「絶版」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 絶版とは

2021-05-04

anond:20210504070355

一般的にはそうだと思う。でも絶版本で未使用で1万、書き込みありで5000円くらいで売れてる中で、いきなり未使用で1000円以下とかが現れるのがメルカリなんだよね。

昔の本とかだと生前整理で安く出品されてることがある印象。

2021-04-11

本なんて買い直せばいいぢゃん!!!!!

ブクバカ「でも絶版したらぁ……」

はい!!!絶版するような本はそもそも電子化されてまてん!!!はいはい!!!

ケッチャァアク!!!

2021-04-04

仮面LIDAR”

約 214 件 (0.36 秒)

お宝絶版品 1:6 仮面ライダーV3&ハリケーン仮面 ... - Amazon

www.amazon.co.jp › お宝絶版品-仮面ライダーV3-ハリ...

お宝絶版品 1:6 仮面ライダーV3&ハリケーン仮面LiDAR 不朽 名作がロボット子ども向けフィギュアストアでいつでもお買い得当日お急ぎ便対象商品は、当日お届け可能です。アマゾン配送商品は、通常配送無料(一部除く)。

??

2021-03-27

anond:20210325124420

作家が出来の悪さに絶版にした小説が全世界に公開されるのか

感慨深い

anond:20210327021504

日本大学生で、まともに勉強しているのは1割に過ぎない。

30年前も1割なので、何も変わっていない。

必死勉強している人々は、イオンファミレスもなく公民館まで車で30分ってところに住んでる人の子孫だけ。

かつては地方都市地方住まい大学生でも、絶版になった数学教科書をまるっと一冊コピーしていた。

あの10コピー時代が、もっと日本人が勤勉だった時代だ。


うそんな時代は来ない。

田舎地方に住んでいる人は、どんどん勉強に不利な環境になる一方で、改善したためしがない。

日本人は平等競争江戸時代から一回もやったことがない。

まらない民族のまま、消滅を迎えることになるだろう。

2021-03-26

anond:20210325224754

問題単行本で回収するモデルなので単行本を買ってもらわなければならないわけです

でも、今の時代漫画に限らずコンテンツが多すぎて、

それから電子書籍になるといつでも買えるからということで、

単行本絶版になる前に購入しなければ、というモチベーションが働かないわけです

となると、読みたいときに読めるけど1話ずつ購入とか、サブスクリプションで全部の漫画が読めるとか、

そういう新しいビジネスモデルにしないと成立しなくなって、今に至るわけです

まり漫画家という職業キャリアモデルも大きく変わらなければならない

これからは良くも悪くも兼業一般化すると思うわけです

2021-03-25

anond:20210325124420

漫画絶版ドットコムがあるように古書にもあるべきだったけど法律邪魔して孤児著作がずっと孤児だった件ね

俺がパブコメにいろいろ教えてやったから進んでるんだろうな

ありがたく思え

anond:20210325124420

絶版になった本を勝手電子化されて公開されるのって著作者はどんな気持ちなんやろ。

anond:20210325124420

これまで絶版になった本って何十万冊あるんだろ。桁が違うか?

anond:20210325151230

税込表示義務化で絶版が増える!とか出版者のツイッターが言ってると、おまえらが今まで絶版にしてきた本を忘れたのか?って思う。

国会図書館絶版資料ネットに公開てきるようにする改正案が今国会に出ている。これはなかなか古本業界に影響ありそうだし、出版社に対しても少しは影響ありそう。古書店はどういうふうに生き残っていくのだろうか。絶版による高騰になんども悩まされてきた私としてはこの法律は嬉しいけど、厳しいね出版社による再販や復刊は増えるのだろうか。復刊するならそれでもいいけど、ぼったくり価格はやめてほしい。

ぜんぜん話題になってなくて、ほんとに実現するのかと不安なくらい。まあ、私が別の法案に興味がないのと同じように、人からしたらそんな興味持つような改正ではないのか。

2021-03-21

anond:20210321130940

ゼーレが言ってた通りあるべき姿に戻ってから新たなステージに向かう(新たな何かになる・新生)

無にかえるわけでも神を作ろうとしてたわけでもないよ

 

割と普遍的テーマなので素人ト書きレベル趣味作品から不人気で絶版になった商業作品までありふれてる

 

近年、知名度の高い作品で似たようなことをやったやつなら、花沢健吾の『アイアムアヒーロー』の ZQN じゃないか

2021-03-15

anond:20210315134019

許されざる・禁断の・秘密のみたいな描写をすること

そんな昭和みたいなBL感出されても…

それBLじゃなくて耽美って言われてた時代やん…

んで昔の耽美作品絶版されるとか思ってんの?

