「兄貴」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 兄貴とは

2018-04-24

アルコール依存の親父を強制入院させた

先日親父を力づくでアルコール依存病院入院させた。

国立大学卒業している親父は知的で落ち着いた性格だ。

商売は得意ではなかったが学問愛する人だった。

家はそれほど裕福ではなかったが喧嘩はまったくない平和家族だった。

僕が結婚して、子どもが生まれ中古の一軒家を購入。

当時、賃貸暮らし商売がうまくいかなくなっていた親父とおふくろを呼んで同居することに

このときは親父がアルコール依存症なんて知らなかったし

アルコール依存がどんな病気かも全く知らなかった。

一緒に住みはじめて1年で親父は救急車で運ばれた

原因は栄養失調

しか栄養失調の原因は酒で食べ物を受け付けない状態になったことだ。

この時はじめてアルコール依存であると分かり

病院に通うことになる。

当時の親父はまだ理性的だったし

僕も仕事が忙しく子どもが生まれたばかりでアルコール依存について勉強することもなく

お袋にまかせていた。

今考えれば

この時にもっと真剣に向かい合うべきだったと思う。

親父は1年間、断酒した。

今なら分かるがこれはとても凄いことである

外来のみで断酒するのは非常に難易度の高い

しかし、知り合いの葬式で親父は飲酒をしてしまう。

それから病院に行かなくなる。

病院は頭がおかしいやつのあつまり

薬を飲むと精神おかしくなる」と批判が始まる

僕らも説得できず親父の意志にまかせることにした。

そこから

断酒→隠れて飲酒救急車

を繰り返した。

最初は信じていた家族

次第に疑うようになった

親父は自分アルコール依存ではなく

躁鬱病

鬱病を治すとアルコールコントロールできるといい始めた

徐々に上手く行かない全ての原因を自分ではなく

回りや環境転嫁しはじめた

アルコールの話をすると感情的になり

病院に行こうと諭すお袋に暴言を吐き

それを止めようとする僕に殴りかかってきた。

その時の記憶基本的には無くなるから

反省ができない

アルコール依存は最悪の病気だ。

徐々に親父が壊れていく

子どもが大きくなってきて

おかしな状況を感じはじめる。

僕は家族で腹を割って話し合う必要があると思った。

しかし、話合いは待ってくれと

色んな理由をつけて時期を伸ばされた。

ある日、トイレにワンカップが隠してあるのを見つけた

親父は今は断酒してるから信じろ!と怒っていたので

僕は腹が立ってその酒を捨てた。

次の日

親父がいなくなった。

おふくろに聞いたら

外で暮らす。といって出ていったそうだ。

近くの公園転々としながら

1日に2~3回お袋に会いに来た。

このままどうなるんだろう?

家族は疲れ切っており

いっそのこと失踪してくれたらいいのに

など僕は考えていた。

ある夜、事件が起きた

深夜1時ごろ

玄関のドアが開いて

浮浪者のようになった親父が入ってきた

そしてお袋の部屋に入っていった

その後、暴れだし暴言を吐き

椅子をひっくり返した

家の回りを発狂しながら

荒らし始めた

家族はみな気が動転して

命の危険を感じた。

僕はカギを締めて警察を呼ぼうとした。

それよりも先に近所の人が呼んだ。

しかし、警察が来たときには親父はいなくなっていた。

この日から親父は完全におかしくなった。

いきなり家に来て

警察を呼んだのはだれだ!ぶっころしてやる!」

と言ったと思ったら

孫に向かって

「かわい〜ね〜」

と言ったり。

凶器を持っている可能性が高かったので

僕は家のカギを締め切って入ってこれないようにした。

夜中にいきなりドアを開けようとする音や親父の怒鳴り声が聴こえる。

みんな寝れないし常に緊張状態にあった。

その時僕はもう

強制入院警察保護してもらうしかないと考えていた。

兄貴と親戚のおじさん(大阪から駆けつけた最強のアウトロー

を呼んで事情説明したら

おじさんが

「俺が話す、病院に連れていく準備しとけ」

と言って親父を探しに行った。

近くの公園に親父はい

それはもう僕の知ってる知的学問を愛する親父じゃなかった。

ただただ虚しかった。

家に連れて行くのは危険なので

車の中で親父を説得することになった。

おじちゃんがどんなに説得しても

親父は病院に行く事に納得しなかった。

話し合いの途中で何度も暴れて

逃げ出そうとした

兄貴とおじちゃんが話し合ってる間に

強制入院可能病院を探した

兄貴から電話があって

「もう限界かもしれない、病院に連れて行こう」

強制入院可能病院が見つかる。

暴れて危険場合警察を呼んで一緒にきてください。

と言われた。

説得してる駐車場に向かった。

親父を発狂して暴れているのを兄貴が車に押し込んでいた。

僕は警察電話した。

しかし、車に乗った親父は動けなくなっていた。

兄貴は180cm80kg以上でずっと格闘技をしてたゴリラのような男だ。

おじちゃん柔道二段で今はムエタイをしている。

親父は完全に固定されていた。

おじちゃん

「いいから出発しろ

と言ったので

警察事情説明病院に行くことになった。

病院までの30分は

僕が今までの人生経験した一番最悪の時間だった。

親父は僕達を罵倒し続けた。

僕は今まで親父に怒られたことがほとんどなかった。

自分仕事成功しはじめて

家族全員が幸せになる方法を考えて

家を買って

みんなで住んで

呪い言葉のような罵倒を聞きながら

病院まで運転する中、ずっと思い出してた。

そして親父はアルコール依存病棟入院した。

アルコール依存

本人だけじゃないくて

家族病気だ。

お袋は親父をかばって嘘をつくようになった

僕は気付けば親父とお袋を常に疑い、監視するようになった。

仲が良かった家族がどんどん崩れていった。

入院期間の三ヶ月

どうなっていくか分からない。

その間、みんなでアルコール依存について学び

親父と戦うのではなく

親父と共にアルコール依存と戦うための準備をしなければいけない。

anond:20180423232519

兄貴自殺たから俺は生きる!って思うようになった、その前は鬱々してたけど一気に変わった

2018-04-17

目をキラキラさせて明るい返事の新入社員の何人が

そのままでいてくれるか今から心配な僕は俗に言う新人教育係。

そうです、嫌われ者か頼れる兄貴(姉貴)分のどっちかが極端なやつ。

え?僕?前者だよ。怒らないけど指摘はするもん。

別に暴言もひどい事も言わない様にしっかり気をつけて(辞められた際に恨む子は言うし書くからね、色んなとこに)るけど、そこは駄目だよとなるべく噛み砕いて説明すると

結果としてネチネチしたウザい上司として扱われる。

いやー……納期守るのは当たり前だし、言葉遣いもそりゃしっかり守ろうよ。服装もきちっとしすぎないでいいけど、男はネクタイちゃんとしめてヒゲ剃って、女も高すぎるヒールとかマニキュアあんましないで……

これ優しく伝えるのすごい苦労してるんだから。嫌われるけど。

なんで俺、こんな役目になったんだろう。人に教える器じゃねーよ。

2018-04-16

銀魂の続編の話が出てるけど、ジョジョの第2章の話が全く出てこないのはつまりそういうことなんだろう。

こうなるといよいよ原作読まずに映画だけ観た人(そんな奇特な人がいるかどうかは知らないが)は第1章の最後兄貴を殺した爆弾がなんだったのか知らないままなのか。

2018-04-15




フェミニストの方が、ゴールデンカムイ無理って言ってますけどそれは……


http://d.hatena.ne.jp/nanamino/20160404/1459764221

で、試し読みしてみたのですが。えーー、ごめんなさい、無理です。とてつもなく気持ち悪いです。

主人公が成人男性(どう少なく見積もっても二十歳は越えている。下手するともっとずっと上)で、ヒロイン12~3歳って……。

しかもこのヒロイン、顔立ちは大人っぽい感じの美少女なのでまだマシなんですが身長が低い。めっちゃ低い。主人公の腰の辺りくらいしかないんじゃないってくらいに小さい。小さすぎて7歳くらいに見える。

本当に真性ロリって感じで見ていて気持ち悪い。

それでもこの二人でそういう関係になるとは限らないし…!と思いWikipediaを読んでみたらヒロイン祖母ヒロイン主人公の嫁にしたがってるとか、主人公に思いを寄せるセクシー占い師ヒロイン嫉妬するとかの情報が出てきてやっぱ無理だと思いました。ヒロイン主人公への想いはあくまで憧れであって、同年代少年キャラに本当の恋をしてそっちと上手くいくという展開がこの先あるのならば評価は変わるのですが、そうでないならばどうにも無理です、受け付けません。主人公には梅子という想い人がいるらしいのでそっちとくっついてくれないかなあとも思うのですが、梅子の存在は「主人公にその気はないけどロリ片想いされてやれやれだぜ」という設定にするための舞台装置に過ぎないのかな、やっぱり。Wikipediaを見る限りではヒロインと同世代少年のメインキャラはいないようですし。

20歳過ぎのの男性と12歳の少女が出てる時点でアウト! 同年代少年と恋をしない女はアウト! この人同性愛とか絶対駄目っていいだしそうなやつだ!

