はてなキーワード: 予備校とは
今どきの大学は厳しいので、単位落としても泣き落としも効かないし、
→その通り。そもそも多くの大学では不合格だった教員に直接問い合わせることそのものが禁止されているほか、出席認定などに関しては事務所が扱っており、泣きつかれた教員が事後にどうにかすることもできない。
10年前でもそもそも真面目に通って授業受けて学費のためにバイトもしてるような学生ばかりだったよ
→10年前であれば既に多くの大学で改革が行われたあと。ただ、現在でも学部によっては文科省の単位認定や出席認定に関する通達を守っていないところは多い。肌感でいえば「看板学部」と言われているところに一発逆転組が多く、出席に関しても甘い印象がある(繰り返すけどこれは完全に個人的な印象)。
私の在学していた大学は少人数制教育に力を入れているため出席せずに学外活動ばかりして卒業は不可能だった。
→大正初期まで大学ではなく高等商業学校であったため、確かに大学と看做さない人間もいる。
大学とは名ばかりの就活予備校化してる底辺私立の廃止には賛成するけど
→むしろ「就活予備校」としての側面を前面に押し出したグランゼコールをモデルとしたような学校を設立することが有意義かと思っている。
今どきの大学は厳しいので、単位落としても泣き落としも効かないし、10年前でもそもそも真面目に通って授業受けて学費のためにバイトもしてるような学生ばかりだったよ
法学部を卒業後、法科大学院進学に怖気ついて地方公務員になった。
最近やっぱり弁護士になりたい(正確に言うと、仮に仕事を辞めて弁護士にならないとしても司法試験に合格したい)と思うようになった。
学部生の時に予備試験に合格したり、法科大学院から司法試験に合格し実務家として働いている大学の同級生たちに話を聞いたり、各予備校の体験授業を受けたり説明会に行った。
当初は平日講義が夜間にあり、社会人が多く在学している某国立大学ロースクールを考えていたが、元々法科大学院進学を目指して勉強していた(所有者不明土地等関係の改正など短答分野で若干改正あり)ことや仕事があることも考慮。弁護士の友人の後輩で今年修習をしている方から予備校のインプット教材を貰った。
そして今日は早朝出勤早上がりの日であったため帰りに書店に寄り、予備試験の短答と論文の過去問、各科目の択一六法、今年度版の六法を購入した。ダンボール一箱分くらい。
頑張る。
一切の勉強しませんでした。授業は半分上の空だったし宿題もやらなかった。
たまたま親が地頭マシに生んでくれたので2回の受験はどっちも偏差値60ぐらいのとこに入れましたが
大学入っても勉強しなかったので語学の単位を落として留年しました
そのぐらい何もやらなかった人間が50歳過ぎて役に立ったと思う教育指導
これはガチ。書くときに書き順やとめ、はらい、きちんと閉じてるか開いてるかまで一字づつマルバツつけてくれた。
高校にもなってバカみたいだと思いつつやってたけど、宿題もやらないような人間に勉強の習慣を躾けるには一番効果的でした。
これなかったら受験のために勉強するという手段すら見つけられなかったと思う。
英語は単語暗記なんか一切やらなかったのでド底辺だったけど、文法にロジック(予備校なので点取りスキルのような説明)があると教えてくれた予備校講師のおかげで最低限のとっつきが出来た。
理屈こねてサボりたい人間には理屈で楽ができると教えるの効果的です。まあ単語暗記サボるんですけど。
小6のとき成績悪くなって急遽入れられた学習塾がたまたま進学塾だった流れで中学受験したのだが、
結果、そこそこの進学校に入ったので保体とか大学までやったことなかった。
大学に入って初めて筋トレや筋肉痛に意味があるって知ったし身体を動かすことに意味があるって知った。
それまで運動とか不良のやることだと思ってたのでマジで目から鱗だった。
そっかー高校のとき体育の時間をダラっとソフトボールで流すのではなく1限まるごと筋トレとランニングだけで地獄を見させてくれたH先生は良い先生だったのかーと後から知った。
卒論書くまでバイトするかゲームするかで勉強しないし他人が何を学んでるか全然知らなかった。レポートも適当書くしかやってないマン。
卒論を出さなきゃいけないとき、何やっていいか全くわからず、今さら他人に聞くこともできなかったので、好きな本の書き方を丸ごと真似することにした。引用の仕方、導入の仕方、結論への持っていき方、等々。なお引用元は真面目に調べてないのでだいたい孫引き。ひどい。
