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はてなキーワード: ハーコーとは

2020-11-08

楽しみにしていたライブを途中で抜けてきた

新型コロナ蔓延して世の中が規制対策だらけになった今、私の趣味であるライブ鑑賞もその被害をこうむっていた。

新型コロナの脅威が世間に広まってきた頃のイベントは悉く中止になり、高額なチケット、倍率が高いチケット、当日にでも買えるようなチケットも含めてそのすべてが払い戻されてしまった。

新型コロナをひどく恨んだが、受け入れる他にない。

大阪ライブハウスでクラスターが起こって問題にもなり、特に私が好きな音楽ジャンルモッシュなど人が激しく接触しあうことが多いため、よりコロナ禍での開催は絶望的であった。

ライブから距離を置かざるを得なくなった私の休日はただ引きこもるだけのものとなってしまった。

  

それで困っているのは当然、私のようなライブを見に行くことを趣味にしている人たちだけではない。

ライブが出来なくなって一番困っているのはそれを食い扶持にしているアーティストたちやその関係者である

お客を呼ぶことができず閉店したライブハウスは少なくなく、私は目にしなかったがコロナ理由解散せざるを得なかったバンドもいたかもしれない。

だが、ライブが出来なくなってしまってもバンド業界はまだ諦めてはいなかった。

配信ライブや物販、新曲CDやそのサブスク収益によってなんとか食いつないでいる印象であった。

ライブに行けなくなったものの、好きであるバンドアーティストフォローしたい一心配信ライブも見たし物販でたくさんのグッズも買った。

単純に自分が見たいから、欲しいからといった理由もあるが、いつかまたライブが見れるようにとその投資意味も込めていた。

趣味ほとんどをライブにつぎ込んでいたためライブに行かなくなれば財布が潤うかと思ったが、上記理由ライブがあったころよりもさほど支出は変わらなかったほどである

  

そんな生活もすでに半年以上が経ったが、コロナ感染拡大は抑えられ徐々に有観客ライブも開催されるようになってきた。

配信ライブではやはりどこか物足りなさを感じていた私にはそれはとても喜ばしいことで、しっかりと対策をして安全ライブ遂行して見せたイベントの報告がSNSで目に入るとまたライブが見れるんだと心躍った。

  

そんな矢先、私の好きなバンドが一度に集結するイベントの告知がSNSで流れてきた。

開催するライブハウスはキャパが300名ほどの小さなライブハウスだが、コロナ対策は徹底しているようだ。

マスクの着用はもちろん、体温チェックやコロナ追跡システムの利用も必須であった。

規制が緩和されてきた中、今ならいけるかもしれない。

そう思った私はすぐさまチケットを購入した。

  

そしてその当日。

ライブイベントの参加は実に10か月ぶりで、コロナ禍前ならば1か月に2回以上は見に行く私にとってやっとここに戻ってこれたという思いであった。

目当てのバンドはその日出演する4組その全て。

全員インディーズバンドで、年齢も20代前半も珍しくない。

私より年下である彼らが音楽で頑張っている姿はとてもかっこよく、強く憧れていた。

そんな彼らの音楽がまた生で聴ける。

この日のために諦めないでいてよかったと大袈裟にそう思えた。

  

ライブハウス前に並ぶと予告の通り体温チェックもされ、コロナ追跡システムの利用もお願いしていた。

他のライブ仲間から聞いた話によると、普段タンディングが主なイベントでも今は対策により席が設けられていると聞く。

今回のイベントのページにはその類のことは記載はされていなかったが、いざ会場に入ってみるとそこに席はなく格子状にシールが地面に貼られているだけのものであった。

特に場所指定もなく間隔もやけに狭い気がするが、会場に入った観客たちはそれぞれ好きな場所シールの上で待機している。

規制も緩和されたことだし、小さいライブハイスだからだろうか。

席があったところで恐らくライブ中は立ち見することになるから別に構わないか

などと楽観的にそれを受け止めた私だったが、それが最初違和感であった。

  