銀魂なんかも主人公が二十代後半(推定)の成人男性ヒロイン14歳少女なんですが、ロリコン的な気持ち悪さはないんですよね(最近は別の意味での気持ち悪さは出てきましたが)。それは多分、十代の少年キャラちゃんとメインにいるからだと思います。真っ当な作品ヒロイン主人公と歳の離れた少女にしても、ヒロインと同年代少年キャラちゃんと出すんですよね。主人公は一歩引いた所にいる大人であって、遥かに年下のヒロインと『対等』になったりはしない。

ゴールデンカムイ気持ち悪いけどセクハラ発言たくさん出てくる「銀魂」はセーフ。だって私が気持ち悪いと思わないんもん! だってよw

まあ実際、当時のアイヌ民族では歳の差婚が当たり前だったのかもしれませんが。でもやっぱり気持ち悪いです。アイヌ民族しろ在日コリアンしろ同性愛者にしろ、ある点で被差別者からと言って別の差別をしないという訳ではないし、また差別しても許される訳ではないと思う。ロリコンがアイヌ民族文化だというのなら、そんな民族滅んでよし、滅ぶべき。インドカースト制と同じだ。民族差別問題視する側が女性差別には鈍感、って非常によくある話過ぎて本当に嫌になる。だから私はたとえ「アイヌ民族を正しく描いた作品」であっても、このようなロリコン漫画肯定的に受け止める気には到底ありません。

当時のアイヌ民族では年の差婚が当たり前だったかもしれなくても気持ち悪いんだってさ。

ロリコンがアイヌ民族文化だというのなら、そんな民族滅んでよし、滅ぶべき。」だってさ。

おう、withnewsに憤ってたみなさん。少数民族差別LGBT差別に厳しいみなさん。同じ仲間のフェミニストがこんなこと言ってるけど放置しておいていいの?

差別主義者は絶対さない。みんなで囲んで叩いてもいいんでしょ? 女だったらアイヌに対する差別発言してもいいの? 

まあねー…青年漫画にはこの手の、成人男性主人公少女キャラ恋愛やそれを明らかに意図した作品は珍しくないんだと思いますよ。よくある話、よくある話。

そういう作品の多くに対しては、心の底できめえとは思いながらも娯楽作品にいちいち目くじら立ててもしょうがいかスルーできるのですが。

ゴールデンカムイ気持ち悪いのは変にポリティカルコレクト作品として持ち上げられているからです。

本当だったらこの人もスルーできてたはずなのにフェミニストの方々が「ポリティカルコレクト作品として持ち上げ」るせいで気持ち悪くなっちゃっただってさ。かわいそうかわいそう。

単なる娯楽作なだけならいちいち怒ってません。偏りまくりロリコン作品を『正しいもの』として持ち上げる世の流れが気持ち悪い。

「明るく、おもしろアイヌを描く」手段が、12、3歳の少女を成人男性主人公とどうこうさせる事なのか。もっと他の手法はなかったんですか。

今の日本サブカルチャーにおいて『少女』という表象けが過剰に持て囃されるのを痛感しました。つくづく気持ち悪い。

フェミニストのみなさん、同じお仲間のフェミニストの方にここまで言われてますけど?あなたこの作品褒めまくってたんだからなにか言ったら?


ヒロイン少女なら、主人公少年じゃいけなかったんですかね…。病気母親治療費を稼ぐために大金が欲しい少年とか、両親を亡くして幼い弟妹を養うために金を稼ぐ少年とか、そっちの方が少女キャラと『相棒』になるには自然だと思うんですが。少年少女で描くアイヌ物語だったらなあ…そっちなら進撃の巨人みたいに一般受けして大ヒットしそうなのに勿体ない。(少女ヒロイン大人主人公なら、グイン・サーガみたいに主人公別に少年キャラを出して主人公は二人を守る保護者ポジションでも良かった。少年少女を守るかっこいい兄貴ポジション主人公なら、好きになれそうなタイプキャラなのにな…残念です)

青年漫画から主人公大人じゃなきゃいけないというのなら、そしてヒロインとの間に色恋沙汰を入れるなら、ヒロイン普通に成人女性でいいじゃないですか。「少女」だとしても、せめて十代後半ならまだ受け入れられた。ヒロインの年齢はせめて16歳前後じゃいけなかったんですかね……。12、3歳はちょっといくら何でも、おええぇ(しかもその年齢より更に小さく見える)。色々な事件の影響もあって、最近とみに成人男性少女の組み合わせが苦手になっています

すげえなこの人。自分の好みのためにキャラクターの年齢や配列まで自分の思い通り出ないと駄目なんだ。

[] #54-3「誰も期待していない宗教裁判

俺は野次馬根性継続させ、ハイク町に赴いた。

自分で言うのもなんだけど、その日は本当にヒマだったんだ。

「あれ、マスダの弟くん。こんなところで会うなんて、奇遇っすね」

そいつ布教活動をしているらしい場に着くと、見知った人物出会った。

確か、兄貴クラスメートのカジマとタイナイだ。

この人たち、確か“自称信者”だった気がする。

「ああ、たぶん奇遇でも何でもない。似たような理由だと思うよ」

「あ、やっぱり、そうなんだ。教祖布教方法を変えたっていうから、“信者”としては見ておかないとね。ブログネタにもなるし」

どうも生活教ってやつは、ヒマな人間を引き寄せる力があるらしい。

それにしても、教祖もどこかにいるはずだけど、まだ来ていないのだろうか。

辺りを見回すが、それらしき姿は見当たらない。

その時、数メートルからカン高い声が聞こえた。

「皆さん こんにち は!」

いた、教祖だ。

……いや、背格好は似ているけど、よく見てみると別人だ。

というか声も、喋り方からして違う。

たぶん、あれが自治体の言っていたヤツだろうな。

便宜上、「ニセ教祖」と呼ぼう。

教祖も中々に胡散臭い奴だが、ニセ教祖は輪にかけて胡散臭い雰囲気を纏っていた。

カン高い声も相まって無駄に目立ち、独特な存在感を放っている。

スイカ野菜ですが 果物でも あります

まあ、声の強さの割に、言ってる内容がしょーもないのは教祖と同じだけど。

教祖を知ってる地元人間や、信者でもない人からすれば、確かに間違えそうだ。

だけど、決定的に違っていたのは、“その後”だった。


「さて 今日は皆さんに 生活を授ける 素晴らしいものを持って参りました」

頭にまるで入ってこない説教を数分ほどすると、ニセ教祖はおもむろに見覚えのある機械を取り出した。

確か「カードデス」っていう、ゲームカード自動販売機だっけか。

免罪符 それを授かる道 身体を軽くして ください」

イマイチ言ってることが分かりにくいけど、たぶん「“寄付”すればカード自動販売機から免罪符が出るよ」って言いたいのだろう。

「よーし、じゃあオイラが!」

怪しさ満点にも関わらず、カジマが機械に小銭を放り込んだ。

興味本位でやっているだけなんだろうけど、だからこそ抵抗がないのだろうか。

「さーて、何が出るかなあ、と」

レバーを捻ると、パスポートサイズの安っぽい厚紙がニュルリと出てきた。

あれが免罪符なのだろう。

「『輪廻転生』って書いてるっすけど……」

「これは善い免罪符 引き当てましたね しかも 希少な方です」

ニセ教祖いわく、“当たり”ってことらしい。

免罪符に、妙な光沢があるのはそのせいなんだろうか。

「いや……良く分かないんすけど、どう希少なんすか?」

「これを創造主に お渡しすれば 平行世界や 異世界でも 転生することが できます

「ああ、“聖書”で読んだことある! 転生前神様からステータス設定とか、スキル付加してもらえるんすよね!」

「いえ その場合は 他の免罪符が 別途 必要です」

種類が複数あるのかよ。

「ええ……じゃあ、その免罪符は、どうすれば」

「5分 5厘の 確率で 手に入り ます

5分5厘……えーと、何%だっけ。

いや、それも気になるけど、ツッコミどころが多すぎるぞ。

免罪符のものがどうかってのもあるし、百歩譲っても金を払った挙句ランダムってどういうことだよ。

「あまり高い確率では ありませんが 本日は主の生誕した日 つまり免罪符が出やすい日 なのです なんと 2倍!」

「へえ~」

全体の出る確率が上がってたら、目当てのものが出にくいままなのは同じじゃねえか。

「……あれ、でも昨日も似たようなことやってると聞いたけど?」

「先週は主が降臨なされた日です。生誕日とは似て非なるものです」

「あ、なるほど」

違いがよく分からんし、わざわざ別にしないとダメなのか、それ。

(#54-4へ続く)

2018-04-10

唐突自分語り

帰ってきた。すごく嬉しい。

 

2002年の話。

ワールドカップ日本であって、地元の会場で日本代表試合があった。

兄貴の伝手で会場でバイトすることになった。

会場の外にいたか試合は見てないんだけど、入場してくる有名人を見てウキウキしたり、お客さんの歓声や悲鳴を聞いてた。

試合が終わるころ、先輩が「もう一生見れないんだぞ」的なことを言ってくれて、ホントダメだけど試合を覗かせてもらった。

おお、中田浩二ってロングパスうまいんだなとか思ってたら、敗戦ホイッスルが鳴って、持ち場に戻った。

日当10000くらい?もっと少なかったかも。これがサッカーとの出会い

同じころ、友人関係でいろいろあって、自己嫌悪と罪悪感に押しつぶされながら将来への不安がはっきりと見えてきてた。

 

2006年くらいから、あとの話。

1年か2年くらいヒキニート的な生活をしたり、社会にご迷惑をお掛けする形ではありながらも、

バイトやなんかでそれなりに社会復帰を果たした。社員になろうかとも思った。

それでも大人になり切れなかったので、モラトリアムかいう知ったばっかりの概念を求めて海外へ飛んだ。

周りにはかっこいいこと嘯いても、逃げだというのは周知の事実だったと思う。歳も歳だし。

あっちに行ったら行ったでちっちゃい日本コミュニティの中で自己顕示欲をまき散らしてて、

将来がぽっかりなんにもないことをひた隠すように、社会の細々したこと権威を持ち出して知った風なこと言って過ごした。

たくさんのかっこいい人に出会った。その中でも、一人、仏像のような人に出会った。

言葉に惚れて、逸話に惚れて、仕事ぶりに惚れた。親や先生学校バイトでは教わらなかった行動規範を見つけたような気がした。

地元を離れての初めての一人暮らし。と言ってもルームメイトは常にいたけど。友達はすぐにできるけど、

それでも心細さはあった。お酒セックスに逃げた。あと、地元とあるプロスポーツチームにはまった。

 

地元にいる間は、できてすぐ名前が変わったり、区が違ったり、やってたスポーツも違うから親近感もそれほどなかった。

それが、貪るように情報をあさるようになった。

海外からネット地元スポーツニュースハイライトを見た。2ちゃんスレに入り浸った。

時間が合えばストリーミング試合を見た。チームの一人一人の顔やプレイぶりや練習風景が分かるようになると、

愛着がわくようになった。スタに足を運べるサポに比べたら、頭でっかちのふぁん(藁)だというのは理解してるんだけど、

それでも自分にとっては心細さを埋めてくれる存在になっていた。

チームの監督コロコロ変わって、ブラジル人頼みのクソサッカー笑のあと日本監督になった。

将来ある若手が移籍していく中、生え抜き選手元日本代表ベテラン活躍して、昇格争いをするようになった。

生え抜きの中に、やんちゃなやつがいた。スーパーサブ的に使われた後、チームの軸になった。

高校時代クズエピソードデマも、ああこいつならやりそうって思えるところが、なんとなく自分に重なって、

特に感情移入してたと思う。

 

いろいろあって心機一転帰国する年に、チームは一部への昇格を決めた。

チームの挑戦と自分の挑戦が重なって、涙が出るほどうれしかったし、心強かった。

 

1シーズン目、ワールドカップイヤー。うちの10番が代表に選ばれた。試合には出なかったけど。

ワールドカップのあと、新生日本代表あいつが選ばれて、試合に出た。出ただけだったが。

 

新社会人1年目の終わり、1部での2シーズン目が始まったころ、震災が起こった。

帰国したとはい地元から遠方にいたので、何もできなかった。

地元ではみんながあんな思いをしているのに、自分には募金することしかできない。

地元ニュースでは、チームの選手たちが自身被災しながらもボランティア活動をしていることを伝えていた。

あのやんちゃあいつも、いろいろとやっていたようで、心の底からうれしかった。

自分にできないことを、やってくれている。それも自分にはできないくらい大きな影響力で、

たくさんの人の支えになってくれていた。おこがましいけど、誇りに思った。

時間が流れ、なんとかシーズンが再開して、チームは好成績を残した。震災の笛wとか書かれても気にならなかった。

 

次のシーズンはずっと首位を走り、終盤まで優勝争いをした。その年の終わり、あいつは移籍していった。

さみしさと呆れと、ステップアップだったからうれしさもあった。

その後、チームは何とか残留し続け数年が経った。

 

自分にとってのチームは、2部時代海外の、1部での躍進期は歯がゆさの、外部記憶装置みたいなもんだ。

特に2部時代選手たちは、当時の心細さと相関して愛着が強い。妻と出会ったのもそのころだった。

当時のチームの中心にいたのが、あいつだ。

あいつは初めての移籍の後、さら移籍したり2部でプレーしたりしつつ、昨年末戦力外になっていた。

それが、今日、うちに帰ってくることが決まった。

海外に逃げていた自分を励ましてくれた、震災後の地元を支えてくれた、あいつが帰ってきた。

うちのバンディエラ笑顔で映ったツイッター写真を見て、涙がこらえきれなかった。

 

勝手自分を重ねて、勝手応援してるだけなんだけど、

おかえり関口、全力で応援するよ。

2018-04-05

土俵に塩撒くのって

手に塩を塗り込むことで相手の傷口に触った時にダメージがあがるから って子供の頃兄貴に教えられたんだけど、「穢を清める」とかより合理的だとおもうんですけどどうですかね?

2018-04-02

男女がどうとかうるさいなあ

女は社会から疎外されてたんだから社会の厳しさを知らないでギャーギャー喚くの当たり前だろ。

疎外してたのは男なんだからギャーギャー泣かれるのは大目に見ろよ。ある意味子供なんだよ。多少のワガママには付き合ってやれよ。しょうがないだろ。社会設計したのは男なんだから。全ての女を仲の悪い妹と思えよ。兄貴なんだから我慢しろ

2018-03-30

[] #53-5「イアリーランド

俺たちはというと、園内を一通り周って完全に飽きていたので、スタッフルームに忍びこもうとしていた。

兄貴バッタ出会ったのは、その直後だった。

「なんだ、お前ら。こんなところで何をやっている」

兄貴こそ」

「俺はバイトだ」

「え、でもそれ……」

兄貴の持っていたイアリーチケットを指差す。

「ああ……これがバイト代だとよ。まったく、ふざけてやがる。後でちゃんと換金してはもらえるようだが……」

「でも、現金には換えてもらえないって言ってたよ」

「知ってるさ。換金所ストップしているんだろ。それが再開したら換金してもらうってこと」

なら、大丈夫か。

……と思ったが、何か重要なことを見落としている気がする。

「私、イアリーチケット買ったことあるんだけど、お兄さんのそれって本当に働いた分になってる?」

「ああ、上司がそう言ってたし、一応レートを確認してみたら間違いはなさそうだったぞ」

タオナケの指摘に、俺は衝撃が走った。

ジェットコースターでの出来事を思い出したのだ。

「……兄貴。俺たちは今日ジェットコースターに乗ったんだ。そこは500円、または100イアリーでやってたんだよ」

「どういうことだ。500円なら、50イアリーにしないとダメだろ」

俺たちは事情説明する。


兄貴は、静かにそれを聞いていた。

「ふーん、イアリー価値は変わりやすいってことか……ん?」

けど、その話を咀嚼して、重大なことに気づいたようだ。

口元を左手で覆い隠しているが、明らかに動揺しているのが分かるほど表情は歪んでいた。

「ということは、俺がいま持ってるイアリーチケットは、本当に働いた分あるか信用できないってことじゃねえか!」

そう、イアリーチケット価値がとても不安定だ。

まり兄貴が換金する頃には価値が下がってしまって、結果として少ないバイト代を払わされた可能性もでてくる。

「いや……だが、価値が上がれば得する可能性もあるだろ? 実際、今は1000円が100イアリーになっているわけだし……」

兄貴は平静を保とうと前向きに解釈しようとする。

「マスダの兄さん。残念ながら、その可能性は低いかと」

ミミセンが、そう指摘する理由は俺たちにも分かった。

アリーチケット価値は、イアリーランドが決めているからだ。

まり、イアリーランドにとって都合のいい設定にできる。

兄貴給料がわざわざ上がるようなことをするとは、とても思えない。

これまで俺たちが体験した、イアリーランド阿漕なやり方を顧みても、それは明らかだ。

「こんなの許されないよ。抗議するべきだ!」

「そうだよ。出るとこ出れば、ちゃんと払ってもらえるはずだ!」

俺たちはそう提案したけど、兄貴は意外にも乗り気じゃなかった。

「いや……何で俺が、そこまでしなくちゃならないんだ」

今回のタオナケと同じ、“返品の法則”ってやつだ。

納得はしていないけど、返品のために手間ひまをかけることが、割に合わないと思っているんだ。

「……なあ? お前らもイアリーランドに思うところはあるだろ。今すぐに帰って、家でのんびり過ごしたくないか?」

しかし、兄貴はただ泣き寝入りするような人間ではないことを、俺たちは知っていた。

「そりゃあ、まあ帰りたいけど……」

「俺が保護者として、すぐに帰してやる。その代わり、担任先生たちに話をつけている間、お前らはちょっと“何か”してこい。子供がやる分には大目に見てくれるだろう」

兄貴はその“何か”を、具体的に説明しない。

しかしたら、やり過ぎてしまうかもしれないのに。

多分、そんなことは分かった上で、俺たちに任せるつもりなのだ

そして、俺たちの意見は一致した。

「おーい!」

兄貴は、近くで休憩していた着ぐるみに話しかける。

すると、足早にこちらに近づいてきた。

その時のミョーに姿勢の良い走り方で、中身が誰かすぐに勘付いた。

俺たちの仲間、シロクロだ。

「シロクロもここで働いているんだ。お前たちに喜んで協力するだろう」

「え、でもシロクロまで加担するのはマズいんじゃ……」

大丈夫だ。シロクロは“アレコレ病”だからな。病人なら大目に見てくれる」

“アレコレ病”は、シロクロのエキセントリックな行動に説得力を持たせるため、俺たちがその場しのぎで名づけた嘘の病気だ。

けど、なぜかやたらと認知されてしまって、今では嘘から出た真の病気になってしまっている。

「では、健闘を祈る」

この後、俺たちがイアリーランドにどんなことをしたのか、それは想像に任せる。



…………

それから数ヵ月後、イアリーランド消滅した。

念のため言っておくけど、俺たちがやった“何か”とは関係ない。

もとから、短い寿命だったってだけ。

「あーあ、こんなにイアリーチケットを持っているのに、今じゃただの紙切れか」

兄貴が、その紙切れを仰ぎながら溜め息を吐いている。

アリーチケットをどれだけ持っていたって、もはや意味がない。

だって、そのチケット価値担保していたのはイアリーランドなんだから

そのイアリーランドがなくなったら、チケットは単なる紙切れでしかなくなる。

兄貴は勿体無い精神から、その紙切れの使い方を色々と模索していた。

「はあ、ちり紙のほうが有意義だな」

けど、“返品の法則”によって無駄だと感じたのか、クシャクシャに丸めゴミ箱シュートを決めた。

(おわり)

2018-03-29

[] #53-4「イアリーランド

アノニマス世界

歌:アノニマスチャイルズ 作詞:リチャード、マジでシャーマン 作曲ロボットバーターちゃうやん

世界中 どこにいる?

笑っている? 泣いている?

皆それぞれ違う かもね

アノニマス世界

anony mousd iary

anony mousd iary

anony mousd iary

ただ一人

世界中 誰だって

書き込めば 同じ人

みんな 木になり 言及しよう

アノニマス世界

anony mousd iary

anony mousd iary

anony mousd iary

ただ一人

anony mousd iary

anony mousd iary

anony mousd iary

ただ一人

====

俺たちは、何とも言えないパレードを見ていた。

夢中になっているから、何とも言えないわけじゃない。

歌も、装飾も豪華だ。

けど、見せ掛けというか、誤魔化されているというか。

でも、具体的に何がどう悪いのか、その感覚が正しいのか、自分でも上手く説明できないんだ。

父さんの言葉を思い出す。

子供は黙って見ることしか出来ない」って言葉だ。

どういう状況で言ったかまでは覚えてないけど、きっとこのパレードがそれに近いような気がする。


…………

実はそのとき兄貴もイアリーランドにいた。

係員のバイトをやっていたらしい。

俺たちと鉢合わせしなかったのは、その頃には仕事を終えて、給料を受け取る段階だったからだ。

「じゃあ、直接渡すけど、落としたりしたらダメだよ?」

兄貴給料袋を受け取る。

お金を稼いだという実感を得るため、ナマで受け取るのが好きなのだとか。

意気揚々と、中身のお札を数えようとする。

しかし数えるまでもなく、その給料おかしいことに気づいた。

「あの……これって」

兄貴給料袋の中に入ったお札を上司に見せる。

そのお札には、イアリーランドキャラクタープリントされていた。

そう、給料はイアリーチケットだったのだ。

単位が違うから分かりにくいかもしれないけど、ちゃん現金と同じ分あるから

当然、兄貴だってアリーランドバイトしていたのだからチケット存在くらい知っている。

「いや、“イアリー”じゃなくて、“円”で欲しいんですが……」

「それだって名目上は同じ“お金”だよ。むしろ、園内ではイアリーのほうが普及している」

「でも、これってイアリーランドしか使えないでしょ。現金に換えてくださいよ」

「それが出来ないんだよ。換金所がゴタゴタしてて。だから君に払える給料も、イアリーしかないんだ」

「そんなものを、“お金”と呼ぶんじゃねえ!」

兄貴激怒した。

お金のことを良く「便利なもの」だと表現する兄貴にとって、不便なイアリーチケットを“お金”として渡されることは不服だったんだ。

しかし、どれだけ主張しても「無いものは無い」。

後で色をつけて換金できることを条件に、兄貴はその場を引くしかなかった。

(#53-5へ続く)

2018-03-28

英語勉強して外資企業に勤めるならいいんじゃねーか

兄貴マニュアルから会話、電話まで全部英語で大変って言ってた

[] #53-3「イアリーランド

アトラクションの出来自体はそこそこだったと思う。

だが、イアリーチケットに対する不信感のせいで、存分には楽しめなかった気がする。

それでも気を取り直して楽しもうと、俺たちは頑張った。

そもそも、楽しませるために作られた遊園地で、楽しむ側が必要以上に頑張る時点で無理があるとは思ったけど、そこは譲歩しよう。

しかし、そんな俺たちの譲歩も虚しく、イアリーランドはことあるごとに“残念感”を出してくる。


…………

お腹が空いてきたので、レストラン食事をしたときのことだ。

このメニューが、なんとも“ビミョー”なものだった。

「ん……この『ウェンズデイ君のカルボナーラ』……どこにウェンズデイくん要素が?」

「そのミートソースの模様じゃないか? ウェンズデイ君って、ほっぺたにグルグルあるだろ」

「えぇ……それだけ? 他にもっと……なんか、こう……あるんじゃない?」

そう言いながらドッペルは、フォークパスタを掻き分け、その“なんか”を探している。

しばらくすると、ドッペルは無言でカルボナーラを食べ始めた。

答えは聞くまでもなさそうだ。

たまたまハズレメニューを引いただけかと思ったが、俺たちの頼んだものは悉くそんな感じだった。

キャラクターイメージをしたとされるメニューは、どれもこじつけ気味な関連性しかない。

「え、それのどこが『イアリー君のカプチーノ』なんだ?」

ラテアートで、イアリー君のアホ毛が描かれていたんだけど、運んでるときに崩れちゃったっぽい」

「この『ニッキゲーム』ってジュースニッキが入っているのは分かるけど、ゲーム要素は取ってつけたみたいな感じだなあ。クッキーに『ゲーム』って書いてるだけだ」

飲み物だとかスイーツだとかも酷い。

かたどったクッキージュースに浮かべただけだとか、プリントしたチョコケーキに乗せただけだとか、すごく投げやりなクオリティのものが多かった。

にも関わらず、妙に値段が高いのも気になる。

こういうところのモノが高いのは分かってはいたんだけど、さっきのチケット関連の出来事も踏まえると、どうもボッタクリの印象が拭えない。

「私、同じジュース頼んだけど、こっちにはその取ってつけたゲーム要素すら入ってないわよ」

「いや、さすがに全く入ってないってことはないだろ。カップの底に沈んでるんじゃないか?」

「沈んでないわよ。ほら」

「うわ、マジだ……ニッキしか入ってないじゃん」

しかも、作りが安定していない。

「取り替えてもらいなよ」

「私、ムカついてるけど、やめとく。文句を言って得られるものが、クッキーひとつだなんて割に合わないもの

普段なら、こういうことは抗議するタオナケが、ずいぶんと大人しい。


兄貴が以前に話していたことを思い出す。

通販とかでさ、『○○日までなら返品可能』ってのあるだろ? あれで実際に返品する人って、かなり少ないらしいぜ」

「それだけ、その商品に満足しているってことじゃないの?」

「その理由も半分くらいはあるだろうが、もう半分は『返品するためのコストが割に合わない』からだと思うんだよな」

「返品したのに割に合わないって、どういうことなの?」

「例えば、返品時の送料とかは消費者負担しなきゃダメ、とかい契約を設けてんだよ」

「うわ、セコい」

「それがなくても、わざわざ返品のためにダンボールに入れて、宛て先を調べて書いて、宅配業者に頼んで……面倒くさいだろ?」

タオナケの、今の心境も似たようなものなのだろう。

満足に足らないし、後悔もしている。

けど、それを取り戻すために、労力をかける価値を感じないんだ。

覆水盆に返らず』という諺があるが、仮に返せたとしても「別にそこまでしたくはない」という気持ちが勝るのだろう。


…………

俺たちはレストランを出た後、真っ先に自販機飲み物を買おうと思った。

お粗末な紛い物で満たされた口の中を、親しんだ既製品の味でリセットたかたからだ。

しかし、ここでも予想外の裏切りに合う。

自販機に売られている飲み物が、普通の値段だったのである

こういうところの自販機って割高に設定しているもんなのに。

これだと、レストラン飲み物を頼んだ俺たちがバカにされている気分だ。

どうもイアリーランドは、価格設定無頓着なきらいがあるらしい。

「なあ、この遊園地ヤバいんじゃないか?」

俺はそう口にするが、みんな肯定否定もしなかった。

“したくなかった”のだと思う。

「そうだな、じゃあ帰ろう」と言って帰られる状況ではなかったからだ。

(#53-4へ続く)

2018-03-26

不思議だなあ覆面ヒーローから

まるで兄貴のようなあたたかみを感じる

正体はわからないが

まるで兄貴のようだ

[] #53-1「イアリーランド

兄貴は、お金のことを良く「便利なもの」だと表現する。

お金のものは、金属か紙切れだ。でも、それで大体は交換できるように世の中は出来ている。だから、みんな欲しがる。だから俺も欲しがる」

兄貴の主張はともかく、「お金には価値があるか」と問われれば、ほとんどの人はイエスだと即答するだろう。

だって、そう答える。

現実問題、そうなんだから

にも関わらず、その“お金価値は誰が担保しているのか”について、俺は今まで全く考えていなかった。

そのことについて考え始めたのは、とある遊園地での出来事きっかけだ。


その日、俺たちは学校行事遠足として、『イアリーランド』に来ていた。

人気ランキングでは上から数えても下から数えても遅く、大人気ともいいにくく、かといって不人気だとネタにもしにくいビミョーな遊園地だ。

遠足場所に選ばれたのも、学校から最も近かったからという理由だ。

それでも俺たちは、普段なら授業をやっている頃に遊べるとあって、内心ワクワクが止まらなかった。

園内のパンフレットを読みながら、逸る気持ちを抑えるばかりだ。

「えー、あれがこうして、これがああして……他の人に迷惑をかけないよう……園内ではルールを守って……」

先生が注意事項を話しているが、生徒の大半はマトモに聞いていなかった。

子供でも分かる常識的なことしか言っていないから、守るやつは聞く必要がないし、破るようなヤツには最初から意味がない。

実のところ先生たちも、そんなことは重々承知だ。

結局は、一定距離から生徒たちをマークするしかないことは分かっていた。

それでも一応は説明しないと、面倒事が増えるかもしれないからやっている。

機械についている、バカ丁寧な説明書みたいなものなんだろう。

「じゃあ、なんやかんやで気をつけて……A組のA班から順に入場して……ちょうだい」


…………

こうして俺たちの班の番が来て、小走りでイアリーランドに入場する。

班の仲間たちは、ミミセン、タオナケ、ドッペル。

まあ、いつものヤツらだ。

「じゃあ、どうしようか」

「やっぱり、まずはアトラクションだろ!」

「でしたら、イアリーチケット両替しませんか?」

近くの窓口にいた人に、そう呼び止められた。

「イアリーチケット?」

「イアリーランド現金と同じように使える、紙幣みたいなものです」

そういって受付の人が、サンプルの紙幣を見せてくる。

100、500、1000の三種類で、イアリーランドマスコットキャラらしきものが、それぞれ印刷されていた。

単位は『イアリー』らしい。

アトラクションはそれがないと乗れないの?」

「いいえ、現金も使えますよ」

え、じゃあこのチケット意味って何だ。

「何かの特典があるとか?」

「あるかもしれません」

すごく漠然としてる説明だなあ。

「私、興味ないけど、試しに買ってみる」

そういってタオナケは、おもむろに1000円札を受付に渡した。

「マジかよ、タオナケ。普通金も使えるんだからチケットに換える必要ねえじゃん」

「私もそう思うけど、こういうのは雰囲気を楽しむことが大事だと思うの」

雰囲気、なあ。

まあ、園内のみとはい現金と同じように使えるんだから、損するわけではないだろうけど。

「ではこちら、100イアリーとなります

「私、1000円渡したんだけど……」

「1000円はイアリーに換算すると100なんです」

何だ、そりゃ。

1000イアリーにしたほうが分かりやすいだろ。

(#53-2へ続く)

2018-03-24

高圧的まとめ

目上に低圧的、目下に高圧的

序列重視タイプ

 

目上に高圧的、目下に高圧的

【イキりタイプ

 

目上にフレンドリー、目下に高圧的

意識高いタイプ

 

目上に低圧的、目下にフレンドリー

【仲良しよわよわタイプ

 

目上に高圧的、目下にフレンドリー

兄貴タイプ

 

目上にフレンドリー、目下にフレンドリー

リーダータイプ

 

目上に低圧的、目下に低圧的

中間管理職タイプ

 

目上に高圧的、目下に低圧的

保護者タイプ

 

目上にフレンドリー、目下に低圧的

【何なん???タイプ

 

 

俺は何なん???タイプ

部下とか叱れないタイプ

昔の先輩より年上という事実

ああ、兄貴風吹かせてるのって年齢じゃなくて性格なんだなって思う

あとは高圧的な人とかも

詩織愛海の「らぶ!」」第29回放送 結城乱入回書き起こし

詩織「この番組は海を愛する…… 瀬名詩織と」

晴「社会人失格棟方愛海と、サッカー大好き結城晴が」

詩織「新たな愛を見つけるラブ発見型新感覚ラブリーラジオです」

晴「この番組は磯端交流提供でお送ります

詩織愛海ちゃんと前のお仕事で一緒だった晴ちゃんがついてきて…… ブースにまで入ってきたんだけど…… どうしたの?」

晴「しんじらんねー!」

愛海「誤解なんだよお…… 本当にただただ誤解なんだよお……」

詩織「……まあ。普段の…… 行いが悪いのは確かね……」

晴「お前なにしてたか言えよ。正直に言えよ」

愛海「ほんとに…… 誤解なんです…… 何もしてません……」

晴「いえっつうの」

愛海「もおおおおお!!!楽屋仕事してただけだよ!!! 何してたっていうのさ!!!!!」

晴「嘘つけ!!! 逆ギレかよ!」

詩織「……いいか説明しなさいよ」

愛海「だから楽屋で! ノートパソコンで! 資料映像見てただけだって!!!!!」

詩織「……普通じゃない振り付け覚えたりでしょ。晴ちゃんも見るでしょ」

晴「雫とくるみと里美がきわどい服装体操してるやつだぞ! なんの参考にすんだよ!!!!」

愛海「推薦文! 帯の推薦文書お仕事なの!!! お山の伝道師棟方愛海推薦なの!!!

晴「じゃあ周りに散らばった湿ったティッシュ!!!! なんなんだよ!!! 俺らのライブ楽屋!!! 乳をぷるんぷるんさせた映像見ながら!!! なにしてたんだよ!」

愛海花粉症なの!!!! 鼻かんだだけで何もしてないか!!!!」

詩織「……この話。晴ちゃんの方がどうかしてない?」

晴「はあ? なんでだよ! 楽屋でこんなことする方がどうかしてるだろ!」

詩織「……いや、しないでしょ」

晴「だろお!」

詩織「そうじゃなくて…… そういう行為をしたと勘違いしないでしょ……

きわどい映像ティッシュを見ただけで…… すぐそれって…… 思春期にも程があるわよ……」

晴「……え?」

愛海「そうだよ!」

晴「いやいやいやいやいやいや! だ、だって、女のエロい格好の映像見てティッシュ使って、明らかだろ! 兄貴とか毎日してるんだぞ!!!

詩織「……」

愛海「……」

晴「……あれ?」

詩織「……恥ずかしい子」

愛海ドン引き

晴「……だ、だって

詩織「……そもそもなによ。なにと勘違いたか言って見なさいよ……」

晴「い、いや、だから、その……」

愛海「いえいえー!」

晴「その…… なんだ…… あ、あそこを……」

詩織「にやにや」

愛海「にやにや」

晴「くそ!!! くそ!!! てめえら!!!

詩織「……というわけで、ゲストが来てるのでコーナーを一緒にやりましょう」

晴「もういい! 帰る!」

愛海「まあ、してたんだけどね」

晴「はああああああああああ?????!?!?!?!?

愛海「う、嘘だって

詩織「……そりゃねえ」

2018-03-20

兄貴トイレで手を洗ってる時に咥えていたハンカチが汚過ぎたせいで死んだ。

2018-03-19

[] #52-6「カカオ聖戦

そして当日。

俺はお返しの品を持って、ドッペル宅に赴いた。

自分の家にこもっていれば、お返しそのものをしなくてもいい可能性もある。

だが俺にとってホワイトデーとは、借金をした人間給料日みたいなものだ。

支払能力があり、責任もある人間が「ただ気が乗らない」だとか、「金を出したくない」とかい理由で、それを反故にしていい理由にはならない。

俺は周りより少しだけ利己的だと自覚している。

だが、社会に順応することを無視していいとも思っていない。

内心くだらないとは思いつつも、むしろ必要だとも思っている。

あれこれ理由をつけて、目の前の問題のものから逃れようとするのはナンセンスだ。

「あ、マスダの兄ちゃん……どうしたの」

「ドッペル、分かっているだろう。前置きは不要だ」

俺はドッペルに箱を渡す。

中身はケーキだ。

値段はドッペルの渡したケーキとほぼ同じ。

「ドッペル、お前の言いたいことは分かる。これでは満足に足らないのだろう」

「い、いや、そんなことはないよ……」

そう言っているが、内心はそうじゃないはず。

これでは3倍にならないことは明白だからだ。

そこで、俺はケーキに“真心”を入れる。

当然、真心なんてものは目に見えない。

触れないし、聞こえない、匂わないし、味わえない。

実感でのみ認識できる。

では、どう認識させるか。

「このケーキはな。『何となく』で買ったものじゃない。お前が好きそうなものは何かと考えながら、複数ある候補の中から選んだんだ」

とにかくアピールするしかない。

俺はそのケーキが3倍の価値だと思い込ませるために、ひたすら付加価値をつけた。

自分は苦心したのだと、お前のことを考えて選び、結果として値段自体は同じくらいになったのだと。

「う、うん。ありがとう。とても嬉しいよ」

そして、この説得は成功した。

正直なところ、賭けだった。

いかんせん“真心”なんてものは、漠然としすぎている。

最終的に貰う側がどう思うかに委ねられている以上、納得してくれなければ終わりだからだ。

ドッペルが素直で助かった。


しかし、この作戦を考えていた段階からあった、違和感が未だ拭えない。

俺の真心は十分伝わったはずだ。

これで等価交換は……

……しまった、完全に失念していた。

真心”はドッペルのくれたケーキにもあったのだ。

俺がチョコを食えないことを知っていてのチョイス。

から俺が同じ値段の品に真心を入れたところで、それでは3倍のお返しにはならない。

だが、気づいたところでもはや手遅れだ。

俺は、今の持ち札で等価交換を成立させねばならない。

「待て、ドッペル。これだけじゃないぞ」

スマホにつけていた、イヤホンを渡した。

「俺の愛用品だが、手入れはしてあるから新品同然だ」

俺の持ち札の中ではそれが最もマシだった。

ケーキ丁重に運ぶため、余計なものはほぼ持ってきていなかったのだ。

「あ……ありがとう!」

ドッペルの嬉々とした声、表情。

これでダメだったときはどうしようかと思っていたが、どうやらホワイトデーは無事完遂できたようである

「ドッペル……仮に来年またくれるようなら、今度は安いのでいいからな……お返しを考えるのも楽じゃないんだ」

「え、そんなの気にしなくていいよ。マスダの兄ちゃんだって今度からは安いのでいいよ」

お手本のような「気にしなくていいよ」。

どうやら来年も渡す気まんまんである

完全に俺はカモと認定されたようである


…………

弟が帰ってきた。

「ただいまー。ドッペルに会ったけど、兄貴のお返し気に入ってたよ。すっげえ自慢してくる」

でなきゃ困る。

借金を返済したと思ったら、利子だけしか払えていなかったでは話にならない。

「そういうお前はどうだったんだ?」

「うーん……何とも言えない」

「どういうことだ?」

「だから何とも言えないんだって

総論からいえば、お返しこそ貰えたもの金銭的な側面から弟はほとんど得はしなかった。

3倍返しなんていう文化は、大人たちの間では風化していたからだ。

“取り繕っても、見栄は張らない”

それが俺の住む町の、大人たちのトレンドになっていたのだ。

たぶん、そのトレンド当事者たちにとって都合がいい範疇適用しているに過ぎないのだろう。

俺はイヤホンのなくなったスマホを、しげしげと眺めた。

(おわり)

2018-03-18

[] #52-5「カカオ聖戦

「ただいまー」

しばらくして、弟が帰ってきた。

どうやらチョコは捌ききったようである

「あれ、兄貴チョコ貰ったの」

白々しい反応だが、俺はあえて話に乗る。

「ああ、“ドッペルから”な」

包みの俺宛へのメッセージ露骨に見せてやる。

だが、予想外にも弟の顔色は曇らない。

取り繕っているようにも見えない。

どういうことだ。

「へえ~、店のチラシで見たけど、それ割といい値段するよ。ドッペルのやつ、奮発したんだなあ」

弟の言葉を聞いて、俺は衝撃が走った。

あわてて中身を調べる。

……ケーキだ。

俺がチョコを食えないことを知っていての気遣いだろう。

チョコばらまき作戦をしていた弟に、こんな芸当は出来ない。

まり、これは元からドッペルが俺に渡すつもりだったということだ。

そして一番気になっていた値段を見て、思わずよろめいた。

間違っているんじゃないかと何度も見返す。

貯金という概念のない弟が、これを買うことは絶対に無理だ。

「ぐわっ……やられた」

完全に失念していた。

弟の思惑にばかり考えがいって、ドッペル自身の思惑をまるで考えていなかった。

ドッペルにだって、見返りをアテにする欲はあるに決まっているのに。

これの3倍のお返し……。

俺のバイトにかけた時間が、財布からお金が消えていく幻が見えた。


…………

それから1ヶ月間、俺は気が気でなかった。

お返しは確定したから、せめてケーキを味わおうともした。

だが、ホワイトデーのことがチラついて、どんな味だったか覚えていない。

バイトをしているときも「いま働いている数時間分の給料が、ホワイトデーに費やされるんだな……」などと度々考えてしまう。

なんやねん、マスダ。こっちまで伝染しそうやわ」

明らかに溜め息の数が多かった俺を見かねて、一緒に働いていたカン先輩が話しかけてきた。

ホワイトデーのお返しが高くつきそうなんですよね……」

なんや、マスダお前。貰える側やったんかい。いやあ、隅に置けんなあ」

「そんなんじゃないですよ」

「照れなくてもええって。そういうのに縁がなさそうに見えたんやが、ワイの恋愛相談に乗れる程度の経験はしてるってか」

先輩の言い方は、やや嫌味だ。

どうも先輩は、自分恋愛がことごとく失敗しているのは、俺に相談をしたせいだと思っている節がある。

それが根も葉もないとまで言うつもりはないが、だからといって根に持たれるというのは逆恨みだ。

ケーキだったんですよ。しか結構な上物らしくて。それの3倍って考えると……」

「マスダも案外、不器用なところがあんなあ。なにも大真面目に3倍の値段のものを送る必要なんてないやろ」

「んん? どういうことです」

「3000円の料理が、1000円の料理の3倍ボリュームがあるわけでも、3倍美味いとも限らんやろ」

なるほど、先輩の言いたいことも分からなくはない。

俺は金に存在する、分かりやす単位にばかり囚われていた。

だが、それは赤の他人がつけた価値に過ぎず、鵜呑みにする必要はないわけだ。

「ですが、それで俺はどうすれば」

先輩は得意気な顔で、胸をポンと大げさに叩いてみせる。

「“真心”や」

先輩の口から観念的な言葉が出てくるときというのは、大抵は詭弁だ。

だが、今回は大真面目に言っているらしい。

「マゴコロ?」

「ワシは最近アイドルファンやっとるが、そこで気づいたことがある」

先輩、そんなことやってんのか。

どうやら、当分の間は恋人を作るつもりがないらしい。

「あの子らの活躍は『大好き』の具現化なんや。歌がめっちゃ上手いからやない。ごっつ美人からやない。グッズがよう出来てるわけやない。一生懸命真心がこもっているから、ワシらはそれに金を出そうと思えるんや。つまり真心は金になる!」

青天の霹靂

モノの価値は目に見えるものばかりではない。

真心”による等価交換だ。

そう意気込むも、俺は何らかの違和感を拭えないでいた。

(#52-6へ続く)

2018-03-14

林家の襲名ごたごた騒動記事トップブコメに「正蔵世間の人が思ってるよりは落語上手くなってると思う」というのが上がっていたけど、あくまでも、パブリックイメージよりは、というだけなんじゃないか

もちろん個人の感想ではあるが、決して面白くはないことはお伝えしておきたい。

三平については落語ちゃんと聞いたことがないから分からないが、笑点を見る限りでは、フラがある分むしろ兄貴よりましなんじゃとすら思ったりする。まぁ、しゃべりが下手な落語は聴いてるのが苦痛、みたいなこともあるから、兄と弟どっちが、というのは分からんそもそも好みの問題は大きいが。

ごく個人の感想として、正蔵のは、聞かせたい噺では平坦で退屈、ゲラゲラ笑うはずの噺ではマクラも滑ればテンポいまいち、泣かせたい噺では眠くなる。しゃべりのもそもそとした癖は直らず聞きずらい。当増田とは相性が悪いというのはもちろんあって小さくはないが、いよ!名人!と褒められるもんではないと感じる。

記事でもふれられていた協会分裂騒動については、落語ちょっと面白いなと思い始めた頃に当増田落語指南から聞いて薄ら知り、そして「うーあ、面倒くさそう…」という感想になり寄席から足が遠のいた。ミーハーな半可通からすれば割とどうでもいいことで、そんなことよりもっと面白い噺を一つでも多く聞かせろ、という感覚であった。若かったし。すまんね半可通で。

そういう中でも、浅草やら小さい小屋やらに足を運んだ結果の感想は、協会真打は、満足納得な大名からこれで真打??までバリエーション豊富!というものだった。なので、圓生性格は相当悪かったらしいね。だから造反されたとかなんとか)の言わんとすることも分からないでもないなーというのは正直言ってある。あれ?つまんねえ、しんきくせえ、といった年だけとった真打落語家とか、割といるんですよ(個人の感想です)。

ミーハーな半可通としては、寄席を通しで見て、わはは、おもしろ!と思えるのと、そうじゃないのと、おもしろくない…(怒)というのの比率は、2:7:1ぐらい。アタリくじが2割というのは、くじなら凄く割が良いが、笑いに来ていて2割しか笑えないというのは、ちょっとこう、困る。ダウンタウン松本が言っていたように「笑いたいのの笑わせてもらえないと、逆に腹が立ってくる」状態になることもある。

最近落語ブームで、東京小屋も賑わって、有名・人気落語家の独演会なんかは瞬間ソールドアウトなんてこともあったり、小さな落語会に若い人が沢山、なんて状態ではあるのだが、もし、落語ちょっと興味あるなという初心者の人がいるなら、寄席よりも、確実に面白いとお約束できる(評判の)落語家の独演会チケットを事前に取って、落語体験をしてほしいと思ったりする、ミーハーな半可通増田なのである寄席あんまり面白くないのが続いてくると、二度目は当分いいかなってなったりするしね。

ブームのおかげで質の良い落語会も増えているし、落語楽しい熱が再燃している最中であったのだが、内輪の騒動ミーハーな半可通に通好みに説明されても鼻白むだけで、いやーこっちはミーハーな半可通なんで、そこまで忖度するつもりもありませんよ、と、また寄席から足が遠のくなぁと思ったりする。

2018-03-08

小学生の時、ケツの穴チェックされてた話

エロい話ではないです。

小学1~3年の間学童保育(放課後児童クラブ)にいた。死ぬほどいやだったけどいやだいやだ言っても「共働きの家庭は普通学童保育よ」って感じで気持ちより普通であることを優先されてた。

小学自体は楽しかった。まだ小1だし勉強楽しい、新しい友達出来るの楽しい平和劣等感なんて感じずのびのび生きてた。

だが放課後になると鬱。遊ぶ約束して友達の家でお菓子食べながら人生ゲームたかったけど強制的にまだ学校にいなくてはならない。

この児童クラブで私は6歳にしてカーストを知ったのである

児童クラブには1~4年生が親迎えにくるまでの間預けられていた。

4歳も離れた人間たちが教室より2回りは狭い空間に閉じ込められ、やりたくもない雑巾がけやらを強制される。

終業のチャイムは2時に鳴ったのに6時まで学校にいなくてはならない。まーストレス溜まるわな。

ストレス空間の中にカースト生まれる。

カーストで一番偉いのが4年、次は4年に気に入られた4年グループの1~3年。

当然、私は気に入られない1年。その他

1年女子何人くらいいたっけな 6人くらい

4年に姉がいる子とその子の近所の友達けがカースト上位。

児童クラブカースト小学から小4の間なんて大したことないだろうと思うだろうし母親もそう思っていただろうけど苦痛だった。

まず居心地が悪い。児童クラブには漫画小説があってそれで暇つぶしして過ごすんだけどカースト上位にしか読むことが許されない漫画があった。

きらりんレボリューション結界師

当時きらレボがまじっっっで読みたかった。でも読むことが許されない雰囲気

なんつーか圧?が凄くて

いろいろ言われたなぁ....ほとんど記憶から消し去ったけど。

漫画読めないかエルマーのぼうけん読んでた。

二人はきらレボ回し読みしてたなぁ。一切貸してはくんなかったぜ・・・

別にさぁ自分で買って家で読めばいいじゃんって話なんだけど 親が買ってくれなかった家庭だったんだよね。小遣いが月1000円になったあたりで自分で買ったよ。


ケツの穴の話に入ります

児童クラブの鬱にも慣れた秋頃、

本を読んでいた小1私、なぜか3年の上位層の女(仮名:R)にトイレに呼び出される。

Rと私は特にいいわけでもなく、私はRのことが怖かった。(上位層の女はみんな怖かった その中でもRは3年だけど兄貴ジャイアンそっくりの重量級でRも物理的に強そうだったし雰囲気ヤマンバギャルのはしりっぽくて・・・・) 小1からしたら2.3年違うだけで身長センチ以上差があったか児童クラブの年上大半反論してもかなわないだろうな 理不尽も仕方ないよな という気持ち 少なから子供ながら持ってた。

で、Rにトイレに呼び出された私、同じ個室に入れられる。

そこでケツの穴を見せろと、 

私が立ちバックの受けの体勢になるように言われズボンを脱がされ、Rは屈んでケツを凝視してた。

も~~~~意味わかんないし怖いし意味わかんなかった

もううっすらとしか覚えてないけど、う〇この拭き具合を確認するとか言われた気がする。

BL漫画みたいなア〇ルのピンクさチェックではなかった(小学生だぞ)

ただケツの※を見られるだけではなくトイレットペーパーで私の下半身に手を伸ばして拭きだした。

ケツ拭きプレイである

スカトロまでは強要されなかった。

ケツを拭かれた。ケツ拭きプレイ

今日はここまででいいよが終了の言葉

そのケツ拭きプレイは一回では終わらず数回続いた。

学校が終わり児童クラブで本を読んだり友達としゃべっているとこっちへ来いとよばれる。

もう児童クラブの生徒しかいなくなった小学校の廊下を手を引っ張られ少し離れたトイレへと。

そりゃもー嫌だった。ケツの穴をチェックされてうれしい人なんていない。

本当に嫌だったし変なことしてるって自覚あったから誰にも相談できなかった。

母親に「Rちゃんトイレでケツの穴見せるようにいじめられた」なんて言って児童クラブ先生に伝わり学級会が開かれた日にはもう小学校に行けなくなる。

R「もうちょっと強く拭いた方がいいよ」 「今日トイレ何回した?」

 「こうやってこうやろう?」

いじめというよりケツ拭き講座。ケツ拭き講座を立ちバック状態和式トイレの一室でされ女同士子供同士といえど恐怖でいっぱい。でもケツ丸出し。脳内ストレスマッハ別に私のケツ汚くなかったしちゃんと拭いてたよ まず小学校って学校で大をしてはいけない的な風潮あったし・・・

そしてケツ拭き講座は突然終わりを迎えた。

いつものようにRにトイレに連れてかれてケツ拭き講座が始まる。

数十分経ってもうすぐで解放されるかな・・・ってところで

スクールカースト上位層の女達がRを探しにトイレまで来たのだ。

私はRにズボンを上げられ死界になりそうなドアの裏におしこめられた。ドアが開いたら裏になって隠れるってやつね。

今でも鮮明に覚えてるくらいドキドキした。怖かった。

ばれたらどうなるんだろうとか考える余裕もなかった。私は変なことしてないじゃんて話なんだけど被害者というより共犯者の心境だったんだと思う。

結論から言うと探しに来た女にはバレた。

Rは私を置いて迎えに来た女たちに適当?に説明したのかそこまで掘られなかった。

なにしてたんだよとか責められた記憶あるけどケツの穴チェックはバレなかった気がする。

Rが迎えに来た女たちにバレ、私を置いて女たちに混ざってトイレを去ってから、ケツの穴チェックは無くなったのである

Rも秘め事の意識があったのだろうかこのことはなかったことの様にされた。

から話す仲ではなかったので自分からケツチェックなんだったの?なんて怖くて聞けないしRも話しかけてこなかった。

私とRは目があっても話さない元どうりのスクールカースト上位とその他の仲に戻った。

そのあと小学中学校地元が一緒なのでマックで見かけたり運動会でRの存在確認していてもいっっっさい話してない。

Rからしかけてくることも、私からしかけることもなかった。

Rが誰に話したかは知らないけど、私は誰にもしゃべらなかったよ 何度もネタにしようかと思ったけど言葉が出なくてムリだった。

つの間にかケツの穴チェックのことは私とR二人だけのヒ・ミ・ツってやつになってた(きたねえヒミツだな)

Rさん元気にしてるかな?今もう大学生社会人になってる歳なんだよなぁ 時の流れってはやい

でも小学生の時の誰にも言えない体験ってみんなあるよね?

誰にも話せなかったからここに書いて忘れます。はじめてこんな長文書いた。小学生の時の嫌な思い出なんてさっさと忘れたい。





追記:ちょっと文直した。女が〜って事を言いたかったわけではない。漫画は低カースト男女関係なく読めなかったよ。児童クラブにあったカーストに男女差はないです。

2018-03-04

anond:20180304134941

最初馬鹿らしい悪ノリの延長だったが少なくとも流行ってからビリー兄貴リスペクトされてたと思うが

じゃないと本人来たりしないでしょ

MAD文化はきちんと研究されるべきなのではないか

ビリー・ヘリントン兄貴訃報に対するネットの反応を見て思った。

でもこんなこと言うと、ニコニコの「例のアレ」を例示して「マイノリティを笑いものにする差別的文化なんて認めちゃいけない」と言われるのは目に見えている。

さらに、著作権肖像権で大いに問題があるというのも同様。

まあ自分も散々この辺のネタに慣れ親しんできたクチだが、個人を笑いものにするようなネタダメだろうと思っている。

ところが、こういうネタインターネットのある種の文化を作り上げてきた面があるのは事実なのだ

日本インターネット文化を語ろうとするとき絶対避けられないのが、FLASH動画コラージュ画像MAD動画だ。

とりわけ、はてなの人たちは淫夢などの性的マイノリティ馬鹿にするような文化を毛嫌いしてるだろうし、実際アウトなことをやっているのは事実だ。

でも、文化史的には絶対無視できないものなのも事実

MADの原点であるMADテープ漫画アオイホノオ」の舞台と同時代にあるという話もある。

日本の文化史において、完全なアウトローであるヤクザ」が非常に重要な面を持っているのと同じように、MAD文化研究対象になりえないかな。

アーカイブ ヘルプ
ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん