はてなキーワード: 完全燃焼とは
35歳職歴無し無職ワイ乙4受けてきたで。ちな直前に解いた模擬問題の正解数は全て合格ラインに達してた。
でも本番は危惧してた通りヒネた問題出してきやがって面食らったわ。
確定して間違えたのは3問。
・1つめ
C6H6の構造式を見せられ「これ第一石油類やで、どれや?」って感じの問題で
アセトン、ベンゼンに絞ったはいいものの化学式までは覚えておらずアセトンを選び轟沈(アセトンには酸素が含まれている)
化学式までは覚えられませんやで殺すぞっていうか26回ぐらい模擬問題解いたのに1問も化学式を問うてくる問題はなかったやで殺すぞ
・2つめ
1類はなんやらかんやら云々
2類は還元性物質で酸化性物質と同じとこに置くと摩擦や衝撃でクソ燃える
の2択に絞る。
可燃性って還元性物質なん・・・?そんな文言テキストで一度も見たことねえぞ…ってなって
1類の方を選びおそらく轟沈。
・3つめ
思い出せんが間違えた気がする。
・怪しいやつ
定期点検は所蔵やなんたらかんたらが技術上のなんたらに適合しているかどうかについて行う。
みたいな2択に絞り給油取扱所の方を選んだ。多分合ってるけど
後者もそれっぽくて間違えた感がある。
あと
タンクに補充しに来たタンクローリーのあんちゃんが違うタンクにガソリンぶちこむ事故が起きた。対策としてどれがふさわしくないか?
みたいな問題でも
「補充する前にタンクのあんちゃんと危険物取扱者が立ち会ってから補充する」とあと内容忘れたけど2択まで絞って
そもそもタンクの中身は見えねえし移動タンクと注入先タンクが適合してるかどうかは危険物取扱者じゃなくても表記を見れば判断できるくね?って思って前者を選んだけど間違えた感がある。でも取扱者でもダブルチェックという意味では予防にはなるよな?
みたいな感じで一応事故の予防になるやろって選択肢ばっかで困った。
他はガソリンの性状や重油の性状でサクッと選べる問題で余裕だった。
○○を完全燃焼させたときの熱化学方程式である。係数の合計はいくらか?
みたいな問題でけけ係数?ってなったね。(正確な化学式は忘れたけども)
A+B+C+Dで両辺の分子の数が合致する組み合わせを探すだけって気づいて力技で見つけ出して2+4+5+2=13にして勝ったなって思った。
他にも静電エネルギーを問われてE=QVだったかE=QV^2だったかあやふやだったり。
ちゃんと前者にしたけども。ていうか静電エネルギー云々ってそこらのテキストでも一問も出なかったぞこれ。
過去問常連の指定数量が1を超えるのはどれか?問題も0.96だったり0.93だったりギリギリを攻めてくる選択肢が複数。
乙4の合格率が調整期間に入ってて記憶があやふやな奴らを振り落とすためか過去問からズラしてきてる問題がそれなりにあって
確かにこれなら落ちる奴も増えるだろうなって思った。
まあそれは良いニュースだ。
しかし、それをもって地元のBリーグ、それも2部のチームが必死に営業に繋げようとしている姿を見ると痛々しい。
世界選手権で日本が健闘しても、その熱狂は長く続かない。それどころか打ち上げ花火のように一瞬で散っていく。
これらの競技について競技人口やプロリーグの観客が大幅に増えたか?
WBCって今年だったっけ?ぐらいにすっかり忘れているんじゃないのか?
バスケのW杯も冷静に考えれば優勝どころか決勝リーグにも進めていない。
そんなのでは昨晩の熱狂は一瞬で終わる。
今日にも既に終わっている。
本当はこんな一瞬で塵芥も原子に帰するほどに完全燃焼するような扱いにせずに、1年ぐらいかけて機運を盛り上げるようにすれば長持ちするのね。
見てくださいよあの攻撃的な目つき。
もしも野球部で厳しく律して無ければ有り余ったエネルギーで強盗やレイプをしてた可能性だってある。
インターネットにいるような放っておいても黙って引きこもりになって10年後にスクール卒のIT土方に勝手になってくれるような扱いやすい人種じゃないんです。
凶暴な人間性に人並み以上の体力という現代社会を生きるには原始的すぎる生まれを持ってる子達が野球を通じて真人間に育っていく物語なんですよ高校野球って。
そこを理解してほしいなあ。
髪型を丸めるのは少年院に行くための準備ではなく、余計な雑念を振り払うことで人生をシンプルにしてあげるためのお節介なんですよ。
彼らをネットで多数派の暗黒ダンゴムシみたいな陰キャだと思っちゃ駄目なんです。
無限に溢れるエネルギーをどうしたらいいのか分からなくて困っている少しお馬鹿ちゃんの陽キャなんです。
もはや老舗の風格。同時に老朽化も感じさせる。初期異世界世代のテンプレが今は懐かしい。老夫婦の営む近所のラーメン屋って感じだ。
中二病がまだ直ってない大人と、最近中二病になった子どもたちに送る中二病アニメ。学校の教室で昼食にカロリーメイトを食べるのを格好いいと感じられる人間だけがついてこい。すまんやっぱ第2クールはおかしいから以後省略な。
オリジナルアニメってだけで見る価値あるとは言わんけど手応えで60点超えててオリジナルならキープ安定だろ。ゆうてケレン味なくて格好つけてるのはキツいけどコッチはケレン味あるからまあキープ安定やろ。
ニコニコ動画やエロゲで盛り上がっていたオタク向け老人ホームが20年後に~~って話題たまにあるじゃん?あれもうあるんだわ。このアニメです。
悲報。鬼滅、アニオリ始まる。
笑えるけどまあ地味っつーか普通っつーか仕事終わったあと酒飲みながら明日も残業だなーもう寝なきゃなーって見るにはこれぐらいが丁度いいっつーか
動いてもダッセエ!マスコットもダッセエ!話の展開でちょっと頭いい感とか設定凝ってる感無理に出そうとするのもダッセエ!
微妙に政治色入れてくる必要あるか?ひとまずマクガフィンとして入れといてるだけだから本筋はアキバズトリップとかキャッツ忍みたいなノリの部分なのか?
このコンセプトで30分とか狂ってんのかよと思うよな?見れば分かるけどマジで狂ってたらしいな。グンマこえー
今季は無職転生が強すぎて全てのなろうが霞むからよっぽど好きじゃないなら見なくていいな。残りのなろうは全部同じ感想なので省略ー。
天元突破メイドイン・デカダンス。俺3つとも好きだからよーめっちゃ楽しめたぜー。へへへー楽しめてるぜーいいだろー。幼女とオッサン主人公で鬱展開とロボが出てきて世界観がオリジナルなんだぜいいだろー。
すまん。キツくて10分ぐらいで折れたから感想いう権利がねーわ
ぶっちゃけドルアニメってキャラが刺さるかじゃん?だから個人のレビューって無意味じゃん?
あー……伸びる可能性は0じゃないんだがー……伸びたら教えてくれー
これもヒロインが刺さるかじゃーん?世界観が刺さるかどうかに見えるけどやっぱヒロインの刺さり方が深くないと途中できつくなるやつじゃーん?
すまん。原作読んでたけど途中でアホクサってなって読むの辞めたから見てねえ
ダークホースだと思っていたけど駄馬だったわ。
ダイナミックな感じはしないでもないが狂気の程度は低くキャラに萌えられないとやはりキツいかと
なるほどね。セレクターが殺し合うやつね。もう見飽きたわ。さい、なら
話題作だからな。見ないとな。失速したときにも叩きやすいから見ておいて絶対損しないぜ
ハチナイ、死んだはずでは?