そして、ついに始まったライブイベント

特に観客とステージの間にはテレビで聞いていたような透明なパーテーション等もなく、ボーカル最前の観客の間近で歌い上げる。

ここにも若干の違和感を感じたが、1組目から容赦のない爆音が浴びせられ私は先ほどの細かい違和感などすっかり忘れてしまっていた。

他の観客たちもいつもなら激しく走り回り、腕を振り、歓声をあげるところだが、それは各々で自粛しながら音楽を楽しんでいる。

その時、私は一見ルールがないようで危険だらけのカオス空間の中でも"思いやり"が垣間見えるこの音楽シーンの空気が大好きであったことを思い出した。

これならライブがまた見れる。また通うことができる。

これほど嬉しいことはないと、この時までは本当にそう思っていた。

  

バンドの持ち時間は30分ほどだろうか。

1組目の終盤に差し掛かろうとしていたとき、ある事が起きた。

私の背中ものすごい勢いで誰かがぶつかってきたのだ。

こんなこと、いつものライブイベントではよくあることで慣れていたはずだが、この時ばかりは完全に意識をしていなかった。

倒れこそしなかったものの、私はフロアの端に突き飛ばされる。

振り返ると、そこにはサークルピットが出来ておりその中では数人の観客が所謂ハーコーモッシュをしていた。

この音楽ジャンルのシーンでは当たり前のことなので普段ならその行為に苛立ちを覚えることもないし、むしろ普段なら自分もあの中に混ざっていっただろう。

周りの観客の反応も少し驚いた様子であったが、これといった嫌悪感を示しているわけでもなさそうに見えた。

  

しかし、この時の私はどうしてこんなことをするんだと思ってしまった。

やっとのことで規制が緩和され、これから徐々に、少しでも元のライブの姿に戻したい気持ちは痛いほどわかる。

だが、モッシュなど他の観客と激しく接触するには時期尚早だと私は思っていた。

そしてそれはきっと、バンド側も同じ考えなのだろうと。

本当はモッシュが見たい、させたいのだろうがイベント安全遂行するためには致し方なく、こういった規制の中でやることを余儀なくされて、またそれを了承したと勝手に思っていた。

今起こったのは興奮した観客のただの身勝手な行動だと。

しかし、モッシュをしていた観客が放った一言でそれは私の勘違いだと思い知る。

  

だって、『広がれ!』って(ボーカルが)言ったから!」

  

『広がれ!』、それはよくバンド側がモッシュピットを煽るときに使う言葉だ。

観客は自分の興奮を抑えきれなくなったから起こしたわけではなく、バンド側がやれと煽ったと主張したいようだ。

(どういう成り行きでその観客がその一言を放ったのかよくわからないが、大体予想はつくし子供じみた言い訳のようで癇に障る)

爆音音楽流れる中でその言葉を聞き逃していた私だったが、恐らく本当なのだろう。

バンド側が興奮して抑えきれなくなって放った言葉なのか、いつもの癖で叫んでしまったのか。

そのどちらにしても、観客同士の接触を煽ったのには間違いない。

その時、私の最初違和感が疑問に変わった瞬間であった。

それは『このイベントではモッシュを黙認しているのか?』という疑問である

  

モッシュ禁止は大型の音楽フェスだとよく目にする注意事項だ。

ただ実際のところそれは黙認されており、ライブハウスの場合だと事前にモッシュ禁止とすら周知されていない。

今回のイベントでも特にモッシュ禁止との記載特に明記されていなかった。

私はこのコロナ禍で、規制対策をしている中でモッシュはさせないだろうと高を括ってしまっていたのかもしれない。

  

しかし、まだ始まって1組目。

しかすると、以降のバンドではモッシュ禁止注意喚起をしてくれるかもしれない。

そんな不確かな希望をもって私は2組目のバンドライブに挑んだ。

  

2組目のバンドも激しい音楽をするが、1組目と比べるとモッシュが起きにくい仕上がりであった。

このバンドライブ過去に何度も見たことあるが、このバンドだけモッシュが起きなかったイベントは多々見たことがある。

ただそれは音楽的魅力に劣るといったわけではなく、むしろ私としてはこの日一番の目当てでもあった。

1組目と同じく、ライブの中盤にかけては観客に大きな動きはない。

皆、その場で体を揺らすなり拳を突き上げるなどして楽しんでいる。

先ほどのは何かの間違いだ、そう思えるような私が思い描いていた理想の形としてライブが進行していく。

だが、再び終盤で1組目と同じことが起きた。

ボーカルが両手を使い、扉をこじ開けるようなジェスチャーをする。

こういう時は大抵、ウォールオブデスの煽りである

その煽りに乗せられてフロアの中心が開き、両サイドから観客の波が押し寄せてフロアの中心は再びモッシュピットと化した。

この時、1組目のことでまたモッシュが起こるかもしれないと身構えていた私は後方に下がっていたので誰かと接触することはなかったが、

そのモッシュで何人もの人が激しく接触しているのを私はただ眺めていた。

  

