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anond:20220805225632 Part1 〜学問の自由とその濫用〜
anond:20220805225835 Part2 〜ポリティカル・コレクトネスという言説戦略〜
anond:20220805230017 Part3 〜Academic Bill of RightsとProfessor Watch List〜
anond:20220805230307 Part4 〜キャンセル・カルチャー批判〜
anond:20220805230534 Part5 〜Ahmedが見立てたキャンセル・カルチャー批判のメカニズム〜
anond:20220805230705 Part6 〜質疑応答〜
https://www.youtube.com/watch?v=FP8rL7KfisI&t=3428s
57:08~1:05:19
抑圧側と被抑圧側との逆転の構図
抑圧側と被抑圧側とのこのような逆転の構図というのは、2010年代にはオルト・ライトと呼ばれる新興右派、
あるいはそれとも重なるミソジニーに満ちたオンラインの男性主義の主張などにおいて、幅広く利用されるようになっていきます。
もちろんマイノリティを、かぎかっこ付きの「私たち」の外部にある敵というふうに認定する、
その敵の攻撃から身を守らなくてはいけないという形で、当該のマイノリティへの抑圧や暴力を正当化していくっていう、
その形というのはもちろんその以前から、
例えば排外主義において、あるいはモラル・パニックにおいて広く見られてきたものではあります。
9.11の同時多発テロの後、対テロ戦争期の欧米各国におけるイスラムフォビアの暴力っていうのはこういうものだったわけですし、
あるいは70年代80年代に、同性愛者とりわけゲイ・バイセクシャル男性というのを、
当時は性的捕食者、セクシャル・プレデターっていうんですけれども、性的捕食者あるいはHIVウイルスの拡散元として、
非常に激しくバッシングしたのが英米のモラル・パニックっていうのになるんですが、これなんかがすぐ念頭に浮かぶと。
じゃあそのオルト・ライト勢力やオンライン・ミソジニー・アカウント群を巻き込んだ、2010年代の特徴っていうのは何かっていうと、
これ単にマイノリティ側を、自分たちを脅かす敵なんだというふうに認定するだけではなくって、
マジョリティ側が力のある側が、自分たちを「差別されている」「抑圧されている」、あるいは「自由を侵害されている」という形で、
はっきりと、私たちこそが「被害者である」「被抑圧者である」という形で、語り始める点にあると言えるかもしれません。
そういう語りのこの後もいろいろ出てくると思うんですが、
今のところ最新の形がいわゆる「キャンセル・カルチャー批判」というものになります。
- CAMBRIDGE DICTIONARY
- MERRIAM-WEBSTER
キャンセル・カルチャーという語が急激に知られるようになってきたのは、
2010年代後半のことで、したがってだから、数年なんですよね、
キャンセル・カルチャーの意味とか語法も、現時点で完全に固まってるとは言い難いところがあります。
実際、例えば辞書の定義を見ても、Cambridge Dictionaryだと、
「社会あるいは集団、とりわけソーシャルメディアにおいて、自分を傷つけ侮辱すること」、offendという言葉ですが、
「自分を傷つけたり侮辱したりするようなことを言った人を完全に拒絶したりとか、
あるいはその人への支持をやめたりする振る舞い方」、いうふうに定義している。
それに対して、もう一つ別の有名な辞書でMerriam-Websterなんかを見ると、
「不同意を表明したり社会的に圧力をかけたりする手段として、集団でキャンセル行為」、
このキャンセル行為というのは「公に、とりわけソーシャルメディアにおいて、特定の人や組織への支持を撤回すること」なんですが、
「集団でキャンセル行為を行う実践」っていうふうにしていて、だから重点がちょっと異なってるんですね。
またピュー・リサーチ・センターによる2020年時点の調査では、
リベラル寄りの人々は、
キャンセル・カルチャーというのは、ある人に自分の言動に対する責任を取らせるためのアクションと捉える傾向が強い。
それに対して保守派に寄っていく人ほど、
同じキャンセル・カルチャーを検閲であるというふうに捉える傾向があるということが明らかになってます。
つまりある人々が、差別的だったり暴力的だったりするなど社会的・文化的に問題があると思われる言動を、
放置しないために取るアクションだ、ってふうに考えているものが、
より保守的な別の人々にとっては、これがつまり「キャンセル・カルチャー批判」の文脈になるわけですけど、
そちらの人々にとっては、それが集団での圧力とか検閲とかっていう形で理解されている。
言い換えれば、「キャンセル・カルチャー批判」という形でのキャンセル・カルチャーってのは、そもそもの最初から、
しばしば多数派である鉤括弧付きの「私たち」の言動を、差別的とか抑圧的などと非難することで、
「私たち」の言動を検閲する抑圧する、あるいは「私たち」を差別する圧力というふうに定義することができる。
だから先ほどからお話ししている逆転の構図を含み込んだ用語っていうのが、キャンセル・カルチャーだと言えると思います。
「正義と開かれた議論についての書簡」(通称「ハーパーズ・レター」2020)
153の署名: ノーム・チョムスキー、サルマン・ラシュディ、マーガレット・アトウッドなど
「人種的、社会的正義を求める強力な抗議運動」や「とりわけ高等教育、報道、慈善事業、そして芸術活動など、社会におけるより一層の平等と包摂を求める声」というような「必要な過去の清算(reckoning)が、同時に、開かれた討議と差異に対する寛容さという規範を弱体化させ、それよりもイデオロギーの一致を求めるような、一連の新しい道徳的態度と政治的コミットメントを強化してしまっている」
保守派による「キャンセル・カルチャー批判」の事例というのは、とりわけ2020年代になってからはほとんど枚挙にいとまがない。
毎月のように何か出てくるんですが、ただ時間がないので、
ここでは学問の自由に関わる、そして最も知られた例の一つを挙げておきたいと思います。
何かというと、2020年に公開された「正義と開かれた議論についての書簡」というものです。
一般的にはハーパーズ・レターと呼ばれるんですが、その公開書簡なんですけども、
この公開書簡は、当時のトランプ大統領に代表される右派の動きというのは民主主義の脅威であるというふうに位置付ける一方で、
同時に右派はまずいと、だけど同時に左派の間にも異なる見解に対する不寛容がまん延しつつあるというふうにして、
ここの何か不寛容とかそういう表現が、先ほどちょっとお示ししたブッシュ・シニアのポリコレ評価と、
用語としてこう微妙に近似しているのは非常に興味深いところなんですが、
とにかくただこれだけ見ると何でもない主張に見えるんですけれども、
この公開書簡、例えばノーム・チョムスキーとか、サルマン・ラシュディ、マーガレット・アトウッドなど、
非常に有名な人たちを含む153名の研究者・作家・ジャーナリストが署名しているんですけども、
この公開書簡、何でもない、割とこう、どうでもいいというか普通のこと言ってるように見えるにもかかわらず、
公開されるとすぐに「キャンセル・カルチャー自体をキャンセルしようとする公開書簡である」っていう形で、
人種的・性的マイノリティを中心とする若い左派層から大きな批判を受けることになります。
キャンセル・カルチャーという用語は、それどころかキャンセルっていう用語も1回も使われてないんですね。
じゃ何で批判が来るのかっていうと、ここ(=スライド)にあるんですけども、
「とりわけ高等教育、報道、慈善事業、そして芸術活動など、社会におけるより一層の平等と包摂を求める声」というような
「必要な過去の清算」、この清算というのはReckoningという言葉を使うんですが、これが同時にそれは必要だと、
だけど同時にそれが「開かれた討議と差異に対する寛容さという規範を弱体化させ、それよりもイデオロギーの一致を求めるような、
一連の新しい道徳的態度と政治的コミットメントを強化してしまっている」というふうに言うと、
この表現が、とりわけBlack Lives Matterを通じて、
Racial Reckoningって人種的な過去の清算の盛り上がりを迎えていた英米両国においては、
人種主義への批判そのものを不寛容だと見なす「キャンセル・カルチャー批判」の文脈につながる書簡だというふうに受け止められた。
同時に、キャンパスにおけるポリティカル・コレクトネスの批判者として知られていた、
ハーヴェイ・ワインスタインの弁護を引き受けたことで、学生から抗議を受けてハーバード・ロースクールの学部長職を退くことになった、
この公開書簡の公開時にはトランス排除言説の支持者として知られていて、その言動に批判が集まっていた、
この公開書簡が「キャンセル・カルチャー批判」の一翼をなすものと受け取られた一因ではあったと思います。
この書簡は、先ほどもちょっと申し上げたように、例えば左派の代表的知識人と見られてきたチョムスキーが署名をしている。
同時に、ネオコンサバティブの論者である、例えばフランシス・フクヤマみたいな人も署名してるんですね。
つまり従来の分け方で言えば、まさに右も左もなく同意できる原則を語っているように見える。
にもかかわらず先ほどから申し上げているように、
実際には、より若手のマイノリティのライターとか研究者から強い批判が出る結果になった。何でか。
恐らくこれは、後者に当たるより若いマイノリティの人たちというのは、
近年では力のある地位にある人々が、自分たちの差別的・抑圧的な言説の責任を問われたときに、
その批判や糾弾を振り払うために使う枠組みになってしまっている、ということを感じ取っているのに対して、
フクヤマにしてもチョムスキーにしても、ある程度は地位が固まった偉い人たちっていうのは、
その事実をあまりきちんと把握できてなかった、いうことではないかと思います。
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https://www.youtube.com/watch?v=FP8rL7KfisI&t=3186s
53:06~57:07
David Horowitz, Academic Bill of Rights (ABOR)
ポリティカル・コレクトネスを巡って提示されたこの図式、
すなわち既存の差別や抑圧への批判を、それこそが自由の侵害であるとして批判し返すというこの図式は、
この後現在に至るまで、とりわけ大学を中心に学問の場において着々と展開されてきています。
例えばDavid Horowitzによる、学問の権利法案ABORというんですが、
これは、学問はあらゆる問題について政治的に中立の立場を採るべきであり、
学問の自由とはそのようにして常に複数の観点が提供される環境において成立する、というふうに主張します。
これだけ見れば、これだけ見れば、リベラルな多文化主義的な主張かなっていうふうに思いかねないんですが、
Horowitzの主張は、これが先ほどの庵逧先生のご発表ともちょっとつながるんですけど、
それが当代の学術領域において、どれほど学問的に反駁され否定されているものであろうと、
特定の問題について異なる見解があるならば議論の双方の側を教えるべきであると、
実際にそういうような授業になっているかどうかを、
授業内容を調査する仕組みっていうのを大学は作るべきだ、いうふうにHorowitzは主張する。
このABORの問題を、アメリカ大学教授連合AAUPというところが問題点を指摘する声明を出しているんですが、
そこで述べられているように、これは学術的知見の蓄積に裏付けられた主張であるか否かにかかわらず、
例えばナチスの政治哲学の擁護であるとか、あるいは進化論の否定であるとか、
そういうものを学術的に正当な主張の一つとして教えるべきだと、そういう議論なんですね。
だから何が学術的な裏付けのある議論であるかについて、学術的コミュニティで蓄積されてきた知見を認めないという点において、
ABORは「学問の自由」を唱えつつ実態としては学問の自由を侵害している、いうふうに言うことができる。
Turning Point USAによるProfessor Watch List (2016)
「リベラル/左派の横暴に支配された大学において、差別されている保守派学生を守る」
「差別や抑圧への批判や対抗の言説が、その言説に同意しない(差別的、抑圧的な)主張をする自由を抑圧し、そのような考えを持つ人々を差別している」
ABORは、リベラルあるいはレフトの価値観に大学が乗っ取られていると、だといいなと思うんですが、
でも大学は乗っ取られてる、それと異なる、つまり保守派の主義主張の学生や研究者の「学問の自由」が侵害されているから、
それを守らなくてはいけないという構えを取っています。ただこの構えが実はただの口実でしかない。
「学問の自由」というのがここでただの口実でしかないことは、例えばもっと後2016年にTurning Point USAという、
これ、学校とか大学で保守派の価値観を擁護・推進することを目指すアメリカのNPOなんですが、
そのTurning Point USAというのがProfessor Watch Listというのを作ってまして、これを見るとよく分かる。
Professor Watch Listは、
教室において保守派の学生を差別し左派プロパガンダを推進する教員を暴き記録するということを目的としています。
このリストは、リストに加えられた教員とか研究者あるいは大学へのメールなどでの攻撃というものも当然誘発することになって、
先ほども出てきましたアメリカ大学教授連合AAUPは、このリスト自体が学問の自由への脅威だというふうに批判している。
ABORから10年以上が経って出てくるProfessor Watch Listというのは、
ABORとは異なって、最初から「学問の自由」というのを活動の根拠として打ち出してないんですね。
にもかかわらずそれ以外の点つまり、リベラル左派の横暴に支配された大学において、
差別されている保守派の学生を守らなくてはいけない、これが「学問の自由」の擁護であると、
そういうふうにABORはなるんですけど、でもその構えというのはそのままABORから踏襲されてる。
ブッシュ・シニアのミシガン演説を思い出していただけるといいんですけれども、
差別や抑圧を巡るこういう逆転の構図っていうのが、ここでは非常に重要な働きをしている。
ポリティカル・コレクトネス論争からProfessor Watch Listまで、30年近くあるわけですけど、
「学問の自由」というのがどう使われてきているのかというと、差別とか抑圧への批判あるいは対抗の言説が、
その言説に同意しない、つまり差別的あるいは抑圧的な主張をする自由というものを抑圧するんだと、
そういう考えを持つ人々を差別するのだという形で抑圧側と被抑圧側を逆転する、ある種支点の働きを担ってきたわけなんですね。
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anond:20220805225632 Part1 〜学問の自由とその濫用〜
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anond:20220805230307 Part4 〜キャンセル・カルチャー批判〜
anond:20220805230534 Part5 〜Ahmedが見立てたキャンセル・カルチャー批判のメカニズム〜
anond:20220805230705 Part6 〜質疑応答〜
https://www.youtube.com/watch?v=FP8rL7KfisI&t=2904s
48:24~53:05
伝統的な大学制度における性差別、人種主義、同性愛嫌悪などに挑戦する改革側を、自由を抑圧する権力者として描き出す
ニューヨーク・タイムズ紙コラム「政治的正しさという覇権の高まり」(1990)
ジョージ・H・W・ブッシュ大統領(当時) ミシガン大学におけるスピーチ(1991 (自分の考えを口に出す自由を脅かす不寛容さとしてのポリティカル・コレクトネス)
報告タイトルにもなってるキャンセル・カルチャーというのは、まさにこの文脈で作り出され拡散されてきた用語です。
これは学問の自由だけに関わるものではなく、幅広く文化活動一般に関して使われていますが、
ただ2010年代、後半ですね特に、から急激に広まってきた「キャンセル・カルチャー批判」についてお話をする前に、
その文脈ていうかその前身とも言える、いわゆる「ポリティカル・コレクトネス」っていうものについて少し確認をしていきましょう。
ポリティカル・コレクトネスという語自体は、
元来共産党が打ち出す公式路線に過剰に忠実な思考や行動を指す、ある左派の間の内輪の自嘲的な用語として使われていたものです。
ところがこれアメリカの文脈ですが、古典学者であるアラン・ブルームによる1987年の『アメリカン・マインドの終焉』、
1990年ニューヨーク・タイムズのコラム「政治的正しさという覇権の高まり」、っていうここら辺を契機として、
各種メディアなどにおいて、ポリティカル・コレクトネスを巡る議論というのが沸き起こる。
1991年5月には、当時のジョージ・H・W・ブッシュ大統領、ブッシュ・シニアがミシガン大学におけるスピーチで、
「ポリティカル・コレクトネスというのは自分の考えを口に出す自由を脅かす不寛容さだ」というふうに言及するに至ると。
現在の日本でポリティカル・コレクトネスというと、
専らポップカルチャーでの表現みたいな、映画とか漫画とかそういうことをイメージされるかもしれませんが、
そもそもポリティカル・コレクトネスについての議論というのは、大学という場をその主要な舞台の一つとしていました。
1980年代アメリカの大学では、女性学・アフリカ研究など新しい学部やプログラムの設立、
それからアファーマティブ・アクションの採用、それから大学におけるセクシャルハラスメントへの対応の開始、
それからコースとかカリキュラムの見直しなどが一気に進んでいくことになります。
これらは全部具体的な制度的変更なんですけれども、それと同時に大学における教育研究というものが暗黙の前提としてきた、
性差別・人種主義・ホモフォビアなどの検討と修正とを迫るものでもありました。
こういう変革への抵抗や反感というものを、単に大学という限られた場所における制度上の闘争という形で提示したら、
それはあんまりアメリカの広い一般大衆の興味を引くことはなかったかもしれない。
けれどもこれをアメリカ的価値の根幹に関わる、思想と言論の自由の危機として提示することで、
伝統的な大学制度の覇権に挑戦する改革側のほうをこそ、逆に自由を抑圧する権力者なのだというふうに描き出すことに成功します。
「この国土において不寛容さが増大していること、論争を解決するのに理性ではなく威嚇を用いる傾向が強まっていることに、私たちはみな警戒心をもつべきだ」。
実際に当時、先ほど申し上げたブッシュ・シニアのミシガン大学演説ではこういう言い方がされている。
「この国土において不寛容さが増大していること、論争を解決するのに理性ではなく威嚇を用いる傾向が強まっていることに、
1980年代から続く共和党政権なんですが、ブッシュ・シニア共和党政権は、
例えば女性の性と再生産に関わる健康と権利の獲得に向けた運動というのを、はっきり言って足踏みさせた政権です。
またHIV/AIDSの流行に対して同性愛嫌悪に満ちた対応で、LGBTコミュニティに深刻な打撃を与えてきた政権でもある。
人種主義に関して言えば、国内の人種差別問題というのも当然温存されていて、
このミシガン大学演説の翌年92年には、ロサンゼルスでの人種暴動というものが起きてる。
にもかかわらずこの演説では、政府共和党によるそういう長年に関わる差別や抑圧が一切問題にされないんですね。
この演説が暴力的な抑圧者だとして名指すのは、そういう差別とか抑圧を指摘して批判してきた側のその差別に対する不寛容、
その差別に対する不寛容が暴力だと抑圧だというふうに名指していく。
ポリティカル・コレクトネスという言説戦略
大学という特定の組織における性差別、人種主義、同性愛嫌悪などに対抗することを目的とした取り組みを、思想・言論への検閲であるかのように見せる
つまり右派が持ち出した「ポリティカル・コレクトネス」というのは、
大学という特定の組織におけるセクシズムやレイシズム、ホモフォビアなどに、対抗することを目的とした取り組みというのを、
逆にあたかもマッカーシー旋風の再来を思わせるかのような、思想・言論への検閲であるかのように見せる、
この枠組みは既存の体制に内在する差別や抑圧から人々の目をそらす、
むしろ多数派こそが「ポリティカル・コレクトネス」なる強権的な弾圧というものから、
思想・言論の自由を守って闘う被抑圧者なのだというふうに主張することに成功したわけなんですね。
anond:20220805230017 Part3 〜Academic Bill of RightsとProfessor Watch List〜
2022.7.24 一般公開シンポジウム 「フェミ科研と学問の自由」
https://www.youtube.com/watch?v=FP8rL7KfisI
長いため講演部Part1~Part5+質疑応答の6部に分割する。
分割の境界はスライドにある番号に従うが、副題は増田の判断である。
スライドはすべて図表のない文字ベースのものであったため、引用記法を用いて本文に組み込んだ。
講演部については、「女性スペースを守る会」が公開している文字起こしをベースに、
増田が誤字の修正や、句読点の変更、改行の追加などの編集を行った。
まず、江口聡先生による、8/9のブログ記事は必読だと考える。
加えて、講演に対する批判として書かれたものではないが、一般論として「キャンセル・カルチャー批判」的な立場で書かれたベンジャミン・クリッツァー先生の記事、
なども参考になる。これら2記事は、江口先生も講演に欠いている「ミルのタイプの言論の自由の擁護」として紹介されている。
また、あまり整理がされていないが、この講演に対するTwitter上の批判的な反応を一覧できるものとして、
他、法学の専門家による分析という点で他になく注目に値するものとして、
(あと、この書き起こしを編集している私自身も手前味噌ながら批判記事を書いている。「清水晶子先生の講演を読んで見る (1) 「学問の自由」の定義ってなんだろう」anond:20220809001101 )
anond:20220805225632 Part1 〜学問の自由とその濫用〜
anond:20220805225835 Part2 〜ポリティカル・コレクトネスという言説戦略〜
anond:20220805230017 Part3 〜Academic Bill of RightsとProfessor Watch List〜
anond:20220805230307 Part4 〜キャンセル・カルチャー批判〜
anond:20220805230534 Part5 〜Ahmedが見立てたキャンセル・カルチャー批判のメカニズム〜
anond:20220805230705 Part6 〜質疑応答〜
https://www.youtube.com/watch?v=FP8rL7KfisI&t=2457s
40:57~48:23
清水さんは東京大学大学院総合文化研究科で教鞭を執られています。
研究関心としては非規範的な身体と性の政治、とりわけ身体の他者性、自己表象と生存の戦略、可視性を巡る問題などがあります。
最近は英語圏のフェミニズムおよびクィア理論史を改めて辿ることにも興味があるとのことです。
主な著作に、
Lying Bodies: Survival and Subversion in the Field of Vision、英語の本です、2008年、
「埋没した棘――現れないかもしれない複数性のクィア・ポリティクスのために」、2019年、
『フェミニズムってなんですか?』、2020年、などがあります。
清水晶子:
はい、ご紹介ありがとうございます、清水晶子です。もうそのまま入っていきますが、
本日は「学問の自由とキャンセル・カルチャー」というタイトルで報告をしたいと思います。
少し方向性が違うかもしれないんですが、よろしくお願いします。
学問の自由とは
「学問の自由という原則は、学術コミュニティの構成員、すなわち、研究者、教員や学生が、倫理的規則と国際的水準に関して学術コミュニティが定めた枠組みの中で、そして外部からの圧力を受けることなく、学術的活動を追求する自由と定義できる」
学問の自由というところからいきたいんですが、学問の自由とは何を指すのか。
政府なり場合によっては非常に強力な宗教だったり経済的な権力だったりというところからの圧力を受けることなく、
さらに言えば個々の研究者が、大学当局だったりとか大学の経営陣あるいは多数派の社会的通念・経済的な要請などからの
不当な干渉や抑圧を受けることなく、学問的良心と手続きとに従って真理を探究する自由、というふうに考えることができる。
例えば、1998年の国際大学協会声明「学問の自由、大学の自治と社会的責任」という文書があるんですが、これによると
「学問の自由という原則は、学術コミュニティの構成員、すなわち、研究者・教員・学生が、
倫理的規則と国際的水準に関して学術的コミュニティが定めた枠組みの中で、
そして外部からの圧力を受けることなく、学術的活動を追求する自由と定義できる」というふうにされています。
学問の自由というものの基本がここにあるというふうに考えると、フェミ科研裁判の文脈における学問の自由の主張というのは、
ある意味まさにここに相当するもの、王道の部分というふうに言うことができるというふうに思います。
「過激な性教育・ジェンダーフリー教育調査プロジェクトチーム」
残念ながら、日本でフェミニズムとかマイノリティの政治に関わる研究者にとって、
今言ったような意味での学問の自由というのは、必ずしも安定して保障されてきたものではない。
だからこそ、その必要性というのはしばしば痛感もされてきましたし、主張もされてきました。
2000年代前半のフェミニズム女性運動へのいわゆる「バックラッシュ」いうのがありまして、
ここでは与党自民党のプロジェクトチームにおいて、ジェンダーという語それ自体の使用に疑義が提示されたりしている。
2014年には、いわゆる「従軍慰安婦」問題を取り上げた広島大学の研究者の授業というのが、
先ほども産経新聞出てきましたけど、ここでも産経新聞ですが、産経新聞によって吊し上げにあって、
批判や抗議が大学に殺到し、日本科学者会議広島支部幹事会が学問の自由の侵害であるというふうにして、
産経新聞に抗議をする、声明を出すという事態になったりもする。
もちろんさらに記憶に新しいのは、2020年日本学術会議の会員任命拒否ですね。つまり当時の菅内閣総理大臣が、
日本学術会議が会員候補者として推薦した内の6名の任命を拒否した、というかしなかった件ですよね。
この任命拒否については、憲法23条の保障する学問の自由を脅かすものであるというふうにして、
2011年11月に、日弁連が「日本学術会議会員任命拒否の違法状態の是正を求める意見書」というものを総理大臣に提出をしていると。
この意味での学問の自由の重要性というのは、本日のシンポジウムのいわば前提になっているものだというふうに考えます。
差別的・抑圧的な言説に対して政治的・経済的に力のない側、社会的少数派の側からなされる批判や異議申し立てを「学問の自由の侵害」とする言説
その前提をご確認いただいた上で、私の報告は少し角度を変えて、学問の自由という主張や枠組みがどう利用されているのか、
もう少し強く言うと、どう濫用されているのかでもいいかもしれないんですが、それを考えたいと思います。
今申し上げたように、従来はそして一般的には、学問の自由というのは、
国家とか、強力な宗教団体、経済団体、多数派の社会通念や経済的要請、などなどの圧力を受けることなく、
研究者の社会的通念と研究の手続きに則って真理を探究する自由を指す、というふうに理解されています。
力のある人たちとか多数派にとって都合が悪い、あるいはそこにとって利益にならないというだけの理由で、
研究教育を抑圧したり不当に妨げたりすることを困難にするはずのものです。
ところがこの学問の自由の主張が、全く逆のベクトルで利用されることがある。
すなわち差別的・抑圧的な考察や言説に対して、政治的・経済的に力のない側、社会的少数派の側からなされる批判や異議申し立てを、
これは「学問の自由の侵害」であるというふうにする言説、というのが見られるようになっている。
これは日本国憲法で保障される学問の自由からはかなりかけ離れたもので、何を言ってるんだというふうに思われるかもしれません。
けれども法的な解釈とは別のところで、こういう言説上の戦略というのが一定の効果を持ってきているのも事実です。
二面での闘い
結果として、フェミニストとして学問の自由を考えるにあたって、
私たちは一方では、フェミ科研裁判のように国家による学問の自由の明白な侵害というものと闘わなくてはいけない。
けれども同時にもう一方で、学問の自由というのが、差別的あるいは抑圧的な現状を追認し、
抑圧されてきた側からの異議申し立てを封じる目的で動員されるということに対して警戒をしなくてはならない。
学問の自由を巡っては、フェミニストには現在そういういわば両面での闘いというものが要請されている。
この現状は忘れるべきではないと思います。
実は今日、私からお伝えすべき論点はそこに尽いているので、ここで報告終わってもあんまり問題ないっていう感じなんですが、
ちょっとさすがにそれでは簡便過ぎるので、この後の時間を使って、
こういうタイプの、マイノリティの権利主張を抑圧する目的で動員される「学問の自由の侵害」という枠組み、
この言説というのが具体的にどう現れてきたのか、
これが非常に大きな論点になってきた英語圏の動きというのを中心に、簡単にまとめてご説明したいと思います。
anond:20220805225835 Part2 〜ポリティカル・コレクトネスという言説戦略〜
インターネットのスラム的な一部において、統一教会をネットのおもちゃとして表層的に消費しようという動きがある。とてもいいことだと思う。
私自身も「統一教会は野獣先輩の両親を解放しろ!! 」anond:20220717035358 という記事を書いたが、まず評価は棚上げして他にどんな作品があるのかを紹介したい。
https://www.youtube.com/watch?v=oZx3ogjca1M
https://www.nicovideo.jp/watch/sm40776732
素人が茶番劇を繰り広げるゆっくり解説において、珍しく専門家を招き、冷静な視点と正確な情報を与えてくれる貴重な動画。
https://www.youtube.com/watch?v=m3qDK-yy1Ns
https://www.nicovideo.jp/watch/sm40792096
https://www.nicovideo.jp/watch/sm40759900
世界で一番信頼できる政党であるNHK党が、統一教会について語っている動画。政見放送という場もあり退屈かもしれないが、情報については正確なので我慢して見てほしい。
https://www.nicovideo.jp/watch/sm40751602
統一教会についての一次情報を翻訳抜きにして面白く理解させるという離れ業をやっけのけている。以下で紹介する作品はすべてこの動画の影響下にあるといってよい。
https://www.nicovideo.jp/watch/sm40765548
統一教会とその背後にある若年労働者に対する性的搾取という問題の関係を指摘した快作。
https://www.nicovideo.jp/watch/sm40761929
今年の5月から鮮明なMAD動画を挙げ続けてきた作者による事件を受けた新作。素材の蓄積が伺える。
ttps://www.nicovideo.jp/watch/sm40776541
深みのないただの日常系アニメが元ネタというのは残念だが、出来はとてもよい。(リンク多すぎて?怒られたのでurl削ってます)
ttps://drive.google.com/drive/folders/1Oe_ixJTGBj1qcG9IHqHZq9pacNwL19Ag
二週間前の俺に「お前、二週間後には『安倍晋三と自民党とマスコミは韓国のカルトに支配されている!』と言ってるひろゆきとフィフィを支持してるよ」と伝えたら「ありえないし、万が一そうなるのであればその前に自死を選ぶだろう」と答えただろうことを思うと、遠いところに来てしまったなあと思う。
「統一教会は野獣先輩の両親を解放しろ!! 」に対する「長い」以外で唯一の批判として「ここまで見えていながら文学ではなくミームによって認識しようという世界観が貧しい」というものがあった。完全にその通りであると同時に、これが20年前に東浩紀たちがアニメやエロゲーで世界を理解しようとした時に応答しなければならならかった、あるいはまんがや文学で世界を理解しようとした人々が応答しなければならなかった批判なのだなあと思った。
それで、こういうときに取り得る姿勢というのは「あなたの批判は全くの正当であるが、それはそれとしてわれわれはこのように生きざるを得ない」と平伏するしかないということは歴史的に明らかにされている。
2011年の東浩紀は「文化は残る必要があるのか、同時代の人だけで楽しめば良いのではないかという議論はあるが、仮に何かの作品が残らなくてはならないとなると、結局、コンテクストを剥奪されてどうするのかというのを考えなくてはいけないんですよね。つまり、『これは色んな知識を前提とすればすごく良くできている』という作品は、ちょっとでもコンテクストがなくなるとすごく弱いわけですよ」と言った。
この発言のコンテクストを全く無視して解釈すれば、「滅ぶべき何かがあればそいつから文脈を剥奪してやればよい」ということもできるだろう。
