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はてなキーワード: 芸術とは

2017-11-25

同じ人間が二人といない理由

考えてみると俺は努力で得たものなんて一つも持ってない

優れている事、自慢に思ってる事、持っていてありがたく感じてる事、いっぱいあるけど、

全部、生まれつき豪華付録で付いて来たものなんだよな。

 

そもそも努力で得られるものなんて在るのかね?

無くね?

無いよね。

 

頭の良さも、運動神経も、芸術音楽の才能も、身長や面や髪の毛も努力でなんか得られないし。

神様に与えられなかった物は「無い」でいいじゃん。努力して持とうとする必要なんか無いよ。

おまえには必要いか神様は与えてくんなかったんだよ。

 

via http://aoyagi246.blog55.fc2.com/blog-entry-609.html

2017-11-23

https://anond.hatelabo.jp/20170923080037

追記

越す事のならぬ世が住みにくければ、住みにくい所をどれほどか、寛容て、束の間の命を、束の間でも住みよくせねばならぬ。ここに詩人という天職が出来て、ここに画家という使命が降る。あらゆる芸術の士は人の世を長閑にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。

 住みにくき世から、住みにくき煩いを引き抜いて、ありがたい世界をまのあたりに写すのが詩である、画である。あるは音楽彫刻である。こまかに云えば写さないでもよい。ただまのあたりに見れば、そこに詩も生き、歌も湧く。着想を紙に落さぬとも王膠鏘の音は胸裏に起る。丹青は画架に向って塗抹せんでも五彩の絢爛は自から心眼に映る。ただおのが住む世を、かく観じ得て、霊台方寸のカメラに澆季溷濁の俗界を清くうららかに収め得れば足る。この故に無声の詩人には一句なく、無色の画家には尺糸賺なきも、かく人世を観じ得るの点において、かく煩悩解脱するの点において、かく清浄界に出入し得るの点において、またこの不同不二の乾坤を建立し得るの点において、我利私慾の覊絆を掃蕩するの点において、――千金の子よりも、万乗の君よりも、あらゆる俗界の寵児よりも幸福である

夏目漱石草枕

貴乃花大森靖子ぽい人だと思ってる。

大森靖子騒動の時に、美大時代の話をしてた。

悪気がなく友人の作品に飲みかけのコーラを置いた同級生に対し、「そういう意識の人は芸術に関わらないで」と言ったらしい。

この人は、自分価値観絶対で、受けとる側のことを汲み取れないのだなぁと思った。

相手にも事情があるかもしれないのに、一方的断罪して逃げ場を作らない。

かに「正しい」んだけどさ、でもってなるやん。

言い方がアレなのは本人も認めてたけど。

貴乃花も実況とかで相撲道とか精神論の話が多かった。

アナと話が噛み合ってなかったのを思い出す。

大多数の人が受信できない周波数の話をしていた。

彼も彼なりの「相撲にふさわしい心構え」てのがあって、それから外れるのはどんな事情があろうと許せない人なのだと思う。

自分相撲論、精神論を正しいと思っている。

グレーゾーンがないんだよ。

それほどの信念があったか横綱になれたのだろうけど。

前々から貴乃花部屋力士twitterとか見てて、すごく意識が高くて純粋力士が多いからなんとなく怖かった。

お相撲さんとしていいことなんだけど、真面目すぎてこわい。

貴乃花の話を素直に聞けて信じることができる子たちなんだろうなと思う。

お相撲さんとしてはそれでいいかもしれないけど……。

場所幕下上位の力士twitterちょっとした騒動を起こしたりした。収まったけど。

以前若い力士や裏方さんが急にやめたこともあった。特に何も情報も無くて、何がこの部屋に起きてるんだと怖かった。

今回の騒動は水面下でくすぶってものが一気に爆発したなぁと思ってる。

貴乃花は黒か白かの人だから、清濁あわせ飲まなきゃいけない理事長は無理だと思う。

そもそも政治ができる知恵を持ってない。

2017-11-21

anond:20171121172705

芸術なんて遥か昔からパトロンがいないと成り立たない職だしね

本当に芸術だけで食えるのは一握りで、その実力がないなら何らかの稼げる職を確保した上で兼業するか、

でなければ実家由来の財産で食っていけるおぼっちゃまお嬢様配偶者の稼ぐ金で食える主婦主夫)でなければ無理だし

そういう人だけで供給も足りてしまうから

anond:20171121163946

ほんこれ。

芸術作品プロにも芸術点で評価される演者にも同じこと思うわ。

https://anond.hatelabo.jp/20171120235424

反対意見多いけど、わりと難しい問題だと思う。

芸術表現として作品性があるものや娯楽は、もともとポリティカルコレクトネスと相性悪いし、実際、まだそこまではPC求められてないと思う。竹久夢二デブも描け、比村奇石貧乳も描けってのは無茶でしょう。アニメ美少女だけでもまだ許される。作品から。娯楽だから

表現を良いものと感じる感覚、娯楽を楽しいと感じる感覚は、受け手五感とか欲望と直結していて、欲望対象って(メディアによって作り出される部分はあるとしても)個人個人それぞれ限定されるものだし、特に、その中でも性欲は芸術や娯楽のフックとしてはとても協力である一方、生殖に直結するから厳選されてて当然であり、もしも老若男女属性わず欲情する人間がいたら相当特殊だと思う。

一方、企業自治体や国やメディア芸術表現や娯楽を提示する時には、それが大きければ大きいほどに公共性とか社会的責任が発生して、ニュートラルな感じ良さが求められ、偏りが出ると差別ってことになる。清潔感があり普通っぽく性的でないものでないと叱られる。「のうりん」はアニメなら問題ないけど、観光協会キャラになるとダメ、みたいな感じ。あるいは単体の作品なら問題なくとも、それらから何らかの賞に選定するイベントが発生した場合には公共性が求められたり(映画賞ノミネートされるのが白人主演ばかりだと炎上する)、業界全体で発売される商品群に明らかな偏りがあると批判される(ゲーム勇者は男ばかり、けしからん、など)

で、元増田の話に戻すと、ヴィクシーのカタログもショウももともと「ヴィクシーっぽさ」みたいな世界観があって限りなく作品性が成立してたよね。元増田は、モデル多様性を持つことで作品としての魅力が失われたことに嘆いているだけで、レイシストとは違う。

でも、ヴィクトリアシークレットはすでに相当に大きい国際企業であり、公共性を求められる立場になってしまった。そうなるとカタログもショウも作品や娯楽ではなく公共物だ。細い白人だけなのは自然だしおかしい→人種や体型を多様にしましょうというところになるのはやむを得ない。

そして、それを突き詰めると今度は「女体持ちだけなのは差別」「若くて健康人間だけなのは差別」となって来てもおかしくない。実際、きれいなランジェリーを着用したい男性一定数いるのだし。80代のモデル身体欠損のあるモデル存在する。

この方向を推し進めていくと、公共特定属性押し出しブランドイメージ表現すること自体が許されなくなるだろうし、広告も掲示物もあらゆる企業企画が、無数の属性提示された中から自分の好きな属性だけを自分なり編集者なりAIなりが編集してそれだけを見るようになって、自分用にチューンされたVRの中で生きることにならざるを得ないよね。それはそれで面白そうだけど。

追記

あるいは公共性を帯びたもの=つまらないもの と思って最初から諦めるという方向もありそう。「バンドは売れるとくだらなくなる」みたいな価値観は昔からあるし。

2017-11-19

ネタ発掘

http://siusiu.blog.shinobi.jp/Entry/677/

今朝これを読んで、本題とは全く関係ないんだが本文6段落目の

システムが良くても、グラフィックが良くても、音楽が良くてもそれはそれで良いのですが、ゲーム総合芸術なので、それぞれがマッチしたときは1+1+1で300になるんですよね。30倍だぞ!30倍!」

計算が明らかに間違っているのに気付いてもやもやしたんだ。

でもブクマで全く指摘されていないのもおかしいし、なんとなくテンプレっぽい文章ネタなんじゃないかと思ってググってみたら案の定、例の10発言にたどり着いた。

そこからネット検索してネタを見つけては大笑いという何とも楽しい時間を2時間以上過ごしてしまった。

休日なのに何も予定がなかったのもあって久々にネット面白さを再認識したわ。

今度どこかでこのネタをしれっと使ってみよう。

2017-11-18

https://anond.hatelabo.jp/20171118031812

思いません

というかまとめ見た限りクソリプしか見えないのでアドバイスなのかわからないです

心が折れて辞めた体験からもっと上手ければ残れただろうかという未練があるので肯定しているように読めるかもしれませんすみません

強いて言うなら「描くしかない・練習あるのみ」は間違っていない、かもしれないけど心身壊しちゃどうしようもないし

アニメ金銭労働時間の面で心身壊すような環境になりがちと思います 徹夜長時間労働になりがちなのでバイトしながらというのも厳しいですし

仕事があって、それをこなしている人の平均的な収入が低すぎる というのが問題なのであって

実力がなくて仕事が取れないかお金がない というのとはまた違う話のはずなので

画質がよくなってより綺麗な線が求められたり絵が細かくなったりで月に描ける平均的な枚数も昔と同じではないことや必要生活費を鑑みて単価を見直してほしいと思います


芸術全然知らないのでイメージしかなく的外れかもしれませんがアニメのほうが門戸は広いのではないかと感じます 続けていけるかはまた別として

未熟な動画マン職業として一枚いくらでやっている(ただし食えてはいない)のと、美大等で見てきた上手いのに結局絵で食えていないどころか一銭も貰えない人たちなんかとを比べて

あるいは上記の人たちをひっくるめて「実力がないからでは」と言っているような気もしま

絵の世界で食えているからそう言い切れるのだと思うと正直羨ましくもあります(そういうことを上から言うような人にはなりたくないけれど)

自分が何言っても僻みにしかならないのが悲しい

実力はそりゃあほしいですけど、人手を必要とするという性質があるのだから特に、実力がつくまで生きていられるような業界であってほしいです

思えば毎日線引いてばっかで美術とか美学とか全然だったので そういう方面(に限らずいろんなもの)に目を向ける余裕が動画時代からあればよりよいとは思います

(『アニメがお仕事!』にそういう意識高い系の先輩がいて実家住みだからそんなこと言えるんだみたいな描かれ方だったけど 興味や知識はあって損はないと思うので)

ぐちゃぐちゃと長くなってしますみません

2017-11-17

anond:20171117070544

横だが、皮肉のつもりなんだろうけど

伊藤みどり容姿が悪い為に芸術点が取れずその分を技術点で賄うしかないため

技術必死に磨いてたってのは有名な話だろ

まあ今は採点法も変わったしそこまであからさまではないかもしれないが

2017-11-15

anond:20171115123125

アスリートで食っていけるのはアスリート志望の上位数パーセントでしょ。上澄みも良いところ。

子供のころの好きだとか誰かに褒められただとか得意とかの思い込みだけで入門して、仮に一時期はプロと名乗れても中途半端に終って、

セカンドキャリアで悩む元選手の方が大多数なんだけど。芸術分野も大概だし。

それなりの理由があるものを、安易に「呪い」とか言うバカが多すぎて辟易する。

まら仕事やってる連中が、自分にも有ったかもしれないという思い込み幻想可能性を仮託してるだけだろうに。

そんな可能性ないよキミらには。

2017-11-13

寿司...寿司ってのはArt芸術なんだよ

握られたその瞬間が最も美しい

その美しさをずっと保持することはできない。

握られた瞬間の容姿

口に入った刹那の味わい

すべてが一瞬だ。

この瞬間を閉じ込めてしまいたいと思ってもできない。

それをわかっていても、なお職人淡々寿司を握り続ける。

すげぇよな

かなわねえや

2017-11-12

anond:20171112173918

博士「このAIをご覧ください。過去の膨大な芸術データから、どれにもマッチしない新しいアート自動生成することができます

分化された得意ジャンルを持たないオタクはもう信用しない

これだけ娯楽が増えた時代特定の得意ジャンルを持っていない奴はもうオタクとして信用できる存在ではない。

なんでも読むと自称するビブリオマニアは売れている本しか読まない。

なんでも遊ぶと自称するゲーマーは誰もが知ってるゲームしかプレイしてない。

なんでも見ると自称するアニメオタクは皆が見てるアニメしか見てない。

それが悪いとは言わない。

一人の人間としてオタクとして人生を楽しんでいる事を嗤ったりはしない。

だけど「オタクとして信用」することはしない。

オタクとして信用」出来るのは、自分絶対的に得意とするジャンル作品を持っている奴だけだ。

あるジャンルを語る時にその周辺ジャンル果ては様々な芸術学問教養経験必要とするのは事実であるが、だからといって器用貧乏では仕方がない。

昔は今よりも娯楽がとぼしかったために「オタク全般が得意ジャンルで、その中では漫画比較的詳しいです」で問題なかった。

今は駄目だ。

漫画なんて括りじゃ広すぎて薄すぎる浅すぎる。

オタクとして信用」に値する知見も造詣もその深さでは掘り当てられない。

幻想芸術集団Les Miroirs公演『アルラウネの滴り -改訂版-』

ダス! イスト! デア! トロプフェン! デス! アルラウネ!

アイネ! クライネ! ナハト! フランケンシュタイン

イッヒ! リーベ! ナツィオナル! ソシアリスティッシェあわわわわわ! この辺で。

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“幻想芸術集団 Les Miroirs(レ・ミロワール)” という豪快な源氏名を名乗っているが、つまりは都内の小劇団だ。

んーむ、どういうことなんだろ、また芝居を観に来てしまった。

これまでの人生で演劇なんて片手の指にあまるくらいしか行ったことないのに。

ひょんなことから、とある小劇団の芝居に行ったのが先月。

劇場でダバっと大量のフライヤー(チラシ)を渡されるので、眺めているうちに妙に気になって今回はこの劇団の演目『アルラウネの滴り -改訂版-』を観に行ってきた。

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観劇後の印象がなかなか良くて、それで妙に語りたくなったので記録の意味でレビューを残しておくことにする。

当方、舞台観劇はズブの素人なので、マニアから見たら噴飯モノの印象がバンバン飛び出すことと思われるが、そこはヌルく見逃してほしい。

あと、上演も終わっていることだし、ネタバレ上等で書くので、そこは4649!

それでは、行ってみよー!

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■全体として

先入観が無かったといえばウソになるわけで。

幻想芸術集団という大迎なプレフィックス

おフランス語の劇団名でミロワール(鏡たち)というのは、つまりキャスト達のことだろう。

豪奢な近世ヨーロッパ風衣装。

小洒落たサロンで撮った宣材写真

キレイどころの若い女性を中心に固めたキャスト

中央には男装の麗人

「これはきっと、『ベルばら』風にお嬢様たちがキラッキラにやりたいことだけをやりたおした豪華絢爛、欧州絵巻だろうな」と。

それで、「どれ、どれだけ背中とオシリが痒くなるか、いっちょ見てやろう」くらいの気持ちで足を運んだのだが。

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これが。

開始10分で背筋を伸ばして、

脳を総動員して、

つまりは本気でストーリーを追いかけることになった。

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近世ドイツを舞台にしたバリバリに骨太なサスペンススリラーになってる。

そりゃそうだよな。

単なるキラキラ少女漫画ワールドだけで、旗揚げから10年以上も劇団が存続できるワケないもんな。

幻想的な要素は “アルラウネ(マンドラゴラ)の美女を集めた娼館” というキー・ガジェット一点のみ。

あとは細部まできっちりと整合したダークなクライムストーリーで。

(このへん、『スリーピー・ホロウ』(ティム・バートン)に通じるものがあるな。

 あれも超現実はデュラハン首無し騎士)の一点だけで、あとはストレートな推理モノだった)

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そして、今さらながら。

自分がなんで演劇を面白いと感じるか、分かった。

ミニチュアジオラマを見ているのと同じだ。

右から左から、見ても見ても、どこまで見ても情報量が尽きることがない。

これはフレームで切り取られた映画にはない楽しみであって。

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この舞台にしても。

ブリンケン伯爵が実に俗物らしくロゼマリー嬢を相手に大笑しているときに、うしろでフローラ嫌悪感をまる出しにしていたり。

カスパルが客前で気取った口上を並べているときに、後ろでオリヴィアペトラクスクス笑っていたり。

ふとカスパルが来歴をほのめかすときに、バックでアルマアラベスクをキメていたり。

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どこに視線を固定しても、漏れる情報がある。

これが脳にすごい負担がかかる。

決して不快ではない負担が。

これが自分的な芝居の楽しみだと、劇場を出るときに気がついた。

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作劇について、もうちょっと書くと。

衣装がキラッキラなのは舞台が娼家だからであって、ここを誤解していた。

実際の登場人物はというと、全員が第三身分。

(脇役の伯爵、伯爵夫人、王様の3人をのぞく

それも、ドラマにしやすい貧民でもなければブルジョアでもなく、中間層知識人というのがニクい。

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そしてデカダンス

スパイス程度の頽廃なんてもんじゃない。超頽廃。超デカダンス

なにせ純愛がまったく出てこない。

娼館。

仮面夫婦

父を求めて得られなかった少年は長じて若いツバメ(愛人)となる。

例外はアルマカスパル気持ちが通じるところ、それにヘタレ青年が主人公に想いを寄せるところだが、どちらも一方通行に近い。

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さらに設定考証がすげぇ。

神聖ローマ帝国時代のバイエルンの片隅にある架空の歓楽街、というか売春窟を中心に時代と風俗をガチガチに作り込んである。

おそらく、俺の気が付かないところもガチガチだろう。

唯一、気になったのは

「あれ、ドイツ語圏ならネーデルランドじゃなくてニーダーランドじゃね?」

ってところくらいで、これも観客のアタマへの入りやすさを選択した結果だろう。

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うん。正直に言うと、作り込みすぎじゃね? っていうところもあった。

具体的に言うと、ダイアログが文語中心で、若干だけど苦しい。

当方、語彙力にはそこそこ自信があるオッサンだが、それでも、

「じい(侍医)」とか、

「せんていこう(選帝侯)」とか、

会話をトレースして理解するのにアタマを総動員する必要があった。

かと言ってなぁ。

そこを「侍医」→「お付きの医者」とか、「選帝侯」→「偉大なる領主さま」とか言いかえるとテイストがどんどんボヤけるしなぁ。

時代のフレーバーとして、いたしかたなしか。

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ほかにも上に書いた「若いツバメ」とか、娼館ではロウソクがタイムチャージに使われていたりとか。

ともかく文学的で含みのある表現を多用していて、ターゲット年齢が高いか、あるいはマニアックな層か、ともあれコレくらいのレベル普通なのかな?

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あと、要求水準の高い批判をすると。

階級社会不条理に対する怒り” というのを冒頭に打ち出した割には、通底するというほど通底していない。

21世紀の今から見て付け足した感じ。

フレーム全体の仇役としてエーヴェルス先生を立てて、カール殿下の誅殺を5分のエピローグとしてサラっと流したので余計にそんな感じがする。

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もう1つ細かいことを言うと、カスパルとエーヴェルス先生がクライマックスに対峙するまでハチあわせしないのは、苦しくないか?

それを言うのはヤボというものか。

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ま、ともかく。

全体として、チケット代以上に大いに楽しみ、没入し、満足した。

見て損はなかった。

ほかの演目については保証しかねるけど、再演のときには是非とも足を運んでみてください。(繰り返すけど、俺は関係者じゃないよ)

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以下は、キャストと演出について

※普段は「役者は顔じゃない」というのがポリシーなんだけど、ここまでビジュアルにこだわった劇団と演目に対しては、しゃーない、キャストビジュアルについても言及させてもらいます。あしからずぅ。

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■男優3人

劇団と演目を全体として俯瞰すれば。

耽美で退廃的なテイスト

きらびやかな衣装と意匠。

おそらく女性中心の運営で女性中心の企画立案で女性中心のキャスティングをしている集団だと推察するけど。

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自分にウソはつけない。正直に言う。

観劇後の印象は男優三人組が大部分かっさらって行った。

全員が客演。

おそらく、3人が3人とも、キャスティング担当者が選びに選んで一本釣りで連れてきたのだろう、と、思う。

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 エーヴェルス先生の狂気、

 フランツの怯懦と勇気、

 ブリンケン伯爵の俗物さ。

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多分それは、つまりこういうことだろう。

女性陣、主人公2トップをふくめ、大部分のキャラクターは何らかの葛藤や二面性を抱えていて、心理に微妙な綾があるのに対して、男性陣3人は完全にバイプレイヤーとしてストーリーの進行装置以上のキャラクターが割り振られていない。

あとはそれを渾身のパワーで演じれば良いだけで、結果としてものすごい強烈でシンプルな印象をこっちに叩きつけてくることになる。

これが観劇初心者の俺みたいな人種にはビンビン来るのよ。

ある意味三者三様にヨゴレで良い役をもらってるとも言えるわけで。

こればっかりは、しょうがない。

こういう観客もいるということで、ひとつ

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■高山タツヤ(エーヴェルス先生)

いやしかし、悪役ってオイシイよな。

自分的には今回の演目でこの人がNo.1。

最初はシャーロック・ホームズ的な近代合理精神の尖兵として事件に切り込んでいくのかと思いきや。

途中からどんどんマッドサイエンティストの素顔が出てきて、終盤すべての黒幕という正体が明らかになって、最後はムスカ大佐みたいに天誅がくだる。

宣伝スチルでは “生に倦み疲れた貴族” みたいな立ち位置かなーと思っていたら、もっとパワフルだった。

理性的で狂人、策謀家で紳士、もうテンコ盛り。

唯一の難としては、演技とキャラクター作りが設定より若干、若く感じた。

そのせいでカスパルとの対比が弱い。

しかし、それにしても、実験体のときにカスパル13歳、エーヴェルス24歳。

最後に対峙した時点でカスパル31歳、エーヴェルス42歳か。

これまた描写の難しい年齢差を持ってきたな、とは思う。

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■谷英樹(フランツ

普段は剣戟主体のアクション俳優さんらしい。もったいない(と言ったら失礼か)。

ねぇねぇ、性格俳優やりましょーよ。

できますって絶対。実際できてたし。

高い鼻筋、シュッとした輪郭ともあいまってヨーロッパダメダメ青年を完全に演じきっていた。

迷い、失敗し、バカにされ、それでもフローラへの思い一徹。

というか、この劇中、唯一の未熟者役で、これは配役としてよいポジション

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■杉山洋介(ブリンケン伯爵)

たぶん、この人はただの色ボケ爺ぃじゃないよ。

宮廷の権謀術数

複雑な典礼プロトコルの知悉、

家門の切り盛り。

そういったシンドイ大事や雑事を乗り越えて、やっとこさトレッフェン通りで馴染みの嬢を片手に思いっきりハジけているところに腹上死。

涙を禁じえません。

そういう想像が働くところが、杉山氏のキャラクター作りのなせる技かと。

いや、たんなる家門だよりのアーパー伯爵っていう設定かもしれないけどさ。

ともかく、そんな感じがした。

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■武川美聡(オリヴィア)・小川麻里奈(ペトラ

ストーリーも半ばを過ぎたところで、ハタと気がついた。

カスパルフローラが客から評価をもぎとってくるフォワードだとしたら、オリヴィアペトラ役のこの2人が失点を防ぐディフェンダーなのね」

アルラウネだけじゃない、葬儀の席のゴシップ婦人、伯爵家の侍女と、早着替えをしながら、縦横無尽に八面六臂。

よほどの高能力者じゃないと、こうはいかない。

逆に言えば。

ストーリースケールに比してジャスト10人という少数精鋭のセッションで。

もしもこの2人が「私たちモブよ、モブよ、モブなのよ~」と手を抜いたり段取りが悪かったりしたら?

それこそ目も当てられないほど悲惨なことになるのは想像できる。

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この芝居を観た人がいたら聞きたいのだが。

ストーリー展開のつなぎが悪かったところがあったか?

会話のリズムと展開がギクシャクしたところがあったか?

状況の説明が足りないと感じたところがあったか?

少なくとも、俺にとっては無かった。

これ全部、彼女たちの仕事であって。

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こうも言える。

「観客を40人と仮定して、80個の目玉とその批評眼の猛攻を、2時間近くの上演中、ゼロ失点でしのぎきった」と。

しかも、それだけじゃない。

「それじゃ、ここはカスパルを見ていよう」と視線を切ったままにしておくと、いつの間にか “弱気なオリヴィア” と “地味に辛辣なペトラ” がシャドーストライカーとしてヌッっと認知の前景に割り込んでくるから油断がならない。

専属キャストスポットを浴びて歌い踊る後ろで、 “舞台成立請負人” として劇団を渡り歩くって、ックーッ! シビれるっすねぇ(想像のしすぎか)。

特にオリヴィア役の武川さんはホームチーム無しのフリーランサー

次にどこで会えるかもわからないという、この西部劇カウボーイ感。

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■マリコ(伯爵夫人クロリス)

政略結婚で異国に嫁ぎ、政治のあおりで幽閉状態。

夫に先立たれ、あとは家門を守る化石となりつつある中、若いツバメとともにふと訪れた春。

でも心の底では彼が自分を利用しているだけと気がついていて、寂しさがつのる人生の晩秋。

っていうメロドラマ的挿入話を、たった1人でゴリゴリ成立させてしまった。

オフショットを見たら、周囲に負けず劣らずの美人さんなのに、哀切よろめき婦人にサクッと変身するあたり、地味にスゴいよ、この人。

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■中村ナツ子(ロゼマリー)

加東大介(『用心棒』)といい、中村梅雀(『八代将軍吉宗』)といい、馬鹿キャラってオイシイよな。

と、思いつつ、可愛い子チャンで馬鹿キャラってのは失敗例が山ほどあるワケで。

美人馬鹿キャラ、厳密に言うと “短慮と衝動、それに浅知恵で状況を悪化させるキャラ” っていうのは、全世界のホラーパニック映画ファンが怒りまくってることからも分かるとおり劇薬であって、書くのも演るのも本当に難しくて大変で。

フィクションで最近の成功例だと、『デスノート』の弥海砂とか。自分の中では『ウォーターシップダウンのうさぎたち』のネルシルタとか)

その中でも彼女ロゼマリーの配役と演技は大成功と言っていい。

シナリオ、人物造形、演技の巧みさ、3つが合体して、ストーリーを停滞どころかグイグイ展開させる存在として実に効いている。

アルラウネたちが、それぞれどこか華美な中にもダークさを感じさせる装いの中、ひとり明るい髪色でキャるるンッとしたバービー人形のような出で立ちも良い。

彼女を舞台で見るのは実はこれが初めてではなくて、かなりの美形なことは知っていたけど、作りようによっては、なんというか、 “こういう美人” にもなるのか、と今さら驚く。

(彼女の第一印象については、

https://anond.hatelabo.jp/20170925212923

 の中村ナツ子の項を参照のこと)

というあたりで。

最後に。

あー、業務連絡、業務連絡。中村さん、編集者やってみる気はありませんか? 原稿ライティングができてAdobe製品が使える最強のマルチ編集者になれますよ。その気になったら、いつでも当方に声をかけてください。

.

■麻生ウラ(アルマ

うー、うーうーうー。モゴモゴ、わかった、言う。

えー、強烈な声優声なのは、演出上の要請か、それともそれ以外の発声メソッドを持っていないのか。前者だと信じたい。

さて。

最古参のアルラウネ、そしてカスパルの右腕として気持ちを交わし、動き、嘆き、そして踊る。

ちょうどキャプテン・ハーロックにおけるミーメみたいな立ち位置

ただし彼女の場合は愛と忠誠心一方通行気味なのが哀しい。

キレイどころ揃いのキャストの中でもアタマ1つ抜けているビジュアルダンスを買われての登板か。

(「ビジュアル充実で演技とダンスが良いなら文句ねーだろ」という方は、この項の2行目を参照のこと)

休眠状態の彼女のポーズを見て、開場のときに舞台においてあったオブジェの意味がやっとわかった。

それにしても。

アイライン抜きでもアニメキャラ級の大きなお眼々。

とんでもなく整ったマスク

スレンダーで柔軟な身体は恐ろしく妖艶に動く。

世を忍ぶ仮の姿バンドヴォーカル兼ヨガ・インストラクターとのこと。

ドュフフフフ、オジサンに勤務先教えてくれないかなぁ。

(この6行、後でカット)

.

■乃々雅ゆう(フローラ

アイライナー(と、おそらくカラコン)を差し引いても深い情熱的な眼、意志の強そうな頬からおとがいライン

なんというか、豪華欧州絵巻を演るために生まれてきたような。

実際、ブルボン王朝の末席にいて、ベラスケスが肖像を描いてそうだ。

(なぜブルボン王朝(スペイン)かというと、黒髪だから)

その意味では、この劇団の申し子みたいな雰囲気。

立ち上げからのメンバーかと思った。

そのくらいピッタリの所属先を見つけたと言えるんじゃなかろうか。

宣材写真を見たときはもっと毒のある雰囲気で、「ふむ、このヒトが超々々毒婦をやったら面白そうだ」と思って劇場に行ったんだけど。

なんというか、キャラクターもご本人も想像より瑞々しい感じの人だった。

“運命と戦うヒロイン” という、もう本人の雰囲気そのままの役回りを手堅く好演。

娼館の女主人のときはもっと毒々しくても良かった気がする。

.

■朝霞ルイ(カスパル

どんなに声のトーンを落としても客席まで声が届いていたのは彼女だけだった。

ベテランの風格。

打ち棄てられた実験体児がどこでどうやって成長すれば、こんな艶やかでピカレスクトリックスターに育つのか、そこを見てみたかった気もするが、そこを書いたらタダでさえ2時間ちかくある上演時間がさらに伸びるので、いたしかたなし。

この俳優さん、眉頭にいい感じに険が出ていて、男装の麗人からリアル美丈夫への過渡期にある感じがする。

男役としては、これからが一番いい時期なんじゃなかろうか。

ダークヒーローカスパルを好演。

カスパルがどんな人物かというと。

ん。

待てよ……整理すると!

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1)娼館の影のNo.1として女主人をウラからあやつり、朗々と艶やかな口上を述べるトリックスターで、

2)火災その他のカタストロフから巧みにサバイバルし、言葉巧みに未亡人の情夫におさまる冷徹ピカレスクで、

3)非人道的な実験の結果として対アルラウネ耐性を有する厨二病キャラで、

4)それでいて不幸な幼少期から、どこかはりつめた脆さを感じさせ、

 (それは例えて言うならば、ラインハルト・V・ローエングラム的な)

5)そして、こころ疲れた時には情を交わす女アルマが影に寄り添い。

.

なんてこったい! 男装女子の演りたいこと、全部入りじゃねーか!

どうなってるんだ朝霞さん! アナタの配役が一番オイシイよ!

旗揚げメンバー特権か!?

観劇前はフローラカスパルが互いのカウンターパートをつとめるセッティングかと思ったら、終わってみれば伯爵から先生からアルラウネ達からフローラから、もうもう全員が彼との関係性を軸に話が展開するという、まさにザ・主人公・オブ・ザ・主人公

しかし考えてみれば、そのぶん舞台上でも舞台裏でも負荷は並大抵では無かったはずで、本当にご苦労さまでした。

良かったっす。

.

■a-m.Lully

あの役がオイシイ、この役がオイシイ、と書いていて気が付いたが、

全者全様にオイシイ役ばかり。

調べたら当然のごとく、当て書き脚本だった。

この辺が座付き作家、というか作家が率いる劇団の最っ高のアドバンテージだよなぁ。

と、同時に。

「このストーリー、映像化してもイケるんじゃね?

 というか、ヨーロッパあたりに売り込んでもいいんじゃね?」

と思ったのだが。

脚本、キャスト、演出のケミストリー化学反応)による名演と脚本単体のポテンシャルの見分けがつくほど、俺は観劇に強いわけではないので、この印象は保留しておく。

.

大道具・セット

背景と大道具がすごい。なんてったって “何もない” んだから。

物理的に必要な長椅子が脇においてあるだけ。

これ、大英断だと思う。

.

メインの舞台となるのは近世ヨーロッパの娼館で。

自分がイメージできるのは『ジェヴォーダンの獣』(クリストフ・ガンズ)くらいだけど、あれを雰囲気だけでも匂わせるには1千万円あっても足りない。

その後の場面展開を考えたら、そこはバッサリ切り落として、そのかわり衣装と装飾品にガッツリリソース(金と時間と手間)をかける。

キャストこそが情景の担い手という戦略。これ大正解

少なくとも自分はそう思った。

.

で、板の上には何もない代わりに、ステージ背面全体を三分割して並んだ3つのセル(部屋)。

ライティング次第で中のキャストを浮かび上がらせて、複数のストーリーラインを同時に進行できる空間なんだけど、これが実に効いてる。

回想、視点の移動、娼館の部屋それぞれ。もう大活躍。

.

白眉はエーヴェルス先生が娼館に潜入するシーン。

ライティングを目まぐるしく切り替えて、それこそ『ミッションインポッシブル』か『オーシャンズ11』かっていう高速カットバックを実現している。

(いや実際、照明さんは胃に穴が空いたんじゃなかろうか?)

実を言うとアタマのスミでは「それをやりたいなら映画でやったら?」と思わないでも無かったけど、映像作品と舞台の良いとこ取りをした意図は買うし、実際、効果的だった。

.

と、同時に。

こうも思った。

「ああ、そういうことか。エイゼンシュテイン以降の変革は舞台にも及んで、自分はいま変革後の作品を見てるのね」と。

MTV以降、ライブコンサートに巨大モニターが導入されて各種フレーミングが可能になったように、舞台も律儀に単一フレーム(場の一致)なんて守ってる場合じゃないよね。

.

■最後に、気がついたこと、気になったことをまとめて

・会場の音響が悪すぎ!

 卓かアンプが、どこかでバチバチに歪んでる。

 せっかく古典派の交響曲ストイックなまでにかためた選曲が台無し。

 客席横では四六時中、空調がプシュープシュー鳴ってるし。

.

キャパ、狭すぎ!

 ねえねえ、次はもっと大きい小屋でやりましょーよ。

 大丈夫。大丈夫だって

 連日満員でエクストラシート用意するくらいなんだから。

 ぜったい大丈夫だって!(←無責任

.

・ハッキリとした開演ベルが欲しかったところ。

 カスパルがおもむろに登場してアルラウネのオブジェを撤去して暗転ってのは、演出としてどうかと思った

.

プログラムの誤植。

 コーヒー愛飲の習慣のところ、 “嫌遠” は “嫌厭” の間違い。 

.

・余談だけど、今回の上演『改訂版』の前の上演回をみんな『祈念』と呼んでいる。

 理由を調べようと思ったけど、まーいーか。

.

キャスティングの軽重に関係なく、みんな多かれ少なかれセリフが飛んだり、噛んだりしていた。

 最終日の最終回、疲労のピーク。

 ステージハイっていったって、限度があるわね。

 その中でもディフェンダー2人(武川、小川)は、自分が見る限り

 挙動とセリフに一切のミスがなかったことを記録しておく。

.

.

……んー、こんな感じか。

.

ともかく、まとめとして言うならば。

幻想芸術集団レ・ミロワールの『アルラウネの滴り -改訂版-』良かったっす。

次もタイミングが合えば観に行こうと思いつつ、このテキストを終わる。

2017-11-09

これが田舎IT屋の仕事

https://www.city.fukushima.fukushima.jp/cgi-bin/event_cal_multi/calendar.cgi?type=2&year=2017&month=10

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2017-11-08

anond:20171108143405

発表したとき評価されなかったけど、後世になって評価される芸術もあるということは、

公開オナニーはいっぱいやっておいたほうがいいんじゃなイカ

表現活動とか言って、ただの公開オナニー

そのオナニーが人から見て素晴らしい出来だったときだけ、芸術足り得る

2017-11-07

芸術労働を合体させるって狂気の沙汰だな

ありえねーわ。

病むに決まってるだろ。

絶対的他人必要とされるようなもの労働で生み出したほうが安定するだろ。

ジャップ企業伝統芸能

流れるように自然所作でまるで当然のことであるかの如く不正を働く

もはやある種の芸術である

バレて怒られたり顰蹙買ったりするところまで含めて様式美

2017-11-05

漫画としてハイコンテクスト漫画って結構あるんだな

血界戦線とか宝石の国とかね。

アニメ面白いからちょっと原作読んだけど読みにくくてしょうがないわ。

絵は上手いし話も内容そのものが丁寧なのは分かるんだが一回読んでも理解できねえ。

かといって何度も読めば理解できるから何周もして新たな発見しろって感じの作品でもない。

つまる所、漫画を沢山読みまくってきてお約束はいくらでもすっ飛ばせる人間向けに書かれているということだろう。

それはさしずめ今時のSFが今更タイムマシンタイムパラドックスという単語意味について馬鹿丁寧説明することがなくなったみたいに。

いやはやしか漫画にもこういうジャンルはあるもんだな。

国際スパイアクション物や戦国世界転生みたいな作品で時折歴史地理の側面でハイコンテクストな要素が混じってくるのは知っていたが、漫画読みやフィクション消費者としての経験値がとことん要求されるタイプハイコンテクストさで描かれる漫画があったとはね。

映画だとそういうのがあるのはなんとなく知っていたんだ。

映画を見慣れた人間行間を読みまくって賞賛できるんだろうけど映画をあまり見ない人間チンプンカンプン雰囲気しか分からんだろうと推察できる作品をいくつか見たことが有るから

漫画というジャンルだと大衆よりなメディア風習によってそういうマニア向けで素人お断り表現は丁寧に回避しているものだと思っていたよ。

せいぜいが恋愛漫画電車の音が声をかき消したら告白だと分かるとか、野球漫画バッターが自信満々にバットを投げ捨てたらホームランだと分かるとか、それぐらいのレベルに留まっていると思っていた。

偏見だね。偏見

漫画だって立派に芸術してていいしマニアの方を向いた作品出版社が出してても別に構わないわけだ。

まさか逐一何かあると行間脳内で補完し続けないといけないようなレベル漫画もあるとはねえ。

漫画舐めてたわ。

2017-11-03

ボケに得意顔でマジレスする奴どうしたらいいんだろう

ロシア革命100年 声優上坂すみれソ連大好き」インタビュー#1 私とジダーノフ批判 | 文春オンライン

http://bunshun.jp/articles/-/4789

上坂 私、ジダーノフ批判に衝撃を受けたんです。スターリン体制下の共産党中央委員会書記だったアンドレイ・ジダーノフによる芸術統制。特に抽象的で人民理解を超えるような前衛的な作風音楽糾弾対象になって、自己批判を迫られたという。これでショスタコーヴィチは矢面に立たされたんですよね。私、こんな批判されたら、すごい落ち込みます

――自分表現が真っ向から否定されるわけですからね。政治権力によって。

上坂 満足のいくニューシングルが完成したのに、プロデューサーがいきなりスターリンになって、自己批判せよって言われたら、その悲しみやいかばかりか……。ソ連史はさまざまな教訓に満ちていますが、文化統制と芸術家亡命はまさに深いテーマです。



↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓

kiku72 プロデューサーからダメ出しと死人が出るような事態をごっちゃにしちゃあかん>上坂 満足のいくニューシングルが完成したのに、プロデューサーがいきなりスターリンになって、自己批判せよって言われたら

2017/11/03 リンク Add Staryuki_furuDai44son_toku

頭悪い癖に何故こんなに傲慢なのだろう

それなりの大学を出ているこの声優、ソ連に詳しく悲惨な面もよく知ってるこの声優に対して、

自分の方が優れた見解を持って助言する立場であると言う謎の確信はどこから湧いて出るのだろう。


こういう手合いをどうしたらいいのかわからない

俺がスターリンならシベリアに送って解決するのだが

「私のプロデューサースターリンになったら」という軽いボケに対して

ボケだと理解も出来ない○○ペ(すみぺではない)の分際で、

何故自信満々で説教ツッコミをつけられるのだろう

推しアイドルを辞めた。

 一ヶ月ほど前、推しアイドルを辞めた。

推しとある男子アイドルグループ所属していた。デビューしてからもう数年。所属グループの売り上げは鳴かず飛ばず。正直、人気とは言い難い。むしろ全くと言って良いほど売れてない。この何年かなんてほぼ休止状態に近かったくらい。毎月スケジュール更新されるけど、それも真っ白。昔からファンなんて今はもうほぼいない。いるのはタイとかベトナムとか、その辺の海外ファンだけ。自国ファンは皆無といっていい。

 活動しなくなってすぐに、メンバーの脱退もあった。辞めてから麻薬でしょっぴかれたメンバーもいた。オタクメンバーが繋がってたことがそのオタク本人にバラされる、なんて不祥事もあった。なんとも絵に描いたような三流アイドルだけど、それでも私はそのグループと、推しのことが大好きだった。初めて推し出会った時の感動は今でも忘れられない。

 推しは元々ちょっと変わった子だった。芸術肌というか、個性的というか。お姉ちゃんがいるせいか男の子っぽくない、ちょっと女の子っぽいところもあった。絵を描くのが好きで、ダンスが好き。でも可愛らしい見た目とは逆にゴツゴツしたアクセサリーが好きだったりとか、服も小物も黒ずくめかと思えばやたら極彩色の柄ものをチョイスしてみたりとか。好きなアーティスト映画ちょっと年代男の子からはズレてて、いわゆるサブカル男子っぽい感じだった。

 でもステージに立っているときはどこまでもキラキラアイドルで、ファン思いでメンバー思いで、明るくて甘ったれで、なのに時々ハッとするくらい儚くて、綺麗で、かと思うと地方出身から男らしいところもあって、方言サバサバしてて、笑い声がうるさくて、年上のメンバーにべったりしたり、年下のメンバーを溺愛してたりして、でも同い年の子にはツンケンしたりすることもあって、そういう色んなとそろのギャップと、どっか不安定で危なっかしいところが好きだった。

 グループとしての活動が目に見えて減り、歌を出すこともなくなり、前述のあれやこれやが続いたある日だった。推しSNSを始めた。推しバレ覚悟で書くけど、ツイッタープロフィールには一言、paradise。インスタにはbutterfly。こりゃ拗らせてんなあと笑った。

 もちろん、投稿内容もお察しであるツイートポエムと呼んで差し支えない感じだし、インスタの写真モノクロ彩度MAXフィルター5枚重ねみたいなのばっかり。公式ファンクラブ名があるのにも関わらず、なぜか自分ファンのことをbutterflyと呼び始めたのも面白かった。私も自分のことbutterflyですって名乗ってた。この辺りまではまだ、推しの行動をそれっぽいなあって笑いながら見れていた。

 でも、そういう不思議な行動にだんだん違和感を覚えるようになった。最初にあれ?と思ったのはツイッターで生配信を始めたあたりだった。初めは推しけがずっと見れるなんて!と思って喜んで見てたけど、見てるうちに初めは小さかったその違和感がどんどんハッキリしていった。

 こんな喋り方する子だったっけ。

 こんなこと言う子だったっけ。

 そんなことがちょっとずつ増えていった。でもカバー動画とかダンス動画みたいなのも出してたから、歌やダンスが嫌になったわけじゃなさそうだし、それくらいは好きにしたらいいよ、と思っていた。

 そうしたら少し目を離した隙にものすごい長髪になってた。ろ、ロン毛ブームなのかな?と思って見守っていたら、とうとう首の後ろにタトゥーを入れたらしい写メを上げてきた。ファッションタトゥーで済まないような、毒々しくて大きいやつ。親が泣くからタトゥーはしないって言ってたのに。この辺りから、いよいよちょっと変なんじゃないかと思い始めた。

 元々そういうところのある子ではあったけど、歯止めがきかなくなったように思えたというか、これは明らかにおかしいなと思うほどになっていった。ファッションで済まないようなタトゥーもそうだし、生配信で虚ろな目で1時間近く、淡々猟奇殺人事件の話したりとか、事務所の後輩とあんまり仲良くない、好きじゃない、と吐き捨てるように言ったりとか、あとはそこにコメントしてくるファンにマジギレして配信ぶち切ったこともあった。その時は本当にショックだった。今までの推しなら絶対やらなかったようなことだった。ファンにはとろけるような甘いことしか言わないし、怒ってもメッ!て感じだったし、心配から言うんだよって言ってくれるような子だったから。

 そういえばマネキンの生首に名前つけて友達って紹介してたこともあった。怖くて名前は忘れたけど、もうなんかその頃にはなんにも笑えなくなってた。

 何かがおかしいって、ズレてきてるって思った。もう止められないところまできてるなって。推しものすごい勢いで暗い方へ転がり落ちていくのがわかった。でも私たちには、そしてメンバー事務所にも、多分どうしようもなかった。

 そしてある日、決定的な事件が起きた。

 推しが、生放送自殺未遂した。

 

 外出先から配信だった。もう明らかに様子がおかしかった。泣きながら「死にたい」って言ったり、道路を背景にして、笑いながらどの車に飛び込もうかなって選び始めたり、泣いてたかと思ったら狂ったように笑い出したり、ものすごく情緒不安定だった。見ていられなくって携帯の電源ごと切った。そして、もうダメだって思った。きっとこの子はもう限界なんだろうって。薄々感じてたことが、確信に変わった瞬間だった。

 そこからしばらくして、インスタに投稿があった。今見たら消えてたから正確には思い出せないけど、「皆さん心配かけてすみませんでした。僕は今、治療を受けています」と、そんなようなことが落ち着いた文章で書いてあった。

 涙が溢れた。病院に行くほど酷かったんだという思いと、ちゃんと治療を受けてるんだという安心と、推しが心を病んでしまうほど辛いことがあったんだって現実とで、泣いた。もちろん幻滅したわけじゃないけど、ただただ辛かったし、これまでのいわば奇行みたいなものにきちんと理由があったんだってわかってホッとした部分もあった。

 そこからは辛くて、怖くて、推しの動向を確認するのをやめた。ただ、久々に配信を見た時に自分Aセクシュアルであることを明かしたのにはちょっとびっくりした。けど、それに関してはなんとも思わなかった。人それぞれだし。ただ個人的にはバイなのかなぁと思っていたので真逆でびっくりしたくらい。つくづく現代を生きづらそうな子だなぁ、とだけは思った。

 そこからは一時期より落ち着いた、まあ拗らせてるな、くらいの更新が続いた。事務所の指示なのか本当に安定してたのかはわからないけど、表面上は元気そうだった。実家にも帰ってるみたいだったし、家族は変わらず仲良さそうだし、仲のいい友達とも遊んでいるみたいだし、それで安心していた。

 そうしたら先月、ものすごく長文の投稿があった。

 何だろうと思って、でも本当は読む前から何となくわかっていた。不思議と落ち着いた気持ちだった。

 

 そしてそれは案の定、脱退しますという挨拶文だった。

 そこにはいろんなことが書いてあった。最初メンバーが脱退したときすごく辛かったこと、笑って見送らなきゃと思ったけど本当は心が引きちぎれるくらい辛かったってこと、ずっとそばにいるって約束したファンのみんなに申し訳ないって、約束を守れなくてごめんなさいという言葉が何度も出てきた。今まですごく辛かった、たくさん泣いた、というくだりで、とうとう耐えきれずにわあわあ泣いてしまった。

 最初に辞めたメンバー推しとすごく仲が良くて、本当のお兄ちゃんみたいに懐いていたから、当時はものすごく心配していた。案の定の子はあの時それを抱えきれなかったのだと思うと、そして珍しくぽつぽつと囁くように語られたあの子セクシャルも、きっと長年抱えていた大きな悩みや痛みのもとであったのだろうと思うと、推しの味わったであろう途方もない悲しみと痛みに涙が止まらなくなった。胸が苦しくなった。そんな中、気丈に頑張っていたのだろう推しの、アイドルとして見た最後笑顔が頭をよぎった。これまで話した色んなことを思い出した。

 推し推しのいたグループメンバーと、そこのファンは最早友達か近所のお兄ちゃんかみたいな距離感だったので、私も推しとはとてもファンアイドルがしないような話をたくさんした。学校休んでサイン会に行ったりしてたまに叱られることもあったけど、もう本当にしょうがないんだからって笑ってくれた。そして必ず手を握って目を合わせながら、いつもありがとうね、って笑ってくれた。手の骨が折れた時もギプスでガチガチに固めた手で踊りまくってサイン書いて、痛くないよって笑うような子だった。チョコレートが好きで、渡すとその場ですぐに食べちゃう子だった。あげた手紙をちゃんと読んで、次に会った時にその話をしてくれる子だった。誕生日も先にお祝いしてくれた。そんなことを次々と思い出した。

 推しが弱かったと言われればそれまでだ。アイドルに向いてなかったと言われればそのとおりだと思うし、甘えだと言われればそうかもしれない。同じような経験をしたって、もっと辛いことがあったって、立派にアイドルしている子なんて大勢いる。

 でも、私の推しは耐えられなかった。そしてアイドルを辞めた。それが全てだ。

 周りに推し推しグループ好きな人が皆無だったので、この気持ちを分かち合える人がいないのが辛い。でも、推しの方が多分もっと辛いし、辛かったはずだ。

 辛かったよね。しんどかったよね。嫌なこと、苦しいこと、悲しいこと、傷ついたこと、たくさんたくさんあったよね。大丈夫だよ。そんなに気に病まなくていいよ。私は辛くないよ。あなたが辛かった時に笑いながら「辛くない」と言ってくれたように、今度はこっちが言うから大丈夫、ちゃんと笑ってお別れできるから大丈夫。だからもう休んで良いよ。辛い時は辛いって言って、たくさん周りに甘えていいよ。

 だけどお願い、これだけは守ってほしい。頼むからもう二度と死にたいなんて言わないで。自分から死のうとなんてしないで。あなたが死んだら悲しむ人が、あなたの思ってるよりたくさん、たくさんいるから。

 本当に、本当に、今までたくさん頑張ってくれてありがとう。思い出をありがとう。私の十代の終わりと、二十代の初めにあなたがいてくれたことが、何よりも幸せだった。誰よりもキラキラしたアイドルだったあなたのをことを、わたしはずっと忘れません。ありがとう。ずっとずっと、大好きです。

2017-10-30

anond:20171030001915

差別するつもりも皮肉うまいこと言うつもりもないけどなあ。

薄っぺらい悲観的世界観をそのままにしておくよりも、芸術(笑)として昇華した方が健全てこと言いたかったのに。

心外だなあ。傷ついたなあ。

2017-10-28

AIかぁ〜

茶碗とか絵画とか書とか、いわゆる芸術?の一流品てお高いじゃないですか。仙人みたいなおじいちゃんがコネて焼いた茶碗が100万円とか。人間国宝とか。

そのうちベテラン事務員田中さん人間国宝になるのでしょうか。打ち出された帳票では不払だったが、田中さんの複写式の請求書文字は他の追随を許さな文字精神性が高く評価され、素早い入金が確認されました、とか?

2017-10-25

anond:20171025104729

それが金になる or 芸術として評価される という価値観が醸成されないと誰も描こうとは思いつかないのでしょう。

そもそも、本物そっくりの絵よりは本物そのものを手に入れる方が良いでしょうし。

写真そっくりの絵なら写真で十分という見方が大半だったら、敢えてそれを絵で描こうとは思わないみたいな。

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