「反抗期」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 反抗期とは

2024-03-17

「ご自由にお持ちください」

「ご自由にお持ちください」と書いて置いてあるモノを全部持ってっちゃう人のことをどう思うだろうか。

ホームセンターの端材置き場にある端材を軽トラで全部持ち去る。あり?なし?

ATMの脇に置いてある封筒を洗いざらい持ち去る。あり?なし?

スーパービニール袋のロールをガラガラ回してたくさん取ってく。あり?なし?

置いてあるビラの中から裏が白いものメモ帳を作るために全部持ち去る。あり?なし?

 

物質的に豊かに育った人って、基本的にこういうことはしませんよね。恥ずかしいから。誰に対して?→自分に対して。

タダなんだからもらえるだけもらってしまえという行為が、〈自分から見て〉浅ましい、さもしい、卑しい、見苦しい、下品と感じて、抵抗をおぼえる。

このような、己の内なる線引きで自分行為を律する規範を〈節度〉とか〈行儀〉と言う。

それは明文化された社会規範ではなく、環境の中で培われ、コンテキストでも変わる、相対的規範だ。

まれや育ち、性格といったさまざまなコンテキストをひとりひとりが持っているから、当然その規範も人によってさまざまだ。

なので、タダで持っていっていいものを「どのくらいなら持っていってもセーフか」という線引きも人によって異なる。

「全部持ってっちゃあかんの?」という人もいれば、それに対して「よしなよ、みっともないよ」という人もいる。

一方、置いたほうも置いたほうで、「普通はひとり1個しか持っていかんやろ」とか「ごっそり持ってくやつはおらんやろ」といった、〈置く人なりの線引き〉で置いている。

己の線引きでどうするかとともに、置いた人はどういう線引きでこれを置いているのか、まずは両者を引き比べるべきだろう。

両者に隔たりがあるのなら、どちらに沿うべきか考える。

己の線引きで行動するなら、それは〈利己的〉と呼ばれる。

提供する側の線引きを想像して行動するなら、それは〈空気を読む〉と呼ばれる。

そして、両者の線引きがもし異常にかけ離れていたら、それは〈非常識〉と呼ばれる。

常識判断しろ〉〈ちょっと考えればわかるだろ〉というのは、他人が引いた線を想像することであり、世の中の大多数の人はどう捉えるだろうかと〈社会通念〉に思いを致すことだ。

タダで提供するなら全部持っていかれる肚を括れとか、全部持っていかれて腹を立てるなら最初から上限数はいくつまでと注意書きをしろ、と要求するのは、こうした〈社会通念と折り合いをつける努力〉の放棄にほかならない。

ある種の発達障害を持つ人にとってこうした〈暗黙の了解〉が理解できないことは承知している。

だが、ブコメを見ていると、一定常識は持ちながらも能動主体的社会と折り合いをつけることに関しては拒絶する人、早い話が青い臭い反抗期のクソガキみたいなやつらがウジャウジャいて引いた。

食べ放題からって上タン50人前注文し続けるのはどうなのかって? そんなことは自分で考えろ。馬鹿

2024-03-13

家の周りに畑があった。生計の足しになってんだか、税金対策趣味レベルなのか、微妙分からんレベルの規模のやつが。

繁華街にほど近い都心部で生まれ育った連中から田舎と言われそうな、トーキョーといえば全部大都会だと思ってるような田舎から全然文明のある方だろと言われそうな東京西部郊外だ。

道路を挟んでウチのマンションの目の前にその畑の直売所があった。ガキの頃よくお遣いで行かされて、毎度オマケを持たされた。おれが通い始めた時はウコンとかよう分からんものを貰ってきて、姉におまけの豪華さでマウントを取られ大変不快な思いをした。曰く、自分が行けばトマトとかもらえるのにお前はウコンなんぞもろてきてどう食うねんと。

それでも通っていくうちにインゲンとか枝豆とか、トマトさえも貰えるようになってきた。ある日目当てのものがなくて手ぶらで帰ろうとしたところ、タダで数種の野菜を袋に詰めて持たされたのを割とよく覚えている。

そんな光景中学になれば無くなってきた。直売所が閉じたからか、おれが自我を持ち反抗期を迎えたからかは忘れた。

今やその手の地域ヌクモリティ的なものも煩わしいなと思う。事あるごとに「昔は素直で優しかったのにねえ」と言う母にイラッとして、人間は変わるもんなんです〜〜〜変化を否定すれば成長をも拒んでしまうんです〜〜〜いつまでも自我がなくて可愛かった子供記憶に縋りついててウザいです〜〜〜と反抗期のおれは心の中でそう思っていた。今でも全然思う。それでもやっぱり他人の親切に素直にあやかっていた時期もあったんだよなとも思う。

お遣いには行かなくなっても畑は以前在る訳で、家の周りの光景として、原風景の一つとして心に刻まれてる。好きからいかはともかく。

中学高校の頃、さっさと家を出たいという気持ちが常に頭の半分以上を支配していた時によく夢を見た。家の庭のフェンスによじ登って、夢特有のフワフワとした跳躍で畑を超えて行く夢だ。

逃げた先に何があったかは覚えてない。何もなかったかもしれない。少なくとも天国ではなかった。でも逃げる事に意味があった。

夢なんて大体理不尽不条理で謎の存在に謎に追っかけ回されるばっかりだし、脳のウンコしかない。示唆的なものがあるとかユングの類は全部まやかしだと思ってる。それでも家の裏の畑ばっかりは固有のモチーフとして何度も何度も出てきた。ウンコでも健康状態を知るのには役に立つのかもしれない。予知夢とかは全部嘘か偶然か思い込みだと思う。

夢に限らず、100mほどの畑沿いの道を歩くのは好きだった。夜中にひっそりと家を抜け出して、音楽聴きながら畑越しに見える団地電波塔送電塔みたいなデカ建造物をボーッと見てるとナイトホークスでも鑑賞してるような気持ちになれた。都会のダイナーには行けないけれど、郊外には郊外なりのものがある。

住宅街には住宅街の良さがあるとか言う人いるけど、おれは人の生活の息づきとかには何の魅力も感じない。人様の生活勝手に思いを馳せて勝手に感動するステーションバーめいた行為をおれは下品とすら思う。だから住宅街の静かな畑の特にまり返った夜中が好きだった。公園も悪くないけど、浮浪者とかおれの同類みたいな陰気ティーンや騒いでる学生風の集団がいたりしておちおち黄昏ぶってられない。

そんな畑もおれが高校卒業する手前辺りで、なんぼかを残しつつ潰されて家の建設が始まった。噂じゃ畑の持ち主はマンションを持ってて不動産収入があるらしい。やっぱり畑は本格的な仕事ではなかったんだろうか。

大学入って暫く経ってから一人暮らしを始めて、都心へよく行くようになった。今までは交通費も覚束なくて両手で数えられる程度しか行けなかった都心に。バイト先もわざわざ遠くの都心を選んだ。人の金で行けるのだから美味しい話だ。駅から駅の間を歩いても途切れる事なく繁華街が続く光景には心踊るものがある。夜中でなくとも歩いてて楽しい。夜中だと尚更楽しい

それでも人のいない静かな場所で過ごすのは変わらず好きだった。聖蹟のゆうひの丘までよく1時間かけて歩いて行った。カップルが多かったりしてちょっと落ち着かないけれど、高台から見下ろす夜景は畑越しに見える景色と通ずるものがあった。終電で行く冬の鵠沼海岸も夏の芋洗い状態が嘘みたいに人がいなくて趣深かった。多摩川もいい。場所さえ選べば人がいなくて、トランペット担いで行って一応ミュートつけて練習してみたりたした。「河原トランペットを吹く青年」を自分がやっている状況に興奮を覚えた。夜釣りと称して魚がいるか分からん場所で竿を振り回したりもした。ボウズのまま迎えた朝陽マジで綺麗だったし、なんか何かを急かされてるような気もした。この頃にはもう家の裏の畑を飛ぶ夢は見なくなっていた。

大学で色々あって最近また実家に戻ってきた。近所の景色マイナーチェンジはありつつ、まあたかだか数年の事なのですぐ目に馴染んだ。

畑の跡地の住宅地は、おれが出ていく前はほとんど更地だったのが割と家の形になっていた。家の骨格越しに電波塔が点滅する景色はなんだかディストピアめいた味があって、これはこれでちょっと好きだった。

施工は日々進んでいって、人気のない家の殻が出来上がって来る頃にはもう遠くの景色は遮られて見えなくなってくる。新しい住宅地の中には公園と称した小さなスペースも出来ていた。空き家に囲まれたそこで夜にタバコ吸いに行くのがなんとなくルーティンになっていた。

カーテンも張られていないガラスから工事用?の照明が付けっぱなしなのか、ほんのりと照らされるもぬけの空の部屋が見える。それを見ているとガラスをブチ割って土足で座り込んでタバコでも吸ってトレインスポッティングを気取ってみたい気分になってくる。廃墟どころか新居だし、そもそもそんな度胸はないので妄想まりだけれど。

つい最近からその住宅街にも一挙に人が棲み着き始めて、夜中に歩いていても家々から放たれる息づきからなんだか圧迫感のようなものを感じる。

件の公園日中はすっかりガキの遊び場になっているのを目にする内、なんとなく足が遠のいた。自分だけの場所地域の(幼い子供を持つ家庭の)共有物となってしまったような気分だ。元々おれの場所などではないのだけど。

それでも時々ベンチにストロング系のロング缶が置いてあったりして、なんとなく捨て主にエンパシーを感じたりする。

平成狸合戦ぽんぽこで描かれたような再開発へのメッセージとはまるで別種だろうし、開発といってもごくごく小規模なものだけど、おれはおれなりのイヤさを感じているのかもしれない。

おれは地域ヌクモリティがさァ!文化資本がさァ!とかそういう話がマジで嫌いだ。ネットでその手の話題が露悪的に語られがちなのもあるけれど、土地がどうあろうが各々の生き方次第だろって思うから。おれは構造主義より実存主義が好きだ。

そうは言っても都会なら都会なりに、田舎なら田舎なりに土地が育む心の特定の部位みたいなのはあるのかもしれんなって思った。

2024-03-12

女に育てられたけど女が嫌いになった

物心ついた時には父親が別居してた

母によれば引越しの時に喧嘩して別居したとか

そんなわけでずっと母に育てられたわけ

イヤイヤ期も母一人で

反抗期も母一人で

それで父親というものに触れない環境で育って

分かった

フェミニストは嘘をついていると

フェミニストはよく、女は男にいじめられる

女は弱い生物

男がいる職場セクハラ パワハラが横行

みたいに言うが

しか居ない職場は同じ女を虐めるし

女は暴力も奮うし

悪口だって言う

女は男より女がそもそも嫌いで

しか自分より少しでも優れている女が

気に入らないのだろう

男は下ネタばかり言う馬鹿だと言うが

女性週刊誌女性向け漫画も読んだが

ガッツリ下ネタあるし

生理シーンが無い漫画は男が描いた漫画

かいうけど

女が描いた漫画にもあんまりそんなシーンないし

とにかく女というのは「嫌だなぁ」と思いながら

その人の前では言わず影でネチネチ…それを他人に話して解決したように振る舞う生物

何ごとも無いような集まりでも女とは互いに「ここが嫌だ」というのを抱えている

嫌だ

から女は嫌いだ

2024-03-08

深夜って違う世界自分が暴れ出すような

深夜って突然起きるんですたまに

そんな時は大体心の中でもう1人の自分の「何をしてる?お前はそんな平穏など望んでないだろう」

衝動が暴れ出すんです。実は俺、前世は違う世界で闇の魔術師だったらしいんですよ。誰からも恐れられ、常に孤高だけど正義だけは捨てない

そんな魔術師

からそれが1部、今の心の中で残ってしまって

昼間は太陽のにっこりした日差しで「くっ…これじゃ支配できん」と大人しくしてるんですけど

深夜、月が太陽を隠してしまうと

「くく…これなら支配やすい」って

顕現するわけで

俺はそれを必死で「だめだよだめだよ」って抑えるんです。身体中に闇の力が流れてる様な気分で

そんで朝迎えた時はもう汗だっくだくですよ

でも、外を歩く人を見て呟くんです

「勝ったか…」と

そっからはいつも通りママとパパと反抗期の妹と朝ごはんですよ。ママもパパも俺が深夜戦い続けたことも知らずに俺を子供みたいに褒めたり叱ったりするんですわ

ああ、やっぱりその顔を見てると闇の力なんか

要らなかったんだなぁって…

人生はまだまだ続くよ(ノ∀`笑)

2024-03-07

登場人物

世界の悪と戦う一児の父親

家庭内情報システム部 DX 担当部長、(兼)24時間パソコンなんでもお助けサポートセンターカスタマーサクセス主任、(兼)白物家電掃除担当

150cm のロングヘアを持つ、どこにでもいる主婦

髪を伸ばし続けた結果、ついに自身身長を超えた。→ 前回

電車大好き小学生

2歳のイヤイヤ期が終わらないと思ったら、最近そのまま反抗期突入した。どこに行ったエンジェルフォー

まらなすぎて草

退屈な人同士が家庭作るとこうなるのだなあと思ったけど本人たちが幸せならすばらしいことだね

2024-03-05

anond:20240304161913

参考になる。

今のところ、一緒にスタディサプリしてみたり、Youtube動画見て説明したり。

最近反抗期か一緒に勉強するのを嫌がるから手をこまねいている、、、

とりあえず、高校入試レベルまでもっていければ、その時には学び方が身についていると良いなと思いつつ

まり強制するとやる気を無くすし、関わり方の塩梅が難しいのな、、、

いっそ塾に行くと言ってくれると楽なのだが、塾には行きたくないらしいし

2024-03-01

anond:20240228101744

子供が嫌いなのとセットで、子供出来た途端価値観かわった(かわる)っていうやつ嫌い。

子供が嫌いの中身は、言われたことを理解しないのに人権だけはある生き物の取り扱いがだるいである。たとえば、危ないものがあるとして「さわるなっていっても平気でさわる(人語理解できない、法律理解できない、できた上で好奇心に即負け、さら反抗期かいうクソ機能)くせにその責任は親(他人)」これを発生させる生き物と関わりたくない。

自分がかつてそうであったことに若干罪悪感はあるもの

産んでくれと頼んでない

両親が好き好んでやった行為の結果で、こちらに選択肢はないことを引き合いにされても困る。

anond:20240229135444

キャリア的に不利になるから結婚したくないって言いつつ大して仕事に打ち込んでるわけでもない女性がめちゃくちゃ多いのはなんなんだ

何も頑張りたくない言い訳を男に求めてるだけじゃん

どんなに不利でも社会でまともな扱いを受けるには必死に働いて家族養うしかない男の負担を見ずに自分の食い扶持稼いで自立だ自由だってイキって社会という親に対する反抗期キメてる女性が増えすぎじゃね

2024-02-26

子供が虐めは女がやるものだと言い出した

クラス女の子が虐めをしてるのかと聞いたらしていない、ニュースでやってる、男は虐めをしないと言い出した。

いまニュースでやってる虐めと言えば、剣道部虐め自殺白鵬弟子の虐め、男による虐めニュースが多い。

てゆーか君ニュース見ないでYouTubeばかり見ていますがな。

と言ったらうるさい!反論するな!ムカツク!と怒鳴りだした。

YouTubeの影響なのかなぁ、子供はこれから反抗期真っ盛りに入るけど、ネトウヨミソジニー化したら嫌だわ。

2024-02-25

クワクすることがなくなってしまった

恋愛もできないし子供反抗期だし街もインターネットも変わっていくし

早く死んでしまいたい

2024-02-14

anond:20240213185143

女も家族の将来に責任を持つ、女も稼いで家族を養う、自分の機嫌は自分でとるって感じになってまさに理想の女って感じなんだけど

つーかそれ、昭和かそれより前から続く昔ながらの良妻賢母」じゃね

んで普通にそういう女沢山いたんじゃないの

そういう、男がべったり女に甘えて女が只管我慢して男の世話に明け暮れるという結婚が嫌になった女が多いか

そういうのが廃れたんだと思うが昔に戻りたいのか

昔に戻りたいにしても、「おおきくなってもママにべったり甘えたいんだよう」とかいうならまだ正直でよろしいって感じだけど

無駄にイキり散らかしてるのが反抗期中学生ぽいんだよな

言ってる事は幼稚園児が言うママはボクが守る!と大して変わらんレベルなのに、それで無駄にイキってる

つーか現役中学生の方がもっと賢くて大人な子もいるんじゃないか

2024-02-12

anond:20240212225052

そもそもいる人間知識自体がない煽るのが目的反抗期キッズみたいなのばかりになってきてるからなあ

2024-02-08

馬鹿10の特徴

2024-02-06

俺の実家は太い

実家が太い云々という増田を目にして、俺もつ自分人生について書きたくなった。

約30年前、俺は両親が医者の家庭に長男として生まれた。

医者というとなんとなく世間的にもお金持ちのイメージがあるだろうが、事実裕福な家庭に生まれたと今でも思う。

そんな俺だが、結局30も手前になって職歴なしどころか学歴すらない立派な引きこもりに成り果ててしまった。

まず前提として俺の家系は代々医者一族で、父方の祖父地元(と言っても俺の住んでいる市内)でおそらく一番大きい総合病院理事長をしていた。

その祖父思想が強く、医者でなければ人間でないと言わんばかりの態度を常に振り撒いていた。

母方の祖父母は確か医者ではなかったと記憶しているが、いつだったか父方の祖父母の家に連れて行かれた際、「あまりあっちのじいじ・ばあばと話をすると頭が悪くなっちゃうぞ」などと耳打ちされたことを今でも覚えている。

当時は家や身なりも立派で見るからに"偉い"祖父漠然尊敬していたためにその言いつけを守り、母方の祖父母とはほとんど口も聞いていなかった。

俺がそんなだからか、或いは母親か誰かがそんな祖父辟易したのかは知らないが、小学校の高学年くらいから母方の祖父母に会うことは無くなった。

そんな祖父プレッシャーのせいか物心がついた頃にはもう塾に通っていた。

習い事も多くさせられ、ピアノバイオリン空手水泳テニスを確か幼稚園くらいから習っていた。

これは気質もあるのだろうが、自分の意に反して何かをさせられるのがかなりのストレスのようで、あまりにも習い事に行きたくなくてよく体調を崩していたり、時には仮病を使ったりしていた。

また、センス問題なのかモチベーション問題なのか、どの習い事も全く上達せず、発表会や大会のたびに親に恥をかかせてはよく平手打ちをされていた。

ある夜、何かをしたくてリビングに降りた時、両親が俺が何もできない無能である事について真剣に話し合っているのを耳にしてしまい、眠れなくなってしまたこともある。

いつしか出来損ないのレッテルを貼られた俺は、それでもなんとか医者に仕立て上げなければならないという強迫観念を持った両親の元で家にいる間は四六時中机に縛られ、常に勉強をさせられていた。

朝起きたら強制的に机に座らせられ、親の指定する量の勉強をこなすまでは朝食すら取れないような生活だったので、朝起きるのが苦痛睡眠障害になってしまい、次第に学校にすら行けなくなってしまった。

勉強ストレスで常に吐き気がしており、食欲もなく、睡眠不足も相まって頭も余計に回らず、さらに両親に叱られるといった感じで完全に負の連鎖に入ってしまっていたと思う。

ネットテレビに触れなかったためか、「自殺」という概念が当時の自分の中になかったために踏み切ることがなかったものの、もしもその概念を知っていたなら、間違いなく自殺を選んでいたと思う。そんな精神状態だった。

そんな両親の下なので中学受験をさせられ、結果としてはそれなりの中高一貫校入学することはできた。

しかし、高ストレス下で勉強だけをさせられて育った結果、いつしか俺は著しいコミュニケーション障害を抱えていた。

小学生の頃に友達と遊ばせてもらうことができなかったせいか、両親に過度に気を使う癖が付いてしまったせいか、原因は今となってはわからないものの、とにかく友人とフラットコミュニケーションを取るということが全くできなくなっていた。

当然の帰結かもしれないが、イジメにあった。

と言っても育ちのいい生徒ばかりだったので、ドラマアニメで見るような苛烈ものではなく、ただ無視されるとか陰口を言われるとか、そんなレベルではあったが。

いずれにせよ学校に居場所をなくした俺は、いつしか不登校になっていった。風邪で休んでそのまま復帰できなくなったとか、そんなんだった気がする。

クラス替えというシステムがない学校だったため、一度不登校になってしまったら人間関係を取り返す術はなく、そのまま5年半ほど不登校を続ける形になった。

留年して再スタートすることも提案されたが、両親の面子を保つためか受け入れられず、(どういうシステムかは今思えば謎だが)とりあえずそのまま進級し、卒業を迎えることになった。

当然医学部を目指させる家庭方針だったため、塾・予備校には通わせられていたし、家でも小学校の時さながら机に縛られる生活だった。

しかしながら、反抗期を迎えたこともあり、また俺の体格が大きくなってきたこともあるのだろうが、小学校の時ほどは勉強強制されず、俺も次第に家の中でも部屋に引き篭もるようになった。

もちろんある程度独学はしていたものの、受験の結果は案の定ダメで、箸にも棒にもかからないような成績だった。

とは言ってもMARCHくらいなら合格できる成績だったのだが、医学部以外の受験は認められなかったため、全落ちのまま浪人生となった。

それ以降は特に語ることもないが、2浪、3浪とする中で、親の洗脳も次第に解けていった。そうすると、ただ親の意向のためだけに医学部受験をしていることの虚しさを目を向け始めてしまい、勉強にも身が入らなくなっていった。

そうはいっても医学部以外への進学を認めないという親の方針は変わらず、一応俺は10浪中ということにはなっている(と思う)。

が、2年前くらいかセンター試験(共通テスト)の出願すらもしないようになった。そのことに両親が気づいているのかもわからないが。

もちろん住む場所にも日々の食事にも何一つ困ってはいないのだが、俺はきっと社会に出ることはできず、ひたすらに自我と向き合いながら、この広い実家幽閉され続けるのだと思う。

もう30も目前となった今さらになって、軌道修正を図る気力も無いし、仮に何か行動したとて無意味なんだと思ってもいる。

そしておそらくは両親も、こうなってしまった俺をどうして良いのか、そして俺と、ひいては自分たちの過ちとどう向き合って良いのかがわかっていないんだと思う。

から今日も変わらず義務のように母親は俺の食事を用意し、父親は何も言わずに俺のボロいスマートフォン通信量を払い続けいてるんだと思う。

多分お互いに、行動を起こすのが怖いんだろうな。

から現状維持に甘んじて、昨日と変わらない今日を過ごすことで失敗から目を背けているんだと思う。

こうやって気づけば10年以上が経っていて、きっとそのまま老いて死んでいくんだろうな。

いつだったかネットで『5億年ボタン』のコピペを読んだ時に感じた、途方もない無の中に幽閉される恐怖。

思えば俺はその中に今居るし、ついぞ抜け出すことなどなくそのまま死ぬんだろうと思う。

とりとめもなく書いてしまって終わり方もわからなくなってしまったが、一旦この辺で終わりにする。

読んでくれてありがとう。これを書くことをコミュニケーションとまでは言えないだろうが、誰かに自分気持ちを表明する経験が無さすぎて、書きあげるとともに凄いカタルシスのようなものを感じている。

2024-02-02

認知が歪んでたり性格おかし人間って親からも嫌われてることが多いと思うんだけど、人生のどのあたりで嫌われるんだろうな

赤子や幼児の頃は普通に愛されていただろうから

中学反抗期の辺りからだろうか

2024-01-29

彼女彼女の娘と俺の3人で数年間一緒に暮らしてたんだけど、彼女の娘に反抗期が来たあたりから一緒に暮らすことが難しくなって、同棲を一旦止めることになった。←これが半年

その後も別れたわけではないので、彼女世間話だったりデート約束だったりをずっと続けていたんだけど、昨日になって「娘に手を出した男と付き合っていたことが信じられない、二度と連絡してこないでください」ってメッセージが届いた。

勿論そんなことはしていないから弁解しようとしたけれど、その後は連絡しても一切音信不通に。

別れる別れないは男女の仲だし良くあることだけど、長い間付き合っていて事実無根の嘘で最後を迎えることになるとは思わなかった。

2024-01-26

正気子供持つ選択できる?

https://anond.hatelabo.jp/20240126162507

子供の話が盛り上がってるから自分語りさせて。

30代夫婦。うちも子供について絶賛検討中

どちらも欲しいよりの人間ではあるけど改めて子供持つハードルって高すぎない?

増田記事にもある通りまず痛み。

 よく考えてほしい。女の小さい穴から子供1人出てくるんです。怖くないわけない、痛くないわけない。聞いただけで死がよぎる。

 子供が欲しいって気持ちだけで乗り越えられるとは思えない。普通に欲しいけどただ単に怖い、痛そう、辛いのは怖い。出産死ぬ母体もいる。やっぱり怖い。

②生まれ子供博打すぎる。

 子供は欲しい。でも各種障害ある子供を育てる自信はない。

 障害持ちの子供は嫌だと言うとひどく聞こえるかもしれない。でもよく考えて欲しい。

 自分が生きていくだけでも簡単じゃない世の中で、もう1人の人間金銭身体の世話を死ぬまでする可能性があるなんてこわすぎる。恐ろしい。

 子供は欲しい。楽な子供でも夜泣きの短時間睡眠にはじまり反抗期、進学の金銭負担病気罹患等悩みは尽きないだろう。でもそこまでなら自ら進んで困難に立ち向かう気持ちはある。耐えられるかは知らんけど。

 それでもしんどそうなのに、それ以上しんどいかもしれないなんて考えたくない。可能性が1%でもある以上こわい。

これらの恐ろしさに立ち向かう気持ちでなお胸を張って「子供が欲しい」なんて言える人いるの?本気で、、、?

欲しい派夫婦私たちですらめちゃくちゃ悩んでいる。

だっていいことある気がしないから。

しろどうして欲しいのかもう一度自分に問いたいレベル。でもなぜだろう。愛する夫との子供、何となく欲しい。

ああ。どうしよう、どうしよう...

皆さん子供を持つのにそんなに覚悟しました?各種リスクを考えても、それを乗り越えられると思って子供を持ちました?正気になったら子供なんて持てなくないですか?

子供産めば一生お金に困らないとか一生生活サポーターさんがつくみたいに乗り越えられそうなインセンティブとかあればまた違うけど...

気持ちでは子供が欲しいのに理性がリスクを負うなと言っていてここずーーーっっと2人で悩んでいます。。

子持ちのひと、ほんとすげえよ...すげえ...

anond:20240126170727

いかにも反抗期だね

あとで枕に顔を埋めて足バタバタする時が来るよ

娘の顔が元嫁に似てきた

正確には不倫して子供ほって消えた屑女に似てきた

吐くほど気持ち悪い

正直言って早く出て行ってほしい

クソ女の血入ってるのがよく分かるお前の顔見たら

全部滅茶苦茶に引っ掻き回したクソ女の本性とか

全部フラッシュバックして吐き気するねん

稀に来る親や兄夫婦がお前の事を綺麗なった言う度

顔だけは綺麗やったクソ女がダブって気分悪くなる

まれ持った性格なんてどうにもならんから

お前も母親と同じように容姿が美しい事を利用して

いつか誰かの人生ぶっ壊していくのかもな

俺は元嫁に容姿が似てるお前が心底気持ち悪いし

何をどうしても一生好きにはなれん

俺は義務から法律でそうしないとあかんから

ルールを守ってお前を育ててるだけやねんで

ついでに言うとクソ女が出て行って以降、

「あそこ父子家庭らしい、おかしいんちゃう」って

「娘おる家は気を付けたほうが良いかも」なんて

適当な噂で近所でも避けられるようになったか

周囲に助け求めたり相談するのなんて早々諦めたわ

都度ネットで調べて全部その通りに対応しただけや

からお前を育てたのはネットに転がってる情報

俺の愛情とか思い入れとか、すまんけど一切無いわ

今、学校友達や進路の事相談してくる時もそうや

「今いいですか」「すみません」って言われる度

そんなん進路なら学校先生に言えやって

人間関係なら友達愚痴れやって本心は思ってるで

突き返さんのは仕事やって割り切ってるから

仕事で部下の話を聞く時と同じ対応してるだけや

俺がお前に必要最低限しか接して来んかったせいか

お前は一回も反抗期が無かったな

それだけはありがたいと思ってるわ

反抗されて腹立つとかそんな次元じゃなくて

嫌いなお前が、何に腹立てて何が不満なのか

理解しようとすら思えず放ったらかした筈やから

多分そうなったら俺は何も解決できんかったやろな

もう自分の娘やと思って扱ってすらないんかもな

だって俺の血入ってるかどうかすら怪しいもんやで

それはそれで仕事では毎日偉そうに命令するくせに

本性はええ歳して匿名ネットポエム書くような

こんなつまらオッサンの子じゃなかったとしたら

お前にとっては嬉しい事やと思うけど

お前次第やけど、一応お互いあともう数年の辛抱や

金なら必要なだけ渡すし

行きたい学校、やりたい勉強

全部お前の好きなように勝手にしたらいい

俺はお前の夢も成績にも全く興味ないか

全部好きに決めて何もかも自由にしたらいい

法律で決まってる義務を守っただけで

何でお前の人生にいちいち口出しせなあかんねん

頼むから一日でも早く出て行ってくれ

俺には嫁も子供も生涯おらんかった事にしたいんや

出て行ったら一生連絡して来んな

二度と俺のところに帰って来んな

そうしてくれたらやっと俺は

この世で最も憎い人間の事思い出さずに済むねん

2024-01-22

〇〇ちゃんと遊んじゃいけません

子供の頃、親に言われたことなかったか?。誰それと遊んではいけないとか、関わってはいけないとか。自分はは有った。

そういう子の家はバラックみたいなアパートだったり父親がいなかったりした。もちろん勉強もできないし毎日同じ服を着ている。

小学生ぐらいまでは「そういうものなのか」と大して気にしていなかった。

中学生ぐらいになるとその子は大体、「母子家庭」だったり「生活保護世帯」だったりという事に気づいて「うちの親はなんて冷酷非道なんだ!」と反抗期も重なって憤ったものだった。

高校生になるとそもそもそういう家の子と関わることがなくなり、大学生になると存在すら忘れた。そして大人になった。

自分独身なので、自分の子供にそういう事を言う機会は無いのだけど、兄弟自分の子供達に同じようなことを言っている。

話題に「放置子」の問題だ。放置子はほぼネグレクト被害者で、その子の親たちは大体上記の特徴に当てはまる。一部地域では「団地の子と遊ぶな」というのもあるらしい。自分団地のない地域に住んでいたので知らなかったけど。

今思えば親の言いたいことも分かる。自分の知っている限り、そういう家の子達は結局警察の世話になったり、女子ならば10代で妊娠出産して「放置子」の再生産をしている。そういう子に関わるとろくなことが起こらない。小学校低学年のうちはお菓子タカられる、家にいつかれるレベルだけど、高学年以降になると高確率で悪い遊びに誘ってくるようになるからだ。

中学受験やら公立移民なんてのがあるのも理解できる。そういう家庭とのエンカウント率を減らすためだ。

はてなにいる人達は優しいから言わないんだろうけど、結局自分の親たちが言った「〇〇ちゃんと遊んじゃいけません」に帰結すると思う。社会的解決方法もない。児相警察権限を強化してそういう毒親から放置子を召し上げたところで、違う歪が生まれるだけだ。放置子家庭は畑を荒らすイノシシのようなものと思うしか無い。

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん