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はてなキーワード: 喚起とは

2024-11-17

コストプッシュインフレ賃金増起こせると思ってるバカ

ガチ意味が分からない。

先に調達コスト等の支出が増えるのになんで給与まで増えるなんてバカ勘違いするんだろう。

国内経済殆どを輸入に頼ってる日本コストプッシュインフレ起こしたら支出の方が先に増えるのは当然だろ。

各種指標物価が上がり始めるのを眺めながら「後は賃金上昇が起これば経済は上向く」とか

ドヤ顔が透けて見えそうな頭悪いコメントする人多いけど、コストプッシュインフレ下の日本

物価上昇を上回る賃金上昇なんかまともに出来るわけないだろ。その原資どっから出てくる想定なんだよ。

金が湯水のように沸いて出て来て天から降ってくるとでも思ってんのかね。

アメリカの分断を他人事として眺めながら議論してる場合じゃねぇよな。

日本アメリカバカに出来ないレベルで分断が進んじゃってる。

上級国民は更に富み、下級国民は更に貧する。

貧するのは自己責任

下級国民のためを謳う減税で自治体の税収を削り、ただでさえ減ってる人口さらに削ろうとしてる。

消費税減税こそ上級国民のための施策だろうに。下級国民消費税負担してる額なんでゴミみたいなレベルでしょ。

でも目先の苦しさのせいでそういう現実が見えないんだよな。

消費税減税しても下級国民の苦しさは大して変わらんが、上級国民の消費拡大は喚起できるだろう。

でも都心はともかく地方そもそも上級国民割合が少ないから、収支は大幅にマイナスだよな。

地方の壊死と大都市圏への集中が更に加速する。

地方トリアージを加速させるための消費税減税なのか?

なんというか、無責任責任者がそのツケを正に今払わされてるって感じだね。

2024-11-16

ロシアプーチン政権西側メディアが報じる支持率実態と異なるのか?

ウラジーミル・プーチン大統領支持率は、ロシア国内外で異なる見解を生む主要な論点の一つ。

特にウクライナ侵攻以降、西側諸国ロシア国内メディア提示する支持率は大きく乖離している。

西側メディアが報じる低い支持率

西側報道では、プーチン大統領支持率は主に都市部や若年層で急落しているとしている。

ウクライナ侵攻の長期化、経済制裁による物価上昇、国際的孤立感などが国民の不満を高めているという(ダメージはあるが、西側が報じるほど深刻ではなく、国際的にもあまり孤立してないのだが)

特に西側メディアロシアから徴兵を恐れて逃亡した若者逮捕を恐れて亡命してきた知識層の声を強調し、

プーチン政権に対する国内での支持が「崩壊しつつある」と描写することが多い。

逃げてきたロシア人たちの情報をもとに、プーチン支持率10%~30%とすることも少なくない。

ロシア国内メディアが報じる高い支持率

一方、ロシア国内メディア調査機関は、プーチン大統領支持率を70〜80%以上としており、依然として圧倒的な支持を受けていると主張している。

ロシア国営テレビなどでは、ウクライナ戦争を「特別軍事作戦」として位置づけ、プーチン大統領を「ロシア主権を守る英雄」として描写している

多くの国民にとって、このようなメッセージ愛国心喚起し、支持率を押し上げる要因となっていると考えられている。

【両極化するプロパガンダ

プーチン政権支持率を巡る数字は、西側諸国ロシア政府それぞれのプロパガンダ戦略の一環として利用されている可能性が高い。

西側ロシアに対するネガティブイメージを植え付けるため、支持率が低いというイメージを強調している

一方で、ロシア政府は国内外に「安定したリーダーシップ」を示すため、支持率を高く見せることに注力している。

【実際の支持率はどうか】

世界的に見ても「外敵」を作って政権の支持が安定することは少なくないため、実際にはロシアメディア報道に近い支持率はあると考えられるが、

しっかりロシア国民調査した調査存在しないため、実際の支持率不明と言わざるを得ない。

プーチン政権支持率を巡る議論は、情報戦の重要な要素である

西側メディアロシア国内メディア報道は、それぞれの政治的意図が強く反映されており、いずれもそのまま鵜呑みにすることは危険だ。

特にウクライナ戦争のような両勢力覇権争いの場合情報が偏りやすいので、そのまま鵜呑みにすることなく、冷静になって物事判断することが求められる

2024-11-14

anond:20241114013638

いや学歴関係ない。闘争心を煽られるゲームデザインで、敵や味方の動きが自分の成績やストレスに直結してくるもんだから、どんな人間でも攻撃的な感情喚起される。

習慣的にそういう脳の使い方をしていたら、5ちゃん増田を続けてると他人こき下ろす思考回路が染み付いて口が悪くなるのと同様、誰でも野蛮な言動をするようになる。

知能や理性の力というのは、長期間をかけて繰り返し強化される脳の回路には敵わない。

どちらかというと高知能な人ほど、複雑ながら状況を自分で完全にコントロールすることが理論可能シングルプレイゲームのほうを好みやすいだろう。

娯楽としてもそうであるほうが好ましい。

ゲームコントロールするという方面の究極系はRTAになるが、この方面に集うのはテクノロジー精通した天才が多い。

2024-11-05

anond:20241104075316

//ナカとチツでせめぎ合っている様子が感じ取れる まともに発声できてないものもあり
膣で。膣を。膣と。膣より。膣に。膣が。膣の。膣へ。膣から。膣ばかり。膣まで。膣など。膣やら。膣か。膣だけ。
//ナカィ・ナカラィ
膣で。膣内で。膣内を。膣内と。膣内より。膣内に。膣内が。膣内の。膣内へ。膣内から。膣内まで。膣内など。膣内やら。膣内か。膣内だけ。
//ナツ・フツ
膣はあけぼの。膣は夜。膣は夕暮れ。膣はつとめて。
//ナス
膣はあけぼの、膣は夜、膣は夕暮れ、膣はつとめて。
//ナカィだしジャンプ・ナカィだしキック・ナカィだしパンチ・チツナイだし
膣内出しジャンプ…膣内出しキック!膣内出しパンチ?…膣内出し? …何言わせてんの?…ぶッコロスゾォ?!😡

https://ai-voice.dmm.com/

2024-11-04

anond:20241102144159

日本財政出動乗数効果が低く、借金して特定の業種や企業や人に金バラまいてるのに等しいのが問題

教科書通りの動きをするのであれば、公共事業仕事を増やして企業の業績が上がることで社員給料が増えて消費が増える。この循環が発生して景気が良くなるが、近年の財政出動の割に豊かになったと感じてる人はあまり多くないだろう。

売上が伸びても給料への還元が少ないか個人消費の増加へ繋がらないし、給料増えても社会保険料ガンガン取られるし、政府も信用できないか自衛のために貯蓄や投資に金を使って消費を抑える。

こういう状況だと借金して景気喚起しても特定の誰かに金が垂れ流されるだけで無駄財政状況悪化するだけから控えろって財務省は主張してるんでしょ。

https://www.mof.go.jp/pri/publication/financial_review/fr_list8/r144/r144_07.pdf

財政出動自体が悪というわけじゃなく、循環を妨げてる原因に目を向けず雑に税金ジャブジャブ使っても意味いかちゃん効果あるとこを考えて使おうぜってことだ。

2024-11-01

コンバーターコーンバター技術食文化に宿る人間創造

コンバーターコーンバター。この二つの言葉は、一見すると無関係対象を指しているように思われる。しかし、その響きには微妙共通点があり、現代人に与える感覚的な違いは、文化歴史の流れを通じて形成されてきた感性の奥底に根ざしていると言える。人間歴史の中で、技術食文化進化と、それらが生み出す美的な感動は切り離せない関係にあり、ここに「コンバーター」と「コーンバター」を媒介とした考察を試みることで、その深奥を垣間見ることができるのではないだろうか。

まず、「コンバーター」とは、一般的には何らかの機能属性を変換する装置技術を指す言葉である電圧を変換する電源コンバーターや、信号を変換するデジタルアナログコンバーターなど、その用途は多岐にわたり現代社会を支える根幹を成す技術ひとつとなっている。これに対して「コーンバター」とは、穀物であるトウモロコシコーンから作られるバター、あるいはそれに類する加工品のことを指す。日本においてはそれほど一般的ではないが、北米南米など、トウモロコシ主食の一部として重要視する文化圏では、伝統的な食材の一つとして親しまれている。

一見、全く異なる二つの概念であるコンバーターコーンバターしかし、その歴史的背景に目を向けてみると、人間の知恵と工夫、さらにそこからまれ美的感性が反映されていることに気づかされる。コンバーターの登場は、工業化技術革新によってもたらされた、変換や変容の技術に関する人間知識結晶である。これに対し、コーンバター農業の発展や食文化進化に密接に結びついている。技術の変換と食材の変換、いずれも人間生活を豊かにするために築いてきた歴史の一側面であり、そこには特有美的価値が含まれている。

人間は、常に物質エネルギーさら情報の変換を行うことで、生活利便性を高めてきた。コンバーターはその象徴的な存在である。例えば、電圧を変換するコンバーターがなければ、さまざまな電化製品自由使用することはできない。デジタル信号アナログに変換することで、音楽映像スムーズに楽しむことが可能になる。これらの技術は、もともと無機的で冷たい印象を与えるものであるが、実際にはその内部に「変換」というダイナミックなプロセスを含んでいる点に美しさが宿る。変換の過程は、単なる物理的な操作にとどまらず、情報エネルギーが形を変えて新たな価値を生む瞬間である。この「変換の美学」は、人間の手によって機械的装置デバイスに具現化され、現代社会の中で目に見えない存在感を発している。

一方で、コーンバターには全く異なる美的価値内包されている。コーンバターは、トウモロコシという自然から得られる素材を加工することで生み出される、食品としての変換の結果であるトウモロコシは、古代アメリカ大陸文明において神聖視された作物であり、その栽培と加工は生活の基盤を形成してきた。コーンバターもその伝統の一部であり、味や風味の中に先人たちの知恵が凝縮されている。食品としての変換過程は、技術的な効率を追求する工業的な変換とは異なり、味わいや栄養価を最大限に引き出すための工夫が重視される。ここに、人間が生きるために必要とする基本的欲求と、それを超えて美味しさや楽しさを追求する美的感覚が交差する点が見出される。

また、コンバーターコーンバターは、それぞれ人間内面的な感覚にも影響を与えている。コンバーターがもたらす利便性は、私たち生活を快適にし、さらには新たな表現可能性を広げている。情報自由に変換し、自在操作できるという感覚は、無限創造力を解き放つものであり、それ自体一種の「技術の美」であると言える。一方、コーンバターがもたらす味覚の体験は、単なる食欲の充足を超えて、郷愁安心感さらには家族共同体との結びつきといった、人間らしい感情喚起するものである。口に含むたびに、自然の恵みを感じ、その過程に込められた労働愛情を味わうことができる。このように、コーンバター食文化の一端としての「食の美」を表している。

さらに深く考察を進めると、コンバーターコーンバターの間には、「変換」という共通テーマがあることに気づく。コンバーター無機物エネルギーを変換し、コーンバターは生の素材を加工することで新たな形に変える。この変換のプロセスには、人間自然物質に働きかけ、何かを新しい価値へと変える行為が見受けられる。この行為自体に、人間が美を見出してきたのではないだろうか。機械的な変換は冷徹である一方、そこには洗練された精密さや無駄のない機能美がある。これに対して、食品の変換には、温もりや手作り感といった情緒的な美がある。いずれも異なる美意識でありながら、共に人間の手によって完成される過程である

現代テクノロジー社会において、コンバーターほとんどの人々にとって日常の一部であり、存在意識することなく利用されている。しかし、それが果たしている役割は極めて重要であり、その背後にある技術的な進化は、実に人間の叡智の賜物である。一方で、コーンバターのような伝統的な食品には、技術的な進歩とは異なる価値観が込められている。ここには「不変の美」という要素が存在し、テクノロジー進化とは対照的な、永遠に続く食文化の美が感じられる。コーンバターを口にするたびに、人々は祖先が歩んだ道を辿り、自然との共生を改めて感じることができる。

このように、コンバーターコーンバターは、それぞれ異なる形で人間生活を豊かにし、感性を刺激する存在である。どちらも変換という行為を通じて人間生活寄与し、美的価値提供している。そして、技術進化伝統継承という二つの相反する要素が、私たち感覚と美意識に新たな価値観をもたらしている。この二つの対象比較することで見えてくるのは、人間が創り出す「美」の多様性と、その根底にある普遍的な美意識である

2024-10-30

裸の女性のお尻のアイコンがつらい

はてブでみんなのブクマコメを見るのが好きだ。

でも結構な頻度で裸の女性のお尻のアイコンが目に入ってげんなりする。

はてブはまあまあエロネタ系のブクマもあるけどポルノサイトではないはずだと思う。

なのでお問い合わせからそのようなアイコン禁止できないか聞いてみたら以下のような返答をもらった。

 

アイコン画像についてわいせつ画像使用できませんが、当該アイコンについてはある程度抽象的なイラストであり

一般的わいせつな興味を喚起するために作成されたものとは判断できません。

そのため、特段の対応はとっておりません。

 

アイコンわいせつ画像使用できないらしい←よかった。

でもある程度抽象的にすれば見逃してもらえるらしい←なんで??

わいせつな興味を喚起するために作成されたものとは判断できません。←意味わかんない。裸の女性のお尻だよ???わいせつじゃないの???

 

男性から見ればこれくらい全然セーフだろみたいな感じなの?価値観古くない?

私はたとえ水着着てたとしてもお尻をアップにしたアイコンわいせつ目的以外の意図を感じないよ。

 

というかアイコンを見るだけで裸の女性のお尻だとお互いに認識できるレベルのもの全然抽象的じゃないと思うのですが!?

抽象的な~って前置きが入るってことは普通にアウトだってわかってるんだよね?

無理やりセーフにするためになんとか抽象的な~って理由作り出したようにしか見えなくてはてなサポート窓口 ポリシーチームにはガッカリしました。

2024-10-29

anond:20241029170156

企業単位で考えたらそうだろうが、社会単位デカ過ぎんだろ。

労働者保護義務付けるってのは、会社フォード式の需要喚起義務付けられてるってことだと、俺は思う。

2024-10-25

女性に人気の男性芸能人の性虐待被害

ジャニーズだけじゃなくジャスティビーバー音楽プロデューサーとの地位格差を利用されて性虐待を受けていたと言われてたり数多の男性被害者が湧いてきてショタコン悪辣さが全世界的に露呈しているわけだけど

気になるのは男性による性被害少年時代に受けた男性女性にワーキャー言われる力というかジャニーズジャスティビーバーに対する若年女性熱狂狂気エネルギーなんだよ

女性を狂わせるほどの潜在的魅力を持つ男性は、青田買い趣味ジャニー喜多川P. Diddyみたいなやつにあらかじめ食われている

②性被害を受けたが芸能界活動し続けられている男性は、ジャニー喜多川P. Diddyみたいなやつの被害にあった大量の人々のなかでメンタルが壊れなかったほうの個体であり、傷つきながらも動けたという一定の強さが保証されていてそうした部分に女性は狂っている

③性被害を受けることによって性的客体として扱われる独特の視点を身に着けることができるため、女性シンパシーを強烈に喚起して狂わせることができる

関係いかもしれないし、相関はあっても理由は解明できないかもしれないし、「性被害にあった男性女性を狂わせがち」なんて法則提唱すること自体が他害的かもしれない

しか20年も前の話だけどヴィジュアル系バンドの全盛期にバンギャが狂っていたインディーズバンドボーカルリアル知人)も小学校中学年のとき学校男性先生から被害に遭っていてメンタルが非常に危うい状態活動していたんだよな

被害により不安定さを抱えた男にヤバさを抱えた女が狂ったように群がっていたというか、本当に独特の空気があって、どうしても「性被害にあった男性女性を狂わせがちなのでは」という気がしてしま

あとカトリック教会で第二次性徴前の男児に対するレイプが頻発していたスキャンダルにおいても数十年経って告発に踏み切った元少年たちは男性に対するトラウマはありつつも女性結婚して子供をもうけているケースが多く非モテにはなっていなかった

ジャニーズ事務所で性虐待を受けて退所して一般人になっていた男性たちも結婚はしていることが多かったんだよな非モテではなかった

anond:20241025085525

1. 現状維持への影響:

白票制度上の勝者を変えることができないとしても、その数は無視できないメッセージとなり得ます白票の増加は、有権者政治への不信感や現状への不満の高まりを示すものです。特に投票率が低い場合白票割合が高くなると、政治家やメディアの注目を集め、政治への関心喚起議論きっかけとなる可能性があります

現状の政治システムでは白票消極的な行動と捉えられるかもしれませんが、それは政治家の意識アプローチを変えるきっかけになるかもしれません。白票の増加は、政治家が有権者の声に耳を傾け、より良い政策説明責任を果たす必要性認識する機会となり得ます

2. 民主主義への貢献:

民主主義市民意見表明を尊重する制度であり、白票もまた有権者意思表示の一つです。白票を投じることは、現状の政治候補者に満足できないという強いメッセージとなり、政治家の責任を問う行為でもあります

民主主義健全機能には、多様な意見の反映と議論が不可欠です。白票投票は、既存選択肢に納得できない有権者存在可視化し、政治家の間でより幅広い議論改革検討を促す可能性があります建設的な対話改革方向性は、白票を投じた有権者を含む市民継続的な関わりによってもたらされるものです。

3. 抗議手段としての効果:

白票投票は、政治への不満や現状への抗議として象徴的な意味を持ちます特に選挙における白票割合が顕著に高まれば、政治家の間で危機感改革必要性を生み出すことができます

他の抗議手段比較して、白票投票はより広範囲有権者が参加できる容易な方法です。選挙立候補したり、特定政策を支持したりするには、時間リソースの制約がある有権者も多いでしょう。白票投票は、そういった人々の声を反映する手段となり、政治への参加意識を高める効果があります

白票投票が直接的な変革をもたらすことは難しいかもしれませんが、政治民主主義に全く影響を与えないというわけではありません。白票投票は、有権者意思表示として尊重され、政治家の意識改革政治参加の促進につながる可能性を秘めています白票投票きっかけに、より多くの有権者政治への関心を高め、積極的議論改革への参加へと繋がっていくことが理想的です。

白票投票は、現状への不満や政治への抗議を可視化する手段として、一定役割を果たします。しかし、より大きな変化を望むのであれば、白票投票に加えて、有権者政治への関心を高め、具体的な行動や意見表明を行うことが重要です。白票投票は、政治参加の入り口として、民主主義活性化させるための第一歩となり得るでしょう。

2024-10-24

anond:20241023231223

俺は天皇制廃止論者だけど東出に感動する増田共感できる

実際、理屈では天皇制廃止すべきと考えてる俺が海行かば歌詞に感動してしまうんだよね

大君の辺にこそ死なめ

かえりみはせじ

もうね、テンション爆上がりなんすわ

なんというか、人間凡庸な雄には俗な言葉ボスザルとかアルファオスと称される様な生得的に優秀な雄への本当的な恭順が現象として在る気がするんだよね

俺は海行かば歌詞にその本能喚起されていると感じる

東出にも同様の現象を感じる

こいつは俺や俺の周りの雄とは明確に一線を画す優秀な個体だと本能で感じるんだよね

冴えないおっさんが東出を好きになっちゃうのは本能で転がされちゃってるんだよ

2024-10-20

ある劇作家への別れの手紙

これは私的テキストだ。

それでもここに書きたかったのは、こういう気持ち人間が他にもいるんじゃないかと思ったからだ。


私がその劇作家作品出会ったのは、正確には何年前なのかは思い出せないのだが、

少なくとも17年は前になる。

なぜそう言えるのかというと、17年前にテレビ放送していたその作品を見たのがきっかけに、

その劇作家作品にハマったからだ。

当時、その劇作家劇作家と名乗ってはいないはずだ。

お笑い芸人だった。

舞台で演技をするパフォーマーだった。

どちらにせよ、その作品は、私にとって革新的だった。

言葉遊びを主軸にしたコント、そして最終的にすべてが収束して美しい終わりを迎える物語

ふたりしかいない世界ミニマルなセットと衣装

なのにあらゆるもの喚起される演出

私はレンタルショップで他の公演のDVDも見た。

それでも、最初テレビで見た、その公演が一番好きだった。

この世界で最も美しい言語構造物ひとつなのではないかと感じていた。


しかし、私はそのコントグループ作品を現地で見ることはなかった。

最初に好きになったころはあまりにも幼すぎたし、

見られるようになったころにはもう、彼らの活動フェードアウトしていたからだ。


そしていつの間にか、その劇作家劇作家となり、

パフォーマー引退し、

自らの率いる劇団(でいいんだと思う)でコント公演を行うようになっていた。


正直なところ、私はずっとその劇作家活動を追っていたわけではないし、

今年いきなり再燃してからも、過去のすべての作品を見たわけではない。

から、今回、楽しみだったのだ。

新作のコント公演が行われるというから

チケットは全て外れてしまったので、配信を待って。

今日配信を、見た。


え、これ、見覚えしかないんだけど。


そう、その作品は、今回の新作は、縮小再生産しか言いようがなかった。

これってあの作品のあのロジックと同じだよね。

これってあの作品のあの言葉選びだよね。

私がはじめて見たあの公演の、あのコントも、完全に構造を利用されており、

しかも、あの公演のほうが出来がよかった。

別におもしろくないわけではないのだけれども、

この劇作家ならもっとおもしろくできるんじゃないかと、勝手に思っていた。


これが私にとって未知の舞台だったら、もっとおもしろいと思えたかもしれない。

これは私の勝手な期待なのかもしれない。

でも。

この劇作家作品には、新しいものが、あってほしかった。


ここでようやく、私はこの劇作家のこれからを、諦めることができた。

これまでの作品だって当然粗はある。

この17年間でさまざまなフィクション摂取してきたので、

元ネタってこれだよね、みたいなのはわかるようになったし、

構造的にものすごく新しいというわけではないこともわかった。

でも、あのときは新しかったのだ。

でも、あの時感じた自分気持ちはほんとうだったのだ。

その劇作家の新作を今後私は見ないだろうが、

これまで愛してきた分だけ、彼の未来が明るいものであることを願っている。

anond:20241020073356

バーチャル子どもポルノは、リアル子どもポルノに対する需要を作り出し、さらには実際の生身の児童に対する性的虐待への欲求喚起」を完全否定するデータ根拠がないかしょうがない。その理性がある証拠を頑張って出してください。

2024-10-13

anond:20241013183208

というよりは、年金マクロ経済スライドで既に破綻しないように給付を減らしていく仕組みが出来ているか

今更妙に世論喚起して騒ぐ必要がないのだと思われる。

2024-10-10

anond:20241010141610

徴兵制は以前は役に立たないと言われてたけどウクライナ戦争以来変わりました

行動喚起ウクライナから将来の軍隊への教訓 Call to Action: Lessons from Ukraine for the Future Force

https://milterm.com/archives/3836

米陸軍大学校研究者チームは、開戦から10カ月間に関する公開情報研究を行った。

チームはこの戦争から学んだ教訓を導き出し、米軍現代戦の要求適応するのを助けるために、この取組みを計画した。

1973年米陸軍戦略的変曲点(strategic inflection point)に直面した。

米軍ベトナム介入は米陸軍士気を低下させ、ソ連兵器を装備したエジプト軍ヨム・キプール戦争米軍兵器を装備したイスラエル国防軍をほぼ撃破するのを目の当たりにした。

これに対して米陸軍参謀総長は、従来のソ連の脅威を中心に思考とドクトリンを方向転換させるため、米陸軍訓練ドクトリンコマンド設立した。

組織は、1973年ヨム・キプール戦争研究し、コンセプトを開発し、調達と装備品の変更を推進し、近代的な戦争を戦うための陸軍を準備する任務を負った。

今日米陸軍は新たな戦略的変曲点に直面しており、米陸軍が次の戦いに備える根本的な方法を変える選択に迫られている。

国防組織20年にわたる対テロ戦争から脱却し、大規模戦闘作戦の将来を受け入れ始める中、現在進行中のロシアウクライナ戦争は、戦いの性質の変化を浮き彫りにしている。

それは、高度な自律兵器システム人工知能AI)、そして米国第二次世界大戦以来経験したことのない極めて高い死傷率を特徴とする戦いの将来である

ロシアウクライナ戦争は、米陸軍戦略的マンパワーの厚みと、死傷者に耐え代替する能力において重大な脆弱性を露呈している。

米陸軍戦地医療計画担当者は、戦死戦傷者、あるいは疾病やその他の非戦傷者に至るまで、1日当たりおよそ3,600人の死傷者が持続的に発生すると予想している。

ちなみに、米国イラクアフガニスタンでの20年間の戦闘で、約5万人の死傷者を出した。

大規模な戦闘作戦では、米国は2週間で同じ数の死傷者を出す可能性がある。

米陸軍採用不足と即応予備役の縮小に直面している。

採用不足は戦闘兵科の分野で50%近くもあり、1973年には70万人、1994年には45万人いた即応予備は現在わずか7万6,000人しかいない。

この数では大規模な戦闘作戦中の死傷者の交替や増員はおろか、現役部隊既存の空白を埋めることもできない。

まり1970年代の志願制による兵力というコンセプトはその賞味期限を過ぎ、現在作戦環境にはそぐわないということである

大規模な戦闘作戦必要兵力を達成するためには部分的徴兵制に移行する必要があるかもしれない。

ウクライナ侵攻当初のロシア軍の作戦成績が予想外に悪かったにもかかわらず、同軍は初期の深刻な挫折から学び続け、西側観測筋をいまだに驚かせるような方法適応している。

わずか5カ月足らずの間に、30万人以上の非活動予備役要員と8万人以上の新規志願兵を動員訓練雇用するロシア能力は、米国NATO同盟国が過小評価していた戦略的兵力能力重要さを示している。

簡単に言えば、ロシア21世紀の戦いにおいても量(mass)が重要であることを示している。

国家の動員能力は、同盟国にも敵対者にも決意を伝える最も重要方法ひとつである

ウクライナ戦場は同等またはほぼ同等の相手との21世紀の高強度戦(high-intensity twenty-first-century warfare)の憂慮すべき致死性を浮き彫りにしている。

ウクライナ戦場から得られた最も重要な観察のひとつは、緊急時既存の欠員を補い、死傷者を補充し、兵力構成を拡大するために、以前から訓練を受けた軍事要員を豊富に保持しておくことの価値である

米国は、現代戦の現実直視し、将来の同様の戦争に備えて、戦略的人材層の厚みを活性化させなければならない。

今日米軍採用危機に直面している。軍務に就くことを希望しているのは、軍務年齢にある米国人のわずか9%であり、軍務に就く資格があるのはわず23である

現状では、志願兵だけの米陸軍米国抑止力を維持するのに苦労しており、この軍種は大規模戦闘作戦(LSCO)が必要とする取組みを維持することはできないだろう。

加えて、米国には大規模戦闘作戦を支える産業基盤がない。

ウクライナへの供給でさえ、現在の軍需品製造を上回っている。

長年の「ジャスト・イン・タイム」がサプライ・チェーンを弱体化させた。

米国が将来の大規模戦闘作戦に関与する場合戦争に関与する国々はヨーロッパ製ではなく米国兵器使用する可能性が高く、将来の敵が補給線を危険さら可能性もあるため、ウクライナのように外部から支援可能かは不確かである

マイクロチップや軍需品製造のような産業事業継続性を確保するためには、危機時に供給制限したり競争者に売却したり米国に対抗して技術使用したりする可能性のある国ではなく、自国か最低でもカナダのようなアクセスやすく信頼できる同盟国の領土内で製造能力を維持しなければならない。

