はてなキーワード: 手羽先とは
食べ物なのに、指についた途端、汚れに変貌し、それを舐めるなんて耐えられないということなら、
その指はとてもじゃないけど、もともと汚いってことですよね。
例えるなら、ウンコがついてる指に、ソースがついてしまって、そのソースを舐めるのは汚い!っていう感覚だと思うんです。
平均的な日本人家庭では、手を洗って、手をきれいにしてから食事するので、
ご飯粒でも焼き芋でもなんでもいいけど、清潔な手に付着した食べ物は、まだ食べ物のままなので舐め取るのも平気。
蛙化現象に当たるかわからないんだけど、最近マッチングアプリを始めて何人かの男性と食事をしたんだが、例えば手羽先を食べて手が汚れたり食事のソースが指についたりするとそのあと全員その指を舐めて綺麗?にしていて、その仕草が気持ち悪くてお断りするってことが多かった。
家ならともかく、初めて会う異性と外で食事をして指を舐めて綺麗にするってことは普段から無意識にそうやってるってことだし、おしぼりあるのに何で舐めるんだろう…自分って意外と食事マナー気になるんだ…と気づきを得ながら1人目を断ったけど、2人目、3人目と続くうちにもしかして普通ソースのついた指は舐めとるのは普通なのだろうか?そんなことでお断りしてる自分がおかしいのだろうか?と自信がなくなってきた。これも蛙化現象なのかな。でもやっぱり指で舐めとるって仕草は誰であろうと気持ち悪いと思ってしまう気がするから、自分の性質を変えるのは難しい…譲れない条件になってしまう…
デイリーポータルの安藤さんが名古屋のご出身なので時々名古屋メシの記事が上がる。今日も味仙のレポートがホッテントリに入ってた。
名古屋には5回くらい行っている。友達に会いにとかサッカーの試合を見にとかいずれも一泊程度の短期滞在。
有名どころのごはんを食べたり友達に連れられ食べたり、名古屋らしいメシは一通り食べたが全部美味しくなかった。
美味しくないはいいすぎか、と思って味を思い返しても、美味しいとはいいがたいな、とおもってやっぱり美味しくない、でも不味いわけではありません、そんな美味しくなさ。
あんかけスパゲティーは何度か訪れる内で3ヵ所で食べた。いずれも旨いものではなかった。
ひつまぶしは6時間くらい待った。不味くはないけど待ち時間と価格でペイできるものではなかった。
味仙も行った。結構しょっぱかった。麺がちょっと、あれ、というかんじだった。
あと関係ないが昔勤めていた会社の名古屋支社の人間がことごとく感じが悪かった。出世頭ばかりだったが全員が感じ悪かった。だから会社を辞めた。
なんか名古屋メシは受け付けない。
デイリーポータルの安藤さんが名古屋のご出身なので時々名古屋メシの記事が上がる。今日も味仙のレポートがホッテントリに入ってた。
名古屋には5回くらい行っている。友達に会いにとかサッカーの試合を見にとかいずれも一泊程度の短期滞在。
有名どころのごはんを食べたり友達に連れられ食べたり、名古屋らしいメシは一通り食べたが全部美味しくなかった。
美味しくないはいいすぎか、と思って味を思い返しても、美味しいとはいいがたいな、とおもってやっぱり美味しくない、でも不味いわけではありません、そんな美味しくなさ。
あんかけスパゲティーは何度か訪れる内で3ヵ所で食べた。いずれも旨いものではなかった。
ひつまぶしは6時間くらい待った。不味くはないけど待ち時間と価格でペイできるものではなかった。
味仙も行った。結構しょっぱかった。麺がちょっと、あれ、というかんじだった。
あと関係ないが昔勤めていた会社の名古屋支社の人間がことごとく感じが悪かった。出世頭ばかりだったが全員が感じ悪かった。だから会社を辞めた。
なんか名古屋メシは受け付けない。
■ 味噌かつ
味噌いらないけどやばとんのとんかつの質はよいよ、年よりがくどくないって褒めるからよっぽどだ
■ ナカモの味噌(家庭)
全く使わないよ
■ 寿がきや
全く食べないよ 外でラーメン食べるくらいなら家でカップ焼きそば食べるよ
■ 台湾ラーメン
ラーメン自体を外食対象だとおもってないよ どっかのマンションの一階にある、常に行列できてるラーメン屋のこともとおりすがりに奇妙なものを見たなって顔でとおりすぎるよ
■ 手羽先
大須サノヤでまとめ買いしてめっちゃ食べるよ、ほかの店も焼き鳥とかとならんで冷えてるのがあれば買ってチンしてごはんとたべるよ たべたあとはだしもとるよ
■ ういろう
手土産にすると関東のとしよりに受けがよいよ。ゆずとか夏みかんとか変わった味のやつがイオンの一階でうってるからつめあわせ買うよ。 青柳でももう一軒のでも、どっちでもたのしそうなやつをかうよ。かえるまんじゅうもかわいいよ。
■ ひつまぶし
うなぎ自体安くないし養殖が確立するまで買えないな。大須の地下にあったうなぎやさんだけは安かったのに店舗がなくなっちゃって寂しい。
■ 天むす
ただただ割高。名古屋は回転ずしのエビ天メニュー率が高い。それが俺の天むすといえば天むす。でもイカ天握りのほうをついつい頼んじゃう。でかいから。
■ エビフライ
長ーいエビフライ(30センチごえ)の店がDPZでとりあげられてたけどそれも名駅だし。エビフライって「名駅の」名物だとおもう。星丘テラスにもなんかあったんだっけ。オシャポイント全然いかねえな、混むし
■ きしめん
ホームのかつおぶしのやつはうまいね。でも移動途中というより帰ってきてつかれてて食べるから。
あそこせまいから手荷物多い帰り道だと落ち着かない。家にたいてい賞味期限間近の食材がまってるし。
わざわざきしめんだけ食べにいったりもしないな。
蕎麦は長野安曇野の〇ん〇ん館で手うちしてそこでたべたら死ぬほどうまかった。
伊勢うどんのふわふわぐあいも好き。見た目ほどしょっぱくないし。
■ カレーうどん
えー…そんなもんどこの地方にでもあるでしょ… あ、すがきやが袋で売ってるのか
あえていえばうちの家族全員日清のカレーヌードル派だな ごはん足せるし
なぽりたんのほうが辛くなくておいしい。なんで太麺に辛いあんかけにしたのさ。でもほかのよりは強引さはないな。伏見のととっぽのとたべたな。
■ 小倉トースト
一度だけモーニングでパン用調味料が選べたのであんこたのんでみた。
そこそこおいしかったけど、コメダではたいていシロノワールかバケットサラダ食べちゃうな。
恥ずかしいほどじゃないだろ。コスプレ文化も理解があって小池さんよりだいぶがんばってるとおもうけど、目の下のクマがとれないのがいつみてもかわいそう。
たとえばアニメ系コンセプトカフェは東京大阪名古屋などに店をだしてるが、名古屋にいってから東京のにいくと食えたもんじゃない。
しかもなぜかグッズだけではなく添付メニューの完食を要求される。ならもっとおいしくしろし
が名古屋人「うまい」だの「うみゃー」だのとというだけではインパクトがないのでいまいちまずそうなものもおいしくできる腕前とわからせるために異様な看板料理をつくってきてもらうことにしてるんだろうとおもう。
オハヨーの焼きプリンは名古屋ではじめてたべたかな。森永焼プリンと交互に食べてる
あと名古屋~静岡は海鮮安くておいしいんじゃないかな。一色うなぎとか、しらすとかあさりとか。
あさりは産地が近い表記で抜群にやすいけどあれも撒いてるのかね。
あとは岐阜のくりきんとんとか柿とか。
かんきつも安い(関東まではリンゴ圏、静岡以南がみかん圏だとおもう)
関東はなれて10年以上たったけどあ~あれが食べたいな~ってのはあんまない。
葛切りのかわりにわらびもちどこにでもあるし。
結局、人によるという結論になると思うが私は名古屋名物をあまり食べない。
■ 味噌かつ
■ ナカモの味噌(家庭)
おでんに使う
年に1回食べるか食べないか。
■ 寿がきや
年に数回(片手)食べる程度。
食べるとやっぱりソウルフードだと感じる。
■ 台湾ラーメン
年に数回(片手)食べる程度。
有名な味仙はあまりいかないし、味仙の台湾ラーメンはニンニクが多いので食べるのに予定調整が必要。
■ 手羽先
ほぼ食べない。
数年に1度見かける。
■ ういろう
ほぼ食べない。
個人的には好きで、職場の近くに美味しい店があった時はよく買っていた。
あまり好きと言っている人は聞かない。
■ ひつまぶし
ほぼ食べない。
■ 天むす
■ エビフライ
名物か?
■ きしめん
ほぼ食べない。
一時期ハマっていたが蕎麦のが好き。
■ カレーうどん
年に数回(片手)食べる程度。
■ 小倉トースト
食べない。
恥ずかしい。
他の地域のみんなはどうなんだろうか。教えてくれよな!
それまでにルーシー活かして鍋のベーナー育てて行けたらと思うわ。
おとといから投入したスペアリブもいい仕上がりをしているので、
昨日はじっと火を入れて黙っていたんだけど
今日はもうほろほろになって食べ頃になるわよ。
それでさ、
ふと思ったんだけど、
日本なら牛の牛筋って
煮たりまあなんなりと食べ方あるじゃない。
あれ、
牛の本場のアメリカとかオーストラリアとかではどういう処理で食べてるのかしら?
そのまま焼いて食べるには固すぎるさすがにワイルドすぎる牛筋だと思うのよね。
シチューにして煮込んじゃうのかしら?
そのアメリカやオーストラリアの牛筋郷土料理が気になっちゃったわ。
さすがに焼き鳥屋さんでも
串の牛筋ってないじゃない?
固すぎてやっぱり強力な火力をもってしてやっつけて柔らかくしないと食べられないじゃないあれ。
そんで
3秒ぐらいグーグルで調べてみてもアメリカンなりオージーなりの
結構アジアを中心に日本もそこら辺でしか真剣に牛筋を食べてないのかしら?
よく分からない食べないところはまとめてミンチにでもしちゃうのかしら?
そう言った急に牛筋にたいしての興味が津津に津津浦浦と沸いてきたわ。
でもその牛筋に限らず
そう思っても世界に目を向けるのは天気予報以外にも世界の牛筋に目を見張るワールドワイドさを持つべきかも知れないの。
そういったまあ牛筋に限らず
細かく部位をそれぞれの特性に合わせた調理方法で細かく料理するのはアジアとかなのかしらね?
どう足掻いても
だとしたらさ、
世界の大牛生産国って余した牛筋はどうにかやって処理なりしてるんでしょ?
そんで、
国によって牛の輸出の仕方も違うから
そう言った
まとめてミンチにしてハンバーグにしちゃう!ってそもそもとしてそう言う文化なのかしらね?
世界の牛筋について考えていたら
作るけど!
その勇気ゲージが100パーセントに貯まったら牛筋を買うのよ!
運良く割引シールが付いていたら
もうそれはもれなく飛び込み前転をして慌ててゲットする勢いよ!
攻めの選手としては本当に良いパフォーマンス出してくれるのよ。
じっくりという感じだわ。
そうよねよくよく考えてみたら、
スペアリブならなんかバーベキューにしちゃってる感じじゃない?
でも細かいことを言ったら
考えると夜も寝付く瞬間まで寝れないわよね。
そう言う発想は無かったので、
そのニュース!
牛筋のニュースがぎゅーって詰まってるのよ!
牛だけに!!!
うふふ。
トマトとタマゴの組み合わせの妙のハーモニーのマリアージュが格別だわ!
トマト美味しいわね!
夏の天気が良いときに天日干しして作っておけば、
瓶の中に乾燥剤を入れて保存がまあ効くので
夏の晴れたときは作り時ね!
なかったら買ってもよくってよ。
すいすいすいようび~
今日も頑張りましょう!
一昨日、近所の焼き肉店で1人で酒席を囲うことがあった。道路や河川での土木仕事でさんざん疲れた後の一杯が最高なのだ。
この日は、川に橋をかけるための準備工として土嚢を積んでいた。小さい工務店の代表として、工事費の設計積算も、現場監督も、銃器捜査、肉体労働も兼任している。
体重が2kgは減った! という確信があるくらい今日は働いた。まずは冷えたビールを注文して、牛ロース100gに、上カルビ100gに、豚のハラミ100gに、鳥のもも肉100gに、石焼ビビンバに、韓国風冷麺に・・・単品のキャベツを素手で齧りながら食べ進めていった。
本題に移ろう。
その店にはキビキビと働く女の子がいる。多分高校生~ハタチくらいかと思われる。その日も、私が注文しそうなタイミングで傍に寄って来たり、注文をしようと厨房を見た段階で気が付いたり、トイレに行っている間に私のせいで汚くなった卓を整えたりと、ファインプレーを見ることができた。
それで、さあ帰ろうかと思ったところ、「お皿拭いたら上がっていいよ」という店主の声を聞いた。あの子が上がる時間になったようだ。22時だった。
その子は壁にあった扉を開くと、中の物置から上着を取り出して、賄いを食べに奥の座席に向かったわけだ。すると、私のふたつ隣に座っていた若い男性(30才過ぎかと思われる)が、「~~ください」と、その子を呼び止めた。その際、私は何とも思ってなかったが、その子が「もうアップ……」と小さく呟いたのを聞いた。
私は〆のアイスクリームを食べていた。考え事をしていた。すると、隣から「お前人生ナメとらんか!?」という声が響いた。例の若い男性だった。ちなみに初対面だ。
後で店主に確認したところ、女の子が「もう上がりなので」と説明したところ、奴さんはキレたらしい。うるせえな、と思いながらも彼の主張を聞くことになった。
・お客が求めているのだから、プロの自覚があるなら応えないといけない
といったものだ。
女の子は俯いていた。マスクをしていたが、瞳をまっすぐ地面に向けて、涙目になっていた。「すいません、すいません」と答えていた。
店主の方を見ると、天然パーマの頭だけがカウンター越しに覗いている。一応、こちらの方を向いてはいる。これは、店主がビヤ樽に座って休憩している時の姿だ。私の定位置から見るとそういう眺めになる。
残りの厨房スタッフは我関せずとばかり、肉肉肉、米米米!野菜ィィィッ!!!といった雰囲気で調理に打ち込んでいた。
若い男性の説教が続く中(上の3点目の途中だった)、私は声をかけることにした。メシがまずくなったからだ。「ちょっといいですか」と声をかけると、男性はこちらを向いて、「あんた、なん?」と方言混じりにこちらを向いた。
「その子は賢いんですよ。次は大丈夫です」と言ったところ、「大丈夫じゃないさかい、こうしてる」と息を巻いて私を威嚇してくる。
「おじさん、いちびんなや」
私は、彼の目をちょっと見つめた後で、
「調子乗っとんのはお前じゃボケ。おい、黙れ。〇すぞ!! おい、お前。黙れといったろ。聞こえとるんけ、おい!」
そんなことを叫ぼうとした直前、ハッとなって我に返った。
あれは5年前、私がまだ不惑になったばかりの頃だった。
この焼き肉店で同じようなこと(迷惑客が店員に絡んだ)があった時、そんなことを叫んで、そいつを蹴っ飛ばして、店から追い出して、さらに何発かブチ殴って、店を出入り禁止になったのだ。
その後、私は反省した。暴力に訴えてはならなかったと。店主に何度も謝って許しをもらい、再入店を許可してもらった思い出がある。
私は、彼に向かってできるだけ穏便になるように答えた。
「すいませんが、私は迷惑しています。聞いていると食事がおいしくないんです。そろそろ堪えてくれませんか。店主、あっちで座ってますけど、ほら。すごい表情で睨んでますよ」
と言った。
若い男性は店主の天然パーマの方を見ると、頭を振るようにして手元の手羽先に目をやった。そして焼酎を飲み始めた……解放のサインだった。
女の子は、私の方に会釈した。表情は見ていない。トコトコと奥の座席に向かい、もう1人のアルバイトの男の子と一緒に賄いを食べ始めた。
私の考えを述べていいだろうか。
やっぱり、ああいう勘違いをした御仁は、一度ガンと言ってやらないと効かないんじゃないか。痛い目をみないと反省しないからだ。あの日はどうにかなったが、あいつはまたやるんじゃないか。
だったら、あの時リスクを冒しても、私はあいつを全力で威嚇し、場合によっては店の内外で暴力によって制裁を下してやるべきではなかったのか。彼は若かった。それも愛だと思う。
そうすれば、もうあの女の子が絡まれることはなくなる。私も焼き肉店を出入り禁止になるリスクはあるが、私と店主は10年以上の付き合いだ。謝ったら許してくれるかもしれない。
少しだけ自慢をさせてもらうが、ケンカは強い方だと思う。社会人になってからも合計で30回以上、祇園や木屋町の路上や、飲食店やスナックの中で暴れたことがある。それこそ色んな輩と戦っているが、負けたことは二度しかない。
現行犯で警察に逮捕されたこともある。が、私は経営者だからクビになることはないし、従業員だって私がこういう人間だと知っている。みんなの前で、「また捕まったよ!」と冗談交じりに言ったなら、職場がまた笑いに包まれるのだろう。
別件だが、私が奴さんくらいの年の頃だった。2005年くらいか。先斗町寄りの祇園の端っこにある居酒屋で、深夜に大学生の男が酒に酔っていた。
私は彼の2つ隣のカウンターに座っていて、その間には黒っぽいスーツの男性が座っていた。片見知りだ。彼は私を知らないかもしれない。
「俺は立命館に現役合格してるし、そのうえ~~(よく聞き取れない)~~、△△(京都で一番有名な製作所)に内定をもらっている。いつか天下を取ってやる」「あのサークルの□□さんは俺のことが好きだ。付き合いたい」「人生はこれからも楽に勝てる」、みたいなことを言っていた。
彼が黒いスーツの男性に絡んだのを覚えている。それを確かめて、酎ハイをぐいっと飲んで、卓に置きかけたところで、カウンターの椅子がガッタン!と倒れる音が聞こえた。
怒号があった。あまりに驚いた私は聞き取ることができなかった。すぐ隣を見ると、さっきの大学生が黒いスーツの男性におそらく蹴っ飛ばされて、仰向けで倒れていた。
黒いスーツの男性はまた何か叫ぶと、大学生の脇腹の辺りを鋭く蹴った。うつ伏せ気味になった大学生を、何度も何度も革靴で踏んづけて、首根っこを掴んで引き上げたと思うと、右の拳を彼の顔に何度もぶつけていた(凄まじい台詞だった。そのまま書いたら当日記は削除されるだろう)。
私は周囲を見た。店長と思しき人間を始め、誰一人として暴行を止める様子はない。ほかの客もそうだ。それもそのはずで、スーツの男は本物の暴力団だった。相応の経験を積んでいる。
私もこの業界人を長いこと見てきた。堅気かそうでないかは、怒号の質と、暴力への慣れと、それらへの躊躇のなさで判断できる。
2022年現在、暴力団員が深夜に居酒屋を利用することは減ったし、居たとしても隅の方で大人しくしている。だが、この時代は違う。まだ彼らに勢いがあった。あの当時は、暴力団組員が数人連れで大手を振って繁華街をうろついていた(だんだん思い出してきた。この頃、木屋町の大通りで公衆の面前でのリンチ殺人事件が起きて、急に警察官が増えたのだ。それで反社や半グレが繁華街から消えた)。
この時、居酒屋の店主が警察に通報していたら復讐を受けたのは間違いない。もし、彼らが「〇す」と言ったら本当にやりかねない。いや、やるのだ。本気度が堅気の人間とは違う。
そういうオーラが立ち振る舞いから漂ってくるものだから、店側が「あのお客はもしや」と気が付いたとしても、また情報提供を受けて真実を得たとしても、何も対応することはない。これが、繁華街から反社の影が消えない理由のひとつである。
話が逸れた。大学生を見ると鼻血を流していた。何度も殴られて、男の衣服を掴んでいた片手がぶらんとなったところで、私は止めに入った。男の肩を後ろから触って、「○○の集まりでいた人だよね。店の奥の客が通報しとったで。はよ逃げ」と、彼の面子を潰さないように嘘をついた。その男は、店長と思しき人間を一睨みすると、お金を払うことなく店外に出て行った。
大学生の方を見ると、大泣きで仲間の肩につかまっていた。店員から「料金はいいですから」と説明を受けていた。
災難だったが、彼はいい勉強になっただろう。社会人になってからあまりに調子に乗ったことをしていると、ある意味で今回よりもひどい目に遭う恐れがある。その前に学べたのだから、彼はむしろツイていた。
例の反社の人は、あれから相当に勢いのある人間に育ったが、現在はわけあって娑婆にいない。あまりに男気が強すぎたのだ……。
さて、私もいい年だ。社会常識はわかっている。何事も、説得によるやり方が一番の至上なんだろう。
が、土木の仕事をしていると常々感じる。正しいやり方は、その時々の環境や条件によって変わるのだ。晴天時と小雨の日とでは、現場練りで配合するセメントと水の割合も違ってくる。
初めに戻る。私は、あの時あの状況では、女子店員と若い人(といっても30は超えてるだろうが)の未来のために、ついでに焼肉店のためにはどうするのが最上だったのだろう。またあの店で同じようなことがあった時、私はどうすればいいのか。
増田の人の知恵を貸してほしい。できればなのだが、金髪のダイダラボッチのアイコンの人か、物憂げな青っぽい女性の人か、楽しい雰囲気の黒髪の女の子か、鼻が大きい男性の人か、おたまじゃくしの人のコメントがあったらうれしい。おたまじゃくしの人は最近見ない。元気にしているのだろうか。