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はてなキーワード: 茶道とは

2022-05-02

本のタイトルや帯の「教養としての...」というフレーズ気持ち悪さ

それが気持ち悪くない文脈もあるにはある。「教養としてのワイン」なら分かる。「あーワインの味よりも歴史を知りたい人向けだなー。ワインのうんちくとかも書いてあるんだろうなー」とか想像できる。

でも「教養としてのデータサイエンス」は気持ち悪い。「なんかそれっぽい単語を使ってドヤりたいだけ(と本音では思っているけど自覚がない)人向けで、そんなの売れるの?」とか思ってしまう。

教養価値がないとは言わない。でも「教養としての...」という冠には、「これはあくま教養としての本であって、読んでも役に立ちません。それを理解してお買い上げください。」というエクスキューズと、「あなたはこのテーマをよく知らないせいでコンプレックスを感じていますね?この本を読んでもそれを理解して使いこなせるようにはなりませんが、知ったつもりになれるし、あなたが今感じてるコンプレックスは解消できます。なんならドヤれますよ」という下世話なオファーが透けて見える。

世界ビジネスエリートが知っている 教養としての茶道」は、そういう意味でも意味不明。目次を見たら

とか書いてあるけど、それが教養なのか?エクスキューズと下世話なオファーに加えて、そうであったらいいなーという願望が混ざっていて、歪みまくっている。複雑骨折してる。

2022-03-27

anond:20220327092432

それはお菓子だけ見ているからかも?

たとえば和菓子茶道茶室日本建築日本庭園とつながりが深い。

好きな人気持ちのよい時間を過ごしたい、おいしいお茶を飲みたい、そのときお菓子が少しあるといいな、

どんなお菓子が良いかな?と思うので興味が出る。

洋菓子コーヒー紅茶とつながりが深い。コーヒー紅茶沼があって、その隣に洋菓子洋食器テーブルクロス沼もある。

2022-02-15

シリーズ全4冊一気読みした非BL

 久しぶりにガッツリと本を読んだ気がする。去年『魔道祖師』(墨香銅臭)を読んで以来? でもたぶんシリーズ全4冊ぶんで『魔道祖師』1巻の3分の1も文字数ないと思うけど。しかしすごい読み応えあった。という訳で感想など。

凜一シリーズ長野まゆみ



概要

 『白昼堂々』『碧空』『彼等』『若葉のころ』の全4冊のシリーズもの

 主人公華道家元の孫息子・原岡凜一(はるおか りんいち)。真性ゲイの凜一が真性ノンケ氷川に恋をしてしまい、もだもだと悩んだり迷ったり僻んだり浮気をしたりしながら送る、15歳から19歳までの約四年間の青春期を描いた物語


増田感想

 一言で言って「優柔不断」な性格とはどのようなものか、それを執拗描写しきる長野まゆみ先生すごすぎる。ほんと、凜一の言動の隅々まで一貫とした「優柔不断」っぷり。彼に相対する人物達がイライラするのがよくわかる。凜一のキャラクター造形には細部にわたって一切の手抜きがない。凜一のはっきりしない物言いには時にビンタしたくなる半面、そのネガティブ通り越して傲慢ですらある性格が親という安心基地を持たない孤独により作られたものというのも解るので、おぉよしよし可哀相に~ってしたくなる。

 長野先生といえば四季折々の花鳥風月日本古民家内装や調度の描写の詳細さ。それと華道茶道知識豊富なことだけど、人間描写するのも巧みなんだなと。

 見た目は綺麗だけどちょっとひねくれていて意地の悪いキャラクター長野作品の特徴だが、凜一シリーズ登場人物はいもの長野作品キャラでありつつ特別人間臭いんだなと思った。登場人物の全員がどこか欠けていて、誰もまっとうな大人とは言えない。そんな人達不用意な言動ボタンの掛け違いを起こしたり相手を傷つけたりする様子の描写が繊細。はぁ、そのヒリヒリとした感じ、まさに青春だなぁ。