もちろん教授陣も見放してたのでとっとと卒業させてくれたって話で、結果には繋がらないんだけど、ここで他人をパクることを学んだ。パクるのマジ大事。
何が言いたいかというと、本人まるで勉強する気もないし、親も勉強よくわかってない、そんな底辺に対しても、何がしかの勉強をやらせとく意味はあるかなと。
地方国立大に通っていた四年間のアルバイトと、新卒を鬱で退職してから元バイト先に拾ってもらい、フルタイムのパートで二年ほど。計六年ほど、個別指導の講師をやっていた。
俺が働いていたのはSAPIXとかみたいなお受験予備校じゃなく、「町の塾」みたいなとこ。
小三くらい(小一とか小二は受け入れてはいるけど見たことない)から高三までを受け入れていた。
お受験予備校は月謝は高いし指導も厳しい(からどうせ続かない)し、「月謝も安いし、定期テスト対策と『やってる感』のために取りあえず放り込んでおけばいいや」的なスキマ産業である。
わざわざそういうところを選んでくる親と子だから、総じてレベルは低かった。公立中学校の定期テストでいうと五科目200~350/500点くらいの層だ。
まあ中には勉強に楽しさを見出したりしてグングン伸びる子もいた。
様々な理由(本当は塾なんて行きたくないが、親が強く勧めるから家から近い/楽そうなところを選ぶ等)から稀に元から勉強ができる子も来た。
だが大部分、体感七割くらいはそもそも勉強が嫌で嫌で仕方がなく、さらに三割くらいはもう手の施しようがない子だった。
働き始めたばかりのころは、あの手この手を使って算数数学なら理論や方法論を、現文なら文章読解のコツを教え込もうとした。
だがこれは一部(先に触れた伸びる子と元々できる子)を除いてほとんど意味をなさなかった。
塾に通うペースはだいたいの子は一日2~3hを週二回程度、多い子だと週三、少ないと週一だ。
コマに空きがある講師が割り振られるから毎回俺が見られるわけでもない。
するとどうなるか。
だいたいの子は自学自習なんて一切しない。塾に行って勉強してるんだから塾以外で勉強する必要がない、と本気で思ってる。なんなら親すらそう思ってる。
だから次にあったときは俺が必死こいて教えたことをすっからかんに忘れている。この徒労感ったらないぜ。
それでも覚える→忘れるを繰り返し繰り返し行ったらいつか定着するんじゃないかと信じた。結果、半年経ってもすっからかんだった。
思うに、「こうして・こうして・こうなる、ってパターンを理解して覚えて、別の問題に応用する」ってのは、やつらの脳みそには高等すぎるんじゃないか。
まあたしかに俺の教え方が悪いのはそうかもしれない。だが俺もバイト/パートながらに書籍を読んだり教育者に話を聞いたりした上でいろんなアプローチを試せるだけ試したんだ。少なくとも指導中の反応は良かった。でも全部忘れる。
宿題にプリントを持たせてみても、答えを全部写すのはまだマシで大概はやってこない。それを責めすぎると辞めてしまう。
加えて学校の授業なんて一切聞いてないし、予習復習なんて一回もしたことがない。
あ、授業を聞いてないつっても別に授業中ずっと漫画読んだりスマホいじったりしてるわけでもないんだ(まあそういうやつもいるが)。
とりあえず教科書とノート開いて、なんか書いてるフリしてずっと上の空みたいなイメージ。結構前に「真面目系クズ」って概念が流行ったがだいたいそんな感じだ。
んで義務教育で教わることが頭に入っていないことを、子はもちろん親すら問題視していないんだ。だって親もそうだから。
じゃあどうしたかって話。
俺の働いていたとこみたいな小規模塾では大概「定期テストの点数アップ」がアピールポイントになっていた。
だから数学だろうが現文だろうが定期テストの範囲をひたすら暗記させる。
語呂合わせもバンバン使う。本質じゃないって問題視される「みはじ(はじき)」とかもフル活用する。
それでも湯水の如く抜けていくけど、微かに引っかかった残滓みたいなので少しばかり点数が上が……ったらいいな、って感じ。
んでこのレベルの学力の人間はお前らが思っているよりもずっと、ハチャメチャに多いわけ。
そもそも大学進学率自体が6割くらいだし、まあ短大とか専門とか含めた高等教育進学率は8割くらいあるけど、義務教育過程で学ぶことを歯抜けがなく概ね身につけている、って言えるレベルの人間は2割もいないんじゃないか?
自分の名前が漢字で書けたら合格、ってレベルの私大があるって信じられるか?
そんでそういう奴らでも入れる、学力が優先されないとこに就職する。
手に職系ならいい。だがそうじゃないとこも多い。そして若いうちに子ども産んで、同じような子を再生産するわけだ。
生活が苦しくなるとこういう暮らしの下層にいるやつらから皺寄せの打撃を受けるじゃん。
こういうやつらは自暴自棄になっての通り魔や道連れテロみたいなのよりも、カネがありゃなんとかなるって短絡的発想からの強盗とかが増えるんじゃないかってずっと思ってたし実際そうだった。
(次のトレンドは身代金誘拐じゃないかって思ってる。監視網が発達したいまリスキーもリスキーだが、たとえば裸の写真でも撮ってそもそも警察沙汰にさせないってパターンじゃないかと。まあ勝手な予想だ)
ITでもなんでもいいんだけど、もしお前らが就職や転職するとき、to C の業務があるならこのレベルの人間の相手をするって覚悟したほうがいい。老婆心からの忠告だ。
追記:
思った以上に伸びていて驚いた。読んでくれてありがとう。想定よりもずっと「そんなの知っとるわい」ってブコメが多かった。
きっかけってほどじゃないが、はてなやXを見てると「中学で習っただろ」みたいな発言をしょっちゅう見かけるので、中学で習ったことをずっと覚えてるやつなんてほとんどいねーんだよ、って思いから書いた。衝撃を受けるってほどじゃないかもしれんが、そんなやつがいっぱいいるのか…って思ったやつも少なくないんじゃないか? 塾講師経験者(かなりいて笑った)から概ね共感を得ていたようだったのも知れてよかった。
なお俺自身も地方公立から受験したクチだ。勉強は嫌で嫌で仕方がなかったが、他にやりたいことも特技もないので仕方なくやっていた。なので別に塾講師になって初めてこんなやつらがいるのか! って知ったわけじゃない。ただ地方の一エリアとはいえ、色んな学校の色んな年齢で満遍なくこういうやつらはいることを示せるので取り上げた。
強盗云々は論理の飛躍があったかもしれん。すまん。やらなきゃいけないってことになってるもんを適当にスルーし続けて、そのまま大人になって適当に生きてるやつらに俺が我慢ならんだけかもしれない。
トラバでもらった、
要するに、「世間には想像以上にバカが多いから、知能レベルを低く見積もったアプローチをしないとマスにはリーチしないぞ」ってこと?
これがだいたい俺が言いたいことだ。いまは役所で働いてるんだが、窓口に来る大人が言ってることを理解しない、すぐ忘れる、書類も不備だらけで最初のうちは本当に困ったが、なんとか帳尻を合わせてやっている。ストレスを吐き出したかった。
運良くお金をいただいて大学に通うことができているのに、自分の不甲斐なさに絶望する日々。その不甲斐なさを外部要因のせいにしてなんとか乗り切ろうとする癖までついてきているからもう手遅れかも。
大体がお金持ちで大体が素敵なご両親を持つ人間どもに一年以上囲まれることがここまで不愉快だとは想像もしなかった。小中はそこら辺の適度に荒れた公立で、一度入ったエリート高校も半年で家族が体調を崩したから、働くためにやめた。その後入りなおした公立通信は居心地の良さでは一番だったかもしれない。どこの親も大体うちと同じように虐待の気があったりお金がなかったり、そうでなければ生徒本人が壊れかけていたりする。そんな人しかいないから、自分の親を虐待で通告した後も、数少ない高校の顔見知りに施設住まいを公言しても特に何かが変わることはなかった。それが普通だから。
そういえばいい学校に行って勉強するの楽しかったな、と施設で思い出した時から、いろんな人間を見返してやろうと、あまり良くない動機で勉強し始めた。今の世の中は便利なもので、大手予備校レベルの映像授業が毎月の通信料以下で手に入る。とにかく成績を上げ、奨学金に引っ掛かるように努力し続けた。そしたら、なんか上手く行った。周りの人たちの支えがなかったら、大学どころか高校まで出ていたのか、そもそも生きていたのかすら怪しいのに。
大学に入って、1年も経つと「身の丈に合った教育」という切り抜きから生まれたあの言葉が的を射ていることに気づいた。
まず、みんなお金持ち。こちとら経済的支援をくれるような身寄りは1人もいないというのに、親や親戚からの支援で暮らしてる人間が多いこと。卒業後に最悪実家に帰れて幸せですね。実家を捨てる決断をしたのは自分自身だけど。「小さくて言葉が通じないうちは動物と一緒だから叩いて痛みでわからせる」親と暮らしたくないのはわがままですか。
それにみんな家族がいる。頼れる誰かがいる。これは毒親持ちとか縁を切りたい人にも共通するのかもしれないけど、親も親戚も頼れないと絶対的に信頼できる、戻れる場所がない。それを選んだのは自分自身だけど、結構苦しい。心のどこかで自分がされてきたような虐待を肯定している歪んだ人間がまともな人間と惹かれ合うわけもなく、この先ずっと孤独であることが見えてる。これについては愛玩動物と暮らすのが一番いいかもしれない、でも独り身に飼われる動物がかわいそう。もし飼い主が死んだらどうするんだろう。仏教にでも帰依するか?
こんなことを考えていると今まで友達と思っていたものが全て敵に見えて、ある日突然発狂した。その日以来中高時代までに築き上げられた人間関係はなかったものとして生きてる。SNSには懲りた。
ここまで強いコンプレックス?を抱えているくせに、お金持ちになりたいとか家族が欲しいという強い衝動もない。なんとなく、無意識のうちに、惨めで貧乏でいることが一番性に合っていることを知っているのかもしれない。惨めで貧乏な生活は、やってるうちはそんなに惨めじゃないし貧乏じゃないけどふとした瞬間に生きる意味を見失うからやばい。でもどう足掻いてもこのキモい人間性は変わらないし、キモい未熟さを抱えたまま上辺だけ取り繕って、明日からも家族と電話した、今度実家に帰ったら何をする、みたいなありふれた話題を笑顔で受け流していくんだろうな。多数派の普通の意見で勝手に傷つき、勝手にストレスを溜めネットにお気持ち放流すること以上にキモいことはない、分かってる。分かってるけどどうしようもない。
大学とか、大学院とかは本来は書物を批判的に読めるスキルを身に付けるところであった。
ところが中途半端に学があると、長時間の洗脳に耐えられたり、何回な話を聞いたり読むことへの耐性があるので、騙されやすくもあると、新興宗教ブームの時に予備校講師が話していた。
また、学問が出来ることとお金を稼ぐ力は別物だという意見もある。
大学受験で当たり前の流れだったけどあのクソ風潮さすがに滅んだのか?
ほんと、生徒になんかされたとかそういうんじゃなくて初手でガンガン受験生バカにしたり、機嫌で泣かしたりとかするキチガイゴロゴロいたからなあ
自分の中で黒板消しの位置が決まっていて、そこから少しでもズレて置いてあれば講義そっちのけで予備校バイト呼びつけてキチガイみたいに大声上げてキレ散らかす、なんて奴もいたなあ
今考えたらなんらかの障害あったんだろうな
なんなら実況中継みたいな講義掲載系参考書内ですら無意味に受験生読者ディスってるようなの平気であったし
みたいなの
昭和58年からあんまり延岡市では勉強する人が皆無というか、平成元年に井上修二が英語教員になったんだけど多分推測だが界隈でも使いものにならないとかで昭和49年からの
消費社会の進展で株式会社の金もうけが進展していたから、その当時からほとんど、医療社団法人の人とか百貨店とはいわないまでも株式会社の人にまかすればなんとかなるっちゃないけ
という考えがあってのだけど、高千穂町では、アヅマヤか何かが繁栄していて平成5年頃にはナタデココとかコロコロコミックスも凄かったので、そんげな人に任せておけばいいという考えがあった
のがその後にマスコミとかもどんどん凄くなっていくと思っていたのだけど、安倍政権になってからまさかのホリエモン逮捕があって東京地検の、東京地検とか、カタネーゼと思われていたのが勝ったから
どんどんだめになっていったと思うのですが東大法学部が失敗したのは中央官庁がやったからではなくて、東大法卒の人を予備校や教育産業で活躍させなかったという裏切りがあったからで、
ひとり安倍晋三に失敗の責任を負うものではないがそもそも中央官庁が出てきたこと自体が失敗なので、そういうことがあったわけですが、小池勝雅は典型的な犯罪者なので
埼玉県では悪人が越谷にレイクタウンを出そうとかいう構想があって実に平成20年3月に実現したわけですが、きたねえ食い物とか、KAZE、MORIとかしかないので。
岡田克也がクソガキに殺されて逃げているのですが具体的にいつ頃殺されたか知らないのですがまあどこかの時点で殺されたのやとは思いますが
なんで塾に行きたいっていった時、止めてくれなかったんだよ。塾に入れるにしても、わざわざなんで父が勤めてる予備校の系列に入れるんだよ。講師の子どもが周囲にどんな目で値踏みされるか、ちょっとは想像がつかなかったのか?ばかやろう。大体、中学受験がしたい勉強したいと言い出しのがそもそも嘘だったんだ。そうだよ。嘘だったよ。あなたたちの気を引きたかっただけだよ。ただ、褒められたかっただけだ。この家に暮らしてもいい、立派な子だと思われたいだけだった。父は頭がいいのだから、自分も頭がいいと信じて、クラスメイトは全員バカだと思ってた。
塾に行っても授業なんか好きな教科以外ろくに聞かないし、課題もやらなかったよ。カスだよな。小学生ながらすでにカスだと思うよ。でも、父への忖度だか何か知らないけど分不相応な特進コースに入れられて、ちっともわからない算数の問題解かされるこっちの身にもなれよ。おにぎりみたいな面のデブ女教師に「なんでこんなのもわからねえんだよ」と机を蹴られたのは今でもトラウマだ。で、休み時間になったら周囲からは嘲笑される。そらそうだわな、特進にバカが一匹紛れ込んでビクビクしてんだからそりゃ子どもはいじめるよ。バカだと言われブサイクキモいと言われ。一年もしないうちに抜毛症が出て禿げたし、自傷で身体もぼろぼろになったよ。それでもお前ら、親も先生連中も何も手を打たなかったじゃねえか。何見てたんだよ。親はいっぺんだけ病院に連れてったな。でも皮膚科だった。皮膚疾患ではないとやんわり言われてぽかんとして、それで終わりだった。バカ、精神科だよ。キチガイになりかかってんだよお前のガキは。受験で苦しんでるのに塾をやめさせようとするとやめさせたら死ぬ、マンションから飛び降りるって騒ぐようなガキはもう立派なキチガイだよ。なんでこんなになったんだよ。
勉強はやらなかったよ。さぼってさぼりまくった。過去問なんか解かずに机の下で漫画読んで、絵描いて、部屋のぞかれたら机の下に隠した。自分でもなんでそんなことするのかなんてわからなかったよ。教えてやろうか、本心ではやりたくないからだよ。本心ではただ、いるだけで愛される存在だと思いたい。でも無理だから体裁だけ取り繕う。お前も他人に自慢できるガキがほしかっただけだもんな、蛙の子は蛙だよ。周りの子はバカでもブスでも親に愛されて幸せそうじゃないか。でも、それが叶わない家だって薄々感づいてるから演じるんだ。そりゃ虐待があるような家庭ではないよ。ずっとまともだし愛情はもらったと思う。でも何かがいびつだったよ。葉っぱは青いのに幹の芯が腐りかけてる樹みたいだった。塾へ行きたいといって金をじゃぶじゃぶ使わせて、そのくせ勉強はちっともやらず、勉強するふりして嘘ばかりついて禿げと傷だらけの陰気な顔したガキに一年ほどで成り果てたよ。仕事やめて腹痛めて10年近くも育てたガキがそんなになってお気の毒だと思う。でもそれって誰のせいなんだ?お前たちは一切悪くないのか?被害者か?
お前ら「元を取りたい」って思ってただろ。特に母親。自分が我慢した分、苦しんだ分、投資した分は何倍にもなって返ってきて当たり前だって思ってただろ。高校の時なんか「借りた恩はお返しします」って契約書作って拇印押させてきたもんな。で、無理したガキが適応できずに不良債権になったら怒鳴りつけて殴るだけか。ガキは損切りできねえもんな、かわいそうに。小学生の時点で黙ってマンションから飛ばせときゃよかったんじゃない?思い返すとずっとそんなだったな。大学受験も身の丈にあってない志望校掲げて、親に金出させて父の予備校に通って、努力は一切せず、講師の子なのにバカだって視線にさらされながらC判定の大学を堂々と受けてもちろん落ちて、浪人生活もぎとって。楽しかったなあ、予備校行くふりしてコンビニとブックオフで漫画を立ち読みするの。でも同じくらい死にたかったよ。たまに勉強するふりしてもポーズだよ。家でも講師ヅラの抜けない父親が過去問指導してきても、トイレ行くふりしてカンニングして答えてた。全部全部嘘だよ、とんでもない嘘つきだよ。目先の承認だけもらえればいいんだ。今だけやりすごせればいいんだ。だって一番根っこの、存在に対する承認が満たされてないんだから。この世にいてもいいって思えない。飢えたガキが平気でパンを万引きするのと一緒だよ。
お前ら、最近は関係が良好だって思ってるだろ?笑わせるなよ。こっちが漫画でちょっと認められだしたら手のひら返して「応援するからなんでも言って」ってさ。お前らはな、長年金と労力落としまくったドブから財布が出てくるかもって期待でニコニコしてるだけだよ。その財布が空だったらどうせまたゴミクズ扱いに戻るんだろ。こっちがブラック企業で疲弊して鬱になりかけてた時、身近な誰かに一番支えてほしかった時、なんて言った?励ますどころじゃない。なんでそうだらしないんだ、甘えるな、精神病院なんか行ったら薬漬けにされる、気合が足りないって話も聞かなかったじゃねえか。ただ苦しいという言葉すら。こっちは全部覚えてる。してくれたこと、されたこと、してくれなかったことも。調子のいい時にすり寄ってきて、落ち目になったら踏みつけにくるような人間は家の外にたくさんいるんだよ。家族はどこにいるんだ?つらい時にこそ安心できるシェルターになってくれる家族は?今はもう一時ほどの怒りはない、でも、自分の欺瞞に気づきもせずに、育児に成功した親ヅラしてるお前らを見ると反吐がでる。
なんで朝からこんな長文書きなぐってるかって?気づいたからだよ。今は周りの人に対して子どもの時と同じことをやってる。努力してるふりして、才能があるふりして、その癖やるべき仕事はせずに周りを困らせまくっている。厄介なことに多少は能力があるらしく、それなりの実績は残すから人は離れていかない。だから繰り返す。漫画が描けなくなっても、仕事で知り合った知人やファンが離れていかないか試してる。でも時間の問題だよ。億稼ぐようなトッププレイヤーならともかく、この程度で周りを疲弊させる人間は社会人失格だ。こういうのもトラウマの再演っていうんだろうか?どうすれば抜け出せる?今まで誰にも言わなかった怒りを吐き出せばちょっとはマシになるんじゃないかと思って書いた。本当はこんな自分でいたくない。力を十分に発揮したい、周りの人に喜んでもらいたい。でもこの怒りが失せたら、漫画を描かなくなるかもしれない。どうすればいいんだろう。