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はてなキーワード: スローテンポとは

2024-04-08

anond:20240408180258

マジで情報量少なくね?

初句以外はただ「長い」って言ってるだけだし

自体も超スローテンポで1音に1字を割り当ててるからクソ遅い

英語なら同じ曲に100倍くらい情報量詰め込めそう

2024年4月7日 凛として時雨×syrup16g SYNCHRONICITY'24 Wonder Vision supprted by ライブナタリー @LINE CUBE SHIBUYA

2024年4月7日 凛として時雨×syrup16g SYNCHRONICITY'24 Wonder Vision supprted by ライブナタリー @LINE CUBE SHIBUYA

2024年シロップ初め!指定席でも安定のマキさん側で嬉しい笑 めちゃくちゃ久しぶりに渋公に行った気がする。

バンド毎の感想(と言っても時雨に関してはあまり書けないけど…)

時雨を観るのは2008年ライジング以来…。軽く予習はしたけど何せ#4とFeeling your UFOしか通ってきてないのでほとんど知らない曲だった…。知ってる曲は最後にやった傍観のみ。傍観好きだから聴けて嬉しかった。やっぱ良い曲。傍観TKギター軽く投げ捨てて去ってたの尖ってんな〜って思ったけどそういう演出?なのかな?誰も居ないステージから流れるギターフィードバッグで終わるのカッコいい。TKが「今日はお客さんの一人として楽しみに家から来ました」って言ってて可愛いなと思ったし中野さんが「シロップ時雨対バンしてそうで今までなかった、待望の対バンですね!」って言ってて確かにありそうでなかったよなと思った。これ書くと本当失礼かもだけどTKギター上手いな〜って感じたし中野さんのドラム思ってたよりこってりしてなくて良かった(ツーバス踏む系のドラムが苦手なので…)

この日を楽しみに頑張ってきた所があるので無事にこの日を迎えられて良かった。久しぶりに見た五十嵐さんは結構短めの髪型になってて(教えてもらった所、刈り上げてたそうです)あと何かちょっとムチムチしてるような…遠巻きだからこの時は確信なかったけどアンコールTシャツ姿を見た時に確信した。私が見てきた中で一番ムチムチしてた!!笑 まぁ50歳だし健康ならムチムチしてても全然良いのだが、お酒飲み過ぎで…とかじゃないと良いな…とは思う。本当健康第一なので。マキさんがより一層細く見えるよね…。全身黒で統一してるマキさんカッコ良すぎる…。中畑さんはいものツナギ鬼太郎(と私が勝手に呼んでる)の髪型だった。

1曲目から新曲。だろうなとは思ってたけど本当にそうくるとニヤニヤしてしまう笑う 新曲聴けるの嬉しい。ちょっとスローテンポの曲でした。例えるならI Will Cameっぽい感じかな?

2曲目はお台場でもやった「〜の君が好きだった」って歌詞がある曲。この曲は新曲の中でも一番完成度高かった様に感じた。この曲、本当に良い曲なので早く音源化して欲しい!!2回聴いてようやく頭にメロディが定着した。

3曲目も新曲。あまり記憶にない…けど新曲イマイチだったな〜って思う曲は一曲もなかった。本当にどれも聴けて嬉しいって感じれる曲ばっかり。

4曲目から突然既存曲に。五十嵐さんのギターで直ぐにソニックだって分かった(曲の入りが工夫されてて五十嵐さんのファルセットギターから入った)私がシロップライブ行き出してからセットリスト入りしてる曲…笑 定番曲は安心感あるけど最新のアルバムから一曲でも良いから聴きたかったな〜。

5曲目は生活。これ上手く説明出来ないんだけど歌詞の「そして」の部分を異様にはっきり歌ってた気がした笑 はっきりと言うか何かこうそこだけが強調されるような…笑

6曲目はセンチメンタルちょっと声厳しそうだけど大丈夫かな…って心配になったけどその後割と持ち直したので安心した(心の中で頑張れ五十嵐さん…!って思ってたら後ろから小さい声で頑張れ…!って言ってる声が聞こえて皆そう思ってるんだなと感じた笑)センチメンタルっていつ聴いても良い曲。

7曲目は負け犬。何故この対バン負け犬!?と思ったけど負け犬すごく良かった。中畑さんのドラムが格好良い。あと負け犬聴くと未だに武道館での「負け犬だけに」が頭を過る…。あの時感じた空気感忘れられないんだよなぁ(そこまで客席側も固唾をのんで観てる感じだったけどそれで空気が良い意味で緩んだ)

8曲目からまたいきなり新曲笑 でも新曲聴けるの嬉しい!!一回聴いただけじゃ覚えられないスカスカ脳みそなので具体的な感想が言えないのが本当…申し訳ない…。

9曲目がマキさんのベースから入る曲だったと思うんだけどこの曲めちゃくちゃ良かった!!とにかくマキさんのベースが格好良い…!!

10曲目はcoup d'Etat〜空をなくす。中畑さんのドラムがめちゃくちゃ走ってた。まあまあの走り具合いだったので若干ハラハラしたり…。あと、この曲聴くニコニコ密録音源が頭を過る…笑 好きな曲なので聴けたの嬉しい。

11曲目は落堕。この曲、本当に中畑さんのドラムとマキさんのベースが格好良い。特にマキさんのベースが入ってくる所、カッコよすぎて「カッコいい…!!」って声出た笑 五十嵐さんが曲入り間違えたのか「皮膚感覚ぅ!」って言ってしまったのをフゥ!みたいな声で誤魔化してたの笑ってしまった。久々にファンが「寝不足だって言ってんの!」って叫んでるの聞いた。五十嵐さんもそこは歌わずにあけてて何かこう言う関係性良いな〜って思ったし(昔はこれ何なの?とか思ってたけど…笑)途中に入る中畑さんの煽り(手をくいくいってやるやつ)本当いつ見てもカッコいい。私は気付かなかった(と言うかスーパーベーシストキタダさんを見ていた)けどマキさんのベースに合わせて五十嵐さんが踊ってたらしい笑 見とけば良かった笑

アンコール真空アンコール中畑さんとマキさんが先に出てきた後、五十嵐さんが中々出てこなくて中畑さんが「…一人いない!!」って繋いでるの可愛かったしドタドタ感溢れる走り方で出てきた五十嵐さん、すごくムチムチしてた…笑 真空の「ロックンロール!!」聴くシロップライブ来たなって感じる。

MC等覚え書き

五十嵐さーん!って声に「はい!」って反応する五十嵐さん笑「待たせたね」って言う五十嵐さん珍しいなと思ってたら「待ち時間長くて…疲れちゃった」って言うのやめて欲しい…笑 対バンとはそういうものから笑 「短い時間だけど楽しんで」って言ってたなぁ。気合い入りすぎてチューニング狂いまくっててすみません的な事言ってた様な気がしたけど…あまり聞き取れてないから違うかも。

中畑さん「初めて観るって方もいらっしゃると思いますので…syrup16gです。見ての通り若くはないです…笑 まぁ若いって言うのは人それぞれの定義なので…」「こう言うの(対バン)には中々呼ばれないので…出たくないわけじゃないんですよ」って話してる時に五十嵐さんが話に割って入ってきて何か喋ってたけど全然聞き取れなかった…笑

中畑さん「もうちょっと喋っても良いですか?ピエール中野君とアクリルドラムをおソロにしようと思ってアクリルの持ってきたけど中野君のドラムアクリルじゃなかった!話合わせとけば良かったね、アクリルで!って笑」って話してる中畑さん可愛いし「MCしてる感じ出してますけど休憩してます…若くないので」って話してたけど、五十嵐さんの休憩時間だよね。手持ち無沙汰で手を太ももにパチパチさせてる中畑さん可愛かった。

「また新曲を沢山やってしまいました…笑」って言う五十嵐さん。「普段誰とも喋らないから…音楽しかコミュニケーション取れなくて…」「お見苦しい所をお見せしてしまって…あの、友達が居ないってのが悪い訳じゃないですよ」って自分発言自分フォローしてた笑

シーンとした会場に五十嵐さんの「ハァ…ハァ…ゴホッ…!ハァ…ハァ…」って息切れが響き渡ってるの懐かしすぎた。昔もよく静まり返ったライブハウスでこのハァ…ハァ…を聞いたな…笑 しかしながら本当息切れすごいので本当に普段引きこもってるんだろうな…と思わずはいられない…笑 フジロック大丈夫かな…笑

タオルで顔をめちゃくちゃゴシゴシしまくる五十嵐さんに何時まで顔ゴシゴシしてんの!?って心の中で突っ込んだ。めちゃくちゃゴシゴシしてた。いくらふわふわタオルでも肌が荒れそう…。中畑さんがカウントしてるのにまだ顔ゴシゴシしてて笑った。

私の耳が悪いのかもだけど五十嵐さんが喋ってる事ほとんど聞き取れなかった…笑 本当に普段人と話したりしてないんだな…って言う喋り方と言うか…テンパり具合がすごい…。

最後捌ける時に両手でお手振りしてた五十嵐さんと中畑さん可愛かったな。

五十嵐さんが元気そうで良かったし(正直バンド自体のコンディション絶好調って感じではなかったけど)何よりシロップ音楽が目の前で鳴ってる事が嬉しかった。あと既存曲も曲の入り方とか工夫してあってそう言うのもバンドとして良い方向に感じられて嬉しい。新曲どれもすごく良いのでどんな形でも良いか音源にして欲しいよ〜!!ライブしか聴けないの悲しすぎる。

はいシロップが観れるのだろうか…。舞台の上で必死ギター弾いて必死に歌ってる五十嵐さん見るとめちゃくちゃ励まされると言う…笑 しかし、もうちょっとスパンあけずにライブして欲しい…と言う欲望は常にある…。

最後セットリスト

1.新曲

2.新曲

3.新曲

4.Sonic Disorder

5.生活

6.センチメンタル

7.負け犬

8.新曲

9.新曲

10.coup d'Etat〜空をなくす

11.落堕

E.N 真空

2024-03-24

THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS UNIT LIVE TOUR ConnecTrip!東京公演の総責任者様

私はTHE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS UNIT LIVE TOUR ConnecTrip!東京公演に出演する鷺沢文香プロデューサー担当している者です。

本日は直訴したいことがございます

東京公演の文香のソロ歌唱楽曲を昼公演、夜公演どちらも「銀河図書館」にして頂けないでしょうか。

既に開催済みの山形公演のセットリストを拝見いたしました。

持ちソロ曲が2曲以上あるアイドルは昼公演と夜公演で別の楽曲歌唱する演出となっているように見受けられました。

既に東京公演のセットリストは決定済みで、出演アイドルはじめ舞台監督様、演出の方、皆様それに向けて準備を急いでいることかと存じますが、

もし昼公演もしくは夜公演のどちらかを「Bright Blue」どちらかを「銀河図書館」というセットリストになっていらっしゃるのであれば、

是非再考いただけないでしょうか。

理由を述べます

一番の理由は、間違いなく東京公演に現地参加するシンデレラファン特に文香のファンは「銀河図書館」が披露されることを望んでいるからです。

ユニットライブの開催が発表された日から翌日までのX(旧twitter)での「銀河図書館」の検索結果です。

https://twitter.com/search?q=%22%E9%8A%80%E6%B2%B3%E5%9B%B3%E6%9B%B8%E9%A4%A8%22%20lang%3Aja%20until%3A2023-10-04%20since%3A2023-10-03&src=typed_query&f=live

こちらは同じく「Brigth Blue」の結果。

https://twitter.com/search?q=%22bright%20blue%22%20lang%3Aja%20until%3A2023-10-04%20since%3A2023-10-03&src=typed_query&f=live

ご覧の通り、「銀河図書館」を期待する声が多くポストされているのに対し、「Bright Blue」は言及自体がほぼありません。

Bright Blue自体は素晴らしい楽曲で、文香にとっても初のソロ曲であり大切な楽曲です。

しかし、「Bright Blue」は既に10thライブで一度披露しています

その際にも、次回出演時は「銀河図書館」を熱望する声が多くポストされていました。

https://twitter.com/search?q=%22%E9%8A%80%E6%B2%B3%E5%9B%B3%E6%9B%B8%E9%A4%A8%22%20lang%3Aja%20until%3A2021-11-28%20since%3A2021-11-27&src=typed_query&f=live

御存知の通り文香はあまりライブに出演しておりません。

それゆえに、披露されたことがない「銀河図書館」を生で聴きたいというファンの思いが、他のシンデレラガールズに比べて非常に大きいのです。

プロデューサーである私の元にも「『銀河図書館』を生で聴くまで死ねない」という声が楽曲発表時から多く届いております

仮に今回披露することでファンの方に死なれては困りますが、おそらく冗談なので大丈夫でしょう。

次の理由は会場がライブハウスであるということです。

Bright Blue」は全編スローテンポバラードであり、ライブハウスで披露するには少し地味である懸念がございます

もちろん文香は最高のパフォーマンスを魅せ、ライブハウスを青く染め上げるでしょう。

しかし、完全なバラードよりは少しアップテンポな「銀河図書館」の方がライブハウスには馴染むと考えております

また、会場がライブハウスであることは、もう一つ昼夜とも「銀河図書館」を披露すべき理由となり得ます

それは多くの観客・ファンの皆様が昼か夜かどちらか一公演しか現地参加できないと考えられるからです。

昼夜全通の観客・ファンが多くいることが予想される大きな会場であれば、昼夜で歌唱楽曲を変えるのは観客・ファンのためを思っての配慮として大いにありと考えます

しかし今回は会場のキャパティが2000人規模であり、昼夜とも現地参加できるのは関係者か、不正方法チケットを入手する輩を除けば、ほぼいないのではないかと思われます

銀河図書館」を期待しているであろう少なくない観客・ファンの皆様がせっかく現地チケット当選し、安くはない金額を払い、お忙しい中ライブに足を運んで下さるにもかかわらず、

ライブ運営側の昼夜ソロ歌唱曲を変えるという演出ルールで、目当ての曲が聴けないとあっては、残念に思うのは想像に難くありません。

もちろん文香ファンの皆様、およびシンデレラガールズのファンの皆様は内心どう思っていたとしても、どの楽曲披露されたとしても、最高潮で迎え入れてくれます

しかし私はできることなら、自分担当する大事アイドルが最高のパフォーマンス披露したにも関わらず、なんとなくがっかりという空気流れるのは、避けられるならば避けたいのです。

ライブコンサートは誰のために開催するものであるかということ、今一度熟考していただきセットリストを決定していただくこと、切に願ってやみません。

一介のプロデューサー差し出がましいことを申し上げましたこと、お詫びし、最後まで聞いていただいたこ感謝いたします。

失礼いたします。

2024-01-20

anond:20240119120225

復活のイデオン伝説巨神イデオン オープニング曲

なんでこんな明るい曲調なの?嘘やん!

本編ストーリーは小さな子供でも簡単に死んじゃうような暗い話だろ詐欺やん!

でも「銀河切り裂く」とか「人よ命よ始まりを見る」とかネタバレかましてくる

なんやねんズルいやろ!

コスモスに君と(伝説巨神イデオン エンディング曲

「たった一つの星に捨てられ 終わりない旅君と歩むと 慈しみふと分け合って 傷をなめ合う道化芝居」

スローテンポめっちゃ美しい曲で出だしの歌詞がこれ

出だしかフルスイングで作中人物たちの目をそむけたくなる現実を突きつけてくるのなんなの?鬼畜なの?

オープニング曲詐欺だったくせに!

2023-11-29

2023年11月28日 Kode Talkers JAPAN TOUR 2023@味園ユニバース

2023年11月28日 Kode Talkers JAPAN TOUR 2023@味園ユニバース

流石長瀬智也バンド、事前に本人確認必要との事だったので並ぶのめちゃくちゃ嫌だったけど、14時ちょっと過ぎに会場到着したら想像してた通りの長蛇の列…。しか本人確認しない事にはライブ自体入れないので並ぶ事にしたは良いが本人確認グッツ先行もくっついてるせいなのかめちゃくちゃ待つ(後々理由がそれじゃなかったと知る)京極夏彦新刊を読んでひたすらに待ってようやく入口まで辿り着いたと思ったが本人確認がめちゃくちゃ厳しくて一人一人来場者が印刷された紙で名前をチェックしてる模様(個人情報から隠してたけどめちゃくちゃ紙見て名前探してる空気が伝わってきた)私の付近からPCでチェックしてくれる人が一人増えたけどそっちの方が確実に早く(当たり前だが)私がやってもらってる後ろに並んでる人がイラついて「こっち列進み遅いんですけど…」って言い出して内心止めろ!!って思ってた。確認してくれてる人が若い女性だったんだけど、その人が悪い訳じゃないし(確実にシステム問題)そんな事言ったら傷付くでしょ…!と思いつつ、何とか本人確認が終了してグッツを見る。もう買うものは決めてあったので速攻買って会場を後にする(物販に立ってた人めちゃくちゃ感じ良くてびっくりした)物販であんな立派な紙袋に入れてくれるの初めてでビビるお金あるなぁ…。この時点で16時過ぎ…。約2時間並んで身体が冷え切ったので速攻ホテルに戻って身体を休める…。

整理番号がそんなに良くなかったのでのんびり出発。ドリンク代700円にビビる…。高い…笑 味園ユニバース初めて入ったけど、想像以上に造りが綺麗。ここでライブ見れるのめっちゃ良いな〜と思った。前の方にある枠?みたいな所は入っても絶対見えそうになかったので、後ろの開放されたスペースでのんびり見る事に。

待ってる間、近くに立ってた人が「あれ聴けるかなぁ、オンリー・ユーきーみがきみがー」って歌ってて笑った。10分押しぐらいでスタートメンバー出てきたのは全然見えなかったけど私がいた位置の方に中畑さんと光太郎さんの立ち位置があって中畑さんが普通に見えた。ドラムって座ってるから絶対無理だと思ってたから嬉しい。ステージちょっと高めにあったのかな?長瀬君最初本当に見えなくて(皆長瀬君見てるから本当に見えない笑)まぁ見えなくても歌が聴ければそれで良いしなと思ってたけど途中からチラチラ見えてやっぱ超絶イケメンだった…笑 知ってたけど顔面がめっっちゃ良い。

長瀬君が歌い出した瞬間、うわー!!長瀬智也の生歌!!って思ったし、想像してたより上手かった(何か失礼な言い方だけど)45歳であれだけ声出てるのすごいし、失礼だけどジャ…って生だとあれ?みたいな事も多いので…。あの感じだったらやっぱり一度はTOKIOライブ行ってみたかったなぁ。持ち曲少ないし1時間ぐらいかなと思ってたら2時間30分ぐらいあってびっくりした。演奏はそりゃ下手な訳ないメンツなので聴いてて安心感あるし、とにかく長瀬君歌声が良い…!!

以外、曲の感想など。

Free Wheeles、長瀬智也の歌の上手さが際立ってて最高だった。スローテンポとかバラード系でめちゃくちゃ映える声だと思う。

個人的に好きなハンディキャンディマン、すごい良かった。ギターのカッティングがカッコいい。あとドラム気持ち良い曲。この曲、めっちゃ長瀬智也って感じ(?)がして良い。

どっかに置いといてめちゃくちゃ盛り上がってた。曲入る前のアレンジがめちゃくちゃかっこよかった。皆歌ってくれ!って言っててビビったが…。歌うのハードル高くない?曲が難しいとかそういう事じゃなくて、何か心理的に…??私だけなのかな?皆歌ってたかは分からないけど前の方の人は歌ってたかも…。でもすごい良かった。

When I、聴いてて気持ち良い。ギターソロが良き。

2曲セッション的なのがあったけど、1曲目のが好きだった。長瀬君が弾いてる所もうちょい見えたらな〜。FIREさんがめっちゃノリノリで可愛かったです。

新曲も何曲かやってたけど、歌詞めっちゃ長瀬君っぽい曲があった(雨の歌のやつともう一曲)けどあれも光太郎さんが書いてるのかな?すごい良い曲だったか音源化してほしい…。

例のモノ、ドラムがめちゃくちゃ中畑さんって感じで好き笑 リズムパターンとかThe 中畑大樹って感じ。

帯電Youthful、アウトロの所めっちゃカッコ良かった。演奏が上手いって良いね

脱力法則、好きな曲なので生で聴けたの嬉しかった。キーボードが良い味出してる曲。

アンコール情熱グルーヴ、めっっちゃ良かった!!若者では出せないグルーヴ感、最高です!!

MC覚え書き。全部ニュアンスです。

·長瀬ー!!智也ー!!の声援(?)がすごい。男の人が久しぶりー!!って叫んでたら「俺より目立つな!!!」って言っててめっちゃ笑った。

·Kode Talkers って言う訳解んないバンドを観にこんなに人が集まってくれて…みたいな話何度もしてたけどいや、フロントマン長瀬智也ですから!!むしろこんな小さい箱でライブやってて良いのか!?とすら思うし多分会場に居た人皆そう思ってたと思う。

·長「皆何処から来たの?」客「香港!」長「香港!?本当!?」客「オーストラリア!」長「オーストラリア!?絶対嘘でしょ!!え??本当?ワーホリか何か?」ってやり取りめちゃくちゃ笑った。

·長瀬君衣装ギリギリヤバい(赤のキャップに白のセットアップ)って話で(全然似合っててカッコ良かったけど)微妙ツッコミが入れられない線を探ってるって話から「もう携帯ツーカーとか使いたいもん!」って話してて、近くに居た人が「ツーカーって若い子知らないんじゃない?」って言ってて確かに…と思った笑 そこから自前のスマホ写真を撮る長瀬君フロアから「送って!!」って声が上がる笑 長瀬君も送ってって新しいねって笑ってたら、エアドロで!!って声が上がって長瀬君がエアドロって俺の携帯一杯になっちゃうよ!!って言ってて笑った。やり取りが面白過ぎる。

·長瀬君がやっぱ(お客さんに)女性がいると良いね、ほのぼのするって話してて(前の神戸では9割方男性だったらしい)元アイドル長瀬智也垣間見た…笑

·何の曲か忘れたけど、中畑さんのカウントが「ワン、ツー、さんはい!」で可愛かった笑

·売れる気は全くないですって言ってたけど、売れるの重要よ…!!まぁ長瀬智也ともなれば売れるとか関係ないのかもしれないけど…。音源CDLPカセットしか販売してなくて配信·YouTubeも上げてないとか売れる気ないよねって光太郎さんが言ってて笑った。確かに…。

·俺達は裏切らないって長瀬君が言っててカッコ良かった。長瀬智也が言うとめっちゃカッコいいな。

·メンバー紹介の時、中畑さんどんな風に呼ばれるんだろ?中畑かな?って思ったら「ドラムス大樹ー!!」って言われててそうか、大樹って呼ばれてるのか!ってのと長瀬君から中畑さんの紹介がある現実、本当色々すごいな…と思った。あまり言いたくないけど、メンバー紹介全員の中で中畑さんの時が一番フロアの反応薄かった…笑 私が中畑さーん!!って叫ぶ勇気があれば少しは後押しになれたのに…(絶対無理だけど)

·最後辺りに子供の声(うあーーーーーみたいな声)がフロアに響いて(ソファ席の所に小さなお子さんがいた)長瀬君が「何か可愛い声が…子供いるの?いないよね(一応お子さんのご両親がアピール?してたけど見えてなかったぽい)え?俺聞いてはいけない声を聞いてしまった?」って言ってて、気付いてあげてくれ〜!!って思ったけどその時は無理で心霊現象みたいな扱いになってた…笑 最後捌ける時、中畑さんは気付いたっぽくて笑顔になってた。可愛い

·長瀬君が「45歳…(体力的に)キツイすね」って言ったら中畑さんが「そんな事ない!!」って返してた。確かにこのバンドだったら長瀬君が一番若者だもんね。

·味園ユニバース、良い箱だねって話から初めての人〜?って長瀬君質問中畑さんが手上げてて可愛かった。

初めて入った味園ユニバース、すごく良い箱だった。後ろのスペース開放してあったらのんびり聴けるのすごい良いと思う。初めて聴く長瀬智也歌声めちゃくちゃ良かったし、本当テレビで見るまんまのMCとか笑顔で天真爛漫さと人柄の良さが伝わってきて何十年も芸能界の荒波の中で常にトップで居た人とは思えない…。これは信頼されて好かれるよなぁとしみじみ。後はやっぱり長瀬智也の後ろでドラムを叩く中畑さんを生で見る事が出来て何かこう…すごいなぁと。こんな日が来るとは…。長瀬君音楽を楽しんでる姿がまた見れて良かった。あと昨日ライブを観て、私にとっての最大のエンターテインメントライブだなと思った。

2023-06-20

anond:20230620105610

subtitleってバラードになるんかな。いい曲だけど。

あん文字数多いの、バラードと言っていいのか

バラードってもっとスローテンポで、ジーンと泣けるやつだというイメージなんだが

2023-05-18

Dr.STONEすごいよなあ

創作アイディアとしてさ

マイクラとかクラフトゲームみたいに、石器時代から始めて宇宙に行くまでをストーリーに出来たらなあ」

は割と思いつけると思うんだよ

それをちゃんとやるのは偉いわ

ちゃん現実的な巻数に収めようとしてるのも偉いわ

やってはいるけどスローテンポ過ぎてこれ終わるの200巻だろみたいなものとかもあるじゃん

まあそれでいうとキングダムとかも偉いけどね

とにかく偉いわ

こういう「思いつくけどかなり頑張らないと実現できない」系の創作いいよね

なんかない?

2023-04-23

既婚者によるホストクラブ体験レポート 続編(長文)

半年前、結婚後初めてホストクラブに行き、2度と行くかと思ったのにまた行ってしまった。記憶の整理のために書き残す。

※前回の増田anond:20221109192213)を読まなくても分かるように書いたが読んだ方がより楽しめると思う。なお、話自体は前回の方が起伏があり、今回の話はさほど面白くない。

TL;DR

【あらすじ】約半年前、YouTubeでガワが超タイプホストを見つけ会いに行った。ホストクラブ自体は楽しめたが指名したホストはかなり押しが強く逆に萎え、閉店後のデートキスされて気持ち悪かった。LINEブロックして2度とホストクラブに行くまいと誓ったが、わりとあっさり誓いを破り今に至る。

【忙しい人のために】支払い総額は店頭約26万+配信時の投げ銭12万円。お店では、「前回酔いすぎて色々やらかしてごめんね」と謝ってもらい気が済んだ。高額の酒を入れてシャンパンコール(=マイクパフォーマンス)をしてもらい、まあまあ楽しい時間を過ごした。担当(=指名しているホスト)は今回は酔いが浅くそこそこ紳士的な態度で、閉店とともにタクシーに乗せられて宿に戻った。全体的にあっさりした接客でほっとした。

スペック結婚10年目、子なしだが夫と仲は良い、アラフォー普通体型、不美人田舎在住、オンラインその他で小銭を稼いでいる。性欲はあまりないがときめき欲? はある。

【本文】ある日東京へ用事を済ませた後、ホストクラブへ行った。二回目の来店だが、担当との連絡自体は数ヶ月前から取り合っている。

前回の来店では、担当からのボディータッチが多く逆に萎え、アフター(=閉店後のデート)で色々と罵られ、別れた後すぐLINEブロックした。しかし来店翌日に帰ったためか非現実的な気分を引きずり、空腹なのに胸がいっぱいで何も食べられず、体重が減るなどの影響があった(もう戻った)。

前回の来店から約1か月後、もしかしたら連絡が来たりするのだろうかと思ってついLINEブロックを解除したら、暫くして「今年指名してくれてありがとう、次東京来たら一緒に(店で)飲もう」とLINEが来たので「はいぜひ反省会しましょう」と返信し、そこからやりとりをするようになった。頻度は、1日数往復の時もあれば3日くらい空けることもある。

そのうち担当集客等のため、SNS投稿ライブ配信をするようになった。投げ銭もできるので、折を見て何度か投げた。初めて5桁の投げ銭をした時は緊張したし、担当から感謝LINEが来たりしたが、それが何度かあるとお互い慣れてきて担当から感謝LINEも来たり来なかったりした。初めは腹が立ったが、だんだん「そんなものか」「じゃあ店行く時にお金使ったほうがいいな」と店に行く日を決めてからはあまり投げなくなった。

高額の投げ銭をした時は自分気持ちに折り合いをつけるためLINEで「ボイスメッセージをください」とか「実は先日誕生日だったのでお祝いメッセージ動画をください」などといった要望を伝えて叶えて貰った。手数料込みで合計12万の投げ銭をしたが後悔はない。

そのようにして約半年過ごした後、東京での用事を済ませ漸く来店した。今回はいわゆるシャンパンコールをしたかったので、軍資金として独身時代貯金から30万円用意した。担当ヘルプ(=担当以外に席についてくれるホスト)に思い出してもらいやすいよう、前回とだいたい似たような格好で店に足を踏み入れた。久しぶりすぎたためか、初めて行った時以上に緊張し、ずっと震えが止まらなかった。

自分担当ホットウーロン茶ヘルプ発泡酒を注文、それから配信で知った別のホストを場内指名(=その日に優先的に席についてもらうこと。4000円くらいかかる)する。注文内容を確認されているところに担当が「久しぶり!」と登場。思わず立ち上がって「[担当]さん、本当にお久しゅう……」などとキモいセリフを発しお辞儀すると担当は笑って、2人で席についた。相変わらず距離は近く、膝の先を触れ合わせてきて少しドキドキするが、2回目だからか前回のように脳内麻薬が過剰分泌されるような感覚はない。「ねえ痩せた?」「えっどうかな、変わらないかも」「そう? 俺太ったわ〜スーツベストやばい」みたいな会話から入り、そのまま担当本日スーツの話になる。当日の夕方に「SNS投稿していたあのスーツを着てきてほしい」という要望を予め伝えていた。

注文した飲み物が来て、若手ヘルプを交えて乾杯する。持ち込んだ地元お土産と、花粉症で喉がやられていると言っていたので予め買っておいた龍角散ダイレクトタブレット)を渡す。担当は「ありがとう〜」と早速龍角散ダイレクト開封し、「ねえこコンドームみたいじゃね?」といきなり下ネタを発していた。

場内指名したホストも「初めまして!」とやって来る。彼の配信でもコメントしていたので、「実は私、[ハンドルネーム]です……」「えっ!? あの伝説!? [インドア趣味]が好きって言ってましたよね!」「で、伝説!? 私何か悪いことしまたか!?」といった会話で盛り上がる。店はまだ空いていたが、担当は「お土産置いて来るね」と言って一度席を外す。

ホストヘルプ周りと言って、指名客がいても他の卓のヘルプをお互いにする必要があるため、担当ヘルプ達は席を外したり戻ったりと慌しかった。担当がずっと席にいたほうが顧客満足度は上がりそうだが、担当への愚痴など担当には言えない情報の共有、担当から言うと角の立つ煽り(=より高額の酒を入れるよう促すこと)、常連客だと話す内容がなくなってくるなどの対策なのだと思われる。

若手ヘルプも何回か入れ替わったが、前回もついたヘルプからは、「前は日本酒飲んでましたよね」「半年前なのによく覚えてますね」「日本酒まり出ないからね」といった話をした。ヘルプや場内指名ホストが入れ替わるように席を外したり戻ったりする間、幹部(=売れっ子ホスト)も少し席に着く。幹部は若手より話し方がフランクなのだが、距離感の取り方がうまく初めから仲が良い友達のような感覚になり、さすが売れっ子だなと思った。「前回は[担当]さんがすごく酔っちゃって……でも、絶対ノンアルは飲まれなかったんですよ」「あ〜男ってほんとバカからね! 酒強い方がかっこいいみたいな価値観なんだよね〜」云々……会話自体特筆すべきことはないが、豪華な内装、美麗な顔をしたホストたち、ハイブランドスーツ私服、彼らの香水のいい匂い……等々に囲まれていることで、なんだかとても特別時間を過ごしているような錯覚に陥る。ヘルプや場内指名ホストは「服が素敵ですね」「落ち着いてて品がありますね」「ホットウーロン茶飲んでるのカッコいいですね」等々、座って息をしているだけなのに褒めを浴びせてくるので自己肯定感が上がる。

担当には予めLINEで話していたのだが、『担当のマイソムリエナイフを使っているところが見たい』『担当本人にコールしてほしい(※通常シャンパンコール担当でないホストがする)』ため、シャンパンではなくワインコールをしたいと言うと、ワインまり出ないから値段確認してもらうね、とのこと。予算は全部で20万だけど多少超えても大丈夫、と伝えた。

ヘルプ達が席を外したので前回の反省会をする。前回は終わり頃に日本酒を入れたが、「あれは俺のエゴだったよね、すごく酔っ払ったし」「そうそうアフターで何度も罵られましたしね」「www 罵ったってヤバいwww」「ウザいって10回は言われましたよ」「笑うwww ……その節は大変申し訳ございませんでした」というような会話をして担当に深々と頭を下げられた。この時に、LINEをしばらくブロックしていた時期があったことや、前回担当自分のグラスに入った酒を私の空いたグラスに注いだことなども話す。担当はそうだったんだねごめんねと素直に謝ってくる。前回の禍根をだいたい吐き出してすっきりし、気が済む。店に来ていない期間に担当名刺を2回更新したので2枚の名刺を貰う。

ワインの値段確認にやたらと時間がかかり、仕方ないので発泡酒を何度か、あとは自分チェイサーがわりのジャスミン茶を注文。「まだ[私の名前ちゃんお茶しか飲んでないよね」「炭酸が苦手だからハイとかあまり飲みたくなくて……」みたいな会話をしたり、あとは地元方言の話だとか、店の他のホストYouTubeチャンネルを見てるかという話など、他愛もない話をして時間を過ごす。なかなか酒の値段が確認できず、「時間かかるなら(値段のはっきりしている)シャンパンにしようか?」と提案すると「いや大丈夫だって俺がワイン開けてるところ見たいから注文してくれたんでしょ? 待たせてごめんね」と言われる。こういうやりとりは地味に嬉しい。田舎暮らしで会話に飢えてるせいかもしれない。

内勤に呼ばれた担当がまた席を外すと、目の覚めるような美丈夫な若手ホストと場内指名ホストが入れ替わりで席に着いた。前回も今回もホスト達の席の入れ替わりで数分間席に1人になることが何回かあったのだが、前回はヘルプは1人だけだったので、会計が高額になると待遇がよくなるのかなと思った。さっき少し席に着いた幹部がやってきて話に加わり、そして漸く担当ワイン2本がやってきた。『小計』と呼ばれるメニュー上の税別表記では9万円の赤ワインと4万円の白ワインだが、消費税10%とTAXという名目の法外なサービス料約40%を入れた『総計』だと2本で20万円近くする。

担当がマイソムリエナイフ白ワインを無事開栓すると「記念に持って帰りなよ」と抜いたばかりのコルクテーブルに置く。手に取って聞くといい香りがする。コルクを鞄にしまう。グラスが人数分やってきて乾杯する。グラスメーカーの話やワインの話などで盛り上がったところで担当はまた席を外してヘルプ周りへ。視界に入るところにいるので気にはなるのだが、前回と違って被り(=同じ担当指名客)ではないのと、幹部を含めたヘルプ自分の席にいるのでそれほど不満はない。が、一度こういう体験をしてしまうと、次回以降使う金額を大幅に下げるのは難しいだろうなとは思った。

別の卓でシャンパンコールが始まりヘルプ達が席を外す。席に一人で暇なのでKindleを開くがコールがあまりにうるさいので1行も読めない。締めの音頭らしきものが流れて少しの間店内が無音になり、通常のBGMに戻ったところで席を外したヘルプ達や担当が戻ってくる。担当の手にはマイクが握られており、次は自分の席の番みたいだった(コールは入れたお酒金額順に行われる)。

BGMが切り替わり、担当入場曲的なBGM流れる自分リクエスト担当コールをお願いしているので、担当は私の隣に座ったまま乾杯音頭マイクパフォーマンスをする。ホスト達が10人くらい集まってきて合いの手を入れる。ヘルプ担当iPhoneで私と担当の様子を撮影している。幹部コールを続ける担当の隣に座り、白ワインが入ったグラスを私に手渡してきて乾杯し、そのまま一緒に白ワインを飲み干す。

マイクが渡されて当たり障りのない一言を述べると、担当マイクの番になる。「姫様、(オフラインでは)明けましておめでとうございまーす!」という挨拶に続いて感謝言葉を述べた後に「姫様、先日誕生日だと言ってましたので、ささやかながらご用意させていただきました」と述べて席に集まったホスト達に目線を交わすと、ホストの1人から美容ブランド紙袋を渡される。ホストからおめでとうと祝福を受け、締めの音頭に入ってシャンパンコールが終了する。

コール終了後、赤ワイン開封してもらい、そのコルクも鞄にしまう。この時点で23時をとうに過ぎていて終電で帰るのは絶望であるプレゼント紙袋の中には(相対的に)大きな包みと小さな包みが入っていて、小さな包みの方を開けるとマニキュアが入っていた。「これはノベルティーで貰ったやつなんだけど、使わないからあげる。本命はこっち(大きい方)ね!」「ではお宿に帰ったら開けますね」といった会話をする。また別の席でシャンパンコールがかかりヘルプ担当幹部が行ったり戻ったりを繰り返したり、「[ホスト名]の素敵なお姫様より[超高額の酒名]頂きました〜!」という放送が何度か入ったりする。ホスト本人の希望などで高額の酒が入ってもシャンパンコールをしない場合があるらしい。すさまじい世界だ。

この時間帯なのに店はほぼ満席で、担当ヘルプ周りで席を外している間、自席のヘルプ海外旅行海外移住英語習得の話をしたり、内勤が伝票を持ってきて会計を済ませたりした。締めて25万9千円。法外な値段だが、非現実空間いるからなのか高いという実感があまりない。半年間の配信による投げ銭金銭感覚が壊されているせいもあるかもしれない。

別の幹部がやってきて「お隣いいですか?」と言って座り(幹部なら担当でない姫の隣に座ってもいいらしい)、赤ワインを飲みつつ海外旅行海外マリンスポーツの話などをした。担当が再び戻ってきた時には赤ワインボトルは空いていて、いつの間に空いたんだっけ? と少し驚く。

担当は席に残っていた発泡酒を氷で割ったものを飲みつつ、「写真撮って!」と言って自分iPhoneを私に寄越し、空いたボトルを両手に持ってポーズを取る。私の撮影センスがないのか5回くらいリテイクを食らう。iPhoneを渡して担当写真確認する一瞬、女の人の名前通話が来ていたのが見える。「次は2人で写真撮ろうよ!」と言って担当ヘルプiPhoneを渡し、ボトルを1人1本ずつ持って身体を寄せ合い写真を撮る。自分のこめかみのあたりに担当の体温と香水のいい匂いが纏わりつく。前回のように変にべたべた触ってくることもなく、これくらいの方が適度にドキドキしつつも気楽でいいと思った。

残った発泡酒を飲みながら担当は親父ギャグのようなセリフを繰り出し、「こういう接客がよかったんでしょ?」と確認するように聞いてくる。「そう! YouTubeで見た時はそういう(友達同士のような)接客だと思ってたから、前回の時はもうゴリゴリホストっぽい接客されて、本当にびっくりしちゃって……」と、こちらも念押しのように言う。ひとしきり笑い合った後、「やっぱり目標としてはNo.1になりたい(だからもっと金出して)」「うーん、そっか、そうだよね(無理です)」という旨の話をした。半分以上担当言葉を聞き流しながら、今回はずいぶんあっさりした接客だなと考えていた。前回はまだホストクラブはほぼ未知の世界だったしな、今日接客が前回の接客だったらさぞ楽しかったろうにな、でもそうしたらほどほどの満足感を抱えて行きたい気持ちフェードアウトしていたかもしれないから、きっと初来店の接客はあれくらい激しくて正解だったのかもしれないな、現に今日私はここに来ているのだし……なら今後は? 私は何を求めてここにいるのだっけ? ……というようなことをひたすら考えていた。気がついたら蛍の光が流れていて、店内放送今日の売り上げNO.1ホスト名前が挙げられていた。アフターも誘われなさそうだし帰ろう、と思い「もう帰るね」と伝える。担当は「今日はほんとにありがとね!」と言って私の鞄とプレゼント紙袋を持ちエレベーターまでエスコートする。エレベーターに一緒に乗り、はじめ誤って上の階に行ってしまうが再び扉が閉まって下降する。驚いた顔をしていたのでどうしたのと聞くと「さっき扉開いた時になんかホストが客のおっぱい揉んでたのが見えた!」と言っていて、何というか、色んな意味で素直な人なんだなと思った。

店の外に出て担当エスコートされるままタクシーに乗る。担当は「ホテル着いたらLINEちょうだい!」と言って手を振る。タクシーは慣れたようにスムーズに出発し、担当から、お店の入ったビルから繁華街から、速やかに離れてゆく。

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宿に着いた時は深夜1時少し過ぎだった。鞄の中からコルク2つと名刺2枚を取り出してゴミ箱に捨てる。さすがに空腹だったので、頂き物のお菓子を食べつつ冷蔵庫に残っていた水を飲み、空けていなかったほうのプレゼントの包みを開封する。包みの中にはヘアミストが入っていた。そちらは捨てずにマニキュア紙袋や包装紙ごとスーツケースの中に入れる。 

担当LINEプレゼントのお礼を述べ、ランドリーに行き洗濯物を放り込む。洗濯機が稼働している間に部屋に戻ってシャワーざっと浴びる。部屋を片付けていると担当からお礼の言葉と共に今日写真シャンパンコール動画が来る。洗い終わった洗濯物を取りに行ったり浴室に干したり返事をしたりして、眠いのか眠くないのかよくわからない身体と心をベッドに沈めて無理やり寝た。

再び目覚めたのは朝の6時すぎで明らかに寝不足だったが眠れそうにもなかったので、瑣末な用事作業でひたすら時間を埋め、身体を動かし続けた。その間も担当スローテンポLINEラリーを続けていて、何とも形容しがたい充足感のような何かを抱えながら帰りの交通機関に乗った。

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今回は前回と違ってあっさりした接客だったからか心を乱されることもなく、楽しかったという思い出だけが残った。このまま担当が態度を変えず、こちらも変な見栄を張らず、同じ接客、同じ価格帯、同じ頻度で通えるのなら、飽きるまで通うのもいいかな、と考えている。なお、夫への罪悪感は悲しくなるほどない。

また店に行ったらレポートしようと思う。できればそんな日が二度と来ないことをもう一度強く願ってはいるけれど、たぶん無理だ。だからせめて自分の心が乱れないことを切実に祈っている。

2023-03-22

音の良い映画館に行った時、映画本編も良かったけど、インディージョーンズ最新作の予告編がすごく良かった。あのテーマ曲が少しスローテンポアレンジで流れて、歳はとったけど冒険に出るインディの姿があるだけで、何かいものを見たなぁという気がしてくる。昔の大作映画しかないおおらかさや楽天性みたいなものが思い出される。

2022-12-29

私の2022年邦楽TOP10

今回も自分語りしかない

10 - 6

Victoria / TWEEDEES

Cymbalsベースだった沖井礼二シンガー清浦夏実によるユニットTWEEDEESより、今月リリースされたアルバム「World Record」 帯の元ネタThe Style Councilらしい

そんなアルバムの中からの1曲目 いきなりスキャット!鐘!豪華な編曲沖井礼二ベース!最高~

こうやって12月中に名曲が出てくることがあるので、12月の初めに今年のまとめみたいなことするとちょっと勿体ないんですよね

TODAY FOR TOMORROW / CASIOPEA-P4

神保彰の脱退後、新たなドラムスとして有形ランペイジメンバーでもある今井義頼を迎えCASIOPEA-P4名義でリリースされたアルバム「NEW TOPICS」のこちらも1曲目

ジャパニーズフュージョンアルバムがこういう景気いい曲で始まると本当に楽しい

思いがけず雨 / Nagakumo

大阪拠点活動し自らをネオネオアコと呼ぶ2021年結成のバンドNagakumo

ネオネオつけてどうするんだと感じもありますが、これを聞くと続けて「three cheers for our side」も聞きたくなります 本人たちもフリッパーズ・ギターからの影響を公言しています

帰り道 / 阿佐ヶ谷ロマンティクス

今度は阿佐ヶ谷 2014年結成の5人組バンド阿佐ヶ谷ロマンティクス

今回のアルバム大人幻想」はSpotifyでは別の曲がグローバルでバズっていますが、個人的に一番刺さったのはこっち

ピアノで盛り上げるタイプバラード サビ直前のキメで一人だけ弾き続けちゃうベースも好き

Call me back / 松任谷由実 with 荒井由実

6位にユーミン

過去自分の声を合成音声で再現して今の自分と一緒に歌うという面白い作品 過去もともあったメロディーに新しく歌詞をつけたとのこと 単に楽曲を聞いただけでも良いし、こういう新しい挑戦をしていることも良い

で、やはり気になるのは「どこの技術を使った合成音声なのか」というわけで、ラジオでは曲は流れてもそんな話は出てこないしググっても出てこない。もしかして歌詞カードにちらっと書いてあるのかもと思って今回のベスト盤発売まで待つわけです。いよいよリリースとなっていざ歌詞カードを開いてみると、全国のラジオリスナーから集められたユーミンにまつわる思い出話が多数掲載されてるのに結局技術的な話は何もない。そんな……と思ってこのタイミングでもう一度検索してみると、CDフラゲ日になってやっと(協力した研究室の)プレスリリースが出ていました

https://www.i.u-tokyo.ac.jp/news/press/2022/202210032121.shtml

どうしてどうして……

5 - 1

BADモード / 宇多田ヒカル

ラジオではじめてこれ聞いた時はこんなん出されたら誰も勝てないじゃんと思いましたが結局5位

そういえば宇多田ヒカル新曲がすごいみたいな話を年上の人としたんですけど、あの人の親を誰だと思ってんのみたいな返答されたんですね。そうじゃなくて私はこの曲そのものが好きなんですよ。ど~せ私はAutomaticすら後追いで聞いた若造ですよ~~

鏡の中のアクトレス / 寧音

恥ずかしいことにこの作品を聞くまで原曲を知らなかったのですが、中原めいこ1988年アルバムから表題曲カバーです

深いリバーブに気だるそうなボーカルキラキラしたブラスシンセ並行世界80年代みたいなサウンドがいい味出していますが、シンガーの寧音は2008年まれ

編曲のevening cinema原田夏樹はRainychのカバー作品担当していましたね evening cinema名義でも今年アルバム出てるんですがこっちも良かったです

完全に狙って作ってる感じのジャケも必見

ちなみに原曲も今年CDが復刻してます

雨模様 / ぷにぷに電気、ぺのれり

ポスト渋谷系コンピレーションシリーズ「Pastelphonic」に楽曲提供したこともある、ぺのれり・ぷに電による作品

そういえば、「渋谷百景」などで有名な邦楽情報サイトのradiodAzeにもこのアルバム情報が載ってて驚いた

http://radiodaze.g2.xrea.com/KKKva.htm

あのサイトはもう何年も新しいアルバム情報は書いてなかったようだが、あのサイトに載るだけの影響力がある名コンピであることは確か

そんなアルバムでも活躍していたこの両氏のタッグなので当然期待して聞いたわけですが、まさに大当たり

ムーンドライバー / エルスウェア紀行

ここ最近急に影のある曲を出すようになった2人組バンドエルスウェア紀行(何があった?)

浮遊感満載でどこ行くか分からないメロディが最高

スローテンポにどんどん熱くなるギターが目立ちますベースがずっと忙しそうにしてるのもGood

Spell of Love / 今井優子

1987年デビュー角松敏生プロデュースを経て自身ソングライターとなる今井優子によるキャリア35周年のアルバム「Spell of Love」(実は今井優子も今年知ったアーティストなのですが)

その中の1曲目かつ表題曲

シンセ担当する安部潤による編曲で、いかにもフュージョンイントロからまりラテン風味かつフィル満載のドラムパーカッションスラップしまくりのベース、よく練られたコーラス……と豪華なバックトラック それに負けてない今井優子自身による作曲 今年のベストトラックです



https://open.spotify.com/playlist/21kp6A9R6hUBijiEe2ia4Z?si=46236e3810db44da

2022-08-08

アニメ版惑星のさみだれは、現代人には合わない

アニメ版惑星のさみだれは、原作の流れを大切にして、この令和の時期に超スローテンポで話を進めている。

原作を読んでいる人にとっても、このテンポの悪さは相当に辛いと感じる要素であるし、削って欲しい所を削ってなくて、どうでも良いところの描写は改変して突っ込んでいたってのがあって、評価が悪いのも、個人的には擁護しきれない箇所だ。

序盤が超スローペースなのは、むしろ丁寧な原作再現ではある。

原作面白くなって来るのは、他の指輪騎士たちが一気に出てからから、現時点でつまらないと感じるのは「それはそう」としか言いようがない。

これから、楽しくなるから、この苦しい期間は頑張って乗り切るしかねえと思っている。

正直、これは相当数を振り落とす作品構造にしている。

3話までに半月死亡くらいでも良かったんじゃないかな。

声優の演技うんぬんに関しては、正直、大空直美はどう演じても大空直美からしゃあねえわなみたいな諦めの部分がある。

現状、関西弁話す元気娘と言ったら、大空直美ぐらいにイメージ定着してるから、このキャスティングはしゃあないとは言え、もう少し演技幅を出して欲しくはあった(ディレクションのせいかもしれないので、声優自身演技力だけとは言い難いが》。

榎木淳弥も同様で、彼の演技の幅も、彼が持つキャラクターイメージを越えはしない。

津田健次郎も同様で、誰が聞いても、津田健次郎しか聞こえない。

こればっかりは需要があるんで、しゃあないわなという感がある。

個人的には、戦闘シーンが相当手抜きされてるのが一番のマイナスポイントではある。

原作では出来ないシーンを見せて欲しいのに、原作以下の躍動感ない画面だと辛ぇよ。

まとめると

テンポ遅い

声優の演技で驚きがない(違和感すら感じる》

戦闘シーンの手抜き

あたりが、現代人には合わない要因だろう。

スピーディー物語が進まないと現代人は見てくれない時代になってるから、その辺を意識して作って欲しかった。

2022-06-04

[][] 機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島

はじめに

自分は、ガンダムについてはMSや名台詞とかの知識はそれなりにあるけど(小学生当時にSDガンダムの全盛期だったので)、アニメ作品としてちゃんと観たシリーズは多くない。

TVシリーズだとSEED Destiny(SEEDは未視聴)、00全部(劇場版は未視聴)、AGE2世代目まで。映画だと逆シャアNT、閃ハサくらい。

漫画も(SD関連以外だと)昔ボンボンに載ってたF91やポケ戦のコミカライズくらいかな…(勿論ORIGINも未読)。

今作の感想

アムロがしゃべらない…!

いや、セリフが無いわけではもちろんないけど、主人公の割には寡黙。ガンダムって「会話劇」と言ってもいいくらセリフが多い印象があったので…。

作画が丁寧できれい

ホワイトベースクルージオン兵、島の子供たちなど登場人物が多いけど、どれも記号的に済ませずちゃんと描き分けられてる。

しかも、ひとつカットの中で動かないキャラがいない…!(画面にA・B・Cの3人が映ってたら、Aが喋ってる時にB・Cは棒立ちで動かない……ということがない)

ジブリ作品作画を思い出すとわかりやすいかもしれない(流石にあそこまでヌルヌルとは動かないが…)けど、

こういう作品テレビアニメだと滅多に無いし、劇場アニメでも「これが普通」と言えるほどは多くないと思う。

CGMS戦も違和感なし

3DCGロボットアニメだと、戦闘中に「いま何をやってるのかわからない」というシーンがあったりする(閃ハサやシンエヴァでも一部あった)けど、

今作ではそういうことはなかった(戦闘自体比較スローテンポからというのもあるかもしれない)。

セイラさんがお嬢様口調

「○○ですわよ」とか言ってて「こういう喋り方をする人だったのか…! ガンダム出会ってから、30年以上知らなかった…」と衝撃を受けました…。

最後

演出はやや古めかしいところもあるが、それが逆に「わかりやすさ」「とっつきやすさ」としても機能しているかもしれない。

(「出﨑演出3連発」みたいなシーンでは場内から笑いが漏れてた)

全体の雰囲気世界名作劇場みたいだし、「巨大ロボットに乗って戦う」という点を除けば普通戦争映画と変わらないし、

「今までガンダムというものに触れてこなかった」という人でもすんなり観られる作品ではないだろうか。

「凄い傑作だから絶対見に行くべき」とまでは言わないが、じんわりとした面白さで、見て損はない作品だと思う。

あと、

「ドアンは(直そうと思えばすぐに直せるのに)、なぜ電気を使わなかった(使わせなかった)のか?」というのがわかんなかった…

2021-05-03

ヤマトの集荷コールセンターAIになってとても良いな

AI初音ミクみたいな声に向かって住所や個数を話すだけ

音声認識マスクをとって話せば9割がた問題なし

れいいな

おばさんテレホン担当よりだいぶスムース

おばさんテレホン担当は、きいてないことを答えたり、

自己判断でなにかやろうとする

今回もAIでの登録が終わったあと、

おばさんテレホン担当がもう一度住所を聞いてきたので不快だった

IVRもスローテンポイライラするしな

ことコールセンターについてはAI万歳

どんどん普及してほしい

2021-01-30

毛皮のマリーズ わたくし的ベスト10を紹介しま

ドレスコーズも好きですがマリーズ時代の曲もやっぱいいよね、ってことで今もよく聴いてます

あんまり周りに知ってる人(≒興味ある人)いないからここでツラツラ紹介させてください。


早速まずは第10位から

10位は「VELVET GOLD WAY」です。

イントロ&歌い出しの「甘い日々だったようだった〜〜」の一節がカッコいいので好きです。

終始勢いがあって約4分があっという間に過ぎます

勢いの中にもなんというか、抜け感みたいなものも感じられます

ファーストアルバムの中で一番好きです。


9位は「ダンデライオン」です。

次はラストアルバムから1曲。

ラストアルバムは初期の頃の曲とは対照的に優しい雰囲気の歌が多いんですが、

その中でも特に優しい雰囲気王道ラブソングな感じの曲です。

ブランネルサンズ意味を分からずずっと聴いてましたが、イギリスの町の名前みたいですね。

普段あんまり歌詞を気にして曲を聴くことがないんですが、この曲の歌詞はすぐに覚えられました。

それくらい歌詞が良い曲なんでしょうね。


8位は「センチメントがお好き?」です。

セカンドアルバムからです。

ノリが良い曲です。古いロック好きには刺さると思います

デル・シャノンの悲しき街角オマージュな間奏がメチャカッコいいです。


7位は「「ジャーニー」です。

これはEPからですね。

「Keep on 不安定 さらば安定」って歌詞マリーズらしくていいですよね。

これもロック好きなら絶対外せない1曲ですね。

シンプルロックチューンと熱い歌詞の相性が最強で泣けます


6位は「ラプソディ・イン・ザ・ムード」です。

ラストアルバムから昭和チックな曲を。

これは優しいというか、少ししんみりしたムードの曲ですね。

昭和歌謡を彷彿させるメロディと志磨さんの歌い方が相まって聴き心地がいいです。

ロックバンドの出すこういう感じのスローテンポポジションの曲って名曲多い印象です。

(毛色は違いますBlack SabbathのChangesとかいいですよね)

バンドの幅というか、可能性を感じさせる1曲でアルバムを通しで聴いていると先の展開が

楽しみになるのでこういう曲混じってるとワクワします。


5位は「悪魔も憫む歌」です。

サードアルバムから1曲。

収録順だと最後の曲でかなり落ち着いた曲で、志磨さんの優しい歌い方が好きです。

私がマリーズで一番好きなバラード曲です。

元ネタストーンズの「Sympathy For The Devil(タイトルのみオマージュ)」。

ちなみにSympathy For The Devil収録アルバムのべガーズ・バンケットも好きです。


4位は「さよならベイビーブルー」です。

5枚目のアルバムから1曲。

志磨さん曰く「物憂げ系」ラブソングとのことですが、まさにピッタリなキャッチフレーズです。

これも昭和歌謡チックなメロディが聴き心地がよくて好きです。

浅川マキさんの訃報をうけて作成された曲らしいので、なるほどなと感じられますね。

東京テーマにしたアルバムなのでどことなハイカラ雰囲気も漂ってるところもオシャレで良いです。


3位は「ジ・エンド」です。

ラストアルバム最後の曲なのでまさにマリーズの集大成位置付けの曲だと思ってます

ゆっくりした出だしから、一転してロックな感じに切り替わる瞬間がメチャ痺れます

歌詞もまさにジ・エンドって感じで、解散最後の曲にふさわしいと思います

初期の頃の荒々しさはなく、綺麗にまとまった1曲だと思います


2位は「上海姑娘」です。

これもまたラストアルバムからです。

通称聴く中華」。

(他には浪漫革命の「愛は1/2」も聴く中華かな。)

大人しい曲が多いラストアルバムの中で異彩を放つ騒がしい曲です。

何が良いか、というと何となくイメージで持ってる「中国っぽい感じ」を

しっかり音に落とし込んで曲として成立させているところが単純に凄いな、と思いました。

ただただ中国っぽい感じな曲なだけではなくて、普通にカッコいい1曲なんですよ。

ラストアルバムのしんみりムードもこの曲のおかげで暗くなり過ぎずに済んでると思います

そういった意味でもかなり貴重な1曲。


1位は「BABYDOLL」です。

4枚目のアルバムであり、メジャーデビューアルバムから1曲です。

この曲は不動の一位ですね。

これも古いロック好きにはたまらない曲だと思います

全体通して凄いキラキラしていて、凄い元気がもらえるので好きです。

楽しい気分になれるゴキゲンナンバーですね。

アイドルが歌っててもおかしくないんじゃないかと思います

メロディもかなりキャッチーで好きです。


以上、ベスト10でした。

10曲に絞るのかなり大変でした。

これで興味を持ったり、思い出したりで聴いていただけると嬉しいです。

解散後約10年経ちますが、マリーズマニア増えるといいな。

2020-11-27

アルバムレビュー:Él Mató a un Policía Motorizado

ファーストアルバムだってこと以外の背景は全然知らねえ!でもすげえ好き!

1.Sábado(土曜日)

 土曜日、ベッドで寝つつ君を遊びにでも誘おうかと思うけど、まあ断られるだろうな…という内容を繰り返すだけの歌!気だるい感じの内容とボーカルなのに伴奏は元気な感じなのがまたいいんだよなあ 

 サビのme dirás que noの繰り返し、2回目の下がり方がイイ

2.Tormenta Roja(赤い嵐)

 トルメンタ・ロハっていう響きがもう素敵

 これもわりと元気系の曲で、なんつってもサビの高音が印象的!Son para mi↑ってね…いいよね…

 歌詞の内容は正直よくわからん(だいたいどの曲も分からないが…)

3.Nuestro Verano(僕たちの夏)

 比較的ゆったりした感じというか、ちょっと落ち着きのあるナンバー

 歌い出しの歌詞うろ覚えでNuestra vida se termina(僕たちの人生は終わる)って歌ってたらNuestro día no termina(僕たちの一日は終わらない)で、わりと真逆みたいな感じあった

 サビがただひたすら「僕たちの夏アア僕たちの夏」なのがエエ感じ

4.Escupime

 これめちゃくちゃ好きで、アルバム内一、二を争う

 ディストーションガンガンかけたギターが荒れ狂う中、アンニュイな歌い方でで「エレベーターから僕の部屋まで向かう途中、君はまた彼のことを考える」的なことを言っており、こう片思いというかNTRというか、そういうアレなんすよね

 Otra vez(もう一回)を繰り返して終わるのもいい 彼女と今一緒にいるのは自分だが、彼女が考えてるのは彼のこと、あっまた考えてるぞ!っていうotra vezなんだよな

 その切なさにまたギターサウンドが合っており、最高

5.Doctora Muerte(ドクター・デス)

 曲名が謎なんだよな

 死の女医というよりはドクターデスって感じな気がする つかメンバーにドクトーラムエルテさんがいるっぽいし曲名適当くさい?

 これはわりとコミックソング感あって、パッパーラパパッパッーラパラパーっていうコーラスが印象的な楽しい

 でもDespertándote ya me voy, esta noche me voy(君を起こして今夜僕は去る)を早口で繰り返すところは素直にいい Ey nena(ヘイ、ベイビー)ってのもセクシー yaがシャなのもエエわあ

6.Rock Espacial(スペースロック)

 スローテンポ一曲

 「部屋で過ごす休みといえば、僕の目を醒ましてくれたスペース・ロックだった」なんて歌い出しで、ちょっと実体ベースっぽい雰囲気がある?これまでの曲と比べて歌詞意味がある感じが強い

 「僕たちが地下室に降りると、君は集めている色とりどりの古着を見せてくれる」ってところなんて、よくわかんねえけどすげーエモい ropa vieja de color que coleccionásって部分かなり頻繁に口ずさんでしま

 サビもいい Destruye todo lo que hay(あるもの全てぶち壊せ)なんてパンクフレーズが突然サラッと出てくるのがイイんですね そんなノリで言う?っていう……

7.Terrorismo en la Copa del Mundo(テロリズム・イン・ザ・ワールドカップ)

 これなんとなくインストだと思ってたけど歌詞もあるな…… なんつってるんだろ

 箸休めという感じが強く、正直あんまり印象がない でもボーカルの感じがスーパーカーっぽくていいと思う

8.Diamante(ダイアモンド)

 この歌「この娘は今日眠っている ダイアモンド」を繰り返すだけで終わるからマジで渋い

 つか、Esta niña se duerme hoy(≒This child(女) sleeps today)ってどう訳したらいいんだ?こういう背景が全然わからん現在形の文が一番厄介な気がする

 同じフレーズを繰り返し、ギターが相槌を打つ、エルマトさんお得意のパターンな感じはする 好き!

 ディアマーンテーって繰り返しが妙に耳に残るんだよな こういうのこそエエ曲なのかもしれん 意味はわからないが……

9.Guitarra Comunista(共産主義ギター)

 これもエモいんだよなあ 意味わからんが…

共産主義ギターっていうのは多分Guitarra roja(赤いギター)ってフレーズ的に赤いギターアカギターつってる的な話なんだろうな

 Nadie la merece, ¡no! Ni yo que soy el mejor(誰も彼女には釣り合わないんだ、ダメだ!最高である僕ですら)って歌詞ガチで良すぎる キチガイのCreepなんだよな

 この曲は歌詞もいいが(意味わからん)、なんつってもメロディがいい 歌ってて気持ちいいし、聴いてても気持ちいい ギターとの絡みもかなり素敵 サビがいいよ本当に 

 ナーディエラメレーセーエ ノーオーォォー!ニーショケーソーイ エルメーホー…

Prenderte Fuego(君に火をつける)

 嫌いじゃないのになぜかあんまり聴いてないんだよなこの曲

 わりと小さめの声でワンフレーズ歌うたび、ギャラギャラ鳴る高めのギター合いの手を入れる構成の印象が強い 餅つきっぽい

 最後にこういうなんとも言えん曲で締めるのがまたいい!

 

 エルマト、メロディも声もよくてアルゼンチンストロークスと言っていいと思うんだけど、日本での知名度が低くて悲しい

 このエントリ検索でたどり着いた未来の同士スペイン語ロック愛好者おらんか?ええよなエル・マト・ア・ウン・ポリシア・モトリサード! ほんま好きやねん 君は一人じゃないぞ!

 

 

2020-04-12

ザ・ストロークスの新アルバム

本当にいいですね 原点回帰っぽさと4〜5枚目あたりの路線の複合って感じがあってサイコー

1.The Adults Are Talking

わりと静か目に始まる一曲目。静かとはいえシットリ系ではなく、むしろテンポはかなり早め。抑えた歌い方をしてる。

サビのリズム感は2ndの”I can’t win”を彷彿とさせる(わざと?)。あの曲すげえ好きなんだよなあ〜〜

ラストの辺のハイトーン〜ギターは5thとかの路線ぽい!

正直まだあんまり良さがわかってないけど、ストロークスは聴いてるうちに分かることが多いので期待!

2.Selfless

まず曲名がカッコいいよね

ネットリ系の暗い曲。全体に音は高めで4th以降の路線っぽい。

中盤以降の歌い上げ→yeah-eahの流れが気持ちいい!

その後にくる低音パートもいいっすね〜ジュリアンさんの声の良さがすごい

“No lessons learned“みたいな英語好きなんだよなあ カッコいい構文…

最後にイェーって二回言って終わるのもイイ!

3.Brooklyn Bridge to Chorus

明るいし音圧もあるしで結構華やかな感じの曲

One shot is never enough”って歌い出しが印象的でいいですねえ

“Break”って言って本当にブレイク(音が消えるやつ)が入るのもケレン味あっていいゾ〜

サビのギターもいい ギターボーカルの絡みはストロークス最大の魅力だから

途中で入る”on and on and…"もいい フックがある 

4.Bad Dicisions

先行配信もされていた名曲(PV意味不明ですごい https://m.youtube.com/watch?v=5fbZTnZDvPA)

それこそ往時のストロークスを思わせる原点回帰型の曲で本当にいい

ドラムギターイントロを聴いただけでワクワク感がすごい これは凄いですよ

2フレーズめの"Moscow, 1972”からしてシビれるね 英語年号を歌うだけでカッコいいからずるいんだよな 「せんきゅうひゃくななじゅうにねん」と"Nineteen seventy-two"の差よ…

サビのわかりやすさもいい メイキンバッディシジョーンを繰り返すもんだから数回聞けば耳に残る しかも繰り返すだけじゃなくてyeahとかah-ohみたいなのを細かく混ぜて飽きさせない工夫もある この70〜80年代みたいな茶目っ気がいいんだよなあマジ ジュリアンさん………

Cメロギターの絡みがいいっすねえ 左と右で違うギターボーカルも加わってもう最高や

最後の方、わりとボソボソ歌った後突然でかい声でイェーイって繰り返す部分もいい

ラストラストギターアルペジオ(?)だけになって終わるのもいいですね

5.Eternal Summer

欧米人の夏観って多分日本人と違うんだよな(偏見)

夏、日本人にとってはクソ暑い最悪の季節ってイメージの方がでかい(偏見)けど、欧米人は最高のサマーシーズンみたいに感じてそう(偏見)でムカつく 

この曲もそういう欧米の夏って感じのチル感みたいなのがある ムカつく!お前も40度・湿度70%↑のサマー体験してみろ 二度とエターナルサマーなんて言えなくなるぞ

曲としては箸休め的な感じなのかな ゆったりしていますね 高音のギターが印象的 でもこういう曲こそ後から一番好きになったりするので怖い

6.At the Door

これも先行配信されてた!相変わらず全く意味不明PVですごい

これはわりとスローテンポで5thとか、あるいはソロプロジェクトとかのノリっぽい 壮大な感じですね

パイプオルガン的な音とか加工バリバリコーラスとかが入ってて面白い

7.Why Are Sunday’s So Depressing

この曲が暫定1位!

なんと言っても中盤以降のギターボーカルの絡みが本当にいい メロウな感じの歌とピロピロしたギターの相性が最高

ナナナナ…みたいな部分もあってナナナが好きな俺歓喜 ラララよりナナナのほうがテンション上がるよね

ラストにかけてのI stay hungry連呼がカッコ良すぎる そこからギターもまた良く、繰り返しのようでちょいちょい変化を入れてくるそのバランスが最高

あと締め方もいい!曲の良さの5割は締め方で決まるからな フェードアウト晩節を汚しウンコ曲となることも多い中この締め方は本当にいい 不自然さ・唐突さがないのにサッパリ感もある最高の終わり方 100点

Not the Same Anymore”

また暗い感じだ 

ゆっくり歌いながらだんだんテンションを上げていく感じの曲で、各番のラストあたりはジュリアンさんのデカい声が堪能できる ええ声してんなあ!

渋い曲です

9.Ode to the mets

イントロが変!

またゆっくりした感じの曲 ストロークスも歳とって落ち着いたということか

ロウで心地よい感じでラストにいいですね とは言いつつもけっこう力の入ったボーカルでもあり素敵

ジュリアンさんはガーっと歌ってもあんまりうるさくないからすごい 声がいい

ラストの畳み掛けもいいっすねえ また歌詞ちゃんと読もう…

2020-03-19

shirobakoネタばれ感想

なに書けばいいかわかんないから思いつくまま書く(まだ1回しか見てないか記憶あやふや)(アニメ見たのもかなり前なのでそっちの記憶あやふや)(5000字ちょっとある)

まだ見てない人は見に行こう!

TV版を見てない人は、見よう!

d-アニメストア、ネットフリックスバンダイチャンネルU-NEXT,hulu配信中!

アマプラも昔配信してたけどなくなっちゃった

でも1話は無料で見れるのでとりあえず1話は見よう!

https://www.nicovideo.jp/watch/so24658035

ネタバレなしのまだ見てない人向けに全体の感想を書くと、

・話はTV版が好きなら好きだと思う!でもTV版と比べるともっとおもしろくなる余地があると思った!

TV版の終わり方が台無しになるっていう感じの話ではなかったか安心してほしい!最終回みたときと同じように、映画見たあとも宮森たちはこれから毎日一生懸命生きていくんだろうなと感じれる感じでした!(頭の悪い文章だ…)

・一人でも思い入れのあるキャラクターがいるなら見たらぐっとくると思う。映画というより、あ~~こんなに立派になっちゃって~~っていう感じで見れる。

4年前のことを思うと遠くまで来たなあ、私もこいつもさ…って気持ちになれる。

ここからネタバレ

=====

まり

1話オマージュ。4年前と同じ時間、同じ車、同じラジオ…だからこそ違いが目立つ。車が傷だらけになっていたり、カーチェイスができなかったり、かかる曲がスローテンポものだったり(限界過疎土地娘回収されましたね…サクラクエストのことじゃなかったかあ)。全体的に黄昏時という感じ。

ムサニもね…。この始まり方だからぞくぞくと悪い予感はしてるわけで(ポスターも含め)、ムサニは!?ムサニは今どうなってるの!?と思ったらいつもの部屋でいつも通りにやってんじゃ~~んと思いきや…っていう…。あそこほんと最高でしたね。あそこで宮森があの幻覚を見たのはもう二度と戻れない過去への憧憬なんじゃないかと思うと切ない。

活気もなくうらぶれて、でも昔のように返り咲く気力もない(そして昔みたいにイケイケなムサニになっても元のメンバーが戻ってくることはないだろう)。少しずつ衰退していくのを見ていることしかできない。悲しい…つらい…でもそれがいい!!!最高!!

ここのシーンの3Dの人(下柳さん?)の「こんな感じのアニメなんだったらもっと違う感じでやるべきだったな~」っていうまじめな台詞がすごい好きで、何故かというとなんかこの状況を受け入れ切ってるな~って感じがするんです。こんな状況いやだからあがこう!じゃなくて目の前の仕事一生懸命やってる感じ。全然悪いことじゃないし、たぶん下柳さん(仮)にはそもそも会社方向性を決める権限とかもないのかもしれないけど、でも今の状況を諦めを通り越して受け入れている、衰退していくのを見守る覚悟みたいなのも感じて好きです。自分にやれることは全力でやるけどそれで会社が衰えていくのを止められないのも知っているみたいな。このへん全部妄想なんですが。

太郎平岡

推しなんですけど(1週目特典この二人が出て最高でした神様サンキュ!)、今回本筋には関わらないもののめちゃくちゃ良かったです。ていうかそういうキャラ沢山いますshirobakoキャラ数めちゃくちゃいるのに映画では全員「あー今こう生きてるんだ」って知れてほんとよかったです。

この二人は特に!!その最終回のその後が気になってました。ほかの人たちは道のりの途中だったけれど、この二人は最終回でやっと一歩を踏み出し始めたところだったので。太郎の語るアニメ制作の夢も最終回までは知らされず、なんか萌えキャラとか声優とかが好きだからアニメ業界来てるんだなーぐらいの認識だったのにあんパッションを秘めているとは。

今の状況をどう打開したらいいのかわからない宮森と違い、太郎平岡はがむしゃらに前に進む努力をしています努力って言い方も違和感あるな。太郎平岡も、それを楽しんでる。どんなに没られても沢山企画案を出して持ち込みに行く太郎も、そのアドバイス役?スケジューリング役?をしてる平岡やれやれって感じを出しつつもすごく楽しそう。そんな二人を見れてよかった。今後どうなるかわからないけど(実は太郎には全然才能がなくてまじで全く作家としての芽が出ない未来があるかもしれないけど)、でも今楽しそうに前に進んでいる二人が見れてほんとうにうれしかった!!

できればまた4年後どうなってるのかが見たい。この二人がどんな現実にもへこたれずに夢を追ってる姿が見たい。最終回で語った夢を実現させているところが見たい。

監督遠藤さん

4年間ニートしてたってまじですか!?読み取り方間違ってるかな?でも少なくとも監督は4年ずっと仕事してなさそう…どうやって生きていってるんだろう…

そうなったきっかけの事件ときの二人の反応最高でしたよね!!気丈に振る舞う監督と悔しそうにキレる遠藤さん。多分この二人が一番おじゃんになったアニメ情熱傾けていたから、だから説得のシーンもこの二人が長めだったんだろうなあ。説得のシーンといえば遠藤さんが下柳さんと水族館行くくらい仲良くなってるの最高でしたね…。4年という年月を感じる!!

ミュージカル忍者屋敷お絵かき教室のシーン

長かった…もっと短くてよかった…でもミュージカルはこのアニメ狂気的な部分を感じてよかった。洗脳っぽかったけど。

お絵かき教室のシーンはあれ見て宮森達がやる気出してたけどそもそもやる気なくすような出来事あったっけ?となってしまった。TVシリーズとしてやってたなら多分普通に受け止めれてたシーンだと思う。

忍者屋敷はよかったけど長かった!でも和服見れたのでよかった!妄想(?)シーンのあと一瞬で現実に戻るの「あ~なるほどこういうことを比喩的表現してたのね」と理解できてよい。

渡辺社長

ナベP社長かよ~~~~~似合わね~~~~~~~!!!と思ったけど社長っぽいこと(カレー作り)もせず前と同じ仕事内容っぽい。

ケーキ屋さんのシーンぐっときましたね。普段結構ひょうひょうとしてて表情読めない人なのにあんな深刻に…言いづらそうに…。あのシーン一番わくわくしました。嵐の前の静けさ的な。これから何かでっけーことが起こるぞ!!!という感じがして。

いやーでも今や宮森がプロデューサーからね。ミヤPって呼ばなきゃ!

ずかちゃん

売れてんじゃん!!おいおい!!!順調じゃん!!と思ったもの居酒屋での反応であーとなる。ああいうの友達に見られるの恥ずかしいよね…。あんまやりたくないことなのに…。でも事務所じゃもう先輩で感慨深かったなあ。ずかちゃんにあこがれてる後輩なんかもいたりして。先輩っぽいお話してたりしてて。すごいなー。声優業界厳しそうだけどさらに4年後はどう生きてるんだろう。

先生との会話でいきなりエチュード始まるの観客信頼されてるなーと思った。TV版でもあったか即興劇ね!ってわかったけど初見だと厳しそう。

えまちゃん

広くてきれいな部屋に住めててほんとうによかった!!久乃木さん結構ちゃんとしてるな~ごはんもおいしそ~うらやまし~…とほのぼのしてたら作監ですかあ…!!めちゃくちゃ出世してるじゃん…。作監頼んだあとの「こういうのやめてね」っていうのも迫力出てて経験値積んでるぅ~たくましくなってるぅ!TV版のときから思ってたけどえまちゃんって案外気が強いというか主張はしっかりしてるよね。外見と声から受ける印象とギャップがあるからそう思うのかもしれないけど。今回作監やったときに「(えまちゃんが絵を直すと)線(絵?)が固くなる」って言われたとき反論してんのすげーなーと思った。私なら自分の絵に文句つけられたら「がんばります、直します」としか言えない…。

えまちゃんに限らないけどムサニ出て上手くやっていってるんだなあと思うと宮森の取り残されてる感あって悲しいなあ。

CGの後輩の女の子

よかった!!!

先輩に見せてって言われてるけど自分の実力不足でなんもできてない~~いつ終わるのかも能力不足過ぎてなにもわからない!!っていうのめっちゃ共感できるから後半の秘めたる力を開放するシーン自分の中で盛り上がりがあった…。あとかわいかった。

台詞ちょっとしかないキャラにも愛着が持ててこのアニメはほんとすげえなあ。

佐藤さん

クールビューティーお仕事できます系と見せかけてTV版でも方向音痴というギャップを見せてくれてたけど映画でも安藤さんがお手伝いに来てくれたときにきゃっきゃしててかわいかった。なんか後輩の女の子感あるな〜。

SIVA

いや~~~~みんな言いたいことは一緒だと思うんですけど…………。唯一ここだけはまじでなんとかしたほうがよかったんじゃないの?っていうのがこれなんですけど…。

やばくないですか?

まじでつまんなさそうでやばいですよね。この映画がヒットしてる未来が見えない…。SIVAは負けて終わりのバッドエンド(でも終わり方は明るい)なんだけどこれムサニにも当てはまるよなあ。昔のメンバーが集まって総力戦でいいもん作った!でハッピーエンドっぽいけど映画の売り上げは…ムサニの経営は…みたいな。売上はムサニには関係ないのかなあ…?いやでもこの映画の出来がよければもっと感動してたのは間違いないんですよ。作画的な意味だけじゃなくて、ストーリーとか、題材とか…。えくそだすの泣き顔修正のところ泣けたもん。よかったねえ、確かによくなったねえ…!って!あのシーンは監督キャラ愛語って熱量で押してたし。それに比べると今回はなんか制作シーンが全体的にドライというか、特に監督パッションあんまないし、制作現場のシーンもほぼ無かったのでなんかそういう熱さみたいなのはあんまり感じませんでした。時代かなあ?いい作品作るために深夜までがんばってます!!って今どきの受け悪そうだもんね…ブラック現場だ!!って言われそう。

あーでも今回「作り直しましょう」って言ったのは宮森なんだよね。それは成長…かなあ?昔の宮森なら言わなかった…かなあ?えくそだすのときは「ええ!?スケジュールうなっちゃうんですか!?」みたいなパニックみたいな感じだったよね?

キャラ女の子

ポスターにででん!と書いてあるほどには出番はなかった。私はこの子存在を一番不安に思ってたんだけど杞憂だった!!特別な扱いをされることもなく、でも新女の子キャラとして大事ポジションに収まってました。初登場時化粧濃いな~心読めないな~と思った次のシーンで全開で心開いてて好感度上がった。

新しい制作進行の男の子

かわいかった~~口調が固すぎるのはオタクからかまだ緊張してるからなのか…

名前も出ない(出てないよね?)ほどのキャラなのに噂好き特性つけてそれをストーリーに組み込んでるのすげえなあ

本田さん

太ったじゃん!!!え?TV版やせたままだったよね?あれ???わたしたち本田さんが返ってきてくれた!!!ありがとう!!!

ムサニ努めてた時と違ってすっげ~幸せそうで(若干うざがらみで)よかったね~~~となった。ケーキおいしそうだった…。どこでそのスキル手に入れたんだ?すげえよ。コラボカフェ本田さんのケーキ屋さんのモンブラン出して。

社長

社長…。それでよかったんすか?私経営のことはなんにもわかんないけど…社長が退いてムサニはよくなるんすか…?社長はいいんですか?ムサニやめちゃっても…!

描かれてない4年間が重たすぎて、2019年現在の状況から察するには「どうしてその状況になっちゃったんだ!」とか「それを判断したときどういう気持ちだったのかを見せてよ!」みたいなのがほんとに多いんですが(たとえばえまちゃんがムサニ辞めるときとかさ…アニメーターの方々はどういう順番で辞めて誰が見送ってそのたびどんな雰囲気になったのかとかさ…)他のメンバーはムサニやめても同業行ってるなかで社長だけは異業種だから特にさあ…。なんかTV版であったっけ?「社長カレーマジうまくて店出せますよ!」みたいなの…。でもにしてもさあ…。こじゃれた店出しちゃって…。社長も昔は熱意を持ってアニメ制作最前線にいたわけじゃん。どういう気持ちで辞めたんだろうなあ…。今TV版見返したら死んじゃいそうだよ私。社長アニメ人生がこんな形で終わっちゃうなんて…でも人生って案外こんなものなのかもなあ。

矢野さん

またお父さんが何かあったの!?それともアニメ業界やめちゃったの…?TV版に比べるとかなり出番少なかったなあ…。

舞茸さん

今回舞茸さんがストーリーかなり苦しんでましたね。アニメでは監督に助言したり先生的な役割しか見えてこなかったからすっごい人間らしくてよかったです。「師匠じゃなくて、商売敵だ」っていうセリフ今回苦しんでたのを助けてもらったからこその台詞でよかった。

宮森

宮森は今後どうなってくんだろうなあ…。なんかTVときから感じていたんだけど5人の中で唯一創作アニメに関わってないキャラなので、当然「人集めが好きだから制作やってます!」ってわけじゃないじゃないですか映画でもアニメが好き、アニメを作る人が好き!って言っていて、その理由でその仕事するのよくわかんないなあとずっと思ってたんですが、映画ラストを3週間で変更するってなったときに宮森が一番熱意あったのを見てアニメーターの人たちの頭の中にある一番いい状態アニメをこの世に生み出したい、そのための環境作り(人集めとか)を一生懸命やりたい!って感じなのかなと思った。

ラストホワイトボードにいろいろ書いてあったの見ると(一瞬すぎて全然わからんかったけど多分作品名が4個くらい)、今までは使いっぱしりみたいな感じだったけどこれからは宮森手動で企画を動かしたりしていくのかなあ。

 ・

アニメから4年経っての劇場版だったわけですが、また4年後にみんながどうなってるのか会ってみたいなと思いました。無理かな~無理だよな~でもこれでお別れだなんてさみしいよ!!!

アニメ最終回ときもさみしかったけどあのときはまあまだ劇場版とかもできるかもだしな~って思えてたけど劇場版2回目とか2クール目とかはなんかもうなさそうなかんじがするじゃん…かなしい…さみしい…

日曜日また見に行きます原画なに当たるかな〜女の子率高そうだから太郎引けるように(そもそも居るように)祈っとこ…

2019-10-30

https://anond.hatelabo.jp/20191030012636

メガアブソル

プレート封じという、ルール根底から変える系の特性が最大の特徴。

それ以外にもMP3、引き続きリスピン系の剣の舞に、金技、そして恒例なぜか悪ポケに配られる氷状態異常付与の白技。

プレート封じはわかりやすく強く、特にMP2からMP3メガ進化するMP増加系メガ進化は対戦中見落とされることもあり、

MP2を放置しておいて入り口を塞いでプレート封じでゴールブロックもできず詰みという展開もある、強効果

ただ、このようなわかりやすミスをしてくれる人は、煮詰まってきたコマスター環境にはごく稀にしかなく、大体は冷静に対処されることが多かった。

それでも、ただいるだけでプレートを封じれるのは強力だったと思うのだけど、こういう相手選択肢ロックする効果感想戦がないとよくわからないってのも本音だったりするんだよなあ。(非公開情報がないぶん、まだ詰みとかを考えらるからコマスターは随分ましだけど)

ドンカラス

そこそこ広い青技と、ベンチやPCと入れ替えれる白技が特徴。

特徴とは書いたけど、ヤミカラス進化系でどうしてもヤミカラスで火力を出さないといけない時のサブプランって感じで、あまりメインに入れて使うことはなかった。

正直、ドンカラス実装された頃には、ヤミカラスはもうあまり使われなくなっていたのも大きかった。

あと、コマスター全般に言えるけど、MP3からMP2に進化するのは使いにくい、MP3MP2は役割が全く違うので、それに不安定要素の進化が絡むとますますゲームプランを立てにくいため、入れて損はしないから入れるけど使う機会は滅多にない感じだった。

スカタンク

実装進化前のスカンプーも同様。

ミカルゲ

MP0のために場に普通には出せないが、出ると呪いマーカーをまき、さらに紫技でも呪いマーカーを巻き、白技は道連れと、色々と特殊独自仕様が強いポケモン

まずMP0なので、ロングスローやふうせんなどで投げ込んだり、他のポケモンポケモン入れ替えを使ったりなどのプレートでの補助が必要

ただ、その補助が必要な分、除外効果を持つ呪いマーカーを撒けるのはリスクとリターンがマッチしており、地雷デッキようなポジションで稀に見かけることがあった。

こういうデッキは根強い人気があるのか、特定ユーザーがずっと使っていたらしく、一人だけ名前を覚えてしまった方がいたぐらいだった。

かくいう僕自身は、どうもこのプレートというリソースガンガン使っていくプレイスタイルが合わずほとんど使わなかった。

ドラピオン

「どく」を強くするバフ特性と、紫技で遠隔の相手どくどくにできるのが特徴のポケモン

割とシンプルポケモンなので、あまり書くことがないな。

いちど、毒のジムイベントときゲンガーと組み合わせて使っていたことがある。ゲンガーはどくやどくどく相手を飛び越えるとそれだけで気絶させられるため、離れた相手を毒にできるこのポケモンとは相性がよかったのだ。

スコルピ実装されている。

マニューラ

同名ポケモンの数だけパンプする特性、白、金、紫のバランスのいい配置、氷という状態異常の強さで、トップメタを張っていた時期もあるポケモン

かくいう僕も、マニュマニュマニュ、イベルタルゲッコウガ、あと何か。みたいなデッキで楽しくコマスターをしていた時期があった。(ホウオウはもってなかった)

僕は、このころにコマスターの楽しみをしれたから続けられたのかもしれないなあ。

後年は数日開けて久々にランクマに潜ると初戦ボーナスに湧いてくるCPUが使うデッキという謎の立ち位置にいたりして、なんとも侘しい気持ちになったりもした。

そのため思い入れもひとしおで、今こうしてマニューラとお別れを告げようとスマホを見ていると、なんだかとても寂しい気持ちになってきた。

そうか、コマスターは終わるんですね。マニューラを横に並べてじわじわ攻めるあのゲームはもう遊べないんですね。いやまあ、とっくの昔に遊べないけど、それは。

ダークライ

EXUXの二種類が実装されている。

EXは、眠りの付与と、眠りを気絶させる特性が特徴。

割と序盤のイベントで配布だったこともあり、性能は控えめ。

特に、この眠りという状態異常は、眠りを無効にするカプ・コケコが随分長いあいだ、MP3枠で環境に居座ってたこともあり、眠りってだけであまり良い印象がないのが正直なところだ。

UXは、EXをそのまま一回り大きくして、その特性への対応も持っている。

しかし、肝心の眠りを誘発させる紫技が、紫を通した上に、相手スピンさせてもう一度白技を要求する二度手間仕様のため、どうにも使いづらく、これ確か課金限定ポケモンのはずだけど、ほとんど使わなかったなあ。(違ったかな? あん自身ないや)

チョロネコ

MP3挑発とリスピン系白技のポケモン

うーむ、さすがにこれだけシンプルで、特に活躍したこともないポケモンは書くことがないぜ。

レパルダス

ねこのてでベンチのポケモンの技を出すことができるのが最大の特徴。

ただ、別にコマスターデッキの枠がきついって感じではないので、あまりこういうワイルドカードが強いゲーム性ではないため、使い道はとくにないし、書くこともこれぐらいだ。

メグロコワルビルワルビアル

実装

ズルッグ

130以上のダメージに対する耐性と、相手へのデバフを与える特性が特徴。

いわゆる「行動保証」持ちのポケモン達と比べると状況が限定的すぎて使い道が思いつかなかった。

ズルズキン

進化前のズルッグと同じく、130以上のダメージに対する耐性と、相手へのデバフを与える特性が特徴。

こちらは、竜の舞→とびひざげりが130ぴったりになることからチェインをすることで、耐性を嫌って130より小さいダメージ攻撃してきた相手返り討ちにできるぞ!

ふーんって感じですね。図鑑Noの次が次だけに。

ゾロア

イリュージョンという、場のポケモンと入れ替わる、かのデオキシス彷彿とさせる特性を内蔵したポケモン

ゾロアゾロアークに関しては、一番長いこと使って、使用デュエル数もダントツなので、思い入れもひとしおです。

ただ、ゾロアよりゾロアークの方をよく使っていたので、そちらで文章を書きたいため、こちらはあっさりにします。

さらに、相手のバフに反応してこちらも100まで上がる白技を持っているため、カプ・コケコに殴られる時にイリュージョンするのがよく想定していた展開だった。

ゾロアーク

僕がずーーーーーっと使っていた「圧迫デッキ」というアーキタイプ環境に長いこと留めてくれた最大の要因、僕が一番コマスターで好きなポケモンで、一番長く使っていたポケモンです。

圧迫デッキとは、すり抜けMP3で素早く相手エントリーを抑えて、数の優位を作って一気に勝負を決めるデッキです。

いわゆるフェアプレイな、白技や金技の火力合戦をしたり、紫技の駆け引きを楽しむデッキとは全く違い、

盤面の移動と、それに伴う包囲により戦う、コマスターボードゲームの側面を最大に引き出したデッキなのです。

ただ、すり抜けMP3は高い移動能力を持つ代わりに殴られるとすぐ死んでしまう。

そこで活躍していたのが、このゾロアークです。

イリュージョンで殴られた際にすり抜けMP3と交代し、相手を「クロスカウンター」で返り討ちにする。

なんども、なんども、それこそ1000回は実践してきた、動きでした。

クロスカウンターはチェインすれば威力100の白技で、110以上のダメージ返り討ちにする効果をもっています

そのため、101〜109ダメージでないとゾロアークは倒せないのですが、白技ナイトバースト110で返り討ちにしたり、紫は金技ふいうち50で返り討ちにして、特性での状態異常付与は火傷や麻痺の技潰しをケアできる青技かわす4と、全てが高水準でまとまっている、本当に強いポケモンでした。

なにしろコマスター109ラインという定石を作ったほどで、

気絶紫技と109の白技と金無効特性で殴ってくる天敵のルカリオは大流行しました。

また、ベンチからならMP4になるデオキシススピードフォルムとは攻守にわたって最高の相棒で、特に強いのが相手エントリーを塞いだ状態相手特攻を仕掛けてくるとき

この時こちらの自陣も手薄になってしまうのですが、デオキシススピードフォルムゾロアーク、それと元気の塊のプレートがあれば、何度もなんどもしつこくゴールを守ることができるため、その間に相手ゴールキーパーを包囲するなど、とにかく数値の大小にとらわれないバトルができるのがすごく活気的でした。

いやもほう、本当に、長いこと使ってきたポケモンなので、お別れが本当に本当に寂しいです。

ナーフによって、デオキシスSという最大の相棒と組めなくなってからも、手を替え品を替え圧迫デッキを続けてきました。

ルカリオみたいな絶望的な相性もいるものの、多くのポケモンに勝ち筋があるため、ピンチときゾロアークがいればなんとかできるかもしれないと、投了をせず最後までプレイできたのは、この子のおかげです。

いやほんとうに、

使用デュエル数1165回、そのどれもがゾロアークなしでは勝ち負けまでできないぐらい活躍してくれたはずです。

本当に楽しかった。

コマスターは楽しかった。

真面目にダメージラインだの、デッキの相性だのを考えずに、ずーーーっと圧迫で運ゲーを仕掛けていただけかもしれないけど。

圧迫は対策するかしないかデッキの幅を縮めるとか色々言われてきたけど、

僕はダメージインフレ特性インフレによる運営ゲーム特有数字ゲームだけじゃない「ボードゲーム」としての側面を感じられる圧迫デッキが本当に好きで楽しくて、コマスターが終わるのが寂しいです。

かに離れていた時期もたくさんあったし、常に環境を追い続けたわけじゃないけど、それでも自分プレイしていたその瞬間瞬間は、こうして思い返すと楽しいしかなくて。

コマスターありがとうゾロアークありがとう

コマタナ、キリキザン

実装

バルチャイ

くだけるよろいマーカーという、気絶耐性がつく代わりにMP-1される特性と、プレー妨害の白技が特徴のポケモン

くだけるよろいマーカーは、正直ただただややこしくて、「でもパルキア特になにもかんがえなくても死なないっすよね?」と茶化したくなる。

今読んでて気づいたけど、特性後半のくだけるよろいマーカーを自分に移す効果ってなんのためにあるんだ??? バルチャイバルジーナを並べる運用を想定していたのか? さっぱりわからん

バルジーナ

そんなめんどくさいくだけるよろいマーカーの特性もつポケモン

気絶しない代わりにMP1はさすがにさすがにだなあ。

このポケモンだいぶ後半に実装されたはずだけど、どうにもだなあ。

モノズ

進化前や進化後が場に並んでいるとダメージが強化される特性が特徴。

マニューラ彷彿させる「横並べ」系のポケモンで、進化ギミックが新たに増えているのが特徴。

ただ、横並べだけでも時間がかかるのに、そこに進化も絡むとなると、かなりゆっくりスローテンポにならないといけないが、

その見返りが高火力(高火力とはいっていない)白技だけでは、どうにもなんともならなかった。

ランクルスやメタングなどを見習ってもう少し技っぽい技を身につけるか、

ヘラクロスのように極端なまでの高火力を身につけるかしないとだったと思う。

ジヘッド

モノズに書いた通り。

進化中間地点というポジションだが、進化時間がかかることを考慮すると、

このジヘッドから組むのも十分ありだった。

サザンドラ

モノズに書いた通り。

遠隔の相手を倒すことができる可能性がある流星群は、割と強い効果のため、この流星群を星3にできればそれなりに強いのだが、手間暇をかけてそれなりに強いじゃやっていけないのがコマスターだった。

ゲッコウガ

色違い実装済み。サトシゲッコウガは未実装

MP3と、広い連続スピン系金技が魅力のポケモン

僕が最後に握ったデッキヘラクロス連続スピンデッキ」のエースで、ヘラクロス連続スピンスピンしたことにするバフによって、うんびゃくというダメージ簡単に叩き出す。

ゲッコウガ自体は割と序盤に実装され、ちょくちょくアッパー調整やら、水でバフがもれるようになる環境の変化などで、顔を見かけることも多かった。

結局このゲームMP3か否かでとても価値がかわり、MP3の金技持ちというのは、ミュウかぶるものの、やはり優秀だったのだろう。

ヘラクロスの登場以降は、MP3しからぬ超火力でただただ相手を殴れるため、高火力金技というのの根本的なゲームバランス崩壊をひしひしと感じた。まあ感じてたら本当に終わるんだから、それでいいじゃんとも思う。

ケロマツゲコガシラ実装済み。

ゴロンダ

ダメージのバフデバフ無効にする特性と、あくタイプなぜか恒例の氷状態異常付与の白技持ち。

特性は割と夢がありそうなのだけど、このポケモンだけにしかからない以上、使い所さんが難しくなんともし難かった。

また、交代の紫技を生かして、ミカルゲを配置したりも考えたのだけど、ただでさえ不安定ミカルゲに、このポケモンの紫技も重ねるのは無謀だった。

ヤンチャム実装済み。リスピン連続成功させると進化できる特性があるが、なんともかんとも。

マーイーカ

PCからベンチ移動時に進化特性と、こんらん付与白技、青技、眠り付与紫技と、色々盛りだくさんのUC

ただ、このポケモンの真価は、進化先にあるため、進化前はさっさと気絶してPCにいき、ベンチから進化するのが目的

もちろん、その際に混乱を付与できたり、眠りで妨害したりと何かできるのは得といえば得なので、悪くはない。

(あとポチエナと同じ、意味不明な青技はもうしらん)

カラマネロ

相手の移動する効果こちらが決めるルール介入効果に加えて、相手相手の同名ポケモンをまとめて眠りにする紫技が特徴。

コマスターもっと環境に愛されなかったポケモン

まずカラマネロは当時デオキシス一色だった環境に風穴をあけるため、デオキシスを徹底的にメタった紫技をもっていた。

この紫技を通せばかなり有利になるため、あのデオキシスの牙城をついに! と思われた矢先、ほんのわずか二週間後、

ねむりを無効化する特性をもったカプ・コケコの登場によって、カラマネロはあっさりと環境から姿を消し、カプ・コケコはここから長い間MP3枠として環境にい続ける……

という、まず環境に愛されなかったというエピソードに加えて。

デッキに入れるだけで特定OSの機種を強制終了させる」という謎バグの原因になったりという、ギャグのような扱いを受けたりもしていた。

かく言う僕も、こういうエピソード集団催眠は覚えているものの、細かいこと(相手の移動する効果こちらが決めるルール介入効果)はすっかり忘れていた。

イベルタル

タイプにバフをまく紫技、MP-1マーカーデバフ、高火力白技、ゴーストのすり抜け無効特性

タイプゴールキーパーバッファーポジションで、マニュマニュマニュイベで一世を風靡したポケモン

カメックス環境を一気にマニュマニュマニュイベに変えた立役者。(このあと、デオパに蹂躙されるの盛者必衰だなあ)

当時はとてもつよく、最強といわれたカメックスよりただただ強いため、特にタイプ統一できなくても入ることがあった。

ただ、今こうしてみると「バフをかけるのにいちいち殴らないといけない」(チルチルチルや、ラランテスや、マナフィなら場にいるだけでいい)というのが、古すぎるな。

もちろんそのぶん、効果を重ねられるわけだけど、そうそう上手くいかないのがコマスターなわけで。

不確定要素のダメージアップバフってのは、なかなかどうして、もはやだなあ。

フーパときはなたれし)

実装。いましめらしも同じく。

続く

2019-10-14

spotify最高

スローテンポの曲を一日中掛けてる

ほぼ違う曲をかけ続けてくれるから飽きることがない

このサービス考えた人は天才だろ

2018-10-17

ワートリのゆるさと間の悪さ

まぁアニメしか見てないんだけど。

テンポ絶妙に悪いというか、普通じゃない

ゆっくりというか、スローテンポ

会話の間とかも。


最初はそれで脱落したんたけど、機会あってまた最初から最後までアニメ見返したら、これが面白い

練られた設定や戦略、丁寧な話運び。

間の悪さなどもこれこそワートリの空気と思わせるような感じ。

なんかゆるいんだよね。

ほんにょりしてる。良い。

ファンの間では遅効性SFと呼ばれているらしい。

とてもよく分かる。じわじわ面白さが効いてくる感じ。

すごい。原作はまだ読んだことないんだけど、この雰囲気10打ち切りデッドレースやってるジャンプで生き残ってるの本当にすごくない?


オフ時のたまこ支部まったり具合がものすごく好き。

2018-10-15

ライブ居合わせた客が最悪だった

昨日の話。ライブって言ってもスタンディングじゃなくて、ちょっといいとこのシッティング

完売のお知らせが出てて、席は入った順にスタッフさんに案内・指定される形式だった。

開演30分前になんとか着いたら最後尾。まあ向かう途中である程度覚悟はしてたんだ。だからステージが見える角度がいつもとは違って、自分じゃまず選ばない席で、そう思いながらそれはそれで楽しみだなーと思った。が、近くのおばさん……とおばあさんの間のような年齢の女性スタッフさんに席を代わりたい、とゴネてたのが気になった。私の後から来る人用、ということで私の隣の空間がひとりぶん空いていて、どうやらそこに移動したいようだった。おばさんは私より前に来ていて、私同様スタッフさんに案内して席を指定されたはずなのに。おそらくステージが満足に見えない席だったんだろう。そんなんでごねるんなら早く来いよ、と思ったけど。スタッフさんは「後から来る方の分ですので」とやんわり断っていた。まあ勝手に移動してほしくないもん。

私の席はソファに座って、壁がある左を向いてステージを見る席だった。一番最後から通路はあるけどすぐ前に人がいるということもなく、ステージの見えない位置があるということ、トイレの隣で照明が落ちないことを除けば、前述したようになかなか面白い場所だった。

2部制のステージがはじまって、1部の最後の曲でそのおばさんが私の前を通ってトイレに行った。休憩まで我慢しろよ、あと1曲って言っただろ、と思いつつステージを見ていたら、なんとそのおばさんトイレの帰りでどさくさにまぎれて私の前に座りやがった。こっちはもうほんとに「座りやがった」という認識ですよ。でもまあ曲中だし、休憩の時に元の位置に戻ってくれるのかなーと思いながら見てた。

そうしたら休憩入っても元の位置に戻らない。なんなら連れに自分の席に置いてあったチラシ回してもらって、ああ、こいつずっと居座る気だって思った。もう最悪。しかも壁に首をつけてくれない。これね、経験者ならわかると思うんですけど、真ん前に人がいるってめちゃくちゃ見にくいんですよ。壁があれば壁に首や頭をつけて頂ければ視界がある程度あくんだけど、つけないと視界の真ん中に前の人の首や頭が入るので邪魔以外の何物でもない。

で、はじまった2部。予想通りステージがさっぱり見えにくくなるし、おばさんは首や顔を思い出したようにつけたりつけなかったり。私の後ろからも見てる人いるんですよ。お前のせいで私も見えるように動かなきゃいけないし、私が動いたせいで後ろの人も動かなきゃならねえんだぜ。考えろよ。

さらに追い打ちかけたのが連れ。連れのおっさんスローテンポの曲の変なタイミング手拍子を入れ始めた時は内心おもいっきり頭抱えた。ぱん、ぱん、っていう拍の真裏になってしまうのならまだわかる。でも付点食ったような、えっそこ? っていう変な拍のタイミング手拍子入れるし本人もやめない。連れも注意しない。そういうやつに限って手拍子の音ってやたらでかいんだよな。会場狭いから明らかに雰囲気ぶちこわしてたし、演奏も明らかに戸惑ってた。

あとさ、基本手拍子曲でも、しっとり聞かせたい部分ってあるじゃん。そこでそのおっさんだけ細かい拍手ひとりだけしてやがんの。もう最悪。

そんなこんなで鑑賞環境は最悪でした。仮にも連れだろ、なんでお互いそういうのたしなめないのか。まあ注意しないからお互いそういうことやっちゃうんでしょうけど、こっちは本当に本当に迷惑だった。2部後半から一気にいらいらしてぴりぴりしながらのライブ鑑賞だった。ものすごく疲れた。連れも含めて二度と来るな。

さっさと帰ってくれないかな~~と思ったらアンコール演者あいさつくらいで帰るそぶりをみせるというまあこれもタイミング激悪パターン。せめて退場してから腰上げろよ。

結局害悪BBA手拍子おじさんともどもどうするのが正解だったのかいまだにわかんない。私がBBA来ないようにゆとりもってソファ腰かけてればよかったの?

21:14追記)

いつも行ってるアーティストの、毎年恒例のツアーの1公演なのよ。そのアーティストファンって基本的にとてもマナー良い方が多くて、いつも気持ちよく帰ってるから余計にいらっとしてしまったというか。FCHP先行で完売してるはずだから、一応興味はあるんだろうけど……? みたいな。

さえぎられた私がこのツアー履修済みだったのが救いだったんじゃないか、とも思うが、私の後ろの数人にも後味が悪い思いをさせてしまっていたら申し訳ないとも。もっとも悪いのは明らかにクソBBAと連れなんだがな。

2018-07-03

十二月二十四日。昼頃からちらほらと雪が舞いはじめ、夕方深沢君があろえを引き取りに家に訪れるころには本格的な雪模様となっていた。

 彼は恋人を連れていた。私やあろえも何度か会ったことがある元気のいい女の子で、あろえを見ると、かわいいかわいい、と喜び、あろえはすかさず同じ言葉を返す。

 まだパーティには少し早かったので、家にあがって貰ってお茶を出した。深沢君の恋人あろえのために今日来てゆく服を選ばせて欲しいと言い、あろえと一緒に二階に上がって行った。

 すぐに、二人の話す楽しげな声が聞こえてくる。

彼女あろえと話をするのが上手ですね。驚きました」

「勘がいいんですよ。それにしても、凄いですね。ツリーも立派ですし」

 部屋のクリスマスの飾り付けを見回しながら深沢君は言う。

 あろえがすっかり工作魅せられてしまって、この一週間、頼みもしないのに毎日輪飾りばかり際限なく作っては笑顔で私のところへ持って来るので、飾り付けないわけにはいかなかったのだ。

「習慣になっちゃったんですね。クリスマスの後も、きっと作りたがりますよ」

 深沢君はおかしそうに目を細めた。

「そういえば、今年は学生最後クリスマスイブなのに、プライベートに使わないでいいんですか?」

最後からこそ、学校のみんなと過ごしたいなと思ったんですよ」

 少し寂しそうに言う深沢君は、年が変わり春になれば大学卒業してしまう。そしてその後は実家に帰って中学校先生になることが決まっていた。評判の良いボランティアである彼は、きっと良い先生になるだろう。

ちょっと早いけれど、お疲れ様でした。深沢君のおかげであろえは色んなことが出来るようになりました」

「いや、僕なんか全然したことしてませんよ。本人や周りの人がみんな頑張ったからです。いつも力不足を感じてますよ」

 深沢君は照れくさそうに頭を掻いた。

「もし中学校がクビになったら、帰って来てくださいね

 私が言うと、深沢君は困ったように笑った。

 やがて着替えを終えたあろえ階段下りてくる。選んでもらった服は組み合わせのセンスが私なんかよりもずっと良くて、同じ服なのに普段よりずっと可愛いく見える。

 そしてあろえたちが行ってしまうと、家の中が急に静かになってしまった。考えてみたら家に居るときはいつもどこかにあろえがいた。一人ぼっちになんて一体いつ以来になるのか、はっきりと思い出せない。

 シャワーを浴びて、体を洗う。丹念に洗う。そんな自分ちょっと恥ずかしい気もするが、それは考えすぎというもので、こんなの何も特別意味などない大人の女性として当たり前の身だしなみだ。そうに決まっている。下着だって、一番良さそうなやつを選んでやるのだ。やるのだ。

 それからメイクをして、髪の毛をセットして、着てゆく服をもう一度選び直していたら、いつの間にか時間がなくなっていた。だいぶ余裕を見ていたはずなのに。月島君が車で迎えに来る予定になっている。私は慌てて服を決め、コートまで着込み準備を済ます。そして椅子腰掛けると変に緊張してしまって今度は一秒がやたら長い。時計のカチカチする音が、普段よりずっとスローテンポに聞こえる。表の道路を車が通るたびに、彼じゃないかと思って立ち上がりそうになる。

 やがて訪れた彼の車に乗る。見知った街なのに、どこをどう走ったのかさっぱり覚えていない。駅の近くにあるその小さなイタリアンレストランの前で車から降りたとき、はじめて、自分たちがどこへ向かっていたのかを理解した。

 月島君の大きな背中を身ながら店内に入ると静かで品の良い音楽が聞こえてくる。席に座ってまもなくシャンパンが運ばれグラスに注がれる。細長いグラスのピンク色の液体の中を底から水面に向かって気泡が泳いでいる。私たちは小さくお互いのグラスの縁を合わせて、一口含む。

 美味しくて、ラベル確認したらどこかで聞いたような銘柄だった。高いのだろうか? そう思うとやたらと緊張してしまって、あとは何を食べているのかさっぱり解らなくなってしまった。

 食事がほぼ終わって二本目のシャンパンゆっくり飲みながら、高校時代の話をしていた。月島君が野球部で汗くさい放課後を過ごしていたとき、私は美術部でテレピン臭くなっていた。

 あの頃月島君が付き合っていた女の子の話を仕向けると、彼は仕返しに私と仲の良かった男の子について尋ねて来た。随分大昔のような気がする。世の中の何もかもをわかったようなつもりで、そのくせ何もわかっていなかった青臭い時代の話だ。

あのころも随分大人だっていう印象があったけど、八坂さんはいまでも大人な感じがするね」

「それは老けてるってこと?」

「じゃなくて」

 月島君は酔いでほのかに赤く染まった頬を弛緩させた。

 いい年して、こんなデートなんかでのぼせ上がって、何を食べているのかもわからなくなってしまう私が、大人の筈はない。せっかくこんなに高い料理を頂いたのに。

 もし私がそんなふうに見えているのなら、それはただ大人のふりが上手いというだけのことだろう。いつも幼くてわがまま自分にてこずっている。そんな話をしたら、

今日はのぼせてくれてるんだ」

 彼は少し驚いた様に言い、私は自分失言に気が付いた。

「化粧室行ってくる!」

 恥ずかしさにいたたまれなくなってハンドバッグを掴むと、慌てて席を立った。鏡に向かうと、私の顔は月島君よりもずっと赤くなっている。蛇口をひねり流れる水で手を冷やし、深呼吸をして気分を落ち着ける。お酒なんか飲んだのは今年のお正月以来だから殆ど一年ぶりだ。ふわふわして楽しい気分だ。これはお酒のせいだけなのだろうか。

ケーキがまだ残ってたんだって

 戻ると、テーブルの上には美味しそうなケーキが乗っている。

「でも、もうお腹一杯だわ」

「そうだね。包んで貰おう」

 月島君はウェイターを呼び止め、ケーキは下げられた。

「雪が、だいぶ強くなって来たね。この分だと明日除雪車が要るな」

 彼の視線につられて窓の外を見ると、羽毛の様な雪がゆっくりと舞い落ちていた。雪かきとなったら、スコップを新しく買わなければならない。去年のは、あろえおもちゃにしてどこかになくしてしまった。今年はよく教えておかなければ、また同じことを繰り返すだろう。

「妹さんは……」

 彼が、ふと呟いた。

「え?」

 顔を向けると、月島君はまっすぐに私の顔を見つめている。

「妹さんは、今日は何時までに迎えに行けばいいの?」

 ボランティアの人が明日まで面倒見てくれる、と答えかけて、彼の真剣な表情の意味に気が付いた。もし、私が今日は迎えに行かなくてもいい、と言ったなら、それが自分のどんな意思を示すことになるか、解ってしまった。

 私の表情がこわばったのを見て、月島君は表情をゆるめ、グラスを手に取る。私に考える時間をくれたのだ。ほっとする。

 しかし、どうしよう、どうしよう、そればっかりが頭のなかでぐるぐる回って上手に考えられない。

「あ、預かってくれてる人に訊いてみるね」

 無理矢理愛想笑いを作ると、携帯電話を手に取った。心臓の鼓動が早くなり、顔に血が集まってくるのがわかる。緊張しすぎだ。まったく予想しなかったわけじゃないんだ、別に拒む理由もないんだ。私は今さら何をうろたえているの?

 自分を納得させる時間を稼ぐつもりで、電話をかけた。

 五回コールしたところで、深沢君が電話に出る。

八坂さんですか?」

 彼の口調はいつになく硬かった。

「そうですけれど、あろえは何もしていませんか?」

「いや、何もないです。大丈夫です。安心してください

 何か変だ。

「もし何かあったのなら、教えてください」

「本当ですよ。ただ、突然の電話だったからびっくりしちゃって……」

 とてもそうとは思えなかった。確かに彼の口調はもう普段通りに戻っている。だけれど違和感は拭い得ない。だいたい、楽しく過ごしているにしては彼の声の後ろが妙に静かだ。どこにいるのだろう?

 月島君と視線が合う。思わず真剣な表情になってしまった自分申し訳なく思い、目をそらしてから会話を続ける。

「何かあったんですね。それで、私に言えないってことは、あろえに何かあったんではなくて、あろえが何かしたんですね?」

まいったな、本当にそんなんじゃ……」

「いま、どこにいるか教えてください」

 私が強い口調で言うと、彼は言葉を詰まらせてから

「すいません、僕は柿崎病院に来ています

病院……。あろえはどこにいますか?」

「一緒にいます

 それだけ聞くと私は電話を切り、月島君と向かい合った。

「ごめんなさい」

「気にしないで」

 彼は首を振ると、すっと立ち上がる。

「妹さんに何かあったんだね。行こう。俺もついて行くよ」

ありがとう、でも、一人で行くわ。一人の方がいいから」

「そうか」

「きょうはごめんなさい。誘ってくれて嬉しかった」

「うん」

 彼の微笑からからさまに失望が読み取れて、胸が苦しかった。新しいコートとブーツが、やたらと硬く感じる。

 タクシーで向かう途中、深沢から電話があった。

大丈夫ですからゆっくりしていてください」

 そんなことが出来るわけない。私はもう病院に向かっていることを告げる。そう遠い距離ではないから、すぐに到着した。

 一カ所だけ明かりの灯っている救急玄関に回ると、入り口のところに深沢君が立っていた。普段着のままで上着を身につけず、ズボンポケットに手を突っ込んで肩をすくめながら、寒そうに白い息を吐いている。声をかけると、

「中だと携帯が使えませんから

 震える唇で言った。

 彼は救急車に乗ってここへ来た。怪我人は、彼の恋人だった。コンクリートの上で転倒して、腰を打った。骨には異常がなかったけれど、いますぐに起きあがるというわけにもいかないらしい。痛み止めを飲んで、ついさっき寝付いたそうだ。

階段に雪が積もっていて、足を滑らせたんです」

 はじめはそうとしか言わなかったのを問い詰めると、やはり、あろえが原因だった。階段上りかけた彼女の服を、あろえが急に引っ張ってバランスを崩させたのだ。そして結果として階段から転落した。

「僕たちが不注意だったんです。あろえちゃんが人を呼ぶとき服や腕をつかんだりすることがあるのは、ちゃんと知っていたはずなのに」

 湯気のたつ紙コップで両手を温めながら、彼はそう言った。

 行為自体子供もよくやることだが、あろえの体格は子供のものではない。身長深沢君の恋人と同じか、ことによるとあろえのほうが少し高いかもしれない。そんな人間階段の途中でいきなり引っ張られたら、注意していたとしても、転倒は不可抗力だったはずだ。

 私はぞっとして背筋が冷たくなる。もし一歩間違えていたら、もっと酷い結果を導いてことは容易に想像出来た。

申し訳ありません」

「いや、頭なんか下げないでください。こっちこそ、せっかくのクリスマスだったのに、こんなことになってしまって」

「そんな」

「僕がついていたのに。あろえちゃんは、ただいつも通りにしていただけなんですよ。それなのに。やっぱり僕は、向いていないんでしょうね。今日は僕はここで夜を明かしますよ。八坂さんは帰った方が良いですよ。ちゃんとした時間あろえちゃんを寝かさないと」

 彼は元気づけようと笑ってくれたが、普段ほどの力がない。そしてコップの中身をすすった。

 自信を失い落ち込む彼を初めて見て、覆い隠せない彼のショックを知った。私は何も声をかけるべきだと思ったけれど、いまの私の役割から何を言ったらいいか解らなかった。

 あろえ病院の長椅子腰掛け絵本を読んでいた。傍らには若い看護師が座ってそれを見守っている。

「姉です」

あなたがお姉さん? この子、さっきまで落ち着かなかったんだけれど、この絵本が気に入ってくれたみたいで、ずっと真剣に見てるの」

「そうですか、面倒みていただいてすみません

自閉症なんですってね。こんなに大きい子、家にいる間ずっと面倒見てるのは大変でしょう。パニックが起きたときとか、大丈夫なの?」

「まあ、なんとか。妹は腕力はそんなにないですから

「親御さんも家にいないんですってね。大変ねえ」

「………」

「出来れば、ちゃんと話し合って一緒に面倒みたほうがいいですよ。やっぱり、身内の人が一致団結しないと。でも、そうは言っても簡単はいかないのよね。大変ねえ。綺麗な格好して、あなた今日どこか出かけていたんでしょう?」

 同情されて私は、より一層みじめな気分になった。あろえは、すぐ傍で自分のことについて話されているのにも気が付かず、絵本を見つめている。自分が何をしたか、ちっとも理解していないのだろう。

あろえ、もうやめなさい」

 あろえは、顔をあげた。

「帰ります。もうやめなさい」

ダメです」

 言ってから視線絵本に落とす。

「やめなさい」

 強く言っても、あろえは返事をしない。

「聞こえないの?」

「きこえないの」

「よっぽど気に入っちゃったんですね。もう少しだけここに居ますか?」

 いつのまにか深沢君が近くに来ていた。私たちは、いまこの状況の彼にまで、気を遣わせてしまっている。恥ずかしくなった。

「いいんです。ほら、やめなさい」

ダメです」

 その返事にもう耐えられなくなって、私は絵本あろえの膝の上から取り上げた。奪い返そうと伸ばしたあろえの手を掴む。

あろえ、帰りますよ」

 あろえは私の口調からようやく異変を察したのか、不安な表情を浮かべ、

あろえかえりますよ」

 口の中でぼそぼそと呟いた。私は取り上げた絵本看護師さんに渡す。

八坂さん……」

 深沢君が心配げに見ている。

今日は本当にすみませんでした」

 私は頭を下げてから、まだ絵本に未練を残し見つめているあろえの手を強く引いた。

https://www.saibunkan.co.jp/lechocolat/soft/ka_swan/images/preswan.htm

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