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はてなキーワード: 難解なとは

2023-06-07

anond:20230607141749

現在ほぼ50:50

まだまだ難解な場面なのに一力が先に秒読みに突入時間的に不利か

アニメ新番組人類麺類!』タイトル48話

AI云く

1. 「麺の奇跡! 人類が腹ペコに立ち上がる!」

2. 「ヌードルの掟! 麺創世記のはじまり

3. 「うどん紀行! 麺道の旅人、出発!」

4. 「ラーメン作戦! 最強の味を求めて」

5. 「パスタの誘惑! 愛と麺の融合」

6. 「焼きそば狂騒曲! 命がけの鉄板アクション!」

7. 「そば打ちの魂! 真実は麺の中に」

8. 「うどん合戦! 巨大モンスターに立ち向かえ!」

9.カレーヌードルの謎! スパイスの魔力」

10. 「冷やし中華サマーキャンプ! 友情と絆の大冒険

11. 「パスタ教室大パニック! 麺マスターの試練」

12. 「ラーメン激闘! 伝説裏メニューを探せ!」

13. 「焼きうどん炎上! 燃える男の闘い」

14. 「カップヌードル大逆襲! 未来をかけた決戦」

15. 「麺天国! 幸せが溢れる食卓

16. 「ソバ魔術師! 奇跡調理法

17. 「ラーメン革命! 新たなる味の地平へ」

18. 「パスタ捜査網! 事件は麺に隠されている」

19. 「麺道対決! ライバルの舌が刻む闘魂

20. 「うどん命! 命がけの食材探し」

21. 「焼きそばパラダイス! 驚きの料理法大公開」

22. 「そば物語! ふるさとの味を求めて」

23. 「ラーメン旋風! 街は興奮に包まれる」

24. 「パスタ幻想曲! 麺の魔力に惹かれて」

25. 「カップヌードル戦争! 世界制覇への道」

26. 「麺探偵団! 謎解きは食べ歩きの後で」

27. 「ソバの魂、再び! 麺道を征く」

28. 「ラーメン軍団大集結! 最強のトップメニュー決定戦」

29.パスタマニア! 夢を追いかける挑戦者たち」

30. 「うどん秘密! 伝説の麺師の遺産

31. 「焼きそばアクロバット! 驚異の調理パフォーマンス

32. 「そばトラベル! 世界の名店を巡る食べ歩き」

33. 「ラーメンエンターテイメント! 舞台キッチン

34. 「パスタ恋物語! 麺と愛が交差する瞬間」

35. 「カレーヌードル真実! 闇の食品会社陰謀

36. 「冷やし中華パラダイス! 夏の絶品麺バトル」

37. 「焼きうどん決戦! 炎の中で燃え上がれ!」

38. 「カップヌードル逆襲の刻! 勇者たちの反撃」

39. 「麺祭り! 食欲が止まらない大宴会

40. 「ソバ剣士の誓い! 故郷を守るために」

41. 「ラーメン革命の結末! 麺界の新時代

42. 「パスタ探偵の挑戦! 難解な事件の解明」

43. 「麺道の頂点! 最強のライバル対決」

44. 「うどん伝説! 魂の麺を求めて」

45. 「焼きそば疾走! 命を懸けた追い求める先に」

46. 「カップヌードル終戦! 終わりなき麺の戦い」

47. 「麺の絆! 友情努力が生んだ奇跡

48. 「人類麺類! 麺愛に溢れた最終回

2023-06-02

今のコンテンツって昔より難解なもの多くない?

いろんな文脈を抑えなきゃいけないコンテンツが多すぎない?

チェンソーマンなら元ネタ映画がたくさんあるとかさ、文豪ストレイドッグスなら作家知識がいるとかさ。

ここでこのキャラがこの本(実在の本)を読んでいるのはこういう意味があって~とかさ。

ここでこの曲(昔流行った曲)が流れるのは流行った当時の時代状況を踏まえていて~とかさ。

なんか教養必要とされるもの多すぎん?

ぼっちざろっくも昔なら日常系に分類されるような作品だけど、ガチガチにそういう文脈入れ込んでるよね。

なんかおかしなことになってる気がするよ。

こんなんライトユーザーはついてこれへんやん。

表面上は流行っているように見えて、オタクしか騒いでない作品ばっかりになってきてるよな。

どう思う?

2023-05-14

anond:20230514174344

日本語が難しいのではなくお前がハッタショなんだと思うぞ

したことかいてないし難解な構成言い回しもない

これくらいに広がった文の趣旨をお前の脳のメモリではつかむことができないって言うそういう障害

 

ネット障害呼ばわりするとすぐ煽り勘違いされるけど

こんなんリアルでは言えないかネットで言うんやろ

そんなに珍しくないけどまあ障害だよねみたいな人はウジャウジャいる

君も知能や発達の検査を一回受けてみるのは悪くない

2023-05-06

[] 『刃ノ眼』の魅力を言語化してみる

すごい久々にここで書くなあ。


少年ジャンプ+には「インディーズ連載作品」というカテゴリがあり、いわく「ジャンプルーキー!」というアマチュア向け漫画投稿サイトの「連載争奪ランキング」で人気の作品が連載されるらしい。はてなでも人気の『ラーメン赤猫』なども、元はこのカテゴリ作品だったけ?

そんなカテゴリ最近始まったのが『刃ノ眼』である。他のインディーズ連載作と比べて明らかに“ローコスト”な絵、読んでいるだけで“むず痒い”作風一見すると「これがジャンプルーキー!で人気なのか?」と思ってしまうほど。絵は自分でも描けそう、ストーリー設定も目新しさを感じない。しかし本作には“独特な魅力”がある、と私は思う。

本格的な“中ニ病が描いた漫画っぽさ”

本作の魅力を一言で表すなら、「全体に漂う“中ニ病が描いた漫画っぽさ”」にある。これは「中ニ病にウケそうな漫画」という意味ではない。それだったら、より実力も知名度もあるクリエイターたちによる既出作品の方が圧倒的に面白いだろう。『刃の眼』は、そういった既出作品を嗜んできた思春期若者が、自分ノートに思うまま書き連ねたような“青臭さという概念”を希釈なく形にしているといえる(漫画としての体裁は整えつつも)。

まず、全体的に“作り手の照れ”を感じさせない。主人公性格言動能力はどれも中ニ病イズムに溢れているが、それを「これはさすがにアレかな」とか、「このあたりで帳尻合わせとくか」みたいな自重ほとんど感じられない。しかし、ここで下手に照れてしまうと、かえって凡庸作品になってしまうだろう。

次に“絶妙に絵がローコスト”なこと。お世辞にも美麗とはいえない絵だが、5W1H(いつ、どこで、誰が、何を、なぜ、どのように)は分かるし、構図とかは意外とちゃんとしている。

更に“ボキャブラリーが多くない”ことで読みやすくなっている。中ニ病といえば、難解な漢字や無理な当て字を多用するイメージがあるが、そういうステレオタイプを抜きにすれば中二病の語彙力はあくまで中ニレベル。そんなに凝った言い回し言葉選びはしないのだ。

次の項目からは本作の1話感想と合わせて、その“っぽさ”を語っていく。

1話だけでも分かる魅力

1ページ眼は、“自分は異常だ”と、“何か特別な力”を持っていると語る主人公モノローグから始まる。理想的スタートダッシュといえよう。

そして、次から早速その力に目覚めた主人公の、ありがちな能力説明から能力に目覚めるまでの激的なエピソードなんてものはなく、「主人公は、刃を生み出せる眼を持ってます」というタイトル回収をさっさと済ませる。最初から飛ばしすぎかと思われるかもしれないが、これは作者の中で「主人公は刃を生み出す能力を持っている」というのが大前提にあり、それを描きたい欲求が先にあるからだろう。そのために起承転結とか序破急とか、丁寧な構成をやろうとすると描いてる側が楽しくない。


次に主人公戦闘狂に目覚めた際のエピソード能力に目覚めたとき特にエピソードがないのに、こっちには用意されている。作品説明には「ある事件きっかけに自分戦闘狂だと気づいた彼女」と書いているが、それほど大したエピソードではなく、主人公学生同士の喧嘩を見て思わずくそ笑むだけ。

だが、そこで笑っている主人公に対し、クラスメートが「恐い」とわざわざ言っていることがポイント喧嘩興味本位で見ている輩なんて実際いてもおかしくないが、ここで第三者に「恐い」と言わせることで主人公の異常性に説得力を持たせたい……という意図が見えることが面白い(そんな主人公性質を「戦闘狂」という表現に収めるボキャブラリーも含めて)。


そして、ここからが本作のスゴさを実感する展開で、なんと主人公はいきなり空手道場に通い、しかも2ヶ月でマスターしてしまう。そんな主人公を見て、「天才」だとか「ダイヤの原石」と月並み感想を述べる師範。そんな師範を尻目に、今日限りで道場に通うのをやめる主人公。そんな調子で、その他の武道マスターしていく主人公。当然、これは主人公の異常性をより際立たせるための一幕であり、その後の戦闘シーンに多少の説得力を持たせるための下地作りでもある。

そこから主人公自分の求める戦いのために研鑽を積んでいき、自分自身で「完成した」と実感するに至る。それはいいのだが、後のエピソード主人公と同様の能力者が出てくるあたりで詰めの甘さが垣間見えるのもポイント。その能力者は主人公の知らない能力の使い方をするのだが、実際は大して意外性のない使い方。小さい頃から能力に目覚め、戦闘の才能もあり、それなりに修行もしてきた主人公がこれくらい独学で身につけられないのは如何なものか、「1話でお前“完成した”とか言ってたのに何なの?」と思われるかもしれないが、これにも理由がある。

主人公空手を学ぶ場面で、相手のやってる技を数回見ただけで完コピできることを語っているのだ。つまり、これは「主人公相手の出す能力を全ていなした挙句自分のものにしてしまう展開」をやるためだろう。筆者がこれを書いている時点では、まだその展開になるかは知らないが憶測に基づいた状況証拠は揃っている。


そして準備万端となったところで、主人公の初死闘。身元を隠すために狐の仮面マントっていうのが、もうね。そして嬉々として闘いに身を投じる主人公。絵がローコストから「『こいつ、やべえぜ』って思わせたいんだろうな」って俯瞰してみてしまう。

銃に対処するシーンも理屈けがシンプル。誰しも「自分だったら銃相手には、こう対処してやる」って想像をしがちだが、まさにそんな感じ。そんなこんなで無双しまくり、2年後には有名な戦闘狂として君臨していましたとさ。これで1話


「私には超自然的な、特別な力があります」 ⇒ 「私の性格は異常です」 ⇒ 「私には並外れた才能があります」 ⇒ 「そんな私にふさわしいステージがあります」というのを自重せず、1話内に凝縮させている。でも読みやすい(人によっては読んでて居た堪れなくなるかもしれないが)。

このストーリー構成と設定で、お世辞にも綺麗とはいえない絵で描かれた漫画。そんな漫画ジャンプ+で読める。この体験含めてスゴいと思ってしまう。遠まわしな貶し記事と思われるかもしれないけれども、本心からこの『刃ノ眼』はスゴいと思っている。誰にでも描けそうにみえて、誰にも描けそうにない。あえて表現するなら「未完成であるが故に完成された」作品だと思う。作者がどこまで意識的にこの作品を描いているか知らないけれども、天然ならスゴいし、意図的ならそれはそれでスゴい。

2023-04-12

anond:20230411151448

頭の悪い俺には意味のわからない文章だったのでGPTにまとめてもらいました。

ちなみにGPT-4の枠を大量に使うくらいには、難解な文章でした。

こんなメール対応したくない。

2023-03-25

クオリアに関するChatGPTの見解

ChatGPTへの質問

クオリア問題はChatGPTで説明がつく - きしだのHatena

https://nowokay.hatenablog.com/entry/2023/03/24/085144

 

ChatGPTからの回答

クオリアは、人間が持つ感覚的な経験や知覚に関する難解な問題です。

具体的には、例えば物体の色、味、匂い、音など、私たちが感じる感覚がどのようにして私たち意識に現れるのかということを問題としています

 

ChatGPTは、自然言語処理の分野で、大量のデータ学習して自然言語に関する問題に答えることができる人工知能モデルです。

ChatGPTは、単語や文の意味について多くの情報を持っていますが、クオリアのような感覚的な経験については、その根源的な理解を持っていないと考えられます

 

ただし、ChatGPTは、確率的な候補を生成することで、単語や文の選択肢提示することができます

この候補の生成過程は、私たちが感じるクオリアのような感覚的な経験に近いものかもしれません。

しかし、ChatGPTが出力する候補は、あくまでも確率的なものであり、人間が感じるようなクオリアのようなものではありません。

 

総じて言えることは、クオリア問題は、まだ解決されていない難しい問題であり、ChatGPTのような人工知能モデルでは、それを完全に理解することはできないということです。

2023-03-23

AIが高度過ぎて、導き出した回答を人間理解できない問題

噂のBing AIで遊んでみた。

まずは軽いジャブ。

エリツィンとフリチン、あぶない人はどっち?

「フリチン」という人物は見つかりませんでしたが、ボリス・エリツィンは、ロシアの初代大統領であり、1991年ソビエト連邦崩壊した後のロシア政治を主導しました。彼は、民主主義市場経済を推進することで知られていますが、彼の政権は腐敗や不安定さに苦しんでいました1。一方、現在ロシア大統領であるウラジーミル・プーチンは、KGBの元エージェントであり、1999年大統領就任しました。彼は、ロシア国家主義強硬姿勢を掲げており、ウクライナ侵攻などの問題国際社会から非難されています2。

1: wikipedia.org 2: nikkei.com

ん、もしかして軽く説教されてる?

その後も歴史問題について色々質問してみたがどれも常識的な回答が返ってくるので、ホッとしつつ変化球を一つ投げてみたんだ。

ダジャレを一つ

すると

「魚は魚でも、あなたの魚は私の魚じゃない」

という難解な回答を寄こしてきた。

たいへん困ったことに、これのどの辺がダジャレなのか、さっぱりわからん

これ、「AIが高度過ぎて、導き出した回答を人間理解できない問題」の一例なんじゃないかと思う。

今はダジャレという遊びの範囲で済んでいるが、そのうち実生活のアレコレについてAIが答えを返すようになった時、AIがその答えを導き出した理由人間理解できないということが将来起こりうる。そして、理解できる・できないに関わらずAIの言う通りに行動するのが最適解なので、もはや理由を考える必要もなくAIの言う通りに動いていればよいと皆思うようになる。

怖い。なんか怖いよ、これ。

「雨の中、傘を差さずに踊る人間がいてもいい。自由とは、そういうことだ」

その踊っている人間は、AIの指示通りにしているだけかもしれない。であるならば、自分のしていることの意味理由もわからないまま行動する彼に自由はあるのだろうか?

2023-03-13

勝負師羽生善治

 第72期ALSOK王将戦7番勝負は、藤井聡太王将羽生善治九段を4勝2敗で破り、王将位の防衛を決めた。本当に、本当に面白かった。手に汗握る、ヒリヒリするような名勝負連続名実ともに歴史に残ることとなったこシリーズを振り返っていきたい。

 棋士は「勝負師」「研究者」「芸術家」の顔を持つ。そう唱えたのは永世名人谷川浩司である。この3要素は、どれか1つが10割というものではない。一流棋士は、これら全ての要素を持ち合わせ、盤上において切り替えながら戦っていく。それが、一流棋士の一流棋士たる所以である。そうはいっても、棋士によって個性、より強く出てくる要素というものは確実に存在する。私見だが、藤井聡太にとってのそれは「研究者」、羽生善治にとってのそれは「勝負師」だと考える。そして、羽生の「勝負師」としての側面が、何よりもこの番勝負を白熱させたように思う。

 6局が指された番勝負で、羽生勝利した第2局と藤井勝利した第5局は特に名局だった。第2局は羽生の先手番で相掛かり。59手目、盤上のそっぽに放たれた金が驚きの一手。どこから飛び出てきたのかという異筋の金打ちだが、浮かび上がってくるとこれがべらぼうに厳しい。簡単に指せる一手ではないが、羽生はこの手をノータイムで着手。凄まじい事前準備、乾坤一擲番勝負に懸ける決意をみた一手だった。しかし、この一手だけでノックアウトされる藤井ではなく、将棋はその後も難解な進行を辿る。羽生の本当に凄かった一手は、その後の銀打ちだ。盤上の中央で威張る藤井の馬にアタックする一手。理屈としては分かるが、それにしても怖い。この手を指すと、自らの玉頭に風穴が空く。無傷では済まされない変化だが、それでも羽生は果敢に飛び込んでいった。対する藤井、「許さん」とばかりに猛攻に出る。銀をかち込み、馬と角の睨みで羽生玉を一気に仕留めにかかる。危険まりない羽生玉だが、ここでほとんど唯一といってよい、絶妙な凌ぎの手順が存在していた。そして、羽生はそれを読みきっていた。これが本局のハイライト藤井の猛攻を正確にかわし続けた羽生が、シリーズ勝利ものにした。何という勝ち筋か。銀打ちの一手は、藤井をこの変化に誘い込んだ渾身の勝負手だったのかもしれない。羽生最後に放った香車は唯一の正解手である。持ち駒も打ち場所も多いが、ここにこの駒を打たなければ助からないのだ。傍目には怖すぎる変化にも果敢に飛び込んでいった勇者羽生投了図は、勝負師が生んだ最高の芸術であり、羽生の名局である

 第5局は藤井の先手番。戦型は羽生誘導して横歩取りとなった。飛車角が空中を乱舞するスリリングな戦型で、かくして本局も華々しい展開となる。激しいやり取りがあり、羽生陣は空中分解の寸前。玉が露出し、またしても危険まりない状態となった。戦況は藤井有利から優勢へ。このままじっくり勝ちを固めてもよさそうなところだったが、本局の藤井アクセル全開。防御を完全に放棄する驚愕の手順で、一目散に羽生玉に襲い掛かっていった。このまま押し切れば藤井の快勝譜だったが、その先で羽生が放った金が受けの妙手。藤井の攻めから逃れるために作った即興の囲いだが、この懐が妙に深い。アクセル全開だった藤井の手はパタリと止まり、戦況は混戦へともつれていった。本当に、妙なところに懐はあるものだ。将棋の奥深さ、恐ろしさ。羽生がどこまで狙っていたのかは分からないが、藤井の快勝に思われた一局は一気に混迷を深めていった。形勢は逆転し、むしろ羽生がよくなった局面もあったようだが、あまりに難解で、羽生はこれをつかみきれなかった。最後藤井が抜け出し、シリーズを一歩リードする3勝目。攻めの藤井と受けの羽生。互いの特徴がよく出た名局で、深淵羽生の受けは藤井の手をも止めさせた。藤井にとっては薄氷勝利だったといえるだろう。

 最終的には、4勝2敗で藤井が制した番勝負しかし、星の差以上に競っていた、紙一重局面が多かったように感じる。ここで冒頭の話題に戻るが、これは「研究者」と「勝負師」による名シリーズだったように思う。藤井は「研究者」。盤上の真理、最善を追求し、そのためには持ち時間を一気に注ぎ込むことも惜しまない。相手の戦法は全て受けて立ち、相手によって戦い方を変えるということをしない。横綱王者の戦い方である。一方の羽生は「勝負師」。もちろん将棋研究も超一級品には違いないのだが、羽生相手によって戦い方を変えることも多いように思う。相手を見て、その相手有効と思われる勝負手を果敢に仕掛けていく。勝負への抜群の嗅覚であり、勝負勘。「羽生マジック」と呼ばれる絶妙手の数々はまさにそれで、時には善悪を超越した一手で勝利をつかみ取ってきた。そして、本シリーズでもそんな「勝負師」としての一面を遺憾なく発揮した。特徴的だったのは羽生の戦型選択である。今期の藤井は、先手番で圧倒的な勝率を誇り、なんと一時は28連勝を記録。特に角換わりは絶対的エース戦法であり、付け入る隙がないという強さを誇っていた。これを踏まえた羽生は、後手番で戦型を工夫していく。第1局は一手損角換わり、第3局は雁木、第5局は横歩取り。苦しいとされる後手番で、羽生藤井絶対的エース戦法を避け、様々なコースボールを散らすことを選択した。何を投げるかというところから勝負は始まっている。球種の多さで、狙いを絞らせない。羽生勝負術は、「次は何を繰り出すのか」と将棋ファンを魅了し、この番勝負を白熱させた。もちろん、角換わりを避けたからといって簡単に勝たせてくれる藤井ではない。どこにボールを投げてもその応手は的確で、結果として羽生藤井から後手番で白星を挙げることはできなかった。それでも、羽生が後手番で繰り出した3種類のボールはどれも見応えがあり、複雑なねじり合いを生んだ。後手番で必死に食らいつきながら、先手番の2局では会心の内容で勝利をもぎ取った。心から、素晴らしい番勝負だったと思う。

 防衛を果たした藤井王将は、羽生九段との番勝負について問われ、「羽生先生の強さだったり自分課題を感じたところがあった」と振り返った。藤井インタビューで対戦相手名前を出すことは非常に珍しい。なぜなら藤井は、前述のように盤上の真理を追究するタイプであり、対戦相手がどうこうというタイプではないかである。今回、藤井が「羽生先生の強さ」と述べたのは、それを肌で強く感じたところがあったのではないかと推察する。羽生の強さ。すなわち、勝負術であり勝負勘。これまで何度も目にしてきたつもりだったが、本シリーズではその真骨頂を見せられた気がした。そんな羽生相手防衛を果たした藤井王将のことを、心から讃えたいと思う。

 五冠を堅持し、さらなる頂に向かって突き進む藤井王将将棋界の絶対王者であることは全く疑いようがない。その他の棋士は、極めて厳しい戦いを強いられている。しかし、厳しいからといって戦うことをあきらめてしまえば、その時に将棋界は終わる。今回、52歳の羽生がこれだけの戦いをみせた。勝負を仕掛けた。このことが、将棋界に良い化学反応を起こしてほしいと願う。選ばれしプロ棋士たちには、藤井という絶対王者に対し、果敢に「勝負」を仕掛けていってほしい。必死に戦い続けてほしい。そのように願う。

 羽生さん。敗れはしたが、あなたは本当にかっこよかった。藤井王将は、その勝負術に正面から触れ、この番勝負で吸収した。今後は「勝負師」としての要素も強め、さらに手が付けられなくなるほど強くなるのではないか。そういう確信に近い予感がある。それでも言う。さらに強くなった彼に再び挑むのは、あなたであってほしい。

2023-02-26

最高難度の日本大学入試対策英語問題集(いわゆる英語長文問題精講)は、ネイティブスピーカーにとってもかなりの難易度であると考えられます。これは、問題集日本人向けに設計されており、一般的英語文章とは異なる書き方や構造が含まれている可能性があるためです。

例えば、日本語と英語文法表現の違いに基づいて問題が設定されていたり、長文が複数アイデア概念統合するように書かれていたり、難解な単語専門用語が頻繁に使用されていたりする可能性があります。このような文章を読むことは、ネイティブスピーカーにとってもかなりの挑戦になるでしょう。

ただし、日本人が英語の長文の問題集に取り組むときとは異なり、ネイティブスピーカーは通常、興味や関心を持つテーマに関する本や記事を読むことが多いです。そのため、問題集を読むときとは異なる感覚を抱く可能性があります。ただし、専門用語や複雑な文章構造を含むテキストを読むという点では、学術的な論文書籍を読むときに似た感覚を抱くことができます

2023-02-25

ぼくが囲碁を完全に”理解(わか)る”まで

はてな囲碁関連のブクマトラバを見ていると必ず

囲碁理解できない、どう打ったらいいかからないというコメント散見される

そこで自分囲碁を完全に理解するまでにどのような過程・経緯を辿ったのか、経験を記したいと思う

なおここでいう"理解"とは神の如き視点ではなく

プロの対局などを見て狙いや見どころがなんとなくわかって楽しめる

という定義とする

自分田舎ゆえに教室師匠もなくほぼ独学だけで上達したので、独学で上達したい人には参考になるはずだ

もちろん教えてもらう環境にある人はどんどん教えを請うのもありだ

囲碁との出会い

囲碁との本当の意味での出会い唐突だった。

NHKで対局シーンを見たことはあったが、何をやってるのかわからないし

白と黒を使っててオセロっぽいのにどうやらオセロじゃない、盤面が木の定規みたい、とても奇妙なゲームに思えていた。

そしてそのわからなさは自分にとって不愉快だった

このゲームがなんなのか、とても盤面からルール類推できなくて、自分にとって理解できないもの不愉快だった

オセロっぽいのにオセロじゃないなんか得体の知れない気持ち悪いゲーム

それが自分にとっての囲碁だった

途中、小学生の時にヒカルの碁ブームもあり友達が一人ハマっていたがやはりルール説明されてもよくわからなかった

おそらくその子もわかってなかった

囲碁ルールを知ったのはずっと後のことで、15歳の時だった。

たまたま入門書本屋で見かけた。

自分囲碁ルールをとても難解なものだと思っていたので入門書の薄さにまずびっくりした。

勝手囲碁の入門者は六法全書のような難解な厚さだと思っていた

手に取ったのは梅沢由香里・著『よくわかる・すぐ打てる みんなの囲碁入門』

まりの薄さに興味を惹かれ、よくわかる、すぐ打てる?嘘つけと思い立ち読みしてみると

しかルールが少なく簡単ですぐ読めそうだったので、子供の時分からからなかった囲碁をとうとう知る時が来たと

本を買ってその日のうちに読み終えた。

自分囲碁というもの勝手に極限にルールが複雑なものと誤解していた。

囲碁ルールの単純さと、その単純で最小限のルールから導かれる二眼の生きや手筋などの美しさや不思議さに感動を覚えて、囲碁についてもっと色々知りたくなった

その日以来、途中ブランクはありつつも20年来の趣味となっている

詰碁

入門書の次に買ったのは詰碁だったと思う

買ったのは石田芳夫・著『囲碁 基本の詰碁 初段・1・2級』

基本というタイトルに釣られて買ったがよく見ると初段~2級と書いてあった

入門者の自分にできるのかと思ったが意外と解けた

この詰碁をやることで「急所」というのがなんとなくわかるようになった

ウチ欠き、ホウリコミなどの手筋も覚えられた

考えてわからないものはすぐ答えを見ても問題なく、囲碁における変化のパターンを知ることが重要

シンプルシリーズゲームで特訓

ルールを覚えたはいいが実践相手がいない。

周りに打てる人はいないし田舎なので教室とかもない

囲碁世界を知らないのでネット碁があるという発想もなかった

そこでまずゲームを買うことにした

SuperLite 2000シリーズ囲碁

http://www.success-corp.co.jp/software/sl2000/igo/

COMと9路盤で繰り返し対局することで2線のハネツギのあとは守らないと切られて取られることや

こうなったらこうなるという失敗の定型パターン学習できた。

当時のコンピューターは激弱だったのでそこそこ勝てたが、19路になると茫漠としていてどう打っていいのかわからなかった

知識が不足しているらしい

いろいろ本を買い漁る

9路盤が打てるようになっても19路となると途端にわからなくなったので棋理や格言などが書いてある本を買った

ことわざ格言で強くなる!! マンガ囲碁必勝法

囲碁に強くなる本』菊池 康郎

・隅から辺、辺から中央へ打ち進める

・実利と厚み

囲碁十訣

・その他格言や手筋

読む前よりはなんとなく19路の考え方をつかめたがやはりこれだけでも足りなかった

特に囲碁格言はケースバイケースで字面通り実践しても逆にひどい目に遭い役に立たないことが多かった

ツケにはハネよ

ハネにはノビよ

二目の頭見ずハネよ(見てる暇あるならさっさとハネろ)

ここらへんを鵜呑みにしたら大変なことになった

NHK杯でプロの対局、解説を見る。棋譜を並べる

日曜お昼のNHK杯とその前の囲碁講座は欠かさず視聴した

棋譜NHK杯のテキストや、秀策など江戸時代棋譜を買って並べた

見ているうちに自然と頻出する定石や変化、筋が知識と入ってくるようになったり

徐々にいい形や勘所がわかってくるようになった

KGS2ch棋院を知りネット対局デビュー

ダッシュ囲碁(現・東洋囲碁。旧タイゼム)で対局をしたこともあったのだが、いかんせん当時は有料だったので高校生自分には荷が重かった。

本格的にネット対局をしだしたのはKGS2ch棋院を知ってからだった

KGSがよかったのは無料であることと、部屋という独立したチャット部屋のあるコミュニティ機能があることだ

当時の2ch棋院は人が多く賑わっていて対局したり色々教えてもらった

当時は他にもiGO棋院など有力な対局サイト複数あり、そこそこ人も分散していて使い分けていた

VIPでも囲碁スレが立っていたりしてiGo棋院が現役のときはたしかVIP囲碁部の活動はiGo棋院で行われていたと思う

現在VIP囲碁部もKGS活動している)

当時特によかった教材

その後とても優秀な棋書と出会い一気に棋理に明るくなった

おそらく19路を打つための指針・棋理で一番上達に役立ったのはこの2つかもしれない


依田ノートで生きている石の近くは小さいことや、序盤の手の価値の大小を知った。

厚みに近づくなというのは前述の『ことわざ格言で強くなる!! マンガ囲碁必勝法』にも書いてあったことだが

その真の意味するところを知ったのはやはり依田ノートのおかげだろう

その後

その後はしばらく休んだり再開したりを繰り返して今にいたる

不思議もの囲碁は一度離れてまた再開すると悪い癖が抜けて

再開してしばらくは忘れていて前より弱くなるが、少し慣れてきて新たにいろんな知識を身につけると前より強くなりやす

復帰した後のほうが確実に前より強いのを実感している

また自分で打たなくてもプロの碁を眺めてるうちにいろんな知識が入ってきて勝手に強くなる

オススメする教材

囲碁を覚えるまでにこんな過程をたどった自分だが、自分経験からショートカットオススメするなら以下のようになる

自分が覚えた当時より格段に覚えやす環境になっている

動画SNSアプリ活用することで自分習得したスピードよりはるかに速く"理解"できることだろう

入門

ソシャゲとかが好きな人は『囲碁であそぼ』(iOS/Android)がいい

https://www.nihonkiin.or.jp/news/release/_1220.html

ただ幼児向けな部分が強く、設問が丁寧すぎるので、要領のいい人には簡単すぎてまだるっこしく感じる

そういう人は普通に入門書を一冊読んだ方が早い

書籍(棋理)

この二人の他の著書もオススメ

問題
Youtube

など

コミュニティ

碁会所などのある都市圏にいる人は実際の教室指導碁、囲碁イベントなどに行ってみる事もオススメする

実際の碁盤で打つのパソコンポチポチしてるより100倍楽しいし仲間ができて交流にもなる

ゲーム

純碁は初心者向けに簡略化されたルールで、オセロのように置いた石の数のみを競う。得点のために石を埋めていく過程で死活も理解できるようになるので入門にはオススメだ。

上の3つで小路盤になれたら『みんなの囲碁』や『JustGo』で19路のスパーリングをするといいだろう

『みんなの囲碁』では9子置かせて始めて徐々に石を減らしていくのが良い

『JustGo』にはパワプロサクセスモードのようなプロ棋士として出世していく「キャリアモード」という一人プレイモードがあるので、COM対戦が好きな人にはオススメだ。名局観戦や問題集、AI解析なども充実している。実写と見紛う美麗なグラフィックも見どころだ

https://store.steampowered.com/app/1862520/_/

対局した後わからないことがあれば棋譜晒し増田Twitterで聞こう、囲碁タグをつけてつぶやけば誰かが教えてくれる

Gokibitzというサイトもあり、そこに棋譜を上げると外国人勝手に怒涛の添削をしてくれる https://gokibitz.com/kifu

その他読み物ガイド

囲碁・観る碁ガイド

anond:20230219005329

ぶっちゃけ囲碁は観てるだけである程度勝手に棋力は伸びるので観る碁をするのもいいだろう

囲碁は有限

anond:20230212190914

囲碁に於ける作戦や考え方を記した

今すぐにはわからなくても頭の片隅に入れておけばいつか、あーそういうことかと合点の行く日が来るはず

コメ返

> 死活がぜんぜんわからない。生きてる所の盤面が自陣の色に変わったらわかりやすいのかもしれないけど。

あるよ

https://colorgoserver.com/

https://goiro.net/

2023-02-18

anond:20230218155030

ペレリマン論文だって数学なのに物理概念が出てくるほど独特で難解なのは疑いようもないがそれでもポアンカレ予想が正しいということについてちゃん担保にたる数の査読誌に認めさせたわけだよね。

ペリルマン論文よりIUT理論特別難しいとは思えないんだがどうなんだろ。ペリルマンがやってきたような説明努力について望月甘ったれてるだけと思う。

2023-02-09

anond:20230208192151

後悔する

後悔できる

に変わっただけで難解な文になってスッと入ってこなくなるのは日本語の妙

2023-02-03

囲碁十段戦挑戦者決定戦が稀にみるすさまじい戦いだった

囲碁十段戦挑戦者決定戦が稀にみるすさまじい戦いだったので語りたい。

家元十段(25)への挑戦者を決める十段戦挑戦者決定戦は囲碁界の覇者本因坊文裕(井山裕太)(33)と静かに燃える獅子・芝野虎丸名人23)の戦いとなった。

(許家元十段と虎丸名人は令和三羽烏と呼ばれる三強のうちの一人である。もう一人は一力遼棋聖(25)(河北新報御曹司であり記者))

この碁がすさまじかったので碁がわからない人にもこの碁の凄まじさを伝えたい。

棋譜https://igo-kifu.com/kifu/97893

中盤、踏み込まなかった文裕

中盤、白がAI評価値上ではリードしていた。

通常自分が劣勢と思っている側は相手の地へ深く踏み込むのだが、黒番の文裕は踏み込まず、この手で足りてますよという、ヨセ勝負淡々とした手を打った。(ヨセとは陣地の境界を定める終盤のフェイズのことである。)

これは普段全面戦争を辞さない最強手を打ち続ける文裕の棋風らしくない手で、形勢判断を間違えているのか、文裕らしくないという事がチャットで囁かれていた。

しかし、その後形勢が接近、逆転し細かいヨセ勝負となり文裕の形勢判断にぬかりはなかったと手のひらが返った。

伏線

見どころは上辺の黒地へ白がハネ出しと呼ばれる、相手の地を削減するために相手の地のラインを少しはみ出す手を打ったところから応酬だ。

この手には伏線があり、右上で白がハサミツケを打ったところから戦いは始まっていた。

https://youtu.be/zzJ-8YiNCl8?t=24444

ハサミツケとは相手の石を挟むように、相手の陣地側へ踏み込んで打つ手のことである

この手はこの近くに、なにかこの手と連携した手段がある時に打たれる手で、何もなければ黒に遮られると相手の陣地へ持ち込みになって損してしまうだけの手になるリスクのある手だ。

黒は白に手段があると読めば損しないために相手を味方の地点へ繋がらせてあげるのだが、形勢が接近している時にはそういう手は相手一方的に得をさせてしまうため、打ちたくない。

この時点でAI上での形勢は0.5目差、つまり半目勝負であり、一切の妥協もできる状況ではなかった。黒は最強に頑張って下がった。(相手の味方への連絡を遮った)

まり黒は上辺に白からの手はない、上辺に何かイチャモンをつけてこられてもギリギリ耐えていると読んだのだ。

素人目には逆に黒だらけの上辺は白から手になるような筋はないと見えて、ラッキーと即下がるが

相手は虎丸名人であり、相当な読みの上で打たれたハサミツケを妨害する下がりの手は相当慎重に先の先まで読んだ上でないと打てない手だ。

そして切られた決戦の火蓋

そして、いよいよ決戦の時間、前述した上辺のハネ出しが来た。

https://youtu.be/zzJ-8YiNCl8?t=24869

この手も相手側の陣地へ石を打ち込む非常にリスクのある手だ。

白はここではハネ出さずに、あるいはハネ出した後にすぐ繋いでお互い温厚に行くルートでも勝てる見込みがあった。

しかし、ハネ出した後に下がり、もしこれで手にならなければそのまま相手へ石をプレゼントしてしま状態になる妥協なしのハイリスクハイリターンな手を選んだ。

先程の右上のハサミツケからコンビネーションで、相手の腹中に味方の白石が居る"味"を見てこのハネ出しを手にしようという狙いだ。

黒も白の言い分を通して相手自分がお互いに接続するという安全な手を選べるが、形勢が悪いので黒も、白を分断するという危険な賭けを断行するしかない。

こうしてお互いに手になれば勝てる、ならなければつぶれて即負けるかもしれないという超ハイリスクルート突入した。

ここから長手順のお互い一歩間違えたら即負けというギリギリの綱渡りの攻防が始まった。

素人目には白が手にする手段はないと思われたが、白は難解な手順を尽くしてなんとかお互いの石の生死をかけた二段コウと呼ばれる形に持ち込むことに成功する。

上辺のハネ出しから二段コウになるまで実に40手ほども一手間違えれば攻め合い負けて即ツブレというギリギリ応酬が行われた。

この二段コウまで見越して右上のハサミツケから上辺のハネ出しを打ったのならとてつもなく恐ろしい読み筋だ。

https://youtu.be/zzJ-8YiNCl8?t=26984

白に二段コウにはされたが、並の打ち手ならここまでの白の応酬でとっくに黒地が崩壊していた。

黒番・本因坊文裕はなんとか持ちこたえて自分側の有利な二段コウで耐えしのいだとも言える。

この時点で黒の評価値は90%以上となっていた。AIはこの二段コウを黒有利と判断していた。

コウとは

コウというのはお互いの石を永遠に取り合える形で、千日手にならないように石を取られた側が一度別の場所へ打たなければならない。

そして相手が受けてくれて自分の手番になればコウを取り返せる。

これをコウダテと言うが、このコウダテの手は自分がコウに勝つために相手が受けざるを得ない場所へ打つ必要がある。

受けざるを得ない地点というのは、相手がコウダテを無視してコウを連打で解消した場合に、自分がコウダテの地点を連打したほうが地が大きくなる地点だ。(お互いに連打部分で得た陣地の差し引き計算

このコウダテとなりうる地点のことをコウ材と呼び、このコウの材料の数によってコウの勝敗が決まる。(コウ材の単位は1コウ、2コウ)

コウは、コウに負けた側はコウダテの地点を二手連打することになるので、お互い2手連打し「振り替わり」と呼ばれる壮大な地形の変化が起こる。

このフリカワリの妙、ダイナミックさも囲碁面白さであり魅力だ。

そしてこのコウが二つ連なっていて1回のコウの解消では解消しきれないのが二段コウだ。

この碁は二段コウの見本となるようなものすごい駆け引きを見せてくれた。

二段コウの争いの行方

この碁は碁形的に黒にコウ材が多く、黒が勝つものと思われていた。

(黒には相手白石を抜いた部分があり、石を抜くと相手からの利きが少なくコウに強い形となる)

しかし二段コウの複雑さが状況を覆した。

さきほどの説明の通り、通常のコウならコウに勝つためにはコウダテを打つし、コウダテは2手連打した場合を想定した時に相手より上回る地点へ打てばいい。

しかし二段コウならではの駆け引きがあった。

二段コウでは二段目のコウを取っている側は、相手にコウを取られてももう一段分コウで踏ん張る猶予があるので、

「あえて」コウの1つは譲って、「あえて」コウダテを打たずに、相手からのコウ材となる部分に先着して手厚くガードしてコウ材の数を減らすという手が打たれたのだ。

また通常2手連打分を想定するコウダテも、二段コウなら3手まで連打できる場所もコウ材となった。(右下270手目)

通常は打たれない緊急手段である、損なコウダテとなる損コウと呼ばれる手も、コウ部分に勝つことが大きいために打たれた。

この複雑な攻防の読みを頭の中だけで行うのはどうやらトッププロでも難しいらしく、この駆け引きによって白は黒番・本因坊文裕のミスを誘い逆転した。

文裕は右辺のコウダテで下側から放り込んでいれば2つのコウ材になった部分を、右側から放り込んでしまったためにコウ材を1つ減らし、コウ材の数が逆転し、形勢も逆転となった。

白の虎丸名人が自ら作った二段コウを見事に活用した形となった。

https://youtu.be/zzJ-8YiNCl8?t=28776

囲碁自分が思ってたよりさらに奥深かった

このコウ争いの真っ最中にコウ材の数を変化させる攻防は普通のコウ争いでは中々見られず、二段コウならではの難解で非常に見応えのある戦いだった。

囲碁20年で囲碁の奥深さを十分知っているつもりだったが、ここに来て囲碁さらなる奥深い一面を知ることとなった。

正直、囲碁がわからない人に図説もなしの文章だけですべて伝えられたとは思っていない。この駄文だけでわかったら天才

しかしながらこの千変万化の攻防、千変万化の駆け引き尋常ならざる面白さはもっと多くの人にぜひ知ってもらいたい。

囲碁の変化の奥深さ、神秘性、面白さを改めて知った一戦だった。

囲碁を覚えて奥深さに触れてほしい

いま囲碁を始めるならここらへんがオススメだ。囲碁をある程度覚えたあとに改めて今回紹介した一戦をぜひハイライトから見てほしい

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2023-01-28

難しいことを簡単説明するのが知性だ。

難しい言葉説明するのは間違っても知性の印にならない。

樋口ベストセラー本は言ってるが。

その理屈だと難しい言葉説明してるだけでなくそのこと自体によって賢く見られたい人に「難しい言葉説明すると賢く見えるんだ」と思わせる難解な思想書の著者は知性がないだけでなく知性ない人を生み出す元凶ってことになるんだが。

奇しくも彼らの著書がお前みたいな予備校講師仕事道具でもあるんじゃないか

矛盾しすぎで草だわ。お前は難しい本を書く人を肯定するのか否定するのかよどっちんだよ

当然個人的にはものものしい言い方とかしてるわりに中身が空疎ってのはだめだと思う。

中身がすかすかと思われないよう表現レベルも落とすべきだわ。饅頭一個を段ボールに詰めておくってもしょうがないようにな。

だけどあれはい大人が読むマルクスとか孔子とかも視野に入れて言ってるんだからそれをやさしく説明できずに受け売りするのが馬鹿だって言うなら難しい表現をしてる著者当人たちも当然馬鹿ってことになるしかないよな。

なんだよ受験馬鹿文章を読まされてるのかってなる。いよいよこっちが頭おかしいのかと思うぐらいわけわからなってくるわ

2023-01-25

韓国料理名って難解なの多くね?

サムゲタンはまあ覚えやすくてええやん

アニメでも使われて軽く炎上した事でも知られてるし

キムチクッパチゲとか覚えやすいのもある

でも最近ちょっと難解な名前韓国料理が出て来たな

サムギョプサルっていうんだけど

発音すると結構噛み噛みになる

韓国人ってよく噛まずに読めるよね

日本人からサムギョプサルって読みにくいのかな

難しい

2023-01-23

https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12274352317

↑についた最初の回答が趣旨がずれまくってたのでこっぴどく叩いてやろうと思ったが返信を見て悪い人ではないことが察せられてしまった。

せっかく書いたことを公開しないのもそれに割いた時間が全くの無駄になるようで癪なのでここに返信する予定だったものを書いておく。

そもそもあなたが長文だみたいに言ってる質問文は新書でいえばせいぜい3から4ページ、見開き二回分なわけですよ。

そんなの新書のその分に対してそうであるのと同じくぱらっぱらっとそれこそ見開きをちょっと確認する感覚ですぐに文意理解できそうなものですがね。

まりあなたが著しく読解力がないだけなのをアピールされても困るわけですね。普通に読書してる人間なら見開き数ページなんて紙っぺらなわけでそれと同じ分量の文章ネット提示されていたとことでそれは紙か画面かという場所の違いでしかないわけですから長文に感じるはずもない。それをぶつぶつ文章が長いだの文が長いだの言うのは明らかに読書経験の欠如から来るものであって、そういうことをアピールされても困るんですね。

あなたには自分の書いた文章理解できるんですかと問いかけてますけどそりゃ推敲して解釈が揺れようがないとというところまで呼んで確認したうえで投稿してるんですし、かりに傍から見て読めたもんじゃないものだったしても筆者本人は文を書くための材料を全て知ってるというもとで読んでいるわけですから無意識のうちに行間を補間してるのにその影響を取り除かず理解できるものだと判断するかもしれないし、ようするに客観的な目で自分自身文章に対することには限界があるわけですからあなたの問いは愚問なのですよ。

受験勉強じゃないのですからと言いますけど、受験勉強じゃない場でもあなたのそうした反応からあなたの読解力が受験突破できないものであることぐらいは分かるわけです。

あんな単純な構造比較的短い文章で読解に窮する程度じゃ記述式のまともな大学国語問題を解いたことあるんでしょうかねって感じです。

今更、知恵袋文章程度に本気出して読解力を発揮しようとはしてなかっただけで本気出せば読めるなんて言ってきたとしても、出任せの嘘にしか聞こえませんからね。

それか確かに受験国語では相当の成績を残してるのかもしれませんが、今も当時の読解力が維持されてる保証なんてどこにもないわけですから、そういう過去の成績を根拠に偉そうにしてるのは傍から見れば謎の自信でしかないというものです。過去の栄光にすがってるだけとも言えます

だいたい受験で扱う題材なんて限られてるわけで、書物世界もっと広大でもっと難解な思想書かいくらでもあるわけですよ。

受験国語にとどまらずそういうのも含めてあらゆる本に応用できる読解力、読解のための方法論を身につけたいっていうそういう話をしてるわけです。受験国語なんてもの理解すべき対象の最低ラインとして引き合いに出したに過ぎないわけ。

なのにあなたの回答は端から文法に関して浅いことを言ってるというだけでずれまくってるんですよ。

とにかく人にああだこうだ言う前に、まずご自身がそれに足る読解法を確立してはいかがか?

あなたから教わることは何もないでしょうし、むしろ私があなたに与えられる知識の方がまだありそうだ。

2023-01-22

数学者無名具合に疑問

第一線の数学者は他のどの科学者よりも難しい問題を達成していると思うのだが、特に現代数学において誰でも知っているというような人が全然いない事実にひっかかるものがある。

マルクスみたいな経済学者とか、ファーブルみたいな生物学者など、他の学問には数学者よりは高度なことはしてないというのに一般の人でも知っているという人がいるのに、これはどういうことなのか。

数学者で有名といったら、せいぜいピラゴラスといったような古代人、現代数学でいえばリーマンとかラプラスとかだ。

これらの人物共通するのは小学校から大学までのカリキュラムで扱う理論公式発見者かどうかということに過ぎない。

特に古代人が考えたことは現代から見れば易しいものなので義務教育の内容に採用されやすい。だからあのへんの時代人物数学者でも知名度が高い人がいることになる。

ようするに言いたいのは数学者の有名無名はただ単に教育制度次第になっているということだ。

高度な現代数学でも岡潔望月新一と有名な人はいるじゃないかと言う人もいるかもしれないが、あれらが有名なのも、実績の価値が正しく一般の人にも伝わって認知度が高まってきたというものではない。

岡潔なら統合失調症だったなかで戦時下を生き抜いたこと、望月新一なら自分コネを使って論文掲載させたこと。

そういう生き様センセーショナルなところがもっぱら庶民の関心を呼び起こしているに過ぎないのだ。

ポアンカレみたいな「未解決問題を解いた人」というわかりやすラベリングを持った人間が有名なのも本質的には上述したのと同じところにあるのだろう。認知している人の多くが業績の概要価値だけでも正しく理解してるか疑わしい。実績の内容に関する関心ではなく、未解決問題を解いたという一点で共通認識化されているように思われる。

ちょっと単純化が過ぎるかもしれないが、数学以外の科学者土俵はもっぱら実験実証なかにあると思う。

実験により、何かをしたらこういう結果が出た、という目に見える因果関係を把握する力さえあれば誰でもその分野の大学者になれる素質はあるとさえ言える。

もちろん実際に誰もが知ってる大学者になれるかどうかはもちろん有用な結果をはじき出す実験にこぎつけられたらという話になるが、どちらにせよ彼らは比較的易しい具象の中で研究対象と戦っているということには違いない。

一方で数学ときたら現時点で新規性のある高度な数学論文をしたためるには何万ページという論文が語る知見に対する確かな理解の積み上げが無いと無理だろう。

理解する過程においても数千ページ目にあたるある論文理解できないとなったときどこに理解の欠落があるか今まで読んだ論文から探しなおさなければならないわけである

理論構造自体も目に見えるようなわかりやす因果関係から成っているのではなく、抽象的なわけだから知識の欠落がなかったとしてもその理解純粋に難しい。

しかし高度な論文作成はその先にあるのだからこの数学研究というものは果てのない作業なのである

望月もそのような作業を経てついにはIUTの創出という高みに至ったはずである

そして望月以外にも当然少なくとも月ごとには相当数、同程度の高みから発した高度な内容の論文が公開されているはずだが彼らの中から一般人にも有名という人は現れて来ない。

ようするに現代数学者天才である。あの手の分野の数学者受験勉強を全くせず東大に悠々と合格するような人間がざらであるらしい。もっと現代数学者絶対数が少ないのだから「ざら」というのは数ではなく割合問題なのであろうけど。

そんな数学よりは高度な理解力を要しない学問では誰からも知っている人が出てきているのに、現代数学ではせいぜい専門家の間で有名という程度にしかなれないというのは理不尽なことだと思う。

私にはそれほどの数学の才能はないので数学ができる人間に対して劣等感がある。

から劣等感元凶である彼らにはせめてとことん栄誉ある立場にあってほしいのだ。

彼らすら大して評価されないのでは彼らと違って能力のない私には何も救いがないではないか

あるいはこういうことなのかもしれない。既存知識理解するという力と新しい見識を発見する力というのは異なるものなのではないかと。

まり数学の功績は高度な理解力の上に成り立っているものだけども、高度な理解力をもった彼らがもし別分野を志していたとしたら果たして一般の人の記憶にも残る大学者になれていたのかどうか。

現代数学者チョムスキー生成文法もその理論を考え出した背景にある理論も含めてその気にさせれば簡単理解してしまうだろうが、かといってもし彼らがチョムスキーと同時代に生まれ言語学を志していたらチョムスキーを出し抜いてあのような文法理論創造できたのだろうか。漢字世界白川静みたいな業績を打ち立てることができただろうか。丸山真男のような戦後思想史巨人になれただろうか。

理解力は結局脳の処理能力という量的な要素に還元されるものに思われるが、理論創造というものはどのような分野にしても大胆なひらめきがものを言い、これなるもの量化などもちろんできない、一種特殊能力なのではなかろうか。

数学はむしろ知見が論理的に緻密な状態でに充実に蓄積されているのに比べ、他学問の知見は相対的には雑駁というかなんというか、とにかくそういったところから新しい理論を考え出すのには数学以上に何かアクロバティックな部分が必要にも思える。

コペルニクスだったか海上水平線帆船が見えなくなる事実から地球が丸いということを歴史最初に悟った人物らしいが、彼のような発見は彼より多くの知識を持った、つまり理解している天文学者には出来ないはずだと朝日新聞の轡田だかい論説委員の本に書いてあったと思う。

本当だろうか。現代数学者がその時代に生まれても無理だったのだろうか。でももしそういう発見という意味での知性が特殊な力なのなら、ここは素直に認めておくべきことなのかもしれない。数学者こそ昔の偉人発見した事実ベース論文をしたためることができているだけで、彼らがいなかったらならば今のような仕事はまるでおぼつかないものになっていたかもしれない。

ただしコペルニクスデカルトみたいなあの手の啓蒙思想の潮流で偉人扱いされている人がもしも今生まれたら、史実でその発見をしたときインパクトと同じぐらいのインパクトを持った発見ができるのだろうかという疑問はある。

しかしできないのだとしてもそれは役割問題なのだということになるんだろう。コペルニクスにはその特殊能力をもって彼にしかできない発見をしたのだし、現代数学者も彼らの理解力をもって高度な論文を発表している。それでよしとするべきことなのだろうか。19世紀から20世紀イギリスでは優秀な人間天文物理学に行くものだという常識・慣習があったのも引っかかる。

学者としての優秀さというのは最終的には理解力のような計り知れるものではない、ひらめく力・直感センスで決まると認識があった証左なのだろうか。

そうであるなら私についてもまだまだ人生これからで、数学以外の学問でひらめきを発揮する道はあるのかもしれない。

そうだとすれば劣等感を抱く前提条件も崩れ、数学者一般に知られていようといまいが気にする問題ではなくなってしまうはずであるけれど、ここまで掘り下げて考えてしまったので、まあそれはそれとしてこの疑問は解消されるまでことあるごとに私を悶々と悩ませるには違いない。

まあそれでも既存知識理解することにおいては絶大な才能があること、つまり学者がどんな難解な理論提唱しようがたちまち理解してしまうという意味で、あらゆる人に対してタイムラグはあるにしてもそれを無視した見かけ上はどちらの方が物事をよく理解してるかということについては遅れを取ることがないという点にはやっぱり羨やむものあるかなノー勉東大に受かる素質というのも素直に?率直に?畏敬の念に駆られてしまう。

dorawiiより

2023-01-07

Colaboと仁藤氏個人領収書を上手くわけられるか

Colaboが会計修正をした時点で税務署国税局案件に波及すると指摘されているが、今回仁藤氏Twitter領収書の整理をしたこと公表した。

さてここで気になるのが仁藤氏自分自身領収書とColaboの領収書を上手くわけられているのか?という点だ。

藤氏個人事業主であると思われるので毎年確定申告をしないとならないが、都も指摘している通り会計が少々杜撰であることから今回の領収書の整理によって仁藤氏個人とColaboの領収書が重複したりしていないか?へ非常に興味を持ってしまう。

Colaboが会計修正をした時点で税務署国税局案件へ波及するのであれば当然ながら仁藤氏個人確定申告へも波及するであろうから藤氏領収書整理は相当に難解な事務作業へとなったことだろう。

日本社会通念において納税、それに関わる申告は国民義務なので自分を含め皆さんもしっかりとやってもらいたいものだ。

2023-01-05

殺害予告するような馬鹿を寄せ付けずにcolabo問題議論するには

colabo問題都庁ひろゆきなどに強迫すると輩が現れたらしい。熱海居酒屋犯罪行為を続けた馬鹿もいたな。

こういうバカを寄せ付けずにこの問題議論するにはどうすればいいか。要するに馬鹿には読めないようにしたり、読んでもカッとなりにくくすればよい。

・すべて英語議論する。各種報告ももちろん英語

煽り言葉スラングなどを使わない。イメージで言えばツイート増田のどれもが天皇陛下に提出する文章だと思ってまともな文章を心がける

・なるべく難解な言葉を使って議論する。英検一級以上レベル単語を多く使うことが望ましい

2022-12-22

anond:20221222181512

現地の(?)人にも理解されてない事を考えると、数学とか以前に彼の英語が下手糞だからみたいな疑いは出てこないか

それなら当然に日本語に訳してみてもつかみどころのないものになる。

あとは以下みたいな感じか。

メール送信してもことごとく説明拒否されてることが数学板でも見て取れるのでコミュ障の恐れあり→説明能力に難がある疑い。

結論から別の結論を導く道筋を辿るのが証明理解という作業だとすれば、望月論文は悪い意味で簡潔過ぎるのではないか

日常の場面でも言ってることはその時点で伝えたい内容に対して論理的必要十分だったとしても、それでは相手がぴんと来ないことを考慮して、例示など用いてあえて同じ内容のことを形を変えて話すということをするだろう。

説明対象難解な概念であるほど、いい意味で回りくどいぐらいの説明がちょうどいいということになる。

しか望月論文>>170の記号の例のように説明を端折ってる感が見られる

他にも式から式を導くうえで、淡々同値変形の結果を次々と羅列されても、納得感を得られない読者もいるだろう。

なぜそう推論したのかという、結論結論の間の思考過程も都度書き留めるべきではなかっただろうか。

そういう配慮が足りてかったことも査読時間を要した要因ではないのか?

これに限らず数学では往々にしてひとたび分からない箇所があると往々にして書籍から書籍へのたらい回しにしてくるわりには、袋小路にぶち当ってしまうというか、ようやくたどり着いた一番やさしい解説でもまだ抽象度が高すぎて私の理解を越えているということがあって、結局真意にはたどり着けないみたいなことがある。

もっと数学ではself-containedを意識して回りくどく書いてもらいたいね

難解な学術分野だと失笑ものだが、なまじ法律文字が読めればいっちょかみできるから困る

地裁判決かなと思ったら、高裁判決なのか。地裁高裁揃っての棄却はかなり強めの判断なので、単純に被害者側が訴訟提起した筋道が完全に違っていた(被告犯罪証明する証拠がなかった)って事なんだろうな。

https://b.hatena.ne.jp/entry/4729804784263365572/comment/tikuwa_ore

認知プロファイリングすると、

地裁判決かなと思ったら、高裁判決なのか」→ここで「オレちょっと知ってますよ感」を出したい

地裁高裁揃っての棄却はかなり強めの判断」→論拠は?知ってる風にいいたいだけでしょ。「強めの判断」ってなんだよ

被告犯罪証明する証拠がなかった」→民事刑事の違いもわかってないw

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