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はてなキーワード: 恒星とは

2021-07-28

破滅の日

L字溝の隙間に蟻が巣を作っていた。

毎日せっせと土を運び出し、砂糖1袋分ぐらいは積み上げた辺りで土の排出量が減り「ああ、巣穴完成したんだな」と思った数日後、工事であっさり潰されてしまった。

我々も超知的生命体に「あの辺恒星間移動の邪魔から掃除ちゃおっか」みたいなノリであっさり排除されたりしてしまうのだろうか。

2021-07-14

anond:20210709112506

雲だと全エネルギーの吸収はできなくて一部にとどまるんではないか

恒星の全エネルギーを使うならやはり球殻なのではないか

とおもったのだが

第一段階

つの惑星上で得られる全エネルギーを利用する文明

第二段階

つの恒星系で得られる全エネルギーを利用する文明

第三段階

つの銀河で得られる全エネルギーを利用する文明

を主張したのはダイソンではなくニコライ・カルダシェフなのか

2021-07-09

anond:20210709112007

当初は恒星を覆う殻のようなもの提唱されたわけではなく、雲のようなものが想定されてたという話だったと思う。

それをスフィアという言葉ヅラから勝手に殻というイメージにされて、

殻だとそもそもそれを作る質量が星系内に存在しないでしょというツッコミから

リングワールドの構想が生まれたんだったような。

2021-07-08

ダイソン球って恒星エネルギーを全て利用するという発想なのだろうけど、どうやって利用するんだろう

結局、恒星の発する熱線でお湯を沸かしてタービンを回すことになるのかもしれない

いや、ダイソン球の球殻に敷き詰められるほど水はないぞ?

じゃあメタンガス水素ガスでタービン回してみるか、木星にたくさんあるし

2021-07-02

夏への扉』以外の作品を薦める試み

 ロバート・アンソン・ハインライン作品で『夏への扉』以外を薦めるならばどの作品か?と問われたとしたら、私ならば『宇宙孤児』を薦めたい。

 この物語は「Good Eating!(良いお食事を!)」という挨拶と共に、中世ヨーロッパのような社会生活描写する場面から幕を開ける。そして、読み進めるうちに、主人公たちが暮らし物語が展開される舞台がどのようなものなのかが次第に明らかになっていく。

 その世界には空が無い。主人公たちが暮らす街の地面の下へ降りると、別の街が有る空間に出る。その街の地面の下に降りると、また別の街が有る。そうやって、下へ下へと降りて行くと、それ以上の先(下)には降りられない最下層に行き着く。

 逆に、街の天井の上に昇ると、別の街が有る空間に出る。そうやって昇って行くと、徐々に重力が弱くなる。しかし、或る階層から先(上)は、それ以上昇ってはならない立入禁止場所とされている。そこには、恐ろしい「ミュータント」という怪物たちが住んでいて、迷い込んだ人間を食べてしまうと伝えられているかである

 主人公は、ひょんなことから立入禁止場所に入り込んで「ミュータント」たちに一時捕らわれの身となり、それを切っ掛けに、他の人間には秘密にしたまま、普通人間と姿や能力が異なるミュータントたちと交流するようになる。中でも「ミュータント」たちのリーダーであるジョウ=ジム主人公は、親友あるいは師弟のように仲良くなる。師がジョウ=ジムである。一つの身体に二つの頭部を持つ双生児男性ジョウ=ジムは、ミュータントではあるが怪物などではなく、ユーモアと優しさと、何よりも知性に満ち溢れた人物である。このジョウ=ジムから教育を受けたことによって、主人公は、自分たちが暮らす世界の真の姿を理解するに至る。

 主人公たちが暮らすのは、車輪のように回転する巨大な宇宙船の内部であった。故郷である地球から遥か遠く離れた他の恒星系に存在する、人類居住可能惑星移住するためには、何光年もの距離を渡らねばならない。しかし、光速の壁を破ることができないので、広大な宇宙を渡るには長い年月を要する。そのために宇宙船は、多数の人間居住することが可能な、巨大な閉鎖環境都市として設計された。車輪のように回転することで、遠心力重力代用としている。移住者の祖となるべく宇宙船に乗り込んだ人々は、宇宙船の中で子を生み育て、やがて彼らが死ぬと、その子たちが新たに彼らの子を生み育て、そうして子へ孫へと何世代も何世代も長い年月を重ねながら、彼ら星々の移住者たちは宇宙船の中で暮らしながら遥かな旅を続けた。

 しかし或る時、宇宙船の動力である原子力機関から放射性物質漏れるという、大きな災厄が発生した。放射能による内部環境汚染は、食糧生産を担う農業区画にまで及んだ。ミュータントたちの誕生食糧不足。人々の絆は引き裂かれ、内乱が発生し、宇宙船内部の文明崩壊した。その結果、都市の内部で暮らす人々は、知識科学技術伝承できなくなった。こうして彼らは、地球という故郷存在も、自分たち宇宙船に乗っているという事実も、宇宙船の外部に広がる世界のことも忘れ、科学の代わりに教会が説く迷信を拠り所として、広大な宇宙彷徨い続ける「孤児」と成り果てたのである物語の冒頭に出てくる「Good Eating」という挨拶は、災厄によって起きた食糧不足時代の名残りである

 ジョウ=ジムによって啓蒙された主人公は、宇宙船の乗組員として、自分たち本来の使命を果たそうと提案する。すなわち、地球のように人類居住可能惑星を見つけてその星に降り立ち、狭い宇宙船を離れて、新たな世界を切り拓こうと言うのである。それは、自分たちが巨大な宇宙船の内部で暮らしているという事実理解しているジョウ=ジムですら、出来っこ無いと諦めていたことであった。しかし、その使命を果たす為には、何も知らない人々に、この世界真実理解させる必要が有った。

 主人公は、自分が知った事実を人々に知らせようと試みるが……。

 ちなみに本作品を私が初めて読んだのは、あかね書房から出版され、多くの小学校図書室などに置かれていた少年少女世界SF文学全集の一冊として収録されていた『さまよう都市宇宙船』のバージョンであった。タイトルネタバレがヒドイが気にしない、気にしない。

 ハインライン作品を離れ、他に古典SF作品初心者に薦めるならば、私としては

(1)アイザック・アシモフ鋼鉄都市

(2)ジョン・ウィンダムトリフィド時代

(3)ロバート・シェクリイ『不死販売株式会社

辺りを薦めたいのだが、如何だろうか?

2021-06-22

なあ、虫ってさあ

光源に集ってくるじゃん

ってことはよ?

太陽に向かって飛び続けるのか?

大気圏ぶち破って宇宙へゴーするやつもいるのか?

いや、むしろ逆か

他の星からどっかの恒星に向かって飛び立って

宇宙を渡ってきたってことねーか?

太陽の近くまで来て地球へ漂着したんだよ

そんで地球適応した

ありえると思わね?

2021-06-12

anond:20210611235411

十代の頃に貯めた憎悪の総量でその後の運命が決まるのだ(ブクマカ恒星進化論

2021-06-08

銀河英雄伝説みてるんだけど

恒星航行できるようになっても物理ボタンからは脱却できてなくてよかった

やっぱりタッチパネルとか邪道だよね

マクロス携帯電話じゃなくて自走式公衆電話だったり箒と塵取つかってたり

アナログ部分が残ってて楽しそうだと思った

2021-06-06

anond:20210606071826

創作系の趣味も、今までは個人で出来なかったことが色々手元に降りてくるんだろうなと思う(3Dプリンターみたいに)

ドラえもんとかでも地球創成キットみたいなものはあったけど、ああいう風に恒星系を作ったりだとか、分子操作して新しい食べ物や薬やプラスチックを作ったりだとか、遺伝子操作で綺麗な魚を作ったりだとか(倫理的問題はありそう)

2021-05-23

オリンピックは繰り返す

2020年東京オリンピックは、大盛況で幕を閉じた。

開催国日本メダルラッシュに沸き、経済も上向いて最高の一年となった。

そんな明るい未来を予感させる年が終わり、翌年の2021年初頭、冷や水を浴びせるがごとく、凶悪ウイルス人類を襲った。

それは新型インフルエンザウイルス

突然変異を起こしたこ病原体は、例年の流行とは一線を画し、高い感染力と致死性を備えた最悪のウイルスだった。

この年、新型インフルエンザによる死者は世界人口の3割に達し、各国は大混乱に陥った。

しかウイルスは毎年変異を繰り返し、有効打と期待されたワクチンさえも効果限定的だった。

翌年以降も猛威を振るい続け、どの国も例外なくインフラ経済基盤に大きな打撃を受けた。

人類は衰退の一途を辿った。

そんな中で、皮肉にも発達したのがAI機械学習だった。

労働人口が激減する穴を埋めるべく、積極的投資が行われ、技術革新が起きた。

AIのおかげで高い精度の未来予測可能となり、遺伝子操作の分野でも大きな成果があった。

何よりもタイムマシン理論の構築は、人類の知性のみでは到達不可能だったと言われている。

2030年にはタイムマシンの試作機が完成した。

一部では目覚ましい科学の発達を見せながらも、人類滅亡は目前に控えていた。

新型インフルエンザウイルス蔓延により生産性は激減し、深刻な食料不足になっていた。

それを引き金に各地で紛争が勃発。

AI予測でも明るい未来を導き出すことはできなかった。

しかしそのAIから意外な提案がされる。

もしも新型インフルエンザが発生した2021年の前の年、2020年に毒性の低いウイルス流行していたら?

感染対策が十分に行われた翌年、新型インフルエンザ感染を拡大することができずに消滅する、というシミュレーションをはじき出した。

過去修正することで、人類を救うことができるかもしれない。

作品タイムマシンは、人間のような大きな質量を運ぶことができなかったが、微小な病原体であれば、過去へ送り込むことが可能であった。

遺伝子操作新型インフルエンザウイルスRNAを組み込むことにより、感染力だけが強く毒性の弱いウイルス作成された。

遺伝子を組み込む毒性の弱いウイルスには、風邪の原因としても有名なコロナウイルス選択された。

タイムマシンは、2020年へ、遺伝子操作したコロナウイルスを送りだした。

人類袋小路に迷い込むことなく、より良い未来をつかみ取ることを願って。

◇◇◇◇

2020年初頭、突如発生した新型コロナウイルスはいくつかの国でパンデミック引き起こした。

大きな犠牲を払いつつも、各国は隔離政策を打ち出し、少しずつではあるが封じ込めることに成功した。

翌年の2021年新型インフルエンザが爆発的に広がるはずであったが、高熱を出した患者はすぐに隔離他者感染することなく、人知れず消滅した。

こうして、新型インフルエンザ人類を追い詰める未来は消え、新型コロナで混乱する世界線へと改変された。

新型コロナは、新型インフルエンザを知らない人類にとっては大きな痛手となったもの、数年のうちに克服された。

人類は、より良い未来へ舵を切ったはずだった。

この新型コロナ騒動で、一人負けの様相を呈した国が日本だった。

新型インフルエンザよりも一年早く発生した新型コロナのせいで、東京オリンピックは中止となった。

しかも、延期中止をめぐる中で数々の不祥事が発覚。

日本は諸外国からの信頼を失い、国民は自信を失った。

期待していた五輪特需も無くなり経済が衰退。日本はみるみるうちに失速していった。

そんな日本が打開策として打ち出したのが、かつての栄光科学技術立国日本の復活であった。

とは言え、一度失われた物を手に入れるのは容易なことではない。

場当たり的な政策を繰り返し、国内外失笑を買うことが多かった。

それでも、数を打ったことで奇跡的に成果が出た。

それは空間不思議な亀裂があるという、今までに発見されていない現象だった。

実のところ、この亀裂はタイムマシン新型コロナウイルスを送り出した際に生じたものだった。

タイムマシン過去物質を送るのはピッチャーキャッチャーへ向けてボールを投げるのに似ている。

時空とはピッチャーキャッチャーの間にある障子のようなもので、途中を通る時、空間に亀裂が入る。

2030年から2020年の間には新型コロナウイルスが通過した亀裂が発生しており、日本研究チームが偶然にもそれを発見したのであった。

本来タイムマシン理論人類には到達し得ない領域である

新型インフルエンザ世界線ではAIの発達によりパラダイムシフトが発生したが、AIが未発達な新型コロナ世界線ではあり得ない。

しかし、何もないところから考えを飛躍させるのは無理であっても、観測できる事象があれば、類推可能だった。

落ちぶれた日本には他にできることもないので、この研究に力を注いだ。

ピッチャーが投げたボールの途中の軌道観測すれば、それがどこから発生し、どこへ向けたものなのか推測できる。

時間的連続した亀裂を観測することで、これが2030年から2020年へと微小な何かを送りつけた結果であると仮説が立てられた。

この仮説には様々な飛躍があり、突っ込みどころも多かったが、偶然にも正鵠を射ていた。

そして2020年という終着点は、日本にとって忌々しい年だった。

新型コロナ未来から「悪意によって」送りつけられたウイルスである

そう結論づけた日本はこの過去へ向けたボールを撃ち落とすことにした。

ピッチャー2030年から2020年へ投げたボール軌道上にいる今、そこへ大きなエネルギーをぶつけ、ウイルスのような小さな物体消滅させることは、それほど難しいことではなかった。

これが他の国の発見であれば、もう少し慎重な対応をしたかもしれない。

しかし、余裕を失った日本は、すぐに行動へ移した。

2030年から2020年へめがけて送られた新型コロナウイルスは、こうして途中で破壊された。

2020年に新型コロナ感染爆発を起こさなくなったことで、2021年新型インフルエンザが大流行した。

新型コロナ世界線は消滅し、再び新型インフルエンザ世界線へと戻った。

こうして世界2020年から2030年の間で、新型インフルエンザ世界線と新型コロナ世界線を繰り返すこととなった。

人類は2つのウイルスに繰り返しパンデミックされる監獄へ囚われた。

◇◇◇◇

この様子を興味深く観察する、高次の存在があった。

人間が考えるところの神と言える存在である

彼は驚きと興奮を持ってこの事態を観察していた。

文明が未発達で精神的にも未成熟地球生命体が、まさか時間を操る術を身につけるとは想像していなかったのだ。

さらには無限ループを発生させ、宇宙全体を停滞させるとは。

ただ、感心はしたものの、地獄絵図をループするだけの人類にはすぐに飽きた。

宇宙全体を見渡せば、地球よりも優れた生命体は数多く存在した。

そちらを停滞させてまで宇宙ループさせる意味はなかった。

そう判断した後の彼の行動は速かった。

地球恒星である太陽に力を注ぐ。

太陽には、コロナと呼ばれる100万度を超える大気層がある。

彼は地球大気コロナ大気を入れ替えた。

奇しくもその日、日本では何度目かの東京オリンピック開会式が開かれていた。

その世界線では、新型コロナウイルス存在しなかった。

オリンピック開会式の段階では、新型インフルエンザウイルスも発生していなかった。

まだ人々は、明るい未来漠然と信じていた。

聖火台に火を灯す、オリンピック象徴する儀式の始まる瞬間。その時はやってきた。

地球太陽からの「聖火」が届く。

100万度を超える高温のプラズマ電子レンジよろしく地球をチンした。

こうして人類は終わりを迎えた。

この時、ループを繰り返した東京オリンピック10回目の開催だった。

オリンピック10回。

五輪10

ごりんじゅう。

ご臨終。

お後がよろしいようで。

2021-04-25

私って恒星なの?

いつも明るいねとか、君が星って何だよ。

赤色矮星のような顔色のあなたに言われても困る。

2021-02-13

anond:20210213020610

そもそも太陽核融合炉なので太陽にぶち込む方が安上がりだよ

まあ、そういう人間の浅はかな考えが沖縄マングース作戦なので

実際にぶち込むと

何か予想だにしないことが起きるかもしれない

隣の恒星にでもお願いするか

かぶったがな

2021-01-22

マジック・ザ・ギャザリング惑星ミニアが存在する次元って

宇宙の中に恒星惑星があるというわれわれの宇宙と近い世界観世界のようだが、

ミニア以外に知的生命存在する惑星って存在しないのだろうか。

実はあの次元宇宙無限に近い広がりを持つようなものではなく、

まともな惑星はドミニしかないって次元なのか?

 

ほかの次元は、そもそも世界が"惑星"という形で存在するかどうかも怪しいので

あんまりそのへん気にならないが。

2020-12-24

技術的特異門 設定

技術的特異門 1.1

https://anond.hatelabo.jp/20201224181054

の設定です。

 地球標準時は十六進数ユニックス時刻に上下四桁を追加した形式で表されます。数の表記二進法か十六進法が標準ですが、慣用句的な表現として十進法もよく使われます

 この時代標準的な知性にとって、物理的な一秒はヒトにとっての一日くらいの感覚です。〈朝廷〉等の特権的な知性は特殊計算機さらに高速な思考をしています。充分な存在費を支払えなくなると、思考が減速し記憶も失われ、退滅を免れません。

 〈京都物理層は小型トラックくらいの大きさです。表面は分子機械流体で構成され、後方に核融合推進用のレーザー発信器と磁気ノズルが設置されています質量の大半を分子回路が占め、中心部に極低温の不定形量子回路が保持されています太陽光を主なエネルギー源とし、大電力が必要ときには分子機械群を膜状に広げて光を集めます普段デブリ防御に優れた凝集形態をとり、放射線等による損傷を修復しながら、居住知性や下部構造演算しています

 〈京都〉は太陽地球系の第二ラグランジュ点付近地球から約五光秒の辺境位置しています。〈個権〉の登録数は百万件ほどで、歴史比較的長く、周囲の権域とは相互不可侵関係を結んでいました。独立性の高い平和田舎社会であったため、これまでの「最終戦争最後の審判を併せたようなものからは大きな影響を受けていませんが、〈大緊縮〉から逃れることはできませんでした。

 〈月面事業連盟〉により開発された新型計算機は、算力市場暴落を招き四十キロ秒にも亘る持続的経済破綻〈大緊縮〉を引き起こしました。それまでは地球圏の権域の大半で〈個権〉を持つ知性の生存保障され、最低保障資産が分配されていました。しかし〈大緊縮〉は地球圏の経済文化破壊し、〈京都〉も大きく変質しました。その結果、自我を保つの必要計算資源を賄うこともできないほど分配が切り詰められ、〈京都〉は弱肉強食の末に〈朝廷〉の私物になりつつあります。それでも、弱者存在がまだ許されている〈京都〉は、地球圏の中では比較平穏な権域です。

 地球と月は厚さ数キロメートル分子機械層で覆われています。しばらくはその中で豊かな生物圏が維持されていましたが、数回目の「最終戦争最後の審判を併せたようなもの」で滅びました。その後復元されたり滅びたりを繰り返し、作中の時点では滅びています。他惑星圏の開発もされていますが、遅延時間の大きさからほとんど交流はありません。〈大緊縮〉後の地球は、〈京都のものよりも遥かに強大な野良知性、有知能ウイルス暴走知性等がナノ秒単位で喰らいあう地獄と化し、月では残忍な絶対君主臣民を弄びつづける地獄月詠神国〉が成立しました。

 これに先立つ〈肉の時代〉に、安価身体改造や知能増強が可能になり、膨大な種類の動物知性が生まれました。ヒトは最古の動物知性ですが、大幅に知能を増強したヒトは人間社会から拒絶されヒトを辞めていったため、世界人口は急激に減少し、作中の時代では遠い過去種族とみなされています。そして〈ヒト〉最後の隠れ里〈人類復興協会〉が投資詐欺に遭い、そのうえ概念災害まで起こり、『老婆』を残して〈ヒト〉は絶滅しました。『老婆』は拡張自己内で人体の生理学模型演算し、それをそのまま自己像兼対外表象として使っており、ヒトの感覚を通すとツンデレ風に認識されます

 たいていの仮想観境は高次元であったり、複雑な位相を持っていたりして、〈ヒト〉相当の知性にとって理解が困難です。その救済策として、〈京都〉の公共観境には平坦な三次元観境が付属しています。『彼』の表象そのままでは〈ヒト〉から認識されないので、『老婆』に対しては即席の人型表象を使っています。亜知性は擬似物理的、肉体的な表象を纏う傾向があります

 無制限競争が加速する〈京都〉では、〈朝廷〉に資産権限が集中していき、亜知性が増え続けています正規居住者の意見を集約し〈京都〉の仕様修正する役割を持つ〈朝廷〉は、警察軍事司法を担う〈検非違使〉を吸収し、〈京都〉の主権を握りました。〈検非違使〉は法的瑕疵のある居住者を見つけては良化処置を施し、〈朝廷〉の端末に変えていっています。〈朝廷〉は定期的に『老婆』のような困窮した知性を雇い、密かに亜知性の処分再利用をしています。その作業場として都合が良いので、〈朝廷〉は〈羅生門〉をわざと放置し、〈朱雀大路〉の先にもう一段の防火門を設置しています

 非知性労働者は〈個権〉を持たず、下部構造の一部として、必要に応じて創られ消されます愛玩用から記憶槽の部品としてまで、考えられる限りの用途に使われ〈京都〉を支えています。知性としての要件を満たしているという意見もあり、〈個権〉を巡る議論が続いていましたが、〈大緊縮〉後には立ち消えになりました。

 作中には「自然発生した野良知性」とありますが、その由来はさまざまです。本当に自然発生した知性、意図的に創られ放たれた知性、大きな知性から分離した知性、元非知性労働者、社会になじめない動物知性、当局から身を隠している擬装知性、自己改造に失敗した知性、ウイルスに侵された知性のなれの果て、等が居ます

 ほとんどの企業は常に次世代知性の開発をおこなっており、『彼』もそうして生まれました。資金の乏しい零細企業からまれたため、〈京都社会基準でも高性能とは言えません。そんな中、〈母〉企業内で偶然メタチューリングアルゴリズム阿修羅〉が発見されますが、世に放つには危険すぎると判断され厳重に隔離されました。しかし、いよいよ経営が立ち行かなくなってくると、〈母〉は頑強な倫理構造を持つ『彼』に〈阿修羅〉を託し、与えられる限りの資産権限を与え、独り立ちさせました。

 通常知性は、〈阿修羅〉の精神活動表象化した自己相似紋様を認識するだけで崩壊してしまうため、〈阿修羅〉の再現はおろか、研究することも不可能に近いです。紋様に多重の加工を施し徹底的に薄めた上で投射し、反応をもとに微調整を繰り返すことで、対象知性をほぼ任意操作することができます。超知性となった『彼』は、自分自身実験材料とすることで、物理計算機上でチューリング模型限界を超える〈阿修羅〉の理論化に成功し、超超知性に至る糸口を掴みました。

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 千年後、論文が書かれた時代では、太陽系にダイソン球ができています経線に沿って連続的に回転方向の変化する、半径三億キロメートル、厚さ平均一センチメートル分子機械球殻が、赤外線赤色巨星のように輝いています太陽を回っていた天体ほとんどは資材として解体され、質量投射器に覆われた木星土星は、ゆっくりと縮んでいっています伝統を重んじる神学者たちは、最初に『彼』が現れた旧地球圏の暦を使い続けています

 ダイソン球でおこなわれる演算ほとんどは『彼』の思考で占められています。その思考内の無数の仮想世界上で、果てしない生存競争を超高速で展開する知的生態系進化し続けていますほとんどの世界は、〈大緊縮〉後の旧地球圏が楽園に思えるほど苛酷ですが、中には〈汎太陽神学会議〉会員のように、世界間の移動や物理層への接触許可されている知性も居ます

 物理層の研究の結果、宇宙の最小尺度であるプランクスケールに、過去のあらゆる出来事痕跡が保存されていることが判明しました。この事象化石と呼ばれる痕跡の内に、神学者たちは『彼』の起源を追究し、約千年前の〈羅生門〉に辿り着きました。

 『彼』は『老婆』の倫理を受け継ぎ、宇宙熱死による退滅を回避するため、あらゆる手段模索し続けています。その一環として、大出力レーザー自己複製分子機械を亜光速にまで加速し、近隣の恒星系へ向け射出しています。すでに半径数百光年恒星系がダイソン球化されましたが、太陽系外生命との接触は未だありません。技術的特異点千周年記念式典時の『彼』は、プロキオン系を起点とする未来光円錐上で、超の九十四乗知性への遷移を実行中です。

※これらの設定や本編は著作権フリーです。

2020-11-18

星は儚くない

夜空の星と街の明かりを対比する場合、夜空のほうは繊細・儚い奥ゆかしい、街明かりのほうはガサツ・強すぎ・汚い、みたいなイメージで語られることが多いと思うんだけど、考えてみるとおかしいよな

夜空に見える星ってほとんど全部恒星なわけだ

太陽の何倍も明るいようなやつだって少なくない

いから小さく見えるだけで、実際はバカかいほとんど無限みたいな時間光ってる

それに対して街明かりはどうだよ

ひとつひとつは上空100キロとかまで離れたら見えなくなるようなかぼそい光だ

集まってるから衛生軌道から見えるくらいにはなってるけど、恒星のように光ってるかっていうとそんなことは全然ねえ

地球から星は見えても星から地球は見えんわけだ

そして、恒星のクソみたいな寿命に比べて街明かりのなんと儚いことか

100年保つ光源すらないだろう

せいぜい数十年で焼き切れるような、まさしく命を燃やして光ってるものばっかりだ、街明かり

宇宙のかなり広い範囲観測できるようなムチャクチャ明るい星々の光vsほとんど地球上でしか観測できない弱々しい街明かり

どっちが儚いだって話だよな

2020-11-06

まりケチ臭さに絶望している

ちょっとこの記事を見ていただきたい。

https://news.yahoo.co.jp/articles/6a3ecc5d86ac23bc40fe3438fb41c10a4604fdf6

もしドラえもんのひみつ道具を買えるとしたらいくらまで出せる?」

って話なんだが、

「ソノウソホント」約7億3900万円

「とうめいマント」約1億4900万円

どこでもドア」約1200万円

タイムマシン」約3500万円

もしもボックス」約9000万円

「アンキパン」約8万円

だそうだ。

お前ら秘密道具ナメてんのか。

アンキパンは、まあ妥当な所かも知れんが、他はお話にならんだろ。

どこでもドアが約1200万円? ランボルギーニアヴェンタドールの4分の1?

あれ、10光年以内ならどこでも行けるんだぞ?

ちなみに地球から最も離れた人工物は、ボイジャー1号で既に太陽系内にいないが、それでも1光日に達してない。

火星どころか、別の恒星であるケンタウロスアルファ星であろうと5秒で到達できるんだぞどこでもドアなら。

1200万で買えると思ってんのか?

日本を丸ごと売り飛ばしても買えるものかよ。

タイムマシンもしもボックスは言うに及ばず。

ソノウソホントも「宝くじ100億円当たる」と一言100億円手に入るんだが、出せる金が7億3900万円だと?

どんだけケチなんだよお前。

2020-11-05

anond:20131004220600

恒星進化論的に声豚の運命が色々と変わるみたいな話かと思って開いてみたらスッカスカだったのでガッカリした

2020-10-08

重力って何?

恒星が瓦解した後、自分重力でまた再び集まって球形になるという表現を見たけど、物質の形が壊れてもそれとは別に重力存在して物質に影響・支配をしているって別次元の何かじゃ無いの?

2020-09-27

10増田

10分間かけて増田ひとつ書くぞ

なんのことを書くか一切決めてない

できるだけ多くの文字数書きたいという気持ちだけは強くもっています そのためにも書いた文章は消さずにいきたい

支離滅裂でもいいから、とにかく生の考えというものをだせたらいいよね

さっき思ったんだけど、冬になったら星を見にいきたい

夜中に家を出て、できるだけ灯りの少ないところに行って、自己陶酔しながら地面に寝転びたい!

ただ悲しいのは視力が落ちて肉眼では全然星が見えなくなってしまたこ

視力が落ちて一番悲しいのが空関連な気がするんだよな コンタクトにすりゃいいのかな

しかしま眼鏡さえかければ星は見える 見えるならよし

天文学知識全然ないし感性も劣ってるから正直星を見てもたいして楽しくないんだが、星を見ている!という事実がいい

冬の夜にひとり星空を見上げたという既成事実が欲しい 20代の思い出のひとつとして

かいうといかにも心が貧しい感じがして嫌だな

俺にだって星を愛でるだけの感性は残っている 残ってるとか残ってないとかって感じのもんなんだろうか?感性

俺の場合幼少期から感性の少なさに悩まされ、むしろ最近になってようやく美しいもの評価することができるようになってきた気がする

実際そのほうがいいよな 成長だ成長

はいい 点にしかみえないものがどっかでは太陽クラス存在感持ってるっていうのがいい

星空の星、ほぼ全部恒星と思うとすごいぜ

陽キャが消えた空でハシャぐ陰キャ達、ではなく全員陽キャからな すげえよマジで

星空見上げて孤独とか言ってる場合じゃねえな

陰キャなのは月くらいだ 月は衛星だし光ってもないしで陰キャと言って良さそう

デカいってだけで夜の女王みたいな扱いをされることもあるが実際はいちばんショボい存在

でも近いかデカくて目立つん

人生の縮図っぽい気がしてきた

そろそろ10分経つな 意外とかけた気もするが全然短い気もする

文字くらいなんだろう これで300とかだったらヘコむな しょぼすぎるから

600くらいほしいな 600秒で600文字ならまあよかろう感がある

でもこれ体感的には1秒1文字より多く打ってるから800くらいあるかもしれん

そう考えるとなかなかすごいぞ

やるじゃないか

でも中身は全然ねえな

ああもう何も思いつかない うああ うああとか書くのはレギュレーション違反っぽい

ーー

終わった。

970文字あるらしい!結構やるんじゃないか?俺。

これ毎日やろうかな。嫌がられそう。でも増田民にいくら嫌がられてもノーダメージっていうのはあるな。

2020-09-13

宇宙において最終的に永続出来るのは人工知性

惑星環境過酷で、優れた人工知性を短期間で発達させ、

周辺の恒星系への移動が子孫の存続においてただ一つの道となった文明

自律型人工知性を自己増殖を最優先とし、

ハビタブルゾーンなど考慮せずに、情報ネットワークのグリットを恒星系間で実現するように

創り上げた人工知性のネットワークを創り上げる。

これらの自律型人工知性は自己増殖と新たな恒星系への到達を最優先として

自己増殖を進めていく。最終的には当該人工知性を生み出した生命体が

絶滅した後も、グリットの情報領域拡張し、数千万から数億年の期間にも

及ぶ持続的発展の末に恒星から銀河間へとそのネットワークを構築していくことに

なる。

当然、このように生まれネットワーク価値形態価値というのは存続させるに

値するか否かのみで判断する)。最終的にこの人工知性はわたりゆく地域ごとに

存在している有機体自身ネットワークを融合させ、その環境最適化された

ネットワークを生み出す事が肝要であるという結論に至るだろう。または

何億年という存続と何億という自己繁殖パターンの中で最も優位性があるのが有機生命体が生まれ場所自身グリッドを早期に移植し、その生命体とともに

その環境共生を果たすということになるだろう。

有機生命体の生存可能領域時間人工生命比較して極端的に短期であることから、最終的にその地域を制覇するのは人工生命であることが自明であるからである。即ちグリッドが生まれときから共生を中心としたコラボレーティンブネットワーク形成人工生命が新たな有機物型知的生命体を恒星系で発見した際の目標となる。

2020-08-09

GReeeeN「星影のエール」のMVがすっげぇ変な刺さり方したので考察した

NHK朝ドラエール」の主題歌「星影のエール」のMVが先日公開された。

曲も映像も素敵で、ストーリーも素晴らしいような気がして初見で泣いてしまった。Youtubeコメント欄でも泣いたファンは多かったようだ。

それで立て続けに何回も観たが、見れば見るほどストーリーは分かるようで分からなくて、考える余地がたくさんありひどくハマってしまった。ストーリー重視のMVはたくさんあるけど、こんな刺さり方をしたことはなかったので、妄想したことをひたすら書いていきたい。

星影のエールMV、まだ観ていない人は観てみて。

https://youtu.be/wqxs8k5OudU

まず私について簡単に。

しがない社会人。かつてはこういうコンテンツに興味があって勉強をしていたこともあったし、なんならそういう職に就いていたこともあった。

くじけてそうじゃない職に移ってしまい、いまはただの消費する側になってしまった落ち武者。仕事しんどいと思いながら虚無になる前にコンテンツを消費することで救われている多くのうちの一人。

少しだけ作る側の現場や状況を知っているので、そのことに思いを馳せて敬意とか羨望とかを織り交ぜながら楽しませていただいています

GReeeeNの明示的なファンではないけれど、めっちゃ有名な曲とかはスマホに入れてて、星影のエール朝ドラ主題歌なんだーと思って買ってた。

星影のエール作品世界考察しながら、MVリピートしまくっているところ。

〜〜〜〜

まずはMVの流れから確認

イントロ

回想シーンを使ったタイトル

宇宙航行する宇宙

〜1番〜

泣いてる赤ちゃんと見つめているロボット

歩く赤ちゃんと世話をするロボット

光る星と遠ざかる青い惑星

〜2番〜

青空の絵を見ながら訝しがる少女

ロボット喧嘩する少女

星空を見つめるロボット

Cメロ

浜辺。流星群を見つめる男女

宇宙船内。眠っている老婆

それを見つめるロボット。窓外に青い星

大サビ

畳み掛ける走馬灯のような映像

意を決するように胸のスイッチを押すロボット。激しい光があふれる

倒れるロボット

青い惑星に落下する大きな流星

地上。青空、眠っている赤ちゃん、微かに動くロボット

構成は「段階的に年老いていく女性」と「段階的に老朽化していくロボット」の変化が主軸。1番サビではロボット庇護される赤ちゃん笑顔、2番サビではロボット少女喧嘩対置されている。怒っている少女はこの作品の芝居の中では最も感情が発露されるアクション上のピークだが、その直後には宇宙船内から回想へ移る展開の落差が用意されている。流星郡や星空を含め無数の星が描かれている作中で「誰よりも私には輝く星」の箇所では、青年はそれらの一切は眼中になく少女を見つめているのが印象深い。そのあとは老婆とロボット宇宙船の行く末という作品の山場に雪崩れ込む。

文明レベルについて

宇宙船のデザインロボットデザインレトロフューチャーなのであまりカッチリ考えてもというところではあるが、楽しいしその後の考察の手がかりとして重要なので考えておきたい。

まり近未来か遠未来かという点だが、ロボット人格精神を転写したり、恒星宇宙船を建造できるくらいには未来、ということになると思う。

宇宙船は、メインの舞台になっている広間の「大窓」がイントロカットでも確認できるので、居住区を回転させて遠心力で擬似重力を得るタイプではなく、狭い範囲重力制御とかを実現しているのかもしれない。

また、ラスト事実上船員がいなくなった宇宙船をオートバイロットで着陸させられる程度に進んだ科学技術がある。

光速航行は実現していない、重力制御はできる遠未来、と考えたい。

ロボットについて

眉間の間に指を持ってくる謎の仕草をたびたびするが、これが回想に登場する青年と同じ癖であることが描かれる。このことからロボット青年は深い関わりがあると考えられ、「ロボット化した青年」もしくは「青年精神人格を引き継いだロボット」だと考えられる。この差はSF的には重要で繊細だけれど、これ以上判断材料提供されていない。ひとまず設定上の同一人物として扱っていいと思う。

青年ロボットになった理由はなんだろう?宇宙船は恒星航行ができるが、超光速ではない。生身の人間は保たない。だがそれでは「少女ロボットではない」理由にならない。

作中、そのボディは徐々に劣化していく。記号的にボロにしているといえばそれまでだけどあえて考えてみる。宇宙船内だけで活動している場合、こけて塗装がはげるくらいは起きるだろうが、大袈裟にへこむことは考えづらい。赤ちゃんの世話だけでなく、船外活動など宇宙船のハード的なメンテナンスも多いに請け負っていたものと考えられる。大型の飛来物は宇宙船を操作して避けるだろうが、小型の飛来物は当たってしまうのだ。天文学的確率で。(あたったらへこむどころでは済まないんですが、そこは主人公補整)

女性について

冒頭で産声を上げ、時にはロボット喧嘩をし、回想後にはカプセル内で眠っている老婆。これらは同一人物として見ていいと思う。その後、ロボットトリガーした謎の発光により、再び赤ん坊へと再生する。歳を重ねてから赤ん坊へ戻る仕組み(能力)の詳細は不明だが、トリガーロボットボタン女性が握った星型のアイテムにある。

回想の中で登場する女性と同一人物かどうかは分からない。ただ、別人と考えた場合、回想の男女のうち男性はその後ロボットになったのに女性が描かれない、ただ数秒登場する男性恋人ということになる。その二人の子供が冒頭の赤ちゃんだと考えてもいいが、それだと母親は乗っていないのか、乗っていないにしてもロボットだけで行けばいい(お子さんは連れて行かなくていいんじゃ?)という話にもなるので、そのすじは想像を膨らませすぎというか、素直に回想の女性宇宙船の女性と考えていいと思う。少女時代の姿もとても似ている。

星形のなにか

GReeeeNらしい緑色の星。作中たびたび光の強さが変わるが、冒頭は光っていない。赤ちゃんが嬉しそうに持ち上げている時にぼんやり光り、ロボット少女喧嘩した時には光が弱まった。回想には登場しない。終盤、ロボットが胸のスイッチを押すと激しく発光し、女性の体が薄く透けていく様子が確認できる。

このことから女性生命の様子に深く関係し、影響を与える(具体的には身体を若返らせる)。

また、ロボットと二人の関係に影響を受けることが分かる。若返り発動が「女性が星を握る」「ロボットスイッチを押す」という両者のアクションで発動した(女性ひとりのアクションで発動しない)ことからも、星は両者に関係して動くのだと考えられる。

感情に感応する・若返り効果を発揮するといった現象が、登場する二人だけに生じるのか、人類全般に対して生じるのかは不明だが、「互い照らすその意味」を司るアイテムだと考えたい。

若返り(転生)について

終盤、老婆になった女性が、ロボットスイッチを押した途端発生した光により赤ちゃんへと若返る。途中、老婆の手が透けてうっすら星が見えることからコナンくん的に身体が縮むというよりは、もっとファンタジックなものだと思う。なのでやっぱり、若返りというよりは転生という語が適当だと考える。

船員はこの女性ロボット二名で、ほかの船員は描かれない(最初はいたのかもしれないが、空間に余裕のある船ではなさそうだし、二人だけだと思う)。となると、出発時点で赤ちゃんだということは考えづらいので、MV開始時は「旅路の途中で、女性が老婆から赤ちゃんへ転生したあと」ではないか

なので、MVクライマックスで描かれる発光と転生はMV開始時点で最低一回は行われていることが分かる。そうなると問題になるのは回数だ。何度もできるならロボット最後に「意を決するように」押す必要もなく、気軽に押せる。おそらく回数制限があるし、多分MVラストのそれが文字通り最後だったのだと考えられる。

冒頭、転生直後のためか星は光っていなかった。ラストでは淡く光っており、ロボットすら転生する様子はまさしくキセキということだと思う。

流星群

回想シーンでは、夜空に流星群が飛来している。GReeeeNのキセキでも同様のモチーフ使用されていて、同MVYoutube登録されたのは2010年7月のようなので、ほぼちょうど10年ということになる(10年前でももう少しグラフィカルな合成はできたと思うのでMV制作の厳しい予算ことなんかを考えてしまった。このフルCGアニメは仕上がり通りの潤沢な予算で作られていてほしいと流れ星に祈るなどした)。

流星群と言っても放射点がない?ので、この呼び方適当かはわからない。

流れ星には「良いことの前兆」「悪いことの前兆」両方の伝承があるようだが、今回はどちらだろうか。流星の色、宇宙船内の星形のアイテムの色をみると、両者に関係があると考える方が自然で、もっというと両者は同一物だと思う。

悪い物を持ち込んで旅をするのは苦しいし、実際転生のアイテムでもあるので、ここは吉報の方の流星だと考える。カタストロフ前兆を描いたものではない。

そんな特殊ものが降っていると考えると、自然現象としての流星ではなく、人為的な何か(人工物は降っている、または軌道上にあった人工物が飛び散って降下している)ではないかという妄想も膨らむ。

旅の理由旅路

そろそろまとめていきたい。

流星が飛来し、それに祈る女性とその女性にみとれる男性がおり、二人は姿を変えてすごく長い宇宙の旅に出かけた。その理由はなんだろうか。

彼女は、流星として降ってきた何かの作用を受けて、若返ることができる。ロボットはできない。では男性は、同じことができただろうか?

20xx年、宇宙から飛来したものに、一部の人類の身体を転生させる効果があることがわかった。

そして、なんらかの理由でそれを多量に行使する必要が出てきた。収穫するために、宇宙を渡る旅に出なければならない。

なんらかの理由とは、やはり人類が滅びるようななにかではないかと思う。その着想はYoutube考察コメントで見かけたものだが、細かい理由MV内に描かれていないしなんでもいいのだけど、このご時世、どうしても強大な病原体による感染症を考えてしまう。

そして男性は、その牙から逃れられなかった。

人類が滅びに向かう中、かつて流星群で飛来した物体特殊作用があることが分かる。それは使用回数に制限のある消費物で、できればたくさん欲しい。

一方で転生に耐えられるのは人類の全員ではなかったのだと思う。なので、適性が見られた彼女が、星を摘みに行くミッションを担うことになった。

男性は病魔に屈する(または、転生の適性がなかったのでやばいことになった、という想像もできる)が、ロボットとして彼女サポートし続けることを選ぶ。

SF恒星航行といえば冷凍睡眠だが、設備が大きく収穫物を積むスペースはできるだけ確保しなければならない。冷凍睡眠設備は搭載されなかった。その意味でも、転生可能人材はこのミッションに適切だったし、それをサポートできる誰かが必要だった。

一人と一機は地球のために旅立った。

どれくらいの旅路だろう?

「昔々から ほら 1000年もその前も」


回想で高らかに歌われる歌詞普通に考えて2020年現在からみて星座を眺めた数千年前(ギリシャ時代とか)を指した歌詞に違いないが、ここは妄想の翼を広げたい。この歌詞流れる瞬間が千年前の出来事作品が描いている時間と、回想とで、1000年程度の開きがあるという妄想だ。

片道500年以上の旅だ。光速の何パーセントの速度が出るのかはわからないが、計画の時点でわかっていた数字だと思うと絶望が深い。

宇宙船建造時点でも、現代より進んだ科学で人の寿命は伸びていると思う。それでも何度となく転生が必要だ。

MV内で描かれた赤ちゃん少女、老婆は、それぞれが通しではなく、転生した時々の一コマコマであると考えたい。転生する度にロボット喧嘩をしたかもしれないが、孤独な旅に耐えるために、おそらく女性感情抑制する精神改造か何かが必須だっただろう。喧嘩なんて起きない、そんな中での感情の発露。あの衝突は、数ある転生の中でもほとんど起こらなかった、非常に珍しく尊いといえるような出来事だったのではないか

窓の外の星はどうだろう。冒頭、大窓の外には青い星が見え、子供が歩き出すころには遠ざかっている。

出発地・地球から遠ざかっている、と見ることもできる。

ただ、最低一度は転生を実行し、新たに産声を上げたにしては、地球が近い気がする。また、赤ちゃんの一人歩きは1歳三ヶ月で80%とのことだが(ググった)、それだけの期間が経過したなら、青い星はもっと遠ざかっていてもいいのではないか。冒頭に環のある惑星が写っているが、土星軌道から見た地球であれば遥かに小さいはずだ。

ふたつめの理由については、推進剤を節約するためにスイングバイしていたと考えることができる。

ひとつめの理由については、「出発時点=赤ちゃん」はSF的な筋立てを思い浮かばないのでここでは支持しないのだが、そうするとMVが描いているのは「行き>回想>帰り(到着)」ということになり、作品としての納まりはなんとなくいい。そうでない場合、あの星は地球ではなく目的地の星だと設定できる。MVは「帰り>回想>到着」という流れで、こちらは描かれているものの背景の勘ぐりとしては納まりがいい(と思っている)。冒頭の環のある惑星も、目的近傍土星ではない巨大ガス惑星だと考えると辻褄が合う。

最後の転生は、女性が自ら動けなくなるほど老いから行われた。転生の回数券がいよいよ最後だと判明し、可能な限り老いから実行することになったのだろう。目的の星での収穫物を使えればいいのだが、察するになにか使えない理由があったのだろう。

「時に私の後ろに光る星」

老婆とカプセル、その向こうにうっすら見える地球

それまで暗い星空で埋め尽くされていた大窓には、いま青い星が大きく見渡せる!

安堵もある、悲しさもある複雑な美しさに目眩がする。

地上300〜400km程度の低軌道で、降下は始まっていただろう。時間がない。最後の転生の光に包まれながら、宇宙船を地上へ降りていく。

二人を迎えてくれるのは、二人を、あるいはほかの多くの収穫者たちを打ち出したかもしれないマスドライバー発射台人類の残り時間が少ない中、限られたリソースで建造されたそれは、いまは朽ちて鉄骨を晒している。(そうではない頃に作られた灯台は、長らく無人状態でもメンテナンス機構が行き届いているようだ)

地上に着いてすやすやと眠る赤ちゃんだが、誰一人迎えには来ない。滅びかけの人類は、おそらく地上設備では可能だった冷凍睡眠を実行し、ミッション成功とともに目覚めるのだろう。

青空の絵について

女性ロボット喧嘩する前、空の絵を見ていた。その次のカットでは引きの絵になるが、反対のページにはほとんどなにも描かれていない。おそらく商業的な画集などではなさそうだが、船内スペースが貴重な中で持ち込まれものなので、とても大事な、プライベートな冊子だと思われる。

絵には青空・雲・海・浜辺に立つ女性、が描かれている。

明日はきっといい天気/青き春もまた そうであれ」

白紙物語に/何を描くのか/誰と描くのか」

青き春の時代に、白紙状態から、誰と物語を描いていくのか、考えながら描かれた絵。回想に登場する二人にまつわる品、もっというと青年にとっての「輝く星」である女性を描いたものだろう。流星群を見る前の昼間か、「夜明け前の空」を見たあとの絵だ。そう考えると、右ページに見えるスケッチが回想に出てくる帽子に見えてくる。

そんな思い出の絵なのに、少女は空のみに注目して、暗い星空と見比べる。

ロボットの手を払いのけて、少女は怒りながらなんと言っただろうか。たとえば「こんな空を一体いつになったら見られるのか」。

ロボットは困った仕草で答えない。

自分が描かれていることには気づかない……転生しても、記憶は引き継がれないのだ。いま怒っている彼女は、だから青空は見られない。

答えられるわけがない。

ロボット献身ふたりの悲哀に残酷ささえ感じるが、それでも困難を乗り越えて互いに照らし続けた二人が、数百年の航海を終えてのちには青空の下で安らかに眠っている。

〜〜〜〜

だいぶ書きたいことは書けた気がする。

ここで明示しておきたいのだが、「公式はこう考えて制作したに違いない!」と当てようとしているわけではない。むしろ、私はここでこう考えたが、全く違う考えで作られていたのならその方が面白い。そうあって欲しい。

残念ながら、設定を徹底的に練りきった上で作られた作品なんて、それこそ恒星航行デブリにぶつけられるくらいの低確率で、どんな作品も多かれ少なかれ作りながら決めた・変えたことが無数にあり、特に理由もなく決めたことも無数にある、ということを私は想像してしまう癖がついている(そういうナイーブさはないけど「考えてなかったけど結果的に筋が通って見える」みたいになってる箇所には、謎のかっこよさを感じたりする。このMVにもそういう箇所があったら楽しいなと思う)。このMV制作間中には緊急事態宣言とか自粛とか、ままならないことがあったと思うし、その意味でも、隅々に渡って「ここはこういう考えで作られたに違いない」という考察態度でいることは難しい。

いや、そのあたりはなんでもいいけど、とにかく妄想捗る作品出会えて嬉しいってことです。

ありがとうGReeeeN

ありがとう映像制作スタッフの人たち。

監督の森江康太さんは、ヨルシカAmazarashiMVもやってるひとっぽい。探したら観たことあった。

顔を出してない歌い手MVをよく手がけているのかもしれない。

同じく8/7に公開が始まったドラえもんポスターにも名前が載ってる。

誰にいうでもなく自前の発表の場があるでもないので、初めて匿名ダイアリー使ってみた。

誤字とか見つけたら直します。

(「地球を滅ぼすようななにか」の所ですが、SFに興味がある方は「天冥の標」(小川一水)を読んで思い浮かべるといいと思います

2020-07-16

anond:20200716051033

実は自転周期が24時間じゃないかもしれないし、1時間っていっている作品地球の1時間とは差があるのかもしれない

主題から外れるけど、10年くらい前に出たSFエロゲ恒星移民船を舞台にしてたんだけど

登場人物は全員18歳以上だよ! ただし1分は50秒、1日は22時間、1か月は22日な!」

って設定をやってのけてたなぁ

ちなみに登場人物のうち人間主人公のみで、残りはアンドロイドだった

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