時頃になるとも知らされないまま17:00。

開演30分前になっても状況は変わらず、本当に席を用意してくれるんだろうか不安になり始める。なぜならその頃には該当者はほぼそこにいて、ざっと見ても100人以上はいた。

関係者席にって言ってたけど、こんなに関係者席ってあるのかな」「席たりなくない?」「どう配席するんだろ」と声が上がる中、ようやく元々の座席1列目の方からドルスタンド1、2列目に配席しますと知らされる。会場内の配置がわからないので、この人数が収まる空席が何故最前である1、2列にあるのか、そこが関係者席なのか、と疑問に思った。

そんな疑問を抱えつつも最初の方々の案内がようやく始まってホッとはした。が、なにぶんもう開演まで30分はゆうに切っている。私は該当席の中では後半組。前半の人から前方に来てください方式だったので、少し下がった場所で順番を待つ。全然進まない。というか止まっていた。なんで。時間はどんどん過ぎていく。電波がないから会場内の様子も一向にわからない。

5分前になっても順番は来なくて、過去公演の悪夢がよぎった。泣きそうだった。でもそこで「皆さんの入場が完了するまでは開演しません」と案内を聞いた。当然でしょう。てかもっと早く言えと思ったけど心から安堵した。そうしてようやく順番。手書きの配席チケットと、詫び水を渡される。いらない。

その後も案内が杜撰で、案内通りに進んだら席はそこではなく。誘導もいなかったので自分たちで席を探す。1、2列とは聞いてたけどこんな両サイドとは聞いていない。結局席は入った場所からは逆サイドだった。座っている人たちに怪訝視線を向けられつつも移動し着席。17:35。

疑問に思っていた、私たちが配席された「関係者席」は「関係者(のキャストが通るために予め空けていた)席」だった。

色々情報が出てるけどそうとしか思えない。

キャストが上階を練り歩いてくれる演出があって、そのために1、2列は空席にしてて、そこに私たちを充てたんだと公演中にはもう推測できた。と同時に、私たちを配席したことでその階のその演出がなくなったこと、その付近の方々の最高の機会を奪うことになったことにも後から気付かされてとても気分が悪くなった。悲しい想いをしたのは私たちだけじゃなかった。

混乱しないようにとの配慮だったのかもしれないけど、開演時間迫ってから私たちをいれ始めたせいで開演時間が押した。ライビュ上映時間大丈夫だったのだろうか。

会場に入った瞬間、開演待ちの拍手をみんながしていて目が潤んだ。私たちには拍手も、ドキドキしながら準備する時間もなかった。席に着いて即ライト等を装備。慌ただしくてあまり覚えてないけどそれからすぐに開演したと思う。終わってからリングライトを逆さに付けてたことに気付いた。交換も頑張ったのにね。

私はライブはもう割り切って楽しもうと思った。楽しかった。本当に楽しかった。でも時々眼下に座るはずだった場所が見えた。あそこから見るはずだった。すごく眩しく見えた。

終演後、口をついて出るのは悔しさと恨み辛みで、どうしようもなかった。

みんなと一緒に楽しかたことを興奮しながらすごく話したいのに。念願のライブだったのに。すごくすごく楽しかったのに。心がふたつあるみたいだった。感情が奥底で固まってしまって無感情に近かったのか、そういえばこの時涙は出なかった。

私は二日目の公演にも幸いにも行けて目一杯楽しく過ごせたから、これで一日目のことは上書きできる!とか思ってたんだけど、全然そんな器用にできなくて。二日目の公演後にいろんな人に声かけてもらって、話して、共感してくれて、実感して、ようやくちゃんと泣けた。友人含め声かけてくれた人たち本当にありがとう

席種グレードが下がったとは言え返金対応もあり、場所も端だけど座席自体は確保してもらえたし、客観的には最低限のことはクリアできたからよかったねと言えるのかもしれない。

元凶ではあるけれど、当日尽力してくださった現場の皆々様もさぞかし大変だったことでしょう。対応は良いものではなかったけど、どうにかしようとしてくれたことは感謝してる。許さないけど。

会場配席図面を作る人、なんで最初に機材席確認しなかったの?

プレイガイドの人、会場知ってるでしょうにこの位置は機材席では?って思わなかったの?

機材配置決定して、毎回あるのに今回機材開放席の販売は?とか誰も思わなかったの?

なんで誰も気付かなかったんだ?

気付けるタイミングはいくらでもあったはずなのに。

それに何で公式アナウンスが一切なかったの。何のためのSNSなの。最初のお知らせが一日目終わってから23:34ってなに。翌日にも該当者はいるのに。

責任がどことか経緯とか詳細は後にしてでも、真っ先に周知するべきでしょう。周知もなく、入場時に止められるでもなく、現場着いて席がないって分かるのどれだけショックか分かりますか。

ジャンルの都合上、毎年公演があるわけでもなく、あるのが当然とも思ってもいなく。

沼って十数年、私にとっては去年の仙台とセットと考えて「単独ライブ」は初めてだった。次を信じてはいるけれども、今回が最後かもしれない。次はないかもしれない。あってもチケットが取れないかもしれない。キャスト自分も体調を崩すかもしれない。だから行けるなら絶対行きたくて。一回一回がとても大事で。そんな公演の一つだったことを運営には再認識してもらいたい。

何故こんなことが起きたのか今一度原因を詳細に検証し、二度と起こらないようにしてください。もうそれだけ。

気持ち吐露することの方が強くなってしまった気がするけど、自覚している以上に心に深く突き刺さっていて精神的にもまだ参っているようなので、ここに吐き出すことを区切りにして、ちょっと一息吐こうと思う。TLの楽しくてキラキラレポートを読んで笑顔で過ごすよ。でももうしばらくは涙腺が緩いのは許してね。

ライブ最高でした。7人そろって最高の景色を見せてくれてありがとうございました。私は一緒に歳を重ねて笑い合って過ごせることだけで本当に幸せです。ずっとずっと、帰る場所、です。こんな者もおります。ゆるくていいから、何十年たった後もみんなで歌いたいです。また絶対会いましょう。

おつかれさまでした。

https://anond.hatelabo.jp/20240827133418が消えていたのでアーカイブしました。備忘録とは。

2024-08-26

anond:20240826143920

やれる機会あればやるかも?

プログラマーの是角さんとか今のKONAMI技術力はどうなのかっていう興味はある

MGS5完璧なのはやってみたいと思うけど、何だかんだ小島監督ゲーム作ってるからそっちの方が楽しみよ

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