「心臓」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 心臓とは

2018-05-26

高プロ過労死が増えるとか言うけどさ

過労自殺なんて年間200件程度、一方自動車事故の死者は年間4000人だから

(まぁ正確に言えば精神疾患から自殺労災請求して、業務起因認定下りたのが200人だから実際はもっと多いだろうし

脳疾患心臓疾患で労災認定された約300件のうち死者が100人くらいいるから、過労死で言えば大体300人くらい

あと仕事が原因での自殺は年2000人くらいだけど、これは職場人間関とかが原因の自殺も含まれから高プロ関係ないし

ついでに言うと自動車事故の死者のうち半数は65歳以上の高齢者だけど、若者高齢者も命の価値は同じなのでこれも関係ない)

残業時間規制する前に自動車スピード制限徹底するべき

2018-05-25

始めてメンタルクリニックに行ってみた

前回、こちらの日記を書いた者です。

初めてメンタルクリニックを予約した

https://anond.hatelabo.jp/20180522222133

無事に(?)診察を終えたので、続きの投稿になります

予約を入れたクリニックは近所で徒歩10分もかからないところなんですけど、家にいてもそわそわしてまったく落ち着かなかったので、1時間前くらいに家を出てクリニック近くのファミレスに入りドリンクバー時間をつぶすという、まったく謎の行動をしていました(笑)

予約5分前くらいにクリニックにつくと、外観で見た感じよりも思いのほか綺麗で落ち着いた雰囲気でした。「ヒーリング系音楽が流れている」というような話を聞いていたんだけど、本当に流れてるんですね。

受付で事前に書いた問診表と保険証を渡し、しばらく待つと声がかかり木のドアを開けて診察室に入ることに。ここまで心臓がばくばくしまくってまったく落ち着きませんでした。

中に入ると机を挟んで話す感じのこじんまりとした個室、女医先生でした。

まり内容は覚えていないんですけどいないんですけど、問診票に書いてあることをベース自覚している症状を伝えたところ、結果として言われたことは「うつの症状と自律神経の症状が一緒に出ているように見える」とのことでした。

「とにかく精神的におかしくなってるところから何とかしたい(腹痛とかよりも)」と伝えたところ、軽い抗うつ剤から入って様子を見よう、次の診察は2週間後、ということになりました。

診察中は、変な汗が出まくるし言葉はうまく出てこないしでなかなかリラックスできませんでした。正直、意図しているところが先生に伝わったのかがあまり自信がないです…

これから自分はどうするべきなのか、がまだもやっとしています。週明けに会社の話しやすい人から打ち明けるべきなのか、思い切って休むべきなのか。土日を使って考えたいと思います

あと、診断書の話もなんとなくされたんですけど、よく理解できないまま結局貰わないことになりました。とりあえずください、って言っといた方が今後のためにはよかったのかな。

薬局抗うつ剤とあと整腸剤ももらい、せっかくなので(?)おくすり手帳を作って本日は終わり。

だいたいネットで調べていたことと結果が一致したので、あまり驚きはないのですが、これでやっと事実を受け入れられたのかなという感じです。

まずは様子見。ちょっとずつでもいいんで明るく元気に過ごせるようになるといいなぁと思う次第です。

ただ急に立ち上がるだけで

心臓が痛み頭がクラクラするような体になってしまった。

これが“老い”か。

2018-05-23

anond:20180523165115

最初心臓のない右側から行います

右15分に対して左5分程度でOKです。

2018-05-21

Q.なぜあなたは生きているのか?

A.

交通事故に遭わず、致命的な病気にも罹患せず、心臓発作等も起きておらず、通り魔に襲われてもおらず、雷にうたれる事もなく、腐った食品を口にもしておらず、高いところから落ちたわけでもなく、逆恨みか何かで刺されているわけでもなく、線路に落ちたわけでもなく、テロリスト爆弾で吹っ飛ばされる事もなく、寒い日にうっかり外で寝込んだ事もなく、熱中症でそのまま倒れたわけでもなく、乗っていた飛行機が墜落したわけでもなく、赤ん坊の頃変なものを飲み込んだわけでもなく、餓死するような飢饉に遭遇することもなく、乗っていた電車脱線事故を起こしておらず、頭上から看板なり植木鉢なり何なりが落ちてきた事もなく、風邪インフルエンザ悪化してそれきりになんて事もなかったため。それが幸運な事なのか不運な事なのかは知らないし知ったことでもないが。

anond:20180521015625

ちょっと調べてみた。日本人対象にした研究だとちょっと古いけどこんなのがあった。

Egg consumption, serum total cholesterol concentrations and coronary heart disease incidence: Japan Public Health Center-based prospective study.

Nakamura Y, Iso H, Kita Y, Ueshima H, Okada K, Konishi M, Inoue M, Tsugane S., Br J Nutr. 2006 Nov;96(5):921-8.

.

.

Conclusion

We found that eating eggs more frequently, up to almost daily,

was not associated with any increase in CHD incidence. We

found an inverse correlation between egg consumption and

the frequency of hypercholesterolaemia in both sexes in both

cohorts, probably because hypercholesterolaemic individuals

avoided eating eggs

(拙訳)
結論←我々はもっと卵を食おう。毎日食っても心臓病のリスクは上がらない。
卵を食えば食う程、高コレステロール血症が減ったぞ!
多分高コレステロール血症のひとは卵食ってないな?

ちょっと違ったね。まあちょっと許せ。

2018-05-19

anond:20180518184020

折れてても大丈夫

何故なら俺も折られたことあるから

というか正確にはヒビだったけど、1〜2ヶ月くらいかな?痛かった。

もっというと心臓関係ない倒れ方だったんだけど、それでもマッサージしてくれた方には感謝しかないです。

どなたがやってくれたのかも知らせてくれなかったし知らないんだけど、その方今でも元気にしてたらいいな。

anond:20180518184020

ICU看護師です。

(※夜中に記事を見て勢いで書いていますので、最新のガイドライン準拠した内容である査読していません。蘇生に実際に携わった経験複数回あり、ICLSで複数回トレーニングを行っている者が経験記憶を元に書いていることをご了承ください)

現時点では専門家としてのコメントが見当たらなかったので少しだけ書きたいと思います

救命専門家かと言われると自信はありませんが、院内でも心停止心臓マッサージとなると、蘇生後(あるいは蘇生しながら)ICUに入るのがセオリーです。当然、院外から運び込まれますもつまり私たちは「蘇生がうまくいった人」「蘇生いまいちだった人」「蘇生がうまく行かなかった人」のその後を実際に見ている立場です。

まずは、倒れた方が速やかに蘇生して何よりです。搬送されたその後は気になりますが、いろいろな意味で、これが一番良かったことです。

次に、大変お疲れ様でした。とても疲れられたと思います

僕たちは定期的に、より高度な人形(胸を押す深さを記録したり、電気ショックを実際に行うことができるなど)でトレーニングを行いますし、実際に院内心停止対応したことも一度や二度ではありません。

慣れている僕たちでも、単純な運動としてもかなり疲れますし、頭をフル回転させて原因検索現場マネージメントを行うので、終わった後はどっと疲れます。慣れない一般の方であれば、アドレナリンがドバドバ出て、興奮が冷めたころにものすごい疲労を感じられたのではないかと思います。本当にお疲れ様でした。

そして、文面を見る限りでは、バイスタンダー(居合わせた人)としてのあなた対応は間違っておらず、正しい処置をされています安心して下さい。一番言いたかたことはこれです。

・脈拍について

もし本当に心臓が止まっていたら、あるいはとても弱い拍出しかなかったら「脈は触れない」ので探す必要はありません。

例えば、熟練者が1~2秒で「脈があるorない」と判断し即座に心臓マッサージを開始するのであればそれでもいいかもしれませんが、反応と呼吸がない(もしくは死戦期呼吸という喘いでいるよな呼吸)の時点で心停止とみなすため、特に熟練者では今回の対応が正しかったと言えます

救急隊の方の発言真意はわかりません。

肋骨骨折について

私は肋骨どころか胸骨を折ったこともあります。仕方ありません。何もしなければ死んでしまうので、よくぞ続けてくれました、という所存です。

患者さんはICUで「胸が痛い」と言います。実際かなり痛そうです。いろいろな痛み止めの薬などで対応しますが、リハビリをし、退院されていきます。それは初期対応が的確になされ、障害がないあるいは軽微であったからこそです。

時間を記録していること

大相撲の件でもどなたかDrが言及していましたが、心停止蘇生の時刻を記録しているのは非常に重要なことです。心停止時間が長くなれば、心拍や呼吸が戻ったとしても、脳がダメージを受けて植物状態のように意識が戻らない方もいます心停止心拍再開の時刻がわかれば、脳のダメージがある程度予測できますしかし、一般の方がムリに記録する必要はないと思います。できるだけ早く心臓マッサージを始めること、良質な心臓マッサージ可能な限り絶え間なく続けること、AEDを適切に使用できること、これが優先です。余裕があれば時間の記録をお願いします。

心臓マッサージはもちろん生死の問題です。しかし、同時に社会復帰できるかの問題でもあります

蘇生までの時間が長かったとき上記のように、身体は生きていても意識は戻らずずっと寝たきりのままになるかもしれません。

あるいは脳がダメージを受け、言葉がうまく使えなかったり、身体が十分に動かなかったりするかもしれません。

早くAEDにつなぎ、電気ショック心拍再開することや、心拍再開するまでに胸骨圧迫が上手に行われて脳に血液が通っていることで、こういった可能性、程度が少なくなるということです。

そういう意味において、今回のケースは、蘇生が早かったこと、そしてバイスタンダーであるあなたが速やかに適切な処置ができていたこと、倒れられた方にとって幸運だったと思います

最後に、環境について(誰も交代しようとする人がいなかったこと、駅員さんの情報共有?など)は残念に思うことがいくつかあります

特に、駅員さんを含めて誰も心臓マッサージを交代しようとしなかったこと、AEDを持ってきてくれなかったことです。

今回のようにすぐに心拍再開しなかった場合、5分も経たずにあなた心臓マッサージは「有効もの」ではなくなります。そして、AEDの装着と解析はできるだけ早いほうがいい。

今回の記事が良い形で広まりあなたのように適切な初期対応ができる方が増えることを期待します。

お疲れのところ、詳細な日記をお書きくださりありがとうございました。

2018-05-18

anond:20180518184020

心肺蘇生法は2005年に大幅に変わりました。これまでは、胸骨圧迫心臓マッサージを15回やって人工呼吸を2回する方法がよいと教えていましたが、それではあまり心臓を押せていないことがわかりました。そこで多くの実験ならびに臨床研究の報告を調べたところ、胸をしっかりと圧迫して人工呼吸は浅く小さい方が、ずっと効率がよく生存率も高いことがわかりました。

 へーへーへー

就活生の愚痴を吐かせて

就活解禁して何ヶ月か経ったけど、いまだにやりたい仕事が見つからない。

大手企業に入りたいなんていう夢を持っているわけでもなかったので、いわゆる「努力」は全くしていない。

適当に行ったインターンの合説で、適当椅子が空いてた企業ブースにいくつか座り、適当インターンに応募し、そのまま選考に進み、2社から内定をもらった。片方は蹴ったけど、今内定を持っているほうの企業は(知名度はどうだかあんまりよくわからないけど)業界ではそれなりに功績のある企業らしい。

説明会も人並みに数はこなした。3月毎日スーツ着て、いろんなところに行って、たくさん応募した。毎日緊張してたけど、新しい企業出会えるのは結構しかったし、なんとなく面白そう?と感じた企業もあった。でも ES履歴書はかなり我流で締め切り前日とかに書いてるクズだったのでそこで落ちたり面接落ちしたり。

上記企業内定をもらったのは3月末と4月のあたま。応募してた企業が少なかったのかな、4月中に選考ほとんどなくて、ぼーっとした毎日を過ごしてたら、就活飽きちゃった。

というのも、第1志望というものを決めていなかったからで。失敗するのがすごく怖い人間から絶対にここに行きたい!って決めちゃったら、そこに行けなかった時に立ち直れなくなるのが目に見えてて。あえて第1志望は決めておらず、軸も決めないでがむしゃらに気になった企業に応募してた。というか本当に自分の好きなものが分からなくて第1志望なんて決められるはずがなかった。

から就活の終わりを決めてなくて、いつまでやればいいのかわからなくなった。今は、親からは「まだ就活続けるんでしょ?」ってプレッシャー与えられてるし、まわりの友達もまだもう少し選考ある〜!って言ってて、ここで終わらせたら社会不適合者なのか?とか、諦めてるだけなのかな?とか、会社に入ったらもっと他の会社にすればよかったって後悔することになるのかな?とか、ぐるぐるしてきちゃって、もうわからない。内定から承諾書を求められ、5月中に懇親会をやりますと言われ、完全に囲い込まれている(承諾書は法的なものでないから後から断れるというけれど、就活生側にだって良心はあるし、断ってしまったら筋が通らないと思う)。これから先、また選考受けて、全落ちして、結局今内定もらってるところに行くことになったら、その選考のために費やすこれからの数ヶ月全部無駄になるかもしれないと思うと、新しく他の企業に応募するのを躊躇ってしまう。

というか、今の時期から説明会から始めるの、めちゃくちゃ面倒くさい。経団連スケジュール通り6月から説明会開始する企業もあるけど、就活生の感覚的にはかなり遅いよ!って感じ。自分1月くらいかインターン参加したりしてたけど、そこから数えると半年近く就活してることになる。もっとからインターン行ってた人もごまんといる。その人たちは長ければ1年近く就活してることになるわけだ。無理。企業からメールを開く時の心臓が破れそうなほどの緊張の瞬間、お祈り文を見た時の悲しさ、何がダメで落ちたんだろうって悶々とする時間面接で待ってる最中に言いたい内容を反復すること、グループワークで全く初対面の人たちと楽しくもないことを話し合わされて愛想笑いすること、大学講義の数倍メモをとらなくちゃいけない説明会、煽られまくるwebテスト、出題意図が皆目検討もつかない意味不明webテスト、他にもたくさんあるけど、全部何も楽しくなかった。これをもう一度、同じモチベーションクオリティでやれと言われても不可能。何を求めて就活しなきゃならないんだろう?それがわかる人や定まっている人はモチベーションを保っていられるのかもしれないけど、好きなことややりたいことがない自分にはもう続けられる気力もないし、目処も立たない。

就活してると、まるで就職することがゴールのように思えてくる。でも実際は、その後にどう働いていけるのかが問題。そこの点は、就活生には曖昧データしか与えられない。開示していない企業だってある。会える社員も、ほぼ愛想の良い面接官だけ。そんなんで御社のことがわかるわけないだろ!自分がこの会社に入ってどう働かせてもらえるかなんて、面接官も教えてくれない。

からこそ、この内定をどうすればいいのかわからない。ここで決めてしまっていいのか、まだ就活を続けなくちゃならないのか。自分でも半々の考え。決められない。内定をまだ持っていない人からしたら、贅沢な悩みだと言われてしまうかもしれない。ごめんなさい。それでも悩んでいるんです。自分はこれからどうすればよくて、どうなっていってしまうんだろう。

2018-05-17

歯医者で思い出した

数年前、歯医者の待合室でぼーっと順番を待っていてふと気がついたら、先に治療をしていたっぽいちっちゃい子を連れたお母さんがお会計をしていた。

子供が泣いていたのかどうかも思い出せないから多分そこまで強烈にぐずってた訳じゃなかった…ような気がするけど、私が記憶してないだけで相当ギャン泣きしてたのかもしれない。

治療が出来なかった?みたいで、お母さんが縮こまってしまってるというか憔悴してるというか何で親なのに…って自分を責めてそうっていうか、まあそんな感じだった。

お金払った後次回の予約の話してたんだけど、受付の人が別に何ともなしな感じで「大丈夫ですよ~よくありますよ~」的な事そのお母さんに言ったらお母さんそこで泣き出しちゃった。

受付の人は別に驚いた風でもなく泣かないでという訳でもなく優しく「大丈夫よ~」って言ってた。

そこそこの大きさの駅の近くのショッピングモールの中の歯医者でいつも結構混んでるし実際ギャン泣きしてる子も違う日に見た事あるし、実際子供泣いちゃって治療をうまく出来ないって事はすごい頻繁にある訳じゃないけど別にそこまで驚く程少ない訳でもないんだろう。

けど歯医者に来たのに治療受けさせられなかったってのはやっぱり思い詰めちゃう人はすごく思い詰めちゃうんだろう。

今考えるともしかしたら虫歯にさせちゃった?のも気にしてたのかも…

受付の人は多分お母さんより少し年上なんだろうなってくらいの人だったしその辺わかるからああやって声かけたのかもなと思った。

子供が泣いちゃったのも治療がうまく出来なかったのもお母さんが泣き出しちゃったのも全部「大丈夫だって事かな。

実際お母さん頑張ってそうだったもんな…お母さん頑張ったって子供は怖いもんは怖いもんなあ…

あの場面でお母さん十分頑張ってるよともそんなに頑張らなくてもいいよとも言わずに「大丈夫」ってのはすごく適切な言葉掛けだったんだろうなと後で思った。

しかしあの歯医者、いつも混んでて評判も良さげだからか時々変な人というか図々しい人?おかしい人?もいる。

何か一週間後位に入院するからそれまでに全部治療してほしいらしく、でもそれを自分からは言わず何とか先生の方からOKと言い出させようとしてるオッサンとか(先生はのらりくらり)、他の歯医者でやったレジン硬化の光がいかに痛かったか(ジェルネイルとかと一緒でUVライトの硬化時に熱が出たのが痛かった…?)いか対応が最悪だったかを本当ずーーーっと語ってる人とか(歯科衛生士のお姉さんがずっと話聞いてた…)、おそらくそんな人たちかわいい方なんだろうけど歯医者さんも大変だな…と思った。

個人的にそういうのより子供が怖くて大泣きの方が予約時間が押しちゃっても理解出来るし納得出来るんで、変に横柄にならなければまあだいたいの人はすごく機嫌よくかは別としてきっと本当に「大丈夫」です

ほんと、スケーリング終わっても絡んでるオッサンより本当に大丈夫から

治療初日とかむしろ心の中でギャン泣きしてる子供同意しまくりで心臓バクバクから

何度行っても最近治療痛くないとわかっていても怖いもんは怖い。

歯医者行くとめっちゃ挙動不審になる。

笑気ガスって使ってくれるのかな?使ってる人見た事ないけど。

2018-05-15

金切り声

スーパーに入ろうとしたところ、

お子さんを躾けようとしていたのだろうか、

かなり大きな声(金切り声)に近いような声で

「やめなさいって言ってるでしょ!!!もうやめてーー!!!

みたいな光景を目にしたのですが、

その声を聞いて心臓がドキドキするのはオイラだけ?

あんな声を聴くめっちゃ動悸とか不安感が起こるんですが...。

イラが異常なのかな?それともみんなそうなのかな?

anond:20180515165243

たみたいだし。

 だって百合で血の繋がった実の姉妹だよ?しかも姉が成人済の妹中学生とか、やばいでしょ。近親相姦の上に未成年淫行の全部乗せ。犯罪なんだよ?なんで島とか出来ちゃうの?なんでそんな堂々と出来るの?

 私は男のうちの1人、アルコールで赤くなった顔で延々と近親相姦について捲し立ててる奴の方を極力見ないように努めた。だって視界に入れることすら耐えがたい。本当に気持ちいから。百合なら姉妹どっちかに感情移入すれば姉と妹どっちも楽しめるってか?あーきもいきもい。最悪の近親相姦ロリコン野郎じゃん。

 やっぱりそうなんだ。百合ってこういう男たちに食い物にされてるんだ。

 本当にやめて欲しい。Noaさんはさ、そのもんには興味ないわけ。こうやって楽しそうに相槌打ってるけど、本当は金髪王子茶髪従者の話がしたいだけなの。

 でも急にその会話に割って入ることも出来ず、私はビールをちびちび飲むしかない。私、何してるんだろう。隣にはNoaさんがいるのに。Noaさんと話がしたくてここまできたのに。早くこんな時間過ぎ去ってくれないかな。

 そんなことを考えていると、とすっと音がしてNoaさんがこちらに寄ってきた。心臓が飛び跳ねた。さっきから感じていた香水匂いがグンと強くなる。

「う~んNoaちゃ~ん酔った~」

ちょっともりーぬ何急に」

 どうやらクソ女がNoaさんにしなだれかかっているようだった。いやまじで何してんの。

「もりーぬほんと弱いよね」

だって飲むの久々なんだもん」

 クソ女はなおもNoaさんにベタベタ触りまくる。ちょっと流石になんかヤバいのでは?

「こんなところでもりノアにお目にかかることになるとは」

「え、ソラリよんさん、表記ってもりノアなんすか。俺ずっとノアもりだと思ってた」

「あーどっちだ?支部で多い方じゃね?アハハ」

「ちょっ、検索してもどっちもヒットしないんですけどなんでっすか」

ガチ検索すんなって!アハハ、もしかしたら別の表記あるんじゃね?mrna的な」

 男共がゲラゲラいやらしく笑い、クソ女はLさらにこれ見よがしにukaさんに抱き着く。ちょっとまじでなにこれ。

 私の頭の中にはっきりと”男尊女卑”の四文字が浮かんだ。これは本当にきついわ。

 女が男に消費されるためにレズビアンのフリをして、悦ばせるとか男尊女卑の極みじゃん。無理無理無理。何でこんなことになってんの。Noaさんも普通に笑ってるけど何で!?ああもう私がNoaさんを守るしかない。

「そうだ、新刊と言えばNoaさんの私早速読みました!男体化めちゃめちゃよかったですー!」

 私は精一杯明るい声でそう言った。するとNoaさんが満面の笑顔で「えー、やったー!」とこちらを振り返ってくれる。

「確かに男体化は新しいよね」

 気持ち悪い笑いを続けていた奴らも、すぐに話題に乗ってくれた。良かった。

「Noaさんがやると説得力あるからなー」

「え、その心は?」

「絵柄が向いてるでしょ」

「嘘、男描いた方がいいてこと?」

「かもしんない」

「え~?」

 男共とクソ女は案外真剣トーンでNoaさんにそんなことを言い始める。なんだ、ちゃんと話分かるじゃんこいつら。っていうかNoaさんまじで男専門の絵描きになって欲しい。早くこんなところから出るべき。

「やー、でもなー、実は自分でも思ってるんですよ、男根成分多い方が合ってるかもって」

 Noaさんはそんなことを言いながら、スマホを弄り始めた。「ちょっとこれさっきかい落書きで、また後日上げようと思ってた絵なんだけど」言いながら少しの間それを探して、そして私達に画面を見せた。

 金髪女王茶髪従者が裸で抱き合ってる、いわゆるエロ絵。その身体にはちゃんと二人ともに胸があって、そこだけ見てればいつものNoaさんの百合のR18絵と変わらない。私は百合エロは苦手だけど。でも、いつもと違うのは、金髪女王の方に大きなソレが生えていることだった。

「うおーー!ふたなりっすか!!めっちゃいいーーー!」

「なるほどなるほど、これは……最高のエロさ」

 男二人が気持ち悪い笑みを浮かべる。今日イチキモ顔かもしれない。

「可愛すぎる~!生え女王めっちゃ可愛い~~!!イケメン従者が突っ込まれる方なのも最高~~」

 クソ女も目をギラギラさせながら繰り返しそう言っていた。そしてキモ男の最悪の近親相姦ロリコン野郎の方が言う。

「いやぁ、ふたなり、Noaさんの到達点って感じだね」

 その瞬間、ストンとそれを納得できてしまった私がいた。確かにその通りだった。Noaさんは、女の子女の子らしすぎずに描くことが出来る。男体化も違和感なく描きこなしてしまう。そしてふたなりというやつは、その二つの良いところだけを掬い取ったようなものだった。

 最高だった。でも私に取っては最悪の最悪だ。ふたなりなのだ百合に、女に男が自分たちの汚らしい欲望投影するためだけの方法ではないか。私の脳内にさっきよりももっと大きく、はっきりとその四文字が刻まれる”男尊女卑”。

 そしてNoaさんは言うのだった。

「ありがと~。描いてる間にほんとにめっちゃ楽しくて、もう私生えてる女の子専門でいこうかなってちょっと思ってるんだよね」

 決定的な一言だった。もうNoaさんは完全に私と違う世界に行ってしまったのだ。もうこの人を救うことなんて出来ない。

 例えどんなに絵柄にふたなりが合っていても、それを選ぶなんて許されることではない。男の支配を乗り越えずにそれに甘んじるなんて、男に屈服したも同然。

 この女は自ら望んで男に搾取される道を選んで、奴隷になる生き方をよしとしているのだから

 周りはハッキリ見えているはずなのに、私の視界は真っ暗で胃の辺りがキリキリと悲鳴を上げる。お腹痛いなと意識した瞬間に痛みは急速に強くなって溜まらずに私はトイレへと駆け込んだ。

 胃の中の物を全部吐き出してしまい、私はひゅうひゅうと肩で息をする。

 こんな、世の中はまだこんなにも男の支配下に置かれていたんだ。素晴らしい絵師さんも結局その支配から逃れられずに、その才能を汚される。

 私が個室を出て、洗面所で顔を洗っていると、Noaさんが入ってきた。

「そうじゅさん、体調悪いの?大丈夫?」

 私の方を見ながら首を傾げるその仕草は、やっぱり美しい。こんなひとがどうして。

「あの、どういうつもりで、ふたなり、とか描いたんですか」

 思わずそう聞いていた。もう分かっているのに、それでも確かめずにはいられなかった。Noaさんは一瞬キョトンとしたけど、何でもないように言葉を返す。

「え、一番エロく描けそうだったからかな。っていうかチンコ付けたら女の子もっと可愛いかなって」

 聞くだけ無駄だった。この人はもう駄目なんだ。新たな吐き気に襲われて、私は洗面所にさっき飲んだ水を吐いてしまう。

 Noaさんはそんな私を前に暫く無言でそこに立っていた。

「ね、もしかしてさ、そうじゅさんて、私のこと好きだった?」

「え……?」

 顔を上げた時、急にNoaさんが私にそう聞いた。その顔は、さっきまで私に見せていたのと全然違う、どこか人を見下したような人の悪そうな顔。

「スペース来た時も、新刊より私の顔じっと見てたしさ、まぁ私顔がいいからそういうことも多いけど、貴女視線ちょっと熱さが違ったっていうかね。だからあのマシュマロの主でそれをわざわざ言ってきたってのに納得した。私のことめちゃくちゃ見てて、そういうアピールまでしてくんの、そういうことかって」

「な、なに、なにを言って……」

「そういう女の子可愛いなって思うよ、私。感情が大きい子は好き。そうじゅさん、私ここから近いところに宿取ってるから、一緒に行かない?」

「いえ、あの、なにいってるんですか」

 わけがからず、頭の中がグルグルしてくる。この人は違う。Noaさんなんかじゃない。私の知っているNoaさんは。いや、私Noaさんのこと、なんにも知らない……。

あはは。警戒しないでよ。体調悪いならさ、ここ出て休憩してから帰ればってこと。ね?」

 何一つ分からないまま、私はその手を取ってしまった。

 そして今、何度目かのオーガズム彼女の指に導かれて、卑しくベッドに横たわっている。

「Noaさん、どうして……っ」

「うーん、そうじゅほんとに可愛いなぁ。私女の子大好きだから可愛い子なら尚更。ね、まだいけるでしょ。もっかいしよ」

 何にも染まらない白い肌が私の肌に重なる。ああこのひとは、少年とも少女もつかない、儚くて、でも意思のある指先は。

 まるでこの人自身が描いたイラスト中の人物のように美しい。

 体中から湧き上がる、最低最悪の欲望の中、あの日初めて見た、このひとの絵を思い出していた。

 草原の中に佇む、少年とも少女もつかないその姿。吹き抜ける風のように自由なすらりと伸びたその手足を。

百合豚クソオス界隈の女と女百合絵師の話

 ※これはフィクションです。実在人物団体、界隈などとは一切関係ありません。

 そのひとが描く、すらりと伸びた手足が好きだった。

 何にも染まらない白い肌が同じように白い肌と重なっている。草原の中に佇む、少年とも少女もつかないその姿は確かに静止画としてそこから動かない筈なのに、きっと誰にも捕まえられない。吹き抜ける風のように自由で追いかけても追いかけてもすり抜けていくだろうから

尊い

 そんな私の口から零れたのは、たったそれだけ。ツイッターで回ってきた、その美しすぎるイラストについて、私はそれ以上語る言葉を持たなかった。

 いや、持てなかった、と言うべきだろう。私のような語彙力のない人間がありふれた陳腐言葉で褒めちぎっても何にもならない。

 だからただ「尊い」とそれだけ言っていればいいのだ、そうだそうだ、それが正解だ。

 残念なのは、一回しかふぁぼが出来ないこと。見た瞬間に無意識に1回ふぁぼって、見入って息をするのを忘れて、それからやっと呼吸を再開した時に手癖でもう一度ハートマークを押したら、ふぁぼが解除されてしまった。正直あと億万回押したい。ツイッター仕様変えられないの?

 これだからツイッターはなんて思いながら、絵についてるツイートに目をやった。

『久しぶりにオリジナルのこたちかいたたのしい』

 なるほど、確かにたことないキャラだと思ったけど、やっぱりオリジナルだったんだ。そして”久しぶり”という言葉から察するに、普段二次創作をやっている人のようだ。

 ツイ主のアイコンは、知らない2頭身の金髪女の子キャライラストだ。アカウント名は@noanoa_hc、スクリーンネームはNoa。

 初めて見る人だ。世の中にはまだまだ私の知らない素晴らしい絵師さんがいるんだなぁと思いながらその人のプロフィールページに飛んだ。

 固定ツイートを見てぎょっとした。

 女の子女の子キスをしているイラストだった。一人はアイコンにもなっている金髪ロングの女の子、もう一人の子茶髪ポニーテールだ。

 オリジナル中世的で絵画的でもあった雰囲気とは全く印象が違う。女の子らしさを凝縮したふわふわキラキラした世界。可愛らしい色合い。

 でも確かに絵柄は同じだった。すらりとした手足のタッチは同じ。間違いなくどちらもNoaさんが描いたものだということは分かる。

 そうかそうか。なんだ、その、普段百合?をやってる人、なんだ。え、それってどういうこと?

 っていうか百合って男向けのだよね?そういえば時々BLとか少女漫画作家さんが百合描いてるの見かけるけど、正直仕事として依頼されたからだよね。好き好んで男のために消費されるようなものを作る女なんていないでしょ。

 だったら何?このひとは一体何なの?bio見る限り商業作家さんではなさそう。お仕事用別アカウントもないみたいだし。趣味百合をやってる女のひと、ってこと?

 何のために?……百合二次創作って売れるのかな?

 ああ、そうだ、きっとそうだ。それを収入源にして本当にやりたいオリジナルやってるひとなんだ。なんかそれってすごい。女を消費したがる男を食い物にして自分の好きなことの肥やしにしてるってことだよね。格好いいな。

 私は男子の絡みを主食にしているし、可愛い受けより美人男前な受けが好きだから、こういういかにも”かわいい”を強調したイラストを見ていると少し居心地が悪い。だけどやっぱり絵柄自体は好みだから不思議とずっと見ていられた。もうフォローするしかなかった。

 Noaさんのツイート頻度はそんなに高くなかった。2~3日に一回つぶやけばいい方。おはようとか疲れたとかの一言だけだったり、突然おいしそうな飯画を上げたり、内容はまぁ普通だ。口調は結構乱暴な感じだけど、名前からしても多分女のひとだろう。あんなに繊細で美しくて尊いイラストを描ける人が男であるはずがないと思う。

 そんな普通ツイートに混じって、週に1回平日(後にそれが毎週水曜日であることに気付く)に何かのアニメの実況をしているらしいことも分かった。

 最初は何のアニメなのかよく分からなかったけど、ツイートがやけに熱いなと思っていたら、その日のうちにワンドロを上げたりすることも多くて、例の固定ツイートにしている女の子達が出てくるアニメのようだった。

 イラストはワンドロにも関わらず、毎回クオリティが高くて、知らないアニメだけどNoaさんのは別だ。即座にハートマークを押して、でも少し考えてそれを取り消した。

内容が内容だから自分フォロワーさんにこんなのが回ったら絶対迷惑になる。みんな百合の耐性ないもんね。

 だから私はNoaさんを追うためだけのアカウントを作り、改めてフォローし直した。ふぁぼ欄がNoaさんのイラストツイートで埋まっていくのが嬉しかった。

 Noaさんは週末には時々オリジナル絵も上げてくれた。キャラは私が初めて見た時のものと同じだったりそうじゃなかったり。とにかくもうNoaさんの絵が全部好きだった。

 というかNoaさんのことを好きになっていた。低めのテンションからジャンル話題に食いつくときギャップが最高だし、普段砕けた乱暴な口調も格好良い。何か自カプについて考察みたいなことをツイートして界隈からのふぁぼリツをかっさらっていったかと思えば、オリジナルの儚げなイラストで私達を殺しにくる。

 ツイート頻度が高くないことは重々承知の上で、それでも今日は呟いているかどうかと、毎日のようにアカウントを見にいった。

 そうしていると段々話しているジャンルの内容が気になってきた。気になりすぎて動画サイトで探して、アニメを前クールから全部追った。

 正直そこまで私には刺さらないアニメで、男同士でやればいいのにと何回も思ったけど、ツイートの中身がスラスラ分かるようになったのは本当に良かった。

 TLを読解出来るようになると、それまで見えていなかった色々なものが見えてくる。

 ジャンルの界隈の人でいつもNoaさんの考察空リプしてる人、それに丁寧に対応するNoaさん。時には長めの議論に発展することもあるけど、いつもNoaさんが綺麗に論破してしまう。

 そして、Noaさんをしきりにご飯に誘ってくるのはいつも同じアイコンだった。休日の度に何度も何度も図々しい。でもNoaさんは優しいからその誘いに乗ってあげていた。

 TLに流れてくる二人分のスイーツ画に吐き気がした。Noaさんはお前のSNS映えのための道具じゃないんだぞ。

 無事に現行クールの話数に追いついた私は、水曜日にはリアルタイム視聴もするようになった。Noaさんの実況を見ながら見アニメは格別だ。離れているのに、お互い顔も本名も知らない関係なのに、一緒の時を過ごしている感じがする。

 そして、見ているうちに私はある思いが日に日に強くなっているのに気が付いた。

 Noaさんの自カプ、BLじゃない?と。

 女王様系の金髪ロングと、従者的な幼馴染の茶髪ポニーテールBLじゃ王道中の王道関係性じゃない?断然金髪が受け。大人っぽいのに可愛いところもあって女王様美人受け、最高じゃん。茶髪の方は幼馴染だからってこともあって、金髪傍若無人な振る舞いを上手いこと扱っていて、なんかちょっと熟年夫婦感があるんだよね。もしこの二人が男の子だったら私の好みどストライクだ。本当になんで男同士じゃないんだろう。もったいなさ過ぎる。

 いよいよ私は我慢が出来なくなって、その思いをNoaさんのマシュマロにしたためた。Noaさんが私の考えをどう思うのかが知りたくなった。

 メッセージを送った瞬間は正直冷や汗が出た。これまでイラスト好きですとか応援してますとかそんなことしか送ったことはなくて、CPについて聞くなんて初めてだったから。

 百合ことなんか全然からないけど、やっぱり男体化って話題はよくなかっただろうか。でもでもNoaさんの普段発言じゃ、金髪茶髪に付いて嫁とか夫だとかい言葉だってよく出てくるし、彼氏面とかも頻繁に言ってるし。それにオリジナルの時はどちらかというと少女より少年っぽさの方が強調されたりもする。”男キャラ”についてそこまで拒否感はないはず。いやでも。そんな考えが頭の中をグルグル巡って、やっぱり送らなければよかったとさえ思った時、それは起こった。

『男体化!その手があったかー!ありがとうございます!!』

 TLに現れたその文字列を見た瞬間、私の体温は5度くらい上がったんじゃないかと思う。

 その後Noaさんは続けざまに男体化について3ツイートくらいのツリー形成して思いの丈を語った。もちろんマシュマロのお返事含め、それらは全部スクショした。

 Noaさんが、あのNoaさんが、私の意見を拾って、それに賛同、私と同じように萌えてくれたのだ。

 自分性癖にとことん刺さるBLを読んだ時くらい嬉しかった。嬉しすぎて文字通り部屋の床をゴロゴロ転がり回ってしまった。

 数時間後に男体化イラストが上げられた時には確実に一度心臓が止まったと思う。

 これだと思った。二人の少年はばっちりNoaさんの絵柄にハマっていた。そうなのだ、これが金髪女王改め王子茶髪従者の真の姿だ。彼らはその女性性を捨てることで、真に美しい姿に、概念にまで昇華したのだ。

 その後もNoaさんは度々男体化イラストをUPしてくれた。それに触発されて界隈の他の絵師が同じように描き始めたけどやっぱり全然だめ。Noaさんじゃないと、”少年”のリアルな質感は描けない。絶対に。やっぱりNoaさんは男同士を描くために生まれてきたんだと思う。これまでの百合をやってきたのは金髪王子茶髪従者に出会うための布石だったんだ。私はそう確信してさえいた。

 自ジャンルオンリーイベントサークル参加募集が始まったのはちょうどそんな頃だった。Noaさんがサークルカットと共に『新刊男体化漫画やります』とツイートした時は、見間違いじゃないか5度見くらいした。

 大好きなNoaさんが、他でもない私が布教した大好きな男体化カプで新刊を出すのだ。信じられない思いだった。というかこんなにいいことばかり続いていいのか?とさえ思った。

 そして、一番重要なことはイベントに行けばNoaさんに会うことが出来るということだった。一体どんな人なんだろう。いや素敵な人に違いないとはもちろん思っているけど。これまで飯画や上げられる写真には本人は全く映り込んでいなくて、顔もそうだが服装雰囲気なども一切分からなかった。でも、会えるのだ。せっかくの機会、Noaさんと自カプについて話がしたい。

 そのためにも私はもう一度アニメを隈なく見返した。金髪王子茶髪従者についてやれるだけ考察を重ね、解像度を上げることに専念した。

 いよいよイベント当日。

 一般入場が開始された瞬間に私はまっすぐNoaさんのスペースを目指した。15分前にTLをチェックした限りでは設営完了とのこと。新刊表紙の茶髪従者にお姫様抱っこされている金髪王子を目印に人の波をかき分けて進んだ。

 パンフレットとスペース番号を何度も見比べながら場所を確かめる。ああ、私Noaさんに会うんだ。そう思うと心臓はがなり立て、喉はカラカラに乾いてくる。歩みを進めながらも深呼吸してごくんと唾を飲み込んだ。

 スペースには大きな列こそ出来ていなかったものの、既に5~6人並んでいた。開始直後にってすごくない?やっぱりNoaさんって人気作家なんだ。

新刊1冊500円になります

 声の主の方を視線で辿って息を飲んだ。めちゃくちゃ美しいひとがそこにいたからだ。可愛い、ではなく、キレイなどでは足りず最早「美しい」という言葉しかさない顔の造形だ。

 身長は170cm近くあるだろうか、きれいめのジャケットクロップデニムカジュアルダウンしている姿が様になりすぎている。

 耳が見えるくらいの明るい色のショートカットの髪が、さらさらと額の上で揺れていた。

 一見して男か女か分からなかった。どっちと言われても信じることが出来そうだ。確かなのはその人が美しいということ。

 そしてそのひとの胸元に名札がついているのに気が付いた。

 ”Noaだょ”

 崩した文字だけど、確かにそう書かれている。Noaさんだ。Noaさんなのだ、この人が。この美しいひとが。

 聞こえてくる「ありがとうございました」の声は見た目の印象よりも少し高め。それに何より名札から下をよくよく見ていると、柔らかそうな身体つきが見て取れた。Noaさんは女のひとだ。メンズライクだけど確かに女のひと。男装カフェかにいても不思議じゃないタイプの。私だってあんな風に顔が良かったら男装コスだってしてみたいと思ったことが1度や2度くらいある。もちろん鏡を見てすぐに諦めたけど。

 Noaさんは私の理想のひとだった。あんな風になりたかったと思えるひとだった。最高のイラストが描けて、TLでも人気者でその上顔やスタイルまで美しくて格好いいなんて。すべてが私の理想通りだ。こんな素敵なことがあってもいいのだろうか、本当に。

 私はの緊張はいよいよピークに達し、息が上手く出来なくなってきた。

 無情にもNoaさんの客さばきは高速で一気に私の番になってしまう。

「あ、あの、しんかん1部、くださひっ……」

 噛んでしまった。

 やばい恥ずかしい。一気に顔に血が上ってくるのが分かる。今すぐにでも逃げ去りたい。そんな私を気にも留めずにNoaさんは新刊1冊ですね、と私の震える手から500円玉を受け取った。

 何をしているのだ。こんなことで怯んでどうするのだ。何のためにここへ来たのか、何のために夜通しアニメを見返したのかも分からなくなってしまう。

 私はNoaさんのから新刊を受け取ると、「あの」と切り出した。

「あの、実は私、Noaさんに最初マシュマロで男体化よくないですか?って言った者なんです……!」

 よかった。今度は噛まずにちゃんと言えた。少しだけほっとする。

「そうなんですか!?えー、ありがとうございますー」

 Noaさんは目を見開いて驚いて、すぐさまぱぁっと明るい笑顔を浮かべる。

「うわー、じゃあこの新刊出せたのもあなたのおかげじゃないですかー。えー」

「いえいえそんな全然です!あの、やっぱ二人の関係ちょっと少年的というか、男体化すると無垢な感じがめちゃくちゃ出るというか、それがNoaさんの絵柄に合うんじゃないかってずっと思ってて」

 やばいなと思いながらも一気に捲し立ててしまった。やばいな、Noaさん引いてるかな。ちらりと顔を見ると、Noaさんは先程から変わらずニコニコとした笑顔のままだった。

「いやぁ嬉しいなー。マシュマロもらった時私もその手があったかー!って思って興奮しちゃって。ほんと”少年”って儚げな感じがこの二人っぽくもあっていいですよね」

 なんてことだろう。私が思い描いたような展開が繰り広げられている。本当に夢かもしれない。それなら覚めて欲しくないけど。

 そう思っていると、隣のスペースの人がNoaさんに声を掛けた。

「るかちゃーん、今ソラリよんさんからラインきて、今日打ち上げ来れるかって言ってっけど、参加でいいよねー?」

「ん?ああだいじょぶー」

「りょ~!」

 背中である長い髪を綺麗に巻いたその女は、Noaさんの返答を聞くが早いかキラキラしたネイルの指先ですぐさま返事を打ち始めた。

 なんだこの女。やけにNoaさんに馴れ馴れしくないか?あのNoaさんだぞ?分かってる?

 隣のスペース誰だったかな、ほとんどNoaさんしか見てなかったからよく覚えてない。でもお品書きポスター新刊表紙に見覚えがあった。

 こいつ、毎週末NoaさんをSNS映えの餌食ににしているクソ女じゃないか。いつもこんな風に馴れ馴れしくNoaさんに絡んでるんだ。最悪。胸の中にモヤモヤした感情がくすぶり始める。

 でも同時にそれが正しくない感情であることも私には分かっていた。だって私はオフラインのNoaさんのこと、ほとんど何も知らないのだ。隣のクソ女の方がずっとずっとNoaさんを分かってる。他にも打ち上げの連絡をしてきたソラリよんか誰か知らないけどそういうやつとか、打ち上げに来る他のメンバーなんかの方がよっぽどNoaさんを知っているはずなのだ

 それでも、それだけで私がこの人たちに負けていると思いたくなかった。私はそんなみんなから慕われている神絵師同人作家Noaさんに布教してそれをNoaさんも気に入って新刊まで出したのだ。それをさせたのは、間違いなくこの私。

 気が付いたらNoaさんが再び私の方を見ていた。

「そうだ、よかったらあなた打ち上げ来ませんか?」

「え!?

 いきなりのことにひっくり返ったような声が出てしまった。

「あ、お時間あればいいんですけど」

「えと、ぜんぜん、全然大丈夫です」

「よかった!男体化のこともっとお話しましょ」

 Noaさんは白い歯を見せながらニカッと笑った。笑顔があまりにも眩しすぎる。Noaさんはクソ女の方を振り返る。

「ねー、もりーぬさん、打ち上げもう一人追加でいいー?えーっと」

 そしてもう一度私の方を振り返って聞いた。

「すいません、お名前、教えて頂けますか?」

「あ、双樹、です」

「りょーかいです。もりーぬさーん、”そうじゅ”さん、追加で。そ、1人。あ、そうじゅさん終わったら連絡するんでライン教えてもらえません?」

 それが私がNoaさんと”繋がった”瞬間だった。

 Noaさんのスペースを後にして、会場をぼんやり歩く。正直百合がメインのジャンルから男体化で本まで出しているサークルは少なかった。打ち上げの時にNoaさんと話すネタになるだろうと買い込みたかったが、Noaさんに触発されて突発で出したコピー本みたいなのが数冊だけしかなかった。それでも収穫は収穫だ。

 どこかでご飯食べて戦利品に目を通して、打ち上げの連絡を待つとしよう。

 Noaさんのスペースは会場のだいぶ奥だったか入口まで地味に距離がある。それにまだ一般入場が始まって30分も経っていないわけで、色んな列が進路を阻み、色んなスペースに向かう人が色んな方向を目指して進むに進めなくなって新たな混雑を生んでいる。ぼーっとしていたら人の波に攫われてしまいそうだ。

 そういえば今までBLオンリーオールジャンルには参加したことがあったけど、百合がメインなのは初めてだ。どこもかしこ女の子イラストポスターやらなんやらが目につく。そしてそんな会場にいるひとの8割くらいは男性なのだった。確かに女性はいるし、サークルで参加している人には女性が多いようには思うけど、客はみんな男性だ。こういう男女比のところに初めて来たから余計にそう思うのかもしれないけど。やっぱり百合男性向けなんだ。男女もの男性向けほど直球のエロじゃないにしても、キレイ理想女の子女の子世界ってやっぱり男の考えた理想郷で、男のための消費物に他ならない。

 よかった、Noaさんが男体化をやるようになって。あの美しいひとが、例え売れるからってこれ以上男のための消費物を作り続けるなんてもったいなさ過ぎる。、

 そういえばさっきNoaさんのスペースに来てたのもほとんど男の人だった。男体化でもちゃんと買ってくれるってことはやっぱりNoaさんの画力漫画の上手さだよね。

 いや、待てよ。もしかしてNoaさんガチ恋勢なんじゃないの?だってあれだけ美しいひとなんだし、それもない話ではない。だって元々百合が好きなのに男体化の本を買うなんてありえない。絶対あいつら内容なんて見てないんだ。ああやっぱり男って最悪。Noaさんもこのまま男体化続けて、早くBLにきたらいいのに。

 人込みの中、男がこっちにぶつかってくる度に聞こえるように舌打ちしてやりながら、私は何とか会場を出た。

 連絡を受けて、打ち上げ会場となる居酒屋に集合より少し早い時間に到着した。既に店の前でNoaさんとクソ女、それからいかにもな感じの男オタクが2人いた。Noaさんはすぐに私に気付いてくれて、私をそこにいた人達に紹介してくれた。一通り自己紹介が終わるとクソ女が男達に身内的な話題を振って私以外の4人で話し出した。何これ居辛ら過ぎる。私が死んだ魚のような顔になってもクソ女と男共は全く気付いていないようだった。最悪。

 するとNoaさんが、急にこちらを向いた。私は慌てて生き返った顔に戻る。ヤバイ、見られたかな。Noaさんはこちらを見てにっこり笑うと、クソ女と男共に「そろそろ時間だし先はいっとこ」と言った。流石Noaさん。きっと私を気遣ってこう言ってくれたんだ。まだ来ていない人が2~3人いるらしかったが、その人達にはクソ女が連絡することになり、私達は店の中に入った。

 ビール乾杯した後、早速みんなアニメ今日イベントの話をしたり、戦利品について語り始めたりする。

 席順は奥からクソ女、Noaさん、私。そして向かい側に男が二人。男のうち1人は赤髪紫髪姉妹が自カプらしくてその話をNoaさんに振ってくる。

「82話のお姉ちゃんの妹への眼差しがやっぱりすべてを表してるんすよ」

「あれはね。流石に言い逃れ出来ない」

「っていうかソラリよんさんの新刊が、全部やってくれたからなー」

「空白の8時間!!」

「いやまじで空白の8時間ってなにっていう」

 そんな会話が次々と展開されていく。なにこれ。っていうか赤髪紫髪カップリングって何で人気あるのか不思議なんだけど何で?今日イベントでも島が出来て

anond:20180515142431

最後のはお前の心臓の音で、

心拍数急上昇してご臨終ということだな。ご愁傷様。

2018-05-14

anond:20180514010139

ぎりぎりなところにいるのは辛いよね。

でも、うつって診断されると診断書もらって薬飲んで休養して…ってなるけど、うつの診断もらって生きるのはスティグマになるからそれなりにしんどいよ。

(減薬,断薬するの結構大変だし。)

病名はつかない方がいいとは思う。

寝れないなら病院行って睡眠薬処方してもらってもいいと思うけど、まだやってなくて心臓弱くないならまずは仕事の後に銭湯行って交互浴するのをおすすめするよ。

風呂→水風呂→お風呂→水風呂って入ると、自律神経の働きが整って、夜めっちゃスッキリ寝れる!

気が向いたら、騙されたと思ってやってみてね。

あと、どうしてもダメな時は会社って休んでいいと思うよ。

同じ画像なりマークなりを

毎日見せることによって、

それがあっても、

それが目に付いてもおかしくない、

自然ではない状態にすることは

洗脳第一歩だよ。

仮に君の部屋の壁紙

普通では視認できないメッセージが刷り込まれていたらどうする?

連日連夜、気づかれないように少しずつ少しずつメッセージを刷り込んでいくんだ。

時々、突然気分が悪くなったり、めまいしたことはないか

金縛りにあったことは?

昼ごはんを食べたのを忘れたことは?

大きな都市が丸ごと停電する夢を見た経験は?

球形プラズマ蜃気楼観測気球写真に撮るとしたらどれ?

マンテル

チャイルズ・ウィッティ

その次は?

アルミホイルで包まれ心臓六角電波の影響を受けない』というフレーズ知ってる?

国際信州学院大学って言葉に聞き覚えはある?

さっきからずっと

あなたの後ろにいるのは誰?

2018-05-13

anond:20180513200031

今やってる龍継では作中で散々愚弄した鬼龍が強いことになっていたり

せむし男が鷹兄にトランスフォームしたり

鷹兄が心臓で弾滑りしたり

鷹兄がクローンガルシアに足を破壊されたりして楽しい

小保方さんの精神力を俺に分けてほしい。

返事のメール返し忘れたことに気づいただけで心臓バクバクしてしまう。

ハタチ過ぎたら大人だと思ってた

私が10代の頃に、大人たち─塾の先生、先輩、憧れていた芸能人はそう、笑って言った。

大人になれるんだと思ってたんだけどさぁ、何にも変わらないんだよね。

またまたぁ、と私は返した。実際、ハタチ過ぎれば酒もタバコも解禁されるし、専門や短大出身の人は社会人になるし、大学生も3、4年になればゼミ就活が始まる。それは10代の私からしたらとても大人なことだった。旅行が好きな私は、旅行に行く度に親の承諾書旅行代理店に出さなくていいのもとても魅力的だなぁと思っていた。

私の知っている「ハタチ過ぎても大人にはなれない」と言う人は大抵笑い話としてその話をした。でも確実に彼らは成人としての自覚を持っていたし、バーだったり、シーシャだったり、ちょっとお高いレストランだったり、私の知らない贅沢の仕方を知っていた。仕事バイトで稼いだお金を持っていて、自立しているように見えた。


21歳になった今の私はどうだろうか。

大人にはなれていない。

笑い話にも出来ない。むしろ部屋の隅で膝を抱えて泣くくらいには大人ではない。

大学にはあまり通えてなくてボロボロ単位を落とすし

そのことで親を泣かすし

もうしばらくアルバイトにも行けてない

日に日に減る預金通帳の残高を見ては焦燥感に駆られる

部屋はいつもぐちゃぐちゃで

その変にカップ麺の空き殻やペットボトルが転がっていて

ゴミの日を何度も逃すし

風呂に入るのにもとてつもない労力を必要とする

朝は目が覚めるのに起き上がることができない

今日は1日何していたのと聞かれても答えられないくらいには記憶がない

とても大人ではない。いやヒトですらないのかもしれない。

私がヒトでない間にも友達は外に出て、遊んで働いて学んで社会に出るための準備をして、着実に大人になるためのステップを踏んでいる。いつしかしんどくなってSNSを見るのもやめた。そうして部屋に引きこもって、たまにどうしても出なきゃいけない時には、マスクをして背を丸めて早足で誰にも会わないように、見られないように街中を歩いた。

こんなの、10代の私が想像していた大人じゃない。部屋の隅で何度も泣いた。幼子のように声を上げて泣きじゃくった。こんなはずじゃない。こんなはずじゃないのに。

でもしばらくすると涙も出なくなる。私一人くらいいなくたって何も変わらないよなぁと、包丁を取り出してみたり、荷造り紐を輪っかにしてみたり、岬までのルート検索をしている自分がいた。

おかしいなと思った。

高校までの私はとても綺麗好きだった。

外出前、寝る前には部屋を綺麗にすることが当たり前だった。

学校サボるなんて怖くて実行出来なかったし、

真面目だね、責任感が強いねと言われることが普通だった。

まあ、たまにネガティブになることはあるけど、こんなに死ぬことばかり考え続けたこともなかったんじゃないかな。

コドモの間でも出来ていたことがハタチ過ぎて出来なくなるってどういうことだ。

心臓が飛び出すんじゃないかと思うくらいに緊張しながら、メンタルクリニック電話して、予約を取って、診察室に入った。

鬱だと診断された。

こんなに簡単に鬱だと言われるものなんだなとそわそわした。

今は薬を飲んで、劇的に何かが変わる!って訳でもないけど、家から出るのにまだまだとてつもない気力がいるけど、なんとかヒトモドキからヒトに、大人になろうとしている。

10代の私へ

あなた想像していた大人にはなれていません。タバコだって吸えないし、酒は一杯でしんどいし、お洒落な店とか知らないし、日常生活を営むことだってものすごい疲れる。想像していた、憧れていた大人には程遠いものです。でもいつかは大人になれたらいいなと思います。過度な期待はするな。

2018-05-09

anond:20180509215408

キミは他人尊敬するのに「その人がなにかすごい事をしている」を必要とすると考えているのだね。

悲しい人生だな。

キミは多分「敗北宣言をしたくなるぐらいの相手じゃなきゃ尊敬は出来ない」と学んできたのだね。

ただ普通に普通のことをしてくれる相手なんて尊敬できない、尊敬させたいなら俺に参ったと言わせるか、なかなかやるなぐらいは口に出させてみろ、と。

どうやら、幼少期によっぽど歪んだ教育を受けてようだ。

それでも頑張って生きているキミは凄いよ。

間違った道徳を習い、間違った倫理観の持ち主として、きっと今まで人にたくさん嫌われてきただろう。

それでも、こうして今も生きているその雑草のような生命力心臓の剛毛っぷりは実に凄いと思う。

尊敬するよ。

パンティーが見たいっていうのは何もどんなパンティならいいってわけじゃねーんだ

ええか。

お前らはまだ若いからどんなパンティーにも興奮してしまうだろうがな。

例えば洗濯物のパンティーだ。

これはな、本来見てはいけないんだ。

マンションに1階に住むOLは下着だけは室内に干す。ベランダにデーンとほしてあるのは大抵の場合、おばさんだ。

そうなると目を向けるべきは2階なんだ。

2階なら下から見にくいだろうとOLベランダに干すケースがある。

でも、目隠しの柵の隙間から見えたものならそれはもうカナンと言っても差し支えない。そういう物に興奮を覚えるべきなんだ。

 

俺がお前らと同じぐらいの頃な、やっすいワンルーム7階建ての最上階に住んでた。

隣にはまるでワンルーム馬鹿にするかのようなでっかいマンションが立っててな、俺はなんというか、ベランダに出て左手から差す日光浴びながら歯磨きをするのが好きだったから朝はぼけーっと外を眺めながら歯磨きをしていたわけだ。

そこでな、気づいたんだ。真向かいってほどでもないんだけど、確かにでっかいマンションの少し下の方の階、多分5階だ。

パンティーがあるって。しかも俺好みのライトグリーン

眠気がぶっ飛んだ。

それまでは見えてなかったというより、探そうとすらしなかった。むしろかいマンションを見ずに左手にある大きな道路を行き交う車を眺めて朝の活気を楽しんでた。

びっくりしすぎて即部屋に引っ込んだ。

間違いない、あそこには俺好みのライトグリーン色の下着をつける若いOLがいる。ライトグリーン色って時点で若いOL意外ありえない。しかも、ワンルームに住む俺何かと違って結構エリートだ。これは、凄まじいぞ。

なぜライトグリーンが好きなのか?ど田舎から都会に出てきた俺にとって「緑」とは周りにあって当然のものって認識があった。社会人になって緑が恋しくなったんだと思う。だからライトグリーンが好きなのだ

そこからかいマンションの5階住みのOLに恋をするわけだ。

でな、もしかしたら早起きしてればOLの姿を拝めるかもしれない。幸い俺の職場10時始業だったので、多分、5時ぐらいから9時まで張ってれば早朝洗濯物を干す人がわかるだろうと。

それからいつも2時に寝て8時に起きていたのを11時に寝て5時に起きた。

流石に4時間も張るわけにもいかないし、逆に4時間ベランダにいたら向かいマンションから「変な男がこちらのマンションをずっと見ている」と通報されかねない。なのでベランダにいてもおかしくない趣味を始める。それがガーデニングだった。

早速ホームセンターまで自転車飛ばして小さいプランターや、防虫剤やプランターに被せるビニールや、花の苗を買う。選んだ花はパンジーだ。パンジーなら難しくない、小学校中学校園芸おっちゃんと仲良くなっては手伝いをしていた自分にはカンタンものだ。乾燥した土でもすくすく育つから水やりを忘れても問題ない。

そこで朝5時に起きて、いそいそとガーデニングを始める。まぁ、小さいプランターなので2時間もかからないうちに終わるが、そこから土をいじってるふりをして待つが、現れない。

その日はもしかしたら選択の日じゃないのかもしれないと思い、出社する。

 

翌日だ。

朝5時に起きてパッと確認すると、なんともうその部屋に洗濯物がほしてあった。

戦慄した。5時でもだめなのか?

そんなことを思いながら水をやり、二度寝をして遅刻をする。

 

なんどかそんなことを繰り返し、3時に起きたこともあったが、結局暗すぎてわからず。

自分推理が正しければ、夜干しタイプなのかもしれない。

もしそうであるならばこれ以上残酷なことがあるか。夜にガーデニングをして張るやつは明らかに変質者だ。せっかくパンティーの主を見るためにガーデニングを始めたのに無意味だっていうのかい

そうやって、心の中にあのライトグリーンパンティーをしまい込んで、ガーデニングは続けてるうちにきれいなパンジーが咲いた。

今思ったけど、パンジーパンティーって音が似てるな。

 

そして月日が経った。

俺がいつものようにお花の世話をしていると、例の部屋から女性がでてきた。

慌ててこちらのマンションの目隠しと柵の間から覗き込む。

スラッとした長身女性だ。多分自分より少し年上。きれいな人だった。

自分心臓バクバクした。あのライトグリーンパンティーをあんなにきれいな人が穿いている。

奇跡と思った。

奇跡すぎて、勃起はしていなかった。興奮すらしてなかった。びっくりするぐらい。

ただ感じたのは「触れてはいけない何かを見た」ことだ。

 

それから自分はその隣のマンションの5階の例の部屋の呪縛に縛られることになる。見てはいけないのだ。

自分は黙々とガーデニングをするだけなのだ

意識的に目をそむけ、そのこころライトグリーンパンティーなんてもはや存在しなかった。

心の中から消してしまった。

知らなければよかった。

知らなければ俺の心にはライトグリーンパンティーがあったのに。

 

しばらくして、転職をすることになり、くそったれなワンルームから少しはマシな1LDKの1階に引っ越した。

今でもガーデニングは続けている。それどころかベランダがかなり広い部屋を選んだ。今年は自分が育てたカーネションを母親プレゼントできそうだ。

こうやって毎日緑色の葉を見ていると思い出すんだ。

ライトグリーンパンティーを。

2018-05-08

嫁の飯が不味い

諸兄の中に嫁の飯を食って吐いたことがある人間がどれくらいいるだろうか?

私は二度ある。

一度目は結婚したてのときだった。

コンソメスープを作っているときコンソメが足りず、

嫁はどうやら代用品として片栗粉を選んだらしい。

食う前から結果は分かっていたが、

新婚のときはどんな不味い飯が出ても

さらえるのが礼儀だといろんな人に言われていたし、

自分も同じ考えだったので食った。

吐いた。

不味くて口から吐き出したのではない。

胃には入ったものの私の命令無視して

胃が勝手に収縮運動をおこしてリバースしたのである

嫁はその場にいなかったし、このときトイレに駆け込めたので

したことには気づかれなかった、と思う。

信じられないほど不味いものを食ったとき、冷や汗が出る、鳥肌が立つ、心臓バクバクいう。

マンガ的な表現だと鼻で笑う者もいるだろうが、

これらは未知の、いや既知であっても壮絶なレシピ対峙したときに実際に起こる生理現象である

そういうレベル拒絶反応日常茶飯事だった。

とにかく不味い。とにかく不味い。

嫁は料理を作るときcookpad素人時短レシピを調べる、

そして素人の謎レシピ愛情とともにさらなる謎アレンジを加えるのだ。

そして世にも珍奇で壮絶な味が出来上がるのである

それでもあの日以来、胃に入ったものを口から出すようなヘマはしなかった。

しかしついに2度目がやってきた。

今日の事だ。

嫁を傷つける意図はないので、オブラートに包んで言うが、

生ゴミ以上に生ゴミらしい料理だった。

どうやればより生ゴミ感が出せるだろうか?そんなことを嫁が考えたとは思えないが、

野菜のヘタと、鯖の水煮、あと何が入っているのか、鼻を突く強烈な臭い

絶対食えないので許してくれと嫁に懇願した。

罪悪感だけでは嫁の飯は食えないのだ。

しか案の定怒り出した。

一生懸命作ったのにとか、仕事の帰りが遅いとか、いつも靴下脱ぎっぱなしとか、何年前のあの時はひどいことを言われたとか、

執拗な叱責に耐えきれず俺は悪かったよと謝り、それを食った。確かに食った。3口かそれぐらい。

30秒は耐えた。が先述の通り、意志に背いて胃は動くのだ。

胃がひっくり返った。

涙を流しゲロを吐きながらも頭の中は何故か冷静で

あ、これノロのときとおんなじ感じだな、なんて考えてた。

まあそんなこんなで喧嘩状態で嫁は多分いま寝室で寝てるんだろうけど

なんて声をかけたら良いんだろうか、

美味しかったよ、なんて言ってみようかな。

*ちなみにこの問題の私側の最大の理解者は義父である

*彼もまた、メシマズ嫁(義母)のvictimである

*義父は言う。全ての問題を時が解決してくれるわけではない、悪化することもあるし、継承されることさえもある。と。

わざとぶつかってくる人をやっていた

https://togetter.com/li/1225465

を見て思い出したので懺悔も兼ねて。今はやってない。チビハゲデブ三重苦をかかえた俺の黒歴史である。(三重苦は今も治ってない)

から数年前、35歳非正規雇用職場では毎日のように上司罵倒され深夜までのサービス残業で心身ともにすり減ってるある日、ぼーっと歩いてたら女性にぶつかった。

尻餅をついた彼女を見てビビりの俺は逃げた。通報とかされて急に警察に肩を叩かれたらどうしようとか思いながらも、ちょっとぶつかったたけで簡単に倒れる女性大袈裟じゃね?という若干の不満と、なんというか征服感のようなものを感じてしまった。

気付いたら日々の鬱憤を晴らすかのように、わざと女性にぶつかるようになっていた。老人はやらなかった、大怪我して最悪死亡とかになったら怖かったので。ベビーカー持ちはよくやった、邪魔からいいじゃんという考えもあったと思う。

そんな救いようのない日々を送る俺だったが、ある事件を切っ掛けにぶつかり屋をやめた。

二、三年前だったか当時の俺は歩行者だけでは飽きたらず、自転車にまでわざとぶつかるようになっていた。怪我はしたくないのでゆっくりめで走る自転車に横からぶつかるのである。もちろん女性が乗ってる自転車、うーん俺最悪だ。

いつものように深夜残業でへとへとの帰り道、前から自転車が緩い坂道ゆっくり登ってくるのが見えた。乗ってるのは小柄な20代くらいの女性で、しめたと思った俺は慣れた足捌きで横からぶつかった。

自転車は倒れはしなかったものバランスを崩して、俺は爽快感とか征服感とかがごちゃごちゃになった良い気分でそのまま歩いて去ろうとした。

「お兄さんさぁ!!」

背後から聞こえてくるドスの効いた女の怒声に心臓が跳ねた。歩きながらも横目で後ろを見ると、先程ぶつかった女性こちらを見ていた。

「今わざとぶつかったよね!?

彼女は俺に言っている。そう確信してビビりの俺はパニック状態。逃げるために早足で歩き続ける。

「逃げんじゃねえよてめぇ!」

後ろから自転車が走ってくるのが分かった。俺は走って逃げる。後ろから怒鳴り声をあげながら追いかけてくる女性が怖くて怖くて、信号無視して走り続けた。

数十分か小一時間くらい追いかけられたかもしれない、最後に「逃げるならこんなことすんじゃねえよバカ! みたいなことを言われて、彼女は去っていった。

走り続けて足がガクガクになった俺はその場にへたりこんで、泣いた。怖さ9割、情なさ1割である

それからぶつかり屋はやめて、仕事もやめて、今は正規雇用で真っ当に働いてる。会社ホワイトだ。でも嫁はいない。

心を入れ替える切っ掛けになった彼女には感謝しているが、二度と会いたくない。

anond:20180508173611

たけしが「龍三と七人の子分たち」のプロモの時に

「今時のじいさんはサウナ行ってバイアグラ飲んで若いねーちゃんしけこむ奴がいて強えええ」

みたいな話してたからやっぱりバイアグラ副作用心臓発作で死ぬまでなんじゃね?

アーカイブ ヘルプ
ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん