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2024-03-23

anond:20240323154853

この前は圏論のシーフィフィケーションファンクターについて語ってたよ

2023-10-09

ラグビーW杯2023 10月8日第4週 日本 vs アルゼンチン レビュー

ラグビーW杯2023 フランス大会が始まって早1ヶ月。

秋も深い10月の第1週に、日本は予選突破をかけて南米の強豪アルゼンチンと対戦する。

おはようございますこんにちは、こんばんは。

レビュー増田です。


予選リーグラウンドは今週が最終週だが、これまでにほとんどのプール突破の2チームが決定しているような状況で、まだ2位が確定していないプールCでも、勝ち点計算としては順位の変動がありうるが、実力差を勘案すればほとんど逆転はないという状況になっている。

そんな中、今日行われる日本 vs アルゼンチン勝敗帰趨予測しづらい一戦で、最終週の試合としてはもっとも注目度と緊張感の高い試合と言える。


アルゼンチンといえば、国際リーグスーパーラグビー代表クローンチームを送り込む手法で強化を図ったチームの草分け的存在であり、参戦チームのハグアレスは参加当初こそ南半球最強リーグで苦戦していたが、2020シーズンにはファイナル進出するほどに成長。

その手法が実を結び、代表世界の強豪の一角として定着した。


自分が見るアルゼンチンボールを持った時の選択肢サモアより豊富だ。

ランもあるしエリアを取るキックもあるしアタッキングキックもある。

日本としては、ボールを持たれたら裏へのキックリスク承知で早いディフェンスアタックを潰して切り返すより攻めに転じる機会が無いように思う。


前進から始められるので原則として有利な自ボールキックオフ時でも一筋縄では行かなそうだ。

キックオフからボールの保持をやりとりして、相手陣まで入っての自ボールセットプレーまで落ち着けられたらしめたものだけど、そこにたどり着くまでに手前に蹴っても奥に蹴ってもアルゼンチンコンテストキックカウンターのランを仕掛けてきそうだ。


「この攻め方がハマれば相手を封じられる」というような戦略が立てづらく、常にリスクをとってチャンスを掴みに行かないといけない。


日本代表は今大会キック主体とした戦術試合を組み立てている。

日本が蹴るキックオールファン批判が多いが、現代ラグビーではディフェンスが整備されていて、突破きっかけを見出せないままボールをもってフェイズを重ねすぎても、相手からプレッシャーを受けてボールを失うリスクが高くなる。

なので自分キック戦術批判的ではない。

とはいえアルゼンチンとしては日本キックからカウンターを狙っていることだろう。


日本代表はPL稲垣が侍の生死をかける抜刀にこの一戦を例えたが、まさに緊張感を表したような発言だと思う。


日本はこの一戦でどう言った戦術をとるのだろうか。


ところで全くの余談だが、アルゼンチンのHCを務めるマイケル・チェイカ氏がファッションビジネス大成功を収めたビジネスマンであることは国際ラグビーファンの間では有名な話で、このことについて、チェイカ氏は「お金のことを考えずに意欲だけで仕事ができるのが自分の強みだ」とコメントしている。

なんとなく余裕を感じないでもない発言だが、南米の強豪の代表監督ともなれば、成果が振るわなかった時の批判想像を絶するものであろうことを思うと、お金心配どころではないもっとヤバめの心配別にあるのかもしれない。

とはいえ生活資金で追い詰められる心配をすることなく、名誉と使命感と情熱だけで勝敗が全てを決する世界に臨めるのは、職業人として羨ましい限りである


選手たちもまた、激しい衝突を恐れることなく、その腕の中に使命をしっかりと握りしめて戦う。

国歌斉唱では姫野は涙を流し、アルゼンチン選手は周囲の気温が上がるような闘志を発している。

情熱的な空気の中、アルゼンチンキックオフで試合は始まった。

前半

アルゼンチンは自ボールキックオフから松田の返しのキックを蹴らせて、日本陣内のラインアウト獲得でリスタート

この冒頭にとった非常に有利な展開で、日本は一度攻めをストップさせたものの、モールを組まれて崩された後に、抜けだしたサンティアゴチョコレスに2分で先制トライを許してしまった。

日本 0-7 アルゼンチン


日本キックオフでのリスタート、蹴らせたキックラインアウトを獲得したのはアルゼンチンと同じ展開だったが、ここでのラインアウト日本FWは確保できず、アルゼンチンボールとなってしまった。

攻撃のチャンスはそう簡単にこないので最大限に活かしたいが、ラインアウト日本代表W杯に入っても修正が間に合わなかったポイントで、貴重な機会が安定していないのが痛い。


この展開で日本は22m付近まで侵入を許した位置スクラムになったが、こちらは素晴らしいスクラムとなり、組み勝った日本PKで陣地を挽回した。

スクラムは結果によってラインアウトにつながる可能性がある重要セットプレーなので、優位性が見えるのは大きい。


再び攻め込んでくるアルゼンチンに対し、日本は粘り強くディフェンスをする。

何度かお互いに小さな反則を獲得しながら、日本齊藤スペシャルプレー、背面に向いてのハイパントから敵陣深く侵入し、トライ目前まで迫るがノックオントライならず。

引き続き、ボールを回して攻める。

日本としては、できるだけ長く相手陣でプレーしたい。


14分にアルゼンチンボールスクラムから日本切り返しリーチラインブレイク、このボールを繋いだロックのファカタバがまさかチップキックキャッチから快走をみせトライ

日本 7-7 アルゼンチン


アルゼンチンとしてはすぐさまキックオフからやり返したいが、せっかくの有利なシチュエーションノックオン

また、エリアをとりにきたキックミスになり、日本攻撃継続させてしまう。


前半20分というのはここでどちらが取るかで、中盤までの試合の流れが大きく動く時間帯だ。

22分、日本ディフェンスピーター”ラピース”ラブスカフニの頭が当たってしまい、イエローカードとなる。

このペナルティアルゼンチンPG選択

日本に攻められ続けて乗り切れなかったので、まずスコアを狙うのは良い判断のように思えたが、これをボフェリが外してしまう。

さらに脚を痛めたFLマテーラが負傷で交代。

アルゼンチン歯車がずれたような感じで、リズムを掴み切れなくなってきた。


相手調子を出せない間に畳み掛けたい日本だが、攻撃の中で蹴ったキックがクレメルのチャージあいボールを取り返したアルゼンチンに一気にゴールラインを越えられた。

29分日本 7-12 アルゼンチン

アルゼンチンはボフェリのキックが当たっていないので、コンバージョンで突き放し切れない。

日本が1人少ないのは絶好の得点チャンスなのに、5点しか取れないというのはアルゼンチンとしては納得できない結果だが、ラピースが帰ってくる直前にやっとボフェリのPGがきまり、苦労しながら1トライ差以上に突き放す8点差とした

日本 7-15 アルゼンチン


それでも均衡は簡単に崩れない。

日本はライリーフィフィタと繋いだボール齊藤が受け、これこそが彼のアビリティといえるフォローランで前半も残り少ない37分にトライ

日本 14-15 アルゼンチン とし、決定的な優位を見せられないアルゼンチン日本が食らいつく形で前半が終了した


前半のスタッツ

キャリーメートル

日本 235m - 272m アルゼンチン


キックゲイン

日本 308m - 306m アルゼンチン


テリトリー

日本 46% - 54% アルゼンチン


日本はこの一戦でもキックを使っているもの今までの3戦と比較するとやや少なく、ランで前進できている。

逆に数字が似通っているアルゼンチンボールを持っての攻めがディフェンスに捕まったりミスで停滞している印象を受け、結果日本攻撃時間が長くなっている。


ハイボ、ラインアウトで機会が取れない日本と、単調な攻撃ミスで決定機を掴めないアルゼンチン

どちらがより上手に修正して後半を自分達の形にできるのだろうか。


後半

日本キックオフで後半のスタート

ほとんど点差がない中でなんとか後半最初得点相手プレッシャーをかけたい。

長い攻防でお互いスコアできない時間帯が続くが、アルゼンチン試合冒頭で優位性を見せたものの、使っていなかったモール日本を押し込み、45分にトライ


自分達の強みに立ち戻ろうとするようなプレーで、単なる7点以上に大きな影響を感じさせるものだった。

ハーフタイム修正が入ったのかもしれない。

日本 14-22 アルゼンチン


離されたくない日本は49分にアルゼンチンキックミスで深く侵入しての松田ショットで追い縋り、日本 17-22 アルゼンチン

国際映像2度目の登場となるラグビー芸人しんやガッツポーズフランスからシーソーゲームの熱気を伝える。


後半に入ってからも、アルゼンチンボールを持ってのランでなかなか前進できない。

日本ディフェンスがいいのか、アルゼンチンがまだ自分達の強みを発見しきれてないのか、どうも両方のように見える。


アルゼンチンが未だ調子を掴み切れない中、56分にはレメキが意表をつくドロップゴールを決め、日本 20-22 アルゼンチン勝敗帰趨がまだ全く見えてこない。


しかし、ここでアルゼンチンキックオフは、キャッチ時に正面の日光が目に入った姫野がノックオン

22mセンター、絶好の位置で獲得したスクラムから、59分にアルゼンチンがチャンスを生かしてトライ

日本 20-29 アルゼンチン


60分は非常に重要時間帯だ、ここでどちらが加点できるかで試合が終わるか、終盤までもつれるか決まる。

少しでも点差を詰めたい状況で日本ペナルティキックを獲得する。

3点でもあとワントライで逆転までの点差内にとらえるが、トライを狙いに行く日本

このリスクをとった選択があたり、65分にタップキックから攻撃で交代出場のナイカブラがゴール右隅に飛び込んでトライ

松田が脅威の正確性で難しい角度のコンバージョンキックも決めて、日本 27-29アルゼンチン


残り時間は15分、こんな時間になってまでまだ勝敗が朧げにも見えてこないのは全く驚きだ。

日本は追いつきたいし、アルゼンチンは突き放したい。

ここでアルゼンチンキックオフから今まで結果としてつながっていなかったランでの崩しがついに成功し、トライ

日本 27-36 アルゼンチン


70分をすぎても終盤まで続くペース争い、80分がすぎてもボールがつながっている間はプレーが続くラグビーにあって、9点差は未だ逆転の可能性がある点数だ。

しかし残り時間が刻々とすぎていく中で、点差の意味が徐々に変わっていく。

最後可能性にかける日本

しか勝利を確実にしたいアルゼンチンが75分についにPGを獲得、1トライ1ゴール1PGでも追いつけない12点差をつけることに成功した。


78分、2分で2トライというほとんど不可能にも見える可能性をまだ捨てず、相手陣深く侵入する日本

ここでトライできるかどうかは勝利への最後のチャンスと言っていいが、無情にもアルゼンチンがこのボールを取り返す。

80分、アルゼンチンボールを蹴り出して試合終了。

日本 27-39 アルゼンチン

張り詰めた80分の末、勝利は青と白のジャージ選手たちが掴んだ。


試合後、SNSタイムラインには「やはりアルゼンチンは強かった、差があった」という感想が踊った。

かにアルゼンチン圧力は強く、点差も1トライ以上離されたが、では内容までアルゼンチンが圧倒していたかというと、実態全然違う。

日本代表の戦いぶりは素晴らしく、アルゼンチンは終盤までペースを掴めていなかった。

最後の瞬間まで日本勝利可能性を追い、アルゼンチンが突き放すために死力を尽くすという、見る側にまで強度を要求するようなゲームだった。


試合の細かい点をふりかえると、アルゼンチン試合冒頭ではモールの優位性を見せた割に、前半をランの単調な攻めに固執してペースを掴み損ねていたものの、後半になってから思い出したようにモールパントを織り交ぜた攻めを見せてきて、そこから日本は失点した。

不調時にあって見事な修正力が効いた形になったように思う。

これが底力というものなのだろう。


日本としてはラインアウトが悪かったのは、試合支配できなかった大きな要因だと思う。

数字上では8/9で1本しか失っていないが、プレッシャーさらされクリーンに攻めにつなげられた機会は少なかった。

この点はW杯前に完成度の粗が指摘されていた面でもあり、予選の最終盤でそれが結果として跳ね返ってきてしまった。

同じく心配されていたスクラム完璧に近い形で修正成功していただけに悔まれポイントだった。


8年前、日本代表世界最強のチームの一つである南アフリカを破って、日本中、ラグビーファン以外にまで広がるインパクトを届けた。

4年前には自国開催W杯欧州の強豪を次々と破って史上初となる予選リーグ突破を成し遂げた。


それでも自分はまだ日本代表の実力を信じきれていなかった。

一時のピークなのではないか自国開催が実力以上のパフォーマンスを出させたのではないか


大会は強化への道のりも平坦ではなく、遠いフランスへの遠征地の利もない。

3敗、4敗があったとしても不思議ではないとさえ感じていた。


しかし、初出場の勇敢なチリを降し、前評判の高かったサモアプランが見えるような試合で封じ込めた。

負けた対イングランドアルゼンチン戦でも、流れに入っていけず一蹴されたような試合ではなく、むしろ少し違っていれば勝てるかもしれないというような見事な内容だった。


礎を作ったエディー・ジョーンズと今回で勇退するジェイミー・ジョセフは、日本を真に強いチームに押し上げた。

そして、日本代表選手たちは強豪国の選手というのにふさわしい戦いぶりを見せてくれた。

すばらしい1ヶ月、そして10年以上にも及ぶ戦いだった。


これで日本代表2023年W杯は終わり、大会を去ることになる。

日本中を巻き込むようなインパクトの再来がならずとなったのは残念だ。

でも、今大会日本が見せてくれたたしかな軌跡は、4年後にも確実につながっていくことになるだろうと思う。


4年前、南アフリカに敗れて流は泣き、今日アルゼンチンに敗れて松田が泣いた。

また4年後涙が流れるかもしれない、でもその涙が、次の日本代表戦士の喜びの涙となると、僕は信じている。


anond:20230930035211

2023-02-25

anond:20230225141734

フィフィさんは、

後々「同意がなかった」という主張のみで「強制性交罪」が成立

することのないように、その同意を誰にも改ざんできないようにオンライン上に記録を残すべきだと考えているのね。

紙でやると勝手に破棄されて同意が無かったことにされるので。

フィフィ「性行為の前に同意の有無を確認する必要が出てきますね。」

⬜️強制性交罪を「不同意性交罪」に罪名変更へ…「同意なしは処罰対象」を明確化

https://news.livedoor.com/article/detail/23761498/

行為の前に同意の有無を確認する必要が出てきますね。また、後々「同意がなかった」という主張のみで「強制性交罪」が成立してしまうと言うことでしょうか?

https://twitter.com/FIFI_Egypt/status/1628970305548070912



これどういうこと?

フィフィさんは「不同意性交罪」がなかったら「性行為の前に同意の有無を確認する必要」はないという認識なの?

2023-01-10

男女平等パンチってツイッタートレンドにあがってるから

女は平手だけどむかついて男がグーパンしただけだろ

ツイッターだとフィフィが一番上にあがってて、なんでこんな夜の男女のクソみたいな喧嘩に口出ししてんのかさっぱりわかんねえ

そもそもが誰かが言い出した男女平等パンチってのもよくわからん

これってチンカス二人の喧嘩出汁にしてなにかの意図が動いてるんか

2022-07-27

anond:20220727211017

フィフィって日本人じゃないのに何で日本右翼みたいな言動するのかわからんやで

エジプト右翼になればええのに

anond:20220727210703

フィフィのまっすぐさが痛々しいよな。同志と思っていた周囲は全部カルトビジネスウヨだったという。

2022-07-19

馬鹿馬鹿しいことを馬鹿馬鹿しく語ること【2700文字追記 7/20 20:00】

インターネットスラム的な一部において、統一教会ネットおもちゃとして表層的に消費しようという動きがある。とてもいいことだと思う。

私自身も「統一教会野獣先輩の両親を解放しろ!! 」anond:20220717035358 という記事を書いたが、まず評価は棚上げして他にどんな作品があるのかを紹介したい。

 

統一教会ゆっくり解説

https://www.youtube.com/watch?v=oZx3ogjca1M

https://www.nicovideo.jp/watch/sm40776732

素人茶番劇を繰り広げるゆっくり解説において、珍しく専門家を招き、冷静な視点と正確な情報を与えてくれる貴重な動画

統一教会の関連組織ゆっくり解説

https://www.youtube.com/watch?v=m3qDK-yy1Ns

https://www.nicovideo.jp/watch/sm40792096

書いてる最中になんか投稿された(7/19 20:39)

ホモと見るわかりやす安倍統一教会癒着解説

https://www.nicovideo.jp/watch/sm40759900

世界で一番信頼できる政党であるNHK党が、統一教会について語っている動画政見放送という場もあり退屈かもしれないが、情報については正確なので我慢して見てほしい。

ホモと学ぶ統一教会ダンス

https://www.nicovideo.jp/watch/sm40751602

統一教会についての一次情報翻訳抜きにして面白理解させるという離れ業をやっけのけている。以下で紹介する作品はすべてこの動画の影響下にあるといってよい。

統一教会の皆さんに「バニラ求人」を踊っていただいた

https://www.nicovideo.jp/watch/sm40765548

統一教会とその背後にある若年労働者に対する性的搾取という問題関係を指摘した快作。

ゴー・トウ・一教

https://www.nicovideo.jp/watch/sm40761929

今年の5月から鮮明なMAD動画を挙げ続けてきた作者による事件を受けた新作。素材の蓄積が伺える。

と・う・い・つ・し・た・い

ttps://www.nicovideo.jp/watch/sm40776541

深みのないただの日常系アニメ元ネタというのは残念だが、出来はとてもよい。(リンク多すぎて?怒られたのでurl削ってます

鮮明MADスターターキット

ttps://drive.google.com/drive/folders/1Oe_ixJTGBj1qcG9IHqHZq9pacNwL19Ag

GAFA一角を為すGoogle社が提供する素材集。

本論

二週間前の俺に「お前、二週間後には『安倍晋三と自民党マスコミ韓国カルト支配されている!』と言ってるひろゆきフィフィを支持してるよ」と伝えたら「ありえないし、万が一そうなるのであればその前に自死を選ぶだろう」と答えただろうことを思うと、遠いところに来てしまったなあと思う。

 

統一教会野獣先輩の両親を解放しろ!! 」に対する「長い」以外で唯一の批判として「ここまで見えていながら文学ではなくミームによって認識しようという世界観が貧しい」というものがあった。完全にその通りであると同時に、これが20年前に東浩紀たちがアニメエロゲー世界理解しようとした時に応答しなければならならかった、あるいはまんがや文学世界理解しようとした人々が応答しなければならなかった批判なのだなあと思った。

それで、こういうときに取り得る姿勢というのは「あなた批判は全くの正当であるが、それはそれとしてわれわれはこのように生きざるを得ない」と平伏するしかないということは歴史的に明らかにされている。

 

2011年の東浩紀は「文化は残る必要があるのか、同時代の人だけで楽しめば良いのではないかという議論はあるが、仮に何かの作品が残らなくてはならないとなると、結局、コンテクスト剥奪されてどうするのかというのを考えなくてはいけないんですよね。つまり、『これは色んな知識を前提とすればすごく良くできている』という作品は、ちょっとでもコンテクストがなくなるとすごく弱いわけですよ」と言った。

この発言コンテクストを全く無視して解釈すれば、「滅ぶべき何かがあればそいつから文脈剥奪してやればよい」ということもできるだろう。

あの「所有概念をハッキリ」だろうが「統一教会ダンス」だろうが、おそらく「本来文脈」的に解釈すれば大真面目であるばかりか感動や畏怖さえ呼び起こすものなのだろうとは思う。でも、ニコニコ動画投稿された途端に面白くなってしまう。なら、どんどん面白くしていくべきだと俺は考える。

 

脱会者の人々の言葉を読んでいて思うのは、一度取り込まれたら完全に戻ってくることはできないのだろうなということだ。統一教会教義は、統一教会に対する批判すらも先回りしている。これを「論破」することはまず不可能であることだろう。それが文脈の持つ力であると考える。

ある悪しき文脈に対する内在的な批判不可能であるとき、唯一可能なのは他の文脈をぶつけることである。だからそれを行った。

俺の書いた記事や、ここで紹介したムーブメント批判して「面白くなってしまわない」のは結構難しいだろうなと思う。それが文脈の力だ。

 

一方でわれわれは自身文脈が正しいとはゆめさら思っていないし誰も思わない。しかしその正しくなさを認めている一点において、われわれは統一教会のみならず、だんまりを決め込んでいる知識人、統一教会擁護しているメディアよりも正しい。そう俺は信じている。

追記

li1ipqb0ooi1n いいことじゃねえよ。こうやって消費することによって統一協会が逆に社会に受け入れられるんだよ。KGB出身プーチンがかつてネット商業漫画でさんざんネタにされた結果、日本で人気を獲得したの忘れた?

これは正直言われるかなと思ってました。ただ、ニコニコ動画例のアレカテゴリの終わりっぷりは商業ネットの表舞台には出せないレベルで終わっていて、ひたすら悪趣味を撒き散らす「悪い場所」なので大丈夫かなと思っています創価学会MADが原因なり遠因となって入信した、というのは相当無いケースだと思うので。

もう一個ありうる批判を先回りして「大丈夫かなと思」うのが問題だ、という点については自覚はあるのですが、とりあえず『嗤う日本の「ナショナリズム」』を再読してから考えたいと思います

追記2

いま、宮台真司オウム本を読む(権力の良き理論可能か)

https://anond.hatelabo.jp/20220720155656

この類いのふざけたエントリにはブクマが付くのになんでまともに書くと0ブクマなんですか???

2022-01-28

エジプトから来た人をくまだまさしだと思ってた人が歌うドライフラワー冒頭

「多分まさしじゃなくてフィフィね」

2021-09-09

宮迫さん。。。

フィフィに突っ込まれ宮迫が〝ヒカル相方説〟を否定! 「恩人」「すごく濃い関係」(東スポWeb)

#Yahooニュース

https://news.yahoo.co.jp/articles/20f3c868ee9a5d67b38c935af5e45d9bd9361b7a

別に宮迫さんのことは、「いけ好かないやつ」という雰囲気漠然と感じつつも別に嫌いではなかったため、数年前からのこの騒動は非常に悲しさを感じます

まぁ、立ち回りの下手さには流石に閉口したんですが。

ロンブー亮記者会見に合わせて動画上げたりだとか、そのチャンネル過去の交友を腐したりだとか、

彼に落ち度がないのかと言われれば当然(テレビに戻ることを目的とするなら)落ち度しかないんですが、

世の中的に叩かれまくって、起死回生を狙った吉本叩きの記者会見も不発に終わって、

心の拠り所が全く無かったところをヒカルとかその辺のYouTuberに付け入られたんだろうなっていう流れはおおよそ予測が付きますよね。

この辺には我々一般人にも学ぶべきところがいっぱいある気がするんですよね。

曲がりなりにもテレビ第一線で活躍されてきていたお笑い芸人なんですから

言わば人の感情を動かすプロだったはずなんですが、

そういう人でもちょっと弱ったところを狙われてしまったら相手盲目的に信頼してしまうようです。

情報商材屋ってすごいなって思います

マルチにハマったり、よくわからない客観的にはどう考えても胡散臭い占い師に傾倒したり、

ワクチン陰謀論を信じ切ったり、

常識的に考えたら知恵が足りてないのもいいところなんですよ。理性的に、冷静に落ち着いて考えたら。

ただ、どれだけ成功してようとも、今後は遊んで暮らせるお金を持ってようとも、

少しでも心が弱れば一気に甘言に踊らされるのが人間なんだなってところは、何時いかなる時も頭の片隅に残しておいたほうがいいんだって強く思いました。

なんというか、理性的かつ論理的な人としての尊厳は失いたくないじゃないですか

仕事で大きな失敗をしちゃったときとか、失恋しちゃったときとか、

身内に不幸があったときとかこそ、そういう状況をあえて冷静に分析し、今後の糧とできるような力を養うためには

どうしたらいいのか考える毎日です。

2021-08-02

anond:20210802174248

その発想を、母親の前で言ってみろよ。フィフィってなるだろ。(^ν^)

2021-07-05

水曜日のダウンタウンソニー芸人の回から見えた傾国

コーナーの趣旨は、ソニー所属芸人ソニー製品持っているかチェックというものです。多分まだTverで見れるはず。

ソニー芸人若い女の子芸人の家に行ったときOPPOスマホとFiFineのイヤホンが出てきて

現場の小峠はじめ、スタジオ一同も聞いたこともない何じゃそりゃ〜っていうバカにする下りがあったんだけど、

普通にガジェットいじってる人間だったらOPPOスマホとか超有名で知ってて当然だし、マニアならFiFineも名前くらいは聞いたことあるはずで。

FIFine(ファイファイン)をフィフィンって呼んじゃうスタジオ制作陣のほうがよほど物を知らないし、番組進行でバカにされてた女の子芸人の方がよほど最先端テクノロジーガジェット使いこなしている様が、典型的な物を知らない人が知識人バカにしている様子で、滑稽を通り越して薄ら寒かった。

日本ガラパゴスのまま世界に差をつけられて沈んでいってるんだなぁというのは薄っすらと肌感覚では感じていたんだけど、なんかあのシーンは衝撃的で、本気でこの国ヤベーっという感じになった。

日本ヤバい主語が大きい?そうかも知れないけど、そう感じちゃった

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