はてなキーワード: ジャパニーズとは
ホラー界隈を揺るがすような作品が割と頻繁に出てくるのが良い。
アニメでいえばガンダムとエヴァという作品の間には20年以上あったと思うけど、ホラーは数年ごとに「これは!?」と思うような作品が出てくる。
たとえば俺がホラーに触れたのは中山市朗の新耳袋が最初で、そこからはオカルト板のネット怪談の台頭。
ほぼ同時にジャパニーズホラーともてはやされる映画作品が連続して公開される。
最近でいえばYouTubeの興隆によって怪談士の語りが盛り上がっているし、台湾や韓国、タイなどアジアンホラーの良作を見るのもいい。
個人的には怪談やホラーは読む方が好きなので師匠シリーズや某宗派の僧侶なんですがとか、最近は怖い話はキクだけでなんかが気に入ってる。
日本を戦慄の渦に巻き込んだジャパニーズホラーの金字塔「呪怨」が、
この夏、恐怖の体感型ライブエンターテインメントとなって再び日本を恐怖のどん底に突き落とす…。
何かの本で、「人が演劇というジャンルを嫌いになるときは、つまらないものを見たからではなく、つまらないものが褒めそやされるのを見たときだ」と読んだ。(出典うろ覚え)
三谷幸喜が言うように、舞台は底を抜けてつまらない作品もあれば、天井を飛び抜けるぐらい面白い作品との出会いも与えてくれるメディアだ。(出典うろ覚え)
しかし、舞台芸術はその客数の少なさから、あまり詳細な感想が世に出ることは少ない。そもそも否定的な感想を発信することが良い印象を与えない昨今、「こんなにつまらないのに、もしかしたら自分以外に批判する人がいないかもしれない」と慄いたからです。ここに、確かにつまらなかったですよと残しておきます。
「呪怨 THE LIVE」のことは嫌いになっても、舞台芸術そのもののことは嫌いにならないでください。
公式Twitterでも紹介されているが、「囲み舞台」と呼ばれる、舞台に対して客席を四方に設置する形式だった。私は9800円の「最凶シート」だったので、舞台を見上げる形で座っていた。不気味に作り込まれた一軒家を。
この家がシーンに応じて回転し、観客はなんとなく全貌が把握できるはずという形式。
しかしこれが、見にくい!!
自分が座っている客席の反対側で、決定的な殺人シーンが行われているときなど、「怖い」という気持ちより、「見えないな~」という気持ちが勝つ。
迫力を高める&見えない箇所を見せるために、時おり壁面に映像が映されるのだが、それもまた見えにくい。
さらに、演者はしばしば、客席と客席の間に設置された通路でも芝居をする。その度に、演者越しに客たちが見えて、没入感が解消される。
②脚本について
本作の観劇に先立ち、『呪怨』劇場版を予習しました。劇場版は、穢れてしまった家に足を踏み入れた人たちが連鎖的にカヤコやトシオに付き纏われて死亡していく様を、連作形式で描いていくものでした。これは面白かった。見ていくうちに呪いの全貌を把握出来ていくし、呪いが時代を越えて伝染していく様子を描くのに時をガンガン飛ばして視点キャラクターを変えていく形式はマッチしていた。白塗りの幽霊たちはシュールな笑いと紙一重ながらも、視聴者の意識の隙をつく登場のさせかたがいくつもあり、日本ホラーの金字塔と言われるのも納得だった。あと伊東美咲が美人すぎ。
いっぽう『呪怨 THE LIVE』も、群像劇の形式を取る。ビデオ版の『呪怨1』『2』を原作としているらしいのでそこ準拠なのかもしれないが、これがタルい。場面が切り替わるたびに、5-15秒ぐらいの暗転が生じる。その度に現実に引き戻される。高校演劇の地区大会の講評会が頭をよぎった。「まずは暗転の数を減らして、なんとか時間を短くしてみましょう」。
舞台の冒頭は、あべこうじ演じる不動産屋が、若夫婦を呪いの家を内見させるシーンだ。不動産屋と旦那は鈍感だが、妻は霊感が働き、飲んだ水を吐いてしまう。という数分の芝居のあと、長い長い暗転があり、時が昔に遡り、カヤコが殺されるシーンに繋がる。
素人意見ながら、もしこのようなシーンの転換を、囲み舞台ではない一般的なステージでやるだけで、もっとテンポよく場面転換できたのだと思う。たとえば舞台の下手のみに照明を当てて、次の場面の役者は上手で控えておく。場面の転換に合わせて照明を切り替えるとか、よくある普通の演出ですよね。普通だけど見やすいと思う。
それをやらなかったのは、「呪怨は家がキーだから客席の中央に置きたい」「呪怨はいろんな時空が並行して描かれていくもの」という、個々のエゴが先立ち、「舞台としてどう面白く見せるか」という前提が欠けていたのではないでしょうか。
③演出について
役者の喋り方と喋ってる内容がタルい。90年代トレンディドラマの自己模倣のような、内容のない戯画的なセリフ。ex.「パパでちゅよ〜」「僕は青山のブルーマウンテンしか身体が受け付けないんだよ」
「平凡な幸福に不条理な恐怖が襲い掛かる」という構図をやりたいからって、凡庸で退屈な日常を見せつけ続けていいわけなくないですか?
画面で仕切られていないナマの人間が、眼前でウソの台詞を喋らされているのは、興冷めというか退屈というか。
そもそも『呪怨』が映像として成功したのは、メディアに即した恐怖演出を発明し取り入れたことによると思う。一瞬だけ映すとか短編連作という形式とか。
じゃあそれを舞台化する、ってなったら、なんか1個はあってくれよ、と。脚本上のアイデアか、舞台のギミックか、役者のパワーか。
家ぐるぐる回して見えにくくして、ナマの人にやらせることでチープになっただけという印象でした。残念。
私も大人なので、こういうデカイプロジェクトの仕上がりについて、演出家とか脚本家とか誰か個人に責任を帰そうというつもりもないんですが、チケット代9800円(+システム手数料とか)払ってるんです。
それでいて、
恐怖の体感型ライブエンターテインメントとなって再び日本を恐怖のどん底に突き落とす…。
なんてアオってるわけですよ。
95分かけて退屈させたうえで、終演のアナウンスで「清めの解塩(300円)」を売りつけるんですよ。「清めないと、何が起きても責任は取れませんよ…」って。噴飯ものどころか、失笑です。清めの解塩(300円)。失笑(9800円+システム手数料)。
もし自分の最初の観劇体験が本作だったら、舞台なんて一生見に行かないと思う。
ハイバイとかロロとか子供距人とか吉本とか見に行ったほうがいいと思います。他にもオススメがあったらコメントしてね。
以上です。
ホラー、3部作の2作目、洋画と敷居の高い三重苦背負ってるが、傑作、いや大傑作
ホラー部分は鋭利な凶器が人体に刺さるとこ隠さず見せるのでキツい人にはキツい、が殊更にどぎつく強調する演出はなく、むしろサラッとしてる
3部作となっているが時系列でいうと1作目の前日譚、しかも遡ること50年前の話なので1本の完結した話として楽しめる
そして、洋画だがむしろ日本人にこそ合うというか、日本の意識高い層を自認するはてな民にブッ刺さる内容
ジャパニーズはてな民に刺さる要素その1、ミッドサマーを製作したスタジオが作ってる。お前らミッドサマー大好き民だろ
要素その2、田舎怖いネタである。都会に憧れ田舎をディスるヒロインの田舎っペ度がはてな民の優越感を刺激する
要素その3、介護ネタである。田舎ヒロインは親の介護で家を離れられないのが日本人特に高齢化はてな民に刺さる
要素その4、アイドル物である。クライマックスシーンではマクロスFかってぐらいカラフルな戦闘シーンをバックにヒロインがめっちゃ踊る。男の子ってこういうの好きでしょ? 好きです(即答
全世界誰でも共感する普遍性を獲得した傑作だから誰が見ても楽しめる、とも言えるが、
おそらく、はてな民が今このタイミングで見るのがいちばん刺さる
ミア・ゴス最高
純粋なホラー作品ってなによ?という話をすると邦画だと「リング」。韓国映画の「コクソン」とか。怪異が起こる、幽霊が出るという話に特化した作品を言いたいんだけど、意外とそういう作品は少ない。
まず今の日本のホラー映画界隈にそういう純粋なホラー作品はほぼない。ジャパニーズホラーと呼ばれたのも過去の話。
どれもドキュメンタリー仕立てだったり、ホラー作品"風"のコメディだったりしてあんまり怖くない。
日本人は基本的に怖い作品は嫌いなので、ホラー"風"のB級作品ばかりが量産されてる。
洋画だとヘレディタリーとミッドサマーは話題になったけどあれはホラーではあるんだけど人怖と胸糞のほうにパラメーターを振ってる作品なのでちょっと違う感じがする。
洋画はホラーでもいろいろジャンルがあるんだけど、多すぎて追えない。スプラッターは苦手だしモンスターが出てくる系はホラーなのかアクションなのかよくわからない。
純粋に一番自分を楽しませてくれるのは「女神の継承」とか「呪詛」とかアジアの作品だ。じめっとした雰囲気の恐怖を描いてくれる。
Twitterに疲れ果てて、mixiでも再開しようかと思って何年振りかに開いた。2009年の日記に、「結婚式をしていないから写真を撮ろうと思っている」と書いていた。けれど、その後、予算を見て、数時間の写真のためのドレス代が70万近いとわかって辞めていた。
当時はザ・ジャパニーズの私がドレスを着るなんて気恥ずかしいと思っていて、それもあってお金出す気にもならなかったんだけど、あれから14年経ってみると、当時の私はかわいかったなーと思って、かわいいときにちゃんとした写真を撮っておくのは悪くなかっただろうなと思う。七五三、成人式、結婚式、くらいはちゃんとした写真を撮ってみると、老後に楽しめるだろうなあ、と。
id:YokoChan バーテンダーさんの事をバーテンと言うと殴られるよ。バーテンさんも駄目。日本人で言うとジャパニーズとジャップくらい違う。
こういう人たちがいる一方で
id:toribard バーテンだけど奢られるの20人いたら1人くらいだから奢らない人が普通。(後略)
自分の肌感覚では、「バーテンダー→バーテン」は「サラリーマン→リーマン」くらいの感覚。
当人に対して面と向かって使うことは避けるが、それ以外の場所で総称として使うぶんにはセーフ、というレベル。
例に挙げたとおり自分で自分のことをバーテンと呼ぶ人いるくらいなのでジャップと同等はちょっと言い過ぎ感をおぼえる。まして、それに食って掛かるのはいかがなものかと。
実際にバーでバーテンダーに向かって「バーテン(呼び捨て)」とか「バーテンさん」と呼びかけてる人を見たことがあるかというとないし、そう呼ばれた瞬間に殴りかかるようなバーテンダーも、私の知る範囲ではおそらくいない。内心ムッとはするかもしれないが、これで手が出るような性格ではそもそもバーテンダーは勤まらないだろう。
語呂が悪くて縮めただけで蔑称認定になってしまうなら社労士(社会保険労務士)とかもNGじゃないかと思う。
そこで調べてみると、ネット上で「バーテン=侮蔑語」とする言説の大半は「教えてgoo」とそれを紹介するこの記事をベースにしているようだ。ジャップも同然と言っている上のブクマもおそらくこのコタツ記事(あるいはその孫引き)を見たのだろう。
https://www.sankei.com/article/20161119-T4CNGH433ZIZNOWVJ3CBXDLHOY/
ヤフー知恵袋やウィキペディアに載っているまことしやかな言説は眉唾だと知っていても、それが全国紙のサイトに転載されると鵜呑みにしちゃうんだから呑気なものだ。
いや、この記事にしたところで「略称を面と向かって使うのは失礼」くらいの常識的なことしか書いてないんだが、上のブクマカたちのような人々の目を通すとこれが「バーテン=侮蔑語」に変換されてしまう。まあ、わからないでもない。
よくある「ネットの知ったかぶりがバズッて通説化」してしまうやつだな。マナー講師が失礼クリエイターと呼ばれるのと同じプロセスで世の中に侮蔑語がひとつ増えたかたちだ。
根拠が聞きかじりの知識でも、人を攻撃する楽しさのほうが勝ってしまうんだよな。
この件の教訓は、
ではなく、