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2016-07-12

海外の人のKINGSGLAIVE感想レポを訳すよ 2

その1はこちら

原文(http://www.novacrystallis.com/2016/07/we-watched-the-first-10-minutes-of-kingsglaive-final-fantasy-xv/

We watched the first 10 minutes of Kingsglaive: Final Fantasy XV

By André Mackowiak on July 11, 2016

こちらは、最初10分間のみの映像を観た人のレポートですが、ネタバレが含まれます

↓↓引用コカラ↓↓

先週フランスで行われたJapan Expoで大きな出来事となったのが、Final Fantasy XVだ。イベント中、ファンは「KINGSGLAIVE FINAL FANTASY XV」(以下キングレ)の最初10分のワールドプレミア特別上映などの新しいコンテンツに触れる栄誉に浴した。ちょっとしたサプライズとして、映画監督した野末武志氏による90分にもおよぶ講演もあった。

壇上で野末氏は、キングレの開発について一歩踏み込んだ解説を行い、アドベントチルドレンFF7ACC)よりも格段に大きな役割をどのように果たしたかを語ってくれた。

以下のレポートには、ちょっとしたネタバレや、記憶を頼りにプロットを要約したために起きる矛盾が含まれ可能性がある。というのも、最初10分間にはかなりたくさんの情報が詰まっているからだ。

どうぞその点をご理解の上お読みいただきたい。

映画は、いくつかのフラッシュバックからまり、観客は、ルシス王国を守り続けてきた最後クリスタルの魔力の概要を知ることができる。

しかし、このクリスタル敵対するニフルハイム嫉妬を生むこととなるのである

開始後すぐ、ニフルハイム兵によるルナフレーナ・ノックス・フルーレ故郷であるテネブラエ自治区侵攻が描かれる。

ここで我々は、幼いノクティスが重篤なケガから回復中であり、車いす生活を余儀なくされていることを知る。

敵兵たちが空から雨のように降下してきたとき、ノクトとルーナは2人とも森におり、周りを取り囲まれしまう。

強力な相手に二人は追い詰められ、あわや斬り殺されようかというところで、レギス国王が現れ、剣をふるい強力な炎の呪文で敵を蹴散らして彼らを救う。

レギスは素早く意思を固めるとノクトを肩に担ぎあげて、ルナフレーナと共に逃げる。

呪文による炎に逃げ道を塞がれたルーナの兄レイヴスは、倒れた母を救ってくれるようレギスに懇願するが、敵兵が背後に迫っているレギスには届かない。

このままでは逃げ切れないと判断したルーナは突然立ち止まり、引き返して自らニフルハイムに捕らわれ、友人たちが逃亡するための時間を稼ぐ。

それから月日が経過し、物語の時点ではニフルハイム軍勢はルシス王国首都インソムニアのすぐそばに展開している。

この「王都」はクリスタルによって維持される強力な魔法障壁によって保護されているが、どれだけそのバリア攻撃をしのげるのかはわからない。

都市を取り囲むエリアは、すでに帝国軍制圧されており、城壁部分は空から攻撃さらされている。

ニフルハイムの揚陸艇が兵士を降下させ、戦場では銃弾が飛び交い、廃墟と化した建物の周りに死体の山が築き上げられていく。

敵軍は機械や魔導アーマーだけではなく、FFシリーズでおなじみのモンスターさえも操ってルシス攻撃を仕掛けてくる。

混沌の中をべヒモスが突進すれば、通り過ぎた場所にはルシス兵士たちが斃れる道が残る。

そうかと思えば別の場所では、巨大な蟲の大群が戦場を横切っていく。

巨大なファイアストームが地平線のかなたに出現し、インソムニアに向かってゆっくりと近づいてくる。

壁の上では、王の剣(Kingsglaive)の魔導マスターであるロウ・アルティウスが仲間たちと共に町を覆うバリアを維持しようと必死努力を続けている。

しかし、魔導士たちは疲れ果て、膝からくずおれていく……。

主役であるニックス親友リベルト・オスティウムは、敵に奇襲をかけようとしている。身につけた制服や装飾品は、FFシリーズジョブ忍者」を思わせる。

リベルトは、隠れて相手に知覚されずに複数の敵を倒す術を使う。

空襲が激しさを増すと、地面が打ち震え、建物が崩れ、足元にひびが走る。

嵐が近づく中、我々は敵軍の飛空艇さらに増え、ケルベロスなどのより危険な敵が出現したことを知る。

ニフルハイムの高官が命令を下す。「シ骸を放て!」

嵐の向こう側には、まだ奥の手が隠されていたようである。鎖につながれ、煙に包まれた巨大なモンスター飛空艇によってインソムニアに向かって引きずってこられる。

モンスターは暴れだし、いくつかの飛空艇破壊すると、鎖を引きちぎって地上の兵のもとへと落ちてくる。

リベルトは、突進してくるべヒモスの首もとに強烈な一撃を放つことに成功する。一方クロウ最後の力をふりしぼっているが、もはやこれ以上バリアを維持することができそうにない。

王の剣を率いるドラット将軍は敗北を悟り撤退命令を下す。リベルトは炎を吐くケルベロスと遭遇し、呪文を使って気をそらそうとするが失敗に終わり、崩れたガレキに挟まれ、刃も手の届かないところに転がるというピンチに陥る。

ニックスは、ドラットーの命令に背き、倒れたリベルトを救うために走り出す。ニックスは、投げた刀のところにワープ魔法を使って移動することができる。

ケルベロスを警戒しつつ、ニックス戦闘区域外へとワープできるようにリベルトの剣を拾う。

後方に戻った王の剣の隊員は無事を喜び合うが、ドラット将軍ニックス命令違反を咎め、彼の力はレギス国王から借りたものであると諫める。

ここでプレビュー映像は終わった。

たった10分間の映像だったが、おそらく何時間でもいかキングレの映像が素晴らしかたかを語り続けられるだろう。それぐらい圧倒的な映像美だった。

何年もの昔、初めて「Final Fantasy: The Spirits Within」を劇場鑑賞したときですら、スクウェア・エニックスCG業界トップクラスの才能を揃えており、あの映画写実的表現への彼らの最初の一歩となったことは明らかだった。その数年後、アクション満載のFF7ACCでその路線さらに深まり、ついにこのキングレですべてが結実した。信じられないほどの視覚的なクォリティを実現するために、スクウェア・エニックス内のチームであるビジュアルワークスは、「アサシンクリード」、「ジュラシックワールド」、「ゲームオブスローンズ」などで知られるDigic PicturesやImage Engineなどの欧米スタジオにも協力を仰いだという。

映画に登場するキャラクターは、あまりにも人間らしいため、うっかりするとコンピューターで生成されているのだということを忘れてしまう。

このまとまりの良さがあるからこそ、合成用のグリーンバックの前で俳優が演技をする従来の映画に比べて映画世界説得力が増しているのだ。

ヒモス、ケルベロス呪文効果などの見慣れたFFの要素の取り入れられ方も素晴らしい。

個人的には、特にワープエフェクトが気に入った。ゲーム本編のものと似ているが、人物のまわりに火花が散り、効果音も非常にマッチしているのでとにかくスタイリッシュなのだ

キングレは、「現実に基づくファンタジー」というコンセプトを驚くほどうまく体現している。

建造物衣服技術車などの中には現実世界を思わせるものもあるが、呪文や魔導アーマー、モンスターとの親和性もある。

2つの世界の融合が、FFXVを単にゲームとしてではなく、より広い観客を対象とした映画として非常に魅力的な存在にしている。

始めのうち、John R. Grahamが下村陽子とのコラボレーション制作したというサウンドトラックについては不安を覚えていた。

プレビュー映像では、音楽が少し単調で陰鬱すぎるように思われたのだが、最初10分のBGMは、控えめに言って非常に堅実な出来だった。

ほんの短い時間のうちに、キングレで展開されるストーリーが複雑でワクワクするものになることがわかった。

アクションシーンは「ゴジラ」のように素晴らしく、徐々にモンスター召喚獣が明らかにされていく手法も良かった。

キャラクター物語のカギを握るようなので、ニックスルーナが映画アニメゲームの中でどのように関わっていくのかが楽しみだ。

これだけのプロジェクトである映画館で観るのが正しいというのは明らかだ。

↑↑引用コマデ↑↑

10分間見ただけでこの把握力。

訳者は実際に映画を観たので、ちょっと解釈が違うところもあるのですが、あえて訳注はつけないでおきます

フランスではまだ上映館未定なようなので、彼らにも映画館で楽しんでもらえるように日本でも動員数を増やしませんか。

本文には映像からキャプチャ写真もあるので、よろしければ冒頭のリンクから観てみてください。

 
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