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はてなキーワード: 比重とは

2020-07-10

同人やってて辛いなと思ったこと。

続けること自体が大変だなって思っているんだけど、一番大変だなって思ったのは自分感情の処理の仕方だなと思う。

 

 

私は20代後半になってはじめて同人活動に足を突っ込んだ人間だ。

なんでそんな年になっていきなりドボンたかといったら、単純にその時期、仕事を辞めたからだ。

そして心を壊しかけたところで推しに救われた。

なんかよくわからないけど「推しについての思いを書きたい!」と思って書き始めて、Pixivアカウントつくって(こんなサイトあるのかーって感じだった。いにしえの腐れだったので、昔はホームページ自分で作ったりしてたよ笑)、一気に三本話を書いて、そこから(今思えばなんでだよって感じだけど)同人イベントに申し込んだ。大イベントの中のジャンルオンリー企業主催)だったと思う。

  

 

私が幸運だったのは、イベント当日、はじめておとなりさんになったスペース主さんが、あまりにも不慣れな私を見て色んなことを教えてくれたことだ。

この年になって手取り足取り丁寧に説明いただく機会もなかなかないし、新しいことにチャレンジする機会もよっぽどでないかぎりないので、ものすごい新鮮な経験だった。

しかった(今もいい思い出です)

会計とか人の並ばせ方、お金を見えるところに置かないとかから始まって、トイレは混むからイベント会場前に行った方がいい、とか。

イベント、はじめてだと緊張しますよね! でも楽しいですよ」と言ってくれたのが本当に嬉しかった。

本も幸い手に取ってもらえて、あれよという間にイベント参加が楽しいものだという認識が植え付けられた。

 

 

……そこから数年経って、活動していたジャンルを上がった。

公式供給が絶えてからも3年くらいは活動していたので、多分同じジャンルの人の中では活動期間は長い方だったと思う。

止めるきっかけがあった。ふっと気がついてしまったのだ。

最初はすごく書くのが楽しかった。誰に読まれているとか、自分が誰の話を読んでいるとか、どこどこさんとお友達だとかそういうことは一切気にしていなかった。

数年経って、自分がそういうことを気にし始めていると気がついてしまった。

何年も同じ沼にいたことで、誰と誰が親しいとか、自分の書いたものを読んでくれているとかが目に見えるようになってしまっていた。そのことによりによってイベント最中に思い至り我に返ってしまった。

「なんであの人は私の書いたものを手に取ってくれないんだろう」、なんて考えることになろうとは。

もう駄目だな、と思った。こういう気持ち創作をするもんじゃないな、と。

 

 

私はあくまでも推しが好きで、推し幸せにしたいなと思って書いていた。

つの間にか活動の軸がそこから特定人達自分が書いたものを読んでもらうことが目標なっちゃっているのでは? と思ったのだ。

それって、どうなんだろう。

誰かと仲良くするために書くの? 特定の? 読んでくれている人他にも一杯いるのに? それっていいのか? 誰かに好かれるために二次創作をする、みたいなことになっちゃうのでは? とかグルグル色々考えた。

 

 

推しのことは今も好きだけど、もうそからぱったり書けなくなってしまった。

そこから二年間同人活動は一切止めた。自分が信用ならねえな……と思ってしまったので。

 

 

 

 

次に活動したのは同ジャンルの別カプだ。詳しく書くとバレそうだからちょっとフェイク入っちゃうのを許して貰いたい。

そのジャンル、すごく息が長くて、章ごとに主役が違うし出てくるキャラも勿論ストーリーも違うシェアワールドになっている。

私が最初にハマった話よりも前の時間軸の話を読んで、今度はそっちにハマッたわけだ。世界観は元々好きだしまあ……わかりやすいなあ、私。

好きだーっていう気持ちのままにPixivアカウントを再度使い、話を書き、やっぱりそれだけで満足出来ずイベントに足を運んだ。

今回はちゃん自戒を胸に刻んで。

 

 

過去経験で失敗したなと思うのは、活動して、その中で誰かに書いたものを読んでもらうということにいつの間にか比重を置きすぎていたなっていうことだ。

ものを書いている以上、誰かに読んでもらうこと・そのためのクオリティについては考える必要があると思っているが、「特定の誰か」に評価されたい……が原動力になった時点で、もうそれは最初きらめきを失っていると思う。

私は推しが好きだ。好きなのに、自分自分心臓他人任せにしてしまった結果、書けなくなった。

前回はそのせいで自分で筆を折ったようなものだ。本当に馬鹿だなと思う。

 

 

自分心臓自分で守らないといけない。

心臓っていうのは、自分が好きだと思うものだ。たとえば今回の話で言ったら推しに対する思い入れとか。そういう原動力

 

 

今のジャンル活動人数がものすごく多くて、人の繋がりなんていちいち見ていられない広い海だ。

ぶっちゃけ、ありがたいなと思っている。

以前は推しのことを話せる友達が欲しいなと思っていたけど、今は別にいかな……という感じ。

私は私が好きな推しの話を書くことをまず優先しようと思っている。書いているのは二次創作なので何をかいわんやって感じだけど、原作への好きとか、リスペクトありきで活動したい。

共感は欲しいなと思う。私もコレ好きですよ、とか。でもそれはベタっとした同調圧力的なものでは絶対にないと思う。そういうのがもうまるごと嫌。

 

 

 

 

しまた同じ失敗をしかけたら、そのときが書くのを止めるときかな、と思っている。

2020-07-09

最近読むものがなくて(悪役)令嬢ものコミカライズを手にとって見た。

もともとあんまり読むジャンルじゃなかったし、なろう系のtueeeに似た何かを感じて食わず嫌いしていた。

読んでみた結果。

面白かった。基本少女漫画ベースなのでtueeeよりも恋愛比重が高かった。

少女漫画特有のべったべたあまあまドロドロ成分がわりと落ち着いてて読みやすかった。

最近読んでておもしろかったやつを下に書いておく。

 

乙女ゲーム破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった』

『悪役令嬢後宮物語

『誰かこの状況を説明してくださいっ!』

 

ここらへんがさらっと読めて良かった。

あとは韓国産漫画だが広告かに出てた『捨てられた王妃』はかなり面白かった。

他になんか面白漫画いかなーと現在は読み漁っている。

2020-07-08

anond:20200708105423

私は音楽が好きなので楽器を勧めたいが、

あなた人間に興味の比重が偏っているようなので、

音楽」ではなく、「音楽をやっている人」に執着してしまいそうで怖い。

クラシック音楽とかどうだろうか。

名だたる音楽家は全て死んでいるので。

古代ギリシャ哲学とかどうだろうか。

ソクラテスプラトンアリストテレスもみな死んでいるので。

2020-07-07

anond:20200706165448

増田気持ちがわかる。

自分も何度も似たような経験がある。

私はどちらかというと男性向けで活動しているんだけど、ときどき名義を変えて、女性向けでも活動している。

商業でも連載を持っていて、そちらでもある程度認められている方だと思う。

から増田と違って、作品作りに比重を置いていない、とは言えないし、

しろライフワークにしている側の人間である

一番の違いはそこだと思う。

私の場合は、崇拝されることもあれば、激しく嫉妬されたり罵倒されたりすることもある。

どちらにせよものすごく執着される。

その執着ぶりは、あまり他人に関心がもてない私にとってもはや不思議レベルで、

かわしても、受け流しても、無視しても、反応しても、あんまり意味はなかった。

我慢限界に達したら、相手との関係を切るしかなかった。

そうなったときには、もはや相手から投げつけられるのは

聞くに堪えないマウンティング罵倒ストーカー行為

あとは事実無根の噂を流される、といった嫌がらせだ。

もう人間が嫌いになってきた。

ライフワークや好きなことをしているだけなのに、

なんでこんな風に他人感情に巻き込まれないといけないのか。

勝手に私にいろんなもの投影しないでほしい。

ただ、ペンネームとはいえ名前を出して作品を発表するということは、

少なから他人から勝手に何かを投影されることであって、

執着されることからは逃れられないのだと、頭では分かってもいる。

でも私たち人間からさ。

耐えられる器には限界があるんだよね。

元増田作品を見たことがあるかもしれないし、ないかもしれないけど、

しまた気が向いたら、ふらっと何かを作って、発表してくれたら、私は嬉しいな。

でも、そうじゃなくても、一番大切なのは元増田が心地いい環境で生きられることだと思う。

どうか元増田が楽しく生きられますように。

私はもう少しこの地獄にいます

2020-07-02

anond:20200702213749

増田さんの思い出、読んで、じぶんのことじゃないのにきゅんとする。

冬かぁ……。季節によって比重が違うのも面白いですね。

ひょっとして、また他のエピソードも思い出したらだんだんそれも変わってきたりしないんでしょうか。

子供のころの思い出ってたくさんたくさんあって、蛍狩りとか綺麗だったなぁ……。

増田さんの今年の夏!なにかいいことがありますように。

2020-06-30

セックスに重きをおく人生」に今さら気づいた自分経験を話したい

自分は何のために生まれたんだろう。何が楽しくて生きているんだろう。

30年余りの人生の中で、20年近く問い続けて、

セックスのために生きている」

と、最近分かってしまった。これに至って思いついたことを書き留めておきたいと思う。

=====

当たり前のセックスがしたい

私はまったくモテるタイプではない。しかし運よく結婚することができて10年以上、配偶者しかそういうことはなかった。

何気ない日常特に大きな不満も幸福もない生活アブノーマルセックス配偶者に求めたことはない。

当たり前のように触れ合って、キスをして、愛撫をして、お互いにコミュニケーションを取りながら良いものにしたい、という気持ち人一倍強かった。

自分がしたいと思ったことは伝えてきたし、したいと言われたことは積極的に叶えてきたと思う。

しか配偶者はそこまでセックス情熱をかける人ではなかった。

「疲れているから」などいくつかの理由で「当たり前のセックス」の大部分を省略され、気をつけなければいけない「アレ」までも拒否されたり、ただの作業になったりするときでも私は必死に耐えて、精一杯感じて満足しようとした。

満たされずに病む

ただ、10年以上これが続くとさすがに限界が近づいているのが分かった。

話し合いをしたり、趣味に没頭したり、仕事一心不乱に取り組んだり、頭を切り替える努力をしたが、結局ひとりになると募る思いを消すことはできなかった。

配偶者セックス以外の部分はとても好きだったので、余計に苦しく行為の後は眠れない日々が続き、どうしようもなく、1人で泣きながら慰めて何度も眠った。

この生活が一生続くのだろうか、満たされない自分おかしいのだ、いっそ死んでしまおうか、と考える日もあったのだ。

普通幸せに気づく

そんな切羽詰まったの日常のなか、偶然にも同じ境遇の異性と知り合った。意気投合して仲良くなって、セックスの話をして、そういうことになるまでに時間はかからなかった。

当たり前のことを当たり前にする普通行為ふたりでくっつくだけで1日が終わっていた。

それと同時に、「普通セックスってなんて幸せなんだろう、生きててよかった」という気持ちで涙が止まらなくなった。

自分10年以上、どれほど欲望を抑えて納得させて、人生を繋げてきたのか。

好きな人セックスがしたい、触れ合いたい、それによって満たされることに重きを置いている人生」と考えると、これまでのモヤモヤした悩みの理由に合点がいったのだ。

後ろめたさ

芸能人不貞行為が分かるとテレビから干されたり猛烈なバッシングに合う。当然、悪い事をしているのだからある程度叩かれることは当然だと考えている。

ただし、どれくらいの割合なのかは分からないが、私のように「セックス好きな人と通じ合わないと、心が死んでいく人」というのは一定数いると思う。

満ちる相手配偶者であればよいのだが、結婚前に分からなかったり、合わないポイントに気づくのが遅れることも多いだろう。

ここで「セックスのために生きている(満たされる比重がとても高い)」人は抑え込んだり、別のところに癒しを求めたり、諦めたりして折り合いをつけていく。

「別のところに癒しを求める人」というのは、おそらく絶望的に「日本結婚制度」に向いていない。

結婚前にしっかりと性の相性を確認したうえで、双方納得したうえで踏み切らなければならないと思う。

私はそういう人間であった、気づくのが遅かった。

これは言い訳でもあり、本心でもある。

少しずつ気持ちが満ちて、情緒が安定してきたのも事実。それはそれで苦しいのだ。

自分への罵倒や叱責はいくらでも浮かぶ

それなのに「生きててよかった」と思ってしまうのはやはり私がおかしいのだろうか。

一生自問自答しながらこれから過ごすしかない。それが私のもうひとつの「生きる意味」になっていくのだとも考えている。

2020-06-21

anond:20200621033205

実習後に提出された日報を見ても、口語文語表現が入り混じり、文章子どもっぽく、日報というより「がんばりたいです」といった感想文ばかりで、ため息が出た。

これ高卒に限らない。

そこそこレベル大卒取っても、こういう奴増えてきてる。

一方でパワポ自己紹介の完成度や、受け答えの礼儀正しさは年々良くなってきているように感じる。

10年で重視される事が変わってきているのだろうか。

これも同じく。上っ面だけ皆取り繕ってる。

たぶん就活オンライン上で行われる比重

大きくなってきたせいかなと思ってる。

新卒時点で実績があるやつなんぞほぼ居ないので、

外面をポエムで上手く虚飾する奴が採用されやすい。

てか新卒採用って枠組みが古くなったと思う。

どうせ手塩にかけても皆わりとすぐ辞めるっしょ。

別にそれが悪いとは思わないし、むしろ良い流れ。

社会的責任が重視される大企業以外は新卒採用辞めたら良い。

2020-06-09

十二国記の謎と次回の短編集について、勝手に予想し、語る。

初めに

私は一介の十二国記ファンである中高生の頃にはまり、「白銀の墟 玄の月」で再燃した。

記事では、十二国記世界の疑問点について語り、次回の短編集の内容について、時には私の好みで脇にそれつつも、予測したい。その途中で、私自身のこの作品に対する解釈思い入れにも立ち入るかもしれない。