あの「所有概念をハッキリ」だろうが「統一教会ダンス」だろうが、おそらく「本来の文脈」的に解釈すれば大真面目であるばかりか感動や畏怖さえ呼び起こすものなのだろうとは思う。でも、ニコニコ動画に投稿された途端に面白くなってしまう。なら、どんどん面白くしていくべきだと俺は考える。
脱会者の人々の言葉を読んでいて思うのは、一度取り込まれたら完全に戻ってくることはできないのだろうなということだ。統一教会の教義は、統一教会に対する批判すらも先回りしている。これを「論破」することはまず不可能であることだろう。それが文脈の持つ力であると考える。
ある悪しき文脈に対する内在的な批判が不可能であるとき、唯一可能なのは他の文脈をぶつけることである。だからそれを行った。
俺の書いた記事や、ここで紹介したムーブメントを批判して「面白くなってしまわない」のは結構難しいだろうなと思う。それが文脈の力だ。
一方でわれわれは自身の文脈が正しいとはゆめさら思っていないし誰も思わない。しかしその正しくなさを認めている一点において、われわれは統一教会のみならず、だんまりを決め込んでいる知識人、統一教会を擁護しているメディアよりも正しい。そう俺は信じている。
li1ipqb0ooi1n いいことじゃねえよ。こうやって消費することによって統一協会が逆に社会に受け入れられるんだよ。KGB出身のプーチンがかつてネットや商業漫画でさんざんネタにされた結果、日本で人気を獲得したの忘れた?
これは正直言われるかなと思ってました。ただ、ニコニコ動画の例のアレカテゴリの終わりっぷりは商業やネットの表舞台には出せないレベルで終わっていて、ひたすら悪趣味を撒き散らす「悪い場所」なので大丈夫かなと思っています。創価学会のMADが原因なり遠因となって入信した、というのは相当無いケースだと思うので。
もう一個ありうる批判を先回りして「大丈夫かなと思」うのが問題だ、という点については自覚はあるのですが、とりあえず『嗤う日本の「ナショナリズム」』を再読してから考えたいと思います。
「【危険製品】Anker 736 Charger (Nano II 100W) をチェック どうしよう出来が悪すぎる」 https://web.archive.org/web/20220704043526/https://xn--p9j1ayd.net/archives/55794
「めちゃくちゃ危険な充電器です。デバイスの破損は覚悟して下さい 」 ttps://www.facebook.com/purudo.net/
という煽情的なタイトルの記事・呼びかけが公表され、記事本文でも「2度と Anker の充電器は買わないと誓いました」「売って良いレベルの製品ではない」とさんざんAnkerと製品がこき下ろされる。
↓
ITライター氏「やばすぎわろた」 https://twitter.com/kizuki_jpn/status/1543770603139649536
はてなブクマカ「うへー、怖い。」 ttps://b.hatena.ne.jp/entry/s/xn--p9j1ayd.net/archives/55794
等、記事タイトルや本文の煽情的な煽り文句に乗せられるままに驚愕・恐怖・嘲笑する反応が多数出る。
↓
「Ankerさん。ご質問などがあれば本誌のお問合せフォームからご連絡下さい。(もうここまで来ると、どうにもできない可能性が極めて高いので言いますが)」
と挑発、イキって煽り倒す。https://twitter.com/wwdc1999/status/1543818287972499461
(何が「もうここまで来ると」なのかは不明)
↓
ツイッターでは煽情的なタイトルや本文中の修飾語に流されず、きちんと記事を読み込んだUSB-PDの知識ある方から
「どこがどう仕様に違反してるのか不明。記事内では仕様のどの辺に引っかかっているのか、具体的な説明はゼロ」 ttps://twitter.com/hnpn914/status/1543951816404058112
等と冷静な突っ込みが入り始める
↓
記事執筆者氏、複数のツッコミや指摘を受けて記事の問題点を認識しだしたのか、
「寄せられたご意見とWeb上の意見をまとめて、仕様書を改めて読むと(←改めて?本当?)
確信的なことが曖昧にされているように感じた。あと、USB-PD規格にフェイルセーフの概念がないということは理解した。」
https://twitter.com/WWDC1999/status/1544200772015255553?cxt=HHwWgsDT3fWaje4qAAAA
「USB -PDの仕様書って曖昧じゃない?」https://twitter.com/WWDC1999/status/1543959475736182784?cxt=HHwWgIDUrdC9n-0qAAAA
↓
Ankerから「製品はUSB-PDの規格にのっとっています。正常な使用で危険はありません。受電側機器で規格違反があり過大な電力要求がある特殊な場合では、つられて大きな電力を供給することがあります。」 https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.ankerjapan.com/blogs/news/357
と解説・声明が出る。更に返金対応に応じます、今後の出荷製品はUSB-PD規格以上の安全側に改修しますという神対応を発表。
↓
Purud.netがAnker声明を受け見解発表、Ankerの主張を認め白旗上げ全面降伏の様相 https://xn--p9j1ayd.net/archives/55987
「「特殊な」環境において試験を行い、それを基に記事作成を行いました。本誌が使用した「負荷抵抗器」と呼ばれる機材は、製品の設計時や耐久試験などに使用する業務用機材です。そのため、リリースにもあるとおり、通常では発生し得ない状況を作り出すことが可能なものです。」と自白。
「【危険製品】Anker 736 Charger (Nano II 100W) をチェック どうしよう出来が悪すぎる」
「【レビュー】Anker 736 Charger (Nano II 100W) をチェック」
にシレッと改竄。記事本文中の扇情的な煽り文句も多数削除されるが、Ankerへの謝罪の加筆は無し。
↓
「やばすぎわろた」のITライター氏、USBの規格以上に安全側に改修するというankerの措置を
「しれっと修正してるんじゃん。これあかんやつや」https://twitter.com/kizuki_jpn/status/1544258563312594944
と門前払い。より安全に改良することが何故「あかんやつ」なのか理由の説明なし。
自分を信じてまだまだ孤高に戦い続ける模様。ガンバレ、超がんばれ。
↓
ankarの解説・声明のニュースに対するブコメ欄 ttps://b.hatena.ne.jp/entry/s/k-tai.watch.impress.co.jp/docs/news/1422649.html
では、機器と規格の仕様を理解できず(理解しようとせず)、anker製品が危険で誤ってると決めつけたまま、中国企業全体への偏見・ヘイト・中傷を表明する下記ブコメがスターを集めて上位ブコメになるという、ふだん「差別者はこの世から消えろ」と正義のポリコレ棒で他人をブっ叩いてるはてブにあるまじき事態になり、恥の上塗りをさらす。
urtz 中国企業あるあるで、リスクは最小だから実質無いのと同じでしょ、問題起きてないしって主張。事故るか事故らないかのスレスレを目指すことで中国企業は成長してきた。事故っても人口が多いので人より企業優先になる
ttps://b.hatena.ne.jp/entry/4721966618691958914/comment/urtz
2022/7/6 15:30時点
Приветствую всех и с добрым временем суток. Меня зовут Юра. Я из России. Это не моё настоящее имя, действую в целях анонимности, прошу любить и жаловать. В мире, как мы все знаем, 24 февраля началась и продолжается по сей день "Спецоперация на Украине". Воистину это ужасное событие, которое влечёт за собой тысячи и тысячи жертв с обеих сторон конфликта. Цель "Спецоперации на Украине" - Денацификация Украины. Если вам в новостных каналах и в средствах массовой информации говорят, что цель спецоперации - не денацификация - значит таковы новости, таковы их источники, ничего не поделать. Каково моё мнение на этот счёт? Начну с того, что лично я против любой войны. Для меня война - это зло, это насилие. И то, что всю Россию и россиян в целом считают агрессором и просто ужасными людьми - это плохо, потому что ужасные люди и аггресоры - это те люди, которые ведут себя подобным образом и хотят тем самым разжигать пламя войны ещё сильнее дабы получить с этого удовлетворение в виде ещё одного убийства, прощения со стороны жертв, которые молят о пощаде и прочего. В России и так находятся миллионы людей, которые категорически против войны и которые не хотят, чтобы их считали последними тварями только потому, что так всё получилось. У меня, например, есть несколько друзей с Украины, которые сейчас находятся там и переживают эти взрывы, бомбы, ракеты и всё остальное, что перечислять не хочу. Я продолжаю держать с ними контакт и мы, слава богу, не думаем обо всём этом и стараемся поддерживать друг друга благодаря весёлым мемам, смешным видео, просто хорошим новостям из разных индустрий, чтобы хоть как-то разрядиться. Ведь самое главное, самое главное - война не изменила наши умы потому, что мы знаем что война не должна быть тем препятствием, благодаря которому наша дружба должна рухнуть. За это я их и ценю. Что держатся и не падают духом даже в такие тяжёлые дни и не "ищут предателей среди своих друзей, только потому что они русские", так сказать. Конечно же, есть и обратные примеры, что с начала войны некоторые мои знакомые начали отстаивать свою позицию как русских, что украинцы не люди и вообще спецоперация всё сделает к лучшему, что "мы сравняем города с землёй" и "денацифируем всё"... К сожалению, с такими людьми уже и общаться стыдно, что уж говорить, всё очевидно. В моём городе, например, я пока не наблюдаю сильной пропаганды, что "мы должны верить в то, что мы следуем справедливой цели", что всё образуется именно так как надо. Ну, даже если пропаганда и существует у нас, то я её и не наблюдаю. Да и не хочу наблюдать, потому что, как мне кажется, такую информацию стоить игнорировать и жить дальше, следуя своей цели в жизни. Я никогда не считал себя патриотом своей страны. Это звучит странно, да, но и врать мне нет смысла в этом. Я родился в России - значит так должно было случиться. Тем более я б хотел, что бы один из моих друзей на Украине, вот как раз один из них, смог пережить эту войну и смог поиграть в ту же самую Kingdom Hearts 4, т.к. я его с этой серией игр и познакомил. Я бы очень хотел, чтобы он увидел продолжение данной серии игр, чтобы он смог это вё увидеть. Я очень на это надеюсь. Ведь я, он, и многие другие такие же обычные люди - ходим на работу, спим, едим, играем, отдыхаем. И также я просто хочу, чтобы те, кто слушает меня сейчас не считали всех русских и россиян плохими, потому что я в вас верю, абсолютно всех. И неважно какой вы расы, неважно какой религии верите, это неважно. Главное, что вы остаётесь теми людьми, в которых можно верить, на которых можно надеяться и которые продолжают думать о том, что всё будет хорошо. И даже если у кого-то есть силы на то, чтобы исправить эту всю ситуацию, у кого есть эти возможности - то они смогут это изменить к лучшему и всё сделать мирно, что очень очень важно для нас сейчас. Поэтому я верю в мир, который обязательно наступит. И он наступит именно таким, что украинцы, что русские смогут пожать руки и сказать, что "Всё. У нас будет мир, у нас будет всё." Спасибо за внимание.
Greetings to all and with a good time of day. My name is Yura. I'm from Russia. This is not my real name, I act for the purposes of anonymity, I ask you to love and favor. In the world, as we all know, on February 24, the "Special Operation in Ukraine" began and continues to this day. Truly, this is a terrible event that entails thousands and thousands of victims on both sides of the conflict. The purpose of the "Special Operation in Ukraine" is the Denazification of Ukraine. If you are told in the news channels and in the media that the purpose of the special operation is not denazification, then this is the news, these are their sources, nothing can be done. What is my opinion on this? To begin with, I personally am against any war. For me, war is evil, it is violence. And the fact that the whole of Russia and Russians as a whole are considered an aggressor and just terrible people is bad, because terrible people and aggressors are those people who behave in this way and thereby want to kindle the flames of war even more in order to get satisfaction from this in the form of another murder, forgiveness from the victims who beg for mercy and other things. There are already millions of people in Russia who are categorically against the war and who do not want to be considered the last creatures just because everything turned out that way. For example, I have several friends from Ukraine who are currently there and are experiencing these explosions, bombs, rockets and everything else that I do not want to list. I continue to keep in touch with them and, thank God, we don't think about all this and try to support each other through funny memes, funny videos, just good news from different industries to somehow discharge. After all, the most important thing, the most important thing is that the war has not changed our minds because we know that war should not be the obstacle through which our friendship should collapse. That's why I appreciate them. That they hold on and do not lose heart even in such difficult days and do not "look for traitors among their friends, just because they are Russians," so to speak. Of course, there are also reverse examples that since the beginning of the war, some of my friends have begun to defend their position as Russians, that Ukrainians are not people and in general the special operation will do everything for the better, that "we will level cities to the ground" and "denazify everything"... Unfortunately, it's already a shame to communicate with such people, what can I say, everything is obvious. In my city, for example, I have not yet observed strong propaganda that "we must believe that we are following a fair goal," that everything will work out exactly as it should. Well, even if propaganda exists here, I don't observe it. And I don't want to watch, because, as it seems to me, such information should be ignored and live on, following my goal in life. I have never considered myself a patriot of my country. It sounds strange, yes, but there's no point in lying to me about it. I was born in Russia - so it had to happen. Moreover, I would like one of my friends in Ukraine, just one of them, to be able to survive this war and be able to play the Kingdom Hearts 4, because I introduced him to this game series . I would really like him to see the continuation of this game series, so that he could see it. I really hope so. After all, I, he, and many others are just ordinary people - we go to work, sleep, eat, play, relax. And also I just want those who are listening to me now not to consider all Russians and Russians bad, because I believe in you, absolutely everyone. And no matter what race you are, no matter what religion you believe, it doesn't matter. The main thing is that you remain the people in whom you can believe, on whom you can hope and who continue to think that everything will be fine. And even if someone has the strength to fix this whole situation, who has these opportunities, they will be able to change it for the better and do everything peacefully, which is very very important for us now. Therefore, I believe in peace, which will surely come. And it will come exactly like that, that Ukrainians, that Russians will be able to shake hands and say that "Everything. We will have peace, we will have everything." Thanks for attention.
私はロシア出身のЮраです。{増田注:この「ゆ」にちょっと似た形の文字はなんと発音も「ゆ」に近い……つか英語と違って一文字で「ゆ」の発音になるんだなあ面白い}これは名無しとしてふるまうための仮名です。あなたの愛と好意を願います。ご存じのとおり、世界では「ウクライナでの特別作戦」が2月14日に始まり今も続いています。本当に恐ろしい出来事です。この衝突で双方が膨大な死者を出しています。この「ウクライナでの特別作戦」の目的はウクライナの非ナチ化です。もし「この作戦の目的は非ナチ化ではない」とメディアが言ったらそれこそニュースです。これが彼らの情報源です。どうにもなりません。
これについての私の意見は何か? まず、私は個人的にあらゆる戦争に反対します。私にとって戦争は悪で、暴力です。また、ロシア全体やロシア人全体を侵略者や単に悪人のようにとらえるのはよくないことです。なぜなら悪人や侵略者とは、このように行動して戦火をさらに燃え上がらせることで殺人や被害者の命乞いから満足感を得る人々のことだからです。
断固として戦争に反対したり、全てが今のようになったからという理由だけで最低の生物だと思われたくないと思ったりしているロシア人がすでに何百万人もいます。たとえば私には、今もウクライナで爆発や爆撃やミサイルなど、書き並べたくもないような目にあっている友人が数人います。私はいまも彼らと連絡を取り続けており、そして、神よ、ありがたいことに私たちはそのような恐ろしいことについて考えず、面白いミームや動画、別の分野からのいいニュースを交換しています。
結局、大切なこと…一番大切なことは、戦争が私たちの友情の妨げになってはならないと知っているので、私たちはこの戦争によって心を変えられていないということです。これが彼らに感謝している理由です。彼らはあのような辛い日々の中でも耐え、心を失わず、「ロシア人だからと言うだけの理由で、友の中から裏切り者を探さない」のです。もちろん戦争が始まる時には逆の例もありました。私の友人の一部はロシア人としての立場を守り始め、「ウクライナ人は人ではなく、特別作戦ですべてはよくなる。あの街を地ならしし、すべてを非ナチ化する」と言っていました。不幸なことに、このような人々と会話することはすでに恥です。何が言えるだろう、全ては明らかです。
たとえば私の街ではまだ「我々は公正な目標に従っている、そう信じればすべてはうまくいく」のような強いプロパガンダは見ていません。いいえ、もしそのようなものがあったとしても私は見ません。見たくもありません。そのようなものは私が自分の人生の目標に近づくためには無視しなければならないもののように思えるからです。私は自分自身が愛国者だと思ったことはありません。奇妙に聞こえるでしょうが、この点において嘘はありません。私はロシアに生まれました。だからこうならなければいけなかったのです。また、私はウクライナの友人の1人に、そう1人に生き延びてキングダムハーツ4をやってほしいです。私が彼に勧めたシリーズだからです。どうしても彼にこのシリーズの続きを見てほしい。本当にそう願います。結局、私も彼も、他の皆もただの普通の人々です。私たちは働き、眠り、食べ、遊び、安らぎます、
この話を聞いているみなさん、どうかすべてのロシア人を悪と考えないでください。私はあなたがた全員を絶対に信じています。あなたがどんな人種であろうと、どんな宗教を信じていようと、関係ありません。重要なのは自分自身を信頼でき、自分自身に期待でき、全てがうまくいくと考えられるような人間であり続けることです。この状況を修復する力と機会をもつ人間がいれば、彼らはこれをよりよくし、全てを平和的に行うことができるでしょう。これが私たちにとって重要なことです。
したがって私は平和が必ず来ると信じます。そしてウクライナ人とロシア人が手を握り合い「私たちは平和を得る。全てを得る」と言えることを信じます。ご清聴ありがとうございました。
*21 | マザーボードのフェーズの話 - PC Watch | https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1152140.html | 373849521 |
*22 | PCエンサイクロペディア:第8回 PCのエンジン「プロセッサ」の歴史(2)~性能向上に勤しんだ486/Pentium世代 2. RISCのアーキテクチャに近づくPentium - @IT | https://atmarkit.itmedia.co.jp/fsys/pcencyclopedia/008procs_hist02/procs_hist04.html | 4701261286880018114 |
*23 | トレンドの光るPCはハデなだけではつまらない ~【DIY PC 08】マザー&ケースの機能を活用して作るイルミネーションPC - PC Watch | https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1148442.html | 372842665 |
*24 | 【笠原一輝のユビキタス情報局】AMDのRyzen ThreadripperがIntelの危機感に火をつけた ~Intelの18コアのSkylake-X急遽投入の背景にあること - PC Watch | https://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/ubiq/1062361.html | 347169693 |
*25 | 【Hothotレビュー】待望の第12世代Coreついに発売! ベンチマークで見るその実力 - PC Watch | https://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/hothot/1363614.html | 4710698281882741314 |
*26 | 見れば全部わかるDDR4メモリ完全ガイド、規格からレイテンシ、本当の速さまで再確認 - AKIBA PC Hotline! | https://akiba-pc.watch.impress.co.jp/docs/sp/1231939.html | 4680749088087636034 |
*27 | 新登場の32GBメモリモジュール、使えるチップセットは? : AKIBAオーバークロックCafe | http://blog.livedoor.jp/ocworks/archives/52098537.html | - |
*28 | シングルチャネルおよびマルチチャネル・メモリー・モード | https://www.intel.co.jp/content/www/jp/ja/support/articles/000005657/boards-and-kits.html | 374335238 |
*29 | 【特集】同じSSDでもこれだけ違う。SATAから第4世代PCIeまで速度差を検証 - PC Watch | https://pc.watch.impress.co.jp/docs/topic/feature/1386511.html | 4715121623230645378 |
*30 | SSDの選び方:SLC、MLC、TLC、QLC、PLCの違いを解説 | ちもろぐ | https://chimolog.co/bto-ssd-slc-mlc-tlc/ | 369046698 |
*31 | 消耗品と有寿命部品について : NEWS: ビジネスPC | NEC | https://jpn.nec.com/products/bizpc/info/pc/cosmable.html | 4668458216799596930 |
*32 | M-DISC - Wikipedia | https://ja.wikipedia.org/wiki/M-DISC | 260312391 |
*33 | PS5にみる物理メディアの終焉 - ITmedia NEWS | https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2006/17/news056.html | 4687255935115670114 |
*34 | 【特集】チャタってしまった10年物マウスが3,000円で完全復活! ~ドスパラ「マウスボタン故障修理サービス」に依頼してみた - PC Watch | https://pc.watch.impress.co.jp/docs/topic/feature/1160250.html | 4662344022334670305 |
*35 | ロジクールのトラックボールマウスM570を自分でスイッチ交換修理した方法 - ネットの海の渚にて | https://dobonkai.hatenablog.com/entry/Logicool-m570-repair | 4680507411203374530 |
*36 | マウスの左クリックがおかしくなったので分解修理した : トイレのうず/ブログ | https://1010uzu.com/blog/overhaul-mouse-failing-in-left-click | 304301040 |
*37 | Logicool MX300 Optical Mouse M-BP82のメンテナンス | https://orz7.web.fc2.com/rat/log/mx300-optical-mouse-m-bp82.htm | - |
*38 | 加水分解の止め方、ベタベタの除去 - 黒色中国BLOG | https://bci.hatenablog.com/entry/kasuibunkai | 4697762672020785762 |
*39 | Mouse Roller Wheel Durable Optical Pulley Repair Parts for Logitech MX510 518 G400|Replacement Parts & Accessories| - AliExpress | https://www.aliexpress.com/item/1005003407488009.html | - |
*40 | ASCII.jp:Windows 11にアップグレード可能なCPUは基本はやっぱり第8世代/Zen+以降になりそう? (1/2) | https://ascii.jp/elem/000/004/061/4061479/ | 4704977165657723746 |
*41 | Microsoft、2022年にWindows 11の高速化に注力すると宣言 - iPhone Mania | https://iphone-mania.jp/news-420988/ | 4711489752449241922 |
*42 | BIOSからUEFIへ BIOSはなぜ終わらなければならなかったのか:“PC”あるいは“Personal Computer”と呼ばれるもの、その変遷を辿る(1/4 ページ) - ITmedia NEWS | https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2202/24/news067.html | 4715865033555686850 |
*43 | マザーボードのCSM(Compatibility Supported Module)を有効にする方法(ASRock製マザーボード) | TSUKUMO サポートFAQ | https://faq.tsukumo.co.jp/index.php?solution_id=1316 | 4709334416996014018 |
*44 | そうだ、グラフィックボードを増設しよう! でも、その前に... - ツクモ福岡店 最新情報 | https://blog.tsukumo.co.jp/fukuoka/2015/08/post_116.html | 298062585 |
*45 | 【備忘録】mbr2gptコマンド実行後の回復環境消失の対応方法: YOSIの小さな旅の記し | http://kykyblog.air-nifty.com/blog/2021/09/post-802f79.html | - |
*46 | Windows10/11でDiskPartコマンドを使用する方法 | https://www.diskpart.com/jp/windows-10/diskpart-windows-10.html | 4705642648092693218 |
*47 | アライメント | https://www.pc-master.jp/mainte/aft-hdd.html | 4699883528408540354 |
*48 | Windows 10 で Administrator ユーザーを有効にする方法 – ラボラジアン | https://laboradian.com/enable-administrator-on-windows10/ | - |
*49 | Windows 10 は既定で OneDrive にファイルを保存する | https://support.microsoft.com/ja-jp/office/windows-10-%E3%81%AF%E6%97%A2%E5%AE%9A%E3%81%A7-onedrive-%E3%81%AB%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB%E3%82%92%E4%BF%9D%E5%AD%98%E3%81%99%E3%82%8B-33da0077-770c-4bda-b61e-8c8e8ca70ac7 | 4687214936939669538 |
*50 | OneDriveのドキュメント・ピクチャ・デスクトップのバックアップ同期をやめる手順 | パソコンりかばり堂本舗 | https://ikt-s.com/onedrive-backup-skip/ | - |
*51 | Windows8をインストールしたSSDの寿命を延ばす対策 | ZAKKINKS | https://zakkinks.com/windows8_ssd_hack/ | 168055874 |
*52 | Windows10でSSDの寿命を延ばす対策【第一回】 | ZAKKINKS | https://zakkinks.com/windows10_ssd_optimization/ | 268597709 |
*53 | Windows10でSSDの寿命を延ばす対策【第二回】 | ZAKKINKS | https://zakkinks.com/windows10_ssd_optimization2/ | 276446264 |
*54 | 新しいコンテンツの保存先を変更する ( アプリのインストール先変更方法を例に ) | ドスパラ サポートFAQ よくあるご質問|お客様の「困った」や「知りたい」にお応えします。 | http://faq3.dospara.co.jp/faq/show/4557?site_domain=default | 369837603 |
*55 | 一方、ふうえんさんちでは… SuperfetchとPrefetchについて~(1) | http://blog.phooen.com/blog-entry-39.html | 217075081 |
*56 | windows10でAppData/Localを別ドライブへ移動する | ピースペース | https://nasu38yen.wordpress.com/2015/11/19/windows10%E3%81%A7appdatalocal%E3%82%92%E5%88%A5%E3%83%89%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%96%E3%81%B8%E7%A7%BB%E5%8B%95%E3%81%99%E3%82%8B/ | 274477044 |
*57 | mutaguchi on Twitter: "Win10のスタートメニュー、ショートカットファイルとの関係性が未だにいまいちわからん。ショートカットファイルを編集すると、スタートメニューから消滅したりするんだよなぁ。挙動が分からなくて困る。" / Twitter | https://twitter.com/mutaguchi/status/1298882977863270406 | - |
トラバ・コメ・ブクマしてくれた方々に感謝。人の興味を惹く内容を投稿できて良かった。
hoimin-densetsuさんのセルクマか
ブクマエントリのdata-entry-createdと件のブクマの日時分が一致してるが、濡れ衣だ。
Core第1世代(Nehalem)のつもりで書いたが、Core Duoとかもっと古いのを失念してたので本文修正。
電源は新品がいい
古い電源でもイケるのではと憶測してそれを実証してみたいと思わなければ、自分もきっとそうした。
旧PCのだいぶ後で、TV録画のために買った外付HDDが元。ケースが死んだので、中身をデータ用ドライブとして使っていた。
一体何にパソコンを使っていたのか
はてブと5chとTwitterとそれらの引用元を隅々まで読む作業、動画・漫画鑑賞、Paradoxゲーム、相場観察。
上記用途にしか使ってないので、他に良いPCを買うのは勿体なくてできなかった。
Socket7のM/Bとかその頃のPC雑誌とか、必要な人がいたら譲るんだが。
参考文献57まであって草
老眼の始まったアラフォーで、日本人学生で、増田ユーザで、最近10年ぶりに自作PCをしたという積集合が空でない可能性とは。
無欲ではなく最高の贅沢なんだろね
過ぎた吝嗇は強欲と執着の発露だとは思う。
他の人は言うのを遠慮してたのに。
生憎、数年前のRyzenショックを見逃す程度には、自作PC事情への関与が薄かった。
なんでブログで書かなかったの
完璧主義と自意識過剰と怠惰のせいでブコメすら継続的にできない性質なので。今回は衝動的に長文を書きたくなって投稿した。
多分友達になれる
支出を抑制しようとする情熱が収入を増大させる方に向かって欲しい人生だった。
古老の趣味やな
初老のおじさんに何てことを。
机の周りもめちゃくちゃ綺麗にしてそう
偏執狂は恐ろしく整備された部屋か恐ろしく汚い部屋かどちらかに住んでいるものだと思う。
そういう行為から抜け出せないならそうすることが許容される愛嬌は持ち合わせたいものだねと。
1か月ほど前まで初代第1世代Core iのPCをほぼノーマルで使っていたが、Windowsの肥大化(*1(本増田の最後に参考webページを記載。以下同様))のせいかweb閲覧やExcel操作程度の作業でも引っかかりを覚えるようになったり、Windows11ブームに煽られてセキュリティ関連の記事を読み古いCPUには脆弱性が付き物だと知った(*2・3・4)り、あれこれあったためPCを新しくすることにした。
その際に色々な知見を得て情報の更新ができたため、日記帳兼リンク集として増田に残しておくことにした。極少数の人にしか役に立たないであろう文章だが、体験談の類として暇つぶしに読んでもらえれば幸い。ただ、過去のPC事情を懐古したりするのが目的なら、数年前にホッテントリ入りした別の記事(*5・6)を読む方が有意義かもしれない。
まず、パーツの買い方を3種類に大別して検討した。
この前段階で格安の中華製ミニPC(*7)も候補に挙げていたが、拡張の厄介さや商品到着までの時間の長さを難に感じて選択肢から外した。
今新しく自作PCを組むなら鉄板の構成だと思う。現在の相場では、M/B 13k円、Celeron 7k円、DIMM2枚組 6k円、SSD 200GB 4k円で約3万円くらいになるだろう(*8・9・10)。構成品のどれかを中古にすれば2万円台前半で抑えることもできそうだ。
しかしながら、最近まで骨董品で我慢できた身には過剰スペックになりそうだという懸念と逆張り志向のせいでRyzen APUに惹かれたためとで、この組合せは除外した。
時機を見極めて個々のパーツを買えれば、安く挙げることができる方法だろう。
だが、動作不良品・リマーク品(*11)・その他の不動品(*12)等を掴むリスクやピン折れ曲り(*13)他機器不良への対処を避けるため、この組合せも選ばなかった。
M/B・CPU・ビープスピーカー・電源があれば動作検証は可能だ(*14)。そのことは前提知識として通用してるだろうと期待し、ジャンクな出品物・者を弾けば少なくとも直ぐに判明するような不良品を掴むことは避けられるだろうと考えて、セット品を軸にパーツ調達することにした。
ただ、個別のパーツだけ欲しいと思う人が多いせいか、希望に叶う出品は少なかった。値段や特定のパーツへのこだわりは捨てて条件をだいぶ緩くしたが、それでも購入作業を終えるには結構な時間がかかった。
作業の結果以下のパーツが手に入った。これら以外にも試用して直ぐ売却したものがあるが、その分は少々の損失で済んだため、実質合計費用は25k円+10k円。
元の電源が10年以上持ったので、5年前の製品なら後5年は使えるだろうと考え、中古で済ませることにした。
参考になるまとめ記事を元に、経年による劣化が小さいと思われる、電圧と電流の波形が綺麗な製品(*15)を候補にした。5年以上前に発売された商品を1年少々しか使っていない状態良好品だと嘯く詐欺師がフリマには跋扈しているが、そういう輩を除外しても選択肢が十分にあるのは幸いだった。プラグイン電源という危険そうな製品(*16)以外に無難な選択肢が無かったのは、老害な増田には難だったが。
余談だが、電動ブロワーは電源の清掃にとても役立った(*17)。騒音が問題にならない環境の人には是非お勧めしたい。
大型のファンを備えた電源ユニットをケース下部に置く組み方が主流になって久しいようだ(*18)が、冷却や静音にこだわる必要が無いのでケースは流用することにした。ただ、電源LEDがそのままでは機能しないので、オス-メスのジャンパワイヤー(デュポンケーブル)をフリマで買ってピンとコネクタをつないだ(*19)。
マザーボードについては色々調べたが、8ピンのATX 12V電源コネクタ(*20)が一般化して久しいことや、フェーズ数の増加(余談だが、I/O電圧とコア電圧が異なるデュアルボルテージは、30年近く前にモバイル版P54Cで初めて採用された)(*21・22)といった電源回りのことで特に知ることが多かった。光物(*23)はあまり興味が無いのでほぼスルーした。
RyzenもIntel Coreもどちらも魅力的だと思った(*24・25)が、結局はAMDで組むことにした。そこそこのGPUを省電力で使えることが大きかった。
メモリは多少勉強した(*26)つもりでパーツ選定に着手したが、チップセットの16Gbitチップ対応事情(*27)を全く把握していなかったため、相性問題にぶつかって最初に購入したパーツセットを買換えることになった。容量について言うと、16GBだとたまに心許なくなるが32GBだと過剰という感がある。Intelなら24GB(8+16の2枚)載せて16GB分をデュアルチャネルモードで使える(*28)ので、その点は良いなとも思う。
SATA SSDでも体感速度は悪くない(*29)という言説を見て、安く手に入ったSSDで十分と判断した。記録方式がTLCかどうかといった商品選択の時に普通ポイントになる点(*30)は、次に買換えたくなった時に気にかけようと思う。
光学ドライブも電源ユニットと同様、本来は5年程度で買換えるべき製品とされている(*31)が、それはそれとして、電源と同様の理由で5年くらい前の中古品を探そうかと思って調べてみたら、M-DISCという規格(*32)があると知った。対応するドライブやメディアを購入すると割高だ、余計に金をかけてまで保存すべきデータはどれだけあるか、そもそも光学メディアの読み書きをする機会はどれだけあるか(*33)等、あれこれ考えた結果光学ドライブは買わないことにした。
最近は無音でPCに向かうことが専らなので、USB-DACを排除してHDMIモニタのイヤホン出力で済ませることにした。気まぐれに音楽を聴きたくなったらヘッドフォンアンプをライン出力につないで使おうと思う。
ケースと一緒に死蔵品を引っ張り出した。文字入力を業としない立場なのでキーボードは何でもどうでも良い。
マウスはクリックが利き辛くなったので放置してたが、分解修理可能(*34・35・36)だと知ったので実例(*37)を参考に簡単に清掃して使えるようにした。マウスホイールは部品交換が必要な状態(ホイールのゴム部分が、加水分解して汚れてたので重曹で洗った(*38)ら、完全に溶けてなくなってしまった)なので、そのうちAliExpressで補修品(MX300適合品ではないが、サイズが同じもの)(*39)を購入しようと思う。
初めは旧システムの入ったHDDを新しいM/Bにつないで使っていた。後で中身をSSDにクローンしようと考えたが、安物のSSDゆえガンガン書き込むことを必要以上に避けなくても良いなと思い直したので、結局新規インストールすることにした。
Raven RidgeではWindows11にアップグレードできない(*40)。だが、Windows11ではGPUが重くなりその対策が未だ無いよう(*41)なので、Windows10のままで良いということにした。
Windows7の頃はUEFIで起動しないPCがまだ一般的(*42)だった。このHDDもそういうPCに接続されてたのでフォーマットはMBRだった。CSMを有効にすればそのままで起動できるが、そうできるのは古いGPUを使っている時で現行のiGPUではたいてい無効にされる(*43・44)。CSMは頼りにせずGPTに変換して使うのが無難だ。
変換の際はWindows10のUSB起動メディアでmbr2gptを使ったが、ReAgent.xmlの更新に失敗したというエラーメッセージが出たので、回復パーテーションを弄って(「コンピュータの管理」ではドライブレターを付与できないのでdiskpartを使った)修正した(*45・46)。
Microsoftアカウントで常用していたためかライセンスの再認証を求められることも無く、上記の問題を除けばほぼすんなりと使用できた。セクターにアライメントのずれが無いかどうか(*47)も調べたが、問題無かった。
VMWare上で予行した分も含めて何回もした。セットアップを繰り返した理由は、Administratorを有効にしパスワードを設定しないままメインアカウントを標準ユーザーにしたらAdministratorにログインできなくなって(*48)詰んだり、OneDriveの動作選択画面で「このPCにのみファイルを保存する」を選択せず「次へ」移動したら戻れなくなった(ドキュメントやピクチャ等のフォルダパスをOneDriveに指定した後で、再度ローカルストレージに変更するのは割と手間になる)(*49・50)り、システムファイルを移動させようとして次節で説明するようにシステムを破壊したりしたためだ。
SSDの容量節約と書込み抑制のため、ページ、スワップ、ハイバネーションの各ファイル・OneDriveフォルダ(ただし、空フォルダにマウントしたドライブは移動先に指定できない)・ユーザプロファイルフォルダ下のドキュメント等のフォルダ・AppDataフォルダ下のRoamingフォルダとLocalフォルダの一部・テンポラリフォルダ・ストアアプリフォルダを移動(*51・52・53・54)した。Superfetchはデフォルトで良しとした(*55)。
かつては別アカウントでログインしてプロファイルフォルダを全部移動しジャンクションを貼って使うこともできたが、Windows10のあるバージョン以降でそれをするとスタートメニュー他ショートカットやストアアプリが即死する(*56)。一部のシステムファイルが変化するとメニューやアプリ全体が損壊判定されるようだ(十分な検証はしてないが、container.datやハッシュ値が名前になってるファイルを弄ると不味いように感じた)(*57)。こうなるとアカウントを消して再作成する他無くなる。ちなみにCドライブ直下のProgramDataフォルダ等を壊すともっと悲惨で、新規インストールくらいしか回復の手立てが無かった。
https://b.hatena.ne.jp/entry/1 または https://b.hatena.ne.jp/entry?eid=2(それぞれ、数字部分がeid)のような形式のurlを入力すれば、当該ブックマークエントリーにアクセスできる。
*1 | Windows 10はバージョンアップを重ねるたびに本当に遅くなっているのか?検証結果はこんな感じ - GIGAZINE | https://gigazine.net/news/20210622-windows-10-version-slow-down/ | 4704430589992224258 |
*2 | Googleが発見した「CPUの脆弱性」とは何なのか。ゲーマーに捧ぐ「正しく恐れる」その方法まとめ | https://www.4gamer.net/games/999/G999902/20180105085/ | 373991174 |
*3 | AMDのプロセッサに脆弱性、セキュリティ企業が情報公開--懐疑的な見方も - CNET Japan | https://japan.cnet.com/article/35116106/ | 360332677 |
*4 | インテルとARMのCPUに脆弱性「Spectre-v2」の悪夢再び、新たな攻撃手法 | TECH+ | https://news.mynavi.jp/techplus/article/20220312-2290634/ | 4716634065497432514 |
*5 | 「Sandy Bridgeおじさん」とは何か? : 因画応報 | http://ingaoho.ldblog.jp/archives/4916067.html | 362560793 |
*6 | ありがとう鼻毛鯖 8年使った鼻毛鯖をついに買い替えました | 日本霜降社 | https://nihonsoukou.com/20181123/1827 | 4665750545042615426 |
*7 | 2万円の超格安パソコン「GREEN G2」値下げ、高性能CPUに大容量メモリやSSD採用で仕事でもプライベートでも大活躍 | Buzzap! | https://buzzap.jp/news/20220318-trigkey-green-g2-ultra-low-price-pc-happy-price-down-3/ | 4716943171239004674 |
*8 | 第12世代インテル Core プロセッサー 特集 | パソコンSHOPアーク(ark) | https://www.ark-pc.co.jp/special/intel-12th-gen-core-series/ | - |
*9 | 8GBモジュール | 2枚組 | DDR4 DIMM (288pin) | デスクトップ用 | 通販・価格/性能比較一覧 | 価格の安い順 | パソコンSHOPアーク(ark) | https://www.ark-pc.co.jp/search/?col=3&order=&p1=b21010&p2=c21050&p5=s21010&p6=w11726 | - |
*10 | 〜256GB | M.2 | SSD | 通販・価格/性能比較一覧 | 価格の安い順 | パソコンSHOPアーク(ark) | https://www.ark-pc.co.jp/search/?col=3&order=&p1=b32020&p2=c32024&p5=s32220 | - |
*11 | 【やじうまPC Watch】中国でIntel CPUの偽造品出回る。公式が注意を呼びかけ - PC Watch | https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/yajiuma/1248215.html | 4684567815854719490 |
*12 | Lenovoに搭載されているAMD CPUにベンダーロックが設定されているせいで中古市場が混乱している - GIGAZINE | https://gigazine.net/news/20220118-lenovo-vendor-lock-amd-cpu/ | 4714151541045747810 |
*13 | ASCII.jp:冗談ではなく目の前が真っ暗になる恐怖……ピンを曲げてしまったRyzen 9 5950Xの修復を試みる (1/3) | https://ascii.jp/elem/000/004/053/4053723/ | 4703873313928579106 |
*14 | パソコンが起動しない場合の確認方法|テックウインド株式会社 | https://www.tekwind.co.jp/ASU/faq/entry_31.php | 4666842797243724258 |
*15 | 【自作PC】電源ユニットの選び方を自作経験者がガチ解説する | ちもろぐ | https://chimolog.co/bto-choose-psu/ | 367187040 |
*16 | 何故プラグイン式PC電源ユニットのコネクタは規格統一されていないのか? - Togetter | https://togetter.com/li/1564076 | 4688976497965880706 |
*17 | ブロワーの選び方 | DIY工具紹介部 | https://diytool.biz/blois | 170335990 |
*18 | “冷却の常識”を徹底検証 - AKIBA PC Hotline! | https://akiba-pc.watch.impress.co.jp/docs/dosv/662237.html | 364049132 |
*19 | PCケースのPower LEDケーブルを3ピンから2ピンに変換した | TeraDas | https://www.teradas.net/archives/16603/ | 4705898232067265346 |
*20 | 20ピン ATX 電源は 24ピンのマザーボードに使えるのか – 分かりにくい ASUS マニュアルと ATX 電源の規格 | Nire.Com | https://www.nire.com/2009/10/atx-24pin-motherboard-vs-20pin-power/ | 75424033 |
容量超過のため、anond:20220419200228 に続く。追記もあり。
正確には、出してもいいけど女とセットにしろ。
パーソルテンプスタッフ株式会社は以前、Hey! Say! JUMPの中島裕翔の写真を使った全面広告を日本経済新聞に出している(2021年3月23日)。
ttps://www.tempstaff.co.jp/corporate/release/2020/20210315_5025.html
また、ジャニーズから城島茂・国分太一・松岡昌宏が独立して株式会社TOKIOを作ったとき、同じく日経新聞に全面広告を出した(2021年4月1日)。
ttps://sirabee.com/2021/04/01/20162546415/
これらの広告には、日本人の男性しか写っていない。したがって、これは、日経新聞が創設メンバーであるアンステレオタイプアライアンスの掲げる「3つのP」の1項目「Presence」に反しているし、2項目目の「Perspective」も怪しい(後者にはTOKIOの視点しかないし、前者には、イケメン男性を愛好する女性ファンの目線で描かれている)。
だいたい、パーソルテンプスタッフ株式会社の業務と中島裕翔に何の関係があるというのか。中島とテンプスタッフの業務との関係は、巨乳女性が出てくる漫画と献血事業との関係くらい薄いだろう。事業の広告に無関係なイケメンを出すのはルッキズムを強化するので有害である。
えっ? TOKIOの広告にはTOKIOしか出てなくてTOKIOの視点しかなくても問題ない? 商品そのものの広告だった『月曜日のたわわ』は男目線だと叩かれたよね? ということは、商品そのものの広告にも「3つのP」は適用されるべき、ってことになるよな。OK?
納得してもらえたところで次いこうか。
Yoshikiのワインブランドの全面広告が日経新聞に掲載されたこともある(2021年12月15日)。もちろんYoshikiしか写っていないので、上述のジャニーズと同じ問題が発生する。日経新聞は今後このような多様性に欠けた広告はやめるように。
『月曜日のたわわ』の広告は有害なジェンダーステレオタイプを強化するのだそうだ。なるほど、有害なジェンダーステレオタイプを強化する表現が広告として世に広く掲示されるべきではない。
ところで、日経新聞は『鬼滅の刃』の登場人物である煉獄杏寿郎を使った全面広告を載せている(2020年12月4日)。
ttps://game.watch.impress.co.jp/docs/news/1293062.html
ものの見事に日本人のキャラクターしかいない、多様性の欠如した広告キャンペーンだ。当然、「3つのP」に抵触する。
しかしそれだけではない。『鬼滅の刃』は、主人公に対して「弱い 未熟 そんなものは男ではない」「どんな苦しみにも黙って耐えろ お前が男なら」といったセリフを投げかけるキャラクターが存在し、主人公はその指導に従う。これは、弱さを否認するウィークネスフォビアや、弱音を吐かず耐え忍ぶという有害な男らしさ(トキシックマスキュリニティ)を助長する描写であり、男性にとって有害なステレオタイプである。このようなジェンダーステレオタイプを強化する広告を載せるべきではない。
また、主人公が刀を振るって戦うことは、刃物による攻撃に怯える人たちをさらに脅かすものであり、「刃物で人を虐殺して構わない」というメッセージを社会に発している。
なに? 『鬼滅の刃』をちゃんと読め、『鬼滅の刃』は主人公が虐殺を肯定するシーンなんて一度もない、だって? 『月曜日のたわわ』にも主人公が痴漢を肯定するシーンはひとつもないが、痴漢を連想する、痴漢を助長するとして叩かれた。ということは、『鬼滅の刃』も、刃物を振り回すキャラクターのイラストを以て、通り魔などの恐怖を連想する、通り魔を助長するとして叩かれなければ筋が通らない。
さて、ここまでは、実際に日経新聞に掲載された広告に基づく話だ。次からは、「アンステレオタイプアライアンスの創設メンバーとして、このような広告を載せないように注意してほしい」という警告を発しておきたい。もし将来このような広告が載せられたら、みんなは存分に批判してほしい。
プリキュアは短い髪のキャラクターであっても変身後は長髪になり、スポーティなキャラクターであっても変身後はヒールを履くなど、「女性は髪を伸ばしヒールを履くものだ」というジェンダーステレオタイプを強化している。「女性はヒールを履くべき」という固定観念がいかに時代遅れかは#KuTooの運動で明らかになった通りだ。さらに、なんと前作ではメイクがテーマとして扱われていた。「女性は化粧をするべき」というのが家父長制による押し付けであることは韓国のフェミニストたちによる脱コルセット運動が示している。プリキュアは女性のエンパワメントを阻害する。これ以上このような有害なステレオタイプ表現を公共の場に掲示すべきではない。暖簾の向こうにしまって子供に見せないようにすべきだ。
さらに、歴代プリキュアには男性メンバーがいない。これはもちろん、ジェンダー平等であるべき広告にはあるまじき多様性の欠如である。仮面ライダーに女性ライダーがいるべきであるように、プリキュアにも男性プリキュアがいてしかるべきだ。それが本当のジェンダー平等だろう。
したがって、プリキュアという多様性に欠け有害なジェンダーステレオタイプを撒き散らす作品の広告を、アンステレオタイプアライアンスの創設メンバーである日経新聞が出すべきではない。今後、プリキュアの広告を載せてほしいという依頼が来ても断るように。
『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』という漫画がドラマ化されてヒットを記録した。しかしこれは、男性に性経験がないと馬鹿にされ軽んじられるという有害な男らしさに基づく性規範を下敷きにしたタイトルであり、有害なジェンダーステレオタイプを助長している。日経新聞はこのような作品から広告を持ちかけられても毅然と断るべきだ。
また、チェリまほの原作者の豊田悠は女性である。男性同性愛者というマイノリティの性愛を、非当事者である女性が創作のネタにすることは、文化の盗用であるだけでなく当事者から機会を奪っているし(たとえばアメリカでは、白人女性がメキシコ移民を主人公にした小説を書いたことで簒奪だと批判された)、マイノリティを自らに都合のいい存在であるかのように扱うという性的客体化である。チェリまほに限らず、女性によって書かれた男性同性愛もの(あるいはその逆)を日経新聞は肯定的に取り上げるべきではない。なぜならそれは簒奪であり文化の盗用であり性的客体化であり、つまりはポリティカルコレクトネスに反しているからだ。
映画が大絶賛公開中の『ファンタスティックビースト』シリーズは『ハリー・ポッター』シリーズのスピンオフである。ところで、同シリーズの原作者J・K・ローリングがトランス女性への差別発言を度々行っているのは有名な話だろう。「温泉むすめ」のコラボが叩かれた件では過去にR-18コンテンツを描いていた作家がいたことが批判されたように、「誰がそのコンテンツを作ったか?」は重要な問題である。日経新聞は、間違ってもTERFによって作られた『ファンタビ』を肯定的に宣伝すべきではないし、広告に手を貸してもいけない。多様性を尊重すべき世の中なのだから当然だろう。
『月曜日のたわわ』全面広告批判の急先鋒となった『ハフィントンポストハフポスト』は、もちろん、日経新聞並かそれ以上に厳しい倫理観を問われる立場であるはずだ。であれば、まさか児童性虐待を恒常的に行っていたジャニー喜多川に対して肯定的な記事を書いてはいないだろうし、同性愛への偏見が根強く残る日本において同性愛者を面白おかしく扱ったステレオタイプ強化ドラマ『おっさんずラブ』の記事も同様であるはずだろうし、TERFが原作者である『ファンタビ』の知名度向上に寄与していたりはしないはずである。「ジェンダー、女性の生き方、人権、ハラスメントの問題、ルッキズム(ボディポジティブ)などに関心が」あるライターなら、なおさらそうでないとおかしい、の、だが……あれ?
ホッテントット、耳にしたことはあったが差別語だとは知らなかった。
日テレ『午前0時の森』、不適切発言を謝罪も再炎上?「問題点分かってない」の指摘、関ジャニ村上ファンが怒り | リアルライブ
npn.co.jp/article/detail/200020327
kotobank.jp/word/%E3%82%B3%E3%82%A4%E3%82%B5%E3%83%B3-493580
かつてはサン人を「ブッシュマン」、コイ人を「ホッテントット」というように、それぞれの俗称でよんでいたが、近年少数民族の権利保護の立場から俗称は用いられなくなりつつ
あり、
コイ人が自称する「コイ・コイン」(人間のなかの人間)、彼らがサン人に対してよぶ「サン・クァ」(サンの人々)のそれぞれの第1音節を組み合わせた名称
×「ホッテントる」もやめておきたい
「偶然、音が似通っただけ」「侮蔑する意図はない」と言ったところで、知った以上あえて使う必要もないだろう。
ウィキペの「コイコイ人」の項を読んでたら「ナマ語の吸着音」とあり、気になってざっとググる。
吸着音は南部アフリカの諸言語に一般的に現れる。吸着音がもっとも頻繁に出現するのはいわゆるコイサン語族に属するター語(コン語)、ナマ語など~コイサン語族ほど頻繁ではないが、バンツー語に属するズールー語、コサ語などにも吸着音は出現する
The Three Xhosa Clicks taught easy! - YouTube
youtu.be/YlocO29uud4
Siki Jo-An – ‘The Click Song' | Blind Audition | The Voice SA: Season 3 | M-Net - YouTube
youtu.be/W319s4Tvp9Y
普通に声を出して歌うと同時にボイスパーカッション入るみたいな感じ。真似できる気がしない。
[Slipknot - The Chapeltown Rag [Visual 001] - YouTube](https://www.youtube.com/watch?v=j2v4u7VhoPU)
[Intro]
Read all about it if you want to know
Read all about what they want you to know
知りたいのなら 全て読め
あいつらが知りたいこと 全て読め
[Verse 1]
Everything is god online, and it's as evil as it gets
This is not a fuckin' trick, either follow or repent (No choice)
Get infected by a vertical event
Check the meter, check your watch
Are they ever gonna stop?
Runnin' out of daylight, nighttime's better
But we know how to handle the truth, motherfucker
Scandalous know-it-all, feedback chamber
Nobody wants the proof, they want a number
[Verse 1]
これは糞ガキのお遊びじゃねぇぞ 従うか悔い改めるか(選択肢は存在しない)
やめようって思わないのか?
光使い果し、夜輝きだす
[Pre-Chorus]
We don't deny what is wrong with our lives
We can't decide what is left of our right to silence our remains
Buried in the back and I'm sick and alive
Hollow as a breath, the further you dive
[Pre-Chorus]
死骸を黙らせるために使える権利が何なのか 選り出すことはできねぇんだよ
影に忘れ去られて 俺は病んで生きている
息するように空洞になって お前はさらに潜っていく
[Chorus]
Oh, how I've missed your honesty
You never miss with your intensity
You're gonna need a new disguise
Just slide into the nearest lie
[Chorus]
お前の正直さが恋しくなったよ
お前はてめぇの情熱で失敗なんてしなかった
血管の破裂、静脈の遁走
一番近い嘘に滑り込むだけ
[Verse 2]
All the ligatures are getting tight, like a style
Murder another mouth before the trial
Scalpel and then you scalp 'em to fucking death
Kills for the other vampires and surrogates
It's a ploy for attention and evidence
All your fucking monsters are flaws in your common sense
Do the dance while the shovels are breaking dirt
Everybody mind your fuckin' business or you get hurt
[Verse 2]
縛りが全部キツくなってきやがった "スタイル"みてぇに
審判の時までには よその声は潰れちまう
メス くたばるまで手術する
注目と証拠のための策略だ
[Pre-Chorus]
We don't deny what is wrong with our lives
We can't decide what is left of our right to silence our remains
Buried in the back and I'm sick and alive
Hollow as a breath, the further you dive
[Pre-Chorus]
死骸を黙らせるために使える権利が何なのか 選り出すことはできねぇんだよ
影に忘れ去られて 俺は病んで生きている
息するように空洞になって お前はさらに潜っていく
[Chorus]
Oh, how I've missed your namaste
You never miss with your integrity
You're gonna need a new disguise
Just slide into the nearest lie
[Chorus]
血管の破裂、静脈の遁走
一番近い嘘に滑り込むだけ
[Bridge]
Read all about it if you want to know
(Everything is god online)
Read all about it if you want to know
(Everything is god online)
Read all about it if you want to know
[Bridge]
知りたいのなら 全て読め
(全てはオンラインの思し召し)
知りたいのなら 全て読め
(全てはオンラインの思し召し)
知りたいのなら 全て読め
[Breakdown]
Stoned like a beast on a chain lookin' dead
Feelin' strange, what the fuck
I'm material to sew into the stains
Like a catalogue of pain, like a martyr in restraints
I can kill with a will, and it's stronger every day
I'm a knife, I'm a gun, I'm a slit, I'm a scar
I'm a scream, I'm a death, I'm a threat, I'm afraid
That you will never understand I'm not the same
You better call the triple 9, I want a face
I'm afraid, I'm afraid, I'm afraid, I'm afraid
[Breakdown]
鎖に繋がれた獣みたいにラリって死んじまってる
妙な気分だ、何なんだクソ
意思を持って殺せる それは日に日に強くなる
俺はナイフ、俺は銃、俺は裂け目、俺は傷跡
叫んで、殺して、脅して、怖くて
君には理解できないだろうが 俺は同じゃないんだよ
トリプル9と呼ぶべきだ 俺は顔が欲しい
怖いよ、怖いよ、怖いよ、怖いよ
[Outro]
When everything is god online, nothing is
When everything is god online, nothing is
[Outro]
原文|https://genius.com/Slipknot-the-chapeltown-rag-lyrics
翻訳ベース|www.DeepL.com/Translator
翻訳・意訳|HXi
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この本は5章まであるが、4章と5章はハンズオンであるため、文字としてまとめるのは1から3章に留める。
1章
【コンテナとは】
他のプロセスとは隔離された状態でOS上にソフトウェアを実行する技術
コンテナにはアプリの稼働に必要となるランタイムやライブラリを1つのパッケージとして全て含めることができる。そうすることでアプリの依存関係をすべてコンテナ内で完結できる。
全ての依存関係がコンテナ内で完結するため、オンプレでもクラウドでも起動する。
ステージング環境でテスト済みのコンテナイメージをプロダクション環境向けに再利用することで、ライブラリ差異による環境ごとのテストに必要な工数を削減できる。
サーバー仮想化では、仮想マシンレベルでリソースを分離し、ゲストOS上でアプリが起動する。つまり、アプリだけでなく、ゲストOSを動かすためのコンピューティングリソースが必要。
一方コンテナは、プロセスレベルで分離されてアプリが稼働する。OSから見ると単に1つのプロセスが稼働している扱いになる。
【Dockerとは】
アプリをコンテナイメージとしてビルドしたり、イメージの取得や保存、コンテナの起動をシンプルに行える。
イメージ(アプリケーションと依存関係がパッケージングされる。アプリ、ライブラリ、OS)
レジストリに保存
【Dockerfileとは】
このファイルにコマンドを記述することで、アプリに必要なライブラリをインストールしたり、コンテナ上に環境変数を指定したりする。
1章まとめ、感想
コンテナの登場により、本番・開発環境ごとに1からサーバーを立ててコマンドや設定ファイルを正確に行い、環境差異によるエラーをつぶしていき...というこれまでの数々の労力を減らすことができるようになった。
2章
ECSとEKSがある。
オーケストレーションサービスであり、コンテナの実行環境ではない。
ECSの月間稼働率は99.99%であることがSLA として保証。
デプロイするコンテナイメージ、タスクとコンテナに割り当てるリソースやIAMロール、Cloud Watch Logsの出力先などを指定する。
指定した数だけタスクを維持するスケジューラーで、オーケストレータのコア機能にあたる要素。サービス作成時は起動するタスクの数や関連づけるロードバランサーやタスクを実行するネットワークを指定。
2種類ありECSとFargateがある。 Fargateに絞って書く
Fargateとは
コンテナ向けであるためEC2のように単体では使用できず、ECSかEKSで利用する
サーバーのスケーリング、パッチ適用、保護、管理にまつわる運用上のオーバーヘッドが発生しない。これにより、アプリ開発に専念できるようになる
・コンテナごとにENIがアタッチされるため、コンテナごとにIPが振られるため起動に若干時間がかかる
ECR
・App Runner
利用者がコードをアップロードするだけでコードを実行できるサービス。AWS側で基盤となるコンピューティングリソースを構築してくれるフルマネージドサービス。
App Runner
2021年5月にGA(一般公開)となったサービス。プロダクションレベルでスケール可能なwebアプリを素早く展開するためのマネージドサービス。Githubと連携してソースコードをApp Runnerでビルドとデプロイができるだけでなく、ECRのビルド済みコンテナイメージも即座にデプロイできる。
ECSとFargateの場合、ネットワークやロードバランシング、CI/CDの設定などインフラレイヤに関わる必要があり、ある程度のインフラ知識は必要になる。App Runnerはそれらインフラ周りをすべてひっくるめてブラックボックス化し、マネージドにしていることが特徴である。
ECS Fargateを利用した場合のコスト、拡張性、信頼性、エンジニアリング観点
【コスト】
EC2より料金は割高。ただし、年々料金は下がってきている。
【拡張性】
デプロイの速度 遅め
理由1 コンテナごとにENIが割り当てられるため。ENIの生成に時間がかかる
理由2. イメージキャッシュができないため。コンテナ起動時にコンテナイメージを取得する必要がある。
タスクに割り当てられるエフェメラルストレージは200GB。容量は拡張不可。ただし永続ストレージの容量が必要な場合はEFSボリュームを使う手もある。
割り当て可能リソースは4vCPUと30GB。機械学習に用いるノードのような大容量メモリを要求するホストとしては不向き
【信頼性】
Fargateへのsshログインは不可。Fargate上で起動するコンテナにsshdを立ててsshログインする方法もあるが、セキュアなコンテナ環境にsshの口を開けるのはリスキーである。他にSSMのセッションマネージャーを用いてログインする方法もあるが、データプレーンがEC2の時に比べると手間がかかる。
しかし、2021年3月にAmazon ECS Execが発表され、コンテナに対して対話型のシェルや1つのコマンドが実行可能となった。
Fargateの登場からしばらく経過し、有識者や経験者は増え、確保しやすい。
多数のユーザーに使ってもらう
CI/CDパイプラインを形成し、アプリリリースに対するアジリティを高める
各レイヤで適切なセキュリティ対策(不正アクセス対策、認証データの適切な管理、ログ保存、踏み台経由の内部アクセス)を施したい
2章まとめ、感想
AWSが提供するコンテナサービスにはいくつかあり、なかでもFargateというフルマネージドなデータプレーンがよく使われている。ホスト管理が不要でインフラ関連の工数を削減できる一方、EC2より料金が高く、起動に若干時間がかかるのが難点である。
3章
この章では運用設計、ロギング設計、セキュリティ設計、信頼性設計、パフォーマンス設計、コスト最適化設計について述べている。
Fargate利用時のシステム状態を把握するためのモニタリングやオブザーバビリティに関する設計、不具合修正やデプロイリスク軽減のためのCI/CD設計が必要である。
モニタリングとは
システム内で定めた状態を確認し続けることであり、その目的はシステムの可用性を維持するために問題発生に気づくこと
オブザーバビリティとは
オブザーバビリティの獲得によって、原因特定や対策の検討が迅速に行えるようになる
・cloud watch logs
・Firelens
AWS以外のサービスやAWS外のSaaSと連携することも可能
Firehoseを経由してS3やRed shift やOpenSearch Serviceにログを転送できる
fluent bitを利用する場合、AWSが公式に提供しているコンテナイメージを使用できる
- ソフトウェアやライブラリの脆弱性は日々更新されており、作ってから時間が経ったイメージは脆弱性を含んでいる危険がある。
- 方法
脆弱性の有無はECRによる脆弱性スキャン、OSSのtrivyによる脆弱性スキャン
継続的かつ自動的にコンテナイメージをスキャンする必要があるため、CI/CDに組み込む必要がある。しかし頻繁にリリースが行われないアプリの場合、CICDパイプラインが実行されず、同時にスキャンもなされないということになるため、定期的に行うスキャンも必要になる。
cloud watch Eventsから定期的にLambdaを実行してECRスキャンを行わせる(スキャン自体は1日1回のみ可能)
Fargateの場合、サービス内部のスケジューラが自動でマルチAZ構成を取るため、こちらで何かする必要はない。
・障害時切り離しと復旧
ECSはcloud watchと組み合わせることでタスク障害やアプリのエラーを検知できるうえに、用意されてるメトリクスをcloud watchアラームと結びつけて通知を自動化できる
ALBと結びつけることで、障害が発生したタスクを自動で切り離す
AWS内部のハードウェア障害や、セキュリティ脆弱性があるプラットフォームだと判断された場合、ECSは新しいタスクに置き換えようとするその状態のこと。
Fargateの場合、アプリはSIGTERM発行に対して適切に対処できる設定にしておかなくてはならない。そうしておかないとSIGKILLで強制終了されてしまう。データ不整合などが生じて危険。
ALBのリスナールールを変更し、コンテンツよりもSorryページの優先度を上げることで対処可能
自動でクォータは引き上がらない
cloud watch メトリクスなどで監視する必要がある。
パフォーマンス設計で求められることは、ビジネスで求められるシステムの需要を満たしつつも、技術領域の進歩や環境の変化に対応可能なアーキテクチャを目指すこと
利用者数やワークロードの特性を見極めつつ、性能目標から必要なリソース量を仮決めする
FargateはAutoscalingの利用が可能で、ステップスケーリングポリシーとターゲット追跡スケーリングポリシーがある。どちらのポリシー戦略をとるかを事前に決める
既存のワークロードを模倣したベンチマークや負荷テストを実施してパフォーマンス要件を満たすかどうかを確認する
・スケールアウト
サーバーの台数を増やすことでシステム全体のコンピューティングリソースを増やそうとする概念。可用性と耐障害性が上がる。既存のタスクを停止する必要は原則ない。
スケールアウト時の注意
・Fargate上のECSタスク数の上限はデフォルトでリージョンあたり1000までであること。
ECSタスクごとにENIが割り当てられ、タスク数が増えるごとにサブネット内の割当可能なIPアドレスが消費されていく
Application Autoscaling
Cloud Watchアラームで定めたメトリクスの閾値に従ってスケールアウトやスケールインを行う
CPU使用率が60~80%ならECSタスク数を10%増加し、80%以上なら30%増加する、という任意のステップに従ってタスク数を増減させる
--
この本は5章まであるが、4章と5章はハンズオンであるため、文字としてまとめるのは1から3章に留める。
1章
【コンテナとは】
他のプロセスとは隔離された状態でOS上にソフトウェアを実行する技術
コンテナにはアプリの稼働に必要となるランタイムやライブラリを1つのパッケージとして全て含めることができる。そうすることでアプリの依存関係をすべてコンテナ内で完結できる。
全ての依存関係がコンテナ内で完結するため、オンプレでもクラウドでも起動する。
ステージング環境でテスト済みのコンテナイメージをプロダクション環境向けに再利用することで、ライブラリ差異による環境ごとのテストに必要な工数を削減できる。
サーバー仮想化では、仮想マシンレベルでリソースを分離し、ゲストOS上でアプリが起動する。つまり、アプリだけでなく、ゲストOSを動かすためのコンピューティングリソースが必要。
一方コンテナは、プロセスレベルで分離されてアプリが稼働する。OSから見ると単に1つのプロセスが稼働している扱いになる。
【Dockerとは】
アプリをコンテナイメージとしてビルドしたり、イメージの取得や保存、コンテナの起動をシンプルに行える。
イメージ(アプリケーションと依存関係がパッケージングされる。アプリ、ライブラリ、OS)
レジストリに保存
【Dockerfileとは】
このファイルにコマンドを記述することで、アプリに必要なライブラリをインストールしたり、コンテナ上に環境変数を指定したりする。
1章まとめ、感想
コンテナの登場により、本番・開発環境ごとに1からサーバーを立ててコマンドや設定ファイルを正確に行い、環境差異によるエラーをつぶしていき...というこれまでの数々の労力を減らすことができるようになった。
2章
ECSとEKSがある。
オーケストレーションサービスであり、コンテナの実行環境ではない。
ECSの月間稼働率は99.99%であることがSLA として保証。
デプロイするコンテナイメージ、タスクとコンテナに割り当てるリソースやIAMロール、Cloud Watch Logsの出力先などを指定する。
指定した数だけタスクを維持するスケジューラーで、オーケストレータのコア機能にあたる要素。サービス作成時は起動するタスクの数や関連づけるロードバランサーやタスクを実行するネットワークを指定。
2種類ありECSとFargateがある。 Fargateに絞って書く
Fargateとは
コンテナ向けであるためEC2のように単体では使用できず、ECSかEKSで利用する
サーバーのスケーリング、パッチ適用、保護、管理にまつわる運用上のオーバーヘッドが発生しない。これにより、アプリ開発に専念できるようになる
・コンテナごとにENIがアタッチされるため、コンテナごとにIPが振られるため起動に若干時間がかかる
ECR
・App Runner
利用者がコードをアップロードするだけでコードを実行できるサービス。AWS側で基盤となるコンピューティングリソースを構築してくれるフルマネージドサービス。
App Runner
2021年5月にGA(一般公開)となったサービス。プロダクションレベルでスケール可能なwebアプリを素早く展開するためのマネージドサービス。Githubと連携してソースコードをApp Runnerでビルドとデプロイができるだけでなく、ECRのビルド済みコンテナイメージも即座にデプロイできる。
ECSとFargateの場合、ネットワークやロードバランシング、CI/CDの設定などインフラレイヤに関わる必要があり、ある程度のインフラ知識は必要になる。App Runnerはそれらインフラ周りをすべてひっくるめてブラックボックス化し、マネージドにしていることが特徴である。
ECS Fargateを利用した場合のコスト、拡張性、信頼性、エンジニアリング観点
【コスト】
EC2より料金は割高。ただし、年々料金は下がってきている。
【拡張性】
デプロイの速度 遅め
理由1 コンテナごとにENIが割り当てられるため。ENIの生成に時間がかかる
理由2. イメージキャッシュができないため。コンテナ起動時にコンテナイメージを取得する必要がある。
タスクに割り当てられるエフェメラルストレージは200GB。容量は拡張不可。ただし永続ストレージの容量が必要な場合はEFSボリュームを使う手もある。
割り当て可能リソースは4vCPUと30GB。機械学習に用いるノードのような大容量メモリを要求するホストとしては不向き
【信頼性】
Fargateへのsshログインは不可。Fargate上で起動するコンテナにsshdを立ててsshログインする方法もあるが、セキュアなコンテナ環境にsshの口を開けるのはリスキーである。他にSSMのセッションマネージャーを用いてログインする方法もあるが、データプレーンがEC2の時に比べると手間がかかる。
しかし、2021年3月にAmazon ECS Execが発表され、コンテナに対して対話型のシェルや1つのコマンドが実行可能となった。
Fargateの登場からしばらく経過し、有識者や経験者は増え、確保しやすい。
多数のユーザーに使ってもらう
CI/CDパイプラインを形成し、アプリリリースに対するアジリティを高める
各レイヤで適切なセキュリティ対策(不正アクセス対策、認証データの適切な管理、ログ保存、踏み台経由の内部アクセス)を施したい
2章まとめ、感想
AWSが提供するコンテナサービスにはいくつかあり、なかでもFargateというフルマネージドなデータプレーンがよく使われている。ホスト管理が不要でインフラ関連の工数を削減できる一方、EC2より料金が高く、起動に若干時間がかかるのが難点である。
3章
この章では運用設計、ロギング設計、セキュリティ設計、信頼性設計、パフォーマンス設計、コスト最適化設計について述べている。
Fargate利用時のシステム状態を把握するためのモニタリングやオブザーバビリティに関する設計、不具合修正やデプロイリスク軽減のためのCI/CD設計が必要である。
モニタリングとは
システム内で定めた状態を確認し続けることであり、その目的はシステムの可用性を維持するために問題発生に気づくこと
オブザーバビリティとは
オブザーバビリティの獲得によって、原因特定や対策の検討が迅速に行えるようになる
・cloud watch logs
・Firelens
AWS以外のサービスやAWS外のSaaSと連携することも可能
Firehoseを経由してS3やRed shift やOpenSearch Serviceにログを転送できる
fluent bitを利用する場合、AWSが公式に提供しているコンテナイメージを使用できる
- ソフトウェアやライブラリの脆弱性は日々更新されており、作ってから時間が経ったイメージは脆弱性を含んでいる危険がある。
- 方法
脆弱性の有無はECRによる脆弱性スキャン、OSSのtrivyによる脆弱性スキャン
継続的かつ自動的にコンテナイメージをスキャンする必要があるため、CI/CDに組み込む必要がある。しかし頻繁にリリースが行われないアプリの場合、CICDパイプラインが実行されず、同時にスキャンもなされないということになるため、定期的に行うスキャンも必要になる。
cloud watch Eventsから定期的にLambdaを実行してECRスキャンを行わせる(スキャン自体は1日1回のみ可能)
Fargateの場合、サービス内部のスケジューラが自動でマルチAZ構成を取るため、こちらで何かする必要はない。
・障害時切り離しと復旧
ECSはcloud watchと組み合わせることでタスク障害やアプリのエラーを検知できるうえに、用意されてるメトリクスをcloud watchアラームと結びつけて通知を自動化できる
ALBと結びつけることで、障害が発生したタスクを自動で切り離す
AWS内部のハードウェア障害や、セキュリティ脆弱性があるプラットフォームだと判断された場合、ECSは新しいタスクに置き換えようとするその状態のこと。
Fargateの場合、アプリはSIGTERM発行に対して適切に対処できる設定にしておかなくてはならない。そうしておかないとSIGKILLで強制終了されてしまう。データ不整合などが生じて危険。
ALBのリスナールールを変更し、コンテンツよりもSorryページの優先度を上げることで対処可能
自動でクォータは引き上がらない
cloud watch メトリクスなどで監視する必要がある。
パフォーマンス設計で求められることは、ビジネスで求められるシステムの需要を満たしつつも、技術領域の進歩や環境の変化に対応可能なアーキテクチャを目指すこと
利用者数やワークロードの特性を見極めつつ、性能目標から必要なリソース量を仮決めする
FargateはAutoscalingの利用が可能で、ステップスケーリングポリシーとターゲット追跡スケーリングポリシーがある。どちらのポリシー戦略をとるかを事前に決める
既存のワークロードを模倣したベンチマークや負荷テストを実施してパフォーマンス要件を満たすかどうかを確認する
・スケールアウト
サーバーの台数を増やすことでシステム全体のコンピューティングリソースを増やそうとする概念。可用性と耐障害性が上がる。既存のタスクを停止する必要は原則ない。
スケールアウト時の注意
・Fargate上のECSタスク数の上限はデフォルトでリージョンあたり1000までであること。
ECSタスクごとにENIが割り当てられ、タスク数が増えるごとにサブネット内の割当可能なIPアドレスが消費されていく
Application Autoscaling
Cloud Watchアラームで定めたメトリクスの閾値に従ってスケールアウトやスケールインを行う
CPU使用率が60~80%ならECSタスク数を10%増加し、80%以上なら30%増加する、という任意のステップに従ってタスク数を増減させる
日毎の人気エントリーに何ページエントリーされたか、ドメインごとに集計
2020年 | 人気エントリー入り回数 | 2021年 | 人気エントリー入り回数 |
---|---|---|---|
anond.hatelabo.jp | 2379(13.3%) | anond.hatelabo.jp | 2219(12.4%) |
togetter.com | 2024(11.3%) | togetter.com | 2158(12.1%) |
www3.nhk.or.jp | 1636(9.1%) | www3.nhk.or.jp | 1396(7.8%) |
twitter.com | 1045(5.8%) | twitter.com | 1254(7.0%) |
www.asahi.com | 759(4.2%) | news.yahoo.co.jp | 1186(6.6%) |
news.yahoo.co.jp | 628(3.5%) | www.asahi.com | 711(4.0%) |
mainichi.jp | 533(3.0%) | mainichi.jp | 486(2.7%) |
note.com | 518(2.9%) | note.com | 476(2.7%) |
this.kiji.is | 442(2.5%) | www.nikkei.com | 241(1.3%) |
headlines.yahoo.co.jp | 297(1.7%) | bunshun.jp | 229(1.3%) |
www.nikkei.com | 264(1.5%) | www.tokyo-np.co.jp | 225(1.3%) |
qiita.com | 246(1.4%) | www.itmedia.co.jp | 223(1.2%) |
www.itmedia.co.jp | 194(1.1%) | nordot.app | 186(1.0%) |
bunshun.jp | 183(1.0%) | this.kiji.is | 181(1.0%) |
nlab.itmedia.co.jp | 183(1.0%) | zenn.dev | 181(1.0%) |
gigazine.net | 171(1.0%) | qiita.com | 162(0.9%) |
www.jiji.com | 151(0.8%) | gigazine.net | 152(0.9%) |
gendai.ismedia.jp | 149(0.8%) | gendai.ismedia.jp | 137(0.8%) |
www.sankei.com | 142(0.8%) | speakerdeck.com | 128(0.7%) |
www.afpbb.com | 107(0.6%) | www.jiji.com | 125(0.7%) |
dailyportalz.jp | 103(0.6%) | www.sankei.com | 112(0.6%) |
kabumatome.doorblog.jp | 101(0.6%) | shonenjumpplus.com | 111(0.6%) |
www.buzzfeed.com | 93(0.5%) | kabumatome.doorblog.jp | 108(0.6%) |
toyokeizai.net | 86(0.5%) | dailyportalz.jp | 102(0.6%) |
speakerdeck.com | 80(0.4%) | nlab.itmedia.co.jp | 84(0.5%) |
www.tokyo-np.co.jp | 79(0.4%) | blog.livedoor.jp | 79(0.4%) |
blog.livedoor.jp | 78(0.4%) | www.afpbb.com | 78(0.4%) |
zenn.dev | 69(0.4%) | www.huffingtonpost.jp | 71(0.4%) |
www.huffingtonpost.jp | 68(0.4%) | www.publickey1.jp | 71(0.4%) |
www.publickey1.jp | 65(0.4%) | courrier.jp | 67(0.4%) |
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news.tbs.co.jp | 60(0.3%) | toyokeizai.net | 56(0.3%) |
coliss.com | 59(0.3%) | news.tv-asahi.co.jp | 54(0.3%) |
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blog.tinect.jp | 48(0.3%) | www.newsweekjapan.jp | 45(0.3%) |
jp.reuters.com | 47(0.3%) | dot.asahi.com | 43(0.2%) |
dev.classmethod.jp | 46(0.3%) | www.nikkansports.com | 43(0.2%) |
www.newsweekjapan.jp | 42(0.2%) | blog.tinect.jp | 42(0.2%) |
news.tv-asahi.co.jp | 38(0.2%) | dev.classmethod.jp | 40(0.2%) |
www.gizmodo.jp | 38(0.2%) | jp.reuters.com | 38(0.2%) |
www.hotpepper.jp | 37(0.2%) | www.fnn.jp | 38(0.2%) |
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※コタツ記事です。「実機触ってから文句言うとんかコラ」との声に予め答えておきます。
一発ネタで終わりそうな挑戦的なコンセプトの家電見て妄想繰り広げるのが好きで好きで。
車輪で移動できる“レイアウトフリー”ビエラ。業界初の4K無線伝送 - AV Watch
av.watch.impress.co.jp/docs/news/1352297.html
asset.watch.impress.co.jp/img/avw/docs/1352/297/578A2442_o.jpg
こんな都合よく床にポップアップコンセントのある家、そう多くないだろ。それでも邪魔。
万一、足引っ掛けた際に外れるマグネット式プラグ採用してるが、それにしても。
床をコードが這っていても1ヶ所で固定して使うものならコードの位置を覚えて無意識に避ける。
でもこの製品はあちこちに移動し使うコンセプト、絶対に足引っ掛けるわ。
電球のソケットに国民ソケット付けてそこから給電。これなら足引っ掛けない。
だそうだが、実態は黒いコードだと目立たず足引っ掛ける→コードを目立つ白に→それに合わせて本体も白く、じゃないの?
充電式じゃダメだったの?
とあるから、スタンド部分に重り仕込んであるんだよね。だったらウェイトの替わりに充電池にしときゃ良いのに。
メーカー公式の写真、出っ張った柱の陰にコード隠したり、椅子の脚にコード沿わせて目立たなくしたり涙ぐましい努力。
asset.watch.impress.co.jp/img/kdw/docs/1372/159/06-02_o.jpg
panasonic.jp/viera/products/lf1/images/lf1_layout_slide05_pc.jpg
人力で押して移動。これもスマートじゃない。
asset.watch.impress.co.jp/img/avw/docs/1352/297/578A2468_o.jpg
結構なお値段なんだからリモコンのボタン操作で自走してほしい。これにも電源コードが邪魔。
充電池式+自走式なら使い終わったらコンセントそばのドックに自動で移動して充電できる。
サイズも中途半端。43インチ程度なら普通に大抵の部屋で壁際設置可能。わざわざ動かす意味がない。
80インチくらいの大画面になると部屋内で座る場所とのレイアウト上、ドアやら襖やらに引っ掛かって設置を諦めがち。
リモコン操作の自走式なら80インチ大画面でも視聴の時だけ適した位置に移動させ、見終わったら部屋の隅にどけておける。