「ぞの」を含む日記 RSS

はてなキーワード: ぞのとは

2021-05-10

発達障害は辛い

どこぞの殺人鬼と同じ病名を診断されたことがある。

病名が被ることは別に気にしないが社会の中での生きづらさというのは確かに存在する。

これの嫌なところは、試験とか能力検査ではあまり引っかからない点。例えば俺はSPIとかは比較的高めにとれる。公務員試験とかの一般教養も苦手科目を集中的にやれば、地方クラス結構突破ちゃうクレペリンは何度もやったせいか一般人擬態可能だった。

ただ日頃から感じているのは「極端な先送り癖」「一つのことへの強い執着、執着がなくなった際の虚脱状態」「他者とのコミュニケーションが常にどこかおかしい」「だろう癖」などがある。当然仕事はうまくいかない。人より優れている部分はどこかにあるのだろう。だけど基本的事務作業があまり得意ではないしミスも当然多い。確認のし忘れや「だろう」で済ませてしまうことで問題になることは多々ある。相手確認したはずだろうから〆切まで何も言われなければそのままにしてしまったり、自分がしたいことしかできなかったり。怒られてもそれは改善しない。

思えば小学生時代から挙動おかしかった。精神年齢は常に他の人より3つは下。

小学生ときバイクプラモ部活動で作っていたことがある。そういう自由部活だった。だけど結局1年かかってもバイクは完成しなかった。説明書も読んで家でも試行錯誤していたのに。いまならわかるけど、手先が不器用と言うより根本的な作り方を理解していなかったんだろう。接着剤の使い方や部品管理が全く出来ていなかった。単純なことに気を配れない。自分がそうだと思ったこと以外が目に入っていない。

あらゆる場面で、説明を受けているのに何も理解せずに自分勝手で場当たり的な行動をして、他の人が間違いを教えてくれていた。健康診断では胸部エックス線撮影のやり方がわからず一人だけ別行動をしていた。郵便の仕組みを学ぶ授業では自分勝手に手順を変えようとしていた。どの学年においても人の話を聞いて行動した記憶が薄い。常に自分がやりたいことを自分判断で行っていた。


中学生はThe挙動不審。はからずも部長になったときは本当に酷い状態だった。周りからの信頼を無くして逃げるように部を去った。図書委員にしても他校との定例会で大いびきで寝ていたり、文化祭では異様に張り切ってしまい周りをドン引きさせていた。学年から評価は「将来大物になりそう」だった。

常にどうしようもない人生である。人より羞恥心が薄いというか客観自分を捉えられないせいか他者とのコミュニケーションはいつもおかしい。大人になってもコミュニティ内でのトラブルメーカーである正論で人を攻撃し、逆に攻撃もされる。追い出され逃げ出したコミュニティは数知れない。

そんな感じがいまも続いている。これは正直どうしようもない。一時期は薬を処方して貰っていたが大した効果はなかった。診断が間違っていたのかもわからない。

こんな推敲へったくれもない文章書いているのは、徹夜あけの気分を紛らわすためなんだけどね。

俺はこの先、どうしたらいいんだろうか。

金で買った五輪負債に落ちぶれていくのちょっと笑える

何のためにどこぞのボンボン顧問料払ったんだろうなぁ

2021-05-08

妹が好きになれない②

前に書いたやつの続き。誰も見てないけど書きたいから書く

妹が就活を始めて3ヶ月くらい経った。

最初の頃は5月までに終わりたいーなんて言ってたけど普通に終わらなかったらしい。

そりゃそうだわ。インターン1社も行かずにダラダラしてたまに四季報ぺらぺらめくってただけで内定はもらえないだろう。

面接も一次とかES選考の時点で落とされているらしい。

この前それとなくどうなのか聞いてみたけど「ゆっくりやってく。まだ他の企業もいろいろあるし、私には私のペースがあるから。」って。どこぞの乳酸菌CMかよ。

2021-04-30

anond:20210430060545

威張ってる独裁者ってみんな清貧独裁者だよ。

プーチンの豪邸が1100億とかいうけど、あんなもんマイケル・ジャクソンのネヴァーランドよりも小さいでしょ。

どこぞの宮殿みたいなのを持ってる家すらあるヨーロッパとは違う。

anond:20210429181923

日本じゃこんな法律成立したら猛反対されるだろ。即日どこぞの弁護士市民団体違憲訴訟起こすだろ。日本が甘いって言ってる連中は賛成するのか?

感染していないが隔離を指示された人が隔離場所から逃げた場合は9カ月~3年の禁錮および500~1250ドル(約5万4300~13万5700円)の罰金。また、感染者が逃げた場合には、最長10年の禁錮および2500ドル罰金などとなっている。

出典:

https://www.sankeibiz.jp/smp/macro/news/210308/mcb2103080612001-s1.htm

2021-04-28

エゾシカとぼく

端的に申し上げるのならば私は狩人である
北海道の片田舎漁業狩猟生業とする家に生まれた。

突然だがご存知だろうか。鹿は、強い。
北海道に生息する鹿はエゾシカと呼ばれ、本州へ生息する鹿よりも体躯は大きく力がある。
通常であれば猟銃で仕留めるところを仕留め損ね、猟銃禁止区へエゾシカが逃げてしまった場合アイヌ伝統に習って槍での戦闘が始まるのだ。

筆者は奈良公園の鹿と対面したときには唖然としたものだ。
眼にまるで生き汚さはなく、体躯はたるみ、あまつさえ我々人間に媚を売る始末。
更に仔鹿などは創作物の影響から愛玩動物のような印象を持っている人だって少なくない様子であった。
私の眼の前には鹿なぞ居らず、私が見たものはどこぞの貴族様だったのだ。

エゾシカに向かって槍を構える。
穂先を決して上げてはならず地面すれすれを維持する。エゾシカはそれに呼応するように頭を下げて立派な角を向けてくる。

創作物などでは槍を高々と掲げる描写がよくある。映える場面にはなるのだろうが実際の戦闘では悪手だ。
槍を掲げ、そして振り下ろすという動作が遅れた場合を想定して欲しい。
エゾシカの突進は非常に強力で、もしも振り下ろしが遅れたのならば突進をモロに受けてしま狩人の腹には風穴が開くであろう。

からこそ地面すれすれに穂先を構え、そして突く。
先手を取る筆者の突きへエゾシカは素早く反応し突進を繰り出す、かに見えた。フェイントだ。
一撃必殺を狙った突きは重い。であるからこそ空を突いた場合の隙きは筆者へ重くのしかかる。
危機を感じた筆者は直ぐさま穂先を下げ、その瞬間にエゾシカは突進を繰り出した。

エゾシカの突進は槍が受ける。高く掲げればこうはいかない。
エゾシカは槍に触れた瞬間に頭を振り回し槍を絡め取ろうとするが、筆者は身体を回して突進を受け流し距離を取る。
穂先を下げて牽制の再開だ。

エゾシカこちらの様子を伺う。エゾシカの眼が生き汚く睨みつけてくる。
悪いが死んでやるつもりはない。お前が死ね
見解の一致を交差する視線から悟り、槍と角が交差する。

若鹿にあるような突進一辺倒でない。
一度の突進で押しきれないと理解するや角を振り回して小突く、小突く、小突く。
太い首に支えられつつ、いくつにも分岐した角は捌ききるには厄介だ。
こちらの嫌な表情を見逃さず、小突き、一歩、小突き、一歩と前へ出て圧力を加えてくる。

強い、鹿は強い。
体重差2倍以上、筋力差膨大、スタミナ差途方もない。
突いて、捌いて、下げてを繰り返す筆者の腕は痺れ、悲鳴を上げ、じりじりと追い詰められていく。

鹿は強い、そんなことは知っている。
堪えて、堪えて、堪えて、それでも堪えた終わりは突然やってくる。エゾシカのスタミナが切れたのだ。
銃弾を受けた足の出血が想定よりも早くエゾシカのスタミナを奪い続けていた。
エゾシカの猛攻は止まり二歩三歩と下がったのちエゾシカはその場に座り込んだ。
エゾシカと筆者の視線が交差する。そして筆者は槍の構えを解く。

美味しく食べよう。そしてまた明日エゾシカを狩ろう。
ご存知だろうか。鹿は、強い。

2021-04-24

ネット荒らしするどこぞの国家組織マスゴミテレビ局ポチ工作員

上司にムチでけしかけられ、喚くことしか能がない真性のクズ

お前らはそういう連中だよ。

本当に虐げた人間には何もできず、弱者に数で八つ当たりしかできない腰抜け

ゴミにも劣る存在

お前らは永遠に赦されない。

この世で散々苦しんで、永遠に地獄の炎で焼かれ続ける。

何故ならお前らは屑だから

まれてこない方が良かった屑。

世界に害しか与えてない病巣。

ほら、お前らのご主人様たちはお前たちのお陰で豪勢な生活をして、益々権力を強め、それによってお前たちを更に虐めてけしかけてるぞ。

こいつらも永遠に救われない屑どもだが、お前らと違うのは、この世のあらゆる欲望尊敬に包まれ死ねるってことだ。

お前らが死んだときは、お前らの家族も泣いて喜ぶがな。

ああ、お荷物が一人減ったって。

お前らは今すぐ死ぬべきだよ、これ以上忌まわしい罪を重ねる前に。

お前らを殺すことは慈善事業だ。

この世の全ての人間がお前らを盗み犯し殺す権利を持つ。

お前らを殺せるのに殺さなかった者たちも同罪に定める。

2021-04-17

[] #93-2「栄光の懸け箸」

≪ 前

今にして思えば、きっかけは何気ないものだ。

よく連れ立つ仲間達と、自宅で軽い昼食を摂っている時だった。

「袋麺を作るだけで、妙に自信満々だった時点で怪しく思うべきではあった」

「何でだよ。おいしいだろ」

「余計なアレンジをしても美味いのは、そもそもが美味いからであって、決して貴様の手柄ではない」

「まー、タイナイの気持ちも分かるよ? どこぞの情報サイトレシピ見かけて、試してみたくなったんでしょ。でも、オイラ達を巻き込まないでほしい」

仲間の一人にタイナイって奴がいて、こいつの調理したインスタントラーメン賛否両論だった。

まあ、“賛否両論”という表現をするときは、大抵“否”の割合が多かったりするんだが。

「基本インスタントラーメンは、袋に書かれてる通りに作るのが一番いいのだ。メーカー商品開発に試行錯誤して、この通りに作ることを想定して世に出したのだから

「茹で時間に関しては工夫すべきだろうけどな」

「なぬっ?」

それを皮切りに、インスタントラーメン談義が始まった。

「器に移して、テーブルに持っていく間にも麺はスープを吸い続ける。それを計算して、早めに火を止めた方がいいんだよ。もしトッピングをするなら尚更だ」

「いや、ちゃんと茹でるべきだよ。小麦粉はしっかり熱を入れないと消化吸収しにくいんだから

「その指摘は的外れだ。基本インスタントラーメン油揚げ麺だから、既に熱を加えてある状態だ。極論、茹でずに食べても問題ない」

「えー? それはさすがに……」

あくまで極論だと言っただろ!」

交わした内容は、突き詰めれば突き詰めるほど、どうでもよいものとなっていった。

だが、どうでもいいことほど仲間内では熱を帯びやすい。

インスタントで洗い物が増えると、なんか嫌じゃないっすか? だからイラは鍋に入ったまま食う」

「それだとスープが飲めないだろ」

レンゲを使えばいいじゃないっすか」

「洗い物が増えてるぞ」

「というか、スープなんて飲むべきじゃないよ。あれにどれだけの塩分が含まれいるか、それに溶け出した油も……」

「そんな健康面まで気にするなら、もうインスタントラーメン食べない方がいい」

そうして熱を帯びた議論は、茹で過ぎた麺のようにグダグダになっていく。

挙句、当初の目的からどんどん外れていくわけだ。

もしかしてタイナイはあれっすか? ヌーハラとか言い出すタイプ?」

「なんだよ、そのイメージ

「なあ、ヌーハラってなんだ?」

ヌードルハラスメント。麺をずるずる啜る音が不快だという指摘だ」

「なんだそりゃ。落語蕎麦しぐさとか見たことないのか。あれは文化、むしろ音をたてるのがマナーだろ」

「そこまで言い出すと、些か主語が大きすぎる気もするけど」

ここで文化だのマナーだのの話にシフトしたのがマズかった。

次 ≫

2021-04-15

anond:20210415122644

ありがと。

犬猫はわからなくもないが、基本的感情表現が過剰だったり心の平穏おかしい人の妄言だと思ってる。

SNSによくいる「そう思っている私は感受性いから慰めて」という人。

映画で異星人に犬が襲われるシーンがあったとする。その描写がキツいというのは、犬を飼っている人にしかからいからなんとも言えない。だけどそれが物語に少なくとも影響する話なら俺は納得するし、逆に無駄に残虐にみせたいがために過剰な演出として犬を襲わせているなら、無意味不快だなとは思う。もちろんそれは演出脚本に対してだ。

キャラクターの死は、たいていの場合物語重要局面で使われると思う。誰もが惜しむ人が亡くなるのは演出もっと言えば人々が悲しむほどに魅力的なキャラ死ぬことで物語に起伏が生まれるなら大成功だと思ってる。

だがキャラが死んだことで制作側を恨むという理屈がわからない。なぜならキャラが死ななかったらそれで良かったということだよね?仮に死なないことで物語破綻したり面白みに欠けるなら、それは本当に馬鹿げている。「物語としてはグズグズだけど、推しキャラが生き返ったのでよかった」とか言っている人がいたら、おれは殴りたくなる。まあどこぞのギアスというアニメは死んだはずのキャラが生き返っていたが。

俺は物語の中でこそキャラクターは生きているし死ぬ意味があると思っている。キャラを愛する気持ちはあっていい。酷い脚本によって死ぬ必要が全くない人が死ぬなら、それは抗議に値する。だけど理由があり演出として必要なら俺は全然平気だし、キャラの生き死が物語を超えるのはあまり納得いかない。

昨今はキャラが死んだように見せかけて実は生きている、という描写が多く、本当に読者にすり寄せているだけなんだなと思ってる。人気キャラからとかそういう理由で死なないとか、正直辞めて欲しい。

犬を飼っているから犬の死が受け入れられない。子供いるか子供が辛い目にある描写が耐えられない。わかるよ。だけどそれを声を大にして主張する意味がわからない。映画広報もそういう人のために「この映画犬猫が死にません」というくらいだ。びっくりするほど過保護世界だなとおもう。そういう理不尽を含めて物語だと思っているんだが、俺はおかしいのか?

2021-04-13

突貫工事ワクチンに期待するなよ

そんなものだろう

普段やる工程をすっ飛ばしてるんだから

どこぞのSIerのような状態だね

NYタイムズ紙によると、米国は米製薬大手ジョンソン・エンド・ジョンソンが開発した新型コロナウイルスワクチン血栓発生を理由に接種停止を呼びかけるという。

2021-04-09

吉村知事を支持する層は仕事をしている独身男性に多い可能

身近な例で言うんだが、

独身男性28歳がろくにニュースも見ず、なんかかっこいいやん?で支持している。

今日800人超えてたけどやばくない?って話をするとマジ?やば。とか言う。

彼はふんいきで情勢を見ている。あまり興味がないので点だけで状況をなんとなく判断している。

別に支持することは辞めととは言わずこんなことがあると教えても特に気にしない。

ネガティブ情報シャットアウトする。

どこぞのVtuber信者の如くである。彼もVtuber信者である

[]フェミ先生が復活したので、わかったことをまとめる

この増田を書いた人物に心当たりがありましてね。

結論から言うと、はてブ規約違反を繰り返している某フェミニストである確率が限りなく高いと思われます。(ブクマの方でもうツイ垢らしきものが挙がってますが)

フェミニズムはともかく、規約違反はいただけませんね。

規約違反って具体的に何だよ

→「複数idによる水増し行為」および「ブクマが消されたのに何度も戻ってきていること」です。

はてブヘイトじみたブコメが野放しにされている印象もありますが、こいつに限らず、なぜかサブ垢関連はやたらと厳しいことで知られています。要注意。

ちなみに当該人物場合増田でも「(別のidなのに)言い回しが全く同じ。この表現流行ってるの?」と指摘されたことがあり、もうちょっと何とかならなかったのかと突っ込みたくなります

そして両idはてブが消されたにも関わらず、どこぞの先生みたいにしつこく別のidを取り直しては、はてブでせっせと男性嫌悪拡散しているというわけです。

何度戻ってきても文体から好みのネタ粘着対象まで全く変わらないので、ブクマカの中には「もしかしたら」あるいは「またか」と思った方もいるかもしれません。

はてブの規約では「一度処分を受けた奴が戻ってくる」こと自体御法度で、その旨を通報すると、新しいidでの違反の有無に関係なくブクマが即消されるようになりました。

それでも、b***** → r********** → t****** → k********(前回)→r********(今回)と、確認されただけでも実に4回ものカムバックを果たしてます。(追記案の定5回目もすぐでした。

伏字かよ

→全部書くと増田規約に引っかかるので、ここには書きません。

というかもう消えたので、書いてもあまり意味がありませんね。

通報するとどうなるの?

→意外と対応バラバラです。

問い合わせフォームで「返信・必要」を選ぶと、確認メールとは別にから返信が来ます

前述の通り、明白な違反があった場合はだいたい対処されますが、原則として当事者以外から通報場合、その内容は教えてくれません。

返信の文章基本的にはテンプレコピペですが、細かい部分が微妙に違うことはあり、中には例外みたいなケースもあったりします。

テンプレの部分は共通でも、担当者複数いるのかもしれません。

今回驚いたこ

はてな対応めっちゃ早かったです。

はてなからの返信は、通常「朝一番通報すれば、早くて午後~夕方には来てるかも」といった感じです。

その返信によると、以前は通報殺到していたことがあるらしく、実際かなり日数がかかった例も珍しくありませんでした。

かつての某先生のように「こいつです」と書いただけですぐ対処されるようなケースは、あくまで特例ということなのかもしれません。

ところが、今回は通報してから返信および対応(当該ブクマの404化)まで、わずか「1時間半」という超スピードでした。

まさか先生と同じ枠に入ってしまったのでしょうか?

というわけで、結論

こんな奴、持ち上げるなよ……。

2021-04-06

anond:20210406153144

だとしたら、どこぞのひろゆきが言っていたみたいに、

子供1人産んだら国から千万。みたいなインパクトがあれば産むんじゃない?

私なら産むわ。

anond:20210406143808

自称弱者男性がどこぞの誰とも知らない過激なツイフェミ発言を拾ってきて、

ほら!これがフェミニストの正体だ!自浄作用!とか言ってるのと変わらん

2021-04-04

anond:20210404155618

から関係ある」って主張と議論はしたらいいでしょ。

どこぞの増田は「関係ないけど(詭弁だけど)議論しろ」って言ってるからボコボコなんでしょ。

2021-04-03

呉座と「男性皆殺し協会」を通じて盛り上がるネットモラル上ゲーム

特定規準を以て他者非難した人間は同様の規準を以て非難されるのを甘受しなければならない。とまあ、そういうルールですよね?それはある種の「覚悟」であって尊ぶべきものに相違あるまい。

呉座氏の件では論点が多岐に渡るため必ずしも採用される道徳倫理とか他の言葉に置き換えてもよい)規準一定ではない。私が思うに根本規準は呉座氏が北村氏を中傷していたのはよくないという程度だったろう[※1]。しかしま関係者含め他のことも非難していたりするわけで、その根本規準を外れたのであれば新たな規準を示したと考えざるをえず、その新規準はその新規準を用いた人間にも適用される。

そしてなんと今回(結構前)めちゃくちゃ大きなアップデートがあったのである

北村紗衣・北守・牟田和恵・古谷有希子各氏の過去発言|喜多野土竜|note

簡単に言えば、約10年前に北村氏が男性皆殺し協会マニフェスト北村訳:男性根絶協会マニフェスト)を翻訳して、「『セックス』で検索してくる人がたくさんいるのだが、だいたいひっかかってくるのはヴァレリーソラナスの『男性根絶協会マニフェスト』の翻訳だろうから、見た人はびびるだろうね!楽しいな!」と書いたのが問題視されるべきだという内容の話である

あ、いや、喜多野氏は「保留」と言って逃げているので、もへもへ氏やMGTOW NEWSが、もしくはこの件で批判されるべきだと言っている一部はてなユーザー達が規準アップデートしたと言うべきか。

もちろん、訳しただけで問題だと言っているわけではあるまい。実際、MGTOW NEWS過去部分的に訳して説明を付している(https://archive.ph/2QksL何故かMGTOW NEWS消滅してしまった)。その中で、当マニフェストに対する否定的見解は「フィクションに登場する悪役、はたまたブラックすぎるジョークのように思える」という部分以外にオウム引用して暗に否定している部分だけである。加えて次のようなツイートをしている。

ミグタウニュース MGTOW NEWS @MGTOW_JP

本当は「みんなが幸せ社会」を実現したいだけなのに、なぜか誤解されて叩かれがちなフェミニズム

本当は、男性も”解放”するのがフェミニズムだということを知ってほしいので、

今回はヴァレリーソラナスさんが創設した

#男性皆殺し協会 

とっても素敵なマニフェストについて紹介します!!

https://archive.ph/A6lfs

もちろん、これは皮肉であるしかしこのような調子ツイートであっても問題はないということをMGTOW NEWSは示している(ダブスタなんてするはずないからね)。換言すれば「このような悪質な憎悪文書を茶化し結果的矮小化することは不謹慎だ」という非難はそれ単体では適用できないということだろう。ということは多角的分析せねばなるまい。

なお、MGTOW NEWSは何故かこのツイートを削除してしまったので魚拓での引用とさせてもらう。

北村氏の翻訳記事はいったいどんな内容だったのか

記事自体は削除されたのだが、なぜかわけのわからん怪しいサイトで拾えたのでそれを真実勝手にみなして話を進めていく。セキュリティソフトが発動したのでちょっと不味い気がするが、気になった人は文章検索すればヒットするよ。さて、北村氏はマニフェストについてどう言及していたのだろうか?