記事のおおよその内容

十二国記の今までの流れ。

十二国記シリーズ外伝を含め、次の順に出版された。

物語のあらすじについては、熱心な読者が多いと思われるので、略す。さて、この順で読み返すと、次のような傾向がみられる。すなわち、王と麒麟視点から見た世界よりも、庶民から見た世界比重が大きくなっているのだ。確かに、「月の影 影の海」では陽子は大変な苦労をして玉座上り詰めるし、「風の万里 黎明の空」「黄昏の岸 暁の天」では、いかに王としての責務を果たすかが語られる。一方で、同じ「風の万里 黎明の空」は民衆レジスタンス物語であり、それがさら大輪の花を咲かせるのが「白銀の墟 玄の月」だ。これは都市の規模ではなく、国家規模にわたる抵抗だ。

もう一つの傾向とは、読者層の拡大である。もともと少女向けレーベル出版されたからだろうか、十代の少年少女にとって教訓となるような個所は少なくない。「風の万里 黎明の空」における鈴、祥瓊の扱いを見れば顕著だ。一見同情すべき境遇にいるようでいて、それに甘んじている彼女らを待ち構えているのは叱責であり、罰である。この年齢になって読み返すと、幾分説教臭く感じなくもない。

しかし、「丕緒の鳥からシリーズ全体の印象ががらりと変わった。組織の中で働く官吏や、避けられない災害を前にして自分のできることに必死になる民衆の姿は。年齢を重ねた読者の心も打つ。少女向けとされる小説から最も縁遠いように思える、中高年の男性もうならせるだろう。この作品は、あまりにも不条理世界で生きる人々へのエールとなっている。

まり、これから尚隆や陽子視点から物語が描かれることは少なくなるのではないか。きめ細やかな民の物語を描くとき、王の存在は強すぎる。「東の海神 西の滄海」も、一歩間違えれば「俺TUEEE」っぽくなってしまう(そうならならずに尚隆が有能かつ魅力的に描ける腕前がすごい)。そう考えると「白銀の墟 玄の月」で出てきた尚隆は作者なりの大サービスだったのかもしれない。それに、神隠しにあった泰麒で始まった物語は、一応は解決しているのだ。王や麒麟のこの先に物語は、長編としては出てこないかもしれない。

十二国記で一貫してきたテーマは何か

前項でも述べてきたが、次に尽きるだろう。

十二国とはどういう世界

十二国では天帝が定めた天綱が憲法としてあり、王が定める国法、地綱はそれに反することはできない。また、州の法律も王が定めた法に反することはできない。

天帝は民に土地を与え、それを耕すことで生計を立てるように命じた。逆に言うと、天の設計した社会では、民衆は生まれた里で農業だけをして過ごすことしか想定されていない。

しかし、現実はそうではない。「図南の翼」に出てきた珠晶の家族のような大商人もいるし、「白銀の墟 玄の月」に出てきた宗教関係者もいる。冬器を作る工房もある。私塾もあれば宿もあり、雁のように豊かな国では副業で馬車を出す者もいるし、事実上奴隷だっている。

そして、最大のイレギュラーが定住民でさえない黄朱の民だ。彼らが歴史に関わってくるあたり、実際の中国の歴史にもよく似ている。

言い換えると、天は王と官吏農民だけの世界を想定していたが、天の条理の隙間を縫う形で民は複雑な社会形成してきた。そして、この世界民衆ルールの穴をつき豊かに暮らしているし、謀反を起こす力もある。これは、専制君主世界ではあるけれども、ランダムで選ばれた大統領支配される民主国家の姿に、少し似ているのだ。私たち世界大統領首相も間接的に選ばれるため、民意がどこまで反映しているか、はっきりしていないところがある。十二国世界は、実は私たち世界鏡像なのだ

今後の作品の傾向としては、黄朱の民のように条理からはみ出てしまった人々にもスポットライトがあることと思う。と同時に、黄朱の民はこの世界の条理に生じた大きなほころびでもある。現に、彼らの里木はよそ者が触れれば枯れる、大きなペナルティを負っている。

それと、この世界では思いのほか宗教がしっかり根付いていた。我々が最初にこの世界宗教を教えてくれるのが合理主義者の楽俊だったため、この世界の人々はあまり天に頼らない印象を受けたが、子供を授かるには祈るほかはないわけで、むしろ熱心な信仰がないと不自然であった。

十二国記女性

十二国記が元々は少女向けに書かれたことをうかがわせる設定はいくつかある。例えば、王と麒麟運命的な出会いだ。女性向けフィクションにはオメガバースをはじめとして、そうしたパターンが多い印象がある。もう一つはときとして未婚の女性をひどく不安にする妊娠出産からの「解放」だ。女性苦痛が大幅に減らされており、またこちらの世界とは異なるいくつかの価値観女性に優しい。王も麒麟官吏も(軍人を除けば)男女同数だし、子供のいる女性再婚相手としてむしろ歓迎される。ジェンダーSFフェミニズムSFとして十二国記を読み解くことも可能だろう。血縁意識が薄いのもその傾向を示している。とくに、楽俊はこちらの遺伝について、似たような顔をしたやつが同じ家にいるのが薄気味悪いのでは、と漏らしている。

しかし、この期待は裏切られる。ここはけっして楽園ではなかった。「白銀の墟 玄の月」のなかで李斎は、男社会軍隊で生きる女性の苦しさを吐露する。また、明らかに暴力を受けた女性も登場する。それに、序盤からすでに妓楼も登場している。この世界セックスワーカーがどれほど過酷生活を送っているか不明だが、妓楼に行くことはあまり道徳的に褒められたものではないようである(余談だが、楼閣が緑色に塗られているのは現実中国にもあった習慣であり、「青楼」と呼ぶそうだ)。

考えてみれば、官吏女性も多いとされながらも、登場する官吏の多くが男性である育児負担こちらよりもはるかに少ないので、昇進や待遇に差があるとも思えないのだが、これも隠されたテーマかもしれない。

それと、生理問題がどうなっているかもはっきりしない。初期作品の傾向からすると生理から解放」されている可能性が高かったが、女性の苦しみをテーマとするならば、生理のしんどさやそれにまつわる迷信タブーが出てくると考えるほうが、筋が通っている。

天帝女性

天帝女性、または西王母兼任している可能性が、ふと浮かんだ。別に女性が王になれるのだから天帝西王母より偉い理由別にない。

十二国記って男性しかいない場所がないこともなんだか怪しい。軍隊も三割は女性だ。逆に、女性ばっかりの場所が蓬山である麒麟を育てるのは女仙たちだからだ。これも天帝女性説を補強しないだろうか? また、妖魔が雄だけというのも、なんだかそれに関係しそうだ。単純に作者が女性だというだけのことかもしれないが。そもそも「いない」可能性もあるが、根拠は全くない純粋空想だ。

天帝ラスボス

考察サイトが華やかなりしころ、いくつかのサイトでは天帝ラスボスなのではないか、という説がまことしやかにささやかれていた。確かに黄昏の岸 暁の天」での天の対応はあまりにもお役所的ではある。ルールに従わなければ何もできないところが、法律に定められていなことは原則としてできない公務員によく似ている。

だが、もともと中国道教死生観がそういう面がある。「救急律令」も、法令を守るように促す言葉であり、古代中国役人賄賂に弱かったように、今でも神々に心づけを渡す習慣がある。

そして、自分天帝ラスボスになりえないと考えている最大の理由が、十二国記不条理にあらがう人々の物語であるからだ。天帝を倒した後どんな世界を作るにせよ、人間が作り上げた世界である以上はやっぱり不完全なものになるだろうし、仮に完璧世界を作ってしまったら、それは理想郷を描いた現実逃避のための小説になってしまう。「黄昏の岸 暁の天」のなかでも陽子はつぶやいている。天が実在するのならそれは無謬ではありえないのだ、と。

結論

私が次回の短編集に出てくると予想する要素としては、今までの物語を受けて次の通りだ。

また、

そして、長編がありうるとしたら

と考えている。

おまけ1 奏が滅びるとしたらどのような形か

しろくでもない空想をしてみる。六百年の大王朝が滅びるとしたら、それはどうやってか。

王朝最後はいくつかの傾向がある。一つは陽子暗殺しようとした巧の錯王や、慶の予王のように、王個人劣等感に押しつぶされるパターン。もう一つは芳の王(祥瓊の父)や一つ前の才の王(黄姑の甥)のように、長所裏目に出るパターンだ。祥瓊の父は清廉な人柄であったが、完璧主義者で罰が苛烈に過ぎた。黄姑の甥も正義感にあふれていたが、現実検討する能力に乏しかった。

で、奏の特徴としてはのんびりとした気風がある。これが欠点となるのは、のんびりした気風で対応できないほどの速さで十二国世界に変化が起きる場合だ。つまり、利広の情報収集を絶てばいい。彼が旅先で死亡するか、家族が業を煮やして彼を王宮に拘束するかだ。ところが、「帰山」では、しばらく王宮暮らししろ、という趣旨台詞がある。

これが奏の滅亡フラグかといえば穿ち過ぎな気もするが、宗王一家は全員同じ筆跡で公文書が書けて、しか御璽を押した白紙が大量にあるので、一度分裂したら矛盾した命令が出されまくって国家の体をなさなくなり、あっと言う間に沈む危険がある。白紙委任状ほど危険ものはない。ああいう仲のいい家族崩壊する様子を書くのって、日本人作家は上手だというイメージがあるが、数ページで滅んだ、と示されるのもまた冷たくていい。

おまけ2 「王気」という言葉について

「王気」という言葉一見すると単純な造語であるしかし、景麒は、自分は半ば獣なのだ、と述べている。さて、「王気」にけものへん「犭」がつくとどうなるか。「狂気」になってしまうのである。失道は避けられないのかもしれない。

おまけ3 四令門の名前

黄海を取り巻く四令門のある街で、雁では未門と申門の代わりに人門、恭では辰門と巳門の代わりに地門がある。では、言及されない才と巧ではどうなるか。陰陽道を考えると、才では丑門と寅門の代わりに鬼門、巧では戌門と亥門の代わりに天門、と思われる。

おまけ4 「戴史乍書」の記述はなんであんなにそっけないのか

十二国記を初めて読んだときには、本編と「戴史乍書」の関係って、講談や旅芸人お話と、正史みたいなものだと空想していた。三国演義歴史書の三国志やその注釈から成立した、みたいな話だ。つまり、本文も旅芸人の語りであり、実際に起こった歴史とずれている可能性がある。

また、中国の歴史を知るにつれて、歴史書の記述はわざとそっけなくしていると考えるようになった。春秋の筆法というか、どのような事件が起こったかをどのくらいの濃度で書くかによって、歴史的な出来事に対する価値判断が含めているわけである。細かい経緯を書いた記録はたぶん別にある。

最近は、国家機密をぼかす目的もあると踏んでいる。阿選の幻術なんかの記述があっさりしているのも、たとえば妖魔が符で使役可能だとか、王と黄朱とのつながりとか、暴力行使可能麒麟がいるとか、かなり危険情報だ。事情を知っている人が読むと「ああ」ってなるが、それ以外の人は読み飛ばすようにできている。

おまけ5 登場人物名前元ネタ

楽俊の姓名である張清は水滸伝に出てくる。しかし、水滸伝盗賊活躍するピカレスクロマンである文人肌の楽俊とはだいぶ違う。

桓魋は少し近い。孔子を襲った荒くれ者と同じ名前だ。そして、面白いことに「魋」だけで「クマ」意味がある。「熊どん」というほどの意味を持つ字なのだおるか。

祥瓊の父の字は仲達で、三国志諸葛亮ライバル司馬懿と同じだ。雁の白沢瑞獣名前。「白銀の墟 玄の月」の多くの官吏たちも、実在する中国官僚文人たちから名前が取られている。とはいえ名前が同じだからと言って同じような人物像とは限らないので面白い

おまけ6 遵帝はなぜ「帝」なのか

「帝」という称号始皇帝の考えだしたものだ。諸侯が王を名乗ったため、王のタイトルに重みがなくなってしまった。そこで、王の中の王を意味する称号が生まれたのである

しかし、それを考えると十二国記世界では帝の称号が生まれないはずだ。なにせ、侵略戦争がありえないのだから、王よりも上が出てくるはずがない。そのため、王より上の称号は、山客か海客由来の語彙ということになる。

語彙だけではない。現実中国文化には、周辺の異民族との交流からまれてきた要素が結構あるので、十二国世界でそれらが取り入れられたいきさつも妄想するのは楽しい。例えば、スカートキルトではない、ズボンパンツ状の服は騎馬民族に由来することが多い。そこまで考えるのは野暮かもしれないが、十二国世界匈奴西域の影響の薄い中国文化を持っていると空想するのは、歴史ヲタにとってはきっと楽しい時間だ。

おまけ7 景麒の角の文字

十二国記アニメで、景麒が塙麟に角を封じられるとき、「生心気鎮風」と読める金文が刻まれるのだけれど、あれって根拠があるのか。私にはわからなかった。

終わりに

つらつらと書いてしまった。

残念ながら、小野不由美の他の作品との比較検討はしてこなかった。未読のものが多いためだ。また、作者の細かいインタビューも入手できていないので、見落としているものがあるかもしれない。

積んである本を片付けたら、ホラーは苦手だがぜひぜひ読んでみたい。

そして、次回の新刊のんびりと待っている。小野不由美先生、本当に泰麒の物語物語を完結させてくださり、ありがとうございました。

anond:20200609023302

生活をしている以上、絶対にとつけるなら、実質禁止をしているという日本語理解していて言っているのか、日本語理解していて言っているのかはわからないが

常識的妥当範囲というのは常識比重があるわけではなく妥当比重があり、あなたにとってという意味ではないというのはお互いにかかるが、あなたのことも考慮はされるという意味でもある

お互いにとって程度の意味は含まれるだろう、お互いにとってであるいじょう、あなただけの常識わたしだけの常識では難しいが

最近 あいてに暴力で納得させるというのがあって、だめかといわれると それをなっとくさせるのも暴力である以上むずかしいなぁとおもう

2020-06-03

エロまん評

本書きという職業に対してはわりと真摯に向き合っているんだとたぶん思うんだけど、都合の良い非現実ファンタジー要素やポルノ要素の比重が高すぎない?かわいいとかや萌えとかを超えてポルポ比重が非常に高い。でもそれはただ売れる為ではなく、引きこもり改善展開や作家語りを多くの読者に読んで貰いたいからそうしているんだと思う、たぶん。でもそれでもなんか違和感というか"エロ大好き先生こっち側"ですら困惑してしまう。

 

かわいい作画」力は凄まじく高い。妹専用アニメーターを置いただけはある。高い萌え作画作品が溢れる時代に生きていて良かったと思う。キャラデザは割と良いレベル藤田茜を始め、高橋未奈美大西沙織、等声優陣も魅力的。松岡作品の足をひっぱってはいない。OPEDの曲と動画レベル高い。話は正宗エルフ、ムラマサ。色んなタイプ作家がいるのを見せられるのはとても面白いし、以下1行ネタバレ注意

 

 

ムラマサと正宗がお互いに世界でたった一つの最高の駄作を交換しあう展開は心の琴線に触れる物があった。こんな展開は他では今まで見たことが無い。素敵な創作だなって思った。

 

 

ネタバレ終わり

でも、それ以外の紗霧の引きこもり展開とかも含めて全体を通してみると上手く言えないんだけど、俺妹は良くできた面白い作品だなって胸を張っていえるし他人に薦めれるけど、こっちは空虚でなんか違うんだな。ちなみに和泉とか政宗、ムラマサとかってやっぱり刀の銘?

 

関係ないがラノベ作家アニメといえば当時「妹だけど妹じゃない」と「妹さえいればいい」とかが、引きこもり作家アニメと言えば「住人は膝の上、たまに頭の上」とかもあったっけ

2020-05-29

有償で絵を描くようになり救われた弱小絵師のはなし

自分はそこそこ良いものを描いてるはずなのに、伸びない、いいねRTがもらえない。

そう感じて苦しんでいる弱小絵師の方に、この記事が届けばいいと思う。

私は以前、自分画力について、コンプレックスねじ曲がったプライドに苦しめられていた。

原因ははっきりしていて、小学生のころからの幼馴染が、神絵師だったからだ。

私もそれなりに上手い方ではあったけど、幼馴染は小学生のころからプロレベルに上手かった。

よくある地獄だよね。

私は肥大したコンプレックスに苦しめられる側だったけど

誤魔化しようがないくらいとびぬけた画力を持つ彼女も、計り知れない孤独を抱えていただろうな、と思う。

当時は今みたいにネットが普及していなかったし。

この感覚、今の若い子には分からいかもしれない。

私たちはお互いに性格が良かったので

私は彼女孤独理解し、画力尊敬しているけど対等な友達として接するように心がけたし

彼女画力の面ではどうあがいても格下の私を、決してバカにしたりせず、対等に扱ってくれた。

でも画力って残酷だよね。

一目でレベルの差が浮き彫りになるもん。

当時小中学生だった私はお絵かきに夢中で、気持ち比重を多く割いていたか

心の底で煮えたぎる嫉妬心彼女にぶつけないように、自分を律するのは本当に辛かった。

そう感じてしま自分も情けなく、苦しくて仕方なかった。

もはやお絵かきが好きなのか、自分でも分からなくなるくらい、生まれ持った才能の差を恨んだ。

とまぁ、そんな土壌の上に形成された私のお絵かきへの想いはそりゃもう屈折していた。

高校大学生へ進むにつれ、私の中でお絵かき以外のもの価値が上がり、

多少コンプレックスも解消されたように感じられたが、ねじ曲がった自尊心根本的な解決にはならなかった。

社会人になり、お絵かきへの気持ち比重がより薄くなったころ、ふとしたきっかけで有償依頼を受けることになった。

私はお絵かきが好きだけど、極端にハマりにくいため、コンスタントジャンル難民になっていて

とにかくお絵かきがしたくて匿名掲示板に出ていた募集に応募した。

同人誌の表紙絵で、その報酬に一万円もらった。

それから有償依頼にハマった。

なんせ、相手こちらにお金を払っている。

絵師なら誰しも、興味ないのにがんばって自分の絵を褒めてくれる友達申し訳なく感じたことがあるひと、いると思う。

でも、有償依頼は向こうはお金を払う側だから、気を遣って褒めてくれることって(ほぼ)ない。

次回、また依頼が来たなら、それは間違いなく良かったと思われている証拠だ。

(後、自分で本を出すほど時間も気力も取れないが、絵一枚で本作りに参加させて頂けるので

そういう意味でも依頼主さんに感謝している)

さらに、企業案件を受けるようになり、より自尊心を満たされるようになった。

なぜなら、企業案件自分画力がどの程度なのか正確に判断できるからだ。

自分画力で楽勝な案件だったら、担当さんめちゃありがたがってくれるし、次の依頼が来る。

自分画力で及ばないレベル案件も、担当さんの反応で分かるし、次の依頼が来ない。

SNSいいねRTの数は、画力以外の要因も多い。

ジャンルか、人気カプか。

定期的にSNSに上げる絵を描く時間があるか。

時事ネタをすばやくネタに出来る時間があるか。

都会で行われる舞台イベントにもそこそこの頻度で行けるか。

ジャンルの方と臆さず交流出来るコミュ力時間があるか。

ねぇよそんなん!!!こちとら猛烈にハマりにくい上に、地方住まいの子育て世代じゃいっ!!!

企業案件は実力がほぼ全て。

もちろん、運の要素は多少はあるけど、それでもSNSで専業神絵師と同じ土俵に立つよりはマシ!!!

かくして私は自分承認欲求有償依頼で満たすことに成功した。

いいねRT乞食になることなく、趣味アカ悠々自適なかんこなオタクライフを過ごせるようになった。

もちろん、性根はそう易々と変われないので、忘れていたコンプレックスを刺激されることはあるけれど。

それでも十分救われた。

後、先にも述べたように、子育て世代なのでこのご時世、在宅で普通にパート行くよりは稼げるから現実問題助かっているっていうのもある。

ちなみに、幼馴染の神絵師シンプル性格が良い上にトーク面白くて最高の人間だったので、友達を止めるという発想にはならなかった。

腹の底に沈むドロドロした感情は、堪えても堪えても、きっと漏れ出ていてしまっただろうから

多分、何度も彼女不快にさせてしまうことはあっただろうけど。

彼女は出来た人間なので、それを指摘することはなく、今でもそっとしておいてくれてる。

彼女性格が悪かったら、私はとっくに筆を折っていたと思う。

私たちは今、お互いに子育てしつつ、彼女お絵かきを本職にはしなかったけど、副業でたまに絵を描いている。

未熟な私の数々の失態を見逃し、今でも独りよがりになりがちな萌え話に付き合ってくれる彼女には心から感謝している。

ということで、自分はそこそこ良いものを描いてるはずなのに、伸びない、いいねRTがもらえない絵師さん。

いらっしゃいましたら、有償依頼、お勧めします。

そこそこの画力があるのなら、数打てば必ずどこかが拾い上げてくれるよ。

2020-05-26

日立の在宅勤務のニュースについて

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200526/k10012445681000.html

日立が在宅勤務を標準にするというニュースに関して思うことをいくつか。

出社人数を半分にできるのか

NHK報道によると、出社する人数を半分に抑えようとしているという。電機メーカーという業種で、一時的ならともかく恒常的に半分に抑えられるのかは、疑問に感じるところだ。

まず製造部門などの現業は在宅勤務は不可能であるし、間接部門であっても例えばハード系の開発業務は在宅勤務の割合を高めることは難しいのではないか日立製作所の内情を知っているわけではないが、開発部門であっても実験技術評価などの業務は少なく、派遣社員下請け管理みたいな業務がメインになっているのだろうか。

メンバーシップ雇用特有文化

新卒採用代表されるメンバーシップ雇用特有の「育てる文化」と、在宅勤務とは非常に相性が悪い。この辺りをどのように解決していくのだろうか。もちろん新卒採用をやめてしまえばそういう問題は起こらなくなるが、今の日本でそこまで思い切った施策を取るのは難しいと思う。

成果主義労働の在り方

在宅勤務を推進すると、これまでの職能給を成立させるのが難しくなるので、成果給への比重自然と高まっていく。

あわせて、解雇規制緩和やホワイトカラーエグゼンプション議論されていくことだろう。元記事ブクマでこの辺りのコメントが少ないのは、本当の意味で在宅勤務がどういう制度かを考え切れていないのではないかと、すこし気がかりだ。通勤ストレスから解放され、自宅で自由な形で働ける、それだけではない。

2020-05-22

エンジニアプログラミング力って方が一部分的だろ

てか本当にプログラミング周りしか能の無い上に、口を開けば実績もないのに独学したからあれができるから海外と同じようにやれ年俸1000万寄越せだの

勉強会とか会社の金で開いて、コミケレイヤー呼んでお酌させてラブホの予約してこいだの寝言をほざくプライドだけは王侯貴族増田みたいな奴らの意見真に受けたら、この業界で働いていけねーべ?

増田聖典の如く崇めてるAWSなんて、プログラミング使わない機能の方がはるか比重として多いからな。

応用情報試験でも勉強した方がまだマシだって

プログラミング周りしかできん奴の末路なんて、悲惨なんてもんじゃないぞ、ネット出来る環境さえなくなるくらい人生詰むからネットでそういう意見がでないだけで

実際SNSやここなんかでエラソーなこと言ってる増田なんて、大体20代~35歳くらいまでだろ、なんか代替わりして気が付いたらくたばってるけど別の存在が代わりにいるので減ったように見えない野良ネコと一緒だよ、そうなりたくないなら、実際ちゃんとした企業で働いて現実見ようぜ、自分の将来を真剣に考えて仕事しようぜって話

anond:20200521200340

 話が違う。一行目は半ば真実で、理由は四つ。

プログラムによる既存業務効率化は目に見え易いので、非効率だった多数の人材自分匹敵する能力を持っていると勘違いやすい点。

オブジェクト指向プログラミング自体事象抽象化や細分化、項目化といった思考必要で、物事数学的把握が必要な点。

効率化によって職を失う人間はこの先も増えるが、自分達の仕事は減らないだろうという漠然とした思い込み

定量的数学的把握は説明がしやすく、業務プレゼンへの応用は楽だが、数値から漏れた部分や把握できないイレギュラー無視しがちである点。

4つ目は敢えて言うなら文系素養必要で、これを持っている人間が一流。プログラムにできない(し辛い)部分を把握するプログラマー自分仕事無意味さを認める事になるが、これを抱えたまま仕事をするのはメンタルの面からも大変。他に挙げるとすれば、専門用語が多く仲間内で親交をする傾向が高いので外部からの目に気付き辛い点、一種官僚化だろうか。

それから6つ目(笑)と言ってもいいかもしれないが、プログラムその物の社会的意義まで頭の回っていない人間が多い印象はある。業務効率化による収益増は当然、自分給料に反映されるが、そこから漏れた部分の責をプログラマは問われない。

 一例を挙げれば、(文書に限り)郵便事業が縮小による情報伝達の効率化という恩恵は万人が受け、効率化に伴う収益電子化業者郵便事業者と分け合ってきたろうと推測されるが、電子化業務従事者は封書葉書印刷業者や納品業者インク製造業製紙業界までに頭を回す事が出来ない。もっと言えばパルプの精製や原料の輸出入にも関わり、産業としてはまさしく革命が起きていると言っても良いが、それを自分仕事に係わる物だと捉えているプログラマーはまずいまい。

負の側面として電子文書は膨大な労力をかけてフォントや外字の整理を今も強いられ、ファイルフォーマットや送受信データ形式の細かな不整合放置したまま進んできたが、それに関して電子化業務から社会への問いかけといった視点はなきに等しい。加えて、数値化不能な(文書に限る)郵便業務の益は、配達員顧客コミュニケーション地域事情の把握、高齢者福祉に関わる面にまで及ぶのであり、それをモニターの前にいるプログラマが担うのは不可能である


 二行目に関しては特権意識とは全く関係がなく、言語による思考を行っていない人間言語で話しかけるのが間違っているのではないか、と考える。

絵描き作曲家の例を挙げれば理解は容易である。これらは頭を使っている、いない、の問題ではなく使い方が違うだけの話だ。

 そもそも、頭を使うの対義は身体を使う、になるのかしれんが、ヒトがどちらか一方だけを使うなど有り得ないし、その活動比重が脳に偏っていれば偉い、と言うのは思い上がりである

ブログラマの議論流行ってるけど、「プログラマ」は広い

プログラマとそうでないもの、2種類しかいみたい。

から認知としては仕方ない。まだ知られていないという話。

だが中の人々も、いまいちわかってない人が一部いそうで恐ろしいので書いておく。

GoogleAI研究する人も、SESとして古いシステムメンテしている人も、

最新のハイエンド3Dゲームで新しいエンジン評価する人も、孫請で決まったテストをやらされてる人も、

webの標準を策定する人も、cssでflexboxをようやく理解した人も、

すべてがIT系。すべてが(広義に)エンジニアプログラマ

料理で例えよう。

水準で言うなら、

料理人も三ツ星からファミレスキッチンまでいる。

幅で言うなら、

中華もあれば、イタリアンもある。

用途で言うなら、

高級ディナーのコースもあれば、コスパのいい惣菜もある。

それを一緒くたにしないこと。

違うものは違うものとして、抽象化しつつも分離良く、だ。

あとこの業界の特色として、早い。

とても早い。最先端爆速だ。

だけれど、少し前の共通認識は過ぎ去らず、残留してしまう。

(これは端的に、人のが遅いからだろう)

そして日本業界構造として、SIerと仲間たち、という、その速さを欠く人々がマジョリティだ。

この人達は速さを欠くのだ。(だから水を空けられていて、世界の名だたるtech企業日本会社はない。任天堂さんは神だが。)

その人らが多い状況で、つまり日本で語られるIT系あるあるは、差っ引いて考える必要がある。

もちろん、対抗勢力的な「webを覚えた若者」もたいした見通しで語ってる訳ではない。

webネイティブの人の欠点は、社会における比重の小ささを、いまいち肌でわかっていない点だ。知る必要性はないが、こういう話題を扱うには、自然には知りえない部分が広いと自覚すべきだ。)

というか、この30年、特にiphone以降の10年、ITにというのは拡大が急速だ。

自分も偉そうに言ってるが、)どの個人が見る景色も、全体像からは遠くなってしまう。

からはてな風に言うなら、「IT」も「プログラマ」も主語が大きく、観測範囲依存しがちだ。

インターネッツの基本、のような話になってしまうが、リテラシーをこそ問われている。

職に関して。

拡大するのだから人は求められ続ける。

業界の閉塞感が蔓延し、同時にITが拡大している現実がある。それらがマッチした当然の現象エンジニア転職は拡大されるだろう。

なりたい人が見ているなら、いいチャンスだと思う。上記の通り、こうした場でのアドバイスはブレがある。そこそこに。

職の有無だけで言えば、あるだろう。

適正があれば職につくのは簡単だ。よほど不適正じゃなければなんとかなる。

不適正な人はいる。多分概念的な思考力だろう。一対多・多対多、抽象化とか代数への適正だと思っている)

ただ、中の人的にマウント的に願望を言うなら、求められるのは優秀なエンジニアだ。

シンプル仕事はなくなっていく。

速さを欠く個人は先端についていけない。

業界があるから生きられるにせよ、ついていけていないことに気づく機会すらない。

食べ物が、出来を問わず毎日一定量求められているのと違い、エンジニア仕事は人のレバレッジが大きい。

最先端AI研究者は、何万人分の仕事を代行しているのだろう?

まり一部の優秀な人々が担う役割が大きい。

それは社会全体の格差の拡大と相似形だ。要するに、ITICT環境がもたらす必然的帰結だ。

最後プログラミング勉強必要か?という話に戻る。

真に活躍するのはえげつない高みだ。

そこはただのスパルタで辿り着ける領域ではない。自律的なら辿り着けるほど低くない(勿論、自律的でないなら話にならない)。

そういうグラデーションの中で、もちろん能動であるほうが、より重宝される状態を保てるだろう。

一方で、低い側を言うなら、少なくとも当面のあいだ、職はあるだろう。どんなのでもだ。

受動的では職がないなら、これまで見てきた酷いエンジニア(?)たちが幽霊だったことになる。

はてなという場所は、おそらく幅広いグラデーションで人がいる。(真のトップはいないだろう)

コメントのいちいちについて、どういう背景の人か想像しながら読むとおもしろい。

2020-05-12

anond:20200511141457

女性ファンエロなし&コンシューマの方が増えるってのを実感したからな(ハガキの回答数が桁違い)

元増田が挙げるニコ動2ちゃんなろうジャンプと比べてエロゲは男ユーザー比重に偏っているのもブーム規模の小ささや寿命の短さに関係してると思う

2020-05-07

anond:20200506211815

人間比重は1.05と言われ、これは何もしなければ沈む数値。

しかし肺にたっぷり空気を入れれば0.98になり、この状態なら、水に浮く。

泳げる人間は、水に浮くつもりなら肺に空気を入れると言うのは当たり前のことであるから意識しないでもそれをやる。

浮き続けていたい場合、肺の空気をぜんぶ吐き出さず、浅く呼吸するという芸当も、意識せずにやっている。

意識してないから、カナヅチは肺に空気をためてないのだというのが、まずわからない。だから

普通にしてれば水に浮く」

という言葉が出てくる。

しかし、カナヅチには肺に空気をためるという発想がない。

水の中では呼吸できないのだから、沈んだときのために肺に空気をためなければという発想がない。

何もしないでリラックスすれば水に浮くからと言われ、何もせず(肺に空気をためず)横になり、沈んでいく。

2020-05-06

anond:20200505165046

何がアホか定義してデータセット用意できれば作れそう。

そんなデータセットどうやってつくんだろうな。

今後モデルの選定やハイパーパラメータ最適化はAutoMLにとって変わられるだろうし、

人間データ作るところの比重が増えるだろう。

自称AIエンジニアデータサイエンティストでもなんでもいいけど

AIに関わっていこうってやつはこういう無茶振りデータセット作成できないと

生き残っていけないんだろうな。

2020-05-04

コロナ流行ってからのほうが人と話す機会が多い。

コロナ流行ってみんなが引きこもるようになり、友人と会話する機会が増えた。

もともと自分は在宅でたまの事務的なやり取り以外ほとんど他人接触することのない仕事をやっている。

別に他人と話すのは嫌いではないというか、むしろ好きなのだけれど、口からことばを吐き出さないと死ぬといった性分でもないうえにそもそもが極度のめんどくさがりなので、対人関係コストをあまり払わなくていい生活に落ち着いてから、気づいたら一週間誰とも喋っていないのがしょちゅう、そんな日常になっていた。


ところが、最近は友人とよく話す。

discordzoomskype といったアプリを通じてオンライン飲みや読書会ゲーム会やただの雑談に誘われまくる。

コロナ以前の彼らとは主にSNSLINEを通じた文字ベースのやりとりを交わしていたのだけれど、今はむしろ音声会話の比重が高い。

おそらくずっと引きこもり自粛生活を強いられるのは相当なストレスなのだろう。

家庭持ちならパートナー子どもと話せるじゃんと独り身の自分などはおもうのだが、そういうひとたちもやはり「外」と接触できないのは不満らしい。

ゴールデンウィークも連日ずっと友人たちと駄弁っている。

ひょんなきっかから友人の友人まで参加したことで、うかつにも交友関係が広がりさえした。


なんというか、コロナのおかげでちょうどいいかんじに楽しく過ごせるようになってしまった。

よく考えればコロナのおかげというより電子機器類と通信技術の発展のおかげというべきだろうし、たとえコロナのおかげだとしても自分申し訳なく感じる必要はないのかもしれないが、それでもうっすら後ろめたさのようなものを抱えてしまう。そんな今日このごろである

2020-05-02

リモートワークって他の人との連絡がやりにくくなるから管理職育てにくそう。

誰でも昇進したら管理職なるみたいなやり方が減って、

仕事の種類ごとに特化して人を育てる方式比重が高くなりそう。

2020-04-19

anond:20200419232131

聖書のみの信仰を掲げカトリックに比べて聖書比重の大きいプロテスタントでも通読してる人ばかりじゃないし通読たから何が変わるってもんでもないと思う。

ただプロテスタントカトリックから分離した経緯を考えても人の言うことを鵜呑みにして言いなりにならないために読むといいかなと思う。

宗教ってやっぱり組織や周りの人に流されて本来の教えから離れて行きやすものから

2020-04-17

第9回シンデレラガールズ総選挙およびボイス争奪選挙について

課金ゲー最高じゃないか

15万ぶち込めば無課金で1日に稼げる分の500人分と考えると課金する価値大分上がってる。

さらに今回は総選挙とボイス選挙が別々だから、片方に注力するならさら価値が倍に上がるという神ゲー

ここまで課金票に比重が行くのは第3回くらいまでと同様かなと。

ボイス勢とCG勢(どっちか狙える人達)がとる方法としては、

CG勢は、ボイス勢との票交換も有効だろうね。その逆も同様。

正直ボイスでも順位が出ない人とか圏外圏内ワンチャンと考えてる人なら課金してボイス勢と交換する方がメリットが高そう。

ボイス勢は決まった3人+どこまで出るかわからないけど、総選挙はこれまでの経緯なら50位まで発表される&ボイス勢がほぼ圏外に行くからワンチャン圏内夢じゃない

ついでに、ボイス勢から総選挙の票を合法的に奪えるから相手も引けない状態にできるかもしれない。

1万円で900票貰えるから(多分全イベ真面目にやるのと同じくらいになると思う)余裕がある人は1万円入れていい気分を味わってもいいと思うよ

2020-04-15

新卒だがもう転職したい

「まだ2週間しか経ってないしなんのスキル経験もない人間を雇ってくれるところなんてない」

コロナでどこも人手余ってる」

「とりあえず3年働け」

「ただの甘え」

全部その通りだと思う。

思うのだが自分気持ちを整理するために転職したい理由を箇条書きにしてみる。

仕事量が多すぎる

これは最低限の人員で回してたところに新卒を突っ込んだためにあっぷあっぷしてるから。2日間の研修が終わった3日目から即戦力を求められた。

スキルが身につかない

仕事量の割に内容はコピーをとったり記録を点検したりといった誰でもできる仕事。この職場以外ではなんの役にも立たない。

ちょっとしたミスを責められる

特殊現場なので結果に影響がない細かいミスでも大問題になる。短時間で大量の仕事をこなさないといけないのに些細なミスも許されない。その割に対策上司によるダブルチェックくらい。

・前任者がめちゃくちゃ有能だったらしい

どの業務をするにしても前任者はもっと速く正確にできてたんだろうなと思ってしまう。

上司が若くても40より上

から年上、目上の人と喋るのが苦手。何を言っても「こいつはまだ若いから何も分かってないな」と思われてそうで怖い。同じ部署に同年代が1人もいないのはつらい。

前任者が有能&同年代がいないのダブルパンチで周りがみんな自分のことを役立たずだと思ってるような気がしてくる。実際にはそんなことないのかもしれないが、早く仕事覚えろよっていう圧を感じる。

こうやって書き出してみて、転職したいっていうより辞めたいの比重が大きいことに気付いた。

最近意味もなく涙が出るようになった。

自分メンタルが弱すぎて情けない。

とりあえず転職サイトに登録して求人漁る日々。

[追記]

スキルが身につかない云々について。

最初担当する業務について説明を受けたのだが、その業務を全部完璧にこなせるようになったとしても他でも通用する能力は身につかないと感じた。こればっかりは職場特殊すぎる。

しかも1年で異動だからその道のプロフェッショナルになれるわけでもない。

それを知って入社したんだろと言われたらそれまでだけど。

上司や先輩を見て、これにはなりたくないと思ってしまった。

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