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2020-09-15

君たち三体読めたの?すごくね?

三体の邦訳を黒暗森林まで読んだんだけどさ

ムズくね?

いや俺はわかるよ?大学院化学勉強をしたゴリゴリ理系から

でも文系にはムズくね?

日頃からSF読みまくってるとかじゃなきゃムズくね?

そもそも三体問題からして難解じゃん

俺は大学の基礎物理学講義勉強したけど、理系高等教育を受けないと普通は三体問題なんて知らないでしょ?なんで知ってるの?知らなかったけど解説を読んで理解した?それはそれですごくね?

智子の話も理解できたの?低次元展開した智子の表面をエッチングしてスーパーコンピューターにするとかさあ、理解できた?無理じゃね?俺もそんなによくわかってないのに

水滴が強い相互作用で結合した物質からできてるとかさあ、わかった?強い相互作用って何かわかる?普通物質はどんな相互作用でつながってるかわかる?俺もよくわからないんだけど

公理とかわかる?公理。聞いたことある馬鹿にしてないぞ、俺も大学入ってから聞いたから。定理でも原理でもなく公理。黒暗森林って「公理」の意味がわからないと全く理解できない話だと思うんだけど、なんで知ってるの?

いや、三体は面白いよ?メチャクチャ面白い。でもあれは理系高等教育を受けた俺みたいな選ばれた人間か、SFばっか読んでる人間しか読めないハイソ小説だろ?なんでお前ら読めてんの?おかしくね?お前が宇宙人だろ。

/

>ustam 文系は、SF好きが高じてガチ理論物理学勉強ちゃう奴が意外と多い。

そうなんだ

>augsUK 元ネタゴリゴリ物理と一部ナノテクで、化学知識ほとんどなかったような。素粒子ひも理論とか理論物理に進まないと真面目に式追って学ぶことはないでしょ。

化学は多少は物理を知らないとできないから初歩はわかる。ひも理論を式追って理解する必要はいくら何でも無いでしょ。作者も多分そこまで物理学理解してないと思うよ。

>nagaichi はいはい増田は「偉い」でちゅね。太い釣り針に食いついておくと、イーガンの『ディアスポラ』や直交三部作あたりに比べれば、はるかに『三体』はソフトでしょ。前者が読める文系後者が読めないわけがない。

この内容で「俺偉い!」って内容なんだと解釈する人居るんだw

>jarmusch 黒暗森林の上まで読んだけど、ダーシー/史強がいなければとっくに脱落したような気がする。他の登場人物クールインテリ軍人ばっかで……

ルオ・ジーくんも好きだよ俺は。わかりやすキャラではないけど

>aya_momo 日本人の0.1%くらいしか読んでいないのに何を的外れなことを気にしているのだろう。

その文章って論理的大丈夫?評判を聞いて本を手に取った人が(日本人の何割であれ)理解して読めているのであればそれはすごい、という話なんだけど、だとしたら100パーセントも0.1%も0.00001%関係ないでしょ。その文章前後がつながってないと思いますよ。

>t-tanaka そもそも智子の設定がデタラメだ,というのを理解できる読者がどのくらいいるか素粒子には「印」をつけられない,というのは量子力学の基本。入れ替えの対称性が失われるとパウリの排他律がなくなってしまう。

それは本当にそうなんだけどSF書く上で必要ウソだと思って受け入れた。

>santec1949 智子がすごい機能持ってて先に地球に辿り着いたのはわかったが、数個で全情報フォローできるのかはわからない。あと異星人間翻訳リアルタイム通信の仕組み。

分裂できるから2個でも全情報カバーできるみたいな設定無かったっけ?

>securecat たいがいの物語、出てくる設定や事象の全てに対して精通してるなんてことありえないでしょ。というか、現実世界だってそうだ。花火見て、原理知らなくても綺麗だなだけで楽しめる。そういうもんでしょ。

現象のものの見た目が美しい花火と、文章論理的関係理解できないと面白くない小説とを一緒にするのは無理があると思うんですが

>aliliput 智子や三体問題以前にナノワイヤーで戦艦が三枚おろしになっていてアルファケンタウリから宇宙人が攻めてくるようなスペースオペラにどうしろwww

ナノワイヤーで三枚おろしだけはさすがに無理あるだろって思ったよね。

ナノワイヤーを支える柱はどうするんだ」って疑問に「ナノマテリアルで作ったプレートを使う」って説明してた部分はさすがだなと思ったけど

>boobanban そんなこと言っていたらフィクションの大半を楽しめないだろうに。

フィクションの大半はあんなムズくないでしょって話をしてるんだけど

>hevelo 枝葉末節で立ち止まら不明な部分は留保した上で全体を俯瞰するには一定以上の知性が必要。この前提を満たす読者は三体を楽しめる。逆に末節まで理解しないと物語を「読めない」という増田の知性を疑ってしまう。

枝葉末節まで理解しないと物語を読めないなんて一言も言ってないのに勝手に知性を疑う君のほうが知性が怪しいけどな。よく勘違いや誤解でブチギレて周りの人を困らせてない?もしそうなら一度だけ自分の読解力を見直してみて、問題があるようだったらもう一歩謙虚な態度を取ってみよう。周りの人も困ってると思うよ。

>steppin_k 基本的にはわからん。けどその難解で荘厳な知性に読み触れるのが心地よいのよね。次作もわかったふりして読む。

私の名前は荘厳の厳じゃなくて顔色の顔です

>kamenoseiji 宇宙背景放射の扱いが雑だったり、太陽電波を増幅したり、中国からαケンタウリを直接観測したり、陽子あんなことができるのに気候変動には無力だったりと、ツッコミどころが多すぎてダメだった。

太陽電波増幅はSF書く上でのウソからしょうがないと思って読んだ。熱力学第一法則・第二法則に反してね?とは思う

核融合恒星宇宙船を作る技術があるなら地球じゃなくても生きていけるだろとは思った

>Byucky 全然いけるが、ルォジィが理想の女を探し出してもらって結婚する展開が超科学の比じゃなく意味不明で未だに納得できてない

結婚するんだーとは思ったよね。見つかるのはわかるけど結婚まで行くのが謎。絶対うまくいかないと思った

>baronhorse 化学ゴリゴリなんだ

化学ゴリゴリじゃなかったら何がゴリゴリなんだ?

>shippole 登場人物の読みと性別初見でよくわからないのが辛かったな。まさに雰囲気で読んでた。

ルビは毎回ほしいよな。ワン・ミャオとか主人公なのに最初の方名前読めなくて苦戦したわ

>Cru 黒暗森林まだ読んでないが三体の科学自体雰囲気科学なので大丈夫じゃないかな。ロシュの限界こえて平気な惑星上の人が残り二体の重力潮汐力?で浮いちゃうとか。謎ワイアで船体真っ二つはラリーニーブンぼいよね

脱水すれば大抵のことには耐えられるって設定なんだからそれはいいでしょ別に99.9999パーセントの三体人が死んでも残りが生きていればまた増える

2020-09-13

anond:20200913125244

から失礼。

様相論理についてwikipediaで調べてみたが(要するにその程度の知識だが)

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A7%98%E7%9B%B8%E8%AB%96%E7%90%86

 

いくつかある公理系の内、T の公理系とそれより強い公理系では

 

◇□A→□A

 

証明できる様だから

 

◇□p(必然的にpでありうる)→□p(必然的にpである

 

となるようだね。

まり必然的に変更することになる可能性がある」ならば「必然的に変更することになる」はTの公理系では成り立つ。

まり少なくともTより強い公理系では件の社会学者は「男女役割分業の描き方は必然的に変更することになる」と主張していた、という事になるようだね、様相論理によると

2020-09-07

anond:20200907150222

n=1で「人間とは」と公理を導き出そうとするのはなんでだろうか?

それとも人間とはこういうものなのだろうか?

2020-09-02

anond:20200827182934

ユークリッド幾何学学校で教える必要がある

公理から初めて論述によって命題を示すという手法現代数学の基本

代数微分積分などは計算だけできれば解けてしまうが

ユークリッド幾何学では厳密な論証を学ぶことができる

公理から論述命題を示す手法現代数学の基本であって

もしユークリッド幾何学を学ばなければ抽象代数学などが理解できなくなることは明らか

現代数学である群論ガロア理論公理から初めて命題を導く

微分積分などだけを教えていると群論ガロア理論などが理解できなくなってしま

ガロア理論では作図が主に扱われるからユークリッド幾何学応用になっている

から元増田の役に立たない論は明らかに間違い

ユークリッド幾何学はまず中初等教育において論述を教える題材として適している

代数などはただの計算であって厳密ではないがユークリッド幾何学公理から始めて曖昧さな命題を示す

これは現代数学の基本であって群論ガロア理論を学ぶ際に必要能力

代数では多項式とは?集合とは?などが厳密に説明されていないがユークリッド幾何学には曖昧さは無い

ユークリッド幾何学が扱う題材は図形であって初等教育にも馴染みやす

現代数学を厳密に展開するには公理集合論まで遡らねばならないが

ユークリッド幾何学公理中学生でも理解できて完全

このような条件を満たす単元は他には無い

群論ガロア理論などの抽象代数学はユークリッド幾何学の考えを継承している

これらが確立されたのは18世紀であり微分積分などはそれよりも大分昔の理論から厳密性がない

ユークリッド幾何学現代数学モデルであるから論述を教えることができる

群論ガロア理論対称性を扱う数学対称性とは回転や相似変換などの一般化だから

やはりユークリッド幾何学を学ぶことは群論ガロア理論を学ぶことに役立つ

特に群論では、群の正規群(特異点を持たない群)による商で対称性を分類する

この割り算にはユークリッドの互除法アルゴリズムを用いることができるからユークリッド幾何学の応用になっている

群論の一部であるリー群ではユークリッド空間の回転である直交群を扱うからこれもユークリッド幾何学が直接役に立つ

ユークリッド幾何学では公理から始めて命題証明するがこれは現代数学の基本

群論ガロア理論もこのスタイル継承していてユークリッド幾何学を学ばないと抽象代数学が理解できない

ガロア理論ユークリッド幾何学と同様に、対称性公理から作図可能性を論ずる

これはいくつかの公理から始めて可能な手順の組み合わせを厳密に論述することで様々な図形を作図していく

ヒルベルト提唱した円積問題などもこの応用であって、現代数学において極めて重要

ユークリッド幾何学公理から始めて論述のみによって命題証明する

これは現代数学の基本であってガロア理論ヒルベルト理論などがその手法を受け継いでいる

これは現代数学において極めて重要

代数微分積分はただの計算であって論述を教えていないか

ユークリッド幾何学をやらないと抽象代数学などを理解できなくなってしま

ガロア理論は作図を扱うからユークリッド幾何学知識必須

代数などでは計算しかやらず概念定義曖昧だがユークリッド幾何学論述には曖昧さが一切無く

ユークリッド幾何学は図形を扱うから中高生にも理解やす

初等教育論述を教える題材として適しており他にこのような条件を満たす題材は無い

2020-08-30

anond:20200827182934

ユークリッド距離」という理論上も実用上も重要概念が、

教科としての数学の一単元(「図形」に関する半ば物理学の単元)

として、人類理解し納得するために、

 「ユークリッド幾何学なしには、どうしようもない」

というのが現状か?

という問に対し、

肯定的結論が出ているとのことで、よろしいかと。

従ってユークリッド幾何学を、まったく外すことはかなわぬ、

という結論かと。

一次元の数直線上の距離(長さ)という概念拡張するように

二次元の平面や三次元空間上に座標を入れて定義される、

ユークリッド距離が、実用上の観点から重要なことはいうまで

もない。

一方でユークリッド距離内包する幾何学的図形に関する科学

的「法則集」が、定規や分度器で測るという行為を通して万人

が確かめられる経験実験・観察な事実の「寄せ集め」でなく、

それら「法則集」の集大成として論理体系にまとめた公理系と、

そこからの論証で導かれる命題体系が存在し、

それがユークリッド距離内包する幾何学的図形に関する科学

的「法則集」の《論理合理性根拠》を与えている。

その公理系と命題体系の総称名が「ユークリッド幾何学」。

少なくとも義務教育レベルで、ここまで学ぶべきであろうかと。

(∵天下り教義とする「ユークリッド教(仮)」は論外)

2020-08-29

anond:20200829200819

くその通りで、だからアメリカなどはユークリッド幾何学公理を洗練させてその元で論証を行う

からそれを否定する人が日本数学徒に多いとしたら、それは日本数学教育が遅れているということだろう

anond:20200829190354

国民一般中学高校)向け数学教育、教科としての数学は、

一般教養として数学の応用価値実用性(算術、数式、図形)の観点

学ぶことを重視すべきだろうけど、

ある意味それ以上に、数学形而上学として成立している生命線、

まり公理系と論証(無定義語と形式論理)そのもの存在

論理合理性の諸観点(無矛盾、完全、独立)、そして自然科学を含む

分野横断的有用性の観点を学ぶことも基本であるべき、

と思うのは私だけだろうか。

そして「直感」なるものは、

前者の観点での教程・応用では有用な「客観事実」を指すだろう。

後者観点では無用な「主観幻想」で、むしろ自由にどうぞとなる。

anond:20200827182934

数学記述としては座標系を入れないのは不自然というのは同意するよ

一旦入れた後で取り払って公理系を作ったりしないといけないのだろうし

ただ、数学自然記述人間原始的な形への理解の形と近いか、というのは、人によるだろうが大半の人にとってはNOだと思ってるし、中等教育数学の単元は数や図形を扱う方法を学ぶ演習(名前変わってるけど算数の延長)、ぐらいの意味合いだと思うので学問としての数学からみた自然記述である必要がないと思う

積木や製図用具を目で見て触って得られた経験則をひとまず整理してみた、という出発点で教育を始めるのなら、

脳内にあるモデルとの差異が少ないから受け入れもしやすいでしょ。それが直感的という意味

中等教育までぐらいは、経験則拡張して肉づけしていくのが目標の一つだと思う。それが学問など必要のない人たちの底上げにつながる

三角形内角の和は180度、確かに外角内角の和は180度というのは明らかに見えるからそうだな、という確度のレベル拡張してやればいい

高等教育では、学問をやらなきゃいけないので経験則を要素還元してなるべく経験則でない形にして、仮定を減らしていくのが目的となるだろう

そもそも内角外角の前になんとなく受け入れてた直線とはどういう対象なのか、とかを調べていくのだろう

anond:20200828175406

定規と分度器で各公理実験できるBirkhoff's axiomsが座標を使った幾何学より直感的ということにはあまり異存はないでしょう

Birkhoff's axioms方式を推奨されてるようなので質問しま

面倒なら答えなくて結構ですが、関連情報リンク先を提示いただけると幸いです

001.アメリカのどの教育課程で導入されているのでしょうか?

    (全州、もしくは州ごとに異なるなどあればぜひ)

002.いつからアメリカで導入されているのでしょうか?

003.これが学生学力向上に貢献している定量的分析がされているのでしょうか?

004.内容は初等幾何のどのくらいまででしょうか?

005.良いのなら日本で導入検討されてもいいと思うのですがそうならない理由は?

    (あなたの推測でもかまいません)

006.あなたがBirkhoff's axiomsを推奨する理由は結局何ですか?

2020-08-28

anond:20200827182934

実際未だにユークリッドによるユークリッド幾何学をやってるのは日本くらいなのでは?

ユークリッド幾何学という大きな括りで言えば、アメリカ中学はBirkhoff's axiomsによるユークリッド幾何学を展開している

ニュートン力学まで展開できるかは分からないが、少なくとも各公理が「定規とコンパスによって実験できる」という意味直感的で分かりやす

2020-08-27

中学高校数学にいわゆるユークリッド幾何学不要

ここでいう「ユークリッド幾何学」とは、座標空間ベクトル三角関数微分積分などの解析的手法を用いないいわゆる総合幾何学のことです(*1)。2020年8月現在高校数学カリキュラムでいえば、「数学A」の「図形の性質」に該当する分野です。

ユークリッド幾何学不要だと思う理由単純明快で、何の役にも立たないからです。大学に入って、「補助線を引いて、相似な三角形を作って~」とか「コンパスと定規による作図」みたいなパズルゲームをやることは絶対にありません(*2)。これは常識で考えても分かると思います。たとえば工学研究で、ある物体の弧長や面積などを測定しなければならないとして、ユークリッド幾何学の補助線パズル適用できる多角形や円などしか測れないのでは話になりません。一方、座標空間ベクトル三角関数微分積分などの手法一般的現象記述する上で必ず必要になります

もちろん、たとえば三角比定義するには、「三角形内角の和は180度である」とか「2角が等しい三角形は相似である」といった初等幾何学性質必要になります。そのようなものを全て廃止せよと言っているわけではありません。しかし、高校1年生で習う余弦定理:

OABに対して、|AB|^2 = |OA|^2 + |OB|^2 - 2|OA||OB|cos∠AOB

証明してしまえば、原理的にはユークリッド幾何学問題は解けます。それ以降は、ユークリッド幾何学的な手法問題設定にこだわる必要はないと思いますし、実際それで問題ありません。

現状、少なくない時間ユークリッド幾何学に費やされています数学の1単元を占めているだけではなく、その他の単元にもユークリッド幾何学の発想に影響された例や問題が多く登場します。たとえば、複素平面において4点の共円条件や垂直二等分線を求めさせる問題など。そして最も労費されているのは生徒の自習時間です。以前よりマシになったとはいえ大学入試等には技巧的な図形問題が出題されるため、受験生はその対策に多大な時間を費やしています

高校数学では以下のような事項が重要だと思いますユークリッド幾何学を学ばせている時間があったら、このような分野を優先的に修められるようにすべきです。

これらの分野は数学手法としても非常に強力ですし、大学以降で数学を学ぶ際、現実的問題数学物理問題として正確に記述する際に必ず必要になります。仮にユークリッド幾何学が何らかの場面で応用されるとしても、微分積分などと同レベル重要だと真剣に主張する人っていらっしゃるでしょうか?

ユークリッド幾何学初等教育で教えるべきだとする根拠には、大雑把に言って以下の4つがあると思います

  1. ユークリッド幾何学では証明の考え方を学ぶことができる
  2. 図形問題代数や解析の問題よりも直感的で親しみやす
  3. ユークリッド幾何学問題を解くことで「地頭」「数学直観」などが鍛えられる
  4. ユークリッド幾何学歴史的重要である

しかし、これらはいずれも正鵠を射ていません。

まず①は明らかにおかしいです。ユークリッド幾何学に限らず、数学のあらゆる命題証明されるべきものからです。高校教科書を読めば、相加平均・相乗平均の不等式、点と平面の距離公式三角関数加法定理微分ライプニッツ則や部分積分公式など、どれも証明されていますそもそも数学問題はすべて証明問題です。たとえば、関数極値問題は、単に微分が0になる点を計算するだけではなく、そこが実際に極値であるかそうでないか定義や既知の性質に基づいて示す必要があります。したがって、ユークリッド幾何学けが特に証明の考え方を学ぶのに有効だという理由はありません。

②もおかしいです。図形問題を扱うのはユークリッド幾何学だけではないからです。ベクトル微分積分でも図形問題を扱います。たとえば、三角形の5心の存在や、チェバの定理メネラウス定理などはベクトルを用いても容易に示すことができます。また言うまでもなく、曲線の接線は微分で求めることができ、面積や体積は積分で求めることができます。また、ユークリッド幾何学手法問題ごとに巧い補助線などを発見しなければいけないのに対し、解析的な手法一般方針が立てやすく汎用的です。したがって、図形問題を扱うのにユークリッド幾何学手法にこだわる理由はありません。

③は単なる個人思い込みであり、科学的な根拠はありません。そもそも数学教育の目的は「地頭」などを鍛えることではなく、「大学や実社会において必要数学素養を身につけること」のはずです。また、これも上ふたつと同様に「ユークリッド幾何学以外の数学では、『数学直観』などは鍛えられないのか」という疑問に答えられておらず、ユークリッド幾何学特別視する理由になっていません。

④もおかしいです。そもそも歴史的重要である」ことと「初等教育で教えるべき」という主張には何の関係もありません。歴史的重要ならば教えるというなら、古代バビロニアインド中国などの数学特に扱わないのはなぜでしょうか。もっと言えば、文字式や+-×÷などの算術記号が使われ始めたのでさえ、数学史的に見ればごく最近のことですが、昔はそれらを使わなかったからといって、今でもそれらを使わず数学記述するべき理由があるでしょうか。

数学重要なのはその内容であるはずです。ユークリッド幾何学擁護する論者は、「(表面的に)計算問題に見えるか、証明問題に見えるか」のようなところに価値を置いて、一方が数学教育的に有意疑だと見なしているようですが、そんな分類に意味は無いと思います

大昔は代数計算方程式の解法(に対応するもの)は作図問題帰着していたようですが、現代でそれと同様の手法を取るべき理由は全くありません。記述する内容が同じであれば、多項式や初等解析のような洗練された方法重要な結果を導きやす方法を用いればよいに決まっています数学史家は別として)。同様に、ユークリッド幾何学も、解析的な手法で解ければそれでよく、技巧的な補助線パズルなどに興じたり、公理的な方法にこだわる必要はありません。

たとえば、放物線は直線と点から距離が等しい点の軌跡として定義することもできますが、初等教育重要なのは明らかに2次関数グラフとして現れるものです。放物線を離心率や円錐の断面などを用いて導入したところで、結局やるのは二次関数の増減問題なのですから最初から2次関数グラフとして導入するのは理にかなっています数学教育の題材は「計算問題証明問題か」などではなく、このような観点で取捨選択すべきです。

三角比などを学んだあともユークリッド幾何学を教えたり、解析的な手法では煩雑になるがユークリッド幾何学範疇ではエレガントに解けるような問題を出して受験生を脅したりするのは、意味が無いと思います。それは、「掛ける数」と「掛けられる数」を区別したり、中学連立方程式を学ぶのに小学生鶴亀算を教えるのと同様に、無駄なことをしていると思います

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(*1)

現代数学では、n次元ベクトル空間R^n = Re_1⊕...⊕Re_nに

(e_i, e_j) = δ_i,j (クロネッカーデルタ)

内積定義される空間上の幾何学はすべてユークリッド幾何学に分類されます。したがって、上にあげた座標空間ベクトル微分積分、一次変換なども敢えて分類すればユークリッド幾何学です。しかし、ここではその意味でのユークリッド幾何学不要と言っているのではありません。飽くまでも、技巧的な補助線問題や、公理的な方法にこだわることが不要だと言っています

(*2)

数学科の専門課程で学ぶガロア理論では、コンパスと定規による作図可能性が論じられますが、これは「作図問題ガロア理論が応用できる」というだけであり、「ガロア理論を学ぶのに作図の知識必要」というわけではありません。

2020-08-25

親を殺した、親の敵であっても、友達になろうとする努力は必ず報われるなど

なぜ、相手を真に嫌いぬくと定めたという公理がわからないのかが、理解が及ばない。

2020-08-20

anond:20200820110135

そんなことは書いてない

数学は全てが公理から演繹で導かれる以上、そのプロセス人為的ミスがなければ結果は全て正しい

2020-08-19

anond:20200819180139

そもそも公理演繹で全てが導かれる(あるいは発見されると言っても良い)数学科学的根拠とか言っちゃってる時点で、数学自然科学混同してるのは明らか。

おまえが書いてるように、学問体系として全く異なるもの比較すること自体ナンセンスなんだよ。

一つ賢くなれたのはおまえだぞ。

2020-08-17

anond:20200713123649

コレ、非ユークリッド幾何学的な真理だと思うよ。

論理的整合性」は重要ではない≒第五公理自明ではない。

何故そんな論理的でない個体が群れて社会を成せるのかパッと見謎だけど、案外社会は成り立つ。

論理的でないヒトが、論理の塊のようなヒトが作った法とか概念フリーライドして

局地的に地獄のような光景を生み出しているのに

全体を通して見ると何とかなっちゃったり。

もっとサルを愛せ

2020-08-12

anond:20200811075557

俺はそこで教育意味を知った。あと仕事我慢の対価ではないということも。

30前後実体験としてこれを理解できたあなたは本当に恵まれている。

公理というルールから発展させ、問題を解いていく事はとても楽しいと思った。

数学センスを感じる。自信持っていいと思う。

しかし歳をとり、

まだアラサーでしょ。ぜんぜんとってないwww

「今から勉強してなんになるの?」と聞かれたことが心にきた。

愚問。いつから始めるかは関係なく勉強することはとても意味がある。それはあなた数学の楽しさを教えてくれたご友人がお手本。

他の人が当然のように持っているもの自分だけ必死に手に入れようとしている気がして、なんとなく惨めさを感じることもあった。

私は「他の人」に該当すると思うが、あなたは多くの他の人が持ってないものを持っていると思う。

正解は多分周りの声や状況など気にせず、好きなことを勉強するべきだろう。

正解の存在仮定することは人を不幸にする。

できることな勉強した好きなことを仕事にしたい、という思いも生まれているし、

正しい。

卒業した時点で30オーバー学部卒業生(夜間)を採ってくれる会社はあるのだろうか。

たくさんある。

2020-08-11

働きながら大学に行く意味

俺は今アラサーで、働きながら夜間の大学に通っている。

もともと教育に関心がある家庭ではなく、「高校を出ればすぐ働くべきである」みたいな家庭で、なんの疑問も持たず高校も親が決めた工業学校に通った。

高校卒業後はそのまま地元工場就職した。毎日単純労働を繰り返して、「つまんねえなー」と考えたこともあったが、「仕事なんてお金を受け取っているんだからつまんないものだろ」という認識もあって、それになんの疑問も持たなかった。

数年そんな生活を送ったのちに、趣味つながりで友人ができた。彼は生まれも育ちも東京で、いわゆる高学歴の部類に入る人間だった。

話してみて驚いた。彼にとって数学は娯楽で、休日ほとんど数学のことばかり考えているらしい。仕事はその専門的知識を生かす仕事をしており、俺はそこで教育意味を知った。あと仕事我慢の対価ではないということも。

彼に勧められて、数学勉強し始めた。彼の教え方がうまいのだろうが、理系高校数学範囲程度までは理解することができた。公理というルールから発展させ、問題を解いていく事はとても楽しいと思った。

俺ののめり込み具合を見て彼から進学を勧められた。今なら授業も楽しいと思えるかもしれないし、進学したかったが、今更親に頼みこめないし(頼み込んでも理解してくれない気がするし)、自力で働きながら通えそうな夜間大学に進学することにした。

授業は楽しい数学に興味があるだけだろう、と思っていたが、他にも面白いと思える科目は多かった。仕事をしながらの学習時間お金もなくなるが、楽しいからいか、と考えていた。

しかし歳をとり、周りは結婚転職、色々な変化が起きている。自分だけ取り残されているような気分になった。働きながら勉強している話をしたときに「今から勉強してなんになるの?」と聞かれたことが心にきた。

それまでもたまにふっと考えることがあった。周りには「やりたいこともないしとりあえず進学することにするわ」という人が大勢いて、他の人が当然のように持っているもの自分だけ必死に手に入れようとしている気がして、なんとなく惨めさを感じることもあった。

正解は多分周りの声や状況など気にせず、好きなことを勉強するべきだろう。しかし、できることな勉強した好きなことを仕事にしたい、という思いも生まれているし、それを実現させようと思ったときに、卒業した時点で30オーバー学部卒業生(夜間)を採ってくれる会社はあるのだろうか。と不安になる(卒業するまでにそういった仕事転職しようかとも考えたが、そっちの方が難しいかな、と思った)。

どうすればいい方向に進めるのかな。

追記

沢山反応してもらえて嬉しい。鬱屈した気分で深夜に殴り書きしたような感じだったから色々と答えてもらえてありがたい。貴重な体験談を書いてくれた方もありがとう

かなり救われました。全部のコメントに目を通して、後ろ向きでいる必要がないと思えた。この機会を大切にする。

節目とか卒業できたらまたその時の気持ちを書くと思う。頑張るよ。

2020-08-10

anond:20200809135924

より厳密には「フェミニズム論理的な誤りを認めない事が可能である」の方が正しい。

もし、そこから元増田論理を導けるなら、「フェミニズム論理的な誤りを認める事が可能ならば、必然的に誤りを認める」ことになってしまう。詳しく説明しよう。

以下、「フェミニズム論理的な誤りを認めない事が可能である」ならば「フェミニズム論理的な誤りを認める事が可能でない」が成立すると仮定する。

可能性を取り扱うので、様相論理記述するのが適切である

命題 p を「フェミニズム論理的な誤りを認める」とすると、

◇¬p → ¬◇p

が成立する。対偶もまた真なので

◇p → ¬◇¬p

公理 ¬◇¬p = ◽︎p より

◇p → ◽︎p

したがって、「フェミニズム論理的な誤りを認める事が可能ならば、フェミニズム論理的な誤りを必然的に認める」が成立する。

さて、元増田で省略されている主語は、"フェミニストは" だと思う。そうすると、

フェミニストは誤りを認められるなら必ず認めるとなってしまうのだが、フェミニストはそれほど誠実な集団という事でよろしいか。さもなくば背理法により元増田の主張「フェミニズム論理的な誤りを認める事が可能でない」は成立しない。論理的な誤りである

2020-06-30

anond:20200630215905

せっかく大学講義をしているのに、Dedekindの切断に足し算だの順序だのを定義して、連続性の公理を満たすことの証明に、1ヶ月近くも費やしてるのは理解しかねるね。

さっさとBolzano-Weierstrassの定理を示して、実数の完備性と、中間値の定理を示すのがどう考えても生産的だろう。

積分なんかも、Riemann和の上限と下限が一致するかどうかの議論なんて、教室で板書したって誰も聞いてないって。

さっさと微積分の基本定理示して、演習で具体例たくさん計算させた方が良いだろう。

2020-06-15

anond:20200613153356

囲碁話題になるといつも、囲碁ルールは難しすぎる派と囲碁ルール簡単派が出てきてわけがわからんようになるけど、捉えている層が違うので話が噛み合わない。

囲碁ルール簡単だという文脈で掲げられるのは単純で少ないルールだけど、囲碁ルールを丸暗記しても囲碁ゲームは遊べない。ゲーム面白がり方はルールには含まれていなくて、ルールから導き出さないといけない。将棋ルールを覚えたらゲームを遊べるのだけど囲碁はそうでない。

囲碁ルール形式システムで言う生成規則に過ぎない。生成規則は単に囲碁ルールに従った盤面を生成するだけにしか過ぎない。ルールに従って局面を進めても反則負けにならないだけで、ゲームとしては面白くもなんともない。

面白がるにはルールから導き出されるパターン発見しないといけない。囲碁ルールに石を取るルールと着手禁止点のルールがあって、そこから絶対に石を取られない形(二眼)があるというパターンを導き出して、そこからさら自分の二眼に繋がっていて相手の二眼が作れない領域をどれだけ広げられるかのパターンのせめぎあいだということに気づくと、ようやく囲碁面白くなって終局が分かるようになる。

数学でいうと公理から定理を導き出して、そこから更に別の定理を生み出すというのを続けて、わりと難しい定理が導き出せたところが、囲碁ゲームとして楽しめるレベルになる。

囲碁の単純なルール四則演算みたいなもので、プロ囲碁棋士はフェルマーの最終定理を解いている。そこが全然わからんけどなんかスゲーとなるところ。

2020-06-13

anond:20200613210934

すみません

嫌悪感と言いましたが、そう言った感情すら大して持っていません。

忌避していません。強い興味はありません。

人類全体という大業な話はあまり考えてません。

今まで書いてきた文章から僕のイデオロギーらしいものを見つけようとしています

強い関心がありません

公理がなんだとか言ってます

無視してください

真剣お話してくださってありがとうございます

anond:20200613200845

否定するのならば、まったく別の公理系が見えているのか?

見えていないのなら、ただのイヤイヤの天邪鬼にすぎんのではないか

知恵を持ってしまたから性を否定できるようになって、できるから否定してみただけで、自分では俗人の一周先を行っていると思っているかもしれないが、その一周先には冷静に俯瞰すれば圧倒的に肯定するしかない現実があるんじゃないか

正直、俺に言わせれば、性嫌悪とかトランスジェンダーかいアイデンティティ内面化する人のうちの一定割合は、遺伝的な障害を抱えるわけでもなく社会文化的な『賢さ』の刷り込みによって「若気の至りヤンキーしてました」というのの逆バージョンが起きている、本質的には同じ類の「こじらせ」なのではと思う。つまり無骨さ方向に意識を高めてマウントを取るのがヤンキーとすれば、繊細さ方向で意識を高めてマウントを取るのがこれ。

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