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はてなキーワード: 幽霊とは

2020-06-02

anond:20200602152224

でもグエー死んだンゴさんは幽霊だろ?

2020-06-01

トレパク疑惑のくだらなさ

トレパク疑惑で騒いでる連中の10割は、著作権について正確に理解していない

から、これは実態のないことを議論しているのと同じ。幽霊いるかいないか議論するようなもん

嫌疑をかけられたイラストレーターは、災害に遭ったようなものだと諦める以外にない。このイナゴは無からも生じる

2020-05-31

anond:20200531190200

> 俺もさすがに、

動物とか幽霊に話しかけられたりしたら

> あれぐらいパニックになるかもしれないけど、

正にここだよね。

それくらいの存在だってことだよ。

それくらいみんなが崇め奉る欧米では白人様が幅をきかせてるってことだよ。

NY黒人に脅威を感じる~とか言ってたKaren空気感わからん

NYセントラルパークで黒人に注意された白人カナダ人

女のニュースがまったくピンと来ない。

あの女パニックになってるよね?

黒人に話しかけられるってそんなに怖いことなの?

人に話しかけられただけであん状態になる?

その黒人写真を見る限り、知的で優しそうに見えたけど。

現地の空気知っている人、教えて!!

俺もさすがに、

動物とか幽霊に話しかけられたりしたら

あれぐらいパニックになるかもしれないけど、

人に話しかけられたぐらいであんなにパニクる?

2020-05-30

https://anond.hatelabo.jp/20200530113104

まさにこの感想感覚

自分給料から天引きされている税金が何に使われているか興味もないし考えもしない。

そのくせテレビネットに出てくる分かりやす不正には飛びついて叩いてストレス解消。

為政者としてはありがたいよ。

だって騒ぎ立てるだけで、実際のお金は諦めてくれるんだから

森友加計オリンピック桜を見る会ユーグレナマスク給付金幽霊法人

それら目立つ問題にばっかり目を向けて、地味な話には興味がない。

一通り騒いで目新しさが亡くなったら結論なんてどうでもよくて、次の騒ぎに行くだけ。

そら安倍さんも好き放題やるわ。

でも、無駄不正の総額で言ったら、地味だしすぐ分かるような無駄の方が圧倒的に多い。

単に1億円支給ってだけの話じゃないんですよ。

学校から旅費請求書作成して、決裁して、郵送して、処理して、実際に支給するまでに、人件費もかかれば郵送費もかかる。

職員毎日出張扱いなんて今まで無かったのだから請求書の枚数だって膨大になる。

人件費は固定じゃん、って思うかもしれないが、こんなしょうもない事務処理やってる奴に税金から給料支払いたいか

この処理が無ければ行えていたかもしれない業務改善新規性のある取り組みの可能性は?

話は変わるが

https://www.saitama-np.co.jp/news/2020/04/28/05.html

<新型コロナ>許されぬ…さいたま市議会だより大量廃棄へ「外出自粛なのに表紙がBBQ」高額費用無駄

『たった』470万円なのにニュースになっている。この違いはなんだ?

いや、こっちは完全な無駄処分したこと議員の指摘も)だが、こんな470万円『ぽっち』の無駄ニュースになって、1億円以上の無駄ニュースにならないのはなんでだ?

2020-05-28

幽霊法人の妹です。この度は兄、法人が皆様に大変な不快な思いをさせてしまたことをお詫び申し上げます

法人の口からは直接説明されていません。はてなブックマークで知りました。

法人は自慢の兄でまさか皆様に不快な思いをさせてしまうなんてことをするはずがないと思っていました。

しかし皆様の怒り、批判を目の当たりにし、兄の法人が大変な事をして皆様を不快にさせてしまったのだと理解することができました。

この場を借りてお詫び申し上げます

2020-05-24

残業無しで同世代平均くらいはもらってるんだけど、彼に仕事終わったあと暇そうだし副業したら?と言われた。

私が朝昼晩作って家の掃除もしてるんだけど、資格勉強もしてるんだけど、これ以上働けって、私のこと嫌いなんかなーと思う。

それとも彼が遅くまで仕事してる間、私の幽霊テレビの前でポテチでも食べてんのかな。やだー。

2020-05-22

若おかみにマジレスしたほうがいいのかな

野暮になると思って突っ込まないで来たんだけど

若おかみがシリアスな傑作だとか言ってるのは全部ネタから

 

あれって原作は「小学生なのに女将として大人に互して働いて頼られてる」っていう夢小説でしょ。

小学生が読む小説漫画に必ずあるジャンル

小学生なのにプロ野球チームに入って実在選手と一緒に試合したりさ。

 

ちょっと背伸びして仕事してたりかっこいい彼氏が出来たり妖怪が助けてくれたりする楽しい夢小説

両親が亡くなってるのは「小学生なのに女将」っていう状況を作る為の乱暴な設定でしかない。

からそんなとこを真顔で掘り下げるのは悪趣味ジョークしかない。

 

アニメ映画製作の経緯を推測するなら

構成発達障害」か「監督悪ノリ」か「ブレスト的に意見を出し合ったら”シリアス感動もの”という無難なところに着地した結果無難正反対成果物」か

どれかだと思う。

3番目じゃねえかな。

 

そもそもあのアニメはいろいろとパーツがちぐはぐで気持ち悪い。

キャラデザに顕著だが絵柄が統一されてないというか、リアリティラインバグってる。

猿顔少年幽霊キャラデザとか現代アニメに出てくるのはそれこそ交通事故じみてるし

全体的に劇場アニメ作画クオリティにふさわしくないキャラデザの奴が何名もいる。

 

なんかキャラデザをはっきり決めずに作ったとか聞いたこともある。

みんなで真面目な顔しつつわざとチープなフランケンシュタイン作ってゲラゲラ笑ってたとしか思えない。

 

最後に突然本職声優山寺宏一演じる「おっこの両親を死なせた運転手」が出てくるんだけど

このシーンはグロテスク極致で、絶対わざとやってる。

 

運転手立場から見てほしい。

自分が両親を奪ってしまったために小学生にして働きだしている子が

その職業倫理として親の仇である自分を許し、プロ女将としての自己肯定を見せつけてくるのである

ちゃん良心の呵責を感じてたあの運転手ならばウワーーッ!って駆け出してそのへんから投身して死ぬと思う。

 

夢小説シリアス児童労働自己実現アニメにしたスタッフたちが徹頭徹尾仕事で遊んでるのであり

「すごい作品なんだ」と言って批評家ぶって人に勧めてる連中はウワーーッ!仲間を増やそうとしてるだけであり

本気でこれが真面目な作品だと思ってる人間がもしいたら

それは周囲の悪ふざけが理解できない発達障害的な人である

あとは気になってるけど結局見てないという人。

 

なんかじわじわ発達障害割合が増えてきて

おふざけがマジ批評にすり替わってきているので(https://b.hatena.ne.jp/entry/s/togetter.com/li/1520093

野暮ながらいい加減マジレスしておく。

ブログラマの議論流行ってるけど、「プログラマ」は広い

プログラマとそうでないもの、2種類しかいみたい。

から認知としては仕方ない。まだ知られていないという話。

だが中の人々も、いまいちわかってない人が一部いそうで恐ろしいので書いておく。

GoogleAI研究する人も、SESとして古いシステムメンテしている人も、

最新のハイエンド3Dゲームで新しいエンジン評価する人も、孫請で決まったテストをやらされてる人も、

webの標準を策定する人も、cssでflexboxをようやく理解した人も、

すべてがIT系。すべてが(広義に)エンジニアプログラマ

料理で例えよう。

水準で言うなら、

料理人も三ツ星からファミレスキッチンまでいる。

幅で言うなら、

中華もあれば、イタリアンもある。

用途で言うなら、

高級ディナーのコースもあれば、コスパのいい惣菜もある。

それを一緒くたにしないこと。

違うものは違うものとして、抽象化しつつも分離良く、だ。

あとこの業界の特色として、早い。

とても早い。最先端爆速だ。

だけれど、少し前の共通認識は過ぎ去らず、残留してしまう。

(これは端的に、人のが遅いからだろう)

そして日本業界構造として、SIerと仲間たち、という、その速さを欠く人々がマジョリティだ。

この人達は速さを欠くのだ。(だから水を空けられていて、世界の名だたるtech企業日本会社はない。任天堂さんは神だが。)

その人らが多い状況で、つまり日本で語られるIT系あるあるは、差っ引いて考える必要がある。

もちろん、対抗勢力的な「webを覚えた若者」もたいした見通しで語ってる訳ではない。

webネイティブの人の欠点は、社会における比重の小ささを、いまいち肌でわかっていない点だ。知る必要性はないが、こういう話題を扱うには、自然には知りえない部分が広いと自覚すべきだ。)

というか、この30年、特にiphone以降の10年、ITにというのは拡大が急速だ。

自分も偉そうに言ってるが、)どの個人が見る景色も、全体像からは遠くなってしまう。

からはてな風に言うなら、「IT」も「プログラマ」も主語が大きく、観測範囲依存しがちだ。

インターネッツの基本、のような話になってしまうが、リテラシーをこそ問われている。

職に関して。

拡大するのだから人は求められ続ける。

業界の閉塞感が蔓延し、同時にITが拡大している現実がある。それらがマッチした当然の現象エンジニア転職は拡大されるだろう。

なりたい人が見ているなら、いいチャンスだと思う。上記の通り、こうした場でのアドバイスはブレがある。そこそこに。

職の有無だけで言えば、あるだろう。

適正があれば職につくのは簡単だ。よほど不適正じゃなければなんとかなる。

不適正な人はいる。多分概念的な思考力だろう。一対多・多対多、抽象化とか代数への適正だと思っている)

ただ、中の人的にマウント的に願望を言うなら、求められるのは優秀なエンジニアだ。

シンプル仕事はなくなっていく。

速さを欠く個人は先端についていけない。

業界があるから生きられるにせよ、ついていけていないことに気づく機会すらない。

食べ物が、出来を問わず毎日一定量求められているのと違い、エンジニア仕事は人のレバレッジが大きい。

最先端AI研究者は、何万人分の仕事を代行しているのだろう?

まり一部の優秀な人々が担う役割が大きい。

それは社会全体の格差の拡大と相似形だ。要するに、ITICT環境がもたらす必然的帰結だ。

最後プログラミング勉強必要か?という話に戻る。

真に活躍するのはえげつない高みだ。

そこはただのスパルタで辿り着ける領域ではない。自律的なら辿り着けるほど低くない(勿論、自律的でないなら話にならない)。

そういうグラデーションの中で、もちろん能動であるほうが、より重宝される状態を保てるだろう。

一方で、低い側を言うなら、少なくとも当面のあいだ、職はあるだろう。どんなのでもだ。

受動的では職がないなら、これまで見てきた酷いエンジニア(?)たちが幽霊だったことになる。

はてなという場所は、おそらく幅広いグラデーションで人がいる。(真のトップはいないだろう)

コメントのいちいちについて、どういう背景の人か想像しながら読むとおもしろい。

くまこさんの霊界通信

ナナシロさんがYouTubeでやってるくまこさんのコーナーが好きなんだけど

女湯を覗く男の幽霊の話が衝撃

幽霊になっても性欲がなくならない

そして、幽霊になったらただで映画み放題

すごい

すごいけど死後幽霊になってこの世にとどまりたくないなぁ

娘がいるんだけどね、天国から娘を見ていたい

死んだあとまでこの世にいなくない

なんなら転生したい

今度も日本人がいいな

できれば金持ちの家にうまれたい

2020-05-20

anond:20200517004907

私が違和感を覚えたのは、こんなに重たいシーンを描きながら、物語ラストほとんど関係ないことだった。

例えば、「この世界の片隅に」の場合は、天真爛漫なすずさんが…となるのをターゲットにしてその伏線として話が進んでいくが、「若女将小学生!」では、ラスト成仏する前の幽霊と一緒に舞うというシーンなので、小学生が親が死んだ事故加害者を赦すというあの重たいシーンは、単なる成長の一挿話としてしか機能していない。つまり、あの重すぎる赦しは、なぜ物語必要だったかからない幽霊以下の扱いになってしまっている。

から私の場合、赦しのシーンそのものよりも、単なる挿話としてあんなに重たいシーンを描いてしまう、そのこと自体に強い衝撃を受けたのだった。「オッカムの剃刀」的に不適切というか、重要度に比して内容が重すぎる。

みんな大好きなやつ

オカルト騒ぎがおきて

主人公らがトリックを暴いてオカルトなんてなかったんだよ!ってなるけど

最後に1つ謎が解かれてないオカルトが残って

幽霊の気配をチラ見せしておわるやつ

あれ好き

ちょうだい?

2020-05-18

anond:20200517004907

私も似たような感想を持った。

概ね絶賛の評価が多かったので、???となったのが正直なところだ。


全編通して、良作だとは思うのですよ。

作画はいい。今どきの評価の高いアニメ映画を見ると、場面場面で「おおっ」てなるショットがあってそれだけで楽しい

物語テンポも良く、作画の良さも相まって退屈することな最後まで楽しく見ることはできた。

小学生キャラの造形がいわゆる「萌え」系に寄りすぎかなとも思ったが、今どきはこれがスタンダード少女表現なのかな、とも。

いくらなんでもご都合主義が過ぎるだろうなストーリー展開とか、この内容で小学生設定は無理がないか?せめて高校生だろうリアリティ的に考えて…とか、意味深に現れたわりには賑やかしとしかストーリーに絡んでない幽霊たちとか、幽霊以外は比較リアリティのあるキャラ設定なのになんでピンふりさんだけこんなアニメチックな造形なんだ、とかいろいろ引っかかるところはあるんだけど、そのへんはまあ細部だ。


やっぱりラストラストエピソードしんどすぎるだろう。

少女は悲しみを乗り越えて一歩成長しました、というのがストーリー上の帰着点なんだろうけど。

肉親の死に直接関わった人物対峙して、即座に気持ちを切り替えて受け入れる、というのは無理だ。説得力がなさすぎる。

相手男性も悪い人とは描画されてないので、すべての事情を知った少女が散々涙するのを見たうえで、受け入れました。残ってください。と伝えられるのホラー以外の何者でもない。さら事情を察せず無邪気にここに残りたいという男児地獄じゃないの。

こんなエグいエピソードを一番の山場に持ってきて、サラリと感動話として展開するのに心がついていかなかった。

このテーマにするにも違うエピソードにするか、少女男性双方が受け入れていくさまをもう少し丁寧に描画してくれないと、物語が腑に落ちんのよ。


このように心が明後日の方向に揺さぶられたまま、感動した、泣ける、美しい、尊いっていう多数の感想を眺めながら、バグっているのは私だけなのか、と惑っていたらトラバブコメ含め似たような感想を持っている人も多く、ちょっと救われた。ありがとう

映画感想など、みんな違ってみんないい。

anond:20200517004907

加害者被害者なんて描き方はされてなかったと思うぞ

物語に通してある理念が、

理不尽は突如やってきて、乗り越えれようが乗り越えれまいがお構いなく、都合も考えずにとんでもないのぶっ込んでくるのが人生だ」

というところ

なので、人間みな被害者

人生とは被害のものと言っていい

幽霊2人も理不尽に死んでいるし、登場人物ほとんどがわけありだけど、だからかわいそうとか、だから人生イージーにしてやれよとかではなく、みんな理不尽を受け入れて暮らしている

春の湯は誰も拒まない、というのは、理不尽にあらがわないという意味でもある

最後のおっこの、「私は被害者少女ではなく、ただの若女将です」というセリフは、「過去を乗り越え加害者を許した言葉」ではなく、「過去理不尽と今の暮らしを断絶させる言葉であるのよ

おっこの心は完全にぶっ壊れていて、トラウマパニックになれば親の幻覚もみるレベル

それが、許しをこう怪我人を前にしたら急に受け入れられるようになるなんて有り得ないわけ

それでも、ぶっ壊れた心を持って、これから人生を生きていかなきゃいけない

そこで出たのが、事故のことはキャパオーバーです、という表明の言葉だと理解している

おっこは過去を、受け入れず、忘れて生きていくんだよ

毎日思い出してパニックになるのだけどね

あれだけの経験は、乗り越えて強くなってハッピーなんてなるわけなくて、一生彼女人生に影響を与え、影を落とすわけ

いやー、色々リアル過ぎる話

リアル過ぎて俺もキャパオーバーだよ

2020-05-16

昔々の夏休み

誰よりも大きいカブトムシクワガタを捕まえる事に兄弟で執着していた。

前日に砂糖水を仕掛けラジオ体操が始まるまでに虫を回収して回る。ラジオ体操の後に行く奴もいたな。

あるあるだけど楽しかっただろ。

子ども自転車で行ける範囲カブトムシがいそうな場所は全て網羅していたが、昭和ベビーブーム二世から昆虫採集キッズ人口は多く競争率はとても高かった。

これもあるあるだと思うが、行ってはいけないと言われる所も皆各所にあったと思う。俺の近所では捨てられたような無人の小さな神社だった。

いかにもおどろおどろした、初期のゲゲゲの鬼太郎ばりの神社で昼間でも暗い。その辺りは国道けが新しくできて開発は進まずほったらかしの土地にその神社けが残っていた。行ってはいけない理由は、今思えばヤンキーが集まったり浮浪者が寝泊りしていたのだと思う。

あんな恐ろしい所にカブトムシがいようが誰も近寄らないに決まっている、という事で俺たち兄弟カブトムシ欲しさにその神社に行く事にした。

兄が言い出した事だ。畏怖の念と言うのはまさにこれで、兄ちゃんすげえと心の底から尊敬した。後にも先にもこれ一回だが。

まずは明日夕方砂糖水を仕掛けに行く。

恐ろしさと期待と今まで味わった事のない高揚感で2人とも落ち着かなかった。

増田兄弟の大冒険

最大のカブトムシ

まさかの新種発見

その高揚感はすぐ親にバレた。何を企んでいるのかと父に詰められ兄は速攻で口を割った。

親に黙って、子どもだけで行ってはいけないと言われる場所に行く事がどれだけ危険か、と言う事を真剣説教された。両親の前で悪巧みがばれ項垂れる子ども2人に笑いを堪えながら父は言った。

よし、じゃあお父さんも一緒に行こう。

うそ!もう百人力だ!すげえ!

お母さんお弁当作って!

何で?!お弁当なんかいらないでしょう!

楽しい行事には弁当がもれなく付いてくると信じていたあの頃。

お父さんと兄ちゃんがいるならもう何も怖くなかった。

次の日の夕方がやって来た。その日は言われなくても宿題をやり、母の言う事も聞き、いつもより多めに入れてます砂糖水を用意して父が帰って来るのを待った。母は蚊取り線香を用意した。

父が帰って来て思い出したように、ああそうだった、よっしゃ、行くか。と言うと俺たち兄弟戦地に向かう兵隊の様に緊張した。

忘れ物がないか確認しながら、父の車に乗り込む。


5分で着いた。

まりの近さに子どもの俺でも拍子抜けしたが、暗くなりかけた夕方神社コウモリが飛んだりカラスが泣いたり、充分に子どもを震え上がらせた。

あっという間に蚊に刺されれる。父のすぐ近くに隠れドキドキしながら砂糖水を仕掛ける。

そしてそのドキドキはあっという間に、地面に落ちているエロ本に向けてのそれに変わっていた。

見た事のない体勢の裸の女の人の写真や、きゅうりを持った物凄いおっぱいの女の人の絵。きゅうり??

帰りの車ではあの女の人の写真や絵で頭がいっぱいで、カブトムシ鬼太郎神社の事はどうでも良くなっていた。兄も黙りこくっていたからそうに違いない。

それでも家に帰れば、明日カブトムシへの期待が膨らんできた。ラジオ体操前に行って、捕まえたカブトムシをみんなに見せたい。エロ本ももう一度見たい。

父が、ラジオ体操前って朝早すぎるだろと難色を示し、まぁ朝だし思ったほど荒れている訳じゃないしと母に言い、結局明日の朝は兄弟2人だけで行く事になった。

兄も俺もエロ本の事は口に出さなものの、エロ本をもう一度確認したい気持ちは同じで、カブトムシもいっぱいいるかも知れないし早く起きて行こうぜと張り切った。

エロ本カブトムシの力は強く兄が俺を起こしたのは4時。両親は熟睡中。コソコソと着替えていると母が寝ぼけながら、え、もうそんな時間ご飯は?と聞いて来た。帰って来てから食べる!と言い残し2人で自転車立ち漕ぎして神社に向かった。

まだうっすら明るいだけの神社はやはりおどろおどろしていたが、エロ本カブトムシには勝てない。

神社の前に自転車を止める。2人とも黙って早歩きで神社敷地に入って行く。

奥の方からコンコンと何かを叩くような音がした。兄と顔を見合わせる。幽霊がでるとか、怖い人がいる感じの恐ろしい音ではない。キツツキ?

少し進んで覗き込むと、砂糖水を仕掛けた木の前に着物を着たおばあさんがいた。普通ならここでひっくり返るところだが、俺たち兄弟にはそれが岩崎(仮)のおばあさんだとすぐに分かった。

岩崎のおばあさんとは近所の駄菓子屋岩崎のおばあさん。いつも着物を着ている。令和平成着物と違って、昭和のおばあさんの着物はマジもんだ。生まれからずっと着物を着ている人だ。何色とも言えない、茶色いような緑のような灰色のようなよれよれした着物をいつも着て、駄菓子屋岩崎で俺たちにお菓子を売るおばあさんだった。絶対オマケをしない、騒ぐと怒る、商品に触ると怒る、子ども相手商売には向いてないおばあさんだった。

岩崎のおばあさんはぶつぶつ言いながら白い人形を木に打ち付けていた。

岩崎のおばあさんにはビビらなかったが、その人形を木に打ちつけている行為が訳がわからず、恐ろしくなって兄とまた顔を見合わせ黙って逃げ帰った。

家に帰ると両親が起きて来て、早いねカブトムシは?と聞かれたので、岩崎のおばあさんがぶつぶつ言いながら白い人形を木に打ちつけてたかカブトムシは採れなかったと素直に言った。

母が父に、あそこ新しいお嫁さんとすごい仲悪いらしいからねぇーとニヤニヤして言ったのを覚えている。

エロ本には後ろ髪を引かれたが、なんとなくそ神社に行く事もなく夏が終わった。

それから何年か経ち、きゅうり意味がわかり、カブトムシも飼わなくなった。

駄菓子屋岩崎もなくなり、そのあとにはこの近所には全く似つかわしくない洋風の立派な家が建った。

2020-05-11

どんどん痴呆が進んで、弱っていく祖父を見るのが辛い。

5年くらい前までの祖父仕事ばっかりで、趣味と言ったらお酒を飲むことくらい。しかも酔うと怒りっぽくなって母と喧嘩ばかりしていたので、私も弟も困らせられた。家事もしないし、家のどこに何があるかもわからない。文句ばっかりで、世間知らず。工場のようなところで働いていて体から機械の油や人間の汗のような匂いがが混じった変な匂いがいつもがしている。いつも私達にお土産だと買ってくるアイスは、なんかバニラの、見たことないような変なやつだった。ガリガリ君がいいって言ってるのに、全然覚えてくれないのだ。仕事のせいでおじいちゃんのくせにムキムキで変だったし、腕相撲全然勝たせてくれなかった。私が初めて料理をして、ハッシュドビーフを作ったときカレーなのにカレーよりうまい、なんだこれって言いながら三皿も食べた。おじいちゃんなのに大食漢なのだ。あとだからカレーじゃなんだって仕事で使う大きなトラックに乗せてやるぞと言われ、連れていってもらえたのは仕事取引先ばかりでそこは小さなわたしにとってはあまりにも退屈だった。そこにはおじいちゃんみたいなおじいちゃんが沢山と愛想の良いお姉さんがちょっといて、仕事に使う変なペンとか、見たこともない変な味の飴とかくれたけど、ほんとはクーピーミルキーがよかったのだ。

 私はいつも、いつもそんなことを言いながら、祖父の後ろについて回った。祖父工場の大きな機械から出る歪んだ音や、鈍い匂いになによりも安心した。3トントラックの窓からながれる、いつもより少し高い景色は本当に綺麗だった。私の体の何倍もあるそんな大きな車を運転して、俺はどこまでも遠くへ行けるんだぞ、というような顔をする祖父はカッコ良かった、私は祖父が大好きだった。

 そんな祖父が、仕事をやめた途端はっきりと呆け始めた。私が大学進学と共に上京するのが決まった頃だったと思う。もともと仕事が全ての人だった。一日中魂が抜けたようにぼんやりとしている。体を動かすこともなくなったので、筋肉は衰えてよぼよぼの普通のおじいちゃんになった。退職と同時に免許を返納したので、もうどこかに連れていってくれることも何かを買ってきてくれることも無い。ただ、お酒の量は増える一方だ。色々なことをすぐに忘れてしまうおじいちゃんは何故だかいつもニコニコとしている。帰省するたびにそんな祖父痴呆ますますひどくなっていく。わたしはそんな祖父を見ているのが辛い。大好きだったおじいちゃんの殻に何か幽霊が入りこんでしまったみたいなの、と小さい私が言う。でも本当に1番辛いのは、それは幽霊でもなんでもなく、ちゃんとあのおじいちゃんであるということなんだ。

 わたしはもう、おじいちゃんに買ってきてもらわなくても自分アイスを選んで買うことができる。今のおじいちゃんより、力だって強いだろう。あのトラックが決してどこまでも行けないことだってもう知っている。わたしはもう、自分ものを選び、食べたいものを食べ、行きたいところへ行ける。でも、何故かあの窓から景色や甘ったるいバニラの味がやっぱり何よりも好きだったような気がするのだ。弱った祖父そばで見守ることもできずに遠いところに来てしまった自分を恨む、1人の部屋で寝むる時、布団に入って、ふと祖父の顔が浮かび、人間ってなんで、"こう"なんだろう、というどうしようもない気持ち眠ることが増えた。こういう人類のサイクルの中で、ぐるぐる、ぐるぐる…目が回ってしまうようだ。わたしもおじいちゃんもその流れに乗ってここからどこへ向かうのだろう。その先が死だけだったら、だけだったら、もうどうしたら良いのかわかんない。息をすることだって忘れてしまいたいよ。

まぁとりあえず、まずは運転免許でも取ろうかな。

 

2020-05-10

anond:20200510035430

どうぶつの森シリーズ向き不向きがあるけど

なるほど無人島開拓抵抗があるのか

旧作は寂れた村を発展させるという名目があったか

罪悪感なしにプレイできてたんだな

まああの島事態たぬきちが作った土と岩の塊だから大丈夫大丈夫

何故か幽霊が出たりタイヤが釣れたりするけど

2020-04-26

anond:20200426011803

貞子みたいな女の幽霊ってあんまり怖くないわ

しろスティーブセガールみたいな屈強な幽霊のほうが絶対怖い

詐欺捏造・偽作

台湾誌(1704年

ジョルジュ・サルマナザールはフランスまれ白人だったが、ウィリアムイネスという牧師の協力を得て「キリスト教改宗した台湾人」になりすました。「台湾人の先祖日本人である」「香草をまぶした生肉を食べている」などデタラメ風習を広め、独自の「台湾語」まで作りだした。当時のヨーロッパでは台湾ことなど全く知られていなかったので、サルマナザールは25年ものあい台湾専門家と見なされ、彼が執筆した『台湾誌』は知識人からも信頼されていた。しかし、ハレー彗星で知られるエドモンド・ハレーが、『台湾誌』に掲載された星図などから矛盾を見つけ出して突きつけたため、彼はついに自らの虚偽を告白した。

ベリンガー事件(1726年)

数学教授デリック図書館司書エックハルトは、横柄な態度のヨハン・ベリンガーに腹を立て、悪質ないたずらを仕掛けることにした。二人は石灰岩に細工をして、カエルミミズ化石彗星太陽の形をした化石、「ヤハウェ」という文字が刻まれ化石などを作り出し、ベリンガー化石採集していた山に埋めておいた。当時は化石が生まれる原因が分かっておらず、神秘的な力によって形成されると考えられていたので、いま見ると明らかにおかし化石でも、ベリンガーは本物だと信じこみ、図版を収録した書籍まで出版してしまった。話が大きくなって慌てた犯人の二人は偽造であることを明かしたが、ベリンガーはそれを中傷だと考えてまったく取り合わなかったという。

コック・レーンの幽霊(1762年)

コック・レーンにあるリチャード・パーソンズの家に、ウィリアムケントとファニーという夫妻が下宿していた。しばらくしてファニーは天然痘で亡くなったが、それ以来、パーソンズの家では何かを叩くような音や引っかくような音がたびたび聞こえるようになり、パーソンズは「ファニーの幽霊に取り憑かれた」と主張した。ファニーの幽霊は、自分ケントに毒殺されたことを訴えているのだとされた。幽霊のことはロンドン中の話題になり、見物客が連日のように集まってコック・レーンを歩けないほどだった。しか調査の結果、パーソンズ自分の娘を使って、木の板を叩いたり引っかいたりさせていたのだということが分かり、彼は共謀罪有罪となった。

トルコ人(1770年

ヴォルフガング・フォン・ケンペレンは「トルコ人」という名の人形を完成させた。それは完全な機械仕掛けチェスを指し、しかほとんどの人間より強いというものだった。「トルコ人」はヨーロッパ中を旅してチェスを指し、その中にはベンジャミン・フランクリンナポレオン・ボナパルトなどの名だたる人物がいた。多くの人間がその秘密を暴こうとしたが果たせなかった。ケンペレンの死後、「トルコ人」はヨハン・メルツェルのもとに渡りアメリカなどで大金を稼いだが、1854年火事によって焼失した。その後、最後の持ち主の息子が明らかにしたところでは、やはりチェス盤のあるキャビネットの中に人が入っていたのであった。

首飾り事件(1785年

宝石商シャルル・ベーマーは、自身が持つ高額な首飾りを王妃マリー・アントワネットに売りたいと思い、王妃の友人だと吹聴していたラ・モット伯爵夫人仲介を依頼した。伯爵夫人は、ルイ・ド・ロアン枢機卿を巧みに騙して首飾りの代理購入をさせ、王妃に渡すと言って受け取った首飾りをばらばらにして売りさばいてしまった。その後、事件が発覚して伯爵夫人逮捕された。かの有名なカリオストロ伯爵も巻き添えで逮捕され、のちに無罪となっている。また「王妃はラ・モット伯爵夫人同性愛関係にあった」「この事件王妃陰謀だった」といった事実無根の噂が流れ、マリー・アントワネットの評判は貶められた。

ヴォーティガンとロウィーナ(1796年

19歳のウィリアムヘンリー・アイアランドは、父親を喜ばせるためにシェイクスピア手紙文書を偽造するようになった。多くの専門家がそれを本物だと鑑定し、ジェイムズ・ボズウェルなどは「我らが詩人聖遺物を生きて見られたことに感謝する」と祝杯を上げたほどだった。ついにウィリアム戯曲の偽作まで行うようになったが、その戯曲「ヴォーティガンとロウィーナ」はあまりにも悲惨出来栄えだった。また、その頃にはエドモンド・マローンによる批判も広まっていた。ウィリアムは罪を自白したが、世間はそれをウィリアム父親が息子に言わせているものだと受け取った。当の父親も、無能な息子がそんなものを書けるわけがないと、死ぬまで贋作であることを信じなかった。

プリンセス・カラブー(1817年)

イギリスで異国の言葉を話す身元不明女性保護された。ある船乗りが「言葉が分かる」というので通訳となった。船乗りによれば、彼女インド洋島国王女ラブーであり、海賊に囚われていたが逃げ出してきたのだということだった。彼女地元の有力者たちのあいだで人気となり、またその肖像画新聞掲載されて広まった。しかし、その新聞を見た人から通報があり、彼女メアリー・ベイカーという家政婦で、架空言語を作り出して、カラブー王女のふりをしていただけだということが判明した。

ポヤイス国(1822年)

イギリス軍人グレガー・マクレガーは、中南米で実際に功績を上げたのち、イギリスに戻って「ポヤイス国」への移住者募集した。ポヤイス国は南米の美しい楽園で、土地は肥沃であり、砂金が採れると喧伝された。ポヤイス国の土地役職通貨などが高額で売りに出された。それを購入した二百七十人の移住者グループが船で現地へ向かったが、そこにポヤイス国など存在しなかった。荒れ地に放り出された移住者たちは次々に死んでいった。マクレガーフランス高飛びし、そこで同じ詐欺を働こうとして失敗した。さらベネズエラへと逃げて、そこで英雄的な軍人として死んだ。

ピトケアン島の独裁者1831年

アメリカ冒険家だったジョシュアヒルは、ハワイ移住しようとして失敗した後、タヒチ島からピトケアン島へと渡った。ピトケアン島は、イギリスからタヒチまで航海したのちに水兵たちが反乱を起こしたという「バウンティ号」の生き残りと、その子孫たちが暮らす絶海の孤島だった。ヒルは、自分イギリス政府から派遣された要人だと嘘をつき、独裁者として君臨した。逆らう者には容赦なく鞭を振るい、恐怖で島を支配した。それから6年後、通りすがりイギリス海軍の船に島民たちが助けを求めたことで、ついにヒルは島から追放された。

ティッチボーン事件1865年

イギリスの名門ティッチボーン家の長男ロジャーは、1854年南アメリカ沖で海難事故に遭って亡くなっていたが、その10年後にオーストラリア肉屋を営む男が「自分ロジャーである」と名乗り出た。翌年、ロジャーの母である未亡人と「ロジャー」はパリで面会した。華奢だったロジャーとは違い、「ロジャー」は体重100kgを超える粗野な男だったが、未亡人は彼こそがロジャーだと認めた。貴族を名乗りつつも労働者であった彼は、イギリス庶民からも大いに人気を集めた。しか未亡人が亡くなった後、裁判において彼は偽者であるとの裁決が下され、14年の懲役刑を課されることになった。

カーディフ巨人1869年

ジョージハル進化論を支持する無神論者だったが、聖書に登場する巨人実在について口論となり、それがきっかけで巨人化石捏造することを思いついた。石膏を巧みに加工し、毛穴まで彫り込んで、いかにも偶然発見たかのように装って大々的に発表した。専門家たちはすぐに偽物であることを見抜いたが、キリスト教原理主義者の一部は進化論への反証としてこれを支持し、また全米から多くの見物客がやってきた。フィニアス・テイラーバーナムが同様に巨人化石見世物にしはじめたことで、ハルバーナムを訴えるが、その裁判取材していた新聞記者がハルの雇った石工を突き止めて自白させたため、ハル観念して偽造を認めてしまった。

ケーペニックの大尉1906年

ドイツの靴職人ヴィルヘルム・フォークトは、古着屋で軍服軍刀などを購入し、「プロイセン陸軍大尉」に変装した。彼は大通りで立哨勤務をしていた近衛兵に声をかけ、十数名の兵士を集めさせると、ケーペニック市庁舎に踏み込んだ。フォークトは、市長秘書らを逮捕し、また市の予算から4000マルクほどを押収すると、兵士たちにこのまま市庁舎占拠するよう言いつけ、自分は悠々と駅に向かい新聞記者から取材に応じた後、列車に乗り込んで姿を消した。彼はすぐに逮捕されたが、ドイツ全土で人気者となり、時の皇帝によって特赦を受けた。

ピルトダウン人(1909年

イギリスピルトダウンでチャールズドーソンによって発見された化石は、脳は現代人のように大きいが、下顎は類人猿に似ている頭蓋骨だった。ドーソンはこれをアーサー・スミス・ウッドワードと共同で研究し、人類の最古の祖先として「ピルトダウン人」と名付けて発表した。当時は大英帝国繁栄期であり、人類発祥の地がイギリスであるという説は強く関心を持たれた。しか1949年フッ素年代測定により、ピルトダウン人の化石捏造されたものだと断定された。捏造犯人は未だに分かっておらず、『シャーロック・ホームズ』の作者であるアーサー・コナン・ドイル真犯人だという説まである

エチオピア皇帝事件1910年

後に作家となるヴァージニア・ウルフを含む6人の大学生たちは、外務次官の名義でイギリス艦隊司令長官に「エチオピア皇帝艦隊見学するので国賓として応対せよ」と電報を打ってから変装をして戦艦ドレッドノートが停泊するウェイマス港に向かった。ぞんざい変装だったにもかかわらず正体がバレることはなく、イギリス海軍から歓待を受けた。彼らはラテン語ギリシア語を交えたでたらめな言葉を話し、適当ものを指して「ブンガ!ブンガ!」と叫んだりした。ロンドンに帰った彼らは新聞社に手紙を送って種明かしをし、イギリス海軍の面目は丸潰れとなった。

コティングリー妖精事件1916年

コティングリー村に住む少女フランシスグリフィスとエルシー・ライトは、日頃から「森で妖精たちと遊んでいる」と話していた。ある日、二人が撮影してきた写真に小さな妖精が写っていたことに驚いた父親は、作家アーサー・コナン・ドイルに鑑定を依頼した。そしてドイルが「本物の妖精」とのお墨付きを与えて雑誌に発表したため、大騒動となった。50年後、老婆となったエルシーは、絵本から切り抜いた妖精を草むらにピンで止めて撮影したと告白した。しかし、フランシスもエルシーも「写真は偽物だが妖精を見たのは本当だ」と最後まで主張していた。

アルバニア王オットー1世1913年

ドイツ曲芸オットー・ヴィッテは、アルバニア公国独立の際に「スルタンの甥」のふりをしてアルバニアへ赴き、嘘がバレるまでの五日間だけ国王として即位した。ただし、そのような記録はアルバニアにもなく、当時からオットー証言は疑わしいものとされていたが、オットードイツ国内でよく知られており、新聞などでは人気を博していた。オットーが亡くなったとき、その訃報は「元アルバニア王オットー1世」に対するものだった。

アーン・マレー(1943年

オーストラリア現代詩誌『アングリーペンギンズ』に、25歳で亡くなったという青年アーン・マレーの詩が、彼の姉であるセルから送られてきた。『アングリーペンギンズ』誌はこれを大きく取り上げて天才と称賛した。しかし、これは保守派詩人であるジェームズマコリーハロルドスチュワートが、現代詩を貶めるためにつくったデタラメものだった。この事件によりオーストラリア現代詩壇は大きな損害を蒙ったが、1970年代に入るとアーン・マレーの作品シュルレアリスム詩として称賛されるようになり、以降の芸術家に大きな影響を与えるようになった。

タサダイ族(1971年

フィリピンミンダナオ島で、文明から孤立したまま原始的暮らしを続けてきたという「タサダイ族」が発見された。彼らの言語には「武器」「戦争」「敵」といった言葉がなかったため「愛の部族」として世界的な話題になった。彼らを保護するため、世界から多額の寄付が集まり居住区への立ち入りは禁止された。しかし15年後、保護地区に潜入したジャーナリストは、タサダイ族が家に住み、タバコを吸い、オートバイに乗っているのを目撃した。全ては当時のフィリピン環境大臣マヌエル・エリザルデJr.による募金目当てのでっちあげだったとされた。

ソーカル事件1994年

評論雑誌ソーシャルテキスト』は、「サイエンス・ウォーズ」と題したポストモダニズム批判への反論特集に、アランソーカルから寄せられた『境界侵犯すること 量子重力の変換解釈学に向けて』という論文掲載した。しかしそれは、ソーカルがのちに明かしたとおり、きちんと読めば明らかにおかしいと分かるような意味不明の疑似論文であり、ソーカルはそうしたでたらめをきちんと見抜けるかを試したのだった。それはポストモダン哲学者たちが科学用語濫用かつ誤用している状況に対する痛烈な批判だった。

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