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2019-01-13

創世記

創世記によれば 、神はまず天地(宇宙)を作り、そこに光をつくった。

そして2日目には空を、3日目には大地と植物を、4日目には太陽と月と星をつくった。

5日目、神は魚と鳥をつくられたあと、6日目には獣と家畜、そして神に似せた「ヒト」を作られた。

そして、神は7日目に何をつくったか

それは「サウナである

アウフグース

サウナを暖めているサウナストーン香りの入った水をかけることで湿度を高め、体感温度を高めながら香りを楽しむこの行為フィンランドではそう呼んでいる。

そして今、夜更けのタクシーの室内球が点灯したかのごとく薄暗いサウナ室のドアを開け、1人の熱波の送り手「福永さん」は現れた。

サウナストーンに水がかけられると体感温度が急激に上がっていき、部屋中がアロマ香りで満たされていく。

俺の期待もまた高まってゆく。

子供時代にこっそり持ち出して遊んだライターのように、小さくて高いエネルギーと高揚が押し寄せてくる。

そして福永さんは手にしたバスタオルで発生した蒸気を室内に行き渡らせる。

福永さんはサウナストーンのある僕の左側から徐々に右側に熱波を送っているので、普通であればドライヤーに当てられるように一面だけが熱くなるはずだ

また暖かい空気は通常高いところに登って行くので、頭や耳は熱く、一方足はそれほど熱くないように感じられるはずだ。

だがおかし

福永さんは左側から歩いてきている

俺の右半身が温まってきている

福永さんが俺の正面に立つ

俺の頭からつま先すべてが1つの繭に包まれ

彼のタオルさばきから生み出される巧みな気流の流れはいっさい皮膚を焼かない。

北風と太陽旅人のように、あまり

自然自分の肉体と精神が温められ、雑念が一枚また一枚と剥がされてゆくのだ。

どうしてこんな暑い部屋にいるのか?どうして自ら苦しい目に合う必要があるのか?

そのような雑念はすぐに消え去り、ただその恵みを受け入れることだけが己の心の中に残ってゆく。

太陽アポローンはここに在ったのだ。

ちなみに神が7日目につくったものがもう1つある。

風呂だ。

彼の恵みを全身で受け火照り切った身体で水風呂に飛び込む。

刀鍛冶が湯入れの温度を繊細に見極めるように、まずは身体の汗をかけ水で流し、そして一気に全身を突き入れる。

水深170cm、熊本土地で磨かれた天然水の水風呂はまるで羊水のように火照った身体を抱きしめる。

その水風呂にただいっぽん垂らされる荒縄を握りしめ、天から降り注ぐ天然水の滝を受け止める。

もはやなにかを考えることなどない。

釈迦如来に垂らされた蜘蛛の糸を見つけたカンダタのように、無心で水と自分だけの世界に没頭するのだ

身体が芯まで冷えたところで水風呂から出る。神がつくったこの星の隅っこへ置いてある、白いプラスチック椅子腰掛ける。

まぶたが重くなり、体の力が抜け、自然と息を吸いたくなる

そして昔の出来事や遠い宇宙ことなどが過去未来ひとつになったかのようにとめどなく、無尽蔵に思い出されてゆく。

大学の時は木星研究をしていたなぁ。新しい天体事象を見つけてそれに名前をつけたかったなぁ。人はいつか死ぬし、死ぬまでの間に爪痕を残したかったなぁ。そういえばホスピスにいるばあちゃんは立てなくなっちゃってたなぁ。実家で着ながら家事をしてたセーターに着られてる小さくなったばあちゃん母親は次は何日にどの親戚が来るか、毎日伝えてばあちゃんの気力を繋いでたなぁ。もしかして無理矢理頑張らせてるんじゃないかって不安になってた母親デイケアマネージャさんが励ましてたなぁ。頑張らせてるんじゃないんですよ。ばあちゃん自分の力で頑張ってるんですよって。

俺の意識が肉体のことを忘れて飛び回る。

細胞細胞を繋ぐシナプス銀河を飛び回るニュートリノ線。主よ。人の喜びよ。

この浴場にさっきまでいたお腹の大きいおじさんも騒ぐ高校生も、店員すらもここにはいない。

自分の中心たるイデアがまっすぐ、自分内包している世界リンクするのだ。俺は今宇宙と1つになって、そこから何かを得ているのだ。

ありがとうばあちゃんありがとう木星ありがとう芥川龍之介ありがとう旧約聖書ありがとうイソップありがとう子供落書き帳。100円ライターありがとうギリシアアテネ

この快感サウナ愛好家たちは「ととのう」と呼び、また最高のトランス状態を求めて日夜研究を惜しまないのである

全てを終え、服を着てサウナの外に出る。

全てが整理されて視界と考えがクリアになる。

いまは西暦2019年1月13日 俺は男で終電はもうない。

さて。

ありがとう神様

ありがとう。湯らっくす@熊本

anond:20190112203947

大学生のころ、昼下がりの銭湯まったりしていたことがある。少し体を冷やしたくなって浴槽に腰掛けていたところ、隣に初老男性が座り、世間話をふってきた。

男同士で同じ大風呂に入ることを「裸のつきあい」などと言うことがあるが、それにしてもこのオッサン、素っ裸なのにやたらパーソナルスペースを超えて近寄ってくる。

そして、天気がどうこうなんて話題だったのに、やおらこちらの膝に手を置いて「こういうこと好き?」と上目遣いで見てくるではないか

体格的にも危害を加えられることはまあなさそうだったけれど、あまりにも予想外の展開だったため声も出せず、あたふたと風呂場を去るハメになった。

LGBT差別するつもりはないし、性志向は人それぞれでいいと思う。

が、理屈ではない嫌悪感を味わってしまった経験は、拭いがたい心中の拒絶を僕に植えつけたのだ。

2018-12-12

親は専業主婦でも子供世代はそうもいかない問題

親と子で2040歳くらいの年齢差がある。

世間での常識価値観は違うに決まっている。


私の母は60過ぎだが、未だにいい大学にいけばいい会社に入れて一生安泰だと思っている。

数年腰掛けで働き、結婚して専業主婦になるルートが一番正しいと信じている。

男が稼ぐべきだと。

「亭主元気で留守がいい」という現代価値観からするとあり得ない言葉賛同している。

私にもそれを強要してくる。

医者東大慶応早稲田の人と結婚することがいいと言われたことが何度もある。


母の周りにいる友人は金持ちの奥様、みたいな人が多い。

そして母と同様の価値観を持っている。

友人の奥様方の話を聞いていると、旦那お金海外旅行で豪遊してきた、みたいな話ばかり。非常に景気が良い。

彼女らの息子や娘はほとんどいい大学へ行き、氷河期にも関わらずいい会社に入り、結婚している。

子育てしながら専業主婦をしているという話もまぁまぁ聞く。

田舎からだろうか?


いわゆる進学校に通っていたが(といっても田舎のだが)、

女性先生が「ここは私立生活水準が高い家庭が多い。生活水準を落とさないためにいい大学へ入り受験をするのが当たり前。

女性いい大学・いい会社へ入ることでそこに勤める男性結婚できる」と言っていた。

もう15年前くらいの話だけど。

あらゆる方面からそういう教育を受けてきたわけだ。


そして私はまぁまぁの大学へ行ったが、大した就職はせず、ふらふら生きている。

母は友達の中で肩身が狭いから、就職はもう諦めるからいいところへ嫁へいってほしいと言う。

そうすれば人生逆転ホームランなのに!とかよく言ってる。

以前用事があり六本木に行くという話をしたとき、頑張ればそこにだって住めるのに!なんで!とも言われた。

全く意味が分からないし、私はあんな肩の凝りそうな街に住みたいと思ったことは一度もない。


私はこういう意見をのらりくらりとかわしながら生きてきたが、若い頃は少し影響を受けていたと思う。

親元から離れてから何かおかしいと気付いた。

でもずっと田舎に住んでて、この価値観から脱却出来ないままだったら・・・と少し思う。

10代の頃周囲にいた友達も数人、そういう考えに染まってる子がいた。

今はどうしてるか知らないけど。


世代が違う人間価値観を植え付けるなと言っても教育とはある程度そういうものなので仕方がない。

でも何かがおかしい。

婚活して専業主婦目指してます、という記事が叩かれてるのを見かける度に

あぁ、この人も周囲の環境教育おかしかったんだろうかと思う。

2018-12-09

初めて失恋したら帰省してた話

☆はじめに

・滅茶長いです。数えたら4000字ありました。3000字のレポート課題は一向に進まなかったのに、皮肉ものですね。 

フツーに、私達のことを知ってる人が見たらああアイツ等のことか、と分かるんじゃないかと思います。気づいても、出来れば、自分の心に留めておいてくれれば幸いです。とはいえ、あの人はきっとこれを見ても怒ったりしないだろうけれど。



__________

20歳の冬、恋人と別れた。

あの人は違ったけれど、私にとっては初めての恋人だった。1年2ヶ月の記念日喧嘩して、1年2ヶ月と2日目に直接顔を合わせて、話し合って、2人で決めたことだった。心残りはなかった。

…はずなのに、気付いたら、私はゆうちょ銀行でありったけのお金おろしていた。そしてその足で駅へと走り切符を買って新幹線へと飛び乗った。行き先は実家の最寄駅。正直何も考えてなかった。ただただ本能の赴くままに、私は帰省してしまっていたのだ。

新幹線の中で父に「急にごめん、今から帰ってもいい?」とラインしたら、すぐ既読が付いて、それから10分後くらいに「分かりました。駅まで迎えに行きます」と返事が来た。母親にも同じようなラインをすると、「おにぎり味噌汁ならあるよ」と返ってきた。

新幹線に乗っている間、私はずっと車内の電光掲示板を眺めていた。色んなニュースが流れていたけれど、ひとつも内容が思い出せない。ただひたすらに、駅名がひとつずつ西にずれていって、目当ての駅がくるのを待った。

2時間半くらい過ぎた頃、新幹線はやっと駅についた。父から駅前牛丼屋の横に居るとの連絡が来て走ってそこまで行ったのに父がいない。ついたよと送るともうすぐ着くと返事が来た。"居る"の意味知らないのかな、父。

3分くらい待っていたら父の車が見えた。父は何も聞いてこなかった。ただ嬉しそうに、明日上司競馬に行く予定だったけど無くなりそうだということを教えてくれた。私から最近車校路上教習に突入したこととか、最近急に寒くなったこととかを話した。

からは45分くらいで実家についた。チャイムを鳴らすと母がドアを開けてくれた。お風呂沸いてるよと言われ半ば強制的風呂場に連行された。ひとり暮らしの家は狭いユニットバスで、いつもシャワーで済ませていたから足を伸ばして浴槽に浸かるのは久々だった。足先から体が温まっていくのを感じた。

30分くらいで風呂から上がり、居間に行くとおにぎり味噌汁からあげと餃子ゆで卵が用意されていた。昆布おにぎりを半分と味噌汁を少し飲んだらお腹がいっぱいになってしまたから、残りは朝食べることにした。父は知多をロックで呑んでいて、「知多?珍しいね」と言うと「中身は違うけどね」と言われた。本当の中身は過去ツイッターで不味すぎると炎上した伝説を持つトップ●リュのウイスキーだった。

そんなこんなしていると夜中の1時を回ったから、父におやすみを告げて2階の寝室に上がった。キングサイズのベッドに横になった。5分くらいすると、母が部屋に入ってきた。ベッドに座って私に一言、「頑張ったね」と言った。

その瞬間、私の両目から噴水のように涙が溢れた。元旦デパート開店直後みたいに、ものすごい勢いで色んな感情がとめどなく流れて来た。辛い。寂しい。苦しい。悔しい。なんでこうなっちゃったの。もう前みたいに遊べないの。もう好きだよって抱き締めてもらえないの。もうどの街に住もうか?なんて戯言を言い合えないの。もう、2人で添い遂げ合う人生は遅れないの。

母は、ひたすら「頑張ったね、もう充分やれることはやったもんね、辛かったね」と私の背中を撫でてくれた。そのあとに、「でも、色んな楽しいこととか初めての経験とか素敵なモノも沢山貰えたんだから、嫌な思い出にしちゃ駄目だよ。」と言った。

19歳の秋だった。

私とあの人は、同じサークルでひと夏を過ごした。かなり厳しいメニューをこなす日々で、春には名前も顔も知らなかった私達が夏が終わる頃には家族よりよく会う存在になっていた。

夏が終わるとサークル活動も一段落し、私達は顔を合わせることが減っていった。そんな時、あの人からディナーに誘われた。

他の同期も来る筈だったのに、何かと来れなくなり、2人になってしまった(これがあの人の策略だったのか、本当に偶々だったのかは結局分からずじまいだった)。2人でやっすい店に入って、色んなことを話した。好きな音楽、好きな作家高校生の頃の話、過去恋愛話。私が中高ヒエラルキー最下位大学デビュー女のため恋愛経験0の喪女であり、その当時自分アプローチしてくる人がいたのだがどう交わせばいいかからないと相談したら、フフッと笑って「ぶっ飛ばしたいなあ、そいつ」と言われた。一瞬ん?と思ったけれど、「ホントそうだよね~」などと軽く流した。

正直、全く意識していなかったのだ、恋愛対象として。ひと夏を共に過ごしたかけがえのない大切な同期、という認識だった。だったのに、やっすい店から出たあと、そんな私達の思い出の練習場で、告白された。午前2時くらいのことだった。

その時も、急に涙が溢れて止まらなかった。信じられなくて、嬉しくて、少し申し訳なくて、何より私が本当は心の奥でずっと惹かれていたことに気付かされてしまって。

あの人はそんな私の手をずっと握っていてくれた。「でも私、多分中学生みたいな恋愛しかできないよ?」と震えながら言うと、「ロミジュリジュリエットだって中学生なんだよ。」と笑って更に強く握りしめてくれた。その温もりがとても気持ち良くて、私達は手を繋いだまま眠った。

朝の6時頃に目が覚めると、夢じゃないんだと隣から聞こえる寝息に心臓バクバクした。そうしているうちにあの人が起きて、不意に抱き寄せられて、キスをした。それが私にとっての、ファーストキスだった。

その日から私達は、所謂"恋人同士"になった。数え切れないほどデートをして、旅行も行って、一緒に大学の授業を受けて、お互いの家にも行き来した。

デートは、本当に色んなところに行って色んなことをした。映画を見たり公園ピクニックしたり気になる飲食店を片っ端から当たったりショッピングモールで服やコスメ吟味したり美術館考える人の真似をしたりディズニーに行ったり(私にとっての初ディズニーだった)、割と付き合いたての頃古本屋に行ったらエロ本だらけで少し気まずくなったこともあった。

ラブホだって、行った。勿論私にとっては初めてだったけれど、何気ない会話の中であの人は初めてじゃなかったことが判明してしまってそれはもう死ぬ程泣いたな。

デート以上に、私達は沢山沢山体を重ねた。週に1、2回くらい私の家に来てくれて、近くのコンビニまで手を繋いでお酒を買いに行った。気取ったジャズなんかをかけながらお酒飲んで、ほろ酔いセックスするのが本当に大好きで幸せだった。

いつも一緒だったな、と思う。毎日のように好きとか愛してるとか言い合って、自撮りを送って褒め合ったり、記念日には詩を送り合ったりして、サイコー幸せな日々だった。

…だったけど、会うごとに、知るごとに、着実に違和感が大きくなっていったのも事実だ。

最初は、私が話しているのにスマホを見ているとか、そんな程度だった。

けれど、それは次第に、私の話になった途端全くつまらなさそうになる(電話だったら寝られる)、私の誕生日を忘れる、逆に誕生日を祝ったら明日忙しいからと電話を切られる、ご飯を食べる約束をしていたのにやっぱり家で食べるとドタキャンされる、自分が忙しくなるとライン一つくれず放置される、そして私が貴方のこういう言動が嫌だからどうにかならない?と話しても自分はこうしたいからと全く歩み寄ろうとしない、というふうにどんどん根本的なところに及ぶようになっていった。決定的に考え方や価値観が違うことに気付くのにはそれ程時間はかからなかった。

けれど、気付いたときにはもう遅かった。私は、完全にあの人に依存してしまっていた。傷ついても、傷つけても、別れることが出来なかった。本当に毎日が辛くて、耐えられなくて、覚悟を決めて別れようと言っても、本当に別れたいの?と子犬のような目をして聞くあの人から離れることはどうしても出来なかった。

 

から最後の数カ月間はお互い深い話を避けるようになってしまっていた。悩みごとや将来の話はお互い他の友人に話すようになり、2人で話すのはこのツイートがどうとかおっぱいがどうとか、本当に俗っぽい上辺だけの話題だけだった。

1年2ヶ月の記念日にした喧嘩は、それ自体はそんなに重要トピックではなかった。ただ、限界だったのだ、もう。お互いに、これまで少しずつ感じて来ていた"違和感"ゲージが、この喧嘩で満杯になってしまったのだ。

1年2ヶ月と1日の日、多分これは別れるな、と思った。頭では理解していたのだ。けれど、心が、それを受容しなかった。初めて付き合った人と結婚したい、要は一生一緒にいたいという典型的少女漫画脳と、あの人とならそれが出来る!という付き合いたての頃の自分幻想、そして何よりもまだ体験したことのない、失恋がもたらす精神的苦痛というものへの恐怖が決断邪魔をした。

から、1年2ヶ月と2日目に、決めきれずゴニョゴニョしていた私にあの人が「もう頑張らなくていいよ」と言った瞬間、スッと楽になる感覚がしたのだ。それからは驚くほどスムーズに、そしてお互い納得できる形で、私達は別れ話を終えた。最後挨拶は「じゃあ、またね」だった。

何も後悔は無かった。あれほど恐れていた失恋苦痛も感じなかった。むしろ、あの人と今までより素敵な関係性になれるのではないかという希望すら見えていた。

のに、私は、気付いたら、実家を目指して駅へと走っていたのだ。

多分、母は全部分かっていたのだと思う。父だって察していたのかもしれない。私が、初恋の人と結婚たかたことも、本気で恋人に一生を添い遂げようとしていたこと、そのために沢山沢山頑張ったこと、でもそれは結局報われなかったこと、依存や執着もあったけれど、私があの人を本気で好きだったこと。私が、本当は沢山沢山泣きたがっていること。

そう。好きだった。本気で好きなつもりだったんだよ、ずっと。ずっと一緒にいれると思ってた。だから、頑張った。初めてで、何も分からなかったけど、頑張れば一緒にいれると思ってたのに。あの人も、あの人と作り上げてきた時間も思い出も失わずに済むと思ったのに。

私はただひたすらに、思いっきり泣きまくった。そしてそのまま眠りに落ちた。母はずっと、私の横にいてくれた。

次の日、目が覚めたら昼の12時を回っていた。居間下りると父が録画した吉本新喜劇を見ていた。母はお茶を沸かしていた。私は昨日残したおにぎりと新しいおにぎり味噌汁からあげとゆで卵を食べた。餃子冷蔵庫から出し忘れていた。

その後、母と近所を散歩した。いつもより空気が冷たくて空が澄んでいた。公園について、木製の古いベンチに腰掛けた。「辛い経験や悲しい経験は全て未来自分幸せになるための布石だ」という言葉を思い出した。空を眺めがら、あのユニットバスの、小さなアパートに帰ろう、と思った。

2018-11-29

学生がはじめてのピンサロに行った話

先日、はじめてピンサロ行ったので誰かの参考になればと書く。

はじめに

女の子が足りない。それ故、女の子に致して貰う機会どころか、他愛ない会話をする機会すらない。

いやこれはただの言いわけだな。実際には女の子が近くにいてもしゃべれないだろう。

そんな俺は、常に女の子とふれあいたい、何ならえっちしたいと思っていた。

いくら二次元の嫁にぶっかけようが、同人音声で射精管理されようが、結局は自分自分を慰める。

女の子には決して致してもらえないのだ。

進路や課題などのストレスが貯まりに貯まり、どうしても女の子に致してもらいくなったというわけだ。

ピンサロという選択肢

女の子に致してもらうにはいくつか選択肢がある。

一番まっとうなのは女の子とお付き合いやセフレ関係を作ってやることだろうが、こんなエントリーを観てるようなやつだとまず無理だろう。

アフィブログ観て俺もできると思ってるやつは、今すぐ鏡みてこい。すぐに無理だと確信するだろう。

となると、金を積むしかない。

この手の店にはいくつか種類がある。デリヘルソープピンサロオナクラ...主なものはこんなもんだろう。

デリヘルソープは基本本番までできる。だがクソ高い。大体2万~くらいだろう。場合によってはホテル代も追加でかかる。

あたりを引きたいんだったら、もっとさないといけないかもしれない。

風俗は2万~と高額ってイメージがついているのはこのせいだろう。

オナクラはどうだ。これは基本的女の子に手コキされるものだ。

値段は3000円~やってくれるので十分に手がでる価格だ。

しかキスフェラはを頼むと追加料金がかかり、どんどん高額になっていく。

手コキのみと割り切れるのであれば悪くない選択肢かもしれない。

最後ピンサロだ。これは業務上飲食店という扱いになっているが実際には、そういうたぐいの店だ。

それ故、店内にはビート系のBGMガンガン流れて照明も薄暗くミラーボールが回っている。気になる人は気になるだろう。

プレイ内容はフェラやDキス、手コキや69など。挿入・すまた・ハードプレイ以外は大抵できる。

それにもかかわらず30min 3000円~できると値段もお手軽だ。

時間帯によって値段も違うから注意が必要だ。基本的に平日の~18:00までが一番安い。

学生だと学生証の提示で大抵2000円引きしてくれる。

実質学生にはこの選択肢しかないと行っても過言ではないだろう。

詳しいことは各位調べてくれ。

ピンサロの生態

ピンサロにもいくつか種類がある。

1. 回転系

時間内に複数の人が交代してフェラオする。30minで2,3回イケる勇者なら選んでもいいだろう。

その分値段は張る。+3000円ほど

2.激安系

安いが地雷ババァしかいない。絶対言ってはいけない大塚あたりに生息する。

3.学園系

20代くらいの若い子がついてくれる。値段もそこまではらないため、基本的にこれ一択だろう。

都心だと池袋郊外だと八王子とか立川あたりに多い。

八王子ピンサロ聖地

なんか知らないが八王子ピンサロ聖地らしい。

学生が多いので若い子が集まりやすいとかなんとか。

最近まで超がつくほどの人気店「マジ&ギャグ」があったが最近潰れてしまった。

今は「チョコチップ系」が人気店となるだろう。

決断と決心

決断するのには時間がかかった。いくらやすいと行っても4000円だ。

4000円あればsteamで5本ほどゲームが買えいくらでも楽しめるだろう。

4000円も出して失敗したらと考えると悩んでしまう。緊張でイケないという人も多いと聞く。

しかし、日に日に気持ちは高まっていく。

日帰り小旅行をしたと考えると4000円くらい飛んでくので、その程度の経験をすると考えて行くことを決心した。

不安な人は、ピンサロ動画体験談でも眺めていろ。次第に不安が期待に変わっていくだろう。

日程は今日のお昼すぎ。テスト期間で、学校が午前中に終わるのでうってつけのタイミングだろう。

はじめてのピンサロ

学校帰り、通学路の途中にある八王子で行うときめていた。これなら定期券内で交通費もかからない。

爪を切り、3日オナ禁もしたので準備万全だ。

店は2つほどチェックしていた。

一つは「チョコチップ系」。この時間だと30min 3000円~で行える。かわいいテクニックがすごい・足が伸ばせるとネットの評判も良かった。

しかし、気がかりなのがHPキャストがあまりこのみではないことだ。時間帯なのかもしれないが、正直あまり可愛い子がいなかった。

もう一つは、「めるてぃーきす」。この店は8月開店したばかりの新店舗だ。どこのグループにも属していない完全新規らしい。

そのため、人数が足りなく7人程度で回しているようだ。口コミを聞くとかなりの良店舗らしい。スタッフも丁寧でキャスト可愛いとか。

HP画像結構タイプで良さそう。

ただ新規店舗ということと、席が狭いというはマイナスポイント

この時間だと値段は15min3000円,30min4000円、回転30minは5000円らしい。がどうせ人手不足で回転はないだろう。(俺のマグナムももたないw)

迷いに迷ったが、口コミも多い「チョコチップ系」に決めた。

いざ出発する。行く途中緊張して胸がバクバク行っていたそれに伴い、困難で勃起できるかという不安もあった。実際このまま行ったら不戦勝になってただろう。

緊張を解すついでに、周囲を散歩する。せっかくだし、少し離れた「めるてぃーきす」まで行ってみた。ちょうどついたこと、緊張はだいぶほぐれていた。。

しかしまだ緊張している。

勃起するか確認がてら近くのコンビニトイレで軽くシコってみる。エロ画像を観たら、弱いがきちんとたったので大丈夫だろう。

ちょうどいいので予定変更。メルティーキス営業中だっためそこで致すことにした。

入店

いざ意を決して入店する。階段を上がるとボーイがおり、店まで案内してくれた。あれ対策だろう。

店内に入ると、薄暗く秋葉原で売ってそうなミラーボールが光り、うるさくない程度のユーロビートが流れている。

店が狭いからなのかコールマイクを使っていない。

キャストが常時一人しかいないからだろうか。キャスト一覧も指名もないっぽい。

先払い式だと言うので30minを選択HPを見せて1000円引きの4000円。料金がこれっきりって決まってるのは心配がなく安心だ。

クレカでは払おうとしたが案の定よくあるあれだったので、ニコニコ現金払い

ソファー腰掛けて待つ。

しばらくするとコールがあり接客が終わったようだ。店内から客だ出ていく。もうそろそろと心を引き締める。

いざ対戦

ボーイに案内され席につくと飲み物選択する。あくまでここは飲食店だ。

少し待つと女の子が出てきた。おっぱいがでかくて、顔もかわいい。年齢も20歳前半ぽく、十分ストライクゾーンだ。ここであたりを確信する。

ここで少し会話をする。昔読んだ、「はじめての人はその旨を伝えるとそのように対応してくれる」との事通り、初めて宣言

「はじめての人久しぶり~」と答えてくれる。コミュ障オタクでも会話を引き出してくれ緊張がほぐれる。

脱いでと言われ下を脱ぐ。全裸可能とのことなので全裸になる。おんなのこも全裸になり。丁寧に拭いてくれる。その時点でおれのマグナムはもう逆立ちしだしていた。

そのままフェラに移行しそうだったので、キスを頼む。童貞の俺は女の子キスしたことがないのだ。このチャンスを逃すわけにはならない。

「いいよ~」といわれそのままキスからのDキスキスに異常なあこがれを抱いていたが、そうでもないという印象。

よく言う「互いの舌を入れあい絡ませる」というのもなんか違う感じがした。だいぶ積極的にやったと思うが、舌は絡まなかった。ここで、舌は絡まないものと知った。

その後はフェラをしてもらう。俺はかまわずおっぱいを揉む。やはりおっぱいは柔らかく何者にも変えられない。やはりおっぱいは唯一無二ものである

暗いのもあるがAVと違いフェラの顔は見ることができない。ちょっと残念。

どうせならということで俺は69を要求。構わずに行ってくれる。初のオマンコをぺろぺろしながら、ちんぽの感覚を楽しむ。

普段オナニーのような超特急ですごい刺激ではなく、柔らかな刺激が続く。少し物足りなさを感じた。手コキを交えながらフェラをしてくれる。射精できるか不安だったけど、手コキによって快楽は増強していった。

早いがイキそうになった。女の子にイキそうっていってフェラしてもらう。そしてそのまま口内へフィニッシュ

今考えればあのとき俺が言った「イキそう」はケツデカ課長みたいな声でさぞかしキモかっただろう。

ザーメンティッシュに吐き出してそのまま終了。軽くペニスを拭いて女の子は戻ってしまった。ここまで15分ほどだろう。もう少し長く楽しみたかったと少し後悔。

残りの15分はおしゃべりとDキスハグしてって言ったらハグしてくれた。少し女の子のぬくもりを感じられた。

女の子も俺の会話を引き出してくれる。流石に15分会話を続けるのは大変だたと思うが、しっかりサポートしてくれた。

そしてコールが鳴って終了。

最後にお見送りをしてもらい終了。噂にあるお見送りキスはなくてちょっと残念。

そんなかんなではじめてのピンサロを終えた。

感想

気持ちいのはどちらかと聞かれたら、それはオナニーだろう。キャストテクニックがあまりなかったというのもあるのかもしれないが、そういう印象を受けた。

しかし、目の前のおっぱいマンコ・フェラや手コキは代えがたいものがあった。十分に4000円分の経験をすることができた。

そして、キスフェラはやはり愛のある女の子がいいと感じたのも事実だ。童貞臭いがこれは事実だ。

かに興奮はするんだが、二次元同人音声、恋人主観AVのほうが興奮したのが事実だ。

これはイメクラいかねばかなわないのかもしれない。

あともう少し積極的になるべきだった。会話もよいが、せっかくなのだからエッチを楽しみたい。

出したあとに手コキでもやってもらえばよかったと後悔している。

次回行くときは、プランを組み立ててから行くのがいいのかもしれない。

正直、また行きたい。けどお金も限りがある。趣味旅行でも金を使うのでこればかりには使っていられない。

ここは自分の財布と状況から判断しなければならない。

評価

最後評価

ボーイの対応 : 星5 とてもよい。店によってひどいという話も聞くがここはすごくしっかりしている。また行きたくなる。

女の子の外見 : 星4.5 20代前半と若く顔もいい。声も女の子って感じで良かった。おっぱいも大きく・満州もしない。普通にかわいい特別かわいいて言うほどでもなかったので4.5

女の子接客 : 星4.5 こんなオタクでも会話を途切れないようにしてくれて、緊張を解してくれた。欲を言えばもう少し積極的に好き好きアピールをしてほかったので星4.5

状況 : 星4 見回りは気づかないレベルでない。あったかどうか覚えていない。音楽もうるさくなく、マイクパフォーマンス地声なのでそこもうるさくない。店内もきれいで、タバコのニオイはするがゲーセンほどきつい匂いではなかった。フラットじゃなくソファーそれも二人がけなのでちょっと手狭。足も伸ばせない。

総評 : 星4.5 かなり満足度は高い。また行こうと考えている。


高専生のピンサロエントリーがなかったので書いてみた。これを気に、みんな書いて欲しい。

金銭的に余裕があって迷っている方なら、言ってみるべし。ほぼ後悔はしないだろう。

初めてで心配なら三日程度オナ禁して、動画等で予習するといいと思う。

ではお前らのレポート楽しみにしている。

暇だから書いた。

タイムカードを切って役職者のデスクの前を

視線を合わせないように俯いてスーッと通り過ぎる。

上司と目が合えば嫌味の一つや二つ言われるに違いない、、、」

特に悪いことをしてるわけではない

定時で上がっただけなのに私は小走りで

逃げるように

会社を後にする。

入り口に続く古びた階段を降りていると

市の防災無線スピーカーから

夕焼け小焼け」が聴こえてきた。

早く帰ろう。

退屈だ、大体のことに興味が持てない。

冷めた日常を押し流すように

強めのアルコールを喉に流し込めば

朝になるまでの数時間は気がまぎれる

そしてまた 現実を突きつけられる日々

仕事最中に見せた 年の離れた

後輩の冷ややかな目

を思い出すと憂鬱になる。

鳴り響く 換気扇の音 機械モーターが唸りを

あげる

休みの間だけ消灯された薄暗い工場の中で

一人、スマホ時間を潰す。

最低限の会話と最低限の仕事をこなして

終わりを告げるチャイムが鳴れば帰路につく。

毎日 こんな感じ 季節関係なく

しかし確実に歳はとり、 老ける。

シワが増え 記憶力と体力も低下していく

白髪が混じりの44歳。

考えたくもない。

今日自分誕生日特別な日だし…

意味のわからない事を理由にして

この日も上司に定時で上がることを告げた。

正直、気分が高揚していた

私は途中、コンビニで缶ビールつまみ

買い、さらテンションが舞い上がる。

アパート玄関を開け、急ぎ足で

リビングへと向かう。

夕食を広げると同時にテレビの電源をつけた。

映し出されるスタジアム

サッカー日本代表親善試合が始まっている。

誰にも言ってないが最近の楽しみがこれだ

点が決まると独りで雄叫びをあげる。

お酒が進む進む。

前半戦が終わりハーフタイムになって

一息ついた時、我に帰った、

「俺が応援したところで何があるのかな。」

「ただ1人で叫んでいるだけではないか。」

たまにあるのだ、

そんな時はアダルトビデオでも見ればいい

ひとりの時間は十分過ぎるほどあるんだ

そう思い、ブックマークしてあるエロサイトの中からDMM文字クリックした。

しばらくページを眺めるが

すぐに手が止まっていた。。

違うなぁ、何か違う、何かこうなんとなく虚しい 虚しくて涙が溢れてきた

泣いても 仕方がないのはわかっているが

こんな年にまでもなって、いつまでも同じことを繰り返している自分が情けない。。。

こんなはずじゃなかったなぁという思いが

込み上げて涙が次から次へと溢れて止まらない。 無理して住んでいる家賃が高いアパート

無理して新車で買った車。

すべて偽物の願望で、空虚な心を埋める為に過ぎない。

顔を上げて洗面台に写る、幼いじじい どうしようもない。 声を上げ奇声を上げ咽び泣く。

疲れては果てて、感情を抑えきれなくなり

睡眠薬を口の中に放り込み、アルコールで流し込んだ。

横になって体を震わせた

そして胎児のように丸くなった。

ポケットに手を伸ばすと、不思議だ、

入れた覚えのない家族写真が出てきた。

そこに写っているのは

まだ幼い頃の私と弟と父、母

あぁ、この頃に戻りたいなぁ。

意識が遠のく。やり直したいなぁ。

まれ変わりたいなぁ。

そんな感情けが頭のなかをぐわんぐわん回っている。

しばらくして

隣の部屋に置いてあった携帯の着信音が珍しく鳴っていることに気づいた。

のそのそと音のなる方に近づき、なんなら出る前に切れてほしい思いとは裏腹に

着信音は鳴り続けた

液晶に映し出された名前をみて一瞬戸惑う。

スキーでも行かないか

また昔みたいに県外に泊まりでさ! 」

「おう、久しぶり…いいねスキー……」

声に出してはみたが頭の中で

反射的に面倒という文字が浮かんだ。

二つ返事でOK電話を切り後悔が始まる。

思えば相手要求に対してつい良い顔をしてしまうのが昔からの癖だ。

数年前、自分含め友人三人でスキー行ったのだが自分以外の二人はちょくちょく会っているようで

旅行中ずっと内輪ネタで盛り上がっていた、

そこにどう入っていけばいいかからあんまりいい思い出はない。

翌日

スキーの為になまった体に鞭を入れようと地元フィットネスクラブに向かった。

土曜の昼過ぎと言うこともあり、閑散としている

受付と着替えを済ませ

トレーニングルームに入ると、おばさん二人と

鏡の前で、20代後半らしき女性ストレッチをしているのが見えた。

自分もとりあえずランニングマシーンの電源を入れペタペタと歩いてみる。

視界に入る女性ヨガか、太極拳かよくわからないがとにかく気になって悶々とする。

顔に出ないように心がけるが、むっつり顔になっているのが自分でもわかる。

下心を振り払うようにマシンスピードを上げた。

30分くらい走っただろうか、顔と背中に汗が滴っているのが分かる。鏡に映る自分はいつもより爽やかに見えて

この際ストレッチをしている女性に声でもかけてやろうか!と考えた。

「おつかれさまです!! 体柔らかいですね!」

「どうも!綺麗だしスタイルいいね!」

「よかったら一緒に走りませんか?」

適切な言葉が見つからない。

女性こちから声をかけるなんて今まで経験が無いに等しい。

つのまにかおばさん達もいなくなって

トレーニングルームには自分とその女性だけだ。

あと一回り若ければチャンスだったかもしれない。

こっちに向かってくる男性が目にとまる。

目で追う男性は真っ直ぐ女性に「おつかれ」と声をかけた。

女性笑顔で「おつかれ」と返す。

私はすぐにマシンを降りて気付れないように二人の様子を伺った。

すぐに二人が親密な関係なのが見て取れた。

危ない危ない

その男性の体つきはがっしりとしていて

まるでスーパーマンのようにきらきらと輝いていた。お似合いなのだ

そう悟ったら一気に恥ずかしくなった。

着替えてジムを出てそのまま

側に隣接している公園のベンチに腰掛けた。

ベンチに座る自分の後ろ姿を想像したら

また涙で視界がぼやけてきた。

どのくらい時間が経とうが構いやしなかった。

予定も何もない土曜の昼過ぎに汗だくのおじさんがただ独り、意味もなく命を消費している。

人としてこの世に生まれ 私は何を残せているだろうか?

目を瞑り、答えのない答え探しの時間に入った。

仕事中、工場内にはよく虫が侵入する。

それは蜂やハエムカデだったり季節ごと様々だが、見つけたら容赦なくシューズで踏みつけ

その死骸をつまんで作業台の上に乗せる。

拡大鏡を取り出し、潰された虫の変わり果てた姿をまじまじと見つめていると段々気持ちが楽になる。

少し経って死骸に問いかける

「お前は何の為に生きていた?

私に殺された気分はどう?死んだら生まれ変わったりする?」

返事はないようだ。

自分社会にとってどのような存在なのか

鬱陶しければこの虫けらのように

強者から沙汰される運命なのだろうか。

いや既にされているのかもしれない。

目立たず大人しく弱々しく

誰にも見つからないように

生きてきたのに、存在自体が認識できなくなって今じゃまるで透明人間のようじゃないか

行き交う人はすり抜けるように私のことなど見てはいない。それは自分が望んだことでもあるが

一方で人から賞賛されたい 認められたい

そんな気持ちも心の片隅に顔を出している

これからどんな事をして、何を食べてどんな生活を送れば 世間からいいねを貰えるのか。

近頃、SNS承認欲求がどうこうとか言われるが

案外私と同じ悩みを抱えているの人も多いか

しれんなぁ。」

なんだか前にも同じこと考えた気がする

はぁ、ため息をする癖がついたせいか自分でも

びっくりするほど撫で肩になった。

指先がとても冷たい。帰ろう、

荷物トランクに乗せ自宅へと戻った。

間接照明が照らすダイニングキッチンの隅に小さく丸くなり、ぼんやりと薄暗い部屋を眺める。

俯いて視線スマホに落とし

出てきた検索欄に「女性と話す方法」と入力したページを無表情で黙々とスクロールしていくうちに。ガールズバーに行こうと思った。

あれこれ考えたがスナックキャバクラは下心が

丸見えだし気が引ける

その点ガールズバーなら洒落てる気がするし

何より健全だと思ったからだ。

次の週

また一言も会話せず同じような金曜日が訪れた

前より孤独感や焦燥感不安目眩吐き気が増した気がしたがなんとか踏ん張った。

上司に「今日は体調が悪いんで定時で上がらせて下さい」と告げ会社を後にした。

いつもならまっすぐ、アパートに帰り

スーパー惣菜品と缶ビールつまみ

空いた時間ゲームアダルトビデオで埋めるのだが、今日は久々に実家に帰りたくなった。

雑草が伸びきった庭に車を停め、玄関の鍵を開けた。

ドアを開けると空き家という感じはしなかった。

まだ生活感で溢れているせいか、つい最近来たようなそんな感じがした。

父も母も数年前に亡くなり、四つ離れている弟も

県外で暮らしている。

数年ぶりに二階にある

自分の部屋にも入ってみた。

部屋に刻まれた傷やシミは確かに自分記憶と重なる。

しばらく、ぼんやりと立ち尽くしていたが、市の防災無線から流れる夕焼け小焼け」

メロディー

自然と帰らなくてはいけない気持ちにさせた。

部屋を出る前に押入れから家族写真を取り出してポケットに入れた。

早く帰ろう。今日サッカー親善試合がある!

意気揚々と小走りで階段下りていく。

繰り返される日々

(冒頭に戻る)

2018-11-25

退職者に「卒業」っていうのヤメれ

定年退職なら分かるよ。

でも2〜3年の腰掛けなんて「中退」でしょ?

んでもって、

「新しいステージで…」

とか言ってるけど、

ゲームだって今のステージクリアしないと

次のステージ行けないんだからな。

2018-11-20

小説書いてみました、どうでしょうか?

タイムカードを切って役職者のデスクの前を

視線を合わせないように俯いてスーッと通り過ぎる。

上司と目が合えば嫌味の一つや二つ言われるに違いない、、、」

特に悪いことをしてるわけではない

定時で上がっただけなのに私は小走りで

逃げるように

会社を後にする。

入り口に続く古びた階段を降りていると

市の防災無線スピーカーから

夕焼け小焼け」が聴こえてきた。

早く帰ろう。

退屈だ、大体のことに興味が持てない。

冷めた日常を押し流すように

強めのアルコールを喉に流し込めば

朝になるまでの数時間は気がまぎれる

そしてまた 現実を突きつけられる日々

仕事最中に見せた 年の離れた

後輩の冷ややかな目

を思い出すと憂鬱になる。

鳴り響く 換気扇の音 機械モーターが唸りを

あげる

休みの間だけ消灯された薄暗い工場の中で

一人、スマホ時間を潰す。

最低限の会話と最低限の仕事をこなして

終わりを告げるチャイムが鳴れば帰路につく。

毎日 こんな感じ 季節関係なく

しかし確実に歳はとり、 老ける。

シワが増え 記憶力と体力も低下していく

白髪が混じりの44歳。

考えたくもない。

今日自分誕生日特別な日だし…

意味のわからない事を理由にして

この日も上司に定時で上がることを告げた。

正直、気分が高揚していた

私は途中、コンビニで缶ビールつまみ

買い、さらテンションが舞い上がる。

アパート玄関を開け、急ぎ足で

リビングへと向かう。

夕食を広げると同時にテレビの電源をつけた。

映し出されるスタジアム

サッカー日本代表親善試合が始まっている。

誰にも言ってないが最近の楽しみがこれだ

点が決まると独りで雄叫びをあげる。

お酒が進む進む。

前半戦が終わりハーフタイムになって

一息ついた時、我に帰った、

「俺が応援したところで何があるのかな。」

「ただ1人で叫んでいるだけではないか。」

たまにあるのだ、

そんな時はアダルトビデオでも見ればいい

ひとりの時間は十分過ぎるほどあるんだ

そう思い、ブックマークしてあるエロサイトの中からDMM文字クリックした。

しばらくページを眺めるが

すぐに手が止まっていた。。

違うなぁ、何か違う、何かこうなんとなく虚しい 虚しくて涙が溢れてきた

泣いても 仕方がないのはわかっているが

こんな年にまでもなって、いつまでも同じことを繰り返している自分が情けない。。。

こんなはずじゃなかったなぁという思いが

込み上げて涙が次から次へと溢れて止まらない。 無理して住んでいる家賃が高いアパート

無理して新車で買った車。

すべて偽物の願望で、空虚な心を埋める為に過ぎない。

顔を上げて洗面台に写る、幼いじじい どうしようもない。 声を上げ奇声を上げ咽び泣く。

疲れては果てて、感情を抑えきれなくなり

睡眠薬を口の中に放り込み、アルコールで流し込んだ。

横になって体を震わせた

そして胎児のように丸くなった。

ポケットに手を伸ばすと、不思議だ、

入れた覚えのない家族写真が出てきた。

そこに写っているのは

まだ幼い頃の私と弟と父、母

あぁ、この頃に戻りたいなぁ。

意識が遠のく。やり直したいなぁ。

まれ変わりたいなぁ。

そんな感情けが頭のなかをぐわんぐわん回っている。

しばらくして

隣の部屋に置いてあった携帯の着信音が珍しく鳴っていることに気づいた。

のそのそと音のなる方に近づき、なんなら出る前に切れてほしい思いとは裏腹に

着信音は鳴り続けた

液晶に映し出された名前をみて一瞬戸惑う。

スキーでも行かないか

また昔みたいに県外に泊まりでさ! 」

「おう、久しぶり…いいねスキー……」

声に出してはみたが頭の中で

反射的に面倒という文字が浮かんだ。

二つ返事でOK電話を切り後悔が始まる。

思えば相手要求に対してつい良い顔をしてしまうのが昔からの癖だ。

数年前、自分含め友人三人でスキー行ったのだが自分以外の二人はちょくちょく会っているようで

旅行中ずっと内輪ネタで盛り上がっていた、

そこにどう入っていけばいいかからあんまりいい思い出はない。

翌日

スキーの為になまった体に鞭を入れようと地元フィットネスクラブに向かった。

土曜の昼過ぎと言うこともあり、閑散としている

受付と着替えを済ませ

トレーニングルームに入ると、おばさん二人と

鏡の前で、20代後半らしき女性ストレッチをしているのが見えた。

自分もとりあえずランニングマシーンの電源を入れペタペタと歩いてみる。

視界に入る女性ヨガか、太極拳かよくわからないがとにかく気になって悶々とする。

顔に出ないように心がけるが、むっつり顔になっているのが自分でもわかる。

下心を振り払うようにマシンスピードを上げた。

30分くらい走っただろうか、顔と背中に汗が滴っているのが分かる。鏡に映る自分はいつもより爽やかに見えて

この際ストレッチをしている女性に声でもかけてやろうか!と考えた。

「おつかれさまです!! 体柔らかいですね!」

「どうも!綺麗だしスタイルいいね!」

「よかったら一緒に走りませんか?」

適切な言葉が見つからない。

女性こちから声をかけるなんて今まで経験が無いに等しい。

つのまにかおばさん達もいなくなって

トレーニングルームには自分とその女性だけだ。

あと一回り若ければチャンスだったかもしれない。

こっちに向かってくる男性が目にとまる。

目で追う男性は真っ直ぐ女性に「おつかれ」と声をかけた。

女性笑顔で「おつかれ」と返す。

私はすぐにマシンを降りて気付れないように二人の様子を伺った。

すぐに二人が親密な関係なのが見て取れた。

危ない危ない

その男性の体つきはがっしりとしていて

まるでスーパーマンのようにきらきらと輝いていた。お似合いなのだ

そう悟ったら一気に恥ずかしくなった。

着替えてジムを出てそのまま

側に隣接している公園のベンチに腰掛けた。

ベンチに座る自分の後ろ姿を想像したら

また涙で視界がぼやけてきた。

どのくらい時間が経とうが構いやしなかった。

予定も何もない土曜の昼過ぎに汗だくのおじさんがただ独り、意味もなく命を消費している。

人としてこの世に生まれ 私は何を残せているだろうか?

目を瞑り、答えのない答え探しの時間に入った。

仕事中、工場内にはよく虫が侵入する。

それは蜂やハエムカデだったり季節ごと様々だが、見つけたら容赦なくシューズで踏みつけ

その死骸をつまんで作業台の上に乗せる。

拡大鏡を取り出し、潰された虫の変わり果てた姿をまじまじと見つめていると段々気持ちが楽になる。

少し経って死骸に問いかける

「お前は何の為に生きていた?

私に殺された気分はどう?死んだら生まれ変わったりする?」

返事はないようだ。

自分社会にとってどのような存在なのか

鬱陶しければこの虫けらのように

強者から沙汰される運命なのだろうか。

いや既にされているのかもしれない。

目立たず大人しく弱々しく

誰にも見つからないように

生きてきたのに、存在自体が認識できなくなって今じゃまるで透明人間のようじゃないか

行き交う人はすり抜けるように私のことなど見てはいない。それは自分が望んだことでもあるが

一方で人から賞賛されたい 認められたい

そんな気持ちも心の片隅に顔を出している

これからどんな事をして、何を食べてどんな生活を送れば 世間からいいねを貰えるのか。

近頃、SNS承認欲求がどうこうとか言われるが

案外私と同じ悩みを抱えているの人も多いか

しれんなぁ。」

なんだか前にも同じこと考えた気がする

はぁ、ため息をする癖がついたせいか自分でも

びっくりするほど撫で肩になった。

指先がとても冷たい。帰ろう、

荷物トランクに乗せ自宅へと戻った。

間接照明が照らすダイニングキッチンの隅に小さく丸くなり、ぼんやりと薄暗い部屋を眺める。

俯いて視線スマホに落とし

出てきた検索欄に「女性と話す方法」と入力したページを無表情で黙々とスクロールしていくうちに。ガールズバーに行こうと思った。

あれこれ考えたがスナックキャバクラは下心が

丸見えだし気が引ける

その点ガールズバーなら洒落てる気がするし

何より健全だと思ったからだ。

次の週

また一言も会話せず同じような金曜日が訪れた

前より孤独感や焦燥感不安目眩吐き気が増した気がしたがなんとか踏ん張った。

上司に「今日は体調が悪いんで定時で上がらせて下さい」と告げ会社を後にした。

いつもならまっすぐ、アパートに帰り

スーパー惣菜品と缶ビールつまみ

空いた時間ゲームアダルトビデオで埋めるのだが、今日は久々に実家に帰りたくなった。

雑草が伸びきった庭に車を停め、玄関の鍵を開けた。

ドアを開けると空き家という感じはしなかった。

まだ生活感で溢れているせいか、つい最近来たようなそんな感じがした。

父も母も数年前に亡くなり、四つ離れている弟も

県外で暮らしている。

数年ぶりに二階にある

自分の部屋にも入ってみた。

部屋に刻まれた傷やシミは確かに自分記憶と重なる。

しばらく、ぼんやりと立ち尽くしていたが、市の防災無線から流れる夕焼け小焼け」

メロディー

自然と帰らなくてはいけない気持ちにさせた。

部屋を出る前に押入れから家族写真を取り出してポケットに入れた。

早く帰ろう。今日サッカー親善試合がある!

意気揚々と小走りで階段下りていく。

繰り返される日々

(冒頭に戻る)

小説書いてみた。

小走りで階段を駆け下りる。

上司に見つかったら何言われるかわからないな、、、」

特に悪いことをしたわけではないが

定時で上がる時は俯きながら逃げるように

会社を後にする。

外に出ると防災無線スピーカーから

夕焼け小焼け」が垂れ流されていた。

退屈だ、大体のことに興味が持てない。

冷めた日常を押し流すように

強めのアルコールを喉に流し込めば

朝になるまでの数時間は気がまぎれる

そしてまた 現実を突きつけられる日々

仕事最中に見せた 年の離れた

後輩の冷ややかな目

を思い出すと憂鬱になる。

鳴り響く 換気扇の音 機械モーターが唸りを

あげる

休みの間だけ消灯された薄暗い工場の中で

一人、スマホ時間を潰す。

最低限の会話と最低限の仕事をこなして

終わりを告げるチャイムが鳴れば帰路につく。

毎日 こんな感じ 季節関係なく

しかし確実に歳はとり、 老ける。

シワが増え 記憶力と体力も低下していく

白髪が混じりの44歳。

考えたくもない。

今日誕生日特別な日だから

自分しか知らない情報理由にして

上司に定時で上がることを告げた。

正直、気分が高揚していた。

帰りの途中、コンビニで缶ビールつまみ

買い、さらテンションが上がっていく

アパート玄関を開け、急ぎ足で

リビングへと向かう。

夕食を広げると同時にテレビの電源をつけた。

映し出されるスタジアム

サッカー日本代表親善試合が始まっている。

誰にも言ってないが最近の楽しみがこれだ

点が決まると独りで雄叫びをあげる。

お酒が進む進む。

前半戦が終わりハーフタイムになって

一息ついた時、我に帰った、

「俺が応援したところで何があるのかな。」

「ただ1人で叫んでいるだけではないか。」

たまにあるのだ、

そんな時はアダルトビデオでも見ればいい

ひとりの時間は十分過ぎるほどあるんだ

そう思い、ブックマークしてあるエロサイトの中からDMM文字クリックした。

しばらくページを眺めるが

すぐに手が止まっていた。。

違うなぁ、何か違う、何かこうなんとなく虚しい 虚しくて涙が溢れてきた

泣いても 仕方がないのはわかっているが

こんな年にまでもなって、いつまでも同じことを繰り返している自分が情けない。。。

こんなはずじゃなかったなぁという思いが

込み上げて涙が次から次へと溢れて止まらない。 無理して住んでいる家賃が高いアパート

無理して新車で買った車。

すべて偽物の願望で、空虚な心を埋める為に過ぎない。

顔を上げて洗面台に写る、幼いじじい どうしようもない。 声を上げ奇声を上げ咽び泣く。

疲れては果てて、感情を抑えきれなくなり

睡眠薬を口の中に放り込み、アルコールで流し込んだ。

横になって体を震わせた

そして胎児のように丸くなった。

ポケットに手を伸ばすと、不思議だ、

入れた覚えのない家族写真が出てきた。

そこに写っているのは

まだ幼い頃の私と弟と父、母

あぁ、この頃に戻りたいなぁ。

意識が遠のく。やり直したいなぁ。

まれ変わりたいなぁ。

そんな感情けが頭のなかをぐわんぐわん回っている。

しばらくして

隣の部屋に置いてあった携帯の着信音が珍しく鳴っていることに気づいた。

のそのそと音のなる方に近づき、なんなら出る前に切れてほしい思いとは裏腹に

着信音は鳴り続けた

液晶に映し出された名前をみて一瞬戸惑う。

スキーでも行かないか

また昔みたいに県外に泊まりでさ! 」

「おう、久しぶり…いいねスキー……」

声に出してはみたが頭の中で

反射的に面倒という文字が浮かんだ。

二つ返事でOK電話を切り後悔が始まる。

思えば相手要求に対してつい良い顔をしてしまうのが昔からの癖だ。

数年前、自分含め友人三人でスキー行ったのだが自分以外の二人はちょくちょく会っているようで

旅行中ずっと内輪ネタで盛り上がっていた、

そこにどう入っていけばいいかからあんまりいい思い出はない。

翌日、

スキーの為になまった体に鞭を入れようと地元フィットネスクラブに向かった。

土曜の昼過ぎと言うこともあり、閑散としている

受付と着替えを済ませ

トレーニングルームに入ると、おばさん二人と

鏡の前で、20代後半らしき女性ストレッチをしているのが見えた。

自分もとりあえずランニングマシーンの電源を入れペタペタと歩いてみる。

視界に入る女性ヨガか、太極拳かよくわからないがとにかく気になって悶々とする。

顔に出ないように心がけるが、むっつり顔になっているのが自分でもわかる。

下心を振り払うようにマシンスピードを上げた。

30分くらい走っただろうか、顔と背中に汗が滴っているのが分かる。鏡に映る自分はいつもより爽やかに見えて

この際ストレッチをしている女性に声でもかけてやろうか!と考えた。

「おつかれさまです!! 体柔らかいですね!」

「どうも!綺麗だしスタイルいいね!」

「よかったら一緒に走りませんか?」

適切な言葉が見つからない。

女性こちから声をかけるなんて今まで経験が無いに等しい。

つのまにかおばさん達もいなくなって

トレーニングルームには自分とその女性だけだ。

あと一回り若ければチャンスだったかもしれない。

こっちに向かってくる男性が目にとまる。

目で追う男性は真っ直ぐ女性に「おつかれ」と声をかけた。

女性笑顔で「おつかれ」と返す。

私はすぐにマシンを降りて気付れないように二人の様子を伺った。

すぐに二人が親密な関係なのが見て取れた。

危ない危ない

その男性の体つきはがっしりとしていて

まるでスーパーマンのようにきらきらと輝いていた。お似合いなのだ

そう悟ったら一気に恥ずかしくなった。

着替えてジムを出てそのまま

側に隣接している公園のベンチに腰掛けた。

ベンチに座る自分の後ろ姿を想像したら

また涙で視界がぼやけてきた。

どのくらい時間が経とうが構いやしなかった。

予定も何もない土曜の昼過ぎに汗だくのおじさんがただ独り、意味もなく命を消費している。

人としてこの世に生まれ 私は何を残せているだろうか?

目を瞑り、お得意の答えのない答え探しの時間に入った。

仕事中、工場内にはよく虫が侵入する。

それは蜂やハエムカデだったり季節ごと様々だが、見つけたら容赦なくシューズで踏みつけ

その死骸をつまんで作業台の上に乗せる。

拡大鏡を取り出し、潰された虫の変わり果てた姿をまじまじと見つめていると段々気持ちが楽になる。

少し経って死骸に問いかける

「お前は何の為に生きていた?

私に殺された気分はどう?死んだら生まれ変わったりする?」

返事はないようだ。

自分社会にとってどのような存在なのか

鬱陶しければこの虫けらのように

強者から沙汰される運命なのだろうか。

いや既にされているのかもしれない。

目立たず大人しく弱々しく

誰にも見つからないように

生きてきたのに、存在自体が認識できなくなって今じゃまるで透明人間のようじゃないか

行き交う人はすり抜けるように私のことなど見てはいない。それは自分が望んだことでもあるが

一方で人から賞賛されたい 認められたい

そんな気持ちも心の片隅に顔を出している

これからどんな事をして、何を食べてどんな生活を送れば 世間からいいねを貰えるのか。

近頃、SNS承認欲求がどうこうとか言われるが

案外私と同じ悩みを抱えているの人も多いか

しれんなぁ。」

なんだか前にも同じこと考えた気がする

はぁ、ため息をする癖がついたせいか自分でも

びっくりするほど撫で肩になった。

指先がとても冷たい。帰ろう、

荷物トランクに乗せ自宅へと戻った。

間接照明が照らすダイニングキッチンの隅に小さく丸くなり、ぼんやりと薄暗い部屋を眺める。

俯いて視線スマホに落とし

出てきた検索欄に「女性と話す方法」と入力したページを無表情で黙々とスクロールしていくうちに。ガールズバーに行こうと思い立った。

あれこれ考えたがスナックキャバクラは下心が

丸見えだし気が引ける

その点ガールズバーなら洒落てる気がするし

何より健全だと思ったからだ。

次の週

また一言も会話せず同じような金曜日が訪れた

前より孤独感や焦燥感不安目眩吐き気が増した気がしたがなんとか踏ん張った。

上司に「今日は体調が悪いんで定時で上がらせて下さい」と告げ会社を後にした。

いつもならまっすぐ、アパートに帰り

スーパー惣菜品と缶ビールつまみ

空いた時間ゲームアダルトビデオで埋めるのだが、今日は久々に実家に帰りたくなった。

雑草が伸びきった庭に車を停め、玄関の鍵を開けた。

ドアを開けると空き家という感じはしなかった。

まだ生活感で溢れているせいか、つい最近来たようなそんな感じがした。

父も母も数年前に亡くなり、四つ離れている弟も

県外で暮らしている。

数年ぶりに二階にある

自分の部屋にも入ってみた。

部屋に刻まれた傷やシミは確かに自分記憶と重なる。

しばらく、ぼんやりと立ち尽くしていたが、市の防災無線から流れる夕焼け小焼け」

メロディー

自然と帰らなくてはいけない気持ちにさせた。

部屋を出る前に押入れから家族写真を取り出してポケットに入れた。

早く戻ろう。悲しくなる前に。

小走りで階段下りていく。

※繰り返される日々

(冒頭へ戻る)

2018-11-19

おじさん

1

小走りで階段を駆け下りる。

上司に見つかったら何言われるかわからないな、、、」

特に悪いことをしたわけではないが

定時で上がる時は俯きながら逃げるように

会社を後にする。

外に出ると防災無線スピーカーから

夕焼け小焼け」が垂れ流されていた。

退屈だ、大体のことに興味が持てない。

冷めた日常を押し流すように

強めのアルコールを喉に流し込めば

朝になるまでの数時間は気がまぎれる

そしてまた 現実を突きつけられる日々

仕事最中に見せた 年の離れた

後輩の冷ややかな目

を思い出すと憂鬱になる。

鳴り響く 換気扇の音 機械モーターが唸りを

あげる

休みの間だけ消灯された薄暗い工場の中で

一人、スマホ時間を潰す。

最低限の会話と最低限の仕事をこなして

終わりを告げるチャイムが鳴れば帰路につく。

毎日 こんな感じ 季節関係なく

しかし確実に歳はとり、 老ける。

シワが増え 記憶力と体力も低下していく

白髪が混じりの44歳。

考えたくもない。

今日誕生日特別な日だから

自分しか知らない情報理由にして

上司に定時で上がることを告げた。

正直、気分が高揚していた。

帰りの途中、コンビニで缶ビールつまみ

買い、さらテンションが上がっていく

アパート玄関を開け、急ぎ足で

リビングへと向かう。

夕食を広げると同時にテレビの電源をつけた。

映し出されるスタジアム

サッカー日本代表親善試合が始まっている。

誰にも言ってないが最近の楽しみがこれだ

点が決まると独りで雄叫びをあげる。

お酒が進む進む。

前半戦が終わりハーフタイムになって

一息ついた時、我に帰った、

「俺が応援したところで何があるのかな。」

「ただ1人で叫んでいるだけではないか。」

たまにあるのだ、

そんな時はアダルトビデオでも見ればいい

ひとりの時間は十分過ぎるほどあるんだ

そう思い、ブックマークしてあるエロサイトの中からDMM文字クリックした。

しばらくページを眺めるが

すぐに手が止まっていた。。

違うなぁ、何か違う、何かこうなんとなく虚しい 虚しくて涙が溢れてきた

泣いても 仕方がないのはわかっているが

こんな年にまでもなって、いつまでも同じことを繰り返している自分が情けない。。。

こんなはずじゃなかったなぁという思いが

込み上げて涙が次から次へと溢れて止まらない。 無理して住んでいる家賃が高いアパート

無理して新車で買った車。

すべて偽物の願望で、空虚な心を埋める為に過ぎない。

顔を上げて洗面台に写る、幼いじじい どうしようもない。 声を上げ奇声を上げ咽び泣く。

疲れては果てて、感情を抑えきれなくなり

睡眠薬を口の中に放り込み、アルコールで流し込んだ。

横になって体を震わせた

そして胎児のように丸くなった。

ポケットに手を伸ばすと、不思議だ、

入れた覚えのない家族写真が出てきた。

そこに写っているのは

まだ幼い頃の私と弟と父、母

あぁ、この頃に戻りたいなぁ。

意識が遠のく。やり直したいなぁ。

まれ変わりたいなぁ。

そんな感情けが頭のなかをぐわんぐわん回っている。

しばらくして

隣の部屋に置いてあった携帯の着信音が珍しく鳴っていることに気づいた。

2

のそのそと音のなる方に近づき、なんなら出る前に切れてほしい思いとは裏腹に

着信音は鳴り続けた

液晶に映し出された名前をみて一瞬戸惑う。

スキーでも行かないか

また昔みたいに県外に泊まりでさ! 」

「おう、久しぶり…いいねスキー……」

声に出してはみたが頭の中で

反射的に面倒という文字が浮かんだ。

二つ返事でOK電話を切り後悔が始まる。

思えば相手要求に対してつい良い顔をしてしまうのが昔からの癖だ。

数年前、自分含め友人三人でスキー行ったのだが自分以外の二人はちょくちょく会っているようで

旅行中ずっと内輪ネタで盛り上がっていた、

そこにどう入っていけばいいかからあんまりいい思い出はない。

翌日、

スキーの為になまった体に鞭を入れようと地元フィットネスクラブに向かった。

土曜の昼過ぎと言うこともあり、閑散としている

受付と着替えを済ませ

トレーニングルームに入ると、おばさん二人と

鏡の前で、20代後半らしき女性ストレッチをしているのが見えた。

自分もとりあえずランニングマシーンの電源を入れペタペタと歩いてみる。

視界に入る女性ヨガか、太極拳かよくわからないがとにかく気になって悶々とする。

顔に出ないように心がけるが、むっつり顔になっているのが自分でもわかる。

下心を振り払うようにマシンスピードを上げた。

30分くらい走っただろうか、顔と背中に汗が滴っているのが分かる。鏡に映る自分はいつもより爽やかに見えて

この際ストレッチをしている女性に声でもかけてやろうか!と考えた。

「おつかれさまです!! 体柔らかいですね!」

「どうも!綺麗だしスタイルいいね!」

「よかったら一緒に走りませんか?」

適切な言葉が見つからない。

女性こちから声をかけるなんて今まで経験が無いに等しい。

つのまにかおばさん達もいなくなって

トレーニングルームには自分とその女性だけだ。

あと一回り若ければチャンスだったかもしれない。

こっちに向かってくる男性が目にとまる。

目で追う男性は真っ直ぐ女性に「おつかれ」と声をかけた。

女性笑顔で「おつかれ」と返す。

私はすぐにマシンを降りて気付れないように二人の様子を伺った。

すぐに二人が親密な関係なのが見て取れた。

危ない危ない

その男性の体つきはがっしりとしていて

まるでスーパーマンのようにきらきらと輝いていた。お似合いなのだ

そう悟ったら一気に恥ずかしくなった。

着替えてジムを出てそのまま

側に隣接している公園のベンチに腰掛けた。

ベンチに座る自分の後ろ姿を想像したら

また涙で視界がぼやけてきた。

3

どのくらい時間が経とうが構いやしなかった。

予定も何もない土曜の昼過ぎに汗だくのおじさんがただ独り、意味もなく命を消費している。

人としてこの世に生まれ 私は何を残せているだろうか?

目を瞑り、お得意の答えのない答え探しの時間に入った。

仕事中、工場内にはよく虫が侵入する。

それは蜂やハエムカデだったり季節ごと様々だが、見つけたら容赦なくシューズで踏みつけ

その死骸をつまんで作業台の上に乗せる。

拡大鏡を取り出し、潰された虫の変わり果てた姿をまじまじと見つめていると段々気持ちが楽になる。

少し経って死骸に問いかける

「お前は何の為に生きていた?

私に殺された気分はどう?死んだら生まれ変わったりする?」

返事はないようだ。

自分社会にとってどのような存在なのか

鬱陶しければこの虫けらのように

強者から沙汰される運命なのだろうか。

いや既にされているのかもしれない。

目立たず大人しく弱々しく

誰にも見つからないように

生きてきたのに、存在自体が認識できなくなって今じゃまるで透明人間のようじゃないか

行き交う人はすり抜けるように私のことなど見てはいない。それは自分が望んだことでもあるが

一方で人から賞賛されたい 認められたい

そんな気持ちも心の片隅に顔を出している

これからどんな事をして、何を食べてどんな生活を送れば 世間からいいねを貰えるのか。

近頃、SNS承認欲求がどうこうとか言われるが

案外私と同じ悩みを抱えているの人も多いか

しれんなぁ。」

なんだか前にも同じこと考えた気がする

はぁ、ため息をする癖がついたせいか自分でも

びっくりするほど撫で肩になった。

指先がとても冷たい。帰ろう、

荷物トランクに乗せ自宅へと戻った。

4

間接照明が照らすダイニングキッチンの隅に小さく丸くなり、ぼんやりと薄暗い部屋を眺める。

俯いて視線スマホに落とし

出てきた検索欄に「女性と話す方法」と入力したページを無表情で黙々とスクロールしていくうちに。ガールズバーに行こうと思い立った。

あれこれ考えたがスナックキャバクラは下心が

丸見えだし気が引ける

その点ガールズバーなら洒落てる気がするし

何より健全だと思ったからだ。

次の週

また一言も会話せず同じような金曜日が訪れた

前より孤独感や焦燥感不安目眩吐き気が増した気がしたがなんとか踏ん張った。

上司に「今日は体調が悪いんで定時で上がらせて下さい」と告げ会社を後にした。

いつもならまっすぐ、アパートに帰り

スーパー惣菜品と缶ビールつまみ

空いた時間ゲームアダルトビデオで埋めるのだが、今日は久々に実家に帰りたくなった。

雑草が伸びきった庭に車を停め、玄関の鍵を開けた。

ドアを開けると空き家という感じはしなかった。

まだ生活感で溢れているせいか、つい最近来たようなそんな感じがした。

父も母も数年前に亡くなり、四つ離れている弟も

県外で暮らしている。

数年ぶりに二階にある

自分の部屋にも入ってみた。

部屋に刻まれた傷やシミは確かに自分記憶と重なる。

しばらく、ぼんやりと立ち尽くしていたが、市の防災無線から流れる夕焼け小焼け」

メロディー

自然と帰らなくてはいけない気持ちにさせた。

部屋を出る前に押入れから家族写真を取り出してポケットに入れた。

早く戻ろう。悲しくなる前に。

小走りで階段下りていく。

※繰り返される日々

(冒頭へ戻る)

[]【4】2018 晩秋広島博多別府

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anond:20181119215752





3日目



3日目 ゴジラと朱の大鳥居


移動疲れで早めにベッドに入ったものの、宿の狭さか旅行の緊張か暫く寝付けず、結局睡眠導入剤の手助けを借りる事になった。

まり頼りきりになるのも怖いが、こう言う時には強い味方だ。

おかげで8時間余りの睡眠をとることができた。


7:00

窓の外は雨の気配もない。

今日は歩き回るつもりだったので好都合だ。

先ずはさっぱりと目を覚まそうと入った大浴場は、どうにも洗い場の水捌けが悪く、足元がバシャバシャだったが、いちいち細かいことを気にしていても仕方ない。

広い風呂桶で朝風呂を浴びれるだけで上出来だ。

身体も暖まって目も覚めたので、身支度をしてホテルを出た。

向かうは厳島神社だ。


JR山陰本線で向かう宮島口、車窓の外では緑と褐色、橙が調和を作る斜面にマンションや戸建てが張り付いている。

これから向かう厳島神社英語神社shrine 、祀られる神は deity と言うらしい。god ではない。

日本人自分からすると、神社神様は、いわゆる唯一神と違い、「人間無限の愛を注ぐ父なる存在」ではなく、「自然世界運行を司る人間より上位の存在」であって、「世界運行の都合によっては人命も薙ぎ倒していく、敬うべきだが恐るべき存在」だ。

その恩寵も脅威も本質的には世界のためであって、人を主眼に置いたものではない。

そういった神性をエンタメとして表した代表作が「ゴジラである様に思う。

自然は容赦がないし、脅威は過ぎてもまた必ずやってくる。

広島は近年土砂災害に見舞われたが、斜面に建っている民家を見ていると「これは確かに自然が荒ぶればひとたまりも無い」と思う。

広島駅前には河が流れ、遠くを望めば山が見える。車窓の外では紅葉が彩る高台や斜面の中に家が建つ。

平時の住環境は最高だが、往時の危険もまた強烈だ。

この街に住む人は、自然恩寵と脅威に無関心ではいられないだろう。


厳島神社のある宮島には、宮島口駅で降り、フェリーで向かう。

さすが名だたる観光地なだけあり、観光客でいっぱいだ。

東京よりは少ない」と思っていた外国人も多い。

フェリーに乗り込み、3階展望デッキに座る。

桟橋を出てすぐなのに、デッキの淵には瀬戸内の水面に起立する大鳥居ファインダーに収めようとする観光客で鈴なりだ。

もちろん自分鳥居は撮りたいが、「見えてきてからでいいかなー」と言う感じ。焦ってヘリに長時間陣取れば他の観光客邪魔になってしまう。

腰掛けていたベンチ、隣を見ればスカーフを巻いた外国人女性がいた。

その先に少し覗いてきた大鳥居

教えようと指差す。

「・ー・ー・?」

しかけてきた彼女英語が聞き取れなくて聞き返す。

「How long?」

「あー、about 5minutes.

「5minutes.

「そう。」

休みに入ってから基礎英会話勉強を始めたものの、1日せいぜい2時間で2週間では大きな変化はない。

でも気にせず続ける。

「Where come from?」

Malaysia.」

あ、そのスカーフブルカか。

「Are you?」

彼女は下方向を指差す。

「No, Tokyo.」

「Oh, I go to Tokyo friday.」

「Enjoy Tokyo :) 」

お互い片言にも程があるが、単語をぶつ切りにした様なコミニュケーションでも意外と伝わるし、海外ではコミニュケーション出来ることだけで嬉しいものだ。

昨年から海外旅行で一番役立つ学びは、このコミニュケーションへの意志と気楽さかもしれない。


マレーシアから来たご婦人に5分と答えたが、実際には10分ほど後にフェリー宮島に到着した。

まあ規模感に大きな違いはないし、誤差の範囲だろう。

洋上フェリー展望デッキからも撮れた朱の大鳥居だが、岸からのほうが近かった。

島の其処彼処でノタノタ歩く鹿と共にスマホファインダーに収める。

きちんとしたカメラは携行しているし、それでも撮るのだが、こういったレイドバックな瞬間はスマホで撮るのが丁度いい様に思う。


水面に建つ大鳥居が有名な厳島神社だが、実際に訪れてみると鳥居だけでなく本殿がまた美しかった。

宿願成就を祈るため訪れた訳ではないが、せっかくなので参拝する。

祈りの詳細を明かすべきでないと思うので割愛するが、本殿では少し綺麗事とも思える様な事柄を祈った。

なんとなく、自分独りの事について祈るのが違う気がしたからだった。

まあでも改めて考えれば、金でも何でも、自らに起こる事柄に人と関わりなく起こる事はあまり無いし、誰かの幸福を祈ったとして、その実現は己の幸福でもある。

全ては人との関わりの問題でもあると言えるし、全ては己の為とも言えた。

幸福とは己の内にあるのか、人との間にあるのか。


【5】2018 晩秋、広島・博多・別府 3日目|海の生き物と山の仏 へ >>

2018-11-14

初霜「うぅっ…あぁ…提督気持ちいいです。」

 特にかに目撃されるという事も無く私達は無事提督の自室に着いた。

「汚い部屋だが勘弁してくれ。とりあえずベッドにでも腰掛けてて。」

 汚い部屋と形容したがそこまでの汚部屋という訳でもなくそれなりに整理はされている。提督は奥で軍服を脱いでいる。これからする事を考えると少し不安だが後はなるに任せるしかあるまい。

「…初霜。もうそちらは大丈夫かな?」

「準備」を終え私の隣に座った提督はそう尋ねてくる。

「…はい、準備万端ですよ。」

 その言葉を合図に提督は私を自室のベッドに押し倒した。鍵はかけてあるし、提督の自室なら執務室の様に急に誰かが入って来るという事も無いだろう。

 怖い

 だが、同時に提督と一つになりたいという願望が心に浮かぶ

 結局私はその願望に忠実になる事にした。

 提督の唇と私の唇が重なり合う。彼はフレンチキスで済ますつもりだったのだろうがそうはさせない。

 私は腕を回して提督の体を半ば強引に抱き寄せる。彼は一見優男な印象をうけるが腐っても軍人

ある。体はがっしりとしている。私の様な小娘一人抱きついたくらいでバランスを崩す事は無かったが、

彼は私の行動に驚いたのだろう。一瞬ひるんだ彼の口内に私はやや強引に舌をねじ込み蹂躙を開始する。

ここまで戦況は提督の有利だったがここらで多少反撃してもいいだろう。

 一瞬ひるんだ提督もすぐに我に帰り迎撃を開始する。

 舌を激しく絡ませながら提督は器用に私の服のボタンを外し、ブラをずらして小ぶりな乳房をあらわにする。そのまま提督は唇を離し左指で左の乳首を、舌先で右の乳首愛撫を始めた。

 先程まで海上で訓練していたし、あまり良い香りはしていないだろうな…と思うがそれは仕方が無い。それに火薬匂いなどは既に体に染み付いていて今更洗って落ちる物でもない。

 少なくとも重油火薬と潮の混ざり合った香り世間一般で言う少女香りと間逆の物である事は確かだろう。でも存外提督特に嫌な顔はしていないのでこれはこれで興奮してくれている

のかもしれない。

 そんなくだらない事を考えているうちにも提督愛撫は激しくなってくる。

「んっ、うん、あっ…」

 自分でするのとは全く違う感覚に私の嬌声は自然大きくなる。

 提督は攻め手を休めず残った右手の指を私の秘部に進出させる。ショーツの中に手を入れ触られてビクンと体が跳ねた。他人に触られるのは当然初めての事であるので反応も大きくなる。

初霜、弄るぞ。」

はい提督…初めてなので優しく…」

了解。」

 提督はそう言われた通りゆっくりと私の秘部を触る。割れ目に沿って指を転がし、弄り、確実に私に快楽を与えてくる。秘部からは早くも愛液が染み出し卑猥にクチュクチュと音を立てていた。

「うっ、ああっ、提督…」

「濡れてきてるな。中に挿れても大丈夫かな…?」

 そう言って提督中指を立てて秘部への挿入を始める。

「待って、心の準備が…」

 私も年頃の少女なので何度か自分でした事はあるが、怖くて膣内にまで指を挿れた事は無かった。

「…肩の力を抜いて、怖かったら目をつぶっておくと良い。」

「はっ、はい…っ、あぁっ、うぅん…」

 提督の指が私の膣内に侵入して来た。初めての異物感に戸惑うが、やがてそれは快楽と興奮へと変化していく。

「ああっ…はぁ…提督気持ち良いです。」

「それは良かった。痛かったらどうしようかと思ったよ。」

 しばらく提督愛撫を受けて快楽と興奮を高ぶらせていた私だが、そろそろ体が火照ってきてしまった。それに提督の単装砲も興奮して巨大化しており発砲許可を今か今かと待っている様にも見える。

「…提督そろそろお願いします。」

「ああ。その前に初霜も服脱ごうか。多分汚れるだろうし。」

 提督に言われて私も服を脱ぐ。

「あ、あの、あんまりジロジロ見られると恥ずかしいです。」

「ああ、すまん。初霜が綺麗でつい、な。」

 そう言って提督は目を逸らす。今更裸を見られて恥ずかしいも何も無いが服を脱いでる所をねっとり視姦されるのはあまり気分の良い物ではない。

 服を脱ぎ終え戦闘を再開する。戦況はこちらの不利だが、まぁこちらは「初陣」だし仕方が無い。

初霜…もう我慢出来そうに無い。中に入れるぞ。」

はい。」

 そう言って提督は私を押し倒した格好のままで秘部に巨大化した「単装砲」を押し当ててきた。お互いから分泌された粘液同士が絡み合ってヌチャヌチャと音を立てる。

これが私の中に入る事を考えるとなんとも複雑な気分になった。

 しばらく粘液同士を絡ませていた提督だったが意を決したのか、ついに肉棒を膣内に挿入してきた。そして提督は挿入させた勢いのまま私の処女膜を貫く。

「ぐっ…くぅっ…痛っ…」

「…すまん、もっと優しくするべきだった。」

「…大丈夫、こんなの戦場での負傷に比べたら…っうん…」

 私の秘部からは先程から赤い血が愛液と交じり合って垂れている。初めての時は気持ちよくなれないとは聞いて覚悟はしていたが、なかなかきつい物がある。

からといって提督に余計な気遣いをして欲しくは無い。

「あっ…くっ…提督…私は大丈夫から提督の好きに動いて。」

「だが…」

「いいから…すぐに慣れると思います…だから…」

「…初霜。」

 そう言うと提督は私を強く抱きしめてキスをしてくれた。

「無理をするなって言ったろう?」

「…提督心配しないでください。私はこうして提督と一緒になれて嬉しいんです。だからこれくらい大丈夫です。続けてください…お願いします…」

「…分かった。俺も出来るだけ痛くないようにする。」

「お願いします。」

 そう言って提督行為を再開した。肉体同士がぶつかる音が室内に響く。

 初めは痛いだけだったがやがて慣れてきたのかその痛みも多少和らいできた。その代わりに提督のモノが私の中を動くたびに膣内で痛みより快楽が占める比率が大きくなってくる。

「うぅっ…あぁ…提督気持ちいいです。」

「俺もだ…」

「良かった…提督も私で気持ちよくなってるんですね…っうん!」

「…正直言うと、もうこっちも余裕が無くなってきた。」

 ピストン運動を続けながら提督が呟く。正直こちらも限界が近づいている。

「私も…イキそう…提督今日安全日なんです。だから…中にっ!」

初霜っ…もう限界だ…」

はい提督、いつでも…どうぞ。」

「うっ…くうっ…」

 提督はそのまま私の中に精液を発射した。熱いドロリとした精液が私の子宮に注がれていくのが分かる。

「イクっ…イっちゃう…」

 殆ど同じタイミングで私も達してしまった。はぁはぁという二人の荒い呼吸が室内に響いた。

「…もし直撃したら責任は取らせてもらう。」

 抱き合いながら提督が呟く。

「…はい…その心構え、立派だと思います。」

「男としてそれくらいは…な。」 

 上官が部下を孕ませたとあれば色々と問題になるだろうがその時はその時と開き直る事にした。



初霜に渡したい物がある。」

 事後、しばらくベッドの中で私は提督と抱き合っていたが、提督はそう言ってベットを離れ机の中からつのさな箱を取り出し私に手渡してきた。

「なんですかこれ?」

「開けてくれれば分かる。」

 恐る恐る箱を開けると中には指輪が入っていた。埋め込んである宝石トパーズだろうか?

「ええっと、これは…いくら何でも気が早すぎませんか…?」

「…そう言われても仕方が無いだろうな。だがそれは結婚指輪じゃないんだ。」

「と、言いますと?」

 提督が語ってくれた話をまとめるとこういう事だった。

 何でも少し前に軍で、ある程度錬度が高い艦娘対象にした強化計画が発動されたらしい。艦娘能力にはある程度リミッターが掛けられているが

それを一定値解除してより艦娘を強化する事がその計画だ。だが安全の為に掛けられたリミッターを外したのでは艦娘にも負担が掛かるし、なにより本末転倒である

そこで艦娘に無理の無い範囲安全にリミッターを解除するのがこの指輪効果らしい。提督艦娘指輪を渡す様を結婚に例えて「ケッコンカッコカリ」などと呼ばれているそうだ。

「そういう事だからこの機会にと俺は君への告白に至ったわけだ。」

「何故今に告白なのかと思ったらそういう事があったんですか…」

「君への思いは本気だぞ。」

「それくらい提督を見てれば分かりますよ。馬鹿にしないで下さい、私はこう見えても提督より年上なんですよ。」

 私の生まれは1933年。今年で81歳である艦娘の歳の数え方がそれで良いのかどうかは知らないが。

「それはそうと是非とも指輪を受け取ってくれないか?」

「もちろんです、ありがとうございます。ところでこの宝石も元々ついていたものですか?」

 受け取った指輪を色々な角度から見ながら私は尋ねる。

「いや、それは俺の注文だ。金に関しては心配するな。それくらいの蓄えはあるし軍隊生活じゃ特に使う機会も無いしな。」

「でも加工しても指輪効果って大丈夫なんですか?」

「その指輪を作った技術部の連中に頼んでしてもらった物だから安心してくれ…艦娘誕生日って起工日と進水日と就役日のどれにあたるか分からなかったか初霜の進水日の11月の誕生石であるトパーズを選ばせてもらった。問題無かったかな?」

 私の進水日は11月4日である。正直人間で言う誕生日がその三つの日のどれにあたるかは私も分からない。

「…それに関しては問題ありません。それにしてもトパーズですか…」

 トパーズ石言葉は誠実、友情、そして「潔白」。汚された私の名誉の事を思うと偶然と言えばそれまでだろうが悪くない意味を持つ石だ。

トパーズは嫌いだったか?」

「…いえ、大好きです。」

「それは良かった。早速つけてみてくれないか?」

 言われた通り指輪左手の薬指につける。大きさはぴったりである。そして同時に力が湧いてくるような気がした。

「どうですか?」

「うん、似合ってる。初霜可愛いな。」

 面と向かってそんな事を言われると照れてしまう。

 私はお返しとばかりに提督口付けした。



(終わり)

anond:20181114115330

店員『お好きな席におかけになってお待ち下さい』

俺『じゃあお姉さんの部屋のベッドに腰掛けて待ってるよ』

店員・・・ポッ』

やれやれだ。

2018-11-02

anond:20181102174310

お尻のほっぺた(?)を左右に引っ張って、校門前障害物を少ない開いた状態にして便座に腰掛けて、ゆるやかにすると、多少は音が出にくくなるけど。勢いがついていたら無理だね。

2018-11-01

anond:20181101220159

電車の中の席の配置が非効率なのでは

駅にあるような鉄の棒にちょっと腰掛ける程度の椅子も真ん中に用意してほしい

そしたら健康体な人はそこに座ってくださいと出来る

2018-10-27

地方の癒やし

本日地方出張営業北関東北陸の間くらいにある地方都市にいったんだけど、どうも道を信号一本分間違えて歩いてしまい、ぐったり疲れた信号一本分が700m暗い距離あるんだわ、舐めてたわー。まあ、それは俺のミスなので自業自得なのだが、疲れて道路脇にある古い鉄のベンチ(なんろか遊水とかいうのできれいな場所だった)に腰掛けて、別になんの意図もなくスマホをいじっていたらWifi電波が来ててその名前

「kusoinaka-wifi

なんかめっちゃなごんだわ。元気出してその後も歩けた。

2018-10-16

[][](仮題)第4話

執筆途中の作品であり、本稿は最終稿ではありません。)

サトシ

ガレージの中は身を切る寒さで、キーを持つ手が悴んだ。毎日こうも寒いと、地球温暖化でっち上げだなんていう冗談の一つも言いたくなる。

知人の頼みで留学生空港まで迎えに行くとメイリンに話したところ、自分も行くというものから、僕は直接空港に行くという当初の予定を変更し、彼女の家に向かっていた。

ここ数日は晴れていて、雪は随分捌けてはいたが、路面の凍結があるかもしれず、神経質にならざるを得ない。バスを使っても良かったが、大きな荷物を抱えてやってくる右も左もわからない留学生には、足がないのは心許ない。

ブロックほど走行メイリンの家に到着すると、車を道路の脇に寄せ、彼女が現れるのを待った。

Me: I’m here (着いたよ)

Meiling: k (わかった)

Meiling is typing… (メイリン入力中……)

Meiling: I’ll be there soon (もうすぐ行く)

あと4分。そう僕は打算した。彼女が「良い」と言ってから出発しているのに、どうして到着してからさらに待つことになるのか、時々不思議に思ったりもするが、これはいものことだ。

Me: No rushゆっくりでいいよ)

僕はアイフォーンダッシュボードに置いた。

**

4年前、僕が初めてシアトル・タコマ国際空港に到着したとき、僕はBITの寮に向かうシャトルバスを探して、空港内を歩き回っていた。

海外に行くのはそれが初めてのことで、文字通り右も左もわからなかった。

やっと見つけたターミナルは、タクシーが行き交っていて、シャトルバスが停まるところではなかった。疲労で立ち尽くしていた僕に、タクシー運転手が声をかけた。

タクシーを探してるのか」

「いえ、大学シャトルバスを」

「どこの大学

ベルビュー工科大学に」

彼は僕を空港内のインフォメーションセンターに連れて行った。そうして僕が探しているターミナルを案内員の女性に問い合わせてくれた。

その女性は、僕にターミナルへの経路を伝えるだけでなく、わざわざ近くまで付き添って歩いてくれた。

そうして僕は、やっとの事で正しいターミナルに辿り着いたのだった。親切に恵まれて。

ターミナルのベンチには先客がいた。きっとこれは幸運なのだと、僕はわけもなく直感した。

それは小柄なアジア人女の子で、彼女は僕に親しげに話しかけた。

BITに?」

はい

「良かった。私もです」

直感は正しかった。そう僕は思った。

彼女が続けた。

シャトルバス、もうずっと待ってるんです」

「どのくらいですか?」

「1時間くらいです。もしかして場所を間違えたんじゃないかって思ってたんです」

「インフォメーションセンターの人が、ここだって……」

「やっぱりここですよね」

「もうすぐかも」

「そうだと良いんですけど」

「……」

僕は会話に言葉を継ぎ足すことができなかった。

彼女の座っているベンチはまだスペースに余裕があったけど、僕はなんとなく気が引けてそこに座ることができなかった。脚は棒のようになっていたのに。

代わりに僕は、スーツケースの角に腰掛けた。

シャトルバスは来ない。彼女も黙っている。

手持ち無沙汰になって、僕はバックパックから宮部みゆきの『火車』の文庫本を取り出した。

その時、

「来た」

彼女が叫んだ。

BITマスコットであるブルドッグの『ジュリアン君』のプリントが入った白いバンが、僕たちの目の前に止まった。

僕は慌てて文庫本バックパックに戻して、車輪の滑りの悪くなったスーツケースを引きずり始めようとしていた。

「ところで、」

歩き始めた彼女が踵を返して言った。

「お名前聞いても良いですか?」

僕はサトシと答えた。彼女メイリンと名乗り、ピカッと笑った。

**

偶然、僕は親切と幸運に恵まれたが、宮本恵梨香が同じだとは限らない。彼女が迷わないように、僕は昨晩、手荷物レーンから僕が迎えに行くターミナルまでの経路をできるだけ詳細に説明して、空港マップとともに彼女宛にメールした。僕の車の車種とナンバーも添えて。

窓をノックする音がした。

メイリンが手を振っていた。ピカッと笑いながら。

anond:20181016131441

から無駄に期待だけ高めるのやめろっての。

"低"収入すら直してないんだぞ?

リスクリターンに合わないんだよ。書く為に浪費した時間病気になるほど推敲した時間、読んだ本や吸収した知識経験、そういうのを全部含めてたまたま面白い形に力が抜けて出てきて、運よく拾い上げられたって話だろ? 実際に選考過程ブラックボックスだし、下読みから校閲まで出版だってもう限界なんだろうよ。ついこの間の芥川の盗用だって競争率高過ぎてチェックしきれてない証拠じゃないか

宝くじ当たるかなぁ」って指くわえてる奴に「私は当たりましたよ?」って言って励ましになると思うのか?

アンタのやってるのは「利用者からはこんな感謝の声が!」って喧伝してる情報商材と変わらないんだよ。腰掛けで楽しかったって話を追い詰められてる奴にするなよ。

オッサンだってこんな場所に書く暇あるならそれこそ投稿サイトに出せばいいじゃないか

それを何度も何度も繰り返して年功序列と薄汚い欲得と話題作り政治の結果で自分努力時間は左右されるんだって気付いた時に、もうオッサンどころかジジィになってたらどう責任取るんだよ?

オッサンは体も売れなきゃ終身売春婦にもなれないし、下手に褒められて夢見続けたって当たらない確率の方がずっと高いんだよ。

他人に書けとか書くなとか言われてそれで左右されるならその程度なんだろうが、その程度すら自分で決められないで「なろうか"な"ぁ」って、何言ってんだって話だろ。

書く暇と体力あったら小銭貯めてnisaにでも少しづ投資した方が確実にリターンあるって言ってんだよ。実際に貯金より利率高いんだから

どうせそれもしてないんだろ? 書く為に投資が要らないとでも思ってるのかよ?

出版はもう焼き畑農業なんだよ。使い捨て雑文要員を買い叩いてるなんて記事検索だけで幾らでも出てくる。

訴えたい事もない奴に指先でキーだけ叩いて金が儲かるなんて唆すのは止めろ。

そんなのは投資以下だ。


15:28 追記

 ああ、なろうかなぁ、じゃなくてhttp://syosetu.com/の事か?w

俺も書いてみようかなぁ(笑

15:32 追記

 >終身売春婦にも は、終身売春婦に"すら"に訂正させてくれ。文意としてはそう書いたつもりだった。

2018-10-14

[] 【6】2018秋、ベトナムホーチミン

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anond:20181014130241





センター神通力


ホテルに戻ってシャワーを浴びた後、程近いホーチミン市立美術館を訪れる事にした。

展示もさることながら、フレンチコロニアル様式建物が目当てだ。

バイクを躱して15分程歩くと、門扉が見えてきた。

正面にあるのは黄色い壁の建築物。見事だ。

チケットを買い求め中に入る。

薄暗く、しんと静かな館内に、オブジェ絵画が展示されている。

絵画はやはりと言うか、戦争関係のものが多い。

モチーフになっているのは、銃を構える青年や、ホー・チミンのビラを少年少女に見せる軍人だ。

農具を持って誇らしげに起立する女性オブジェがあった。

共産主義マリア様だ。彼女もまた、ファインダーセンターに収まってもらった。


中庭を囲む建築を堪能しながら常設展を一通り見た後は、別館の企画展を見る事にした。

入り口では警備員のおじさんが気怠そうにデスクの前に座っている。

その姿がホールの設えと完璧調和を見せている気がして、彼をファインダーに入れて一枚撮った。

センターではなかった。


フロアを上がると、おそらくはこの企画展アーティストであろう若い女性がデスクの前に腰掛けていた。

笑顔差し出されるパンフを手に取り展示を見る。

色々な展示があったが、特に気になったのが鏡の前に置かれた椅子一脚。

どうやらこれは、観覧者自体が額に収まる嗜好らしい。

座って鏡越しの自撮りを一枚。

センターでは無い。

別館を出る時、アーティスト写真を見せて尋ねた。

It,s correct ?」

「〜〜 take selfy.」

一部しかヒアリングできなかったが、多分正しい。

「これで正しいですか?」と言うつもりで「これは正確だ。」と言ってしまう位なので甚だ怪しいが。

満足したので次に向かおう。


海外に出ると見ておきたいものがある。

公共交通サインだ。

自律神経の調子が怖いので遠出をする気はなかったが、サイゴン自体は確かめておきたかった。

タクシーを捕まえる。

「I want go to saigon station. ガッ サイゴン。」

運転手のおじさんは一瞬怪訝な顔をしたが、すぐに理解してくれたようだった。

「アァ ガッ サイゴン ナ」


16:00

しばらくすると、おじさんが指差す車窓の外にクルーザー

夕暮れ迫るホーチミンの水面に光が反射して美しい風景が広がっていた。

どうやら到着だ。

メーターを見て払おうとして、おじさんが止める。

なにやら計算すると、メーターとは全然違う金額を書いたメモが手渡された。

メーターの半分くらい。

そう言うシステムなんだろうか?

礼を言ってタクシーを降りると、正面は門が閉まっていて入ることが出来ない。

それに周囲に歩いている人がいない。

ここ、本当に駅?

Google map で確かめて見ると、駅とは真反対の方向。

「やってしまったー」

どうやらサイゴン駅(Ga Sài Gòn)に行こうとして、サイゴン港(Cảng Sài Gòn)に来てしまった。

そういえば、午前にカフェで涙を流させた曲の歌詞に、入江の向こうの海原を見るくだりがあり、海原でこそ無いものの、入り江の向こうの広大な川面意図せず見る事になった。

やはり、4,000年に一度の美少女ともなると、口から出る言葉には言霊というか、神通力めいた何かが宿るのかも知れない。


すぐに別のタクシーを捕まえて、今度はスマホの画面を見せて説明すると、タクシーGa Sài Gòn に向かって滑り出す。

事の経緯を運転手のにいちゃん説明すると、にいちゃんは苦笑した。

どうやら今日は、何かと女性に振り回される1日のようだ。


辿り着いたサイゴン駅で支払いをしようとすると、料金はメーター通り。

やはり自分サイゴン港に運んだおじさんは事情を察してまけたらしい。


サイゴン駅では券売機デザインなどを確認するつもりだった。

しかし、メインステーションとも思えないほど人も疎らなサイゴン駅にはそれらしいものがない。

見ると、中央カウンター越しに客と駅員が話している。

どうやらベトナム鉄道にはまだ自動券売機は導入されていない様だった。

これも発見だ、壁の駅構内図や、主要都市への発車時刻が並んだ表をファインダーに収め、ついでに駅の前にあるゴミ箱の可愛らしいマナーイラストも収めて、駅前にたむろするタクシーを捕まえた。

満足だ、ホテルに戻ろう。


タクシーホテルに到着。

エレベーターの前で暗紫色アオザイを来たエレベーターレディが迎えてくれた。

部屋で一息ついて、食事に行こう。空腹すぎて気持ちが悪い。

ホテルエレベーターは、1Fまで降った後、一度乗り換えて Ground floor に降り、そこから外に出る。

そうだ、まだファインダーセンターに収める事のできる女性がいるぞ。

1Fの乗り換えの際に、ボタンを押してくれるエレベーターレディに声を掛ける。

「Excuse me , Can I take your photograph ? 」

「Me ?」

レディは少し困惑の表情を浮かべたが、笑顔センターに収まってくれた。


【7】2018秋、ベトナム、ホーチミン Day 3|Good night, and good luck. へ >>

2018-10-06

久しぶりにソープへ行ったら散々だった

運がいい。少なくともそう思ってた。

仕事ばかりの自分へたまにはご褒美をあげないと。

わざわざ早起きして数ヶ月ぶりのソープに向かってた。

なぜ朝に行くのかって? 朝だと値段が安くなるからさ。

写真指名タイプの子を選べればいいと思ってた。

そしたら「人気の○○ちゃんキャンセルが出て朝イチの1枠だけあいてるんです!」と黒服ゴリ押しされちゃって。

巨乳で顔も可愛い感じだったから即決。

順番が来るまでスマホをいじりながら、そわそわして待ってた。

30分くらい待たされて、いよいよ番号が呼ばれた。

階段を登っていった先には、写真とはちょっと差があるけどクラスにいたら間違いなくTOP5に入るであろう美人がいた。

年齢は多分20代後半〜30歳前後だと思う。

ソープって歯磨きしてからじゃないとキスをさせてくれない女の子が多いけど、この子はちがった。

ベッドに腰掛けて軽くおしゃべりしてると、早速ねっとりと深いやつ。

キス大好きっ子な私としてはこれ以上ないご褒美。

終始主導権を握られて、そして舌の圧がすごい。

服を脱がせていくと、これがもう見事な乳房

直径が大きいタイプのハリのある巨乳で、乳首チョコボール程度と書けば伝わりますか?

なかなかお目にかかれないタイプだ。

谷間に顔をうずめたり、先端を舌で転がしたり、存分に楽しませてもらった。

メインイベントである風呂を経て、お湯に浸かりながら軽めに下ごしらえも施してもらった。

ちなみに、短時間コースなのでマットはない。

体を拭いて、準備は万端である

狭くて固いベッドで体を重ね合う。

下の毛は生えてなかった。

とてもキレイだった。

乳首が好きだと伝えると、丹念にほぐしてくれた。

やはりこの子、舌の圧がすごい。

徐々に彼女体制が南下して、下ごしらえも第二段階へ。

周辺から徐々に攻めていくなど、さすがはプロである

これ以上ない快楽を味わっているとき、ふと異変に気づく。

終わりが近づいているのだ。

そろそろ、と伝えるとすべてを悟った彼女は、どこから現れたのかゴムゴム避妊具を取り出した。

ふー、危ない危ない、と思っていたら、それは突然だった。

装着途中で果てた。

彼女は、えーっ!と驚いていた。

無理もない、これからおっぱじめようとしている最中、ウォーミングアップで力尽きたのだ。

彼女の指先が俺にとどめを刺した。

再起を図ろうと必死に頑張ってくれたが、すぐに復帰できないのは誰よりも自分自身が理解している。

ごめんね、といわれる度に心が傷ついた。

悪いのは君じゃない、俺なんだ。

ムチッとした彼女の体を、精一杯の力で抱きしめた。

20代後半くらいからだったろうか、自分でも驚くほど早漏になった。

数年前、はじめて飛田新地を訪れたときなんて、ワンストロークで果てた。

事前に抜いてこないとダメじゃん、と痩せ気味の美人に怒られた。

あれはあれでいい経験だった。

飛び抜けてカワイイ子と出会ってしまうと、俺は役に勃たないらしい。

学生の頃は自由自在コントロールできたのに、これが老化なのかと自分絶望している。

でもさ、こういうお店に来て勃たない人もいるからね、とフォローしてくれた彼女の優しさが胸にしみた。

店を後にして、もう俺は男としてダメなんだと自信を喪失しながら仕事に励んでいたら、どうも体がおかしい。

翌日、ガッツリ風邪をひいた。

あれだけ体液を交えたのだ。

自分への絶望から免疫力が落ちていたのかもしれない。

喉の痛みからはじまって、鼻もやられた。

幸い、熱が上がることはなかったが1週間ほど苦しい思いをした。

もう二度とソープになんて行くか。

と決意していたのに、今はまたお金を貯めようと思っているからタチが悪い。

2018-10-05

食事がとれないイートインスペース」

陰鬱J-POP歌詞みたいだよね。

真っ暗なイートインスペースの机に腰掛けて歌うボーカル

2018-10-03

自分スキルを頑なに使わないおばさん社員

勤め先の40代女性

社会人枠で業務大学に行ったりして経営とかのスキルを得ているみたいだけど、業務に活かしたり同僚に教えたりは全くしない

外で色んな会社の人と話してか、自社の悪い部分ばっか言って、挙げ句にやりたい事やらせてくれないとか言ってブーたれる始末

大学学位取ったら転職する気満々みたいだけど、座学と実習のみの40代半ばが行く先あるのかな?

もちろん会社スキルに適した職と給料払えば良いんだろうけど、自分からは売り込みに行かないから、そもそも動けないよね

自費で行ってるから無料提供したくないってのも分かるけど、資格って訳でもないし

しかしたら、根拠の無い自信と座学のみでも大丈夫なくらい転職市場がチョロいのかも知れないし、口と外面は良いから良いとこに滑り込めるのかな?

個人的には転職までの腰掛けで、日々負のオーラ撒き散らすの邪魔から、さっさと辞めるか、実力見せつけて自分他全員をギャフンと言わせて欲しい

2018-09-21

喜びなれない母

診察室の外で「待ってる」といったので

私は一人で入ったのだけれど

気を利かせた看護師さんに案内され

隅の椅子に小さくなって腰掛けていた、母

途中着信があったらしく

外に出ていった時に

義理のお母さん?」と先生が尋ねた

ふつうならもっとグイグイ来るけどね」と

変に遠慮をしてしま

ただそういう性格なだけで

喜び慣れない母

いつも「生まれて来るまではどうなるかわからいからね」と脅してくる

画面の中の赤ちゃんに「実物大だよ」と

先生が手を添えていた

手乗り胎児

ひと月で3倍ほどになった

2018-09-05

産経も、少しは差別について学んだほうがいい

そしたらこんなコラム掲載して恥をかかなくて済む。

「「Kimonoは『人種差別主義』『帝国主義』」芸術イベント理不尽日本批判 https://www.sankei.com/west/news/180905/wst1809050009-n1.html

読めばすぐ分かることだが、ライターの方はボストン美術館に寄せられた批判に対しておっそろしく頓珍漢な反論を行っている。

事件は当時有名になったから、ご存じの方も多いと思うが、教科書なんかにも載ってるモネの「ラ・ジャポネーズ」の絵の前で着物を着せるイベント企画したら、アジア系の人からクレームがきた、というものだ。これは、当時大変盛んだった Cultural appropriation(文化の盗用/文化簒奪)やという視点に基づく批判典型である。つまり、「弱者であったアジア文化を、強者だった西欧人が真似して楽しむ、というのは、西欧アジアから簒奪してきた歴史への反省異文化に対する敬意を欠いた尊大な振る舞いである」という主張だ。日本でも、近年ようやく「ステレオタイプ異文化理解やその模倣が、異文化に対する敬意を欠いた失礼な振る舞いになる」ということにいくらコンセンサスが生まれつつあるが、自国内で異文化日常的にふれあう経験が少ないせいか、これを重要問題理解することがなかなか日本人には難しいようだ。

個人的に、この「文化の盗用」論に100%賛同するわけではない。特に、あまりにも過敏な反応は、逆に内なる差別性の表明、あるいは強者の驕りではないかと思う場合すらある。少なくとも、モネの絵の前でその真似をしたくらいで目をつり上げるほど怒る必要はないと思う。それは、「真似をする」行為リスペクト意味しもするという風に感じられるからだ。

しかしながら、「相手の真似をする」という行為は、一方で相手侮蔑したり揶揄したりするときにも行われることも考えておくべきだ。大人しく着物羽織ってる程度ならまだしも、そのまま椅子腰掛けたら? その程度なら問題ないだろうか。では、たとえば撮影した写真に滑稽なタイトルを付けてSNSにアップすることは? あるいは、その着物羽織ったままわざわざ眼鏡をかけ首からカメラをぶら下げる真似をしだしたら? どの時点からそれは「アウト」なのか。もちろん「リスペクトのない行為ダメです」とは言えるだろう。だが、残念ながら「内なるリスペクト」とやらを検証する方法はない。リスペクト言い訳にすれば何をしてもいいのか。あるいは、結局、みている日本人の「お気持ち」だけが判断規準になるのだろうか。そんな明文化できない規準を我々はいちいち振りかざすべきなのだろうか。

それよりも、単純に「少なくともそういうこと(文化の盗用と疑われること)は軽々しくやっちゃだめ。少なくともダメだと言われたらすぐやめましょう。」というあたりが、今のところ落としどころになっている。今のアメリカでの「文化の盗用論」というのは、おおむねそういう風に理解しておいたらよろしいと思う。

以上の話を踏まえれば、御年73歳のこのコラムライターの「分かっていなさ」「恥ずかしさ」がよく分かると思う。この方が引用した3人の批判者の主張はこのイベントが「アジア人に対する人種差別主義」であり、ステレオタイプが抱く「異国情緒」を楽しむ低俗イベントであり、そして「帝国主義」的であるというものだった。そして、ライターの方はこれを「日本批判」と捉えたらしいがとんでもない誤解で、明らかに事実はその反対なのである彼女らの主張は、「文化の盗用」と見えるイベント企画したボストン美術館姿勢自体に「アジア人に対する人種差別」があり、モネの絵のような「ステレオタイプ」なヨーロッパ東洋のとらえ方に基づく流行(=ジャポニズム)を今また模倣することは、かつての西欧帝国主義の無邪気な肯定にすらなっている、ということである。そこには、日本に対する一欠片の批判意図もなく、彼女らはむしろ西欧帝国主義おもちゃにされている(と彼女らが信じる)アジア日本文化尊厳」を守るべく、ボストン美術館に対して声を上げているわけだ。(かれらが掲げるプラカードも、体験する来館者に対して「あなた着物をきてキュートで異国的に見えたとしても、それは差別じゃないの。美術館イベントでなければね!(It's not racist if you look cute・exotic in it. Besides MFA support this!)」という、美術館批判趣旨言葉である。)

ネットに残る写真に写る方々が中国系アメリカ人なのか、日系なのかは知らないが、彼女らの出自などというつまらないことで邪推し、彼女らが「日本批判しているに違いない」と思い込んでヒートアップして美術館手紙まで送ったこライターの方の行為は、相当差別的で恥ずかしい。

しかしながらもっと恥ずかしいのは、「文化の盗用」のような、現代の「差別」をめぐるごく基本的ワード議論を全く知ることなく、このような稚拙な内容のコラムをそのまま掲載してしまった産経記者のあきれるような無知である。こういうところで「所詮は二流新聞」とあなどられることになる。それがイヤなら、産経好き嫌いをせず、あおり記事ばかり書かせる練習をするのでなく、記者もっときちんと勉強をさせるべきだと思う。できればライターや読者にも。

なお、参考までに、事件当時も似たような方々が大量に湧いていたらしい。こういうのなんて言うんだろう。セルフ釣り?(参考:https://togetter.com/li/845708

2018-09-04

のじゃおじの教え ~Life like a "Indian poker"~

バーチャルのじゃロリ狐娘Youtuberおじさんの人生には学ぶことが多い。

ブラック企業に入ったらその時点で人生が半分終わること。

テンパった人間は「俺ヒップホップで食っていくんだ」と言い出すこと。

そしてニートになること。

コンビニ店員はニート達の腰掛け職業であること。

おじさんを自称する人は20代であること。

様々な知見がある。

その中でも最も注目すべきことは「人は自分が手にしているチケット価値に気が付かない」という事だ。

のじゃおじは当初、自分の手に職をつけようとしてクリエイターを目指し、そしてVtuberになっておきながら、妾の目指す所はIT系なのじゃーとそのチケットを投げ捨てようとしていた。

IT業界に入った所でどうせブラックに逆戻りするだけなのだからワンチャンスにかけてVtuberを続けるべきであるというのは、岡目八目ならば一目瞭然である

第一線で戦ってきた経験値はどの業界面接でも強みになるプラチナチケットとなり、ましてやコンテンツ製造者側に回ろうとするのならば、中の人としての経験絶対に役に立つ。

現場を知らない裏方よりも、現場活躍したことがある裏方のほうが絶対に強い。

けもみみ王国を閉鎖することによって手に入るチャンスよりも、けもみみ王国を続けることで手に入るチャンスの方が圧倒的に大きい。

少なくとも風が吹いている間は。

その事に気づいてなかったのは本人だけだったと言ってもいいだろう。


しかし、これは誰にでも当てはまる。

誰もが自分の今置かれている立場を冷静に見ることが出来ていない。

自分の手札の価値を正しく判断することは出来ない。

他人言葉に耳を傾けようとしても、そのうちどこまでが建前なのか誰にもわからない。

そうでありながら、他人の持つ手札の強さを比べることだけはそれなりに出来る。

その上で、自分の持つ手札と相手の手札を比べることは全くもって出来ない。

強いチケットを持っているはずの人間が、他人の何気ない「でも完璧とは言えないよ」という言葉を聞いてそれを破り捨ててしまう。

弱いカードしか持っていないはずの人間もまた、他人からの「皆そんなもんだと思うよ」という言葉を信じて自分より遥かに強い相手に挑もうとする。

誰もが自分の姿を正しく見れていない。


ありがとうのじゃおじ。

我々はまた大事なことを教わった。

だが、それを人生で活かせるかどうかは我々次第である

さて、私が今持っている手札は、如何ほどの価値があるやら。

ただ漠然とだが思うのは、一見気に食わずとも慌てて捨ててしまうのは惜しいものである可能性について今一度考えた方がいいのだろうという事だ。

逃げたり諦めることは誰でも一瞬あれば出来るから走り続けよう、コレはのじょおじのテーマソングであるが。

自分の手札を捨てることもまた一瞬あれば出来ることなのだから、どうしようもなく気に食わないのでなければ一先ずは握り続ける方向で考えていくべきなのやも知れぬ。

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