2021-03-08

必読書コピペマジレスしてみる・やっぱりオススメの21冊編 (2)

戻る→ anond:20210308081829

デュマ・フィス「椿姫

個人的にはオペラよりも好きかもしれない。特に、愛した女性の墓を掘り起こして遺体に直面するシーンがあるところとか。不毛愛情というか、すれ違いや失恋ばかり読んでいたことがあり、これを読んだのもそんな時期だ(「エフゲニー・オネーギン」とか「マノン・レスコー」とか)。というか、そもそもオペラって「乾杯の歌」とかすごい好きなんだけど、台詞聞き取りにくいし、台詞を同時に歌う箇所もあるし、なんか難しい。

ちなみに主人公独白に曰く、「ああ! 男というものは、その偏狭感情の一つでも傷つけられると、実にちっぽけな、実に卑しい者になってしまものです」。……バレましたか

野尻抱介太陽簒奪者」

自分日本SFを読むきっかけになった人で、ハヤカワのJA文庫小川一水とか林譲治とかが特に好きだった。

この作品は、太陽の表面に異星から物体によってメガストラクチャーが作られ、日光を奪われた人類が滅亡の危機に瀕するのだが、若干のネタバレを言うと、最初からエイリアンには悪意が全く存在していなかった。僕はそんなところが好きだ。基本的自分の好きなシチュエーションは、他者との接触により悪意はないにもかかわらず傷つく、というのがあるのだ。

ちなみに日本SF作家をより広く読むようになったのは大森望日下三蔵の年刊日本SF傑作選のおかげ。感謝感謝

オルハン・パムク無垢博物館

三十歳で婚約者がいるのに、親戚の十八歳の女の子に手を出しちゃったダメな人が主人公結婚約束をした女性から婚約を破棄されてしまい、彼は思い出の品を集めた博物館を作りだす。イヤリングはともかく、自分が家をのぞき見た瞬間を画家に描かせた作品や、下着までも集めているあたり、ただの変態である。帯には「愛に生きた」とあるけれど、愛情というか執着や妄念であったような気がする。けれども、不毛な愛のほうが読んでいて面白い

ところでトルコという国は、女性スカーフを被るかどうかだけで政治的立場の表明になってしまう国であり(ハイヒールを履くかどうかも政治的立場の表明ではあるが、トルコはその傾向が顕著だ)、その点からも読んでいて面白い作家であった。

マヌエル・プイグ蜘蛛女のキス

映画オタクゲイ政治犯の獄中での対話劇。ゲイはどうやら看守から政治犯の様子を探るように頼まれているようなのだが、いつしか二人には友情が芽生えていく。緊張感のある対話であると同時に、ゲイお気に入り映画を語るとき調子推しについて語る幸せオタクのものである安易に神という表現は使いたくないが、語りが神懸っている。ゲイの口調が女言葉なので、少し古い訳なのかもしれないが。

リチャード・ブローティガン西瓜糖の日々」

大学時代年齢不詳の友人がいて、今も何をして食べているのかよくわからないんだけれども、今でも時々強烈な下ネタメールが来る。そんな彼が薦めてくれた小説村上春樹の「世界の終わりとハードボイルドワンダーランド」の「世界の終わり」パートに影響を受けた作品を部誌に掲載したらものすごい勢いで薦めてくれた。

彼は物にこだわりがないというか、読み終えた本をよく譲ってくれた。同じブローティガン絶版になった本やシュティフターの「晩夏」などもおかげで読めた。「晩夏」はくどいのでいただいてから十年後に読んだのだが、現代小説では確実に切り捨てられる長さの風景描写を含む小説を、定期的に読みたくなる。

