はてなキーワード: サブスクリプションとは
Sony Interactive Entertainment(SIE)は30日、ゲームのサブスクリプションモデル「PlayStation Plus」の値上げを発表した。日本における12カ月サブスクリプションの旧価格と新価格の比較は以下の通りだが、約13%程度の値上げとなる。
PlayStation Plus エッセンシャル: 5,143円→6,800円
PlayStation Plus エクストラ: 8,600円→1万1,700円
PlayStation Plus プレミアム: 1万250円→1万3,900円
5,143円→6,800円 (32.2%)
8,600円→1万1,700円 (36.0%)
1万250円→1万3,900円 (35.6%)
13%とはいったい…?
公式ストアの競合となるサードパーティーストアを誰が経営するんだよ?
OSをお客さんとして使うApple以外の企業が、そのOS上で動くアプリを真っ当に審査できると本気で考えてるのか?
windows上でMS以外がストア展開してるのを念頭に置いてるのかもしれんが、その結果一般消費者が使うwindowsは、企業向けサブスクリプションユーザーにパッチ配布する前のテスターみたいな扱いになってる。
OS自体で稼ぐことが難しくなってるから稼げる他の事業にとって都合の良いように振り回されるのは当たり前だ。
スマホ業界自体が硬直化しつつあるっていうことに異論はないが、まず「競争が起こった方が健全だ」ってのをAndroidで実証しなよ。
Androidの謳う「自由」を政府が支援するならGoogleは嫌とはいわないでしょ。
それでAndroid市場がiOS市場より盛り上がればAppleは勝手に変わるよ。
まぁ、その「Android市場での実証実験」にストア運営者として参加してくれる企業が見つかるかが最大の問題だな。
Androidは建前上はオープンソースだから、ストア運営企業もOS自体の扱いについてiOSよりはマシな対応が理屈の上では出来るはずだ。
まぁ、ホントにそんなことやってたら30%程度の手数料じゃ割に合わなくて自滅しかないけどな。
まずはアプリストアどうこうよりも、競争を促そうとしてただ業界が冷え込んだだけっていうMNO施策の失敗を反省するところから始めて欲しい。
初めに言わせて頂きたいのは、この話は
という話ではない。
「トランスフォーマーは新しく入ってきたファンが嫌な思いをするかもしれない界隈なので両手を上げて歓迎しにくい」
という話だ。
どうしてこんな話をするのかと言うと、今年新しく公開された映画、実写映画「トランスフォーマー ビーストの覚醒」によって新しくこのトランスフォーマーというジャンルを好きになってくれる人が増えたからだ。
トランスフォーマーというシリーズは私も大好きだし、1985年から続く長寿シリーズだから数十年来のファンも多い。
まずトラブルを起こす人、モラルに欠けている人がこの10年余り見ていてもかなり多いこと。
トランスフォーマーは1985年に「戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー」というシリーズから始まったのだが、このシリーズの動画があまりにもYouTubeにもニコニコ動画にも無断転載が多い。
しかも、「戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー」の他のシリーズも無断転載が多く、酷いと「公式が配信していた動画があるなんて知らなかった。ニコニコ動画で見ていた」なんて人もいる。
もっと酷い話だと、「このシリーズが見たいのにサブスクがない」という人に「ニコニコ動画(またはYouTube)で見れますよ!」なんて違法視聴をリンク貼りつけてリプライする人もいる。
「戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー」シリーズはその続編に「戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー ザ・ムービー」「戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー2010」などがあるのだが、それらは今サブスクリプションでの配信がなく、それについて話題にすると違法視聴を勧めてくる人がかなりいる。
酷い人だと「ザ・ムービーはニコニコ動画で見ました!」なんて普通に呟いている人がいる。
長く続いているシリーズなので、もちろんトランスフォーマーという作品で二次創作をしている人もいる。
でもここでもトラブルが多い。
Tumblr、Deviantartというサイトがあるが、数年前からIDWパブリッシングにて出版されていたトランスフォーマーのコミックシリーズの作画に携わる人達はここに「今回の話でこういったカットを描きました」などの進捗を上げている人がいる。
そこに挙げられたアメコミの一部、または無断転載されている電子版のページからキャラクターを丸ごとトレースしている人や、公式の画像を上から塗りつぶして絵を上げていた人などが数年前から問題になっている。
また、二次創作には付き物のカップリングでも派閥が生まれ、「〇〇さんが解釈したこのCPはいい、このCPはダメ」など言われて攻撃されてしまう人もいる。
ここまでだったらどの界隈だって有り得ることだ、と思われるかもしれない。
しかし、ここまで上げてきた違法視聴の問題や、アメコミの内容の流出など、公式に問い合わせても対応されない、または、問い合わせフォームがない、ということが10年あまりもあったとしたら?
実際にこのトランスフォーマーというジャンルの運営に携わっている団体は上記に挙げた問題に対策をしてくれたことが全くない。
違法視聴の問題は放ったらかし、サブスクも限られた作品しか見れないという問題も対応されたことがない。
BDが出されている作品もあるが配信されている作品数もサービスも圧倒的に少なく、「紹介されたのに見れない」という作品も多い。
さらに元々子供向け作品であったのに、変形トイなどはおもちゃ売り場での市場展開が縮小された上に値段が高騰し、限られた場所でしか買えないなど、「長くついてきたファン」ばかりをターゲットにしかしていないのも問題だ。
しかし、公式にも問題があるとはいえ一番の問題はファンである。
見たい作品に対してサブスクや円盤を勧めてくれる人ならまだいい。
上記のように違法視聴をリンクで勧める人もあれば、酷い人だと「公式の原語版アニメーションの配信を違法DLし、字幕をつけてニコニコ動画に上げる」なんてする人もいる。
他にも公式にきちんとしたガイドラインがないことで勝手に公式のキャラクターについての絵を受けてお金を貰う活動をしている人もいる。
さらに、随分前からガンダムでも話題になっているが、シリーズが長く続いていることからキャラクターの解釈が分かれ、描いた作品やキャラクターについて考察した呟きなどに勝手に訂正の講釈を書き込んできたり、「キャラクターが分かっていない」などと噛み付いてくる人が居る。
それだけならまだ避けようがあるのかもしれないが、先ほど挙げたような派閥としてキャラクターを描く人、CPを描く人を推す人達の集団で叩いたり、などがあり、それに巻き込まれた結果、「新しく入ってきたがアカウントを丸ごと消してジャンルから去るしかない」という人も数人見かける。
また、二次創作で描いた作品、文章などを丸ごと模倣される、晒されるなどして作品とアカウントを消してジャンルを去らなければならなかった人もいる。
こういった理由で、トランスフォーマーというジャンルについて私は
「作品を好きになるのはいいが、この作品をメインジャンルとして付き合ったり、界隈の人と深い繋がりになるのはやめた方がいい」
と思っている。
新規確保が難しいジャンルだからか、一度「キャラ、CPが好き」というと純粋に同意してくれる人もいるが、イベントに参加した時ブースで長々と立ち話をして他の人が本を買えない状態にしたり、頼んでいないのに「あなたの解釈は間違っている」などリプライを送る人もいる。
それによってイベント参加で嫌な思いをしたり、二次創作を楽しくやりたかったのにその気持ちを踏み躙られる人が出て欲しくないのだ。
しかしトランスフォーマーのファンは自分達が良くないことをしていると考えている人達があまりにも少ないので体制が改善されたことがない。
トランスフォーマーというシリーズは作品こそ新しいものが数年置きに出ているが、見てみると初代の「戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー」のシリーズの大筋やキャラクターの焼き直しが多い。
これはファンが新しい作品を出す度に「初代のような作品感がいい」「キャラクターも初代から出ているものがいい」と訴え続け、制作陣の中にこういった考え方の人もいれば、「こういった路線でなければ古参のファンから人気は受け続けられない」といった考えを運営陣に持たせた結果、過去にいたキャラと全く同じ名前のキャラクター、そして同じようなストーリーがずっと焼き直され続けていくことになったのだ。
つまり、「初代のアニメシリーズを見ていなければ話やキャラクター背景が分からないが初代のアニメシリーズはサブスク配信がない」「サブスク配信がないことを理由に違法視聴を勧めることを辞めないファンが一部いる」という負のループがずっと続いている。
そこへ新規ファンを両手を上げて歓迎するということはかなりしにくい。
もし、これから新しくトランスフォーマーのファンになりたいという人がいるならば、このシリーズは「作品が好き」という程度に留めておいた方がいいと思う。
深入りしてトラブルに巻き込まれたり、嫌な思いをして欲しくないからだ。
実際既にこの界隈は「あの界隈こんな事件があったよね」と囁かれることも多く、居るだけで「この界隈にいるということは何か問題がある人なのではないか」と言われて悲しい思いをする人を出したくないのだ。
以上がトランスフォーマーという作品を好きになってくれるのは同じ作品を愛するものとして大いに嬉しいが、界隈に参入するのはすこし考えた方がいい、と私が考える理由である。
ファンが増えてくれるのは嬉しいが、長くこのシリーズのファンを続けてきた1人として、良い例だけではなく、注意喚起も必要だと思ったからだ。
この文が何人の人の目に止まるかは分からないが、長くトランスフォーマーシリーズを愛してきた人も、これからトランスフォーマーを見ていこうという人も、そして私も、改めてこのシリーズとの付き合い方、ファンの人との付き合い方を今一度考えたいと思う。
一般的に女は金にがめついと言われているが(そこに性差はないと個人的には思う)
20代のころは年収320万円の低収入で、何とかしようと勉強と転職を頑張った。
当時は彼氏もいたけど向こうも低収入だし、女は結婚したら転職難しくなるしで
プロポーズされたけど、頼りないので別れてキャリアアップに時間を割いた。
努力の甲斐あって収入大幅アップに成功、ついでに過度の倹約にも目覚めた。
元々『頼れるのは自分のお金だけ』という思考だったが、高収入転職がこれを加速させた。
まず実家に出戻りをした。新しい職場は実家から通える範囲なので一人暮らしを辞めた。
(両親は相続するより同居するほうが節税になりお得、という考え)
おしゃれ不要の職場なので美容費を極限まで削った。服は中古、化粧品は半額のものしか買わなくなった。
酒を減らした。というか飲まなくなった。そもそも好きじゃないと気が付いた。
外食しなくなった。元々平日はお弁当派だったが、休日のランチも無駄に思えてきた。
ミニマリストになった。ポイ活より物を買わないほうが節約になる。
数字を見ることが何よりも好きなので使わない。証券口座を見てはにやにやするだけ。
(コロナショックの時は焦ったけど、追加投資で増益したので無問題)
家計簿をつけるのも楽しい。先月より出費が少ないとテンションが上がる。
節約や副業の本を読むのは日課。個人的には漫画より動画より面白い。
倹約っぷりに同僚からは貧乏人と罵られたが、今の生活は十分楽しい。何なら人生で一番楽しい。
(ブランド品を欲しいと思ったことが一度もないので、元より倹約の才能があったのだろう)
世の中にはサブスクリプションサービスが山ほどある。NetflixやSpotify等々...これらを駆使すれば暇なんてない。
※健康管理費と交際費は削らないようにしている。健康と友人は何物にも代えがたい。
正直不可能とは思うが、将来の安定や世間体、ぼっち回避のためにも結婚をしたい。
マズローの欲求五段階で言えば、高収入と資産形成により『安全の欲求』が満たされ
節約しすぎて女としての魅力は低い(元々非モテだが)、子供はリスクなのでDINKS希望。
割り勘は歓迎だけど、生活費を多めに出すのは正直苦痛。財産分与無し別財布が理想。
年下のとの食事では自分が奢るし、時折寄付もするけど、養うのは無理...なぜだ。
(仕事を抑えて養われるのも個人的にはNG、『頼れるのは自分のお金』なので)
ありがたいことに、日本の平均と比べてかなり稼いでる方なので
『同程度の収入と資産限定!』とか叫んでも意味がないのは分かっている。
しかしお金が好きすぎる(繰り返すが『自分の』お金が好き)ので、損になる結婚はできないししないほうが相手のため。
(年上は?と聞かれそうだけど、10歳上とかだとかなりの高収入でない限り損だと思っています。早い時期から介護する必要があるし...)
確定ではないけど40歳になっても独身だったら、セミリタイアする予定。
働けば税金をとられるし、これからは子持ち優遇になるだろうからもういいかなと。
本音を言えば夫婦でセミリタイアするのが理想だけど、それなりの収入・資産持ちで自分と相性が合うセミリタイア志向人間とか限られすぎている。
しかもその人が自分を選んでくれる保証は全くない。てか大体が独身希望だ。
システムを「フュージョンカード」として多数の歴代のウルトラマンの力を生かすアイテムを作り出したのがオーブ。
その後のウルトラマンも様々なウルトラマンの力を宿したクリスタル、キーホルダー型のアクセサリー、メダルなど沢山のグッズが出ています。
つまり、ゼロを先頭としたニュージェネレーションのウルトラマン達がとにかく様々なグッズを展開し、我々を飽きさせないアイテムを開発し続け、苦境から何とか走り続けて来たことで今の圧倒的な人気を盛り返し、各地でライブイベントなども行われるようなコンテンツへと引き上げてくれたと言っても過言ではありません。
もちろんニュージェネレーション達の土台には昭和、平成から活躍してきたウルトラマン達の地盤にあった人気があったというのも忘れてはいけないことでしょう。
ここで考えて欲しいのです。
サブスクリプションサービスも公開され、ライブイベントや様々なグッズ展開。
そして新しいウルトラマンのテレビシリーズの他に展開される様々な動画作品やボイスドラマなどのコンテンツ。
その中でも、確かにギャラファイは今までウルトラマンがテーマとしてきたものや、長所としてきたものをかなり削ぎ落としているかもしれません。
平成三部作と呼ばれるティガ、ダイナ、ガイアアグルなどがまだ登場していないのも不満かもしれません。
しかし、考えて欲しいのです。
ウルトラマンシリーズのなかでも、他作品、映画に客演の回数が多いのは「光の国」に所属するウルトラマン達。
ウルトラ兄弟と呼ばれる存在や、ウルトラマンマックスからメビウスなど。
ティガ、ダイナ、コスモスなどは比較的客演の数が多いですが、常に彼らが自由に光の国の世界へ来れる描写を描かれたことはありません。
さらに、海外で活躍していたウルトラマンや、ミニアニメ、OVAなどで活躍していたウルトラマン達は映画以外ではほぼ客演の機会がありませんでした。
それがニュージェネレーションで盛り返した人気と共にリリースされた作品で、再び活躍することが出来ているのです。
グッズの種類は少なくなり、サイズは小さくなり、一時期はウルトラマンというコンテンツそのものが終わってしまうのではないか、とまで考えたことがある身として、だから考えを改めてくれとは言いません。
ギャラファイがないと再び活躍することや、その後を知ることが出来なかったウルトラマンもいるという事です。
CGの多用や壊れるものがほとんど無い場面を手抜きだと評価する人もいます。
しかしギャラファイはゼット、トリガー、デッカーと重なる時期に放送、制作されているのです。
当時放送している新シリーズのクオリティを維持しながら歴代ウルトラマンが登場する作品を作っているという事実を考えた時、妥当な舞台設定であると言えるのではないでしょうか?
もし本当にあなた達が沢山セットを壊す戦闘をして欲しい、新しい怪獣を作って欲しい、そう思うならば。
公式が出すアイテムや作品をきちんと応援するべきではないでしょうか?
沢山お金を使ってくださいということではありません。
公式から出される作品に文句を言うなということではありません。
ただ、あなたが今見て評価を言えるようなコンテンツが今作られているのは、この作品を作っている人々が本当に苦しい時代を乗り越えてようやくこんなに沢山の作品を一年に展開できるくらい盛り返してくれたからなのだ、と覚えていて欲しいのです。
本当に一時期は消えてしまうのではないか、二度と新しいウルトラマンは来ないのではないか、と思われていた時代を乗り越えて、スーツも新しくした沢山のウルトラマン達が活躍できるほど力を取り戻したのが今なのだと。
そう覚えていて欲しいのです。
批評できるほどのクオリティとコンテンツの豊富さをあなたたちに与えてくれているのは、その作品を作っている人達が、そしてそのコンテンツを購入するなどして支えた人達が苦境を共に乗り越えてくれたからなのだと。
ただ、覚えていて欲しいのです。
上記に長々と書いた文は、当時の記憶と漏れ聞いた情報を元に書き綴ったものなので誤りは沢山あると思いますが、私が言いたいのはこれだけです。
お目汚し失礼致しました。
本当はこういう文書くのどうかなあと思ったんですよね。
こんなこと書いて自称ジャンルの治安維持を名目にしたお気持ちヤクザみたいなファンって言われると困るなと思うけど、言われても仕方ないしなと思いましたし。
対象は子供向け作品ですし、実写作品で現在大人気のコンテンツですし。
でもちょっと昨今の意見の分かれ方を見まして、「考え方を変えろとは言わないけど頭の片隅には置いておいて欲しいな」と思ったので書かせて頂きました。
大人気の特撮シリーズでウルトラマンってシリーズありますよね。
去年大盛況でしたね、「シン・ウルトラマン」とか。
最近新しいウルトラマンと番組の放送時期の発表が来たり、今も新情報のカウントダウンが行われていますね。
その新情報を巡りまして、その中の一つの作品、「ウルトラギャラクシーファイト」という作品が今注目を集めています。
「ウルトラギャラクシーファイト」は今3シーズン?3作品?出ています。
最初のシーズンは今「ニュージェネレーション」というジャンルで分類される新しいウルトラマン達(キャラ名は沢山いるので割愛します)にスポットライトを当てた話でした。
その次のシーズン、「大いなる陰謀」、続く「運命の衝突」ではアブソリュートタルタロスという新しい敵、その仲間たちがやってきて、ウルトラマン達は新しい脅威に立ち向かわねばならない…という話でした。
「ウルトラギャラクシーファイト」というシリーズには実は基本ウルトラマン達しか出てきてません。
世間によく知られている、「人間とウルトラマンが何らかの要因で一体化し、その正体を隠し続けながら日夜地球に訪れる脅威と戦っているよ」という話では無いわけです。
まず「ウルトラマン」という作品は「円谷特撮ヒーローシリーズ」の一つです。
世間でよく知られているミニチュアのジオラマや、火薬による爆発、ウェットスーツや着ぐるみを着用したキャラクター達との戦闘を工夫を凝らして撮影したシリーズですね。
怪獣の口から出る光線で吹き飛ぶ街、逃げ惑う人々、ウルトラマンが怪獣に投げ飛ばされてその背中で押し潰される建物。
そしてウルトラマンと一体化することになった人間の苦悩、その秘密を隠し続けなくてはならないジレンマ、戦闘が続く中で人々を守るために常に選択と苦難に向き合わなくてはならない日々。
そして、人間とは全く違う存在、「ウルトラマン」達と種族を超え、文明を超え、理解し、絆を深め合うストーリー。
心が踊りますね。
長いので以降「ウルトラギャラクシーファイト」は「ギャラファイ」と略させて頂きますが、ギャラファイには実は人間、出てきません。名前を呼ばれたりはします。
ほぼウルトラマンと怪獣と星人と、「アブソリューティアン」と呼ばれる強大な敵の物語です。
「ウルトラマンとは人間との関わりを大事にした作品ではなかったのか」
「俺はウルトラマンが自分より脆くて弱く、利己的な存在である人間と接して影響を受けたり与えたりするのを見たいんだ」
という意見が出てきました。
「特撮らしく、人間にとっては巨大な建造物を軽々と超えてしまう身長を持つ怪獣とヒーローが戦い、街を破壊したり守ったりしながら戦うのが見たい」
「何かを守るために戦うのがウルトラマンではなかったのか。人間との関わりもなく大義名分もない戦いをされるのはウルトラマンではない」
という意見も見ました。
かなり前の作品なんですが「ミラーマン」という作品があります。
「ミラーマン」は大人も楽しめる特撮として作られた作品なので初期の方はかなり人間にスポットライトを当てた話があります。
自分の出自に苦しむ主人公や、生き別れになった親子、すれ違う恋人、心の寂しさを紛らわすために変な宗教にハマる人とかね。
でもその人間ドラマより、ミラーマンで人気だったポイントは「ヒーローが巨大化して巨大な怪獣と戦う」という所だったそうです。
これの裏付けになるかもしれない話がありまして、「ミラーマン」には裏番組として「シルバー仮面」という作品がありました。
ミラーマンが巨大化して怪獣と野山をころげ回って殴り合いをしている頃、シルバー仮面は商店街で敵を追いかけ回していました。
結果的に言いますとシルバー仮面もこれを受けてシリーズ中盤から巨大化能力を手に入れています。
つまり「巨大化したヒーローと怪獣の戦い」は視覚的なダイナミックさもさることながら、ただ大きくなったのではなく、戦う中でセットを派手に壊したり、爆発で吹き飛ばすあの迫力で人の心を引き付けるのだ、ということが証明されたわけですね。
それがギャラファイになりますと、まず舞台が宇宙の上にウルトラマン達の故郷、光の国とその周辺の惑星ですからまずみんなウルトラマンサイズで物が出てきます。
ウルトラマンが見上げるくらいの高いタワー、ウルトラマンと同じくらいかそれよりちょっと身長が高い敵。
その辺を壊してもあんまり心が痛まなさそうな岩だらけのなんにもない惑星。(焼き尽くすと心が痛みそうな緑に囲まれた星もありますよ)
これは確かに先程述べた特撮のいい所が全部取り去られたように感じますね。
その辺のゴツゴツした岩が光線で溶けたり切り落とされても、街中で戦闘している時、もしかしたら逃げ遅れた人がいるかもしれないビルが崩れて「ああっ大変!」という気持ちはちょっと湧かないかもしれませんね。
皆同じような身長の敵やウルトラマン達がボコスカ殴り合いをしてもその辺の人間の喧嘩にしか見えないかもしれませんね。派手な光線やアクション、音が付いていても。
なんでかと言うと「ウルトラマンに恨みを持つ連中」が大半だからです。
理由はまだはっきりと明かされていないのですが、ギャラファイ2、3でアブソリュートタルタロスは、自らもその一人である「アブソリューティアン」という種族の存亡のため、ウルトラマン達を排除したいと思っているのです。
なので歴代のウルトラマン達に倒されてきて、ウルトラマンに恨みを持っている強敵達を主に蘇生させて戦いに臨んでいるので割と地球は安全(多分)なんですよね。
となると「地球がピンチだから地球人の皆!力を貸して〜!」ともできませんね。
ウルトラマンシリーズのテーマの根幹である「ウルトラマンと人間の関わり」も描かれないわけです。
こうして描いてみると結構困りましたね、ウルトラマンシリーズの魅力の大半を削り落としているわけです。
でもギャラファイが全く魅力的では無いのか、と言うとそんなことはありません。
大きなポイントは三つ。
「ニュージェネレーション以前の歴代のウルトラマンをかなり網羅している」
「登場回数が少なかったウルトラマンのモードを細かく拾っている」
「各作品やメディアミックスにわたる小ネタを各所に織り込んでいる」
というのがポイントです。
みんなご存知ウルトラマン。
そのウルトラマンを最終話で迎えに来たゾフィーを初めとする「ウルトラ兄弟」と呼ばれる昭和から生み出されてきたウルトラマン達。
俗に「平成2期」と呼ばれるコスモスを始めとしたネオス、ネクサス、マックス、メビウスのシリーズに登場するウルトラマンたち。
そして、ウルトラマンUSAやパワード、グレート、リブットといった海外作品に登場したウルトラマン達。
ギャラファイ3にはミニアニメや劇場版作品だったナイス、ゼアス、ボーイなども参戦していますね。
これらを合わせると実に沢山の様々なウルトラマン達を登場させてくれたのがこのギャラファイシリーズです。
実はこの中には
「作品が発表されたものの、長らく客演もなく後日談でどこへ行ったのか、今何をしているのかも分からなかった」
「作品終了後、メインのウルトラマンしか客演がなく、サブのウルトラマンとどんな関係になっていたのか分からなかった」
「作品が終わったあとも、一緒に戦った仲間と協力して任務についている」
「とある惑星に留まり、誰かに力を与えたり、道を示す役割をしている」
そして次のポイントですが、今まで登場回数などが少なかったウルトラマンのモードチェンジなどを生かしているのもギャラファイです。
ギャラファイ2の時大騒ぎでしたね。
ウルトラマン達の危機に、共に戦った仲間であるウルトラマンジャスティスとともに駆けつけたウルトラマンコスモスのスペースコロナモード。
ご時世がご時世でしたから名前的に出せないんじゃないかって言われていたのにまさかの登場です。
スペースコロナモードってウルトラマンコスモスの劇場版にしか出ていないんですよね。
しかも宇宙での活動に適したモードですので地球に来るとよく知られてる青いルナモードやエクリプスモードになっちゃう。
でもギャラファイは宇宙空間の話なので何とスペースコロナモードでの登場に違和感がなかったわけです。
そして極めつけはウルトラマンコスモス劇場版3作目に登場したコスモス個人としての究極形態、フューチャーモードに、同じくウルトラマンコスモス劇場版3作目に登場したウルトラマンジャスティス クラッシャーモード。
そして更に2人が合体したウルトラマン、ウルトラマンレジェンドまで。
同じシリーズのクロスオーバー作品で客演は何となく予想出来ても、ここまで丁寧な客演での活躍描写はなかなか他でも見られないはずです。
そしてもうひとつ、ギャラファイ3に登場したウルトラマンネクサス、ウルトラマンノア。
ウルトラマンネクサスは「ウルトラマンネクサス」個人として三つの形態を持ち、ギャラファイではその全ての形態を披露しました。
そして特筆すべきは、ウルトラマンネクサスが持つ固有の能力、別次元を展開し自分を含めた対象をその空間の中に取り込む「メタフィールド」の能力を作中で描写したことです。
ウルトラマンノアはウルトラマンネクサス最終話に登場したウルトラマンであり、その特殊性は、客演したウルトラマンゼロが活躍する「ベリアル銀河帝国」でも書かれています。
しかしそれ以降の登場が殆どなく、ギャラファイで登場した際は多くの人を驚かせました。
ギャラファイではジャスティスのスーツなどがそうなのですが、ショーイベント用のスーツを転用したりして使われています。
しかし長らく登場の無かったノアは綺麗に新しく作られて登場したわけです。
ギャラファイ2ではコスモス、ジャスティス、ネオス、セブン21、80が共闘する話があります。
平成2期組、一人は昭和と一見関連性が分からないように見えるこの組み合わせですが、実はコスモスとネオス、80は他作品や時事関係で繋がりがあります。
コスモスはテレビ放送当時、事情があって最終回手前でテレビ放送を続けられなくなってしまったことがあるのですが、その空いた枠を1クール作品を作り走りきることで繋いでくれたのが、元々イベント限定のウルトラマンだったネオス。
そして、80は漫画「ウルトラ超闘士激伝新章」にて自分の力を制御出来ず苦悩するコスモスを宥め諭したキャラとして書かれた繋がりがあります。
長くなるので他の小ネタは各自でお探し頂くことをお願いしますが、ざっとこれだけの魅力がギャラファイにはあるわけです。
しかしそれだけが、今回ギャラファイに起きている賛否両論について考えたことではありません。
私がこれからお話する、「これを聞いて考えを改めなくていい。でも頭の片隅に置いておいて欲しい」と思う話は、まずざっと10~15年前の話に遡ります。
前衛的なストーリーとテーマで視聴率にかなり波があったウルトラマンネクサスが放送された頃でしょうか。
当時の時点で円谷プロダクションはかなり危うい状態だったそうです。
ウルトラマンネクサスのメタフィールドなどにその一端が現れています。
背景は不思議な光の演出、地面はゴツゴツしたあまり壊れるものがない岩場という異次元。
壊すセットの削減です。
ウルトラマンネクサスがほぼ毎回メタフィールドや山の中で戦っているのはこういった事情が反映されています。
ネクサスの終了後、マックス、メビウスと作品は続いていきましたが、その後長らく新しいウルトラマンが現れないという時期が続きました。
新しいコンテンツとして生まれた大怪獣バトルには殆どウルトラマンが出ず、怪獣で戦うレイオニクスバトラーレイモン、そして今後大出世を遂げるゴモラ、ウルトラQにて活躍したリトラなどが活躍しました。
そしてその大怪獣バトルの劇場版でウルトラマンシリーズに変化が訪れます。
もう10年以上経つけどニュージェネレーションの戦闘を切って未だに全然に立ち続けてるウルトラマンがいますね。
彼です。
彼の登場でウルトラマンを好きだった人々は大いに沸き立ちました。
大怪獣バトルの辺りでかなり会社が苦境に陥っていることはよく知られていたので「もう新しいウルトラマンを作れないくらい疲弊しているのか」とまで言われていたコンテンツが見事に彼の力で持ち直しました。
その後ウルトラマンゼロは宿敵であるベリアルとの戦いを続け、過去作品からリブートされたミラーナイト、ジャンボット、ジャンナイン、グレンファイヤーなどの仲間と活躍し、それは後のニュージェネレーション達、ウルトラマンギンガやビクトリー、Xやオーブ、ジード、ルーブ、タイガ、ゼットと後続の作品を押し上げていくことになります。
もちろんゼロやウルティメイトフォースゼロと呼ばれるチームのキャラクター達だけの活躍ではありません。
昔から集めていた人々はご存知だと思いますが、昔のソフビは今より大きく、種類も豊富でした。
放送終了したウルトラマンのタイプが数年後も全部売り場にあったくらいです。
しかし、大怪獣バトル周辺から種類は少なくなり、サイズは小さくなり、塗装も前身のみになっていきました。
しかしそれに対して挑戦したのがギンガやX。
「スパークドールズ」という足にコードが書かれたシールがついた新しいソフビを開発することで、「ソフビと玩具を連携するグッズ」を作り出したのです。
マジレスするとチャートアナライザーさんの考えているところよりもっと根本的なことだと思っている。
サブスクリプションを利用する人を増やす、というのはもうそこは難しい。なぜなら今サブスクを解禁しているアーティストが少ないうえ、そのアーティストを応援してても既に会員の人だっているからだ。
(私はチャートアナライザーさんがするこの表現が嫌いなのだが)コアファンが曲を広げる、というのも難しいと思う。そもそも他のアーティストをディグる人は既にやっている。
「新曲をすぐにチェックする習慣」そのものを作る必要があると述べているのだが、そもそも論として、「余暇」「友人との会話」に「音楽」を差し込む力を持つことが必要と思う。
昔と違い、古い音楽をずっと聴くことができるし、わざわざ「新曲を聴く」という行為をする必要性がない。
そもそも前提として余暇にはYoutubeもあるしネトフリもあるし、スマホゲーもある。耳に関するものであればラジオもポッドキャストもオーディオブックもある。
そのためにまずはその「音楽を聴く」を選択する人を増やす、多分「新譜を聴く」はその次だし、「配信週に聴く」は更にその次だ。
結構多くのWEBサーバのアクセス制限で.co.jp .ne.jp .jpがdeny設定されていたって話である。
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/twitter.com/kanose/status/1601270223386324992
個人のネット利用で大きな転換点は2005年くらいで、例えばブログのはしりのはてなダイアリーサービス開始は2003年でアルファブロガー選考開始は2004年、youtubeサービスインが2005年だが、これらの特徴は「アカウントをとって企業のWEBサービスを利用する」という、今では当たり前の方法だ。
だがこの以前にはそういう方式のものは少なく、ISPや借りたレンタルサーバに自分でコンテンツをアップロードして構築するというのが主流だった。
これは内部的にはLINUXサーバ制限アカウントを貰ってユーザーディレクトリの/WWWにファイルを置くという事やね。
だから最初のうちは個人サイトのURLは「http://www.yourisp.co.jp/~aybabtu」って感じだった。~はUNIXのユーザーホームディレクトリを示すのね。やがてバーチャルドメインに対応するサーバ会社が増えてhttp://www.aybabtu.rentarusabaa.comみたいな今では当たり前のURLになったんだが、最初はバーチャルドメイン設定は有料だった。
MS Officeには「パブリッシュ」ボタンがあってそれを押すと編集してるファイル群の構造のまま指定したサーバにFTPでファイル送るみたいな機能もあった。(だがこれはShift-JISでUpするというクソ仕様で後に読めなくなるのだった)
httpの頭のHTはハイパーテキストで、参照箇所にはリンクが設定できて参照元にジャンプ(これも死語だ)できる電子文書なわけで、まさに公開はパブシュッシュ=出版なわけだ。今もサブスクリプション=新聞雑誌の定期購読というのはこの建付けが残ってるからだ。
ISPやWEBレンサバにはユーザー権限の多寡で違いがあって、ユーザに実行権限も付与してperlなどのインタープリタを構築しておくと、テキストであってもファイル先頭にインタープリタへのパスを書いておくとそれが実行され、標準出力をhttpで返す。これがCGIで、ISP供与で多いHTMLファイルの公開だけの権限制限されたサーバに不満な層は「CGI実行可」のレンサバ屋に移っていった。
但しプログラムであるから、いい加減に書いてループ参照とか起こすとサーバのCPUやメモリを喰いつくしてサーバダウンを惹き起こす。だからISP供与のでは実行権限を与えなかったわけだ。逆に言えばISPが必ずホームページ公開スぺースを供与するのに個人向けレンサバが成り立ったのは何故?と言えばCGIの実行が出来たからだ。
故にWindowsしか使わない人には難しい上級者向けだったのだが、これを優しいチュートリアルで簡単設定出来るようにしてユーザーを増やして会社を大きくしたのがpaperboy&co.の家入一真氏なわけだ。はてな創業者の近藤淳也氏と並ぶ個性的なアントレプレナーと謂われた。その後堀江などと共にインターネッ党を作って都知事選に出て箸にも棒にもな結果になったのは黒歴史なので触れないで上げてください。特に堀江は野菜でいじられるよりも傷つくので偉そうに政治の話してる時に「インターネッ党」とボソっというのは残酷な事なので止めてあげて欲しい。お願いします。
また、CGIでの使用言語はperlが圧倒的で、perlで書いた掲示板スクリプトを配布するサイト、趣味プログラマが星の数ほどいた。
こういう訳で初期のWEBで動的ページ=perlであってJcode.pmを開発した小飼弾氏は魔術師扱いされて崇拝されており、ブログブームが来ると圧倒的な人気を誇った。
今では多言語が普通に扱えるのが当たり前だが、マルチバイト文字の扱いというのは難しく、文字コードがそれぞれ違うのがそれに輪をかけていた。例えば今でも日本語Windows上でフランス語や中国語のファイル名は作れないだろう。また、最初期からかなりの期間、Twitterでは日本語の検索が出来なかった。youtubeでも日本語で投稿できなかった期間は長い。
子飼氏はperlで日本語を使用できるようにするライブラリをUNICODE対応にしてWEBで普遍的に日本語が使えるようにしたものだ。
ただ、HTLMと実行文を混ぜ書きできるPHPがver.4になるとデータベース連携が強化されていてデフォルトでSQL文発行関数が実装されており、perlCGIは廃れていってしまう。
またISPより高い自由度を求めて自宅にサーバを立ててそれを公開するという者も現れた。
はてなはサーバをデータセンターに置いてはいたものの、筐体は町工場に設計図を持ち込んでステンレスの1U筐体を自前で作っていたし、Pixivはギガバイトのシステムボードを使って自作した多数のサーバをエレクター上に置いてむき出し運用してしていたので、自宅サーバ組の延長にあったのだな、実は。
こういう中で画像を公開する、動画を公開するというのはなかなか大変だった。
仲間内で見るという分にはファイルを置けばいいだけだが、問題になったのが「2ch晒し」であった。これは悪意を持って2chにURLを貼るのだけじゃなくて、単にURLを書くというのも含まれた。
というのも2chにURLが書かれるとアクセスが集中して大抵はサーバダウンしてしまう。すると他の契約者のサイトもページも見れなくなってしまう。
例えばヒーロー戦記主題歌みたいな社歌でbuzzった日本ブレイク工業のサイトは重すぎて何週間も閲覧出来なくなった。社歌の動画ファイルを置いていたためだ。
こういうサーバダウンは契約者の責任ではないがホスティング会社も許してはくれない。契約解除、つまり出ていけか、法人契約への変更かを迫られる。転送量制限なしと言っていても実際に転送過多になると干すティングになるわけだ。
だから2chは悪意の塊の他にサーバーダウンとサーバからの追い出しを惹き起こすので蛇蝎のように嫌われていた。2ch晒し→その時点でサイトを閉じてしまう人も多く居た。
するとこれを逆手に取ってアップローダ(あぷろだ)を自作サーバで運用してアフィリエイトで収入を上げる者が現れてくる。
ただこれは著作権違反のファイルが上げられて訴えられる事もあるからそのリスク低減のためと転送量制限の為にファイル容量に制限が設けられていた。
すると大きなファイルを共有したい連中はこれでは満足できない。
そこで目を付けたのが海外でアップローダを運用しているサーバだ。運用動機は日本のアップローダと変わらない。だがファイルの大きさの制限が緩かった。
そこでそういう海外のアップローダが違法性が高いファイルの共有に使われるようになった。やってたのは2chのダウンロード板と半角板がメインだ。
だがこれは運営には迷惑な話で、日本人は英語の広告なんてクリックしない。しかも商品の販路が無いので日本からのアクセスに報酬は支払われない。つまり金を落とさず転送量だけ上がるのだ。しかも海外では転送量従量課金は多かった。
更に問題なのがロリ画像がアップロードされることだ。2次元ロリでも規制があるのに実写ロリは完全アウトだ。実写ロリが発覚した場合、サーバ管理者は必ず逮捕される。マグショットが新聞に掲載されTVで晒され、釈放後も幼児が被害者の性犯罪者なのでGPSロガ装着が義務付けられ住所は共有される。二度と部屋を借りる事は出来ずに一生トレーラーハウスかキャンピングカーを買って橋の下で生活となる。
こんな実写ロリ画像や動画をアップロードする奴が居たのである。
そこで管理者としては日本からのアクセスが増えたのを確認した時点で遮断するしかない。一生を棒に振る可能性を回避するためだ。
圧倒的によく使われるWEBサーバのapacheでは.htaccessというシステムファイルに記述してアクセス制限を掛ける事が出来る。ここで国別IPアドレス指定するのはちょっと難しいのでdeny from co.jp deny from ne.jpという風に書くとドメインがco.jp、ne.jpからのアクセスを全部弾くことができる。
この時にディレクトリ指定を「/」にするとそのサーバの全てが弾かれて403エラーが出てしまう。しかもバーチャルドメインも同じなので思わぬところで403エラーが出る事もある。
そういう訳であちこちの海外サーバで日本からのアクセスが拒否されていた。全て2chダウンロード板と半角板のやつらのせいである。
自分はアメリカの田舎の新聞社のトップページで403を食らったことがあるから嫌われ方は相当なものだと思う。「やるべき.htaccessの基本設定」みたいなのに書かれて共有されたのかも知れない。
因みにダウンロード板と半角板は2ch名物の厨房板だったのに、今見たら無くなってるのな。諸行無常だ。
2005年にサービスインしたYoutubeだが、翌年にGoogleに買収されたもので最初は元paypal社員らが作ったベンチャーだった。
だが最初は著作権違反コンテンツばかりであって、自作ビデオというのは少なかった。
特に酷かったのがまた日本人で、最初は10分制限がなかったのをいいことにアニメの全話丸上げみたいなのが大量にされており、当事者のアニオタ達も「ここまでやったら閉鎖されるだろ!」と諫めるほどだった。
そんな中で2006年6月にYoutubeが数日間の大メンテナンスに突入し、画面には「All your video are belong to us」というブロークン英語が書かれていて騒ぎになった事があった。
これの元ネタは「All your base are belong to us」で、古いセガのゲームの英語版で出てきたセリフだ。深刻な場面で突然めちゃくちゃな英語をいう。このおかしさでFLASHが作られたりとミーム化していたものだ。
しかも日本産ゲームは結構あちこちでバカ英語を作ってて、engrishとかjanglishとか言われてネタにされていた。日本で言えばアヤシイ中国製品の日本語を愛でるような感じだ。
そこでYoutubeがあんなメッセージを出したので、日本のネット民は身に覚えがありすぎて「アニオタのせいだろ!また排除されるだろ」と責任のなすり合いと相なったのだった。
因みにその後も日本人の利用が制限とかは無かったので誤解だったのだが、海外アップローダ見つけては403の焼き畑とかロリ画像問題とかがあって、その後のアニメフル全話という流れだったので過剰反応をしたのであった。