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はてなキーワード: コンクリートとは

2024-11-19

一般的な盗聴、盗撮等の機械ネットで調べたり、どこかに取り付けたりコンクリートマイクで音を外から拾うやり方だ。確かに、そういう物も併用して使うだろうが、テクノロジーを使う場合集団ストーカー被害者場合ほとんどで、探偵等に頼んでも機器は見つからない。

また公安警察世間的に知らせているのは、通信記録で十分個人情報は把握できるということで、細かく盗聴までしていないことになっているが、違う。ターゲットが一番電話しそうな時間帯は調べているはずだから、その時間帯はリアルタイムで聞いているだろう。取り囲まれている場合は、隙間なく聞かれている。それが集スト被害テク被害というものだ。興味がある人は、この逃れることのできない盗聴、盗撮住居侵入にどう対抗してきたか、今後この被害に遭う人に無駄努力や出費をしないで済むように教えてあげよう。盗聴、盗撮通信傍受ネットメール等の通信だが、電話ファックスもそうだ。集スト加害時期や規模によって異なるだろうが、一般市民レベルでの防御は、加害者の仕掛け次第で、公衆電話すらダメというのが結論だ。テク犯が入ってくると、頭で考えたことまで盗聴されるので完全にお手上げだ。防御というより、開き直るターゲットにされたらプライバシーは皆無と言えるので、気にせず過ごす心の強さを養うのが先決だ。そう言ってしまうと元も子もないが、相手人間だ。機械的に録音しているが、一日の膨大な記録を全部聞き直すには時間を要するので、ポイントだけで大筋を知ろうとしているはずだ。そこも考えて無視するのがお勧めだ。極端な話、手紙開封される可能性があるので、手書きで手渡し、そしてすぐ燃やすのが思考盗聴なしの場合の防御だ。私も活動で多くの被害者と連絡するが、全く気にせず聞かれている前提で、しかも隠しても無駄から、全部本当のことを普通に話す。全ては嫌がらせの道具として使うだけだから、それを気にしなければ良い。集スト被害者は普通一般人ほとんどだからテロを企んだりしているわけではないので、どうのこうの言われる筋合いはない。スパイごっこに付き合う気はない。

2024-11-17

シュレディンガーの猫のうんち

某日。飼い猫と家の駐車場にてたむろする。

猫は、白いコンクリートの上で背中を擦り付けゴロゴロするのが好きな生き物だ。人生30年あまり、代々の猫を観測してきてそう思う。

その日はふと、地面のにおいを嗅ぐ仕草。その仕草をするならば、半径1メートル内に必ずうんちが存在するといっていい。もちろん、飼い猫のうんちではなく、野良猫の致したものである

草むらっぽいところであれば、猫のおしっこのにおいがプンプンしてくるし「トイレ」になっていることは想像やすい。

果たして、私の家の駐車場トイレにしている猫がいるのだろうか?

私の左足斜め前に、黒く光る玉があった。

見覚えのあるものだった。

玉は、おたまじゃくしのような、浅草アサヒビール本社オブジェのような、「うにようにょ」部分が付いている。よくよく見ると毛の塊のような。

これは、猫のうんちで確定であろう。

猫は、うんちがとても難産である。それゆえ、トイレでもかなり踏ん張っており、キレが悪かった際にはケツを床に付けてずるずると前進する姿も見せる。そのアホさ加減は半端ない

今までどれだけのうんちあとを見てきただろう。目の悪い年をとった母親には見えないけど、家のいたるところにあるんですよ、ケツ(うんち)の通った道が。

ただ今回の場所コンクリートということもあり、うんちあとはわからない(犯行時間判断できない)。

しかし……

うんちの少し後ろには、白い毛が地面にぴらぴらと張り付いていた。

お尻付近の毛が白い猫が犯人じゃん!!

絶対猫がうんちのキレが悪くて、うちの駐車場でお尻ズリズリして、うんち1個と毛を落としてったに違いない。

でも現場は見てないのだから、お尻をズリズリした猫は、まるでシュレディンガーの猫のように私の中に潜在している。

ケツ付近の毛が白いあなたは、どこにいるのかな?

2024-11-14

日本コンクリート舗装された道路整備って世界的にみてもトップクラス

GoogleEarthとかで色んな国見てて、ここまで道路整備されてんのって中々ないんだなって思った

まあ、今後はどこまで保持できんのかはわからんけど…

2024-10-24

外国人インフルエンサー日本空き家DIY改修して炎上

日本耐震基準ガー」とか言ってるが、この機会にお前らに真実を教えてやる

日本耐震基準全然厳しくない』

 

建築基準法の「耐震基準」は『一度では死なない』だけが目的

 そもそも建築基準法における耐震性は最低基準としてものすごく低いところに設定されている。

 それは「一度だけ震度7に耐えるが、傾いたり部材が壊れたりするので二度はない」というレベルだ。

 震度7が来たら壊れて当然なので、避難生活して家は捨てろ、という方針で設定されている。

 だから震度7が来た後に家に帰って寝てた人が、最近地震でも何人も死んでいる。

 あれはまったくもって建築基準法想定内の死なので、保険等は一切効かない。

 

その最低基準も満たさない家が建てられる

 さらに、この「一度だけ死なない」基準にも抜け道がある。

 批判が多くこのたびやっと改正されることになったが、来年法律改正までは「木造2階建て(ほとんどの一般住宅)は構造計算申請すら不要」。

 そして改正される来年以降も、未だに「木造平屋なら不要」ということになっている。

 「木造平屋専門工務店」を名乗る住宅メーカーが増えているのは、実はこのためである

 日本住宅業者の大半は、実は構造計算をしてないし、しないための努力すらしている。

 

そもそも軸組構法が弱すぎた

 それでも、一応建築基準法レベル品質が保たれているのは、「耐震力」の原理にある。

 インフルエンサーを「日本耐震は厳しいんだ」と批判している連中の何人が「どういう家が地震に強いのか」を理解しているだろう?

 多分ほとんどいないだろう。耐震原理理解していれば、基準レベルはそんなに難しくないことがすぐにわかからだ。

 「地震への強さ」を担保するのは「壁」だ。少なくとも、基準レベルの最低限の性能においては。

 在来日本家屋は柱と梁に「筋交い」という斜めの支えを入れたくらいの作りだったので、そもそも地震無茶苦茶弱かったのだ。

 最近の家は合板石膏ボードで壁を全部覆っているので、何も考えなくても基準レベルの強度が出る。

 

ツーバイフォー海外構法)なら何もしなくても基準クリア

 ということはつまりそもそも壁式で作っている海外ツーバイフォーの家は、これぐらいクリアしているということだ。

 実際さまざまな災害のたびに、ツーバイフォー構法の家の方が適当在来の家よりも強度があることが証明されている。

 ツーバイフォーアメリカで生まれた、素人でも頑強な家が作れるキット構法が元になっている。

 海外の家は、最初からある程度安全率を見込んだオーバーな強度で作っているので、実はそのまま日本で建ててもそれなりに地震には耐えてしまうのだ。

 「海外の家のつくりは日本地震には耐えられないはず」は、基本的には日本スゴイ」妄想の類いに過ぎない。

 

長期優良住宅』でも弱すぎる

 以上のように、日本の「建築基準レベル耐震性なんて実は在来の筋交い構法でなければ簡単クリアできてしまうくらいレベルの低いものだが、最後にもうちょっと高度な話をする。

 「長期優良住宅」という「耐震等級2」を要求する品質ベルがあるが、これも実は鉄筋コンクリート(RC)造や鉄骨(S)造に比べると微妙だという話だ。

 「長期優良住宅」は一応「耐震等級2」ということになっているが、これはRC造やS造の「耐震等級1(義務基準)」とほとんど変わらないと言われている。

 どういうことか?

 実は木造住宅における「品確法」の耐震等級と、RC造やS造における耐震等級では、計算の仕方が違うのだ。

 木造住宅はどこまで行っても簡易計算が許されているので、一般的に知られる程度の品質基準クリアしただけでは、『許容応力計算』といういわゆる「構造計算」をした建物より信頼性が低いのだ。(許容応力計算をした木造建築でない限り)

 

これがお前らの信じる日本の家は耐震性に優れている』の真実だ。

 

追記

コメント見てると、日本耐震基準」なんかツーバイ感覚で面材貼ってればクリアできるほどレベルが低くて簡単なのに、それすらなんやかんやと誤魔化したがるくらい日本の「在来職人」がクソだった、という二つの話を区別して読み取れない奴ばっからしいなはてなは。

カス日本人が面倒くさがるのは「難しい」根拠にならないし、「簡単」だからカス日本人でも信頼して任せられるという話にもならない。これを理解することの何が難しいのかわからない。

日本というのはこんな命に関わる、それでいて大して手間もかから簡単なことも任せられないくらいいい加減な仕事しかしない国だったんだよ、ずっと。だから幻想から目を覚ませと言ってるんだろうが。

お前らの頭の中にある、真面目に地震と戦ってきた日本建築業界なんてものはすべて幻なんだ。そういうやつもいるけど、ほとんど杉原千畝のように疎まれてきた。日本なんてずうっとそんな国。

2024-10-22

公園ジュリエット

休みの日は、大抵家で過ごした。掃除をしたり洗濯をしたり、たまには料理を作ったり。あとは布団の上に寝転がってスマホに熱中する。熱中などと言ったら、好きでやっているようにも聞こえるかも知れない。しかし私の場合スマホに触るのは、どうにもならない虚しさから逃れるためでしかない。何かをするよりも何もしないでいるほうが難しいのだ。不安という魔物に追われて逃げ惑う姿は、傍から見れば実に滑稽にちがいないが、誰かに咎められるわけでもない。安全な家の中で、私はひたすら自身孤独と格闘する。

今も昔も、おにぎり三角形に握るのは、私の唯一の特技と言って良いだろう。毎日、朝食に欠かさずおにぎりを食べたものだった。職場近くの公園のベンチに腰をかけながら。聞こえてくるのはスズメの声だけだ。砂場遊具もあるから、昼になれば児童が興を添えるのであろうが、今は散歩する人さえ通らない。朝の光が木々の梢を透かしておにぎりを含む私の頬を照らしている。春や秋にかぎらず、夏は額に汗を滲ませながら、冬は寒さに身を縮めながら、私は1年中ここで朝食をしたためるのである不思議ものだ。外に出るのも億劫がる子供だったはずが、大人になって公園が好きになるとは、いったい何の因果だろう。家と職場中間の、誰にも煩わされない微妙距離感の上に安住できるひとときは、私にとって最上幸福だった。

いつからか、公園にひとりの女性の姿が見えるようになった。出入口のあたりの、植え込みを囲うコンクリートの上に腰を下ろし、足を組み、あたか「考える人」みたいに頭をやや傾げながら、スマホを覗き込むように見ている。ベンチに座る私の位置からは、対角線上に進んで30メートルくらいは距離があるだろうか。顔は判然としないけれども、ショートカットで、すらっとしたきれいな身なりをしている。歳は私よりもいくらか上だろう。おにぎりを食べ終わった私は、職場へ向けて公園を後にするのであるが、その際、かならず女性の前を通ることになる。女性は相変わらずスマホを覗き込んだまま通行人存在には無頓着である。私が家で熱中するのとはちがって、彼女スマホへの接し方はどこかしら優雅で、気品があり、悠々とした感がある。当時シェイクスピア作品を読んでいた私は、いつしか心の中で勝手彼女を「ジュリエット」と呼ぶようになった。

ジュリエットは、来る日も来る日も同じ姿勢をしていた。服装も、もちろん日毎に異なるとはいえ上品で垢抜けたところは、いつだって全然変らなかった。そして常に私には一瞥もくれなかった。おにぎりを食べながら、横目でちらと様子をうかがうと、昨日の光景と寸分も異ならない。前を通ろうとすると、心もち身体に力が入るものの、ジュリエットのほうは我関せずといった風で未だスマホを覗き込んでいる。私が春夏秋冬おにぎりを頬張るのと同じように、彼女も季節の別なく自らを貫くのである。ただひとつ異なるのは、私ひとりだけが彼女勝手名前をつけ(まさか彼女は私を「ロミオ」と呼んではいまい)、家や職場からの逃げ場となっている公園に突然現れた女性を、妙な存在として気にせずにはいられなかった所だ。

幼い頃から友達と遊ぶのも気が進まず、家庭の中にも居場所がないと感じがちな、さびしい少年だった。勉強はできないし、かけっこをしてもビリが定位置学校に好きな女の子ができても、ばれないように取り繕うのに必死で、感情を表すのを恐れるばかり。そのまま体だけが大きくなり、大人と呼ばれるようになった。ひとりぼっち自分が見つけた幸福空間に、見知らぬ人が入り込んで来て、今、どうして嫌な気持がしないのだろう。ひとりで遊んでいるところに友達が来ただけで逃げてしまうような子供だったのに。私はやはり大人になったのだろうか? 考えれば考えるほど、むず痒い気がして、やりきれなくなる。この感情が一体何なのか、自分にもよく分からない。くだらないと思って何もかも打ち消そうとするけれど、朝日の下の残像が瞼のうらに貼り付いて離れない。しか彼女微動だにせずあそこに座っている。雨の日も晴れの日も、世の中がどのように移ろおうとも、ここだけは同じ時間が流れていた。ふたりの男女がそれぞれの世界に住みながら、公園という場所だけ共有している、夢の中のようなおぼろげな時間が。

私がその公園最後に訪れたのは、退職した日であった。冬用のコートを着たジュリエットは、寒さも忘れてしまったみたいに、その日もいつもと変らずスマホに夢中になっているようだった。が、おにぎりを食べ終わり、いよいよ出勤しようと出口を抜ける間際、彼女の頭がほんのすこしだけ上がって、こちらを見たような気がした。馬鹿馬鹿しい。気のせいに決まっている。もう会うことはないと悟った私の感傷が起こした錯覚というものだろう。でも、当時の私には彼女視線が重たく突き刺さるように感じられてならなかった。あの一瞬間が長い年月を経た今になってもよみがえる。私の生活はあれから少しも変っていない。休みの日は、掃除洗濯料理に、それから不安に苛まれながらスマホをいじるだけ。スズメの声と、朝の光と、おにぎりと、ジュリエットと。——遠く過去記憶のなかへ去っていくあの日常が、時々私には恋しくてまらなくなる。

2024-10-20

その点、世界一犯罪都市と言われるヨハネスブルグは違うよ (2chコピペ

その点、世界一犯罪都市と言われるヨハネスブルグは違うよ

昔、あそこにいたとき高級住宅街に住んでたんだけど

住宅街は高いフェンスで上が鉄条網が付いてて高圧電流流れてる壁に囲まれてた

住宅街入口は、もちろんマシンガン手榴弾持ったガードマンがいて手荷物検査金属探知機使う

家はプール付きの嘘みたいにデカイ家なんだけど、家にもガードマン詰所があって勿論みんな銃もってるし

うちの庭を囲む壁も、やっぱり刑務所の外壁みたいに高くて、バズーカ砲の砲撃にも耐える分厚いコンクリート

で、やっぱり上は高圧電流が流れてて赤外線センサーが付いてる

家の窓という窓は、猛獣でも大丈夫なごっつい鉄格子付きだし窓ガラスは全て防弾。

ドアは中に鉄板が入ってた

おまけに、最後の砦である寝室に行く廊下にも鉄格子が2つ付いてて

寝室から自動ロックできるようになってる

高級住宅街は、どこの家もうちと同じぐらいの備えなんだけど、

それでも毎晩のように強盗集団住宅街の外壁突破して来てご近所でドンパチの音が聞こえる

でも人間て、そういう環境にも慣れちゃうものなんだよね

最初の頃こそ夜中に銃声が聴こえてきたら一晩震えて眠れなかったけど

半年もすれば、夜中の銃声で目は覚めるけど、音が遠ければその30秒後には夢の中に行けるようになる

翌日の朝、自宅外壁に弾痕があったことをご近所の人に話しても

「あ、そうなんだ」みたいな感じで「話に落ちはないの?」と言わんばかりの反応

よく行くスーパー銃乱射事件があって10人以上死んだときとか

近くの銀行手榴弾投げ合うような銃撃戦があってやっぱり大量に人が死んだときなんかは

さすがにご近所でも話題になったけど、一月もしたら、そんな事件なかったみたいに

みんな、またそこで普通に買い物したりするようになってた

私がいたときは、日本人なんて数えるほどしかいなかったか

kwskしたら即身バレなんでkwskできないけど冗談みたいな街だったよ

でも2ちゃんで言われるほどじゃないよ

日本じゃカールトンセンター魑魅魍魎の住みかで超無法地帯みたいに言われてるけど

私がいた頃は、最上階の展望台はちゃん営業してたよ?

ま、最上階以外に誰が住んでるかなんて警察だって知らないだろうけどさ

私設軍隊みたいな大量の重装備ガードマン雇える金持ち

軍隊みたいな集団引き連れて展望台で観光楽しんでるみたい

まあ、武装強盗団は50人規模のものもあるみたいだから

アメフト選手みたいに体格いい男が銃も持たずに十数人程度じゃ、

まるで心許ないことはホントだし

強盗には靴まで取られるのはホントから強盗に財布取られた後に

また強盗に遭って服まで取られるなんてのは、全然あり得る話だけど

うちも番犬マダラハイエナだったよ

強盗団は基本夜来るんだけど、

ハイエナ夜行性だし、ちゃん人間の顔覚えてくれるし、縄張り意識もあるし

耳と鼻が異常にいいから、赤外線センサーなんかよりずっと頼りになる感知器なんだって

まあ、噛まれたら指なんか全部無くなっちゃうぐらい噛む力強いか

お世話はほとんどガーデナーにお任せだったけど

一応現地人の名誉のために言っておくけど

善良な市民は、すごく陽気で勤勉だよ

うちのメイドさんなんか、椅子の裏や脚の一本一本まで丁寧に掃除してくれてたし

2024-10-17

カ、カタツムリィイイイ!!!

いつものように、カタツムリを入れてる虫かごを洗っていた。

https://anond.hatelabo.jp/20240926220325

このときからいるやつだ。

我が家カタツムリはだいたい虫かごの蓋にくっついて寝てるので、洗う時はプチュっと外して一旦うんちなどのゴミを入れる小袋に避けておく。

が、その日の私は誤ってプッちゅったカタツムリを落としてしまった。

 

ぎゃあああ!

 

カツンと、切った野菜まな板から床に落ちるような音がする。

洗面台の陶器とぶつかったので、割れたのではないかと私は取り乱した。割れてる感じはしなかったけど、みるみるカタツムリから泡が出てきて「なに!?!?なに!?!?死んだ!?!?」と泣きそうになる。

急いで洗って、虫かごを元の場所に戻す。泡まみれのカタツムリ。泡を吐きすぎてデロデロになって、自分から分泌した液のせいで滑ってうまく壁に登れないようだった。

 

!?なに!?どうすれば!?

 

インターネットに頼ったら、泡を吐くのはカニ的な感じで外敵から身を守る時などに吐くらしい。緊急事態だ。すまねえ、すまねぇ、とんでもねえことをしちまった。

いつもなら、洗って新しい餌を入れてやるとすぐに蓋に戻るか食いつくかのカタツムリ今日は泡まみれ。(どうやらこの泡は苦いらしい)何とか壁の途中まで登って殻に閉じこもってた。いつもなら蓋が定位置なのに、その日は中途半端なところにいた。蓋が危険判断したのか、滑って登れないとかどちらかだろうか。

 

その日からカタツムリは全く動かなくなった。殻の端部分が白くなってて、欠けちゃったのかなと悲しくなる。餌にも手をつけてる様子がない。トジコモリになってしまった。

死んでしまったのかとおろおろインターネットで調べていたら、知恵袋で「カタツムリ記憶がのこる。昔いちごを食べるカタツムリに嫌な液体をかける実験をしたらしばらくいちごに近づかなかった」というものを見つけた。論文本体を見つけることができなかったので真相は定かではないけど、これまたガガーン!嫌われたんだ…!ガガーン!!!とショックを受ける。私が落としたばっかりに、私もこの環境も嫌われてしまったのかもしれない。

冬眠時期にはまだ早いけど、なんか嫌なことあるしもう冬眠しちまえという流れになったのかな。すまねえ。私が落としたばっかりに。

 

仕方がないので餌は全部取り出して、ときどき掃除だけして霧吹きをかけるけど相変わらずのトジコモリ旦那さんに悲しみを伝える日々。一週間ぐらい経った頃、このままずっとトジコモリなら外に出してやった方がいいのではと、ウスカワマイマイの生息地域を調べたり、そのへんに放していいかをどこに問い合わせればいいかを調べてる間に、トジコモリは再始動した。

 

!!コンクリート食うとる!!

コンクリートに這いつくばってむしゃるカタツムリ。よく見ると敷いてるキッチンペーパー食べたのか白い糞もしてる。

コマツナを入れてやると、狂ったようにむしゃりはじめた。何日も食べてないのだからお腹が空いてたのだろう。その日から、機嫌を直したのかカタツムリは通常モードに戻った。

今もぷりっとうんちしてる。

何かを学んだのか、掃除中に私が殻を引っ張ってもかたくなに取れなくなった。吸盤力がすごい。

機嫌をなおしたカタツムリ今日も元気だ。いつまでこの家にいるのかわからんが、明日は初めてほうれん草をあげるつもりだ。

2024-10-15

タワーマンション宅急便問題に寄せて

ワイの家は山奥にある。ヤマト担当している宅配便センタはここから1時間ぐらい離れた町場にあって、いつもヤマト配達の人はえっちらおっちらそこを来ては、配達してくれている。

ヤマトには通販専用の外部委託している便もあるが、あれもワイのところではやってこないため、宅配便正規ドライバーが運んできてくれるという状況だ。


さらに、ワイの家はちょっとした坂を登ったところにある。歩くと5分ちょいぐらいかかる坂の上にあるのだが、なんとヤマトのおにいさん、そこを荷物を持って駆け上がってくるのである

大変申し訳なく思っている。

ワイの家は、ミカン畑の岡の上のようなところにある。道はそのミカン畑の間を縫うようにつづら折りになっていて、舗装はされている(親父が若い頃、祖父と一緒に手練りでコンクリートを練っては、コツコツ舗装したコンクリート舗装の道である)が、2トン車までならギリギリ通れるだけの道幅しかなく、通常の一般道では考えられない急勾配なのであった。とはいえ、慣れていれば登れる、と言うようなところであった。

道を最後まで上がってしまえば、庭はあるので転回はできる。また、普通車どうしなら途中にちょっとよけ会える場所(農作業の時に軽トラを止めとく場所)はある。まぁ、トラックだとどちらかがバックしなければならなくなる構造であるのだが。

とはいえミカンは木の高さを低く育てているために見通しは欲、登ろうとする坂に車がいるかどうかは見ればわかるし、その先にはワイの家しかないので、ぶちあうとしてもワイの家人ぐらいであり、もっといえば今では車を運転するのはワイだけなので何も心配は要らないのである


と、言うことをヤマトの兄ちゃん説明をするのだが、安全上のルールなんで!大丈夫です!といって、坂の入口の広い道に車を止めて、元気よく荷物をもって坂を登ってくるのである

申し訳ないやらなんやである

以前、通販介護用の昇降椅子(80kgぐらいある)を買った時は、ヤマトホームコンビニエンスの家具便で届いた。この時は運転手と荷運び2名で来てくれるというが、流石に運んでもらうのは申し訳なく、坂の下に軽トラを用意して待ち伏せし、そこで移し替えて受け取ったりもした。


タワーマンションでは配達するのに30分かかり、能率が上がらないと言う話があった。それを言ったわワイのところなぞ、1時間かけてきて、さらに往復10分坂を登って、さらに1時間かけて帰るような立地であり、マジ申し訳ないと思うのであった。

まぁワイの家の近くには通販商売しているパン屋さんがあり、そのパン屋さんは毎日ヤマトで大量のパンを発送するとか、平日には他にも工場があったりで集荷が必ずあるようではある。

仮に時間指定がされていてもサクッと無視して、だいたいそれに合わせて夕方配達をしてくるので、ワイの家のためだけに来るわけではないのはもちろんなのではあるけれども。

いっそ、道の駅あたりにPUDOのような宅配ロッカーを設置してもらって、そこに取りにいくとかしてくれたほうが気が楽だなと思いながら、先ほどもついつAmazonポチってしまった。

2024-10-13

アスファルトコンクリートって

アスファルトコンクリートセメントコンクリート」の略なのか。

こういう変な省略の仕方やめてくれ。

隈研吾より瀧光夫をですね

学ぶべきだと思うんですよね

隈より大分上の世代で既に亡くなっているのが悲しいけど、自然建築調和についてはよっぽど瀧の方が優れていると思います

有名なのは愛知県緑化センター(https://mainichi.jp/graphs/20220330/mpj/00m/070/056000f/20220330mpj00m070034000p)とか、アイアイランド古今伝授の里フィールドミュージアム(https://morimoto32.exblog.jp/22953196/)とかかな

写真じゃ伝わりづらいかもしれないけど、コンクリート造で存在感ある作りながら自然の中に上手く落ち着いてるんだよね

建物内も至るところに植物が植わってたりするけど、ただ植えてりゃ良いよね、なんてことはなくてきちんと考えられているのが素人目にもよくわかる

隈はとにかく木を使うことを自然との調和へのソリューションにしたかったようだけど、それどころか腐ったり朽ちたりで迷惑なっちゃってるのがなあ

築年数が経過しても新しさを感じさせる瀧の建築を一度体感してほしい

ただ、纏まった資料が無いのがちょっと残念、少し前に展覧会とかやってたみたいだけど

東京なら確か板橋区熱帯環境植物園が彼の作品だったか

2024-10-02

anond:20241002163107

オタクの話

https://togetter.com/li/2266035

①「コナン殺人は良くてレイプシーンがダメなのはなぜ?」と言うアカウントに、18禁作家視点から理由説明する。ゾーニングをしないと自分たち表現規制されて困るということも

引用された男性は「納得しました、ありがとうございます」と言い、拡散されすぎたためpostを削除

③postがバズり、アンフェと表自戦士に「フェミ規制しようとしてる」と目をつけられ、誹謗中傷炎上

④「地上波で流すのに反対するんだったら、責任取ってお前がセックスさせろ。そうじゃないと明日にでもその辺の女か女児強姦する。お前のせいだ」と言い出すアカウントA登場。

⑤夏芽さん、「自分にも人権はある。それに小学生の頃に襲われたことがあるから、そういうことを言われると辛い」と反論

⑥更に炎上、Aは何度も凍結しながら夏芽さんに脅迫リプ・DMを送る

⑦夏芽さんの過去ツイから年齢・住所・出身校を特定しばら撒くアカウントBが登場

⑧Bは夏芽さんを誹謗中傷しているアカウントたちにDM解放を呼びかけ、情報共有をしていた

⑨夏芽さんを誘拐し、colaboへの名誉毀損話題になったAV通りに調教する計画が発足(裏でAが参加者を募っていた?)

自殺レイプか選べと迫られ(同時に、死んで逃げるな、裸土下座写真をあげて詫びろと言い出す人も)追い詰められたのか何人かに遺書のようなDM送信消息を絶つ

⑪死んだなら首級改(敵の生首を晒す戦国時代のあれ)をするからとまた住所特定の流れに🆕

経緯かなり端折ってます便器になれ、性教育になってよかったね、死なないなら強姦OKってことだよね、ボランティアでヤらせてくれる女がいるって掲示板特定されてるよ。等、脅迫を受け、パニックになり、仲良くしていたらしきフォロワーに「今までありがとう」など送るなど、追い詰められています

リアルタイム炎上を見ていた人、ほかにもいると思います。間違いや追加があればリプに繋げてください🙇‍♀️

当時私は夏芽さんとDMでやりとり(早まらないでという話をし、表に出ていない脅迫DMを見せてもらいました。かなりの数の輪姦、誘拐予告が来ていたようです。女子高生コンクリート事件のようにしてやるとか)し夏芽さんのファンクラブから支援を送ったりしました。遺書のようなDMも胸が痛かったです…

童貞からよく知らないんだけど

アセクシャルって人に性的興奮しないんだったら

コンクリートブロックとか車のマフラー性的に興奮するの?

歴史上に残る凶悪犯たちの遺伝子で作られた人間を目覚めさせるという夢で目が覚めた

CIAとか特殊部隊が乗り込んで飛行機輸送してたけど何かの間違いで目覚めさせてしまい機内の兵士を全員殺してパラシュート無しで飛び降りてなんともなく地上におりてくる

そいつ人間何人かで戦わせて成果を確認する殺され屋側の1人として俺がいてたんだけどもはやそんなの調べるまでもなく

とにかく全員散り散りになって逃げた

なぜか空を飛べるようになってるが地上2メートルくらいしか飛べなくてそれ以上は空にコンクリート天井がある

いかけてくる怪物

ごつごつとした、普通の人の三倍くらいの手が迫ってくる、というところで目が覚めた

2024-09-30

ワンピースの実でなんの能力がほしい?

藤虎の重力操る奴がいいな

コンクリート持ち上げて

下ろす。発電できる!

船舶の重さ0にできるなら

輸送にかかるコスト抑えられるわけでしょ

働くの困んなそう。

2024-09-26

anond:20240926220325

カタツムリが家にいるという話、興味深いですね。自然の中で見かけることが多いカタツムリが、家の中で生活している様子を観察するのはとてもユニーク体験です。

カタツムリカルシウム必要とすることや、好き嫌いがあることは知識として知っていましたが、実際にコンクリート片を食べるとは驚きました。野菜だけでなくティッシュまで食べるとは、予想以上にグルメですね。

虫かごを定期的に洗いながら、カタツムリ生活環境を整えている様子からあなた結構な手間をかけていることが伝わってきますカタツムリも清潔な環境で過ごせて幸せでしょう。

カタツムリ不思議な行動や生態についての観察も興味深いです。例えば、記憶力があるとか、殻が透けて見えるとか、その小さな体の中に詰まった生命神秘には驚かされます

ただ、どれだけカタツムリが家にいるかはわかりませんが、寿命が1年程度と考えると、その間にどんな変化があるのか楽しみですね。それまでの間、カタツムリが快適に過ごせるようにお世話を続けることができれば、あなたにとってもカタツムリにとっても良い経験となるでしょう。

カタツムリが帰ってくる日が来るのか、それとも家でその一生を終えるのか、どちらにしてもその時間を楽しんでくださいね

カタツムリが家にいる。

https://anond.hatelabo.jp/20240825233708

 

このときコマツナについてたのをなんとなくそのまま捨てずに家に置いてる。

それが8月末の出来事。まだいる。

母に写真を送ったら「まだおるんや」と言い放たれた。そうだよ、まだいるよ。

 

殻の維持生成にはカルシウム必要だと聞いて、ときどきタマゴの殻を入れていたがまったく口をつけない。なので、先日道端のコンクリート片を拾って入れてやったらむしゃむしゃと食べてコンクリートのうんちをしてた。(…コンクリートのうんち!?

 

カタツムリグルメだ。

野菜どころかティッシュも食べるし、あげてないけど多分お菓子とかも食べる。その代わり、本人が気に食わない餌はまるで食べない。

同じコマツナでも口をつけるやつとつけないやつがあるし、ニンジンはあのてっぺんの部分を好んでよく食べる。皮は残す。皮も食えよ。

 

こいつ、糞しかしねーくせに好き嫌いするのかよと悪態をつきながら、1.5日の頻度で虫かごを洗って餌を変えてやる。不衛生なのは嫌だからね。

まあまあな量を食べるので、こりゃ畑にいたら相当嫌われるだろうなと思う。

こいつがついていたコマツナも、気づかずに冷蔵庫に入れていたらまあまあ食べられていたし。

こいつは決して清潔な存在ではないので、洗う時はビニール製の手袋をして、終わったら必ず手を洗って。洗う際にはカタツムリをカゴから引っ剥がすので少しかわいそうに思う。吸盤みたいに張り付いてるのをプチョ…っと剥がす。

 

最初の頃、明るい時間はほぼ天井にくっついてるだけだったけど、最近環境に慣れたのか昼間でも割と活動的仕事の休憩中にふと目をやるとニンジンをムシャってたりする。

虫かごを洗った後に必ず餌を入れ替えるのだけど、匂いでわかるのか新しい餌が入った瞬間、一目散に餌の方へと進む。「目は悪い」と書いてたので、むしろある程度は視力もあるのだろうか。

 

インターネットによるとカタツムリ記憶力もあるらしい。そうなの!?あの小さい、ほとんど水分らしいぬめぬめの体で!?生命不思議すぎる。

私や旦那のことも覚えているのだろうか。おい、その猫じゃらしは旦那が昨日ひろってきたやつだよ。ちなみに、いつもお家を掃除してるのは私だよ。旦那じゃないよ。

 

こいつはウスカワマイマイという品種なので、蛍光灯に照らすと殻がうっすら透けて見える。間もなく出てくるであろうニンジン色のうんちやコマツナ色のうんちがうっすら見えるときがある。

呼吸する穴が肛門の役目も担っているので、人間とは少々勝手が違う。

うんちしてるときは無呼吸なのだろうか。うんちに溺れることもあるのだろうか。不思議だ。

雄雌の区別がなく、なんなら単体でも卵を産めるらしい。私がいつも掃除して虫かごごと丸洗いしてしまうので、仮に卵があったとしても即排水溝行きだろう。

 

「いつまでいるか知らんけど」と言いながら、今日カタツムリは家にいる。

人参のヘタを切ったら、次の餌用に冷蔵庫に保存するようになってしまった。

 

寿命は1年程度らしい。家に来た時点で生まれてどれぐらいか知らんけど。

おい、きさま。一体いつまで家にいるツムリだ?

断熱は「量」であって「してる/してない」ではない。

ただの木の板にも「断熱性能」自体はある。「トタン板」にもある。

断熱性能とは「熱抵抗値」のことで、これは「熱伝導率」の逆数×厚みにすぎない。

鉄にもガラスにもコンクリートにも熱伝導率はあり、すなわち熱抵抗もある。

何がどれだけ必要なのかを数字で考える議論をしないから、日本人はすぐ適当業者に騙される。

 

具体的に言えば、必要な断熱量というのはまあ、熱伝導0.04くらいの普通断熱材で「壁10cm」「天井屋根20cm」が最低ライン

これぐらいの数字は覚えよう。

良い断熱材は熱伝導0.02くらいまではあるので、それなら壁5、6cm、天井屋根10cmくらいまではありうるが、これはちゃん計算のできる上級者向け。

真空断熱っていう一桁違う奴もあるが、これは真空がすぐ抜けるので扱いが難しく、普通使わない。

とにかく素人は、壁10cm、天井屋根20cmは断熱材がなければ怪しいくらいに思うくせはつけろ。

それくらいも理解してない奴が「なんとなく断熱ってのをすれば良いと聞いた」くらいの感覚でギャーギャー騒いでても、業者全然怖くない。

2024-09-21

anond:20240921200104

お前にいまできることは

進次郎をいじめたお前自身のツラをお前の拳で鼻の骨をへし折るくらいぶん殴ることだろうが

なめたこといってんじゃねえぞ

それが終わったら鉄筋コンクリートの壁にヘッドバッドして血涙流して反省しろ

俺は今までそうやって反省して病院に運ばれたが後悔してねえ

2024-09-14

「昔はこんなに暑くなかった」←これさ

やっぱ気温というよりコンクリートジャングルのせいでは?

2024-09-12

anond:20240912184112

建売は地域にもよるけど、東京は狭い土地に3階建ての駐車場を無理やりつけたやつがあるので避けたほうがいい

逆に取手みたいに土地が広いところだと建売も形状的にはまともになってくるんで、建売のほうが無駄ない

ただ、建売だと銀行が出すお金の都合で断熱材が薄いんで、飯田建設みたいな安いところて断熱材割増オプションをつけて、窓はなるべく小さく、2重サッシ、総2階建てにしたほうが何かと良かったりする

普通の整形地なら建物標準価格表程度の値段で収まるしね

アルミ結露すると言われてるけど、二重にしてしまえばあまり問題はないのよ

ちなみに最強はコンクリートで建てることだけど、解体費がアホみたいに高いという欠点があり…

鉄骨は精度もよく、ワイドスパンや陸屋根みたいな木造だと難しいこともできるけど、冬場は寒いという欠点がある

暇すぎて疲れた

田舎でしなびた商売を継いだ。シナシナだ。

百年くらいはこの地で商売をしているようで、自分で4代目。

テレワークのテの字も出てこないような、明治戦前と変わらぬ手垢まみれの商売だ。

ま、AIロボット実用化されようと、向こう50年は無くならない仕事だろうけれど。

さて。それで今日やったことといえば何だ。

9時頃に出社して、エクセルを開いたり閉じたりを開始。

11時過ぎには車で飯を食いに行き、13時頃まで昼寝して。

今日やったことといえばネットサーフィン四川省ソリティアくらい。

郵便物メールチェックくらいはしたか

本当にヒマだ。

従業員は優秀で、番頭がすべてを取り仕切ってくれる。

お前にやってもらうことは何も無いよとばかりに、張り切って仕事をしてくれている。

というより、これは業務の囲い込みなのだろう。

前職時代にいた、窓際のオジサンと同じだ。

彼らも自分たちの食い扶持と、正社員であるという下らなくも個人にとっては命よりも思いプライドを守るために必死なのだ

おれが前職のように馬車馬のように働いてしまったら、3人はクビを切れるだろう。

失敗だったかな。家業を継いだのは。

年収は800万。たまにゴルフと飯に食いに行くときは経費に落としているし

車両費やら何やらも会社の経費で落としているかお金は貯まる一方だし、

会社の株だって相続するとなれば十数億はするだろう。

しか目標がない。

結婚するにしても、30を過ぎてもう婚活する気も失せた。

東京にいるとき結婚しておくべきだったかな。

田舎あるあるで、若い娘っ子はほとんど嫁いでしまって、あとはおれと同じような引きこもりしか残ってない。

趣味は金のかからないものばかりだし、何か推しているものもない。ギャンブルも飽きた。

子供でも作ったら人生変わるのかな。猫でも買うか。

ひとり暮らしで猫を買ったら人生終わりだというけれど。

それで、何をしたらいいのだ。

仕方なく、本を読む。

今日は何を読もうかな。ビジネス書かな。経営についての有り難い本かな。ラノベかな。

今日の会食も行きたくない地元の先輩経営者との飲みだ。

長いんだよ、話が。5時前から何件行くんだろうか。代行予約しとかないと。

明後日も同じ人とゴルフだしよ。東京が恋しいよ。

あの、ロボットと化せる無味乾燥コンクリートジャングルが。

思うに、人間ってのは30歳で終わるんだと思う。生物学的に、精神的にも。

10代、20代は何でも出来た。

シャカリキ勉強して、運動して、馬車馬のように働いて、稼いで、飲んで、遊んで。

ふと立ち止まったときに、あれ、自分もう終わったな、と感じた。そうして田舎に帰った。

そりゃそうだ、江戸時代なら、江戸丁稚奉公に出て、芽が出なければ30代、40代で死んでいたのだから

田舎に帰って畑やってても、子どもたちの邪魔になるからと、現世に別れを告げて山に籠もっていたのだから

終わったんだよ、お前の人生は一度。

何が一億総中流社会だよ。

結局、貴族みたいな生活思想だけ作り上げて押し付けて身に付けさせて、あとは知らんぷりか。

幸せでしょ?楽な生活でしょ?誰もが食べられる社会でしょ。飢饉餓死者なんか出ようもないでしょ?

ってなことで。人生ってそういうもんじゃないのよ。誰かの役に立ちたいのよ。

くだらなくも、ちっぽけなプライドを、誰かの役に立っているという自負が必要なんだよ。

こんな、頭だけ張って責任だけを負うだけの罰ゲームは、誰も望んじゃいない。

政治家と同じだ。誰も彼も、文句をいうやつは言説だけはご立派だ。

矢面にも立たず、能力もなく、努力もせず、自らの権利を主張し、

陰謀論かのように、矢面に立つ人間悪魔化して回るだけの、分裂病患者ども。

子供でも生まれたらちょっとは変わるのかな。

だれか嫁ぎに来ないかな。こんな田舎にゃだれも寄り付かないか

ああ。退屈な時間が過ぎていく。ただただ、過ぎていく。

何もやっていない自分に嫌気が差す。

こんなにも、完璧主義人間だったかな。潔癖症だったかな。

わかってる、アタマの中ではわかってる。

何の心配もない。何もしなくても地球は回る。社会は回る、会社も回る。

ボケーっと生きていたって誰かが何とかしてくれる。そういうものだ。

お前はただのお飾りとして、笑顔を振りまいて皆を鼓舞するだけのお人形でいい。道化となれ。

そこそこのお金を掛けてもらって東京に出て、ユーロ圏留学もして、好き放題やってきたんだろう。

お前がのほほんと良い教育を受けて、勉強して、いい会社に入って、飽きて地元に帰ったら家業があるなんて

なんて幸せ人生だ、羨ましいよと。


でも、それって誰が望んだんだ?おれか?親か?従業員か?自治体か?

そんなもんはただの役割だ。誰にでも務まる役割だ。

明らかに、おれが受けてきた教育経験からすれば役不足であることは間違いない。

資格のお陰で会社が潰れたって働くことは出来る。

従業員は路頭に迷うだろうが、60歳手前くらいまでは就職先の手当はつくだろう。

なのに、何でこんなにも心が乾ききっているのだろう。

俺の人生は、30を過ぎて終わってしまった。

こんなことを現実世界同級生従業員に言ったって、

甘えてるだの、意味がわからないだの、これだから上級国民は、と思われるだけだ。

さて。そろそろハンコ押しでもして出掛ける準備をしようか。

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