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2018-10-15

anond:20181015223941

兄貴を「大好きだったお兄ちゃん」に置換して再提出。

[] #63-7「イタガリアン」

サッカー選手において痛がることは1つのトリックプレーである。転倒時に大げさな痛がり方をすることを批難する者もいるが、それはその選手が下手くそからだ」

ジパング代表監督言葉らしい。

その言葉体現するように、転倒時の痛がりっぷりが抜きん出ていたのがイッタ・イマージだった。

彼のサッカー選手としての実力は決して華やかとはいえなかったが、痛がり方だけは圧倒的な存在感を放ち、その様子がカメラに映されることが多かった。

それを見た他の選手たちや観客の中には「見てるこっちまで痛くなる」と、痛みを錯覚する者もいたのだとか。

その割に、彼は現役時代に一度もケガが原因で交代したことがなく、故障したことがない恵体。

そうして15年間ずっと現役で居続けた、ある意味ですごい選手だったという。

「……で、引退後は自国観光大使として隣国を巡り、今に至るというわけっすね」

カジマの説明を話半分で聞いていたが、つまり痛がりのプロってわけだな。

ボーナスチャレンジの話を聞いたときは、ローカル番組にしては大盤振る舞いだなと思ったが、そういうことか。

これを企画したヤツ、どうやら俺たちを勝たせる気は毛頭ないらしい。

いわばプロモーションの一環だ。

テーマは“フリースタイル”です。お好きな方法で痛がってください。では先攻カジマ選手、どうぞ」

全国を魅了するほどのイタガリアンに、一般人の俺たちが勝てるわけがない。

これじゃあ勝負はやる前から決まっている。

「えー……どうしよう」

さすがのカジマも、この状況に相当なプレッシャーを感じているようだ。

この状態では、ちゃんと痛がることは難しいだろう。

これ以上、恥をかかせないためにギブアップさせるべきか。

半ば諦めていた、その時。

兄貴ー!」

弟の声が聞こえたので、その方向に視線を向ける。

すると、俺の目の前に「賞金2倍」の文字が書かれたフリップが目に入った。

諦念の相が出ていた俺を見かねて、どうやら弟が書いてくれたらしい。

そして、それは俺の思考を正常に戻すには十分なものだった。

……そうだ、つけ入る余地はあるはずだ。

いくら痛がることが上手いといっても、それは元サッカー選手としての副次的能力であり必須スキルではない。

リアクション芸人みたいに痛がりのプロというわけでも、面白いわけでもないだろう。

ならば俺たちが勝負すべきは、その“面白さ”だ。

そうと決まれば、まずはカジマの調子を取り戻させよう。

「カジマ、これはチャンスだ。痛がりのプロともいえるイッタ・イマージに、お前の痛がりを見てもらえるんだぞ」

「そ……そうか! これを機にオイラスターロードが……」

カジマの頭の中で、随分と前向きな解釈が行われているようだ。

あいいや、そっちのほうが都合がいい。

「よし、じゃあ1回戦でやった木の棒、その“応用編”で行くぞ!」

「おっす!」

「じゃあ、行きまーす!」

俺は1回戦と同じように木の棒を構える。

「くたばれ!」

そして、ほぼ同じ動作で木の棒を振りぬいた。

「あ``あ``!?

脛めがけて振りぬいた木の棒は、誤って狙いより上に当たってしまう。

股間にある“第三の足”にだ。

「ああ~っと! これは痛そうだ~~!」

「~~~~っっっ、ちょっとマスダぁ~!」

カジマは俺に怒りの声をあげるが、その姿と声量は情けない。

ハハハハハッ!」

そんなハプニングに会場は盛り上がる。

当然、これはワザだ。

同じテーマが出てきた時、二回目はコレで行こうと以前から決めていた。

同じことはやればやるほど退屈になりやすい。

だが変に奇をてらおうとするくらいなら、同じことをやったほうがいいのも確かだ。

期待はそう簡単に裏切れない。

だが予想は裏切れるんだ。


「ははは……さぁ~て、ちょっとしたハプニングはありましたが、気を取り直して後攻イッタ・イマージ氏、どうぞ!」

俺たちのやれることはやった。

後はイッタ・イマージ次第だ。

俺は彼の痛がりを知らないから分からないが、いくらサッカー選手とはいえ先ほどのカジマを超えるのは難しいはず。

ダイ……ジョブ……本気で」

イッタ・イマージがつたない日本語で、痛めつけ役のスタッフと喋っている。

今回のために覚えてきたのだろうか。

大げさに痛がるサッカー選手なんてロクなもんじゃないと勝手に思っていたが、意外と真面目な人なのかもしれない。

「じゃあ、行きます!」

どうやら俺たちと同じ木の棒で行くらしい。

カジマのを見た上で、あえての真っ向勝負か。

よほど自信があるとみえるが、さすがに見くびりすぎじゃないか

「おりゃあああ!」

「~~~~~~っっっ」

しかし、見くびっていたのは俺のほうだった。

それを思い知らせるかのように、その実力を見せ付けたんだ。

「お~~! さすがのイッタ・イマージ! 貫禄の痛がりっぷり!」

イッタ・イマージはその場に崩れ落ちると、殴られた足を押さえてもがき苦しむ。

生で見ているせいもあるのかもしれないが、圧倒的な迫力だ。

まるでサッカーグラウンドがそこにあるかのように錯覚させるほどに迫真の痛がり。

会場の盛り上がりも最高潮を迎える。

エンターテイメント性という意味では、カジマの痛がり方も負けてはいない。

だがリアリティの差は歴然といわざるをえなかった。

「ねえ、あれって本当に痛いんじゃないの?」

「確かに、そう思えるほどだ」

「いや、そうじゃなくてマジもんの……」

本当にあそこまで痛がるほどなのだと、俺たちまで思ってしまった。

その時点で、自ら敗北を認めているようなものだ。

「これは文句なしでしょう……イッタ・イマージ勝利です!」

完敗だ。

俺たちに悔しがる資格はない。

こちらの小細工を、単純な地力の差でねじ伏せてきやがった。

所詮リアクション芸人の真似事でしかない俺たちでは勝てるはずもなかったんだ。

「いや~、素晴らしいイタガリアンっす」

そう言いながらカジマは、握手目当てにイッタ・イマージに近づく。

だが彼の顔を見た途端、なぜかカジマの動きが止まった。

「ん? どうしたカジマ?」

「イッタ・イマージさん……き、気絶している」

…………

後に知ったことだけど、イッタ・イマージは痛みを感じやすい体質だったらしい。

彼の痛がり方にリアリティがあるのは必然というわけだ。

俺たちがそこまで痛いと思わないレベルでも、イッタにとってはリアルに痛かったんだから

あなたたちは痛みに慣れすぎて、鈍感になってるのよ……』

少し前に母が言っていたことを思い出す。

痛みってのは、さしずめ身体から発せられる救難信号だ。

その痛みに鈍感であることは、それ自体危険だと言える。

今回の一件で、俺たちは“痛みに鈍感”であることの意味、その危険性を改めなければならなかった。

「ねえ、いまさら気づいたんすけど……」

イッタ・イマージ救急室に運ばれていくのを眺めていると、ふとカジマが呟いた。

隣国観光大使をこんな目にあわせるのって国際問題になるんじゃ……」

こいつにしては珍しい、目配りのきいた意見である

だが生憎、俺はそれに答えられるようなものを持ち合わせていない。

「……どうだろうな。まあ少なくとも、それが国際問題になると思っている人たちの間では問題になるだろうとは思うが」

「え、どういう意味? なんかの言葉遊び?」

「違ぇよ。つまり俺たちが気にしたところで仕方ないってこと」

今回、痛くも痒くもなかった俺では、そう言うのが精一杯だった。

結局、痛みを知らなきゃ本当の意味では学べないのかもしれないな。

まあ、そのためにわざわざ痛みを知りたいとも思わないが。

(おわり)

2018-10-08

推しカプに貢献できなかった

私はとあるジャンルのAというキャラが好きだった。好きなキャラを受けにする腐女子だったので、Aが受けならどんなカプでも喜んで見れた。そんな私だけど、特にA受けでBA,CA,DAが好きだった。

BはAの初めて仲間になったキャラで、Bは物凄くAに頼られるとついとい甘やかしちゃうようなやつで(本編でも他キャラに指摘されてた)そういうBのAに対する圧倒的片思いなところがBAは好きだった。

Cの他キャラよりもAのことを気にかけ、何かある度にAに大丈夫か?とか気遣い、そんなCに構われてるAというところがCAは好きだった。

Dは元々Aに対していい思いはしておらず、でもAのひたむきな姿にだんだん心を開いていき、最終的にDはAの兄貴みたいな存在になった。そういう関係性があってDAは好きだった。

上記つのカプは結構公式でも平等に要素は感じられる(自分の贔屓目もあるかもしれないが)所はあって、それもあってBADAだんだん増えていった。

ただ、CAは増えなかった。

なぜか、私の想像しかないけど、それはCBというカプがすごく人気だからだと思う。Bはそのジャンルで一番人気なキャラで、BとCは最初出会った時喧嘩した。それもあってケンカップルみたいな感じで直ぐに人気が出た。さらに、Bが好きな人はだいたいBAまたはCBに行き、Cが好きな人CBに行く人が多かった。その結果、CAは見るけど別に…とか、興味ない人ばかりで、公式でCとAに要素があっても(俺はお前を好きになれそうだとか出会い頭に行ったりするしお前を死なせない!とか言った)全然周りは反応してくれなかった。

BADAはたくさん作品があるし、好きな人たくさんいたから私と話したり、絵に反応してくれる人がいた。だから結構満足しているんだけど、CA全然そんなのなかった。全然人がいなかった。私は3つのカプが平等にすきだからCAももっと増えて欲しくて、絵を沢山書いたけど、無言でいいねはもらえても書いてくれる人とかは全然増えなかった。

みんな、つまむ程度にはCAを見てくれるけど、作品を書いたりCA妄想?とかは全然してくれなかった。それが私一人だけしか好きな人いないみたいで辛すぎて嫌だったので、もっと絵を書いたり呟いたりしてみたけど、あまり効果はなかった。そりゃそうだよね。みんな自分推しカプしか見ないよな。私だってそうだし。

ぶっちゃけBADAより気持ち贔屓目に絵を書いて、呟いて、CAに興味持ってもらおうと頑張ってみたけど、増える気配はない。もう疲れてしまった。これはただの愚痴だ。結構呟いてたんだけど、ダメだった。自分には力がなかった。ごめんCA。私にはダメだったよ。たとえ反応は貰えても、推しカプが増えてくれなきゃ、自分は何もみれない。あるのは自分作品だけ。そんなの辛い。やだよ。私だって話し相手欲しいし、推しカプメインにしてる人のつぶやきみたいよ。私は聖人じゃないから絵を見てくれるだけで満足とか思わない。仲間が欲しい。私の絵好きって言ってくれた時は嬉しかったけど、好きで終わりなのはつらい。そっからアクションを起こさせるような絵描きになりたかった。でもなれなかった。私は見世物絵描きだけじゃやだ。私は二次創作が好きだから、一緒に好きなジャンルの好きなカプの二次創作を話せる人が欲しい。見られていいねって反応貰うだけで満足できない。沢山書いてれば1人くらい……と淡い期待を半年以上描き続けたけどダメだった。ごめんCA。私には力がなかった………………。もう疲れたから、書くの辞めますさようなら。書いてくれる人、今後現れるといいね………。

これ見てる人に言いたいけど、マイナーCPでこっそり好きな物あったら、ぜひ呟いてほしい。出来ることなら、好きだということをアピールして欲しい、妄想とか呟いてほしい、出来ることなら、絵とか小説とか書くなら、書いて欲しい。でも二次創作って大変だから最後のは厳しいかもしれないけど………。

長々と愚痴を呟いてしまった。でもスッキリした。今度はもっと人口が多いカプにはまりたい。出来れば……

2018-10-01

ジオシティーズ完全終了のお知らせ

そういわれて昔自分が作ったホームページを見てみた。

うーん、味わい深いテーブルレイアウト。そして、軒並み終了されているカウンター掲示板チャット

リンク自分が気に入ったおもしろフラッシュ集

日記メインコンテンツなのに、書いてあることが二言三言。

ハハッ、糞だよ、糞。

まぁ、そのまま自然に消えゆくものだろうけど、ジオシティーズログインして、せめて自分の手で葬ってやろう。

 

ジオシティーズファイルマネージャーをみる。

そこに「radio」というフォルダをみつける。

あー、思い出した。PCマイクを父に買ってもらった嬉しさに、音声を録音してラジオを称して3回ぐらいホームページに載せてたんだったな。

ただ、流石に声までは恥ずかしくなったのか、永久工事中文字と共に終了したんだった。

音声ファイルは残してあるのか、と聞いてみる。

 

幼き日の自分の声が聞こえてくる。

「あーあー、テステス。はー(裏声)、あー(低音)」

馬鹿なやつだ。とれてるかどうかなんてインジケータを見ればわかるし、テステスといってもその音声が聞こえているわけではない。

「みなさんはじめまして、ダスマでーす。」

おまえの名字をそのまま反対にしただけのネームはどうにかならなかったのか。

 

そのまま聞いていると、今日学校の体育で一番シャトルランを長く続けられたこと、テスト自分だけ92点でみんな80点以下だったこと、自分は実は体の半分が機械サイボーグであること・・・事実ではないことをまるで誇るようにマイクにしゃべりかける幼き俺。シャトルランは一番長く続けられたわけじゃなく、クラス運動神経ピカイチの奴に負けた。テスト92点とったけど、普通にクラスのみんなも90点以上をとっていた。お前の体は半分サイボーグではなく、骨折して初めてギプスをつけただけじゃないか

違う。

違うんだ。お前がネットいくら虚勢を張っても、それで人生が変わるような事はないんだぞ、と幼き日の自分を諭す。

そうだった。兄が俺のホームページ発見してラジオを聞いて、兄貴を若干小馬鹿にしていたので大喧嘩になって公開をやめたんだった。

気がつけば俺のホームページは負の要素しかなかった。

自分は賢いと思い込みパソコンをこんなにしっかりと扱えるんだという気持ちを満たしていたのがこのホームページだった。

 

ホームページ更新をやめたのは、そう、高校生になってからだ。

ガリ勉野郎だった自分地元から離れた高校に入った。

自分よりPCできるやつがいた。話をしていくと、自分が知らないことをいっぱいしっていた。

充実していた。とにかく充実していて、自分ホームページの事なんて完全に忘れていた。

 

当時の自分にとって、負の感情をぶつけるだけの場だったんだ。

俺は、その音声を聞き終えた後、ファイルを全て消した。

黒歴史を見ないようにしていた。なぜ黒歴史と呼ぶのか。それは自分にとってネガティブ過去だったからだ。

俺は俺のネガティブだった中学校の頃がずっと心の何処かで引っかかってんたんだな。

それがYahooの手によって消えてしまっていたら、一生俺は自分のけじめをつけることができなかっただろう。

告知してくれてありがとうYahooジオシティーズ

人を殺さな理由

やっぱりどんなに嫌いなやつでも、そいつを殺したら俺の母さんや父さんがそいつの遺族に謝らないといけない。

それは嫌だ。あんカスを生み出した罪深き親に俺の両親が頭を下げるなどあってはならない。

祖父ちゃん祖母ちゃんも外を歩けなくなるかもしれないし、兄貴や従妹の将来をぶち壊すかもしれないというのもある。

からさない。

みんな俺に好き勝手なこと言って、俺をサンドバックだと思っているんだ。

俺が俺たちが、社会の悲しみを一手に引き受けているんだ。

やつらは負の感情を俺たちに押し付け幸せに暮らそうとしているんだ。

それは人類幸せに暮らすために家畜たちに犠牲を強いているのと同じなんだ。

誰かが幸せに暮らすためには誰かが犠牲になっているんだ。

先進国発展途上国関係もそうだ。

自分たちの周りだけキレイにして自然界にゴミ押し付けている人類だってそうだ。

結局俺も何かに犠牲になってもらうことで生きている。

だが俺を犠牲にして生きようとするやつらは許せない。

許さんぞ。自分勝手意見のようだが、

食べないと生きていけないけど自分が食べられるのは嫌だというのは別におかしいことではない。

2018-09-22

ガチムチパンツレスリング書き起こし

空耳:あぁん、ひどぅい!

英語:Oh what are you doing!?

発音:オゥ ワタユー ドゥイン !?

意味:うおッ、なにするだアッー!

空耳:相変わらずケツ欲しい、いいな?

英語:My college kids will see. You know?

発音:マイ カレッジ キッズ ウィルシー ユーナゥ?

意味:俺の大学の坊や達に観られちゃうだろうな?

空耳あいのりBOY、あいのりBOY

英語:I no require, I no require...

発音:アイノリクワイ アイノリクワイ

意味:いらない、いらないんだ…

空耳:あの、ジャスコにバッグを…

英語:I'm just gonna back home...

発音:アィム ジャス ガナ バック ホーム

意味:家に帰るところなんだけど…

空耳:あるのかいうちに?

英語:I don't wanna hurt you.

発音:アイ ドン ワナ ハーチュ

意味:君のことを傷つけたくないよ

あんかけチャーハンについてのほぼ公式英文を見つけたので追記、文末にソース記載

空耳あんかけチャーハン

英語How do you like that, huh?

発音:ハァウ ドュ ユ ライク ザッツ、ハァン?

聴音:ハァン ュア クケ ッチアン、ハァン?

意味へぇ、これがいいんだな?

空耳:いいですか?茄子ステーキ

英語:Disobedience huh? That's a mistake...

発音:ディソビデンス ハァン? ザツ ア ミステイク

意味:逆らう気か?そうはさせないぞ

空耳:いい目してんねサボテン

英語Maybe you and I should try to start one, then.

発音:メイビュ ア シュド ライトゥ スタ ワン ゼン(ビオランテ特有出身地であるカナダ訛りが強く識別困難の為、誤りの可能性大)

意味:そんなに自信があるならおっ始めようじゃねぇか

空耳いかん…いかん!危ない危ない危ない危ない…

英語:Be calm, be calm, up right up right up right up right...

発音:ビカム、ビカム、アプライアプライアプライアプライ

意味:落ち着いて、落ち着いて、上げて上げて上げて上げて…

空耳:行けぇ!なんばパークス

英語:Give! I'll rip them a parts!

発音:ギィブ!アイリプ ゼマ パーツ!

意味:降参しろ!さもなくば腕をもぎ取ってやる!

空耳池田

英語Get up.

発音:ゲダッ プ

意味:立て

空耳:イケメーン?www

英語You get mad?

発音:ユー ゲッ マッド

聴音:ユゲ メッ~ド?

意味:怒っちゃうの?www

空耳:イッちゃいそう… or メジャーですか?

英語You gentle?

発音:ユー ジェントル

意味:優しくしてくれる?(あなたは優しい人?)

空耳田舎っぽい?

英語You like that point?

発音:ユー ライク ザッポイン?

意味:お前そこ(舐められるの)好きなのか?

空耳田舎も~ん! or リラックマァ~!

英語:Yeah, come on!

発音:イェアッ カモーン!

意味:よっしゃ、来いよ!

空耳ローマ無礼講じゃ失礼か? or ゴムが無いと失礼だ

英語Roman-Greco? just straight up?

発音ローマグレコ? ジャスト ストレイタップ

意味ローマグレコ?(※グレコローマン式レスリングのこと)正統派の?

空耳:いやぁ、スイマセーン

英語:That's what I'm saying.

発音ザッツ ワタイム セイン

意味:そのとおり(それが俺の言ってる事さ)

空耳:牛だ、モーモー

英語Push down, one more!

発音:プシ ダウン、ワンモア!

意味:押し下げろ、もう一回だ!

空耳:うんちギブアップ

英語:Won't you give up?

発音ウォンチュ ギバップ

意味ギブアップしないのか?

空耳エプロンチャーハン

英語:Hey bro, what's happenin'?

発音:ヘイブロ、ヮツァーペン

意味:よう兄貴調子はどうだい?

空耳:お~激しい(^ω^)

英語:Oh I see.

発音:オーゥ アイ シー

意味:分かった

空耳:お相撲

英語Once more?

発音ワンス モァ?

意味:もう1回?

空耳:恐ろしいぞ…

英語:I served caesar.

発音:アィ サーブ シーザー

意味:俺はシーザー(※キング石井のこと)に仕えてきた。

空耳おっぱいと茶ウンチ or I likeウンチ

英語:I like your challenge.

発音:アイ ライク ユア チャレンジ

意味:君の度胸(チャレンジ精神)は買うよ

空耳:おっほっほっほっほ~、元気だ(^ω^)

英語:Oh ho ho ho ho, get it up!

発音:オッホッホッホ ゲッ リラッ!

意味:おっほっほっほっほ~、やれやれ

空耳:オナハウス

英語:(It's) on the house.

発音:オ ナ ハウス

意味:おごりにするぜ

空耳:オビ=ワンいくつぐらい?

英語:Oh you wanna? me right?

発音:オ ユ ワナ? ミー ライト

意味:そんなにしたいのか?俺と?

空耳:お前、人のモノを・・・!

英語:Oh my shoulder!

発音:オー マイ ショルダー!

意味あぁ!肩が!俺の肩がっ…!

空耳カズヤ!

英語How's that?

発音ハウザッ?

意味:どうだ?

空耳:構わん、H行こう!

英語:Come on, let's go!

発音:カモン、レッツゴ!

意味:さあ、いこうぜ!

空耳:カモン、チンポお兄さん

英語:Come on, I wanna see more of this son

発音:カモン、アイ ワナ シー モア オブ ディス ソン

意味:来い、もっと(君の力を)見せてくれよ坊や

空耳気持ちいいもの・・・

英語:Do what you want it.

発音:ドゥ ワチュ ワネ

意味:好きにすればいいさ

空耳キャノン砲!

英語:Cannot hold!

発音:キャノット ホールド

意味:抑えられないよ!

空耳くりぃむしちゅー池田

英語:What's you doing? Get up.

発音ワッツ ユー ドゥーイン? ゲダッ プ

意味:何やってんだ?立て

空耳GAY♂BARRRRRRR!

英語:Give up!

発音:ギブ アップ!

聴音:ギィバーップ!

意味:参ったか!(降参しろ!)

空耳ゲイパレス

英語Ladies first.

発音:レディ ファースト相手を坊や呼ばわりをするのが多い兄貴なりの見下し方だと思われる)

意味レディーファーストだぜ(先に入りな)

空耳結構すぐ脱げるんだね

英語Take your souvenir, Turn around.

発音:テイクヤ スベニア、ターナラウン

意味お土産(※パンツのこと)頂いたよ。振り返って(見て)ご覧

空耳結構ヤバい本刷ったな?

英語You could grab my balls like that, huh?

発音:ユ クル グラ マイ ボー ライダッ、ハァン?(ビオランテ特有出身地であるカナダ訛りが強く識別困難の為、誤りの可能性大)

意味:お前はこんなふうに俺のタマを掴むことなんか出来たか、あぁん?

空耳:最強

英語:So how do you feel?

発音:ソー ハゥ ジュー フィール?

意味:それで、どんな気分だい?

空耳最近だらしねぇな!?

英語Like embarrassing me huh!?

発音:ライケ ンバレシン ミー ハァン!?

意味:どぎまぎさせようってのか!?(恥かかせる気か!?

空耳最近どうなん?

英語:Are you go now?

発音:アー ユー ゴー ナゥ?

意味:早く行ったら?(仕事に戻りな)

空耳:差をつけるでぇ

英語How it's gonna be.

発音:ハゥ イッツ ゴナ ビー

意味:どうなるかな

空耳:仕方ないね

英語:That's not right, man.

発音ザッツ ノッ ライッメン

意味:お前、それは違うぜ

空耳:茂美、怖いでしょう…

英語She gave me quite a show.

発音:シー ゲーヴ ミー クワイト ア ショウ

意味彼女は僕にすごいショーを見せてくれたんだ

空耳新日暮里!

英語Two can play it!

発音:トゥー キャン プレイット!

意味:二人もろともだ!(兄貴に脱がされそうなカズヤが相討ちを狙って放った言葉

空耳:そうなんでーちゅ…

英語:Son of a bitch.

発音サン オブ ア ビッチ

意味畜生

空耳:叩け!

英語Tap again!

発音:タッパゲイン!

意味:もう一回叩け!

空耳:血ぃ吸われたやろ?

英語:The chief is right there.

発音:ザ チーフィズ ライ ゼア

意味チーフ(※兄貴のこと)がすぐそこに居るぞ

空耳:ちょろ~ん★

英語It's a loan!

発音:ィッツォローン!

意味:借りるだけだよ!

空耳ちんこちっちゃい

英語:Chains are too tight...

発音:チェインズァ トゥータイト...

意味:鎖がきつ過ぎる…

空耳:チンポ♂朝勃ち

英語:(I'll show youwho's the boss of this gym.

発音:(イ ショユウ) フズザ ボスォブ ディス ジムビオランテ特有出身地であるカナダ訛りが強く識別困難の為、誤りの可能性大)

意味:このジムボスが誰なのかってのを教えてやるよ

空耳:どういう意味

英語:Do you know me?

発音:ドゥ ユゥ ノゥ ミー?

意味:俺を知ってるか?

空耳:どういう語源

英語Here we go again?

発音:ヒア ウィー ゴー アゲイン

意味:もう一回やる?

空耳:どういうことなの…

英語I know you like the bottom.

発音:アイ ノゥ ユー ライク ザ ボト

意味:お前が(俺の)下(の位置)が好きなのは知ってるよ

空耳:どうですか?

英語:Training start?

発音:トレーニン スター ト?

意味トレーニングする?

空耳:どけよおめぇ!

英語:Do get out of the way!

発音:ドゥ ゲラロ ウェイ!

意味:どけよおめぇ!(まさかの完全♂一致)

空耳:とにかくションベン

英語:Put in my shoulder baggie.

発音:プティン マイ ショルダ バギ

意味:(このパンツは)僕のショルダーバッグに入れておくよ

空耳とんがりコーン

英語:Incredible.

発音インクレディボ

意味:(カズヤに1ラウンド取られたことに対して)信じられない気分だ

空耳ナイスでーす♂

英語:Nice ass.

発音ナイス アス

聴音ナイス ェース

意味:いいケツだ♂

空耳ナウい♂息子

英語Now even score!

発音:ナウ イヴスコア

聴音:ナウ イヴ スコァ!

意味:これでおあいこだ!

空耳夏コミスティックナンバー見に行こうな?

英語SOB(Son of Bitch), Let's see if you can tolerate that, huh?

発音エスオービー、レツ シー イフ ユ キャ トレレー ザッ、ハァン?(ビオランテ特有出身地であるカナダ訛りが強く識別困難の為、誤りの可能性大)

意味:クソ野郎、お前にこれが受け切れるかどうか見せてもらおうじゃねぇか、あぁん?

空耳:何がファックだボーイ!

英語:What the fuck a boy!

発音:ワッタ ファック ア ボーイ!

意味:何がファックだボーイ!(まさかの完全♂一致)

空耳ナプキン

英語Nothing.

発音:ナッシン

意味:何も(別に

空耳はいオムツですね?

英語:ォライ ウェルヒア ズァ レスリンマット

発音:alright well here's the wrestling mat.

意味大丈夫レスリング用のマットはここにあるんだ

空耳パチュリー、ウッ!

英語:Attention!

発音:ハッテー、ショ!(戦争映画など、軍隊風演技での発音に倣ったものらしい)

意味:気をつけぇぇっ!

空耳:ハッ!痛くないねwww

英語Ha! Yeah right man.

発音:ハ! イヤー ライ メン

意味:ハッ!上等だぜ。

空耳:初エッチ

英語:Hard to do it?

発音ハード トゥイッ?

意味:それやるの嫌か?

空耳風神雷神

英語:I wasn't ready.

発音:アイ ワズン レディ

意味:準備が出来てなかったんだ

空耳:ブスリ

英語Go sleep.

発音:ゴ スリー プ

意味:おねんねしな(とどめだ)

空耳ブタカツのレストラン

英語:What's I gotta do with wrestling?

発音ワッツ アイガッタ ドゥ ウィス レスリング

意味:(優しさなんて)レスリングと何の関係があるんだよ?

空耳普通違う…

英語:Let's see what you got.

発音:レッシー ワチュ ガッ

意味:君の実力を見せてもらおうか

空耳:へい、構わん。殺すぞ♂

英語:Hey, come in. Close the door.

発音:ヘイ カムイン クロズドア

意味:おう、入れよ。ドア閉めろよ。

空耳平家BOY!

英語Take it,boy!

発音:テェイキィッ ボーイ!

意味我慢しろよ、ボーイ!

空耳マルチゲイパンツ

英語Why don't you get fucked?

発音:ワ ドゥ チュ ゲッ ファットゥ?

意味:お前何で掘られないんだ?(署の皆はお前のケツ掘りたがってるぜ)

空耳:やっつけがいいっすか?

英語Did i tell you guys to stop?

発音:ディド アイ テル ユゥ ガイズ トゥ スタップ

意味:(キス強要させたマカーイ奴隷に対して)お前らやめろだなんて言ったか

空耳:やっぱりな♂

英語Empty now.

発音:エンプリィ ナウ

意味:(部屋に)誰もいないな

空耳YouTube見ますね?

英語You too would be my slave.

発音:ユゥ トゥー ウドゥビ マイ スレイヴ

意味:お前も奴隷にしてやるぜ

空耳:歪みねぇな

英語You got me mad now.

発音:ユゥ ガット ミー マーッナウ

聴音ユガッ ミッ メーッナウ

意味:お前、俺を怒らせたな

空耳ゆきぽ派?

英語You give up, huh?

発音:ユギバップ、ハン?

意味ギブアップか、あぁん?

空耳ゆの東京

英語You know what I'm talking about.

発音:ユーノワッ ターキンァバウ

意味:俺の言ってることが分かってるはずだ

空耳リンゴコーヒーだって石井さん

英語Feel confident in position son.

発音:フィール カンフィデンティン ポジション サン

意味:好きな姿勢をとってくれよ坊や(君の自信のある体勢でかまわないよ)

空耳ロリホモ

英語:Ready for one more?

発音:レディ フォー ワン モア?

意味:もう一回、用意はいいか

空耳ワープロも出来る、レスリングも出来る、ビキビキビキニ1,2,3

英語:Well whatever you wanna do, if that's what you wanna do, if you think you can beat me 1,2,3.

発音:ワートエヴァ ユ ワナ ドゥ、イフ ザチャ ュー 

[] #62-7「アノニマン」

次に俺は片方だけ足を上げ、クルリと回ってみせる。

「な、なんて機敏な!? まるで自分の足のように動いているぞ!」

緊張は解けていないが、練習したとおりに身体が動いてくれる。

『鍛錬は心を包み込む』

アノニマンの教訓その6の通りだった。

「弟くんに、あんな特技があっただなんて……」

「いや、練習したんだろうさ……俺たちの知らないところで」

俺は次々とカンポックリで軽快な動きを披露していく。

そうして一通り動きを見せていく頃には、俺はすっかり調子を取り戻していた。

今なら大技もできるという確信を持てるほどに。

「よし、次だ!」

俺は目の前にある階段を勢いよく駆け上る。

「あのスピード階段!?

その勢いを殺さず、次は駆け降りてみせる。

「マジかよ!? 技術だけじゃなくて、勇気がなきゃあんなの出来ないぞ」

「これで最後だ!」

最後の一段、俺は大きく跳んだ。

そしてバランスを崩さず、綺麗に着地する。

当然、ここまでの間、俺の足はカンポックリから一度も離れていない。

完全に一体化していた。

「うおおお!」

「すごいな! いつの間にあんなことが出来るようになったんだ」

みんなが俺のもとに駆け寄ってくる。

兄貴含めて、みんな心から称えてくれているようだった。

カンポックリで感心してくれるか不安だったけど、杞憂だったようだ。

アノニマンの教訓その10、『スゴイことに貴賎はない』ってことなんだろう。

間違いなく俺はここにいる。

そのときから、そう思えたんだ。


…………

「なるほど、マスダの積極的性格は、その時に出来たわけだ」

「それが今のマスダを形作ったルーツってわけね」

「あれ? でも今はカンポックリやってなくない?」

「そりゃあ学童に行かなくなってからは、わざわざそれをやる理由がなくなったからな。でも、あの時の経験無駄になったわけじゃない」

俺はそれからも、様々な場所自分表現することが自然に出来るようになった。

かに熱中して、上達する喜びも知ったんだ。

「へえ~、イイ話だねえ」

「いや、それそんなにイイ話じゃねえって」

同じ部屋にいた兄貴が水指すことを言ってくる。

兄貴はこの話を何度も聞かされていたので、ウンザリしていたんだろう。

アノニマ自体、昔の特撮ヒーローの真似事だったし」

「野暮ったいこと言うなよ兄貴

「え、どういうこと?」

兄貴の言うとおり、アノニマンというのは昔の特撮ヒーローが基となっている。

その映像を見たことがあるけど、見た目、言動といい、確かにそっくりだった。

彼はそれに強く影響されていたってことなんだろう。

それは、しばらく後になって分かったことだけど、別にショックじゃなかった。

そいつはこのアノニマンを真似ていただけ。ただのゴッコ遊びだったんだよ」

兄貴はああ言って茶化すが、そんなことは重要じゃないからだ。

「そんなの関係いね。俺と手を握ったのは“あのアノニマン”なんだ」

アノニマンの教訓その11、『私が尊敬されるような人間かどうかは関係ない、キミが私を尊敬できるかどうかが大事』。

それへの答えは決して変わらない。

「だったら、せめてその話は周りにはするなよ。お前はともかく、そいつにとっては黒歴史っつう可能性もあるんだからな」

「それっぽい理由を盾にしてケチつけんなよ。俺とアノニマンのことについて何も知らなかったくせに」

「……まあ正体なんて誰にも分からないだろうし、大丈夫……か」

====

エンディングテーマ:「アノニマンは俺だ俺だ俺だ」

歌:学童合唱団 作詞:川・広範囲 作曲小川・広すぎ

どこかで惨めに 泣く人あれば

横槍気味に やってきて

啓発じみた 教訓で

しっかりしろよと 叱咤する

好き嫌いは 分かれるけれど

自愛の心は 本物だ

アノニマンは 誰でしょう

アノニマンは 誰でしょう

(おわり)

2018-09-21

[] #62-6「アノニマン」

うろたえた俺は、あわてて彼を引き止めようとした。

「そ、そうだ、明日も見に来てよ。アノニマンがいないと不安で失敗しちゃうかも……」

だけど、そういった無意義な行為は彼が最も嫌うことだ。

アノニマンの教訓その15! 『頼れるときは頼れ、ただし甘えるな』!」

いつも芝居がかっていた声の調子が崩れるほどに、アノニマンは俺を怒鳴りつけた。

「キミはいつまでも、そうやって誰かに甘えて生きるつもりか? 母親がいなければ父親父親がいなければ兄か? 次は私か? そうしないと君は何もやらないのか? できないのか!?

だけど、その声に怒りのような感情はない。

『私はキミの親ではない』と言いながら、まるで親が子供に言って聞かせるように俺を叱りつけたんだ。

「キミには自分で考える頭と、自分で動かせる身体がある。そうしてキミは“ソレ”を選んだ。ならば私がいようがいまいが、やるべきことは変わらないはずだ」

「……うん、今まで、ありがとう

そう返すしかなかった。

もっと駄々をこねて引き止めることもできたかもしれない。

だけど、彼はいずれにしろ去っていくだろう。

なにより、そこまでして彼を困らせたくなかった。

さらばだ、少年よ。他にも、どこかで泣いている子供がきっといる。助けを求めていなくても助けなければ!」

そう言ってアノニマンは、いつものようにマントを翻しつつ俺の前から去っていった。


…………

そうして翌日。

俺がみんなの前で“成果”を見せる時だ。

「とりあえず広場に来いって言われたから来たけど、何が始まるんだ」

「知らねーよ。弟が『見せたいものがある』っていうからさ」

みんなが俺を見ていた。

今まで味わったことがないようなプレッシャーが押し寄せ、体が上手く動かない。

なにせ自分意志で人を集め、改まってこんなことをするのは始めてだったからだ。

どういう結果になるにしろ、その功罪は全て俺に降りかかる。

「おい、早くしろよ」

兄貴が急かしてくる。

みんなを呼んでくるよう頼んだから集めてくれたのに、俺は何もしないのだから当たり前だ。

何もしない人間を見ていられるほど、みんなは辛抱強くない。

別の日にしよう、という考えが何度もよぎった。

その度に俺はそれを振りほどく。

この日やらなかったら、一生できない気がしたからだ。

アノニマンの教訓その7、『やり続けた者の挫折こそ、挫折と呼べる』。

俺はまだ挫折の「ざ」の字すら見ていないし、やめる理由がない。

意を決し、俺はカバンの中から“ソレ”を取り出した。

「あれは……カンポックリ!」

「なにそれ?」

「えーと、つまり缶に紐を通して作ったゲタみたいなモンだよ」

「ふーん、それで何をするつもりなんだ、あいつ……」

俺は缶に足を乗せると、手で紐を真上に思いっきり引っ張る。

そうすると、自分気持ちも引き締まったような気がした。

「よし、いくぞ!」

俺はカンポックリで走り出した。

「うおっ、はやっ!?

それはまさに“走っている”と表現していいほどの速さだった。

「すごいな、しかも桃缶とかじゃなく、小さいコーヒー缶であそこまで……」

(#62-7へ続く)

2018-09-19

[] #62-4「アノニマン」

そして翌日。

まずアノニマンは、俺にその“道”がどういったものかを教えてくれた。

アノニマンの教訓その1、“居場所とは社会の縮図”である! その中で自分の居場所を見つけるためには、とどのつまり社会の一員になること。仲間になればいい!」

「どうすれば仲間になれるの?」

「少しは自分で考えろ!……と言いたいところだが、この段階で勿体つけても時間無駄なので答えてあげよう。せっかちな私に感謝したまえ」

「……ありがとう

「いいぞ、その調子だ。アノニマンの教訓その2、“感謝とは言動で示したとき、初めて感謝となる”のだ」

「その教訓、いま考えてない?」

アノニマンは偉そうで、強引だった。

だけど、あの頃の俺にとってはそれ位が丁度良かったのかもしれない。

彼の講釈を俺はいつも真面目に聞いていた。

「何度も言おう、私はせっかちだ。だから理屈はクドくとも、答えはシンプルにいく。キミは“一目置かれる”存在になれ!」

「それって……どういうこと?」

「例えばキミと同じ学童のウサク。彼はある日、学校の朝礼にて校長カツラを剥ぎ取った」

その場には俺もいたのでよく覚えている。

かにあれは衝撃だった。

「ウサクは後にこう語った。『ありのままの姿を隠すことは、否定することに繋がる。学園の長がそんなことでは教育以上よくない』……と。この主張の是非はともかく、それで彼が一目置かれる存在になったことは間違いない」

「ということは、俺も校長カツラを取ればいいってこと?」

「キミは応用力がなさすぎるな。今のはあくまで一例。他人のやり方を形だけ真似ても、ただ悪目立ちするだけだ」

「じゃあ、何のために今の例えを出したの?」

「ほんとキミは疑問系ばかりだな……あの話から学ぶべきこと、それは“個性を認めてもらう”ってことだ」

個性……。

アノニマンの言うことは理解できたけど、どうすればいいかはまだ分からない。

だって自分個性なんて、ちゃんと考えたことがなかったからだ。

「俺の……」

「みなまで言うな。自分個性が何なのか分からないのだろう。だが、それは大したことじゃない」

だけどアノニマンはそれを察した上で、その不安を一蹴してくれた。

アノニマンの教訓その3、“個性とは自称するものではない”。『自分はこういう人間から』と吹聴する人間はロクでもないからな」

アノニマンも似たようなことやってるような気がしたけど、そこはツッコまないようにした。

「だったら、どうするの? 自分個性が分からないのに、認めてもらうことって出来るの?」

「先ほどしたウサクの話を思い出してみろ。」

かにそうだ。

彼は個性自称たから認められたわけじゃない。

「他の人のことも思い浮かべてみろ。そしたら自ずと見えてくるはず」

他の人……。

その時に俺が真っ先に思い出したのは、今日兄貴のことだった。

「俺の兄貴なんだけど…コマ回しをやってた。難しそうな技が出来て、周りも驚いていた。本人も得意気で……」

「……そうか。どうやら“道”が見えてきたようだな」

「何か頑張れることを見つける……ってのはどう?」

俺がそう言うと、アノニマンは俺の背中を力強く叩いた。

「よかろう! では、次のステップだ!」

アノニマンの仮面しから、調子の良い声が聞こえる。

俺が自分で答えることができて、たぶん喜んでいたんだと思う。

話がそこまで進展したってわけでもないし、ましてや俺の問題なのに。

それでも自分のことのように喜んでいる様子を見て、俺はこの人に頼って良かったと思った。

(#62-5へ続く)

2018-09-18

今日嘘松

2018-09-17

上司Slackでの愚痴が辛い

あほんとに愚痴しかないんだけど。

うちの上司Slack愚痴専用のチャンネルを作っている。

上司普段は気のいい兄貴分といった感じで、頭も良いし話していても楽しい

だが機嫌の上下が激しく、怒ると誰も手をつけられない。

それでガス抜き愚痴を書いているのだろう。

まあそれは分からないではないが、正直そんなのチラシの裏でやってほしい。Slackを使う必要はなかろう。

せめてプライベートチャンネルにして自分以外見えないところでやれ、と思うのだが公開しているうえに私含め部下をそのチャンネルにご丁寧に招待している。

要するに自分愚痴を部下に聞かせたいらしい。

それで最近、そのチャンネルに、誰が、とは書いていないが明らかに私に対する愚痴、というか揶揄を載せている。

詳細はぼかすが、ともかく私のふるまいが気に食わなかったようだ。

いっておくが上司攻撃するようなことを言ったとか失礼なことをしたとかそういった話ではない。

だが彼の考えに沿わないことを私が言った、ということだった。

それもかなり根に持っていて、2週間前の話なのにいまだにその愚痴を追加している。

正直傷つく。

やめてほしい。

それで揶揄されることに文句を言うと、「下手なプライドを持っているから傷つくんだ」と言われた。要するに反省させるために揶揄しているのであって、それで傷つくのは私の受け止め方がなっていないというわけである

ひでー話だ。

普段はいい人で、ビジョンもあるし、ついていきたいと思わせる人だが、いい加減うんざりしてきた。

一緒に会社を成長させたいなんて思っていたが、こんな思いしてまで働くことがいいことだろうか。

・・・と毎年思いながら5年くらい部下として働き続けているので、自分でも不思議ではある。

[] #62-2「アノニマン」

その当時、俺と兄貴学童保育のお世話になっていた。

臭い一階立ての家に、俺や兄貴くらいの歳の子達が数人。

正直、俺にとっては良い環境とはいえなかったな。

家の中にある遊び道具も古臭くて、コマケンダマとかがあった。

普段、俺が室内でやるゲームといえばコンピューターのやつだったけど、ここには旧世代のすらなかったんだ。

そのせいで、俺はいつも手持ち無沙汰だった。

「すごいなマスダ。もうコマを指のせできたのか」

「ああ、つなわたりも出来るぜ」

兄貴最初の内は戸惑っていたけど、すぐにその環境に慣れたようだった。

俺はというと、一週間たってもまだ馴染めない。

「弟くんも、どう?」

先生差し出したコマを俺は受け取ることも突き放すこともせず、ただ無言で見つめるだけ。

その頃は俺は人見知りが激しくて、どう反応すればいいかからなかったんだ。

「弟のことはほっといてやってください。無理してやらせもんじゃないでしょ」

俺は兄貴にいつも引っ付いてばかりだった。

まだ身内に甘えたい年頃だったけど、親と過ごせる時間ほとんどなかったから尚更だ。

「おい、もう少し離れてろ。俺はこれから新技を開発するんだから

兄貴の方はというと、あまり積極的に構ってくれるわけじゃない。

長男立場から気にかけてくれてはいたと思うけど、自分時間を優先したいときは邪険に扱われることも多かった。


そんな時、俺はいつも近場の空き地で身を潜めた。

誰も俺に気づかない隠れ場所だ。

だけど、あまりいい場所ってわけじゃない。

そこで一人でいると、大抵ネガティブ感情ばかりが湧き上がるからだ。

現在未来、親のこと、あることないこと全てが悪いほうへと考えを傾ける。

俺はそうやって、いつも小一時間ほどグズるのが日課になりつつあった。

だけどある日、それは終わりを告げた。

カカッと参上! 横槍アノニマン!」

よく分からないセリフと共に、彼は俺の前に現れた。

そう、これが俺とアノニマンの最初出会いだ。

「え……な、なに?」

最初の時は、俺はいきなりの状況に引くしかなかった。

まあ、おかげで涙も引いたけど。

====

オープニングテーマ:「アノニマンのテーマ

歌:バンバントロリー 作曲:ボブ・WEBスター

アノニマン アノニマン どこかの誰か

どこにもいるが どこにもいない

それこそ 彼の個性

奴の目的? 知ったところでどうする

奴はスゴイ? どちらともいえなくない

ただ そこにいるだけ

朝 昼 晩 テキストの海

ボットのよう 必ず言及

アノニマン アノニマン 野次馬根性

ブクマ 追記 やれることはやろう

所詮ただの余興 暇なら君もなれるさ

(#62-3へ続く)

2018-09-16

anond:20180916130918

てか悟空兄貴登場から後、セルが倒されるまで、新シリーズが始まる度にワクワクしてたw

2018-09-14

比較される人生競争人生

関東田舎育ち、男3人兄弟末っ子

ガキのころから常に誰かと比較される人生だった。

それは勉強が超できる兄貴であり、近所に住む幼馴染の◯◯君だったり。

常に誰かにマウントを取られ続ける日々。親ですら「お兄ちゃんは〜」が口癖。

褒められたことはほとんど記憶にない。そりゃ性格捻じ曲がるよ。

逃げ出すように田舎を離れ、大学に行き、そして就職したわけだが今度は出世競争

氷河期なんて生き残れるだけでもマシ、なんて思ってたんだけどね。

今日、下期の辞令がおりた。

子会社だけれどもCOO相当の役職。部下は230人。

本来なら嬉しいはずなのに、喜びがない。

私は何者なんだろうか。私はどこに行くのか。

2018-09-13

エキセントリック少年ボウイ

今、洗濯物を干しながら思い出して、ただその感想を吐き出すだけである

30代より上の人なら、この名前を知っているだろうか。

お笑いコンビダウンタウンがやっていた、ごっつええ感じという番組キャラクターだ。

一応説明すると、特にコントがあったわけではなく、「地球平和なのはエキセントリック少年ボウイいるから」という漠然とした設定と濃いキャラクターがいただけだ。

ある日、彼らは一枚のアルバムを出した。

当時それが好きだった私は、購入した。探せば家のどこかにあるかもしれない。

その中に「ああエキセントリック少年ボウイ」という歌がある。

物悲しいメロディと共に、「最近だんだんわかってきた。僕が死んでも誰も泣かない」と、これまた物悲しい歌詞から始まる(知らないかたは調べてみてください)

当時は笑って聴いていたが、人生の折り返し地点を過ぎ、四十路に入り、なんだかとてもさみしく聴こえるようになってしまった。

自分が死んだら誰か泣くだろうか。その時配偶者が生きていれば、泣くだろうか。

カーボウイ兄貴が、金を借りに来る。でも返さないんだろう。

トラウマだらけの犬ドッグは、どこかにシールを貼ること(マーキングのことだろうか?)で、自分をたもっているのか。

バードは、何を食べてもうまいと思うほどひもじい生活を送っていたのか。

エテモンキーは、留守番電話に対してなにかとんでもなくつらいことがあるんだろうか。

そして、おそらく歌詞の「僕」であろうエキセントリック少年ボウイは、毎晩金縛りあい、紙切れになるほどのいたずらファックス(30m)がくる。

地球平和なのは彼らがいるからなのに、みんな散々なありさまだ。しかも全員差しである

歌詞は、まるで日々と未来への見えない不安をこめたように「ああ 明日になんかならなきゃいいのに。どうせ今夜も金縛り」というように締めくくられる。

そんな感じで色々考えていたら、なんだか悲しい朝になってしまった。

昼は、何かあたたかものを食べようと思う。

2018-09-01

[] #61-6「一人暮らしバイト

俺は部屋の中を注視する。

根拠のない直感をアテにするものではないが、気のせいなら気のせいで構わない。

今の精神状態では安眠が難しい以上、確認しなければ気が収まらない。

そうして調べること数十秒、意外にも早く変化に気づけた。

備え付けの電話、その留守電ランプが点灯しているんだ。

これは俺にとって珍しいことだった。

連絡する際はもっぱらケータイで、それだって基本はメールとかSNSからだ。

身内や知り合いもそれを分かっているため通話は滅多にしてこない。

というより、この家の電話番号は誰にも言ってないしな。

ここには短期間、住むだけなんだから言うだけ無駄だ。

そう、つまり珍しい以前に、そもそも電話がかかってくること自体おかしいんだ。

それに気づいた時、更に緊張感が高まった。

俺はゆっくり電話に近づくと、まずは留守電の番号を調べる。

103……そんな気はしたが、知らない番号だ。

知り合いの番号を全て正確に記憶しているわけではないが、これは桁が明らかに少ないので違いはすぐに分かる。

なるほど、マンションの内線か。

それなら納得がいく。

内線の番号は、そのまま部屋の番号となっている。

俺の部屋は104だから、つまり103は隣の部屋だ。

新しく住み始めた俺への挨拶か、或いは何らかのクレームだろうか。

後者だったら億劫だな。

こちらには覚えがないので、もしクレームだったら隣人はかなり厄介な奴ってことになる。

俺は留守電再生した。

「……」

だが録音内容は無言であり、周りの雑音が拾われているだけ。

「イタズラ電話か……隣人相手に随分なマネしてくるなあ」

まあ、だからといって、自分から進んでトラブルに首を突っ込むつもりはない。

売られたケンカは買う主義だが、こんなもの商品未満だ。

いずれにしろ、どうせあと数日の隣人関係なのだから不干渉に限る。

隣の……そういえば名前すら知らないな。

最低限、それくらいは覚えておくべきだろうか。

俺は部屋から出ると、隣の表札を見に行くことにした。


そうして扉前まで来たはいいが、度肝を抜かれた。

表札がないんだ。

そういうのをあまり立てたがらない奴もいるにはいるが……。

もしかして隣には、今は誰も住んでいないのではないか

なのに、隣からかかってきた内線。

まり……。

「いやいや……いやいや、ねーわ」

主語のない、否定言葉だけを口に出す。

しかし、ここまでくると俺の中で浮上した“可能性”は、そう簡単に沈んでくれなかった。


…………

その可能性を後押しするかのように、それからマンション内で奇妙な体験を何度もした。

ホラーものありがちな展開は大体網羅したと思う。

まあ、いくつかは俺の自意識過剰もあったと思うが、どちらでもいいことだ。

俺のやることは変わらない。

途中で投げ出すなんていう選択肢は初めからなかった。

自分で言うのもナンだが、俺の性根は割と図太いんだ。

最初の内は得体の知れなさから恐れを感じることもあったが、しばらくするとほぼ慣れてしまった。

本当に心霊現象だったとして、俺が気にしなければいい程度の問題

それに一応は仕事だし、金はやっぱり欲しいしな。

「いや、兄貴。何を馴染んでんだよ」

遊びに来ていた弟が、そう言うのも無理はない。

かに、この時の俺はかなり抜けていた。

「よしんば心霊現象だとかがあったとしてさあ。それに遭遇する確率はどれくらいなのさ。兄貴よくバス電車に乗ってるけど、大きな事故に遭ったのは一回だけだろ。それより低い確率が、今ここで何度も起きてるっておかしくない?」

「うーん……俺もにわかには信じがたいが、そういうのが起きやす場所なんだろう。俺の利用するバス電車運行が基本ちゃんとしているからであって、もし運転手とかが酔っ払いだったら事故は置きやすくなるだろうし」

兄貴意味不明な例えを出すなよ。このマンション酔っ払い運転手と同じだと思ってるわけ?」

「いや、例え的にはマンション乗り物で……」

俺は言葉を詰まらせた。

一見すると無意味な問答に、真相へと向かう道筋を見たからだ。

(#61-7へ続く)

2018-08-31

北海道民からって水曜どうでしょうファンと決めつけるのやめろ

北海道出身の30歳男。

いか北海道出身の奴は全員大泉洋水曜どうでしょうファンだと決めつけるのはやめろ。

あれは完全に世代がある。

北海道水曜どうでしょう流行ってたのは90年代後半頃で、当時高校生~30台だった人にウケていただけだ。

当時小学生だった俺は、水曜どうでしょう放送されている時間爆睡している。

そんな番組やっているなんて知るよしもない。

そりゃあ、クラスに一人や二人くらい水曜どうでしょう観てる奴はいたが、親が若くて深夜でも起きていることを許していた家か、小学生なのに高校生の年の離れた兄貴がいて自然に観ていたような特殊環境の奴だけであって、

ほとんどの当時の小学生水曜どうでしょうなんて知らないし観てないのだ!

当時の北海道の小4~小6の間で話題沸騰だったテレビ番組は、「ボキャブラ天国」「学校へ行こう」「伊東家の食卓」など、バリバリゴールデン番組だけだ!

少なくとも、この3つはクラスの全員が観ていた!

どんぐりころころのメロディー水戸黄門歌える裏ワザめっちゃ笑った」「昨日は海砂利水魚チャンピオンになったけど、爆笑問題のほうが面白かったよな~」なんて話題してる途中に「来週の水曜どうでしょうはお遍路で…」とか割って入ってもみんな「なにそれ?」って言うだけだ。

水曜どうでしょうピークだった頃を知らないので、世代以外の北海道民は水曜どうでしょう、及び大泉洋にそこまで思い入れはないのだ。

いや、たまにあったよ。クラスの一人に熱狂的な水曜どうでしょうファンがいて、

「録画したから!絶対面白いから!皆で見よう!」とみんなでそいつの家で集まって水曜どうでしょう鑑賞会。

だがしかし、集まるのは腐っても小学生だ。

知らない(当時の小学生視点で)おじさん達が、ただ笑ってるだけの謎の内輪映像見せられても。

それより、うちの父親エロビデオ勝手に持ってきたんだけど!!と、すぐさまAV鑑賞会よ。

物心ついたときには水曜どうでしょうなんかやってなくて、おじさんに「大泉洋面白いよな~、え、お前北海道民なのに水曜どうでしょう観てないの?」って言われるにが凄く面倒くさくて、余計にウザいわけ。

ちなみに、北海道水曜どうでしょう人気がピークを迎えていた当時、北海道若者には熱狂的に支持されたが

当時の大泉洋は「見たこと無いタイプブサイク」って感じで、中年から上の層には江頭や出川みたいな印象に映り、嫌われていた。

うちの親も、大泉洋テレビに映ると「生理的に無理」とチャンネルを変えていた。(今でこそ流石に慣れたが)

後にオンエアバトルエレキコミックが出るようになると「大泉って東京芸人やってるの?」と言われる程度には世代以外の北海道民には混乱を招いた。(あと、いつも大泉洋と一緒にいる鈴井?とかいう人は、東京インスタントジョンソンっていう名前芸人やってるんだね~とか。)

基本的に、北海道民にとって大泉洋とは深夜の人で、日曜夕方大泉洋地元アナウンサー北海道小学校とか巡って地元の飯食うだけの「1×8いこうよ」という番組で見る機会はあったが、出掛けてるしあんま日曜夕方テレビ見ないし、

そもそもそんな内容であんまり面白くないので「やること無いので仕方なく見る」番組しかなく、特に印象はない。

今でいうなら日曜夕方宮川大輔が知らない田舎農家行ってそこでとれる野菜食って「うまーい!」って言うだけの超つまらない番組(満点レストラン?みたいなタイトル)やってるけど、あんな感じ。別にわざわざ見るもんじゃないよね、みたいな。

大人になって、上京して同世代北海道出身の奴を見つけては「水曜どうでしょう好き?」って聞いても、やっぱり「見たことない」「興味ない」って言うやつばかりなので、やっぱりあれは特定世代流行しかないのだ。

なんか2000年代前半に雑誌とかでやたら水曜どうでしょう特集されて、当時人気だった歌手とかモデルが「ファンです」って公言しだして、全国的に「水曜どうでしょうを観るのがオシャレ」みたいな空気になった瞬間が少しあって、東京モンが北海道人より水曜どうでしょうに詳しくなってしまった。

そんな東京モンは北海道人全員が水曜どうでしょう大好きだと思って憚らないが、あれは断じて特定世代だけの流行だと言いたい。

今は水曜どうでしょう再放送を深夜にやっているが、今の北海道若者にとって大泉洋とはただの「北海道出身俳優」であって、水曜どうでしょう再放送を見せられても「大泉洋とその他のおじさんが笑ってるだけの内輪映像」でしかない。

2018-08-28

anond:20180828203223

大変だよな、うちも同じだから分かる

だが、いずれ自分が辿る道やもしれんのだし、お母さんもなりたくてなったわけではなかろう事を考えてやった上で

まず弟をなんとかしたほうがいいんじゃなかろうか?ご機嫌取りしてる時点で兄貴に丸投げする気満々じゃないの?

2018-08-27

[] #61-1「一人暮らしバイト

残暑文字通り暑さが残る時期だ。

この暑さにしつこさを感じたとき、その頃に妙ちきりんバイトをしていたのを思い出す。

バイトの内容自体もそうだったが、そこで起きた出来事特に印象的だった。

今日はそのことについて話そう。

少しだけ怪談っぽい話なので、季節的にも丁度いいだろう。

ただ、本当に“少し”だけなので余計な期待はしないでくれ。

忠告はしたぞ。


…………

夏休みも終わりかけの頃、俺は時間を持て余していた。

有り体に言えば暇だった。

「あー、暇だ」

誰が聞いているわけでもないのに、わざわざ口に出して言うほどだ。

「やることがねえ」

夏休みってのは、俺から言わせれば“やるべきことを減らし、やりたいことに割く期間”のことだと思っている。

学生の俺でいうなら、学校で励む勉学とかが“やるべきこと”になるだろう。

当然、学校から出された課題は数日前に完成済みだ。

まり、存分に“やりたいこと”に時間を割ける状態だといえる。

だが、マンネリってやつだろうか。

俺はアンニュイな気分になっており、自分にとって“やりたいこと”が何なのかが漠然としていた。

今までの“やりたいこと”も自分にそう言い聞かせているだけじゃないのか、なんていう実態のない自問自答が頭の中をグルグルと巡る。

ゲームやったり、どっか遊びにでも行けばいいじゃん」

俺があまりにも暇だ暇だと呟いていたからなのか、同じ部屋にいた弟が鬱陶しそうな顔をしながら提案してきた。

未だ課題を完成できていないことからくる焦燥感からなのか、語気も少し荒々しい。

暑い中、ノープランで、気持ちが追いつかないまま行っても時間無駄だ」

この時の俺は堕落しきっていた。

“やりたいこと”の中に多少含まれている“やりたくないこと”が、やたらと悪目立ちしているように感じ、俺から更に気力を奪っていく。

友達でも誘えば、大抵の場所は楽しめるよ」

「しょっぱい上に、月並みなことを言うなよ。個人的暇つぶしに巻き込むなんてマネはしたくない」

それにつけても、この時の俺の態度は酷いもんだ。

個人的かつ迂遠な不平不満を垂れ流し、その解消法を提案されても暖簾に腕押し。

SNSでクダをまいているような輩と同じことを現実でしているわけだ。

弟がイラつくのも無理はない。

だが、そういった身内の機微理解できないほど、俺は心身ともにダラけきっていた。

「……ったくよ~、兄貴はどうしたいのさ」

「それが分からいから、こうなっている。でも、このままじゃ良くないとは思っているんだ」

夏休みが終わってもこの精神状態が続くようなら、かなりツラい新学期を迎えることになるだろう。

その危機感が、俺を取り留めのない抗いに駆り立てているのだと思う。

「じゃあ、無理やりにでも何かやれば? 俺は課題っていう、“やるべきこと”が残っているんだからさ」

「だから、それが見つからいから……いや、待てよ」

不毛なやり取りが続きかけたその時、俺は弟の言葉からヒントを見つける。

「そうだよ。この際、“やりたいこと”である必要はないんだ」

そして打開法を導き出した。

今のこの状態も“やりたいこと”ばかり享受しすぎた弊害、とも解釈できる。

“やるべきこと”を無理やり作り、それで予定を埋めればメリハリもできるかもしれない。

「となると、短期アルバイトだな。金も稼げるし一石二鳥だ」

「むしろ金を稼ぐのが第一目的じゃないの?」

(#61-2へ続く)
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