…(前略)…基本的にはレズビアンパレティストの立場から男性抹殺を主張するものである(?!)。ソラナスによるとこの文章辛辣風刺目的としたもので、別に本人は男性を本気で皆殺しにする気はなかったようだ(ハムレットも芝居の中で結婚している奴を皆殺しにすると宣言していたが、別にしなかったし、そのノリとたいして変わらん)。ただしソラナス本人は子供の頃から性的虐待を受けており、…(中略)…"cut up"を「抹殺」だと原文にある去勢イメージがなくなるから「根絶協会」のほうがいいと思う。

なお、私は別にこのマニフェスト賛同しているわけではない(いや、男の人大好きですよ!とくに女装している時はね)。単に風刺文として面白いと思っているのと、日本語訳がないのと、クリスマス休暇中は図書館しまっちゃって時間があくから訳してみるだけである。一方でこのマニフェストに書かれているミサンドリー(男嫌い)的な内容は、現代大学で読まれているような哲学芸術史上重要とされているいろいろな論文に現れているミソジニー(女嫌い)に比べればそうたいしたことないんじゃないかと思っていることも確かであるこの論文はたしかイカレているが、初期キリスト教関係の文献とか、私が研究しているイギリスルネサンスアンチ女性パンフレットとか、現代の「未来派マニフェスト」なんかのイカレっぷりに比べてそう突出しているとは思えない

太字が批判的、下線部が肯定的(?)な部分である

とりあえず、「内容に賛同しているわけではなく、イカれたミサンドリーを含む文章だが、一方で風刺文として面白くまた過去現在ミソジニーを含む文章と比べてそう突出しているわけではない」という感じだろう。

すなわち、今回作られた新規準によれば(1)イカれていて(2)ミサンドリーから(3)不賛同先に断っていても特に免罪にはならず断罪されるべきだと言うのである

ではMGTOW NEWSの紹介記事とは何が違うのだろうか?「風刺文として面白い」のように少しでも価値を認めた時点でダメなのだろうか(なお風刺文として面白いというのは的を射た風刺だというのを意味ないらしいのに注意。後述)?もしくはミソジニーテキストと比べてそう突出していないという論評がどっちもどっち的な矮小化を思わせてよくないのだろうか?それはさておきもう2箇所程引用して少し検討してみよう。

しかし、二パラグラフからヴァレリーソラナス自身男性嫌悪が匂い立ってくるようでまったくすごい…のだが、これは人生において一度はブスだったことがある女性しか書けないとこである気もする。実は私はこのあたりはかなり読んでいて厳しい。

北村氏は一気に全文翻訳したのではなくかなりの回数に分けて翻訳している。これは2回目の翻訳の時の説明。この少し前に「あまりホラーっぷりにちょっと笑いがとまらなくなってしまった」とあり言葉は軽いが男性嫌悪の勢いに着いていけない感じがうかがえる。引用後半部分はそれとは別の感慨だが。

この反ヒッピー論は私はなかなか頷けるところもあると思うのだが…ヒッピーコミューンとかが基本的男性中心的、異性愛中心主義だっていうのはよく言われていることじゃない?ここ二回ぶんくらい、表現が非常に下品なだけでソラナスの言うことが結構まともな気がするので、興味深いがちょっと諷刺の切れ味は鈍っている気がするな。

ちょっと前に「なお風刺文として面白いというのは的を射た風刺だというのを意味しないらしい」と書いたのはここにかかる。まともだと風刺の切れ味が落ちるということは風刺として面白いというのはもしかしたら褒めてないかもしれない。

ここは一部同調している箇所で他にも同様の反応が何箇所かある。逆に「相変わらずヒドい」と書いてある場所もある。…とまあおおよそこんな感じである

さて、最後北村氏の態度についてまとめておこう。

引用文書について(1)イカれた差別文書と認め(2)不賛同を表明しているが、(3)一部で論の価値を認め(4)他の差別文書相対評価している。

新規準を整理しよう

とはいえ喜多野氏やもへもへ氏らはどこに言及すべき価値見出したのか具体的に説明していないので何とも言い難い節はある。実際具体的にどのような態度で引用翻訳していたのかについての論評はない。つまり直接的に言及引用されている内容を中心に彼らの取る規準を見出せばとりあえずこんな感じではないか

中核の評価基準

(1)悪質な文書引用文書性質項を満たせば自動的認定される)について引用し(2)その攻撃性を軽視しているように見られかねない発言をしていた場合(3)その発言10年前程度の範囲内であっても問題である

引用における態度

(A)差別または憎悪文書と論じ(B)否定的評価イカれたなど)を下し(C)不賛同を表明する一方で、(D)部分的価値を認め(E)類例と並べて相対化している場合は免罪されない。

引用文書性質

(a)(引用から)40年前の文書であり(b)差別または憎悪文書であり(c)内容も過激で(d)本人が殺人未遂を起こしている。

とりあえずキタ規準とでも呼んでおくとする(北村氏にも喜多野氏にも適用されないので不適切名称かもしれない)。「中核の評価基準」「引用文書性質」はこれより悪質性が高い場合問題視され、「引用における態度」はこれより良心的であれば責任は軽くなるという感じで、総合考慮されるべきだということになるだろう。ただし、何度も繰り返すようだが「引用における態度」については喜多野氏らは特段触れていないことに留意必要ではある。ここを入れないと逆にキタ規準適用されるもへもへ氏らに酷く高度な道徳規準適用されるのが不憫なため考慮に入れるのが妥当だと考える。

ところで規準で時期を考慮することに不満を持つ人もいるかもしれない。「中核の評価基準」において時期を考慮するのは、1つはやはり価値観の変遷が大きな理由だ。例えば女性事務職という考えはすこぶる差別的だが過去に遡ってそういう発言をした人間断罪されるべきとなれば過去人物はわりと断罪される(もちろんそういう考え方が過去にあったことを差別的な思想蔓延っていたと批判するのは否定しない)。するとやはり過去発言の方が悪質性は減ると考えるべきではないだろうか。とはいえ過去においても問題であった言行は当然問題であり免罪されない。もうひとつ時効という考え方だが、こちらは不同意の方も多いかもしれない。なお例えば森元会長女性蔑視的発言をした際に15年前の「女の人だなあ。やっぱり(視野が)狭い」という発言が掘り起こされたのは単にその人の一貫した思想態度に対する批判であって15年前だから擁護することはできないだろう。何にせよ、一見した感じ呉座氏批判については3年前に遡った程度らしく、北村氏が現在ミサンドリー発言をして10年前の言行が掘り起こされたというわけでもないので、単発で10年前の言動非難されるという新たな規準が定立されたと評価するほかないだろう。

引用文書性質」で一応時期を考慮に入れるのは少し違って切迫性の観点による。例えばどこぞの戦国武将の妻が「子供の1人でも戦死すればお家の名誉になる」と言ったのを称揚するのとどこぞの現役政治家が「お国の為に子供差し出すのが名誉あることだ」と言ったのを称揚するのではやはり深刻度は大きく変わる。

キタ規準の演習例題問題

というわけで架空の例題問題[※2]でどのように応用できるか考えてみよう。

アメリカ議会を襲撃して逮捕された人物発言引用しよう(訳は引用者)。

リベラルは超特大の馬鹿class-A moron)だ。いつでも自分達が正しいと考え意図に沿わない他者糾弾排斥する。自らを民主主義者の守り手と称するが、その実彼らは選民思想エリート主義者に過ぎない。弱者多様性を言い寛容を謳うが本性は非寛容で本当の弱者に対して無関心。アメリカを偉大さから引きずり下ろした犯人なのだ。今回もDSを支持し選挙を盗み民主主義だと嘯いている。彼らは引きずり出され、八つ裂きにされるべきだ。夜明けに連れ出され銃殺されるべきだ。」

彼はこの発言非難された際に冗談だと返しておりリベラルは本気で殺されるべきだと思っていたわけではないようだ。それにしてもこの発言からリベラルに対する憎悪が伝わってくる。彼は陰謀論者であったが、リベラルについての評には見るべきところがある。選民思想の持ち主だと喝破するところなんて的を射ていないか

今は例の議会襲撃者の発言ブログトップから別の用事で見に来た人はびっくりしそう。

いい薬だね

まず、引用文書は(a)最近発言で(b)差別かはさておき憎悪文書なのは間違いなく(c)射殺を言い出さすなど内容も過激で(d)本人も議会を襲撃しているという事情に鑑みれば悪質で切迫性も満たす発言問題だろう。

引用における態度では、(A)憎悪が伝わってくるなど憎悪発言であることが読み手に伝わり(B)発言否定的評価は薄いが陰謀論者という評があり(C)不賛同だと表明していないが同調してはいなさそうである一方、(D)部分的好意的評価をしている。ただし、(E)相対評価はしていない。ただ総合的に見るとキタ規準抵触する態度と言わざるをえない。

中核的の評価基準だと(1)悪質な発言を訳し(2)その攻撃性や悪質性を軽んじているように見られかねない態度を(3)最近取っていたので問題だと言える。

まりこのような発言キタ規準抵触するということになろう。もちろんキタ規準絶対のものではないが、甘受する「覚悟」を示した人間には当然適用される。まあ北村氏にも喜多野氏にも適用されないのだが。何にせよ尊い覚悟は敬服し記録するものである

MGTOW NEWSパラドクス

ところで繰り返しになるが今回北村氏を批判した人々はマニフェスト翻訳したという事実とそれに言及したツイートをもって批判している。であるから、ここで適切だと考えた規準はいささか正確性に欠ける嫌いがある。ここで言うところの「中核の評価基準」で論じるべきかもしれない。しかしMGTOW NEWSも同じく男性皆殺し協会マニフェスト引用し「とっても素敵」と茶化し皮肉を言っている。これは「その攻撃性を軽視しているように見られかねない発言をしていた場合」と言えなくもない。

所与の条件である今回の批判者は過去発言と直接的なダブスタをしていないは動くわかげないので困った話である。これをMGTOW NEWSパラドクスと言う。これを解消するためにこの論考では別の項目、特に引用における態度」の項を作り表面上逃れることとした。だが後続者の皆さんには正面から向き合ってこの点をブレイクスルーしていただきたい。

終わりに

小学生並みの感想を言うと何にせよモラルが向上するのは良いことだと思います覚悟がある人がモラル寄与するんですね。いいと思う。それは呉座のいいね欄を遡ってる人でも北村氏の件を非難する人でも同様である。その覚悟は敬意をもって記録されるべきだ。

けど、自分は直接の誹謗中傷でなければ遡っても数年くらいかなって思うので私に対してはそのくらいの基準批判してもらえると助かるかなあ。その範囲でならリツイートだろうとスターだろうといいねだろうと謝罪するので…。ダメですかね。




[※1] ここはみんな合意してくれると思うんだけど中傷ではないという意見の人もいると思うので次の増田で詳しく説明しておきたい。

結論を言うと、容姿揶揄したと見るか全く言わないようなことを言っているかのような風聞を流したと見るかどちらかにせよ中傷であるという結論だ。

[※2] 一応元ネタは何個かあるが、1つはトランプ政権で大規模な選挙不正は無いと言って事実上の更迭をされたKrebsに対してトランプ大統領の弁護士diGenovaが冗談?として言った”that guy is a class A moron. He should be drawn and quartered. Taken out at dawn and shot.”

人事について思うこと

人事のやべえやつが暴走して晒し者にされる事例は枚挙に暇がない

そもそも採用活動のうちでも人を選考する部分は人事がやるべき仕事ではないし、まずもって人事に人事権を持たせるべきではない

どこぞの企業就活は100社受けろなどと訳の分からないことを吹聴し、受け入れる企業側も多すぎる応募のために選考に手が回らなくなっただけのこと

本来は一緒に仕事をするメンバー選考をし、チームで評価や配属を決定するべきである

就活をしていた時分にご高説を垂れる採用担当に強い違和感嫌悪感を覚えていたものだが、決して間違いではなかった

anond:20210403065111

そもそも、おれは「ステマが許されるか」て議論したいわけじゃないの

 

「コレ、ステマ臭くね?」て疑問を口にしたのよ、おれは

 

ステマしても謝罪すれば『あ、そうですか』で終わる」てなぞの予防線はりだしたあんたこそ、いったいどうしたいんだい?て話よ

2021-04-02

anond:20210402102221

しろ娘を会社に入れてない所の方が知らんが…

いや大企業だとコンプラ厳しいから身内ってだけで役職つけるのは難しいってのはあるだろうが、それはそれで株持ってたりするんじゃないの

さら大企業経営者の娘が他所非正規雇用なんかなるとも思えん

(どこぞの名誉職とかならまだしも、単なるバイトって意味だろ?これ)

anond:20210402094916

シンプルに花澤さんがポルノ見すぎなんだと思う

ぞのぐぅ~ん

2021-03-31

anond:20210330093849

マキシマムザホルモンかと思ったり

まあ、本当に日本は終わってるというか平和ボケしてる感あるけどな

歴史的に考えても、ちゃん戦争もできない国が生き残れるわけがないわけで

ちゃん戦争できない国は戦争以外の国難にも弱い、

ということを証明した、日本は生き証人みたいになってしまった感がある

原発事故核戦争への備えがあるか、援軍に来た米国にはちゃんと想定されたマニュアルがあり、日頃から訓練されていた

コロナは、米国疾病対策センターみたいな組織バイオ兵器化学兵器に即時に軍と連携して対応することも兼ねているわけで、

軍需=軍国主義みたいな短絡な考えが間違いであることを十分に証明していると思う

今になって国産戦闘機だのアビオニクスNECだのみたいな話になってるが、

韓国中国パクリだろうが何だろうが、国産戦闘機開発は完全に日本よりリードしているように思える

パクリだろうが真似て作ってちゃんと飛ぶとか動くってのは、それだけで十分に凄いと俺は思ってる

ソフトウェアみたいにコピーして終わりってわけじゃない

サイバー攻撃だの産業スパイだので設計図面を入手したからって、それを理解する脳みそがないならコピーさえできない

からロシアでさえスホーイアビオニクスを抜いたもの中国に売りつけてる

機体はゴミとか戦場で墜落した機体を回収するとかすれば、いつかはコピーできるだろうけど、

アビオニクス特にソフトウェアは上述のようにコピーできてしまうわけで、

同じ共産圏とはいえノウハウ中国にみすみす渡したくはない

しかし、中国は曲がりなりにもアビオニクス独自に埋めてちゃんと飛ばすところを世界報道した

米国人工知能による爆撃機空母への離発着レベルの差は雲泥ではあるが、

空っぽの機体を飛ばすことはできてる時点で十分に脅威である

ワリャーグの件だって

公式中国政府が粗大ゴミになった建造中の空母を買いたいと言ったら拒否されるだけだろう

上述のように、同じ共産圏とはいえ空母建造のノウハウを渡したくはない

しかし、どこぞの金持ちカジノ船にすると言ってきたら、

粗大ごみを買ってくれるのか、どうぞどうぞ、みたいな話になってしまったわけだが、

もう半完成品の遼寧は完成させ、遼寧ノウハウ+αの山東も完成し、

これから完全にゼロベースからの巨大空母複数建造されるのだろうし、

トランペッタープラモネットで眺めてて色々思ったのだけど、

ミサイル攻撃主体の高速艇とか、こういうのも面白く思えた

世界でもユニークサリン事件があり、テレビドラマERでも会話の中にサリン事件日本名前が出たが、

極めて稀なテロ事件に遭遇していながら、コロナへの対処もショボいのが今の日本現実である

危機対応危機管理能力が弱い、テロに弱い、戦争に弱い、

国難に弱いから、今になっても自然災害台風地震にも弱い

自然災害人知を越えているところがあるわけだが、

普段から災害国難があるのなら、それに対処する知見、蓄積があるはずなわけで、

例えば、建造物耐震免震構造などは日本他国より優れているのではないか自分は思うが、

しかしながら、被災した国民への対応が十分なのか、

千葉台風でもゴルフ場フェンスが倒れ住宅街の一部を破壊したが、

そもそも、あのフェンス外側に倒れてもおかしくない設置してなかったかとも思ったし、

なったらなったで、あの件はゴルフ場女性経営者ゴルフ場を完全に売却し補填に当てることで決着したようだけど、

そもそもの設置基準、国側の監督責任ゴルフ場を売っても金が足りない場合どうするか、

みたいなものが意外にこの国は未だに脆弱なように思えてならないし、

そういうことが回り回って、国民安全安心に暮らせる社会になってない、としか自分には思えない

そういう話をすると、いやいや他国だってそんなに理想的ではない、日本なんかより酷い問題がある、みたいに話を折る人が出てくるわけだが、

まず、中途半端なところで満足するというのは、初学者が俺天才錯覚するダニング=クルーガー現象みたいなもので、

自己満足した時点で成長は止まってしまう、だから日本は国として成長が止まってしまうのではないか

それから、仮に日本が最も豊かで恵まれた国だったとしても、それを更にブラッシュアップして、最強、最最強、最最最強の国家にするべきであって、

これも同様に自己満足が成長を止める

こういう自己満足や逆に米国だけを礼賛するような竹中○蔵みたいな輩が成長を止めているように思える

少なくとも米国からも指摘されているように、台湾において米中がなんらかの武力的衝突をするのは避けられないと思っている

当然ながら在日米軍がある日本無関係はいられないわけで、ロシアのように第三次世界大戦を想定していかなければ困る

半導体製造においても、NVIDIA台湾から韓国サムスン製造委託を移すようだし、

日本蚊帳の外感がずっと否めないのだけど、中韓ダンピングに負けたような経緯もあった気がするが、

半導体においても負け、半導体製造装置が今のアドバンテージであるが、その牙城が崩されるのも時間問題かもしれない

比較最近だったと思うが、ファナックは第二の創業として産業ロボットの次に射出成形機に乗り出してたと思う

中国は買収したKUKAなどを中心にファナックを置き換えていくだろう

日本既存成功体験を捨て、米国追従するだけでなく広く世界を見渡し、次に次にを打ち出さなければ滅びるだけに思う

2021-03-29

anond:20210329103230

かなり前に、澤井コーヒーってところの通販で、

近所のカレーショップが美味しいので、レトルトをうちでも売ります

ってのをやってて、少し高かったけどそこのハンバーグ入ってるカレー

めちゃくちゃ美味しくて、3度ほど買ったかな。

いまは売ってないみたいだけど、ときどき食べたくなる。

あと、まだ食べてないけど

ゴーゴーカレーレトルトで売ってたのでたべてみたい。

北海道スープカレーとか

どこぞの名産のいい牛肉カレーとか、

広島牡蠣カレーとか

兎に角いろいろ食べたい。

2021-03-23

anond:20210323214445

京都市内は閉鎖的、っちゅうか、

どこぞの東国と違うて狭くて拡げられん(景観条例やら南に対する北の選民意識とかで)からマジでもう人が来てほしくない(移入観光も)ので牛歩戦術やっとんのよ。。。

2021-03-22

どうにも

三郎が、都合のよい折を見計らって、遠藤の部屋を訪問したのは、それから四五日たった時分でした。無論その間には、彼はこの計画について、繰返し繰返し考えた上、大丈夫危険がないと見極めをつけることが出来たのです。のみならず、色々と新しい工風くふうを附加えもしました。例えば、毒薬の瓶の始末についての考案もそれです。

 若しうまく遠藤殺害することが出来たならば、彼はその瓶を、節穴から下へ落して置くことに決めました。そうすることによって、彼は二重の利益が得られます。一方では、若し発見されれば、重大な手掛りになる所のその瓶を、隠匿いんとくする世話がなくなること、他方では、死人の側に毒物の容器が落ちていれば、誰しも遠藤自殺したのだと考えるに相違ないこと、そして、その瓶が遠藤自身の品であるということは、いつか三郎と一緒に彼に惚気話を聞かされた男が、うまく証明して呉れるに違いないのです。尚お都合のよいのは、遠藤は毎晩、キチンと締りをして寝ることでした。入口は勿論、窓にも、中から金具で止めをしてあって、外部から絶対に這入れないことでした。

 さて其日、三郎は非常な忍耐力を以て、顔を見てさえ虫唾の走る遠藤と、長い間雑談を交えました。話の間に、屡々それとなく、殺意をほのめかして、相手を怖がらせてやりたいという、危険極る慾望が起って来るのを、彼はやっとのことで喰止めました。「近い内に、ちっとも証拠の残らない様な方法で、お前を殺してやるのだぞ、お前がそうして、女の様にベチャクチャ喋れるのも、もう長いことではないのだ。今の内、せいぜい喋り溜めて置くがいいよ」三郎は、相手の止めどもなく動く、大ぶりな脣を眺めながら、心の内でそんなことを繰返していました。この男が、間もなく、青ぶくれの死骸になって了うのかと思うと、彼はもう愉快で耐らないのです。

 そうして話し込んでいる内に、案の定遠藤便所に立って行きました。それはもう、夜の十時頃でもあったでしょうか、三郎は抜目なくあたりに気を配って、硝子窓の外なども十分検べた上、音のしない様に、しかし手早く押入れを開けて、行李の中から、例の薬瓶を探し出しました。いつか入れ場所をよく見て置いたので、探すのに骨は折れません。でも、流石に、胸がドキドキして、脇の下からは冷汗が流れました。実をいうと、彼の今度の計画の中うち、一番危険なのはこの毒薬を盗み出す仕事でした。どうしたこと遠藤が不意に帰って来るかも知れませんし、又誰かが隙見をして居ないとも限らぬのです。が、それについては、彼はこんな風に考えていました。若し見つかったら、或は見つからなくても、遠藤が薬瓶のなくなったことを発見したら――それはよく注意していればじき分ることです。殊に彼には天井の隙見という武器があるのですから――殺害を思い止まりさえすればいいのです。ただ毒薬を盗んだという丈では、大した罪にもなりませんからね。

 それは兎とも角かく、結局彼は、先ず誰にも見つからずに、うまうまと薬瓶を手に入れることが出来たのです。そこで、遠藤便所から帰って来ると間もなく、それとなく話を切上げて、彼は自分の部屋へ帰りました。そして、窓には隙間なくカーテンを引き、入口の戸には締りをして置いて机の前に坐ると、胸を躍らせながら、懐中から可愛らしい茶色の瓶を取り出して、さてつくづくと眺めるのでした。

MORPHINUM HYDROCHLORICUM(o.g.)

 多分遠藤が書いたのでしょう。小さいレッテルにはこんな文字が記してあります。彼は以前に薬物学の書物を読んで、莫児比※(「さんずい+(日/工)」、第4水準2-78-60)のことは多少知っていましたけれど、実物にお目にかかるのは今が始めてでした。多分それは鹽酸えんさん莫児比※(「さんずい+(日/工)」、第4水準2-78-60)というものなのでしょう。瓶を電燈の前に持って行ってすかして見ますと、小匙こさじに半分もあるかなしの、極く僅かの白い粉が、綺麗にキラリキラリと光っています。一体こんなもの人間死ぬのか知ら、と不思議に思われる程です。

 三郎は、無論、それをはかる様な精密な秤はかりを持っていないので、分量の点は遠藤言葉を信用して置く外はありませんでしたが、あの時の遠藤の態度口調は、酒に酔っていたとは云え決して出鱈目でたらめとは思われません。それにレッテル数字も、三郎の知っている致死量の、丁度二倍程なのですから、よもや間違いはありますまい。

 そこで、彼は瓶を机の上に置いて、側に、用意の砂糖清水せいすいを並べ、薬剤師の様な綿密さで、熱心に調合を始めるのでした。止宿人達はもう皆寝て了ったと見えて、あたりは森閑しんかんと静まり返っています。その中で、マッチの棒に浸した清水を、用意深く、一滴一滴と、瓶の中へ垂らしていますと、自分自身の呼吸が、悪魔のため息の様に、変に物凄く響くのです。それがまあ、どんなに三郎の変態的な嗜好を満足させたことでしょう。ともすれば、彼の目の前に浮んで来るのは、暗闇の洞窟の中で、沸々ふつふつと泡立ち煮える毒薬の鍋を見つめて、ニタリニタリと笑っている、あの古いにしえの物語の、恐ろしい妖婆の姿でした。

 併しながら、一方に於おいては、其頃から、これまで少しも予期しなかった、ある恐怖に似た感情が、彼の心の片隅に湧き出していました。そして時間のたつに随って、少しずつ少しずつ、それが拡がって来るのです。

MURDER CANNOT BE HID LONG, A MAN'S SON MAY, BUT AT THE LENGTH TRUTH WILL OUT.

 誰かの引用で覚えていた、あのシェークスピアの不気味な文句が、目もくらめく様な光を放って、彼の脳髄に焼きつくのです。この計画には、絶対破綻はたんがないと、かくまで信じながらも、刻々に増大して来る不安を、彼はどうすることも出来ないのでした。

 何の恨みもない一人の人間を、ただ殺人面白さに殺して了うとは、それが正気の沙汰か。お前は悪魔に魅入みいられたのか、お前は気が違ったのか。一体お前は、自分自身の心を空恐しくは思わないのか。

 長い間、夜の更けるのも知らないで、調合して了った毒薬の瓶を前にして、彼は物思いに耽っていました。一層この計画を思止おもいとどまることにしよう。幾度いくたびそう決心しかたか知れません。でも、結局は彼はどうしても、あの人殺しの魅力を断念する気にはなれないのでした。

 ところが、そうしてとつおいつ考えている内に、ハッと、ある致命的な事実が、彼の頭に閃ひらめきました。

「ウフフフ…………」

 突然三郎は、おかしくて堪たまらない様に、併し寝静ったあたりに気を兼ねながら、笑いだしたのです。

馬鹿野郎。お前は何とよく出来た道化役者だ! 大真面目でこんな計画を目論もくろむなんて。もうお前の麻痺まひした頭には、偶然と必然区別さえつかなくなったのか。あの遠藤の大きく開いた口が、一度例の節穴の真下にあったからといって、その次にも同じ様にそこにあるということが、どうして分るのだ。いや寧ろ、そんなことは先ずあり得ないではないか

 それは実に滑稽極る錯誤でした。彼のこの計画は、已にその出発点に於て、一大迷妄に陥っていたのです。併し、それにしても、彼はどうしてこんな分り切ったことを今迄いままで気附かずにいたのでしょう。実に不思議と云わねばなりません。恐らくこれは、さも利口りこうぶっている彼の頭脳に、非常な欠陥があった証拠ではありますいか。それは兎も角、彼はこの発見によって、一方では甚はなはだしく失望しましたけれど、同時に他の一方では、不思議な気安さを感じるのでした。

「お蔭で俺おれはもう、恐しい殺人罪を犯さなくても済むのだ。ヤレヤレ助かった」

 そうはいものの、その翌日からも、「屋根裏散歩」をするたびに、彼は未練らしく例の節穴を開けて、遠藤の動静を探ることを怠おこたりませんでした。それは一つは、毒薬を盗み出したこと遠藤が勘づきはしないかという心配からでもありましたけれど、併し又、どうかして此間このあいだの様に、彼の口が節穴の真下へ来ないかと、その偶然を待ちこがれていなかったとは云えません。現に彼は、いつの散歩」の場合にも、シャツポケットから彼かの毒薬を離したことはないのでした。

 ある夜のこと――それは三郎が「屋根裏散歩」を始めてからもう十日程もたっていました。十日の間も、少しも気附かれる事なしに、毎日何回となく、屋根裏を這い廻っていた彼の苦心は、一通ひととおりではありません。綿密なる注意、そんなありふれた言葉では、迚とても云い現せない様なものでした。――三郎は又しても遠藤の部屋の天井裏をうろついていました。そして、何かおみくじでも引く様な心持で、吉か凶か、今日こそは、ひょっとしたら吉ではないかな。どうか吉が出て呉れます様にと、神に念じさえしながら、例の節穴を開けて見るのでした。

 すると、ああ、彼の目がどうかしていたのではないでしょうか。いつか見た時と寸分違わない恰好で、そこに鼾をかいている遠藤の口が、丁度節穴の真下へ来ていたではありませんか。三郎は、何度も目を擦って見直し、又猿股さるまたの紐を抜いて、目測さえして見ましたが、もう間違いはありません。紐と穴と口とが、正まさしく一直線上にあるのです。彼は思わず叫声を上げそうになったのをやっと堪こらえました。遂にその時が来た喜びと、一方では云い知れぬ恐怖と、その二つが交錯した、一種異様の興奮の為に、彼は暗闇の中で、真青になって了いました。

 彼はポケットから毒薬の瓶を取り出すと、独ひとりでに震い出す手先を、じっとためながら、その栓を抜き、紐で見当をつけて置いて――おお、その時の何とも形容の出来ぬ心持!――ポトリポトリポトリ、と数滴。それがやっとでした。彼はすぐ様さま目を閉じて了ったのです。

「気がついたか、きっと気がついた。きっと気がついた。そして、今にも、おお、今にも、どんな大声で叫び出すことだろう」

 彼は若し両手があいていたら、耳をも塞ふさぎ度い程に思いました。

 ところが、彼のそれ程の気遣いにも拘かかわらず、下の遠藤はウンともスーとも云わないのです。毒薬が口の中へ落ちた所は確に見たのですから、それに間違いはありません。でも、この静けさはどうしたというのでしょう。三郎は恐る恐る目を開いて節穴を覗いて見ました。すると、遠藤は、口をムニャムニャさせ、両手で脣を擦る様な恰好をして、丁度それが終った所なのでしょう。又もやグーグーと寝入って了うのでした。案あんずるよりは産うむが易やすいとはよく云ったものです。寝惚ねぼけた遠藤は、恐ろしい毒薬を飲み込んだことを少しも気附かないのでした。

 三郎は、可哀相な被害者の顔を、身動きもしないで、食い入る様に見つめていました。それがどれ程長く感じられたか事実は二十分とたっていないのに、彼には二三時間もそうしていた様に思われたことです。するとその時、遠藤はフッと目を開きました。そして、半身を起して、さも不思議相に部屋の中を見廻しています。目まいでもするのか、首を振って見たり、目を擦って見たり、譫言うわごとの様な意味のないことをブツブツと呟いて見たり、色々狂気めいた仕草をして、それでも、やっと又枕につきましたが、今度は盛んに寝返りを打うつのです。

 やがて、寝返りの力が段々弱くなって行き、もう身動きをしなくなったかと思うと、その代りに、雷の様な鼾声かんせいが響き始めました。見ると、顔の色がまるで、酒にでも酔った様に、真赤になって、鼻の頭さきや額には、玉の汗が沸々とふき出しています。熟睡している彼の身内で、今、世にも恐ろしい生死の争闘が行われているのかも知れません。それを思うと身の毛がよだつ様です。

 さて暫くすると、さしも赤かった顔色が、徐々にさめて、紙の様に白くなったかと思うと、見る見る青藍色せいらんしょくに変って行きます。そして、いつの間にか鼾がやんで、どうやら、吸う息、吐く息の度数が減って来ました。……ふと胸の所が動かなくなったので、愈々最期かと思っていますと、暫くして、思い出した様に、又脣がビクビクして、鈍い呼吸が帰って来たりします。そんなことが二三度繰り返されて、それでおしまいでした。……もう彼は動かないのです。グッタリと枕をはずした顔に、我々の世界のとはまるで別な、一種のほほえみが浮んでいます。彼は遂に、所請いわゆる「仏」になって了ったのでしょう。

 息をつめ、手に汗を握って、その様子を見つめていた三郎は、始めてホッとため息をつきました。とうとう彼は殺人者になって了ったのです。それにしても、何という楽々とした死に方だったでしょう。彼の犠牲者は、叫声一つ立てるでなく、苦悶の表情さえ浮べないで、鼾をかきながら死んで行ったのです。

「ナアンダ。人殺しなんてこんなあっけないものか」

 三郎は何だかガッカリして了いました。想像世界では、もうこの上もない魅力であった殺人という事が、やって見れば、外ほかの日常茶飯事と、何の変りもないのでした。この鹽梅なら、まだ何人だって殺せるぞ。そんなことを考える一方では、併し、気抜けのした彼の心を、何ともえたいの知れぬ恐ろしさが、ジワジワと襲い始めていました。

 暗闇の屋根裏、縦横に交錯した怪物の様な棟木や梁、その下で、守宮やもりか何ぞの様に、天井裏に吸いついて、人間の死骸を見つめている自分の姿が、三郎は俄に気味悪くなって来ました。妙に首筋の所がゾクゾクして、ふと耳をすますと、どこかで、ゆっくりゆっくり自分の名を呼び続けている様な気さえします。思わず節穴から目を離して、暗闇の中を見廻しても、久しく明い所を覗いていたせいでしょう。目の前には、大きいのや小さいのや、黄色い環の様なものが、次々に現れては消えて行きます。じっと見ていますと、その環の背後から遠藤の異様に大きな脣が、ヒョイと出て来そうにも思われるのです。

 でも彼は、最初計画した事丈けは、先ず間違いなく実行しました。節穴から薬瓶――その中にはまだ数滴の毒液が残っていたのです――を抛り落すこと、その跡の穴を塞ぐこと、万一天井裏に何かの痕跡が残っていないか、懐中電燈を点じて調べること、そして、もうこれで手落ちがないと分ると、彼は大急ぎで棟木を伝い、自分の部屋へ引返しました。

「愈々これで済んだ」

 頭も身体からだも、妙に痺しびれて、何かしら物忘れでもしている様な、不安な気持を、強しいて引立てる様にして、彼は押入れの中で着物を着始めました。が、その時ふと気がついたのは、例の目測に使用した猿股の紐を、どうしたかという事です。ひょっとしたら、あすこへ忘れて来たのではあるまいか。そう思うと、彼は惶あわただしく腰の辺を探って見ました。どうも無いようです。彼は益々慌てて、身体中を調べました。すると、どうしてこんなことを忘れていたのでしょう。それはちゃんシャツポケットに入れてあったではありませんか。ヤレヤレよかったと、一安心して、ポケットの中から、その紐と、懐中電燈とを取出そうとしますと、ハッと驚いたことには、その中にまだ外の品物が這入っていたのです。……毒薬の瓶の小さなコルクの栓が這入っていたのです。

 彼は、さっき毒薬を垂らす時、あとで見失っては大変だと思って、その栓を態々わざわざポケットしまって置いたのですが、それを胴忘どうわすれして了って瓶丈け下へ落して来たものと見えます。小さなものですけれど、このままにして置いては、犯罪発覚のもとです。彼は恐れる心を励して、再び現場げんじょうへ取って返し、それを節穴から落して来ねばなりませんでした。

 その夜三郎が床についたのは――もうその頃は、用心の為に押入れで寝ることはやめていましたが――午前三時頃でした。それでも、興奮し切った彼は、なかなか寝つかれないのです。あんな、栓を落すのを忘れて来る程では、外にも何か手抜てぬかりがあったかも知れない。そう思うと、彼はもう気が気ではないのです。そこで、乱れた頭を強いて落ちつける様にして、其晩の行動を、順序を追って一つ一つ思出して行き、どっかに手抜りがなかったかと調べて見ました。が、少くとも彼の頭では、何事をも発見出来ないのです。彼の犯罪には、どう考えて見ても、寸分の手落ちもないのです。

 彼はそうして、とうとう夜の明けるまで考え続けていましたが、やがて、早起きの止宿人達が、洗面所へ通う為に廊下を歩く跫音が聞え出すと、つと立上って、いきなり外出の用意を始めるのでした。彼は遠藤の死骸が発見される時を恐れていたのです。その時、どんな態度をとったらいいのでしょう。ひょっとしたら、後になって疑われる様な、妙な挙動があっては大変です。そこで彼は、その間あいだ外出しているのが一番安全だと考えたのですが、併し、朝飯もたべないで外出するのは、一層変ではないでしょうか。「アア、そうだっけ、何をうっかりしているのだ」そこへ気がつくと、彼は又もや寝床の中へもぐり込むのでした。

 それから朝飯までの二時間ばかりを、三郎はどんなにビクビクして過したことでしょうか、幸にも、彼が大急ぎで食事をすませて、下宿屋を逃げ出すまでは、何事も起らないで済みました。そうして下宿を出ると、彼はどこという当てもなく、ただ時間を過す為に、町から町へとさ迷い歩くのでした。

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん