僕は不器用で上達が遅くていつも劣等感に浸り死にたくなるんだけど
安易に不器用なタイプがトップを取れる!とか温くて気休めな記事を見るとぶっとばしたくなります。
こういうのは努力は必ず報われる的な成功者の理由付け的なものを感じる。
※大前提にまず人の能力は同じ努力で同じだけ伸びるもんじゃない。これはもうある程度人生経験すりゃわかることだとは思う。
(というかむしろ同じ努力で同じだけ伸びるっていう風潮どっから来たんだろうか・・・)
分野にもよるが、確かに不器用タイプがトップクラスになることはあるけども、それは不器用のなかの選ばれしもののごくごく一部なわけで、さらにトップクラスの中でもごく一部でしょう。
どんな分野でも飛びぬけた才能な人、飛び抜けてダメなタイプだけでなく、ほどほどに器用なタイプ、ちょっと向いてなさそうで中々ダメだなぁこいつはってなタイプがいるよね。
多分普通の人以上に不器用タイプをチェックして観察し続けてるとは思うけど、上達が伸びないままか諦めるかがほぼほぼ7割8割ほど。
上級者になれるタイプはある種の性格的適正がないと上手くいかなぁとつくづく思う。
不器用な人は普通の人よりもいくつかの精神的壁があって継続の邪魔をするし、
物事がその物事に従事している中で時間をかけて人並みになったところで自分自信に信用をなくしているわけ
だいたい以下にあるような精神的な壁だと思う
2.他の人に比べた上達感のなさの壁
4.上記三つによる自己効力感低下の壁
これらを無視出来る鋼のメンタル(ある種別の才能)を持ちつつ冷静にダメなところを直し上達させられるタイプじゃないと
ある種性格的特性というか、感情に鈍感なタイプで、傍から見ているとなんか抜けてる楽観的な人間だったり
ようその結果であっけらかんとしてるようなぁみたいなタイプで。
それがどんなタイプか調べてたら
参考になりそうな不器用マンのためのページを見つけたので参照にしていただきたい。
http://www.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail02_3486_all.html
“折れない心”の育て方 ~「レジリエンス」を知っていますか?~
共通した特徴が見いだされました。
「うわ~っ!」
その1つが、感情の起伏が激しい事です。
やはりあっけらかんと感情の起伏自体がないタイプが長続きしているなぁという勝手な僕のイメージと一致してました。
そんなわけで性格的特性も不器用タイプで上手く活かせるためには必要なのかなと。
(不器用じゃなくてもやはり必要だとは思うけどね。不器用タイプは特に)
リンクしたPを実践すれば心が折れにくくなるかどうかは果たしてわからないが、
よく言われるのが、才能がある、ないを言えるのは本当に努力した人だけだ。
とか言うけど、正直これ害悪だと思う。
仕事にもいるでしょ。ダメな奴ははじめからダメだし、使えるやつははじめの方から使える。
※稀にぱっとしなかった人がめきめきと上達して頭角を表す場合もあるけど
パッとしなかっただけで、本当に問題児のようにダメなタイプではなかったことが多いかな。
音楽で作曲をやっていたがコレは自分にはセンスがあった。はじめて直ぐに褒められたし、2年もやってればお金ももらえる仕事も入れた。
まわりが上げるもんだから今までの自分の人生ではあまり信じられず、2chに投稿したら、2chですら褒められた。
自分の人生でこんなにも簡単に結果が出るものがあるのかと思ったくらいだ。
一方ここ3年くらい自分はアジ釣りが本当に好きだが正直センスがない。
はじめて3ヶ月してわかってたことだが、なんか周りよりも釣れてないと気がつく。
釣りに行く回数、読む雑誌、調べる時間なんかもトップクラスだが、3年目にした今も未だ友人のなかじゃぁいつも釣れてない。
友人がはじめて2回目で専門に狙ってる俺よりもアジつった数をゆうに超えたときなんかをもうメンタルが持たなかった。
好きという原動力はあるが、正直センスの無さを超えられるかはまさに神のみぞ知る状態だ。
やっていて後悔はないが、自分なら練習すればイケるっていう期待は早めに捨てればよかったという悔いはあった。
このようにはじめて3ヶ月もすれば大体向き不向きってのがわかってくるものだともうんだよね。(少なくともその環境下においては)
向かないタイプを使えるようにするには環境を整える必要も時間をかける必要もあるので、つまりが労力もコストも精神的にも負荷がかかるんだよな。
だからはじめて向かないなって思う時はとっとと諦めてもいいと思う。