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2024-09-18

「ある人間信者になってしまった話」要約版

https://anond.hatelabo.jp/20240916223334

この文章は、ある人物(A)による執拗嫌がらせ中傷被害に遭った身内の経験を語っています

Aは同じ学校学生で、理由もなく身内とその周囲に対して嫌がらせを始めました。

学校への虚偽の通報

個人情報流出

中傷ブログの開設など、悪質な行為を繰り返しました。

被害者たちは精神的に追い詰められ、就職活動にも影響が出ました。

法的対応を試みましたが、証拠不足や費用問題実効性がありませんでした。

結局、示談金を支払うことでAの嫌がらせは止まりましたが、被害者たちの心の傷は癒えませんでした。

その後、Aはネット上で知識人として活動を始めます

しかし、あるインフルエンサーとの対立きっかけに、Aの過去行為や虚偽の経歴が暴かれていきます

語り手は、このインフルエンサー活動賛同しているわけではありませんが

Aの悪行が明るみに出たことに安堵し、被害者支援のために活動支援しています

これにより、過去の無念を晴らし、正義が実現されつつあると感じています


元の文章は総じて書き手感情描写が多くなにが起きたのかがつかみ取りにくかった。

増田アドバイスしたいのだが

記事を書いた後、一度その文章AIに要約してもらいそれを冒頭においておくと良い。

そのうえで、自分が書きたいことが過不足なく要約の中に含まれていない場合AIが読み飛ばした部分はわかりやすく書いた方が良い。

たとえば要約の部分では身内が受けた被害についての描写は非常に弱い。

であればその部分だけもう一度要約にかけてみて、情報を追加していくと良い。

Aという人物による執拓な嫌がらせが身内の生活に深刻な影響を与えた経緯を描いています

身内はAの嫌がらせにより、バイトから自主退職を促されました。会社に届いた根拠のない中傷通報により、身内の説明は受け入れられず、職場を去ることになりました。さらに、Aから内容証明が届き、名誉毀損訴訟検討していると脅されました。身内のメンタル限界に達し、示談選択せざるを得なくなりました。弁護士相談しましたが、Aとの全面対決は困難と判断されました。結局、示談金と弁護士費用を支払うことになり、両親が負担しました。示談後、嫌がらせは止みましたが、中傷ブログは残りました。他の被害者裁判で削除を求めても、Aは即座にコピーブログを立ち上げるなど、悪質な行為を続けました。この一連の出来事は身内の就職活動にも影響し、希望業界への就職は叶いませんでした。就職後も精神科に通う必要があり、家族にも心配をかけました。語り手は、何の関わりもなかったのに一方的嫌がらせをし、被害者を追い詰めるAの行為を「悪意の塊」と表現し、深い憎しみを感じています。この経験は、法的対応の難しさや社会理不尽さを痛感させる結果となりました。

そのうえでダイジェストが過不足なく伝わる状態になったら、詳細を書くようにすれば良い。

2024-09-17

英文学科を選ぶ上での一つの視点

予備校勤務の立場から、「英文学科で後悔しない視点」をまとめた。

関東限定で、多少厳しめに書いたが、これらをクリアすれば楽しい学生ライフが待ってると思う。

1.就活対策のメッキに惑わされない

多くの英文学科が、TOEIC受験必須にしたり、観光メディアも学べるコースを配置して、受験生の親に「就活対応していますPRしている。

しかし、注意して欲しいのが、英文学科の学びの中核は、「イギリスアメリカ文化を学ぶこと」であって、TOEIC対象としているビジネス英会話も、オーストラリアシンガポールカナダと言った国々の文化も中心ではないことだ。

対策

メディア観光業界に惹かれるなら、それらの要素が強い学科検討しよう。専門にする国を時間をかけて選びたいなら、国際系学部もあわせて検討しよう。

2.シェイクスピア演劇や、映画が好きか?

英文学を専攻するにあたり、演劇映画の授業はついて回る。演劇映画専攻ではない、文学部での演劇映画の学びは独特であることを理解しよう。

演劇映画専攻の場合、実際の創作や演技がカリキュラムに組み込まれており、他の大学生協働して作品を作り上げる。それぞれの嗜好や制約の中でロジカルに考え、ベストを尽くす経験は、色々な業界に行っても役に立つ社会人基礎力が得れる。しかし、英文学科の場合、学ぶのは一人で行う批評であり、これが得意なタイプの人もいる。

対策

高校生のうちに、シェイクスピア演劇複数回観て、観客か、提供者側のどちらが向いてるかを考えよう。関東場合さいたま芸術劇場(今度やる真夏の夜の夢は18歳以下無料!)神奈川芸術劇場(今度やるリア王高校生以下1000円!)シェイクスピアカンパニーなどが公演をやっている。観劇前に無料ミニレクチャーがあったり、劇場の裏側見学ツアーもセットになってるのも楽しい

アニメゲームに関心がある場合作品づくりという点で演劇映画専攻のほうが興味に近い場合もある。

3.キャンパスの立地を意識しよう

これは持論で恐縮だが、文学部の学びは、キャンパスの立地が重要だと考えている。

理想京都洛内のような、面積あたりの知識人職人割合が多く、学生に優しい街だ。

東京場合、ふらっと行ける帰り道に、映画館や劇場があることや、寝床が近いことが重要なのではないかと思う。文学部の学びは、偶然の作品との出会いや、夜通し学友と語り明かしたりすることを通して洗練化されるので、通学時間が長かったり、郊外生活が完結してしまうのは少し難しいと思う。

対策

•これは少しズレるが、大学の四年間、「週五日、オンライン英会話教室を続け、年に6回、演劇を観にいく」と仮定してみよう。それを差し引いて学びたいことがありそうかを、志望学科教員の専門から探してみよう。

大学教員と楽しく話せそうな目処があることが、中退留年を防ぎ、大学生活を楽しむ上で特に重要だと思う。

ちな、自分文学部演劇専攻。大学舞台があり、学生公演では照明などを担当し、卒論では某有名漫画ストーリー分析した。

演劇学科は、クセ強が揃ってて笑い転げることが多く楽しいぞ!

冷笑系」という便利な言葉

とりあえずレスバで負けそうになったらこれ言っておけば知識人振れるから多用してしまう。

右翼左翼どっちにも使えるし言うと相手顔真っ赤にする現代レスバの禁止カードやろ

2024-09-16

ある人間信者になってしまった話

数年前、身内がある男(A)の被害に遭った。

Aと身内は同じ学校とは言え面識は無かったが、身内が所属していたグループ活動に対し一方的ケチをつけて

学校側に根も葉も無い嘘を一方的通報されたり、学校外にまでの同様の通報公的機関にまでグループ悪事告発する、という体の怪文書を送りつけられるという

嫌がらせしか思えない事をされた。身内の所だけで無く、複数グループサークルに対し同様の嫌がらせをしていたらしい。

怪文書の方は、身内の所についてはさすがに相手にされてはいなかったみたいだが(他の所では相手から問い合わせが入ったケースもあったという)

学校側については学生から通報()があった以上、何もしない訳にはいかず、身内らは対応に追われる羽目になった。


この時点では、通報者がAという同じ学校人間らしい、という事は認識していたが、Aとは全く面識も無かった上にやった事も動機意味不明過ぎて

本当に気味が悪いと身内はスルーして関わらない様にした。

その際身内からは「同じ学校に凄い気持ち悪い奴がいて怖い」「目をつけられても嫌だから無視するしかない」といった相談というか愚痴を聞いてはいた。

私もAの話を聞いて直接どうこうするよりは関わらない方が良い類の人間だと思った。

最初嫌がらせ通報の時点では無視する事にした身内だが、その後、同様の事をやられた別のグループがAに対し直接文句を言った所

身内らの名前を出して「あの人達自分のやる事には同意している」「彼ら(身内らのグループ)から依頼されて通報した」

「彼らから情報提供を受けて(通報を)やっただけ」などと言った嘘を吐き、そのグループから身内らがクレームを受けて事態が発覚。

話し合って何とか誤解は解いて貰ったが、直接面識も無い相手勝手名前を出された挙げ句

訳の分からない嫌がらせしか思えない行為に加担しているなどと嘘をつかれて人間関係を滅茶苦茶にされそうになり、さすがに身内らも頭にきたらしく

Aに対して直接文句を言ってしまった。こういう事は止めてくれ、あなた行為はハッキリ言って迷惑だし嘘をついて名前を出すのも困ると。

Aは渋々といった感じで、その時は一応謝罪はしたらしい。


もし仮に、その時に相談を受けていたら、当時の自分はどう答えていただろうと思う時がある。

今の私ならば、そんなヤバい人間無視した方が良い、悔しいと思うけど世の中には関わってはいけない人間がいるのだから、と答えたと思うが

当時にそんな事を言って冷静に身内を制止出来た自信は無い。その事が非常に悲しく悔しい。



程無くして、Aによる「被害告発」と、恐らくAと思われる人物によって大量の迷惑メールが身内のアドレスに送りつけられる

身内の個人情報特定出来る形で匿名掲示板に書き込まれるなどの被害が発生した。

身内らの(少なくともこちからすれば)正当な抗議は、Aには「何も悪い事をしていない自分への攻撃」と受け取られた様だった。

身内も含めた複数名(最終的には数十名の被害者が発生した)の個人情報と共に事実無根中傷を「被害告発」という体でA自身個人ブログで公開される様になった。

告発という名の誹謗中傷も相当酷い行為だったが、身内も含めた様々な人物犯人不明嫌がらせが発生したタイミングが余りにも一致していた為、当然周囲はAを疑った。

悪意を持って拡散された個人情報の内容は、Aによる学生権限悪用して収集したであろう個人情報が大量に含まれていた。状況的に犯人はAとしか思えなかった。

しかし悪質な事に、基本的ネットを使った手口なので、当然確固たる証拠は無かった。Aに問い正した人間もいたが、当然Aは否定した。証拠が無いからと。

俺が犯人だと思うなら証拠を出してみろよ、出来ないならそっちが犯罪者ですよ?などと半笑いで煽ったりもしたらしい。

学校側にも相談したが、やはり当初は同様の事を言われた。

個人情報掲載された中傷ブログについてはともかく、証拠も無い嫌がらせについては、例えAが疑わしくともどうしようも出来ないと。

話を聞く限り、学校側もAの異常な行動に対し、どう対処して良いかよく分かっていない様だった。

身内が別の学生と良から行為を繰り返している、等という卑猥な嘘の中傷もA自身による一方的な話しかけやブログコメント欄等を介して拡散された。

その頃にはAが異常な行為を繰り返しているとんでもない人間という事が被害である身内らやその周囲には知れ渡っており、悪質な噂を信用する者は殆どいなかったのが不幸中の幸いだった。


しかし、この様な気色の悪い嫌がらせ事実無根中傷をされて、身内は相当精神的にダメージを受けた。

いくら客観的に見てもちょっとおかしサイトで、まともに相手にする人間の方がおかしいと言える様な代物とは言え

個人情報と共に根も葉も無い中傷ブログに書かれているのも、就活を控えた身だった身内としては相当堪えていた様だった。

身内からヘルプが入り、私や両親らも何とかしようとしたが、結果だけ言えばどうにも出来なかった。

なにせネット書き込み一つにしても証拠は無い、当時はあまり情報が無く開示請求をしようとしても

弁護士に依頼すると多額の費用時間がかかるというハードルがあるという思い込みもあった。

仮に開示に成功したとしても、ネットカフェ等で書き込みをしているとまず書き込み者は特定出来ませんよと、相談に行った弁護士の人にも言われて愕然とした。

「この程度の中傷」は無視した方が良いです、と言った弁護士もいた。世間はそんなものかと思ったが、身内も私もまだ若く、それがおかしいと否定出来る根拠は持ち合わせていなかった。

こんな事をしでかすAの動機がただの逆恨みしか思えないのも、Aという人間から感じる理不尽な悪意を更に強くさせた。


自分や両親にも仕事生活があり、出来る限りの事はしたつもりだったが、同居親族では無かった為身内へのサポートにも限界はあった。

身内も就活を控え何かと不安定な時期で、ストレスは傍から見ていても辛そうだった。

そんな折、身内は当時勤めていたバイトから自主退職を促された。実質クビだった。

身内を名指ししたクレームメールや身内の根も葉も無い「悪事」を通報する怪文書バイト先の親会社人事部に届き

説明を求められた身内はAの名前こそ上げなかったもの学校トラブルに巻き込まれ以来不審嫌がらせが続いていると弁解した。

身内にも怪文書の詳細な内容は伏せられたが、警察沙汰にもなる様な問題を起こしている、といった内容が通報されたと暗に示唆されたらしい。

会社とは関係無い所で面倒なトラブルに巻き込まれている人間など、面倒なだけだったのだろう。

こんなおかし嫌がらせをされる様な人間とは関わり合いになりたく無かったのかもしれない。

弁解は受け入れられず、身内は結局職場を追われる羽目になった。


追い打ちをかける様に、身内宛にAから内容証明が届いた。Aに対し身内がやった抗議は「名誉毀損である」として、示談に応じない場合訴訟検討しているという。

書面には弁護士名前もあった。遂に身内は心が折れてしまった。Aに対し頭を下げて何とかして貰うと言い出した。

自分最初反対したが、両親とも話した結果、もう身内のメンタル限界だしこれ以上Aの様な異常者と相対するのは無理だろうと。

悔しいが多少の金を払ってでもAに嫌がらせを止めて貰って、泣き寝入りをした方がマシだと。

弁護士にも相談したが、やはりAの様な相手全面的に争うのは難しいと言われた。

多額の費用がかかり、仮に勝ったとしても弁護士費用を考えると完全にマイナス

またAの様な「無敵な人」なタイプが(弁護士言葉を濁してはいたけど)素直に賠償をするとも思えず、従わない場合更に手続き費用が…と言われた。


今思えば相談した弁護士はどちらかと言えばハズレだったが、こちらは法的知識もあまりない一般家庭の一般人で

弁護士さんが言うのだから、世の中はそういうものなのだ愕然としてしまった。

どうしてこちらは何も悪く無いのに一方的被害に遭って、明らかにであるAが得するばかりなのだろうと、社会理不尽さを痛感させられた。


結局一応こちらも弁護士を立てて示談をする事になった。示談金としては少額だったが、弁護士費用も考えると自分の月給が飛ぶ程度の費用がかかった。

お金は両親が支払った。悔しいが身内を守る為の勉強代だと思うしかないと言っていた。

Aみたいな太い家の出身と違い(A自身が自慢していたという)決して安くは無い出費だった。

父や母が普段から真面目に働いているのは、Aみたいな人間に金を差し出す為では無いのにと、本当に悔しかった。

Aと示談した途端、嘘みたいに嫌がらせはパタリと止まった。中傷ブログの方は駄目だったが、どうしようも無かった。


この中傷ブログに関しては、後で知る事になるのだが、別の被害者がブログ記述を削除する為に裁判を起こし

100万程の費用をかけて削除させたらしいが、即座にAはコピーブログを立ち上げ内容を転載裁判は完全に無駄に終わったという。

この胸糞悪い話を聞くと、あの頼りないハズレの弁護士の言う事もあながち間違ってはいなかったのかと思った。

Aは結局中傷ブログの件や他の問題(異性絡みで警察沙汰になる様なトラブルも起こしていたらしい)もあり、遂に学校側も対処して

結果的には限りなく退学処分に近い形で自主退学したというが、それでも私達の気は全く晴れなかった。


それでも身内は就職活動を頑張ったが、結局不本意な結果に終わった。

まともな企業人間なら、怪文書に近い中傷ブログや、仮に匿名真偽不明メールが送られていたとしても相手にしないだろうと言ったが

身内自身ストレス不安による不調もあったのだろう。元の志望した業界への就職は叶わず、異なる職種就職する事となった。

就職してからもしばらくは精神科に通い、カウンセリング等の治療を受けていた様だった。

この事は自分達にも最初は隠しており、ある程度状態が落ち着いた時に初めて「実は…」と打ち明けられた。

Aとの一件で多大な迷惑をかけてしまい、更に心配までかけさせたく無かったから、と謝罪された。

こんなにも身内を追い詰めたAを、改めて憎んだ。

何も関わりが無かった筈なのに、勝手に関わってきた挙げ句一方的逆恨みして嫌がらせや虚偽の事実を振りまいて中傷した挙げ句

いざとなったら被害ぶってこちらを加害者呼ばわりして攻撃する卑劣さ。

ギリギリ違法にならない様な嫌がらせや、証拠を取る事が難しい違法なやり口で相手を追い詰めて苦しめる異常さ。

まさに悪意の塊の様な人間だと思った。



やっとAとの嫌な記憶も少しは薄らいできた頃、再びAの姿をネット上で見かける様になった。

彼は退学後も、(恐らく太い実家とやらの金を存分に使って)華麗な経歴を引っ提げ、有名なネットメディアや

テレビに出演したりある有名人らと絡むなど、所謂知識人的な立ち位置としてネット上で活動していた。

当時の嫌な記憶フラッシュバックを起こしたのか全身が冷えて血の気が引いていくのを感じた。

当時同じ学校だった身内含めた多数の人にあれだけ迷惑をかけ傷つけておいて、よくこんな堂々としていられるなと思った。

よっぽど文句の一つでも言ってやろうかと思ったが、その頃にはAにも既にある評論家など似た様な同類取り巻きも多数いて、結局諦めた。

所詮自分普通に働いている一般人で、相手は少なくともネット社会では多数のフォロワーを従えているネット有名人

数に押されるのは目に見えていたし、身内を追い詰めた様に今度は自分が訴えられるかもしれない。

身内だってAにはもう今後一切関わり合いになりたく無いだろう。ブロックして忘れたフリをするしか無かった。本当に悔しかった。


それからまた時は経ち、今度は別の方向からAの名前を聞く様になった。

あるインフルエンサー人間喧嘩を売ったAは(割とそういう事を以前から各所で繰り返していたらしいが)

ある人間らに過去言動や経歴の矛盾点等、恐らくAが知られたく無かったであろう事まで掘り返され暴かれて、笑い者になっているという。

Aや取り巻きは、ある人間や支持者によるネットリンチだ!などと被害者面をしていた。

何も事情を知らぬ第三者であれば、自分もそう思ったかもしれない。

けれど自分は、正直「ざまぁみろ」と思った。Aが身内らにやった事を思えば、これぐらいの被害など因果応報だろうと。


ある人間所謂政治系のインフルエンサーで、Aはその対立する相手方の勢力に元々属していたんだか後で取り込まれたんだかで

Aとある人間らは本格的に対立する様になった。その過程を追って行く内に、様々な事を知った。

Aによる被害者は、身内や個人情報を晒された他の学生達だけでは無かった事。

身内も知らなかった様な、結構トラブルを在学中に既に起こしていた事。(警察沙汰になる程の事をしでかしていた事は、この時に知った)

金で買ったであろう自称の経歴は大半が虚飾に塗れた代物だった事。

違法中傷嫌がらせ以外にも、多数の人々を挑発し愚弄する様な数々の酷い暴言を吐いていた事など。

近しい人にコロナで亡くなった人は幸いにもいなかったが、親類の一人はコロナが原因で持病が重症化してしばらく入院していた。

会社にも、コロナにかかった後、後遺症でしばらく苦しんでいた人がいた。

例えばAは、コロナ患者を「ざまぁみろ」などと愚弄していた。本当に鳥肌が立った。

彼の様な人間が、人の痛みとか画面の向こうにはコロナで苦しんだり、親しい人を失くした人間のいるのだと一切想像出来ないか

平気で人の心が無い様な暴言を吐けるのだろう、と思った。自分もAが苦しんでいるであろう光景を見て同じ事を思ったので、同じ穴の狢かも知れないが。

でも個人的には、さすがにAとは一緒にされたくは無い、とは思っている。勝手かも知れないが。


対立過程で、Aの被害者の一人が声を上げた。自分はAの被害者だと。

被害を受けたので訴訟も起こしたが、Aは判決無視して逃げ回っていると言った。

当時私が懸念した通り、被害者はAやAの取り巻きらに攻撃された。

取り巻きはAの言動をどこまで信用しているのだろうかと思った。

Aの言動被害の現状を知っていれば、一緒になって被害者をセカンドレイプなど出来ないだろうと。

しかしながら、党派性の強い人達の異常な言動を見ていれば、答えは自ずと分かった。

Aの取り巻きをやる様な人間にとっては、Aの言動の真偽などどうでも良く、ただ対立相手攻撃する、叩き棒の様な理由があれば何でも良いのだろうと。

度合いが違うだろうが、取り巻きらもAと同類なんだなと思った。

そんなAを公然と支持する(していた)、所謂知識人界隈の人間法曹関係者がいる、というのも

所詮一般である自分達と、彼らが考える高尚な思想倫理観は、我々が知るそれらとは全く異なるものなのだと、壮絶な隔絶を感じた。


被害者はAの取り巻きらに攻撃されネットから姿を消したが、その後、どういったやり取りがあったかは定かでは無いが

ある人間は、被害複数支援しAを再度訴える事になった。

裁判過程で、Aはどんどんと追い詰められていくのを感じた。

ある人間動画もたまに観る様になった。

Aが様々な方向から合法的に詰められ、追い詰められていく過程に、涙した事もあった。

やっと被害者が報われる様になったと思った。

身内には、Aの言動を直接見るのは無理だったので、自分がある程度まとめてから時折連絡している。

ある事でAの嘘や実像が暴かれた事を知った時には、身内も本当に安心した様に泣いて喜んでいた。



多少フェイクも入っているが概ねこんな事があった。

正直な所、ある人間賛否両論が激しいインフルエンサー系の活動家だ。

ここはてなではハッキリ言って否の方が多く、少なくとも観測範囲では否定しか見かけた事が無い。

その否定派に対し異論するつもりも無い。党派性がどうこうにもその手の話題には関わりたくも無い。

ある人間のメインの活動には正直興味が無いし、人間的にはちょっと色々と生理的に無理…とすら思っている。リアルでは関わりたく無いかフォローもしていない。


けれど自分は、ある人間活動により結果的にAが表舞台にはもう戻れない様なデジタルタトゥーがついていく事には

率直に言って良かったと思っている。あの様な悪意の塊の様な人間が、被害者を踏み躙ってまで表舞台に立つべきでは無いだろう。

ある人間活動には興味無いが、感謝意味も込めてたまに課金している。

累計すると自分的に結構金額課金しているかと思うが、ある人間被害者の裁判支援に数百万出資しているというのだから

それについては素直に頭が下がる思いだし、泣き寝入りしてしまった自分達の悔しい無念を晴らす意味でも応援する思いで課金している。

支援意味も込めて本も買った。内容には正直興味が無かったので、読んでみたいと言っていた知人にプレゼントしたけど。


客観的に見て、自分賛否両論激しい、悪く言えばカルト的なインフルエンサー感謝して課金している、信者しか見えないだろう。

しかしそれでも、ある人間活動によって結果的には救われた思いがあるのも事実なのだ

その感謝の念を、声を上げられない被害者の無念を晴らしてくれた礼を、ささやかながらにしているだけ…だと自分では勝手に思っている。

宗教には大して興味が無かったけど、これが信仰とか信者とか言われるもの Permalink | 記事への反応(6) | 22:33

anond:20240916111554

たとえばなんだけど、生物の同定・分類なんてジャンルは、「優秀な人」だけじゃとても人手が足りないので

ものすごく優秀ってわけじゃなくてもいいか専門性を持った知識人の人数が必要なんだよね

研究って一部の大天才革新的理論を発表してイノベーションみたいなものばかりじゃないし、

その一部の大天才革新的理論を発表するための下地としても、専門性を持った有象無象の数多の研究者による情報の蓄積が必要なんだよ

 

目撃情報とかを集めるにも、たとえば日本の固有種の情報を集めるなら日本人の方が色んな人の話をよく聞けるわけ

通訳とか通すとどうしても情報時間のロスがあるから

 

シンギュラリティAIものすごく発展してそういうの全部任せられるようになればいらないかもしれないけど

現状のAIって乱雑な情報から特徴量を抽出するばかりで、

論理的プロセスを経てなんらかの事実特定するなんてことにはまるで向いていないしね

2024-09-09

増田って知りたい情報を得る能力に関してはヤフー知恵袋以下だな

結局ここにいるやつらって男女差別迫害LGBTとか一生解決しようがないしょうもない問題

博識ぶってレスチンポしあうことで知識人ぶりたい非生産的かつ社会的害悪フリークスなんだな

2024-09-04

牛角の件で顕著なのが名の知れた知識人擁護してない事

流石に筋悪なの理解しているのか今更牛角なんかで飯を食わんのか知らないけど、

いつもはいっちょ噛みしてくる大学教授とかが何も言わないのな。

2024-09-03

anond:20240903165051

地方在住薄給夜勤あり独身実家住まい限界中年はてなではまるで知識人のように活躍できる


あるブックマーカープライベートのxアカウントを見つけてしまった

そのブックマーカーは安くて辛い仕事への愚痴を呟き、老いていく両親への不安を漏らし、家庭を持った友人たちへの羨望を呟く


しかはてなでは打って変わって

政府財政政策ダメさを糾弾し、外交関係での弱腰を嘆き、日銀金融政策批判し、企業経営戦略を嗤い、社会不公平に憤る

この二面性を見ることができるのが好きだ

これからも長くはてなとXでの活動を続けてほしい

2024-08-30

自称インテリは教養がない

知識自慢、自称インテリ、そして教養の欠如には、確かに関連性があります。これらの概念について詳しく見ていきましょう。

知識自慢と自称インテリ

知識自慢や自称インテリは、往々にして真の教養とは相反する態度を示します。

知識自慢の特徴
  • 自分知識を誇示する傾向がある
  • 他人を見下すような態度をとることがある
  • 表面的な知識を持っているだけで、深い理解を欠いていることが多い
自称インテリ問題点
真の教養とは

教養とは単なる知識の蓄積ではなく、以下のような要素を含みます

1. 幅広い分野への理解と関心

2. 知識活用して社会に貢献する能力

3. 謙虚さと継続的学習姿勢

4. 他者意見尊重し、多様な視点を受け入れる柔軟性

教養のある人の特徴

真に教養のある人は、以下のような特徴を持っています

結論

知識自慢や自称インテリの態度は、往々にして真の教養の欠如を示しています。真の教養は、知識の量だけでなく、その活用方法他者との関わり方にも表れます謙虚さ、継続的学習意欲、そして社会への貢献意識が、真の教養を持つ人の特徴といえるでしょう。

anond:20240830114303

その通り。教養共同幻想です。

mRNAワクチンなんて象徴的だね。

知識人と呼ばれる連中が、ワクチン機序を間違って理解してデマすら流してるんだからねw

ネット以前は、分からなくても分かるフリをすれば叩かれなかったけど、今の時代は記録も残るし簡単に嘘を検証できるようになった。

本当は教養人なんて数パーセントなんだよ。ほとんどの人は知ったかぶりをしてるだけ。

デマだらけの世の中だし、ネットによって教養価値相対的に減少中。

みんな無理して取り繕う必要はない。

知らないことは知らないで良いじゃないかね。

anond:20240830102207

Wikipediaに多少劣る程度の知識でも50年前ならたいていの知識人を上回って博覧強記とか博学多才とか言われてただろうからな。教養なんてそんなもん。

2024-08-28

まり星野智幸という作家みたいな人は、アベノミクス貧困層が大幅に拡大したこと子供食堂が全国で爆発的に増加したことも知らずに生きているということなのか。

https://x.com/i_aineias/status/1828659237398168029

星野智幸執筆寄稿記事を読んでみたが、早い話がここへきて怖気づいたんだろうな。事実上の「転向」って訳だ。それに「今の立憲民主党左派」ってどんな感覚しているんだよ?今後、知識人たちの「リベラル層叩き」は激化すると予想する。

https://x.com/damned398/status/1828564443183357953

タイミングよく(?)朝日新聞男性作家さんが「リベラル正義依存だ」とリベラル叩きポリコレ叩きに利用されるような文章寄稿してて、女性作家さんたちが「戦わずして優位にいる男性作家さんはいいよねえ」「女性の不平等はまだあるのに」みたいなこと呟いてて、いやはやって感じ

https://x.com/gyutangogo/status/1828628543611518993

星野智幸さんの朝日新聞記事話題だが、無料範囲でもう最後まで読む気を失くしましたよ。立ち読みして買う気にならない作家さんて、いくらでもいらっしゃいますよね。

https://x.com/blochbenjamin/status/1828672499695161382


星野智幸完全に「敵」認定入ったな

2024-08-26

アメリカ黒人女性日本人女性妊娠させたら1000万円」『日本政府黒人男性に精液を要求してる』と、登録者数120万人を超えるユーチューバーデマを流してるんだけど

この問題キチガイ左翼本拠地であるはてなブクマークでも、増田でも完全にスルーされてるね。

https://news.yahoo.co.jp/articles/82697541642d253043a7963f84748d858b759701

ネトウヨの発信基地であるヤフーニュースだけど、ニュース元はFNNプライムオンラインだよ。3日前のニュース

たかゲーム」のアサクリ問題を追ってる人はみんな知ってる事でも、無知バカクズ日本人の敵である左翼は知らなかった???

フェミニストもだんまりだよね。

これで、デマを信じた黒人男性日本人女性を妊娠させても左翼は「おめでとう!素晴らしい事だ」っていうだろうし、

相変わらず「弱男www日本人男性は用済みwww」ってフェミニストは言うんだろうね。

これ2024年5月話題からね。

陰謀論だけど、UBIソフトとの連携も疑われている。

2024年5月話題が、なぜ3日前にニュースになってるんでしょーか?

はいバカ左翼には理解出来ないだろうね。

もちろん、左翼ゴミみたいなプライドポルシェのように高いから「たかゲーム問題と同じレベルで見てるんだろうね。

日本人なら信じるわけもないデマがね。アフリカ普通に信じられているんだよ。「伝説サムライ弥助」が史実アフリカでは。

「また日本が助けを求めているぞ!」と「日本人女性を妊娠させに行かないと!!」って日本には「勇敢な武士には少し黒人の血が必要」って諺があるからね。

そんな諺はない!って言っても、エビデンスは?って言われちゃうよ? 

まぁバカ左翼知識人であるデービットアトキンソンには完全敗北してるから何も言い返せないんだろうけど。

これが、ネトウヨ妄想じゃなかったから、3ヶ月も経って、やっとニュースになりましたね。

まぁ、日本人である左翼東大准教授が「弥助はオワコン」って言いながらも、弥助はサムライだった!!って、

レスバで負けても、負けて逃亡しても、何度も何度も、負けてるのに、馬鹿みたいに主張してるからね。

左翼には「恥」の概念が無いの??

昨日も「左翼知識人なんだよ」ってキチガイ増田に居たけどさ。

弁護士とか、東大教授マスコミ関係者左翼が多いのは知ってるよ。

でもさ、左翼って全員バカじゃない??

ま、この記事スルーされるんだろうね。

フェミニストも、実際の日本人女性はどうでもいいどころか、フェミニスト普通に性犯罪してたり、おちんぽ騎士団だったりするだけだから

本当に「問題解決しよう」って人は居なくて、クズしか居ないみたいだし。

2024-08-23

韓国リアリティーショー

とある高学歴フェミニスト」の欧米人女性ジャーナリストSNSウォッチしている。

知り合いがこの人物に悪評を振りまかれ、係争になり、知り合いが勝ったのだが、

相変わらず悪評を振りまいているので(名前を出さず、具体的な表現もせず、姑息なやり方で)発言を追っているのだ。

から自分はこの人の事を良く思っていない。

この界隈の人たちは、いか自分たちの業界女性が軽く見られ、安く買いたたかれ、常にセクハラされているかを主張し続けている。

統計的にその業界収入に男女差があるのは事実であるようだし、セクハラを受けている事例もあるようだが、

その他の言葉があまりにも軽くて元々共感する事が出来ない人たちだった。

今日は朝から彼女最近投稿を見て思わず笑ってしまった。(以下、私怨に基づいた罵倒

ここ数カ月、彼女プライベートで色々あって眠れない、食べられない日々を送っていたのだそうだ。

(これはこの人のお約束で、常に体調不良アピールしたがる)

彼女は元々テレビを見るような人間ではなく、カフカやランボウ等に耽溺して来たが(あーはいはい知識人知識人。)

気を紛らわせるために見た各国のリアリティショーが、ここのところ現実からの逃避に役立ち、気を紛らわせてくれたのだそうだ。

中でも韓国リアリティショーには自国テレビ番組とは違い、

女性たちを追い詰め、暴力を振るうような表現もなく安心して見ていられるのでハマっている、

コメント欄女性同士盛り上がっている。

一部のこういう輩が世間をギスギスさせているのにはほとほと嫌気がさす。

(ギスギスしてしまっているのは自分だけなのかもしれないが)

欧米人から見るとアジアの国の個別事情などなんの興味もないのだろうが(それも腹立たしい)

韓国世界一出生率低下に苦しんでいる事を知っていれば

韓国人男性は女性リスペクトしてくれて紳士的で、うちの国の男どもとは大違い。癒されるわー。」

という言説になるのは考えにくい。

韓国出生率低下については様々な分析があり、教育費と居住費の高騰が主な理由として挙げられていると思うが、

ジェンダーロールの改革社会の変化に追いついていないというのも要因のひとつとして言及されることが多い。

恐らくあなた達が移住したら短期間で逃げ出すだろう。

フェミニストを名乗って物を書いているなら、少しは自分以外の事にも関心を持ったらどうなのか。

それにしても韓国コンテンツ産業は相変わらずうまい事やってるんだなと改めて感心した。

女性向けの恋愛ポルノ(それ自体は何も悪い事じゃない)を現代風にして、世界に発信する事に成功している。

現実虚構区別のつかない人達の中では韓国のイメージは爆上がりなんだろう。

日本の「ネットフェミニスト」にも韓国コンテンツは人気がある印象がある。

ポリコレ棒へのガードがしっかりしているコンテンツ意図的に作れるのは今時強いな。

のしわ寄せは虚構の重みを背負わされたタレントたちに行ってしまっているようだが...。

2024-08-21

知識人のすきえんてぃあ氏、ひろゆきと暇空茜を称賛

すきえんてぃあ@書け@cicada3301_kig

ひろゆきも暇空茜も「プライド必死に守るため弱そうな他者を選んで罵倒することで自分権威付ける」ムーブやらないから悪印象がそんなないんだよな。過度な自信家だがナルシストではない。

https://x.com/cicada3301_kig/status/1825756508526883028

鉄のカニ🌈@crab_of_steel

西村博之沖縄辺野古基地建設反対座り込み、暇空茜は女性支援団体児童支援団体など、それぞれネット民から胡散臭い」と叩かれやすい大した権力のない人たちを罵倒なり嘲笑なりしておりますが……?特に暇空にタゲられてる学生さんなんてどこが強いんだよ。

目玉付いてるか?機能してるか?

https://x.com/crab_of_steel/status/1825864016901660727


すきえんてぃあ@書け@cicada3301_kig

この呟きが典型的な「プライド必死に守るため弱そうな他者を選んで罵倒することで自分権威付ける」ムーブです

https://x.com/cicada3301_kig/status/1826052936029581677

2024-08-20

anond:20240820213717

記事結構同意できるし

俺の考えるレスレベルと似てるものを感じたので置いとく

Lv1:脊髄レス動物

掲示板ならスレタイ速報と言われる層

文章意味理解できず、レスバでは会話が成立しない

自分否定されたと感じればとりあえず反抗するが、

文章を書けないため罵倒言葉以外を発することが出来ない

Lv2:一般大衆

一般人

文章は読めるが先入観固定観念が全てで自分考える力がなく

多数派っぽい意見空気に反するものに反発するが

知識がなく頭も悪いので長期戦になるとLv1と大差なくなる

Lv3:自称討論者

自分は頭が良く議論ができると思い込んでいるバカ

話の内容そっちのけで揚げ足取り議論の作法を延々ダラダラと書き込む

中身がなく、見る人のことを全く考えていない文章しか書かないのでギャラリー無視される

下のLvには嫌われるし、上のLv絶対勝つことが出来ない

Lv4:喧嘩

普通レスバ好き

相手が納得していなくても無理やり言いくるめられるレスバ力がある

議論の時、どちらの意見に立つことも出来る理解力もある

しか主義主張が一貫しているある意味正義漢なので相手が正しいとアッサリ負けるし

苦しい時は言いくるめることしかできず相手を納得させ負けを認めさせるほどの技量はない

掲示板なら1日に1人見るかどうかくらいには結構数がいて、西村はこのレベル

Lv5:知識

レスバを目的とせず、自分が知っているソースのあるエビデンスに基づく訂正だけをする層

頭が良く、喧嘩屋にも言いくるめられず話を整理できる

だが戦いそのものは好まないので自分が引っ込むこともあるし

戦略的言動をしないのでレスバで負け扱いされ空気に押されることもある

見る人が見れば喧嘩屋以下のレベルには無敗

LvMAX:体の全てがレスバカ

ヒエラルキーの頂点

知識で劣っていようと、相手が完全に正しかろうと、ロジックのみで相手や周囲を納得させる論戦ができる

相手レベル感情、周りの空気を読み取って

必要判断すれば中身のない罵倒をも、レスバを見ている冷静な知識人が騙されるレベルで使い分けられる巧者

喧嘩屋が憧れる理想形だが、滅多にいないのでこのレベル同士のレスバはそうそう見られない

2024-08-19

anond:20240818230519

ツイッター(現X)フェイスブック、なんなら現実世界にも自称オタクとか知識人気取りにやつにこういうたくさんいるのでオタク特有でいいと思う

そもそも一般人は興味ねぇ)

2024-08-17

anond:20240817134150

人間全般にそういう部分があるのは否定しないけど、オタク場合インテリ志向」と「逆振り、反権力志向」「面白至上主義」があるのがでかいと思う

根本としてインテリ知識人を気取りたい志向があるから知識欲、インテリ知識人になりたい欲はあるけど、マスコミがーとかみたいに社会で認められてるもの王道一般論に反逆して「ほかとは違う特別人間を気取りたい、ドヤりたい」という逆振り思考あるじゃん

そうなると大手マスコミを筆頭とした大衆は知らない話、ニッチジャンル知識に偏るけど、アニメマンガSNSの申し子としてありとあらゆるものを娯楽として薄っぺらく消費する面白至上主義という病気も患ってる

そうなるとニッチジャンルでも王道学術路線よりも、妄想事実区別をつけない成金おじさんの認知プロファイリングに飛びつくことになる

という持論を暇空先生が一億集めたこから持ってる

なお根拠はない

2024-08-14

anond:20240813225550

移民多様性に寛容なリベラル知識人がですよ、

ホテルラウンジでお高い紅茶をしばいてるときにですよ、

選りすぐりの中東ワキガ民が隣席にいらしたらですよ、

果たしてどのようなリアクションをするのか?

それが行く先々の飯屋、電車エレベーター、果てはゼミ生までワキガ尽くしであった場合果たしてどうするのか?

実に見てみたい。

2024-07-30

キモおじ「『弥助の見た目が八幡神に近い』って根拠は?」

東大准教授はいブロック

【前提として、キモおじが岡先生著作ミス(例えば廿六を十六と記載していたこと)を指摘し、岡先生が「修正する」などと応答していた。それに続く議論

キモおじ)

https://x.com/dokushoa/status/1816142999379927100

信長に関する史料では弥助のビジュアルイメージが「八幡神に近かった」と言われています。」

岡美穂子さんコレの根拠も教えていただけません?

(岡美穂子東大史料編纂所准教授

https://x.com/mei_gang30266/status/1816145763182981378

こういう発言をした記憶がないので、回答は保留とさせてください。ここで間違ったことを言うと、異常に揚げ足を取られますので。

キモおじ)

https://x.com/dokushoa/status/1817874519752843296

岡美穂子さんが私に「信長に関する史料では弥助のビジュアルイメージが「八幡神に近かった」と言われています」との根拠について「保留」にしたままブロックしてきたんだけど…

多分操作ミスだと思うので、岡美穂子さんに親しい方は教えてあげてください

(岡美穂子東大史料編纂所准教授

https://x.com/mei_gang30266/status/1817889713916957091

この世界だけで生きている人には分からいかも知れないな、リアル世界の真のカラクリが。キモいオジサンに絡まれるのはお断りなので、ブロックしました。回答はいずれ『サイゾー』が掲載してくれるでしょう。ただし、『サイゾー』はカラーグラビア満載の月刊誌ですので、ちと高いですぞ

東大准教授の岡美穂子先生は、右翼を嫌う進歩派で、左翼が愛するゲンダイに紹介されるほどのお人なので誤操作可能性が高いよね

(岡美穂子東大史料編纂所准教授ブログより)

ゲンダイ」系の媒体、上から圧力にも曲げず、頑張ってらっしゃいます。どうせ競馬女性の裸の写真しか載っていないんだろうから読者の質など知れていると、オカミはタカをくくっておられるのかもしれませんが、なかなかどうして、左翼知識人から、かなり支持されておりますのですよ。私は左翼でも、知識人でもありませんけど。でも右翼絶対嫌だ。

そんなこんなんで、お友達がいるわけでもない日刊ゲンダイで、本が紹介されました。とても嬉しいです。

https://web.archive.org/web/20201101144221/https://mdesousa.exblog.jp/m2017-06-01/

※岡美穂子准教授が何を根拠キモいおじさんと評したのかは不明ですが、私よりもはるかに学識豊かな方の発言ですので相応に根拠があるものとして、ここではそれに倣って使用しています

2024-07-24

anond:20240724170433

ゲンダイ」系の媒体、上から圧力にも曲げず、頑張ってらっしゃいます(略)左翼知識人から、かなり支持されておりますのですよ。私は左翼でも、知識人でもありませんけど。でも右翼絶対嫌だ。

これがおもろい。

ゲンダイって左翼知識人御用達なんだな

戦国大名黒人奴隷を求めた」説、ロックリーさんの捏造ではない

追記をはじめに書くべきとのブコメがありましたので修正しました。

追記

○増補新版しか弥助の記載がないってコメントあるけどそうなの?そもそもロックリーの本の方が先にでているらしいし、頑張ってこんな微妙ウソつくのはどうなんだ。/そもそも記載は本当でも南蛮人から買うしかない

○弥助の事書かれて無い2017年大航海時代日本人奴隷持ってるけど、2021年発行増補新版の間で何かに目覚めたんかな?17年版は序章の改宗ユダヤ人異端狩りを逃れて日本へ逃げ込む所なんか凄い面白い本なんだけど

増補版しか手元にないせいでわからなかった

そしたらロックリー先生初出、岡・ソウザ先生がそれを取り入れた可能性もあるのか

そしてそれを取り込んでしまったせいで目茶苦茶な記載になったのかも

追記2

先生著作ミスについてコメントしていた。

肥後に弥助の妻子がいたと読み取れる件について)

○その部分は、校正の最終段階で、段落を丸ごと削除した際に残ってしまったミスです。2021年再版刊行時にすでに修正済みです。アカデミアの方であれば、そういったことが生じることはご存知ではないでしょうか?それに、弥介の話は前段落で終わっているのは、文章を読めば理解できるところです。

○なおkindleは初版以降の修正は反映されないことが確認されたため、本日中央公論新社協議の上、Amazon修正依頼しました。来週には修正される予定です。本日大規模重版かかりましたので、同じ頁の数字の誤字も修正されます。ご指摘、どうもありがとうございました。

(後掲岡先生のXより)

アカデミアでは段落丸々削除する程度のミスは当然に生じうるか問題なし、またこれを弥助の話と取るのは読解力の問題、とのようだ。

弥助の話をしている流れで肥後の妻子の話を続けているのだから普通の読解力だと弥助の話と受け取ると思うのだが。アカデミアの方々の高度な読解力は凄いね

また、私なら、まずミスしてしまった本を読んでしまった読者に謝罪するけどアカデミアの流儀は分かんないね

なお、「廿」については修正されていそうだが、「器量すくやか」の誤読(?)についてはコメントされていなかった。

本論

戦国大名黒人奴隷を求めた」説、ロックリーさんの捏造ではない

かもしれない。

アサクリの弥助問題から派生して、日本大学准教授ロックリー先生が、「戦国大名黒人奴隷を欲していた」とデマを流している、との言説がある。

しかし、これはロックリー先生デマではないのではないか、との意見がX上で交わされているので、ロックリー先生名誉のためにまとめておこうと思う。(リンクが多くなりすぎるのでリンクは省略)

おそらく初出は岡先生ソウザ先生では?

東京大学史料編纂所准教授の岡美穂子先生と、その配偶者であり東京外国語大学特任教授ルシオ・デ・ソウザ先生の共著である大航海時代日本人奴隷 増補新版」(中公選書)という学術書がある。

この書籍にはこういった記載がある。

屈強で珍しいカフル人を従者にすることは、日本人にとっては「富貴」や「威風」の象徴で、交易関係する大名たちはこぞってその所有を望んだと思われる(215ページ)

https://i.imgur.com/ul26Fbq.jpeg

また、ロックリー先生著作の「信長と弥助」(太田出版)にはこうある。

権威象徴としてアフリカ人奴隷を使うという流行が始まったようだ。(13ページ)

https://i.imgur.com/3pNcW5T.jpeg

ロックリー先生著作2019年出版、岡・ソウザ先生著作2017年であることからロックリー先生は岡・ソウザ先生著作を参考に書かれた可能性がある。

まり、岡・ソウザ先生は従者と記載しているのを、ロックリー先生奴隷と言い換えてしまったようなのだ母国語ではないせいで細かいニュアンスが変わってしまったのか、意図的なのかは不明だが。

ちなみに岡先生ソウザ先生著作に「「富貴」や「威風」の象徴…こぞってその所有を望んだと思われる」とあるが、その根拠は示されておらず、不明である。岡先生ソウザ先生の博識にてらすと論ずるまでもないことなのかもしれない。

ただ、ロックリー先生著作英語版では内容が異なるという話もある。そこまで追えていないが。

というわけで「大航海時代日本人奴隷 増補新版」(中公選書)を読もう

商売上手の中央公論新社が、話題になったこの機会を捉えて「大航海時代日本人奴隷 増補新版」を増刷してくださるそうだ。(https://x.com/chukoshinsho/status/1815737944243573035

せっかくの機会なので皆様も是非お読みいただきたい。

注目すべきページがある。(https://i.imgur.com/aQlemYT.jpeg

弥助の年齢

書籍内では「16、7歳」(4行目)とあるが、実は信長公記では「廿六、七」と書いてある。もちろんこれは26、27歳のことであり、①単純なミス発見できなかったか、②「廿」という文字が読めなかったか、ということになる。ケアレスミスだろうか。

弥助の特徴

書籍内では「穏やかな気性」(5行目)とある。これも信長公記にあたってみると、「器量すくやか(健やか)」とあるが、現代文に訳すのならば「立派な」や「頑丈な」、「才気にあふれた」といった意味となる。これもケアレスミスだろうか。

肥後に妻子がいた?

書籍内では肥後に妻子がいたとされている(後ろから2行目)。文脈上これは弥助のことだと思われるが、史料中で弥助に妻子がいたことを示すものはまったくない。何を根拠にしているのだろうか。

余談

ルシオ・デ・ソウザ先生は、ロックリー先生の最新作「A Gentleman from Japan」の推薦を書いており、関係は良好だと思われる。

余談2

岡美穂子先生によると次の通りだ。

ゲンダイ」系の媒体、上から圧力にも曲げず、頑張ってらっしゃいます。どうせ競馬女性の裸の写真しか載っていないんだろうから読者の質など知れていると、オカミはタカをくくっておられるのかもしれませんが、なかなかどうして、左翼知識人から、かなり支持されておりますのですよ。私は左翼でも、知識人でもありませんけど。でも右翼絶対嫌だ。

そんなこんなんで、お友達がいるわけでもない日刊ゲンダイで、本が紹介されました。とても嬉しいです。

https://web.archive.org/web/20201101144221/https://mdesousa.exblog.jp/m2017-06-01/

先生ブログによると、左翼知識人日刊ゲンダイをかなり支持しているとのこと、また、御本人は左翼でも知識人でもないけど、右翼絶対嫌とのことだ。

ちなみにこのブログは、2024年5月16日まではウェブアーカイブにて確認できるが、岡先生が今回の弥助・黒人奴隷議論に御参加されるころには既に削除されてしまっている。

知的財産喪失だと思われ、非常に残念に思う。

余談3

弥助・黒人奴隷議論に際し、岡先生のなされた御発言をまとめておこうと思う。

○これだけ「歴史修正主義」って叫ぶ人が出てきてるのに(笑)、右系論壇が沈黙しているのは、さすがにこの問題に関わったら、常識を疑われると認識できているのだろう。

○将来を嘱望されていた呉座さんがあんなことになってしまったのは、あなたたちのような人と不用意に繋がってしまたからでしょうね。

○「権威象徴としてアフリカ人奴隷を使うという流行が始まった」という文章否定しろ、という意見が多いようですね。ここで迂闊に発言すれば揚げ足をとられそうです。外務省から正式要請があれば、史料付きでやっても良いですよ。外務省がこの問題を本当に「国際的国益問題」と判断すればですが。

○私はロックリーさんの著作は、日本語も英語も「歴史読みもの」であり、学術研究であるとは考えておりません。しかしそれが書かれるにあたって、彼が様々な文献にあたり、想像を超える努力したことは存じております

○彼等にとって、ロックリーさんの著作が、歴史日本への関心を形成するバイブルであるのだとしたら、それを否定するのは、彼等をとても傷つけることであり、それに対する防衛として、ネットの中で「歴史戦」が展開されているのでしょう。

○に「裏で」繋がっていませんが。私が海外出版した本のレビュー権威あるジャーナルで紹介してくれたのは彼ですし。面識のない人を「あんた」と呼ぶのは、いかがなものでしょう。おそらく、現在表に出ている人間で、彼を表舞台に連れてこれるのは私だけですが、こんな人のためにはできませんね。

https://twitter.com/mei_gang30266

ここから、①右翼右派に対する敵対心がある、②ロックリー先生著作は読み物だが、ロックリー先生努力やそれを信じる人のためにも否定しない。(ロックリー先生史実と主張しているが)、③政府から言われれば自身著作修正しても良い、④ロックリー先生とは夫婦揃ってかなり深いつながりがある、という御意見をお持ち・事実関係であるいうことが読み取れそうだ。

余談4

著名な学者であり、岡先生の同僚でもある隠岐さや香先生まで、岡先生擁護論陣を張っていた。

先生はじめまして。大変お疲れ様です。横から失礼します。

日本研究者への歴史観にまつわる誹謗中傷オンラインハラスメントは「アジアにおける学問の自由への脅威」の一例として報告されるレベルでして、まさに言論弾圧一種として国際的にも認識されています

https://www.asianstudies.org/publications/new-threats-to-academic-freedom/

https://x.com/okisayaka/status/1815268791099764775

ちなみにオンラインハラスメント日本での事例として、隠岐先生御紹介のページでは望月衣塑子さんの新聞記者が挙げられている。あれってフィクションじゃなかったっけ…?

2024-07-21

ウォーク左派ジジェクファンによる、ジジェクへの反論

https://anond.hatelabo.jp/20240721230541

上記ジジェク記事への反論記事

ジジェクは道を誤った / メラニー・ゼルMelanie Zelle [スワースモア大学学内新聞『スワースモア・フェニックス』の編集者] ※削除済

2023年3月2日

ttps://web.archive.org/web/20230303073524/https://swarthmorephoenix.com/2023/03/02/zizek-has-lost-the-plot/

 

私が哲学に興味を持つようになったのはスラヴォイ・ジジェクのおかげである

彼の著書『終焉時代に生きる』と『パララックス・ヴュー』に偶然出会い中学2年生の私が苦労して読み進めたこの本が、

彼の他の著作に興味を抱かせるきっかけとなった。

ジジェク文章は、彼が即興でする賛美のすべてにおいて、素晴らしく説得力があると私は感じた。

 

本棚に積まれ1000ページにも及ぶ矛盾の山に憤慨しながら『Less Than Nothing』を読み通したのは、高校時代に果たした偉業だった。

私は、ジジェク長編作品の論旨を理解できるかどうかで、自分知的価値を測るようになった(現在ほとんど理解できないが、以前はまったく理解できなかった)。

 

それだけに、現代政治文化に関する最近記事で、ジジェク非難するのは心苦しい。

しかある意味で、ジジェクと私の関係は、彼が何について間違っているのかだけでなく、

なぜこのような著名人が、あのように明らかな知的陥落にはまることができたのかを理解しようとする上で、

有利なポジションに私を置いていると感じている。

 

私の怒りの主な対象は、先週発表されたばかりのジジェクエッセイである

そのタイトル「Wokeness Is Here To Stay」は、たぶん私がそれほど警戒するものではなかったと思う。

 

ジジェク哲学は、ヘーゲルラカン(そしてフロイトも)、そしてもちろんマルクスへの愛着からオーソドックスな、ほとんど伝統主義的なものと特徴づけうる。

他方で世間一般におけるジジェクペルソナは、意図的に培われたものだと私は主張したいが、ディオゲネス挑発者であり、象徴破壊であるが、自分勝手ものではない。

ジジェクのこうした面が、彼の論文や公開講演会、そして彼の知的活動への、より親しみやすい影響を及ぼしているようだ。

 

したがってジジェクが、クリックした人々が眉をひそめるようなタイトルを選んだことを読んでも、私は驚かなかった。

 

私は、ジジェクお気に入りトリックひとつである正式哲学分析範囲外と考えられている文化の側面を選び出し、

喜びを感じながらそれを切り裂くことに慣れてしまっていた。

(ある講義では、カンフー・パンダについて論じており、また別の講義では、ヨーロッパ各地のトイレ特殊構造が、

ポストイデオロギー的なポストモダニズム世界概念に対する究極の反論となっている)。

 

ほとんどの場合ジジェクの指摘は最終的に重要であり、さら重要なのは、彼の広範な哲学のいくつかの要素について、面白おかしく、

しかし(おそらく結果的に)効果的に紹介者の役割を果たすことである

 

そして一見したところ、"Wokeness Is Here To Stay は同じ公式に従っている。

トランスジェンダー権利をめぐるスコットランド政治的混乱からまり、他の現代政治問題にも触れ、最終的にはフロイトラカンへの言及で締めくくる。

しかし、このざっくりとした読み方は根本的に間違っている。

 

表面下に潜む構造的な違いを無視しても(これについてはまた述べる)、この作品には、ジジェクのいつものトーンとは正比例しがたい苦渋が感じられる。

これは、私の最大の関心事である彼の議論の内容については言うまでもない;

 

ジジェクは、スコットランドにおけるトランスジェンダー権利をめぐる、最近政治論争をめぐる議論について、記号論的な分析を行っているわけでもなければ、

正確に他の多くのことと結びつけているわけでもない。

 

結局のところ、ジジェクは皮相な哲学手法とともにただ単に政策論争に参加しているだけであり、遺憾ながら完全に間違っている。

ジジェクは、過去10年間にリベラル知識人全体に伝染した観を呈するトランス医療をめぐるパニックに陥っている。

 

ジジェクのいつもの懐疑論は、ここではいもの懸念荒らしconcern trollingの再現に留まる。 ジジェクはこう書いている:

 

  「思春期ブロッカーは、タヴィストックでの診察に送られたほぼすべての子供に投与された。

 その中には、性的指向がはっきりしないという誤診を受けた可能性のある自閉症若者や、問題を抱えた若者も含まれていた。

 言い換えれば、医学的な性別移行を望むかどうか判断できる年齢に達していない脆弱子供たちに、人生を変えるような治療が行われていたのだ。

 批評家の一人が言ったように、『性別の悩みを抱える子供には時間サポート必要である。あとになって後悔するかもしれない医療措置に進むよう仕向けられるべきではない』 」。

 

この一節は疑問を投げかける。ジジェクは、その知的能力において、思春期ブロッカーが何であるかさえ知っているのだろうか?

 

ジジェク引用の使い方は、この作品の中で頻繁に行われていることから特に明らかであり、すでに示唆されていることを裏付けている。

実際、彼が引用したガーディアン記事を読んでいれば、上で引用した段落修正できたかもしれない。

 

ジジェク引用した記事の上の行には、"異性間ホルモンは16歳からしか処方されず、専門家によれば思春期ブロッカー不妊の原因にはならない "と書かれている。

したがって、このスロベニア人知的怠惰恩赦を与えることもできない。 これは純粋で単純な不誠実さであり、危険形態である

 

さらにひどいのは、ジジェク記事の冒頭で取り上げた最初文化分析対象である

コンパクト編集部がありがたいことに、ページをスクロールすると引用文が表示されるようになっているのだ(まだ彼の論調を十分に理解していない人のために)。

 

それはこうだ: "女性だと自認する人物が、ペニスを使って2人の女性レイプしたことを我々は知っている"

 “We have a person who identifies itself as a woman using its penis to rape two women.”

 

ジジェク言及しているのは、アイラブライソンの事件である

 

この有罪判決は、スコットランドにおいてレイプ有罪判決を受けた史上初のトランス女性となり、

トランスの人々に対する「懸念」を持つすべての人々にとってのロールシャッハテストとなった。

 

ここでジジェクは、基本的事実認識が間違っている。ブライソンの性別移行の時系列を誤って伝えているからだ。

 

さら問題なのは、読者を煽動するために、本質化するような言葉を使い、さらに誇張していることである

(「ペニスを持ったレイプ犯が、囚われの女性たちと刑務所にいる」という表現が思い浮かぶ)。

 

ブライソンを「彼he」、そしてさらに厄介なことに「それit」と、ジジェク性別を間違えて表現することに固執するのは、

ジジェクトランスアイデンティティ尊重することを、裁量に任された、善行次第のものだと考えていることを示唆している。

 

ジジェクはこの論文で、控えめに言ってもトランスフォビックtransphobicだ。

 

しかしそれ以上に、ジジェクは退屈で、独創性がなく、不誠実で、怠惰である

彼はトランスの人々について、『ガーディアン』紙や『ニューヨーク・タイムズ』紙の同様の記事からは得られないようなことを何も書いていない;

 

この時点でようやくジジェク哲学について語るかもしれないと思うのも無理はないが、残念ながらそれは間違いである。

 

記事の次の部分はさらに長く、さら面白くない。『コンパクト』誌に掲載された別の記事宣伝である

(中略)

 

で、どういうこと? なぜジジェクはこんなことを書くようになったのか?

 

その答えは、対立的でありたいという彼の誤った願望にある。

彼は、この作品の中で他者が陥っていると彼が非難する事柄に陥っている。すなわち、自分を悩ませる他者を、自分自身の中で勝手に思い描く罪を犯しているのだ。

The answer lies in his misplaced desire to be oppositional. Ironically, he is guilty of the thing he accuses others of falling prey to within the piece, that of envisioning for himself an Other that haunts him.

 

 [ジジェク]「要するに、ここにあるのは、政治的に正しい突き上げと、金銭利益残酷計算との最悪のコンビネーションなのだ。 」

 

思春期ブロッカー使用は、[ジジェクによると]"目覚めた資本主義 "のもうひとつの事例であるとされる。

 

ここでジジェクは、ジャニスレイモンドの1979年の『トランスセクシュアルの帝国』に端を発する、トランスジェンダーの人々が選択する様々な処置や療法は、

製薬企業にとって重要経済的利益をもたらすものであるという、一見したところ長年にわたる議論に訴えかけている。

 

そうすることで、救命医療へのアクセスを容易にするべきだと主張する人々を、自分たちの身体をめぐる現実物質的な対立のために戦うのではなく、

資本の側、つまり極悪非道個人の側にいる人々として捉え直すことができる。

 

バトラーフーコーを読んだことのある人物が、このように書くことができるのは、こうした運動が誰のためになるのかという、権力についての混乱がジジェク盲目にさせているのだ:

 [ジジェク] 「性的混乱に「異常」なことは何もない。「性的成熟」と呼ばれるものは、長く複雑で、ほとんど無意識プロセスである

 それは激しい緊張と逆転に満ちている。自分の心の奥底にある「本当の自分」を発見するプロセスではない」。

 

作品全体と同様、これはジジェク特有哲学プロセスといううわべに包まれたいつもの本質主義と、トランスフォビアtransphobiaである

この最終的な帰結は、英米トランスジェンダー物質的な生活にすでにダメージを与えているヒステリーhysteriaの波に、ジジェクお墨付きスタンプを押したということだ。

 

ジジェクは、社会の変化に懐疑的ジャーナリスト知識人瘴気miasmaの中に紛れ込んでしまたかのようだ。

これはポストモダンの懐疑主義に非常に批判的な人物から出た究極の皮肉である

 

過去思想家からの豊かな引用を悪しき議論隠れ蓑に変え、気まぐれさを苦味に変えてしまう。

 

私たちにとって悲しい日であり、多くの意味ジジェクにとっても悲しい日である

 

ジジェク豊富理論的な著作の中で最高のパフォーマンスを発揮し、ここでは最悪のパフォーマンスを発揮している。

このエッセイを読むと、あなたは感じ取るだろう。少なくとも少しは彼がそれを自覚していることを。

[終]

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