はてなキーワード: 異変とは
母親は別段奇行があるだとか、毒親だとかいったわけでもなく、むしろ善人の類である。
平凡な主婦であり、毎日の家事と週三日のパート以外の時間を編み物に費やす、立派な母親だ。
自分自身も、そんな母親に日々感謝しつつ、良好な親子関係を築いてきたつもりだ。
自分は母親がやる事なす事全てに苛立ちが溜まり、やがては母親自身に激しい嫌悪感を抱くようになった。
別段高校に入って母親が変化したわけではない。自分がただただ嫌悪感を抱くだけなのだ。
このような感情の働きは自分でもさっぱり理解できず、これが世に言う反抗期というものか、などと考えている。
しかし、今まで散々世話になっておきながらこのような感情を抱く、忘恩極まる自分に嫌気がさす
だが、このような気持ちを表に出すことなど出来るはずもなく、内からの感情を押さえ込み、日々生活を送っているが正直限界だ。
仕方がないので増田に突っ込んでおく
会社Aは会社Bの教材とカリキュラムを使用して「プログラミング教室」をしている。
いわゆるフランチャイズ。よくある話です。
しかし、「教室の先生」になるためには会社Bで「講師認定テスト」を受けるか、そのテストを実施できる社員(B社に一定期間内部出向していた社員)にテストしてもらわなければならない。
私は「テストを実施できる社員」になるためにB社に内部出向する予定だった。
(A社の社員だけどB社に勤務する形)
勤務先はB社からは「希望は一切受け入れられない」と言われていたが、A社からは「とは言ってもうちの社員だし山手線圏内って言ってあるから」と言われた。→それなら引っ越しはしないと言った→引っ越したら?とは言われた
A社内定承諾後、社宅引越しの案内が届くとの連絡があったが全く来ない。(勤務地も決定していないが)引っ越すつもりもなかったので後々メールしたら「他の内定者は実家暮らしのようでみなさん引っ越さないと思ったので書類送付しなかった」と来た。
ちょっと怪しいな?と思った。
労働条件通知書をくださいと言ったら労働条件はB社の方に合わせるので、と言われてB社で面接した時にもらったスライドが再度送られて来た。(採用ページに書いていた程度の内容)
怪しいな?と思った(とはいえもう2月くらいで就活できる状態じゃない。)
入社式と研修のお知らせが2月3日に突然来た。3月25日から仕事が始まるらしい。入社は4月1日だとばかり思っていた…
2/4に勤務地決定通知が来たが勤務地決定通知(勤務地決定とは言っていない)だった。
(結局B社の勤務地がわからないのでA社の横浜支部所属ですよ程度の通知書)
遠方から両親が来てくれることになっていた。
両親がこっちにくるのは入学式以来なので次の日とか案内できたらなと思っていたのにほぼ直前になって希望は打ち砕かれたのであった...
3/25 研修
3/26 入社式
その後は研修...
研修は都内でもそこそこ近くの教室だったのでとりあえず通うのは大丈夫だった。
とはいえB社の偉い人(B上司とする)が癖の強い人で本当に大丈夫かな??という気持ちで研修を受けていた。
子供たちにプログラミング()を教える立場になるので、B社のカリキュラムの理解、子供への対応、教え方などの研修があり、最終日に実技試験()とペーパー試験()を受けてどちらも合格した人だけがメイン講師になれる...みたいな説明をされたけど人手が足りてないのか研修も受けてないバイトさんが授業を普通にやってるらしい。
A社の新卒私含めて4人、B社の新卒2人(バイト・講師経験あり)、B社中途1人、B社学生バイト2人(講師担当経験あり)で研修を受けたが実技とペーパーどちらも合格したのは私だけだった。
会議と言っても数字報告と夏休み期間のイベントの目標数発表だった。
驚いたのは少しでも予定の数字が下がろうものならB上司がその先生が何も言えなくなるまで責めたこと。
いびる、責める、無言の圧力。「もう貴方は知りません。」などなど。
社会ってすごいなあと逆に関心した。
私は研修でのテストに唯一一発合格したためかなぜかB上司に期待の新人としてお気に入り登録されたよう。
配属発表ではB上司の教室(山手線圏外)と、山手線圏外の教室(私メイン講師担当?)と、山手線圏内の教室で、圏内の教室はまさかの週一シフトだった。
配属の後はイベントの会議役割決めなど。同じ内部出向組で女性が1人いたのだけどその子はすぐ役割が決まった。
私は最初、メイン担当教室の先生の引き継ぎになってたのに、B上司に無理やりB上司が担当のイベントに入れられた。
そしてなぜかイベントのバス手配とポスター作りと予約取りなど全くよくわからない役割を決められてしまった。
(バスの手配方法、ポスターの素材その他諸々教えてもらえなかったので大変不安だった。昨年の資料をくださいと言っても特に渡せる資料はないと言われた。周りの先生もいかにB上司の期限を損ねずに会議を終わらせるかで必死で忙しそうだった。私は置いていかれていた。)
最初は研修が分かりやすくて好きな先生の卓だったので良かったが席替えでB上司の真ん前にされた。
そしてB会社の新卒と私ともう1人の女性と中途の男性に目標を発表させる雰囲気に。
目標=◯◯を頑張りたい みたいな話かと思っていたら 「新規○人入会させて上半期で全体○人にします」って言わないといけないらしく?新人全員意味もわからず担当の先生が耳打ちしてくれた数字を喋る機械になった。
酔った勢いで他の先生たちが話していたのを聞いてみると結構「夜の仕事をしていて、結婚したいのでまともな職に就くために会社に拾ってもらった」という方がいて「結婚式には必ずB上司と社長を呼ぶ」みたいな話もされて辛くなった。
今日から各教室で普通に業務するらしい。(研修は教え方とカリキュラム研修しかなかったから突然先生やれ、教室長だと言われてポカン)
各先生は各先生の業務で忙しすぎて私たち新人にはノータッチだった。
午前は完全に放置されていたので担当教室の先生にコピーの仕方とか今日の授業について教えてもらった。
担当の地区の「神」のような先生が上司にお気に入り登録されている私を心配してありとあらゆる資料が詰まったGoogleドキュメントを共有してくださった。
と見せかけて、出社、退勤を社内メーリスで流さないといけなかったらしく(聞いてない)、B上司から(朝顔を合わせたにも関わらず)「新卒の皆さんは本日無断欠勤ということで良いんですか?(威圧)」的なメールが全社員宛に届いていた。(嫌味は全社員に公開するらしい)
先生に聞いたところ、仕事量が多いし授業もあるし毎日残業数時間は当たり前。社内でB上司への悪口グループができているようだった。
そして直後に「新卒社員+B上司」の謎の「新卒監視グループ」が作られた。
ここで私のメンタルが限界になったのでA社の上司に「ここでは絶対にやっていけない、A社の別部署か横浜支部で働かせてくれ」といってA社の上司(前年度B社に出向経験)もあそこは異常だからしょうがない、ということで次の出勤日から横浜勤務になりましたとさ。大感謝。(そして私の勤務時間が往復5時間になった)
業務内容は午前中に入会書類の整理など、事務系の仕事をして午後から各教室に移動してひたすら授業(立つ・声を張る)。または10キロ近いチラシを持ってポスティング。
幸いA社の人たちは明るく優しい人たちだったので「楽しい」という感覚を持って仕事ができた。
「(完全ではない)週休2日」という話は知っていたけど6連勤1日休み3連勤、7連勤1日休み4連勤とか普通に入れられる。
なぜ長期連勤の後1日休んで連勤できるのか?というお気持ちだったが人も足りないしそれが社会なんだなぁ(多分間違ってる)と思いながら働いていました。
8時に家を出て23時に帰ってくる感じ。
5月下旬、生理ながらも授業してたら今までにないくらいの血の量が出て早退した。(夜用生理用品してるのに10分経たずに漏れてくるくらい血が出て死ぬのかな?ってなった。)(出血過多)
6月下旬、家についた途端全て嫌になったのと体が痛いのとで「マジで死ぬ3日前」みたいな状態になったので急遽休みをとらせてもらって病院に行ったりした。整形外科に行って先生にとりあえず1週間休めと言われたので1週間休む。
7月下旬、引っ越し決行。通勤時間は片道40分になり少し希望を持ち始める。
しかし諸々のストレスで8月上旬に謎のめまいが多発、駅のトイレで吐いたり異変が起き始める。
膝も痛くなり歩けないほどの痛みがあったりもしたがとりあえず仕事していた。
だましだましやっていたが本当に限界がきて同居している婚約者に相談したら「養うの余裕だしとりあえずそこから離れた方がいい」と言われ9月に仕事を辞めました。大感謝。本当にこれはラッキーだった。
なぜそんなにストレスが溜まったかというと、「周りの情弱がすぎる。」だと思う。
1年先輩社員はExcelの行内改行ができず、十数年先輩の上司もExcelで連番を入力することもできなかった。(ググるという発想があまりないらしい)
入会書類は紙で、印鑑が押されていないところがあればお客さんに電話して印鑑押しにきてもらわなければいけなかった。
新規開講の教室がほとんどなので数百枚の紙を処理。領収書的なのも全て手書き。
出社報告退勤報告はLINEで報告した後に月末に紙に出社日数分の判を押し、本社にFAX。その後紙を郵送。交通費などの経費精算も全て手書き。それも本社に郵送。
出社の時間帯も日にちも同部署社員で全然違うので休みだろうと休みじゃなかろうとLINEは鳴り続ける。(たまに自分宛のも来るし、上司が休みの日も上司でないと判断できない事があると連絡しなければいけないのが心苦しかった。)
FAX初めて使った。
割と色々な情報をGoogleドライブで共有していたので(そういうことはできるのかと関心したけど)「(出勤簿なども)データ化してドライブで共有かメールで送ったら良いのではないか」と聞いたら「メール(Gmail)だとどこで盗み見られるかわからないから。」と一蹴された。
FAX番号間違えた方がえらいことになると思うんだけどなあ…と思った。
Slackとかそういうの使いませんか?と言ってみたが「貴方ができても他の社員のリテラシがないので導入コスト考えてね。貴方が1人でそれを導入して他社員も教育できるならやれば?」とのこと。
面倒なので流石に放置した。
そして各教室にWi-Fiはなかった。全て有線。しかも個人用PCはない。部署で2つの社用ノートPCを使っていた。
Wi-Fiがない理由も「セキュリティ強化」らしい。でもPCのパスは至極単純なものでパスワード知らなかったけど違う部署のPC借りて仕事したりできていた。
その社用PCにはWordとExcelは入っていたがPowerPoint、Illustratorは存在しておらず、各イベント用のポスターや掲示物をWordで作らされるという拷問を定期的に受けていた。もちろんWindowsなのでメイリオを使うしか無かったが皆さんポップ体がお好きなようだったので創英角ポップ体に一生分お世話になった。あと100行くらいのExcel開くだけで3分くらいかかる弱すぎるPCなのもストレスだった。
情報リテラシ皆無な講師陣がプログラミング()を教えるのに不安があったがとうとうそれが現実になった日があった。
先輩の担当する授業で「生徒の誰1人として作品が完成しない(動くはずのものが動かない)」ということがあり、それが原因で1人退会した。
聞いたところ、ただモーターを一旦逆回転させて位置を調整してリスタートしたらよかっただけだったらしい。
私はその「動かなかった」授業の次の授業を担当させられ、前回の授業と今回の授業を一度に終わらせるという完全な尻拭いをさせられた。(入社2ヶ月)
ここで、私がここにいて私にメリットはあるのか?という気持ちになった。
生徒募集の体験会も担当したが、営業担当の先輩が、子供の父に「他のプログラミング教室との差は何か、ここでは何が学べるのか」と質問されていた。先輩は用意された営業トーク以上のことがわからなかったようで、私がそのお父さんの相手をして気に入られて「貴方のような先生にレッスンしてもらえるなら」と入会を獲得した。(結局私の担当クラスにはならなかったのでごめんなってなった)
生徒が使うPCも弱い共用PCでBluetooth接続に最高30分かかったりして、せっかく早く組み立て終わったのに接続できなくて授業ギリギリになってやっと接続できる、みたいな状態になってかわいそうだった。
(10人分くらいの機器を繋げた履歴があると一度繋げたことのある端末でもなかなか繋がらくなった。端末の履歴を消すと一時的に復活したりしなかったり謎だった)
ということが毎授業あるのでPCも変更してほしいと相談したら「繋がらないわけじゃないんでしょ?」とのことでそのままだった。
5月から私の直属の先輩(「動かなかった」で授業を終わらせた方)との行動が増えてこれも結構なストレスだったと思う。
来年度からは直属の上司(主任)が本社に行って先輩が主任になると思うから、相談ごとはなんでも一旦先輩を通さなければならないというルールができた。
私より授業できないのに主任になっちゃうの?年功序列?LINEで個人で繋がってるんだし上司に聞かなきゃいけないことも先輩通すの二度手間では…
その先輩はいわゆる「文系()」と呼ばれるタイプの方で全く情報系の話は分からない代わりに恋愛系のことをたくさん話す人だった。
一緒の時は先輩の恋愛事情を聞かされる毎日。婚約中の彼氏が浮気をしていたとか、でもそれは私に構ってもらえなくて寂しいからなんだなって思ったら許せてきた、私には共感できなかった。
その先輩は目先のことしか考えられないようで、「別部署と共用のプリンタ用紙の在庫がなくなった(こっちの営業の人がたくさん使っていたらしい)」時、別部署の人からこちらが責められた(その別部署もどうかと思う)のだが、今すぐ授業に向かわなければ間に合わないという時間帯なのにも関わらず「私たちがA3用紙を半分に切るから」と本当に切り始めそうになったのはビビるというか呆れてしまった。
私たちに拠点がなく、学童保育をしている部署と共用で建物を借りていた。学童保育ももちろんA社の事業。
こっちの部署も賃料を払っているのだがどうしても学童の社員は私たちに対して口調がいちいち責めるような口調だった。
そして、授業をした時に1人お休みの子がいたのだが、後からその子の父親から「息子が少し遅れて行ったのだが、学童の先生と目があったにも関わらず鍵を開けてもらえず、やむなく帰ってきたのだがどういうことだ」との電話がきた。
授業の部屋と玄関の間にドア一枚あるため授業が始まるとこちらのスタッフは玄関を見られない。
そのためそちら側を使っている学童のスタッフに対応してもらうしかなかったのだがしてくれなかったらしい。
「あと、学童側のスタッフがあからさまに教室側の生徒に冷たい」と生徒が話していたらしい。
上司に相談したが「同じ会社とはいえ別会社のような関係なので協力も強く要請できないので今回は報告だけする」「あくまで悪いのは遅れてきた生徒、というスタンスで対応する」とのことだった。
同じ会社で隣で仕事しているのに足の引っ張り合いをする、お客様のことを優先的に考えてサービス改善できない(ビジネスといえばそうだが切り詰める所が違うと思う)、先輩との雑談で新しい知識が増えることもなく、ただ自分たちの現状の物を(アップデートもせず)いかに良いものに見せかけられるか、ということしかできない。自分が大学で得たものは全て会社の社員のレベルまで落とさなければならない。
ということがずっと溜まりめまいが始まり適応障害と診断され、鬱も再発してきて眠れない、家事もできない、絵も描けない、PC触れない、という症状がで始めたので辞めました。
会社を辞めると「職を失いました」という証明をするために会社から受け取らなければならない書類がいくつかありました。
・離職票 (退職後10日前後で会社から郵送されなければいけない)
・健康保険・厚生年金保険資格喪失連絡票 (退職日前にもらえるはず)
この3つですがどれも会社側から自動で送られてくることはありませんでした。(本当は連絡入れなくても送られてくるべきもの)
いつまでたっても来ないので辞めたのに上司にLINEして(LINEしか連絡手段がない)離職票と保険資格喪失連絡票は手に入りました。
源泉徴収票はこの時も送られてこなかったがまぁ年度末にはくるだろうと思っていました。(こなかった)
確定申告ギリギリになってもこないので会社のお問い合わせメールから連絡したら、「給与事務課に直接電話してください」とだけメールがきて、電話かよ…と思いながら電話してみたら「辞める時に源泉徴収票が必要だと言われなかったので送りませんでした(しょうがないから送ってあげます)」という感じでまじでギリギリに送られてきた。(困る)
チロはマングローブの湿原でベンガルトラに育てられた。ベンガルトラに拾われた理由は分からない。
ベンガルトラはチロが何なのかは分からなかったけれど、とりあえず猫だと思って育てていたようだ。なぜ猫だと思ったのかは分からない。ベンガルトラの自分になつくのだからネコ科の生き物だと思っていたのかも知れない。
チロは日本に渡り、山中で暮らすようになった。たまに猫と交流をした。猫たちはやはりチロが何なのか分からなかったけれど、仲間が多いにこしたことはないのでチロのことを猫だと思うことにした。厳冬でも動き回れるチロのことを凄いと思っていた。
そんなある日、町に酒鬼薔薇聖斗がやってくるという噂が流れた。チロは酒鬼薔薇のことを知らなかったが、次々に山中に避難してくる猫を見て異変を察した。猫たちはチロに酒鬼薔薇は猫を殺す恐ろしい人間だと説明した。
ベンガルトラも猫だと思っていたチロは、猫を殺せる人間などいないと考えた。いつしかチロは山に避難してきた猫たちの言うことを信じなくなった。酒鬼薔薇聖斗は人間ではなく何か別の生き物なのだろう、と。
酒鬼薔薇聖斗とは何なのか、チロはいろいろと想像をめぐらせた。猫に殺されたネズミが報復のために雇った生き物なのだろう。猫が死んでしまうのは、ネズミからもらった病原菌を使っているのだ。
チロは築地市場のネズミを一網打尽にすることを考えた。殺鼠剤でネズミを殺し、築地市場に消毒薬を撒けばよい。そんなことはたやすいことだと猫たちに言った。
猫たちはチロの気が狂ったと思った。チロが暮らしているのは北海道の山中。日本のことを知らないとは思っていたが、いったい、酒鬼薔薇聖斗がどこにやってきたと思っているのか。そもそも酒鬼薔薇聖斗に触れようとすること自体が猫のすることではない。
チロは山を降りて町を徘徊した。するとパトカーのサイレンが鳴り響き、銃声が響き渡った。チロは苦しむこともなく死んだ。チロの死はニュースにはならなかった。クマが一匹死んだところで誰も見向きはしない。
世の中の男を虜にし続けている西野七瀬や1000年に1度の逸材の橋本環奈に似ていると自称するアカウントが量産され、泡のように消えてはまた増える。
このようなイタチごっこは、所詮嘘つきの心を満たすだけなのだが、連鎖は止まらない。
「嘘松」や「虚言垢」と称される前から、ネットには数多の虚言癖が存在するが、ここでは、私のかつての友人であった、虚言癖のAちゃんの話をしようと思う。
スタイルが良くて、ピアノが弾けて、足も速くて、真面目で優しいAちゃん。なんでもできる子だなと思っていた。
中学生で隣のクラスながらも同じ学級委員会に入り、関わる機会は少なくなかった。
ある日の放課後、Aちゃんに泣きながら「いじめられていて死にたい」相談された。
詳しく聞くと、私のクラスメイトに殴られたり、暴言を浴びせられたそうだ。
当時、責任感の人一倍強かった私は、Aの異変に気づけなかったことやクラスメイトによるいじめを見抜けなかったことを非常に悔いた。
「私も守れなくてごめんねAちゃん」
そう泣きながら告げると、彼女は日記を渡してきた。どうやら日記をつけることが日課のようで、いじめのことが事細かに書いてあった。
他にも、同じ部活のBくんに告白されて付き合っていること。大好きな祖母が亡くなったこと。祖母が亡くなった上にいじめられて死にたいこと。Bくんには相談できないこと。たくさんのことがAちゃんの細くて綺麗な、いかにも習字を習っている人の字で綴られていた。
先生は動かないだろうと思った私は、自分で証拠を集めることにした。いじめを認め、謝らせることが先決である。まずいじめの主犯格の子から問い詰めてみた。
当然「何も知らない」と言っていた。しかし、その子は暴力を振るったとする日に最初から最後まで部活に出ている証言。Aちゃんが殴られた現場を見た人はいないどころか、殴られたらしい教室には人が何人か残っていたという証言。
嫌な予感がした。辻褄が合わない。でもAちゃんはそんな嘘をつく子ではない…
証拠探しに励む中、Aちゃんが普通の子ではないと気付いてしまった事件が起きた。
不要物検査中、Aちゃんのロッカーから私が見せられたのと同じ内容の日記が複数冊出てきたのだ。別の日記ではなく、同じ内容の、祖母の死から恋、いじめまで綴られた同じ日付と内容の日記が何冊も、だ。
凡そ常人のすることではない。理解ができず恐怖した。不要物検査をしていた風紀委員は、化け物に怯えるような声と顔で話してくれた。
事の顛末。Aちゃんの虚言癖が発覚し、私はAちゃんと縁を切った。騙されていたのが嫌だったのよりも、普通の子ではなかったAちゃんが怖くて仕方なかった。
彼女は息をするように嘘を吐いていたことになるが、泣きながら相談したAちゃんも演技には見えなかった。
つまり彼女の中では日記は全て真実なのだ。祖母が本当に亡くなっていたかは定かではなかったが、BくんはAちゃんに告白された側で、虚言のことを伝えると「付き合って1ヶ月しないで別れてよかった」 Bくんは震えながらそう言った。Aちゃんの中ではまだ続いていることになっていたことは追い討ちをかけるようで言えなかった。
Aちゃんに「嘘だったんだね」と告げた時、「みんなに私を見て欲しかったの」
そう言っていた。
「私を見て欲しいから」という理由で嘘をつくのはAちゃんも嘘松さんも大量の西野七瀬似美白透明感爆発ブルベ美少女たちも同じであろう。
虚言垢をキャッキャと楽しんでいる人は、周りに虚言癖を持たない素敵な友人達を持った人なんだなと思う。
私はもう虚言癖に振り回されるのはごめんだが、ついついバズる虚言垢達を見ずにはいられない。怖いもの見たさなのである。
ただ一つ加えるとすれば、彼女達への「嘘乙!」「はい論破」は、煽ってる側からすれば顔を真っ赤にしている姿を思い浮かべるが、実際は火に油で、彼女達は悲劇のヒロインを脚本通りに進められてご満悦なのである。
「虚言癖」が笑いとして消費される日が来ようとは、Aちゃんに恐怖したあの時の私は一切思わなかっただろう。
ミリオンライブとかいう声優ゴリ押しコンテンツと化したアイマスのお荷物
とりあえずこういうタイトルにしとけばアイマス信者は釣られてくれるよね(笑)
アイドルマスターミリオンライブが誕生して5年、後継アプリである音ゲーもどきことミリシタが実装されて早一年、アイマスP(笑)の皆さま如何お過ごしでしょうか。
ミリ5th、詩花イベ、シアターブースト(笑)など、相変わらずやらかしを重ねてまともなファンは離れ、残るはアイマス信者とクソ害悪声豚ばかりとなり、同じアイマスの系譜であるデレやMのファンから名指しで批判されるまでになり、アニメ化なんて夢のまた夢、アイマスにおける不良債権としてかつてない盛り上がり(n回目)(笑)を見せるミリオンライブ。私もついこの間まで「田中琴葉担当です(キリッ」などと薄ら寒いセリフを吐き、スマホがクラッシュすればあっという間に吹き飛ぶ画像データに何十万と金をつぎ込んで「爆死芸」だの「これが担当の意地」だのというパチンカスもびっくりなクソ浪費を繰り返してきましたが、タイトルにもあるとおり私が5年もの歳月と年収数年分の金額をつぎ込んで愛してきた「田中琴葉」というキャラクターに対する運営や声豚どもの扱いを見て現実に引き戻され、すべてのアプリを消去、グッズの類も処分しました。ぺーらしい言葉を使えば「引退」ってやつです。
そして相変わらずやらかし事案を繰り返し、開き直りを続ける運営を前にようやく目が覚めたのか昨日まで「アイマス最高!ミリオンライブはこれから!」などとほざいてた友人たちも引退し、周年イベを過ぎてミリシタに飽きた声豚たちが次の餌場を求めて移動している今、ふと思ったわけです。
「ミリシタから入ったぺーはミリオンライブをアイドルをプロデュースするゲームと本気で勘違いしている人が大半なのではないか。」
それは可哀そうだ、何も知らないでこんなところにいたらあれよあれよという間に時間も金も吸い取られてしまう。
早くミリオンライブの真実を教えて上げてもっとまともなコンテンツに逃げたほうがいいと警鐘を鳴らさなければいけない。
というわけで今回はミリオンライブが如何に(色々な意味で)ひどいものであるかをミリシタから入った人間にもわかりやすい「田中琴葉の件」を通して伝えていきたいと思う。
まず、田中琴葉の件の概要を説明する前に声を大にして伝えておきたい。
ミリオンライブはとにもかくにも声優が命であり、声優の追っかけをしている声豚から金を搾り取るためにあると言っても過言ではない。
39プロジェクトだかなんだか知らんが、ミリオンライブに登場するアイドルはAS以外は全て声優を担ぐための神輿、いや、踏み台レベルかも知れない。
とにかく声優の都合で性格がブレブレ、キャラ崩壊など日常茶飯事、声優のためならなんとでもなる、最悪いなくてもいい存在としてしか見ていない。
あからさまな声優事務所の力関係が反映されたキャラクターの選抜、出番、セリフ、役回り、AS中心の物語を作るためのほぼ別人レベルのキャラ崩壊(可奈と志保は特に酷かった)
765の後輩という設定が完全に裏目に出ている。
そうでなくてもキャラクターの出番の格差や、キャラの作り込みの甘さ、ゲーム自体のつまらなさは同期のシンデレラガールズと比べても酷い物であり、声優ありきで作っているとしか思えない場面が多々あった。
ライブに足を運べば害悪、厄介、キチガイの声豚ばかり。誰もキャラクターに興味などなく、ペー独自の文化としてキャラグッズを身につけているが口を開けば出てくるのは声優の話ばかり。
ライブでもキャラ名ではなく声優名を呼んでクソコールやオタ芸で悦に浸る者がほとんどだ。
(アイマスPはどこにでも湧いてくる上に自分たちに都合の悪いことは隠蔽したり声高に叩く傾向にあるが「アイマス ライブ 厄介」で検索してみてほしい。某スクールアイドルのファンの方がよっぽどまともに見える行為がぼろぼろ出てくる)
そんな奴らが「田中琴葉」に何をしたか、これから話していこう。
きっかけは2016年9月1日、担当声優である種田梨沙が謎の病気により、活動休止を発表したことに始まる。
種田梨沙が参加していた他のコンテンツが次々に同氏の降板、代役の起用を発表する中、アイドルマスターは「種田梨沙の復帰を待つ。」という決断を下した。
当時私は愚かにも英断だと感じてしまった。琴葉の声を演じられるのは種田さんしかいない、いつかまた声が聞けることを信じてその日を静かに待とう、そう考えていた。
The@ter Activitiesの投票で決まっていた「普通の子」役を降板して可奈に譲ったことを皮切りに、運営は極力琴葉の話題を避けるようになった。
ラジオや各種広告ではもちろん、本家ゲームのイベントでも琴葉に対する言及が減ったどころか、カードにも登場する機会が減り始めた。
私はいささか疑問だった。声優さんの事情と琴葉は全く関係ないのに、声優さんがいなかろうが、声が変わろうがミリオンライブの世界観に全く関係ない。なぜそんな雰囲気になるのか。
漠然と疑問を持っていたが、それを口にすることはできなかった。
そして迎えた4thライブ、ミリオンスターズにおいて最大の目標であり、ひとつの終着点、武道館でのライブ、その3日目。
私は現地で参戦した。人生においてトップ3に入るレベルの胸糞悪い一日だった。
現地における名刺交換、私が名刺を差し出して「琴葉担当です」と名乗ると相手は必ず「あっ.....」と言って伏し目がちになった。
そして口々にこう言った。
「残念でしたね。」
「きっと琴葉も見てくれてますよ。」
「49人での武道館ですけど、楽しみましょう」
腸が煮えくり返るとはこのことを言うのだろう。危うく怒りで前が見えなくなりそうだった。殴り倒してやりたかった。
ふざけるな、いないのは種田梨沙であって琴葉ではない。なぜ事情も知らない、知る気もない奴にそのようなことを言われなければいけない?
比喩ではない、文字通りお通夜のような雰囲気の中上記のセリフをうわごとのようにつぶやくのみだ
担当名乗っている人間が「琴葉だってここに来てます。」「俺が連れてきてるから」「奇跡はあります」その一言すら言えないのか。
お前たちが見ているのは結局種田梨沙であって琴葉ではないじゃないか。
もう最早ライブどころではなかったが、チケットの金は払ってしまった。時間になれば武道館に入場し、会場を迎えていた。
案の定、まともに楽しむことができなかった。応援なんてとてもじゃないができない。
きっと何か、琴葉もここにいるという意思表示をパフォーマンスで示してくれるはずだ。そう信じていた。
だが、その期待は最悪の形で裏切られることになった。
初日は乙女ストーム、2日目はクレッシェンドブルーのFLOODING、圧倒的エモさを爆発させていた枠だった。
流れたのは「ジレるハートに火をつけて」琴葉がセンターを務める、灼熱少女の曲だった。
琴葉以外のメンバー4人が迫真の表情で歌う中、琴葉がいるはずのセンターはポッカリと空いていて、スポットライトだけが煌々と照らされていた。
ふざけるな、ふざけるな。
ジレハじゃなくたって他にもシメを飾る曲はいくらでもあるじゃないか。他に演出の仕方はいくらでもあるじゃないか。
なぜ敢えてそれを選んだ!?なぜそれを選んだ?
なぜ敢えて琴葉の不在を強調させるような曲、演出を選んだのか。
ここで私は悟った、気づいてしまった。
運営は種田梨沙の復活を待つつもりはない、田中琴葉というアイドルをミリオンライブから消し去るつもりだったのだ。
今だからこそ言えるが、もうすでにこの時点でグリマスの終了、ミリシタへの移行は確定していたと見られる。
だから運営はミリオンライブの展開についていけなくなった種田梨沙をグリマスの終了に伴って琴葉ごと切り捨てようとしていたのだ。
悪夢はなおも続いた。最後の挨拶で総合プロデューサーは「ミリオンライブは一歩一歩着実に前に進んでいきます。」という旨の発言をした。
手のひら返しというか、ダブルスタンダードというか。もう呆れて言葉も出なかった。
一歩一歩着実に前に進んでいくなら種田さんが復帰するのを待って100%の状態でリリースするのが筋ではないのか?
それとも歩みについていけない者は遠慮なく切り捨てるからついていくも降りるもお前次第だとでも言いたいのだろうか。
私はサイリウムを投げ捨て、最後のThank youを聞くことなく会場を後にした。
やってられないなんてものではない。あそこで最後のThank youのあの演出を見たところで冷める一方だったと思う。
とりあえずキャラ出しとけばお茶を濁せるとでも思ったのだろうか。
後述するが運営の対応は全てのメッセージが後手でちぐはぐ、声優種田梨沙や自分達に火の粉がかからないためのものであり、要するに自己保身だ。
田中琴葉というキャラクターや、琴葉本人を好きで追いかけてきたPやファンの気持ちをことごとく踏みにじるものだった。
いつだったか、引退したとあるPがちょうどこのブログだったか「アイマスは宗教である。」と言っていた。
まったくもってその通りである。下手すりゃ宗教よりタチが悪い。
あんなに堂々とアイドルの存在を否定しておいて、最後にちょろっとお涙ちょうだい演出をすれば大の大人が泣き喚きながら「ありがとう」「アイマス最高」と狂ったように連呼するのである。
あの演出を持って「琴葉はいた。」「4th最高だった。」と言っているペーは田中琴葉担当ではなく種田梨沙を信仰する信者であり、所詮種田梨沙しか見ていないにわか声豚である。
少し話がそれてしまった。
あのライブの後、私はあらゆる窓口でバンナムとグリーにクレームを入れた。
あれを肯定されては琴葉があまりにも浮かばれない。可哀想なんて言葉では表しきれない程に不憫だった。
だがいずれも返答が返ってきた事はなかった。
ミリシタに琴葉の存在は確認できない、グリマス終了時も琴葉のボイスだけ追加予定はなしとされた。
「田中琴葉は合流が遅れています。」などという取ってつけたような白々しい文章が踊っていた。
グリマスの方はともかく、4thの時点で3Dモデルを用意できたのならミリシタに実装するくらいわけもないはずだ。
「種田梨沙はいなくても田中琴葉はここにいる。」と主張するのなら、たとえ無言でもミリシタに琴葉のモデルだけでも実装し、メイン画面で歩き回ったり、劇場のメンバーと会話するモーションを用意することができたはずだ。
たとえ声がつかなくてもユニット曲で歌って踊る琴葉を見ていずれ戻ってくる種田梨沙に思いを馳せることができるならまだ前述の言葉にも説得力があった。
しかし、現実は劇場で琴葉の存在を確認することはできず、琴葉がここに居るという実感は皆無、そのくせTBなど中途半端なタイミングで中途半端に顔見せするから案の定ミリシタから入ったぺーは「誰?」状態だったわけだし、それどころか「こんな実装されてないキャラに参加権認めるのか」という不要なヘイトを貯めることになったわけだ。
そして、今年二月、どうも違和感のある中途半端なタイミングでようやく琴葉がミリシタに実装された。
完全に引退していたがようやく思いが届いた、これまでのことは水に流して改めてミリオンライブを始めよう。
そう呑気に思っていた私の心はすぐに打ち砕かれることになる。
あのさあ............
琴葉はずっと劇場にいたんだからお帰りもクソもねえよ!!バカか!!
ただ、本当に怖いのはここからだった。
どういったわけか、琴葉の存在がまるで悲劇のヒロインであるかのように扱われ始めたのだ。
そして運営はここぞとばかりに琴葉のことを猛プッシュし始めた。
まるで今までの遅れを取り戻すように。
思い出して欲しい、数行前の流れを
田中琴葉の存在を種田梨沙の不在を理由に否定したのはどこのどいつだ?
お前らじゃないか!!
反論があまりにも大きくて金になると嗅ぎつけたのか、復活した途端にこの扱い
信仰というのはここまでも人間を盲目にするのかともう、哀れみともつかぬ感情だけが胸を支配していた。
そして、私は本来であれは5thにも参加することなく、さっさとアイマスから足を洗うつもりだった。
でも、どういったわけか、ミリオンライブを昔布教してしまった後輩の声豚に無理やり連れられ、5th2日目を見させられた。
正直言って、まあ酷い、白々しい演出だった。
あれはミリオン5thという名の「種田梨沙お帰りライブ」だった。
白々しいセトリ、4thでは見られなかった景色を完全再現、琴葉はここにいるでしょ?完全復活したでしょ?嬉しいでしょ?ほら泣けよ
と言わんばかりのサムイ演出
それ以外は前日に徹夜で組んだのかと思えるレベルのテキトーっぷり
そんなことをするなら島原エレナにSTANDING ALIVEを歌わせてあげたほうがよっぽどよかった。
そしてそれに泣き崩れ、泣き喚くキモオタの群れを見て吐きそうになった。
もうやめてあげてくれ 田中琴葉がただただ可愛そうだ。
何もしていないのに、声を失ったから存在を否定され、忘れられ、かと思えば声優の都合で再び表舞台に引きずり出され
そして1周年迎えたら未来ちゃを差し置いてミリオンのセンターですか。
なんの努力もしないでセンターに持ち上げられてしまう琴葉の表情はきっと散々なものだろう。
それで持ち上げられたが故に何も知らない別のキモオタに叩かれ、デレと比べられ、見下され.....
こんなボロボロのセンターを見てもあなたは脳死で「アイマス最高」「ありがとうミリオンライブ」と唱え続けるのだろうか。
さて、話が長くなってしまったが、ここまで読んでくれたということは私の話に少しでも賛同する意思がある人か、俺を論破したくて仕方ないクソ気持ち悪いマウント取りオタクのどちらかだろう。
もうもはやキモオタにつける薬などない、正直声豚は死んでも治らないからもう何も言うまい。
奴らは反省も後悔もしない、さも当たり前のようにコンテンツを食い潰し、飽きたらまた次のコンテンツに移動するだけだ。
まぁシンデレラガールズ然り、SideMしかり、どこに行っても声優の都合でキャラクターの扱いが決まり、荒れていない場所を探す方が難しい現状を見る限り、もはやアイマスというコンテンツそのものが声優ゴリ押しコンテンツになってしまった今、大多数のアイマスペー(笑)に何を言っても無駄なのかもしれない。
でも、それでも、俺はやめねえからな。
俺の想いが少しでも多くのオタクに届くまで、ミリオンライブが、ひいてはアイマスが潰れるまで何度でも、形を変えてでも言い続けるからな。この真実を。
ミリオンライブと声豚どもを呪い殺すまでやめないからな。この文章を投稿し続けることを
運がいい。少なくともそう思ってた。
なぜ朝に行くのかって? 朝だと値段が安くなるからさ。
そしたら「人気の○○ちゃん、キャンセルが出て朝イチの1枠だけあいてるんです!」と黒服にゴリ押しされちゃって。
順番が来るまでスマホをいじりながら、そわそわして待ってた。
30分くらい待たされて、いよいよ番号が呼ばれた。
階段を登っていった先には、写真とはちょっと差があるけどクラスにいたら間違いなくTOP5に入るであろう美人がいた。
ソープって歯磨きしてからじゃないとキスをさせてくれない女の子が多いけど、この子はちがった。
ベッドに腰掛けて軽くおしゃべりしてると、早速ねっとりと深いやつ。
キス大好きっ子な私としてはこれ以上ないご褒美。
終始主導権を握られて、そして舌の圧がすごい。
服を脱がせていくと、これがもう見事な乳房。
直径が大きいタイプのハリのある巨乳で、乳首はチョコボール程度と書けば伝わりますか?
なかなかお目にかかれないタイプだ。
谷間に顔をうずめたり、先端を舌で転がしたり、存分に楽しませてもらった。
メインイベントであるお風呂を経て、お湯に浸かりながら軽めに下ごしらえも施してもらった。
体を拭いて、準備は万端である。
狭くて固いベッドで体を重ね合う。
下の毛は生えてなかった。
とてもキレイだった。
乳首が好きだと伝えると、丹念にほぐしてくれた。
やはりこの子、舌の圧がすごい。
終わりが近づいているのだ。
そろそろ、と伝えるとすべてを悟った彼女は、どこから現れたのかゴムゴムの避妊具を取り出した。
ふー、危ない危ない、と思っていたら、それは突然だった。
装着途中で果てた。
彼女は、えーっ!と驚いていた。
無理もない、これからおっぱじめようとしている最中、ウォーミングアップで力尽きたのだ。
彼女の指先が俺にとどめを刺した。
再起を図ろうと必死に頑張ってくれたが、すぐに復帰できないのは誰よりも自分自身が理解している。
ごめんね、といわれる度に心が傷ついた。
悪いのは君じゃない、俺なんだ。
ムチッとした彼女の体を、精一杯の力で抱きしめた。
20代後半くらいからだったろうか、自分でも驚くほど早漏になった。
数年前、はじめて飛田新地を訪れたときなんて、ワンストロークで果てた。
事前に抜いてこないとダメじゃん、と痩せ気味の美人に怒られた。
あれはあれでいい経験だった。
飛び抜けてカワイイ子と出会ってしまうと、俺は役に勃たないらしい。
学生の頃は自由自在にコントロールできたのに、これが老化なのかと自分に絶望している。
でもさ、こういうお店に来て勃たない人もいるからね、とフォローしてくれた彼女の優しさが胸にしみた。
店を後にして、もう俺は男としてダメなんだと自信を喪失しながら仕事に励んでいたら、どうも体がおかしい。
あれだけ体液を交えたのだ。
喉の痛みからはじまって、鼻もやられた。
幸い、熱が上がることはなかったが1週間ほど苦しい思いをした。
もう二度とソープになんて行くか。
体調は崩さなくなったが、ものもらいになったり、階段から同じ日に2回落ちたり
毎日吐き気がしたり、しまいに頭が痛くて治らなくて病院受診したら、
片頭痛の原因が「仕事のストレス」と「ブルーライト」と診断された。
上がる見込みもない。年内で見限るしかない。
ああ、頭が痛い。
総選挙の結果たけのこの里が勝利したというニュースを見た。結果はどちらでもいい。しかし、支持層の年齢分布を知りたい。
断言するがたけのこの里派、きのこの山派は年齢によって変化する。
私も若い時分は圧倒的にたけのこの里派であった。きのこの山なぞ比べるに値しないものだと信じて疑わなかった。
しかし、大人になって久しぶりにたけのこの里を食べたときに異変に気付いた。たけのこの里はひとはこ食べるにはえぐいのである。
As you know, たけのこの里はビスケット?生地の部分までチョコレートがコーティングされている。こどもの頃はこの部分がまさに
たけのこの里の利点だったのだが、大人になって食べてみると逆にこの部分がしつこく感じるようになったのである。
いっぽうできのこの山は取っ手の部分にチョコレートがコーティングされておらず、続けて摂取する場合に、取っ手部分の塩気が
いい具合にチョコレートの甘味を中和してくれることに気付いた。大人にちょうどいいチョコレート配分なのだ。
きのこの山がたけのこの里に比べて優れているという話をしたいわけではない。
きのこの山とたけのこの里は互いに利点と弱点があり、その感じ方は年齢によって変化していくものだということを言いたいのである。
>その時は痴漢を認めてすぐに釈放されました。
>まだ未成年だったこともあって被害者との示談も両親と弁護士が行ってくれて、不起訴処分を勝ち取ることができました。
>就職後に満員電車を避けられなくなった僕は、隙をみては痴漢行為を繰り返すようになっていました。
https://www.tedxutrechtuniversity.com/jirei/20170417_kaisyain23.php
>最初はスカートの上から軽くお尻に触っていたのですが、抵抗する様子がなくむしろ私に体を預けるように寄り掛かってきたので、ついエスカレートしてしまいました。
>スカートの中に手を入れて太腿を触り、下着の中にも手を滑らせてしまいました。
>女性が身じろぎし、近くにいた男性が異変に気付き、私は捕まえらえてしましました。
>被害届が取り下げられたので、この痴漢行為で裁かれることは無くなり前科もつかずに済みました。
>しかし弁護士が私と妻の間も取り持ってくださり、今後は外でお酒は飲まないことを妻に約束してなんとか元の生活を続けることが出来ています。
https://www.tedxutrechtuniversity.com/jirei/20161212_kaisyain47.php
>スマートフォンで女性のスカートの中を盗撮していたのがばれて逮捕されました。
>職場にもバレず前科もつかず、元通りの生活に戻ることが出来ました。
https://www.tedxutrechtuniversity.com/jirei/20160607_koumuin39.php
出てくる出てくる、冤罪じゃなく本当に痴漢や盗撮をしたにも関わらず、弁護士様のお陰で不起訴や示談になり刑務所にも行かず仕事も家庭も失わず前科もつかない事例の数々。
勿論冤罪の事例も載ってる。証拠がないとされて誰一人人生終わらず何も失ってない。
運営者情報に「罪なき人を救う会」ってあるけど、罪ある人を救いまくってるやんけ。
>本の出来心で犯した一瞬の誤ちにより人生に深い傷跡を残してしまう痴漢事件
https://www.tedxutrechtuniversity.com/jirei/
anond:20180906170906 ←「消えた2時間 」を最初に読むと良いデス。
2018年秋の国会で、なし崩し的に成立してしまった日本サマータイム法への対応は、
遅々として進んでいなかった。
2019年6月のサマータイム導入テストは、延期に延期を重ねて、遂に年内に実行されることは無かった。
対応させるべき機器があまりにも多く、対応済み機器と未対応機器との間の膨大な組合せ数の通信テストは計画段階で既に5年掛かると予想された。
つまり・・・ピンチはチャンスとの森会長の言葉も虚しく、ピンチはピンチのままだったのである。
2020年1月 首相官邸 では、サマータイム実施の無期限延期について最終決断をするべく議論が続いている中、
サマータイムを強行に進めたい議員の一人が、京都大学理学部の年老いた教授を連れてきた。
その教授の名は秋月伸治郎といい、半世紀にわたって宇宙時間物理学を研究しているその分野の権威とのことだった。
秋月教授の提案は、常人の理解と想像を遥かに超えたものであり、日本列島全体を特殊なエネルギー場で覆い、
日本列島全体の時間の進む速度そのものを速めたり遅くすることで、サマータイムの時刻調整を実現するのだという。
「サマータイム推進派の切り札が、こんなオカルトとはね・・・。笑」
その場にいた誰もが笑い出し、教授を連れてきた議員は顔を真っ赤にして怒りともあきらめともとれる複雑な表情で固まっていた。
秋月教授は気にすることもなく、一言、「論より証拠。見ればわかるから…」とつぶやいて、
助手たちに指示して部屋の片隅に3本の白いポールを設置させた。
2つの懐中時計の時刻が一致していることを皆に確認させたのち、1つを3本のポールの真ん中に置いた。
ポールに繋がったコントロール装置を教授が操作して1分ほど経ったが、何も起こらなかった。
本当に何も起こらなかった…としか思えなかったのだが、改めて、2つの懐中時計を調べてみると、
きっちり12秒差のズレが生じていた。
それからの数時間は、腕時計、目覚まし時計、ストップウォッチ、メトロノーム等々、時間が測れる道具での検証大会となった。
その結果、コントロール装置の設定次第で、ポールに囲まれたエリアだけ1分に付き12秒速く時間が進んだり、逆に12秒ほど遅れさせることが可能であると誰もが認めざるを得なくなった。
秋月教授は、再びサマータイムの実現方法について説明を始めた。
・このポールを大型化したものを日本国内18か所に設置して日本全土をカバーする
・サマータイム開始日/終了日の夜に10時間かけて2時間分の時差を生じさせる
・夜寝て、朝起きると国内の全ての時計が2時間ずれるのでサマータイムによる時刻調整は不要
・早起きする必要が無いので、睡眠不足による健康被害などは起こらない
秋月教授の提案に異を唱える者はおらず、諸々の検討会を経たのち、国会にて全会一致で実施が決まった。
ポールが設置される地域での説明会でも、秋月教授が難解な言葉で煙を巻くようなことはせずに、
分かりやすい言葉で教え諭すように説明されたので、全てが計画通りにスムーズに進行していった。
・時間の進み方に差がでるのは、本質的にはウラシマ効果によるもの(だから健康に影響は無い)
・ポールは虚数空間と呼ばれるある種の亜空間からタキオン粒子を取り出して見えない壁を作り出している
・タキオン粒子は、実空間上の物質には一切干渉せず、数時間で消失する(だから健康に影響は無い)
・タキオン粒子の壁は毎分12秒程度の時間差であれば、魚介類も含めてどんな生物も問題無く通過できる(だから漁場に影響は無い)
・タキオン粒子の見えない壁に包まれた空間は、人間の暮らす実空間上では静止しているが、虚数空間内では高速で移動している
・タキオン粒子の振動数を変えることで移動速度が変わり、その結果、空間内の時間の進む速さも変わる
・移動速度がプラスであれば、時間はゆっくり流れ、マイナスであれば、時間は速く流れる
というものだった。
これらを正確に理解するには、宇宙ダイミュラー時空間における時間平面の扱いを超複素時間と再定義して理論拡張した500ページほどの論文を読めばよいと秋月教授は話していたが、同時に、この論文が理解できる専門家は著者である私しか居ないのが寂しいところだと嘆いていたのが印象的だった。
やがて、すべての装置が設置完了し、個別の作動テストも問題無く終えて遂にサマータイム開始日前日を迎えた。
日本中、それどころか世界中がこの強制サマータイム装置とも呼べる装置の挙動に注目している中、
時刻修正を体験するためだけに来日した観光客も多く、彼らは刻一刻と海外と日本の時間に差が生じる様子に歓喜した。
白物家電メーカーは、時間の遅延現象(≒ほぼ時間凍結)を利用して冷凍庫の代わりにできないかと小型化について相談しているそうだ。
某国軍事部門では、10年掛かる軍用開発を1年で済ませられないか?と日本政府に交渉しているという噂もある。
強制サマータイム装置の原理がもたらす経済効果は予想外に大きく、サマータイム推進を強行した政治家たちはホクホク顔で
夜2時を過ぎると、通信衛星との電波が激しく混信したのち、一切の通信ができなくなった。
「タキオン粒子の壁は、理論上、内と外の時間速度差に応じて光子の一部を反射するが、今の時間速度差では電波をほとんど遮断しないはずなんだが…。天候が曇ってるせいなのか…。また新たな研究課題が見つかったかな」と秋月教授は話していた。
数時間程度の不便は我慢すべきだし、朝になれば復旧するだろうと考える者も多く、大きな騒ぎにはならなかった。
その後も様々な報告が続いた。
・ホットラインが繋がらない
世界に何か異変が起きている。だが、その異変の正体が分からない。
そんな不安が広まりつつある中で、昼過ぎに明石天文台で行われた記者会見は驚くべきものだった。
明石天文台の星野研究員は、計算値に10倍程度の誤差が見込まれると何度もしつこく繰り返し前置きした上で、
「今朝の惑星や恒星の位置関係を観測した結果、一晩で10万年が経過したと思われます」
と報告した。
星野研究員は、恒星間距離による時代推定の原理や、より正確な推定をするには、1日以上、
できれば地球が公転する1年間は観測が必要だと説明を続けていたが、多くの者は上の空で聞いていなかっただろう。
その後、政府は隣国に自衛隊航空機を飛ばしたり調査隊を送り出すことで、速やかな状況把握に努めた。
・新種の動植物が多数みつかる
・宇宙や他の惑星にヒトが移住したという証拠は見つかっていない
さまざまな状況証拠から、一晩のうちに、1万年か10万年かそれ以上の月日が流れていたのは間違いなかった。
食料自給率40%、石油自給率0.4%の日本が諸外国の助け無しにどうやって生き延びるか?
誰もが日本の将来を考え、苦悩する生活は、苦労の連続だが決してわるいものではない。
むしろ、核戦争からの生存に成功した我々こそ勝ち組なのではないか?と言い出す者もいた。
ちなみに、世界の探索と並行して進められていた、この事故の原因究明についての調査は難航を極めた。
10時間分のセンサーのログには何の不自然な変動も記録されておらず、
3年掛けて18本の大型ポールを細部に渡って調べ尽したが異常は一切みつからなかった。
事故から5年過ぎた頃、故障時に備えて用意されていたコールドバックアップ用の未通電の大型ポールを
偶然、別の研究者が譲り受けて、細かく分解して状態を記録した時から調査は一気に進展した。
タキオン粒子の振動数を監視するセンサーのファームウェアのCRC値が、18本の本番機の記録と一致していなかったのだ。
ファイルサイズも更新日も同じだから、不揮発性メモリの劣化による単なる読取り間違いでは?
だが、その研究者は高度に難読化されたファームウェアのコードを手作業でデコンパイル(解読)することに成功し、
ファームウェアに仕込まれた精巧なトラップの挙動を明らかにした。
・トラップの発動は、サマータイム開始日の午前2時から2時間だけ
・トラップ発動中は、センサーの入力値を無視して、過去2時間分の入力値をランダムに出力する
・発動から2時間後、ファームウェアは自分自身を正規のファームウェアに書き換えてトラップの痕跡を消す
つまり、タキオン粒子の振動数を監視するセンサーはあの日の午前2時から2時間だけ機能不全となり、
その2時間の間は振動数が制御できず、日本国内の時間はほぼ止まったまま、外の世界では10万年が経過した…。
誰がいったい何の目的で、いつどこでどうやって悪質なファームウェアを仕込んだのか?
結局、肝心なところは分からずじまいで、事故原因はセンサーの不良として報告され、調査は正式に終了した。
私がこの話を耳にした時、脳裏にふと何かがよぎった…気がした。
あれ?これって・・・?
事件の真相に繋がる何かを思い出せそうな気がしたのだが、よくわからなかった。
そんなことよりも、私は今夜の夕食のおかずを採ってこなくてはならない。
政府配給の完全食であるペーストフードだけの食事には、もう飽き飽きしているのだ。
せめて、フナの一匹でも釣れれば良いのにと思いつつ、
釣り道具片手に湖に出かけるのだった。(終
だが、あんな思いをするのは二度と御免だ。
もしも、またあんなことが起きたとして、あの空間では回避しようがないしな。
ただ、階段を使えば安心かといえばそんなわけもなく、登っている間も言い知れぬ不安が頭をもたげた。
あることないことに対して、あることないことを考える、無意味な思考サイクル。
何はともあれ、滞りなく10階までたどり着き、自分の部屋に入ることができた。
「ただいまー……」
その安堵感から、実家に住んでいた頃のクセが思わず出てしまう。
当然、一人暮らしの今は「おかえり」なんて返ってこない。
「……実家なら返ってくるんだけどな」
今の一人暮らしを寂しいとは思わないが、ふと以前の生活を憂いた。
自分でいうのもナンだが、いやはや感傷的かつ無意味な機微である。
「……はは、バカか俺は。もしも今ここで『おかえり』だとかが返ってきたら、むしろ怖いだろうに」
自嘲気味にそう呟くが、その後すぐに自分の言葉にギクリとした。
バカの上塗り。
「……エレベーターのときは忘れていたが、あの構えを使うべきか」
俺は独特の構えをとる。
センセイから教わった、全方位どこから来ても対処できる“モリアミマンゾウの構え”である。
高速移動の超能力者とケンカする羽目になったときに、これで勝負を制したことがある。
その時に観戦していた弟は「テキトーに腕を突き出したら偶然ヒットしただけじゃん」と言っていたが、そういうマグレ当たり込みでこの構えは強いんだ。
強いて問題があるのなら、今の状況は完全に“モリアミマンゾウの構え”の無駄遣いという点だろうか。
結局、部屋の中は俺一人。
“モリアミマンゾウの構え”の反動で、俺は無意味に関節を痛めることになった。
だが、未だ違和感が拭いきれない。
自分の住家のはずなのに、言い知れぬ居心地の悪さが気になって仕方なかった。
俺が知らない間に、親が自分の部屋をこっそり掃除したことがあった。
モノの位置は一切変わっていないため、帰ってきた俺は気づかないのが普通だ。
だが、その部屋に入った瞬間に異変を感じ取った。
部屋の様相はパっと見ほぼ同じ。
細部の違いが分かるほど、俺の記憶力は高くない。
にも関わらず、自分のテリトリーを脅かされたような不快感に襲われた。
後にその不快感の正体を知った時、俺はとても驚いた。
部屋を勝手に掃除されたこともそうだが、何より自分にそんな繊細さがあったということに、だ。
今のこの状況、感覚を、あえて例えるならソレに近い。
なぜオカルトを信じないのか。
そういうことは説明書に任せるべきで、俺がすることじゃない。
真面目に語れる領分じゃないしな。
だが、そういった気持ちは心霊番組やホラーものを観れば観るほど、むしろ薄まっていった。
だって、ああいうので出てくるものは人間か、動物なら犬猫ばかりだ。
キリンだとかゾウだとか、オオアリクイだとかも出てくればいいのに。
そういった話がない時点で作り手の都合がミエミエだし、それらがフィクションだってことも暗に示している。
結局、子供へ恐怖を通じて学ばせたり、嘘だと分かりきった上で大衆が楽しむ、都合のいい存在でしかないってことだ。
とはいえ俺は、今回の件をわざわざこうやって話している。
つまり、オカルトかどうかはともかく“何か”が起きるってことだ。
このマンションのエレベーターは扉にガラスがついており、外の様子が窺えるようになっている。
そこでガラス越しに人が見えた。
“見え続けて”いた。
5階、6階、7階……同じ様相の人間が、そこに佇んでいるのがハッキリと見える。
事態が上手く飲み込めていないが、自分の中で危険信号が鳴っていることだけは確かだ。
俺がエレベーター内で出来ることは、1階にもいるであろう“奴”に備えて身構えることだけだった。
この時、エレベーターは9階まできていた。
俺の部屋がある階は次だ。
拳に力が入る。
……だが、窓の外に“奴”は見えなかった。
扉が開く。
やはり、いない。
その状況に握った拳の力が弱まるが、まだ解かない。
左右はもちろん、念のため上と下も見た。
気になって後を振り向くなんてこともしてみたが、やはり何もない。
ワケが分からない。
だが、もし“奴”がこの階に向かっている最中だとしたら……と頭をよぎる。
俺は逃げるように自分の部屋に滑り込んだ。
今になって思えば、完全な取り越し苦労である。
他の階にはエレベーターに追いつける程のスピードで来ているわけだから、俺の階にだって既に追いつけているはずだからだ。
じゃあ、なぜそうならなかったのか。
この時点で、その不自然さについて考えていれば、もう少し早めに核心に近づけただろう。
あの時に、そんな余裕がなかったのが我ながら恥ずかしい。
ならないよ全てはカバー出来んがね
▼いまイルモ
https://www.imairumo.com北海道亀田郡七飯町では、行政と近隣住民による協力員が連携して一人暮らしの高齢者を見守るコミュニティづくりを目指し「独居老人等見守り支援事業」を行っています。この事業では、見守り支援システムとしてIT技術を組み込んだ複合センサー「いまイルモ」が導入されています。
「いまイルモ」を高齢者の自宅に設置し、日常の行動や状況をモニタリングし、そのデータを家族や近隣住民、町の職員が見守ります。何か異変があれば、誰かがすぐにかけつけることが可能です。また、「いまイルモ」は現在の状況を観察するだけではなく、そのセンサー履歴のデータをグラフ化して見ることもできるので、生活習慣の見直しや病気予防にも役立ちます。
一人暮らし高齢者の見守りの強い味方といえる「いまイルモ」ですが、他にも多くの自治体で導入されています。例えば、高齢者の通院が困難な中山間地域の愛知県・足助地区では、「いまイルモ」の見守りデータを地域の拠点病院と共有し、高齢者の健康を守ることにも活用しています。
先日の仕事帰りのできごと
向かって左手前の角は駐車場なので見通しはよい。その日は車も停まっていなかった。
支柱の幅は15cmほどしかなくて、とてもじゃないが人が隠れられる幅はない。
そこに一人のおばさんがいた。
向かって右から左に交差点を渡ったばかりなのか、その街頭の支柱を右から左に横切ろうとしていた。
時間でいえば3秒ほどだろうか。
再び顔を上げ、進行方向をぐるりと見渡してから異変に気づいた。
おばさんがいない。
支柱から駐車場を挟んで隣の壁までは、15Mほど幅がある。数秒で渡りきれる距離ではない。
途中で進行方向を変えたとしても、その範囲に歩いている人はいなかった。
そのかわりに、対面からこちらに向かって歩いてくる人や、自分の背後から同じ方向に進む人は何人かいた。
ただ、その人達の様子を伺ってみても、そこで何かが起こったことを感じているような素振りはなかった。
人らしき姿を見たとかではない。直前の記憶をたどれば、そこには確かに人がいた姿をはっきりと思い出すことが出来た。
しかし、今目の前に、その姿はもうなかった。
交差点へと進み左右を確認してみたが、やはりそれらしき姿を確認することはできなかった。
一つわかったことがあった。
あまりにも意識がはっきりとしているときにそういったことが起こると、人はそれほど驚かないということだ。
そして、何か霊的なものの存在を疑うよりも先に、自らの脳の異常を疑うということもわかった。
要するに、直前に見えた姿があれだけはっきりだったにもかかわらず、脳が見せた誤解かもしれないということだ。
もしかしたら、見ていた距離を誤って、もっと奥の方にいいた人が建物の中に入ってしまっただけかもしれない。
例えそうだとしても、この距離感を脳が誤解したかもしれないと考えると記憶が正常に機能していないことに違いはなかった。
思い返してみると、誰もいないはずのところに人の気配などを感じることが最近は多くなってきたようにも思える。
幼少期はそれを霊能力だと勘違いしていた時期もあったが、どうやら脳の中で何かが起こっている可能性を疑ったほうが現実的なようだ。
( 2018夏アニメ1話ほぼ全部観たから感想書く その2 からの続き )
中間管理職のお仕事アニメ。制作マッドハウス&キャラデザ:高田晴仁なので、実質カイジ。特に会長がしゃべるシーンだけ観ると完全にカイジ。悪魔のような上司と萎縮する部下の間に挟まれる中間管理職の苦労をコミカルに描いていて、テーマの凡庸さに比べてすごく斬新で面白い。
1話では冒頭9分くらい使ってトネガワさんの紹介があるけど、ぶっちゃけ観なくていい。大抵の人はカイジを何らかの形で観たことがあるか、もしくはマンガもアニメも実写映画も観たことがないけど、ストーリーだけは全部知ってると思うので。
☓ナレーション◯実況:川平慈英の「他人事だと思って楽しそうに実況しやがってこの野郎」感がとても好き。部下のボケ→トネガワさんのツッコミ→実況の「くぅ~ww」(ボケ)という流れなので、みんな画面に向かってツッコミを入れよう。
ロンドンの日常アニメ。国際色豊かなおじいちゃん自警団の日々を描く。世界設定が
矢野俊策(TRPGの人)から分かる通り、日本におけるお化けみたいな連中がテーマの作品。タイトルも黄昏時のなんちゃらっていう意味なのだろう。似たモチーフを扱った作品でいうと「ゲゲゲの鬼太郎」(特にいま放送してる作品)は社会の闇、「化物語」は闇の心、「魔法使いの嫁」は良き隣人としての人外を描いているけど、本作は魔法使いの嫁に近い。さすがロンドンの日常。そして意外とアクションシーンの熱量が高い。さすがライデンフィルム。
アニメで観る元寇、下っ端視点@対馬。6度目の使節団が日本に来たけど、結局日本が元に服従しなかったので元の皇帝は侵略することを決定、900艘の軍船を準備し終わった頃から始まるお話(1274年)。基本的に基本的に史実ベースで進んでいく感じみたい(Wikiみながら)。
アクションシーン(特に剣戟)が多く、めっちゃ動く。SEも良い(音響効果:今野康之)し、出血表現も好き。
アニメで観る「軍師になろう」。紀元前の青銅器時代が舞台?戦記モノ+スマホチート。「天は赤い河のほとり」みたいな感じ?あっちは主人公が軍師じゃないけど。実際にあった(ググると出てくる)戦術や心理戦術が解説付きで登場する。これで君も明日から軍師だ!
1話にして1話の内容ではない。異世界転生プロセスでグダるのを回避していくスタイル。あくまで「スマホチートを使った古代の戦争」を描くのがメインなのかな。
スマホチートの描き方が面白い。忠実にggrksを実行していくスタイルで、ググっても出てこないことは出来ない。また現世と何らかの方法(で使えるスマホ)でつながっていて、元の世界に帰るという目標設定がある。現世と異世界を行き来できるわけではないけれど、「犬夜叉」みたいに「主人公にとってどっちが現実なのか問題」がそのうちテーマになるのかも。
リアルのこの時代は子作りし放題だったのだろうけれど、どうなんだろう(一応そういう描写あり)。
スプラッターギャグアニメ。調子に乗りすぎたイカ娘ちゃんが裁かれる(物理)みたいなノリのアニメ。かわいい。
ノリとかキャラデザとか演出とかいろいろ懐かしさを感じる不思議。
おねショタ。男性向け?ショタがリードするのではなくお姉さんがリードする方。
主人公が可愛い。ツッコミ役だけど子供っぽさがあって、お姉さんをリードしたいという願望があるけど現実と乖離しているギャップがかわいい。そろそろ男扱いされたい、でもまだ子供、そして性の目覚め等忙しいお年頃である。なお私はおねショタを観たことがないので、おすすめを教えてほしい。
ところで寮母さん=ママの化身みたいなモチーフっていつ頃からあるテンプレなのだろう。最近でも「スロウスタート」「こみっくがーるず」でおっとり寮母さんが出てきたので、すごく一般的なのかな。
銃と戦争のアニメ。20xx年、世界は核の炎に包まれた→ブラザーフッド・オブ・スティールが世界の秩序を支配→レジスタンスが古銃で対抗 みたいな感じの話。
銃の擬人化ソシャゲ原作なので、めちゃくちゃニッチな古銃がたくさん出てくる。現代銃を装備したブラザーフッド・オブ・スティールvs古銃というアツい戦い。戦闘シーンではちゃんと古銃特有の射撃前儀式も描いていて好き。あと射撃音にびっくりする。火薬多めかつ薬室の気密性が低い古銃の特性を表現してるのかな。
戦いがテーマとはいえ、ファンタジー要素が多い。戦争を描く作品はたいてい不条理がテーマなので、どんどんgdgdになっていくあの陰鬱とした雰囲気が強くなる仕様だけど、本作は「高貴になったら勝ち」という特殊ルールのおかげでいい感じのエンタメになってる。生き様で敵をやっつけるとかかっこよすぎない?
レーティングによって、漫画ほど表現のギリギリを攻める必要がなくなった幽奈さん。無修正版がどんだけ攻めてるのか気になる。幽奈さんかわいい。シリアス要素のあるラブコメなのだけれど、ToLOVEるもシリアスなんだっけ。
幽奈さんはコガラシくんと同年代っていう雰囲気を出してるけど、あの子幽霊だからもしかして(生きていれば)100歳くらいだったりして。その場合、コガラシくんとの関係はおねショタになるのだろうか。「夏のあらし!」っておねショタ?
今週の悲劇。スクエニのアケゲー原作バトルアニメ。同じくスクエニのアケゲー原作アニメに「ガンスリンガーストラトス」があるけれど、あっちはチーム対戦シューティング、こっちはリアルタイム対戦トレカ(アニメにカードは出てこない)。アニメとしては両方共スクエニ感のある厨ニっぽさ全開のキャラデザになっていて好き。内容も共に殺し合いがメインのバトルアニメ。ちなみにガンストの監督・江崎慎平は今期はねバドの監督を務めている。
シェイクスピアの引用や世界の異変というシナリオは「絶園のテンペスト」を思い出す。あっちの作品は妹の謎を解き明かす話なので、こっちのほうが血なまぐさい。絶園のテンペストの監督・安藤真裕は今期の天狼で監督を務めている。
スペースノイドとアースノイドが宇宙で遭難する話。シナリオは地球を目指して宇宙を漂うSFの王道なので、マジで先が見えない。
ピクサーみたいな3DCGアニメを30分枠で1クールやるの?マジで?な作品。めちゃくちゃ動くので観るほどに「マジで1クールやるの?」ってなる。すごい。ディズニー・チャンネルを観ているようなノリかつBGMも良い作品。
コント「天才バカボンを2010年代らしくリメイクしたら」。壮大に何も始まらないので、1話は実質0話。
0話は旧作オマージュ(というかそのまんま)を非常に高い再現度で作っていて、本作への愛を強く感じる。絶妙に荒い4:3のあの感じが観れてよかった。内容としてはかつての「おそ松さん」1話のように、旧作リメイクに係るあらゆる懸念をネタに昇華していくスタイル。現代っぽさがあるかどうかはさておき、バカボンパパのヤバさが際立っていて逆に新鮮に感じる。バカボンパパのヤバさは普遍的だった。旧作知らんけど。
タカラトミーの新しいおもちゃアニメ。今回は野生解放機能付き。男の子がゾイドに出会って旅に出る話。
本作のゾイドがめっちゃ小さい。でもゾイドはゾイド。動きもゾイドだし、モチーフも動物、昆虫、恐竜等なんでもあり。おもちゃコンテンツとして無敵じゃん!
ストーリーの中でもゾイドは畏怖の対象であったり、ゾイドを利用した軍隊や帝国があったり野性味あふれる生き物だったりは旧作のまま。登場するキャラクターは全体的に、子供向けのわかりやすいデザインになっている。
旧作のゾイドは「ビビったら負け」というシステムだったけれど、本作は「動かなくなったら勝ち」になってる。わかりやすいね。戦闘シーンはあのゾイドの動きがまた見れるのでやっぱり面白い。
異世界転生から始まるRPG。ファンタジー系の王道ストーリー。とはいえ異世界転生要素は薄味、かつ「こんな感じの魅力的な世界ですよ」的な演出も控えめ。原作がソシャゲなので、王子様集めが縦軸。かつ王子様同士の会話や戦いがメイン。
中国版ゴーストバスターズ。ゲゲゲの鬼太郎みたいな社会派。でも日本のお化けと比べてずっと生々しいモチーフ。「伊藤潤二コレクション」みたいな。でも1話完結でもなければSSでもないのでのんびり観るやつ。
まさか、天才はみんな体に悪偶を宿していたなんて。絶対に許せない。ついにアニメで真実に気づいてしまった。気になるのは「悪偶を宿した天才を加工した悪偶を宿した天才」みたいな入れ子構造というか天才ロンダリングがあるのかどうなのか。
キングレコード謹製の、アイドルのお仕事アニメ(実質星色ガールドロップ続編)。1話はほぼキャラ紹介だけ。おそらく「アイドル活動の中で一番楽しいであろう時期」を舞台にしてる感じがある。業界最大手の事務所に主人公がスカウトされるわけでもなく、金の問題で事務所の社長が夜逃げするわけでもなく、長年の活動が実を結ばず、雰囲気が最悪の状態から始まるわけでもなく。みんななんだかんだ楽しそう。
観ていて思うのは、「ファンってすげーな」という点。アウトプットに対するあらゆるリアクションが得られるのはファンのおかげで、協力して良いものを作っていこうという上昇志向を共有している姿はまるで運命共同体みたい。すごいね。
冒頭こそ3DCGアニメーションによるライブシーンがあるけど本編のライブは作画アニメーション。今後どっちを使うのかな。
中国発信のショートアニメ。駆け抜けるテンポ感。化物語の阿良々木家みたいな、しょーもない兄貴と手癖の悪い妹の掛け合い好き。
AmazonPrimeVideoとNetflixの囲い込みが11作品とかなり多い。加えてAmazonは「dアニメストア for Prime Video」というd'アニメストアニコニコ支店みたいなサービスを開始、さらにスカパー版やキッズステーション版なども展開している(それぞれのチャンネルで見れる作品はまだ少ないらしい)ので、そのうちAmazonとNetflixだけでほとんどのアニメを網羅できるようになるかも。一方独占配信で言うと、スカパー、FOD独占配信に加えて今期からはあにてれ(テレビ東京のサービス)独占配信アニメもある(けもフレ新作もこれ)ので、アニメ視聴のVOD縛りに限界を感じる。これからは「今期は何のアニメ見てる?」じゃなくて「普段何使ってアニメ見てるの? TOKYOMX? BS? FOD? それともアマプラ?」から会話を始めたほうが良いのかもしれない。
新作1話全部視聴はおすすめできない。とか言いながらこれを書くのも3回目だけれど、なんでまた書いたのかといえば、単純に「アニメを観るため」だったりする。最初は「もっと最新アニメの面白さを知ってほしい一心でレビューを書くため」という大義名分があったおかげで沢山のアニメを観ることができたし、今は「たくさんアニメを観るほどもしゃもしゃするから、これを増田にでも投げて気分転換しよう」という良いガス抜きの手段になっているのだ。おかげで多くの面白い作品を知ることが出来たし、同時に多くの時間を失った。そう考えると、やはり新作1話全部視聴はおすすめできない。
こんな覚え書きでも、誰かのモチベにつながれば嬉しいな。
「恋は麻薬と同じだ」って、たまに聞くフレーズだけれど、今までは、そういうもんなんだなあという認識で済ませていた。
常に恋愛のことが頭にあって、暇さえあれば恋人を募集しているような人のことを、内心、ちょっと軽蔑していたかもしれない。
どうしてそこまで、「恋」にこだわるんだろう、って。
想いが通じなかったら辛いだけだろうし、想いが通じたら通じたで、解決しないといけない現実が立ち塞がってくる。人間がふたりいる以上、どこかで妥協は避けられない。
特に、「ビッチ」とか「ヤリチン」とかって言われるような、出会ってまもない人とセックスしちゃうような人のことは、本当にわけがわからなかった。
愛してもないような人とセックスしたって、そんなに気持ちよくもなければ、幸せでもないだらうに、って。
でも、気が変わった。というか、気付いた。
ああいう人たちは、「恋」がしたいだけなんだ。「恋」の麻薬にはまってしまって、どうにかして、またあの気持ちを得ようと、必死になっているだけにすぎないんだ、とわかった。
* * *
今までそれが理解できていなかったのは、俺が「恋」をしたことがなかったから。
ただ、それだけだった。
2017年の11月。俺は、ある女性に恋をした。正真正銘の、初恋だった。それまでは、自分が誰かに恋をするということさら、信じていなかった。
12月。気付いたら、告白していた。あんなに大好きになっちゃうなんて、思っていなかった。ほんと俺チョロすぎ。
それから、しばらくお付き合いをして。それはそれは幸せだった。
恋人を持つ、というのは、本当にかけがえのないことなんだと思う。自分を、自分だけを、褒めてくれて、励ましてくれる相手がいるというのは、それだけで素晴らしいことだ。相手が自分に注いでくれた以上の愛情を返そうとするから、そのふたりの関係は、ふたりだけの「やさしい世界」になる。
くだらないことを言いあって、それだけでちょっと幸せになって。楽しいことは2倍楽しくて、辛さも分け合って半分にする。オンゲの課金アイテムもびっくりのブースト率だ。
ちょっとお互い思うところがあって、しばらく距離を置くことにした。
別に、お互い嫌いになったわけじゃない(と信じてる)。ともかく、一旦、ただの友人関係に戻ったわけだ。
しばらくは、大丈夫だった。
結構な頻度で通話をしていたからだと思う。くだらないこと、なんでもないことを話せる相手というのは、やっぱり得難いものだ。
* * *
ところが、最近。
彼女の方が忙しいらしく、なかなか通話の相手をしてくれなくなった。まあ、仕方ないんだけだね。
そうしたら、俺の方に異変が起きた。
なんというか、端的に言ってしまえば、彼女に対する色々な欲求、要求が、常に体の中から溢れ出してくるのだ。
たぶん、今まではある程度ずつ発散できていたから気にならなかったんだろうけど、それが行き場を失ってしまったんだろう。
「自分はこんなに彼女を好きだったのか」と改めて思うと同時に、自分にドン引きした。
いくらなんでも、彼女に依存しすぎだろうって。執着しすぎだろうって。
思ったところで、この想いが止まるはずもないんだけど。
* * *
彼女の顔が見たい。
彼女の声が聞きたい。
彼女のにおいを感じたい。
彼女といっしょに歩きたい。
そんななんでもないような思いが、たくさん湧き出てくるのだ。
彼女と会って、だらだらして、思う存分話したい。
彼女と真面目な話がしたい。
彼女とどうでもいいような話がしたい。
恋という麻薬の、幸せの中に、ずっとずっと、浸っていたくなってしまう。
恋は、麻薬だ。
* * *
俺の場合は、フラれたわけではないから、まだこうして冷静(?)な分析をする余裕があるけれど。
もし仮に、一度はとっても幸せな関係を築くことができた相手からフラれてしまうようなことがあったら。そういう人が、世の中にいたら。
その相手にまたアタックするわけにもいかないし、でも、きっとまた、その人は「恋」の麻薬を求めてしまうのだろう。
世の中の、恋人をとっかえひっかえするような人は、結局、「恋」という麻薬を追いかけているのだと思う。
一度幸せになれた記憶が忘れられずに、もう一度だけ、あの幸せが欲しくて、残滓でも、かけらでも、なんでも追い求めてしまうのだろう。
俺も、そうならない保証は、どこにもない。
普通の人は、どこで、どれくらいの年齢で、何をきっかけに、この「恋」という麻薬の存在を知るのだろうか。俺は、成人してから、やっと知ったわけだけど。
それを追いかけて、追いかけ続けて、それでもそれを捕まえられなかった人は、どんな人生を歩んでいくのだろう。
こんなに大きすぎる幸せを、一生知らないままならよかったのに。
そうしたら、それ以外の、趣味とか、仕事とか、そういう中でのささやかな幸せだけを追って生きていけたかもしれないのに。
こんな幸せを知ってしまったら、もう、追いかけずにはいられない。
* * *
真夜中に、ふと思い立って、こんなことを勢いのまま書いてきた。
妄想の中で、俺は彼女に、長い長いキスをする。彼女をぎゅーっと抱きしめて、舌をたくさん絡ませる。
しばらくしてから唇を離すと、ぷはっと熱い吐息が漏れる。彼女は耳まで真っ赤になっていて、潤んだ瞳でこちらを睨みつけて、小さく「いじわる…」と言うのだった。
しあわせが、ほしい。
しあわせに、なりたい。
* * *
『ゼロの使い魔』で、アルビオン戦の後、サイトを失ったルイズの様子を思い出した。
あれを読んだときには、死ぬほど誰かを愛せるのはフィクションの中だけだ、なんてことをぼんやり思っていたけれど。
ずっと、幸せな夢に浸っていられるとしたら。
それはどんなに幸福なことだろうか。
十二月二十四日。昼頃からちらほらと雪が舞いはじめ、夕方深沢君があろえを引き取りに家に訪れるころには本格的な雪模様となっていた。
彼は恋人を連れていた。私やあろえも何度か会ったことがある元気のいい女の子で、あろえを見ると、かわいい、かわいい、と喜び、あろえはすかさず同じ言葉を返す。
まだパーティには少し早かったので、家にあがって貰ってお茶を出した。深沢君の恋人はあろえのために今日来てゆく服を選ばせて欲しいと言い、あろえと一緒に二階に上がって行った。
すぐに、二人の話す楽しげな声が聞こえてくる。
「勘がいいんですよ。それにしても、凄いですね。ツリーも立派ですし」
あろえがすっかり工作に魅せられてしまって、この一週間、頼みもしないのに毎日輪飾りばかり際限なく作っては笑顔で私のところへ持って来るので、飾り付けないわけにはいかなかったのだ。
「習慣になっちゃったんですね。クリスマスの後も、きっと作りたがりますよ」
「そういえば、今年は学生最後のクリスマスイブなのに、プライベートに使わないでいいんですか?」
「最後だからこそ、学校のみんなと過ごしたいなと思ったんですよ」
少し寂しそうに言う深沢君は、年が変わり春になれば大学を卒業してしまう。そしてその後は実家に帰って中学校の先生になることが決まっていた。評判の良いボランティアである彼は、きっと良い先生になるだろう。
「ちょっと早いけれど、お疲れ様でした。深沢君のおかげであろえは色んなことが出来るようになりました」
「いや、僕なんか全然大したことしてませんよ。本人や周りの人がみんな頑張ったからです。いつも力不足を感じてますよ」
深沢君は照れくさそうに頭を掻いた。
私が言うと、深沢君は困ったように笑った。
やがて着替えを終えたあろえが階段を下りてくる。選んでもらった服は組み合わせのセンスが私なんかよりもずっと良くて、同じ服なのに普段よりずっと可愛いく見える。
そしてあろえたちが行ってしまうと、家の中が急に静かになってしまった。考えてみたら家に居るときはいつもどこかにあろえがいた。一人ぼっちになんて一体いつ以来になるのか、はっきりと思い出せない。
シャワーを浴びて、体を洗う。丹念に洗う。そんな自分がちょっと恥ずかしい気もするが、それは考えすぎというもので、こんなの何も特別な意味などない大人の女性として当たり前の身だしなみだ。そうに決まっている。下着だって、一番良さそうなやつを選んでやるのだ。やるのだ。
それからメイクをして、髪の毛をセットして、着てゆく服をもう一度選び直していたら、いつの間にか時間がなくなっていた。だいぶ余裕を見ていたはずなのに。月島君が車で迎えに来る予定になっている。私は慌てて服を決め、コートまで着込み準備を済ます。そして椅子に腰掛けると変に緊張してしまって今度は一秒がやたら長い。時計のカチカチする音が、普段よりずっとスローテンポに聞こえる。表の道路を車が通るたびに、彼じゃないかと思って立ち上がりそうになる。
やがて訪れた彼の車に乗る。見知った街なのに、どこをどう走ったのかさっぱり覚えていない。駅の近くにあるその小さなイタリアンレストランの前で車から降りたとき、はじめて、自分たちがどこへ向かっていたのかを理解した。
月島君の大きな背中を身ながら店内に入ると静かで品の良い音楽が聞こえてくる。席に座ってまもなくシャンパンが運ばれグラスに注がれる。細長いグラスのピンク色の液体の中を底から水面に向かって気泡が泳いでいる。私たちは小さくお互いのグラスの縁を合わせて、一口含む。
美味しくて、ラベルを確認したらどこかで聞いたような銘柄だった。高いのだろうか? そう思うとやたらと緊張してしまって、あとは何を食べているのかさっぱり解らなくなってしまった。
食事がほぼ終わって二本目のシャンパンをゆっくり飲みながら、高校時代の話をしていた。月島君が野球部で汗くさい放課後を過ごしていたとき、私は美術部でテレピン臭くなっていた。
あの頃月島君が付き合っていた女の子の話を仕向けると、彼は仕返しに私と仲の良かった男の子について尋ねて来た。随分大昔のような気がする。世の中の何もかもをわかったようなつもりで、そのくせ何もわかっていなかった青臭い時代の話だ。
「あのころも随分大人だっていう印象があったけど、八坂さんはいまでも大人な感じがするね」
「それは老けてるってこと?」
いい年して、こんなデートなんかでのぼせ上がって、何を食べているのかもわからなくなってしまう私が、大人の筈はない。せっかくこんなに高い料理を頂いたのに。
もし私がそんなふうに見えているのなら、それはただ大人のふりが上手いというだけのことだろう。いつも幼くてわがままな自分にてこずっている。そんな話をしたら、
「今日はのぼせてくれてるんだ」
「化粧室行ってくる!」
恥ずかしさにいたたまれなくなってハンドバッグを掴むと、慌てて席を立った。鏡に向かうと、私の顔は月島君よりもずっと赤くなっている。蛇口をひねり流れる水で手を冷やし、深呼吸をして気分を落ち着ける。お酒なんか飲んだのは今年のお正月以来だから、殆ど一年ぶりだ。ふわふわして楽しい気分だ。これはお酒のせいだけなのだろうか。
「でも、もうお腹一杯だわ」
「そうだね。包んで貰おう」
「雪が、だいぶ強くなって来たね。この分だと明日は除雪車が要るな」
彼の視線につられて窓の外を見ると、羽毛の様な雪がゆっくりと舞い落ちていた。雪かきとなったら、スコップを新しく買わなければならない。去年のは、あろえがおもちゃにしてどこかになくしてしまった。今年はよく教えておかなければ、また同じことを繰り返すだろう。
「妹さんは……」
彼が、ふと呟いた。
「え?」
顔を向けると、月島君はまっすぐに私の顔を見つめている。
「妹さんは、今日は何時までに迎えに行けばいいの?」
ボランティアの人が明日まで面倒見てくれる、と答えかけて、彼の真剣な表情の意味に気が付いた。もし、私が今日は迎えに行かなくてもいい、と言ったなら、それが自分のどんな意思を示すことになるか、解ってしまった。
私の表情がこわばったのを見て、月島君は表情をゆるめ、グラスを手に取る。私に考える時間をくれたのだ。ほっとする。
しかし、どうしよう、どうしよう、そればっかりが頭のなかでぐるぐる回って上手に考えられない。
「あ、預かってくれてる人に訊いてみるね」
無理矢理愛想笑いを作ると、携帯電話を手に取った。心臓の鼓動が早くなり、顔に血が集まってくるのがわかる。緊張しすぎだ。まったく予想しなかったわけじゃないんだ、別に拒む理由もないんだ。私は今さら何をうろたえているの?
「八坂さんですか?」
彼の口調はいつになく硬かった。
「そうですけれど、あろえは何もしていませんか?」
何か変だ。
「もし何かあったのなら、教えてください」
「本当ですよ。ただ、突然の電話だったからびっくりしちゃって……」
とてもそうとは思えなかった。確かに彼の口調はもう普段通りに戻っている。だけれど違和感は拭い得ない。だいたい、楽しく過ごしているにしては彼の声の後ろが妙に静かだ。どこにいるのだろう?
月島君と視線が合う。思わず真剣な表情になってしまった自分を申し訳なく思い、目をそらしてから会話を続ける。
「何かあったんですね。それで、私に言えないってことは、あろえに何かあったんではなくて、あろえが何かしたんですね?」
「まいったな、本当にそんなんじゃ……」
「いま、どこにいるか教えてください」
「一緒にいます」
「ごめんなさい」
「気にしないで」
彼は首を振ると、すっと立ち上がる。
「妹さんに何かあったんだね。行こう。俺もついて行くよ」
「そうか」
「きょうはごめんなさい。誘ってくれて嬉しかった」
「うん」
彼の微笑からあからさまに失望が読み取れて、胸が苦しかった。新しいコートとブーツが、やたらと硬く感じる。
そんなことが出来るわけない。私はもう病院に向かっていることを告げる。そう遠い距離ではないから、すぐに到着した。
一カ所だけ明かりの灯っている救急用玄関に回ると、入り口のところに深沢君が立っていた。普段着のままで上着を身につけず、ズボンのポケットに手を突っ込んで肩をすくめながら、寒そうに白い息を吐いている。声をかけると、
震える唇で言った。
彼は救急車に乗ってここへ来た。怪我人は、彼の恋人だった。コンクリートの上で転倒して、腰を打った。骨には異常がなかったけれど、いますぐに起きあがるというわけにもいかないらしい。痛み止めを飲んで、ついさっき寝付いたそうだ。
「階段に雪が積もっていて、足を滑らせたんです」
はじめはそうとしか言わなかったのを問い詰めると、やはり、あろえが原因だった。階段を上りかけた彼女の服を、あろえが急に引っ張ってバランスを崩させたのだ。そして結果として階段から転落した。
「僕たちが不注意だったんです。あろえちゃんが人を呼ぶとき服や腕をつかんだりすることがあるのは、ちゃんと知っていたはずなのに」
湯気のたつ紙コップで両手を温めながら、彼はそう言った。
行為自体は子供もよくやることだが、あろえの体格は子供のものではない。身長は深沢君の恋人と同じか、ことによるとあろえのほうが少し高いかもしれない。そんな人間に階段の途中でいきなり引っ張られたら、注意していたとしても、転倒は不可抗力だったはずだ。
私はぞっとして背筋が冷たくなる。もし一歩間違えていたら、もっと酷い結果を導いてことは容易に想像出来た。
「申し訳ありません」
「いや、頭なんか下げないでください。こっちこそ、せっかくのクリスマスだったのに、こんなことになってしまって」
「そんな」
「僕がついていたのに。あろえちゃんは、ただいつも通りにしていただけなんですよ。それなのに。やっぱり僕は、向いていないんでしょうね。今日は僕はここで夜を明かしますよ。八坂さんは帰った方が良いですよ。ちゃんとした時間にあろえちゃんを寝かさないと」
彼は元気づけようと笑ってくれたが、普段ほどの力がない。そしてコップの中身をすすった。
自信を失い落ち込む彼を初めて見て、覆い隠せない彼のショックを知った。私は何も声をかけるべきだと思ったけれど、いまの私の役割から何を言ったらいいか解らなかった。
あろえは病院の長椅子に腰掛けて絵本を読んでいた。傍らには若い看護師が座ってそれを見守っている。
「姉です」
「あなたがお姉さん? この子、さっきまで落ち着かなかったんだけれど、この絵本が気に入ってくれたみたいで、ずっと真剣に見てるの」
「そうですか、面倒みていただいてすみません」
「自閉症なんですってね。こんなに大きい子、家にいる間ずっと面倒見てるのは大変でしょう。パニックが起きたときとか、大丈夫なの?」
「親御さんも家にいないんですってね。大変ねえ」
「………」
「出来れば、ちゃんと話し合って一緒に面倒みたほうがいいですよ。やっぱり、身内の人が一致団結しないと。でも、そうは言っても簡単にはいかないのよね。大変ねえ。綺麗な格好して、あなた、今日どこか出かけていたんでしょう?」
同情されて私は、より一層みじめな気分になった。あろえは、すぐ傍で自分のことについて話されているのにも気が付かず、絵本を見つめている。自分が何をしたか、ちっとも理解していないのだろう。
「あろえ、もうやめなさい」
あろえは、顔をあげた。
「帰ります。もうやめなさい」
「ダメです」
「やめなさい」
強く言っても、あろえは返事をしない。
「聞こえないの?」
「きこえないの」
「よっぽど気に入っちゃったんですね。もう少しだけここに居ますか?」
いつのまにか深沢君が近くに来ていた。私たちは、いまこの状況の彼にまで、気を遣わせてしまっている。恥ずかしくなった。
「いいんです。ほら、やめなさい」
「ダメです」
その返事にもう耐えられなくなって、私は絵本をあろえの膝の上から取り上げた。奪い返そうと伸ばしたあろえの手を掴む。
あろえは私の口調からようやく異変を察したのか、不安な表情を浮かべ、
口の中でぼそぼそと呟いた。私は取り上げた絵本を看護師さんに渡す。
「八坂さん……」
私は頭を下げてから、まだ絵本に未練を残し見つめているあろえの手を強く引いた。
https://www.saibunkan.co.jp/lechocolat/soft/ka_swan/images/preswan.htm
皆さんはハム太郎の原作の絵本を読んだことがありますか。私は幼女の頃に読んだ「とっとこハム太郎 あいしてるでちゅ♡」という絵本が未だに忘れられません。
ストーリーを一言で表すと、「ハム太郎が人間の飼い主との種族を超えた叶わない愛に苦しむ」というものです。
以下詳細なあらすじ(ネタバレ有)
ハム太郎はあいちゃんという小4の女の子に飼われているハムスター。あいちゃんの事をメスとして真剣に愛している。ハム太郎は毎日あいちゃんにハムスター的な求愛行動を取っているが、もちろんハム語を解さない愛ちゃんには一切伝わらない。(なぜかハム太郎側は日本語がわかる)
あいちゃんと仲良く暮らすハム太郎だったが、ある日異変に気付く。あいちゃんはどうやらクラスメイトのスズキくんのことが気になっているらしい。しょっちゅう家に遊びに来るスズキくんとあいちゃんの様子を見ながら、ハム太郎は嫉妬に苦しむ。ハム太郎はスズキ君に対抗心を燃やし、自分と比較してみたり、スズキ君の手を噛んでみたり、更にはもっと最低な行為をしでかしたりもする。そんな行動も虚しく、あいちゃんとスズキ君の仲はどんどん深まっていく。
ハム太郎は、大好きな愛ちゃんが他人との初恋を経て、小学生の女の子から一人の女へと成長していく様を間近でひたすら見せ付けられ続けることとなる。そんな日々の中でハム太郎は、自分の力ではどうにもならないことがあるということを徐々に知っていく。ハムスターとしての自分を自覚し、最終的にはペットとして愛ちゃんの側で幸せに生きることを受け入れる。
*
あいちゃんとスズキ君がおうちで宿題デートするシーンで、タンスの奥にこっそり引きこもってるハム太郎が言う台詞
「どんなに頑張っても僕には入れない宿題の世界。あいちゃん。はやくタンスの奥の僕に気付いてよ。」
切ない(;_;)
タイトルのまんまなんだけど、ちょっと嬉しくなったので書きます。
数年前、もしかして薄毛の兆候があるのでは、と思い始めたところに親から直々に指摘されてしまった。
そこでなんとかしなきゃいけないと思い込んでプロペシアの内服を始たところ、1年くらい経った頃には抜け毛も減り、効果ありそうだし続けてもいいかな〜というくらいの感覚だった。
副作用として性欲減退がよく挙げられていたが、自分は特に感じなかった。触らなくてもエロ動画見るだけでギンギンに勃起したし、毎日オナニーしてたくらい。
ただ、一度彼女とホテルに泊まった時にやたらと金玉が痛くなり、すわ副作用か、と不安になったもののセックスには問題なく、普通に気持ちよかった。
その後も金玉が痛くなるようなことはなかったので、副作用じゃあなかったんだな、と思って安心していた。
そんな感じで内服を続けていたのだけど、結婚して、子どもが欲しいという状況になって医者に相談したら、「内服はやめることを勧めます」と言われたのでやめることにした。
プロペシアをやめて1ヶ月くらい経った時、明らかな異変を感じた。
ああよかった勃起した、と安心してオナニーするんだけど、イケる時もあればイケずに萎える時もあった。
嫁とのセックスでも、以前は1日に2回3回は全然余裕だったのに、硬さは落ちたわ2回目はなかなか勃たないわ、勃っても中折れだわ、というザマ。
内服中は特に副作用も感じていなかったし、副作用の出ない体質で良かった、なんて思っていたんだけど、そんな甘い話はなかったようだ。
プロペシアをやめてからこうなったとはいえ、またプロペシアを飲むわけにもいかないので悩んでいた。
どうにもならなければバイアグラも選択肢に入れようと思っていたんだけど、この前嫁と旅行に行ったらギンギンに勃起したし硬さも戻ってきたような気がした。
そのあたりから、嫁とのセックスも2回戦でも中折れしなくなって、セックス前に不安になることもなくなった。
そして最近、エロ動画見てるだけでギンギンに勃起するようになってきた。
そこで確信した。俺の勃起力が戻ってきた!!!!やった!!!!!!!!!
若者社会を占領していたサブカル階層が、どんどん第一線から姿を消しまくってるようです。
うっとうしく目障りな不景気の風景が消えていくのは嬉しいですね。
末端サブカルが中核に見捨てられ、その中核が上の組織に見捨てられようとしてるのがよくわかります。
欧米による児童ポルノ問題叩きがバレた途端、社会はロリコンサブカルを排除しました。
そして今、一般社会では邪魔な落ちこぼれがネトウヨやネトサヨ臭いクリエイターになり、それも用済みになれば捨てられているのです。
今起きているサブカルの悲劇、これは国内情勢も絡んでるようで、例えば景気回復が一進一退ではあるものの進んでいる状況から判断して、たぶんサブカルが邪魔になってきたのかもしれません。
お刺身も好きだし、煮魚も焼き魚も好き。なめろうやたたきもいい。
ただここ2回ほど、およそ半年の間にお鮨をいただいた翌朝に全身の蕁麻疹と息苦しさに見舞われる自体が起き、
それをきっかけに自分の好物との向き合い方について考えたのでメモ。
過去2回どちらも、堪え難い痒みと息苦しさや普段起きない異変からくる不安に襲われて朝一で病院に駆け込んだ。
特に先週なんかはさとなおさんのアニサキスアレルギーのエントリ( http://www.satonao.com/archives/2018/05/post_3597.html ) を
読んでいた影響もありかなりビビってた。
ちなみに今回食べたのは、マグロ、エンガワ、いか、たこ、車海老、ボタンエビ、白えび、うに、アナゴ、黒ムツ、くえ、イワシ、赤貝
前は覚えてないけど、マグロ、さば、イワシ、エビ、かにみそ、とかだったかな
ビビりながら駆け込んだ自分とは裏腹に先生からは「症状としては全然軽いからまぁ、薬飲んで」と。
本当にひどいアレルギー、アナフィラキシーなんかだとマジで命が危ないらしい。救急車案件。
そういったアレルギーの人は緊急用のでっかい注射を常時持ち歩くレベルだとか。
食べ物アレルギーの血液検査はあるが正直なところ蕎麦、卵、牛乳とかあからさまにやばいアレルギー以外はようわからないらしい。
人それぞれの特徴もかなり多い。例えば甲殻類アレルギーの判定は出てもカニはOKでエビがやばい、とか
(厳密にネタ別のアレルギーを特定したかったら、医師監視の元でいろんな種類を順に食べるという方法があるそうだがどこでやるんだよめっちゃ高そう)
今回の場合もどの魚が悪さした、という断定はできるわけもなく魚の体内に生成されてしまうヒスタミンの食中毒である可能性が高い。
ヒスタミンは主に赤身の魚を中心に死んでから時間が経つほどに生成される物質のため、なるべく新鮮で低温で管理をされた魚食べる!
くらいの対策でしかできないっぽいし、きちんとしたお寿司屋でも発症している自分はヒスタミンにそもそも弱いんだろうと感じた。
先生としばらく会話した結果、
これからお寿司(ないし魚メインの食事)を食べる時、いくつかの点に気をつけることとす。
・体調が万全の時に食べる
・一人で食べない。できれば食後も誰かと過ごす。
・可能であれば一食で多くの種類を食べない。(相性の悪い魚介類を絞れるため)
・アレグラなどを常備する
過去2回処方してすぐに効果のあったフェキソフェナジンなる薬は抗ヒスタミン薬抗ヒスタミン薬で一般役では
アレグラなどに当たるそうです。
大好きな魚に怯えながら食事をするのも辛いですが、できる範囲で気を付けつつ今後も食べていきたい所存です。
お医者さんも言ってました。
「まぁ、究極食べないのがいいんですがそういうわけにもいかないですし。僕だったらこれからも食べますね。美味しいですもんね、鮨。」
わかる〜〜〜〜〜〜美味しい