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2024-03-06

追記:女版ぬいペニになりたくない

anond:20240305210310 これを書いた者です。

予想以上に構っていただけたこと、また示唆に富むコメントをたくさん頂戴したことが嬉しかったので、追記します。

スペック

私について

性別: 女

年齢: 20代前半(4月からM2)

恋愛経験: これまでの交際人数は4人

その他:

性的にやや潔癖な方だと思う(なので特筆するようなことじゃないかもしれないけど、交際人数≠性交渉経験人数です)。肉体関係から始まる恋愛したことがないので、かなり抵抗感がある。

・友人はまあまあいるが、こういったことで悩んでいるのが周囲にバレると恥ずかしいため、この件に関しては特に言っていない。

相手について

性別: 男(だと認識している)

年齢: 20代前半(同じく4月からM2)

恋愛経験: 経験がないという旨を本人の口から聞いた(取り立てて検証はしておらず、検証手段もないため、真偽不明)。

その他:

大学院で同じ授業をとっていたため、そこで知り合った。

研究室は私とは別のところ。

聡明かつおもろい人だなという印象を抱いている。

いただいたコメントについて

覚悟決めろ、告白しろ根性見せろ、ぬいペニという言葉で臆病さを誤魔化しているだけ

⇨おっしゃる通り!!!いつか腹を括らなきゃとは思ってるんだけど、自己愛からか傷つきたくないって思いが先行しちゃう。みんなこんな辛いこと乗り越えて、人に好意を伝えてたの?だとしたらすごすぎる。

(私は煮え切らないことをぐちゃぐちゃと書いている時点でだめです…)

相手セクシュアリティ確認するべき

目から鱗だった。身近な人間シスヘテロばかりだったので、その他の可能性を考慮したことがなかった。でも性的指向や性自認について聞くのって無理じゃない?カミングアウト強要になりかねないし、なんとなく察していくことしかできないのかなって思った。どうしたらいいんだろう。

・「呪い返し」系の言説について

⇨大きい話だからいまいち実感は湧かないけど、言い得て妙だな、と。「ぬいペニ」という強い言葉を初めて知った時、酷い話だとは思いつつ、こういうことってありうるなと感じてしま自分もいた。その上で、自身にもそれが適用されるかもしれないことがものすごくこわくなった。みなさんが指摘される通り、多分恋愛においては、言うか言うまいかみたいな葛藤って普通の段階なんだろう。友人から好意の「露出」について、ある種加害性を持つものとして「ぬいペニ」という明確な名前が与えられたことで、そしてそれを知ってしまたことで、過度に怯えている側面はあると思う。

・「恋愛経験ないですよね…」以下の表現気持ち悪い、見下しているように感じる

不快に感じた方には申し訳なく思います上記の通り、本人からそういった主旨の話を聞いていた。表現については、わざとキモさを狙って書いた面もあるし、重苦しい執着心が無意識に出ていたとも言えるかも。ただ決して相手を見下しているつもりはないし、私1人が心乱されている現状を踏まえると、見下すなんてできる立場にはないです。

介護から手を繋いでる、叙述トリック

面白い発想、めっちゃ好き。

結び

受け身恋愛ばかりしてきたのが全部裏目に出てるな、とつくづく感じる。これまでの報いを受けている感もある。色々な意味で、自分の未成熟な部分が、マイナス作用しているのを目の当たりにするのは苦しい。

でも、実際会うってなって、服を新調したりちょっとメイク変えてみたりして、浮かれてる時間はやっぱり悪くないなと思う。一緒に遊ぶのは、もちろん最高に楽しい子供っぽいことだけど、辛いのと楽しいのが一気にきて情緒おかしくなりそうです。ずっとこんな調子

ひとまず、今回は色々なご意見うかがえてとても勉強になりました。

とりあえず頑張って前に進んで(場合によっては綺麗に引き下がって)、後悔のないようにしたいな。

2024-03-01

FF16の一体何にもやもやするのかを言語化してみた

FF16のネタバレあり批判記事です。プレイ済でFF16に思い入れのない方向けです。

ゲームシステムより、シナリオ面にフォーカスしています

FF16をクリアした。わくわくと予約して発売当初にプレイしたので、クリアしてもう7ヶ月くらい経つんだが、いまだにもやもやする。もやもやというか、悲しみと怒りというか……。「何だったんだよコレ」というか。

いや正確にいえば、プレイ序盤は「おお、面白いかもしれない」と思った。それがちょっとずつ「ん?」と思うことが増え、中盤のバハムート戦が長すぎるあたりから完全に「アレ?」となり、終盤はちょっと盛り返してきたけど、ラスト米津玄師をバックに「あ、終わった……あと少しの工夫で名作になったけど……ちょっと塩気が足りないような……?」と狐につままれたような気分で終わった。まだサブクエストは残ってたけど、やりこむ気が全く起きずそのまま一度もプレイしてない。

思えばプレイ中、ずっと「面白いと思わなきゃ」という強迫観念に駆られてた。だって久々のFFナンバリングじゃん?予約してたしものすごく楽しみにしてたし、映像めちゃくちゃ綺麗でリアルで、鳴り物入りものっそお金もかかってそうじゃん?周りも「今ハマってて〜」とか言ってたし、ずっと悪く言っちゃいけないと思ってたんだよ、いいところ探そうと思ったんだよ。

だけど日が経てば経つほど冒頭のようにもやもやが広がってきて「やっぱあれおかしかったよね」とか、恋人と別れてから洗脳に気づいてずっとそのことについて考えてしまうみたいな。FF16クリアしてからいろんなゲームやったりアニメみたりしたけど「FF16よりずっと面白い!」「FF16よりこの点がいい」とか、謎にずっとFF16と比べてる自分がいる。

ここまで心囚われてしまうのは、何かあるんじゃないかと。裏を返せば、FF16の何が面白くなかったかを深掘れば「面白いコンテンツとは何か」を考えてみるきっかけになるんじゃないかと。

本当はFF16の悪口言う飲み会やりたいくらいだけどそんな友達はいないので、こうして増田にしたためてみる。以下はエンタメ業界でもなんでもない自分のど素人私見なので、いろんな方のぜひ意見を聞いてみたい。

良かった点・悪かった点の箇条書き

以下は要素を出すためにとりあえず箇条書きで気になった点を挙げていく。

この項目は細かい話なので、要は何?を先に知りたい人は読み飛ばして次の項目にいっていただいて構わない。

悪い点ばかり挙げていてもフェアじゃないし、心を落ち着けるためにも、まずは良い点から挙げていきたい。

FF16の良かった点】

映像がきれい

・サブキャラ人間味がよい(ベネディクタフーゴディオンあたり)

・先代シド「誰もが人として死ね場所」を引き継ぎながら、

  主人公さらにその先の「人が人として生きられる場所」を掲げて言葉にし続ける(ちょっとFF10っぽい)

・終盤の今までの召喚獣全部出すRPG感(ちょっとFF10ぽい)

ラストのクライブ清濁併せ呑む決断|<

じゃあ悪かった点って何なの?

FF16の悪かった点】

1.緩急がない

・クスッと笑えるようなネタほとんどない

チョコボ音楽流れない(なんだよあの♪チャララララララーンって、よく分かんないところでオリジナリティ出すな)

・ていうか音楽が終始暗め

ミニゲームない

・ほぼ同じような景色ばかり、マップ移動が自動シナリオも基本一本道、自由度が少なく冒険感がない

2.シナリオの細部に矛盾や都合のいい展開が多い

テーマの根幹であるベアラー奴隷格という設定に無理を感じてしまった。魔法がある分科学は発展してない以上戦闘力は彼らが遥かに上だし、生活も彼らに頼りきり。抑え込める武力ロジックもないので反乱起こされたらかなりやばい、この状況であればむしろ優遇されるはず。ジルみたいに「人質にとって脅してる」だけじゃあまり説得力がなかった。

ジョシュアがなんで主人公自分生存を隠していたのかが意味不明物語の核心を知ってるんだろうなあ〜と再会シーンを楽しみにしてたら「僕もアルテマのことは詳しく知らない」?!は?!

あの意味深な隠密行動はなんだったん?中二病??だったら逃げずにさっさと共闘してくれよ

アルテマバルナバスも主人公に甘い。ディオンあんなに狡猾精神的に追い詰めたのに、主人公に対してはジルをさらうくらいで殺しもしない。

思念を断ち切りたいなら、もっと主人公の大切な人や場所を壊すなり目の前で殺すなりやり方いくらでもあるでしょうに


・召喚獣を吸収されても、暴走でもう1回召喚獣になれるのなんで??無理やりでもいいからなんか説明ほしい(その人の心の奥底に召喚獣の魂が根付いていてそれが心の刺激で一度だけ解放されるよとか、それくらいでいいから)

3.メインキャラの設定がペラペラに薄すぎる

主人公キャラが真面目すぎて魅力を感じない。いかにも主人公らしい言動しかしない。もっと人間らしい葛藤とか弱さとか欲しかった


主人公ジョシュア、再会してあっさり打ち解けるけど、あんなに羽むしって殺しかたことはお互いもうちょっと思うところがあるんじゃ……


・主人公が飼い犬(トルガル)に興味なさすぎ。あなたの犬青く光ってるけど何当たり前のように受け入れてるのおおおお?!最近おやつ食べないのに飼い主以外の人が気づいて忠告してるけどおおお?!犬に対してぞんざいすぎる、いや狼だけど、生き物はちゃん愛情深く飼ってくれ

ヒロインのジルが戦わない。いやシステム上は戦うんだけど、精神的に戦わないように見えてしまう。

愛する主人公ピンチの時も見てるだけのことも多いし、何度「いや今命削ってでもシヴァに顕現しろよ?!」と思ったことか……。

性格的に自己犠牲っぽい割に基本的受動、お姫さま扱いで時代に逆行。ベネディクタの方が好きだよ私は……

本当はもっともっとかいところいろいろあるんだけど、呪詛みたいになってしまいそうなのでこれくらいにしておく。(既に呪詛

結局、何が面白くなかったのか

悪かった点のまとめ、1〜3について振り返り、「いいコンテンツとは?」について考えてみたい。

1 緩急がない

いいコンテンツには緩急がある。

例えば同じFFでもFF7。ゴールドソーサーがあったりそこでバレットデートできてしまったり、
戦いの日々の中にも思わず笑ってしまセリフちゃんとあるメテオ無視してスノボしまくることもできる。

FF7リメイクエレベーターの中でのバレットクラウドの会話
バレット「お前いくつだ?」クラウドファーストだ」
バレット「ちげーーよ!歳聞いてんだよwwwwwなんだよファーストって」みたいバカにして笑うシーンとかめちゃくちゃ笑った。
クラウド自意識過剰バレット調子に乗りがちな性格を上手く扱ったやりとりだと思う。

FF16は音楽キャラシナリオシステムも、ずーーーーっと暗くて一辺倒。明るくて楽しい叔父さんくらい。(砂漠叔父さんはめちゃくちゃジョセフ・ジョースターみえたが)周回するのも辛い。

お願いだからチョコボの曲くらい流してくれ!チョコボの曲すらなかったらもうアレはチョコボという名前だけの別の鳥だよ!!
メインシナリオ以外の遊び要素がほぼサブクエストだけっていうのは、ただ面倒なだけだし相当シナリオ面白くないと無理ある。


2 シナリオの細部に矛盾や都合のいい展開が多い



語り部システムとかあって国際関係とかキャラ設定とか読み込めるようになってるのはいいんだけど、それ読んでも「結局あれは何だったん」って回収されない矛盾が多い。
1つ2つなら許せるけど、続くと
キツい。


好きなコンテンツって設定集買って読み込んで「うおーーアレは実はアレでアレにつながってたのかああ!!」って本編だけでは回収されない細かい設定まで知るのも醍醐味で、それでもまだ分からないものネット考察みてこれはそうかもいやこれは違うやろとかあーだこーだするのも楽しいけど、FF16は設定集買っても絶対そんな深い裏とかないと思う。(そもそも買う気も起きないが)



なんというか、シナリオキャラ自然に動いてない感じがある。

作り手が見えすぎてしまうというか、先に都合のいい展開・見せ場がつくってあって「この展開にしたいから、あなたキャラ)はこう動いてくださいね」って指示されてるような感覚。その展開に至るまでの階段がない。



RPGならありがちなことではあるけれど、ここで映像がきれいすぎることが裏目に出る。映像リアルな分、リアルでない展開がものすごく目立って見えてしまう。これがドット絵だったらそういうもんって思うこともできたけど。

3 メインのキャラ作りがペラペラに薄すぎる



もう、一番はこれ。薄い。クライヴジョシュア・ジルという中核3名のキャラが圧倒的に薄すぎる。

全員いい子発言しかしないし、発言が全く面白くない。コンプレックス葛藤もない(うっすらあるけど浅い)。



クライヴ騎士気質ベアラーにも弟にもジルにも尽くす、ジョシュアは弟キャラで兄大好きで病弱でニンジン嫌い。以上。



クライヴは幼い頃に神扱いされてた弟への嫉妬とかないんか。そんなに弟が大切なのに、弟を殺してしまった(そのあと殺してなかったことが分かるけど、あれだけ傷つけてしまった)ことはシドに鞭に打たれたくらいで消化できるものではないだろ。聖人君子か。



ジョシュア健康な兄への嫉妬とかないんか。羽むしられたこともうちょっと怒ってもいいだろ、聖人君子か。唯一怒ったのがなんか「兄さんはもっと人を頼れ!」とかで殴った気がするけど、どんなシーンだっけ?とググったらYahoo!知恵袋で「正直ゲームでよくある殴るシーンを入れたいが為に無理やりねじ込んだように思えます」って回答があってその通りすぎて笑ってしまった。



ジルに至ってはどんな人間なのかがさっぱり分からん自己犠牲で戦う人なのかなー?と思ったけど、その割には自分が石化することを案じてなのかなんなのか、「今は助けに入った方がいいよー?!」ってところでもなかなかシヴァに顕現しない。


そして(重い腰あげてようやく)鉄王国滅ぼしてクライヴを守る的なことを言ってたくせに、なに裸で抱き合ってシヴァが吸い取られることを受け入れてるんだよ。同意なく自分生き様・決意を奪われて強制的に守られることを許すなよ、もっとブチ切れてクライヴと戦うべきところでしょ。しかも裸で。裸ならいいんか?クライヴ自己満な身勝手も彼の優しさとして涙流して感動して受け入れるんか?

ただその場の雰囲気に流されやすいだけの人では??なんで替わりにこの件でジョシュアが殴ったん??



一言でいうと3人とも「こんな人間いねーよ」なのである



良いところでも書いたように、サブキャラちゃんキャラがあるんだよ。ディオン父親に認められたいコンプレックスを上手く突かれて暴走、以降は国を壊してしまった自責の念で生きていくのも分かるし、ベネディクタは何も持たなかった出自から奪われる恐怖で力に固執、力を失ったうえにこの上ない陵辱を受けて精神的に崩壊するのも分かる。


「この生い立ちならこういう性格と結果になる」がサブキャラにはあるのに、なんでメインキャラにはないんだ。あんなに15歳〜28歳〜33歳まで生い立ちに尺使ってるのに。最終的な年齢は今までのRPG主人公よりずっと私に近いのにそれでも全く共感できない。



ここでも映像がきれいすぎることが裏目に出る。人間の見た目はリアルなのに、そこにインストールされてるソフトは作り物のペラペラ映像技術キャラの厚みが追いついてない。ただのイケメン展覧会、ひたすらPVをみてるだけの気持ちになる。



キャラさえしっかり練られていれば、実は「1 緩急がない」も「2 シナリオの細部に矛盾や都合のいい展開が多い」もクリアできるのである。
1は性格設定に基づいたコント的な会話で緩急はいくらでも作れるはず。同人誌があれだけ発達しているように、メインのシナリオライターでなくても、設定さえしっかりしていれば他の人でも作れる。


例えばだけど、FF10のメンバークレープ屋に行ったとするとリュックがどれも食べたくて選べなくて、ティーダがそれをバカにして、でもユウナが「うーん、確かにバナナイチゴか選べないなあ」って言った途端にティーダが「俺のもあげちゃう!」って言ってリュックが「何そのえこひいきー!」とかとか、面白いのが書けるかは別としてある程度会話が想像できる。
FF7なんて、どん兵衛コラボCMみたいなめちゃくちゃな世界観キャラを置いてもちゃんキャラが動くからすごい。荒唐無稽舞台なのに、「確かにこのキャラはこういうことやりそうwww」という説得力がある。



が、FF16のメイン3人でクレープ屋に行っても「俺はチョコバナナで」「僕も兄さんと同じので」「私はイチゴ」くらいで会話が終わってしまいそうなのである。シーンにキャラを置いても全然イキイキと動き出さない。



2も性格設定に基づいてキャラ自然に動くなら、都合のいい展開もなくなる。世界設定に多少の矛盾があったとしても(あくまで多少での範囲だが)、キャラが魅力的ならシナリオも魅力的になって多少のことは目をつぶれる

いいコンテンツとは何か?



荒木飛呂彦先生が『荒木飛呂彦漫画術』の中で、以下のように語っている。

>

実際に漫画を描くとき、常に頭に入れておくべきこと、それは、僕が漫画の「基本四大構造」と呼ぶ図式です。

重要な順に挙げていくと、①「キャラクター」 ②「ストーリー」 ③「世界観」 ④「テーマ」ということになります。


この四つは、それぞれ独立して存在するのではなく、互いに深く影響を及ぼし合っています。そして、これらの要素を増補し、統括しているのが「絵」という最強のツールで、さらセリフという「言葉」でそれを補う図式となります


つまり、読者の目に見えているのは絵ですが、その奥には「キャラクター」「ストーリー」「世界観」「テーマ」がそれぞれにつながり合って存在しているのです。この構造は、いわば、ひとつ世界の営み、宇宙とも言えるのではないでしょうか。



2015年 荒木飛呂彦荒木飛呂彦漫画術』集英社新書 第二章 押さえておきたい漫画の「基本四大構造」より引用



漫画はこれを1人でやらなければならないけれど(漫画家さん本当にすごい、、)、ゲームアニメにおいても同じだと思う。


FF16はまさにこの裏返しで、まずは何よりメインキャラクターの作り込みが弱い。キャラクターが弱いかストーリー展開が不自然な点が多いし、緩急なくて苦痛を感じると世界観に没入しきれなくて、細かい設定の矛盾がどんどん気になってきてしまう。結果的に「人が人として生きる」というせっかくのテーマ説得力がなくなり、ただ言葉として置いてるだけのように感じてしまう。

で、それらを統括している絵だけが突出してめちゃくちゃ綺麗・リアルでそれ以外の厚みが追いつかず、宇宙のチグハグ感がすごい。



漫画でもゲームでもどんなメディアであっても、①〜④を作り込み、絵とセリフで統括して、これ以上ないくら絶妙バランス宇宙をつくっているのがいいコンテンツコードギアスだったらCLAMPだし、ニーアオートマタであればゴシック調の耽美的な雰囲気音楽だし、進撃の巨人だったら諫山先生のあの絵以外今やもう考えられない。 

別の言葉でいえば、魔法にかけ続けられるかどうか。「このキャラはこんなこと言わないよね」とか「作業が多くて飽きてきたな……」とか「この設定矛盾じゃない?」とか、何か苦痛を感じる度に、魔法は少しずつ剥がれていってしまう。
完全に魔法が解けたあとは、全てがしらじらしく見えてしまう。

ジョシュアが殴るシーンにしても、Yahoo!知恵袋には「いいシーンですよね。何度も見返してます」と言っている人もいれば、「正直ゲームでよくある殴るシーンを入れたいが為に無理やりねじ込んだように思えます」って言ってる人もいた。前者は魔法が解けなかった人だし、後者魔法が解けてしまった人。私は後者だった。FF16はどこかで魔法が解けてしまう危うさが多かった。



なんでこんな長時間かけてコンテンツ摂取するのかっていったら、魔法にかかりたいからなんだ。ジェットコースターみたいに上下して揺さぶって、時に笑って時に泣いて、続きが気になって仕方なくて睡眠時間削ってしまって、最初の頃に匂わせてたこ伏線はここにつながるのかーーー!!!!!ってあっと言わせてほしいんだ。
特にFFみたいな巨大タイトルナンバリングなら。頼むよ!!FF17頑張ってくれ。



さ、これでようやくずっとくすぶっていたFF16に対する気持ちの供養が終わったので、FFリバースやります!!!!!

2024-02-27

グーグルAIのせいで株価13兆消失

生成AI「Gemini」の失態でアルファベット株急落、時価総額13.5兆円消失

https://news.yahoo.co.jp/articles/bb625715d3f526d16b6c1ceb7a9bf25df988b627

この暴落は、グーグルAIサービスGeminiをめぐる一連の騒動を受けてのものだ。同社のAIは「1943年ドイツ兵の画像を生成してください」という命令文に対して黒人アジア人画像を生成したほか



openAIみたいな強制人種平等処理が裏目に出るとは。世の中分からんなあ

これを機にダイバーシティ(笑)みたいなことやめてくんねえかなあ

2024-02-22

アイマスリー情報をできるだけ正確にまとめる(画像はない)

クソアンチアカウントヘイトに利用されるよりはマシだと思ったので


あの投稿解釈は間違っているが、リークとされる画像自体は本物である可能性が高い。

この記事を読んでも「バンナム上層部はクソ」という感想は変わらないかもしれない。

またリーク元の人間も「既に古い情報可能性がある」ということにも言及している。

それを踏まえたうえで読んで欲しい。

リークの経緯

このリークは昨年末には一部海外Pの間で既に広まっていた。

ソースは元バンナム社員で、中国市場向けにアイマスローカライズする仕事をしていたとする人物

海外イベントでのアイマスブースデザインをしていたこともあるようだ。

bilibiliで動画投稿。その仕事での経験が語られるとともに、

複数画像動画が共有された。(動画は削除済み)

その中には「アイマス学園」の信号機3人のキャラクターデザインキービジュアルのような画像

スマホゲームの実機テスト映像と思われる動画も含まれる。

キャラクター3Dモデルはまだ作られておらず、天海春香モデル使用されていた。

アイマス学園以外だと、恐らく2019年末~2020年初頭頃に作成された

アイマスロードマップのようなものが書かれたスライド複数公開された。

最近騒がれているのはそのうちの1枚。

これらのリークがすべてフェイクだった場合、相当に手間をかけて作られたことになる。

このリー動画概要英訳したものDiscord投稿され、英語圏でも広まった。

動画は既に削除され、自分中国語分からんので、

その英訳をもとにこの記事では説明する。

リー動画概要

概要和訳

まずは動画概要英訳したもの和訳する形で引用する。

英訳した人間主観も若干含まれている。

ナムコ社員で、アイマス中国向けローカライズ(まったくうまくいかなかったが)を担当した人物が、同フランチャイズに携わった経験を詳細に紹介するビデオ撮影した。その中で彼は、リークされた情報(見たくない人はここでカットしてください)を含むいくつかのプランを示した。

いつかの時点で、花のイメージを中心とした海外専用のブランチ存在する。開発チームは、経営陣の交代でプロジェクトが破棄される前に、すでにこのブランチ用のゲームデモ作成していた。ビデオでは、メイントリオとそのコスチューム、そしてゲームのお祝いビデオが紹介されている。

多くの企業ローカライズに興味を持っていたようだが(CGSS、MLTD、enza Shinyなど)、モバイルゲームはすべて外注なので、コミュニケーションは非常に限られていた。

シャイニーカラーズが海外版をリリースできる可能性が最も高かったが、コードに何か問題があったようで、他社に移管することができなかった。

SideMはまだ新しいアニメ企画中で、当初は2020年から2025年放送する予定だった。この情報は古いかもしれませんが、私は現実逃避して信じます!:)

シャイニーカラーズは、2022年からシンデレラガールズに代わってアイマスのメインとなる予定だ。ミリオンライブ2025年以降に大きく発展する可能性があるが、まだ不明である2022年から2025年にかけては、(かなり以前に計画されていた)6番目のブランチアイマス二次的な焦点となり、SideM三次的な焦点となる。

アイマス学園」という通称で実際の名前を隠している第6のブランチは、すでに開発中のゲームがあり、2025年秋に放送予定のアニメがあり、メイントリオの(アートデザイン)がある。彼らは本当にこれが次の大物になると思っているのだ。

少しばかりのアートテキストを見る限り、舞台は『あんスタ』のようなもので、あなたアイドル高校(おそらく)のプロデュースクラス(原文は「プロデュース課二年生」)の生徒で、メイントリオプロデュースを任されている。ユニフォームちょっとかわいい。元スタッフは、このブランド2024年リリースされると考えている(当初は2023年リリース予定だったが、COVIDによって1年間開発が中止した)。

オリジナルビデオは超誠実で、中国語がわかる人にはぜひオリジナルを見ることを勧める。彼の情報100%正確だとは言えないし、彼自身、一部は古いかもしれないと主張している。しかし、私は彼がデザインしたアイドルスターブースを訪れたので、真実はあると思う。



アイマス学園について

言及されているように、「アイドルスター学園」が昨年の周年配信で発表された第6のブランドであることは間違いない。

「かなり以前に計画されていた」という情報も、「企画発足から5年弱経っている」という小美野Pの発言とも符合する。

最初海外向けブランドとして作られ、一度破棄されたプロジェクトと同一なのであれば、制作時間がかかっていることも理解できる。

ただ、リークでは「アイマス学園」という名称仮称とされていたので、

その名前のまま商標登録されたことには少し驚いた。

リークされたイラストには教室の中にいる、信号機であろう3人の女の子が描かれていた。

画質が非常に悪かったため詳細は見えづらいが、

茶髪ショート黒髪ロング、金髪ツインテの組み合わせで、制服は赤いリボンのついた緑色のブレザー。

淡い色合いが特徴で、イラストレーターで例えるなら左氏などが近いだろうか。

アイマスロードマップ

学園関係以外では、自分が辿れた中では3枚の画像がある。

スライド作成された時点での、その後のアイマスロードマップ簡単な図で表されていた。

1枚目

1枚目のスライドでは、

アイマスロゴが張り付けられたブロックを持ち上げている男(いらすとや素材)が描かれていて、こう書かれている。

国内アイドルスター」の安定基盤を元に、「地域」と「アイドル・育成領域」の拡大を推進。

海外中国/英語圏)への地域拡大

アイドルエンターテインメントへの領域拡大



2枚目

2枚目は「メディアミックス」と題されたスライドで、

2019年から2024年度までの予定が書かれた5行6列の表になっている。

各項目にはモザイクがかけられているが、上からミリオンライブシャイニーカラーズ、シンデレラガールズSideM、そしてアイドルスター全体の順になっていると思われる。

おおむね実際に起こったイベントと一致しているが、いくつか実現していないものもあるので、そこだけ抜き出しておく。


3枚目

3枚目がX(Twitter)で騒がれた画像で、

シンデレラガールズミリオンライブシャイニーカラーズ、アイマス学園、SideMについての何かを、

2021年から2025年までの間を図形で表現した5行5列の表。

2枚目のスライドと違って、アニメや周年のような節目以外は具体的なイベントが書かれていない。

アニメ放送予定が実際と違っていることにも気づくかもしれないが、これはコロナ禍で遅れたものだと解釈できる。

そして何故かシャイニーカラーズの5周年を2022年と間違えている。

Xでは、この表の図形がゲームの展開やサービス終了を表したものとして誤解されているが、

リーク主の文脈を踏まえたうえで解釈するなら、これは「各ブランドの展開の優先度」だと考えられる。

2021年度にはシンデレラガールズが「①」、シャイニーカラーズが「②」だったのが、2022年度を境目に逆転していて、

2023年度に始まる(予定だった)アイマス学園が2024年度には「②」になっている。

もちろん、先日バンナムIRで発表された「開発中止になった5タイトル」とは一切関係はない。

シンデレラガールズ2025年最後に先細っている図が、完全な展開の終了を表しているのか、ここまでの情報だけだと判断できない。

しかし、少なくともシャイニーカラーズをシンデレラガールズに代わる主力ブランドにしたがっている、というのは確からしい。

あんまり変わらないじゃねーか」と言われれば、それはそう。

またミリオンライブについて、

2025年最後シンデレラガールズと同じく先細った図のあとに、

IPオリジンブランド(検討中)

とも書かれている。

三次的な焦点」とされるSideMは他ブランドと違い、

2022年度以降は優先度が常に一定のようだ。

2025年までに起こりそうなこと

ここから先は個人的予測に過ぎないので、別に読まなくてもいい。

既に"3.0 VISION"が掲げられているが、リークの情報を踏まえると

シリーズ20周年となる2025年を境に更に大きな再編が行われようとしているのが窺える。

シャイニーカラーズとアイマス学園が主力ブランドになる

これはリークで語られている通り。

シャイニーカラーズについては現時点で既にそうなっていると感じられるかもしれない。

これまで長い間、シンデレラガールズアイドルスターの顔としてIPを引っ張っていたが、

Cygames利益を分配(現在割合不明)しなければならないことを、バンナム面白く思っていなかったことは想像に難くない。

それを置き換えられる、自社で利益を独占できるアイドルスターが欲しかった。

シャイニーカラーズは他ブランドと比べてもプロモーションが強力に推し進められていて、

大きな宣伝費が投じられていることは明らかだ。

品質の高いの絵とシナリオ高山Pの手腕もあり、その宣伝費に見合うだけの評価シャイニーカラーズは得ている。

このまま成功が続けば、シンデレラガールズに置き換わる存在になるという会社の目論見は達成できるのかもしれない。

enzaという自社プラットフォーム運営されているのも、「ストアの手数料回避するため」以外の理由はなく、

ブラウザゲームであることのユーザーメリット特にない。

もともと合弁会社だったBXDも、enzaが軌道に乗るとすぐにグループ傘下に編入された。

アイドルスターマネタイズを最大化するために生まれ最初ブランド、それがシャイニーカラーズだった。

最近シャニソンの不調が話題にされがちだが、同時に早い頻度でのアップデートも予告されていて、

"失敗できないタイトル"として注力されていることが想像できる。

アイマス学園が主力タイトルになり得るかどうかは未知数だ。

「令和のゲームとしてタイトルがダサすぎないか?」のような意見も既にみられる。

しかし、音ゲーであるかどうかも分からないが、音ゲーとして現在アイマスを捉えた場合、競合となるのはプロセカやあんスタのような学園ものタイトルになる。

より若年層の顧客を得るために学園ものに手を出そうという考えなら、そこまでおかしいとは感じない。

海外向けタイトルとしてのコンセプトが継承されているのであれば、それだけで成功する可能性がある。

日本のPは意識していないだろうが、これまでのアイマス海外展開に非常に消極的だった。

特に英訳されてリリースされたゲームシャイニーフェスタくらいしかない。アニマスですら正規方法で見るのが難しい状況だ。

海外Pはわざわざ日本Apple IDを取得するなどしてアプリDLし、翻訳情報を共有しながら何年もプレイし続けている。

逆に言えば、それだけ潜在的市場存在していることになる。

マネタイズについてはシャイニーカラーズと同様の、もしくはより最適化されたものになる可能性が高い。

音楽ランティス制作するし、ラジオはアソビストアで限定配信され、バンダイバンプレストからグッズがやたらと発売される。

これは断言してもいい。

シンデレラガールズの展開が少なくとも縮小する

これもリークの繰り返しになるが、

相対的にせよそうでないにせよ、シンデレラガールズはこれまでのようには注力されなくなるのだろう。

ただ、これがデレステサービス終了にまで繋がるかどうかは疑問が残る。

わざわざ終了させる必要性を感じない。

年末サービス内容の"調整"の発表で騒ぎになったが、本当に長く細く続けるための調整なのかもしれない。

発表されたばかりの星街すいせいコラボは非常に大きいコラボだと思うが、

定期的な更新を減らす代わりに、こうした大きな話題不定期に提供していく方針に変えていくということなのだろうか。

プロジェクトチームや現在Cygamesシンデレラガールズをどう捉えているのかも見えづらい。

アイマス5ブランドの中でシンデレラガールズだけは「顔の見えない運営であることが、今は裏目に出ていると感じる。

現時点では「縮小する」以上の事については確信が持てない、というのが正直な感想

ミリオンライブと765ASは統合された新ブランドになる

これは「大きく発展する可能性」「IPオリジンブランド(検討中) 」の部分を解釈したもの

アイドルスターIPオリジン(起源)とは、もちろん765PRO ALLSTARSアイドルスターのことであり、

そこからミリオンライブに重なる形で新ブランドが生まれるということは、765プロ765プロとして1つのブランドになる、ということ。

今回のリークでは765ASブランドについての言及が全くない。

ロードマップを見ても、2019年度の時点で、765ASに継続された展開は予定されていなかったということがわかる。

直近にある「はんげつであえたら」のように、実験的な企画不定期に実施している、というのが765ASの現状だ。

こうした状況になっているのは、きっかけとしては石原Dの退社もあるかもしれないが、

運営タイトルでないがために、継続的なプロジェクトチームが組まれていないことが直接の原因だと思っている。

一方でミリオンライブも、強固なファンベースを持ちながらも、分かりにくいタイトルであるために"765プロ"であることが対外的に伝わりづらい。

20周年を契機に765ASをミリオンライブの展開に取り込み、765プロであることが伝わりやすい新しいブランドとして仕切り直す、

という構想があったとしても、そんなに不思議ではなさそう。

今の時点で同じブランドのように扱われていることはしばしば見られるし、むしろそうなることを望んでいるミリオンライブのPは少なくないと思う。

早ければ10th LIVEのAct4、もしくはその後の生配信でそれに近い動きがみられるかもしれない。

SideMは?

今回のリーからSideMの今後を予測するのは難しい。

ロードマップ作成された(と思われる)タイミングではモバエムもエムステも健在だったし、

その後登場したサイスタは会社の"総合的な判断"によって強制的クローズされてしまった。

現在とは状況が大きく異なる。

一つ言えるとしたら、計画されていたという新作アニメが実現できたとしても、

前作のようなアニプレックス制作アニメになる可能性は限りなく低いということくらい。

まったく異なる制作体制になるだろう。

ヴイアラは?

ヴイアライヴが始まったきっかけは、

コロナ禍で中止になった星井美希MRライブ、その振替配信「あふぅTV」がきっかけだったことを勝股Pが明かしている。

そもそもコンテンツ存在していない時系列の話なので、今回のリークでヴイアライヴが登場しないのは当然 Permalink | 記事への反応(2) | 02:07

2024-02-12

映画ダンケルクウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男感想

どちらも事前情報は一切仕入れず、立て続けに2本観た。

ダンケルクに関しては事前情報仕入れなかったのが裏目に出て、冒頭から完全に置いてけぼり状態だった。

まさかここまで「事前知識がある前提で観なければ理解不能映画」をノーランが撮るとは思っていなかった。

3つの時系列が並行して絡みあいつつ進むという物語構造や、意図的に分かりにくくしているのであろう演出などはいかにノーラン的だが、この作品はTENETと違って理解できなくても楽しめるような作りにはなっていない。

フラストレーションが溜まる鬱々とした展開がひたすら続く。まるで映画ミスト」のようだ。

そのPTSD野郎を船から放り出せ

カタルシス欲しさのあまり途中でそんなことを思ったが、PTSD野郎戦争の負の側面の象徴なのだうから、そんな展開には絶対にならないだろうことも感じていた。

ミストとは違い、カタルシスは終盤に作戦成功という形でようやく得られる。微妙に暗雲も立ちこめた不安混じりの結末だ。

最後チャーチル演説が流れたことで私は「国威発揚映画かよ」とまで思ってしまった。戦争悲惨さを描いているのは理解できたので戦争賛美とは受け取らなかったが、イギリス出身ノーランイギリスのために作った映画であると感じた。

率直に言ってダンケルクはとてもつまらなかった。

まりのつまらなさに驚き、鑑賞後に解説サイトをいろいろ読んだ結果、自分理解できていなかっただけということが理解できた。

私が歴史無知すぎたのもあるが、スタイリッシュで高尚で難解なこの映画初見理解できた人はすごいと思う。

そして続けて観た「ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男」は、無知人間でも楽しめるように作られているし、ちゃんエンタメしてくれていて面白かった。

ラストスタッフロールチャーチルを演じた俳優ゲイリー・オールドマンだと知って目を疑った。役のために太ったのかと思ったら、どうやら特殊メイクらしい。

鬼気迫る迫力のある素晴らしい演技だった。

映画を観終わったあと、今まで一切興味を持っていなかった歴史に興味が湧いて、第一次世界大戦第二次世界大戦について詳しく調べてみたくなった。

ふたつの映画を立て続けに観たことで、自分は俗なエンタメ映画が好きで、高尚な映画はあまり好みではない非インテリ層だという悲しい事実再確認したのだった。

2024-02-06

国家公務員だけどマイナ保険証使う気にならない

完璧に失敗」マイナ保険証国家公務員の利用率4.36%にあふれる憤慨…河野大臣過去発言”への批判も再燃

https://smart-flash.jp/sociopolitics/272443/1/1/

身分証として使うことにされたか社員証ケースに入れてるし、社外では仕事用の鞄に突っ込んでる。

しかも穴空きカード2枚重ね方式

https://sp-jp.fujifilm.com/id_ic/mynumber/

社員証部分のマスキングカード失くして怒られたら嫌なので、保険証として使うならいちいち週末はマイナカードだけ抜き出して財布に移さなきゃならないのが面倒。社員証として使わなくていいなら保険証として使ってもよかったんだが。

目先の利用率を引き上げたくて公務員身分証にしたのが裏目に出てると思う。社員証プライベート機能山盛りにしたい奴なんてそんなにいないだろう。

2024-02-05

貧乏飯の思い出

昔、大阪に住んでた時に事務の人のミスバイト給料が予定通りに振り込まれなくて、少量だけ残った米と手持ち100円だけで10日くらい過ごしたことがあった。

もうすぐ実家に帰る予定だからと、家の中の食料品を知り合いにあげたりして一旦すっからかんにしたのが裏目にでてしまった。

小さじ1くらいの米とひとつまみの塩をお湯入れた景品でもらった保温マグに入れて、お湯に溶け出したデンプンを飲んで空腹を誤魔化してた頃が個人的限界点だったと思う。

お湯を三回注ぎ直したくらいで限界が来て、力が入らず動けなくなった。

這いつくばってなんとか布団に向かおうとした時に、床にスティックシュガーが落ちてるのを発見して早速お湯で溶いた濃いめの砂糖水飲んだら動ける様になった。

多分、低血糖になってたんだろう。

給料振り込まれてるの確認してからコンビニで買ったレトルトおかゆがめちゃくちゃ美味かったなぁ。

貧乏飯の話題を見かけてふと思い出したが、意外とあのおかゆの味とか鮮明に思い出せるもんなんだな。

おかゆ食べたくなってきた。

2024-01-30

みんな、今日からでも炎上攻撃を出来るだけ控えるようにしないか

やっぱり、このままわたしたちがなにも変わらずにいればまた同じ事が何度も何度も起こると思うんだよ。

ここはツイッター(X)に劣らず攻撃的な言葉炎上が日々渦巻いているし、過去には死人も出している。

このままでいいとはとても思えないんだよ。

すこしずつでいい、すこしだけコメントを打つ時に立ち止まったり、少しだけ語気を弱めてみたり、

批判する時に前提とする認識を「本当にそうか?」「確かにそうだと言える証拠が有るか?」と慎重になったり、

まだ事実か確定していない時は見守ったり、自分対立する人の意見も冷静に受け止めようと頑張ってみたり、

一人ずつでも日々そういう事を意識すれば、少しは変わると思うんだよ。

こう言っても受け入れてくれる人は多くは無いかもしれない、と不安に思ってはいる。

けれども、何人かはそういう事を今日からでも意識する人は居るんじゃないか、とも思っている。

 

あるいは、攻撃的な言葉を打ち込みそうになった時、「何の為にこのコメントをするんだろう?」と一度冷静になって考え直して欲しい。

それは何かの役に立つんだろうか?誰の、何の役に?

他の人も同じような趣旨コメントをしていたりはしないだろうか?もしそうなら、そこに更に自分コメントをする意味は?

誰かの為にと思ってやったことが裏目に出て、その誰かを傷つけたり、もっと悪い結果に繋がったりする事もある。

自分は一体何がしたいのだろうか?

しかしたら、このコメントはしなくて良いんじゃないか

・・・・・そういう風なことを一度考えてみて欲しい。

2024-01-06

anond:20240106225946

政治的判断還元するってのはまったくもってその通りだと思う。

めんどくさい、または何か事故が起きたとき責任取れないって考えがあったんだろうね。

そんな考えで救えるはずだった被災者が亡くなってしまうのはマジで腹立たしいことだと思う。

でも、だからといって、救助につながる方策をやたらめったら実行してコントロールできなくなることを避けるっていうのはリスク判断として否定しにくい面もあるんじゃないか

救助する側も、自身の救助活動責任をもって尽力してるだろうし、裏目に出る可能性があるやり方を選びたくないだろう。

救助者は失敗を避ける責任があるって考え方か、緊急事態で何が最善かわからない状況ならとにかく取れる手段を次々進めていくという考え方か。

2023-12-14

田舎ギャンブル中毒引きこもり仕事始めたけどなにも改善しないところか状況が悪化しただけだった

就活失敗してど田舎実家家業手伝いとかい引きこもりになりながらギャンブル中毒借金こしらえた俺くん。

借金がばれダルク(薬中陽キャ+αが集まって生活保護受けながら蛸部屋で強制的お遊戯会みたいな暮らしする愉快な生活)か精神科(キチガイ病院。なおギャンブル中毒精神科的な治療法はない)に入院かえらべといわれる。

どっちもいやだわ。とタイミー(日雇い労働者向けサービス)で働きだす

しか募集がびっくりするほどない。稼げる仕事は車で片道一時間とか2時間かいカス状態。なおほかのサービスではそもそもわが県で募集がないとかゴミみたいな派遣登録の多重募集アンケートモニターしかない

仕方ないのでタイミーで働くが、家業手伝い(別に俺じゃなくてもいいけど人を雇うと採算が合わない糞みたいな仕事)のシフトがあり自由に選べないストレス+1

そのくせ「そとで働け」「バイトしろ」「遠くにいく必要が」「家にいなくても」と働いたら働いたで嫌みをいわれる。ストレス+1

なお同じ口で「あしたいってくれ」「来週いけるか」と俺に拒否権がない命令が下される。ストレス+1

仕方ないのでタイミーで車で片道一時間かけて7000円とか6000円の労働をする。

ガソリン代考えると最低賃金とは???という状況だしそもそも親がだしてる車の維持費考えたら赤字かい狂気の沙汰でまともに考えたらストレス+1

帰ったら帰ったでぎゃん中になる前から仲がよくないしギャン中になったら人を汚物厄介者のようにみてくる親と顔合わせ、台所においてあるテレビ面白くない(趣味が全く合わない)ドラマをダラダラながしてみる両親の隣で親が義務のようにつくってだしてくるたいして旨くない(料理の好みが全く合わない)飯を黙ってくう地獄空間ストレス+1

なお食べないと食べないで嫌みや説教が飛ぶのでストレス+1

そんな生活なのでもちろんたいして金はたまらないし、友達趣味もない明るい未来もなければ話せる過去もない現状にストレス+1

すでに支払えなくなった支払いの督促状や督促電話毎日鳴り響く。そもそも払う宛がないからでても仕方ない。ストレス+1

趣味友達もない。遊べる場所もない。遊ぶ金もないゴミカスみたいな人間ストレス解消法はギャンブルしかなく、稼いだはした金を自制心なく帰りの車内で全部使うゴミみたいな生活ストレス+1そしてまけてストレス+1

そしてためとけない自分嫌悪感を抱く。ストレス+1

ただギャンブル楽しい。糞みたいな乞食八百長野郎キチガイしかいないし人の裏目裏目裏目裏目裏目しかでず死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ねという罵声しかでないゴミみたいな公営競技でも俺の人生のなかでいちばん楽しい

ストレス-100

結果として日々の労働家庭内ストレスを解消するために督促電話メールが大量に届くなか稼いだ金をそのままギャンブルに流し込む以前よりどうしようもないゴミカスが生まれましたとさ。

とりあえず競輪選手から関係者当人だけじゃなくて一族全員焼け死んでくれねぇかな

そしたら辞められるのに

おしまい

2023-11-14

ボーカロイド音楽論」(ぱてゼミ)は何故あまり批判されないのか

追記そもそも「何故もっと批判されるべきなのか」については、【最後に】の後に追記した(2023/11/15)。

【背景】

 東京大学東京芸術大学では、鮎川ぱて氏(以後、ぱて講師)による「ボーカロイド音楽論」という講義が開講されている。東京大学の方の講義はぱて講師による著書『東京大学ボーカロイド音楽論」講義』においてその過去の内容が公開されている。このダイアリーの筆者(以後、「筆者」)は「ボーカロイド音楽論」の元受講生であり、書籍を購入し一読した。同講義Twitter(現X)での実況が推奨されておりTwitter上で一つの活発な動きを毎年見せているが、「ぱてゼミ 批判」「ボーカロイド音楽論 批判」などと検索しても同講義に対する明確な批判ツイートはヒットしない(Twitter検索システムが悪いという可能性は保留する)。書籍についても、これに批判的な書評Amazonレビューやブックメーターにわずかに存在するのみである講義内容全体のレビューはそれらに譲るとして、本ダイアリーは、この「批判の少なさ」の原因について仮説を立てることを目的とする。

 本ダイアリーは直接の筆者の特定を避けるため匿名形式をとっている。内容について「そんなの当たり前じゃん」「その仮説は的外れだ」と思う読者もいるかもしれないが、このように書き残さなければ何も始まらないということでご容赦願いたい。また、筆者は全ての年度や東京芸術大学講義を聴講したわけではないこと、このダイアリーの内容は主に『東京大学ボーカロイド音楽論」講義』の初版第一刷(以下、書籍)に基づいていることを断っておく。

【本論】

まず結論として、 「ボーカロイド音楽論」に対する批判の少なさの原因として、筆者は次の4点を提唱する。

1. 媒体:現地で行う音声形式講義では記録に基づく批判が困難であるという点。

2. 受け手資質講義対象となる学生や読者のほとんどはその議題についての非専門家であり、しか批判に割くだけのリソースを持っていないという点。

3. 内容:この講義の内容が批判を先んじて封じてしまうように作られている点。

4. コミュニティ:この講義ボーカロイド音楽が好きな東大生のうち一部を迎え入れるコミュニティ形成する役割を同時に担っており、コミュニティ批判との相性が悪いという点。

以下、これらの点を順に見ていく。

1. 媒体

 書籍が発売される前、「ボーカロイド音楽論」(以下、この講義)は大学の構内の教室で開講されているのみであった(初回の何回かこそニコニコ動画配信されたが)。そこではぱて講師の口頭でのみ内容が話され、レジュメは一枚も配られることなく、板書も最低限であった。言われたこと全てを紙に書きとるのはほとんど誰にもできないだろう。従って口頭の講義に基づく批判は、言った言わないの水掛け論になってしまやすい。現に筆者がこのようなダイアリーを書くことができるのも書籍が発売され、何を書いてあり何を書いていないかを把握し見直すことが可能になったかである

2. 受け手資質

 この講義は主として東京大学教養学部学生に対して開講されたものである。その多くはこの講義で取り扱った多くの思想概念の(多くとも)全てについて専門家であるというわけではない。またぱて講師自身もそれら全ての専門家でないことは講義中に明言している(85ページ脚注5など)。従ってぱて講師によるそれらの援用が妥当でない可能性は常にあるが、そのような観点から検討をすることは学生にとって難しいだろう(勿論専門家のみがそれらを扱うべきだという立場をとることは避けなければならないが)。さらに言えば、進振りのための勉強で忙しい学生にはわざわざこの講義批判するためだけに捧げる時間も体力も残っていないということ(そしてこの講義のもの大学が門を閉める時間まで延長していることもそれらのリソースを奪う一端となっていること)を指摘しなければならない。これは書籍の読者の多くについても同じである

3. 内容

 ここでは書籍でぱて講師が用いた概念の内容が批判を先んじて封じる性質を持つことと、ぱて講師が「論じるべき内容を論じなかった」ことが批判すべき点を覆い隠す機能を持っていることを指摘する。

 まず、ぱて講師はテマティスム(テーマ批評)に則ってボカロ曲評論するとしている。ぱて講師の言うテマティスムとは、以下に抜粋する通りである

「テマティスムは、作家メッセージをその意図の通りに読み取るということではありません。そうではなくて、むしろ作家作品の細部から作家自身も気づいていなかったかもしれないテーマ抽出し、作品価値を読み替えていく。それがテーマ批評という手法です。」(40ページ14行目-41ページ1行目)

さらに、この講義の鍵となる概念の一つとして「アンチ・セクシュアル」をぱて講師提唱している。以下に書籍抜粋を示す。

「本講義の当面のキーワードは『アンチ・セクシュアル』です。性や愛をめぐる通念を自明のものとせずに扱う感性が、ボカロシーンには多く見られ、そして支持されました。なにに比してかというと、いわゆるふつうのJポップに比してです。Jポップのチャートを見れば瞭然でしょう。ラブソングばかりです。」(42ページ8-12行目)

「『アンチ』といっても、それは必ずしも単純な否定のことだけを指しません。性愛を疑ってみたり、気持ち悪いもののように言ってみたり、ときにそれは、米津玄師において見られたように、アンビヴァレントな愛憎を差し向けるというかたちをとることもあるでしょう。」(43ページ2-4行目)

 つまるところ、「テマティスムを用いれば、性や愛をめぐる通念を自明とせずに扱う感性(単なる否定に限らない)をボーカロイド音楽から読み取ることができ、そのような音楽がシーンの人気を博した。一方で「いわゆるふつうのJポップ」からはそのような読み取り方のできない曲が人気を博している。」という主張をぱて講師はしているということになる。この主張に当たって用いた「テマティスム」と「アンチ・セクシュアル」の二つの概念は、この主張に対する批判として想定される「作者はそこまで考えていないと思う」型の主張や「この曲は性や愛めぐる通念を否定しているとまでは言い切れない」型の主張を先んじて封じる機能を持つ。このため、読者がすぐに思いつく形での批判ができず、ぱて講師の主張に対する批判が少ないことに寄与していると考えられる。

 もう一つ批判封じに寄与しているのは、「論じるべきところを論じていない」ということである。「いわゆるふつうのJポップ」についての記述に注目すると、ここでぱて講師が行わなければならないのは、

①「いわゆるふつうのJポップ」を「『アンチ・セクシュアル』な感性を持たないJポップ」以外の形で定義すること

個別楽曲評論を通じて「いわゆるふつうのJポップ」に該当する曲に「アンチ・セクシュアル」な感性が備わっていないことを論じること

③それが「Jポップのチャート」に非常に多く見られることを指摘すること

であるしか書籍の中で「いわゆるふつうのJポップ」についての言及があるのはここのみで、上記3つ全てを行っていない(ぱて講師言葉を借りれば、「瞭然」という「感覚思考俎上に載せ」ていない)。それもそのはず、「テマティスム」と「アンチ・セクシュアルな感性」を用いた読解だけではこのようなことは到底不可能からである。「テマティスム」は確かに「作者の意図」に縛られない自由評論の基礎であるが、それは同時に評論者次第でどうとでも言えてしまうことを意味する。同じ曲が違う評論家によって「アンチ・セクシュアル」であったりそうでなかったりする。もし「そうは言ってもこじつけってものがあるでしょ」と思うのであればそれは「良い評論」の基準として「テマティスム」以外の何かを想定していることになる。さらに言えば、「アンチ・セクシュアル」という概念の幅も広い。同じ言葉賞賛にも皮肉にもなる世界で、「性や愛をめぐる通念を自明のものとせずに扱」っているかどうかを「テマティスム」のみで確定させるのは不可能だ。つまるところ、ぱて講師が「いわゆるふつうのJポップ」を論じないことは「テマティスム」の持つ脆弱性、あるいは、「何でも言えてしまうが故に何も言うことができない」性を(本人の意図とは無関係に)覆い隠し、批判を予防することに寄与していると言える。

4. コミュニティ

現地での講義に付随する活動として、コンピレーションアルバム作成ちょっとした食事会など、ボーカロイド文化が好きな東大生のためのコミュニティ積極的提供する姿勢をぱて講師は見せている。それ自体マイノリティたる若者鼓舞するという目的からすれば妥当であるが、評論の面ではこれが裏目に出ている。余程肝が据わっていない限り人間は、自分を匿ってくれるコミュニティの発起人の言うことに盾突いたその先を恐れる。発起人自身が何とも思っていなくても、同じコミュニティの仲間から邪険に扱われるかもしれない。仲間が何とも思っていなくても、内なる自分が責め立てる...。こうなれば講義批判するのは難しい(批判したとて有耶無耶に言いくるめられるだけだ、という疑念もあろうが)。「肝を据わらせろ」という主張はマッチョイズムなのでしないが、しかコミュニティ形成するとはそういうことなである

最後に】

 「ボーカロイド音楽論」の講義書籍化されたことは、この講義自身にとって、そしてボカロシーンにとっての大きな一歩であると筆者は考える。内容の巧拙政治的立場はともかく、書籍化されたことによってこの講義は「亡くなったボカロPを悼み、内輪でボカロ曲をべた褒めする会」になってしま未来を脱して、元受講者やボカロ関係者を含む全ての人の衆目に晒され、批判され、検討され、洗練され、時に新たな論を生み出していくことができるようになった。後は実際にそうしていくだけである。筆者よりもっと優れた批判をできる人は多くいるはずなので、後は彼らに託してこのダイアリーの締めとする。

追記:何故もっと批判されるべきなのか】

 強い言葉で言えば、

「『ボーカロイド音楽論』などと大層な看板を出しながら、その実著名な学者の業績を形だけ借り"正しい"思想を添えた類推だらけの持論を『教養』と称し、[『教養』]と[『教養』を並べ立てた個別楽曲評論]を弱い脈絡の下で繋げただけの、部分を詳細に語っただけで全体を語った気になっている、評論と呼ぶべきなのかもわからないものが、まともに批判されずに学生の間や世の中に広まることが許せないから」

である(「まともに批判されずに学生の間や世の中に広まる」という心配杞憂であってほしいが)。

 筆者がこの講義書籍の内容が批判されるべきであると考えている理由は3つあり、これらを以下に簡潔に説明することで追記とする(注あり)。

1. タイトル詐欺:「ボーカロイド音楽論」を名乗りながら、その大部分は個別作品の読解に費やされている上、それらを踏まえて「ボーカロイド音楽とはなにか」をまとめて論じている内容が存在しないこと。

2. 「思考俎上」に載せる「感覚」の選び方の恣意性:本論で述べたように、思考必要なぱて講師感覚があるにも拘わらずそれを思考した形跡が存在しない箇所が見られること。

3. 「思考」の粗雑さ:「感覚」を正当化する目的しか思考」が用いられていないこと。「思考」に用いた「教養」の内容もそれぞれの分野を専攻した読者から見れば的外れものになっていること(注1)。「類推」や「テーマ批評」などのいくらでもこじつけることが可能手法を用いているのに、何故その手法を用いるべきなのか、その手法限界はどこにあるのか、といった説明がされていないこと。

注1:少なくとも一つの例として、筆者が専攻していた生物学に関連した部分を挙げる。リチャード・ドーキンス書籍利己的な遺伝子』に言及した後、「しかしこれらのような個体利他行動も、種や遺伝子主語にすると、自らを温存するための利他行動にすぎない。」(54ページ8-9行目)と段落を結び、その後「性はこのように、種の都合のための機能主義的なプログラムであるという言い方もできるわけです。」(54ページ18-19行目)と主張している。結論から言えば、この言い方はできない。生物学を学んだことがある人物なら絶対にこのような主張はしない。進化の結果としてある個体Aが(同種とは限らない)他個体Bに利他行動をする形質を獲得する条件はあくまで「それが後に個体A自身生存繁殖に有利となる可能性が十分高い」あるいは「個体Aと個体Bで利他行動に関連する遺伝子を共有している」であり、そこに「種」の概念は一切関係しないかである。(遺伝子自然選択対象となり得るのに対して)「種」という概念は観察者が生物を分類する際の線引きのツールであって、自然選択対象として観察可能ものではない以上、「性は種の都合のためのプログラムである」ということを(観察によって)事実として得ることもできない。つまり「種」を全体と見立て個体」を部分と見立てるような類推は成立しない。百歩譲って「利他行動に関連する(種を問わず)同じ遺伝子を持つ全ての個体」を全体とみなす形で類推を成立させるとしても、それは「類推を成立させるためだけに拵えた全体」であることを指摘しておく。

2023-11-10

弱者男性推しVtuberの中身を特定したので"あくまネタとして"本人に伝えたらブロックされた」

弱者男性推しVtuberの中身を特定したので"あくまネタとして"本人に伝えたらブロックされた」 [125197727]

https://greta.5ch.net/test/read.cgi/poverty/1699584074/

1 安倍晋三🏺 (ワッチョイW c5f2-H1jM) 2023/11/10(金) 11:41:14.54 ID:ydlmfO2m0 BE:125197727-2BP(1000)

推しVTuberNGを入れられた話

匿名なので懺悔させてほしい。

自分ごみなのはよくわかってるからコメントで存分に叩いてください。

推しNGを入れられた。原因は100%俺にある。

推し特定に対してガードが甘かった。

リアルイベント、店の情報を平気で喋る。

少し探っただけで、リアル所属団体、顔まで分かってしまった。

そこで止めておけばよかったのに、俺は親切心のつもりで推しDMをした。

ちょっと頑張ったら特定できたよw もう少しガード固くしたほうがいいよ!」

推しからすると、「恐怖だった」とのことだった。

当たり前だ。

ネット越し、会ったこともない人間

俺はあたかリアル友達どうしかのような、思い違いをしてしまっていた。

それだけではなく。俺はどこか配信でのコメントが変だった。

相変わらず距離感を測り違えていて、推しからすると「ネタじゃなく気持ち悪かった」そうだ。

俺は完全にネタのつもりだったが、ネタとして伝わらないのであればただの害悪しかない。

そして最後、俺はあろうことか 「配信者紹介」的な配信推しアピールしようとして、

逆にネガキャンをしてしまった。突飛なことを言って目立とうとしたのが、完全に裏目に出てしまった。

俺は推しTwitterブロックされた。

俺は必死謝罪の機会を求めた。せめてもの謝罪気持ちを込めてスパチャを投げた。

しかし、完全に逆効果だった。

推しは、俺にネットから消えてほしかったのだ。

俺は配信からNGを入れられ、二度とコメントすることはできなくなった。

さすがにこの状況で別アカウントで直撃するようなメンタルは持ち合わせていない。

俺は推しチャンネル登録を外した。

その配信者のことは普通に好きだったし、配信も好きだったし、友達になりたいと思っていた。

でも結局いまは「アイコンすら見たくない」という状態になってしまった。

俺は大事人間関係を一人失ってしまった。

https://www3.nhk.or.jp/lnews/kagoshima/20231107/5050025140.html



2 安倍晋三🏺 (ワッチョイW c5f2-H1jM) 2023/11/10(金) 11:41:28.35 ID:ydlmfO2m0 BE:125197727-2BP(1000)

https://anond.hatelabo.jp/20231107224608

2023-11-07

anond:20231107231126

実際は先進国流行ったリベラリズムが良かれと思ってやってきたことが裏目に出てるだけ

推しVTuberNGを入れられた話

匿名なので懺悔させてほしい。

自分ごみなのはよくわかってるからコメントで存分に叩いてください。

推しNGを入れられた。原因は100%俺にある。

推し特定に対してガードが甘かった。

リアルイベント、店の情報を平気で喋る。

少し探っただけで、リアル所属団体、顔まで分かってしまった。

そこで止めておけばよかったのに、俺は親切心のつもりで推しDMをした。

ちょっと頑張ったら特定できたよw もう少しガード固くしたほうがいいよ!」

推しからすると、「恐怖だった」とのことだった。

当たり前だ。

ネット越し、会ったこともない人間

俺はあたかリアル友達どうしかのような、思い違いをしてしまっていた。

それだけではなく。俺はどこか配信でのコメントが変だった。

相変わらず距離感を測り違えていて、推しからすると「ネタじゃなく気持ち悪かった」そうだ。

俺は完全にネタのつもりだったが、ネタとして伝わらないのであればただの害悪しかない。

そして最後、俺はあろうことか 「配信者紹介」的な配信推しアピールしようとして、

逆にネガキャンをしてしまった。突飛なことを言って目立とうとしたのが、完全に裏目に出てしまった。

俺は推しTwitterブロックされた。

俺は必死謝罪の機会を求めた。せめてもの謝罪気持ちを込めてスパチャを投げた。

しかし、完全に逆効果だった。

推しは、俺にネットから消えてほしかったのだ。

俺は配信からNGを入れられ、二度とコメントすることはできなくなった。

さすがにこの状況で別アカウントで直撃するようなメンタルは持ち合わせていない。

俺は推しチャンネル登録を外した。

その配信者のことは普通に好きだったし、配信も好きだったし、友達になりたいと思っていた。

でも結局いまは「アイコンすら見たくない」という状態になってしまった。

俺は大事人間関係を一人失ってしまった。

でも、今思い返すと、特定報告だって普通にストーカー行為に該当しそうだし

他の配信者のところでネガティブ情報を流布したのは侮辱罪やその類に該当しそうだし

訴えられて前科持ちになる可能性も全然あったことを考えると

非常に温情な措置をとっていただいた。

それに、これらのことよりももっと重大な過ちをしていたら、推し配信を辞めたり、

もっと取り返しのつかない事態になっていたことも考えられる。

俺をNGブロックするだけで済んだなら、まだマシだったのかもしれない。

推しがこの記事を見るかもしれないだろ。こんな記事書くな。

もっともなことだ。でも、色々表現はいじってわからないようにしてあるし

推しがこのはてなダイアリーにたどり着くことはさすがにないだろうから許してほしい。

こんなんだから他人不快にさせるんだろうな。

俺はインターネットに向いていない。

さすがにこの一件はこたえて、数日まともに飯が食えなくなってしまった。

そもそもネットなんてリアルの合間に息抜きをするためにやるものだ。

息抜きをしていてトラブルになって精神を病んでいたらバカしか言いようがない。

あーあ。

時を戻せるなら、戻りたいよ。

今までありがとう

2023-10-31

ウクライナの敗北が迫ってきたけど、まだ勝てると思ってる奴いるの?

2年目に突入した戦争はゼレンスキー大統領から余裕を奪い去り、政権関係者は「もう大統領ジョーク作戦会議を和ませる余裕はなく、最新の報告を受け取って命令を下すと部屋を出ていくだけになった」「ゼレンスキー大統領西側諸国から裏切られたと感じている。

西側諸国戦争勝利するための手段を与えず、ただ生き延びるための手段だけしか提示しない」と述べたが、反攻作戦挫折経験してもゼレンスキー大統領の信念は揺らぐことはなく、一部の関係者は「大統領の頑固さがウクライナの柔軟性や選択肢の幅を狭めている」と懸念している。

ゼレンスキー大統領政治的選択肢は「占領された領土武力解放か」「自主的ロシア撤退するか」の2択しかなく、ある大統領顧問は「彼は自分自身を欺いている。

我々には選択肢がなく戦争にも勝っていない。これを彼に伝えてみてくれ」と、別の関係者も「戦争の見通しについて議論する際、ロシアとの和平交渉はダブー視されている問題の1つだ。

特に占領された土地喪失を伴う交渉ウクライナ人は認めないだろうし、大統領一時的停戦にすら反対の立場だ。

この頑固さが新しいアプローチ模索する努力障害になっている」と述べた。

TIME誌は「戦死者や負傷者の公表ウクライナ拒否している。欧米の推計によると両軍の犠牲者はとうに10万人を越えている。

そのためウクライナは今まで以上に高齢者の動員を余儀なくされており、兵士の平均年齢は43歳まで上昇した。

ウクライナ最初10日間で10万人の新兵動員に成功したが、このような動員は『数ヶ月以内に勝利するだろう』という政府高官の楽観的な予測によって実現した側面があり、大半の人々は比較短期間で英雄的な勝利に参加できると考えていた節があると大統領の側近が述べた」と報じているが「現在は新兵の確保に苦しんでいる」とも指摘。

新兵の確保が困難に直面している原因は2つあり、1つ目の原因「軍事委員会担当者列車バスから男性を力づくで連れ去って前線に送り込む」という噂が広まっているため、

2つ目の原因は「金さえ払えば動員を回避できる」という軍事委員会不正蔓延してるためで、ゼレンスキー大統領軍事委員会トップを解任して「不正撲滅」をアピールしたが、ウクライナ関係者は「これが裏目にでた」と述べている。

https://grandfleet.info/us-related/time-magazine-presidents-stubbornness-is-limiting-ukraines-flexibility-and-options/

2023-10-21

焼きドーナツ

味と食感が卵ボーロなんよ

不味くはないが別に美味くもない

量の多さが裏目に出たな

2023-10-18

待遇の高さに惹かれて営業職を選んでしまった事を死ぬ程後悔している

当初は事務職を志望していたけど、ある企業求人事務営業と比べると営業の方が明らかに良かった

給料面以外にも営業手当・住宅手当等が高く、額面や待遇を考えてそちらに飛びついてしまったのが運の尽き


自分で言うのも何だけど面接受けは良い方なので、あっさりと内定をゲット

面接調子良い事が裏目に出て、本当はペーパーなのに運転が出来ますとか言ってしまっていた

研修が一通り終わり、じゃあどこそこまで営業車で行って~という事が出来なくて泣いてしまい発覚


毎年一人いるかいないかで実は運転出来ない、って新人は多いらしく(泣いてしまうのも女性だと珍しく無いんだとか…)

しばらくは先輩社員の車に同乗・同行する形で、時には送り迎えもして貰える救済措置があったんだけど

運転の講習に行けと言われても当然土曜日とか仕事終わりの夜中とかになるので、初回と二回目以外をすっぽかしてしまっていた


で、講習も終わって慣れたであろう頃に「じゃあ一人で行ってきて」と振られても

当然自信が無く、絶対事故ると恐怖だし、出来ないので、所属チームの人達からはすっかり信頼を失ってしまった


これで営業成績が良ければ何とかなったんだろうけど、昔から実は人前に出るのがあまり得意じゃ無い性格

お客さんへの説明も上手くこなせず失敗ばかりで、ミスが重なり先輩に度々注意されていた

元々メンタルが弱いのもあって、ある時に強めに注意された際にあまりにも悔しくて悲しくて号泣してしまった

以降、指導の先輩から謝罪があり、処分も受けたらしいが、先輩達からは注意されなくなる代わりに

腫れ物に触る様な扱われ方になり、何も教えてくれなくなった

怒られた時、思わず「これってパワハラだよ……」とつぶやいてしまったのが、かなりマズかったみたいだった



それでも一応出来る仕事はあり、何とか仕事を割り振って貰っていたが、ある時

必ず動作確認して問題無い事を確かめからお客さんに納めなければならない製品テスト

すっかりやっていなかった事が発覚した


本当にど忘れで、後で気がついたけど言い出せずにそのまま納品

まあ問題起きなければ良いかと思っていたんだけど、運が悪いのか間が悪いのか

お客さんから「上手く動作しない、挙動おかしい」とクレーム

しかも原因を調査する為に詳しい人がログ?を見たらしく、動作確認してない事まで発覚してしまった


必ずテストをする事は客側も承知なので、担当者には激怒されて上司らと謝罪にいったけど

「もう御社は信用出来ないので…」と、その場で取引打ち切りを言い渡されてしまった

お客さんの客の所で発覚したので、信用問題に関わり損害も出てる以上、これ以上のお付き合いは無理だと

帰りの車中が誰も話さず話しかけられず、地獄みたいな罰ゲームだった


打ち切りになったお客さんは割と大手だったらしく、他社にも悪い評判が周っているという

私に直接文句は言われる事は無いけど、聞こえる様、チャットなどで分かる様に

どこそこに説明に行かなくてはならなくて大変とか、担当の所と取引切られそうで売上やばいとか

事あるごとに嫌味を言われて社内では肩身が狭く居場所が無い


上司本社の方にも謝罪文や今後の改善の取り組み等を作成しなければならず

しばらく残業が続いていて、時給に換算したら事務職とそんなに変わらない

自分的には大変だけど、周りからは「マイナスを元に戻しているだけ」という圧を感じる

仕事中にも関わらず泣き出してしまった事もあったが、誰からも声をかけられず、すっかり鬱病になっていると思う


営業職の待遇に釣られてしまった私も悪いんだけど、それ以上に営業職に求められる能力が多すぎて苦しくて嫌になる

女性社会で働くのが、こんなに難しいとは思わなかった

やっと二年目だけど、状況は変わらず悪化するばかりで、今や今年入社新人からも誰からも話しかけられない


雑務だけをやって、定時で帰って、彼氏暮らしている3DKのマンションに帰る日々

住宅手当が大きいのが救いだったけど、今の現状ではマイナスしかなっていない気もする


早く結婚して仕事するの辞めたいけど、彼も一つ上なので、結婚はまだまだ先って感じ

でも仕事を辞めてしまうと、とても彼氏収入だけでは借りられない家賃から、家を出なくてはならない

二馬力でもキツイと思う

それにここで同棲解消してしまうと、遊び好きなタイプの彼だと、そのまま自然消滅しそうなのも嫌すぎる


彼の収入が上がるまで今度こそちゃん勉強して良い仕事に就くまで待ってもらう、というのは虫が良すぎるんだろうか?

甘い考えかも知れないけど、女性が働きづらい会社で無理して働くよりはと思ってしま

実際に会社には迷惑ばかりかけているし、働きづらさが余計に拍車をかけている

私がいなくなれば皆が幸せになるのにと衝動的な気分にもなる


とっくに私は壊れてるのかな?

とにかく今は、営業を選んでしまった過去を後悔し、あの時に戻りたいと願っている

2023-10-03

iPhoneの充電時に横にしたらカレンダーとかが定期的に表示されるやつ

カスタマイズがほぼできないかイライラして結局消した

スタンバイ状態の通知もえらく見にくいし

選択肢を狭めてわかりやすくというAppleの便利なところが

最近裏目に出ることが多いな

2023-09-21

anond:20230921200341

蛇足かなぁ? と思ったけど、蛇足調子に乗って自滅って意味が含まれてそう

ダンボール授乳室は、浅慮ではあるが良心があり、それが裏目に出てるのでニュアンスが異なる気がする

2023-09-05

 実のところ、数年前から実話怪談が盛り上がってきている。

 実話怪談とは、四谷怪談のような古典怪談ではなく現代怪談だ。というとトイレの花子さんのような都市伝説を思い浮かべる人もいるだろう。しかし、そのような出所不明の噂話とも違う。

 まず大前提として「実際に不可解な体験をした人というのは、この世の中にいるんだ」というところから始まる。そして、それら体験から聞き取ったものを語ったり、あるいは執筆という形で記録されたものが実話怪談である

 と、基本的説明としてはこれで十分ではあるのだが、多くの人が疑問に思うことだろう「それが実際にあった話だとする根拠は?」と。

 ここははっきりと申し上げておくが「そんなものはない!」である

 ないんスよ。というのも怪談超自然的なもの、未知のものを扱う分野だからだ。最新の科学技術物理知識を以てして証明できてしまったなら、その時点で、もはやそれは「怪談だったもの」となってしまうからだ。

 うん、わかった。

 もう少し突っ込んで説明しようか。

 つまり、実話怪談とは「実際にあった話だとする根拠はないが、とにかく、本当に不可解な体験をしたと主張する人がいて、その人の実在根拠とした話」のことだ。

 そんな根拠の拠り所となる体験者は、実際に語られるさいには、諸般の事情により匿名として扱われることが多い。

 …はい、お察しのとおりだ。実のところ、受け手側に実話である判断する材料はほぼない。

 ここまで読まれた皆様におかれましては「せめて、なにか実話を担保するものはないのか?」とお思いかと存じます

 まあ、その、あるにはあるんですよ。お気に召すかはわかりませんが。

 というわけで、以下が令和最新版だ。

 実話怪談とは「実際にあった話だとする根拠はないが、とにかく、本当に不可解な体験をしたと主張する人がいて、その人の実在根拠とした話…としたいけど、事情により身元は明かせない以上、聞き取ってきた私という実在を仮の根拠とした話」のことである

 あきれちゃった人には申し訳ないが、こういった回りくどい手順を踏むことで、かろうじて実話と呼べるものになっているのが実情だ。ゆえに実話怪談はその性質上、二重の信用が必要となる。

 つまり怪談話者(著者)は、取材において体験者が事実を話していると信用し、受け手話者(著者)が嘘を言っていないと信用したときに、初めて実話怪談を楽しむことができるのだ。

 もはや新手のカルトのように聞こえるかもしれないが、事実そうなのだとはいえ実話怪談愛好家がなんでもかんでも受け入れているかというと、そんなわけではない。聞いていて、あるいは読んでいて「なんかこの話うさん臭いなぁ」と思うことは多々ある。

 なぜなら、それぞれが自分なりの実話怪談観を持っており、常にそれをもとにこの話者(著者)を信用するかどうかを推し測っているからだ。また、これは怪談取材時でも吟味される事柄である。(興味があるなら『忌み地 怪談社奇聞録』あたりを読もう)

 こういった部分も含めてこのジャンルの楽しみ方となっている。

 個人的に言えば、実話怪談とは少額の霊感商法だと思っている。騙されたとしても、実害は、文庫本なら数百円ていど、新書なら千円か二千円ていど、映像ならタダから数千円ていど。イベントもそれくらいのものだろう。

 これは受け手側としての心持ちについて論じているが、同時に話者(著者)側にある程度の倫理観を求めるということでもある。

 実話怪談センシティブだ。

 実在する人物を扱うこともそうだし、死を扱うという点においてもそうだ。タブーをかき分けた先に真の恐怖はある。根本的に不謹慎ジャンルなのだ

 だからこそ信用される優れた話者(著者)となるためには、細心の注意を払いつつもギリギリを攻めるという綱渡りを行わなければならない。

 ともかく、信用を重視する点からわかる通り、実話怪談というジャンルは意外なほど属人的性質を孕んでいる。そしてこの属人性こそが、昨今の実話怪談ブームの一因であるように思う。

 分かりやすく言うと、怪談師と呼ばれる人々が出てきたことによって盛り上がったのだ。

 実話怪談の始祖を『新耳袋』とするなら、最初媒体書籍であり文字媒体だった。(ちなみに稲川淳二御大の語る怪談を、実話怪談の枠に当てはめるのは無理があるので割愛

 まだ怪談師という言葉はなかったが、初期のころから属人的気質垣間見れた。とはいえ、この時代の実話怪談エピソード至上主義であった。

 あと、そもそも著者がほとんどいなかった。

 私は00年代の初期からの愛好者だが、この時代怪談にとって冬の時代だった。それでも『新耳袋』や『「超」怖い話』がシリーズとして刊行を続けてきたことが、今日の盛り上がりの土壌となっている。

怪談師」という言葉が出だしたのは10年代の中頃だろうか。怪談師とは怪談話者のことだ。彼らの活動範囲は音声のみならず、映像イベントなど大きく広がっていった。

 そのため必然的話者存在が前に出ることとなったが、属人性の強い実話怪談と非常に相性がよかった。

 昨今の怪談人気は、すなわち怪談師の人気と言って差し支えない。

 しか怪談師の数は年々増えていっている。

 そんなわけで、実話怪談は空前の大ブームとなった。

 さて、それに加えて、去年あたりから呪物が盛り上がりを見せている。

 いわゆる呪物ブームだ。

 事情を知らない人からするとマンガ呪術廻戦』人気に乗っかったものだと思われるかもしれないが、それは半分くらいは正しい。マンガの影響はでかい

 とはいえ呪物コレクターと呼ばれる存在が昨日今日誕生したわけではない。もっと言えば、呪物と呼ばれるものは大昔からあり、怪談好きに限らず、多くの人から認知されていたはずだ。

 では、なぜこのタイミングブームとなったのだろうか。

 そもそも実話怪談においては、エピソード重要視された。実話の「話」とはお話エピソード)のことだから当然と言える。ゆえにエピソードの乏しいものは主流から外れていく。

 心霊写真心霊スポット探索といったものがそうだ。

 怪談ジャンキーには「ここの木陰に恨めしそうな女の顔があります」だけではお話として弱く感じるのだ。

「出ると有名な廃墟を探索しました。すごく雰囲気があって怖かった」だけでは怪談欲は満たされないのだ。

 呪物もその性質エピソードに乏しい。「これが丑の刻参りで有名なご神木に刺さっていた藁人形です」だけでは情報不足も甚だしく、消化不良を起こしてしまう。

 とはいえ、これらは実話怪談という評価基準において物足りないというだけで、それぞれに違った魅力があり、愛好する者が一定数いる。

 また、怪談師という存在が実話怪談を発表するメディアを広げたことにより、別媒体として点在していたそれらが、集約されつつある。その中でもビジュアルに優れた呪物は、具体的なイメージに乏しい実話怪談を補佐する存在とも言える。

 だが、それは本質ではない。

 呪物ブームの最大の理由は、呪物コレクターの所有する呪物のエピソード性の高さだ。いつの間にか呪物はお話を手にいれ、怪談のものとなっていたのである

 むろんこれにはカラクリがある。そして、それこそが先般の木札に関連した炎上事件の原因ともなっていると考えられる。

 具体的な手口は単純で大したことではない。呪物の定義を限りなく押し広げた、それだけ。

 一般的な「呪い」や「呪物」といったものイメージは「恨みを持った人間が、儀式などの間接的な方法怨念を晴らそうとする行為呪い」であり「その儀式使用される道具=呪物」ではなかろうか。すなわち丑の刻参りを行うことが「呪い」であり、そこで使用された藁人形が「呪物」であると。

 しかし呪物コレクターはそれだけでは満足できなかった。

出自不明ながら所有すると厄にあうもの

・呪われるわけではないが曰くのあるもの

心霊現象に関わる物品

・念のこもったもの

祈り宗教的儀式に使われる道具や開運グッズ

 これらをまとめて呪物として扱ったのだ。

 呪物という語にそれらを無理やりに詰め込んだ結果、呪物のミーム化といった現象がこの界隈で起こった。これによりエピソード性は強いが呪物と呼びがたい物すらもその範疇に納めることに成功する。

 どこまで意図的に行われていたかは分からないが、そういった呪物コレクター戦略が奏功し、折よくマンガの人気と合わさったことで、呪物ブームが巻き起こったのではなかろうか。

 あくま個人的考察ではあるが、あながち的外れでもないかと思う。

 というのも、今回の炎上には特徴的な温度差が見てとれる点からも、それらを裏付けているように感じたからだ。

 今回の件はジャニーズ性加害問題と似ている。すなわち、内部においては問題意識がほとんどなく、外部の人間が指摘することで初めて問題化したという点だ。

 そもそも木札のエピソード2022年の時点ですでに紹介されており、それこそ祝祭の呪物展というイベントでは2年連続で展示されていた。しかし木札について問題視する声は(自分観測範囲内では)なかった。

 私自身はイベントに足を運んではいないが、動画にてその存在を知った一人である。だが、やはりその時はまったく問題意識はなかった。

 事が明るみになったさいも、初めは事情の分かっていない人が騒いでいるだけだろうくらいに思っていた。しかし実際に内容を確認するにつれ、そういった次元出来事でないことに気付き、心地よい夢から叩き起こされたような気分となった。

 この件に関しては、はやせ氏に非があることは間違いない。

 問題複数あるが、やはり東日本大震災被災者と関連のある物品を「呪物」というくくりに入れてしまたことに尽きる。呪物コレクターとしての戦略裏目に出た形だ。

 だが、本当に非があるのははやせ氏だけだろうか。

 これは出自不明説明された木札の出所が判明し、そのエピソード自体に疑問が持たれた今だからこそ言える話などではなく、最初の発表時からあった問題だ。

 しか自分も含め誰も指摘できなかった。受け手側も麻痺していた部分があったのだ。間違っても「はやせさんがあんなに謝ってるんだから、許してあげてください」なんて言える立場にない、どころか一緒にごめんなさいしなくてはいけない立場にあると言える。

 …とはいえ、頭では理解できるものの、心の奥底では引っ掛かりを感じている。

 それは結局のところ、不謹慎さも含めて楽しむというスタイルが染みついているせいだろう。

 自分高潔人間などではない。心の奥底にドロドロとした薄汚いものを秘めた、しょうもない人間しかない。

 だからこそアングラものに惹かれる。怪談に惹かれるのだ。

 冒頭に戻るが、今、実話怪談が盛り上がってきている。

 文字媒体くらいしか発表の場がなかった時代は終わり、怪談師の活躍により発表の場は増えていった。賞レースも盛んとなり、多くの怪談師と無数のファンを生み出した。

 怪談を取り巻く環境は激変したが、怪談本質は変わらずにい続けられるのだろうか。

2023-08-18

今日もまたオンラインカジノで一万負けた

5万+くらいまでいけてたんやがな

熱くなって気づいたら全部なくなってた。

自分でも俺はギャンブル中毒ってわかる。

今月の支払いだってもう無理。諦めてる

でも辞められねぇんだ。楽しいし、これ以外やることがないから。

公営ギャンブルやってた頃は八百長くさいおじさんの運動会にいらいらしてた分、オンラインカジノ覚えた頃は運ゲーオンラインカジノ楽しいとおもってた。

でも買う目買う目裏目で、賭けてないほうが馬鹿みたいにいいカード引きまくると八百長イカサマしか思えなくなるのは大差ないんだな

まぁそれでも公営ギャンブルよりかなんぼかマシだからオンラインカジノやってるっていう、まぁ末期だわ

死にてぇな

2023-08-16

日本人人助けをしないってやつ

ボランティア行って怪我したり、体調崩したら自己管理できないやつはボランティアすんなって叩かれる。

・良かれと思ってやったことが裏目に出たら、無能は余計な事するなと叩かれる。

相談されたので無い知恵絞ってアドバイスしてみたら、アドバイス罪と叩かれる。

怪我した子供の手当をしていたら泣き出して、子供の親に不審者として通報される。

・倒れていたお年寄り心臓マッサージや人工呼吸を行ったら、そのせいで死んだと遺族に訴えられる。

本当かどうか知らんけど、こういう話がネットで定期的に出てくるよね。

こういう話題が定期的に蔓延するせいで、日本って人助けやボランティアやるハードルがやたら高くなってない?

東日本大震災の時のボランティア行くなら自前で水や食料に医薬品寝床の確保まで全部準備しないと現地に迷惑がかかるって話が未だに尾を引いてる感もある。

体力に自身がない人、経済的余裕が無い人はボランティアなんてやっちゃダメって風潮あると思う。

ボランティアに限らずちょっとでも相手迷惑になったら、迷惑になる可能性があるならそれは人助けじゃないって考える人かなり多いと思うんだよね。

「小さな親切、大きなお世話

「余計な事するくらいなら金を出せ」

お気持ちなんて意味がない、結果が全て」

人助けしようとしたけど上手くいかなかった人にこういう言葉が投げつけられて、ボコボコに叩かれる社会他人に親切にしようって考える人ってそうそう居ないと思うんよ。

まあ他人干渉が嫌で嫌でたまらなくて都会に出てきた人は、今みたいな風潮を喜ぶべきなのかもしれない。

親切とか人助けって受ける側からすれば、他人から干渉以外のなにものでもないからな。

赤の他人自分に都合の良い干渉だけして欲しいってのは、流石に自分勝手過ぎる。

親切な人や人助けする人が多い社会は、他人積極的干渉していく社会ともいえる。

他人から干渉否定してきた国で親切な人が少なくなっていくのは、理想通りの社会のあり方なのかもしれない。

2023-07-29

テレビ放送及びアニメ業界への叫びだよ

これは、BS民放アニメ業界どもに対する怒りと憎しみと悲哀が入り交じった訴えだ。

何でアンタらはもっと早くとらドラBS無料chに持っていけなかったんだよ!?

近辺3年どころか10年間を見てもあるべきでない悪貨コンテンツが、とらドラよりいい画質ビットレート条件のBS無料放送でたれ流されてきた悲劇が何度あったか

とらドラが何故放送画質での冷たい待遇放送業界から受けなきゃいけないのか…

この10年を見てみろよ

弁魔士セシル、魔法戦争、レールウォーズもどき

ガンスリンガーストラトスもどきゴッドイーターアニメ版(意識高い映像作り込みが裏目に)、

セスマ、百連、ダイナミックコード、デスマ

トライナイツはてなイリュージョンブレイドアンドソウル

それにいもいも擬き、農業スキル

しゃちばと、リアデイル、

いせにど、人間不信、fromTVanimation惑星のさみだれ

艦これいつ海、おさまけモドキ、

セブンナイツ、Dコードトロイメライ、エクスアームもどきジビエート…

これら全部なんだと思う?

BS無料松竹東急さんより高いビットレートまたはフルHD4Kサイマルでかつ国民生活不安が今より悪くなる前の放送を得てきた、

とらドラの足元に及ばない存在しかないくせに。な作品連中だよ。

とらドラだけでなくBS放送および初放送からインターバルが長い作品はろくに再放送とかして貰えないのおかしくないじゃないか

クラナドシリーズは2期のBS-TBSでの放送終了から14年3月

カウボーイビバップBSアナログWOWOWでの放送終わってから四半世紀、

続く

デスノートも総集編のみBS放送された。

ハガレンBS無料放送映画のみ、

進撃もBS無料放送は2期まで。

他にもBS無料局にBS放送リクエスト出してるのに無視されてる作品色々…

トゥエルビも心底失望したよ。

ある時期からBS放送作品にろくに目を向けず同じ作品の繰り返しになって、観れるの精々サンライズ旧作枠ぐらい、そのサンライズ枠も廃枠されやがった。

BS日テレも20年〜21年にトライナイツはてなイリュージョンブレイドアンドソウルの頻繁な放送ばっかして

他の良質旧作放送に目を向けてくれなかった。

代わりにBS朝日と手を組んで新作簒奪ばっかしてやがる。

そしてBS11。

新作すし詰め状態いつか来てBS日テレが容量オーバー担当するような状態を予期しない上に

21年の春夏秋に視聴者を舐めた安上がりな近辺作再放送ばっかしやがってきた。

神なたシグルリ偽ひぐらし100ラスダン世界スケート失望の9ヶ月を超えたら次は何?

無印終盤放送無しのシュタゲゼロ再放送

MXと同時のセブンナイツ、それが終わったあとは

全日境界戦機2クール放送

で今年の1〜3月期の24:30は何?

プラモ番組だよ?

アイツこそBS日テレがやれよ。

で春クールになったら空き枠使用が続編前の前作再放送に使われて激萎え(無職転生1、死神坊ちゃん)

で夏クール(今期)は?

続編は1月放送なら10クールで良かったのにそうしなかったり

ソシャゲメーカー意向の金の匂いばっか。

こんな他局の不甲斐なさと業界の怠慢な新作作り放題の結果がこのザマ。

とらドラBS無料放送地デジ以下のビットレート数のchという悲劇

業界は良貨に対して卑しく悪貨を尊んでやがるようになってるとしか思えない。

それにBS機器ケーブル放送持ってないMXエリア圏内とらドラを羨ましがってんじゃねえよ。

BS11よりヨダレの出る旧作再放送を沢山味わって、

2020年の下半期にハナヤマタとニャル子はさぞ美味しいものだったんじゃん?

ウクライナの影もない時期にデリシャス味わえて。

あと、私の作品適正属性トップ3はこの数年間(加速したのは近辺1〜2年)で激しく激変しました

必要以上に「ステレオタイプシリアス・鬱イベント」に対して顕在的に怯えるようなことが増えて(のんのんびより製作委員会テレ東と組んで一期二期は東名阪のみ、それらの再放送スカパー無料の日に投げ売り、で三期はBSテレ東でサブchで通販やってるせいで2kは地デジ以下の画質だということでの「ステレオタイプシリアスのものに対する逆恨みから八つ当たり」でもある)、

恋愛ものに対しても嗜好が変わりました。(男女間恋愛よりも百合のほうが大事)

あとこのすばリゼロオバロ転スラへの庇護も弱くなった、21春以降から異世界乱発が原因で今の異世界ひとつ原初ポジションへのモチベも下がった。

いわば反フラッシュ現象みたいなことです。

ついでに、盾の勇者もリゼロもヒプマイもBプロもみんなBS日テレに移籍すればいい、なんてレベルにまでBS11に対する捻れた感情を持つようになって行きましたよ。

まり今回のとらドラの件で私の業界全体に対する憎しみは大きく一つ増えたことになる。

たまゆらの事も許してないからな今も、

せっかくのBS放送地デジ以下のビットレートチャンネルの上にウクライナロシア紛争起きてからという遅さだったこから

2023-07-27

FF16本当にゆっくりやってて、まだクリアしていない。

でも不評が出て賛否両論になる意味ちょっとわかってきた。

ストーリー」が不評ということになってるけど、これはストーリーじゃないよな悪い点。

シーンとシーンの繋ぎというか……抑揚というか……。

プロットの見せ方? そういうのが悪い。

 

情熱大陸でさあ、吉田が「ジェットコースターのようなゲーム体験」ってしきりに言ってたんだよね。

うん、まさにそれが実現していているよ。

狙い通りだ。

それが悪い。

ジェットコースターのようなとは、いざこうして実現してみると、乗ってるやつが否応なく振り回される、という意味であった。それは、主人公ライブ翻弄される、クライブ意思関係しないし、介入できないという意味だった。

意思がない主人公に、プレイヤー共感しない。

共感が発生しないから「ストーリー」が悪く見える。

 

普通ゲームならね、まず敵の砦に攻め込むじゃん、ボス倒すじゃん。一回帰って宿屋おやすみフェーズ入るのよ。それからボスがまだ生きてること判明して、もう一回行かなきゃ!行くぞみんな(←これが意思)!ってなるわけ。

でもこれは「ジェットコースターみたいなゲーム体験」だからおやすみフェーズ飛ばした。

するとどうなるか。急に否応なく主人公が巻き込まらボス戦する。結果的主人公意思がない。

 

いやマジで吉田だって最初にこれ意図なしでやったら、そんなこと分かったんじゃないか。「ジェットコースターみたいなゲーム体験」どうやら問題があるぞ、って。

完全に意図通りのものができてるし、映画脚本的なストーリー別に悪くないから、気づかなかったと思う。

ノウハウのないところに突っ込んで行った、新しいチャレンジが、裏目に出てる形だね。

人助けしたり裏目に出ても気にしない俺器デカくてかっけー

他人はなんで俺みたいに人助けしなかったり器が小さいんだろう、不思議だわー

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