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はてなキーワード: 恒星とは

2019-07-11

三体の論評

話題につられて珍しく三体というSFを読んでみたが作品を名乗るのもおこがましい愚書悪書だったので騙されて買わされた鬱憤を晴らすべくいかに愚劣にして悪辣か書き並べる。購入を検討している人に端的に警告するとハリウッド映画によくある知的弱者を喜ばせるための頭の悪い定型表現が嫌いな人は拒絶反応が出るだろう。また実際の人類理論及び種族的進歩を顧みず作者の浅薄無知蒙昧な妄想から逆に進歩をを後退させており極めて愚劣にして悪辣である買ってはいけない。以下解説

2019-06-14

米中戦争が起きて戦勝国になった日本が見たいよぅ

あー中国発狂して沖縄米軍基地核ミサイル撃ち込まないかなー

そんで米中戦争が勃発して中止になった東京オリンピックの代わりに自衛隊の戦いぶりをテレビで観戦したい。

スポーツ試合なんぞとは比べ物にならない真の我が国代表による我が国の誇りと民族の存亡を賭けた戦いに全身全霊で声援を送りたい!!

自身もうちの子もまず兵隊には取られない歳だから先の大戦末期レベル徴兵でもたぶん大丈夫自衛隊員さんを応援するだけの立場しかいられないのは本当に残念だ。

うちの子「じえいたいさんがんばえー。しなにまけるなー」

俺「ええぞ! 暴支膺懲や! 皇軍から逃げ隠れするだけの匪賊だったころを思い出させたれ!」

ってテレビの前からパワーを一生懸命送ったる。

もしこのまま第二次世界大戦日本が参加した最後戦争になったら、人類史終焉まで我が日本国と大和民族は『最後戦争』に負けた負け組扱いされるんだよな……

百年後ぐらいに世界政府樹立されて、ついに人類国家民族の壁を超えて手を取り合って宇宙への進出を果たし、テラフォームされた火星か、スペースコロニーか、はたまた恒星移民船で、俺の夜叉孫あたりの子孫が、中国系に

「君のご先祖様は地球のどの地方暮らしていたんだい? ニホン? ああ、前千年紀の終わり頃に起きた最後世界大戦世界征服を企んで滅びた悪の帝国か。キミは負け犬末裔ってわけだw」

馬鹿にされ続ける未来想像する度に惨めで辛くて悲しくて胸を掻き毟りたくなる。

から、真の世界平和が実現する前に、あと一回だけでいいか日本戦争をして勝って欲しい!!

本当はね、台湾武力侵攻した中国海軍を米軍台湾軍と一緒に自衛隊が追い返して、その後しおらしくなった中国台湾併合を金輪際諦める、程度の武力衝突がベストなんだけど(海上自衛隊員に少し犠牲が出るだけ)、最悪、沖縄米軍基地に核攻撃までは容認する(攻殻機動隊がそんな設定だったっけ?)。

ヒロシマナガサキ、オキナワってね。

でも、横田基地ミサイルは止めてください。

うちは結構近いところに家建てちゃったから、そうそ引っ越しできないんだ。

アメリカはこのまま武力を除くありとあらゆる嫌がらせ中国がキレるまで続けて欲しい。

ちょっとだけ出てる話みたいに、中国特許権無効にするとかまで踏み込んで欲しい。

トランプ「なにぃ? ファーウェイ技術が無ければまともな5Gができないぃ?

ならばファーウェイハードソフトリバースエンジニアリングしまくれば良かろう。アメリカおよび同盟国にある中国企業の資産は全て接収たから好きなだけコピーするが良い!

これは知的財産権というもの理解しない海賊どもに対する正当な賠償であるので何ら恥じることはないッ!

この『経済制裁』を解除して欲しくばGoogleFacebookTwitter中国本土での自由営業を認めて俺様ツイートを14億人民が拝めるようにせよ(もちろん呑めない要求なのは知っているゾ。HAHAHAHAHA!!)」

あーあとアレね、軍服天皇陛下平和のためではなく戦勝のための御言葉自衛隊員に下されるお姿も見たい。

2019-05-19

宇宙の謎

この間くされ縁の友人と飲んだ。いつものことだ。

奴はうんちく大好きで、毎回違ううんちくを持って俺に話す。

俺はそれが好きだ。目の前にラジオがいるみたいで。

適当に相槌を打って俺はそれを聞く。

「そうか」

「そうだよ」

奴は嬉しそうに笑う。

笑うのはいいことだ。怒るよりいい。

奴は今回宇宙のうんちんを持ってきた。

俺は宇宙に興味が無い。全くない。0だ。

でも奴はいった。

ボイジャー1号って知ってる?」

ブラジャーなら知っている」

こういう俺の下らないことにも奴は笑ってくれる。

ボイジャーってね」

と、今回はここで終わってしまった。

俺も奴も社会人になって10年は経つ。それなりにそれなりだ。

奴の部下がミスを起こしてしまったので、奴は珍しく本当に申し訳なさそうに俺に謝り、

店を後にした。

その帰りの電車の中、俺はボイジャー1号を検索した。

太陽系を探索し、今はやっとその外を出たと。

で?どのくらいの速度?

時速60kmめっちゃ遅いじゃん。

俺は奴に、

ボイジャーって原付かよ」

そうLINEを送った。

翌日、奴から返事が来た。

バカ。時速6万km!!」

は?時速6万km?!

俺は調べ直した。確かに時速6万kmだった。

いやいや。めっちゃ早いじゃん。これなら直ぐ近くの星に行けるんだなって思っていたらこサイト

行き当たった。

https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/b/090800112/?P=2

 時速5万6000kmを超える速度で、へびつかい座の方向に飛行するボイジャー1号は、宇宙空間にある最速の人工物だ。

2012年に初めて太陽圏を離脱して星間空間に入る探査機となったことが、翌年になって公式に発表された。(参考記事:「ボイジャー1号の太陽系外到達を確認」)

 西暦4万472年には、ボイジャー1号はきりん座の恒星グリーゼ445から1.7光年以内のところを通過する。

 ボイジャー1号は5万6000年後にオールトの雲から出て、57万年後にはGJ 686とGJ 678という2つの恒星の近くを通過する。

え?時速6万kmで飛んでも次の星に辿り着くの4万年かかるの?

いやいや。まてまて。宇宙の果て凄い遠いやんって思って調べてみたら、めっちゃ近場じゃん!宇宙的には。

そこで俺は初めて光の速さを知った。

毎秒30万km

ファーーーーーーーーーーーーーーwwwwwwwwwwwwww

え?そんな速さで進めたとしても、一番近い星は4年だって

ファーーーーーーーーーーーーーーwwwwwwwwwwwwww

それで太陽系みたいな塊が沢山集まった銀河ってやつの数が2兆wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

そして宇宙の広さは465億光年wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

馬鹿かよ!

この設定考えた奴子供だろ!!

RPGの初期にありがちな絶対クリアできない感じは何なの?レベルや装備やクリアしないといけないイベント人類全然クリアできてないじゃん!

こんな世界を真っ向勝負解決しようとしているの?学者は?

いやいや。引きこもりじゃん。地球人宇宙全体から見たらただの引きこもりじゃん。月しか行ったことないんでしょ?

完全に引きこもりじゃん。

クリアできるの?これ。

色々調べてみたらこ世界仮想空間である説もありえるみたいなのでてきて、確かにって頷いちゃったよ。

でも、本当にどうするの?光速で移動しても数年かかる星にも行けない人類はどうするの?なんかもうワンステップ進む何かが無いと、

ずっと地球にいたままなの?

宇宙やばくない?光速で移動できないのに、750憶光年もある宇宙をどう攻略するの?

小学生が考えた設定としか思えないんだけど。

だってこの宇宙の外にはまた同じような宇宙が凄い数あるんでしょ?

こんな設定を部下が持ってきたら流石に説教だよ。

不思議宇宙って不思議

なにより不思議なのは、そんな750億光年もある無限に近い広さの空間の中に浮かんでいる地球の中の日本という国の中で、はてな匿名ダイアリーっていうサービスがあって、

それにこれを書き込める不思議

こんな馬鹿げた設定の世界真正から挑んでいる学者人達を心から尊敬する。

こんなこと真正からぶち当たったら、俺は気が狂うよ。

2019-04-17

地球から見たときたまたま恒星が近い方向にあるだけなのに

何を以って宇宙人がいるとかほざいてるのか、アホのことは理解できん

2019-04-16

もしかして宇宙には太陽系みたいな恒星系じゃなく、燃えてない巨大な星が中心となった太陽系みたいな光のない暗黒の太陽系みたいなのもあるかも知れないって事?

夜空に光る星って恒星太陽みたいなもんなんでしょ?

だとするとその恒星の周りに太陽系みたいに惑星があるってこと?

さらにそうなるとその惑星の数たるやすごくね?

そんな惑星遠かったら詳しく観測できるわけないし、

宇宙人いるいないの話しどころではないよね?

宇宙ってすごくね?

2019-03-21

anond:20190321091125

現代近未来舞台SFを書いても、それは和風にはならないのではないか

和風……明治よりも前に時間を戻す。そこから西欧化しない歴史時間軸を設定し、SFといえるような科学技術の発達を加える。

明治から西欧化なしに、科学技術が発達する未来を描くのが難しいぞ。

セイバーマリオネット SFである移民船の生き残りの一人が「日本人」そのクローンによって構成される都市国家江戸時代である

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BB%E3%82%A4%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%9E%E3%83%AA%E3%82%AA%E3%83%8D%E3%83%83%E3%83%88

22世紀末、人口増加に苦しむ地球から新たな天地を求めて外宇宙に乗り出した宇宙船団の船の一つ恒星移民船「メソポタミア号」が惑星テラツーに不時着し、生き残ったのは徳川家安、ゲルハルト・フォン・ファウストアレクサンドル・キーシンジョイヒューリック、王庸平、ヴィレイ・メディチの6人で、女性がいないために彼らの細胞からクローン技術で子孫を作り、都市国家建設した。

惑星テラツーの都市国家日本江戸時代モデルにした「ジャポネス」、ナチス・ドイツモデルにした「ゲルマニア」(アニメではガルラント)、ロシアモデルにした「ペテルブルグ」、アメリカモデルにした「ニューテキサス」、中国モデルにした「西安」、イタリアモデルにした「ロマーナ」の6か国が存在する。

2019-03-04

九千兆年というパワーワード

小説家になろうで先日から投稿が開始された「懲役九千兆年ウンタラカンタラ」という作品のことを二日間、ずっと考えている。

九千件の殺人を犯したサムライが投獄され、九千兆年の刑期を勤め上げ、世に放たれるところから物語は始まるらしい。

作者は、文明が何度も滅んで……と説明しているのだけど、そういう問題なのだろうか。

作中、主人公は毎夕の夕日を眺めていたとある

正直に言えば、九千兆年のタイムスケールから見れば最長の寿命を持つ恒星だって花火よりも儚かろう。

にも拘わらず『世に放つ』。その『世』とはどこじゃいとも思う。

足場にしている惑星だって当然、開幕ヨーイドンチリになっているよと。

でも、そんなことさえ実は些細な問題であって、最大の問題は『九千兆年という時間果たして経過するか』ということだ。

人類が発生して、おそらく滅ぶまでの間には時間が流れ続けるだろうし、だからまり気にする人もいないだろうけど、時間の経過は必ずしも一定ではないのだ。

九千兆年は長い。おそらく惑星が、恒星がという話ではなくて、星系がという話でもない。

宇宙は常に冷え続けており、最後には空疎空間のみになることが予想されている。だからこそ「まどかマギカ」のキューベエは物理とは別の、感情という膨大なエネルギーをくみ出し、空間還元することで宇宙熱量的死を避けようと頑張っていたわけだ。

まあ、しかしそんなのは空しい話で、多少延命しようが死は必ず訪れるのである

そうして、宇宙は膨張し尽くし、内包するエネルギーは尽き、もはやすべての物質物質としての形態を保てなくなって漂う。原子とかそんな贅沢な話でもない。もっと微小なチリだ。それが九千兆年よりもずっと手前に起こると思われる現象だ。

最大の問題は、そうなった終焉から時間が経過するものか、ということだ。

重力をはじめ、あらゆるエネルギーが尽きる。

誰もそれを観測した者はいないので、憶測だがその時点で宇宙時間は止まってしまうことも十分に考えられる。

もちろん、新しい宇宙開闢が始まる可能性もないことはないだろう。その際、現在宇宙は消し飛んでしまい、時間どころか無に帰すのだろう。

そうして、作者はこれらの疑問に対して、文中で納得がいくように説明をされるとのことだ。

もちろん、フィクションであるので文章力次第ではむしろ読者を深い沼の底に引き入れるきっかけになることもある。

とんでもない知識センス。あるいはその両方が必要説得力を俊英は振るわれるのだろうからこちらとしては座して待ちたいと思う。

増田諸賢もぜひ、「懲役九千兆年ウンタラカンタラ」(よそのサイトなのでぼかします)を見守ってください。

2019-01-18

銀河系には2000億個以上の恒星があるという

はてなから生じた星の数はどのくらいあるんだろう

2018-11-09

anond:20181109024136

わかる。身長2mとかそんなレベルじゃなくて40kmほしいし、東大卒とかそんなレベルじゃなくて地球上全ての事象とその結果を予想できる程度の知覚と演算能力ほしいし、太陽割るくらいの腕力とか恒星間をひとっ飛びくらいの脚力とかほしい。

ふとしたときに人と比べて秀でる程度の能力に憧れる自分を惨めに思ったりする。

2018-10-18

けもなれの仕事ができない人たち

「獣になれない私たち」二話を視聴した。

主人公新垣結衣さん演じる深海晶は、仕事が出来ていつも笑顔気遣いもできる女性だ。

職場潤滑油として重宝される彼女は、彼女が望んでいない、営業アシスタントという役職以上の仕事を任されてしまう。

スケジュール変更に振り回される他部署へのフォロー、いい加減な新人教育担当じゃない取引先への謝罪有給中にも朝イチで電話がかかってくる。

彼女に溜まっていく心労を察することもなく、出来る人だからと、同僚たちが自身仕事を「私よりも深海さんの方ができるから」「俺の辛さなんてわからいから」と消極的押し付けていくシーンがある。

ここを見ていて、私はこの同僚のように「人に仕事押し付ける側」だと思った。

自分仕事に自信を持てない人間だ。毎回何度もミスするし、自分が嫌になるし、何度も辞めたくなることがあった。穏健な職場なのではっきりと辞めろとは言われないけど、よくトロいとかボケてるとか言われる。客観的に言えば人をイライラさせるタイプだ。

そんな自分が嫌になるけれど、自分ではきちんと仕事ができるという自信が持てない。だったら自分よりできる人がやってもらった方が結局コストが下がるんじゃないの?と思ってしまう。

本当は仕事ができるようになりたいけど、自分がすると結局修正フォローを入れなければならなくなり周りに迷惑がかかる。はじめの数回はいいけれど、常態化してしまえばもう自分のする仕事への信用は無くなるだろう。だったらその状況を開き直るしかできない。

上野松任谷という仕事できない同僚たちのコンプレックスまみれの気持ち共感していた。それに対する主人公の晶さんがどのような心労を溜め込んでいるかを、このドラマを見てやっと気づけた。

彼女のような人がいるから私のような弱い人間はつい甘えてしまう。けれど彼女も弱い人間だということに

気づいた。晶も自分たちと同じだと。

今の仕事ができない状況から変わりたいと思う。どうすればいいかからないけれど。

ドラマの中でもそのような気づきが彼らに起こってほしい。でも、この同僚たちは変われるだろうか。

このドラマの終わり、仕事ができない同僚たちは仕事ができるようになってるのだろうか。

仕事ってそんなすぐできるようになるのだろうか。

今後のドラマの展開がとても気になっている。

あと、甘ったれの私達の天敵は恒星のような直球で現実をぶつけてくる人なので、会社待遇要求恒星が突っ込んで行くのかもしれないと予想している。

2018-10-07

惑星恒星のまわりを回っている」

地球固有ではなく惑星全般の話なら「政治的特定思想信条」を表したものですよね。頭大丈夫なんでしょうか。

2018-09-07

強制サマータイム装置

anond:20180906085723

anond:20180906170906 ←「消えた2時間 」を最初に読むと良いデス。

2018年秋の国会で、なし崩し的に成立してしまった日本サマータイム法への対応は、

遅々として進んでいなかった。

2019年6月サマータイム導入テストは、延期に延期を重ねて、遂に年内に実行されることは無かった。

対応させるべき機器があまりにも多く、対応済み機器と未対応機器との間の膨大な組合せ数の通信テスト計画段階で既に5年掛かると予想された。



まり・・・ピンチはチャンスとの森会長言葉も虚しく、ピンチピンチのままだったのである




2020年1月 首相官邸 では、サマータイム実施の無期限延期について最終決断をするべく議論が続いている中、

サマータイムを強行に進めたい議員の一人が、京都大学理学部の年老い教授を連れてきた。

その教授の名は秋月伸治郎といい、半世紀にわたって宇宙時間物理学研究しているその分野の権威とのことだった。


秋月教授提案は、常人理解想像を遥かに超えたものであり、日本列島全体を特殊エネルギー場で覆い、

日本列島全体の時間の進む速度そのものを速めたり遅くすることで、サマータイムの時刻調整を実現するのだという。



サマータイム推進派の切り札が、こんなオカルトとはね・・・。笑」

その場にいた誰もが笑い出し、教授を連れてきた議員は顔を真っ赤にして怒りともあきらめともとれる複雑な表情で固まっていた。


秋月教授は気にすることもなく、一言、「論より証拠。見ればわかるから…」とつぶやいて、

助手たちに指示して部屋の片隅に3本の白いポールを設置させた。

2つの懐中時計の時刻が一致していることを皆に確認させたのち、1つを3本のポールの真ん中に置いた。

ポールに繋がったコントロール装置教授操作して1分ほど経ったが、何も起こらなかった。


本当に何も起こらなかった…としか思えなかったのだが、改めて、2つの懐中時計を調べてみると、

きっちり12秒差のズレが生じていた。

それからの数時間は、腕時計目覚まし時計ストップウォッチメトロノーム等々、時間が測れる道具での検証大会となった。

その結果、コントロール装置の設定次第で、ポールに囲まれエリアだけ1分に付き12秒速く時間が進んだり、逆に12秒ほど遅れさせることが可能であると誰もが認めざるを得なくなった。

秋月教授は、再びサマータイムの実現方法について説明を始めた。

・このポールを大型化したもの日本国内18か所に設置して日本全土をカバーする

サマータイム開始日/終了日の夜に10時間かけて2時間分の時差を生じさせる

・夜寝て、朝起きると国内の全ての時計が2時間ずれるのでサマータイムによる時刻調整は不要

早起きする必要が無いので、睡眠不足による健康被害などは起こらない

現実的予算3月までに完成可能



秋月教授提案に異を唱える者はおらず、諸々の検討会を経たのち、国会にて全会一致で実施が決まった。

ポールが設置される地域での説明会でも、秋月教授難解な言葉で煙を巻くようなことはせずに、

分かりやす言葉で教え諭すように説明されたので、全てが計画通りにスムーズに進行していった。


地域説明会での説明内容を要約すると、

時間の進み方に差がでるのは、本質的にはウラシマ効果によるもの(だから健康に影響は無い)

ポール虚数空間と呼ばれるある種の亜空間からタキオン粒子を取り出して見えない壁を作り出している

タキオン粒子は、実空間上の物質には一切干渉せず、数時間消失する(だから健康に影響は無い)

タキオン粒子の壁は毎分12秒程度の時間差であれば、魚介類も含めてどんな生物問題無く通過できる(だから漁場に影響は無い)

タキオン粒子の見えない壁に包まれ空間は、人間の暮らす実空間上では静止しているが、虚数空間内では高速で移動している

タキオン粒子の振動数を変えることで移動速度が変わり、その結果、空間内の時間の進む速さも変わる

・移動速度がプラスであれば、時間ゆっくり流れ、マイナスであれば、時間は速く流れる

というものだった。

これらを正確に理解するには、宇宙ダイミュラー空間における時間平面の扱いを超複素時間と再定義して理論拡張した500ページほどの論文を読めばよいと秋月教授は話していたが、同時に、この論文理解できる専門家は著者であるしか居ないのが寂しいところだと嘆いていたのが印象的だった。



やがて、すべての装置が設置完了し、個別作動テスト問題無く終えて遂にサマータイム開始日前日を迎えた。

日本中、それどころか世界中がこの強制サマータイム装置とも呼べる装置挙動に注目している中、

日本時間午後8時になると装置は一斉に作動を開始した。


時刻修正体験するためだけに来日した観光客も多く、彼らは刻一刻と海外日本時間に差が生じる様子に歓喜した。

日本発のこの技術世界にもたらす影響は大きい。

白物家電メーカーは、時間の遅延現象(≒ほぼ時間凍結)を利用して冷凍庫の代わりにできないかと小型化について相談しているそうだ。

某国軍事部門では、10年掛かる軍用開発を1年で済ませられないか?と日本政府交渉しているという噂もある。

強制サマータイム装置原理がもたらす経済効果は予想外に大きく、サマータイム推進を強行した政治家たちはホクホク顔で

自身の先見性と有能さを誇らしげにアピールしていた。







夜2時を過ぎると、通信衛星との電波が激しく混信したのち、一切の通信ができなくなった。

タキオン粒子の壁は、理論上、内と外の時間速度差に応じて光子の一部を反射するが、今の時間速度差では電波ほとんど遮断しないはずなんだが…。天候が曇ってるせいなのか…。また新たな研究課題が見つかったかな」と秋月教授は話していた。

時間程度の不便は我慢すべきだし、朝になれば復旧するだろうと考える者も多く、大きな騒ぎにはならなかった。





日本「現地」時間午前6時になり、装置は予定通り停止した。









最初に異常を伝えたのは地方テレビ局かどこかだったと思う。

海外支局との通信ができない。

海外インターネットに繋がらない。

朝のニュースで深刻な通信障害の状況を簡潔に説明していた。


その後も様々な報告が続いた。

ホットラインが繋がらない

アマチュア無線家が海外の愛好者と通信できない

隣国から常時聞こえてくる短波ラジオがなぜか受信されない


世界に何か異変が起きている。だが、その異変の正体が分からない。

そんな不安が広まりつつある中で、昼過ぎ明石天文台で行われた記者会見は驚くべきものだった。


明石天文台星野研究員は、計算値に10倍程度の誤差が見込まれると何度もしつこく繰り返し前置きした上で、

「今朝の惑星恒星位置関係観測した結果、一晩で10万年が経過したと思われます

と報告した。

星野研究員は、恒星距離による時代推定原理や、より正確な推定をするには、1日以上、

できれば地球が公転する1年間は観測必要だと説明を続けていたが、多くの者は上の空で聞いていなかっただろう。


その後、政府隣国自衛隊航空機飛ばしたり調査隊を送り出すことで、速やかな状況把握に努めた。

近隣諸国建物崩壊していて、ヒトが居住していない

核戦争痕跡がある

・新種の動植物が多数みつかる

宇宙や他の惑星にヒトが移住したという証拠は見つかっていない


さまざまな状況証拠から、一晩のうちに、1万年か10万年かそれ以上の月日が流れていたのは間違いなかった。

食料自給率40%、石油自給率0.4%の日本が諸外国の助け無しにどうやって生き延びるか?

誰もが日本の将来を考え、苦悩する生活は、苦労の連続だが決してわるいものではない。

しろ核戦争から生存成功した我々こそ勝ち組なのではないか?と言い出す者もいた。



ちなみに、世界の探索と並行して進められていた、この事故の原因究明についての調査は難航を極めた。

10時間分のセンサーログには何の不自然な変動も記録されておらず、

3年掛けて18本の大型ポールを細部に渡って調べ尽したが異常は一切みつからなかった。

何度実験しても、全く問題無く正常に動作したのだった。


事故から5年過ぎた頃、故障時に備えて用意されていたコールドバックアップ用の未通電の大型ポール

偶然、別の研究者が譲り受けて、細かく分解して状態を記録した時から調査は一気に進展した。


タキオン粒子の振動数監視するセンサーファームウェアのCRC値が、18本の本番機の記録と一致していなかったのだ。

ファイルサイズ更新日も同じだから、不揮発性メモリ劣化による単なる読取り間違いでは?

調査団の技術者は即座に決めつけた。

だが、その研究者は高度に難読化されたファームウェアコードを手作業デコンパイル(解読)することに成功し、

ファームウェアに仕込まれ精巧トラップ挙動を明らかにした。


トラップの発動は、サマータイム開始日の午前2時から時間だけ

トラップ発動中は、センサー入力値を無視して、過去時間分の入力値をランダムに出力する

・発動から時間後、ファームウェア自分自身正規ファームウェアに書き換えてトラップ痕跡を消す


まりタキオン粒子の振動数監視するセンサーあの日の午前2時から時間だけ機能不全となり、

その2時間の間は振動数制御できず、日本国内時間はほぼ止まったまま、外の世界では10万年が経過した…。

というのが事故真相のようだ。



誰がいったい何の目的で、いつどこでどうやって悪質なファームウェアを仕込んだのか?

結局、肝心なところは分からずじまいで、事故原因はセンサーの不良として報告され、調査正式に終了した。



私がこの話を耳にした時、脳裏にふと何かがよぎった…気がした。

あれ?これって・・・

事件真相に繋がる何かを思い出せそうな気がしたのだが、よくわからなかった。


そんなことよりも、私は今夜の夕食のおかずを採ってこなくてはならない。

政府配給の完全食であるペーストフードだけの食事には、もう飽き飽きしているのだ。

せめて、フナの一匹でも釣れれば良いのにと思いつつ、

釣り道具片手に湖に出かけるのだった。(終

2018-08-12

クラスターについて

クラスターは、水分子が、水の中にランダム存在せずある偏りを持って存在し、その偏りまたは偏りの違いが水の違いを生み出すという説。

当然?ながら、これはいわゆる科学的な人達から否定されていて、それが何かの影響があることを科学的に証明されていないし、水クラスターなるものすら証明されていないとされる。

さて。

自然発生的に存在するものランダムだと捉えられていて、全体としてはそれは偏りがないとされる。例え、観測限定した中に偏りが偶然あったとしても。

一方で、宇宙観測できる恒星惑星には、偏りがあると知られている。宇宙空間にはランダムではない何か偏りを起こすものがあると信じられているか、信じないとしても偏りは確認されている。

しかし、宇宙ランダムであるか、そうでないか科学的には何も観測されていない。ただ、ランダムを前提としている。

そこで、水、または海水などでもよいが、それらには、偏りがない、あるいは一定期間後には必ず偏りは解消されるという前提が広く信じられている。

しかし、その期間が一定でない事は誰も議論しない。

この意味は、最終的に、偏りが解消されるであろうことが科学的に当然であったとしても、それまでの期間は偏りが存在しうるということは無視される。

そして、その無視は、偏りが発生する前まで延長され、偏りは最初から存在しないとされる。

だが、宇宙もまた時間軸のスケールが異なるとはいえ、同じ法則適用されるべきで、いまは、偏りがある状態存在しうる。

だが、なぜ、水には、偏りのある状態が、存在しえないかまたは、それが何も影響を及ぼさないと科学的になれるのか。

2018-04-09

ブレイン・マシン・インタフェース先進ベンチャーみたいのって結構いろいろあって

医療用途とか、単純に人間思考力を拡張するためとか、あるいは VR の延長としてのホビー用途とか、各自いろいろな目的でやっていってる。で、これで俺がなにを思っているかというと、宇宙開発ベンチャーというのも今たくさんある。

この二つが組み合せると何が出来るか?それはこうだ。恒星間探査、開発を目的とした長長距離宇宙船制御中枢として、人間の脳だけを搭載する、というようなことが可能になるのではないか。少なくとも、あと数十年のうちにそれを可能にするだけの技術の蓄積は果されるだろう。というかイーロン・マスク一人で宇宙ベンチャーBMI ベンチャーを両方持ってるので奴がその気になるだけでも物事は果てしなく加速していく。

この場合メリットは様々な障害解決できる人間の柔軟な思考力を宇宙船に搭載しつつ、人間生命維持という巨大な重量を必要とするシステムギリギリまでカットすることができるという点だ。

俺は今 31 歳で今年 32 歳になる。俺が生きているうちに、その技術を目の当たりにすることができるかもしれないし、あるいは俺自身宇宙船制御中枢となって人類フロンティアを飛翔していくということだって、ありえない話ではないと思う。

俺としてはシンギュラリティよりは人間のものマシンとなっていく未来の方がありえるのではないかと思っている。

2018-03-29

科学者暗黒物質がない!」

波平『ほー、暗黒物質とは何だ?』

科学者銀河恒星数を集めるために必要な総質量仮定した時に、存在するはずの未観測物質ですね」

波平『でも、未観測なんだろ?』

科学者「と言われましても、銀河恒星を維持するためには絶対存在しないといけないのです」

波平暗黒物質がない時もあるそうじゃないか

科学者恒星の数が少ない銀河では無い場合もあります!そして、暗黒物質が無い銀河なんてあり得ないので大発見なのです!」

波平カツオこちらに来なさい』

カツオ『はーい、どうしたの父さん?』

波平『わしの頭を見てどう思うか?』

カツオ『んー、いつもと変わらないけどー』

波平『というわけだ、さあ、帰った帰った』

科学者・・・

2018-02-05

anond:20180205142327

かに求められたことがメリットだとすれば、一度は求めたその誰かに捨てられたことがデメリットになるじゃないの。

結局あなた中古だとか新品だとかで悩んでるけど、そりゃそこで選ぶ奴が省くだけのことでしょ。

かに愛されたからどうなのよ、中古新品のメリットで選んでるやつからすればそれがマイナス要素よ。何せ、誰かの爪垢をあなたから間接的に舐めさせられる訳だからね。

から、そんなこと構わず愛してくれる人を待つしかないんじゃねえかな。

だってあなたは一人だけしかいないんだし。

女が星の数ほどいるなら男も星の数ほどいる。

でもどいつもこいつも星として認識してるのは恒星だけだもの

だったら近くを周ってる宇宙人にくらい魅力的な惑星でありたいものね。

2018-01-18

https://anond.hatelabo.jp/20180118190111

なんと!

 

この地球という星では奇跡的な位置関係と大きさ比率によって、主星と衛星

見た目上の大きさがほぼ完全に同じなのです!

 

これによって地球では皆既日食と呼ばれる、恒星の光を衛星がぴったりと覆い尽くす

銀河系でも珍しい天文ショーが観測できます

 

日食の開始際と直後に観測できるダイヤモンドリングと呼ばれる光景

まさに自然が産んだ奇跡と言っていいでしょう!

 

# 肉眼での日食観測種族によっては重篤な網膜症引き起こしますので、

# ツアーへは事前に医師にご相談の上、ご参加下さい。

2017-11-24

ゴジラ怪獣惑星は尺に無理があった(ネタバレあり)

本当にネタバレするからね。

まだ観てない人は読んじゃダメだよ。


今日見てきたんだが、設定を詰め込み過ぎ & 展開を端折り過ぎ。

総じて、尺の短さに無理があった。

ネタバレしながら愚痴るが、

これ宇宙船内のシーンで物語を始めて、地球に引き返してゴジラと一戦交えるまでの話なんだが、

物語内で言及されてる設定が、前日譚だけで↓こんなにある。

・ある日突然沢山の怪獣が地中や海中から出現。

最後ゴジラが出現して核攻撃までしても全然通じない。

宇宙人が2種類(宗教的な奴と戦闘的な奴)が突然人類に加勢したけど、やっぱり歯が立たず3人類まとめてボロ負けし、宇宙船地球から逃亡。

20彷徨ったけど住める星が見つからず、船内は物質的・精神的にかなり限界

はっきり言って尺に対して設定を詰め込みすぎだが、問題は凝った設定にあるのではない。

凝ってるというのなら、スター・ウォーズの方が設定は凝ってるが、あっちは物語描写に注力してて余計な説明をしないので、「それは何か背景がある」って感じで細かい言及をしないで済んでるのだが、

ゴジラの方はそれが出来ずに細かい設定に言及しまくっているのである

なぜそんな無茶をしたのかは明白で、主人公あくまで「現代日本人」という地に足の着いた存在にしたかたからだ。

未来地球未来兵器使ってゴジラ相手に戦いたいけど、主人公現代普通若者にしたい、という無茶苦茶要求を詰め込んだ結果、

宇宙船兵器宇宙人技術があるからOK主人公普通若者なのは宇宙船の状況が割と切迫してるからって事でOK地球が変わり果ててるのに主人公現代なのは恒星間飛行で時間が何とかかんとかって事でOK

と無理に理屈こじつけてるので、その部分を説明しないわけに行かなかったのだ。

こういうのを自縄自縛と呼ぶのだろう。

しかも、お膳立てにこんだけ手間取った上に「変わり果てた地球」を描写したいもんだから、そこでまた植生の変化なんかを説明するのに時間が取られ、

更に2種類の宇宙人(1種類じゃないのは、多分何か伏線的な意味があるんだろうけど)の異星人っぷりを描写するのに時間を取られ、

トドメに「なぜ人類は核まで使ってもゴジラに勝てなかったか。そしてなぜ今回は勝算があるのか」という理屈説明するのに時間を取られ、

当たり前のように無敵怪獣ゴジラ攻略時間を取られた結果何が起こったかというと、

人物描写の不在である

主人公ヒロインもいるにはいるのだが、前述のように設定開陳ゴジラ戦で時間取られまくってるせいで、

主人公たちにドラマを演じる時間は残されていなかった。

主人公はなんとか人物像や見せ場を作れたが、「フォースを信じるのだ」的な人間的な葛藤や成長を描く余裕はまったくなかったせいで、

最初から最後まで性格も主張も一切変わらず成長もしないという、ほぼ狂言回し存在と化しており、

ヒロインに至っては出番の回数もセリフも、扱いが脇役並である。(俺は名前も憶えてない)


そこまで削りまくらなければ尺に収まらない影響は全編に出ており、本来なら一番盛り上がるはずの「日常が壊れるシーン」つまり怪獣が出現する場面の描写は一切なし。

主人公は両親をゴジラに殺されてブチ切れてる設定なのだが、両親といるシーンも全くなし(というか両親は顔も声も出てこない)。

2種類いる異星人も、片方が理屈っぽくてセリフが長い種族なせいで、もう片方の種族描写がほぼなし。

ゴジラは一体だけで大して速度も速くないので、倒せないにしても宇宙に逃げなきゃならんほど追い詰められるには相当な時間と経緯があったはずだが、その辺も一切描写説明なし。

(っつーか、後半でビルならぬ山を崩してゴジラ埋めて動きを一時的にであれ封じるシーンがあったが、あれが通じるなら人類負けてない気がするんだよねー。)


まあその結果、映画本編は、前日譚の設定開陳がてら地球に戻る経緯を描写する序盤。

地球の変化を描写する中盤。

ゴジラ攻略する終盤。

の3段階のみとなり、一観客としては「もーちょい何とかならなかったのか・・・」という気分でエンドロールを見ていたのであった。


っつーか、途中で「こんなヤバい惑星住めないから、月に基地作って物資だけ地球に取りに来れば良い」的な意見を言ったやつがいたが、

アテのない恒星間飛行に出る前にそっちのプランをまず検討するべきじゃなかったのかね。

人口4000人って、それもう知識技術継承とか出来る人数じゃないし、最早勝とうが負けようが、原始生活に立ち戻る以外の選択肢が残されてない気もするしね・・・

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