カオスさはいいけど展開のテンポも微妙に昭和や平成の4クールアニメっぽさがあるぜ。時代は1クール完全燃焼だからスピードが足りてないぜ。
最近のイナズマイレブンって遂にゲッターに乗るようになったのか
ネタバレあり---------------------------------------------------------------------
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シン・エヴァはステレオタイプな田舎ハートフルストーリーから始まり、
もはや古臭さを感じるCGアニメが流れ、
今までの神秘をすべて取り去るかのような登場人物の思惑の言語化につぐ言語化、
全体にただようシュールさが、太鼓を叩く赤木リツコの画像に似ていた。
だがそんな陳腐なエヴァを観ていて嫌な気持ちになったかというと別にそんなことはない。むしろスッキリした。
シンジくんがまともになって良かったし、
エヴァが完結したのも良かった。
世代の主観が思い切り入っているけど、個人的には90年代半ばを分水嶺として、そこで起きた変化が現在でも続いているように感じる。
90年代の人間にとって尾崎は心底共感はできないし、もう古いんじゃないかと感じてはいたけど、一応何を言いたいのか、伝えたいのかは理解していた。学校の反抗文化は廃れつつはあったが、かっこいいという雰囲気もある程度は残っていた。
しかし00年代になると、若い世代が共感以前に「さっぱりわからない」になった。当たり前だが、上の世代が「布教」しようとすればするほど、若者は遠ざかった。俺も80年代世代の「布教」は正直うざく、自分の中でも尾崎豊は嘲笑の対象になった。
最近尾崎豊を見直しているのは、歳をとって客観的に見れるようになったのと、自分の体を痛めつけて命を削るように歌っている姿が、理屈抜きにすげえなと思うようになったから。今でもたまに10代のファンがいるけど、歌詞やメッセージではなく、その完全燃焼の生き方やパフォーマンスに新鮮さを感じているように思う。
私はあの大学アメフト問題について、当該の学生たちは大変だろうな、と思っている。それは自分の中学生時代を思い出したからだ。
特定を避けるために細かいところはぼかすが。あるジャンルの部活で昔は全国大会で何連覇とかしていた、かなりの有名中学校。我々はその《すごかった時代》が終わって10年とか以上してからの入学生だった。
昔、そんなことがあったなんて知らないで入学してなんとなく入部して。でも伝統の誇りとか、部活の決まりとか、先輩との上下関係の厳しさとか、卒業生に練習を見ていただけるように連絡を取るとか、システムだけは生き残っていた。
公立中学だから先生は何年かしたら変わるわけで、あのすごかった時代の先生はすでにまったく関わってなくて、ただシステムだけが生徒から生徒、先輩から後輩に託されて、黙々と動いていた。
でも、自分の世代は、そんなにもう全国大会とか行けるようなレベルになれるとは思えなかった。もちろん、一生懸命に練習してはいるけど、行けるレベルは中学生なりに分かっていた。先生もその部活のジャンルの専門家というわけではないし、コーチも来てくださってはいたけど、やっぱりあの《本当にものすごかった》頃を再現できるとは思えなかった。
3年生が引退して部を引き継いだとき、自分たちにできることは、今はもう意味のなくなった理不尽な厳しさを捨てて、自分たちの下の世代を、もっとのびのびとさせてあげることじゃないかとみんなで考えた。先輩のことは尊敬もしているが、一方で相当に嫌な思いもしてきたからだ。顧問の先生ともそのような方針で一致した。先生も生徒同士で勝手に厳しすぎて、中学生らしくないとお考えだったのだ。
3年生の春になった。部活の決まりや理不尽な様々なこと、厳しすぎる上下関係について、新1年生にはそういうことを教えなかった。新2年生にははっきりとは方針を言わなかったが、秋の引き継ぎの時からの空気感でなんとなく伝わっていたようだ。おかげでやりたいことをのびのびと後輩と仲良くやれた。そのせいで1つ下の同性の後輩に恋までしてしまい、告白したが前向きに玉砕したのも今ではいい思い出だ(Tさん、あの時は心底から困らせてしまって本当にごめんなさい。でも笑って許してくれた素敵な後輩で、自分だったらああは対応出来なかった。今でも誇りに思っています)。
さて…夏の大会もそれなりに完全燃焼して終わり。やっぱり勝てなかったけど、それは後悔していない。
大会の翌日、荷物を取りに登校したら、先生が職員室で事後処理をしながら妙にサバサバニコニコされていた。
何十代も先輩から引き継いで来たものを勝手にぶち壊しにした自責感、楽な方向に逃げて卑怯だったんじゃないかという気持ちはずーっとあって、相当に悩んでいたから、先生には本当に救われた。
我々は2年生後半に部を引き継ぎ、夏の大会までの1年間、そしてその先も、卒業生の皆様方とまったく連絡を取らなかったわけで、色々と薄情者と思われてしまっただろう。それも覚悟の上の決断だった。全国大会で成績を残す、古豪復活、ということを夢見ないではなかったが、それよりも自分たちの足元を見つめての活動だった。先輩方には大変な非礼だったかもしれない。でも、現役生としては実りのあることができたんじゃないかと思う。
秋になり、部活の運営はTさんたち、我々よりもしっかりした頼れる後輩たちに安心して託した。それでも練習だけは受験ギリギリの11月下旬までやらせてもらい、なんとか第1志望、地区内公立での最難関高校に合格した。その高校は特にこの部活の強豪というわけではないが、その顧問の先生は形だけ見守る感じで、生徒は自分たちのペースでじっくり研究しているスタイルが気に入っていた。その高校でその部活をやるためだけを考えて、3年生の春からの部活と受験勉強とをしていたから、本当にうれしかった。ジャンルは野球では無いが、ちば先生の《プレイボール》に運営の雰囲気は近いだろう。まあ、あんなに夜中までとか練習しているわけではなかったけれど。おかげで、今でもそのジャンルのことは大好きだ。
ところで、あの時の中学の顧問の先生は、我々の入学と同時にうちの学校に着任され、我々の卒業と同時に退職された。我々が最後の生徒たちになるって、もしかしたら早くお決めになられていて、だからあの夏の大会の翌日、妙にサバサバされていたのかもしれない。
我々の卒業後。3年になったTさんたちは、新任の顧問の先生がこのジャンルの経験者だったこともあり、のびのびと前向きな努力で地区大会で勝てたと聞いた。大会を見てはいなかったが、自分のことのようにうれしかったし、やっぱり我々の決断は間違っていなかったと思った。あのまま厳しさを貫いていたら、Tさんたちはこのジャンルを嫌いになってしまったかもしれなかったから。
長くなった。
あのアメフト部とは状況は全然違うけど、伝統を捨てたら捨てたで、そのジャンルを追求する熱い日々は待っていてくれるに違いない。
なんのジャンルの部活にしても、みんなでそれを追求し、熱くなれるのには変わりはないはずだ。
彼らがどうか、前向きな大学生時代をまっとうできるように祈りたい。
私などには想像も出来ない、大変な経験をなさっていると思う。どうかこれが、学生の皆さんの人生において、良き糧になりますように。
なんか悔しいからまとめた。
出した後に尻ふいて、また出したくなるあのかんじ
だから誇るのです!
気付いたら触ってる
10
うらやましいか?
触りたいし、触るのが礼儀だし、触らないとおっぱいに申し訳ないと思う。
この女の子はスレンダーボディーです!と紹介されても興奮しない。
Hとeroを足すとヒーローになるんだぜ。
プラスの女の子よ、抱き合おう。さすれば稲妻が起き、人類の脅威も解決しよう。
目を開けて、たわわと1階唱えます。
そうすると目の前に豊潤な胸が現れる。信じる力が強くないと現れません。それに下心があってもいけません。よくありません。ありえません。
30
採点競技?
高い音から低い音に変わったりしてる。
そして僕はオナる。
人間だけなの?
動物はお尻とか見てるの?
40
大人のおもちゃとか?
たぶん繰り返すとエロいんだと思う。エロは繰り返すことにある。
50
Exactly!
ほめられたいということは、おれはちんこなのかもしれない。
そうか、おれはちんこなのか。
ぼくは二人いるのか。
一人だと思っていた自分に映し出した甘い幻。
ちんこも星降る夜空を仰ぐのだろうか。
潤んだ瞳を目の前にして美しい涙を風が消し去ってゆくのだろう。
猫が鳴いた真夜中にヒーローのように佇む。
秘めたままなら
望まなかったら
夢は続いていたのだろう。
ぷぉぉん。
おれはこんなんだけどみんなは?
たまたまってえろい
可愛い子の乳輪が凄く大きいだな、
揺れただけで出る
近くに人がいると
って通信してるらしい
2 頭に「ち」が付いて最後に「こ」が付く、最初は硬くて口に入れると柔らかくなるもの何?
3 男の人がなめられると思わず立ってしまうモノといったら何?
4 成長するにつれて、毛が生えて、皮がむけてくるものは何?
5 普段は小くて使う時に大きくなって、女性の唇で舐めまわしてもらえるものといえば何?
60
脱衣所でまず下だけ脱ぐ
なんかエロい。
そっと手をあげなさい。怒らないから。
皮をむいてロック解除
右手で標準を合わせて
ワンシコリでビームがでる。
音声で抜いているようなもんだ
人それぞれである。
大きさ
硬さ
乳輪の大きさ
乳首の色
形
など
完全燃焼するくらい
70
http://anond.hatelabo.jp/20160604234004
http://anond.hatelabo.jp/20160604210038
ガルパンは確かにそんな大層な作品じゃないから、ただ「いいぞ」「凄いぞ」と聞いて見ると言うほどの作品か?と思える所はあると思う。
ただ、そんなガルパンが何故そんなに評価を高められたのかというと、
昨今の映画化や続編商法を多用する流行作品がぼかしたり疎かにしたりすることが多い王道的なことや基本的なことを気を遣いながら堂々描ききった作品だからだと思う。
悪くいえば脚本的には児童向けの作品に近い単純さがあるが、雑にやったからそうなったのではなく元からそれを100%やりきるつもりで描ききったため特別な価値として高められているのが貴重。
結果的には続いたが、一期だけで作品内容は完結されていて、続きがいらないくらいにまとまっている。
唯一足りなかったアンツィオ戦もOVAで補完されたし、続編となる映画を作るのは難しかっただろう。
そこで基本に忠実に、ファンサービスに重点を置いたオールスターのお祭り映画形式にした所もいい選択だった。
主人公の姉をはじめとした本編で敵として戦った連中との共闘は王道ながら(だから?)萌えたし燃えた。
一方でストーリー的な導入は取って付けた廃校危機再びで賛否両論で仕方ないなと思うのだが、結果的にお祭りを盛大にやりきったことで終盤のカタルシスを生む要因にすることもできた。
まあ、でも同時に結局一期はなんだったんだと作中の大洗女子学園の連中同様に怒りが沸くような導入設定でもあるので、やはりどうかとは思う所ではあるが、
元々完結して満ち足りている作品で続きやおまけを生み出すために仕方なく負った傷ともいえる。
同様に基本的にファンサービスのための取って付けた続編映画を作ったのが劇場版のけいおん!だった。
基本的にファンサービスのための内容でありながら、初見でも楽しめる内容で、そんなにけいおん!のファンというわけではなくあまり期待しないで観に行ったのに面白くて感心した。
日常系作品で長編映画を作るなんて大丈夫なのかという不安があったのだが、結果的には、日常系だからこそ初見でも見やすく、ファンサービスとしての魅力も両立させられているという内容だった。
ガルパンやけいおんが特別凄まじいことをしたかといえば、音楽面や戦闘シーンの面以外の根本的なストーリー等の面では特にないと思う。
しかし、しっかりと期待されたことをやりきった点が昨今においては残念ながらとても尊く価値があることだった。
他の映画化された流行作品はファンの予想の範囲に収まることを避けて何かと奇を衒いたがることが多い。
大筋で予想を裏切ろうとして期待も裏切った半端な拙い内容に仕上がることばかり。
それに加えて大筋から離れた部分ではファンの想定より陳腐な劣化版二次創作のような描写を入れてしまい、ファンにも初見にも微妙なちぐはぐな作品が多かった。
そんなものを無理に奇を衒って絶賛したがる箸が転んでも転ばなくても笑うような訓練された信者も増えているが…。
ガルパンはそれらと違って不可解な空回りがなく完全燃焼させているので評価しやすい。
敵となるキャラクターは当然多数いたのだが見終わって悪印象を持つキャラが殆どいないことがキャラの描写や扱い方が絶妙だと感じる要素。
そういう面で、キャラクターコンテンツとしても高いレベルで完成されていると思う。
記号的だのどうのという批判もあるし、確かに記号的な面はかなりあるため、キャラコンテンツに慣れてないとクセを感じてしまうとは思う。
だがそういう同系統の作品の中ではキャラも多い中で上手くやっている方という印象が強い。
そのような意味でガルパンを見て色々と合わずに70~75点、偏差値でいえば55程度の評価になる人は仕方ない所があるし理解できる。
しかし65点前後、偏差値でいえば50前半やそれ以下の評価をつけてしまう人は何か過度な装飾や奇を衒った誤魔化しに塗れた作品でないとハイになれない人だろうと思う。
自分は信者とまではいかないのだが、悲しいがガルパンが頂点に来てしまうというより、この中ならガルパンが頂点に立つべきだというくらいの状態が現在の業界の現実としてある。
ガルパン以外の昨今の興行収入や人気がトップクラスの日本のアニメ映画を見たら最もその人気や地位に見合っているのがガルパンやけいおん!。
映画だけで見てもまどか、ラブライブ、エヴァは金儲けのためのファンサービスならぬファン搾取映画としての面が強すぎて現在の業界の中ですら上から数えた方が早い作品と堂々とは言い難い。
描ききらずにぼかして終わる美学が蔓延しているので内容的にしっくりとハマりきらない作品が多い。
それならそのまま終わっていればいいのに下手に言及しようとするおまけを金儲けのためか追加して作ってしまって、でもやっぱり描ききらないので空回りするものが多い。
そんな中でけいおんやガルパンは元々の本編もノルマを超えている出来で、映画もちゃんと作りきったという感じがして高く評価してあげたくなる。
※余談
映画のカチューシャとノンナらが別れるシーンのしつこさは実際の戦争でなく生死の関係がない前提の設定なので余計というか茶番に感じたが元々茶番前提で小ネタ的エピソードをつけてくる作品なので不快には思わなかった。
しかしあれを感動したとか賛美してしまうのは自分もちょっと正気を疑ってしまうがカチューシャを一人で何かする勇気がなかった幼児くらいに思ってるのであれば分からなくもない。
今さら追記
・もしかしたら王道・基本の意味を自分と違う捉え方をしている気がしました。自分は娯楽作品としての基本、つまり大勢の観客の視聴に耐え得るストーリーのしっかりした手の込んだ作品を考えています。TVアニメの劇場版とはいえ、最低限のストーリーの質を要求するのもこの点からです
・他の続編商法といわれる劇場アニメを観ていないので正確な比較はできませんが、ストーリーの酷さやエピソードの薄さなど、ガルパンはそういった王道的基本的な部分に気を使えていないことも気にしています
王道にしても基本的部分にしても捉え方が違うでしょうが、それを抜きにして考えても、そもそも「最低限のストーリーの質」「基本」をどの程度に考えているかというハードルが高すぎるのでは。こちらとしては仮にガルパンがそのハードルを越えていないとしても同類の作品の中では最もハードルに近づいている作品であるため、評価が高まったということを述べているので、その指摘は少し的外れです。
・ただ、Twitterなどを見た個人的感想ですが、ガルパンは艦これに近い受け入れられ方をしている印象を受けました。ガワだけを用意し、観客は本編の物語より二次創作的なキャラクターや背景・関係性を膨らませる楽しみ方です。確かにガルパンの戦闘は艦これとは比べものにならないですし、こういった楽しみ方をするなら作中のドラマやエピソードが希薄な方が受け手が想像しやすいと思います。もちろんこれらはただの自分の印象とその感想です
・また、そのガワの出来がよくないことを今まで批判してきましたが、ただ艦これもゲームの出来はよくないしイラストも玉石混交ですので、もしかしてこれくらいのバランスの方がいいのか…?大量の新キャラ投入も疑問だったのですが、それなら納得がいく気はします
希薄なキャラクター性とストーリー性で釣って、二次創作的妄想を膨らませる誘いを設けることで人気を得る…というのは残念ながら最近の流行作品の特徴ですね。
しかし、その中でもガルパンはストーリー的に説明が行き渡っている所と気を衒っただけというわけではない意外性もあり、まとまっている所が優れているわけです。
また、艦これとガルパンは少し違うと思います。アニメ艦これは評価基本的に悪いですし、自分も高評価は難しい出来だと思います。
コンテンツ全体としての艦これを言ってるのであれば、似て無くもないでしょうが似てるとも言い難いかと思います。
そもそもそういったガワだけ作る…という作品形式は艦これに限らず昨今流行のキャラクター系ソーシャルゲームに多いものですから、似てるとしたらそれらの作品であって、取り立ててガルパンが艦これやそれらの形式に似通っていると言うのは違和感を覚えます。
ソーシャルゲーム以外でも、ラブライブを筆頭とするアイドル系アニメの方がまさにガワだけ用意して釣る形式で、二次創作的な味付け抜きにしては現在の人気や設定が成り立たないほどに作品自体の出来は劣悪です。
そういった昨今流行の作品群と比べると、ガルパンは普通のことをちょっと頑張ってやった程度なのに、目を見張るほど素晴らしい作品のように感じられてしまうのです。
8~9割くらいキャラや設定のガワで釣ろうとしているのが艦これその他だとしたら、ガルパンはそこまでは比重が傾いていません。5~7割程度です。あくまで戦車戦をテーマとしたストーリーを土台にした上で主人公達のキャラを活かすというのが主題としてあり、万人にとってとっつきにくいネタでありつつも、一般向けにも親しみやすいようにアレンジが施されているという様々なキャラ・ストーリー・各要素の調和がキャラの掘り下げの物足りなさもあまり不満と感じさせません。
ただ一方で廃校とか主人公の過去などの前提的な設定以外、ほとんど痛みを感じさせない作品で、敵のキャラ達も最終的には不快感を抱かない程度に描くようなフォローが行き届いていますから、それが物足りなさ、子供向けの茶番っぽさを強めているかもしれません。
しかし、その点も、敵でなく主人公格のキャラすら魅力的に描けず、何か落とす脚本を入れて、大してフォローすらできてないまま終わってしまったという作品がありふれている昨今では、よっぽどマシで、救いに感じられてしまうともいえます。
キャラ作品としては艦これ、ストライクウィッチーズなどの他、主人公の姉妹関係、家庭事情の描写を用いている点から咲-Saki-との比較もできますが、咲-Saki-がその点においてストーリー的に停滞している中でガルパンは端的に王道の回答を公式で見せつけてしまったことも高評価の要因の一つになっている気がします。
ああいう態度で常に折れずにまっすぐツッコんでたらすぐにどこかにぶつかるだろうなと話していたらその翌日にいきなり突撃しててびっくりした。相手の文化や事情お構いなしな猪攻撃に見えるけどアスペルガーの告白があってなるほどと納得したものだけれど別に言ってることは間違ってるとは思ってない。指摘されたことについてちゃんと受け止められるあたり今までにはてなを騒がせてきたコミュ症アイドルやアスペルガーメンヘラを免罪符に好き勝手やってるクソブロガーと比べたら柔軟な姿勢や前向きな態度が感じられた。
せっかく面白い文章をかける人だけれど自分より他人のことが気になる性格が露骨に出ていたので人の話を聞かないサイバーメガネ界隈の炎上系ブロガーになるかそれともはてなで消耗してすぐ燃えつてしまうのどちらかになってしまうのではないかと危惧していたが今回乗り切ったことで今後は安心して見ていられそうだ。華々しいけれど一時で消える打ち上げ花火ではなくその場では多少曲げてでも他人の声に耳を傾けつつ持続可能なブロガーになっていただければ幸いである。
はてなはサツバツとしていると言われるが、炎上したところでちょっと痛いだけですむ。ヤフコメや2ちゃんでの炎上と違って実名や住所を暴き立ててリアルごと殺すようなことはない。すでに名前も学歴も住所も知られているブロガーに対してもそれを持ち出さない最低限の礼儀がある。まだ22歳らしいので一回完全燃焼して何度も復活しながら学ぶというやり方でも良いかもしれない。なんにせよ苦労したり失敗したりしてすごいブロガーになってくれればROMとしてはありがたい