 凜一シリーズを読んでいてふと気づいた、長野まゆみ作品商業BL読みにはあまり好かれない理由。それは、商業BLで描かれるのがもっぱら掛け値ない永遠の愛であるのに対して、長野作品で描かれるのは有限の美であるからなんだろう。長野作品では男同士の恋愛が毎度のごとくに登場するけど、それは有限の美を表現するツールの一つであってメインテーマじゃないんじゃないかなあ、たぶん。

 凜一シリーズ最後大団円って感じでもなく、凜一と氷川関係はうやむやのまま綺麗に終わった。


 さて、今年に入ってからずっと読書ばかりしていて自分執筆作業は停止してたので、そろそろ積んでる資料を読んで続き書かなきゃ……。

2022-01-21

anond:20220121132616

婚活パーティー業者もクソ

知り合いのおばさまの紹介が良い

茶道華道を始めておばさまと仲良くなるのが最短

2022-01-02

anond:20220102205052

流石にそれでは女にはもてないだろ…

料理教室とか裁縫教室とか茶道みたいな女が当たり前にいる環境で女の好む趣味をやって、女と仲良くならんと。

身の回りの男女比率モテやすさは格段に違う。いい例がオタサーの姫だな。

2021-12-29

やっと読み終えた(非)BL

『白昼堂々』(長野まゆみ

 昭和ジャパン耽美系。BLでないのは、BLレーベル作品ではないから。

あらすじ

 原岡凜一(はるおか りんいち)は華道家元の跡取り息子で、中高一貫の名門男子校に通う中学三年生だ。虚弱体質な彼は、よりによって高等部への進級判定がかかる期末考査試験の時期に高熱を出してしまった。

 凜一が寝込んでいる間に、祖母勝手に凜一の従姉 省子に、凜一の替え玉として期末考査の追試を受けるよう命じてしまう。

 回復後、凜一は省子から恩を着せられ、厄介事を押し付けられる。それは省子の服を着て彼女なりすまし美術館監視係を勤める、というもの。だがそれは罠だった。省子のボーイフレンド 氷川美術館まで会いに来たのだ。凜一を省子と勘違いしたまま、待ち合わせをすっぽかしたことを詰る氷川。凜一は人違いだと明かそうとするが、その時、氷川は思いもよらぬ行動に出て……。


増田感想

 ふぅ、そんなに長い小説ではないのだが、読了するのにかなり時間がかかったぁー。というのも、長野まゆみ作品四季折々の花鳥風月描写がただでさえ多いというのに、本作は主人公華道師匠であるために、やたらめったら沢山の花の名前が出てくるからだ。

 そういう物を全く気にせずに生きてきた私には、あれもこれも知らない花。一々調べることもないような……と思いつつも、全部読み飛ばそうとすると却って眠くなってしまうので、特に気になるものだけをググってみた。それでも一頁読む間に数回スマホを手に取る羽目になるくらいの、花の名地獄だったのだ。はぁー。その時は「なるほどこういう花なのね」と思うんだけど、まるで覚えられなかった……。幸か不幸か、長野まゆみ作品では花の名前は多く出ても花言葉には拘りがなさそうなので、花言葉調べ地獄にハマらずには済むのだけど、花言葉と関連づかないだけにむしろ記憶に残りづらいというのはある。

 『左近の桜』シリーズ茶道の話がよく出るけど、この凜一シリーズ華道なわけね……。私にはよく分からない世界だ。分からなさすぎて、どう想像したらいいものやら。

 なお、時代1976年の冬から1977年の夏! 私、生まれてない……! なおさら想像がし難い。時代微妙に近いだけ余計に。私の父がロン毛でパンタロン履いてたような時代だろうか。江戸時代とかよりイメージしづらい気がする。

 想像力の翼を折られそうになりながらも頑張って読んだ。ちょっと甘酸っぱい感じの耽美調のBLだった。なかなか距離感の縮まらない恋……。こういうのもたまにはいいな。

 最初の方は、凜一は病弱で可憐名前通りに凜としていて、他の長野まゆみ作品にはあまりいない感じのタイプ主人公かなと思ったら、ストーリーが進むにつれて、安定の例のメンタルがいやに太くて小賢しい性格だというのがわかった。期待を裏切らない! そしてやはり、そんなちょっとスレ性格の凜一を構う年長者たちは、やはり意地悪キャラばかりなのだった。長野先生定番だなぁ。

 凜一の叔父しかも凜一にとっては初めての男であるらしい千尋の意地悪具合がいい味を出している。『左近の桜』シリーズに登場する柾を幼くしたようなキャラだなあ。昔の恋人面影をいまだ追ってるところといい。

 凜一の想い人の氷川長野まゆみ作品登場人物とは思えないほどの健全スポーツマンタイプなために、すごく爽やかな恋愛模様だった。なんか、凜一シリーズ好きな人が『左近の桜』シリーズを嫌うの、ちょっとわかった。


こんな人におすすめ

2021-12-18

anond:20211216192633

謡曲、能、都々逸三味線尺八囲碁弓道薙刀剣舞書道茶道和歌日本画、、  

仮にブームが来たとしても高々知れてるわな。

2021-10-04

おすすめの本を教えて」という雑な質問

https://honeshabri.hatenablog.com/entry/akinator_of_books

若い頃は真面目に答えていたが今は適当に返している。相手がその本を読むことはなく、大抵は単に会話が弾めばよいのだなあ。

 

自然を名づける』

科学者世界では魚類というもの存在しないって知ってる? という問いかからはじめ、その種明かしをしていく。ものごとを分類する、という行為の幅や多様さを例示することになり、若い相手ときは挙げやすい。分類は仕事の基本だけども~と先輩ぶりながら相手仕事に紐づけやすい。

 

「窓」思想史

日本の窓はスライド式が多く、ヨーロッパの窓は押し開け式が多い…といった例示をいくつか行い、こうした傾向の違いがどうして生まれるかというと…と本の内容を紹介していく。人々のふるまいの違いについて謎解き感があり、相手に「あれはそういうことだったか」と話題を広げてもらえる。外国人や年長者にも大変ウケがいい。

 

情報歴史

大判絶版本で数万円ぐらいで取引されているか状態のいい新品を手に入れるのに苦労したという話をするとウケることがある。物理的に大きく分厚い本という意外性を面白がってもらえると楽しい。要するに年表の超豪華版みたいなものだというと反応が分かれるがモノとしてのネタが受けるのでそれはどちらでも構わない。個人的に便利な本だがおすすめ特にしない。高いしね。

 

夜明け』

富士の7合目に600日間籠って撮り続けられた空の写真集というフレーズに、表紙を見せることが出来ると大変食いつきがよかったが、インスタ隆盛以降は紹介を控えている。良い写真集はめくっているうちに音楽が聴こえてくる。これはそう、と伝えると気になると言ってはもらえる。その後相手が見てきた絶景について尋ね、音楽が聴こえたか質問することがある。

 

『HAPTIC』

手触り、触覚がそそるようなオブジェクトデザインする手法と考え方のレッスン。ブーバキキの紹介をまじえつつ名前のついてない感覚を共有して名づける発想なんかを、チーム運営に興味がある人たちに話すと結構盛り上がる。手触りのいいものを挙げてもらったり、デザイン系の有名ゼミが出している本の紹介につなげたりして話題を広げるのが基本。

 

へうげもの

三英傑の時代は茶葉の器一つでお城が買えたという逸話から伝えると、茶道千利休を見る目を変えてもらえる。そんな財を生み出すクリエイターであった利休弟子が師を超えていく物語と伝えてから個別エピソードを話していくと時代劇に興味がある人でもない人でも間がもつ

2021-09-28

anond:20210920010126

こういうのが出るたびに書いてるんだけど

地域文化協会に属している協会にあるやつ

書道華道茶道盆栽将棋囲碁三曲短歌俳句写真など

こういうのにはいると交流せざるを得ない。

ただしはいってるの全部老人なんで老人との交流になるけど

2021-09-07

日本文化禅譲

日本文化の盗用はすでに通り越して(というか盗まれたと怒るやつはいなかった)、日本文化の保存を外国にお願いして「よろしくお願いします……へへ……」ってニヤついてるのが日本の現状。

それに憤る人もいないし、何とかしようという運動別に起こってない。

優秀な文化担い手は金の稼げる海外に行けと思うし、日本手弁当必死にやっていても飢えて死ぬ

刀匠なんかそうだろう。お金がないから、しまむらのジャージを着て刀を打つ。一番のお客さんは海外のKATANAマニアだ。100万で売れることもある。

後継者もいない、需要もない、でも「刀匠は凄い!」の声だけがかい。いっそ海外に出たほうが稼げる。日本製造する意味はないのだからアメリカ工房開けば後継者が押し寄せてくるだろう。

アニメゲーム話題になるたびに刀は売れていくからだ。

実際のところ、日本文化というのはすでにアニメだ。茶道だろうが歌舞伎だろうが禅だろうが、アニメは全部を内包してしまえるので、外国から見れば「とりあえずアニメ見とけばオールオッケー」となる。

着物アニメで見た。日本の歴史?アニメで見た。平家物語も見れる。あーそうか、このシーンのこれは、こういう文化なんだねぇ、へぇ~、で、外国人は日本分化理解する。

ゼルダの伝説縄文文化海外に紹介されたのと同じように。

アニメゲーム文化パッケージだ。

逆に考えればわかりやすい。日本人はアメリカ文化映画理解している。例えばアメリカ高校風景ベルが鳴ったら一斉に生徒が教室から出てきて、ごった返す廊下ロッカーナードジョック威圧されている。

実際のアメリカ高校は糞つまらなくて一部のキラキラした奴らが別次元で輝いてるだけの掃き溜めだ、とか理解する必要はない。「そういうアレね」で充分だし、「実際は違うだろうけどね」と誰もがわかる。

で、日本アニメが乳尻太ももとかやってるうちに、海外で「日本っぽさを追求したアニメゲーム」がバリバリ出てきた。もはやそれを日本人が消費して「かわいい」とかやってるのが現状。アニメゲームコンテンツを楽しむために英語勉強するようになる。もう一部はそうなってるし、その方が英語勉強効率は良い。楽しいから

日本アニメの強みは性的アピールだけになった。革新的な見せ方も、映像美としての興奮も、優れた脚本も、魅力的なキャラクターも、もうすでに海外は作れる。海外が作れないのは性的コンテンツだけだ。法規的に。

それに危機感を抱かず、むしろ推奨して、積極的作風文化朝貢しているのが日本だ。

刀匠の話をまたするが、刀匠や鍛冶師は道具の力が9割だ。…失礼かと思うかもしれない。が、師匠から受け継いだ道具、設備、譲られた材料。それを活かし見極める1割の技術(もちろん習得は難しい)が職人職人たらしめている。

設備と道具と材料を抱えて飛んでいけば名門は生き延びるのである日本人はそれでブランド死ぬと考える。しかブランドは死なない。ちょっと知ってる刀匠の名前を頭の中で挙げてみてくれ。まず一人も挙がらんだろ?そういうことだ。誰も知らん。「アメリカに行って活躍しました!」って話を聞けばそこで初めて名前を覚える。ブランドなど、そもそもないのだ。

まぁよくある話だ。みんな問題だと言うけど、みんな朝貢してる。何ならクリエイター海外差し出してもいる。令和の阿倍仲麻呂空海がそこらじゅうにいる。しかも彼らは帰ってこない。

これからアニメゲーム的なクリエイターを目指す人は、「自分阿倍仲麻呂にならざるを得ない」とまず認識する必要がある。

空海ひろゆきみたいなやつだから、奴の事績は相当割り引いて考えておけ。

2021-08-26

しょうもないのに忘れられない言葉

たぶん自分以外は全く気にしていないだろうふとした言葉が、どうしても頭から離れず残っていることはないだろうか。心に残る名言とかそういったものではなく、もう少し生産性のないもので、忘れてもまったく困らないようなことなのに、なぜか忘れられずに頭にこびりついていること。

暇になったので、私の人生の各地点におけるそういった言葉をいくつかピックアップして振り返ってみる。


高校時代:「利休かよ」

私の出身高校はお寺に附属している私立高校で、地域のお寺の跡取り息子という生徒が各学年に何名かいるような、ちょっと変わった学校だった。そのため、選択科目の時間は「書道」「茶道」「修行」を入学時に選択することになる。

(この「修行」については実際のところ別の名称があるが、それを検索すると容易に学校名が特定できてしまうため伏せている)

そのシステムを全く知らずに入学した私はこの3択の中で最も普通そう…と思い「書道」を選んだのだが、入学して話を聞いてみると、圧倒的に人気なのが「茶道」ということが判明したのであった。というのも、茶道先生がとても優しく、また授業中に毎回振る舞われる季節のお茶菓子が非常に美味しいとのこと。そういうことは入試要項に書いておいてほしかったが、1年間は選択科目を変えられない。

初めての選択授業の日、同じように事前の情報入手に失敗したと思しき私たちクラス情報弱者達の顔ぶれは見事というほかなかった。何故か毎日きっかり30分遅刻して来る奴、入学2週間目にして校内でキティちゃんサンダルを履いている明らかな不良、冴えんメガネ(私)、金髪、などなど、明らかにクラスの上澄みが茶室に出ていった後の底に溜まっている淀みそのもので、狙ってもなかなか出来ないような吹き溜まり感のある人選が逆に面白かった。余談だが、書道先生名前はジュンコ先生といい、ものすごく筆順に厳しかったため、書き順子と呼んでいた。

とにかく異常につまらない書道だったが、それでも半年ほど一緒に同じ空間にいるとなんとなく仲間意識のようなものが出来始めていた。この環境に置かれなければ絶対交流を持つことはなかったであろうタイプの人と話す機会はそれなりに新鮮でもあった。金髪の子は毎回私の墨汁を借りていった。

ある日、いつものように選択授業の時間(3時間目だったと思う)になり、茶道クラスメイトたちが「今日お菓子何かな〜!」とか楽しそうにキャッキャしながら教室を出ていくと、同じくいつものように逆アベンジャーズけが教室に残された。すると、キティちゃんサンダルの不良女子教室本体よりもでかいキーホルダーがジャラッジャラについた携帯をいじりながら、私に話しかけてきた。

お茶メンうるせー。あいつら茶道楽しみすぎじゃね?利休かよ」

(注:「お茶メン」…茶道選択している人のこと。なお書道にそういうのは無い。)

ちょっとした衝撃を受けた。普段ほとんど寝ているか怖い先輩と中庭で話しているだけにしか見えなかった子が、こんな知的ツッコミを!と雷に打たれたような気分だった。私はその頃、初期のダウンタウンVHSヤフオクで買い漁るのが趣味というしゃらくせえ高校生だったので、このセンスはあまりに眩しく私を貫き、大爆笑した。その記憶と、ギラギラネイルの指先に収まるラインストーンがジャリジャリついた携帯電話の様子を鮮明に覚えている。

以来、いつも一緒にいる親友というわけではないがこの子との交流は付かず離れず続き、その後色々あった結果わりと有名なトップスタイリストになった彼女に、私は今でも髪を切ってもらっている。頻繁にこの「利休かよ」の話をするのだが、本人は全然覚えていないらしい。

 


大学時代:「じゃ あなた誰なんですか」

上京し、とある弁当店レジ打ちのバイトをしていた頃のこと。締めシフト(21時〜24時)の担当は2名、私とSさんだけで回すことがほとんどだった。Sさん自称大学生の25歳で、毎日ギターケースを背負って出勤していたがそれ以外の荷物を手に持っているのは見たことがなく、客が誰もいないとバックヤードで店内有線の安っぽいメロディに合わせてGLAYの「BELOVED」を熱唱している姿が印象的だった。有線じゃなくてギター弾けばいいのにと思っていた。

ある日、(本来ルール違反とされていたが)23時半くらいになると全然客が来ないため、私は閉店前にレジ締め作業を始めていた。すると、1人のおじさんがふらつきながら入店してきた。

おじさんは、警察官の格好をしていた。だが、何か違うような、微妙違和感があった。妙にテカテカしているのだ。おそらく、コスプレ衣装であることが分かった。そして、おじさんは猛烈に酔っ払っていた。顔は真っ赤を超えて紅蓮に近い色になっていたし、前述のようになぜ転ばないのか不思議なほどフラフラしていた。酒臭いというかは、「酒」の概念入店したのかと思うほど一瞬で店内が酒の匂いに包まれた。

おじさんは這々の体でレジカウンターにもたれかかると、蚊の鳴くような声で「た、逮捕しゅる…」とつぶやいた。いま思い返してみるとこの時点でかなり面白いが、当時はけっこう普通に恐怖を感じ、完全にヤバい事になったと思った私は、バックヤードからSさんを呼び出した。Sさん仕事こそ猛烈に不真面目だったが、やたら体格がよく強面なのでクレーム対応などでよく矢面に立たされており、こういった事態には非常に手慣れていた。状況を話すと、おじさんの対応に行く前にさっそく交番電話してくれていた。

その後もカウンターにもたれかかり「逮捕しゅる…」しかさない、警官風おじさん。ほどなくして本物の警官が2名お店に来る(ものまねグランプリで後ろから本人が登場する時のようだった)と、店内の様相を見て完全に笑いをこらえているのがはっきりと分かった。とりあえず交番に連れ帰って話を聞くとのこと。

警察です。わかりますか〜?大丈夫ですか〜?警察です〜」

警官風おじさんの右肩を持った警官が彼に聞くと、警官風おじさんは

「…あ!?

これまでのグデングデン状態から一転、いきなりビシッと立ちあがり警官2名を振りほどこうとした。

「おい!!離せ!!オレは警察じゃねえ!!」

警官を前に、誰が見てもわかることを絶叫しながら暴れる警官風おじさん。

すると、警官は極めて冷静に、

「じゃ あなた誰なんですか」

と返した。

その驚くほどの冷静さと、警官風おじさんと本物の警察官距離感の対比が面白すぎて、このバイトをやめて数年経つ今でも思い出して笑ってしまう。警官風おじさんはこの後わりと素直に連行されていった。Sさんはこの後、狂ったように笑いコケていたが、半年後に大麻で捕まりクビになった。

社会人:「あれ、歯 無ぇぞ!?

とある建設会社仕事をしていた(現在もしている)ときとあるリニューアル工事コンクリート躯体の大規模な斫り(コンクリートをいったん壊す作業)があり、おじいちゃんに近い職人さんが数人出入りしていた。夏場ということもあり、塩分補給用のラムネのようなタブレットを休憩時間に配布することが現場ルールとなっており、私も担当者として彼らにそれを配っていたのだが、ある日一人の職人さんがタブレットを受け取って口に入れると、

「あれ、 歯 無ぇぞ!?

と大声を出した。え?と思って近づくと、口の中にマジで歯がなかった。コンクリートを壊す作業振動工具を使って行うため、その振動で総入れ歯が取れ、歯がなくなったのではないか?ということらしい。周囲の全員が大爆笑していたが、本人には死活問題である。ひとしきり笑った後、解体ガラを探ってみたが歯は出てこず、歯無しのまま1日作業をしてもらうことになった。

粉塵の出る作業のため全員マスク着用で行っており、仮に歯が取れていたとすれば保護具の着用を怠っていたということにもなるため、それはそれで困る)

なお、結果的に歯は自宅で見つかったので事なきを得たのだが、振動工具を使っていて歯がポローンと出ていくイメージ想像するだけで未だに笑ってしまう。


とりとめもないことの割に随分文章量が多くなってしまった。人に伝えるには前提となる様々な条件の説明から始める必要があり、それなりに手間のかかることなんだなと思った。こういう、自分けが価値見出して大切にしている思い出の積み重ねで人間個別性を獲得していくんだなあと思った。

しょうもないのに忘れられない一言と、その思い出の話があったら教えてください。

2021-08-21

習い事色々

数年続けたもの

そろばん おかげで算数の苦手意識がなくなった

習字 めったに使うことはないけどたまに使う時に習っててよかった感。

空手 体力とメンタルが鍛えられた。

茶道 ほとんど使うことはないが作法を叩き込まれたのはよかった。あと人脈作りに非常に役に立った。

華道 色彩感覚 バランス感覚が磨かれた気がする。あと人脈作りに役に立った。

まり珍しい習い事はしてないなぁ。音楽系は全くしてない。楽器はなにかできるようになりたい。ピアノでもしようかな。

2021-08-17

anond:20210817160637

ガチで言うと、よく自治体文化協会所属してる趣味協会

茶道華道書道俳句短歌盆栽盆景など(囲碁将棋現代ではネットでやるのが普通なので結構目を使う。写真結構目を使う)

結局老人の趣味なので目はあまり使わない

短歌俳句ほとんど金も使わないのでおすすめだがどうやってはじめるのかわからない部分もある。お茶やお花、書道盆景などは先生につけるのでよい

2021-08-03

キャリアに一貫したストーリーがないと働き続けることはできない

転職できるのは39歳まで。社会人のレールから外れたら清掃員かビル警備かセミリタイアしかない。

空白期間があったら駄目だし、その無職求職中の期間にキャリア関係ないことをやったらさらに大きなマイナスになる。

プログラマープライベート時間茶道をやってはいけないみたいな。

生きるのが難し過ぎる。

2021-07-08

anond:20210708205344

例えば、仮に(出っ歯日本人の)明石家さんま日本人という設定のままでバットマン中の人を演じたとしても、

それはまず、差別批判されることはない。

まり差別を生むのは出っ歯巨乳という視覚表象単体でなく、それらがどう取り上げられるのかという、文脈に拠る所が大きい。

ユニオシが批判されたのも、出っ歯眼鏡という外形単体ではなく、

日本人である必然性のない「迷惑な隣人」を、「畳・障子・提灯・行燈盆栽風の鉢植え・着物足袋鉢巻茶道」という日本人記号を満載した上で、表現たからだろう。

その意味で宇崎ちゃんは、決して、女性ステレオタイプを背負わされたキャラクターではない。漫画を読めば分かるが、実に個性的大学生として描かれている。

件の献血ポスターにもきちんとセリフや表情があって、センパイ小馬鹿にして煽る小憎らしいキャラという、一つの個性理解するのに十分だろう。

こうしたセリフや表情から読み取れる個性無視して、巨乳にだけ注目し「ステレオタイプ」「性的アイキャッチ」と批判する行為は、

女性キャラの「個」の全体を見ようとせず、むしろ女性キャラを「モノ」としてしか見ていないことの表れではないだろうか?

つまるところ、とある表現について「客観的評価しようとする努力」とは、「一つの表現全体に向き合おうとする努力」のことに他ならない。

2021-06-20

資産家の娘として生まれて当時の女性としては高学歴20代前半で結婚して出産して

息子二人とも大学卒業して就職して家を出て結婚して孫の顔見てみたいなゴールした女性

だいたい犬猫などのペットにハマるかガーデニングにハマるか着物茶道華道等々カルチャーにハマるね

一通り充たされた人のゴールがこれなのかなあとか思ったりする

2021-06-16

最近見た常識チェックの番組について

芸能界常識チェック!~トリニクって何の肉!?~と言う番組を先日初めて見ました。

芸能人が、茶道の心得や神社の参拝の仕方などを芸能人を通じて正しく出来るかを判定すると言った内容で、

作法啓蒙にもなるし良い番組じゃないか。と久々に楽しくテレビをみました。

しかし見終わった後、これって本当に啓蒙意味があるのか?と思ったので投稿

「〇〇の時は〇〇する。」と言ったルールは分かっても「何故それを行う必要があるのか?」が全く説明されていないので意味が無いのではと思いました。

前述の茶道神社での作法理由があるからそうするようになったわけで、理由を知らずに「〇〇の時に〇〇しないと非常識!!」と嘲笑するのは、下手な優越感や排他的感情を植え付けるだけの様な気がしてきました。

非常識として笑っている奴らも「何故そうするのか?」を問われたときに誰一人回答出来ない気がします。

作法は、他人不快にさせない(或いは敵に回さない)事からまれ処世術であり、他人強要したり出来ない人を嘲笑うのは違うと思います

自分勝手に思っていただけでよくよく考えてみると製作者側に作法に対する啓蒙意識なんぞ最初から無いんだろうなぁと思いました。

2021-05-30

anond:20210530120833

年齢とか需要以前に、和菓子設計思想として、少量のものを味わうだけで楽しめるような仕掛けになっている気がする。

茶道お茶飲み放題サービスとか無いじゃん?

一度に飲めるお茶の量にふさわしい量の和菓子があれば十分みたいな、文化的発想の違いがある。

2021-05-29

anond:20210529120740

老舗の寿司屋

ビニール手袋を使わず素手寿司を握るこだわり、みたいなのは衛生観念がなってなかったんだな、としか思えなくなった。

コロナがおさまってももう二度といかない。

あと茶道

狭い空間に客を集める、一杯の茶碗で回し飲みする、飲み口を素手で拭う等、衛生観念やばい作法ばかり。

表千家でも裏千家でもいいけどポストコロナ作法を考えたほうがいいんでないの。

○○の起源

「○○の起源」について、韓国人の主張が激しいというネットでよく見る話題があるけど、なぜ韓国(のネット?)ではそうなるのかがよくわからない。

日本ぽいもの、たとえば茶道中国から禅の僧侶が持ってきた、とか、うどんそもそも弘法大師中国から、とか、起源がよその国だと広く知られているが、それが茶道や各地のうどん価値を損ねると思わない。

逆に、カリフォルニアロール的なやつも、へー、面白いローカライズだねー、としかならないのでは?

なんか韓国ネット界隈?での起源へのこだわりの理屈がわからなくて、嫌韓感情にまで至らない。「???」って感じ。

2021-05-26

anond:20210526140458

◯◯道ってのは精神修養が主であって、実戦とは関係ないんじゃよ

茶道お茶掛け合って戦わないだろ?

2021-05-19

anond:20200616231036

自治体文化協会に加盟してるのが大人趣味王道

短歌俳句囲碁将棋写真盆栽日本舞踊茶道華道盆栽三曲(箏、三味線尺八)このへん

さらにこれの近隣で探すとチェス都々逸川柳盆石盆景香道トールペイント

こんなかで結構な金かかるのは日本舞踊くらいかな?和服うから短歌とか将棋とか盆栽なんて、コレクション系の趣味に比べたらタダみたいなもん

このへんだな、これの全部に興味ないんだったらもう大人趣味なんて言わないほうがいい

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