より多くの米国人が防衛インフラ仕事アクセスできるようになって初めて、米国は大規模戦闘作戦シナリオにおいて自国同盟国の両方に必要兵站上の能力容量を持つことになる。

2024-10-01

三四郎は流れから目を放して、上を見た。こういう空の模様を見たのははじめてではない。けれども空が濁ったという言葉を聞いたのはこの時がはじめてである。気がついて見ると、濁ったと形容するよりほかに形容のしかたのない色であった。三四郎が何か答えようとするまえに、女はまた言った。 「重いこと。大理石のように見えます」  美禰子は二重瞼を細くして高い所をながめていた。それから、その細くなったままの目を静かに三四郎の方に向けた。そうして、 「大理石のように見えるでしょう」と聞いた。三四郎は、 「ええ、大理石のように見えます」と答えるよりほかはなかった。女はそれで黙った。しばらくしてから、今度は三四郎が言った。 「こういう空の下にいると、心が重くなるが気は軽くなる」 「どういうわけですか」と美禰子が問い返した。  三四郎には、どういうわけもなかった。返事はせずに、またこう言った。 「安心して夢を見ているような空模様だ」 「動くようで、なかなか動きませんね」と美禰子はまた遠くの雲をながめだした。  菊人形で客を呼ぶ声が、おりおり二人のすわっている所まで聞こえる。 「ずいぶん大きな声ね」 「朝から晩までああいう声を出しているんでしょうか。えらいもんだな」と言ったが、三四郎は急に置き去りにした三人のことを思い出した。何か言おうとしているうちに、美禰子は答えた。 「商売ですもの、ちょうど大観音乞食と同じ事なんですよ」 「場所が悪くはないですか」  三四郎は珍しく冗談を言って、そうして一人でおもしろそうに笑った。乞食について下した広田言葉をよほどおかしく受けたかである。 「広田先生は、よく、ああいう事をおっしゃるかたなんですよ」ときわめて軽くひとりごとのように言ったあとで、急に調子をかえて、 「こういう所に、こうしてすわっていたら、大丈夫及第よ」と比較的活発につけ加えた。そうして、今度は自分のほうでおもしろそうに笑った。 「なるほど野々宮さんの言ったとおり、いつまで待っていてもだれも通りそうもありませんね」 「ちょうどいいじゃありませんか」と早口に言ったが、あとで「おもらいをしない乞食なんだから」と結んだ。これは前句の解釈のためにつけたように聞こえた。  ところへ知らん人が突然あらわれた。唐辛子の干してある家の陰から出て、いつのまにか川を向こうへ渡ったものみえる。二人のすわっている方へだんだん近づいて来る。洋服を着て髯をはやして、年輩からいうと広田先生くらいな男である。この男が二人の前へ来た時、顔をぐるりと向け直して、正面から三四郎と美禰子をにらめつけた。その目のうちには明らかに憎悪の色がある。三四郎はじっとすわっていにくいほどな束縛を感じた。男はやがて行き過ぎた。その後影を見送りながら、三四郎は、 「広田先生や野々宮さんはさぞあとでぼくらを捜したでしょう」とはじめて気がついたように言った。美禰子はむしろ冷やかである。 「なに大丈夫よ。大きな迷子ですもの」 「迷子から捜したでしょう」と三四郎はやはり前説を主張した。すると美禰子は、なお冷やかな調子で、 「責任をのがれたがる人だから、ちょうどいいでしょう」 「だれが? 広田先生がですか」  美禰子は答えなかった。 「野々宮さんがですか」  美禰子はやっぱり答えなかった。 「もう気分はよくなりましたか。よくなったら、そろそろ帰りましょうか」  美禰子は三四郎を見た。三四郎は上げかけた腰をまた草の上におろした。その時三四郎はこの女にはとてもかなわないような気がどこかでした。同時に自分の腹を見抜かれたという自覚に伴なう一種屈辱をかすかに感じた。 「迷子」  女は三四郎を見たままでこの一言を繰り返した。三四郎は答えなかった。 「迷子英訳を知っていらしって」  三四郎は知るとも、知らぬとも言いえぬほどに、この問を予期していなかった。 「教えてあげましょうか」 「ええ」 「迷える子――わかって?」  三四郎はこういう場合になると挨拶に困る男である咄嗟の機が過ぎて、頭が冷やかに働きだした時、過去を顧みて、ああ言えばよかった、こうすればよかったと後悔する。といって、この後悔を予期して、むりに応急の返事を、さもしぜんらしく得意に吐き散らすほどに軽薄ではなかった。だからただ黙っている。そうして黙っていることがいかにも半間である自覚している。  迷える子という言葉はわかったようでもある。またわからないようでもある。わかるわからないはこの言葉意味よりも、むしろこの言葉を使った女の意味である三四郎はいたずらに女の顔をながめて黙っていた。すると女は急にまじめになった。 「私そんなに生意気に見えますか」  その調子には弁解の心持ちがある。三四郎は意外の感に打たれた。今までは霧の中にいた。霧が晴れればいいと思っていた。この言葉で霧が晴れた。明瞭な女が出て来た。晴れたのが恨めしい気がする。  三四郎は美禰子の態度をもとのような、――二人の頭の上に広がっている、澄むとも濁るとも片づかない空のような、――意味のあるものにしたかった。けれども、それは女のきげんを取るための挨拶ぐらいで戻せるものではないと思った。女は卒然として、 「じゃ、もう帰りましょう」と言った。厭味のある言い方ではなかった。ただ三四郎にとって自分は興味のないものあきらめるように静かな口調であった。  空はまた変ってきた。風が遠くから吹いてくる。広い畑の上には日が限って、見ていると、寒いほど寂しい。草からあがる地息でからだは冷えていた。気がつけば、こんな所に、よく今までべっとりすわっていられたものだと思う。自分一人なら、とうにどこかへ行ってしまったに違いない。美禰子も――美禰子はこんな所へすわる女かもしれない。 「少し寒くなったようですから、とにかく立ちましょう。冷えると毒だ。しかし気分はもうすっかり直りましたか」 「ええ、すっかり直りました」と明らかに答えたが、にわかに立ち上がった。立ち上がる時、小さな声で、ひとりごとのように、 「迷える子」と長く引っ張って言った。三四郎はむろん答えなかった。  美禰子は、さっき洋服を着た男の出て来た方角をさして、道があるなら、あの唐辛子そばを通って行きたいという。二人は、その見当へ歩いて行った。藁葺のうしろにはたして細い三尺ほどの道があった。その道を半分ほど来た所で三四郎は聞いた。 「よし子さんは、あなたの所へ来ることにきまったんですか」  女は片頬で笑った。そうして問い返した。 「なぜお聞きになるの」  三四郎が何か言おうとすると、足の前に泥濘があった。四尺ばかりの所、土がへこんで水がぴたぴたにたまっている。そのまん中に足掛かりのためにてごろな石を置いた者がある。三四郎は石の助けをからずに、すぐに向こうへ飛んだ。そうして美禰子を振り返って見た。美禰子は右の足を泥濘のまん中にある石の上へ乗せた。石のすわりがあまりよくない。足へ力を入れて、肩をゆすって調子を取っている。三四郎こちら側から手を出した。 「おつかまりなさい」 「いえ大丈夫」と女は笑っている。手を出しているあいだは、調子を取るだけで渡らない。三四郎は手を引っ込めた。すると美禰子は石の上にある右の足に、からだの重みを託して、左の足でひらりこちら側へ渡った。あまり下駄をよごすまいと念を入れすぎたため、力が余って、腰が浮いた。のめりそうに胸が前へ出る。その勢で美禰子の両手が三四郎の両腕の上へ落ちた。 「迷える子」と美禰子が口の内で言った。三四郎はその呼吸を感ずることができた。

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 ベルが鳴って、講師教室から出ていった。三四郎インキの着いたペンを振って、ノートを伏せようとした。すると隣にいた与次郎が声をかけた。

「おいちょっと借せ。書き落としたところがある」

 与次郎三四郎ノートを引き寄せて上からのぞきこんだ。stray sheep という字がむやみに書いてある。

「なんだこれは」

講義を筆記するのがいやになったから、いたずらを書いていた」

「そう不勉強はいかん。カントの超絶唯心論バークレーの超絶実在論にどうだとか言ったな」

「どうだとか言った」

「聞いていなかったのか」

「いいや」

「まるで stray sheep だ。しかたがない」

 与次郎自分ノートをかかえて立ち上がった。机の前を離れながら、三四郎に、

「おいちょっと来い」と言う。三四郎与次郎について教室を出た。梯子段を降りて、玄関前の草原へ来た。大きな桜がある。二人はその下にすわった。

 ここは夏の初めになると苜蓿が一面にはえる。与次郎入学願書を持って事務へ来た時に、この桜の下に二人の学生が寝転んでいた。その一人が一人に向かって、口答試験都々逸で負けておいてくれると、いくらでも歌ってみせるがなと言うと、一人が小声で、粋なさばきの博士の前で、恋の試験がしてみたいと歌っていた。その時から与次郎はこの桜の木の下が好きになって、なにか事があると、三四郎をここへ引っ張り出す。三四郎はその歴史与次郎から聞いた時に、なるほど与次郎俗謡で pity's love を訳すはずだと思った。きょうはしか与次郎がことのほかまじめである。草の上にあぐらをかくやいなや、懐中から文芸時評という雑誌を出してあけたままの一ページを逆に三四郎の方へ向けた。

「どうだ」と言う。見ると標題に大きな活字で「偉大なる暗闇」とある。下には零余子と雅号を使っている。偉大なる暗闇とは与次郎がいつでも広田先生を評する語で、三四郎も二、三度聞かされたものであるしか零余子はまったく知らん名である。どうだと言われた時に、三四郎は、返事をする前提としてひとまず与次郎の顔を見た。すると与次郎はなんにも言わずにその扁平な顔を前へ出して、右の人さし指の先で、自分の鼻の頭を押えてじっとしている。向こうに立っていた一人の学生が、この様子を見てにやにや笑い出した。それに気がついた与次郎はようやく指を鼻から放した。

「おれが書いたんだ」と言う。三四郎はなるほどそうかと悟った。

「ぼくらが菊細工を見にゆく時書いていたのは、これか」

「いや、ありゃ、たった二、三日まえじゃないか。そうはやく活版になってたまるものか。あれは来月出る。これは、ずっと前に書いたものだ。何を書いたもの標題でわかるだろう」

広田先生の事か」

「うん。こうして輿論喚起しておいてね。そうして、先生大学はいれる下地を作る……」

「その雑誌はそんなに勢力のある雑誌か」

 三四郎雑誌名前さえ知らなかった。

「いや無勢力から、じつは困る」と与次郎は答えた。三四郎は微笑わざるをえなかった。

「何部ぐらい売れるのか」

 与次郎は何部売れるとも言わない。

「まあいいさ。書かんよりはましだ」と弁解している。

 だんだん聞いてみると、与次郎は従来からこの雑誌関係があって、ひまさえあればほとんど毎号筆を執っているが、その代り雅名も毎号変えるから、二、三の同人のほか、だれも知らないんだと言う。なるほどそうだろう。三四郎は今はじめて与次郎文壇との交渉を聞いたくらいのものであるしか与次郎がなんのために、遊戯に等しい匿名を用いて、彼のいわゆる大論文をひそかに公けにしつつあるか、そこが三四郎にはわからなかった。

 いくぶんか小遣い取りのつもりで、やっている仕事かと不遠慮に尋ねた時、与次郎は目を丸くした。

「君は九州のいなかから出たばかりだから中央文壇趨勢を知らないために、そんなのん気なことをいうのだろう。今の思想界の中心にいて、その動揺のはげしいありさまを目撃しながら、考えのある者が知らん顔をしていられるものか。じっさい今日の文権はまったく我々青年の手にあるんだから一言でも半句でも進んで言えるだけ言わなけりゃ損じゃないか文壇は急転直下の勢いでめざまし革命を受けている。すべてがことごとく動いて、新気運に向かってゆくんだから、取り残されちゃたいへんだ。進んで自分からこの気運をこしらえ上げなくちゃ、生きてる甲斐はない。文学文学って安っぽいようにいうが、そりゃ大学なんかで聞く文学のことだ。新しい我々のいわゆる文学は、人生のものの大反射だ。文学の新気運は日本社会活動に影響しなければならない。また現にしつつある。彼らが昼寝をして夢を見ているまに、いつか影響しつつある。恐ろしいものだ。……」

 三四郎は黙って聞いていた。少しほらのような気がする。しかしほらでも与次郎はなかなか熱心に吹いている。すくなくとも当人だけは至極まじめらしくみえる。三四郎はだいぶ動かされた。

「そういう精神でやっているのか。では君は原稿料なんか、どうでもかまわんのだったな」

「いや、原稿料は取るよ。取れるだけ取る。しか雑誌が売れないからなかなかよこさない。どうかして、もう少し売れる工夫をしないといけない。何かいい趣向はないだろうか」と今度は三四郎相談をかけた。話が急に実際問題に落ちてしまった。三四郎は妙な心持ちがする。与次郎は平気であるベルが激しく鳴りだした。

「ともかくこの雑誌を一部君にやるから読んでみてくれ。偉大なる暗闇という題がおもしろいだろう。この題なら人が驚くにきまっている。――驚かせないと読まないからだめだ」

 二人は玄関を上がって、教室はいって、机に着いた。やがて先生が来る。二人とも筆記を始めた。三四郎は「偉大なる暗闇」が気にかかるので、ノートそば文芸時評をあけたまま、筆記のあいあいまに先生に知れないように読みだした。先生はさいわい近眼である。のみならず自己講義のうちにぜんぜん埋没している。三四郎の不心得にはまるで関係しない。三四郎はいい気になって、こっちを筆記したり、あっちを読んだりしていったが、もともと二人でする事を一人で兼ねるむりな芸だからしまいには「偉大なる暗闇」も講義の筆記も双方ともに関係がわからなくなった。ただ与次郎文章一句だけはっきり頭にはいった。

自然宝石を作るに幾年の星霜を費やしたか。またこ宝石採掘の運にあうまでに、幾年の星霜を静かに輝やいていたか」という句である。その他は不得要領に終った。その代りこの時間には stray sheep という字を一つも書かずにすんだ。

 講義が終るやいなや、与次郎三四郎に向かって、

「どうだ」と聞いた。じつはまだよく読まないと答えると、時間経済を知らない男だといって非難した。ぜひ読めという。三四郎は家へ帰ってぜひ読むと約束した。やがて昼になった。二人は連れ立って門を出た。

「今晩出席するだろうな」と与次郎西片町へはい横町の角で立ち留まった。今夜は同級生の懇親会がある。三四郎は忘れていた。ようやく思い出して、行くつもりだと答えると、与次郎は、

「出るまえにちょっと誘ってくれ。君に話す事がある」と言う。耳のうしろペン軸をはさんでいる。なんとなく得意である三四郎承知した。

 下宿へ帰って、湯にはいって、いい心持ちになって上がってみると、机の上に絵はがきがある。小川かいて、草をもじゃもじゃはやして、その縁に羊を二匹寝かして、その向こう側に大きな男がステッキを持って立っているところを写したものである。男の顔がはなはだ獰猛にできている。まったく西洋の絵にある悪魔を模したもので、念のため、わきにちゃんデビル仮名が振ってある。表は三四郎宛名の下に、迷える子と小さく書いたばかりである三四郎は迷える子の何者かをすぐ悟った。のみならず、はがきの裏に、迷える子を二匹書いて、その一匹をあん自分見立ててくれたのをはなはだうれしく思った。迷える子のなかには、美禰子のみではない、自分ももとよりはいっていたのである。それが美禰子のおもわくであったとみえる。美禰子の使った stray sheep意味がこれでようやくはっきりした。

 与次郎約束した「偉大なる暗闇」を読もうと思うが、ちょっと読む気にならない。しきりに絵はがきをながめて考えた。イソップにもないような滑稽趣味がある。無邪気にもみえる。洒落でもある。そうしてすべての下に、三四郎の心を動かすあるものがある。

 手ぎわからいっても敬服の至りである。諸事明瞭にでき上がっている。よし子のかいた柿の木の比ではない。――と三四郎には思われた。

 しばらくしてから三四郎はようやく「偉大なる暗闇」を読みだした。じつはふわふわして読みだしたのであるが、二、三ページくると、次第に釣りまれるように気が乗ってきて、知らず知らずのまに、五ページ六ページと進んで、ついに二十七ページの長論文を苦もなく片づけた。最後の一句読了した時、はじめてこれでしまいだなと気がついた。目を雑誌から離して、ああ読んだなと思った。

 しかし次の瞬間に、何を読んだかと考えてみると、なんにもない。おかしいくらいなんにもない。ただ大いにかつ盛んに読んだ気がする。三四郎与次郎の技倆に感服した。

 論文は現今の文学者の攻撃に始まって、広田先生の賛辞に終っている。ことに文学文科の西洋人を手痛く罵倒している。はやく適当日本人を招聘して、大学相当の講義を開かなくっては、学問の最高府たる大学も昔の寺子屋同然のありさまになって、煉瓦石のミイラと選ぶところがないようになる。もっとも人がなければしかたがないが、ここに広田先生がある。先生十年一日のごとく高等学校に教鞭を執って薄給無名に甘んじている。しか真正学者である。学海の新気運に貢献して、日本の活社会交渉のある教授担任すべき人物である。――せんじ詰めるとこれだけであるが、そのこれだけが、非常にもっともらしい口吻と燦爛たる警句とによって前後二十七ページに延長している。

 その中には「禿を自慢するものは老人に限る」とか「ヴィーナスは波からまれたが、活眼の士は大学からまれない」とか「博士を学界の名産と心得るのは、海月田子の浦名産と考えるようなものだ」とかいろいろおもしろい句がたくさんある。しかしそれよりほかになんにもない。ことに妙なのは広田先生を偉大なる暗闇にたとえたついでに、ほかの学者を丸行燈比較して、たかだか方二尺ぐらいの所をぼんやり照らすにすぎないなどと、自分広田から言われたとおりを書いている。そうして、丸行燈だの雁首などはすべて旧時代遺物で我々青年にはまったく無用であると、このあいだのとおりわざわざ断わってある。

 よく考えてみると、与次郎論文には活気がある。いかにも自分一人で新日本代表しているようであるから、読んでいるうちは、ついその気になる。けれどもまったく実がない。根拠地のない戦争のようなものである。のみならず悪く解釈すると、政略的の意味もあるかもしれない書き方である。いなか者の三四郎にはてっきりそこと気取ることはできなかったが、ただ読んだあとで、自分の心を探ってみてどこかに不満足があるように覚えた。また美禰子の絵はがきを取って、二匹の羊と例の悪魔をながめだした。するとこっちのほうは万事が快感である。この快感につれてまえの不満足はますます著しくなった。それで論文の事はそれぎり考えなくなった。美禰子に返事をやろうと思う。不幸にして絵がかけない。文章にしようと思う。文章ならこの絵はがき匹敵する文句でなくってはいけない。それは容易に思いつけない。ぐずぐずしているうちに四時過ぎになった。

 袴を着けて、与次郎を誘いに、西片町へ行く。勝手からはいると、茶の間に、広田先生が小さな食卓を控えて、晩食を食っていた。そば与次郎かしこまってお給仕をしている。

先生どうですか」と聞いている。

 先生は何か堅いものをほおばったらしい。食卓の上を見ると、袂時計ほどな大きさの、赤くって黒くって、焦げたものが十ばかり皿の中に並んでいる。

 三四郎は座に着いた。礼をする。先生は口をもがもがさせる。

「おい君も一つ食ってみろ」と与次郎が箸で皿のものをつまんで出した。掌へ載せてみると、馬鹿貝の剥身の干したのをつけ焼にしたのである

「妙なものを食うな」と聞くと、

「妙なものって、うまいぜ食ってみろ。これはね、ぼくがわざわざ先生にみやげに買ってきたんだ。先生はまだ、これを食ったことがないとおっしゃる

「どこから

日本から

 三四郎おかしくなった。こういうところになると、さっきの論文調子とは少し違う。

先生、どうです」

「堅いね

「堅いけれどもうまいでしょう。よくかまなくっちゃいけません。かむと味が出る」

「味が出るまでかんでいちゃ、歯が疲れてしまう。なんでこんな古風なものを買ってきたものかな」

「いけませんか。こりゃ、ことによると先生にはだめかもしれない。里見の美禰子さんならいいだろう」

「なぜ」と三四郎が聞いた。

「ああおちついていりゃ味の出るまできっとかんでるに違いない」

「あの女はおちついていて、乱暴だ」と広田が言った。

「ええ乱暴です。イブセンの女のようなところがある」

イブセンの女は露骨だが、あの女は心が乱暴だ。もっと乱暴といっても、普通乱暴とは意味が違うが。野々宮の妹のほうが、ちょっと見ると乱暴のようで、やっぱり女らしい。妙なものだね」

里見のは乱暴の内訌ですか」

 三四郎は黙って二人の批評を聞いていた。どっちの批評もふにおちない。乱暴という言葉が、どうして美禰子の上に使えるか、それから第一不思議であった。

 与次郎はやがて、袴をはいて、改まって出て来て、

ちょっと行ってまいります」と言う。先生は黙って茶を飲んでいる。二人は表へ出た。表はもう暗い。門を離れて二、三間来ると、三四郎はすぐ話しかけた。

先生里見お嬢さん乱暴だと言ったね」

「うん。先生はかってな事をいう人だから、時と場合によるとなんでも言う。第一先生が女を評するのが滑稽だ。先生の女における知識はおそらく零だろう。ラッブをしたことがないものに女がわかるものか」

先生はそれでいいとして、君は先生の説に賛成したじゃないか

「うん乱暴だと言った。なぜ」

「どういうところを乱暴というのか」

「どういうところも、こういうところもありゃしない。現代女性はみんな乱暴にきまっている。あの女ばかりじゃない」

「君はあの人をイブセンの人物に似ていると言ったじゃないか

「言った」

イブセンのだれに似ているつもりなのか」

「だれって……似ているよ」

 三四郎はむろん納得しない。しかし追窮もしない。黙って一間ばかり歩いた。すると突然与次郎がこう言った。

イブセンの人物に似ているのは里見お嬢さんばかりじゃない。今の一般女性はみんな似ている。女性ばかりじゃない。いやしくも新しい空気に触れた男はみんなイブセンの人物に似たところがある。ただ男も女もイブセンのように自由行動を取らないだけだ。腹のなかではたいていかぶれている」

「ぼくはあんまりかぶれていない」

「いないとみずから欺いているのだ。――どんな社会だって陥欠のない社会はあるまい」

「それはないだろう」

「ないとすれば、そのなかに生息している動物はどこかに不足を感じるわけだ。イブセンの人物は、現代社会制度の陥欠をもっとも明らかに感じたものだ。我々もおいおいああなってくる」

「君はそう思うか」

「ぼくばかりじゃない。具眼の士はみんなそう思っている」

「君の家の先生もそんな考えか」

「うちの先生? 先生はわからない」

だって、さっき里見さんを評して、おちついていて乱暴だと言ったじゃないか。それを解釈してみると、周囲に調和していけるから、おちついていられるので、どこかに不足があるから、底のほうが乱暴だという意味じゃないのか」

「なるほど。――先生は偉いところがあるよ。ああいうところへゆくとやっぱり偉い」

 と与次郎は急に広田先生をほめだした。三四郎は美禰子の性格についてもう少し議論の歩を進めたかったのだが、与次郎のこの一言でまったくはぐらかされてしまった。すると与次郎が言った。

「じつはきょう君に用があると言ったのはね。――うん、それよりまえに、君あの偉大なる暗闇を読んだか。あれを読んでおかないとぼくの用事が頭へはいりにくい」

「きょうあれから家へ帰って読んだ」

「どうだ」

先生はなんと言った」

先生は読むものかね。まるで知りゃしない」

「そうさなおもしろいことはおもしろいが、――なんだか腹のたしにならないビールを飲んだようだね」

「それでたくさんだ。読んで景気がつきさえすればいい。だから匿名にしてある。どうせ今は準備時代だ。こうしておいて、ちょうどいい時分に、本名を名乗って出る。――それはそれとして、さっきの用事を話しておこう」

2024-09-24

製造業海外移転を促進させたのは自民党より民主党だみたいな記述噴飯もの

左派はこれまで経済活動邪魔された者達へなにか補償はしたのだろうか?就職氷河期世代補償せよと言われ、(内容は非常に薄いながらも)補償をしようとした自民党

自民党比較し、製造業海外移転を促進させてしまった民主党政権を生んだ左派就職氷河期世代就職率を下回ったリーマン・ショック世代へ対して何か補償せよ!と誰もが記憶に残る形で強く訴え出たことがあっただろうか?

anond:20240923180027



AIちゃんに答えさせるけどさあ、

プラザ合意後、日本円は急速に価値を上げ、1985年の1ドル=240円から1987年末には120円台まで下落しました。この急激な円高は、日本輸出産業に深刻な打撃を与え、輸出競争力が低下しました1その結果、多くの企業生産コストを削減するために生産拠点海外移転することを選択しました。

まず、プラザ合意1985年に行われた国際的通貨政策の調整であり、主にドル高を是正することを目的としていました。この合意により、急速な円高が進行し、日本輸出産業に深刻な影響を与えました134。

自民党は、当時の中曾根康弘首相の下で、米国との交渉を通じて円高を受け入れる姿勢を示しました。特に竹下登大蔵大臣は、円高容認する意向を示し、1ドル=200円までの円高を許容する考えを持っていたとされています4。このような姿勢は、他国との協調を重視する一方で、日本国内の経済への影響を軽視していたとも言えます

プラザ合意後、自民党円高による輸出産業への打撃を軽減するため、公共投資住宅投資の拡大を図りましたが、十分な内需拡大策が講じられなかったため、経済全体が「円高不況」と呼ばれる状況に陥りました23。また、金融緩和策が後にバブル経済を引き起こす要因ともなり、長期的には日本経済に深刻な影響を及ぼしました34。

自民党内でも意見が分かれ、経済から内需拡大金利引き下げの要望が強まったものの、財政再建路線を堅持する声もありました。このような内部対立政策決定に影響を与え、自民党責任が問われる要因となりました4。

総じて、自民党にはプラザ合意に至るまでの経済政策円高容認姿勢に対する責任があります。また、その後の円高不況への対応も不十分であったため、結果的日本経済に深刻な影響を及ぼしたと言えるでしょう。

プラザ合意後の円高による製造業海外移転に対して、自民党はどのような対策を取ったのですか?その対策効果問題点は?

プラザ合意後の円高は、日本製造業に大きな影響を与え、多くの企業コスト削減を求めて海外移転を進めました。この状況に対して、自民党はさまざまな対策を講じました。

まず、自民党は「内需拡大政策」を強化しました。具体的には、公共事業の拡大や住宅建設の促進、民間投資喚起を目指す施策が取られました。1985年10月には、経済対策閣僚会議で「内需拡大に関する対策」が決定され、経済摩擦の解消を図るために市場開放円高の定着を目指しました。この政策は、円高による輸出減少を補うために国内需要喚起しようとするものでした5。

次に、金融政策としては、公定歩合の引き下げが行われました。1986年には数回にわたり公定歩合が引き下げられ、これにより企業資金調達コストが軽減されることが期待されました。特に中小企業への支援策も強化され、円高による影響を緩和するための融資制度が設けられました5。

これらの対策効果としては、一時的内需が刺激され、経済成長率が改善する兆しも見られました。しかし、根本的な問題として、製造業海外移転は続き、特に自動車電子機器などの輸出産業では競争力が低下しました。また、内需拡大策は短期的な効果しか持たず、長期的には持続可能な成長につながらないとの批判もありました5。

問題点としては、円高による製造業海外移転を防ぐためには、より根本的な産業構造改革必要であったにもかかわらず、自民党は主に短期的な対策依存していたことです。また、公共事業住宅建設への依存度が高まりすぎた結果、財政負担が増加し、持続可能性が疑問視されるようになりました。さらに、金融緩和によって資産価格が上昇し、不動産バブル懸念も生じました5。

総じて、自民党円高による製造業海外移転に対して一定対策を講じたものの、その効果限定的であり、根本的な経済構造改革には至らなかったという評価があります


と、このように、製造業海外移転を主に誰が促進させたかって、自民党だよね。五十歩ほど譲ってプラザ合意を避けることはできなかったとしても、その後の製造業海外移転バブル崩壊から日本経済の長期停滞、長引いた就職氷河期、それらの一因はまちがいなく自民党にあり、それを棚に上げて、国民に対して雀の涙補償をしたのしないのの話へと問題矮小化すんのはおかしい。おまけに民主党のほうが製造業海外移転を促進させたかのような言い回し責任転嫁でしかない。



まぁ、ただね、自民党経済政策バブル期以前からこんな具合で、お世辞にも良いとは言えないクソに近い代物だけど、じゃあ野党のはどうなの?と言えば、輪をかけてクソだから国民歯がゆい思いをしてるんだってところは増田合意できる気もするし、野党の皆様には何よりもまず経済政策を磨くべきって点をご理解いただきいね、ぜひとも。

2024-09-15

anond:20240915102139

咄嗟に声を出すのは難しい

電車止めるボタンを一箇所じゃなくもっとあちこちに設置して痴漢にあったら押すよう喚起すればいい

2024-09-14

anond:20240914221013

徴兵なんてしても軍事力は上がらないなんて10年も20年も前に言われてる。

間違い

行動喚起ウクライナから将来の軍隊への教訓 Call to Action: Lessons from Ukraine for the Future Force

https://milterm.com/archives/3836

米陸軍大学校研究者チームは、開戦から10カ月間に関する公開情報研究を行った。

チームはこの戦争から学んだ教訓を導き出し、米軍現代戦の要求適応するのを助けるために、この取組みを計画した。

1973年米陸軍戦略的変曲点(strategic inflection point)に直面した。

米軍ベトナム介入は米陸軍士気を低下させ、ソ連兵器を装備したエジプト軍ヨム・キプール戦争米軍兵器を装備したイスラエル国防軍をほぼ撃破するのを目の当たりにした。

これに対して米陸軍参謀総長は、従来のソ連の脅威を中心に思考とドクトリンを方向転換させるため、米陸軍訓練ドクトリンコマンド設立した。

組織は、1973年ヨム・キプール戦争研究し、コンセプトを開発し、調達と装備品の変更を推進し、近代的な戦争を戦うための陸軍を準備する任務を負った。

今日米陸軍は新たな戦略的変曲点に直面しており、米陸軍が次の戦いに備える根本的な方法を変える選択に迫られている。

国防組織20年にわたる対テロ戦争から脱却し、大規模戦闘作戦の将来を受け入れ始める中、現在進行中のロシアウクライナ戦争は、戦いの性質の変化を浮き彫りにしている。

それは、高度な自律兵器システム人工知能AI)、そして米国第二次世界大戦以来経験したことのない極めて高い死傷率を特徴とする戦いの将来である

ロシアウクライナ戦争は、米陸軍戦略的マンパワーの厚みと、死傷者に耐え代替する能力において重大な脆弱性を露呈している。

米陸軍戦地医療計画担当者は、戦死戦傷者、あるいは疾病やその他の非戦傷者に至るまで、1日当たりおよそ3,600人の死傷者が持続的に発生すると予想している。

ちなみに、米国イラクアフガニスタンでの20年間の戦闘で、約5万人の死傷者を出した。

大規模な戦闘作戦では、米国は2週間で同じ数の死傷者を出す可能性がある。

米陸軍採用不足と即応予備役の縮小に直面している。

採用不足は戦闘兵科の分野で50%近くもあり、1973年には70万人、1994年には45万人いた即応予備は現在わずか7万6,000人しかいない。

この数では大規模な戦闘作戦中の死傷者の交替や増員はおろか、現役部隊既存の空白を埋めることもできない。

まり1970年代の志願制による兵力というコンセプトはその賞味期限を過ぎ、現在作戦環境にはそぐわないということである

大規模な戦闘作戦必要兵力を達成するためには部分的徴兵制に移行する必要があるかもしれない。

ウクライナ侵攻当初のロシア軍の作戦成績が予想外に悪かったにもかかわらず、同軍は初期の深刻な挫折から学び続け、西側観測筋をいまだに驚かせるような方法適応している。

わずか5カ月足らずの間に、30万人以上の非活動予備役要員と8万人以上の新規志願兵を動員訓練雇用するロシア能力は、米国NATO同盟国が過小評価していた戦略的兵力能力重要さを示している。

簡単に言えば、ロシア21世紀の戦いにおいても量(mass)が重要であることを示している。

国家の動員能力は、同盟国にも敵対者にも決意を伝える最も重要方法ひとつである

ウクライナ戦場は同等またはほぼ同等の相手との21世紀の高強度戦(high-intensity twenty-first-century warfare)の憂慮すべき致死性を浮き彫りにしている。

ウクライナ戦場から得られた最も重要な観察のひとつは、緊急時既存の欠員を補い、死傷者を補充し、兵力構成を拡大するために、以前から訓練を受けた軍事要員を豊富に保持しておくことの価値である

米国は、現代戦の現実直視し、将来の同様の戦争に備えて、戦略的人材層の厚みを活性化させなければならない。

今日米軍採用危機に直面している。軍務に就くことを希望しているのは、軍務年齢にある米国人のわずか9%であり、軍務に就く資格があるのはわず23である

現状では、志願兵だけの米陸軍米国抑止力を維持するのに苦労しており、この軍種は大規模戦闘作戦(LSCO)が必要とする取組みを維持することはできないだろう。

加えて、米国には大規模戦闘作戦を支える産業基盤がない。

ウクライナへの供給でさえ、現在の軍需品製造を上回っている。

長年の「ジャスト・イン・タイム」がサプライ・チェーンを弱体化させた。

米国が将来の大規模戦闘作戦に関与する場合戦争に関与する国々はヨーロッパ製ではなく米国兵器使用する可能性が高く、将来の敵が補給線を危険さら可能性もあるため、ウクライナのように外部から支援可能かは不確かである

マイクロチップや軍需品製造のような産業事業継続性を確保するためには、危機時に供給制限したり競争者に売却したり米国に対抗して技術使用したりする可能性のある国ではなく、自国か最低でもカナダのようなアクセスやすく信頼できる同盟国の領土内で製造能力を維持しなければならない。

より多くの米国人が防衛インフラ仕事アクセスできるようになって初めて、米国は大規模戦闘作戦シナリオにおいて自国同盟国の両方に必要兵站上の能力容量を持つことになる。

2024-09-13

企業国民に飯を食わせる必要はない

障がい者雇って何になるんだ? 政府で面倒見ろ

もちろんこれは資本主義企業主義)的な考えから意見であり、全く働けないわけでもない人たちに社会参画をさせるという部分では福祉的な意義があるのは認める。

であれば中途半端企業であるとか営利を追い求める形式ではなく、グループホームのようなお遊戯会ベース実施すべきだ。

貴重なマネージャークラス作業所障がい者雇用に投入するのは人的リソースの大いなる無駄であり、彼らの監督最低賃金労働者で賄うべきだろう。

また個人的にはゴミ箱を全国津々浦々に配備してもらいたい。

消費の出口は廃棄であるのだから、捨てやすくすることで消費の喚起が行える。

その回収と清掃には無限需要があるのだから、動ける人はそこに投入してもらいたい。

2024-09-12

行動喚起ウクライナから将来の軍隊への教訓 Call to Action: Lessons from Ukr

米陸軍大学校研究者チームは、開戦から10カ月間に関する公開情報研究を行った。

チームはこの戦争から学んだ教訓を導き出し、米軍現代戦の要求適応するのを助けるために、この取組みを計画した。

1973年米陸軍戦略的変曲点(strategic inflection point)に直面した。

米軍ベトナム介入は米陸軍士気を低下させ、ソ連兵器を装備したエジプト軍ヨム・キプール戦争米軍兵器を装備したイスラエル国防軍をほぼ撃破するのを目の当たりにした。

これに対して米陸軍参謀総長は、従来のソ連の脅威を中心に思考とドクトリンを方向転換させるため、米陸軍訓練ドクトリンコマンド設立した。

組織は、1973年ヨム・キプール戦争研究し、コンセプトを開発し、調達と装備品の変更を推進し、近代的な戦争を戦うための陸軍を準備する任務を負った。

今日米陸軍は新たな戦略的変曲点に直面しており、米陸軍が次の戦いに備える根本的な方法を変える選択に迫られている。

国防組織20年にわたる対テロ戦争から脱却し、大規模戦闘作戦の将来を受け入れ始める中、現在進行中のロシアウクライナ戦争は、戦いの性質の変化を浮き彫りにしている。

それは、高度な自律兵器システム人工知能AI)、そして米国第二次世界大戦以来経験したことのない極めて高い死傷率を特徴とする戦いの将来である

ロシアウクライナ戦争は、米陸軍戦略的マンパワーの厚みと、死傷者に耐え代替する能力において重大な脆弱性を露呈している。

米陸軍戦地医療計画担当者は、戦死戦傷者、あるいは疾病やその他の非戦傷者に至るまで、1日当たりおよそ3,600人の死傷者が持続的に発生すると予想している。

ちなみに、米国イラクアフガニスタンでの20年間の戦闘で、約5万人の死傷者を出した。

大規模な戦闘作戦では、米国は2週間で同じ数の死傷者を出す可能性がある。

米陸軍採用不足と即応予備役の縮小に直面している。

採用不足は戦闘兵科の分野で50%近くもあり、1973年には70万人、1994年には45万人いた即応予備は現在わずか7万6,000人しかいない。

この数では大規模な戦闘作戦中の死傷者の交替や増員はおろか、現役部隊既存の空白を埋めることもできない。

まり1970年代の志願制による兵力というコンセプトはその賞味期限を過ぎ、現在作戦環境にはそぐわないということである

大規模な戦闘作戦必要兵力を達成するためには部分的徴兵制に移行する必要があるかもしれない。

ウクライナ侵攻当初のロシア軍の作戦成績が予想外に悪かったにもかかわらず、同軍は初期の深刻な挫折から学び続け、西側観測筋をいまだに驚かせるような方法適応している。

わずか5カ月足らずの間に、30万人以上の非活動予備役要員と8万人以上の新規志願兵を動員訓練雇用するロシア能力は、米国NATO同盟国が過小評価していた戦略的兵力能力重要さを示している。

簡単に言えば、ロシア21世紀の戦いにおいても量(mass)が重要であることを示している。

国家の動員能力は、同盟国にも敵対者にも決意を伝える最も重要方法ひとつである

ウクライナ戦場から得られた最も重要な観察のひとつは、緊急時既存の欠員を補い、死傷者を補充し、兵力構成を拡大するために、以前から訓練を受けた軍事要員を豊富に保持しておくことの価値である

同等またはほぼ同等の相手との21世紀の高強度戦(high-intensity twenty-first-century warfare)の憂慮すべき致死性を浮き彫りにしている。

米国は、現代戦の現実直視し、将来の同様の戦争に備えて、戦略的人材層の厚みを活性化させなければならない。

今日米軍採用危機に直面している。軍務に就くことを希望しているのは、軍務年齢にある米国人のわずか9%であり、軍務に就く資格があるのはわず23である

現状では、志願兵だけの米陸軍米国抑止力を維持するのに苦労しており、この軍種は大規模戦闘作戦(LSCO)が必要とする取組みを維持することはできないだろう。

加えて、米国には大規模戦闘作戦を支える産業基盤がない。

ウクライナへの供給でさえ、現在の軍需品製造を上回っている。

長年の「ジャスト・イン・タイム」がサプライ・チェーンを弱体化させた。

米国が将来の大規模戦闘作戦に関与する場合戦争に関与する国々はヨーロッパ製ではなく米国兵器使用する可能性が高く、将来の敵が補給線を危険さら可能性もあるため、ウクライナのように外部から支援可能かは不確かである

マイクロチップや軍需品製造のような産業事業継続性を確保するためには、危機時に供給制限したり競争者に売却したり米国に対抗して技術使用したりする可能性のある国ではなく、自国か最低でもカナダのようなアクセスやすく信頼できる同盟国の領土内で製造能力を維持しなければならない。

より多くの米国人が防衛インフラ仕事アクセスできるようになって初めて、米国は大規模戦闘作戦シナリオにおいて自国同盟国の両方に必要兵站上の能力容量を持つことになる。

anond:20240912045515

その「落ち着く」は「正常な判断を促す精神的余裕」ではないでしょう?

公共乗り物空間は「落ち着け場所」ではないので落ち着いてもらっては困ります

「なんらかの充足を得る」ことを「落ち着く」としているならばそれは充分な個別サービスを受けたいという事です

公共交通機関は多数の人が同時に利用するため常に緊張を持って行動してもらいたい場所です

周囲に気を配り注意しながら自分の行動が他の人にどんな影響を与えるのか気にしてもらいたい場所です

起立したままの利用が困難な人むけにあるべき座席以外は無いほうがよい位でもあります

もし、多人数の利用する中で問題が発生した場合自身を含むその場の人たちに迷惑をかけてしま可能性がある場合、利用を差し控えたり異なる状況での利用をすべきです

そんな事いっていたら間に合わない、約束が守れない、不便だとするならば、安全な経路確保に合わせて約束や予定をすべきです

感染症罹患した方が電車の利用をするのにもし理由があったならば、それについて配慮する必要があるのかという理由でのマスク着用や消毒喚起ではないはずです

自分生活空間自分時間利用に目的をもって使用するのと、自分制御下にない環境にそれを使用させられる事について不満や不安、好適でないと感じるならばそれを避ける行動をすべきです

他の方が利用している空間提供物について、個人がそれを好まないため大多数に制限要請する様をみてもし有意義だと感じるならば、一個人が利用したい内容を自分を含む大多数が許容することも認められるべきでしょう

それがもしこの件ならば、我慢すべき側にまわっているという事について不満がもしあるならば、その不満を申し出たい内容についてもほかの一個人から意見からでも聞き入れるべき事になろうということは想像されてしかるべきです

ポスター掲示ラッピングが、安全性を損ねるという理由であったりあやまった利用や損害を発生させる理由として個人事情以外があるならばそれは問うに足りるのではないでしょうか

行動指示の文言スマホを利用して得られる情報の添付ほか、錯覚をしたり問題の発生しうる行動を誘発する内容であればです

そろそろ、一個人ネットで声を挙げたらという期待をするにあたりもうすこし現実性考慮してみられてはと思います

2024-09-07

きみの色は結局何がしたい映画なのか

見たけど、よくわからなかった

話の内容が、というわけではなく制作意図(?)がわからなかった

以下感想

最初に簡潔にネタバレなしの外形的なレビューをする

アニメーションの出来が素晴らしい

日本の従来の商業アニメ的ではない表現演出なので外国映画賞とかとりそう

劇伴イマイチ

でもバンドセンスは異常

普通アニメで、高校生で、アマチュア寄せ集めで、そっちの方向性はいかなくないか

そしてミスチルはクソ

 

以下ネタバレ気にせず感想をかく、良かった点と悪かった点、疑問点、腑に落ちない点を書くのでだれか答えを教えてくれ

ざっくりいうと邦画っぽい

邦画まり知らないけどなんていうか岩井俊二的な、岩井俊二アニメ化するとしたら山田尚子に任せたらよさそう的な感想を持った

セリフ物語を紡ぐのではなく、美しい画で語る、的な

けどアニメーション的な演出、絵で持っていく演出もある

ちゃんアニメとして成立している、邦画っぽいけどやはりこれはアニメなのだ

また、邦画っぽいというのは、エンタメではないという意味も含む

たとえばこの映画君の名はのように大ヒットして何百億円も稼ぐとはとても思えない

興奮や感動を喚起リピーターを生み出すタイプではない

人によっては心に染み入るような、人によってはあくびが出るような、そんなタイプ映画

なぜそう感じるのか?

改めて考えたがこの映画は緩急に乏しい

たくさん登場人物が出るし、エピソードもたくさんあるがどれも平凡

心に刻み付けられる名ゼリフもなければグリグリ動く神作画もない

とりとめもないヤマナシオチナシがずーっと続く

ただしクライマックス文化祭演奏シーンを除いて

 

良かった点

1 音楽説得力があった

バンドアニメは数あれど説得力のあるものは少ない

その選曲パフォーマンスで客がそんな風にはならんやろと思ったり

なんでこの子達がそんな曲作ろうと思うん?だったり

の子達のレベルでそんな演奏できるわけないやろ

というものばかりである

その点、このアニメはよかった

文化祭あんセンスのある演奏されたらそらああなるし、そういう演奏になる理由も作中で描かれていた

悪かった点

1 ミスチルを起用すんな

単純にあってない

作品の完成度を落としてると思う

2 キャラクター性格世界観リアリティがない

このアニメはいつの時代を描いているのかよくわからない

いやおそらく「今」なんだろうが、現実の「今」とこの作品の中の「今」、ちょっと違う、いやかなり違うよね

いかにもアニメアニメしたアニメならご都合主義として無視できるのだけど、キャラデザ演出リアルに、邦画に寄せている分、どうしてもリアリティのなさ、時代曖昧さを感じてしま

上の方で岩井俊二っぽいと書いたけど、岩井俊二時代を切り取るのが上手い

打ち上げ花火から見るか横から見るか』を見れば90年代小学生リアルがそのまま伝わってくるし

『リリイシュシュのすべて』を見ればゼロ年代中学生リアルに心が苦しくなるはずだ

それらに比べるとこの作品にはリアリティがない

彼女ら、彼らは、本当に、令和の、2024年の、日本の今を生きる高校生なんだろうか?とてもそうはみえない

作劇に合わせて都合よく作られたフィクショナルなキャラクターに見える

邦画的なリアルっぽさがあるのにリアリティがない

そのちぐはぐさが不快で不満

疑問点

このアニメは何をしたかったんだろう?

エンタメではなさそうだ

いやもし売れる映画を目指してたなら単純に失敗だ

パンチが足りない

エンタメを求める客はこんな起伏の乏しい作品で満足しない

では作家性の強い映画メッセージ性のある映画をやりたかったのか?

作風的にはこっちの説のがしっくりくるのだけれども、そうだとするとこの作品テーマがよくわからない

自分には伝わらなかった

わかった人がいれば教えて欲しい

きみの色は結局何がしたい映画だったの?

2024-08-24

関西引っ越しをした。

1階の1LDKで築数年と比較的新しい。

ただ、入居1週目くらいから小さい虫が多かった。

ほぼほぼ外食メインで、生ゴミとかはなく、喚起のために窓は開けるがほとんど締め切っている状況でどこからはいってきたか結構な頻度で遭遇していた。

徐々に新居の整理とかもして風呂場の換気扇にシートを張った

対策ではなかったが、そうするとほぼほぼみなくなった

風呂場が侵入口だったんだろうか?

2024-08-23

花火が好きじゃないけど、リアルじゃ誰も共感してくれないだろうから、ここに書く

花火には正直、風流面白みも感じない。

色が付いた光を遠方に見て、バンバンと音が鳴って、何が面白いのかよくわからない。

暑くて眠い夜に、他人と押し合い圧し合いして見に行くには、内容があまりにも素朴すぎる。

先日、音楽ストーリー性が無いと流行らない、みたいな記事を見た気がするが、花火だってそう思う。

単純な光、単純な音で、ストーリー性をどうやったら喚起できるのだろう。

同じ時間があれば、歴史資料でも読み漁りたい。図書館だとかの有益情報を読み知りたい。

同じ混み具合なら、博物館とかの館内で歴史物や昔の事物だとか、価値の定まったものを知ったほうが、よっぽど楽しめる。

散って儚い花火なんかよりも、普遍的価値である歴史もっと尊ぶべきだ。

花火を挙げる費用があったら、博物館図書館管理に回すべきだ。

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