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2023-12-05

anond:20231205171940

そいつもう逮捕されたけど

女でありたい人であれば簡単にやれる

中出しすぐにやらせてくれる

ならまだ大人問題からいいが

子供に手を出しやす

シングルの子供は親に迷惑をかけたくない一心で何があっても言わない

自分が悪いという催眠をかけやす

とか言ってるシングル狙うやつはいたよ

2023-12-04

カツ丼セックス

行為が終わると男はベッドから体を起こし、足を投げ出し背中丸め、女に背を向けて座った。

女はそんな男の行動に一抹の不安を覚えて上半身を起き上がらせ、その背中をじっと見つめた。

「なあ姐さん

男は背を向けたまま女に話しかける。

男は誰に対しても「姐さん」と呼ぶ癖があった。

カツ丼をはじめて食べたのっていつか、覚えているかい?」

男にそう問われて、女は動揺した。

「え?それは…覚えていません」

「それじゃあ仮に、未だカツ丼を食べたことがないとして、今になってカツ丼を食いたい。そう思うかい?」

微細な曲線を描く背中を見せながら男が問い、女は少し考えながらも直感的に答えた。

「ええと、きっと食べたい。そう思って食べに行くと思います

「そうかい…」

男は深いため息を吐いた。

そこで女は、自分が何か間違った答えをしたような気がして、動悸が少々早まるのを胸に当てた掌越しに感じていた。

カツ丼を食ったことがないやつに、カツ丼の味はわからない。そうだろ?」

男は僅かに首を回して右目で女を捉える。それに応えるように女は頷いた。

テレビで、漫画で、様々なメディアでこう言う。カツ丼は美味い。カツ丼は最高のどんぶりだ、ってな」

言いながら男は首を戻して壁に向き直し、項垂れた。

「だから誰もが、カツ丼を食いたがる。そして実際に食うわけだ。そりゃあそうだよな、ずっと言われ続けてきたんだからカツ丼は美味いって。…セックスだってな、それと同じだと思ってた。おれたちゃガキの頃から、目を向ければポルノ映画で嬌声を発する女どもの姿を目に入れ、本を開きゃあ女の裸体。耳を傾けりゃ先輩方の卑猥話。あの女が最高だとか、最高に気持ちよかっただとか、まるでそれがそれのみが最高っていう具合に言い回る。だからおれたちゃつまり、いつだってカツ丼うまいぜ、って聞かされて育ってきたってわけさ」

男は呼吸するように短いため息を吐く

女はベッドからスルっと抜け出して端のほう、少し距離をおいて男の横に座った。

あんまり気持ちよくなかったですか?」

女は自分不手際を自ら攻め立てるような声音で男に訊いた。

男は首を横に振る。

姐さんのせえじゃねえよ。姐さんはとてもよくしてくれたと思ってる」

「そうですか…」

女は安堵した様子を微々たる笑顔に宿し、男との距離を詰めて座り直した。

「だがおれはカツ丼を本当に食いたかったのか?おれは、ただ憧れの一心で貪りたいだけで、本当はカツ丼なんか食いたくなかったんじゃないか?別のほかの何でも本当はよかったんじゃねえのか?俺はそれを知っている、なのにそれを食わないことに対しての劣等感にただ負けちまったんだけじゃないか?…そんな気がして、しかたねえんだ」

男は静かに嗚咽し始め、細い涙が頬を伝った。

「おりゃあ、別に敬虔な徒じゃねえ。自分のことを崇高な存在であるなんて一度だって思ったことはねえよ。でも、だからって、おれはおれがしたいことをしたいってことぐらい、自由に決めてえんだ。決めたかったんだ」

から垂れた滴が彼の膝を濡らす。

そんな様子を見て、女は焦る素振りを見繕う暇もなく、ただ静観に徹しようにも眩暈のような浮遊感を一時に得た。

「…どうしてそんなことを言うんです?」

女は歯切りに似た声を必死に絞り出す。

「さあ?なんでかな、おれにもよくわからねえよ。でも、おれはきっと、カツ丼の味をただ純粋に知りたかったんだ。ただ純粋に…」

男は目元に手を当てた。

女はそれを黙って見つめる。

薄暗がりの中、男の肩のみが揺らぐ地平線を微かに作り続けた。

女は男の純粋さに胸を痛めた。

それは、男が失望したのでなければ、また求めていたものでもなかったと知ったからだった。

女は頬に伝う一筋を見て取った。

しかしその次に落ちた水滴は、男の膝を濡らさない。

男の膝に置かれた女の手が一粒の水を受け止めると、男は指の隙間から横に座る女に目をやった。

女は微笑んだ。

別にいいじゃありませんか?誰かがカツ丼が美味しい、って言ったとしても言わなかったとしても、あなたが思うように思えば」

目尻の皺に屈託のなさを宿したその表情に、男は不器用にはにかんで笑った。

「…ありがとう姐さん

「いいですよ」

「おれはもう行くよ」

そう言って男は立ち上がる。

「何処へ行くんですか?」

女に訊かれて男は振り向き、その顔にもう悲壮さはなかった。

カツ丼を食いにさ」

2023-11-30

美人でもなければ若くもなく露出も無いおばちゃん投稿しているピアノ演奏youtubeが好き

そういうカテゴリが好き、ということではなく、自分が好きなチャンネルの一例ということだけど。

 

たぶんヨーロッパ人で売れない弁護士をしているおばちゃんが、特別うまくも無いピアノ演奏して投稿している。

曲は雑多で、誰でも知っているロックやらローカルフォークやらを(おそらくはおばちゃん自身が)ピアノアレンジしている。

コラボも無ければ、トークも無く、うまくもない演奏を自宅でただ一心不乱にしているだけの動画

チャンネル登録者数は数百程度。

すごくいい。

数百億円稼ぐスポーツ選手でもなければ、かわいさだけで生きていける小動物でもなく、こういう動画を見ると生きる気力が補充される。

2023-11-27

anond:20231127193818

ありがとう

個人でやってる英会話教室ね、探してみようかな。

英語勉強って思うから苦手意識持って伸びないのかな?TOEICスコアを伸ばさなきゃって一心だったよ。違う視点から英語の取り組み方を教えてくれてありがとう

フェミニズムなんてワンピースサンジで十分

サンジの「オレは女を蹴らない(傷つけない)」というセリフだけを取り上げても、語り尽きないと思うよ

教科書に載せてもいいくらいだ

サンジは作中で女たらしの象徴だけど根っこがあるからみんなが安心するし、ギャグとしても生き様しとしてもみられる

特にサンジが何かの主張の代弁者じゃないってのがポイントだな

彼は彼の中だけで主張を完結しており、誰かにフェミニズム布教したりしない

だって女が好きすぎるからくる異常行動なので、主張より欲が先行しているからね

サンジは「女は蹴らない」「料理以外では手を使わない」という心情で闘っているけど、彼自身自己矛盾の塊だ

だって仲間を傷つける女がいても手を出してはいけないとかあり得ないし、そもそもコックが戦闘して手を怪我しないわけないしね

それをサンジ矛盾にぶち当たっても自分信条からくる不幸だと甘んじて受け入れているわけだ

から女にボコられても文句を言わないし、倒せるのに助けだって呼ぶ

しか別に女性社会的地位向上とかを叫ぶわけでもない

単に女が好きでモテたいという一心なので笑っていられる

サンジの下心丸出しで欲望まみれな言動はそれでも立派なフェミニズムだよ

好きな女が最優先で男は二の次ってはっきりしている


これが現実になるとクソほどつまらない

単に男女論を男を攻撃するためだけだったり、同性を支配することにしか向いていない

根っこが腐ってる人達意見なんてどうでもいいな

まあでもサンジはあの時代からまれて、今の時代から生き残るべき存在だよ

恐竜時代からずっとそうだって論調説得力持たせられるアイツくらいだ

2023-11-24

水の二次創作

(この話の登場人物は私しかいません。)

1

 彼らは「もうこの地に夜は来ない」という意味言葉で朝の挨拶を交わしていた。

 私がその街に滞在する間、彼らは私と同じ時間に寝て起き、同じ服を着て、同じ食べ物を食べ、同じ腹痛に襲われた。水も私と同じ量を飲み、同じ身長でいようとし続けた。

 それは見ず知らずの東洋である私に対して、彼らが家族のように接した結果だった。それがこの廃墟同然の街を街たらしめる理由であり、彼らにとって家族と呼べるのももはやそのような存在以外になかった。彼らは全員、はじめは私と同じ観光客だった。

 ある日、夜中に目が覚めた私は水を飲むために彼らを起こした。最初に起きた二人を連れ添って、私は台所へ向かった。彼らは名前を持たないから、その二人をここでは「赤い男」、「白い男」と呼ぶことにする。由来は伏せる。

 私は水を飲んだ。隣に立つ赤い男が水を飲みながらこう言った。

「このまちにはかみがいる」

 白い男が続く。

「かみはこのまちと、われわれをつくった」

 私は頷いた。彼らは架空宗教を信じていた。私は尋ねた。

「なぜおなじようにするのか」

 もちろん無駄だった。

「なぜおなじようにするのか」

「なぜおなじようにするのか」

 私は性懲りも無くまた尋ねた。

「かみはどこにいるのか」

「かみはどこにいるのか」

「すきま」

 赤い男が白い男を驚いたように見た。

 これは私の想像よりはるかに重い罪だった。

2

 その街の教会には長い蛇が巻き付いていた。

 処刑日の出と同時に行われる。彼らによって目隠しを付けられ、広場中央連行された白い男は、地面から生えた低い棒に手首を拘束されていた。その間一言も発することな抵抗も命乞いもしなかった白い男は、少し俯いて正座していた。そして罪人と向かい合う位置教会がある。表情は見えなかったが、白い男の姿は祈っているようにも、一切祈ってなどいないようにも見えた。

 次に彼らはどこからともなく大量の水を汲んできた。各々の器に水が注がれ、それを持って広場に出る。彼らは広場の縁に等間隔に並び、円をなして白い男を囲むように立った。私は少し離れた場所で水の入ったボトルを持って座っていた。早朝の空気は冷たく、やや湿っており、絶え間なく弱い風が流れていた。

 太陽は、東の地平線から現れた。

 私は水を飲んだ。彼らも一斉に水に口をつけた。白い男に教会の蛇の口から水が噴射された。私はボトルの水を飲み干した。彼らは器の半分ほどを飲み終えたようだった。白い男の体にまんべんなく水が当たっている。私はじっと広場を見ていた。彼らが水を飲み終えるころ、白い男は動かなくなっていた。

 あっという間だった。彼らはずぶ濡れの白い男を抱えて教会の中に入っていったが、まだ太陽は昇りきっていなかった。

 しばらく経って赤い男が教会から出てきた。近づいてくる私を認めると赤い男は微笑んだ。私は言った。

「もうこの地に夜は来ない」

 赤い男は言った。

「もうこの地に夜は来ない」

 それから私たちは短い会話をした。赤い男によると、白い男が教えに反した理由には心当たりがなく、あの処刑法は彼らの宗教しかない特殊な死因を引き起こすのだという。

3

 彼らの宗教については結局わからないままのことが多い。架空宗教なだけあってその街には聖職者はおらず、教典もなかった。彼らの話から知ることができたのは、儀式を含むいくつかの慣習と断片的な神話のみだった。

 その中でも最も多く話をしてくれたのが、街で唯一の老人だった。私は水を飲んでから耳を傾けた。

4

 かみのいばしょはだれもしらない。ふたつのたまごがあって、かたほうだけにかみがはいっている。それをわってもかみがでてくることはない。それをたべてもかみのあじがすることはない。にんげんもかたほうのたまごしかいない。たまごをくべつすることはむずかしい。にわとりのたまごをしっているか?とてもまぎらわしい。それとおなじだ。

 ゆうれいはみずのなかにいる。しろおとこはみずのなかにいる。すべてのしにんはみずのなかにいる。みずはおまえのなかにはいり、かれらはすきまからわれわれをみる。もっとみずをのめ。しにんのすがたがみえるか?みえるはずはない。みずをのぞくとじぶんのすがたがみえるだけだ。ははははは。

 このまちのきたにふかいもりがある。つぎのきせつをしっているか?きせつのめぐりかたは、うまれるまえのこどもたちがきめている。このまちでうまれたこどもがすぐにいなくなってしまうのは、おとずれなかったきせつのうらみをかって、そこへとじこめられてしまうからだ。そこでかれらはみずにとけ、つぎのこどもたちはそれをのんでそだつ。するとすききらいのないこどもになるが、それでも50ねんいじょうおとずれていないきせつがある。

5

 水。水が飲みたい。私は日本に帰らなければならない。もうこの街で目的は果たしただろう。赤い男はまだ私のベッドで寝ている。ボトルはすでにすべて空だが、喉の渇きを抑えられなかった。私は老人の部屋に向かった。

 深夜に一人で外に出るのは初めてだった。老人の部屋へは建物の外壁伝いに少し歩くだけで着く。もちろん老人は眠っていて、床にも壁にも天井にも沢山の水があった。私はほとんど無意識にその中の一つに手を伸ばした。

 赤かった。だが私はそれを飲んだ。口の中に水の味がすると、老人が寝返りをうった。次の水も赤かった。今度はひどい味がした。その次の水も赤かったが飲んだ。朝になってから気付いたのだが、このとき私はあまりの喉の渇きに手から出血していたのだった。老人は私が水を嚥下するたびに大きく息を吐いたり、うなされたりした。

 また水を飲んだ。確かに幽霊は私を見ていた。ちいさな子どもだった。私が一心不乱に壁や天井から水を取って飲んでいるのを部屋の隅から見つめていた。しかし喉を潤さなければまともに怖がることもできない。

 また水を飲んだ。彼らはどこから日本食材を手に入れたのだろう。また水を飲んだ。彼らはどうして一晩で日本語を話せるようになったのだろう。また水を飲んだ。彼らはいからこの街でこんなことを続けているのだろう。子ども幽霊はそのすべての問いに対して明確な答えを返した。老人は眠っていたが、子ども幽霊の回答に対してはすべて首を振った。

 私は太陽が昇る前にありったけの水を持って彼らの街をあとにした。

(これで私の話は終わりです。字数は2650文字、水を飲んだ回数は10回でした。おはようございます。)

2023-11-23

anond:20231123093410

気持ちは分かる。自分も昔は思っていただろうなと思うが昔の自分自己肯定感低かったので嫌われたく無い一心でみんなに合わせた記憶。そのせいか褒められても嬉しいが褒められなくてもなんとも思わないそういう人間になりました。

2023-10-30

人生最大の弱音を吐きます

から書く言葉は誰に許可を求める訳でもなく、僕個人自分勝手言葉です。

表に出る人間として、表現者として、エンターテイナーとして、自分勝手な思いで言葉を吐いてはいけないと思いながらずっと生きてきました。

 

それはある意味本心という物に必死に蓋をして生きてきたのだと思います

俳優生業として17年、文字にするとたった3文字だけど、この3文字の中には数えきれない出逢いと別れ、失敗と成功、躓きと挫折、だけど喜びと愛…色んな物が詰まってます

 

14歳デビューしてから一人で暮らし中学にも行かず一心不乱に役者業を邁進してきました。

皆んなが思春期経験する殆どの事をすっ飛ばして、大人の中で生きてきました。

価値がなければ必要とされない、才能がなければ淘汰される、そんな荒波を息継ぎの仕方も知らないままここまで来ました。

 

全てを許して手を差し伸べてくれる家族も僕にはいない。誰も助けてくれないなら、自分で何とかするしかなかった。

そうして虚勢を張って、狡賢く、狡猾に生きる事を覚えました。

それは生きやす環境を手に入れる反面、淡々自分を殺す作業だったのだと思います。で、遂にガタがきたんだなって。

 

本当の自分って何だろう?友達と笑って恋人と愛し合って、うん…で、君は誰?何処に居るのが本当の僕なんだろう?ずっとそんな疑問が宙に舞うばかり。

でも役を演じている時だけはそれを忘れられた。自分じゃ無い何者かになる事で、自分が何者であるかという事から目を逸らした。

 

いま僕は人生どん底にいます。真っ暗闇で、星のひとつも見えない混沌の中にいます

役を生きる事でしか生を感じられなかった壊れた僕は、役を取り上げられたらただの壊れたガラクタしかなかった。

プライベートもぐっちゃぐちゃに拗れて、手に入れたと思った安息は、逆にこの首をこれでもかと絞めてくる。

信じた物に、心から捧げた事に、死ねと言われるような毎日

これが代償だと言うのなら、僕は一体どれだけの罪を重ねたんだろう。

 

よし、あっちへ行くか。と思った事は数え切れないほど沢山ある。実行した事も。

だけど、だけどね、もう少しだけ生きていたいんです。いや、違うな。怖いんだ。

悲しむ素振りをして、でも3日と経てば元通り、何事もなかったように世界が廻るのが怖くて怖くて仕方ない。

かに必要とされたい。必要とされながら死んでいきたい。忘れないで欲しい。

 

途中で投げ出すのは簡単だけど、諦め切れない自分がいる。諦めないでと言ってくれる人がいる。

から、もう少しだけ頑張ってみようと思うのだけれど、足がすくんでしまって今までのように上手に歩けない。

でもそれでいいんだって、下手くそでも、笑われても、これから自分の足で歩いていきたい。

 

から一生のお願いです。僕にもう一度足を踏み出す勇気をください。

どんな言葉でもいい、あなたからのお手紙を頂けませんか?

SNSの無機質な点と線で出来た言葉じゃなくて、あなたのその手で、その心で紡いだ僕だけのお手紙が読みたい。

 

多分、きっと、それで前に進めると思うんです。分からないけど。そんな気がするんです。

それで、死ぬほど泣いて、枯れるまで泣いて、もう一粒も零れないくらい泣いたら、明日からまれ変わって、ありのままで生きていく…そうなれれば幸せだなって、そう思うんです。

 

まとまりのない長文を読んでくれてありがとう。僕の存在に触れてくれてありがとう。僕も、誰かの存在を確かめる何かでありたい。これからも。

午前6:35 · 2023年9月7日

·

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Xユーザー池田純矢さん: 「人生最大の弱音を吐きます。 今から書く言葉は誰に許可を求める訳でもなく、僕個人自分勝手言葉です。 表に出る人間として、表現者として、エンターテイナーとして、自分勝手な思いで言葉を吐いてはいけないと思いながらずっと生きてきました。…」 / X

https://x.com/junya_ikeda2710/status/1699536720390447336

2023-10-28

AIエロ絵ってヌケない

○とにかく全部がテカりすぎ

 エフェクトとか簡単にかけられるから、これでもかってくらいにテッカテカさせてるあの感じ

 バカの一つ覚えすぎ

○ちくびが全部同じ

 AIベストちくびと学習したのか、ピンクがかって少しツンとしたものばかりで

 既視感がすごい

○表情が全部同じ

 ”恍惚の表情”とでも指示してるのか、口半開きトロンとした表情ばかり

○構図(体位)が全部同じ

 正常位か後背位ばっかり

 しかちょっとずつ構図を変えたものをこれでもかってくらいに連投

総じて言えるのは、エロい絵を描くための知識をもってない奴が

乏しいアタマワンパターンな指示を与えて作成してるってこと

最近ではおせじにもうまいとはいえないが推しキャラを乱れさせたい一心

あれこれと試行錯誤してる痕跡があるヘタ絵のほうがよほどヌケる

2023-10-25

anond:20230917084540

おっちゃんもそんな感じよ。

ひたすら怒られたくない一心で、気を使いまくり、つくり笑顔ニコニコしつづけ、

自宅に帰って一人になると、解放される。

リアルで遊べる友達作ろうって思ったこともあって、頑張って会って見たけど、

1度目は会ってくれるけど、2度目のお誘いはなくて、1度目に会った他の人達同士だけで遊んでいると聞いて

たか・・・なんて凹んだ経験を繰り返して、もうずっと休日は一人で過ごすことに決めている。

2023-10-24

タルタルソースはおかず

👾タルタルソース👾

🤖お か ず🤖


地方都市地下鉄駅そば国道沿いにその店はあった。

牛丼店・ハンバーガー店・ファミレスなどの全国チェーンの飲食店に混じって地元チェーン店個人経営店もある飲食店の激戦地に、新規出店したばかりの店だった。

この『タルタルソースはおかず』という店ができる前にあったのは、立ち食いステーキ店だったか? それとも二度付け禁止串かつ店だったか? などと思いながら、壮年の男はその店の前に立っていた。

それにしても派手な看板だ。

看板に書かれている謎のインベーダーとロボットはどういう意図なのだろうか。

外壁も看板と同じ色になっていて強烈なインパクトを放っている。

この色はもしかしてタルタルソースの色なのか?

そう思いながら、男はその店に初めて入っていった。

座席配置は牛丼店のようだ。U字型カウンターを中心にテーブル席もある。男は店員の案内にしたがいカウンターに座ってメニューを探した。メニュー座席に無く、壁に貼り付けてあった。

ご飯食べ放題付き】

600円
(1人前、卵4個)
大盛
800円
(1.5人前、卵6個)
特盛
1000円
(2人前、卵8個)
激盛
1300円
(3人前、卵12個)
追加タルタル
300円
(0.5人前、卵2個)



この店はタルタルソース食べ放題ご飯しかないのか? と思ったが、隣にトッピング表があるのを見つけた。

チキンカツ250円
唐揚げ(1個)100円
サラダ100円
みそ汁100円



チキンカツ唐揚げはメインのおかずではなく、サラダみそ汁と並んでトッピング扱いなのか?

男はメニューを見ながら何を注文しようかと考えている間に、カウンターのふたつ隣に遅れて座った客が先に注文した。

タルタル特盛、以上で」

特盛? タルタルソースは並や大盛では足りないのか? ラーメン牛丼が並だと物足りないように。俺も並ではなく大盛か特盛を頼むべきなのかと考えながら、男は隣の客を見た。やや小柄な男だが太っていて、ズボンベルトに腹肉がだらりと乗っていた。そして、ハゲかかった頭頂部は毛髪の隙間から、汗なのか油なのか光を放っている。

いかいかん。いかにもな大食漢の注文に呑まれるな。タルタルソースボリューム感がわからないし、口に合うかどうかも分からないのだ。そんな物をたくさん食べる羽目になるリスクは避けなければ。何か、この店で初めて頼むべきメニューはないだろうか、と男は壁をあらためて見たら、おあつらえ向きとも言えるメニュー発見した。

初心者向けセット 1000円

迷ったらコレ!

タルタルソース(0.5人前)
ご飯食べ放題
チキンカツ
唐揚げ(2個)
サラダ
みそ汁



これだ! 揚げ物をメインとしながらもタルタルソースが付いている。ふつうの店にもありそうな定食的なメニュー無難すぎる気もするがこれでいい。タルタルソースをメインとする尖った店に自ら入っておきながらも、男は店の雰囲気におののいて堅実に初心者向けセットを注文した。

注文を終えて一安心した男は、目の前にある調味料を見た。塩・コショウ山椒唐辛子しょう油に、いろいろな種類のソースがたくさんある。卓上調味料の種類の多さは某牛丼チェーン店以上だ。これらの調味料タルタルソースに使うのだろうか? そう思いながら男は待っていた。

「お待たせいたしました。タルタルソースの特盛です。よくかき混ぜてお召し上がりください」

店員はそういって隣の客の前にどんぶりを置いた。ここからじゃよく見えないが、あれがタルタルソースなのか? しかし「よくかき混ぜて」とはどういうことか? 混ぜずに提供しているのだろうか。さら店員どんぶりに入ったご飯も置いて、

ご飯おかわり自由となっております

と言って、カウンターの端にある自動ごはん盛り付け機を指し示して厨房へと戻っていった。

隣の客は全身を使って一心不乱にかき混ぜているが、どんぶりの中身はどうなっているのだろうか。男がそう思っている間に頼んでいた初心者向けセットが届いた。

なるほど、ごく普通定食だ。ご飯みそ汁サラダ・揚げ物、ただ一点タルタルソースが異彩を放っていることを除いては。小鉢に入ったそれは、例えるならば居酒屋等でよくある混ぜて作るポテトサラダのようだった。ゆで卵1個・温泉卵1個・キュウリのみじん切り・ラッキョウのみじん切り・マヨネーズが入っていることが見受けられる。

フォークゆで卵をつぶしながら混ぜるとドロリとしたペースト状になってきた。しかしこれはタルタルソースと言えるのだろうか? タルタルソースと言うより、卵サンドイッチ具材だ。フォークでもすくえるくらいにドロっとしている。

サラダ——キャベツの千切りに申し訳程度のトウモロコシキュウリが添えられた粗末な代物に、タルタルソースをドロリと乗せて食べてみたが……うまい。思っていたよりも卵の味が濃厚で、そんなに油っぽくない。卵はゆで卵温泉卵のそれぞれで違った食感を与えてくれる。黄身はマヨネーズと一体化した半熟の黄身と、一体化せずに固ゆでのままの黄身の二種類が感じられる。白身もドロリとした白身と、しっかりと形を保った白身の二種類だ。

タルタルソースメニュー表で卵の使用個数が丁寧に書いてあったのが気になっていたけれども、まさかゆで卵温泉卵の二種類だったとは。それならば、タルタルソースの並(1人前)はゆで卵2個に温泉卵2個、大盛(1.5人前)はゆで卵3個に温泉卵3個ということになるのだろう。隣の小太り薄毛が頼んだ特盛(2人前)だと、ゆで卵4個に温泉卵4個の量になるから小鉢ではなくどんぶり提供されているのだ。なるほど、この店は卵料理専門店なのだな。こうして実際に食べてみるとわかる。タルタルソース調味料なんかじゃなくて、立派な卵料理だ。タルタルソースはまさにおかずなのだ

タルタルソース唐揚げに乗せて食べてもうまいチキンカツに乗せて食べてもうまいタルタルソースがあまりにも濃厚でうまいので、唐揚げチキンカツが完全に負けてしまってる。ここでは、タルタルソースと揚げ物の主従関係が逆転している。濃厚なタルタルソースの前には、唐揚げチキンカツトッピング扱いなのだ

揚げ物と一緒にタルタルソースを食べると、キュウリラッキョウの食感が食欲を増進させるように感じる。キュウリラッキョウは大きめに刻まれゴリゴリとした歯ごたえがあり、濃厚な卵に負けず劣らずの主張をしている。キュウリに独特の酸味が感じられるが、もしかしてピクルスも入っているのだろうか?

タルタルソースの濃厚さに心を奪われて男はしばらく気づかなかったが、味が薄い。タルタルソースに入っている塩の量が少ないのでは? そうか、それで卓上調味料が大量に存在しているのだ。そのことに気づいた男はチキンカツタルタルソースを乗っけてウスターソースをかけて食べる。これだ! 舌上に感じる旨さに恍惚して、後頭部で脳髄が歓喜のあまりに跳ね上がる。思わずご飯を口に掻っ込む。うまい! うまい! 男はタルタルソースサラダチキンカツ唐揚げに乗せて思い思いの調味料をかけて食べて、ご飯を消費するのに夢中になった。

気が付くと目の前には唐揚げ1個だけになっていて、他は全て平らげてしまった。ご飯タルタルソースもなくなっていた。隣の小太り薄毛がどんぶりご飯を入れて席に戻ってきたのを見て、男は自我を取り戻した。小太り薄毛がどんぶりを手に席に戻るのは初めてではない。おそらく、おかわりは2回目かそれ以上だろう。せっかくのご飯食べ放題なのだから、俺もおかわりをしようと男は思った。しかしながら、1つだけの唐揚げをおかずにご飯を食べるのはむなしい気がする。せっかくならばタルタルソースをおかずにご飯を掻っ込みたい……隣の小太り薄毛のように。小太り薄毛は今まさに、どんぶりご飯の上に残ったタルタルソースの全て乗っけている。そこにしょう油山椒、他にもいくつかの卓上調味料を代わる代わる振りかけては、一気に口の中に掻っ込んでいき、食事ラストスパートをかけていた。

俺もだ。俺もそれをやりたい。男は強く願い、思いは言葉となって自然と口から滑り出てきた。

「すいませーん。追加タルタルをお願いします」

【完】

2023-10-15

anond:20231013120318

山田玲司が言ってたけど、幼少期に親から愛されて自己肯定感が高い絵描き(漫画家イラストレーター含む)は、根底に自信があるから必死こいて練習しないらしい。

なので絵はあんまり上手くない人が多い。「他人に伝わる絵が描ける程度の画力があればいい」と思ってる。(山田玲司自身がその例)

逆に、

幼少期に親から十分な愛情を与えてもらえなかった子が絵描きになると、絵が上手いとか、何か誇れるステータスが無いと自分自分を誉められない。

あるいは承認欲求が強くなる。親から言われなかった「すごいね!」を他人から求める様になる。

結果、褒められたい一心で絵がめちゃくちゃ上手くなる、と。

画家で言うと、前者がマグリット後者ダリ

2023-10-13

anond:20231013174022

もちろんそれもあるけれども、だからと言って脛に傷が無いわけではない。 

ちょっと気になるんだけど、あれかこれか(相互排反)的に捉えていないかい? アメリカユダヤ系が力を持っているからといって欧米諸国の脛に傷という要素が無いということにはならないだろ。もちろん逆も言えるわけだが。

なお、英米特にアメリカ)ではユダヤ系存在は大きいが、EUの中核であるドイツではそれほどでもない。国ごとに事情結構異なる。そしてもちろんアメリカけが欧米でも世界でもない。

念のために付け加えると、たしかアメリカでのユダヤ系の影響力は大きいし、特に外交面では一心同体に近いと言ってもいいくらいだとは思う。兄弟国だという表現をする人もいるくらいだし。 過去国務長官にも何人もユダヤ系がいた。

2023-10-10

女のお気持ち表明は嫌い

でも、男からマウント癖と肉体及び顔面に対する生理的嫌悪感も分かる

論理で詰められてキモいしか言えなくなる女の気持ちも分かる

俺もおっさんがドヤってると論理がどうとか以前にゴキブリが近づいて来てるみたいな嫌悪感で、離れたい一心しか湧かないし

でも女の、論理の欠片も無い甘ったれ差別丸出しお気持ち表明と、被害者ヅラと、加害者の癖に自覚が無いところもも心底気に入らない

要するに人間が嫌いで自分が誰とも話さなければいいという結論になってしまい悲しい

2023-10-04

anond:20231004140845

おまえこおっさんに絡みたい一心だけで主張が一環してないよ。すごいね

で、おまえのいう「ウチは回数こそ減ったもののやるときは心を込めてやって」の「心をこめる」ってどういう行動なんですか?

当然対人性愛ですよね?まさか対物で心を込めてフィギュアぶっかけでもしてるんです?

たぶん相手のモノにとっては劣化が促進されてる破壊行為だとおもうよw

 

 

消されたから一つ前とつなげておこう

https://anond.hatelabo.jp/20231004135539

なにいわれてたかは余りに見苦しくて即座に忘れた~

眠い!!眠すぎるだろ!!寝ても寝ても眠い!!

眠いから寝たけど起きても眠い

ていうことは、まだ体が疲れてるのか…と思いまた寝て起きたけど眠い

寝ても寝ても眠いマジで時間でも寝れる。

でも社会人なのでしょうがいから起きる。

眠いけど予約していた美容院のために必死こいて移動。

ごみ歩いて目が覚めるが、帰路はもう死ぬほど疲れてる。

3時間ちょいの行動で帰宅後即爆睡したいレベルの眠気。

仕事があるのと、ヤマトが来るから頑張って起きてる。(てか人に迷惑かけたくない一心で起きれてる)

ちなみに夢は全部覚えてるし、大体自分が焦ったり戸惑ったり急いだりしてる。

2023-09-29

anond:20230929160641

叱られたくない一心で、ウソばかりつくようになり、

嘘をつくことに罪悪感を感じなくなったので、詐欺まがい商法をやってる会社で上手くやれてます

お叱り教育本当にありがとうございました

2023-09-28

いまこの文章POMERA DM250で書いている。夜の静けさが部屋に満ち、デスクの上の薄暗い電球色の明かりがぼんやりと輝いている。窓の外は漆黒で、星が遠くからちらちらと光っている。この小部屋は都市の喧噪から隔離された楽園のよう。そしてここでは、ただ指の軽やかなダンスポメラの静かな応答の音が、穏やかな調べを奏でている。

ポメラシンプルさと静謐さが、夜更けの執筆優雅もの昇華してくれる。ここではインターネットの誘惑から解放され、一心不乱に言葉と向き合うことができる。他のデバイスでは気が散りがちだが、ポメラの前ではその心配がない。集中する力がこの場所とこの時に存在する。

この小さなデバイス思索の道を明るく照らしてくれる、まるで一本の灯りのように。ポメラと夜更けの静かな時間を共有すると、心はもっと自由で、もっと広い空間へと飛び立つ。新しい思いが次々と湧き上がり、素晴らしいアイデア生まれる。この一瞬一瞬が、深い満足感をもたらしてくれる。

インターネットから切り離され、全てが静かになるこの時、心は落ち着き、真の創造性が花開く。これぞ、ポメラの真髄。これぞ、ポメラで夜更けに書く喜び。ポメラはただの道具ではない、それは創造パートナー心の友だ。

そう、ポメラは静寂と集中、そして創造の喜びを与えてくれる存在なのだ。夜更けのポメラとともに、新しい一日を、新しい考えを、新しい世界を迎えよう。

2023-09-21

anond:20230921191405

そう、最初はそうだったんだ。

黒人が憎くてたまらない、その一心でついに完成した完璧ウィルスだったはずなんだ。

まさかあん変異をするなんて

2023-09-19

巨大で怪力の赤ん坊怪物モチーフ

たまに漫画とかでありますよね、10mくらいあるような巨大な赤ん坊が泣き喚きながら街を壊してくアレ

見た目も精神赤ちゃんなのに大きくて破壊的なのがなんとも不気味なアレ

これってもしかして相撲取りから着想を得たものだったりしませんかね

いま朝青龍が砂浜走ったり稽古したりする動画見てたらほんと巨大な赤ん坊って感じで

笑顔バンザイするのも洗面器(ダンベル代わり)抱えてよちよち中腰で歩いて一心稽古するのも巨大赤ちゃんしか見えない

anond:20230918195757

生き物の倒し方の原則

・生体維持のための体内の循環を狂わせる(病気怪我・毒)

エネルギー切れ(餓死)

でしょ

補給絶ってウンタラビーム撃たせたら崩壊しそう

あとはそれだけ完璧存在だと他人と関わる必要がないから人として耐えられず発狂して自殺とか

一心を許した人を誤ってビームでぐちゃぐちゃにして自分という存在を責めに責めて自殺とか

それか関わる必要ないので隠居したのを勝手に「誰かが倒した」って話になったとか

2023-09-15

楽器業界から去ることにした

仕事管楽器の修理だ。ずっと修理をしていたわけではないが、業界には15年ほどいる。

気持ちの整理をしつつ、あわよくば誰かに聞いてもらいたいような気もするのでここに書くことにした。

この仕事をしているほとんどの人間が、専門学校卒業して楽器店に就職する形で業務に就く。

大抵は店頭接客販売をしながらであったり、学販営業と呼ばれる学校音楽先生パシリみたいなことをしながら、手の空いたときにお客さんから預かったフルートだのトランペットだののメンテナンスや修理をしている。

因みに楽器店の売上の柱は音楽教室だ。ヤマハ音楽教室が有名だが、これは各地のヤマハの特約店がヤマハ看板を借りて運営している。もちろん自店オリジナルレッスンを展開している楽器店も多い。いずれにしろほとんどの楽器店で音楽教室が稼ぎ頭なことに変わりはなく、それ以外の部署地位は低い。

管楽器などというものピアノヴァイオリンのような人気はなく、当然その修理人の扱いはカス以下の以下だ。

などという話をしておいて何だが、私はそういう一般的楽器店では働いていない。何人もの同業者から聞いた話をまとめるとこうなる。みんな同じようなことを言うのだから、多分正しいのだろう。

私が働いているのは工房とでも呼べばいいのだろうか、管楽器の修理をメインの業務としている会社だ。管楽器は売っているような売っていないような、申し訳程度に何本か置いてはあるが売れたのを見たことがない。それどころか客が来ない。

当然音楽教室などという稼ぎ頭もいない。必死楽器を直しまくるしかない。

客が来ないのにどうやって修理品を集めてくるかというと、下請けである

その辺の楽器店にいる管楽器の修理ができるスタッフ、彼らが忙しいときや修理に必要設備がお店にないとき、あるいは手に負えなさそうなヤバい壊れ方をしているときに我々が必要とされる。

そうやってたくさんの楽器からヤバい楽器を集めてくると、薄利で地位の低い管楽器の修理だけでも食っていける。らしい。私は経理部門人間じゃないので、バランスシートの右と左がどうなってるかは知らない。毎月給料がしっかり振り込まれればそれでOKだ。

さて、やたら前置きが長くなったがそろそろ本題に入りたい。気持ちもだいぶ落ち着いてきたし。

一般的楽器店にしろ全国に点在する工房しろ、とにかく労働環境が悪い。

数行前に薄利と書いたが、性質ほとんどが技術料のはずなのに薄利なのは単純に適正価格をつけられていないからで、原因はいろいろあるがしかしとにかく労働環境は悪い。

単純に薄給激務の場合もあれば、パワハラセクハラ蔓延している場合もあるし、ほぼ毎日飲み会に付き合わされて終電がなくなり、会社の近くで一人暮らし余儀なくされたなんてパターンもある。

そのため専門学校卒業して首尾よく楽器店に就職できたとしても、大抵の人間20代のうちに業界を去る。

私の同級生たちももはや私が最後の一人だ。

20代なら得体のしれない専門学校卒でサービス業経験しかなくてもいくらでもやり直しできるが、私はもう30代半ばである詰んだ。因みに理解ある彼くんも現れなかったので、死ぬまで働くしかない。

私は頭が良くないので、自分管楽器の修理という仕事が向いていないことに気付くのにこれだけ時間が掛かってしまった。

なぜ今更こんなことを言っているかというと、最近まで営業部門にいたからだ。

営業はいい。サボり放題だ。毎日コンビニアイス買ってお昼寝できる。

楽器などロクに直せなくても、取引先の楽器店でそこの修理スタッフの話を神妙な顔で聞いて、持って帰ってきた楽器を社内の技術者に丸投げするだけである

たまに問題が発生することもあるがやることは一緒で、取引先で神妙な顔で頭を下げるだけである。最悪でも赤伝切ればみんな許してくれるし。

修理部門に異動になった理由何となく想像がつく。会社は間違いなく親切でそうしてくれたのだ。そして私も一旦は受け入れて、何年ぶりかの修理をやっている。

でも一日中机に向かって黙々と作業を続けていると発狂しそうになるんだ。

担当楽器について同僚たちのように情熱を持って語ることなどできないし、かろうじて吹奏点検に支障がない程度の演奏技能から一向に上達しない。

それに思うように手が動かない。

10年前、新卒で入った工房では基本が10時間労働、繁忙期には毎日日付が変わるまで働かされていたので、早く帰りたい一心でみなとても作業が速かった。

今の会社労務管理にとても気を遣っていて、社員に無理をさせない。仕事が終わらないなら納期を延ばそうという考え方で、そりゃたまには無理をすることもあるけど、日常的に尻を叩かれることはない。そんな環境で育ってきた社員は、そこまで忙しなく動くことはない。

転職してきたばかりのときは何てゆっくり仕事をする人たちだろうと思っていたのに、今ではその人たち以下のスピードしか仕事が進まない。何年も営業をやっていて現場を離れてたとはいえあんまりだ。

今の会社転職してきた理由は、ダブルリード経験を積みたかたから。というのは表向きで、本音は前の会社が2年間で3度めの労働基準監督署に踏み込まれてついにタイムカードをなくすという暴挙に出たからだ。そういう会社未来はない。と思ったけどあれから10年経っても普通に営業してる。まあ世の中そんなもんだな。

ダブルリード経験は積めなかったが、営業経験は積めた。

入社して半年ほどで営業に異動になった。引き抜かれた理由は「陰キャじゃなさそうだったから」。

管楽器の修理をやろうとする人間陰キャが多い。陽キャ音大に行く。音大ヤバい。毎晩酒盛りと蘭光パーティーだ。特に金管専攻はウワバミしかいない。私は陰キャなのでこれらはもちろん聞いた話だ。本当のところは知らない。だがこの業界にたくさんいる音大出身人間を見ていると、嘘とも言いきれなさそうではある。もちろん大学による。溝の口やばいヤリチンしかいねえ。庄内もヤバい。酒の飲みすぎで本番に遅刻してくる。上品なのは上野の森だけだ。

しかし私は修理の専門学校を選んだ人間だ。すなわち陰キャだ。何なら吹奏楽部出身ですらない。

この業界には40代50代になっても高校とき吹奏楽コンクール全国大会金賞を取ったことを自慢してくるヤバい奴がゴロゴロいるので、吹奏楽部じゃないことには話にならない。営業なんてできるはずもないと思っていた。

しかしできたのだ。リレーション営業というものは私に向いていたらしい。楽しかった。

私を営業に連れてきた上司はとても私のことを可愛がってくれた。

泣ける。何で辞めることにしたんだっけ。

修理を今更やる気になれない。ダブルリード経験も積めず、転職してきたとき以下の能力に落ちぶれ、業務報告以外で口を開くことは一切なく、それでも目の前にある楽器を直すために黙々と手を動かし続ける。

異動から2週間で無理になった。すぐに転職活動を始めた。

営業経験者の女というのは比較的引き合いがあるらしい。中小企業アファーマティブアクション求人に応募すると、大抵は「おじさんの相手は得意か?」ということをやんわり訊かれる。

平均年齢が高く男性の多い中小企業では、新卒女性採用しようにもなかなか応募がない。営業職なら尚更だ。そんな訳で私のようなそれなりに歳いってて営業抵抗がない人間は多分丁度いいのだと思う。めちゃくちゃ内定もらった。

おじさんの相手は得意だからな。楽器業界なんて未だにメールが使えなくてFAX写真送れとか言ってくるトンチキなおじさんたちが幅を利かせてるんだぜ。楽器店も中小企業であることが多いからね。

それで、いくつか内定をくれた会社の中で一番条件の良さそうなところに転職することにした。

育成前提で業界経験可、という求人にもかかわらず、現職より100万も年収が上がってしまうようだ。

悲しすぎる。今の会社業界の中では結構待遇いい方だと思うんだけど。

そういえば新卒ときの月給は12万だった。地方。総支給ナスなし。なあ楽器店でボーナス出るとこあるの?あったら教えてくれ。私の周りには一人しかいない。

つらつら書いてきたけど、終わりが見えなくなってきた。

結論としては、三度の飯より楽器が好きという変態以外はこの仕事を目指すべきじゃないよ。というところか。

そんなことより明日休みなので阪神優勝セールに行くんだ。好きなことを楽しむには時間お金がいる。好きなことは仕事にするべきじゃないんだ。好きじゃなくなってしまうから

でも私に営業の楽しさを教えてくれた上司のことは本当に尊敬していたし感謝している。ずっとこの人の下で働きたいと思っていた。自分で辞めるって決めたのに、悲しくて泣いてる。

訳の分からない文章いくら書いたところで何にもならないな。

2023-09-11

anond:20230911191953

元々あった「鉄道模型純粋邪魔になっていた」という要素が削除されて

「妻が夫の鉄道模型嫉妬して模型より私の相手をして!という一心で捨てた」というストーリー勝手に作られて広まった時点でそうだろ

???

そんな広まり方してねぇよ

なんでそんな「書かれてもいない」事を勝手妄想して「広まってる」とか言っちゃうわけ?

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