2組目が終わり、次に3組目が始まるまでの時間で私はこのままイベントに参加するべきかどうか考えていた。

モッシュがー、接触がーなどと異常にコロナを恐れるなら出ていけばいいと言えばそれまでである

私も正直なところコロナの脅威に対しては懐疑的であり、本当はこれほどの規制をするほどではないのではと普段は考えていたので今に思えば不思議なくらいどこか神経質になっていた気もする。

個人の及ばぬ考えでコロナ禍におけるライブモッシュの有無など決めつけれるはずもない。

ならばモッシュをしたい人はすればいい。私は人と距離を取って、意地でも安全ライブを見て帰る。

そう決めた私はそのまま3組目の開演を待つことにした。

  

そして始まった3組目。このバンドも私の大好きなバンドの一つだ。

他の観客からの人気も絶大であり、これまでの2組と比べて登場した瞬間からその熱量は段違いであった。

この時から、他の観客は大きな歓声をあげるようになる。

不安はあったものの、私は今を楽しむことに専念した。

10か月待ったライブイベントを、複雑な気持ちを持ったまま終えたくないとそれだけを考えていた。

そして、そのバンドが颯爽と1曲目を終えると突然ボーカル叫び出した。

  

「お前ら!動画を消せ!」

  

それはスマホで彼らのライブ姿を撮っている者たちに向けての言葉であった。

スマホ掲げていた観客たちはすぐにスマホを下す。

撮影禁止は珍しいものではなく、モッシュ禁止無視されていても撮影禁止無視されることはないだろう。

撮影禁止ライブスマホを掲げていればスタッフが止めに入ることが多いが、

バンドボーカルステージ上でそれを叫ぶのは少し珍しく感じた。

また、小さなライブハウスでやるインディーズバンドだとライブ撮影禁止しているバンドは少ないためより違和感があった。

そして、そのままボーカル言葉が続く。

  

ネットに上げたやつも全部消せ!」

  

徹底して撮影禁止を主張するボーカル

しかし、その言い方に焦りのようなものを私は感じた。

そしてすぐにその焦りの正体がわかる。それはモッシュだ。

予想でしかないが、観客がモッシュをしている姿を、またはバンド側がそれを煽る姿をネット晒したくはなのではないだろうか。

そう勘繰らざるを得ない。

ボーカルは続けてこう発した。

(ここから記憶が朧気なので一部抜粋

  

「これは俺たちのカルチャーだ」

  

自分たちで自分たちの居場所を壊すなよ」

  

「消したか? これで俺たちは共犯者からな」

  

次々ボーカルから発せられる言葉に、私は耳を疑った。

もはや、その言葉をまともに受け止められる精神状態でなかったため彼の主張したいことを

ちゃん理解しているか不安ではあるが、以下の主張になると考える。

  

モッシュはこの音楽シーンの文化である

『だが今は公にはできない。だから動画は削除して、自分たちの居場所を守ってくれ』

動画を消したことバンドと観客はコロナ対策を謳っているにも関わらず、

実態は過剰な接触を繰り返していることを一緒に隠蔽している関係になる』

  

私には彼の言うことが浅ましく、卑劣ものに感じた。

私の中の彼のイメージが大きく崩れた瞬間であった。

モッシュがこの音楽シーンの文化であるということは私もそう思う。

残していきたい、守っていきたい対象だ。

だが、今は全く状況が違う。新型コロナ感染を考えれば、その場にいる人間だけの話ではないのは誰でもわかる。

それはバンド側もわかっていることだろう。だからこそ、動画を削除させる。

カルチャーという言葉を使えば無条件に守ってもらえると思っているような口ぶちだが、自由とは他人に害を与えない範囲有効であるべきで、今のこの状況で隠してまで行うものではないはずだ。

それでも、仮にモッシュをしたい人たちだけでやるのであればそれはイベントのページに明記するべきであり、そうすれば私のように意図せず共犯者に仕立て上げられる人も減るだろう。

  

そして最後に、彼はこうも続けた。

  

「俺たちは今回のイベンターに『ライブ』をさせてもらうと宣言して、了承してもらってます!」

  

今回のライブとあるイベンター主催したイベントであるため、バンドたちはそれに呼ばれた形となる。

そして彼のいう『ライブ』とは、観客がその場から微動だにせず声もあげない状態を指すものではない。

彼らからすればモッシュがあってこそのライブ、それを言いたいのだろう。

(私は少なからずこの意見には賛同する)

そしてそれを主催者側が了承したということは、この隠蔽も了承したということだ。

恐らく20代が大半を占めるバンドメンバーたちで決めてやったことならまだ青いところがあったなと思えるが、主催者側もそれを了承しているのはどうかと思える。

社会的責任に関して、配慮が欠けていると言わざるを得ない。

  

そのままライブは続行されたが私は他の観客と違い動き回ることもせず、シンガロングすることもせず、ただ腕を組んで地蔵状態ライブ傍観していた。

無表情を貫いている私と違い、他の観客は大いに盛り上がっている。

モッシュをしていた。ダイブをしていた。シンガロングをしていた。

彼の言うこと、やること、その全てに賛同していた。

本当に彼らのやっていることは正しいのだろうか。

自分の考えが間違っているのだろうか。

自問自答を繰り返しているうちに、曲が耳に残ることもないままそのバンド演奏は終わった。

  

4組目も、私の本当に大好きなバンドだった。

存在を知って3年も経っていないが、すでに5回以上はライブを見ている。

彼らにはつい最近出した新曲がある。私はそれのシンガロングが歌えるほどすでに聴きこんで準備をしていた。

だが、今の状態ではまともに聴くことができないのは明白だった。

また1,2組目のようにモッシュを煽ったり、3組目のボーカルのように何かを主張してくれば自分の中のイメージが壊れるのが怖かった。

このイベントに参加しているということ自体がすでにそういうことなのだろうが、

それを突き付けられるのが怖くて私は4組目が始まる前にこの会場から出ていくことにした。

  

帰り道、泣いてしまうかもと思ったが意外と涙は出ず、ただぽっかりと心に穴が開いたような感覚だった。

いつもの帰り道ならイヤホンをして電車に揺られているはずが、その日はイヤホンもせずに少しばかり離れた駅まで無駄に歩いた。

ライブを取り戻したい。その思いは自分バンドも同じなのにどうしてこうも食い違ってしまったのか。

自分が間違っているのかもしれない。あの場のノリに身を任せていれば楽しい思いだけで済んだかもしれない。

そんなことを考えながらもSNS自分と同じ意見を持った人はいいか探すが、賞賛ばかりで反吐が出そうになる。

2016-06-13

元増田のための最近2010年代)の3Dアニメ映画がわかる11

http://anond.hatelabo.jp/20160613091056


つってまあ、そんだけ見てりゃピクサーディズニーの新作追ってりゃいいと思うけれど。

とはいっても2010年代アメリカアニメスタジオ群雄割拠。これにストップモーションアニメ勢や日本やフランスの伝統的な2Dアニメ勢が絡んできて大乱闘スマッシュブラザーズだし、中国や韓国の新興スタジオも力を伸ばしつつあるわ。

もしかしたら、今が世界的にみて一番アニメが豊潤な時期なのかももしれない。


そんな混沌としたアニメ勢力図を一スタジオ一作品で把握できる、ステキリスト元増田にプ・レ・ゼ・ン・トよ♥



1. ドリームワークス:『ヒックとドラゴン』(クリスサンダースディーン・デュボア監督、2010年

 『リロ・アンド・スティッチ』の監督(とスティッチの声)を務めながら、ドリームワークスに移籍したクリスサンダース。名監督、会心の復活作よ。

 人間不信ドラゴンドラゴン使いの一族のおちこぼれ少年が育む純粋無垢な友情の物語に涙しないものはいないわ。

 監督が変わった『2』もDVD/ブルーレイリリース済み。評価は分かれてるけど、1を楽しめたら是非観てもらいたいわね。


 ドリームワークスディズニー/ピクサーの昔からのライバルよ。

 創業者の一人であるカッツェンバーグ氏は元ディズニーの幹部。低迷していたディズニーに『トイ・ストーリー』以前のピクサーと手を結ばせた功労者だったけれど、ディズニーお家騒動に巻き込まれて会社から追い出されちゃったの。

 それだけにディズニーピクサーに対する恨みは深くて、自分が退社する直前に挙がっていたピクサーの『バグズ・ライフ』の企画をパクって『アンツ』を作ってほぼ同時公開し、ラセターをブチ切れさせた逸話もあるわ。

 ディズニーとの最大の違いはその量産ペース。たまにハズレもあるけれども、成功した作品はめざとくシリーズ化して貪欲に稼ぐわ。

 『シュレック』、『カンフー・パンダ』、『マダガスカル』がそうね。元増田は『マダガスカル』がお肌に合わなかったみたいだけど、『シュレック』は『カンフー・パンダ』並に観といて損はないわ。『マダガスカル』は作品ごとに評価の波が激しいけれど、この二作のシリーズは一貫して高評価を受けていて安心して観られるわよ。

 単発作品では、『ガーディアンズ 伝説の勇者たち』たちなんか玄人好みの作品ね。



2. ワーナー・ブラザーズ:『LEGOムービー』(クリストファーミラーフィルロード監督、2014年

 『シュガー・ラッシュ』以降の現代的なウェルメイド作劇に感動した元増田なら、『LEGOムービー』は外せないわ。

 チャーミングなテクスチャの質感、とぼけたオフビートキャラクター、意外に王道な感動ストーリー、アッと言わせる伏線やオマージュネタの数々……

 クオリティだけでいえば近年の3Dアニメのなかでもトップクラスと言ってもいいわ。たかがLEGO、とあなどるなかれ。あなたの涙腺をしぼりとる大傑作よ。


 WBは元々バックスバニーなどで知られるアニメ業界の最大手。テレビでは「カートゥーン・ネットワーク」を系列に抱えてるわね。けれども映画ではディズニーに遅れをとってきたわ。

 散発的に『アイアン・ジャイアント』や『ルーニートゥーンズ:バック・イン・ザ・タイム』といった良作を自前で生み出してきたけれども、基本はポケモンや他社製作のアニメの配給が中心。ようやく自社制作で気合入れだしたのはそれこそ2014年の『LEGOムービー』からよ。

 これからは豊富なキャラクターコンテンツを利用して『原始家族フリントストーン』や『宇宙家族ジェットソン』、『スクゥービードゥー』といった作品を映画化するみたい。


 ちなみにワーナー傘下にはヴィレッジロードショー・ピクチャーズっていうオーストラリアの映画製作会社があるんだけれど、

 そこで『マッドマックス』のジョージ・ミラーふわふわペンギンヒップホップダンスマッドマックスミュージカル映画ハッピーフィート』、

 『ウォッチメン』や『300』ザック・スナイダーふわふわフクロウガチ殺し合い300映画『ガフールの伝説』と、

 ヤバい映画の監督に見た目かわいい内容ハーコーな動物3Dアニメやらせててどれも最高よ!



3. ソニー・ピクチャーズ:『モンスターホテル』(ゲンディ・タルタコフスキー監督、2012年

 それまでディズニーの独占市場だったアニメ映画界に風穴を開けた90年代ピクサー2000年代のドリワの活躍を見て大手映画会社はこう考えたわ。

 「3Dアニメは儲かる!」。

 ソニー・ピクチャーズアニメーションはそうやって便乗的に2006年ごろから作品を継続的に発表しつづけてきて、それなりに稼いではいるけれど、他と比べてあまり元気がないわね。特に日本だとほとんど知られてないんじゃないかしら? アニメ映画界で重要なプレイヤーとは言いがたいわね。


 ここは『レゴムービー』の監督のデビューであるくもりときどきミートボール』を挙げときたいところだけれど、『レゴムービー』を観たなら薦めなくても観るでしょう?

 あえて『モンスターホテル』を推しとくわ。

 監督のタルタコフスキータルコフスキーパクリみたいな名前だけど、アニメ業界ではレジェンド級のアニメーターよ。『デクスターズ・ラボ』や『サムライ・ジャック』を作った男、いえばすごさが伝わるかしら。

 『モンスターホテル』は雇われ仕事で、お世辞にも脚本は最高の出来とは言えないけれど、彼が担当したキャラデザや動きはとても艶やか。特に主人公ドラキュラ娘のキュートさといったら! 3Dアニメが実は2Dアニメと地続きだということがよくわかるわ。



 

4. イルミネーションエンターテインメントユニバーサル):『怪盗グルーの月泥棒』(ピエール・コフィン&クリスルノー監督、2010年

 『怪盗グルー』シリーズの大ヒットで一躍アニメ業界を席巻したのがイルミネーションスタジオね。

 大手のユニバーサル後ろ盾にいるだけあって、よく広告なんかでも観るんじゃないかしら。「バナナバナナ」と喋る、サスペンダーを来た黄色い丸っこい謎生物のキャラ、あれがイルミネーションが誇る人気マスコットミニオン」よ。そのミニオンたちのデビュー作がこの『怪盗グルーの月泥棒』。

 偏狭な中年大泥棒がいきなり現れた三姉妹の世話に追われててんやわんやになる、といった筋は『モンスターズ・インク』を思わせるけれど、堅実なアニメーション表現とドギツいスラップスティックさでピクサーとの差別化が成功しているわ。

 特にスピンオフであるミニオンズ』はイルミネーションスタジオの「ヤバさ」が最もよく出ている作品なので、『怪盗グルーの月泥棒』『怪盗グルーのミニオン危機一髪』を観た上で是非ごらんになってほしいわね。


 しかし、イルミネーションの本領が発揮されるのは今年からだと言ってもいいわ。

 2016年に発表されるオリジナルタイトル二作品――『ペット』と『Sing』(邦題未定)。このふたつを注視していきたいわね。


5. ブルースカイスタジオ20世紀FOX):『I LOVE スヌーピー THE PEANUTS MOVIE』(スティーブマルティーノ監督2015年

 20世紀FOXは自前のスタジオもあるんだけど、まあせいぜい作ってるのはシンプソンズ映画くらいだし、3D作品は基本ブルースカイ作品と言っていいわね。

 2000年代の仁義なきアニメ戦争の最初期に反応したスタジオひとつで『アイス・エイジ』は観た人も多いんじゃないかしら? あまり印象に残る作品はないし、批評家筋の評価は芳しいとは言いづらいけれど、ソニーなんかと比べると安定して高収益を叩き出してきたブランドね。


 そういうわけであまり過大な期待を持たずに『スヌーピー』も観に行ったんだけれど、これが思わぬ収穫だったわ。

 原作の感じそのまま活かそうとした2Dと3Dの中間めいた微妙な表現は賛否両論あるだろうけれど、88分でチャーリー・ブラウン恋物語うまく落とし込んだ良作よ。

 『スタンド・バイ・ミー ドラえもん』がやろうとして大失敗したことをうまくやるとこうなる、という感じで、見比べてみると作劇の勉強になるわよ。



6. ウォルト・ディズニーアニメーションスタジオ:『塔の上のラプンツェル』(バイロンハワード監督、2010年

 ディズニー映画は2008年の『ボルト』以前と以後で大分変わってくるわ。簡単にいえば、元増田が昔観たであろうオールドグッドな2Dディズニー映画が以前、元増田が大好きだっていうウェルメイドな作劇の3D作品が以降。このラインを意識すると効率良くディズニー映画を愉しめるわ。

 もっと元増田は08年以降のディズニー3Dアニメ映画をだいたいチェック済のようね。


 でも『ラプンツェル』を見逃しているのはいただけないわね!

 90年以降生まれの女子にとってはマイルストーンといってもいい、新しいディズニープリンセス物語の決定版よ!!

 女子にモテたければ是非観るべきだし、女子になりたければ絶対観るべき、現代女子力のパワーソース(力の淵源)よ!



7. ピクサー・アニメーションスタジオ:『インサイド・ヘッド』(ピートドクター監督、2015年

 シュガー・ラッシュ以降のピクサーを観た元増田なら当然鑑賞済みかしら?

 現代アメリカアニメを支配するピクサーの作劇の極致ともいえるのがこの『インサイド・ヘッド』よ。

 物語自体の面白さもさることながら、「私たちはいつ、どのように成長していくのか」についてここまで丁寧に描いたフィクションは稀有だと思うわ。



8. オン・アニメーションスタディオズ(メソッドアニメーション):『リトル・プリンス 星の王子さま』(マークオズボーン監督、2015年

 フランスは日本とおなじく2Dアニメーション映画が主流だけど、日本にも白組があるように、フランスなかにも3Dに情熱をそそぐスタジオがあるわ。

 それが、オン・アニメーションスタディオズ。

 まだまだ知られるとはいえないスタジオだけど、『カンフー・パンダ』のマークオズボーンが監督した『リトル・プリンス』で一躍名を上げたわね。

 アメリカの大手がかかわっているスタジオでは見られないようなヨーロッパ的な叙情が特徴よ。

 今後はこういう小スタジオの3D作品もバンバン出てくるんじゃないかしら?


 


9. ライカ:『コララインとボタンの魔女』(ヘンリー・セリック監督、2009年

 ここからはちょっと趣向を変えて同じ立体アニメでもストップモーションアニメを紹介するわ。

 元増田は『ナイトメア・ビフォア・クリスマス』という映画をご存知かしら? 

 ああいう人形を使ったアニメストップモーション(コマ撮り)アニメと呼ばれてファンも多いわ。一番有名なのはウォレスとグルミット』かしらね

 『ナイトメア・ビフォア・クリスマス』はティム・バートンの監督作だと勘違いしている人も多いけれど、実は監督を担当したのはこのヘンリー・セリック

 彼が自分のスタジオであるライカ」を立ち上げての第一作目が、この『コララインとボタンの魔女』なのよ。

 ストップモーション特有の質感を保ちつつも3DCGと見まごうばかりのなめらかなアニメーションは、気が遠くなるような数の人形パーツによって実現したもの。

 セリック独特のゴシックな美意識が溢れる画面は観ているだけでため息が出るわ。

 この『コララインとボタンの魔女』の成功によって、ライカイギリスアードマン・アニメーションズと並ぶストップモーションスタジオとして一躍地位を確立したわけ。

 ライカはこれまで三作しか発表しておらず、日本に入っているのは『コラライン』含めて二作だけだけれど、二作目の『パラノーマン』もすばらしい出来なので是非見てね。



10. アードマン・アニメーションズ:『映画 ひつじのショーン 〜バック・トゥ・ザ・ホーム〜』(マークバードン&リチャード・スターザック監督、2015年

 で、ストップモーションアニメの老舗であり、ストップモーションといえばアードマンと言われるほど有名なアードマン・アニメーションズ

 配給会社はそのときどきによって変わるけれど、一貫して温かみのあるゆるさと精緻な細部へのこだわりをふせもった上質なストップモーションアニメを世界に供給しつづけているわ。

 もちろん、去年発表された『ひつじのショーン』も最高だったわね。

 『ウォレスとグルミット』とおなじく、テレビシリーズの劇場映画化だけれど、TV版をみてなくとも十全に楽しめるわ。むしろ、テレビシリーズの入り口としてちょうどいいくらい。

 アードマンの作品はそのルックを一目見れば即座にわかるので、公開されたらとりあえずチェックしときたいわね。



11. スターバーンズインダスリーズ:『アノマリサ』(チャーリー・カウフマンデュークジョンソン監督、2015年

 スターバーンズインダスリーズテレビドラマで活躍するダン・ハーモンが立ち上げたストップモーションアニメ会社

 その第一作目に『マルコヴィッチの穴』などで知られる個性派脚本家チャーリー・カウフマンを監督に迎えて作ったのが、この『アノマリサ』。

 アードマンにしろライカにしろ「子どもも大人も愉しめる」映画が信条のストップモーションだけれど、この『アノマリサ』は完全にオトナ向けよ。

 カウフマン特有の奥行きある哲学的ストーリーもそうだけれども、一番子どもに見せちゃいけないのはセックスシーン。

 なんと精巧に作られた人形同士(男女ともにくたびれた中年)がヤッてる姿をえんえん見せつけられるの! クンニから挿入、絶頂、事後まで全部よ!

 ちょっと変わったアニメ映画を観たい、と思ったら今すぐこれを借りにレンタル屋に向かうべきね。 

2011-11-09

らんらん♪

ハーコーしあわせー

おかねたまったら、久しぶりにクラブでもいくか。メキメキメキ!

化粧して詐欺とか言われても困るもん。今までいくら投資してるとおもってるの。

あと、化粧するだけで化けることができると思ったら大間違いだかんね。

ここらへんはやっぱりおかまさんたちと話が合うのよね〜

2010-06-25

元彼女が後輩に惚れた後、また俺に来た

新卒ブラック会社で有名なところに入り、ハードな業務と新しい街。

これまで育んできた交流関係と一切を絶たれた生活になって1ヶ月くらいした時。


「元気?なにしてるのかと思って。」とメールが来た。

彼女大学2年の時に一瞬だけ付き合ったけど、やっぱ無理って言ってきて終わった彼女だ。

いや、彼女なんて言えないようなもんで、俺は正直なにも彼女のことをしらない。

(つまり、以下GirlfriendじゃなくShe意味彼女つーわけで)


ほんと偶然その時に、あの子は今どうしてんのかなーとふと妄想していた時だった。

天然で一見榮倉奈々だったし、モテるんだろう。

いい男な今の彼氏に俺のことディスったりしながらも、

楽しく新生活の事ネタにおしゃべりデートでもしちゃってんのかなって。

だけど、実際は色々と大変で親と別居状態。兄弟と楽しく暮らしているとのこと。


6割は「積もる話をして盛り上がればいい友達になれるかも」

4割は「また俺に好きな人ができるかも。そしてうまくいけば・・・」。

つまり、下心。もしくは淡い期待を胸にいだき、ニヤニヤとメールをしていた。

そして一度フラれてる上に、2年経っているのもあって、十中八九もどることは無い気がして

気軽に「会って昼飯でもくおうよ!」と俺。案外喜んでくれた彼女


しかし、俺はブラック会社の営業マン。そう簡単には逃げられなかった。

それに自分から仕事を買ってでたのもある。挫けたくなかったし、お客様扱いが居心地悪かった。

はやく仕事覚えて上司と談笑でもできる環境にしたいと思ってた。

そんなこんなで予定が見当たらず、数日後に「いつになるかわかんない」とメール

「それでもいいよ、これから連絡とりあおうね」と返事。

社交辞令さよなら挨拶でも、うれしかった。単純に慣れない環境の毎日の中に、知人と連絡とれている瞬間が。


でも、まだ更に目処がつかない。夜は休日出勤日なら開いているが、相手は仕事前日。

つか、夜2人で会うなんて、よっぽど親しい女友達じゃないと空気がまずいだろう。狙っているみたいだ。

あくまで昼にしたかった。


いつ会えるかわからないまま時間は過ぎ、ある日なんとなく彼女名前FBで見つけた。

ゼミの後輩Aとつながっていた。

メールしてる中だし、とアド申請をだした。

しかし、全然承諾がない。

気になってこの間メールしてみた。

FaceBookで見つけたから、アドお願いしたよー。よろしくね。つか、Aと知り合いなんだ!知らなかったよ」


その返事が

「A君は私が昔興味あって紹介してもらったの。」

は、はぁ・・・

なんかすっごいすっきり半分、もしかしてこの子は寂しいだけなんじゃ...と。



そう、前回別れた原因は俺もわからなかった。

色々と考えたり相談した挙句彼女のひととなりがみえてきた。

それは、誰かが好きなんじゃなくて、彼氏がいる生活がほしいだけなんだ、と。


でも、俺も寂しい時でそれを拒めない時。

俺ってハーコーじゃねー、セルアウト野郎のカスビッチだなって思った。



今後どうなんだろうね。

女の子諸君、男の子アプローチする時は1日だけ冷静になって

彼氏がほしいのか、彼が必要なのか、よく考えよう。

フェイクアスまーふぁかー

2007-11-06

http://anond.hatelabo.jp/20071106185408

ん。おれもその毛、じゃない気はあるけど。骨格のいい女子好きだし。「実は可愛い/女っぽい/家庭的」とかいらない、という点でハーコーマニアなのかも。古来ハトシェプスト、アレクサンドリアのヒュパティア、ジャンヌ、本邦では白拍子から川島芳子を引くまでもなく「男装の麗人」「ボーイッシュ」ってジャンルは連綿とあるが。

でもまぁリアルには程度問題っていうか。「男っぽい」と「美人」は互いに独立だよな。

ヒゲ生えてるとか勘弁。

 
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