はてなキーワード: 居住とは
アリの下顎歯(mandibular teeth)を原子レベルで配置を観察すると "亜鉛(Zn)" で切れ味を最大化していることがわかったそうな。
サソリの鋏角、爪、尾部の針、クモの牙などでも同様で、先端部に亜鉛(Zn)が均一に配置されていることが判明した模様。
人の歯と同じ生体材料で作られた場合に比べて、60%以下の切断力で十分であると推定されるそうな。
『へぇ〜・・・すごいなぁ🤔』とは思う、『美しいなぁ・・・』とも思う。
ただ、蟻や虫に対して思い入れがないし、ナノ畑の人間でも素材開発畑の人間でもないので、
『うぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ』とは別にならない。
何かをキッカケにまた思いだすことはあるかもしれないが、とりあえずバナナを食べて牛乳飲んだら忘れる程度の興味レベルだ。
それに対して、ワイくんの部屋にずらりと並べ飾られている、ポスター、フィギュア、円盤、関連本、薄い本たち。
これらはすべて美少女Aちゃんなのだが、今のワイくんは、美少女Aちゃんの何が良くて熱心に集めたのかまったく思い出すことが出来ずにいる。
原因は不明だが、寝て起きたら、美少女Aちゃんに関する記憶だけがワイくんの中から綺麗さっぱりと消えていた。
今のワイくんにわかるのは、寝て起きる前までは、熱烈な美少女Aちゃん信者だったと言うことだけである。
少なくとも蟻の下顎歯の強靭さよりは強い関心と興味を持っていたはずだ。
ところで、ワイくんはお引っ越しプロジェクトの真っ最中である。
ずっと貰っていたお仕事が無くなってしまったので、しばらく実家に置いてもらおうという心積もりで、お部屋のお片付けをしていた。
なので、この美少女Aちゃんグッズをどうするべきか?は早急に解決しなければならない問題だ。
ちなみに美少女Aちゃんグッズを売ったら幾らになるのか、過去のオークション・フリマアプリ・中古ショップの履歴を確認したところ、二束三文のようだ。
その上、美少女Aちゃんは人気が無かったのか、現在は売りに出している人は誰もおらず、万が一記憶が戻って美少女Aちゃんを買い戻したくなった場合は、
かなりの出費と労力が掛かりそうだ。
じゃあ、トランクルーム・レンタル倉庫でも借りて、とりあえずはそこに美少女Aちゃんグッズを置いておくか・・・?とも一瞬考えたが、
収入減で少しでも出費を減らしたいから実家のご厄介になろうとしているのに、新たな固定出費を増やしたら本末転倒である。
なによりも、今現在のワイくんは、美少女Aちゃんに対して蟻の下顎歯の強靭さくらいの興味しか持てないでいる。そこに無いお金を今払いたいか?と言えば正直NOである。
美少女Aちゃんグッズは寝て起きる前と何一つ変わっていない、変わっていたとしても人間には認識不可能なレベルの経年変化しかないのに、
ワイくんが美少女Aちゃんの記憶をきれいさっぱり失ってしまったが故にいっきに無価値になってしまったのである。
目を閉じ、開けば、部屋中に美少女Aちゃんグッズはまだあるし、触ることもできる。
だがワイくんが価値を置いていたのは物ではなく "記憶(想い)" だったのだ。
"記憶(想い)"に重きを置いてるのに、居住スペースを物理で圧迫するのは、理不尽の極みなのでは?とますます美少女Aちゃんグッズ不用の気持ちが強くなったが
どうしても、えいや!と投げ捨てる決心はつかない。
実在する物ではなく、自己の認識にしか存在しない "記憶(想い)" に重きを置いていた事実に、薄ぼんやりぼんやりとした罪悪感と恐怖を覚えるのだ。
あるSFでは自己("I")を記憶(想い)の連続と定義している。
精神科か脳神経科か物忘れ外来か・・・ワイくんはこのあと何科にご厄介になるべきなのかは知らねど、とりあえず記憶障害を起こしており、
実在する物として今ここにワイくんは"有る"が、ワイくんは昨日までのワイくんでは無くなってしまったのだろうか?
もちろん、不動産管理会社には退去連絡をしてあるのでワイくんはとっととお部屋のお片付けをして期日通りに部屋を明け渡さねばならないし、
"I (アイ)"がなんであろうと、腹が減ったら苦痛を覚えるのが生命現象の仕様なので、今のワイくんがなんであるかは?とてもプライオリティーが低い問題ではある。
だが、今からお世話になる実家の両親が重きを置いてるのは、今ここに物理で有るワイくんだろうか?それとも記憶(想い)のワイくんだろうか?
まぁその答えが例え出たとしても、部屋のものがスッキリ梱包されたり、ほかほかのご飯が自動的に出てくるわけでは無いので、それもどうでもいいと言えばどうでもいい。
しかし、それでも引っかかるのだ。
架空の美少女Aちゃんのだったから良いものの、これが犬猫小鳥トカゲなどの生きているペットや人間だったら?
実在する物ではなく、自己の認識にしか存在しない "記憶(想い)" に重きを置くことは果たして許されることなのだろうか?
またワイくんたちは、人・動物・物に対して愛を誓うが、
その愛は、実在する物に対して誓われたものなのだろうか?それとも自己の認識にしか存在しない "記憶(想い)"に対して誓われたものなのだろうか?
かの有名な『ロミオとジュリエット』の中で夜ごとに形を変える月に愛を誓うなんて不実!みたいなシーンがあるが、
実在する物も、自己の認識にしか存在しない "記憶(想い)"も、万物はすべて変わるし、
そもそも"I (アイ)"自体が不確かなものなのだが、誓いとは、想いとはいったいなんなんだろうか?
ワイくんたちは、なんだかよくわかないものを大層ありがたがって生きているのだろうか?
これも、『うるせーーーー!!!!!!!!!生命現象の秩序維持になんら影響しねーーーーだろ!!!!!』といえばそれまでだが、
いったいワイくんたちは何だったらわかる・ありがたがる価値があるのだろうか?
これははてブでは話題に上ったことはないと思われるが、エネルギーアナリストの大場紀章氏が提案している。
https://youtu.be/DNZZ3A3ZpWQ?t=7240
(該当箇所の発言内容要旨)
日本はロシアへの経済制裁に参加しており、西側陣営を応援する立場に立つしかない。
外交的・人道的観点から、原子力を超法規的に再稼働させ、余ったLNGを欧州に融通するということはできないか。
パイプラインでロシアから供給しているガスをすぐに船便LNGに切り替えるのは難しいのではないか?と自分は考えたが、
今日ロシアからのガス供給停止の決まったポーランドでは、以前からこの事態を見越して動いており、
ドイツで水揚げしたLNGをパイプラインを逆流させてポーランド国内に送ることも可能で、かつ自国港湾にもLNG基地を整備しているという。
政治的にかなり火種となりそうな話かつ、岸田総理はそういう剛腕タイプではないのでおそらく実現はしないと思うが、一考の価値はあるのではと感じた。
日本は2011年以降原発の長期稼働停止により相当量LNG輸入を増やしており、その分を欧州に回すことができれば、ロシアからの輸入停止による不足を
それなりに埋め合わせられるはずだ。じっさい、大場氏によれば現在停止中の原発全機を稼働させれば、年間2700万トンのLNG節約になり、
これはウクライナ侵攻前にロシアから欧州に供給されていたガスの25%程度にもなる。
(大場氏は、ガス給湯器の多い欧州に日本製の電気ヒートポンプ式給湯器を送ることも提案しており、 そちらのほうがまだ現実味がある気がした。)
https://twitter.com/nuribaon/status/1518718052761628672
おそらく、この提案は反原発派の多いはてブでは受け入れられないだろうが、
人道的観点からのリベサヨ的原発批判(原子力発電は居住不可区域や放射性廃棄物を地方に押し付け核兵器開発にもつながる非人道的発電方法)に対して、
同じレベルの「人道的支援としての原発再稼働」をぶつけるというのはなかなか面白いのではないかと感じた。
また、はてブでのもう1つの主流である「旧一電には原発運営能力がない、その証拠に新規制に合格しない」という論に対しては
「規制委員会が100%の安全を発電事業者に求めるような審査方法を続けるなら、結局旧来の安全神話への回帰に過ぎない」という指摘も出ているよ、と言うことを付記しておく。
https://twitter.com/presa_de_tierra/status/1519115716259360769
ヤフー、通勤手段の制限を緩和し、居住地を全国に拡大できるなど、 社員一人ひとりのニーズにあわせて働く場所や環境を選択できる 人事制度「どこでもオフィス」を拡充
~ 社員約8,000人それぞれが
ダイバーシティの推進や、
ヤフー株式会社(以下、Yahoo! JAPAN)は4月1日より、通勤手段の制限を緩和し、居住地を全国に拡大できるなど、社員一人ひとりのニーズにあわせて働く場所や環境を選択できる人事制度「どこでもオフィス」を拡充します。
緊急事態宣言が解除され、一部企業において、社員に対し週に数回程度の出社を求めるなど「オフィス回帰」の動きがある中で、Yahoo! JAPANは、これまで以上に柔軟に、社員一人ひとりの事情にあわせた働き方を選択できるようになります。これにより、社員約8,000人のウェルビーイング(幸福)が向上することによるパフォーマンスの最大化を目指すとともに、居住地に左右されない優秀な人材の採用や、多様な価値観にあわせて働き方を選択できることで、ダイバーシティをさらに推進していきます。
■世の中の流れや背景:
新型コロナウイルスの流行で、多くの企業がテレワークなどニューノーマル(新しい日常)時代の働き方に移行しました。しかし、19都道府県に発出されていた緊急事態宣言が解除された2021年9月末以降、出社をメインとした労働形態に戻し始めた企業も増えており、外部調査によると「出社日が増えた」とする人が3割以上いることがわかりました(※1)。また、都心では、2020年2月から2021年10月にかけて上がり続けていたオフィスの空室率が、11月には約2年ぶりに下がった(※2)ことからも、徐々に「オフィス回帰」の動きが見られます。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000025.000040457.html
https://www.e-miki.com/market/tokyo/index.html
■Yahoo! JAPANのこれまでの取り組みと成果:
Yahoo! JAPANは2014年に、オフィス以外も含め、働く場所を自由に選択できる「どこでもオフィス」というリモートワークの制度を設け、2020年には月5回までという制限を解除して無制限とするなど、時間と場所に捉われない「新しい働き方」を推進しています。
その結果、2022年1月現在でも約9割の社員がリモートワークで業務に従事(※3)するとともに、約9割の社員がリモート環境でも「パフォーマンスへの影響がなかった」、もしくは「向上した」と回答しています。また、他にも、「これまで育児や介護のためやむを得ず時短で働いていた社員がフルタイムで働けるようになった」「自宅にいる時間の増加にともない、家族と関われる時間が増えた」「通勤時間が削減されることで学習など自己研鑽の時間が増えた」などといったメリットも見られました。
また、ニューノーマル(新しい日常)時代のオフィスの最適化にも取り組んでいます。オフィスの一部を「1人で集中するフロア」「みんなで会議やコミュニケーションができるフロア」など目的ごとに最適化した「実験オフィス」の取り組みを実施しています。他にも、全国各地におけるサテライトオフィスの契約など、社員一人ひとりのニーズにあわせて働く環境を自由に選べるよう整備してきました。
さらに、「会社で同僚と直接コミュニケーションをとりたい」「業務以外の雑談を同僚としたい」という声に応え、オフィスでのランチ(※4)とドリンク(※5)を無料提供する実証実験を行うなど、社員のニーズに応じてオフラインでのコミュニケーションの活性化施策も提供しています。
これらの取り組みにより、社内アンケートでは、約8割が現在のオンラインを前提とした職場環境に「満足」しているという結果となりました。
■Yahoo! JAPANのこれからの取り組み:
すでにさまざまな取り組みを進めており、社員の満足度も高いYahoo! JAPANの働き方ですが、社内アンケートから見えてきた社員の要望や課題に応え、4月1日から、これまで以上に社員一人ひとりの事情にあわせた働き方を選択できるよう、人事制度「どこでもオフィス」を拡充します。
これまでの「どこでもオフィス」制度は、日本国内であれば好きな場所で働ける制度でしたが、出社指示があった際の通勤手段には一部制限があり、居住地も午前11時までに出社できる範囲に限定していました。4月1日より、社員約8,000人がそれぞれの事情にあわせた働き方をこれまで以上に柔軟に選択できるよう、通勤手段の制限などを緩和し、居住地を全国に拡大します。これにより、社員のウェルビーイング(幸福)が向上することによるパフォーマンスの最大化を目指します。加えて、居住地域に左右されない優秀な人材の採用や、多様な価値観にあわせて働き方を選択できることで、ダイバーシティをさらに推進していきます。
「情報技術のチカラで、日本をもっと便利に。」をミッションに掲げるYahoo! JAPANは、ユーザーに便利なサービス提供をするべく、社員一人ひとりが自身のパフォーマンスを最大限発揮できるための環境や場所を自ら選ぶことで、より生産性高く、創造性を発揮できるよう、今後もさまざまな取り組みを進めていきます。
※3:個人情報などを扱う高度セキュリティレベルの業務はオフィスにて実施。
※4:2022年1月時点、本社(紀尾井町オフィス)での取り組み。今後、実証実験の結果を踏まえ、正式導入の可否を検討していきます。
※5:2022年1月時点、全国のオフィスでの取り組み。社内レストランに複数名で訪れた従業員に対して、ドリンクを無料で提供します。今後、実証実験の結果を踏まえ、正式導入の可否を検討していきます。
従来は、働く場所は個人の創造性が発揮される場所とし、制限は設けていませんでしたが、居住地は、出社指示があった際に午前11時までに出社できる範囲に限定していました。4月1日より、日本国内であればどこでも居住できるようになります。
従来は、通勤手段は電車や新幹線、バスのみとしており、特急や飛行機などは認めていませんでしたが、4月1日より、特急や飛行機、高速バスでの出社も可能になります。
従来は、交通費の上限は、片道6,500円/日、15万円/月としていましたが、4月1日より、片道上限を撤廃します。
(4)「どこでもオフィス手当」の増額
働く環境を整備するための「どこでもオフィス手当」を1,000円増額し、毎月最大10,000円の補助(どこでもオフィス手当5,000円+通信費補助5,000円)を支給します。
社員のさらなる生産性向上を目的として、希望する正社員に対し、業務用PCとは別に新たにタブレット端末を貸与します。社員の業務スタイルやニーズにあわせて最適なデバイスを選択可能です。
(6)懇親会費の補助
コミュニケーションの活性化を目的に、社員間で行われる懇親会の飲食費用を、1人あたり5,000円/月 まで補助します。
※オフラインでのコミュニケーション活性化施策については、新型コロナウイルス対策を徹底した上で行い、感染状況を踏まえて一時的に中断する可能性があります。
<対象>
新型コロナウイルスが数多くの混乱を私たちにもたらした一方で、情報技術のチカラが、人々をつなぎ新しい価値を生み出すものであることを改めて実感しました。Yahoo! JAPANのミッションである「UPDATE JAPAN-情報技術のチカラで、日本をもっと便利に。」という取り組みが、今まさに重要性を増しているものと考えています。ユーザーのみなさまに、より便利で革新的なサービスを届けていくためには、Yahoo! JAPANで働く私たち自身がウェルビーイングを向上し、より自由な発想力、豊かな創造性を発揮することが重要であると考えています。今回の決定は、Yahoo! JAPANが、前例や正解がないニューノーマルの時代における新しい働き方を開拓していくという意思を示すものです。そして、Yahoo! JAPANが持つ、社員自身がさまざまな課題に主体的に挑戦し続ける文化を、さらに発展させるべく、継続的な改善を積み重ねてまいります。
すべてはユーザーの皆様に、より便利で革新的なサービスをお届けするために。
正解や前例のない現代において、新しい働き方にも確立した方法やお作法はありません。今後も関わる社員全員が主体的に挑戦し、改善を積み重ねてまいります。
■ご参考)Yahoo! JAPANにおける、ニューノーマル時代の「新しい働き方」取り組みまとめ
いいですか?
いいですか? 季刊誌「Yaponesian」第3巻ふゆ号がですね!発行されました!
http://www.yaponesian.jp/topic00251.html
素晴らしい!素晴らしいことです!
2020年以降、東アジアにおける古代ゲノム研究が次々に発表され、この地域における集団の形成に関する大まかなシナリオが描かれるようになっている。
縄文人のゲノムからは、彼らがアンダマンの先住民などと類縁関係を持ち、東アジアに展開した集団から早い時期に分岐したことが示唆されているが、報告によっては異なるルーツを示唆しているものもあり、確実な結果を得ることはできていない。
しかし、縄文人の起源を、二重構造モデルが想定する東南アジアとすることは、集団形成のプロセスを単純化しすぎていることも分かってきた。
一方、渡来系弥生人の起源に関しては、最近の研究では、稲作農耕民と雑穀農耕民が朝鮮半島に流入し、そこで在地の縄文系の遺伝子を持つ集団と混合することによってあらたな地域集団が形成され、その中から生まれた渡来系弥生人が三千年前以降に日本列島に到達したというストーリーが提唱されている。
現状では稲作の起源地である揚子江中流域の古代ゲノムデータがないので検証はできていないが、渡来系弥生人の主体を、北東アジアの西遼河を中心とした地域の集団と考えており、二重構造モデルと概ね一致している。
また、二重構造モデルが予想する渡来系弥生人の寒冷地適応は、EDAR遺伝子の大陸北東部での時代的な変化によって説明できる可能性が示されている。
先史時代において、考古学的に渡来人がやって来た可能性が高いと考えられているのは、弥生早期前半、前期末の2時期、そして古墳時代中期です。
ここでは年代が変わらない古墳中期を除く弥生時代について、年代順ではなく渡海の可能性が高い順に説明します。
もっとも可能性が高いのは前期末の前4世紀前葉で、中国東北部に起源をもつ燕の鉄器や韓半島の円形粘土帯土器が出土するようになることをあげられます。
弥生最初の鉄器は炭素量の高い鋳造鉄器で、鋳型に融けた鉄を流し込んで作る斧を代表とします。
鋳型の構造からみて、韓半島ではなく中国東北部の燕系のものである可能性があります。
また、円形粘土帯土器もやはり中国東北部に出自があることが指摘されていますので、韓半島南部だけではなく中国東北部から人がやって来ている可能性を指摘できます。
クマネズミやハツカネズミは有史以前の人類のユーラシアの移動に随伴することで現在の地球レベルの広範な分布域を手に入れた。
これらのネズミ類の歴史を辿ることは文字に記されていない人類の移動の歴史を知ることでもある。
このことを今から50年前に想起した国立遺伝学研究所の森脇和郎(もりわきかずお)は世界各地から野生ハツカネズミを収集し、米川博通氏とともに遺伝子の解析を行った。、北方系亜種のMUSはイラン北部の起源地より、1)中国西部の砂漠地帯(15000年前)、2)黄土高原(10000年前)、3)中国東北部(7000年前)、4)朝鮮半島(5300年前)、そして、5)日本列島(3000年前)へと順次東方移動したことが示唆された
本講演では、大陸から稲作を携えてやってきた渡来系弥生人が、1)どこからやってきたのか、2)どのくらいやってきたのか、という問いに対する知見を、最新のゲノム解析の結果を踏まえて一般向けに紹介しました。
渡来系弥生人の遺伝的構成についてはOsada and Kawai(2021)や機関誌Yaponesian3巻はる号で詳しく解説しているのでご一読いただけたらと思います。
Hanihara(1991)では渡来集団が東シベリア、中国東北地方およびモンゴルの集団と形態学的には似ていたと述べられています。
これまでのいくつかの東アジア現代・古代人のゲノム解析から、渡来系集団は現在の北方系東アジア人集団に近かったという結果が出ており、この予想と概ね一致します。
本講演ではさらに、考古学や言語学的証拠も考慮に入れ、3500年前ごろに遼東半島近辺に居住していたが紅山文化の中心地からは外れたひとびとが、稲作とともに朝鮮半島を南下してきたのではないかという仮説をあげさせていただきました。
次にふたつ目の疑問、どのくらいやってきたのか、という問題について、Hanihara(1991)で用いられた手法を使い、より新しい歴史人口の推定値を用いた結果を発表いたしました。
Hanihara(1991)では、日本列島の人口が弥生開始期に約7.6万人、古墳時代の終わりに約540万人という推定値が用いられています。
埴原先生は、この値をもとに計算された自然人口増加率が年あたり0.43%である、という値がありえないほど高いと考えていたようです。
この前提に基づき、Hanihara(1991)では、どれくらいの渡来人が来ればおよそ1:9である縄文:弥生の遺伝成分を説明できるかというシミュレーションを行っています。
驚くべきことは、埴原先生が当時の形態データから推定した1:9の混合率という推定値が、現在の全ゲノムを用いた推定値とほとんど変わらないことです。
渡来人和推定の方法も比較的単純でありますがエレガントなものとなっています。
年あたりの大陸からの移入数を一定と仮定したモデルでは、毎年約1500人、およそ1000年の間に約150万人が渡来し、自然人口増加率が0.2%であれば日本列島における人口増加量の説明がつくという結論に達しています。
本講演では、Hanihara(1991)の方法に基づき、歴博による新しい年代観やより新しい人口推定値を用いてその評価を行いました。
たとえば、弥生の開始期を更に600年古くすると、1500年の間に人口が59倍に増加したことになります。
その場合、年あたりの移入数の推定値は約1000人と減りますが、1500年の間には約146万人と、埴原先生による推定値とほとんど一緒になります。
「挑発された」といいがかりつけて(実際はなにもしてないのに)テポドンを頭越しに撃ったり勝手に国民拉致したりする国に隣にいられる日本にとっても他人事じゃないので全然ロシアの言い分に同情する気にはなれない。
なんで他国の首都の他人の居住するマンションにミサイル撃ちこんで平然としていられるのか。
日本でいえばいいがかりを相手にしてくれないという理由で東京都足立区とかに撃ちこまれたわけでしょ?
悪口いわれたら違う部分だけいいかえせばそのうち真実が伝わって終わるよ。情報社会の民主主義ってそういうもんだろ。手を出した瞬間どんなやつでもテロリストになるんだよなぁ。
ロシアはチェチェンでもゲイはもともと居ないんだから拉致も殺人もしてないんだってさ。
ふと思い出した。まだ若かった、胸を張って「20代」と言えた時に書いたあの日記のことを。
https://anond.hatelabo.jp/20101127001845
もうあれから11年以上が経っていた。早いもので30代の記録を残すことなくもう間もなく「40代」となってしまう。この日記がなんとかぎりぎり30代最後の記録として滑り込むことにはなるが。
こんなどうでもいいことが記録として残るのはいかがなものかという思いもあるが、それでも11年以上前に書いたあの匿名日記が、今もなおウェブに残っている事実に驚くとともに、また10年後、50才になってもこれを見返す事が出来るならばそれはきっと面白かろうと思い改めて記す。
ということで、およそ11年前に上記のエントリを書いた元増田です。アカウントは忘れたので何の証拠も示すことは出来ないけれど。
11年前に貯金もないのに衝動的にマンションを買って、それからどうなったか。破滅を期待していた人にとっては何一つ面白い事はないので読む必要は無いです。ギガの無駄遣い。というか「ギガの無駄遣い」ってフレーズ自体、11年前にはまずあり得なかったよね。ギガて。
前置きはさておき本題。
家族について。
今も妻と二人暮らし選択子無し。それ以外特に変化無いので特筆することは無し。
マンションについて。
当時のマンションに今も居住中。今も気に入っているし、他のマンションのチラシが届くので見ることもあるが、立地、価格、間取りを総合的に見れば全然うちの方がいいと思っている。
繰り上げ返済はほんの少しだけ実施して基本は投資に回しているためローン残金はまだ約2000万程。3年位は繰上げたか?
この10年でマンションの平均価格がどんどん高騰しており、都内では新築の平均価格が初めて5000万を越えたとか。正直うちのマンションも価値は下がらずむしろ上がっているようで、うちより下層階の部屋が最近4000万で売りに出され、すぐに買われていた。おそらく我が家もリノベは必要だろうが購入時より高い価格で出せるのではないだろうか。勿論、売ったところで次にどこに住むのかという問題は残るが。
それから、周りの新築マンションを見ても3000万で買える物件は下層階の2LDKか下手すれば1LDKもあるし、世間的な景気変動を勘案すればそこまでは物価も上がっていない中、マンションの価格は相当に高騰している。結果論ではあるが本当にいいタイミングで買えたと思う。
なぜこんなにも価格が上がっているのかは素人なので言及はしないことにする。
収入について
具体的な時期の言及は避けるが、あれから転職をした。今は誰もが知る大手製造業の総合職で管理職になり、無事に年収1000万の壁到達となった。また妻も正社員で勤続10年、詳しい年収は聞いてないので分からないがおそらく5〜600万くらいかと。子供もいないのでかかる税金はそれなりに凄いが、要するに生活をする上でかなりのゆとりが出来た。
生活について
今もお金の使い方はあまり変わらず、いい感じに散財している。いや、散財という言葉は誤りかもしれない。というのは、お金はそれなりに使っているが無駄な買い物をしているということではなく、「貴重な経験や本当に必要性のあるもの」という価値観でお金を消費しているから。旅行やアクティビティにはお金を使うが、ブランドものには一切手を出さないといった感じか。あくまで一つの例として旅行でいうと、(コロナの各種制限が無い時に)月1,2で飛行機や新幹線を使って国内の宿泊旅行に行くし、コロナ前は年2で海外に行ったりしていた。
これは一つ、ちゃんとした考えがあって、「年をとったときにお金があっても、出来る事は限られている。だったらお金の事は気にせずに、動ける今だから出来る事をしたい」という夫婦共通認識の元の行動である。
貯金について
そういう訳で正直なところ貯蓄は収入の割に少ない。とはいえ、アラフォーの子無し夫婦、流石に全くないとやばいと思う。回りくどいがつまりは多少はある。
資産価値としてどれくらいあるかというと、株や投資信託、保険、外貨や401Kなど多岐にわたっているし、妻とは財布が別で妻もそれなりに蓄えてるはずなので、全部でいくらというのは正直良く分からない。
1000万くらいあるといいな。
まとめ。
これは自分の為の日記ではなく、貯金がないまま衝動的にマンションを買った人間がその後どうなったかの記録であり、それ以上でもそれ以下でもない。
思い立ったが吉日という言葉があるが、誰にも将来の事は分からない。だからこそ、やってみないと分からない。11年前にめちゃくちゃに叩かれたが、また年収何億とかいう大成功を収めた訳でもないが、並かそれ以上の生活が出来ている。そして、仮にうまくいってなかったとしてもきっと妻とは笑って安アパートで生活しているはずである。
プーチンが、ついにウクライナ内部に樹立された「人民共和国」の独立を承認した。
これは一連のウクライナ戦争において、今までで最も重大な回帰不能点(ポイント・オブ・ノーリターン)だ。クリミア併合よりもその重大性は大きい。
クリミアとドネツク・ルガンスクの何が違うか。それは「戦争前の地位」だ。
戦争前、クリミアはウクライナ内部において「自治共和国」の地位を有していた。ロシアのクリミア併合は、このクリミア自治共和国が「クリミア共和国」としてウクライナからの独立を宣言し、その後ロシアとの併合条約を結んだ、という形式になっている(ロシアは連邦制の国であり、国内にいくつもの共和国がある。タタルスタン共和国やサハ共和国、チェチェン共和国あたりが日本では有名だろうか。したがってクリミアも、併合後は「クリミア共和国」としての地位を享受している)。
ある国家内の自治領域が独立宣言を行うこと自体はよくあることだ。たとえば、ソ連の解体も、ソ連に属していたウクライナ共和国やベラルーシ共和国といった連邦構成共和国がソ連からの離脱を宣言するという形で行われた。ユーゴスラビアの解体に際しては、スロベニア共和国やクロアチア共和国といったユーゴスラビア連邦内の共和国が独立宣言を行い、それを西欧諸国が強引に承認するということもあった。
もちろん、クリミアの地位は共和国よりも一段劣る「自治共和国」であり、ウクライナ憲法は国土の不可分性を謳っていたのだから、クリミアの「独立」が上の先例と並べられるかという疑問は出てくる。しかし、それに先立つ2008年に、自治共和国よりもさらに劣る「自治州」の地位にあったコソボの独立宣言を、コソボはセルビアの領土だと明記されたセルビア憲法に背く形で欧米や日本が承認した以上、「なぜコソボ独立はよくてクリミア独立は駄目なのか?」という反論にもそれなりの説得力があった(ウクライナ憲法は守らねばならないがセルビア憲法は守らなくてもよい、というのはセルビア人への蔑視や差別意識があると言われても仕方ないのではないか?)。
だが、ドネツクとルガンスクについては話が違う。これらの地域は、ウクライナ戦争前にはなんらの根拠も持っていなかった。ウクライナ共和国内のドネツィク県とルハンシク県に過ぎなかった(ウクライナ語のオブラスチは「州」と訳されることが多いが、「県」でも間違いではない)。戦争中に親露派武装組織――つまりロシアの手先――が占領した領土を「自治共和国」だと勝手に宣言したにすぎず、ウクライナは当然それらの地位変更を認めていない。
つまり、満州国だ。あれも、中華民国において確立された自治領域ではなかった。関東軍が占領し、溥儀を傀儡に立てて建国を宣言した。プーチンのしていることは関東軍と同じだ。
クリミア併合までは、「欧米が認めたコソボの独立と同じことをしているだけだ、それの何が悪い?」と、いちおうは国際法に則った言い訳ができた。ドネツィク・ルハンシク両県への軍事介入も、「あれは現地の武装勢力が勝手に騒いでるだけで、ロシア正規軍は何も関与していない」という白々しい建前をいちおうは貫いていた。ここまでは、色々とツッコミどころはあるだろうが、最低限の国際的な建前を意識した行動だった。
それが、ドネツク・ルガンスク両「人民共和国」の独立を認めたことで、ついに越えてはならない一線を越えた。他国の領土に勝手に樹立された政権を承認する。これは明白に国際法を踏みにじる行いだ。なんの言い訳もできない。ロシアは完全に無法国家になった。
もともとかの国に遵法精神など期待する方が無駄だったといえるのかもしれない。しかし少なくともこの半世紀、ロシアは国際法を建前としては尊重しようという姿勢を見せようとはしていた。その姿勢すら見せようとしなくなったというのは、やはり重大な転換点といえるだろう。
そして、世界には、「紛争によって勝手に宣言された自称自治州や自称独立国家」が多く存在する。今回のプーチンの独立承認は、それらにも影響を及ぼさずにはいられない。
真っ先に思いつくのは、沿ドニエストル共和国だ。モルドバ領内のドニエストル川左岸地域が、ソ連解体とモルドバ独立をきっかけに自治を宣言した。その後、独立を宣言し、ロシアが事実上の後ろ盾についてはいるが、あくまで国際的にはまったく認められていない。
あるいは、北キプロス・トルコ共和国の例を挙げてもよい。キプロス共和国内でトルコ系キプロス人の武装勢力が(トルコ軍の協力を得て)占領した土地を勝手に「共和国」と宣言したが、当然トルコ以外にはまったく認められていない(余談だが、国内に非承認国家を抱えた紛争中の国がEUに入れてしまったのは本当に制度のバグだと思う。ギリシャがゴネるから入れざるを得なかったんだよな……なお、国連が提案した南北再統合案を蹴ったのは南側な模様)。
もっと言うと、ボスニア・ヘルツェゴビナ内戦では、セルビア人勢力が占領した土地に勝手に「スルプスカ共和国」を建国した。現在、ボスニアにおいてスルプスカ共和国は連邦を構成する共和国として認められてはいるが、コソボと違ってその独立は承認される見込みがない。戦争前には存在しなかった国だからだ。内戦時にクロアチア共和国領内で樹立されたスルプスカ・クライナ共和国も、最後まで国際的に承認されることはなかった(なお、スルプスカ・クライナ共和国はクロアチア軍の大攻勢によって崩壊し、数百年にわたってクロアチアに居住してきたセルビア人が大量に難民として流出することになった。ザ・民族浄化の典型例である)。
ドネツク・ルガンスク両「人民共和国」の独立が、これらの紛争地域にどのような影響を及ぼすのかは何ともいえない。国際的な監督下に置かれ主権が制限されているボスニアの一部であるスルプスカ共和国や(現在のボスニアは高等弁務官が民主的に選出された政府高官の罷免権などを持っているので実質的にEUの保護国であり主権国家とはいえない。なんで国連入れたの?)、国連による再統合交渉が続けられ、かつ形式的にはEU加盟国の一部である北キプロス・トルコ共和国に与える影響は小さいかもしれない。だが、何も影響がないということはありえないだろう。
そして世界のどこかには、未来のドネツク・ルガンスクがあるはずだ。ロシアの行為は、それらの地域で独立を夢見る人びとにとっての範になる。本当に、越えてはならない一線だった。
なお、このへんの危うさを一番わかっているのが中華人民共和国である。かの国は、コソボもクリミアもアブハジアも南オセチアも、一切承認しないという態度を貫いている。チベット人やウイグル人に対してジェノサイドを行い台湾への締め付けを強めているだけに、一方的な独立宣言の恐ろしさをよくわかっているのだろう。もちろん中華人民共和国による少数民族への抑圧は決して宥恕されるべきではないが、しかしコソボの独立は認めながらアブハジアの独立を認めようとはしないどこかのダブスタ国家に比べれば、遥かに道理というものをわきまえた行動ではないだろうか。日本政府は今からでもコソボとアブハジアに対して一貫した態度を取ってほしい。
満洲に日本が持つ条約上の権益、居住権、商権は尊重されるべきである。国際社会や日本は支那政府の近代化に貢献できるのであり、居留民の安全を目的とした治外法権はその成果により見直せばよい。一方が武力を、他方が「不買運動」という経済的武力や挑発(irritation)を行使している限り、平和は訪れない。
満洲には、支那の主権下に自治政府を樹立する。この自治政権は国際連盟が派遣する外国人顧問の指導の下、充分な行政権を持つものとする。
ちゃんと権益は確保しつつも、国連を噛ませることで時代遅れとなりつつある帝国主義感も中和される。
これ日本にとって100点じゃないの?
決まりだな!
――――――――――――――――――――――――
ドン!!
賛成42票、反対1票(日本)!!
松岡洋右「SAYONARA!!」
https://www.itmedia.co.jp/business/articles/2202/10/news170.html
「NHKから脱出できるよ」っていう願望的本音が前面に出てる製品。
この普及が、テレビ業界の最終破壊につながるんだろうなという個人的予想。
NHK上層部のだらしなさが食い尽くして業界全体が倒壊する局面で
テレビ業界派の明石家さんまさんが「NETFLIXは敵や!」と明言してるのは結構好きですが
これからのし上がっていく若い芸人さんやタレントさんが必ずしもテレビを利用する必要はないわけですし
費用対効果が明確に薄れゆくメディアよりも、年齢や居住エリアで絞り込めるCMを流したいだろうし
視聴者としても
NHKの爺さんに総理大臣以上の給料を支給するための「公平性」なんて糞食らえなわけですし
ドン・キホーテはおそらく裏で丁々発止されてる外圧に負けず、高性能版の次の商品供給を頑張ってほしいなという今日この頃です。
あ。
まず前提知識として
簡単に書くとこんな感じ。もちろん他にもいろんな条件があるけれど重要なのは実際に契約をしたのがいつか、居住を開始したのがいつか、の2点。
この中で2020年12月末までに入居した人は今年は年末調整できるはずなので関係ない。
今年関係するのは
の2種類。
2020年10月以降に契約した人は確定申告サイトでポチポチすれば勝手にやってくれるから問題ない。
ところが2020年9月末までに契約した人はポチポチしただけだと10年となる。
ただ、これにチェックを付けると書類の提出が求められる。
「入居期限に関する申告書兼証明書」という書類なんだが、これは国土交通省のページとかでダウンロードできる。
この様式だけを見ると、住宅業者に入居が遅れたことを書かせて提出させるように見えるが、実は自己申告で良いと書いてある。
つまり
「2020年末までの入居を目指して住宅取得を考えていたんだけど、コロナのせいで外出を自粛したから遅れてしまった」
ということで、この「入居期限に関する申告書兼証明書」を自分で書いて確定申告に添付して送れば終わり。
ちなみに印鑑の場所があるけれど捺印は必要ないしe-Taxならネット提出で良い。
だとすると、これを提出させる意味があるのか?という疑問が出てくる。
なぜなら10月以降に13年が適用されるのは「経済対策」だからだ。
9月末までが特例的に適用されるのは「コロナの影響」だから実際にコロナの影響があったかどうかの証明書が必要という理屈。