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はてなキーワード: 愕然とは

2024-11-16

悲報 漫画界至宝 篠房六郎 連載中だった漫画存在すらXから消す

篠房六郎氏の新連載「姫様はおあずけです」前回の掲載である"前編"を載せた4/10からとうとう半年が経過してしまった。

https://urasunday.com/title/2182

掲載サイトでは次回更新は未定となっている。

Xを見るに名前・固定・bioで新連載を周知しており、前編という中途半端なところで切られていることから打ち切り可能性は低いだろう。

https://x.com/sino6

anond:20241014095139

 

あれから一月、現在篠房六郎のXには「姫様はおあずけです」のひの字もない。

xの規約改定を契機に上げていた画像の一掃ついでに連載の存在も一掃したのだろう。

まああれだけ吹き上がってたのにXの規約が読めてなくて15日から行動を変えるという個人事業主としてのリテラシーの低さを露呈した絵描きのうちの一人だったのにも愕然としたが。

もはや絶対創作物を無断収集・利用される可能性がないプラットフォームが現れない限り篠房六郎創作物は生まれないのかもしれない。

わずかにのこった「漫画家す。」に寂しさを感じる。

2024-11-14

金持ちの家がリアル変な間取りミステリー小説のような謎が残った件について

友人(バ金持ち)が「どんな豪邸でも時がたてばタダ同然になる」という事実絶望し、

「ならば、価値が下がらないように歴史に残るような家にすればよいじゃないか!」と思いつき

将来有望な若き建築家に「ここに君の最高傑作になるような家を建ててほしい」

と言って家作りを依頼した。

予算は潤沢で土地も広く建築家は相当張り切ったらしい・・しかし、完成した物件に招待された私は愕然とした。

外観:特定防止のため詳細は伏せるが妙に波打っており階段状でところどころ円形の突起がある。

車庫:ベンツマークの門がありそれが回転する。友人はベンツを常用しておりそれを建築家が汲んだそうだが、

   友人は「この家にいる限り一生ベンツしか乗れない」と嘆いていた。

庭 :見たことのない植物が植わっていた。備え付けのヒーターで加温しないと冬には枯れるらしい。

玄関:3階まで階段が続く。玄関以外の1階や2階に行くには一度3階に行き両サイドにある螺旋階段

   下らなければならない。ドラクエのような仕様

リビング:3階から入り2階までの吹き抜けになっていて無数の円柱が屹立していた。それぞれの頂に椅子

    テーブルがあり日によって使う場所を変えられるらしい。

キッチンリビングの真ん中に鎮座しており木の細かい格子で囲われており座敷牢のようだった。牢屋の中で奴

    隷に調理させる見世物をやるため以外用途がわからない。

風呂入口が段差になっており風呂場全体が浴槽になる。土地はふんだんにあったはずなのになぜか面積の

   節約天井全体から雨のようにシャワーが出るらしい。

寝室:すごい傾斜になっており上から滑り降りるように入室する、強制的一方通行で外に出るときは下側

   の穴を使わなければならない。

トイレ:唯一まとも。でも1つしかない。

数億を使い我が家変態ハウスにされた友人は激怒し、建築家にどこにも公表しないことを厳命し、珍奇な

物件取材に来るあらゆるメディアを拒絶した。この物件歴史に残ろうと張り切っていた建築家には最も重

い罰だろう。こうして「歴史に残るような名建築」は「歴史に残すことを許されない迷物件」となった。

そして、一つだけ謎が残った。

建築家は、なんでこんなおかしな家を建てたのか?」

友人曰く、建築家に悪意はなかった。前述のとおり、やる気と熱意があり、期待に応えるため必死の様子だった

らしい。むしろ、「素人が口を出して芸術性が損なわれたら困る。有名建築家ならば居住性は最優先に考える

だろう。」と言って完成まで一度も現場に来なかった友人側に責任があるだろう。それでも、こんなおかし物件

が出来上がるのはおかしいだろう。

これは、かなり昔の話だが最近、へんな間取り小説流行っているので、これもある種のミステリーだなと思い出した。

2024-11-12

anond:20241112131936

15年以上同じ会話繰り返してるぞ。

昔のエントリ見てみ。変わってなくて愕然とするわ

2024-11-06

下ネタホモからノンケに聞いてみたいこと:下ネタ

いや「ホモ」って言わずゲイ」って言った方がイイんだけど、アイキャッチ的に…。

※以下、下ネタを含むので要注意※

で、本題なんだけど…

ノンケ男子ってビラビラ見ておっきするの?顔なしビラビラでもおっきする?

ノンケ女子って棒見て…女子はおっきしないか?…変化あるの?顔なし棒だと?

いや、ずっと疑問で、下ネタ話せるノンケに会ったら聞こうと思ってたんだけど、増田あるじゃん!と思って。オッパイやケツ、キャメルトゥあたりなら理解できるんだけど、ビラビラってどうなの?

で、お前はどーなんだって言われると、俺はゲイでも多分ちょっとズレてて、顔なし棒だとあんまり、顔あり棒だと多少は…、モロ棒ってそれほどでもないんだよね。一番おっきするのは、立体裁断系のローライズビキニモッコリだとムクムクするかな。あと、そーゆーコンテンツでいうとタイプ同士のキスシーンが一番イイかな。掘られながら別の人とキスだと最高かも。割と顔重視というか、前述のビキニも顔映ってないと半減かな。ただゲイの中でも主流派ではないと思う。

知り合いはスマホの中に棒(顔なし)の写真コレクションがあったから、やっぱり棒単体のビジュでおっきするゲイの方が多いのかな。つまるところ人それぞれに尽きるんだけど。

よくある誤解で「ホモ選択して…」みたいな言説を見るので、否定しておきたいんだけど、思春期の頃、いつか女子結婚して子供…みたいに考えていた頃、おっきする条件が男だって認識して愕然としたよね。当時は差別当然って感じだったし。男は見ずに女子でおっきする訓練したりね。自然現象なので訓練でどーにかなるものじゃなかったけど、それって逆の立場で考えれば分かるでしょ?

うそう、なんかちゃんと思い出せないけど変な理屈を考えていたような…。成長過程でおっきを練習するため、お手本となる男になぞって…だから自分は本当のホモではなくて…みたいな。あと、ゲイあるある女子と付き合えば…って考えるけど、当然ダメだよね。一人だけ女子と付き合って、その子が軽い子だったら若さの勢いで童貞捨ててた可能性あるけど、身持ち堅めの子で結局別れちゃった。仮にやってても、ノンケになることはなかったと思うな。当時からゲイ雑誌、しかサムソン!愛読してたし。

そんなこともあって、ゲイレズビアン差別するのは楽しいかもしれないけど、むしろゲイゲイ同士、レズビアンレズビアン同士、よろしくやってって風潮を作った方が、同性愛者と付き合ったり、結婚したりする、異性愛者を減らせると思うんだけどね。自分の子供の結婚相手がって考えたら、どう?差別助長するのって、そういうことだと思うんだけど。

あと、もしよかったら、↓こちらの件も見て意見もらえたら。世界ニュースを見てる感覚だと、これ一発で社会的地位失うやつじゃん!と思ったんだけど、どーやら世間と俺はズレているようで。

https://anond.hatelabo.jp/20241101071846

うわ、軽いポストのつもりが長文になっちゃった。読んでくれてありがとう

2024-10-29

[][]Last Call BBS

変態パズルゲームメーカー(誉め言葉)で知られるZachtronicsの最終作『Last Call BBS』を全実績解除するまでやり尽くしたので感想を書く。

ちなみにプレイ時間は約85時間である

私にとって『Last Call BBS』は、3作目に遊んだZachtronicsゲームである

1作目は『Opus Magnum』、2作目は『SpaceChem』であった。

SpaceChemを全実績解除するまでプレイした時の感想こちら → https://anond.hatelabo.jp/20240315235948#

いやー、それにしても楽しかった。

ゲーム全体の雰囲気としては、レトロ雰囲気が気に入った。HDDカリカリ音だったりダイヤルアップ接続のピポパ音だったりもいい。

ただ、日本語訳されていないので、BBS主人公(?)のテキストメモにおいて英文読解があまりできなかったのが残念だ。とはいえこれは私の英語能力が低いせいなので仕方がない。

Last Call BBS』に収録されている各ゲーム難易度は、私にとってちょうど良かった。ギリギリクリアできる難易度のものが多かったから、当ゲーム開発者難易度調整にさぞ力を入れたことだろう。

ゲームの紹介についてはネット検索すればわかることだから他で参照してもらって、ここは日記なので私の感想を中心に書くことにする。ちなみに当ゲーム内にある各ゲーム(全部で8つ)の感想クリア順(実績解除順)に並べる。

Sawayama Solitaire

最初クリア及び実績解除したゲーム

他のパズルゲーム頭脳酷使した後のリフレッシュにちょうどいいのでついつい繰り返しプレイして、必要ないのに50勝以上もしてしまった。(10勝で実績解除)

Dungeons & Diagrams

初めの頃はルール理解するのに苦労した。最初はとりあえず升目を空けてステージクリアしたが、なぜステージクリアになったのかがわからなかった。しかし、次第にルール理解できるようになると、楽しくステージ進行できるようになった。とはいえ、終盤のほうはなかなか難しくて頭を抱えたりもした。

20th Century Food Court

オブジェクトを運んで加工してと、まさにZachtronicsらしいパズルゲームステージクリア後にコストステップ数のランキンググラフで表示されるので(SpaceChemなどでもおなじみだ)、クリアもついつい効率化を図ってしまうのもまさにZachtronicsだ。コスト低減のためにコンベヤやセンサの設置をシンプルにして、代わりにロジック部分を配線まみれにしてしまうのが楽しくて仕方がない。

難易度の上昇幅もちょうどよく、ステージの終盤になるとロジック部分がギチギチで配線グチャグチャになったりしたのも楽しかった。

ステージクリア後の利用客のレビュー面白い英文ちょっとしかったけど)。コーラ製造ステージコークペプシを作るのだが、「全部同じじゃないですか」(意訳)というレビューがあって笑った。カップデザインが違うだけで中身が同じだからだ。

Kabufuda Solitaire

あっさりと最高難易度までクリアして実績解除できた。しかし、クリアしても適切な戦略が良くわからなかった。クリアしても初期配置が良かったからとしか思えなくて達成感は無かったし、失敗してもやはり初期配置が悪かったからとしか思えなかった。ようするに運ゲーしか感じなかった。やたらめったらカードを動かして積み重ねては駄目なようだけど、さりとてカードを積み重ねることでしかカードを動かせないのだからいったいどうすれば、という感じだった。

おなじく運ゲーソリティアであるSawayama Solitaireは滅茶苦茶はまったのに対して、Kabufuda Solitaireにはあまりまらなかった。これは、カード操作戦略思考を持てるか否かの違いだろうか。

STEED FORCE Hobby Studio

ゲームというより作業シミュレーター? 無心になって、ニッパープチプチとパーツを外してパーツをはめ込むのは、禅の境地だろうか。

X’BPGH:The Forbidden Path

ゴアホラー雰囲気を漂わせたパズルゲームゴア表現は無い)。この雰囲気パズルゲーム? と思ったが、スライム状のオブジェクトを増殖して変化させるパズルは、ゴア雰囲気がふさわしい。プレイと共に雰囲気が好きになってきた。

難易度の上昇幅もちょうどよく、序盤はテンポよく次々とステージクリアできるが、終盤になると頭を抱えるほどに難しくなる。実績解除してこれで全ステージクリアかと思ったら、まだまだステージがたくさんあることに気づいて愕然とした。どれも難しそうなので、やらずに放置している。

ChipWizard Professional

PNPとNPNってどう違うんだっけ? ベースコレクタ・エミッタってなんだっけ? いまだによくわかっていないが、PNPとNPNを組み合わせて問題解決するのは楽しかった。特にしかったのは自己保持回路だ。どうすれば自己保持できるんだと悩んだが、試行錯誤の末に実現して動作を眺めるのが楽しかった。

難易度上昇幅もやはりちょうどよく、終盤は頭を抱えたり奇声を上げるほどに難しかったが、それだけに達成感も大きかった。Zachtronicsおなじみの、ステージクリア後のランキングもやはりいい。ランキング上位を目指そうとステージクリア後も回路を小さくするよう、ついつい改良してしまう。

HACK*MATCH

パネルでポン』を彷彿させるパズルゲームブロックが消えている間にブロックを投げ込んで連鎖できるのも、パネルでポンにおけるアクティブ連鎖彷彿させる。

このゲーム攻略は、3ステージ目がなかなかクリアできずに後回しにしていた。

3ステージ目は、運悪く盤面ブロックの種類がバラつくとブロックを消すのに手間取ってしまい負けてしまう。また、プレイが長引くと爆弾ブロック邪魔になって負けることが多かった。爆弾は発動させても相手ダメージを与えられないので、メリットは無い。逆にブロック配置の運が良いと連鎖簡単に組めたり、あるいは勝手連鎖になって相手に大ダメージを与えることができる。

3ステージ目は何度もコンティニューして、運良く連鎖が繋がった時に勝つことができた。

4ステージ目(最終ステージ)はコンティニュー1回で勝てたが、これも運良く画面外で連鎖が繋がったのが主因だ。

このゲームは、ブロック操作の速さやテクニックよりも、運の良さに左右されるゲームだと思う。

まとめ

全実績を解除した時点の感想としては、とにかく楽しくて苦痛でもあった。それだけに達成感もまた大きかった。さすがはZachtronicsだ。

Last Call BBS内のどのゲーム面白かったが、その中でも『20th Century Food Court』が一番良かった。次に『ChipWizard Professional』だ。

もう当分の間パズルゲームはやりたくないのでしばらくは他のジャンルゲームをするだろうが、何か月もすると禁断症状が出てまたパズルゲームをやりたくなるだろう。その時には『SHENZHEN I/O』をやろうと思う。

2024-10-28

anond:20241028085454

ありがとう

もっと駄目で愕然とした

俺とかその他の人間の票をドブに捨てたってことだからなこれ

2024-10-13

はてブって女がやらかすとあからさまに擁護ブコメが多くなるよね

競馬女性騎手通信機器持ち込み禁止の調整ルームスマホを持ち込んで処分されそうになり辞めたニュースブコメ欄がすごい

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/keiba.sponichi.co.jp/news/20241011s00004048121000c

 

いわく「以前に一度軽い処分されてるから不当な二重処分だ」

↑以前に本人は「スマホ持ち込んだけど通信はしてない、ゲームしてた」と嘘ついててそれを元に軽い処分をしてたのが、今回は外部と通信してた(それも競馬関係者と!)と判明したか新事実に基づいて処分しただけですが…

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/keiba.sponichi.co.jp/news/20241011s00004048274000c

こういうのは二重処分とは言いません。

 

いわく「なあなあに済ませようと軽い処分隠蔽してたのに週刊誌に騒がれたからいまさら処分か!JRAの体質がクソ!」

↑だーかーらー本人が嘘ついたせいだってば。とにかく組織が悪い、組織幹部オッサンたちが悪い、にしとけば感情先入観)で判断するアホな皆から賛同得られて楽だよね〜

 

いわく「やらかした当時はスマホ禁止ルールはなかった!不当な遡及処分だ!」

通信機器持ち込み禁止ルールはあって、2015年携帯電話持ち込んで処分されてる男性騎手もいるんですが…

通信機器」は禁止されてるけど「スマートフォン」の名指しでの禁止項目がないか違反ではなかった!ていうご論法まさかはてブで「募ったけど募集はしてない」論法揶揄でなく大真面目に使われてるのを見るとは思わなんだ。

女の子擁護するためならここまで堕ちるんだね…

 

いわく「日本ルールは厳しすぎる!海外ではそこまで厳しくしてない!厳しすぎるから彼女にはもっと軽い処分にすべき」

海外でも金の動くギャンブルでは通信機器ルールはあるよ。日本では前々からこのルールでやってるのだから守るべきだし、ルール文句あるならやらかす前にルール改正目指して運動しなよ。

ルールおかしいと予め声を上げるのではなく、特定個人違反が発覚してから特定個人を免責するためにルールを「遡及して」軽くしようだなんて、そんな不公平ムーブが認められるわけないでしょ…

 

いわく「八百長しようと思えば他にも手はある。通信機器持ち込み禁止意味のないルールだよ。こんなガバガバルール処分される女性騎手がかわいそう。」

↑まるで「公道の速度規制があっても死亡事故は起きるし、飲酒運転してなくても事故を起こす人がいるのだからスピード違反飲酒運転禁止意味のないガバガバルールだ。」と、取り締まられた違反者が言ってるみたいだね。

アホか。通信機器禁止をなくしたらもっと八百長やりやすくなる、やりたい放題になるだろうが。速度規制飲酒運転禁止と同じで、「八百長をやりにくくする=リスクを下げる」効果をなんで無視するんだ?

「可愛そうな女の子」を守るためならここまでバカに、愚かになれるのか…恥ずかしくないのかな。

 

ん?「先の記事の時点では騎手が『持ち込んだけど通信してない』と嘘申告してた(実際には競馬関係者通信してた)のを知らなかったから仕方ないだろ!」

だって

二者間で争いがあるとき、片方だけの主張を聞いて判断しちゃだめって、常識レベルの話だと思ってたけど、そうでないのかな。

女の子天使のような純真存在で、嘘を付くはずがない!女の子の言うことは全部鵜呑みして当たり前だ!」

て感じなのかな。

ほんと現実直視できないチンポ騎士団なのなw

 

なにより、以前に同じ理由処分されて自殺した男性騎手がいたけどその時はこんな(無理筋の)擁護の声は上がらずスルーされて、今回女性騎手となったらこんな擁護・同情ブコメ殺到する、その非対称性愕然としてしまう。

性別が違うだけでここまで同情の集め方が違うのかと。命の価値を軽んじられるって、究極の性差別だよ…

2024-10-06

anond:20241005214708かいちゃったね、ライスシャワー

太陽容赦なく街を照らし、アスファルトから陽炎が立ち上る。朝からうだるような暑さに、ライスシャワーは思わず顔をしかめた。

「コー……ホー……」

まるで溶けてしまいそうな暑さだ。昨日までの彼女は、電車の中で、シャツの中身が透けてしまうという屈辱的な経験を繰り返していた。周りの視線、恥ずかしさ、そして、どうしようもない絶望感。

「…もう…あんな思いはしたくない…」

ライスシャワーは、決意を込めて、家を出た。

今日彼女は、一味違う。

なんと、全身を鎧で覆っているのだ。

カッケー……」

道行く人々は、鎧をまとったライスシャワーの姿に、驚きと感嘆の声を上げた。しかし、ライスシャワーは、そんな声に耳を貸さない。

「これで…もう、大丈夫…」

ライスシャワーは、鎧の中に身を隠し、安堵の息を吐いた。

鎧の中は、まるでサウナのようだ。汗が滝のように流れ落ち、体中を伝っていく。

下着はつけていない。少しでも風通しを良くするためだ。胸元や尻の中を、汗がねっとりと流れる感覚に、ライスシャワーは顔を赤らめた。

ライス天才かも…」

しか彼女は、自分の奇抜なアイデアを褒めた。対策方法が少しズレているが、彼女本人は上手くやっていると思っていた。

駅に着くと、ホームはすでに人で溢れかえっていた。

ライスシャワーは、ガションガションと鎧の音を鳴らしながら、人混みをかき分け、電車へと乗り込んだ。

「うわっ…!」

「なんだ…?」

周りの人々は、突然現れた鎧姿の少女に、驚きを隠せない。

しかし、ライスシャワーは、そんな声に耳を貸さない。

「これで…もう、恥ずかしい思いをしなくて済む…」

ライスシャワーは、心の中で呟いた。

ライスシャワーの体からは、甘ったるいミルクのような香りが、周囲に漂っていた。

男たちは、その香りに惹かれ、ライスシャワーに近づこうとする。

しかし、鎧が、彼らの行く手を阻んだ。

「…よかった…」

ライスシャワーは、鎧の効果を実感した。

しかし次の瞬間。

何故か、ライスシャワーの鎧は、不思議な力で爆発した。

「うわあああああああああああああああああっ!!!

ライスシャワーは、悲鳴を上げた。

「なんで…!? どうして…!?

ライスシャワーは、何が起こったのか理解できず、呆然と立ち尽くした。

「ううっ…、やっぱり…私は…」

ライスシャワーは、自分の不幸体質を呪った。

「…もう…なんで…」

鎧を失ったライスシャワーは、白いブラウスと紺色のスカート姿。少しでも風通しを良くしたかったので、下着はつけていない。

ブラウスは、汗で透け、中の肌が、周りの人の目にさらされている。

「どうしよう…どうしよう…」

ライスシャワーは、パニック状態に陥った。周りの視線が、まるでレーザービームのように、ライスシャワーの体を突き刺す。

透き通るような白い肌は、汗で濡れて輝き、その滑らかな質感が、男たちの理性を崩壊させる。小さな胸は、ブラウスの薄い生地越しに、その形を恥ずかしげに主張していた。

「見ないで…お願い…見ないで…」

ライスシャワーは、心の中で、そう叫んでいた。

周りの視線は、ますます熱くなる。ライスシャワーは、まるで、公開処刑にかけられたかのような恥ずかしさに、顔を真っ赤にする。

「ううっ…もうダメ…」

ライスシャワーは、絶望の淵に立たされていた。

「お兄さま…どこにいるんですか…」

心の中で、お兄さまに助けを求める。

「こんな時くらい…そばにいてくれてもいいのに…」

少しだけ、お兄さまに悪態をついてしまう。

その時だった。

ライス──!!」

聞き覚えのある声が、電車の外から聞こえてきた。

「お兄さま!?

ライスシャワーは、驚いて窓の外を見た。

なんと、昨日も一昨日も爆発したはずのお兄さまが、電車に並走して走っているではないか

「助けに来たぞ──!!」

お兄さまの叫びに、ライスシャワーは目を輝かせた。

次の瞬間、お兄さまは、バナナの皮を踏んで転倒し、爆発した。

「お兄さま!?

ライスシャワーは、愕然とした。

「…なんで…?」

お兄さまは、三度目の正直も失敗した。

「…もう…本当に…どうしようもないんだから…」

ライスシャワーは、失望と共に、お兄さまに悪態をついてしまった。

電車は、容赦なく走り続ける。車内は、相変わらず蒸し暑く、ライスシャワーの汗は、止まらない。

白いブラウスは、汗でびっしょりになり、中の肌がはっきりと見える。スカートも、汗で濡れて、体のラインに張り付いている。

ライスシャワーの体からは、甘ったるいミルクのような香りが、周囲に充満していた。

周りの視線は、ますます熱くなる。ライスシャワーは、耐えきれず、顔を覆った。

「恥ずかしい…」

ライスシャワー制服は汗で体に張り付いている。下着はつけていないので、中の柔らかそうな肌が透けて見えている。

そして、ようやく、電車が駅に到着した。

「ふぅ…」

ライスシャワーは、よろめきながら、電車を降りた。

ホームに降り立った瞬間、ライスシャワーを襲ったのは、容赦のない太陽の光と、湿気を含んだ熱気だった。

「ううっ…」

汗は、滝のように流れ落ちる。ブラウススカートも、完全に透け、中の肌が丸見えだ。

ライスシャワーの体からは、甘ったるいミルクのような香りが、周囲に広がっていく。

近くの男は、その香りに耐えきれず、爆発してしまった。

ライスシャワーは、うつむき加減に、学校へと向かった。

「…もう…どうすればいいんだろう…」

ライスシャワーは、途方に暮れていた。




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Gemini使用

2024-10-05

anond:20241004214730かいちゃったね、ライスシャワー

夏の太陽容赦なく駅に降り注ぎ、アスファルトを焦がす。湿気を含んだ空気は重く、ライスシャワーの小さな体にまとわりつく

今日も…暑い…」

ライスシャワーは、駅までの道のりで既に汗だくになっていた。白いブラウスは肌に張り付き、不快感を増幅させる。

「…汗の匂い大丈夫かな…」

ライスシャワーは、周りの視線が気になって仕方がない。自分の汗の匂いが、周りの人に不快感を与えていないか不安でたまらない。

実際には、ライスシャワーの体からは、甘ったるいミルクのような香りが漂っていた。それは、周りの男たちの理性を奪うほど、魅惑的な匂いだった。

ライスシャワーの後ろに立っていた男は、その香り我慢できず、鼻血を噴き出し、爆発してしまった。しかし、ライスシャワー本人は、そのことに全く気が付いていなかった。

今日は…大丈夫…なはず…」

ライスシャワーは、心の中で呟いた。

昨日までの彼女は、下着が透けることに悩まされていた。

しかし、今日ライスシャワーは違う。なんと、制服の中に水着を着てきたのだ。

ライス天才かも…」

ライスシャワーは、密かに自分の機転を褒めた。

薄いブルー水着は、白いブラウスから透けて見える。しかし、水着なら問題ない。

「これで…もう、恥ずかしい思いをしなくて済む…」

ライスシャワーは、安堵の息を吐いた。

ただし周りの人々は、ライスシャワーの透けた水着視線を釘付けにしていた。これはこれでと暑い視線ライスシャワーに向けていた。

しかし、ライスシャワー本人は、そんなことに気づくはずもなかった。

「…それにしても…暑い…」

ライスシャワーは、滝のように流れる汗を拭った。ブラウスは、肌に張り付き、水着ラインがくっきりと浮かび上がる。

それでも、ライスシャワーは、気にしなかった。水着なら、透けても恥ずかしくない。

電車が到着し、ライスシャワーは車内へと乗り込んだ。

冷房は効いているはずなのに、人の熱気で、車内の空気は生ぬるい。ライスシャワーの汗は、止まらない。

周りの人たちは、みな暑そうにしている。中には、顔を赤らめている人もいる。

ライスシャワーの体からは、甘ったるいミルクのような香りが、さらに強く漂っていた。一部の男たちは、その香り我慢できず、鼻息を荒くしていた。しかし、ライスシャワー本人は、そんなことに気づくはずもなかった。

「…水着大丈夫かな…」

ライスシャワーは、少し不安になった。

次の瞬間、ライスシャワー制服の中に着ていた水着は、不思議な力で爆発した。

「ええっ!? どうして…!?

ライスシャワーは、何が起こったのか理解できず、呆然と立ち尽くした。

「ううっ…、やっぱり…私は…」

ライスシャワーは、自分の不幸体質を呪った。

水着を失ったライスシャワーは、白いブラウスと紺色のスカート姿。ブラウスは、汗で透け、中の肌が、周りの人の目にさらされている。

「どうしよう…どうしよう…」

ライスシャワーは、パニック状態に陥った。周りの視線が、まるで無数の虫のように、ライスシャワーの体を這い回る。

透き通るような白い肌は、汗で濡れて輝き、その滑らかな質感が、男たちの心を掻き乱す。小さな胸は、ブラウスの薄い生地越しに、その形を露わにしていた。

「見ないで…お願い…見ないで…」

ライスシャワーは、心の中で、そう叫んでいた。

周りの視線は、ますます熱くなる。ライスシャワーは、まるで、裸にされたかのような恥ずかしさに、顔を真っ赤にする。

「ううっ…もうダメ…」

ライスシャワーは、絶望の淵に立たされていた。

「お兄さま…どこにいるんですか…」

心の中で、お兄さまに助けを求める。

「こんな時くらい…そばにいてくれてもいいのに…」

少しだけ、お兄さまに悪態をついてしまう。

その時だった。

ライス──!!」

聞き覚えのある声が、電車の外から聞こえてきた。

「お兄さま!?

ライスシャワーは、驚いて窓の外を見た。

なんと、昨日爆発したはずのお兄さまが、電車に並走して走っているではないか

「助けに来たぞ──!!」

お兄さまの叫びに、ライスシャワーは目を輝かせた。

次の瞬間、お兄さまは、車にはねられ、爆発した。

「お兄さま!?

ライスシャワーは、愕然とした。

「…なんで…?」

お兄さまは、またしても役に立たなかった。

「…もう…本当に…頼りにならないんだから…」

ライスシャワーは、失望と共に、お兄さまに悪態をついてしまった。

電車は、容赦なく走り続ける。車内は、相変わらず蒸し暑く、ライスシャワーの汗は、止まらない。

白いブラウスは、汗でびっしょりになり、中の肌がはっきりと見える。スカートも、汗で濡れて、体のラインに張り付いている。

ライスシャワーの体からは、甘ったるいミルクのような香りが、周囲に充満していた。

周りの視線は、ますます熱くなる。ライスシャワーは、耐えきれず、顔を覆った。

「…もう…恥ずかしい…」

ライスシャワーは、恥ずかしさで耳の先まで赤くなっていた。

そして、ようやく、電車が駅に到着した。

「ふぅ…」

ライスシャワーは、よろめきながら、電車を降りた。

ホームに降り立った瞬間、ライスシャワーを襲ったのは、容赦のない太陽の光と、湿気を含んだ熱気だった。

「ううっ…」

汗は、滝のように流れ落ちる。ブラウスは、完全に透け、中の肌が丸見えだ。スカートも、汗でびっしょりになり、胸元や尻のラインがくっきりと浮かび上がっている。

ライスシャワーの体からは、甘ったるいミルクのような香りが、周囲に広がっていく。

近くの男は、あまり香りの良さに耐えきれず、爆発してしまった。

ライスシャワーは、うつむき加減に、ウマ娘たちの学校へと向かった。

「…今日も…ダメだった…」

ライスシャワーは、心の中で、そう呟いた。




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Genimi使用

2024-10-04

anond:20241003212035かいちゃったね、ライスシャワー

朝の陽光容赦なくライスシャワーの部屋に差し込む。湿気を帯びた空気は、まるで呼吸をするのも億劫になるような重苦しさだ。

今日も…暑い…」

ライスシャワーは、ベッドから起き上がり、窓の外を眺めた。

昨日までの悪夢が蘇る。カーディガンニットベスト…そして、あの視線

今日は…絶対に…!」

ライスシャワーは、決意を込めて、クローゼットを開けた。

薄いグリーン地に白いレースがあしらわれたブラジャーショーツ。清楚で可憐デザインは、ライスシャワーお気に入りだ。しかし、この可愛らしい下着が、人目に晒されるのは、耐えられない。

今日は…これを着て…!」

ライスシャワーは、冬物のコートを手に取った。

「さすがに…やりすぎ…かな…?」

一瞬、躊躇するも、ライスシャワーの決意は固かった。この暑さの中で、冬物のコートを着るなんて、正気の沙汰ではないかもしれない。でも、あの屈辱を味わうよりは、ましだ。

コート羽織り、家を出る。

「…暑い…」

コートの中は、まるでサウナのようだ。汗が滝のように流れ落ちる。白いブラウスは、肌に張り付き、不快感を増幅させる。

それでも、ライスシャワーは、歩みを止めなかった。

駅に着くと、ホームはすでに人で溢れかえっていた。

「はぁ…」

ため息をつきながら、ライスシャワーは、人混みをかき分け、電車へと乗り込んだ。

冷房は効いているはずなのに、人の熱気で、車内の空気は生ぬるい。ライスシャワーの汗は、止まらない。

周りの人たちは、みな暑そうにしている。中には、顔をしかめている人もいる。

「…もしかして、私の汗の匂い迷惑…? 」

ライスシャワーは、自分の汗の匂いが気になって仕方がない。

実際には、ライスシャワーの体からは、甘ったるいミルクのような香りが漂っていた。それは、周りの男たちの心を惑わせるほど、魅惑的な匂いだったのだが、ライスシャワー本人は、そんなことに気づく由もなかった。

「でも…今日コートを着ているから…大丈夫…はず…」

ライスシャワーは、そう自分に言い聞かせ、少しだけ安心した。少なくとも、下着が透けることだけはない。

その時だった。

「…え…?」

轟音と共に、ライスシャワーの視界が真っ白になった。

「うわあああああああああああああああああっ!!!

ライスシャワーは、思わず叫び声を上げた。

「な、なんで…!? どうして…!?

ライスシャワーの冬物のコートは、跡形もなく消し飛んでいた。

「ううっ…、やっぱり…私は…」

ライスシャワーは、自分の不幸体質を呪った。

コートを失ったライスシャワーは、白いブラウスと紺色のスカート姿。ブラウスは、汗で透け、中の下着が、周りの人の目にさらされている。

「どうしよう…どうしよう…」

ライスシャワーは、パニック状態に陥った。周りの視線が、まるで無数の矢のように、ライスシャワーの体を突き刺す。

薄いグリーン地に白いレースがあしらわれたブラジャーは、ライスの小さな胸を上品に包み込み、汗で濡れて、その繊細な模様をより際立たせている。スカートも、汗で太ももに張り付き、下着ラインが透けて見える。

「見ないで…お願い…見ないで…」

ライスシャワーは、心の中で、そう叫んでいた。

周りの視線は、ますます強くなる。ライスシャワーは、まるで、衆人環視の中で裸にされたかのような恥ずかしさに、顔を真っ赤にする。

「ううっ…もうダメ…」

ライスシャワーは、絶望の淵に立たされていた。

「お兄さま…どこ…」

心の中で、お兄さまに助けを求める。

「こんな時くらい…そばにいてくれてもいいのに…」

少しだけ、お兄さまに悪態をついてしまう。

その時だった。

ライス──!!」

聞き覚えのある声が、電車の外から聞こえてきた。

「お兄さま!?

ライスシャワーは、驚いて窓の外を見た。

なんと、お兄さまが、電車に並走して走っているではないか

「助けに来たぞ──!!」

お兄さまの叫びに、ライスシャワーは目を輝かせた。

しかし次の瞬間、お兄さまは、線路脇の壁に激突し、爆発した。

「お兄さま!?

ライスシャワーは、愕然とした。

「…なんで…?」

お兄さまは、役に立たなかった。

「…もう…頼りにならないんだから…」

ライスシャワーは、失望と共に、お兄さまに悪態をついてしまった。

電車は、容赦なく走り続ける。車内は、相変わらず蒸し暑く、ライスシャワーの汗は、止まらない。

白いブラウスは、汗でびっしょりになり、中のブラジャーがはっきりと見える。スカートも、汗で濡れて、体のラインに張り付いている。

ライスシャワーの体からは、甘ったるいミルクのような香りが、さらに強く漂っていた。

それは、またも周りの男たちの心を惑わせていたが、ライスシャワー本人は、全く気が付いていなかった。

周りの視線は、ますます熱くなる。ライスシャワーは、耐えきれず、顔を覆った。

「…もう…どうなってもいい…」

ライスシャワーは、自暴自棄になっていた。

そして、ようやく、電車が駅に到着した。

「ふぅ…」

ライスシャワーは、よろめきながら、電車を降りた。

ホームに降り立った瞬間、ライスシャワーを襲ったのは、容赦のない太陽の光と、湿気を含んだ熱気だった。

「ううっ…」

汗は、滝のように流れ落ちる。ブラウスは、完全に透け、中のブラジャーが丸見えだ。スカートも、汗でびっしょりになり、下着ラインがくっきりと浮かび上がっている。

ライスシャワーの体からは、甘ったるいミルクのような香りが、周囲に広がっていく。

ライスシャワーは、うつむき加減に、ウマ娘の集まる学校へと向かった。

「…今日も…ダメだった…」

ライスシャワーは、心の中で、そう呟いた。




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Genimi使用

2024-10-02

嫌な大人になってしまった

広告高校生中学生恋愛する漫画が流れてきた

中学生とか高校生当時だったら面白く読めたんだと思うんだけどアラサーの今となっては「制服恋愛w」「この間までランドセルだったくせにw」「自分の食い扶持も稼げないくせにw」「学生大人しく勉強しとけよw」と登場人物馬鹿にする言葉ばかりが頭に浮かんでしまった

私には夫がいて子供も作ろうかという話もしているんだけど将来「ガキが色気づいてるw」くらいのことを言いかねない自分に気付いて愕然とした

私自学生時代にはカッコつけて調子のって色々やって、結果としてそれを青春と思っていて、親はそれについて何も言わずに見守ってくれてたのに自分子供に対して「調子乗るなw」とか思ってしまうのかと

嫌な大人なっちゃったなあ

2024-09-30

ニュージーランド教育制度崩壊する

ニュージーランド教育個性尊重日本のような全体主義的な性質もなく、子どもたちにとって最高の教育システム提供されていると信じてやまない日本人がどうもいるようだが全くそんなことがない話をする。

ニュージーランド義務教育日本とほぼ同じだが、高校課程までが義務教育、と言ってもやめても構わないがやりたければ無条件で受けられる、となっている。

小学校中学校まではおそらくだ勉強が嫌いにならないことや、ニュージーランド社会で生きていくために最低限の教育だけをしているのだろうが、日本教育とは質も量もかけ離れている。

ニュージーランドに来た日本人の多くが子供に対して与えられる教育の内容と質に愕然としているか、「そんなことはないこれこそが子どもたちを真の意味で伸ばす教育だ」とイデオロギー的に信じ込んでいるかどちらかだろう。

ニュージーランド教育は家庭の経済によって格差露骨なほどに現れる。金持ちの集まる学校ほど潤沢な資金で優秀な教師を雇って質の高い教育を施すことができ、貧乏人の学校ほど最低限(必要十分ではまったくない)の教育しか施されないため、貧困が凄まじい勢いで固定化されている。

事実大学に進学する子供殆ど富裕層の子供だ。

などという話はもうかなり昔から言われていることだが、国はもうどうすることもできない現状なのでもうどうしようもない。

いずれにせよ、ニュージーランド教育は、教師子供の間に不可侵の壁が出来上がり、突っ込んだ教育が一切できないために放置せざるを得ない、というのが個性尊重や進んだ教育の正体でもある。

今回したい話は、子どもたちの出席率が90%を下回ると親が国から罰金告訴を受けるかもしれない制度2026年から始まるというものだ。

https://www.nzherald.co.nz/nz/parents-face-fines-for-school-absences-as-families-choose-early-holiday-for-savings/RJHQ74G5FBDMFL2CPPVVG37WA4/

ニュージーランドではスクールホリデー中の渡航費が高いため、少し早めに学校を休んで海外旅行に行く、という人がそれなりにいるのだが、これをやったら罰金になる制度が始まる。

罰金を払って安い航空チケットを買うか、罰金を払わずに高い航空チケットを買うという選択肢になる。

https://www.nzherald.co.nz/nz/politics/david-seymour-says-parents-could-face-prosecution-for-kids-truancy-teacher-only-days-to-end/6BXPJBBQMZGZ7DGPJJ5PTCMAUA/

たこの他にも、学校を15日以上休むと両親が国から訴追を受ける可能性が発生する。これも法律として制定されるので、回避しようがない。

日本から来た親が感じているこの国の教育の素晴らしさの一つに出席しようが欠席しようがあまりとやかく言わない、教育以外の大事なこと(笑)子どもたちに経験させることができるというのがあるのか無いのか私は知らないが、今後こういったことはできなくなる可能性が高い。

これらの制度を作っている政治家デビッド・シーモアというニュージーランド極右政党ACT党首だ。

極右政党と言っても軍国主義者というわけではなく、超保守とでも言えばいいと思うが、この政治家ニュージーランドアンタッチャブルでもあるワイタン条約の破棄も目指していることでマオリから蛇蝎のごとくに嫌われている。

そんな彼が目指しているのは、子どもたちの学校出席率90%だ。そしてマオリ以外からも嫌われることを目指していると言っても過言ではないだろう。

学校に行きさえすればいいのかというとそんなことはないが、この国の問題の一つに半数以上の子どもたちの出席率がかなり低いというものがある。

要は公教育をしっかり受けている子供が少ないというものだ。

そこで親には訴訟罰金をちらつかせることで子どもたちの出席率を上げようと言うのが今回の法律の要点でもある。

とても民主的とは思えないこの制度に対してマスコミはなにかしているかというと特に何もしていない。

おそらく今後ニュージーランド日本よりもいい教育を期待して来る人はいなくなるか、いたとしたら温かい目で残念だったなと言うようになるのかもしれない。

今回のナショナル政権ははっきり言ってひどいの一言であり、全く何もできていない。

しかするとジャシンダ・アーダーン率いるレイバー負の遺産があまりにもひどくてそれどころではないのかもしれないが、レイバーは今の政権いか無能かを騒ぎ立てている。何いってんだと思わなくもないが、実際ダメだと思う。

デビッド・シーモアのせいで私の宿敵でもあるウィンストンピータースが全く目立たなくなってしまったが、彼はやばいときはどんどんと影になっていくので、彼なりの政治センス可能性もある。

デビッド・シーモアはちなみに言うと国民が次の首相になってほしい政治家の一人でもあった。この国の人々のセンスのなさが凄まじい。

そういうわけでニュージーランドに来ることはおすすめしない。

2024-09-28

父親馬鹿だった

母が死んで四十九日法要が終わり、遺品の整理も最終局面を迎えていた

いろいろ出てきたのだが、困ったのは包みからも出していない、未使用着物(もちろん和服)の数々

親戚に女性は少なく、着物を着るような習慣のある人間もいない

そこで父は言い出した

「今大変だろうから能登半島)に送ろう」

何を言い出したのかと思った

「着るものがなくて大変だろうから、着るものを送って何が悪い

「着る人間がいなかったら、向こうで換金してもらって支援に充ててくれればいいだろう」

返す言葉もなかった。何を言っているのだろう

向こうの人間の都合は一切考えない父の思考愕然とした

こんな父と一緒にいた母の苦労を今更ながらに理解した

2024-09-22

性欲と撮り鉄欲が入れ替わった世界

あの日、神に願いを託したのは、ある一人の男だった。

「この世の性欲と撮り鉄欲を、どうか交換してください…!」

男は名を田中健二、30代後半に差し掛かった独身男性で、いわゆる“撮り鉄”という部類に属する。

鉄道撮影することが何よりの生きがいで、日々全国を渡り歩きながら、名だたる鉄道カメラに収めるのが彼の生涯の目的だった。

しかし、その情熱を周囲に理解してもらうことは難しく、家族や友人からは「どうしてそんなものを撮るのか」と常に冷たい視線を浴びせられていた。

恋愛も当然、うまくいかなかった。

女性との出会いはあったものの、彼の会話の半分以上が「今日特急あずさの迫力」や「新幹線の美しい流線型」についてだったからだ。

恋愛結婚も、どうでもいい」と彼は思っていた。

しかし、それでも社会圧力に屈しないわけにはいかなかった。

テレビをつければ性欲を煽るような広告が流れ、街を歩けばラブホテル看板恋愛を謳う雑誌が彼の視界に入ってきた。

性欲を抱くことが当然で、むしろそれがないことが異常とされるこの世界に、彼はひどく疲れていた。

そんなある日、鉄道神社に参拝した彼は、思い余ってその願いを口にしたのだった。

「どうか、性欲と撮り鉄欲を交換してくれませんか?」

もちろん、健二自身も半ば冗談だった。

撮り鉄欲なんて、そんなのが性欲並みに強力なものになるなんて、あり得ないと思っていたのだ。

しかし――彼の願いは、なぜか神に届いた。

翌朝、健二が目を覚ました時、世界は一変していた。

彼が最初に気づいたのは、スマートフォンの通知がやけに多いことだった。

何事かと思って画面を確認すると、SNSには膨大な数の撮り鉄動画投稿され、YouTubeトップページ鉄道関連の動画で溢れていた。

何より奇妙だったのは、それらのほとんどに「年齢制限」がかかっていることだ。

健二は頭を掻きながら、YouTubeを開いてみた。

「この動画センシティブな内容を含んでいます。18歳以上でないと視聴できません。」

表示されたのは、ただの電車が駅に滑り込む映像。それがなぜセンシティブなのか、健二には理解できなかった。

しかし、コメント欄を見て愕然とする。

「やべぇ、これやばすぎる……マジで興奮するわ!

「めちゃくちゃ良いシーン。完全にアウトだろこれ」

バンされる前に保存しとけ!」

健二はしばし呆然としてしまった。

いつもの撮り鉄動画が、まるでアダルトコンテンツのように扱われ、視聴者たちも異常に興奮している。

どうしてこんなことに?

混乱しながらも、次に目を向けたのは、街中の広告だった。

以前なら恋愛ドラマ化粧品広告が目立っていたはずの看板には、なぜか鉄道写真ポスターが貼られ、キャッチコピーには「最高の瞬間を捉えろ!」や「巻頭グラビア芋坂跨線橋!」といった文字が躍っていた。

さらに、健二がコンビニに立ち寄ると、週刊誌のコーナーも異様だった。

普段ファッション雑誌タレントゴシップ記事が並ぶ場所に、まるでポルノ雑誌のような過激鉄道写真集が置かれている。

「な、なんなんだこれは…」

すぐに理解できたのは、健二の願いが本当に叶ってしまたことだ。

性欲と撮り鉄欲が入れ替わり、世界中の人々が鉄道撮影することに異常なまでの情熱を抱くようになっていたのだ。

それは健二にとって、ある意味理想の世界かもしれなかった。だが、次第にその異様さが浮き彫りになっていった。

街を歩くと、至る所で人々がカメラを構えて鉄道撮影している。

どんなにささいな路線でも、彼らは真剣眼差しシャッターを切っている。

昼夜を問わず鉄道の動きに敏感に反応し、駅のホームは常にカメラを構えた人たちでごった返していた。

仕事をさぼる者、学校をさぼる者も続出していた。

テレビをつければ、ニュースキャスターがこう報じていた。

現在撮り鉄欲による社会的混乱が拡大しています専門家によると、この現象世界的に見られ、既に政府対策検討中です。ネット上では過激撮り鉄動画規制が進んでおり、多くのサイトが取り締まりを強化しています。」

なんと、撮り鉄動画アダルトコンテンツとして規制されていたのだ。

YouTubeだけでなく、他の動画共有サイトでも同様の対応が取られており、過激鉄道撮影はすぐにバンされる。

それでも一部の愛好者たちはこっそりと鉄道動画を共有し、アダルトサイトでは“禁断の鉄道映像”が取引されていた。

完全に狂っていた。

街角書店に寄ると、性教育のコーナーは消え、代わりに「撮り鉄マナー教本」や「鉄道撮影の基本」などの書籍が並んでいた。

学校でも、保健体育の授業で「撮り鉄の心得」や「撮影倫理」が教えられている。もはや性教育ではなく、撮り鉄教育が標準となっていたのだ。

健二は家に帰り、ぼんやりと窓の外を眺めた。

外では、鉄道が走るたびにカメラを構える人々が見える。シャッター音が響き渡り、その度に興奮した叫び声が上がる。

どうしてこうなったんだろう…」

彼の願いは叶ったはずだった。

だが、これは本当に望んでいた世界だったのか?

撮り鉄という趣味尊重されることは嬉しいが、それが人々の生活支配するようになるとは思いもしなかった。

欲望というものは、どれも程度を超えれば狂気に繋がるのかもしれない。

そしてふと、彼は気づいた。

撮り鉄欲が支配するこの世界では、性欲を持つ者はほとんどいなくなっていた。

もはや人々は鉄道を追いかけ、カメラを構えることに夢中で、恋愛繁殖を考える余裕などなくなっていた。

人類絶滅危機に瀕しているのではないか

「俺がこんな世界にしたんだ…」

健二は深い罪悪感に襲われたが、同時にどこかで安堵している自分もいた。

少なくとも、誰も彼を「なぜ鉄道を撮るんだ?」と不思議がることはなくなったからだ。それが、彼の心の平穏を保っていた。

しばらくして、世界政府はついに動き出した。

人類の存続を危ぶんだ科学者たちが、性欲を取り戻すための研究に着手したのだ。

だが、一度交換された欲望は、そう簡単には元に戻せるはずもない。

プロジェクトリーダーを任され、プロフェッサーと呼ばれていた男は自宅のPCから鉄道ポルノが見つかり解任された。

人々は撮り鉄に狂い、既に撮り鉄欲を手放すことはできなくなっていた……。

健二は今日もまた、カメラを手に鉄道を追いかけていた。もはや性欲など無用だ。

ただ、鉄道撮影するその瞬間だけが、彼にとっての至福なのだから

2024-09-20

特許を知って生まれて初めて思ってしまった

愕然とした。

全然知らなかった。この世界はこんなにも邪悪なのか。

記事で紹介されてることが本当なら、私は絶望する。

あらゆるゲームに関わりたくないし、特許関係する全てと距離を置きたい。

でもそんなことは現実的にできない……。

俗に「嵌め込み」と呼ばれる手法で、訴訟使用するために、既存特許の分割出願の権利範囲を被疑侵害物件構成に「寄せて」補正したものと思われます

任天堂は超強力な特許ポートフォリオを持ってはいても、自分から積極的には権利行使はせず、自社の知財が浸蝕されそうになった場合のみ徹底的に戦うという企業ポリシーであるように思えます

[B! 任天堂] 任天堂が対パルワールド訴訟で使用した特許はたぶんこれ(栗原潔) - エキスパート - Yahoo!ニュース

2024-09-16

ある人間信者になってしまった話

数年前、身内がある男(A)の被害に遭った。

Aと身内は同じ学校とは言え面識は無かったが、身内が所属していたグループ活動に対し一方的ケチをつけて

学校側に根も葉も無い嘘を一方的通報されたり、学校外にまでの同様の通報公的機関にまでグループ悪事告発する、という体の怪文書を送りつけられるという

嫌がらせしか思えない事をされた。身内の所だけで無く、複数グループサークルに対し同様の嫌がらせをしていたらしい。

怪文書の方は、身内の所についてはさすがに相手にされてはいなかったみたいだが(他の所では相手から問い合わせが入ったケースもあったという)

学校側については学生から通報があった以上、何もしない訳にはいかず、身内らは対応に追われる羽目になった。


この時点では、通報者がAという同じ学校人間らしい、という事は認識していたが、Aとは全く面識も無かった上にやった事も動機意味不明過ぎて

本当に気味が悪いと身内はスルーして関わらない様にした。

その際身内からは「同じ学校に凄い気持ち悪い奴がいて怖い」「目をつけられても嫌だから無視するしかない」といった相談というか愚痴を聞いてはいた。

私もAの話を聞いて直接どうこうするよりは関わらない方が良い類の人間だと思った。

最初嫌がらせ通報の時点では無視する事にした身内だが、その後、同様の事をやられた別のグループがAに対し直接文句を言った所

身内らの名前を出して「あの人達自分のやる事には同意している」「彼ら(身内らのグループ)から依頼されて通報した」

「彼らから情報提供を受けて(通報を)やっただけ」などと言った嘘を吐き、そのグループから身内らがクレームを受けて事態が発覚した。

話し合って何とか誤解は解いて貰ったが、直接面識も無い相手勝手名前を出された挙げ句に、Aの粘着嫌がらせしか思えない行為に加担している

などと嘘をつかれて人間関係を滅茶苦茶にされそうになり、さすがに身内らも頭にきたらしくAに対して直接文句を言ってしまった。

こういう事は止めてくれ、あなた行為はハッキリ言って迷惑だし嘘をついて名前を出すのも困ると。Aは渋々といった感じで、その時は一応謝罪はしたらしい。


もし仮に、その時に相談を受けていたら、当時の自分はどう答えていただろうと思う時がある。

今の私ならば、そんなヤバい人間無視した方が良い、悔しいと思うけど世の中には関わってはいけない人間がいるのだから、と答えたと思うが

当時にそんな事を言って冷静に身内を制止出来た自信は無い。その事が非常に悲しく悔しい。



程無くして、Aによる「被害告発」と共に、恐らくAと思われる人物によって大量の迷惑メールが身内のアドレスに送りつけられたり

身内の個人情報特定出来る様な中傷匿名掲示板に書き込まれるなどの被害が発生した。

身内らの(少なくともこちからすれば)正当な抗議は、Aには「何も悪い事をしていない自分への攻撃」と受け取られた様だった。(事実、後で送られる事になる書類にはその様な主張が書かれてあった)

身内も含めた複数名(最終的には数十名の被害者が発生した)の個人情報と共に事実無根の中傷を「被害告発」という体でA自身個人ブログで公開される様になった。

告発という名の誹謗中傷も相当酷い行為だったが、Aの「(自称)被害告発」、Aが周囲に生徒らの悪口を言い回っていた時期、身内も含めた様々な人物犯人不明嫌がらせが発生したタイミングが余りにも一致していた為、当然周囲はAを疑った。

悪意を持って拡散された個人情報の内容は、Aによる学生権限悪用して収集したであろう個人情報が大量に含まれていた。状況的に犯人はAとしか思えなかった。

しかし悪質な事に、基本的ネットを使った手口なので、当然確固たる証拠は無かった。Aに問い正した人間もいたが、当然Aは否定した。証拠が無いからと。

俺が犯人だと思うなら証拠を出してみろよ、出来ないならそっちが犯罪者ですよ?などと半笑いで煽ったりもしたらしい。

学校側にも相談したが、やはり当初は同様の事を言われた。

個人情報掲載された中傷ブログについてはともかく、証拠も無い嫌がらせについては、例えAが疑わしくともどうしようも出来ないと。

話を聞く限り、学校側もAの異常な行動に対し、どう対処して良いかよく分かっていない様だった。

身内が別の学生と良から行為を繰り返している、等という真っ赤な嘘の中傷も、A自身による一方的な他生徒への話しかけやブログコメント欄等を介して拡散された。

その頃にはAが異常な行為を繰り返しているとんでもない人間という事が被害である身内らやその周囲には知れ渡っており、悪質な噂を信用する者は殆どいなかったのが不幸中の幸いだった。


しかし、この様な気色の悪い嫌がらせ事実無根の中傷をされて、身内は相当精神的にダメージを受けた。

いくら客観的に見てもちょっとおかしサイトで、まともに相手にする人間の方がおかしいと言える様な代物とは言え

個人情報と共に根も葉も無い中傷ブログに書かれているのも、就活を控えた身だった身内としては相当堪えていた様だった。

身内からヘルプが入り、私や両親らも何とかしようとしたが、結果だけ言えばどうにも出来なかった。

なにせネット書き込み一つにしても証拠は無い、当時はあまり情報が無く開示請求をしようとしても

弁護士に依頼すると多額の費用時間がかかるというハードルがあるという思い込みもあった。

仮に開示に成功したとしても、ネットカフェ等で書き込みをしているとまず書き込み者は特定出来ませんよと、相談に行った弁護士の人にも言われて愕然とした。

「この程度の中傷」は無視した方が良いです、と言った弁護士もいた。世間はそんなものかと思ったが、身内も私もまだ若く、それがおかしいと否定出来る根拠は持ち合わせていなかった。

こんな事をしでかすAの動機がただの逆恨みしか思えないのも、Aという人間から感じる理不尽な悪意を更に強くさせた。


自分や両親にも仕事生活があり、出来る限りの事はしたつもりだったが、同居親族では無かった為身内へのサポートにも限界はあった。

身内も就活を控え何かと不安定な時期で、ストレスは傍から見ていても辛そうだった。

そんな折、身内は当時勤めていたバイトから自主退職を促された。実質クビだった。

身内を名指ししたクレームメールや身内の根も葉も無い「悪事」を通報する怪文書バイト先の親会社人事部に届き

説明を求められた身内はAの名前こそ上げなかったもの学校トラブルに巻き込まれ以来不審嫌がらせが続いていると弁解した。

身内にも怪文書の詳細な内容は伏せられたが、警察沙汰にもなる様な問題を起こしている、といった内容が通報されたと暗に示唆されたらしい。

会社とは関係無い所で面倒なトラブルに巻き込まれている人間など、面倒なだけだったのだろう。

こんなおかし嫌がらせをされる様な人間とは関わり合いになりたく無かったのかもしれない。

弁解は受け入れられず、身内は結局職場を追われる羽目になった。


追い打ちをかける様に、身内宛にAから内容証明が届いた。Aに対し身内がやった抗議は「名誉毀損である」として、示談に応じない場合訴訟検討しているという。

書面には弁護士名前もあった。遂に身内は心が折れてしまった。Aに対し頭を下げて何とかして貰うと言い出した。

自分最初反対したが、両親とも話した結果、もう身内のメンタル限界だしこれ以上Aの様な異常者と相対するのは無理だろうと。

悔しいが多少の金を払ってでもAに嫌がらせを止めて貰って、泣き寝入りをした方がマシだと。

弁護士にも相談したが、やはりAの様な相手全面的に争うのは難しいと言われた。

多額の費用がかかり、仮に勝ったとしても弁護士費用を考えると完全にマイナス

またAの様な「無敵な人」なタイプが(弁護士言葉を濁してはいたけど)素直に賠償をするとも思えず、従わない場合更に手続き費用が…と言われた。


今思えば相談した弁護士はどちらかと言えばハズレだったが、こちらは法的知識もあまりない一般家庭の一般人で

弁護士さんが言うのだから、世の中はそういうものなのだ愕然としてしまった。

どうしてこちらは何も悪く無いのに一方的被害に遭って、明らかにであるAが得するばかりなのだろうと、社会理不尽さを痛感させられた。


結局一応こちらも弁護士を立てて示談をする事になった。示談金としては少額だったが、弁護士費用も考えると自分の月給が飛ぶ程度の費用がかかった。

お金は両親が支払った。悔しいが身内を守る為の勉強代だと思うしかないと言っていた。

Aみたいな太い家の出身と違い(A自身が自慢していたという)決して安くは無い出費だった。

父や母が普段から真面目に働いているのは、Aみたいな人間に金を差し出す為では無いのにと、本当に悔しかった。

Aと示談した途端、嘘みたいに嫌がらせはパタリと止まった。中傷ブログの方は駄目だったが、どうしようも無かった。


この中傷ブログに関しては、後で知る事になるのだが、別の被害者がブログ記述を削除する為に裁判を起こし

100万程の費用をかけて削除させたらしいが、即座にAはコピーブログを立ち上げ内容を転載裁判は完全に無駄に終わったという。

この胸糞悪い話を聞くと、あの頼りないハズレの弁護士の言う事もあながち間違ってはいなかったのかと思った。

Aは結局中傷ブログの件や他の問題(異性絡みで警察沙汰になる様なトラブルも起こしていたらしい)もあり、遂に学校側も対処して

結果的には限りなく退学処分に近い形で自主退学したというが、それでも私達の気は全く晴れなかった。


それでも身内は就職活動を頑張ったが、結局不本意な結果に終わった。

まともな企業人間なら、怪文書に近い中傷ブログや、仮に匿名真偽不明メールが送られていたとしても相手にしないだろうと言ったが

身内自身ストレス不安による不調もあったのだろう。元の志望した業界への就職は叶わず、異なる職種就職する事となった。

就職してからもしばらくは精神科に通い、カウンセリング等の治療を受けていた様だった。

この事は自分達にも最初は隠しており、ある程度状態が落ち着いた時に初めて「実は…」と打ち明けられた。

Aとの一件で多大な迷惑をかけてしまい、更に心配までかけさせたく無かったから、と謝罪された。

こんなにも身内を追い詰めたAを、改めて憎んだ。

何も関わりが無かった筈なのに、勝手に関わってきた挙げ句一方的逆恨みして嫌がらせや虚偽の事実を振りまいて中傷した挙げ句

いざとなったら被害ぶってこちらを加害者呼ばわりして攻撃する卑劣さ。

ギリギリ違法にならない様な嫌がらせや、証拠を取る事が難しい違法なやり口で相手を追い詰めて苦しめる異常さ。

まさに悪意の塊の様な人間だと思った。



やっとAとの嫌な記憶も少しは薄らいできた頃、再びAの姿をネット上で見かける様になった。

彼は退学後も、(恐らく太い実家とやらの金を存分に使って)華麗な経歴を引っ提げ、有名なネットメディアや

テレビに出演したりある有名人らと絡むなど、所謂知識人的な立ち位置としてネット上で活動していた。

当時の嫌な記憶フラッシュバックを起こしたのか全身が冷えて血の気が引いていくのを感じた。

当時同じ学校だった身内含めた多数の人にあれだけ迷惑をかけ傷つけておいて、よくこんな堂々としていられるなと思った。

よっぽど文句の一つでも言ってやろうかと思ったが、その頃にはAにも既にある評論家など似た様な同類取り巻きも多数いて、結局諦めた。

所詮自分普通に働いている一般人で、相手は少なくともネット社会では多数のフォロワーを従えているネット有名人

数に押されるのは目に見えていたし、身内を追い詰めた様に今度は自分が訴えられるかもしれない。

身内だってAにはもう今後一切関わり合いになりたく無いだろう。ブロックして忘れたフリをするしか無かった。本当に悔しかった。


それからまた時は経ち、今度は別の方向からAの名前を聞く様になった。

あるインフルエンサー人間喧嘩を売ったAは(割とそういう事を以前から各所で繰り返していたらしいが)

ある人間らに過去言動や経歴の矛盾点等、恐らくAが知られたく無かったであろう事まで掘り返され暴かれて、笑い者になっているという。

Aや取り巻きは、ある人間や支持者によるネットリンチだ!などと被害者面をしていた。

何も事情を知らぬ第三者であれば、自分もそう思ったかもしれない。

けれど自分は、正直「ざまぁみろ」と思った。Aが身内らにやった事を思えば、これぐらいの被害など因果応報だろうと。


ある人間所謂政治系のインフルエンサーで、Aはその対立する相手方の勢力に元々属していたんだか後で取り込まれたんだかで

Aとある人間らは本格的に対立する様になった。その過程を追って行く内に、様々な事を知った。

Aによる被害者は、身内や個人情報を晒された他の学生達だけでは無かった事。

身内も知らなかった様な、結構トラブルを在学中に既に起こしていた事。(警察沙汰になる程の事をしでかしていた事は、この時に知った)

金で買ったであろう自称の経歴は大半が虚飾に塗れた代物だった事。

違法中傷嫌がらせ以外にも、多数の人々を挑発し愚弄する様な数々の酷い暴言を吐いていた事など。

近しい人にコロナで亡くなった人は幸いにもいなかったが、親類の一人はコロナが原因で持病が重症化してしばらく入院していた。

会社にも、コロナにかかった後、後遺症でしばらく苦しんでいた人がいた。

例えばAは、コロナ患者を「ざまぁみろ」などと愚弄していた。本当に鳥肌が立った。

彼の様な人間が、平気で人の心が無い様な暴言を吐けるのだろう、と思った。

自分もAが苦しんでいるであろう光景を見て同じ事を思ったので、同じ穴の狢かも知れないが。


対立過程で、Aの被害者の一人が声を上げた。自分はAの被害者だと。

被害を受けたので訴訟も起こしたが、Aは判決無視して逃げ回っていると言った。

当時私が懸念した通り、被害者はAやAの取り巻きらに攻撃された。

取り巻きはAの言動をどこまで信用しているのだろうかと思った。

Aの言動被害の現状を知っていれば、一緒になって被害者をセカンドレイプなど出来ないだろうと。

しかしながら、党派性の強い人達の異常な言動を見ていれば、答えは自ずと分かった。

Aの取り巻きをやる様な人間にとっては、Aの言動の真偽などどうでも良く、ただ対立相手攻撃する、叩き棒の様な理由があれば何でも良いのだろうと。

度合いが違うだろうが、取り巻きらもAと同類なんだなと思った。

そんなAを公然と支持する(していた)、所謂知識人界隈の人間法曹関係者がいる、という事実にも面食らった。


被害者はAの取り巻きらに攻撃されネットから姿を消したが、その後、どういったやり取りがあったかは定かでは無いが

ある人間は、被害複数支援しAを再度訴える事になった。裁判過程で、Aはどんどんと追い詰められていくのを感じた。

ある人間動画もたまに観る様になった。Aが様々な方向から合法的に詰められ、追い詰められていく過程に、涙した事もあった。

やっと、被害者が報われる様になったと思った。

身内はAの言動を直接見るのはトラウマが蘇るから無理というので、自分がある程度まとめてから時折連絡している。

ある事でAの嘘や実像が暴かれた事を知った時には、身内も本当に安心した様に泣いて喜んでいた。



多少フェイクも入っているが概ねこんな事があった。

正直な所、ある人間賛否両論が激しいインフルエンサー系の活動家だ。

ここはてなではハッキリ言って否の方が多く、少なくとも観測範囲では否定しか見かけた事が無い。

その否定派に対し異論するつもりも無い。党派性がどうこうにもその手の話題には関わりたくも無い。

ある人間のメインの活動には正直興味が無いし、人間的にはちょっと色々と生理的に無理…とすら思っている。リアルでは関わりたく無いかフォローもしていない。


けれど自分は、ある人間活動により結果的にAが表舞台にはもう戻れない様なデジタルタトゥーがついていく事には

率直に言って良かったと思っている。あの様な悪意の塊の様な人間が、被害者を踏み躙ってまで表舞台に立つべきでは無いだろう。

ある人間活動には興味無いが、感謝意味も込めてたまに課金している。

累計すると自分的に結構金額課金しているかと思うが、ある人間被害者の裁判支援に数百万出資しているというのだから

それについては素直に頭が下がる思いだし、泣き寝入りしてしまった自分達の悔しい無念を晴らす意味でも応援する思いで課金している。

支援意味も込めて本も買った。内容には正直興味が無かったので、読んでみたいと言っていた知人にプレゼントした。


客観的に見て、自分賛否両論激しい、悪く言えばカルト的なインフルエンサー感謝して課金している、信者しか見えないだろう。

しかしそれでも、ある人間活動によって結果的には救われた思いがあるのも事実なのだ

その感謝の念を、声を上げられない被害者の無念を晴らしてくれた礼を、ささやかながらにしているだけだと自分では勝手に思っている。

宗教には大して興味が無かったけど、これが信仰とか信者とか言われるものなのだろうかと思った。

まあそれで良い。Aが完全に再起不能になるまでは、社会の片隅で頑張っている身内の分まで応援をする予定だ。

2024-09-06

ちょっとヒョロめのイケメン君を発見、俺好みだったかロックオンしてチンポ・タッチ

「やります居合ならいいですよ」とのこと

イアイ・チンポはあんまりやる奴いないから珍しいなと思いつつ承諾

半ば勝ちを確信しつつ渾身の居合、ヤツのズボンから飛び出す巨影、俺は愕然とする

やられた! 外見から想像もつかないとんでもないゴリアテ・チンポ!

もちろん即審判に敗北を宣告されケツ穴ズルンバッコであえなくヤリ捨て御免となった

お前らも居合仕掛けてくる阿〇サダヲ似のチンポ・ファイターを見つけたらマジで気をつけろ!

anond:20240906071130

ずんだもんとか魔理沙と一緒に「韓国愕然?!日本のヤバすぎる新技術」とか「中国バブル崩壊日本覇権を取る?!」とか書いてあるサムネ見ると吐いてしま

2024-09-05

大手コールセンターのように馬鹿接客

いつも行く外食チェーン店で、珍しく馬鹿店員を見かけて。

・・・他の普通店員さんは皆、まともな接客だったけれど

今日は珍しく、「大手コールセンターオペレーターように馬鹿みたいな奴」がいた。

そこで逆に、いつもの店員さんたちがまともな事に気づいたというか

大手コールセンターは「ホワイトカラー」の「デスクワーク」にも関わらず

立ちっぱなし・歩きっぱなしの外食店のウェイターさん・ウェイトレスさんと比べても

馬鹿ばかりである事に改めて気づいて愕然とした。

実は自分とあるコールセンターで働いていた事があり、

特に自分イレギュラーな事案などでも

お客様の側に立って、上に対して要求すべき事を伝える、

という姿勢だったけれど、

今の大手コールセンターサポートセンターの連中は

そろいもそろって上司絶対服従するだけの手下でしかなく

何かを改善しようという姿勢がない。

だったらコールセンターなんて意義も価値も半減する。

マニュアル通りの事しかしないロボットみたいな連中、

プログラム通りに動く奴隷みたいな連中ばかりでうんざりしている。

・・・そういう大手コールセンターの連中と比べると

いつもの普通店員さんたちは気が利くなぁ・・・

ちなみに馬鹿だらけのコールセンターサポートセンターとは

電力会社エアコン会社パソコンメーカー

インターネットセキュリティー・ソフト会社などなど

多岐に渡っていて、ほぼ全てという感じ。

携帯電話会社には、少しましな女性オペレーターもいるけれど

男がやっぱりひどい事が多い。

気が利かないというかガサツというか上下関係重視というか。

今日接客おかしかった店員は一応、女性ではあった。

AD(使いっ走りの下積み)かブスを売りにする芸人みたいで

「ザ・接客業の気が利く女性」という感じではなかったけれど。

メニューうろ覚えらしく、しかも私の声が小さかったのか

聞き取れなかったようだけれど

タラコエビドリア」を聞き間違えて

勝手パスタ解釈して

小エビタラコソース」を持ってきた。

「「タラコエビ」ではじまるメニューは「のドリア」なんだけど。

メニューだけでどこのチェーン店か分かるかも知れないけど

いつもは本当によくやってくれてます、大半は。

芸能人より美人が多いくらいだし。

決して美人が多い都道府県というわけではないのだけれど。

しろ逆なんだけど。

コールセンターおかしければテレビ業界おかしい中で

普通店員さんたちはよくやってくれてたなぁ・・・という感想でした。

口コミというか愚痴というか。

いわゆる一つの愚痴コミュニケーションといった所で。

共感してくれる方、何か立ち止まって考えるきっかけになる方、

そう言えば変わったなあ・・・と気づく方などがいらっしゃれば

こういう報告も役に立つかなと。

anond:20240904152309

韓国では女性の顔を無断で使用作成したディープフェイ画像が大問題になってるらしい。中には妹や母親などの身内の画像第三者提供して代わりに動画を貰ってるとか。

信じられない悪魔所業だと思っていたけれど、普通に結婚して奥さんもいるような一般人が、こんなにも簡単ディープフェイクに手を染めてるんだ。愕然とした。

奥さんの顔を使ってAVを作るって行為について考え直した方がいい。自分性的興奮のためにやりましたで済む領域じゃないと思う。ピクシブ創作小説でも書いてる方が1億倍マシだよ…

2024-08-31

育児をやり遂げた極めて優秀な人々を見て素晴らしいと思うとともに

自分のような無能人間結婚なんて選ばなくて正解だった、とも思う。

結婚育児において求められる事務処理能力関係調整能力社会金銭を問わない十分な資本力、諸々を持ち得ていない自分が、結婚なんてことをしようと思わなかったことが、なんというか間違ってなかったよ、と言われたような気分になる。

もちろんできなかったことに対しての言い訳をせっせと積み重ねているだけなのかもしれないが、これだけ積み上がればもう腰掛けたって崩れたりはしないんじゃないかな、なんて思ったりもする。

もし実際に結婚したとして、俺はきっとまともに子育てもできなければ配偶者との関係もまともに維持できないだろうことは、仕事の不出来や人間関係杜撰さなから明らかなんだから

それで不幸を被るのは、本来最も幸せにしたいと願うべき子供配偶者なのだから

Xでこの間「アフォメーションは大事だよ。自分のことを、自分の娘だと思って大切に接しよう」というのを見かけて、なるほどなぁと思ってなんとなく思い浮かべてみた。

そしたら、俺はほぼ同時にそいつを蹴り飛ばすことにしていた。

自分愕然としたというか、蹴り飛ばされたことなんかそんなないし、人を蹴り飛ばしたことなんか人生で一回もないんだけど、もうガンガン蹴り飛ばしたくて仕方がなくてヤバいなって思った。

絶対結婚なんかするべきじゃないだろ、こんな異常者。

私が陰キャであることは私自認識しているところであるが、とびきりの陰キャエピソードができたので記しておきたい。

それは、自分アカウントをアンフォローしたアカウントに飛び、そのアカウントフォローしているアカウントを見て回るというものである

まり自分がいったいどんなアカウントたちに興味関心の点で敗れ去ったのかを確認するのだ。

自分をアンフォローするほどの厳しい淘汰選定の末に生き残ったフォローリストなのだから、さぞ面白いアカウントがたくさんあるのだろうということである

ここで気色悪い点はふたつあり、まず一つが根拠のない自信に基づく推定である

自分をアンフォローするほどの』という表現が気色悪さをよく滲ませている。

もう一つが、いちいちアンフォローしてきたアカウントを追跡する行為

フォロワー数増減に一喜一憂するあたり、自己愛の強さが伺える。

さておき、いざそうやってリストを見てみるに、はっきりいってしょうもないアカウントばかりで愕然とするのである

なんら知的好奇心をくすぐられない短文の応酬知的水準の低いリツイート安直ネットスラングの多用など、相容れないタイプばかりである

私はこの程度の愚にもつかないアカウントたちに興味関心の点で敗北を喫したわけである

この事実真摯に受け止めつつ、精進を重ねていきたい。

2024-08-30

私の『産後の恨みは一生』エピソード

推敲してないので途中で口調が変わるけれど許して。ブームが去る前に公開しておきたい。

2000~2001年の話です。そのときまれた娘は健康に育ち独立して離れた場所生活。私は当時の夫とは娘が1際の時に離婚し、その後、娘の高校卒業と同時に別の相手再婚しました。

情報だけでおわかりの通り、産後の恨みが原因で離婚しました。そして産前から出産の時も含めて広い期間ダメダメだったので、『産後の恨み』どころか『出産前後およびその他諸々の恨み』が正しいかも。今はもう相手のことを恨んでいることはありませんが、それはスッパリと関係を断ち切ったからであり、今でも共同生活を送っていたなら、頭の中でグチグチと恨みを反芻させ骨髄に入るまで温存させていたでしょう。

当時の夫とはデキ婚でした。この時点で当時の自分説教したいのですが二十歳そこそこの世間知らずの恋愛脳だった自分には、説教したところで、どんな言葉右から左に貫通していったこと間違いなし。ほんとにしょうもない体験して失敗しないと脳に染み込まない。本当のうえで理解したのは全部が終わって数年たったころだったと思う。相手もまた1歳年上の二十歳過ぎたばかりのペーペーです。

この時点でアカンと思うでしょ。私も書いてて「こりゃ、アカンわ」と思ってる。

とにかく妊娠きっかけに結婚し、新居として安アパートを借り新生活開始。妊娠による体調不良であれよあれよと働けなくなり退職

田舎だったこともあり『育休産休』という制度はあっても実際に取っている人が周りに居なかったため、辞める以外の選択肢があるなんてその時の自分には思いもよらなかった。男性だって明らかな労災でも自己負担病院に行ったりしていたのが普通だったため、そういうものだと思ってました。

というより育休とる以前に、安定期入る前に何度も貧血を繰り返し、ホルモンバランスが崩れて顔・体全体にアトピーが出てしか赤ちゃんのために薬も飲めず、肌がグルート(ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーにでてくる木のやつ)みたいな見た目になって人前に出るのがまず精神的に無理になった。膿んで乾いたカサブタが、振り向くたび、お弁当を食べて大きく口を開くたびにこぼれてデスクの周りが汚れた。客前に出ることはおろか、お茶を淹れることも、書類仕事にも支障が出た。上司(女性)からはその都度迷惑そうに「もうお茶淹れなくていいから」「書類汚れてるので、長袖かつ手袋できないだろうか」「また貧血? もう帰ったら?」と言われた。

「働きたかったけれど、働けなくなった」という気持ち微塵もなく、逃げ出すように退職して、もう人前に出なくて済むと思ったのが当時の心境。自分視点で書いてるから被害者っぽい書き方になっちゃうけれど、上司視点から見て私は困った対象だったと思う。ギリギリ人員で回している仕事を私の都合で滞らせていたので、迷惑だっただろうなと。当時は優しい言葉をかけて欲しかったけれど、求め過ぎな気がする。今、自分は同じ立場になって、昔の自分のために当事者気遣い言葉をかけるようにしている。

ホルモンバランス不安定で誰にも会いたくない状態病院通いだけしていたころ、夫の友人がお祝い持って当日にアポ無しで現れた。

こんな顔で人になんて会いたくなかった。しかし部屋が汚かったので、リビングに座ってもらいながら大急ぎで片付け、その周りの掃除機をかけた。すごく迷惑そうな顔をしていたと思う。夫友人が少しだけ話しをして申し訳無さそうにお祝いを置いて帰ったあと、夫には「せっかくお祝い持ってきてくれたのに」と小言を言われた。自分自身も申し訳ない気持ちになって落ち込み、具合が悪いからと部屋で休んだ。

8時過ぎに目が覚め、夕飯を用意してなかったことを思い出して、「ごめん、夕飯用意してなかった」とキッチンへ行った。夫は優しい気遣う声で「気にしなくていいよ。もう食べたから」と。シンクにはカレーヌードルの汁だけ入った箸の刺さった容器と、お湯を沸かしただけなのに、そこら中にお湯が飛び跳ねている状態になっていた。もちろん外装フィルムもそこに横たわっている。なんならストックしてないはずのパックご飯のカラもあったし、ゲームしてる夫の脇にはポテチもあった。コンビニで買ってきたのだ。そして私の夕飯はもちろん買ってきておらず。

その光景だけ見て、私は脱力し再び寝室に戻った。夫から「〇〇(私)の分どうする?」という言葉もなく、朝起きたら、ゴミゴミのままそこにあった。私のことを気遣ってほしかったし、自分で出したゴミ自分で捨てて欲しかった。けれども、当時は言葉にするのも面倒で、ただ黙ってゴミを捨て、キッチンキレイにしてから朝ご飯を作った。

夜の生活も続いていた。妊娠のある期間は中出しOKボーナスタイムという知識はあったらしい。

それで妊娠はしないものの、出されたものがそのまま留まってくれるでもなく、しばらくして排出されたものトイレで流す必要があって億劫だった。ゴムをしているときより滑りが良いと判断したのか、回を重ねるごとに前工程が雑になっていって辟易した。ついにはキス、胸、即挿入になってビックリした。今、書いてて不思議に思うけれどグルート肌の女を良く抱けたな。

そして臨月お腹が大きくなって寝返りもうてなくなった。腰も痛いし、便秘になるし、車に乗れば車酔いするし、妊娠間中は種類の違うあらゆる不調が手を変え品を変え一身に降り掛かった。体型が変わって服も替えなければならなかったが、幸いなことにホルモンも安定期に入ったらしくこの頃には、「ちょっと肌荒れが酷い人」くらいまで回復した。買い物している時、重い荷物など明らかに大変なものは持ってくれたが、かがむ必要がある軽いダンボールなどは放置され、お願いすると「これくらいでも?」と言われ、「これくらいでも」と返した。夫のぺったんこのお腹が恨めしかった。

そして出産。予定日になっても生まれず、あらかじめ病院入院して陣痛促進剤を打って臨む運びとなった。前もって出産日がわかるというのはありがたい。夫は有給をとって分娩直前まで一緒に居てくれることとなった。(立ち会い出産は断られていた。このころ周囲でもテレビでも今のように「立ち会いがむしろデフォルト」のような時代でもなかったので、そういうものかと受け入れていた)

朝一番から付き添ってくれるハズが夫は来なかった。夫が居なくても処置は進む。促進剤を入れ、やがてジワジワと兆しらしい変化が現れ、そして昼過ぎには痛みは最高潮。それが夕方まで続いた。

夫が現れたのは14時過ぎ。あとで聞いたところ朝方までゲームしていて寝過ごしたそう。出産までの陣痛マックスの時も夫は病室の隅っこの椅子にちょこんと座り、手を握ることもしてくれなかった。原因不明子ども心音がとまり、慌ただしく右往左往する先生助産師さんの邪魔にならないようにしたかったのかも。メチャメチャ苦しがってる私に何をすればいいのかわからなかったのかもしれない。夫は部屋の隅で怯えていた。

原因不明心停止は、あるとき突然原因不明のまま復活。そして分娩。生まれた。

いざ、産み落とす!となった瞬間から急に助産師さんが鬼軍曹になって叱咤してきて、まじでビビった。命に関わることなので、それくらい追い立てなきゃスムーズにことが運ばないんだと思う。それは出産後の入院時期にも続き。いろんな助産師さんがいる中で、比較若い人は穏やかに経験値の高そうな人ほど厳しくビシビシと授乳や寝かしつけ、沐浴などの指導がされた。(そして点滴やらおっぱいマッサージやらは、そういう厳しい人ほど巧い) 結婚する以前までは、自分の目指すべきところは『プリンセス』にぼんやり置いていたけれど、出産した直後からは『ソルジャー』になることを求められた。そうしないと子供が死んでしまう。強く賢く逞しくならないといけない。生まれたての弱々しい我が子を抱いて、自分の目がカッと見開いたような気持ちになった。

入院中、夫はあまり見舞いに来なかった。義両親が来た時に案内して少し話してすぐ帰宅。2~3週間の入院期間の内、来たのは3回くらい。夫が毎日会社帰りに寄って、面会時間ギリギリまで一緒にいる同室の夫婦たちを眺めていたので羨ましかった。

退院の数日前、夫に「◯日の◯時に、車で迎えてにきて欲しい」とお願いしたら、「出産日に休んだので、会社申し訳なくてもう休めない」と言われた。は? 真冬に、新生児を抱えて、2週間分の入院荷物と、これからのためにと持たされたオムツやら何やらを一人で家に持ち帰れと???? 私、ついこの間、股が裂けて縫っているので、重い荷物とか持って踏ん張れないんですけど?

退院日なんて入院する前から決まってた。しか出産日に休みをとったって、お前現れたの午後じゃん! ゲームして寝坊してきて、来たあとも全っっっっ然、役に立たなかったじゃん! 実際の処置医療者じゃなきゃ無理にしても、励ましの言葉もかけてくれなかったじゃん。さすがにキレて怒った。そしたらキレ返された。「お前に俺の何がわかる!」

全然からない。苗字も体調も体型も仕事生活も変わらず、私がこれまで持っていて失ったものほとんど失わず健康体で子供のことを気にせず働けて、余った時間ゲームを楽しめる人の気持なんて何一つ。

結局、退院日は母にバスで来てもらい、帰りはタクシーを使った。

帰宅後、愕然とした。部屋が寒かった。お互い地元結婚し、新居を構えたのでそれぞれの実家が近い。私の入院中、夫は実家に帰ってご飯を食べそのまま寝泊まりをキメていた。人の住まない北国の部屋はひとき寒い。そしてうっすらとそこら中に積もった埃。休日は家でゲームを過ごしていたらしい場所だけ埃はなく、人型にそこだけ綺麗だった。ゲームドライヤーもコップも出しっぱなし。何かあればうっかり死んでしま新生児が私の腕の中に居た。「赤ん坊ウィルスから守って」と言われた退院していた。ストーブを焚き、母に子供をみてもらいながらそこら中を掃除をした。この件に関しては怒ったら素直に反省してくれた。キレ返さないだけでも嬉しかったのを覚えている。

さて、ここから季節が変わるまで記憶が定かじゃない。どうやって新生児期を乗り越えたのかとんと思い出せない。若くして子供を産んだこともあり、体力があった。「母親になった。子供を死なせちゃいけない」という、これまでにないプレッシャーアドレナリンみたいなものがドバドバ出ていたと思う。夜泣きも平気だったし、数時間おきの授乳も辛いとは思いながらも、病院で指示されたとおりにやれた。私は助産師さんから指導甲斐あって『ソルジャー』にクラスチェンジしてたのだ。ある時、友人に誘われコートを着て買い物に出たら、「え、なんで暑いの? 空気が張り詰めてなくて穏やかなんですけど!!?」となって春の訪れを知った。

夫は沐浴とか『これは父親役割』という分かりやすいことはやってくれた。混合で育てていたので、哺乳瓶での授乳もお願いすれば嫌な顔せずやってくれたし。夜泣き対応も、私の腕が限界になればやってくれた。当時はありがたいと思っていたけれど、今の価値観だと足りてないですね。

そして決定的に離婚の原因となった出来事が明るみになる。

ある時、子供に急な発熱があって、でも保険証は夫のカバンに入っていたため、職場に行って受け取り、その足で病院に行こうとした。夫の職場子供を抱えながら自己紹介し、夫を呼び出すようお願いしたら「この一週間、無断欠勤してます」と。

夫には結婚から借金があった。遊ぶ金欲しさにどうするアイフルしていたのが発端。会社に返済催促の電話がかかってきて、そこから居づらくなって行ってないと言う。どうして黙っていたのかと問いただしたら「◯◯(私)や、生まれてくる子供のことを考えたら言えなかった。二人を幸せにしないと……と思って、隠し通さなきゃと頑張ってた」と。当時、ニュースで取り上げられてた多重債務地獄に落ちていた。闇金だ。

それから義両親も巻き込んで話し合い、アパートは引き払って夫の実家で暮らすことになった。生まれ半年くらいの子供は私の実家に預けて私もパートに出た。

この時、社会問題化していたものの、今のように銀行個人ローンはお断り(家や車を買うのや学資はOK債務の一本化などは受け付けられませんと審査すらしてもらえなかった)、弁護士が『債務整理承ります!』と宣伝打つようになるのも、もっと何年も先の話。家族ぐるみでひたすらその月、その月の返済に追われた。

正直、アパートでのほぼ子供と二人きりのような暮らしに飽き始めていたので社会に出られることはありがたかった。新生児がいては気軽に出かけられず、夫は帰宅して夕飯を食べたら即ゲームこちからしかけないと会話が始まらないことがストレスだった。今のようにスマホがあったわけでもなく、重いデスクトップPCを起動して、ピーヒャラー電子音ならしてネットに繋いでいた時代世間とのつながりはほぼテレビで感じていた。『ダサいダンナ改造計画』とか、今となっては炎上しそうな内容ですら、貴重な娯楽となっていた。もともとソロ活が得意な方だったものの、自分から一人で過ごすのと、強制的社会から断絶させられるのとは違う。いつの間にか「外で働きたい人」になっていた。もちろん、子どもは可愛かったけれど、ほとんど寝るか泣くかご飯を食べるかの暮らしで、コミュニケーションが取れるようになるのはもう少し先だった。

それと専業主婦立場に居心地悪さも感じていた。自分お金で稼いだものじゃないので、ちょっとしたおやつ趣味雑誌を買うのも躊躇していたのだ。

自分の稼いだお金子供の服を買ったときちょっと感動すらしてしまった。結婚前は当たり前だったのに、自分の稼ぎで必要ものを買うことの『当たり前』に『誇らしさ』がオマケでついてきた。とはいえ、結局稼ぎの殆どは夫の借金返済に充てられていたのだが。

あと外に働きに出て、ある程度自分裁量物事を決め、今後の見通しが立てやす作業子育てに比べてとてもやりやすかった。

そして夫実家で近居の義兄からこっぴどく叱られたことがあった。義兄もまた夫の作った借金のため金策に励み、会社をクビになった夫の働き口を探してくれていたのだ。それを知らず、夫婦食材の買い物に行き、やってきた義兄に対して、義父が『二人で遊びに出かけてる』と伝え、激怒された。

こっちが苦労して東奔西走している間に、遊びに行くとは何事だと。家庭を持つことに対する自覚がなさ過ぎると。

遊びに行ってたわけではないのだが、自覚がないというのは最もだ。もっと『夫を』怒ってくれ……と思っていたら、私も一緒に叱られた。夫が私に黙ってこさえた借金は、親子三人の生活費にも使われていたため、周囲から見れば私も同罪だったのだ。今となっては「それはそう」と思うけれど、その当時の自分にとっては「そうなの?」という気持ちでいっぱいだった。私は自覚のないまま、分をわきまえない借金をこさえた大馬鹿者になっていたことにこのときようやく気付いた。一緒に買物に行って、私のカバン商品を入れて万引きした絶縁した友達を思い出した。夫は私が叱られている間、ずっと「カミナリこちらに降りかかりませんように」と空気になっていた。義兄の帰宅後もフォローはまったくなかった。この時、夫の中では「お前のせいで借金が膨らんだ」と思われていたのだ。

その後も夫は新しい職場でもうまくいかず、家出もした。もうこの頃には「怒って詰めたら、話し合いまで発展しない」と分かっていたので、諭すようにこれからのことを話した。……が、「もう無理。人間はそんな簡単に変わらない」と弱音しか吐かなくなり、ついには「お前、変わったよな」と言われた。私は出産をキッカケに『ソルジャー』になった。しかし夫はまだ私に『プリンセス』を求めていた。

家出中に何をしていたのか、今後のために携帯のチェックをさせてもらったら、出会い系登録していた。この頃は『メル友募集』とかそういうヤツだ。実際に出会うところまではいってなかったけれど、出会おうとしているところまでは確認した。夫は自分を慰めてくれる『プリンセス』を探していた。

そこから自分実家を頼り、出戻ってお互いの両親を交えて話し合い。養育費が払えるとは到底思えなかったので、最初から請求せず。代わりに面会もさせない運びとなった。夫はその頃にはもうとにかく「自分けがかわいそう。この世のすべてが自分を傷つけにくる敵」みたいな状態に陥っていたので、子供に執着もなく揉めることはなかった。生活の中で新しく二人で買った家電生活雑貨はすべてこちらで引き取ることとなった。ほとんどは私の独身時代貯金から出していたので異論はでなかった。しかプレステ2だけは譲ってくれなかった。それくらいの執着を私と娘にも向けてほしかったと思う。

若気の至りで周囲の人に迷惑をかけた。その恩返しではないけれどやがて訪れた実父の闘病生活はできる限り付き添い、実父が亡くなり一人暮らしになった実母にも、今も頻繁に実家を訪れ日常の買い物や困り事を解決したりしている。(義父除く)義実家は一緒に暮らしている間によくしてくれたので、今でも申し訳ないと思っている。孫の成長も見せたかったが、連絡を取らない取り決めに巻き込んで会わせていない。

いろいろ私視点から書いたので夫の言い分もあると思う。振り返ると二十歳過ぎたばかりのアンチャンには荷が重すぎたとも思う。

夫には良いところももちろんあったし、私にも至らない点が多々あった。さら離婚することで借金から逃げたとも言えるし、今の価値観判断すると、子どものために養育費請求するべきだったかもしれない。

長々と書き綴ったアレコレもそれぞれが離婚の原因にはなったものの今となっては大方許せる。時が経てば大抵のことはどうでも良くなるし、人を恨み続けるほどの胆力は、その後のシングルマザー人生で別のところで必要になったため雲散霧消した。

でもそれでも出産日に寝坊して遅刻してきて退院の時に迎えに来てくれなかったうえ逆ギレしてきたことと、借金を隠して、さらにその理由に「私と娘のため」と発言したことは、今でも絶対さないと思っている。

2024-08-25

転勤辛い

俺の親父はほとんど転勤しない人だった。

40手前で祖父母の援助を受けて家を建てると、後はずっとそこを拠点生活していた。

帰りは毎晩遅かったけど、俺が幼稚園に入ってから今に至るまでずっと、家に帰れば父の姿があった。

俺の両親は倹約家だったけど、毎年1個ずつ陶器動物か皿を買って飾る習慣があって、

何年かに一回家具は新調され、ずっと暮らしてきた家が少しずつ変わっていくのを見ながら育った。

そんな俺の就職先は全国転勤のある会社だった。

文系だし、総合職は転勤を前提としている企業が多くて、そんなもんかと思っていたが、

あれから10年半が経ち、5回目の転勤を目前に控えた今、暮らしの中の蓄積の無さに愕然としている自分がいる。

転勤も別に悪いことばかりではない。自分自身では見ることのなかったであろう日本のさまざまな景色会社の金で見ることができるし、そもそも転勤がなければ妻にも出会えていなかった。

ただ、3〜4年に1回、暮らしの全てがリセットされるのだ。

今まで過ごしてきた場所で買った品も引っ越しのたびにいくらかは処分してしまうし、買った家具が転居先のレイアウトフィットするとは限らない。

本当は好きな本だって引っ越し邪魔になるからやすことが難しい。

仕事頑張って頑張って頑張ってそれなりに評価ももらってるはずなのに、暮らしの中に過ごしてきた人生の蓄えが一向に増えていかない。

親父が家を建てた年齢に近づいてきた今、自分幸せって本当にこれでよかったんだっけ?という思いが拭えなくなってきている。

やっぱ家を買った方がいいんだろうなぁとも思うけど、みんなどうやってこういうの折り合いつけてるんだろ?

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