町田康パンク侍、斬られて候

就職のために架空宗教団体によるテロでっちあげる侍の話。時代劇の形を借りているんだけど、時代考証は完全に無視している。そして、自意識過剰人間クレーマーおバカしか出てこない語りの芸だ。だが、大体町田康作品は大体そんな感じだし、人間って元来そんなもんなのかもしれない。オチ基本的に完全に投げっぱなしだが、爆発落ちや死亡オチギャグ結構好きだったりする自分がいる。文学っていうのは自由でいいんだよ。

トーベ・ヤンソン「たのしムーミン一家

ムーミンシリーズ以外のヤンソン文学作品を選ぶべきかどうか迷ったのだがこっちにした。友人からなぜかヘムレンさんに似ていると言われていた時期があったことだし。

児童文学短篇って長篇とは違った難しさがある。短い文章と簡潔な表現という制約の中で、キャラクターを端的に表現しないといけないから。そのお手本みたいな作品がここにあり、内向的人間にやさしい世界がここにある。ちなみにとある哲学者の持っている本の名前が「すべてがむだであることについて」であり、すごく笑える。

全く関係ないが僕は萩尾望都の「11人いる!」のヴィドメニールヌームにも似ていると言われたことがある。緑の鱗に覆われた両性具有僧侶で、とても善い人で行動力もあるのだが、説明するときにやや言葉が足りない。

マリオバルガス=リョサ「悪い娘の悪戯

嘘つきで利己的で、のし上がることにしか興味がない空っぽ存在に恋をしてしまった善良な青年。「悪い娘」の人生航路は語り手の人生におおよそ十年ごとに交叉するが、一貫して彼女本位な関係に終始する。

これはどうしようもない女の子に恋してしまって、四十年間ものあいだそれを引きずった男の物語だ。地位財産もなにもかもなげうって、何度裏切られてもひたすらに与え続けた。そんじょそこら悪女ものとは格が違う。シェル・シルヴァスタインの「おおきな木」のように。

バルガス=リョサには基本的にどれも面白い

D・H・ロレンスチャタレイ夫人の恋人」。

猥褻だということで昭和時代裁判になったというので読んでみたが、どこが猥褻なのかちっともわからない。しかも、作者の思想がうるさいので文学的な美を損なっている。

表現露骨というよりも、おちんちんに花飾りを結ぶみたいなのどかヒッピー文化的な感じで、エロティシズムについては性描写の無い仏文学のほうがずっとぐっと来るものがる。しかし、時代を先取りしていていたという意味では素直にすごいと思うし、この程度で猥褻だと騒いでいた時代はさぞ不自由で息苦しかったのだろうなあとも思う。

ピーターワッツブラインドサイト

最強のファーストコンタクトものひとつで、ネタバレするとオチは「意識クオリアとはときとして生存に不利かつ無駄であり、この宇宙では淘汰される可能性がある」という絶望的な結論人間の心も愛も宇宙の中では無だ! みたいなSFが大好き。

基本的構造は「宇宙ランデブー」の変奏で、未知のエイリアン遺物の中を探検するのだが、強烈な磁場の中で意識が攪乱され様々な精神疾患一時的に患うという違いがある(実際に脳に強烈な磁場を近づけると活動する部位が変化する)。言及されるコタール症候群半側空間無視といった症状もすべて実在するが、脳科学知識がないと全部作者のほら話なんじゃないかって読者が誤解するんじゃないか若干心配

それと、ハードSFとしてはすごい好きなんだけど、どういうわけか吸血鬼が味方に出てきて(人類を捕食していた類人猿遺伝子を組み込んだ改造人間という設定)、味方のはずなのにこちらに危害を加えようとする不可解な設定があり、これは作者の吸血鬼ゾンビに対する偏愛のせいだろうが、プロットの上であまり関係がないし必然性もなく、そこが無駄に思われた。そもそもなんでそんな遺伝子組み込んだ危険なやつを作るんだ?

以上。

2021-03-06

シグロ氏の発言について、ある左翼かつリベラルから見た感想(続き)

前半はこちら↓

https://anond.hatelabo.jp/20210306213555

結局のところ、このイシグロ氏のインタビューの浅さ、つまらなさは、インテリ向けの文学芸術業界という自分の属する世界世界全体であるかのように錯覚して語っているところにある。

その上で、あくまでもそういうインテリ業界文学芸術業界への提言、また自戒としてイシグロ氏の発言を読むなら、部分的同意できないこともない。イシグロ氏は「リベラル以外の人たちがどんな感情や考え、世界観を持っているのかを反映する芸術必要です」と言う。必要かどうかはわからないが、非リベラルの人が思想感情表現した芸術があってもいいというのはその通りだろう。リベラル原則からしても、非リベラルの人の表現自由制限するのは筋が通らない。ただしその表現批判する自由もあり、表現する以上は批判を受けるリスクは負うべきだというだけだ。

しかしここでもやはりイシグロ氏との現状認識の断絶は感じる。イシグロ氏から見ると世界リベラルが作った芸術ばかりらしいが、少なくとも私は日本に生まれ育って、「リベラル以外の人たちがどんな感情や考え、世界観を持っているのかを反映する芸術」の方を圧倒的に多く目にしてきたと思う。そもそもポリティカルコレクトネスなどが日本で多少とも意識され始めたのはごく最近のことであり、それ以前の言論にせよ芸術にせよ、今の視点で見れば差別偏見にあふれているもの普通だ。

たとえばイシグロ氏と同じくノーベル文学賞を受賞した川端康成という作家がいて、日本はいまだに高く評価され、小さな書店にも文庫本の数冊くらいは置いてあるだろう。私も過去にいくつも作品を読んできたが、同時に忘れられない言葉がある。ある時私の母親が言った「若い時に川端康成を読んで、女は芸者しか出てこんのかと思った、芸者にならにゃいけんのかと思った」というものだ。私は芸者という職業否定しないが、ここで問題なのは芸者の側ではなく、女性を極度に美化しつつあくまでも鑑賞される客体として描きがちだった川端康成視線の方である現在の目で見て、こういう川端康成視線女性蔑視的要素を含まないということは難しい。

また私は十代の頃に太宰治を読み、貧しく教育のない芸妓を買い取るようにして妻にした挙げ句、その妻が他の男と寝ていたというので絶望し、何やら自分が裏切られたかのように荒れている主人公(これは作者自身体験に基づく)の思考回路がよくわからないと感じたことがある。しかし当時の私はまだ、そんなものはわからなくていいと突き放すことができなかった。そこであれこれ想像力を駆使しつつ、そういう「苦悩」に何とか共感できないかと努めた記憶がある。ずいぶんと「理解しがたい他者」に耳を傾けようとしたものだ。その後フェミニスト批評に触れたりする中で、共感できなくて当然だったといつしか思うようになったが。『男流文学論』や『妊娠小説』を笑いつつ興奮しつつ読んだ日を思い出す。

私の世代には、そういうフェミニスト批評のように、また女性自身による新しい表現のように、男性作家視点を相対化してくれるだけの「他者の声」が辛うじてあった。その他の多様なマイノリティ視点から作られる芸術も探せばそれなりにあった。しか古典とされるようなものは言うまでもなく、世間で人気のあるもの話題になっているものは多くがリベラルでも何でもなく、機械的に「差別語」を排除したりする他はポリティカルコレクトネスにも多様性にも無配慮なのが普通だった。それにもかかわらず、「逆差別」だの「自虐史観」だのとリベラル側の価値観攻撃する言説は早々と巷にあふれていた。私は左翼だが、小林よしのり作品をいくつか読んだことがある。周りで流行っていたからだ。小林よしのりは「じいちゃんの死は無駄だったというのか」といったまさに感情に訴える手法保守派戦争観を広め、当時の若い世代にかなり影響を与えた。

シグロ氏の周りはどうなのか知らないが(と皮肉を込めて言うが)、日本書店というのはいまだに「嫌韓本」が山積みにされたり、保守論客歴史本がベストセラーになったりしている。イシグロ氏の小説を読むようなインテリ層の一部はそれに眉をひそめるかもしれないが、現実として、日本にはずっと「リベラル以外の人」の表現があふれ、どこにでもいる「リベラル以外の人」がそれをのびのびと享受している。「ストーリーを語ることはリベラル側の専売特許である社会などいったいどこにあるのだろうか。私は見た覚えがない。

小説であれ、大衆向けのエンタメであれ、もっとオープンになってリベラル進歩的な考えを持つ人たち以外の声も取り上げていかなければいけないと思います。」そう思うのかもしれない。「私は人生の大半を進歩自由主義的な考えのもとで心地よく過ごしてきた」と言えてしまうような人は。この言葉移民であり民族的マイノリティであるシグロ氏の口から語られることは、イギリス社会成熟を示すものでもあるだろう。

しかあいにく、私の住んでいる世界はイシグロ氏の世界とは違う。イシグロ氏の世界にしても、単にイシグロ氏に見えていないだけで、リベラル価値観の過剰ではなくその不足に苦しんでいる人がまだたくさんいるだろうと私は思う。私はリベラルとして非リベラル発言権を奪えとは言わないし、またその声に耳を傾ける人がいてもいいと思うが、私が日本社会でより多く耳を傾けたい声は、やはり非リベラル社会が長らく抑圧してきた、今も抑圧している声の方である

ところで、私は川端康成太宰治作品差別的な要素があると言ったが、かれらの本を絶版しろとも、教材に入れるなとも、子どもに読ませるなとも思わない。差別的要素があるからといって作品全体が否定されるべきだとも思わない。私は川端康成文章の美しさも、太宰治小説面白さも理解することができる。それに価値がないとは言わない。

キャンセルカルチャー」という言葉が指す状況を私は詳しく知っているわけではないが、作者がある場面で「政治的に正しくない」言動をしたからといってその作品全否定したり、市場から完全に追放したりすることは私は支持しない。差別思想公的な表明は批判されるべきだが、芸術表現を直接的に規制したり、作品を抹消したりすることは慎重であるべきだと思っている。

この点はおそらくイシグロ氏の考えと私の考えは近いだろう。芸術総体として愛するならば、自分の嫌いな作品理解しがたい作品が生まれてくる可能性も含めて愛さなければならない。私は現在視点川端康成太宰治表現の一部に批判をもっているが、その批判を表明する方法作品を焼いたり隠したりすることでは決してなく、批評や新たな作品で相対化していくこと、注釈を書き加えていくことだと思っている。

ただし同時に、かれらの作品にも行動にも現在から見て許しがたい要素があること、それは当時には自覚も変更も難しかたかもしれないが、今後の社会に引き継ぐべきではないこと、そこを否認するつもりもない。作品は消さないが、今後も読まれ続けるのなら、そういう観点から批判作品自体と同じくらいに読まれ、語られるべきだと思う。もし川端康成教室で読むのであれば、教師にはその美しさだけでなく、その女性の描き方が一方的であったり一面的であったりすること、フェミニズムを通過した視点でどう見えるかというようなことにも学生の注意を促してほしいと思う。これが過剰な要求であるとは私は思わない。

最後に、イシグロ氏が述べている「感情」というものについて少し違う角度から見ておきたい。最初に書いたように、私は政策決定などにおいて事実科学的根拠より感情が優先されるような事態は望まない。この点ではイシグロ氏に同意する。

しか人間感情というもの社会のあらゆる場面で抑えられるべきとも、それが可能とも思えない。イシグロ氏の主張を大きくまとめると、現在世界(実際はイシグロ氏の属するインテリ業界)はリベラル側の感情を優先しすぎるものになっているので、感情優先を抑えると同時に非リベラルももっと発言の場を与えるべきだ、と読める。私はこれには同意できない。

まず現状認識が違い、芸術世界リベラルに席巻されているようには到底見えない、というのが上に書いたことだが、それとはまた別に文学芸術世界でまで政策議論場合のように感情排除する必要はないだろうと思う。イシグロ氏は小説家として、感情を重視する文学トランプ支持のような不合理に加担した可能性を反省しているのかもしれない。しかし思うに、それはそれで文学の買いかぶりというものだ。感情に訴え、感情を揺さぶもの文学芸術の他にもいくらでもある。むしろ現実生活が多様な感情を強く喚起するからこそ、それを芸術表現し直すことが対象化や客観視の手段になりうるのだ。そして文学芸術は、合理性を追求する世界からこぼれ落ちる感情思想避難所としての役割をもっている。人間が完全に「合理的」な存在に変化しない限り、この役割がなくなることはないだろう。科学エビデンスに基づいてワクチン政策を決めるように自分人生を生きられる人はいない。そんなことを個人に求めるべきだとも思わない。

また、イシグロ氏の言う「リベラル」に人種的民族的性的その他の抑圧されてきたマイノリティが含まれるのだとしたら、かれらが時に強い攻撃性をもってその感情、蓄積されてきた恨みや怒りの感情表現することを私は一律に非難したくない。被差別者表現が時に復讐的な攻撃性をもっていたり、「逆差別」と見えるような偏見を含んでいたりすることはある。それ自体はたしかに「良いこと」とは言いがたい。しかしこれもまた現状認識問題になるが、今の社会マイノリティマジョリティ攻撃するような表現公然と行えば、より危険さらされるのはマイノリティの方である。だから圧倒的多数マイノリティはそんなことをせず、むしろ感情抑制に非常に長けている。

BLMを暴力的だと言って眉をひそめる人を数多く見たが、私が以前から思っているのは、もし黒人たちがその何世代にもわたる奴隷制怨恨復讐としてそのまま投げ返したなら、アメリカ白人社会はすでに何度廃墟になっているかからないということだ。しか現実はそうなっていない。現実マイノリティは、時に攻撃的に見えることがあるとしても、総体として恐ろしく理性的で自制的で、そして寛容なのだ。何一つ復讐も、感情表現することもできずに埋もれていった膨大な被抑圧者の忍耐の上に今の社会は維持されている。多くの被差別者は、深い痛みを抱えながらも、求めるのは復讐ではなく次世代幸せになることだと穏やかに語る。その中から時に感情的な表現が投げかけられたとして、それを感情的だと単純に排除することを私はためらう。

ずいぶんと長くなってしまったが、ふと書く気になったので書いた。まだいくつか書き残している気もするが、土曜も一日つぶれたことだしこのへんで。

anond:20210306155632

メルカリとかヤフオクって自分梱包とか発送って面倒でないの?

俺はほとんど使ったことなくて、一度だけヤフオク絶版になったバンドスコアを買ったけど、

ヤニの臭いがするような本が送られてきて、内容も微妙だったというか、自分耳コピした方がマシだったというか、

まあ、本の内容はまったく関係ない話なんだけど

2021-02-23

開き直り

「生きる理由はないが、また、死ぬ理由もない。人生への軽蔑を示すべく、我々に残された唯一の方法は、それを受け入れることである人生は、苦労して捨てるほどの価値もない。」

ジャック・リゴーという人の名言らしい。

死にたくなる度に「人生は、苦労して捨てるほどの価値もない。」の一言で踏みとどまれる、なんとも救われる言葉だ。

この人の言葉をお守り代わりに持っておきたくて、詩集を近場にあった書店で注文したところ、既に絶版になっていた。

辛いことがあったなら、力をつけて何度もチャレンジして突破するのが正攻法なんでしょう。

でもそんな辛いことにわざわざ何度も当たっていけるなんて、そもそも芯の強いお方じゃないか

社会の日陰者、クソ雑魚ナメクジにとっちゃ、そんなことめんどくさいじゃない。どうせ無理じゃない。

それならいっそ、墜落は避けつつ、ただ無理に上昇しようとせずに、低空飛行で淡々と生きる。そんなのもいいじゃないか

向上心あるフリだけはして内心どうでもいい。人間結局は99%の才能でしょ?合言葉は「どうせ無理」。

こう思うだけで心が軽くなる。「どうせ無理」の精神で開き直って、幸福度を上げていこう。

2021-02-21

なんではてなーって医者やら理系嫌いなのでしょうか。これにはれっきとした理由があります

https://anond.hatelabo.jp/20210219124004

1.親が理系に対する理解がない。

理系に対する理解のある親が出現するようになったのはここ2-3年で、それまでは全くいませんでした。昔は大学行くなという親はまず「線形代数」のせの字も知りませんし、「ジョルダン標準形」のジの字も知りません。日本人の9割が、内田先生の集合と位相教科書を読んでいないはずです。なので、数学が好きだといっても「あっそ」と返す環境がたくさんあり、そういう環境で育つと誰だってへこみます

2.本が高い。

東京大学工学教程の基礎系数学17冊をそろえるだけでも結構な金がかかってしまます数学書はそろえようとするとお金がかかります。私は、必死地方大学生が絶版教科書を丸々一冊コピーしていたのを見ているので抵抗がないのですが、こういうしんどさはなかなか分かってくれません。まず田舎地方だとダメですね。本一冊を手に入れるために、誰も努力したことがないのですから

3.偏見が強すぎる。

おそらく、日本アメリカ合衆国と同じレヴェルに達するにはあと75年かかりますアメリカ合衆国では理系への偏見は何もないのですが、日本は強い偏見があります氷河期世代だと、世代の93%が文系ですので、文系意見が通ってしまうこともよくないですね。

4.各種数学コンテストの成績に甘い。

これはG7では信じられないことですが、日本では選手がひどい成績をとってかえってきても、誰一人怒りません。これでは成績が下がる一方でしょう。富裕層ミスをしても、富裕層は甘いので、つい見逃すのです。こういう国家では数学コンテスト総合優勝は難しいでしょう。

2021-02-11

anond:20210211115429

対位法の本はいろいろあるけど、手に入るのはLa Tecnica del Contrappunto Vocale nel Cinquecento (1979)とTecnica Del Contrappunto Strumentale Nell'Epoca Di Bach (1993)とStudi sul corale. Storia, tecnica, analisi, esercitazioni (1969)なのだから、この3冊でいいと思う。

これ以上の記述の本があるのは知ってるけど、即手に入らない。その3冊だったら、古本屋をめぐるか新品かのいずれかで何とか手に入る。

私は、このレヴェルを高校生で読んでほしいと思っております。早い子は中学で読むでしょ。

こういう本の存在が、日本中学生や高校生に教えられているとはとても思えない。

このレヴェルの本を日本語で出すと5年で絶版になる。

anond:20210211115429

出回ってないです。

ニコローシの古典純粋対位法が即座に絶版になるのだから

あのレヴェルの本は、常時そろってないといけない。

あれが本屋にそろわない、誰も読まない、ということは、日本人はその程度。

2021-02-07

anond:20210207223153

捨てて後悔したものってなんだろう。

大体の物って無くても何とかなるし、どうしても必要ならまた新しく買えば済むと思うけど。買い直せないような高価な物とか絶版した本とか?

2021-02-02

anond:20210202201633

地方都市だと、英検問題集はびっしりそろってるんだけどね。

ほんとに、誰も買いませんでした。これは1980年代の話です。

問題集に埃がかぶっていたこともある。払ったのが私だった。

コウビルド英語語法辞典なんて20年前にあまりの不評で絶版になったこともあった。桐原最近復活させたけど。

もう、田舎だけではなく、地方高校生もまともに勉強していたとはとても言えなかった。

高卒デフォから仕方がないとはいえ

今は小学生でも英語勉強する。

2021-01-22

anond:20210122095018

おしゃれなこと言うてはる!

うち片づけたとき自分の部屋に5つ、父の部屋に2つ、玄関廊下に2つも本棚があって

全部出していま箱に入れてるけど

狭い家でも気合いで本棚はおけますよー!

流行ってる本は図書館ネット確認して予約して借りる。

話題の本やベストセラーはたいがい文庫になる)それまで待てば

友達と貸しっこする。

美術書初版すくなめですぐ絶版になるタイプの本はとにかく探して捕獲

2021-01-18

anond:20210118131757

まぁ逆にメーカー絶版っていってないようなものでも、絶版って思っている人もいる

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん